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Cell fusion culture by using transformat protoplast in eucalyptus plant

阅读:799发布:2020-12-23

专利汇可以提供Cell fusion culture by using transformat protoplast in eucalyptus plant专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To efficiently obtain polyploidy cells useful, e.g. for producing a new- breed plant by carrying out cell fusion between a protoplast of an Eucalyptus plant and a transformat protoplast, subsequently culturing it in the presence of a herbaceous plant protoplast and then culturing it in an antibiotic-containing medium. CONSTITUTION:To a callus obtained from a shoot anlage of an Eucalyptus plant (e.g. Eucalyptus saligna) and a callus obtained from a shoot anlage of a transformat Eucalyptus plant, an enzyme solution containing cellulase, pectolyase, etc., is added and the resultant mixture is treated at 27 deg.C for 16hr to isolate the respective protoplasts of two kinds of Eucalyptus plants for cell fusion. The resultant isolated protoplasts are then subjected to cell fusion by using a 40wt.% polyethylene glycol solution, etc., and the fused cell is subsequently cultured in the presence of a protoplast of a herbaceous plant (e.g. Hibiscu cannabinus) excellent in fissiparity to obtain a colony. The obtained colony is cultured in an antibiotic-containing culture medium, thus efficiently selecting the objective polyploid-candidate colony.,下面是Cell fusion culture by using transformat protoplast in eucalyptus plant专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 融合する2種類のユーカリ属植物プロトプラストのうち、少なくとも一方に形質転換体プロトプラストを使用して細胞融合し、次いで分裂増殖の旺盛な草本性植物のプロトプラストと共存培養することによって得られたコロニーを抗生物質を含む培地で培養することにより、倍数体候補コロニーを選抜することを特徴とするユーカリ属植物の細胞融合培養方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、ユーカリ属植物における形質転換体プロトプラストを使用した細胞融合方法に関し、更に詳しくは融合する2種類のユーカリ属植物のプロトプラストのうち、その一方に形質転換体プロトプラストを使用し、細胞融合によって得られたコロニーから倍数体候補コロニーを効率よく選抜する方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】細胞融合により得られた倍数性細胞の選抜にはさまざまな手法が使用されているが、一般的な方法としては不活性化剤の利用があげられる。

    【0003】ヨードアセトアミドなどの不活性化剤で処理されたプロトプラストは、分裂能を失い融合したハイブリッド細胞のみが分裂することになる。

    【0004】この方法はイネ、ブラシカ、ニンジンなど草本類で使われているが、ユーカリなどの木本性植物の細胞融合については、その基礎となるプロトプラストの培養が困難である場合が多く、カンキツ類(小林、大河原1990、植物細胞工学、2巻 第45〜49頁)以外その体細胞雑種の報告例はほとんどなく、この場合は不活性化剤は使用されてない。

    【0005】本発明者らはすでにユーカリ属植物をはじめとする木本性植物のプロトプラストの培養方法について提案した(特開昭64−43138号公報、特開平2
    −129631号公報)。

    【0006】これらの方法によれば、再生を目的とするユーカリ属植物などの木本性植物のプロトプラストを分裂、増殖の旺盛な草本性植物のプロトプラスト特にケナフのプロトプラストと共存させて培養し、コロニーあるいはカルスを得た後、回転培養器に移して苗条原基を作出し、さらに、植物体を再生させることが可能となった。

