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Disposal device for garbage

阅读:612发布:2024-02-29

专利汇可以提供Disposal device for garbage专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain sufficient washing effect of a discharge path of decomposed water discharged from a decomposing vessel even if the quantity of water discharged from a sink discharge port is small.
SOLUTION: When the discharge quantity of waste water discharged from a sink discharge port 3 per unit time does not exceed the prescribed quantity, a shield plate 21 for preventing the outflow of the waste water to a main discharge path 10 is installed in an opening of the main discharge path 10. In this way, at the time of low flow rate discharge when the discharge quantity of the waste water per unit time does not exceed the prescribed quantity, all the waste water discharged from the sink discharge port 3 flows in a washing water path 19. Therefore, even on the low flow rate discharge, a decomposed water discharge path 17 can be sufficiently washed.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Disposal device for garbage专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 水作業を行うシンクの排水口に連結され、排水と共に前記排水口から流出する生ごみを微生物にて分解処理する生ごみ処理装置であって、 生ごみを分解する微生物を担持する微生物担体が収納されるとともに、生ごみの分解時に発生する分解水を排出する分解水排出孔を下部に有する分解容器と、 前記分解水排水孔から排出された分解水を外部に排出する分解水排水路と、 前記排水口から流出する生ごみと排水とを分離して、生ごみを前記分解容器に移送する分離移送部と、 分離移送部によって分離された排水が導かれる排水室と、 前記排水室に開口し、前記排水を外部に排出する主排水路と、 前記排水室に開口し、前記排水を前記分解水排水路に導き、前記分解水排水路に滞留した異物を洗浄する洗浄水路と、 前記シンク排水口から排出される排水の単位時間当たりの排水量が所定値を超えないとき、前記排水の前記主排水路への流出を禁止する禁止手段とを備えることを特徴とする生ごみ処理装置。
  • 【請求項2】 前記禁止手段は、前記主排水路の前記排水室への開口部に設けられた、前記排水室の底面から所定の高さを有する遮蔽板であることを特徴とする請求項1記載の生ごみ処理装置。
  • 【請求項3】 生ごみが投入される投入室と、 前記投入室に設けられ、生ごみを破砕する破砕機構と、 生ごみを分解する微生物を担持する微生物担体が収納され、前記破砕機構によって破砕された生ごみを分解処理する分解容器とを備え、 前記破砕機構は、回転板と、回転板の外周部に回転板に対して回転可能に取り付けられたハンマと、回転板の周囲に設けられて前記ハンマと協働して投入された生ごみを破砕する固定刃とから構成され、前記ハンマは、前記回転板に対して所定の移動範囲の下に上下動可能に取り付けられていることを特徴とする生ごみ処理装置。
  • 【請求項4】 前記ハンマの前記回転板への取付面は、
    段構造となっていることを特徴とする請求項3記載の生ごみ処理装置。
  • 【請求項5】 前記ハンマの上下動可能な範囲は、0.
    5mm以上に設定されることを特徴とする請求項3記載の生ごみ処理装置。
  • 【請求項6】 生ごみが投入される投入室と、 前記投入室に設けられ、生ごみを破砕する破砕機構と、 生ごみを分解する微生物を担持する微生物担体が収納され、前記破砕機構によって破砕された生ごみを分解処理する分解容器とを備え、 前記破砕機構は、回転板と、回転板の外周部に回転板に対して回転可能に取り付けられたハンマと、回転板の周囲に設けられて前記ハンマと協働して投入された生ごみを破砕する固定刃とから構成され、前記ハンマの前記回転板への取付面が、段構造となっていることを特徴とする生ごみ処理装置。
  • 【請求項7】 前記ハンマは、前記回転板に対して所定の移動範囲の下に上下動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項6記載の生ごみ処理装置。
  • 【請求項8】 前記ハンマの上下動可能な範囲は、0.
    5mm以上に設定されることを特徴とする請求項7記載の生ごみ処理装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、台所に配設されて生ごみを分解処理する生ごみ処理装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】生ごみ処理装置では、分解容器内にて生ごみが分解処理されることにより分解が生ずる。 この分解水は、分解容器の底面部に形成された排出孔及び分解水排水路を介して外部に排出される。 しかしながら、
    この分解水排水路には、分解水とともに異物も排出されるので、分解水排水路における異物の滞留を防止する手段を講じることが必要となる。

