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Production of dextran

阅读:960发布:2020-11-08

专利汇可以提供Production of dextran专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To directly obtain a dextran having a weight-average molecular weight higher than that of a starting raw material, useful as a plasma extender and a raw material for a food in high yield, by continuously adding a solution of sucrose to a dextran precursor in the presence of a dextran synthase.
CONSTITUTION: A dextran synthase such as dextransucrase prepared by culturing Leuconostoc mesenteroides NRRL-B-512 strain in a medium is added to a solution of sucrose and allowed to stand at pH5.2 at 30°C for 24 hours to synthesize a dextran precursor comprising a low-molecular dextran which is an oligosaccharide having 2-10 glycosyl residues. The dextran synthase is further added to the solution, the solution is reacted for five hours with a solution of sucrose which is continuously added. After the completion of the reaction, the reaction solution is heated to deactivate the enzyme, a low-molecular substance is removed by an ultrafilter having 10,000 fractionated molecular weight to give the objective dextran having a weight-average molecular weight higher than that of the dextran precursor as the starting raw material and 4,000-100,000 weight-average molecular weight.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO,下面是Production of dextran专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 デキストラン合成酵素の存在下、デキストラン前駆体にショ糖溶液を連続添加して出発原料のデキストラン前駆体より大きな重量平均分子量のデキストランを製造することを特徴とするデキストランの製造法
  • 【請求項2】 デキストラン前駆体がグルコシル残基の数が2〜10のオリゴ糖である請求の範囲第1項に記載するデキストランの製造法
  • 【請求項3】 デキストラン前駆体がグルコシル残基の数が11〜40の低分子デキストランである請求の範囲第1項に記載するデキストランの製造法
  • 【請求項4】 デキストラン合成酵素がロイコノストック・メセンテロイデスに属する菌株の生産するデキストランシュクラーゼである請求の範囲第1項に記載するデキストランの製造法
  • 【請求項5】 目的物質のデキストランの重量平均分子量が4,000〜100,000であるデキストランの製造法
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、デキストランの新規な製造方法に関し、詳しくはデキストラン前駆体およびデキストラン合成酵素を反応媒体中に共存させ、それにショ糖溶液を連続添加することにより、出発原料のデキストラン前駆体より大きな重量平均分子量を有するデキストランを直接高収率で製造するデキストランの新規な製造方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】デキストランのうち例えば重量平均分子量約4,000〜100,000のデキストランは、デキストラン硫酸、デキストラン鉄、血漿増量剤の原料として有用である。 さらにまた、各種食品用の原料としても応用することが可能であるが、このようなデキストランを製造する方法には、従来、ロイコノストック・メセンテロイデスなどの菌を用いて発酵により生産した高分子デキストラン(分子量100万以上)を酸、アルカリあるいはデキストラン分解酵素を用いて加分解する方法、さらに超音波などにより、物理的に分解する方法が採用されてきた。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】これら従来の方法はいずれも高度な分画技術を必要とする上に低分子デキストランが収率良く得られない、あるいは分子量分布が広くなるなどの欠点があり、改良が求められていた。 又、特公昭60−6631号公報には、デキストラン合成酵素と同分解酵素を同時に作用させて低分子デキストランを直接的に製造する方法が示されているが、この方法では性質の異なる二種類の酵素を同時に用いるため、反応溶液の温度やpH さらには酵素活性比などが変わると、
    生成する低分子デキストランの分子量が変化しやすく、
    反応条件の厳密な管理が必要となり、実用上、問題があった。

    【0004】本発明者らは、ショ糖から分子量分布の狭いデキストランを直接、高収率で製造する方法について種々検討した結果、デキストラン前駆体とデキストラン合成酵素を反応媒体中に共存させ、これにショ糖溶液を連続添加することにより、デキストラン前駆体にグルコースが転移して、デキストランの分子量分布が広がることなく、経時的に分子量が大きくなり、このため一定の分子量を有するデキストランを効率よく製造することができることを知り、さらに研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明はデキストラン合成酵素の存在下、デキストラン前駆体にショ糖溶液を連続添加することにより、出発原料のデキストラン前駆体より大きな重量平均分子量を有するデキストランの製造法である。

    【0006】本発明に用いるデキストラン前駆体はグルコースの転移により、より大きな分子量のデキストランになり得るものを意味し、そのような例としてグルコシル残基の数が2以上、好ましくは2〜40のオリゴ糖(グルコシル残基の数が2〜10)もしくは低分子デキストラン(グルコシル残基の数が11〜40)であり、
    そのような例として、例えば、グルコシル残基が2であるイソマルト−スのようなグルコシル残基が2〜10、
    好ましくは2〜5のオリゴ糖、デキストラン合成酵素であるデキストランシュクラーゼを30〜70w/v%程度のショ糖溶液に作用させ、低分子デキストラン(重量平均分子量約1,000〜7,000)を生成せしめたもの、またはそれを更に分画精製したもの、あるいは発酵などの方法で製造した高分子デキストランを酸やデキストラン分解酵素などで加水分解したもの、またはそれを更に分画精製したものなどを挙げることができる。

