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Actuator control circuit of crane truck and its actuator control method

阅读:115发布:2024-02-21

专利汇可以提供Actuator control circuit of crane truck and its actuator control method专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an actuator control circuit of a crane truck capable of reducing a change of working speed of a hydraulic motor even in the case of operating a jib derricking cylinder at the time of operating the hydraulic motor in the case where the demand oil quantity exceeds the discharge oil quantity of a hydraulic pump.
SOLUTION: It is possible to actuate a hydraulic motor by flowing working oil of 2/3 of the total discharge quantity of a hydraulic pump 32 into a branch supply pipe 34 for the motor even in the case of operating a jib derricking cylinder at the time of operating the hydraulic motor when working oil in the quantity to be decided by a separately flowing ratio of a motor side throttle 44 and a cylinder side throttle 45 is respectively made to flow into the branch supply pipes 34, 36 for the motor and the cylinder between a working oil supply pipe 33 connected to the hydraulic pump 32 and the branch supply pipe 34 for the motor communicated to the hydraulic motor and the branch supply pipe 36 for the cylinder communicated to the jib derricking cylinder and when it is communicated through a separately flowing device 40 to flow total working oil into the branch supply pipe 34 for the motor at the time of operating the hydraulic motor.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Actuator control circuit of crane truck and its actuator control method专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 一つの油圧ポンプの吐出口に接続され、
    高使用頻度の第1アクチュエータに方向制御弁を介して連通する第1分岐供給管および低使用頻度の第2アクチュエータに方向制御弁を介して連通する第2分岐供給管に作動油を供給する作動油供給管を備えたクレーン車のアクチュエータ制御回路において、前記作動油供給管と第1,2分岐供給管とを、前記第1アクチュエータを作動させるときには、前記第2分岐供給管に流入すべき作動油を第1分岐供給管に合流させて全作動油を流入させ、第2アクチュエータを作動させるときには、第1アクチュエータの作動の如何を問わず、分流比設定手段で設定された分流比で分流された量の作動油を第2分岐供給管に流入させる分流装置を介して連通させたことを特徴とするクレーン車のアクチュエータ制御回路。
  • 【請求項2】 前記分流装置が、低使用頻度の第2アクチュエータを操作する操作装置から発信される操作信号で切換わるように構成されてなることを特徴とする請求項1に記載のクレーン車のアクチュエータ制御回路。
  • 【請求項3】 高使用頻度の第1アクチュエータを制御するときには、一つの油圧ポンプから吐出される全作動油を前記第1アクチュエータに方向制御弁を介して連通する第1分岐供給管に流入させ、低使用頻度の第2アクチュエータを制御するときには、第1アクチュエータの制御の如何を問わず、一つの油圧ポンプから吐出される全作動油を設定された分流比に分流した量の作動油を前記第2アクチュエータに方向制御弁を介して連通する第2分岐供給管に流入させることを特徴とするクレーン車のアクチュエータ制御方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、一つの油圧ポンプにより作動目的が相違する作業装置を作動させる二つのアクチュエータを任意に操作し得るようにしたクレーン車のアクチュエータ制御回路およびそのアクチュエータ制御方法の技術分野に属する。

    【0002】

    【従来の技術】一つの油圧ポンプにより、作動目的が相違する作業装置を作動させる二つのアクチュエータを任意に操作し得るようにしたものとしては、例えば特開昭60−11706号公報に開示されてなるものが公知である。 以下、この従来例の概要を、油圧回路図の図5を参照しながら説明する。

    【0003】作動油タンク52内の作動油を吐出する可変容量型の油圧ポンプ51の吐出ポートに接続された作動油供給管53は2本の分岐供給管54,55に分かれている。 一方の分岐供給管54は、2ポート2位置の補助方向制御弁56の接続ポートまで延び、この補助方向制御弁56の第2の接続ポートと、任意に制御可能な方向制御弁58の入口ポートとは逆止弁59が介装された油圧管57で接続されている。 そして、前記方向制御弁58によって油圧管57が選択的に油圧管60または6
    1と接続されるようになっており、これら油圧管60,
    61はシリンダ62の両圧室に個別に連通している。

    【0004】また、この方向制御弁58の油圧管57と接続されていない方のドレーンポートはドレーン管を介して作動油タンク52に連通している。 同様に、他方の分岐供給管55は、2ポート2位置の補助方向制御弁6
    6の接続ポートまで延びており、この補助方向制御弁6
    6の第2の接続ポートと、方向制御弁68の入口ポートとは、逆止弁69が介装された油圧管67で接続されている。 この方向制御弁68の二つの接続ポートに一端側が接続された油圧管70,71はシリンダ72の両圧力室に個別に連通している。