    【0007】細胞融合によって得られる倍数性細胞の培養については、特願平3−63692号明細書で提案した方法、すなわち、細胞融合したプロトプラストの分裂、コロニー形成が困難な木本性植物について細胞融合したのち、分裂、増殖の旺盛な草本性植物のプロトプラストと共存下で培養することにより、目的とする分裂、
    増殖能を有する倍数性細胞の培養が可能となった。 しかし、細胞融合で得られる倍数性細胞の効率的な選抜方法については全く知見が得られていなかった。 そこで体細胞雑種作出の基礎となる倍数性細胞の選抜の簡素化について鋭意検討を行った結果、本発明を完成するに至った。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】ユーカリ属植物の形質転換体プロトプラストを使用した細胞融合によって得られたコロニーの中から、倍数性コロニーを効率的に選抜する培養方法を提供するものである。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】本発明は、融合すべき二種類のユーカリ属植物のうち、少なくとも一方に形質転換体プロトプラストを使用し、細胞融合し、次いで分裂増殖の旺盛な草本性植物のプロトプラストと共存培養することによって得られたコロニーを抗生物質を含む培地で培養することにより、倍数体候補コロニーを選抜するユーカリ属植物の細胞融合培養方法である。

    【0010】なお、本発明に用いるプロトプラストを単離するために使用する苗条原基、及び苗条、カルスの作出方法、プロトプラストの単離・調整方法は本発明者等が提案した特開昭63−301784号公報、特開平2
    −128631号公報に記載されている方法に従って行えばよい。

    【0011】本発明に用いる形質転換体苗条原基の作出方法等については本発明者等が提案した特開平2−13
    8966号公報の方法に従って行えばよい。

    【0012】以下、ユーカリ属植物の形質転換されたプロトプラストとの細胞融合方法、融合処理後に得られる倍数性細胞のプロトプラストの培養方法および選抜方法等について詳しく説明する。

    【0013】(形質転換されたユーカリプロトプラストとの細胞融合方法)2種類のユーカリプロトプラストを単離・調整したのち、一般的に用いられている細胞融合方法、例えばPEG法、電気刺激法などにより融合処理を行う。 これによって倍数性プロトプラストが得られる。

    【0014】(倍数性プロトプラストの培養方法および選抜方法)融合・調整して得られた目的とするユーカリ属植物のプロトプラスト(倍数性細胞)とこれと共存して培養する草本性植物のプロトプラストを各々10 4ないし10 5コ/mlの濃度に調整する。 次に、両プロトプラストを1:3〜3:1の割合で混合して、例えばガンボーグのB5培地、ムラシゲ・スクーグのMS培地等をプロトプラストの性質に応じて選択して植物ホルモン類、例えばナフタレン酢酸(NAA)、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)、インドール酢酸(I
    AA)等のオーキシン類およびベンジルアデニン(B
    A)、1−(2−クロロ−4−ピリジル)−3−フェニルウレア(4PU)、カイネチン、ゼアチン、チジアズロン等のサイトカイニン類を添加した液体培地あるいは培地固化剤であるGellam Gumを添加した培地で培養する。

    【0015】プレートしたプロトプラストの培養初期は、暗条件で培養するのが好適であり、培養期間中の温度としては、20℃ないし30℃が好ましいが、特に2
    5℃ないし28℃の間が好ましい。

    【0016】培養後30〜50日後に例えば、Genetici
    n (G418)5〜30μg/ml、カナマイシン10
    0〜1000μg/ml、ハイグロマイシン100〜5
    00μg/ml等の抗生物質を添加し、選抜期間10〜
    30日間で目的とする抗生物質耐性の倍数性のコロニーのみが得られる。

    【0017】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。

    【0018】

    【実施例】

    実施例1 供試植物細胞融合に供するプロトプラストを単離する材料として、倍数性細胞を選抜するマーカーを有する特開平2−
    138966号公報記載の方法で形質転換したユーカリ属植物( Eucalyptus saligna 以下 E.salignaと記す)
    から作出した苗条原基及びマーカーを有しない E.salig
    na非形質転換苗条原基を用いた。 さらに、これと共存させて培養する草本性植物のプロトプラストとしてケナフ( Hibisc-us cannabinus ) のカルス由来のものを使用した。

    【0019】(プロトプラストの単離・調整方法)形質転換された E.salignaの苗条原基より作出されたカルス、形質転換されていない E.salignaの苗条原基より作出されたカルスおよびケナフから作出されたカルス各々1gに対して、20mlの酵素液(1%セルラーゼオノズカRS、0.05%ペクトリアーゼY−23.1%ポリビニルピロリドン(PVP)、13%マニトール、p
    H5.6)を加えて27℃の温度、振盪回数30rpm
    で16時間の酵素処理を行ない3種のプロトプラストを別々に単離した。

