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Sweetner composition

阅读:285发布:2024-01-28

专利汇可以提供Sweetner composition专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a sweetner composition useful as a saccharide raw material for cakes having preventing effects on osteoporosis, low in insulin irritation, useful as a food for a diabetic and diet, comprising galactose, glucose and lactose in a specific ratio. SOLUTION: This composition comprises 80-120 pts.wt., preferably 100 pts.wt. of glucose and 10-60 pts.wt., preferably 20-50 pts.wt. of lactose based on 100wt.% of galactose, preferably further minerals of magnesium and calcium in the ratio of 1:(2-3) by weight and is useful in a medium for microorganism culture.,下面是Sweetner composition专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ガラクトース100重量部に対してグルコース80〜120重量部、乳糖10〜60重量部を含有する甘味組成物。
  • 【請求項2】 乳糖分解物である請求項1記載の甘味組成物。
  • 【請求項3】 ガラクトース100重量部に対してグルコース100重量部、乳糖20〜50重量部を含有する甘味組成物。
  • 【請求項4】 ミネラル類を含んだ請求項1〜3記載の甘味組成物。
  • 【請求項5】 乳清または乳清から蛋白質を除去した画分を原料として得られる請求項1〜4記載の甘味組成物。
  • 【請求項6】 マグネシウム:カルシウム=1:2〜3
    (重量比)の割合でマグネシウムとカルシウムとを含む請求項4または5記載の甘味組成物。
  • 【請求項7】 請求項1〜6記載のいずれかに記載の甘味組成物を添加してなる食品。
  • 【請求項8】 請求項1〜6記載のいずれかに記載の甘味組成物を添加してなる微生物培養用の培地。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明はガラクトース100
    重量部に対してグルコース80〜120重量部、乳糖1
    0〜60重量部を含有し、爽快感のある軽やかな甘味を有する甘味組成物に関する。

    【0002】

    【従来の技術】近年、ヒトの嗜好が多様化し、種々の感覚の甘味剤が求められており、特に爽快感のある軽やかな甘味剤が求められている。 例えば砂糖の使用では、そのような軽やかな甘味は得られなかった。 また、防腐効果の目的で、砂糖の添加が知られているが、防腐効果を得る量の砂糖の添加では甘くなりすぎ、さらに過剰の摂取により身体に有害な反応も起こる。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題は防腐効果を示す添加量でさえも爽快感のある軽やかな甘味を有し、身体に有害な反応の少ない甘味組成物を得ることである。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、ガラクトース、
    グルコースおよび乳糖を特定の配合比で含有する甘味組成物が、上記目的達成のために有効であることを見い出し本発明を完成するに至ったものである。 すなわち、本発明はガラクトース100重量部に対してグルコース8
    0〜120重量部、好ましくは90〜110重量部、特に100重量部、乳糖10〜60重量部、好ましくは2
    0〜50重量部を含有する甘味組成物であり、さらにミネラル類を含んだ甘味組成物である。 また、その一態様は乳糖、乳清または乳清から蛋白質を除去した画分の分解物よりなる上記甘味組成物である。

    【0005】ガラクトースに対するグルコースの配合割合は、ガラクトース100重量部に対しグルコース80
    〜120重量部、好ましくは90〜110重量部、さらに好ましくは、100重量部程度である。 けだし、この範囲において本願発明の目的を達成できるものである。

    【0006】さらに、ガラクトースに対する乳糖の配合割合は、ガラクトース100重量部に対し乳糖10〜6
    0重量部、好ましくは20〜50重量部である。 けだし、この範囲において本願発明の目的を達成できるものである。 さらに、乳糖が60重量部を越える場合、製品中に乳糖の結晶が発生し、沈殿、不溶化現象を起こす場合があり品質上、好ましくないためである。 また10重量部に満たない場合、この場合原料乳糖の分解率としては95%を越える場合であり、乳糖のカルシウム吸収促進効果が期待できず、またグルコースの比率が上昇するため血糖値が上昇しやすい組成となるためである。

