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Equipment for continuously measuring atp

阅读:594发布:2024-02-25

专利汇可以提供Equipment for continuously measuring atp专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an equipment for continuously measuring ATP (adenosine triphosphate) as a batch-type ATP-automatically measuring equipment exists at present but an equipment enabling continuous measurement to be performed is not present.
SOLUTION: This equipment comprises a measuring object-adjusting means 10, a sample preparative operation means 20, a reagent dispensation/mixing means 30, an emission-measuring means 40 and a controller 50. A sample and an extraction reagent are mixed in a first reaction cell H1, extracted ATP and a buffer solution are mixed in a second reaction cell H2, a photogenic reagent is mixed in a third cell H3 after pH adjustment, an emission quantity is measured with the emission-measuring means 40 and the quantity of ATP is found from a calibration curve by operating pumps P3 to P6 and three way valves V4 to V7 in setting order.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Equipment for continuously measuring atp专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 被測定物調整手段と、サンプルを分取して反応セルに送出するサンプル分取操作手段と、ATP
    測定に要する試薬を分注しサンプルと混合する試薬分注混合手段と、発光量を計測する発光計測手段と、制御用機器を制御してATPを連続測定する制御手段を備え、 被測定物調整手段は、被測定物を採水する採水ポンプと、該採水ポンプによって被測定物を導入する調整槽からなり、 サンプル分取操作手段は、流速調整可能なポンプと、共通COMポートおよび切り替えによっていずれか一方がCOMポートと連通するNOポートとNCポートを有する三方バルブとで形成するとともに、該三方バルブのC
    OMポートに前記ポンプを接続し、NOポートおよびN
    Cポートは廃液側および第1反応セルに夫々接続してなり、 試薬分注混合手段は、サンプル分取操作手段で分取したサンプルをチューブを介して順次送り込まれる第1反応セル,第2反応セル,第3反応セルと、第1反応セルにATPの抽出試薬を分注する抽出試薬分注手段と、PH
    調整用の緩衝液を第2反応セルに分注して抽出したAT
    Pと混合する緩衝液分注手段と、第3反応セルに発光試薬を分注しPH調整後の混合液とを混合する発光試薬分注手段とを有し、各分注手段は流速調整可能なポンプと三方バルブとで形成し、各三方バルブのCOMポートにはポンプを接続するとともに、NOポートおよびNCポートは試薬を試薬容器に戻す排出チューブおよび反応セル側に夫々接続してなり、 発光計測手段は、暗箱で構成されATPと発光試薬の混合液の発光量を計測する光電子増倍管とでなり、 制御手段は、サンプル分取操作手段および試薬分注混合手段のポンプおよび三方バルブを操作して第1反応セルでサンプルの量と抽出試薬との量を所定の比で混合し、
    抽出されたATPと緩衝液とを第2反応セルで所定の混合比で混合してPHを調整し、PH調整後のATPに第三反応セルで発光試薬を混合し発光計測手段で発光量を計測し、該発光量からATPを求めるようにしたことを特徴とするATP連続測定装置。
  • 【請求項2】 被測定物調整手段に、調整槽内の被測定物を排出し、蒸留水を注入して調整槽内を洗浄する洗浄手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のATP連続測定装置。
  • 【請求項3】 サンプル分取操作手段にサンプルの流量を計測するサンプル流量計を設け、且つ抽出試薬分注手段、緩衝液分注手段、発光試薬分注手段にも夫々抽出試薬、緩衝液、発光試薬の流量を計測する流量計を設けるとともに、各流量計に流量の設定を施し、第1反応セル内のサンプルと抽出試薬の量の混合比が1:1となるようにサンプルおよび抽出試薬の流量、流速を定め、第2
    反応セル内では混合液内のATPと緩衝液の量の比が1:9になるようにサンプルおよび緩衝液の流量、流速を定め、第3反応セル内では、混合液内のATPと発光試薬の量の比が1:1になるようにサンプルおよび発光試薬の流量、流速を定めたことを特徴とする請求項1又は2記載のATP連続測定装置。
  • 【請求項4】 被測定物調整手段と、サンプルを分取して反応セルに送出するサンプル分取操作手段と、ATP
    測定に要する試薬を分注しサンプルと混合する試薬分注混合手段と、発光量を計測する発光計測手段と、制御用機器を制御してATPを連続測定する制御手段を備え、 被測定物調整手段は、被測定物を採水ポンプと、該採水ポンプによって被測定物を導入する調整槽からなり、 サンプル分取操作手段は、流速調整可能なポンプと、共通COMポートおよび切り替えによっていずれか一方がCOMポートと連通するNOポートとNCポートを有する三方バルブとで形成するとともに、該三方バルブのC
    OMポートに前記ポンプを接続し、NOポートおよびN
    Cポートは廃液側および第1反応セルに夫々接続してなり、 試薬分注混合手段は、サンプル分取操作手段で分取したサンプルをチューブを介して順次送り込まれる第1反応セル,第2反応セル,第3反応セルと、第1反応セルにATPの抽出試薬を分注する抽出試薬分注手段と、PH
    調整用の緩衝液を第2反応セルに分注して抽出したAT
    Pと混合する緩衝液分注手段と、第3反応セルに発光試薬を分注しPH調整後の混合液とを混合する発光試薬分注手段とを有し、各分注手段は、三方バルブと該三方バルブを介して試薬を分取し、分取後三方バルブを切り替えて反応セル側に分注する分注器からなり、 発光計測手段は、暗箱で構成され、ATPと発光試薬の混合液の発光量を計測する光電子増倍管とでなり、 制御手段は、サンプル分取操作手段のポンプおよび三方バルブ、並びに試薬分注混合手段の三方バルブおよび分注器を操作して第1反応セルでサンプルと抽出試薬とを所定の量の比で混合し、抽出されたATPと緩衝液とを第2反応セルで混合してPHを調整し、PH調整後発光試薬を第3反応セルで混合させ、発光計測手段で発光量を計測するようにしたことを特徴とするATP連続測定装置。
  • 【請求項5】 サンプル分取操作手段にサンプルの流量を計測する流量計を設け、第1反応セル内のサンプルと抽出試薬の量の混合比が1:1となるようにサンプルの流量、流速と抽出試薬の分注量、分注速度を定め、第2
    反応セル内では、混合液内のATPと緩衝液の量の比が1:9になるように、サンプルの流量、流速と緩衝液の分注量、分注速度を定め、第3反応セル内では、混合液内のATPと発光試薬の量の比が1:1となるようにサンプルの流量、流速と発光試薬の分注量、分注速度を定めたことを特徴とする請求項4記載のATP連続測定装置。
  • 【請求項6】 サンプル分取操作手段は、ポンプに代え、サンプル分注器を使用し、三方バルブのCOMポートをサンプル分注器に、NOポートを調整槽に、NCポートを第1反応セル側と連通したことを特徴とする請求項4又は5記載のATP連続測定装置。
  • 【請求項7】 ATP連続測定装置にMLSS計を設け、ATP量をMLSS濃度で除算して活性汚泥浮遊物質1(mg)当たりのATP量を自動演算して求めるようにしたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載したATP連続測定装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、生物中に含まれるATPを測定して、微生物量を求める方法等に使用されるATPの測定装置に関し、特に連続的に測定できるようにした装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】食品、河川、下処理場等では、常時微生物の測定が行われている。 微生物中に含まれるATP
    (アデノシン3リン酸)を測定して微生物量を求める方法がある。

