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食品用包装

阅读:968发布:2024-01-11

专利汇可以提供食品用包装专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且,下面是食品用包装专利的具体信息内容。

固形食品を包み込んだとき該食品の前面と後面に対応する前身頃シート(1a)と後身頃シート(1b)を連設して成るフィルム状シート体(1)とラベルシート(2)により構成され、 前身頃シート(1a)の端縁から所定幅W1の切断予定線に沿って延びるカットテープ(4)を設け、該カットテープ(4)を牽引することにより牽引方向の上流から下流に向けて前身頃シート(1a)を前記所定幅W1に沿って切断するように構成し、 前記前身頃シート(1a)は、前記切断予定線に交差するカットライン(10)を該前身頃シート(1a)に加工形成し、該カットライン(10)の両端に前身頃シート(1a)を下流方向に切断させる一対の切断開始部(11,11)を備え、前記カットテープ(4)による切断予定線の所定幅W1に対し、一対の切断開始部(11,11)の間隔幅W2をW1 前記カットテープ(4)は、少なくとも、前身頃シート(1a)の端縁を始端部(4a)として前記カットライン(10)に臨む終端部(4c)に延びるように構成した食品用包装材において、 前記ラベルシート(2)は、前身頃シート(1a)の表面に前記カットライン(10)を被覆するように貼着されることにより前記舌片部(12)の引き上げ手段を構成し、少なくとも、前記カットテープ(4)の終端部(4c)に交差して添設された引き上げガイド手段を構成するガイド部(2a)と、前記舌片部(12)に粘着された引き上げ作動手段を構成する作動部(2b)を備えており、 カットテープ(4)を前記終端部(4c)に向けて牽引したとき、該終端部(4c)により前記ガイド部(2a)を破断することなく引き上げ、該ガイド部(2a)に追従する作動部(2b)により該作動部(2b)に粘着された前記舌片部(12)を引き上げることにより、該舌片部(12)の両側の切断開始部(11,11)から下流方向に向けて前身頃シート(1a)及び後身頃シート(1b)を前記間隔幅W2に沿って切断するように構成されて成ることを特徴とする食品用包装材。前記カットライン(10)は、前身頃シート(1a)を貫通する切溝と、前身頃シート(1a)を貫通しない溝状の罫線と、前身頃シート(1a)に穿孔されたミシン目から選ばれて成ることを特徴とする請求項1に記載の食品用包装材。前記カットテープ(4)は、前記カットライン(10)に臨む終端部(4c)を超えて下流方向に延びており、 前記カットライン(10)は、前記終端部(4c)を横断するように設けられ、 前記ラベルシート(2)は、前記ガイド部(2a)を前身頃シート(1a)に剥離容易に粘着する弱粘着部(13)を設けて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の食品用包装材。前記カットテープ(4)は、前記カットライン(10)に臨む終端部(4c)を超えて下流方向に延びており、 前記カットライン(10)は、前記終端部(4c)の両側に設けられ、 前記ラベルシート(2)は、前記ガイド部(2a)を前身頃シート(1a)に粘着しないように糊殺し部(15)を設けて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の食品用包装材。前記カットテープ(4)は、前記カットライン(10)に臨む終端部(4c)を末端部(4b)としており、 前記ラベルシート(2)は、前記ガイド部(2a)を前身頃シート(1a)に粘着して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の食品用包装材。

说明书全文

本発明は、おにぎり等の食品を開封容易に包装する食品用包装材に関する。

例えば、コンビニ等で販売されるおにぎりは、切断予定線に沿ってカットテープを設けたフィルム状シートにより包装されている。消費者が包装を開封するときは、カットテープの始端部を引っ張り牽引すれば、シートが切断予定線に沿って切断され、おにぎりの取出しを可能とする。

おにぎりを包装すると共に海苔を供給する包装材の場合、切断予定線に沿ってカットテープを設けた表シートと、前記切断予定線の左右に分割された一対の裏シートとの間に、海苔を挟んで、前記表シート体と裏シート体を溶着することにより、海苔を封入した包装材が提供される(特許文献1参照)。