    【0003】このような問題に対処すべく、本出願人は既に特願平9−355480号を出願している。 この出願では、シンクの排水口に連通する排水室に主排水路と、上述の分解水排出管に洗浄水を導くための洗浄水路とを開口させ、かつ排水室から流入する流量が主排水路よりも洗浄水路の方が大きくなるように排水室に分配板を設けることを提示している。 これにより、シンク排出口から排出される水量が小さい場合であっても、洗浄水路を介して分解水排水路への洗浄水の供給を可能としている。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のように分配板を設けた構造であっても、例えば食器洗浄機を使用する場合等、シンクにおける使用水量が一般的な使用水量よりも少ない場合には、十分な水量の洗浄水を確保できない場合がある。 このような場合、分解水排水路内に滞留する異物を十分に洗浄できない可能性がある。

    【0005】また、生ごみ処理装置では、生ごみの分解を促進するため、生ごみを予め細かく破砕する。 そして、破砕した生ごみを分解容器内に移送して、分解処理している。

    【0006】生ごみを破砕する破砕機構は、モータによって回転する円盤状の回転板と、この回転板の外周部に取り付けられたハンマと、回転板の周囲に設けられ、ハンマと協働して生ごみを破砕する固定刃とから構成される。 ハンマは、固定刃との間での生ごみの噛み込みを防止するために、回転軸が偏心した状態で回転板上に回転可能に取り付けられている。 回転板が回転しているとき、ハンマにおいては、偏心回転軸の回りで重く形成された重量部に遠心が作用する。 このため、ハンマの偏心回転軸に対してハンマの重量部が回転板の回転中心と対向する位置でハンマに作用する力がバランスする。 つまり、ハンマの重量部は回転板の外周に面した位置で回転板が回転することになり、この重量部と固定刃とにより生ごみを破砕する。

    【0007】この回転板の回転時に、ハンマが固定刃との間に挟み込んだ生ごみから力を受けると、偏心回転軸の回りを回転する。 これにより、ハンマと固定刃との間での生ごみの噛み込みを防止しているのである。

    【0008】しかしながら、ハンマが回転板に対して回転可能に取り付けられていることにより、ハンマと回転板との間に僅かな隙間(例えば0.1mm)が生じることは避けることができない。 この隙間に破砕された生ごみが噛み込まれると、ハンマは回転することができなくなるおそれがある。 そして、ハンマが回転できないと、
    生ごみの破砕性能が低下するという問題が生ずる。

    【0009】本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、シンク排水口から排出される水の量が少ない場合でも、分解水排水路の十分な洗浄効果を得ることが可能な生ごみ処理装置を提供することを第1の目的とする。

    【0010】また、ハンマと回転板との間に生ごみが噛み込みにくく構成した破砕機構を備える生ごみ処理装置を提供することを第2の目的とする。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成するために、請求項1に記載された生ごみ処理装置は、水作業を行うシンクの排水口に連結され、排水と共に前記排水口から流出する生ごみを生物にて分解処理する生ごみ処理装置であって、生ごみを分解する微生物を担持する微生物担体が収納されるとともに、生ごみの分解時に発生する分解水を排出する分解水排出孔を下部に有する分解容器と、前記分解水排水孔から排出された分解水を外部に排出する分解水排水路と、前記排水口から流出する生ごみと排水とを分離して、生ごみを前記分解容器に移送する分離移送部と、分離移送部によって分離された排水が導かれる排水室と、前記排水室に開口し、前記排水を外部に排出する主排水路と、前記排水室に開口し、前記排水を前記分解水排水路に導き、前記分解水排水路に滞留した異物を洗浄する洗浄水路と、前記シンク排水口から排出される排水の単位時間当たりの排水量が所定値を超えないとき、前記排水の前記主排水路への流出を禁止する禁止手段とを備えることを特徴とする。