    【0003】現在、このATPを測定する装置としては、バッチタイプのATP自動測定装置が使用されている。 この従来のATP測定装置による測定手順を図4によって説明する。 (A)試験管40の中に液体の測定対象物(以下、被測定物と称す)を0.25(ml)入れる。 (B)試験管40にトリクロル酢酸を、トリクロル酢酸専用ノズル41で0.25(ml)分注する。 (C)試験管40にトリス緩衝液を、トリス緩衝液専用ノズル42で4.5(ml)分注する。 (D)分取専用ノズル43を使って試験管40から、混合液を4.5(ml)分取する。 (E)分取した混合液4.5(ml)を捨てる。 (F)試験管40に発光試薬を、発光試薬専用ノズル4
    4で分注する。 このときの分注量は、試験管40内の混合液の量と同じ0.5(ml)である。 発光試薬の量は、混合液の量に対し、1:1の関係にある。 (G)発光試薬と混合液の入った試験管40を、発光量測定装置45の暗箱45aに移動させ、発光量を測定する。 発光量測定装置45は、暗箱45a,シャッター4
    5b,45cセンサ45dで構成され、シャッター45
    bを開いて試験管40を暗箱45a内に入れた後、シャッター45bを閉じ、暗箱45a内を暗室とした状態でシャッター45cを開いて試験管内の発光量を測定する。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】ATPの測定が下水処理場や、食品等の維持管理の指標として有用であることが、最近認められだしてきた。 そのため、バッチタイプのATP自動測定装置が、いくつかのメーカで製品化されてきている。 しかし、現在、ATPを連続的に測定する装置は存在せず、連続測定装置の開発が切望されている。