    【0007】本発明の甘味組成物は、ミネラル類、特に生乳に含まれるミネラル類、就中二価陽金属(例えば、
    カルシウム、マグネシウム、亜鉛等)を含んでいることが好ましい。 マグネシウムは、糖の代謝にも必要な重要なミネラルである。 また、マグネシウム:カルシウムの比率は通常の乳製品の場合はMg:Ca=1:5〜10
    と、マグネシウムの含有比率が極端に低く、カルシウムの比率が高い。 心臓疾患(心筋梗塞、不整脈など)は、
    心筋細胞からのカルシウムの放出によって引き起こされ、マグネシウムはこれに拮抗的に作用するミネラルであり、マグネシウムをバランス良く摂取することが必要である。 本発明では、酵素処理後の糖液を、カルシウムの吸着能が高いイオン交換樹脂又はろ過材を用いることにより、マグネシウム:カルシウム=1:2〜3にすることにより、マグネシウムをバランス良く摂取することが可能となる。 亜鉛についても亜鉛不足によって引き起こされる味覚障害、肌あれなどを予防することが期待できる。

    【0008】本発明の甘味組成物は、例えばガラクトース100重量部に対してグルコース80〜120重量部,乳糖10〜60重量部を混合することにより得られる。

    【0009】また、本発明の甘味組成物は、乳糖を酵素分解することにより得られる。 この酵素分解に用いられる酵素としては、ラクターゼ(β−ガラクトシダーゼ)、具体的には酵母由来の中性ラクターゼが挙げられる。 特に、 Kluyveromyces lactis由来の酵母由来中性ラクターゼが好ましい。 また、ここに使用する原料乳糖としては、ラクトース含有量99.7%、灰分0.27
    %、分0.29%の乳糖粉末が好ましい。 また、ラクトース含有量4〜5%、水分93〜94%の乳清もしくはパーミエートも好適に使用される。

    【0010】当該酵素分解に当たっては、80〜95
    %、特に88〜90%の分解率とすることが好ましい。
    ここに分解率とはグルコース、ガラクトースの生成率をいい、(基質中の乳糖含量−製品中の残存乳糖含量)÷
    基質中の乳糖含量×100の計算式から算出される。

    【0011】また、酵素分解における最終製品は固形分は60%以上、好ましくは70%であることが好ましい。 ここに固形分とは製品中の糖の総量をいい、(製品重量−製品水分)÷製品重量×100にして算出される。

    【0012】かかる組成物は、例えば、基質(乳糖)含有率9〜22.5%の水溶液煮に、乳糖45g当たり5
    00〜2000NLU(中性ラクターゼ単位)の中性ラクターゼを添加し、pH6.0〜7.2、30〜45
    ℃、10〜30時間酵素反応を行い、この分解抽出液を加熱濃縮して得られる。

    【0013】さらに、本発明の甘味組成物は、乳糖、乳清もしくはパーミエートの化学的加水分解によっても得ることができる。 具体的には、例えば、乳糖、蛋白を含まない乳清またはパーミエートをpH1〜2の酸性条件下で、加熱温度が60℃の場合は24時間の反応時間を、また高温の場合、例えば140℃では11分間の反応時間で化学的加水分解を行う。 この場合、pHを強酸性にするためには塩酸などの酸を、乳糖、乳清もしくはパーミエートに添加し、pH調整を行う。 加熱により加水分解した後、水酸化ナトリウムなどのアルカリによりpHを中性に調整する。 この溶液は茶褐色に着色しているため、活性炭により脱色し、また中和により発生した塩類はイオン交換樹脂により脱塩する。 また、強酸性カチオン交換樹脂を用いて強酸性にpH調整を行い加熱分解することができる。 乳糖を原料にした場合、3.3%
    塩酸中に乳糖を4.5%添加し、完全加水分解するためには、90℃で90分間の加熱が必要である。 化学的加水分解法ではα−およびβ−グリコシド結合をもった逆合成オリゴ糖が生成される。

    【0014】乳清は、通常生乳もしくは脱脂乳に酸または凝乳酵素(レンネット)を加えて生ずる凝固物(カートといい、主にカゼインと脂肪よりなる)を除いた残りの水溶液として得られる。

    【0015】パーミエートは、乳清から蛋白質を除去した画分であるが、その際の蛋白の除去程度としては、通常90〜99%、好ましくは96〜98%である。 除去蛋白としては、カゼイン、ラクトアルブミン、ラクトグロブリン等が挙げられる。 蛋白質の除去は、通常乳清を限外濾過に付すことによって行われる。