    【0005】前記方向制御弁58は第5の接続ポートを有しており、この接続ポートに接続されたパイロット管73は補助方向制御弁56の一方のパイロット室まで延びるパイロット管74につながっている。 前記補助方向制御弁56の他方のパイロット室は、他方側で油圧管5
    7に接続されたパイロット管75に接続されている。 また、前記方向制御弁58へのパイロット管73の接続と同様に、方向制御弁68にはパイロット管105が接続されており、このパイロット管105は、分岐パイロット管76を介して補助方向制御弁66の一方のパイロット室にパイロット圧を送り、この補助方向制御弁66の他方のパイロット室は油圧管67に接続されたパイロット管77を介してパイロット圧を送るようになっている。

    【0006】前記油圧ポンプ51の吐出量を調節する調節レバー78にはばね力に抗して摺動し得る調節シリンダ80のピストン79の先端が枢着されており、この調節シリンダ80の圧力室の接続ポートには油圧管81が接続されている。 この油圧管81の他端はポンプ調節用方向制御弁82に接続され、このポンプ調節用方向制御弁82の一つの入口ポートには、作動油供給管53に一端側が接続された油圧管83の他方側が接続され、またドレーンポートはドレーン管を介して作動油タンク52
    に連通している。 前記ポンプ調節用方向制御弁82はパイロット制御され、そのばね側の圧力室にはパイロット管84が接続されると共に、反対側の圧力室には一端側が油圧管83に接続されたパイロット管85の他端側が接続されている。

    【0007】さらに、方向制御弁58を制御するパイロット管73には、シャトル弁87の第1の入口に接続されたパイロット管86が接続されており、第2の入口には前記パイロット管105が接続されると共に、出口にはパイロット管58が接続されていて、このパイロット管58内にはパイロット管73とパイロット管105とのうち高圧側のパイロット圧が流入するように構成されている。

    【0008】前記シャトル弁87の出口に接続されたパイロット管88に接続されたパイロット分岐管89は補助方向制御弁56を閉弁させる側のパイロット室に連通している。 この補助方向制御弁56を開弁させる側のパイロット室には、一端側が分岐供給管54に接続されたパイロット分岐管90が連通している。 前記パイロット管88には、さらに補助方向制御弁66を閉弁させる側のパイロット室にパイロット分岐管91が連通し、開弁させる側のパイロット室には、一端側が分岐供給管65
    に接続されたパイロット分岐管92が連通している。

    【0009】従って、方向制御弁58を任意に制御することによって油圧管57,60との間または油圧管5
    7,61との間に、任意に選択可能な絞り作用を伴う接続状態が形成される。 この油圧管57,61の、油圧管57と接続されていない方の油圧管がドレーン管を介して作動油タンク52と連通しているので、作動油は選定された絞り作用により規定された流量を以て流れる。 勿論、方向制御弁68も同用であり、またこれら方向制御弁58,68を同時に制御することができる。 このように、作動油が絞られて流れるので、個々の作業装置によって必要とされる作動油の流量の合計が油圧ポンプの最大吐出量よりも大きな場合に、個々の作業装置への分配が良好に行われる。

    【0010】

    【発明が解決しようとする課題】上記従来例に係る技術によると、エンジン定速時に、複数の操作レバー操作により、要求油量が油圧ポンプの吐出油量を越える場合、
    複数のアクチュエータの作動速度を比例して下げるものである。 従って、この従来例に係る技術をクレーン車のジブの作動およびウインチを駆動させる油圧回路に適用したとすると、油圧モータの駆動によりウインチで巻上げしているときに油圧シリンダの作動速度を大きくすれば、油圧モータの回転速度が大きく下がるので巻上げ速度が大きく低下してしまうだけでなく、極端な場合には油量の低下により油圧モータが回転しなくなり、停止に到る恐れが生じる。 このように、一方のアクチュエータの操作時に、他方のアクチュエータの作動速度が大きく変化することはアクチュエータ操作にとって好ましくない。