    【0005】本発明は、このATP連続測定装置を得ることを目的とするものである。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明において上記の課題を解決するための手段は、第1ないし第4の実施の形態において実現できる。 その第1の実施の形態は、被測定物調整手段と、サンプルを分取して反応セルに送出するサンプル分取操作手段と、ATP測定に要する試薬を分注しサンプルと混合する試薬分注混合手段と、発光量を計測する発光計測手段と、制御用機器を制御してAT
    Pを連続測定する制御手段を備え、被測定物調整手段は、被測定物を採水する採水ポンプと、該採水ポンプによって被測定物を導入する調整槽からなり、サンプル分取操作手段は、流速調整可能なポンプと、共通COMポートおよび切り替えによっていずれか一方がCOMポートと連通するNOポートとNCポートを有する三方バルブとで形成するとともに、該三方バルブのCOMポートに前記ポンプを接続し、NOポートおよびNCポートは廃液側および第1反応セルに夫々接続してなり、試薬分注混合手段は、サンプル分取操作手段で分取したサンプルをチューブを介して順次送り込まれる第1反応セル,
    第2反応セル,第3反応セルと、第1反応セルにATP
    の抽出試薬を分注する抽出試薬分注手段と、PH調整用の緩衝液を第2反応セルに分注して抽出したATPと混合する緩衝液分注手段と、第3反応セルに発光試薬を分注しPH調整後の混合液とを混合する発光試薬分注手段とを有し、各分注手段は流速調整可能なポンプと三方バルブとで形成し、各三方バルブのCOMポートにはポンプを接続するとともに、NOポートおよびNCポートは試薬を試薬容器に戻す排出チューブおよび反応セル側に夫々接続してなり、発光計測手段は、暗箱で構成され、
    ATPと発光試薬の混合液の発光量を測計する光電子増倍管とでなり、制御手段は、サンプル分取操作手段および試薬分注混合手段のポンプおよび三方バルブを操作して第1反応セルでサンプルの量と抽出試薬との量を所定の比で混合し、抽出されたATPと緩衝液とを第2反応セルで所定の混合比で混合してPHを調整し、PH調整後のATPに第3反応セルで発光試薬を混合し発光計測手段で発光量を計測し、検量線からATP量を求めるようにしたことを特徴とする。

    【0007】上記の被測定物調整手段には、調整槽内の被測定物を排出し、蒸留水を注入して調整槽内を洗浄する自動洗浄手段を設けるとよい。

    【0008】また、上記のサンプル分取操作手段に、サンプルの流量を計測するサンプル流量計を設け、且つ抽出試薬分注手段、緩衝液分注手段、発光試薬分注手段にも夫々抽出試薬、緩衝液、発光試薬の流量を計測する流量計を設けるとともに、各流量計に流量の設定を施し、
    第1反応セル内のサンプルと抽出試薬の量の混合比が1:1となるようにサンプルおよび抽出試薬の流量、流速を定め、第2反応セル内では混合液内のATPと緩衝液の量の比が1:9になるようにサンプルおよび緩衝液の流量、流速を定め、第3反応セル内では、混合液内のATPと発光試薬の量の比が1:1になるようにサンプルおよび発光試薬の流量、流速を定めるようにする。

    【0009】第2の実施の形態においては、被測定物調整手段と、サンプルを分取して反応セルに送出するサンプル分取操作手段と、ATP測定に要する試薬を分注しサンプルと混合する試薬分注混合手段と、発光量を計測する発光計測手段と、制御用機器を制御してATPを連続測定する制御手段を備え、被測定物調整手段は、被測定物を採水ポンプと、該採水ポンプによって被測定物を導入する調整槽からなり、サンプル分取操作手段は、流速調整可能なポンプと、共通COMポートおよび切り替えによっていずれか一方がCOMポートと連通するNO
    ポートとNCポートを有する三方バルブとで形成するとともに、該三方バルブのCOMポートに前記ポンプを接続し、NOポートおよびNCポートは廃液側および第1
    反応セルに夫々接続してなり、試薬分注混合手段は、サンプル分取操作手段で分取したサンプルをチューブを介して順次送り込まれる第1反応セル,第2反応セル,第3反応セルと、第1反応セルにATPの抽出試薬を分注する抽出試薬分注手段と、PH調整用の緩衝液を第2反応セルに分注して抽出したATPと混合する緩衝液分注手段と、第3反応セルに発光試薬を分注しPH調整後の混合液とを混合する発光試薬分注手段とを有し、各分注手段は、三方バルブと該三方バルブを介して試薬を分取し、分取後三方バルブを切り替えて反応セル側に分注する分注器からなり、発光計測手段は、暗箱で構成され、
    ATPと発光試薬の混合液の発光量を計測する光電子増倍管とでなり、制御手段は、サンプル分取操作手段のポンプおよび三方バルブ、並びに試薬分注混合手段の三方バルブおよび分注器を操作して、第1反応セルでサンプルと抽出試薬とを所定の量の比で混合し、抽出されたA
    TPと緩衝液とを第2反応セルで混合してPHを調整し、PH調整後発光試薬を第3反応セルで混合させ、発光計測手段で発光量を計測するようにしたことを特徴とする。 このようにすることで、試薬分注混合手段の流量計および流速調整可能なポンプの使用を廃止できる。