    【0016】

    【発明の作用および効果】本発明の甘味組成物は、爽快感のある軽やかな甘味を有し、乳糖、さらには砂糖、ぶどう糖(グルコース)、果糖液糖、ステビア等の甘味料の代わりに用いることができる。 本発明の甘味組成物は、爽快感のある軽やかな甘味を所望される食品、飲料、菓子等、特に、コーヒー乳、アイスクリーム、プリン等の乳製品に対し添加される。 かくして、乳糖、砂糖等の甘味料の使用では得られなかった爽快感のある軽やかな甘味を提供することができる。

    【0017】本発明に含まれる乳糖はカルシウムの吸収を促進する糖として知られており、これを加工食品や、
    料理に使用した場合、食品に含まれるカルシウムの吸収を助ける。 その結果、骨粗鬆症予防効果のある菓子等の糖原料として利用できる。 その際の使用量は、添加対象、嗜好、食品の物性等によって異なるが、例えばアイスクリームに対して添加する場合には製品重量100部中に15重量部程度の割合で添加される。

    【0018】ショ糖(シュクロース)やぶどう糖(グルコース)を投与(摂取)することにより速やかに血中の糖濃度(血糖値)の上昇が見られ、それに伴いインスリンの分泌が促されるが、本発明に含有されるガラクトースおよび乳糖はグルコース等に比べて、血糖値上昇活性が低いことが報告されている(“牛乳・乳製品の栄養”
    印乳業技術研究会発行)、The Current Nutritiona
    l Status of Lactoseand Galactose,1978)。 従って、
    本発明の甘味組成物は、ショ糖やぶどう糖に比べてインスリン低刺激性であり糖尿病患者等の糖の摂取を制限されている人々に使用できる。

    【0019】また、インスリンの分泌によりリポ蛋白リパーゼ(LPL)の活性が高められるが、この酵素は血中の脂肪を取り込み、体脂肪として蓄積するプロセスに関与する酵素であり。 このことは、インスリン分泌の刺激が体脂肪蓄積(肥満)にも関連することを示している。 従って、本発明は、そのインスリン低刺激性により、ショ糖、ぶどう糖等に比べて脂肪の蓄積が少ないと考えられ、ダイエット用食品の糖原料として利用できる。

    【0020】本発明において、ミネラル類を含有する甘味組成物は、ストレス、喫煙、飲酒や糖尿病等の疾病により失われるマグネシウム、亜鉛などの有用な体内ミネラルを補給することができる。

    【0021】本発明は甘味度が砂糖を100とした時、
    約50であり、砂糖とは異なり爽快感のある甘味を有することから、砂糖の倍量程度の食品への添加が可能となり、従って、食品中の有害生物の繁殖を抑制することができる。 その際の使用量は、通常40〜60重量部程度である。

    【0022】

    【実施例】本発明をより詳細に説明するために実施例を挙げるが、これに限定されるものではない。 以下の記載において、部とあるのは重量部を、%とあるのは重量%
    を意味する。

    【0023】実施例1 乳糖粉末(水分0.29%、蛋白質0.004%、灰分0.27%、乳糖99.7%、pH6.47)を水溶解液中(pH6.8)で20%(重量%)に溶解し、酵素マキシラクトL−2000((株)ギストブロカーデス社製)を最終濃度0.2%になるように添加し、40℃
    条件下で20時間酵素反応を行なった後、濃縮機にて、
    固形分70%に濃縮し本発明を得た。 この時の濃縮物の成分値としては水分30%以下、蛋白質0.0024〜
    0.0032%、灰分0.18〜0.19%、グルコース28.3%、ガラクトース28.3%、乳糖13.4
    %である。

    【0024】実施例2 ガラクトース31.5g、グルコース31.5g、乳糖7gを30gの水に60℃で30分間加温混合することにより、本発明を得た。

    【0025】実施例3 乳清溶液(固形分6.7%、蛋白質0.6%、灰分0.
    52%、乳糖5.0%、pH6.1)に、酵素マキシラクトL−2000((株)ギストブロカーデス社製)を最終濃度0.013%になるように添加し、40℃条件下で20時間酵素反応を行なった後、濃縮機にて、固形分70%に濃縮し本発明を得た。 このときの濃縮物の成分値としては、水分30%以下、蛋白質6.12〜6.
    32%、灰分5.4〜5.49%、グルコース22〜2
    6%、ガラクトース22〜26%、乳糖11〜2.6%
    である。