    【0012】これにより、単位時間当たりの排水量が所定値を超えない低流量排水時、シンク排水口から排出される全ての排水は、洗浄水路を流れる。 これにより、低流量排水時であっても、分解水排水路を十分に洗浄することが可能になる。

    【0013】請求項2に記載したように、禁止手段は、
    主排水路の排水室への開口部に設けられた、排水室の底面から所定の高さを有する遮蔽板によって構成することができる。 これにより、単位時間当たりの排水量が所定値よりも小さいときには、主排水路への排水の流入が確実に防止されるとともに、排水量が所定値よりも多くなると、排水が遮蔽板を乗り越えて主排水路に流れ込み、
    主排水路を介して排水される。

    【0014】また、上記第2の目的を達成するために、
    請求項3及び請求項7に記載された生ごみ処理装置は、
    生ごみが投入される投入室と、前記投入室に設けられ、
    生ごみを破砕する破砕機構と、生ごみを分解する微生物を担持する微生物担体が収納され、前記破砕機構によって破砕された生ごみを分解処理する分解容器とを備え、
    前記破砕機構は、回転板と、回転板の外周部に回転板に対して回転可能に取り付けられたハンマと、回転板の周囲に設けられて前記ハンマと協働して投入された生ごみを破砕する固定刃とから構成され、前記ハンマは、前記回転板に対して所定の移動範囲の下に上下動可能に取り付けられていることを特徴とする。

    【0015】このように、ハンマを上下動可能に回転板に取り付けることにより、たとえ破砕された生ごみがハンマと回転板との間に噛み込まれても、ハンマと固定刃との生ごみ破砕の衝撃等でハンマが回転され、その噛み込まれた生ごみが取り除かれる。 これにより、ハンマが回転板に対して固着されにくくなり、破砕機構における破砕性の低下を防止することが可能となる。

    【0016】請求項4及び請求項6に記載したように、
    ハンマの回転板への取付面は、段構造となっている点にも特徴がある。 これにより、ハンマの取付面と回転板との間に生ごみが入り込みにくくすることができる。

    【0017】なお、請求項5及び請求項8に記載したように、ハンマの上下動可能な範囲は、生ごみの噛み込みを効果的に解除できるように、0.5mm以上に設定されることが望ましい。

    【0018】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。

    【0019】図1は、本実施形態に係わる生ごみ処理装置1の概略構成を示す模式図である。 生ごみ処理装置1
    は、台所に設置されたキッチンキャビネット(図示せず)内に配設されている。

    【0020】2は、水作業を行うためのシンクであり、
    このシンク2の底部には水作業にて使用された水を下水管(下水道)9に排出するためのシンク排水口3が設けられている。 なお、シンク排水口3には、複数の小孔を有する水切り4がはめ込まれている。

    【0021】水切り4(シンク排水口3)の下方には、
    生ごみ処理装置の生ごみ投入口5が開口しており、この投入口5から生ごみを破砕する破砕部6を介して生ごみを分解処理する分解容器12まで移送路7が形成されている。 なお、8は投入口5を開閉する曲面状の開閉ゲート(開閉部材)である。 開閉ゲート8は、通常時(生ごみの投入を行わないとき)は閉じられているが、使用者がキッチンキャビネットに設けられた足踏みペダル(図示せず)を踏んだときに開かれる。

    【0022】移送路7の外周部には、シンク排水口3から排出された排水が導かれる排水室30が設けられている。 排水室30には、排水を下水管9に排出する主排水路10が開口している。 この主排水路10の途中には、
    下水管9から異臭や虫等が上流側に位置するシンク排水口3まで侵入することを防止するため、S字状の第1排水トラップ11が設けられている。