この包装材は、前記切断予定線の上流側に前身頃シート、下流側に後身頃シートを形成しており、三角おにぎりを包み込んだ状態で、カットテープがおにぎりの正面三角形の頂角部位から底辺中央部位に向けて配置される。

従って、消費者が包装を開封するときは、前記頂角部位に臨むカットテープの始端部を摘んで下向きに引っ張り牽引すれば、表シートが切断され左右に分割されるので、左右に分割されたシート部分を摘んで相互に離反方向に引っ張り引き離すことにより、海苔を三角おにぎりの表面に残置させた状態で包装材を取り去ることができる。

特開平8−242790号公報

特開2004−81175号公報

ところが、近年、コンビニ等で販売される三角おにぎりは、食感の向上やカロリー低減等から、米飯が固く握られず、やわらかく握られる傾向にある。このため、カットテープにより左右に分断された分割シート部分を離反方向に引き離す際に、三角おにぎりが容易に崩壊してしまう問題がある。

そこで、上記問題を解決するため、カットテープによる切断予定線を上流から下流に向けて次第に広幅となるように構成した包装材が提案されている(特許文献2参照)。

しかしながら、包装材の生産ライン上で、移送中のフィルムに対し、2本のカットテープの供給姿勢を制御する必要があり、生産設備のコスト高を招来し、しかも、品質管理上、歩留りの点にも問題がある。

本発明は、カットテープによりシートを切断する際、切断中途位置から、カットテープの切断予定線の幅とは無関係に、シートを広幅に切断可能とした三角おにぎり等の食品用包装材を提供することを課題とする。

そこで、本発明が手段として構成したところは、固形食品を包み込んだとき該食品の前面と後面に対応する前身頃シートと後身頃シートを連設して成るフィルム状シート体とラベルシートにより構成され、前身頃シートの端縁から所定幅W1の切断予定線に沿って延びるカットテープを設け、該カットテープを牽引することにより牽引方向の上流から下流に向けて前身頃シートを前記所定幅W1に沿って切断するように構成し、前記前身頃シートは、前記切断予定線に交差するカットラインを該前身頃シートに加工形成し、該カットラインの両端に前身頃シートを下流方向に切断させる一対の切断開始部を備え、前記カットテープによる切断予定線の所定幅W1に対し、一対の切断開始部の間隔幅W2をW1

ように構成した食品用包装材において、前記ラベルシートは、前身頃シートの表面に前記カットラインを被覆するように貼着される

ことにより前記舌片部の引き上げ手段を構成し、少なくとも、前記カットテープの終端部に交差して添設

された引き上げガイド手段を構成するガイド部と、前記舌片部に粘着

された引き上げ作動手段を構成する作動部を備えており、カットテープを

前記終端部に向けて牽引したとき、該終端部により前記ガイド部を破断することなく引き上げ、該ガイド部に追従する作動部により

該作動部に粘着された前記舌片部を引き上げることにより、該舌片部の両側の切断開始部から下流方向に向けて前身頃シート及び後身頃シートを前記間隔幅W2に沿って切断するように構成されて成る点にある。

前記カットラインは、前身頃シートを貫通する切溝と、前身頃シートを貫通しない溝状の罫線と、前身頃シートに穿孔されたミシン目から選択することができる。

本発明の1実施形態において、前記カットテープは、前記カットラインに臨む終端部を超えて下流方向に延びており、前記カットラインは、前記終端部を横断するように設けられ、前記ラベルシートは、前記ガイド部を前身頃シートに剥離容易に粘着する弱粘着部を設けている。

本発明の別の実施形態において、前記カットテープは、前記カットラインに臨む終端部を超えて下流方向に延びており、前記カットラインは、前記終端部の両側に設けられ、前記ラベルシートは、前記ガイド部を前身頃シートに粘着しないように糊殺し部を設けている。

