专利汇可以提供Production of alkanol or alkane lead sulfonate专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain the subject compound in a good yield by allowing an alkanol sulfonic acid or an alkane sulfonic acid to act on a slightly soluble lead oxide in the presence of a phenol compound.
SOLUTION: This method for producing an alkanol or alkane lead sulfonate comprises allowing (B) (i) an alkanol sulfonic acid or (ii) an alkane sulfonic acid to act on (A) a slightly soluble lead oxide having an α-ray emission amount of ≤0.3 C/cm2 in the presence of (C) a phenol; compound in an amount of about a 1/1,000 to 1/10 mole based on the component B. The component A includes triplumbic tetroxide and lead dioxide. The component I includes isethionic acid. The component ii includes methane sulfonic acid and ethane sulfonic acid. The component C is catechol and o-aminophenol. The reaction is preferably carried out by adding the component A to the component B aqueous solution containing the component C and then stirring the mixture for about 30 min to 1 hr at the ordinary temperature to dissolve the component A.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Production of alkanol or alkane lead sulfonate专利的具体信息内容。
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛めっきやハンダめっき浴等に使用されるアルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛の製造方法に関し、更に詳細には、従来アルカノールスルホン酸またはアルカンスルホン酸には溶けにくいとされていた難溶性鉛酸化物を原料としてアルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉛めっきや鉛を含むハンダめっきにおいては、アルカノールスルホン酸やアルカンスルホン酸を用いた酸性めっき液が用いられており、この場合の鉛源としてアルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛が用いられている。
【0003】従来、アルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛、特に低放射線のアルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛は金属鉛にアルカノールスルホン酸やアルカンスルホン酸を作用させて製造することが一般的であるが、天然に産生する鉛酸化物を原料としても製造することが求められている。
【0004】特に近年、ハンダに含まれる鉛から発生するα線が電子部品の誤作動の原因の一つであることが分かってからは、α線の発生が少ないいわゆる低放射線の酸化鉛を原料としてアルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛が製造されている。 ところが、低放射線の鉛化合物は相対的にその産出量が少なく、その需要が逼迫しているという問題があった。
【0005】一方、鉛酸化物でも四三酸化鉛や二酸化鉛のようなものは、アルカノールスルホン酸やアルカンスルホン酸に溶けにくく、今までアルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛の原料としては顧みられていなかった。 しかし、低放射線の鉛化合物の逼迫に伴い、これらの鉛酸化物を用いて低放射線のアルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛を製造することが求められるに至っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題は、四三酸化鉛や二酸化鉛のような難溶性鉛酸化物のアルカノールスルホン酸やアルカンスルホン酸に対する溶解度を向上させ、収率良くアルカノールスルホン酸鉛やアルカンスルホン酸鉛を得る方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、難溶性鉛酸化物をアルカノールスルホン酸やアルカンスルホン酸に溶解させる方法について鋭意検討を行っていたところ、フェノール化合物の存在が難溶性鉛を溶解させることに大きな役割を持っていることを見出し、本発明を完成した。
【0008】すなわち本発明は、難溶性酸化鉛に、フェノール化合物の存在下アルカノールスルホン酸またはアルカンスルホン酸を作用させることを特徴とするアルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛の製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を実施するには、フェノール化合物を含むアルカノールスルホン酸ないしはアルカンスルホン酸水溶液を用い、難溶性鉛酸化物を溶解させればよい。
【0010】まず一方の出発原料である難溶性鉛酸化物としては、四三酸化鉛や二酸化鉛等が挙げられる。 この難溶性鉛酸化物としては、通常のもの(すなわち、α線発生量の多い高放射線鉛の酸化物)であっても良いが、
現在需要の逼迫している低放射線鉛酸化物、例えばα線放出量0.3C/cm 2 h以下のものを利用することがより好ましい。
【0011】また、アルカノールスルホン酸ないしはアルカンスルホン酸水溶液中で使用されるフェノール化合物としては、カテコール、o−アミノフェノール等が挙げられる。 これらのフェノール化合物は、ハンダめっき等の添加剤としては既に知られている化合物であるが、
難溶性鉛酸化物の溶解に使用することは未だ報告されていない。
【0012】一方、本発明方法において利用されるアルカノールスルホン酸としては、イセチオン酸等が挙げられ、また、アルカンスルホン酸としては、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸等が挙げられる。 このアルカノールまたはアルカンスルホン酸の濃度は、100から3
00g/l程度とすればよい。
【0013】更に、アルカノールスルホン酸ないしはアルカンスルホン酸水溶液中でのフェノール化合物の量は、アルカノールスルホン酸またはアルカンスルホン酸に対し、1/1000〜1/10モル程度使用することが好ましい。
【0014】本発明方法は、上記した難溶性酸化鉛をフェノール化合物を含むアルカノールスルホン酸ないしはアルカンスルホン酸水溶液に加え、常温で30分から1
時間程度攪拌し、溶解させることにより実施される。 この溶解反応が進むにつれて温度が50ないし60℃程度まで上昇するが、特に冷却等する必要はなく、そのまま放置すればよい。
【0015】以上のようにすることにより、難溶性酸化鉛はほぼ完全にアルカノールスルホン酸ないしはアルカンスルホン酸に溶解するので、これを更に常法に従い濾過等することにより、アルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛を得ることができる。
【0016】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例等に何ら制約されるものではない。
【0017】実 施 例 1 メタンスルホン酸300g、カテコール8gおよび鉛丹(四三酸化鉛)170gを水1030gに加え、60分間攪拌処理した。 この溶液の温度は、初め25℃であったが、50℃まで上昇した。 鉛丹が完全に溶解した後の溶液は、比重1.224の黄色透明液体であり、その容量は1200mlであった。 この液体について、分析を行ったところ、鉛の含有量は125.5g/lで、鉛の利用率からメタンスルホン酸鉛の収率を求めると97.
7%であった。
【0018】実 施 例 2 メタンスルホン酸300g、カテコール4gおよび鉛丹(四三酸化鉛)170gを水1030gに加え、50分間攪拌処理した。 この溶液の温度は、初め25℃であったが、50℃まで上昇した。 鉛丹が完全に溶解した後の溶液は、比重1.223の黄色透明液体であり、その容量は1200mlであった。 この液体は122g/lの鉛を含有しており、この鉛の利用率からメタンスルホン酸鉛の収率を求めると95.0%であった。
【0019】比 較 例 メタンスルホン酸300gおよび鉛丹(四三酸化鉛)1
70gを水1030gに加え、60分攪拌処理した。 この溶液の温度は、初め25℃であったが、50℃まで上昇した。 60分攪拌後の溶液は、比重1.184の黄色乳濁状液体であり、その容量は1150mlであった。
この液体は85g/lの鉛を含有し、鉛の利用率からメタンスルホン酸鉛の収率を求めると63.4%であった。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、難溶性鉛酸化物から容易に収率良くアルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛を得ることができる。 特に低放射性の難溶性鉛酸化物を原料として本発明方法を実施することにより、誤作動が起こりにくいハンダめっき用のアルカノールまたはアルカンスルホン酸鉛を新たに供給することが可能となる。 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 裕章 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 大野 寛二 神奈川県藤沢市善行坂1−1−6 荏原ユ ージライト株式会社内 (72)発明者 関口 旭司 神奈川県藤沢市善行坂1−1−6 荏原ユ ージライト株式会社内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC61 BA50 BA51 BC34 BE90 4H049 VN04 VP01 VQ54 VR44 VT40 VT43 VT44 VT46 VT50 VU31 VW02
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