    【0023】破砕部6は、投入口5から投入された生ごみを細かく破砕するためのものである。 この破砕部6の詳細な構造、及び作用効果については後述する。

    【0024】破砕部6にて破砕された生ごみは、インペラ13の回転により分解容器12へ向けて移送される。
    なお、13aは、インペラ13及び破砕部6の破砕ハンマが取り付けられた回転板6aを回転駆動する電動モータである。

    【0025】分解容器12には、生ごみを分解する好気性微生物を担持した微生物担体12aが収納されている。 14aは微生物担体12aと生ごみとを攪拌する攪拌翼であり、この攪拌翼14aは、駆動ベルト14cを介して電動モータ14bにより回転駆動される。

    【0026】分解容器12の底面部には、生ごみの分解時に発生する分解水を排出するために複数個の分解水排水孔15が形成されている。 分解水排水孔15から排出された分解水は、分解容器12の外側を覆うように設けられた外側容器16の底部16aに流れ、分解水排水路17を経由して下水管9に排出される。

    【0027】分解水排水路17の途中には、下水管9から上流側に位置する外側容器16側に異臭や虫等が侵入することを防止するため、第2排水トラップ18が配設されている。 この第2排水トラップ18は、分解水排水孔15側に接続されて下方に伸びる直線部位18aと、
    直線部位18aに連なって円弧を描きながら上方側に伸びて下水管9に接続される円弧部位18bとを有して、
    略D字状に形成されている。

    【0028】19は、洗浄水路であり、主排水路10と同様に、排水室30に開口している。 この洗浄水路19
    は、シンク排水口3から排出された排水を分解水排水路17の上流側(分解水排水孔15側)に導き、分解水排水路17に滞留した異物を洗浄するものである。 この洗浄水路19の途中にも、第1排水トラップ11と同様にS字状に形成された第3排水トラップ20が設けられている。

    【0029】ところで、主排水路10の排水室30への開口部には、図2及び図3に示すように、所定の高さを有する遮蔽板21が設けられている。 この遮蔽板21により、シンク排水口3から排出される排水の単位時間当たりの流量が少ないときには、全ての排水が排水室30
    から洗浄水路19に流入することになる。 そして、単位時間当たりの排水流量が増加し、遮蔽板21を乗り越えるようになると、その分の排水が主排水路10を介して下水管9に排出される。

    【0030】なお、洗浄水路19の入口には、洗浄水路19に異物(生ごみ等)が流れ込むことを防止する網状のフィルタ(金網)22が配設されている。 さらに、開閉ゲート8には、開閉ゲート8の揺動により移動し、フィルタ22の穴に詰まった異物を掻き取るブラシが設けられている。

    【0031】また、図1において、24は電気ヒータであり、この電気ヒータ24により加熱された空気を電動ファン25により分解容器12と外側容器16との隙間に送風することにより、分解容器12内を所定温度(例えば50℃程度)に調整している。

    【0032】さらに、26は生ごみの分解時に発生する分解ガスを主排水路10に向け圧送する換気ポンプであり、27は電動モータ13a,14b及び電動ファン2
    5を制御する電子制御装置である。 なお、本実施形態では、換気ポンプ26と電気ヒータ24とは、常に作動するように制御される。

    【0033】次に生ごみ処理装置1の作動について説明する。

    【0034】使用者が足踏みペダルを踏むことにより開閉ゲート8を開き、水切り4内に堆積した生ごみ等を、
    投入口5から投入すると、投入された生ごみは、移送路7を介して破砕部6に達する。