    【0007】本発明に用いるデキストラン合成酵素としては、公知の酵素を使用することができる。 。 そのようなデキストラン合成酵素の好ましい例として、ロイコノストック・メセンテロイデス(Leuconostoc
    mesenteroides)NRRL B−512
    株、B−512F株等のの生産する公知のデキストランシュクラーゼなどが挙げられる。

    【0008】ここで、ロイコノストック・メセンテロイデスNRRL B−512株、B−512F株等を使用するデキストラン合成酵素の生産例を示すと、次の通りである。 培地にはこの菌が同化しうる炭素源、窒素源を用いれば良いが、通常1〜5%程度のショ糖を必須成分とし、窒素源として、酵母エキス、ぺプトン、コーンスティープリカー、肉エキス、大豆粉、硫酸アンモニウム、硝酸ソーダ、尿素等が用いられる。 また、その他必要に応じてリン酸もしくはその塩、カリウム、マグネシウム、マンガン等の塩類を添加する。 培養温度は菌が生育する範囲であればよいが、一般に20〜30℃の範囲が適当である。 pHは5〜8の範囲とし、培養はごくわずかの通気によるか、または通気せずに行い、培養時間は10〜30時間程度が適当である。 次に発酵を終了したデキストラン合成酵素を含む培養液を遠心分離あるいは膜分離により除菌して使用する。 なお、必要に応じて限外ろ過法、溶媒沈殿法、硫安塩析法、ゲルろ過法等の常法に従って部分精製あるいは精製したものを使用しても良い。

    【0009】このようにして調製したデキストラン合成酵素を本発明の反応に使用する。

    【0010】本発明の反応は、まず、デキストラン前駆体とデキストラン合成酵素を水に溶解して反応媒体を調製する。 この反応媒体に含まれるデキストラン前駆体の濃度範囲としては、0.1〜50w/v%が適当であり、より好ましくは、1〜20w/v%である。 またデキストラン合成酵素の添加量は、反応媒体に連続添加するショ糖溶液のショ糖の量により決定され、1時間当たりに添加されるショ糖1g当たり10単位以上が適当であり、より好ましくは150〜300単位とするのが良い。 ここで、デキストラン合成酵素1単位とは、ショ糖濃度10%、pH5.2、反応温度30℃の条件で1分間に1μmolのフラクトースを遊離する酵素量を意味する。

    【0011】次に、デキストラン前駆体およびデキストラン合成酵素を含有する反応媒体に連続添加するショ糖溶液に含まれるショ糖の濃度は1〜30w/v%が適当であり、より好ましくは5〜20w/v%であり、連続添加の速度および時間は目的とするデキストランの分子量に応じて調整すればよい。

    【0012】また、酵素反応のpHは4〜8、より好ましくは5〜6であり、また温度は10〜40℃、より好ましくは20〜30℃である。

    【0013】反応が終了した後、目的とするデキストランを得る方法としては、エチルアルコールやアセトンなどの有機溶媒を用いて分別沈殿する方法やゲルろ過クロマトグラフィーなどの分画操作を経て分別する方法など通常の方法を用いることができるが、より簡便な方法として、目的とするデキストランの分子量に応じて限外ろ過膜を適宜選択して、例えば目的物のうち、比較的低分子量のデキストランを得る場合には反応液を分画分子量30万の限外ろ過膜で処理し、高分子デキストランを除去した後、分画分子量1万の限外ろ過膜で処理し、低分子部分を除去することにより目的のデキストランを得ることが可能である。

    【0014】

    【実施例】以下、実施例に従って本発明をさらに詳細に説明する。 なお、下記実施例における反応液中に生成するデキストランの分析は下記の分析条件で高速液体クロマトグラフィーにより行った。

    【0015】(分析方法) カラム: 東ソ−製TSKgel G4000P wxL
    (7.8mmID×30cm) 溶離液: 蒸留水 流速: 0.7ml/min 温度: 60℃ 検出器: 示差屈折計 重量平均分子量を測定するための標準物質としては分子量既知の市販のデキストランを使用する。

    【0016】製造例 ロイコノストック・メセンテロイデスNRRL B−5
    12株をショ糖2.5%、酵母エキス1%、ポリペプトン0.5%、K 2 HPO 4 2%、M n SO 4・5 2
    5ppmを含む培地(pH 7.3)62.5mlに接種し、25℃で24時間振とう培養した。 同培養液の全量を1250mlの前記培地を入れたジャーファーメンターに移植し、23℃で21時間攪拌(200rpm)
    培養した。 なお、培養中のpH を7.3に制御するために、水酸化ナトリウム6%、ショ糖40%、酵母エキス1%、ポリペプトン0.5%、K 2 HPO 4 2%、M
    n SO 4・H 2 O 5ppmを含む培地を加えた。 培養終了後、遠心分離(10,000×g、10分間)により除菌し、低温下で分画分子量10万の限外ろ過膜を用い、5倍量の酢酸緩衡液(pH 5.2)で脱塩、濃縮し、デキストラン合成酵素を得た。