    【0011】従って、本発明の目的は、要求油量が油圧ポンプの吐出油量を越える場合における一方のアクチュエータの操作時に他方のアクチュエータを操作しても、
    一方のアクチュエータの作動速度の変化を小さくすることを可能ならしめるクレーン車のアクチュエータ制御回路およびクレーン車のアクチュエータ制御方法を提供することである。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るクレーン車のアクチュエータ制御回路が採用した手段は、一つの油圧ポンプの吐出口に接続され、高使用頻度の第1アクチュエータに方向制御弁を介して連通する第1分岐供給管および低使用頻度の第2アクチュエータに方向制御弁を介して連通する第2分岐供給管に作動油を供給する作動油供給管を備えたクレーン車のアクチュエータ制御回路において、前記作動油供給管と第1,2分岐供給管とを、前記第1アクチュエータを作動させるときには、前記第2分岐供給管に流入すべき作動油を第1分岐供給管に合流させて全作動油を流入させ、第2アクチュエータを作動させるときには、第1アクチュエータの作動の如何を問わず、分流比設定手段で設定された分流比で分流された量の作動油を第2分岐供給管に流入させる分流装置を介して連通させたことを特徴とする。

    【0013】前記請求項1に係るクレーン車のアクチュエータ制御回路によれば、油圧ポンプから吐出される全作動油を第1分岐供給管に流入させて高使用頻度の第1
    アクチュエータを作動させることができ、分流比設定手段により定まる分流比で分流された量の作動油を第2分岐供給管に流入させて低使用頻度の第2アクチュエータを作動させることができ、また第1,2分岐供給管に前記分流比設定手段により定まる分流比で分流された量ずつの作動油を流入させて、これら第1,2アクチュエータを確実に作動させることができる。

    【0014】本発明の請求項2に係るクレーン車のアクチュエータ制御回路が採用した手段は、請求項1に記載のクレーン車のアクチュエータ制御回路において、前記分流装置が、低使用頻度の第2アクチュエータを操作する操作装置から発信される操作信号で切換わるように構成されてなることを特徴とする。

    【0015】前記請求項2に係るクレーン車のアクチュエータ制御回路によれば、上記請求項1または2に係るアクチュエータ制御回路によるアクチュエータの制御が自動的に行われるので、誤操作の恐れがなくなる。

    【0016】本発明の請求項3に係るクレーン車のアクチュエータ制御方法の要旨は、高使用頻度の第1アクチュエータを制御するときには、一つの油圧ポンプから吐出される全作動油を前記第1アクチュエータに方向制御弁を介して連通する第1分岐供給管に流入させ、低使用頻度の第2アクチュエータを制御するときには、第1アクチュエータの制御の如何を問わず、一つの油圧ポンプから吐出される全作動油を設定された分流比に分流した量の作動油を前記第2アクチュエータに方向制御弁を介して連通する第2分岐供給管に流入させることを特徴とする。

    【0017】前記請求項3に係るクレーン車のアクチュエータ制御方法によれば、一つの油圧ポンプから吐出される全作動油を第1分岐供給管に流入させて第1アクチュエータを制御することができ、分流比設定手段により定まる分流比で分流された量の作動油を第2分岐供給管に流入させて低使用頻度の第2アクチュエータを作動させることができ、また第1,2分岐供給管に前記分流比設定手段により定まる分流比で分流された量ずつの作動油を流入させて、これら第1,2アクチュエータを確実に作動させることができる。

    【0018】

    【発明の実施の形態】以下、本発明のクレーン車のアクチュエータ制御方法を実現するアクチュエータ制御回路を、クレーン車がホイールクレーンである場合を例として、本発明が適用されるホイールクレーンの全体概略側面図の図1と、本発明が適用されるホイールクレーンのジブ格納状態の概略側面図の図2と、その制御回路図の図3と、ジブを操作する操作装置を示す図の図4とを参照しながら説明する。

    【0019】先ず、図1を参照しながらホイールクレーンの概要構成を説明すると、図1に示す符号1は下部走行体であり、この下部走行体1の上に上部旋回体2が旋回ベアリング3を介して垂直軸Xまわりに旋回自在に搭載されている。 上部旋回体2には、伸縮自在なブーム4
    が起伏自在に設けられると共に運転室5が配置され、この運転室5内に操用のハンドル6が設けられている。
    一方、下部走行体1は、走行体フレーム7の前部に前部ホイール8、後部に後部フレーム9がそれぞれ左右両側に設けられて構成されている。 また、走行フレーム7には、後端部に図示しない走行およびクレーン操作の動力源となるエンジンが搭載されたエンジンボックス10が設けられると共に、前部および後部の各左右側にアウトリガ11が設けられている。