    【0010】上記のサンプル分取操作手段には、サンプルの流量を計測する流量計を設け、第1反応セル内のサンプルと抽出試薬の量の混合比が1:1となるようにサンプルの流量、流速と抽出試薬の分注量、分注速度を定め、第2反応セル内では、混合液内のATPと緩衝液の量の比が1:9になるように、サンプルの流量、流速と緩衝液の分注量、分注速度を定め、第3反応セル内では、混合液内のATPと発光試薬の量の比が1:1となるようにサンプルの流量、流速と発光試薬の分注量、分注速度を定めることを好適とする。

    【0011】また、第3の実施の形態は、第2の実施の形態におけるサンプル分取操作手段のポンプに代え、サンプルを分取、分注するサンプル分注器を使用し、三方バルブのCOMポートをサンプル分注器にNOポートを調整槽に、NCポートを第1反応セル側と連通したことを特徴とする。 このようにすることで、サンプル分取操作手段の流量計およびポンプも廃止することができる。

    【0012】更に、第4の実施の形態においては、上記したATP連続測定装置にMLSS計を設け、ATP量をMLSS濃度で除算して活性汚泥浮遊物質1(mg)
    当たりのATP量を自動演算して求めるようにしたことを特徴とするものである。

    【0013】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面によって説明する。 図1は本発明の第1の実施の形態の概念図で、同図において、10は被測定物調整手段、2
    0はサンプル分取操作手段、30は試薬分注混合手段、
    40は発光計測手段、50は制御手段を示す。

    【0014】本発明は、サンプル分取操作手段20および試薬分注混合手段30に、ペリスタルチックポンプのような流速調整可能なポンプP 3 〜P 6と、三方切換バルブV 4 〜V 7を組み合わせたこと、更に流量計を組み合わせて構成したことに特徴を有する。

    【0015】このペリスタルチックポンプは、流速調節用ダイヤルが付加され、容易にポンプの流速を設定することができる。 また、三方切換バルブ(以下、三方バルブと略称する)は、COM,NO,NCの三つの出入口(以下、ポートと称す)を有し、COMポートはNOポート又はNCポートのいずれか一方と常に連通し、NO
    ポートは、常時はCOMポートと連通し、切り替えることによりNCポート側に連通が切り替えられるものである。

    【0016】被測定物調整手段10は、下水処理場のA
    TP測定を例にとれば、試料水(以下、サンプルと称す)を取り込む調整槽11と、ばっき槽Ba内の活性汚泥を調整槽11に開閉バルブV 1を介して導入する採水ポンプP 1と、調整槽11内の廃液をばっき槽Baに戻す開閉バルブV 2と、調整槽11内を洗浄する洗浄手段12とからなり、この洗浄手段12は、蒸留水タンク1
    2aおよび蒸留水タンク12a内の蒸留水を開閉バルブV 3を介して調整槽11内に導入するポンプP 2とで形成されている。 なお、図中13は攪拌機、14は流出管で、調整槽11内の被測定物が所定の一定量を超えるとオーバーフローしてばっき槽Baに戻す。

    【0017】サンプル分取操作手段20は、調整槽11
    からサンプルを引き抜くポンプP 3と、サンプルを廃液又は流量計側に切り替え供給する三方バルブV 4と、サンプルの流量を計測する流量計R 1とからなる。

    【0018】試薬分注混合手段30は、サンプル分取操作手段20で分取したサンプルをチューブを介して順次送り込まれる第1反応セルH 1 ,第2反応セルH 2 ,第3
    反応セルH 3と、ATPの抽出試薬を分取して第1反応セルに分注する抽出試薬分注手段31と、PH調整用の緩衝液を分取して第2反応セルに分注する緩衝液分注手段32と、発光試薬を分取して第3反応セルに分注する発光試薬分注手段33とで構成され、抽出試薬分注手段31は、抽出試薬容器31a内の抽出試薬を、ポンプP
    4 ,三方バルブV 5のCOMポート,NCポートおよび流量計R 2を介して第1反応セルH 1の前段のL 1部に分注する。