本発明の更に別の実施形態において、前記カットテープは、前記カットラインに臨む終端部を末端としており、前記ラベルシートは、前記ガイド部を前身頃シートに粘着している。

本発明によれば、カットテープ4による狭幅切断に引き続いて、該カットテープ4によりラベルシート2のガイド部2aを引き上げ、該ガイド部2aをガイドとして作動部2bを追従させながら舌片部12を引き上げることにより、カットライン10の切断開始部11、11からシート体を好適に広幅切断できるという効果がある。

本発明の第1実施形態に係る包装材の生産方法を示す説明図である。

本発明の第1実施形態に係る包装材を示す斜視図である。

本発明の第1実施形態に係る包装材に関して、三角おにぎりの包装方法の1例を示す斜視図である。

三角おにぎりを包装した状態を示す斜視図である。

包装の開封方法を示し、(A)はカットテープによる狭幅切断中の状態を示す斜視図、(B)はラベルシートとカットラインによる広幅切断中の状態を示す斜視図である。

本発明の第1実施形態に関して、ラベルシートとカットラインによる広幅切断の作用原理を示し、(A)は切断前の状態を示す斜視図、(B)は狭幅切断から広幅切断に移行する状態を示す斜視図、(C)は広幅切断中の状態を示す斜視図である。

本発明の第1実施形態に関する実施例を示し、(A)は第1実施例の説明図、(B)は第2実施例の説明図、(C)は第3実施例の説明図である。

本発明の第2実施形態に関して、ラベルシートとカットラインによる広幅切断の技術的原理を示し、(A)は切断前の状態を示す斜視図、(B)は狭幅切断から広幅切断に移行する状態を示す斜視図、(C)は広幅切断中の状態を示す斜視図である。

本発明の第2実施形態に関する実施例の説明図である。

以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。

以下は、本発明の実施形態として、海苔を封入した三角おにぎり用の包装材について説明するが、本発明が図示の実施形態に限定されないことは勿論であり、カットテープによりシートを切断する際、切断中途位置から、カットテープの切断予定線の幅とは無関係に、シートを広幅に切断する用途のために使用される食品用包装材として広く実施可能であることを諒解されたい。

食品用包装は、固形食品(図示実施形態の場合は三角おにぎり)を包み込むフィルム状シート体1と、ラベルシート2により構成されている。

フィルム状シート体1は、図1に示すように、生産ラインにおいて、表シート3と、カットテープ4と、裏シート5(5a、5b)をロールから繰出しつつ移送し、溶着工程及び溶断工程を経ることにより製造される。

表シート3は、幅方向の中央に位置して長手方向に延びる切断予定線に沿って、該表シート3の裏面にカットテープ4を貼着される。裏シート5は、前記切断予定線に沿って相互に重なり部5wを有してオーバラップさせられる左右の裏シート5a、5bにより構成される。裏シート5a、5bを表シート3の裏側に重ねた状態で、両側縁部を溶着することにより、サイドシール部6a、6bを形成し、所定長さとなるように溶断すると共に溶断縁部を溶着することにより、端部シール部7a、7bを形成し、これにより袋状のフィルム状シート体1が形成される。

図2に示すように、フィルム状シート体1は、一方の端部シール部7aを含む前身頃シート1aと他方の端部シール部7bを含む後身頃シート1bを連設しており、後述するように三角おにぎりFを包み込んだとき、前身頃シート1aが三角おにぎりFの前面に対応し、後身頃シート1bが三角おにぎりFの後面に対応するように構成されている。

前記生産工程において、表シート3と裏シート5の間に海苔8が介装され、従って、完成したフィルム状シート体1には海苔8が封入されている。

前記生産工程において、前身頃シート1aの端部シール部7aに臨んで、カットテープ4の両側にそれぞれ一対のノッチ9、9が形成され、該ノッチ9、9の間隔幅により切断予定線の所定幅W1を規定する。これにより、図2に示すように、前身頃シート1aの端部シール部7aに形成したノッチ9、9の間にカットテープ4の始端部4aが形成される。従って、後述するように、指先で始端部4aを摘み、カットテープ4を牽引すると、牽引方向の上流から下流に向けて、ノッチ9、9を成長させることにより、所定幅W1で表シート3を切断することができる。尚、図示実施形態において、カットテープ4の末端部4bは、後身頃シート1bの端部シール部7bに臨ませられている。