    【0017】極限粘度の測定 低分子デキストランの極限粘度はウベローデ粘度計を用いて次式に従って求めた。

    【0018】実施例1 50w/v%ショ糖溶液2mlに製造例で得られたデキストラン合成酵素を3単位となるように添加し、pH
    5.2、30℃で24時間静置し、デキストラン前駆体となる低分子デキストランを合成した。 この溶液にデキストラン合成酵素をさらに150単位添加し、全量を1
    0mlとし、この液に10w/v%ショ糖溶液(pH
    5.2)を10ml/hの速度で連続添加した。 なお、
    反応液は絶えず攪拌し、添加されたショ糖が十分混合されるようにした。 5時間ショ糖溶液を連続添加した後、
    反応液を加熱し、酵素を失活させた後、分画分子量10
    万の限外ろ過膜で高分子を、分画分子量1万の限外ろ過膜で低分子を除くと、重量平均分子量24,000、極限粘度の0.16の低分子デキストランが1.55g
    (対ショ糖収率26%)得られた。

    【0019】実施例2 70w/v%ショ糖溶液1.43mlに製造例で得られたデキストラン合成酵素を3単位となるように添加し、
    pH5.2、30℃で24時間静置し、デキストラン前駆体となる低分子デキストランを合成した。 この溶液にデキストラン合成酵素をさらに150単位添加し、全量を10mlとした。 この液に20w/v%ショ糖溶液(pH5.2)を5ml/hの速度で連続添加した。 なお、実施例1と同様、反応液は絶えず攪拌した。 4時間ショ糖溶液を連続添加した後、反応液を加熱し、酵素を失活させた後、分画分子量10万の限外ろ過膜で高分子を、分画分子量5千の限外ろ過膜で低分子を除くと、重量平均分子量9,600、極限粘度の0.09の低分子デキストランが1.83g(対ショ糖収率37%)得られた。

    【0020】実施例3 50w/v%ショ糖溶液2mlに製造例で得られたデキストラン合成酵素を3単位となるように添加し、pH
    5.2、30℃で24時間静置し、デキストラン前駆体となる低分子デキストランを合成した。 この溶液にデキストラン合成酵素をさらに450単位添加し、全量を1
    0mlとした。 この液に10w/v%ショ糖溶液(pH
    5.2)を30ml/hの速度で連続添加した。 なお、
    実施例1と同様、反応液は絶えず攪拌した。 8時間ショ糖溶液を連続添加した後、反応液を加熱し、酵素を失活させた後、分画分子量30万の限外ろ過膜で高分子を、
    分画分子量1万の限外ろ過膜で低分子を除くと、重量平均分子量40,000、極限粘度の0.22の低分子デキストランが6.22g(対ショ糖収率25%)得られた。

    【0021】実施例4 50w/v%ショ糖溶液1mlに製造例で得られたデキストラン合成酵素を1.5単位となるように添加し、p
    H5.2、30℃で24時間静置し、デキストラン前駆体となる低分子デキストランを合成した。 この溶液にデキストラン合成酵素をさらに450単位添加し全量を1
    0mlとした。 この液に10w/v%ショ糖溶液(pH
    5.2)を30ml/hの速度で連続添加した。 なお、
    実施例1と同様、反応液は絶えず攪拌した。 8時間ショ糖溶液を連続添加した後、反応液を加熱し、酵素を失活させた後、分画分子量30万の限外ろ過膜で高分子を、
    分画分子量1万の限外ろ過膜で低分子を除くと、重量平均分子量67,000、極限粘度の0.28の低分子デキストランが4.78g(対ショ糖収率19%)得られた。

    【0022】実施例5 イソマルトオリゴ糖(イソマルト900:日研化学製)
    を固形分として0.15gと製造例で得られたデキストラン合成酵素450単位を添加し、全量を10mlとし、この溶液に10w/v%ショ糖溶液(pH5.2)
    を30ml/hの速度で連続添加し、30℃で反応を行った。 なお、実施例1と同様、反応液は絶えず攪拌した。 7時間ショ糖溶液を連続添加した後、反応液を加熱し、酵素を失活させた後、分画分子量10万の限外ろ過膜で高分子を、分画分子量1万の限外ろ過膜で低分子を除くと、重量平均分子量27,800の低分子デキストランが高収率で得られた。

    【0023】

    【発明の効果】本発明は、デキストラン合成酵素の存在下、デキストラン前駆体にショ糖溶液を連続添加反応させることにより、デキストラン前駆体にグルコースを転移させ、所望する分子量のデキストランを得ることができる

    【0024】本発明の方法は、比較的低分子のデキストラン、例えば重量平均分子量約4,000〜100,0
    00、好ましくは約9,000〜70,000のデキストランを製造する場合に最も好適な結果が得られる場合が多い。 すなわち得られるデキストランは、分子量分布の狭いデキストランを高収率で生成せしめるものであり、デキストランを精製する場合、例えば目的とするデキストランの分子量に応じて限外ろ過膜を選択し、反応液を処理するだけで精製が可能であるという利点がある。 また反応時間に応じてデキストランの分子量がコントロールできることから、従来の方法に比べ簡単かつ効率的に製造でき、その適応範囲も広くなる。

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