    【0035】足踏みペダルから足が離れて開閉ゲート8
    が閉じると、電動モータ13aが所定時間(例えば30
    秒)回転する。 これにより、破砕部6にて生ごみが破砕されるとともに、インペラ13により破砕された生ごみが分解容器12に移送される。 分解容器12において、
    生ごみ(有機物)は、微生物担体12aにより分解処理され、このとき発生する分解ガスおよび分解水が下水管9に排出される。

    【0036】なお、上記説明から明らかなように、本実施形態では、開閉ゲート8及びインペラ13が分離移送部として、生ごみと排水とを分離し、生ごみを分解容器12に移送するとともに、排水を排水室30に向けて排水するのである。

    【0037】次に、本実施形態の特徴点について説明する。

    【0038】まず、本実施形態の第1の特徴点は、図2
    及び図3に示す如く、主排水路10の排水室30への開口部に、所定の高さを有する遮蔽板21が設けられていることである。 この遮蔽板21により、シンク排水口3
    から排出される排水の単位時間当たりの流量が少ないときには、全ての排水が排水室30から洗浄水路19に流入することになる。 そして、単位時間当たりの排水流量が増加し、遮蔽板21を乗り越えるようになると、その分の排水が主排水路10を介して下水管9に排出される。 従って、シンク排水口3から排出される排水量が小さい場合であっても、分解水排水路17の十分な洗浄効果を得ることができる。

    【0039】図4は、排水室30に遮蔽板21を有する場合の排水の洗浄水路19への分配比率を示すグラフである。 なお、図4においては、比較例として、特願平9
    −355480のように排水室に分配板を設けた場合の分配比率も示している。

    【0040】図4に示されるように、分配板を設けた場合には、排水流量が少ないときから大きいときまで、全排水量のほぼ60%前後の量の排水が洗浄水路に導かれる。 これに対して、本実施形態において説明した遮蔽板21を主排水路10の開口部に設けた場合には、単位時間当たりの排水流量が約2L/分よりも小さい場合には、排水の全量が洗浄水路19に流入される。 さらに、
    単位時間当たりの排水流量が約11L/分までの範囲において、遮蔽板21を設けた場合の排水の洗浄水路19
    への分配比率が、分配板を設けた場合の分配比率を上回っており、排水の低流量時の分解水排出路の洗浄能力が大幅に向上されていることがわかる。

    【0041】なお、遮蔽板21の高さを調節することにより、主排水路10へ排水が流れ始める排水流量を任意の値に設定することが可能である。

    【0042】次に本実施例の第2の特徴点について説明する。

    【0043】本実施形態の第2の特徴点は、破砕部6の構成にある。 以下、図5から図7を参照して破砕部6の構成について説明する。

    【0044】図5に示すように、破砕部6は、電動モータ13aによって回転する円盤状の回転板6aと、この回転板6aの外周部に取り付けられたハンマ6b(本実施形態では2個のハンマ6bを取り付けている)とを備える。 さらに、破砕部6は、回転板6aの周囲に所定の間隔(例えば2mm)を持って設置され、ハンマ6bと協働して生ごみを破砕する固定刃6cを有している。 これらの回転板6a及び固定刃6cは、電動モータ13a
    のケーシングと一体となったケーシング6d内に設置される。 このケーシング6dには、破砕した生ごみを分解容器21内に移送する移送管7aが形成されている。 すなわち、ハンマ6bと固定刃6cとによって破砕された生ごみは、回転板6aと固定刃6cとの隙間から回転板6aの下方に落下し、この落下した生ごみが、インペラ13の回転により移送管7aを介して分解容器12内に搬送される。

    【0045】ハンマ6bは、図6(A),(B)に示すように、略U字状のブラケット60の底面に、その底面の幅よりも狭い幅のプレート61を溶接することにより形成される。 このプレート61により、ハンマ6bの底面(回転板6aへの取付面)は段構造となっている。 なお、62は、ハンマ6bが回転板6aに取り付けられたとき、ハンマ6bの回転中心となる穴部である。 つまり、ハンマ6bは、固定刃6cとの間での生ごみの噛み込みを防止するために、回転軸が偏心した状態で回転板6a上に回転可能に取り付けられる。