図示実施形態の場合、表シート3に2本のカットテープ4が設けているが、カットテープ4の本数は任意であり、1本でも良く、3本以上でも良い。

<本発明の第1実施形態> 本発明において、フィルム状シート体1は、前記切断予定線に交差するカットライン10が表シート3に形成され、該カットライン10を被覆するラベルシート2が表シート3に貼着される。カットライン10は、前記生産工程において表シート3に形成され、前身頃シート1aに配置される。

図2に示すように、カットライン10は、両端に、表シート3を下流方向に切断可能とする切断開始部11、11を備えており、該カットライン10の下流側に舌片部12を区成している。

前記切断開始部11、11の間隔幅W2は、前記切断予定線の所定幅W1に対して、W1

上記のように構成されたフィルム状シート体1により三角おにぎりFを包装する場合、図3及び図4に示すように、裏シート5を内側として、後身頃シート1bにより三角おにぎりFの後面を被覆し、前身頃シート1aにより三角おにぎりFの前面を被覆することにより包み込み、適宜、粘着シート等を貼着することにより形態を保持される。このような包み込み作業は、従来と同様、機械化が可能である。

図4に示すように、三角おにぎりFを包み込んだ状態で、カットテープ4は、始端部4aをおにぎりFの前面三角形の頂角部位に位置し、該始端部4aから底辺中央部位を通過し、後身頃シート1bの末端部4bまで延長している。そして、ラベルシート2は、前記カットライン10を被覆するようにして前身頃シート1aに貼着されている。尚、ラベルシート2は、三角おにぎりFを包み込んだ後に貼着しても良く、あるいは、包み込み前のフィルム状シート体1に予め貼着しても良い。このような貼着作業は、機械化が可能である。

そこで、フィルム状シート体1により包装された三角おにぎりFを購入した消費者が包装を開封するときは、図5(A)に示すように、前記頂角部位に臨むカットテープ4の始端部4aを摘んで下向きに引っ張り牽引すれば、ノッチ9、9を成長させることにより、前身頃シート1aの表シート3が所定幅W1とされた切断予定線に沿って切断される。引き続き、牽引作業を続行すると、図5(B)に示すように、ラベルシート2がカットテープ4に引き上げられ、表シート3から剥離しつつ、該ラベルシート2に粘着された舌片部12を引き上げることにより、該舌片部12の両側の切断開始部11、11を成長させることにより、間隔幅W2とした広幅状態で表シート3を切断する。

従って、間隔幅W2の広幅切断を後身頃シート1bの末端部4bまで実行することにより、表シート3が左右に分割されるので、左右に分割されたシート部分を摘んで相互に離反方向に引っ張り引き離すと、海苔8を三角おにぎりFの表面に残置させた状態で、包装材を取り去ることができる。この際、表シート3は、カットライン10の両端から末端部4bに至り、広幅切断されているので、包装材の引き離しが容易であり、おにぎりFの崩壊を防止する。

本発明の広幅切断の作用原理を図6に示している。図6(A)は切断前の状態を示し、図6(B)は狭幅切断から広幅切断に移行する状態を示し、図6(C)は広幅切断中の状態を示している。

上述のように、フィルム状シート体1の表シート3は、カットテープ4の始端部4aからカットライン10に臨む終端部4cに至るまでの引き上げにより、所定幅W1の切断予定線に沿う狭幅切断を実行し、前記終端部4cからの引き上げにより間隔幅W2とされる広幅切断に移行する。