    【0020】前記ブーム4は、図2に示すように、基本ブーム4aと、1乃至複数段の中間ブーム4bと、先端ブーム4cとによって伸縮自在に構成されており、このブーム4の基本ブーム4aの1側面には張出し自在なジブ20が格納されている。 このようなジブ20を使用する場合には、このジブ20は先端ブーム4cの先端に連結されて張出され、必要に応じてジブ起伏シリンダ21
    により起伏され、所定の揚程状態で、図示しないウインチの巻上げ・巻下げにより昇降される補フックによる吊荷作業が行われるように構成されている。

    【0021】前記ジブ起伏シリンダ21の伸縮ロッドを伸縮させ、また先端に補フックを有する補巻ロープを巻取り・繰り出す図示しないウインチを作動させる油圧モータを回転させるアクチュエータ制御回路は、図3および図4に示すように構成されている。 以下、このアクチュエータ制御回路の構成を説明すると、図に示す符号3
    2は、作動油タンク31内の作動油を吸上げて圧油として吐出するタンデム型の油圧ポンプである。 この油圧ポンプ32の吐出口には、先端が後述する分流装置40の入口ポートPに接続される作動油供給管33が接続されている。

    【0022】前記分流装置40の入口ポートPの反対側には二つの出口ポートA 1 ,A 2が設けられており、出口ポートA 1には図示しないウインチを駆動する第1アクチュエータである油圧モータにモータ用方向制御弁3
    5を介して第1分岐供給管であるモータ用分岐供給管3
    4が連通すると共に、出口ポートA 2には図示しない第2アクチュエータであるジブ起伏シリンダにジブ用方向制御弁37を介して第2分岐供給管であるシリンダ用分岐供給管36が連通している。

    【0023】前記分流装置40には、前記入口ポートP
    に続く作動油流入路41と、この作動油流入路41から分岐して、前記二つの出口ポートA 1 ,A 2に連通するモータ側分岐流路42とシリンダ側分岐路43とを備えている。 これらモータ側分岐流路42とシリンダ側分岐流路43との分岐部付近には、2対1の分流比で前記作動油流入路41から流入する作動油の量を分流する分流比設定手段であるモータ側絞り44およびシリンダ側絞り45が設けられると共に、シリンダ側分岐路43のシリンダ側絞り45と出口ポートA 2との間に、2位置3
    ポートの後述する分流弁46が設けられている。

    【0024】上記のとおり、本実施の形態では、モータ側分岐流路42とシリンダ側分岐路43との分流比2対1としたが、これはあくまでもこの技術を適用したホイールクレーンの油圧モータとジブ起伏シリンダに対してであり、ホイールクレーンの大小やアクチュエータの種類によって変更すべきものである。 なお、モータ側絞り44およびシリンダ側絞り45を可変絞りにすることもできる。

    【0025】前記分流弁46は、高使用頻度のウインチを駆動する油圧モータを作動させるときには、作動油供給管33から作動油流入路41を介して流入し、シリンダ側絞り45を介してシリンダ側分岐流路43から流入する作動油を、逆止弁48が介装されてなる合流流路4
    7を介してモータ側分岐流路42に流入させ、油圧ポンプ32から吐出される作動油の全作動油量をモータ用分岐供給管34に流入させる一方、ジブ起伏シリンダを作動させるときには、油圧モータの作動の如何を問わず、
    前記絞り44,45で設定された分流比で分流された量の作動油、つまり油圧ポンプ32から吐出される全作動油量の1/3をシリンダ側分岐流路43を介してシリンダ用分岐供給管36に流入させるようになっている。

    【0026】詳しくは、前記分流弁46は、シリンダ用方向制御弁37を制御する制御装置である図4に示すようなジブ操作レバー38を操作すると、操作信号であるパイロット圧により自動的に切換わり、油圧モータの作動の如何を問わず、油圧ポンプ32から吐出される全作動油量の1/3をシリンダ側分岐路43を介してシリンダ用分岐供給管36に流入させるように構成されている。 このような自動切換え構成の採用により、誤操作の恐れがなくなるという効果が生じる。

    【0027】ところで、本実施の形態では、前記分流弁46をパイロット操作式とし、ジブ操作レバー38で操作される操作弁からのパイロット圧で切換えるようにしたが、分流弁46を電磁切換式とし、電気的に切換わる構成にすることもでき、またジブ操作レバー38のノブにスイッチを設け、このスイッチを手動によりON−O
    FFして分流弁46を切換える構成にすることもできる。