    【0019】緩衝液注入手段32は、緩衝液容器32a
    内の緩衝液を、ポンプP 5 ,三方バルブV 6のCOMポート,NCポートおよび流量計R 3を介して第1反応セルH 1と第2反応セルH 2間のチューブ内、即ち、第2反応セルH 2の前段のL 2部に分注する。

    【0020】発光試薬分注手段33は、発光試薬容器3
    3a内の発光試薬を、ポンプP 6 ,三方バルブV 7のCO
    Mポート,NCポートおよび流量計R 4を介して第2反応セルH 2と第3反応セルH 3間のチューブ内、即ち、第3反応セルH 3の前段のL 3部に分注する。

    【0021】なお、各分注手段の三方バルブV 5 ,V 6
    7のNOポートは、夫々試薬容器31a,32a,3
    3aに連なるチューブ31b,32b,33bに接続されている。

    【0022】発光計測手段40は、暗箱41と、光電子増倍管42からなり、第3反応セルH 3内の混合液の発光量を計測し、検量線からATP量を求める。

    【0023】制御手段50は、本装置に使用されている制御用機器、例えば、三方バルブ、およびポンプ等を予め定めた順序に従って自動制御し、また測定結果の発光量を用いて必要な演算処理を行う。

    【0024】次に、一連の動作を説明する。 まず、あらかじめ流量計R 1に4段階の流量の設定を施しておく。
    例えば、4段階の設定を、設定1,設定2,設定3,設定4とする。 また、流量計R 2 ,R 3およびR 4にも、夫々設定5,設定6および設定7として設定しておく。

    【0025】そして、流量計1の流量が設定1に達したとき、三方バルブV 4をNOポート側に切り替え、流量計R 2の流量が設定5となったとき、三方バルブV 5をN
    Oポート側に切り替えるようにし、混合液内のサンプルと抽出試薬の量の比が1:1となるように、サンプルと抽出試薬の流量(設定1,設定5)、流速(ポンプP 3 ,P 4の回転速度)を決めておく。

    【0026】次に、流量計R 1の流量が設定2に達したとき、バルブV 4をNOポート側に、流量計R 3の流量が設定6に達したとき、バルブV 6をNOポート側に切り替えるようにし、混合液内のATP(サンプルと抽出試薬の混合液)と緩衝液の量の比が1:9になるように、
    サンプルと緩衝液の流量(設定2,設定5)、流速(ポンプP 3 ,P 5の回転速度)を決めておく。

    【0027】更に、流量計R 1の流量が設定3に達したとき、バルブV 4をNOポート側に、流量計R 4の流量が設定7に達したとき、バルブV 7をNOポート側に切り替えるようにし、混合液内のATP(サンプルと抽出試薬と緩衝液の混合液)と発光試薬の量の比が1:1になるように、サンプルと発光試薬の流量(設定3,設定7)、流速(ポンプP 3 ,P 6の回転速度)を決めておく。

    【0028】次に、バルブV 4 ,V 5 ,V 6 ,V 7は図1の状態(NOポート側)で、ポンプP 3 ,P 4 ,P 5 ,P 6を動作させる。 この動作により、サンプルは調整槽11からポンプP 3 、三方バルブV 4を通り、ばっき槽Baに廃液され続ける。 また、抽出試薬、緩衝液、発光試薬は、
    夫々ポンプ、三方バルブのNOポートを通り、元の容器に戻し続ける。

    【0029】次に、三方バルブV 4とV 5をNCポート側に切り替える。 この切り替えによって第1反応セルH 1
    でサンプルと抽出試薬が混合される。 その後、サンプルの流量が設定1に達したとき三方バルブV 4がNOポート側に、抽出試薬の流量が設定5に達したとき三方バルブV 5がNOポート側に切り替えられる。 ここで、このときの混合液の先端がL 2になり、混合液内のサンプルと抽出試薬の量の比が1:1となる。 また、L 1からL 2
    のチューブ間でサンプリング内のATP抽出が済むまで、このままの状態とする。