ラベルシート2は、カットテープ4の引き上げを受けて舌片部12を引き上げる手段を構成するように、カットテープ4の終端部4cに交差して添設されるガイド部2aと、前記舌片部12に粘着される作動部2bと、その余の余剰部2cを備えており、合成紙その他の樹脂シート等、その素材は問わないが、紙シートにより形成することが好ましい。

ラベルシート2を紙製とする場合、カットテープ4により引き上げられるガイド部2aが破断することなく容易に引き上げられるように構成することが肝要である。このため、適切な強度を有する紙シートにより形成するのが好ましく、更に、ガイド部2aの縁を図示のように円弧状に形成することが好ましい。

図6(B)に示すように、狭幅切断の後、カットテープ4の牽引を続行すると、終端部4cと共にガイド部2aが引き上げられ、該ガイド部2aに隣接する余剰部2cの剥離を容易にする。このように、ラベルシート2のガイド部2aは、表シート3に粘着された余剰部2cの剥離を先導するガイド手段として機能し、引き上げガイド手段を構成する

カットテープ4の牽引によるガイド部2aの引き上げを続行すると、余剰部2cと共に作動部2bが引き上げられる。作動部2bは舌片部12を粘着しているので、これにより舌片部12が引き上げられ、カットライン10の切断開始部11、11を下流に向けて成長させる。これにより、上記の広幅切断が実行され、図6(C)に示すように、表シート3は、下流に向けて、切断形成される広幅の帯状片3aを分離しながら広幅切断される。このように、ラベルシート2の作動部2bは、粘着した舌片部12を表シート3から引き上げるための引き上げ作動手段として機能する。

<実施例>上記の引き上げガイド手段を構成するガイド部2aと引き上げ作動手段を構成する作動部2bの好ましい実施例に関して、第1実施例ないし第3実施例を図7に示している。何れの実施例においても、カットライン10は、表シート3を貫通するスリット状の切溝としても良いが、ミシン目としても良く、あるいは表シート3を貫通しない筋溝状の罫線としても良い。

(第1実施例) 図7(A)に示す第1実施例において、カットライン10は、カットテープ4の終端部4cを横断する円弧状に形成され、下流に向かう円弧の両端に切断開始部11、11を形成している。

第1実施例の場合、カットライン10が終端部4cを横断しているので、カットテープ4を引き上げることにより狭幅切断を行う際、前記終端部4cがカットライン10に沿って分断され、ラベルシート2のガイド部2aから引き抜かれ分離するおそれがあり、上述のようなガイド部2aのガイド機能を損なう可能性がある。

このため、ガイド部2aは、終端部4cを含んで表シート3に粘着し、終端部4cの引き抜き分離を防止することが好ましいが、粘着が強過ぎると、ラベルシート2を紙製とした場合、引き上げたカットテープ4が食い込むことにより、ガイド部2aが破断するおそれがある。

そこで、図示のように、ガイド部2aに粘着力の弱い弱粘着部13を設け、該弱粘着部13を介してガイド部2aを終端部4cに交差して表シート3に粘着している。従って、弱粘着部13の粘着力は、ガイド部2aを表シート3から剥離容易とするが、上述のようにカットライン10により分断されたカットテープ4の終端部4cがガイド部2aから容易に分離しない程度の粘着力とされている。このような弱粘着部13は、粘着剤を薄く塗布し、あるいは、粘着性の低い粘着剤を塗布することにより形成できる。

尚、ラベルシート2のガイド部2aを除く部分は、少なくとも作動部2bを舌片部12に粘着すれば良いが、図示のように、作動部2b及び余剰部2cの全体に粘着部14を設けることが好ましい。粘着部14は、例えば、通常、食品用包装材の上に貼着されるラベルシール等に使用されているものと同様の粘着剤により形成される。

(第2実施例) 図7(B)に示す第2実施例において、カットライン10は、カットテープ4の終端部4cの両側に位置する円弧状に形成され、下流に向かう円弧の端部に切断開始部11、11を形成している。

第2実施例の場合、カットテープ4は、カットライン10による分断のおそれがなく、終端部4cを超えて下流方向に延びているので、ガイド部2aのガイド機能が損なわれることはない。