    【0026】実施例4 パーミエート溶液(固形分5.7%、蛋白質0.01
    %、灰分0.5%、乳糖4.9%、pH6.1)に、酵素マキシラクトL−2000((株)ギストブロカーデス社製)を最終濃度0.013%になるように添加し、
    40℃条件下で15時間酵素反応を行なった後、濃縮機にて、固形分70%に濃縮し本発明を得た。 このときの濃縮物の成分値としては、水分30%以下、蛋白質0.
    1〜0.12%、灰分6.1〜6.16%、グルコース25.4〜30.1%、ガラクトース25.4〜30.
    1%、乳糖12〜3%である。

    【0027】実験例1 本発明を使用した場合(本発明群)と、他の甘味剤を使用した場合(比較群)の香り、甘味および総合評価について調べた。 (本発明群1)生クリーム10部、牛乳30部、無塩バター5.6部、脱脂粉乳5部、および実施例1で得た甘味組成物にガラクトースを添加して得た、重量比がガラクトース:グルコース:乳糖=100:80:38の組成の甘味組成物(濃度はガラクトース35.4%、グルコース28.3%、乳糖13.4%)17.5部をよく混和し安定剤0.6部、水および香料31.3部を加えてアイスクリームを得た。

    【0028】(本発明群2)本発明群1のアイスクリームにおいて、実施例1によって得られた甘味組成物に、
    グルコースを添加し、重量比がガラクトース:グルコース:乳糖=100:120:47の組成(濃度はガラクトース28.3%、グルコース34.0%、乳糖13.
    4%)の甘味組成物17.5部を上記配合の糖として加えたアイスクリームを得た。

    【0029】(本発明群3)本発明群1のアイスクリームにおいて、実施例1によって得られた甘味組成物を4.5倍に水にて希釈した後、ガラクトースおよびグルコースを添加し、重量比がガラクトース:グルコース:
    乳糖=100:120:10の組成(濃度はガラクトース30.4%、グルコース36.5%、乳糖3.0%)
    の甘味組成物17.5部を上記配合の糖として加えたアイスクリームを得た。

    【0030】(本発明群4)精製塩0.5部、ビタミンC0.03部、ビタミンB 1塩酸塩0.03部、クエン酸ナトリウム1.7部、塩化マグネシウム0.2部、乳酸カルシウム0.2部、粉末クエン酸2.4部、香料2.0部、果糖11部および実施例2で得られた甘味組成物80部に水220部を加えて混合し、スポーツ飲料を得た。

    【0031】(本発明群5)牛乳30部、生クリーム6
    部、脱脂粉乳5.5部、ゲル化剤(増粘多糖類)0.6
    部、クエン酸0.1部、食塩0.05部および実施例3
    で得られたグルコース22%、ガラクトース22%、乳糖11%の組成である甘味組成物16部、水40部、香料0.14部を混合し、90℃まで加熱後、均一混合し、カップに分注し冷却して、ミルクプリンを得た。

    【0032】(本発明群6)小麦粉110部、ショートニング60部、卵白90部、牛乳5部、ふくらし粉3部および実施例4で得られたグルコース30.1%、ガラクトース30.1%、乳糖3%の組成である甘味組成物90部を加え180〜200℃で焼成し、パウンドケーキを得た。