    【0030】次に、サンプリング内のATPを抽出後、
    再び三方バルブV 4をNCポート側に、V 6をNCポート側に切り替え、第2反応セルH 2でATP(サンプルと抽出試薬の混合液)と緩衝液を混合させる。 このときのサンプルは、キャリア液として、L 1からL 2のチューブ間のATPを第2反応セルH 2に押し出す役割をする。
    その後、サンプルの流量が設定2に達したとき三方バルブV 4をNOポート側に、緩衝液の流量が設定6に達したとき三方バルブV 6をNOポート側に切り替える。 このときの混合液の先端がL 3になり、混合液内のATP
    (サンプルと抽出試薬の混合液)と緩衝液の量の比が1:9となる。 また、L 2からL 3のチューブ間で混合液のpH調整が済むまで、このままの状態とする。

    【0031】次に、pH調整後、再び三方バルブV 4をNCポート側に、V 7をNCポート側に切り替え、第3
    反応セルH 3でATP(サンプルと抽出試薬と緩衝液の混合液)と発光試薬を混合させる。 このときのサンプルは、キャリア液として、L 2からL 3のチューブ間のAT
    Pを第3反応セルH 3に押し出す役割をする。

    【0032】その後、サンプルの流量が設定3に達したとき三方バルブV 4をNOポート側、発光試薬の流量が設定7に達したとき三方バルブV 7をNOポート側に切り替える。 このときの混合液の先端が、第3反応セルH
    3の後段のL 4になり、混合液内のATPと発光試薬の量の比が、1:1となる。 そして、L 3からL 4のチューブ間で発光が安定したとき、発光計測手段40内の光電子増倍管42で発光計測する。

    【0033】次に、発光計測後、再び三方バルブV 4をNCポート側に切り替え、第3反応セルH 3内の廃液(サンプルと各試薬との混合液)を廃液排管Drから排出する。 このとき、サンプルは、キャリア液としてL 3
    からL 4のチューブ間の廃液を排出する役割をする。

    【0034】その後、サンプルの流量が設定4に達したとき、三方バルブV 4をNOポート側に切り替える。 ここで、サンプルの先端が、L 4より先になるようにサンプルの流量(設定4)を決めるものとする。

    【0035】以上の操作を繰り返すことによって、AT
    P量を連続で測定できる。

    【0036】図2は本発明の第2の実施の形態で、第1
    の実施の形態とは、各試薬の分注に流速調整可能なポンプを使用せずに、分注器を使用し、ペリスタルチックのようなポンプはサンプル分取操作手段20に1台のみ使用するようにした点において相違する。 よって、図1と同一名称、又は同一機能部分には、これと同じ符号を付して詳細な説明を省略し、相違する部分について説明する。

    【0037】まず、流量計R 1には図1と同様に例えば、設定1,設定2,設定3,設定4の4段階の流量の設定を施しておく。 そして、流量計R 1の流量(サンプルの流量)が設定1に達したとき、三方バルブV 4をN
    Oポート側に切り替えるようにし、且つサンプルと抽出試薬の混合液内の量の比が1:1となるように、サンプルの流量(設定1)、流速(ポンプP 3の回転速度)と抽出試薬の分注量、分注速度を決めておく。

    【0038】また、流量計R 1の流量が設定2に達したとき、三方バルブV 4をNOポート側に切り替えるようにし、ATP(サンプルと抽出試薬の混合液)と緩衝液の量の比が、1:9になるように、サンプルの分注量(設定2)、流速(ポンプP 3の回転速度)と緩衝液の分注量、分注速度を決めておく。

    【0039】更に、流量計R 1の流量が設定3に達したとき、三方バルブV 4をNOポート側に切り替えるようにし、混合液内のATP(サンプルと抽出試薬と緩衝液の混合液)と発光試薬の量の比が1:1になるように、
    サンプルの流量(設定3)、流速(ポンプP 3の回転速度)と発光試薬の分注量、分注速度を決めておく。 そして、流量計R 1の流量が設定4に達したとき、三方バルブV 4をNOポート側に切り替え、このサンプルの流量(設定4)は、サンプルの先端が発光計測部を通過した点L 4より先になるように設定しておく。

    【0040】次に、一連の動作を説明すると、サンプルを調整槽11に導入するまでは、第1の実施の形態と同じである。

    【0041】最初に、三方バルブV 4はNOポート側で、ポンプP 3を動作させる。 このポンプP 3の動作によって、サンプル(試料水)は、調整槽11からポンプP
    3および三方バルブV 4のNOポートを通り、ばっき槽B
    aに廃液され続ける。

    【0042】また、試薬および緩衝液側の三方バルブV
    5 ,V 6 ,V 7は、NOポート側で、分注器1,2,3を動作させ、抽出試薬、緩衝液、発光試薬の必要量を吸引する。