そこで、ガイド部2aのガイド機能を発揮させるため、図示のように、ガイド部2aに粘着剤を有しない糊殺し部15を設けている。尚、ラベルシート2のガイド部2a以外の部分は、少なくとも作動部2bを舌片部12に粘着すれば良いが、図示のように、作動部2b及び余剰部2cの全体に粘着部14を設けることが好ましい。

従って、第2実施例によれば、カットテープ4の牽引により狭幅切断から広幅切断に移行する際、カットテープ4の終端部4cがガイド部2aを容易に引き上げ、追従する作動部2bの引き上げを好適に先導しガイドすることができる。

尚、糊殺し部15を設けたガイド部2aは、摘み片16としても機能するので、先に広幅切断を行い、その後に狭幅切断を行うことにより、包装を開封することもできる。例えば、消費者が指先で摘み片16を摘んで、ガイド部2a及び作動部2bを引き上げることにより、広幅切断を行い、その後に、始端部4aを摘んで、カットテープ4を引き上げることにより、狭幅切断を行う場合でも、包装の開封が可能である。

(第3実施例) 図7(C)に示す第3実施例において、カットライン10は、カットテープ4の終端部4cの両側に直交して配置された直線状に形成され、端部に切断開始部11、11を形成している。

この場合、切断開始部11、11は、表シート3の下流方向に向けられていないが、該切断開始部11、11を含む表シート3の表面がラベルシート2の粘着部14により粘着されているので、ラベルシート2をガイド部2aから下流方向に捲り上げると、該捲り上げ経路に沿って、切断開始部11、11から下流方向に表シート3を切断することが可能である。

尚、第3実施例の場合、ガイド部2aには、弱粘着部13を設けても良く又は糊殺し部15を設けても良い。

<本発明の第2実施形態> カットライン10とラベルシート2に基づいて、カットテープ4による狭幅切断から広幅切断への移行を可能とする本発明の作用原理によれば、図8及び図9に示す第2実施形態のように構成することが可能である。

図示のように、カットテープ4は、始端部4aからカットライン10に臨む終端部4cまで延び、それ以上は延長されていない。つまり、終端部4cが末端部4bとされている。

カットライン10は、図7(A)(B)(C)に示した3態様の何れかと同様に形成することができるが、ラベルシート2は、ガイド部2aに弱粘着部13aを設けている。尚、弱粘着部13aに代えて、ラベルシート2の裏面の全面に同じ粘着力の粘着部14を設けても良い。その他の構成は、上述した第1実施形態と同様である。

第2実施形態における広幅切断の作用原理を図8に示している。図8(A)は切断前の状態を示し、図8(B)は狭幅切断から広幅切断に移行する状態を示し、図8(C)は広幅切断中の状態を示している。

フィルム状シート体1の表シート3は、カットテープ4の始端部4aからカットライン10に臨む末端部4bに至るまでの引き上げにより、所定幅W1の切断予定線に沿う狭幅切断を実行する。

末端部4bにはラベルシート2のガイド部2aが粘着されているので、末端部4bの引き上げによりガイド部2aが捲り上げられ、該ガイド部2aに追従して捲り上げられる作動部2bにより舌片部12が引き上げられ、広幅切断を実行する。

第2実施形態によれば、カットテープ4の使用量が大幅に節減され、材料コストを低減することが可能になる。

1 フィルム状シート体 1a 前身頃シート 1b 後身頃シート 2 ラベルシート 2a ガイド部 2b 作動部 2c 余剰部 3 表シート 3a 帯状片 4 カットテープ 4a 始端部 4b 末端部 4c 終端部 5(5a、5b) 裏シート 5w 重なり部 6a、6b サイドシール部 7a、7b 端部シール部 8 海苔 9 ノッチ 10 カットライン 11 切断開始部 12 舌片部 13 弱粘着部 14 粘着部 15 糊殺し部 16 摘み片

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