    【0033】(比較群1A)甘味剤として実施例1で得た甘味組成物の代わりに砂糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群1と同一としてアイスクリームを得た。 (比較群1B)甘味剤として実施例1で得た甘味組成物の代わりに乳糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群1と同一としてアイスクリームを得た。 (比較群2A)甘味剤として実施例1で得た甘味組成物の代わりに砂糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群2と同一としてアイスクリームを得た。 (比較群2B)甘味剤として実施例1で得た甘味組成物の代わりに乳糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群2と同一としてアイスクリームを得た。 (比較群3A)甘味剤として実施例1で得た甘味組成物の代わりに砂糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群3と同一としてアイスクリームを得た。 (比較群3B)甘味剤として実施例1で得た甘味組成物の代わりに乳糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群3と同一としてアイスクリームを得た。 (比較群4A)甘味剤として実施例2で得た甘味組成物の代わりに砂糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群4と同一としてスポーツ飲料を得た。 (比較群4B)甘味剤として実施例2で得た甘味組成物の代わりに乳糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群4と同一としてスポーツ飲料を得た。 (比較群5A)甘味剤として実施例3で得た甘味組成物の代わりに砂糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群5と同一としてミルクプリンを得た。 (比較群5B)甘味剤として実施例3で得た甘味組成物の代わりに乳糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群5と同一としてミルクプリンを得た。 (比較群6A)甘味剤として実施例4で得た甘味組成物の代わりに砂糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群6と同一としてパウンドケーキを得た。 (比較群6B)甘味剤として実施例4で得た甘味組成物の代わりに乳糖を用いる点以外は他の配合成分組成を本発明群6と同一としてパウンドケーキを得た。

    【0034】(試験方法)本発明群および比較群で得られたそれぞれのアイスクリーム等の食品の香り、甘味および総合評価について、女子大学生20名をパネラーにして二点比較を行い、該当する場合は1点、該当しない場合は0点という評価法で行なった。 その試験結果を表1に示す。

    【0035】

    【表1】

    【0036】結果、本発明の甘味組成物は他の甘味剤と比較してその甘味が爽快感のある軽やかなものであることが認められた。

    【0037】実験例2 次に本発明の甘味組成物の甘味度を測定した。 実施例1
    で得られた甘味組成物(水分30%以下、蛋白質0.0
    024〜0.0032%、灰分0.18〜0.19%、
    グルコース28.3%、ガラクトース28.3%、乳糖13.4%)を水で希釈し、女子大生パネラー15名による官能評価法にて甘味が感じられなくなる時の希釈倍数を求めた。 また、比較対象として砂糖についても同様に甘味の感じられない希釈倍数を求め、この希釈倍数を比較したところ、本発明品は、砂糖の半分の希釈倍数で甘味が感じられなくなり、甘味度は砂糖を100とした場合、その半分の50であった。

    【0038】実験例3 本発明の甘味組成物の血糖値上昇抑制効果について調べた。 すなわち、本発明の甘味組成物と、一般に甘味を得るために用いられるシュクロースおよびグルコースを摂取した場合の血糖値の変化を調べた(糖負荷試験)。 (試験方法)SD系雄性ラット(5週令、1群6匹、日本クレア)を用い、さらに1週間通常飼料(日本クレア社製)で予備飼育を行った後、糖負荷試験を行った。 当該予備飼育の間は水、食餌は自由摂取とした。 投与する糖としては実施例1で調製した甘味組成物、シュクロースおよびグルコースを用いた。 実施例1で調製した甘味組成物は固形分が70%であり、他の2種の糖は固体(粉末)であることを考慮して、固形分換算で投与量が等しくなるようにした。 糖の負荷試験に際しては、その24時間前からラットを絶食させ、ラットの体重1kg
    あたり100gの量で、各種の試験すべき甘味剤をゾンデを用いてラットの胃内に強制的に経口投与し、投与前および投与後30分、60分、120分、180分後に同じラットの尾静脈より経時的に採血を行った。 血糖値の測定は、グルコースIIテストワコー(和光純薬社製)
    を用いて、酵素法にて分析した。 (結果)実施例1で調製した本発明の甘味組成物、シュクロースおよびグルコースをそれぞれ100g/体重1
    kgで投与した後の、血糖値の変化を表2に示し、さらに図1に模式的に示した。

    【0039】

    【表2】

    【0040】従来の甘味剤に比して、本発明の甘味組成物は血糖値の上昇効果が抑制されている。 さらに投与量(負荷量)を50g/体重1kgにした場合にも同様の結果が得られた。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の甘味組成物、シュクロースおよびグルコースの負荷(100g/体重1kg)後の血糖値の変化を示したグラフである。 横軸は投与(負荷)後の経過時間を、横軸は血糖値を示している。

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