    【0043】次に、三方バルブV 4とV 5をNCポート側に切り替えて、分注器1を動作させ、第1反応セルH 1
    でサンプルと抽出試薬を混合させる。 その後、流量計R
    1の流量が設定1に達すると、三方バルブV 4はNOポート側に切り替えられる。 ここで、混合液の先端は、L 2
    になり、混合液内のサンプルと抽出試薬の量の比が1:
    1となる。 また、L 1からL 2のチューブ間でサンプル内のATP抽出が済むまで、このままの状態とする。

    【0044】次に、サンプル内のATPを抽出後、三方バルブV 5をNOポート側に切り替え、三方バルブV 4
    6をNCポート側に切り替えて、分注器2を動作させ、第2反応セルH 2でATPと緩衝液を混合させる。
    このときのサンプルは、キャリア液として、L 1からL 2
    のチューブ間のATPを第2反応セルH 2に押し出す役割をする。

    【0045】その後、流量計R 1の流量が設定2に達すると、三方バルブV 4はNOポート側に切り替えられる。 ここで、混合液の先端はL 3となり、混合液内のA
    TPと緩衝液の量の比が1:9となる。 また、L 2からL 3のチューブ間で混合液のpH調整が済むまで、このままの状態とする。

    【0046】次に、pH調整後、三方バルブV 6をNO
    ポート側に切り替え、三方バルブV 4 ,V 7をNCポート側に切り替え、分注器3を動作させて、第3反応セルH
    3でATPと発光試薬を混合させる。 このときのサンプルは、キャリア液として、L 2からL 3のチューブ間のA
    TPを第3反応セルH 3に押し出す役割をする。

    【0047】その後、流量計R 1の流量が設定3に達すると、三方バルブV 4はNOポート側に切り替えられる。 ここで、混合液の先端がL 4となり、混合液内のA
    TPと発光試薬の量の比が、1:1になる。 また、L 3
    からL 4のチューブ間で、発光が安定したら、発光計測手段40の光電子増倍管42で発光計測する。

    【0048】次に、発光計測後、三方バルブV 7をNO
    ポート側に、三方バルブV 4をNCポート側に切り替え、第3反応セルH 3内の廃液(サンプルと各試薬の混合液)を廃液排管Drから排出する。 このときのサンプルは、キャリア液として、L 3からL 4のチューブ間の廃液を排出する役割をする。

    【0049】その後、流量計R 1の流量が設定4に達すると、三方バルブV 4をNOポート側に切り替えられる。 ここで、サンプルの先端が、L 4の先になるようにサンプルの流量(設定4)を決めるものとする。

    【0050】以上の操作を繰り返すことによって、AT
    P量を連続で測定される。

    【0051】図3は本発明の第3の実施の形態を示す概念図で、第2の実施の形態のサンプル分取操作手段20
    で使用しているペリスタルチックポンプP 3を使用せずに、サンプルの吐出操作と試薬の分注操作を、分注器と三方バルブの組み合わせによって行うようにしたものである。

    【0052】即ち、図2のバルブV 4に接続されているポンプP 4および流量計R 1の使用を廃止し、これに代わるものとしてサンプリング用の分注器Sを設け、該分注器Sを三方バルブV 4のCOMポートに接続したものである。 従って、図2と同じ部分には、これと同一の符号を付し、構成の説明は省略し、一連の動作について説明する。

    【0053】まず、サンプル(試料水)を調整槽11に導入するところまでは、図1および図2の場合と同じである。

    【0054】次に、三方バルブV 4 ,V 5 ,V 6 ,V 7はN
    Oポート側として、分注器Sおよび分注器1,2,3を動作させ、サンプル、抽出試薬、緩衝液、発光試薬の必要量を吸引する。 ここで、サンプル量は、L 1からL 4のチューブの容量以上とする。

    【0055】次に、三方バルブV 4 ,V 5をNCポート側に切り替えて、分注器S、分注器1を動作させ、第1反応セルH 1でサンプルと抽出試薬を混合させる。 ここで、サンプルと抽出試薬の分注量と分注速度は、混合液の先端がL 2になり、混合液内のサンプルと抽出試薬の量の比が1:1となるように調節しておく。 また、L 1
    からL 2のチューブ間でサンプル内のATP抽出が済むまで、このままの状態とする。

    【0056】次に、サンプル内のATPを抽出後、三方バルブV 5をNOポート側、V 6をNCポート側に切り替えて、分注器S、分注器2を動作させ、第2反応セルH
    2でATP(サンプルと抽出試薬の混合液)と緩衝液を混合させる。 このときのサンプルは、キャリア液として、L 1からL 2のチューブ間のATPを第2反応セルH
    2に押し出す役割をする。 ここで、サンプルと緩衝液の分注量と分注速度は、混合液の先端がL 3になり、混合液内のATP(サンプルと抽出試薬の混合液)と緩衝液の量の比が、1:9になるように調節しておく。 また、
    2からL 3のチューブ間で混合液のpH調整が済むまで、このままの状態とする。