    【0020】得られたプロトプラストの懸濁液をナイロンメッシュでろ過して未消化の細胞塊等を除き、さらに750rpmで3分間の遠心分離処理をして酵素液とプロトプラストを分離し、13%マニトールで2回洗浄した後、2種類のE.salignaのプロトプラストをそれぞれ10 6コ/mlの濃度に調整し、融合に供試した。 なお、ケナフのプロトプラストは5×10 4コ/mlの濃度に調整し、共存培養に供試した。

    【0021】(プロトプラストの融合と培養方法および選抜方法)上記の方法により調整した2種類の E.salig
    naのプロトプラストを分子量1,540〜6,000の40%ポリエチレングリコール液(PEG)で融合処理を行った。 その後、0.5Mマニトール、50mM C
    aCl 2 2H 2 O液(洗い液)でプロトプラストを洗浄することにより細胞融合したプロトプラストが得られた。 なお、この融合処理は、電気パルスによっても行うことができる。

    【0022】次に、融合した E.salignaのプロトプラストを5×10 4コ/mlの濃度に調整し、これにケナフのプロトプラストを3:1(ユーカリ3:ケナフ1)の割合で混合する。

    【0023】これを表−1に示したガンボーグのB5培地にNAA 5mg/ml、BA0.5mg/ml、ショ糖1%、マニトール9%を加えた液体培地、あるいは
    Gelrite 0.05%を含む培地2mlに懸濁して直径6
    cmのシャーレにプレートした。

    【0024】培養後約30日目にマニトールの濃度を6
    %に下げた上記と同様のホルモン濃度の液体培地を添加した。

    【0025】さらに、27℃の温度の暗条件で42日間培養した後、表−1に示すガンボーグのB5培地に0.
    02mg/mlのNAA、0.5mg/mlの4PU、
    1%のショ糖、3%のマニトール、10μg/mlのG
    418を加えた液体選抜培地に移し、暗条件で20日間培養することによりG418耐性の倍数性コロニーが選抜される。 なお、選抜効率の結果を表2に示した。 表に示した結果からわかるように倍数性コロニーの候補の割合は、細胞融合処理後に得られた全コロニーに対して約12%となり、倍数性細胞選抜の過程を簡素化できることが明らかとなった。

    【0026】

    【表1】

    【0027】実施例2 供試植物細胞融合に供試するプロトプラストを単離する材料として、倍数性細胞を選抜するマーカーを有する Eucalyptu
    s saligna の形質転換苗条原基及びマーカーを有しない非形質転換苗条原基( Eucalyptus camaldulensis ) を用いた。 さらに、これと共存させて培養する草本性植物のプロトプラストとしてケナフ( Hibi-scus cannabinu
    s ) のカルス由来のものを使用した。

    【0028】実施例−1と同様の方法によりプロトプラスト単離、融合処理を行いG418を含む液体培地で選抜することによりG418耐性のコロニーを選抜した。
    なお、選抜効率の結果を表2に示した。 表2に示した結果からわかるように倍数性コロニーの割合は、細胞融合処理後に得られた全コロニーに対して5%となり、倍数性細胞選抜の過程を簡素化できることか明らかになった。

    【0029】

    【表2】

    【0030】

    【発明の効果】以上説明したようにこれまでのユーカリの細胞融合は、選抜マーカーを持たないプロトプラスト同士の細胞融合であったために細胞融合処理後に得られるコロニー数が多く、目的である細胞の選抜が困難であった。 しかし、細胞融合すべき一方に形質転換されたユーカリのプロトプラストを用いることより効率的に目的である細胞を選抜することが可能となり、植物の新品種創成に極めて有な方法を提供する。

    フロントページの続き (51)Int.Cl. 5識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A01H 4/00 8502−2B

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