    【0046】図7(A),(B)は、回転板6aにハンマ6b及びインペラ13を取り付けた状態を示す平面図及び側面図である。

    【0047】インペラ13は回転板6aの下面に溶接によって取り付けられる。 従って、電動モータ13aにより回転板6aとインペラ13とが共に回転駆動される。
    ハンマ6bは、回転板6aの外周部において、段つきピン6eによって回転板6aに回転可能に取り付けられる。 具体的には、ハンマ6b上下方向に0.5mm以上の可動範囲を持つように、段つきピン6eの下方端部をかしめて、ハンマ6bを回転板6aに取り付ける。

    【0048】以上のように構成された破砕部6の作動を説明する。

    【0049】電動モータ13により回転板6aが回転されると、ハンマ6aにおいて、偏心回転軸の回りで重く形成された部分(U字状部分)に遠心力が作用する。 このため、ハンマ6bの偏心回転軸に対してU字状部分が回転板6aの回転中心と対向する位置で、ハンマ6bに作用する力がバランスする。 つまり、ハンマ6bのU字状部分は回転板6aの外周に面した位置に保たれつつ回転板6aが回転することになり、このU字状部分と固定刃6cとにより生ごみを破砕する。

    【0050】この回転板6aの回転時に、ハンマ6bが固定刃6cとの間に挟み込んだ生ごみから力を受けると、ハンマ6bは偏心回転軸の回りを回転する。 これにより、ハンマ6bと固定刃6cとの間での生ごみの噛み混みを防止できる。

    【0051】特に、本実施形態においては、ハンマ6b
    の回転板6aへの取付面が、狭い幅のプレート61を溶接したことにより段構造となっている。 これにより、ハンマ6bの取付面と回転板6aとの間に生ごみが入り込みにくくすることができる。 もし、ハンマ6bの取付面と回転板6aとの間に、生ごみを噛み込んでしまうと、
    ハンマ6bが回転できなくなり、固定刃6cとの間での生ごみの破砕性が低下する可能性があるが、本実施形態によれば、そのような生ごみの噛み込みを極力防止することができる。

    【0052】さらに本実施形態によれば、ハンマ6bが0.5mmの移動範囲で上下動可能に回転板6aに取り付けられている。 このため、たとえ粉砕された生ごみがハンマ6bの取付面と回転板6aとの間に噛み込まれても、ハンマ6bと固定刃6cとの生ごみ破砕の衝撃等でハンマ6bが回転するようになり、その噛み込まれた生ごみが取り除かれる。 これにより、ハンマ6bが回転板6aに対して固着されにくくなり、破砕部6における粉砕性の低下を防止することが可能となる。

    【0053】なお、上記実施形態においては、ハンマ6
    bの取付面の段構造をプレート61の溶接によって実現したが、プレス加工や切削加工により段構造を形成しても良い。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】生ごみ処理装置の模式図である。

    【図2】図1のA矢視図である。

    【図3】主排水路の排水室開口部に設けられた遮蔽板を示す斜視図である。

    【図4】洗浄水路への排水の分配比率を示すグラフである。

    【図5】破砕部の概略構成を示す概略構成図である。

    【図6】破砕部のハンマの形状を示す平面図及び側面図である。

    【図7】回転板へのハンマ及びインペラーの取付状態を示す平面図及び側面図である。

    【符号の説明】

    1…生ごみ処理装置、2…シンク、3…排水口、6…破砕部、10…主排水路、12…分解容器、17…分解水排水路、19…洗浄水路、21…分配板

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森平 晋一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 4D004 AA03 AC01 CA04 CA18 CA40 CB05 CB13 CB28 CB36 CB42 CB43 CB50 CC08 4D065 CA06 CB03 CC01 CC04 DD11 EA05 EB17 ED32 ED45 ED46

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