    【0057】次に、pH調整後、三方バルブV 6をNO
    ポート側に、V 7をNCポート側に切り替えて、分注器S、分注器3を動作させ、第3反応セルH 3でATP
    (サンプルと抽出試薬と緩衝液の混合液)と発光試薬を混合させる。 このときのサンプルは、キャリア液として、L 2からL 3のチューブ間のATPを第3反応セルH
    3に押し出す役割をする。 ここで、サンプルと発光試薬の分注量と分注速度は、混合液の先端がL 4になり、混合液内のATP(サンプルと各試薬の混合液)と発光試薬の量の比が、1:1になるように調節しておく。 また、L 3からL 4のチューブ間で、発光が安定したら、発光計測手段40の光電子増倍管42で発光計測する。

    【0058】次に、発光計測後、三方バルブV 7をNO
    ポート側に切り替えて、分注器Sを動作させ、第3反応セルH 3内の廃液(サンプリルと各試薬の混合液)を廃液排管Drから排出する。 ここで、サンプリングの分注量は、サンプリングの先端がL 4より先になるようにしてある。

    【0059】以上の操作を繰り返すことによって、AT
    P量を連続で測定することができる。

    【0060】上記のように、第1の実施の形態〜第3の実施の形態のようにATPの連続測定ができる。 この測定結果とMLSS計の測定結果を利用することにより、
    活性汚泥浮遊物質1(mg)あたりのATP量、つまり活性度をも連続的に求めることができる。 MLSS計は、MLSS(Mixed liquor suspe
    nded solids):活性汚泥浮遊物質を測定する測定器で、活性汚泥中の浮遊物質濃度(mg/l)を自動計測することができる。 従って、このMLSS計と、上記のATP連続測定装置とを組み合わせることによって、計測して得られたATP量とMLSS濃度から、ATP/MLSSを自動演算し、活性汚泥浮遊物質1(mg)あたりのATP量を容易に求めることができる。

    【0061】上記のように、ATPの連続測定ができるようになったので、この測定結果とMLSS計の測定結果を利用することにより、活性汚泥浮遊物質1(mg)
    当りのATP量、つまり活性度をも連続的に求めることが可能となった。

    【0062】従って、第4の実施の形態は、このMLS
    S計と上記のATP連続測定装置とを組み合わせることにより、計測して得られたATP量とMLSS濃度からATP/MLSSを制御・測定手段で自動演算し、活性汚泥浮遊物質1(mg)当りのATP量を求めるようにするものである。

    【0063】

    【発明の効果】以上のように本発明は、ATP量を連続で測定することができるようになったので、次の効果を奏する。 (1)測定対象物、例えば、下水処理場の運転管理指標の一つとして有効に活用できる。 (2)ATP量の変化により、下水処理場等の運転が正常に行われているか否かの目安となる。 (3)昼夜を問わず、測定結果が得られるので、異常時の把握が容易となる。 (4)測定者の手間が省ける。 (5)ATP連続測定装置にMLSS計を組み合わせることによって、(ATP/MLSS)を求めることができる。 これは、単位微生物あたりの活性度を表している。 このことから、単位微生物あたりの活性度がわかるので、より的確な処理場等の運転状況が、把握できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1の実施の形態の概念図。

    【図2】本発明の第2の実施の形態の概念図。

    【図3】本発明の第3の実施の形態の概念図。

    【図4】従来のATP自動測定の説明図。

    【符号の説明】

    10…被測定物調整手段 11…調整槽 12…洗浄手段 13…攪拌機 14…流出管 20…サンプル分取操作手段 30…試薬分注混合手段 31…抽出試薬分注手段 32…緩衝液分注手段 33…発光試薬分注手段 40…発光計測手段 41…暗箱 42…光電子増倍管 50…制御手段

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高瀬 長武 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 Fターム(参考) 2G045 AA28 BB52 CB21 DA15 FB13 GC15 HA06 JA01 JA07 JA09 2G054 AA03 AB07 CA21 CB01 CE02 EA06 FA06 FA50 FB01 FB07 FB08 GB01 4B029 AA07 BB01 CC01 FA02 FA11 4B063 QA01 QQ15 QQ16 QQ18 QQ63 QR66 QS10 QS14 QS36 QS39 QX02

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