    【0028】上記アクチュエータ制御回路によれば、油圧ポンプ32から吐出される全作動油をモータ用分岐供給管34に流入させることができ、モータ側絞り44およびシリンダ側絞り45により定まる分流比で分流された量の作動油をシリンダ用2分岐供給管36に流入させることができ、またモータ用分岐供給管34とシリンダ用分岐供給管36に前記モータ側絞り44およびシリンダ側絞り45により定まる分流比で分流された量ずつの作動油を流入させることができる。

    【0029】従って、油圧ポンプ32から吐出される全作動油量の1/3がシリンダ側分岐路43を介してシリンダ用分岐供給管36に流入するだけで、残りの2/3
    の作動油量で油圧モータが回転されるので、油圧モータの駆動によりウインチで巻上げしているときにジブ起伏シリンダの作動速度を大きくしたとしても、従来例に係る油圧回路のように、巻上げ速度が大きく低下したり、
    油量の低下により油圧モータが回転しなくなるような恐れが少なくなるという優れた効果がある。

    【0030】なお、上記実施の形態においては、本発明の技術的思想をホイールクレーンに適用した場合を例として説明したが、特にこれに限ることなく、例えば走行操作用の運転室とクレーン操作用の運転室とを備えた油圧式トラッククレーンに対しても本発明の技術的思想を適用することができるので、上記実施の形態によって本発明の技術的思想の用途範囲が限定されるものではない。

    【0031】

    【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1または3に係るクレーン車のアクチュエータ制御回路およびそのアクチュエータ制御方法によれば、油圧ポンプから吐出される全作動油を第1分岐供給管に流入させて高使用頻度の第1アクチュエータを作動させることができ、分流比設定手段または絞りにより定まる分流比で分流された量の作動油を第2分岐供給管に流入させて低使用頻度の第2アクチュエータを作動させることができ、
    また第1,2分岐供給管に前記分流比設定手段または絞りにより定まる分流比で分流された量ずつの作動油を流入させて、これら第1,2アクチュエータを確実に作動させることができるので、従来例に係る油圧回路のように、巻上げ速度が大きく低下したり、油量の低下により油圧モータが回転しなくなるような恐れが少なくなるという優れた効果がある。

    【0032】本発明の請求項2に係るクレーン車のアクチュエータ制御回路によれば、上記請求項1または3に係るアクチュエータ制御回路およびそのアクチュエータ制御方法によるアクチュエータの制御が自動的に行われ、誤操作の恐れがなくなるという優れた効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明が適用されるホイールクレーンの全体概略側面図である。

    【図2】本発明が適用されるホイールクレーンのジブ格納状態の概略側面図である。

    【図3】本発明の実施の形態に係り、クレーン車のアクチュエータ制御方法を実現するアクチュエータ制御回路図である。

    【図4】本発明の実施の形態に係り、ジブを操作する操作装置を示す図である。

    【図5】従来例に係り、一つの油圧ポンプにより、作動目的が相違する作業装置を作動させる二つのアクチュエータを任意に操作し得るようにした油圧回路図である。

    【符号の説明】

    1…下部走行体,2…上部旋回体,3…旋回ベアリング,4…ブーム,4a…基本ブーム,4b…中間ブーム,4c…先端ブーム,5…運転室,6…ハンドル,7
    …走行体フレーム,8…前部ホイール,9…後部ホイール,10…エンジンボックス,11…アウトリガ 20…ジブ,21…ジブ起伏シリンダ 31…作動油タンク,32…油圧ポンプ,33…作動油供給管,34…モータ用分岐供給管. 35…モータ用方向制御弁,36…シリンダ用分岐供給管,37…シリンダ用方向制御弁,38…ジブ操作レバー 40…分流装置,41…作動油流入路,42…モータ側分岐流路,43…シリンダ側分岐流路,44…モータ側絞り,45…シリンダ側絞り,46…分流弁,47…合流流路,48…逆止弁 A 1 ,A 2 …分流装置の出口ポート,P…分流装置の入口ポート

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F204 AA04 CA05 FA02 FA06 FB14 FC08 FD06 3F205 AA06 CA03 CB02 CB20 DA04 KA10 3H089 AA72 AA73 BB15 CC01 CC08 CC11 DA02 DB03 DB13 DB33 DB45 DB47 DB48 DB49 EE17 EE22 GG02 JJ08

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