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Pharmaceutical as well as food and cosmetics were formulated this to the Tien-cha extract as an active ingredient

阅读:780发布:2024-02-02

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(57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 甜茶抽出物を有効成分とすることを特徴とする、抗アレルギー剤。
  • 【請求項2】 甜茶抽出物が、水と極性溶媒の混合溶媒による抽出物である請求項1記載の抗アレルギー剤。
  • 【請求項3】 甜茶抽出物を乾燥重量換算で0.01〜
    5%含有する請求項第1項または第2項記載の抗アレルギー剤。
  • 【請求項4】 トローチ剤である請求項第1項ないし第3項の何れかの項記載の抗アレルギー剤。
  • 【請求項5】 食品添加剤である請求項第1項ないし第3項の何れかの項記載の抗アレルギー剤。
  • 【請求項6】 化粧品配合剤である請求項第1項ないし第3項の何れかの項記載の抗アレルギー剤。
  • 【請求項7】 請求項第5項記載の抗アレルギー剤を含有する抗アレルギー用食品。
  • 【請求項8】 飴、トローチ、ガム、ヨーグルト、アイスクリーム、プディング、ゼリー、水ようかん、コーヒー飲料、ジュース、炭酸飲料、清涼飲料水、牛乳、乳清飲料および乳酸菌飲料から選ばれたものである請求項第7項記載の抗アレルギー用食品。
  • 【請求項9】 請求項第6項記載の抗アレルギー剤を含有する化粧品。
  • 【請求項10】 化粧水、化粧クリーム、乳液、ファンデーション、口紅、整髪料、ヘアトニック、育毛料、歯磨き、洗口料、シャンプー、リンスまたは入浴剤から選ばれたものである請求項第9項記載の化粧品。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、甜茶抽出物を有効成分とする医薬に関し、更に詳細には、抗炎症、抗アレルギーおよびヒアルロン酸の分解阻止作用を有する医薬ならびにこれを含有する食品および化粧品に関する。

    【0002】

    【従来の技術】科学技術の発達に従い、多くの化合物が合成され、種々の作用を有する医薬が見出されてきた。
    例えば、抗炎症剤として、化学合成品を主に多数の薬物が開発されてきた。 そして、約100年前より、臨床に用いられてきたアスピリンの作用点が、アラキドン酸よりプロスタグランジン(以下、「PG」と略す)の合成に至る過程の初発酵素であるシクロオキシゲナーゼ阻害にあることが解明されたことを契機として、インドメタシンなどの、同様の作用メカニズムによる強な薬効を有するものが開発されてきた。

    【0003】また、抗アレルギー剤としては、ジソジウムクロモグリケート(以下、「DSCG」と略す)などの化学合成品が、アラキドン酸よりロイコトリエンを生成させる5−リポキシゲナーゼの阻害剤としてはカフェー酸を多量に含むヨモギ抽出物などが用いられている。

    【0004】以上は、いずれも医薬品の成分に関するものであるが、他方、抗炎症あるいは抗アレルギーに寄与すると思われる食品素材も求められているが、羅漢果抽出物などが伝承にのみ基づいて使用されているのが現状である。 また、抗炎症あるいは抗アレルギー活性を有する化粧品原料についても種々探索されているが、安全かつ有望なものは未だ得られていない。

    【0005】一方、保湿剤として、生物などに由来するヒアルロン酸が主に化粧品に配合されているが、最近、ヒアルロン酸分解酵素であるヒアルロニダーゼに対する阻害活性を1つの指標として、茶抽出液の抗アレル
    ギー活性を評価しようとする試みが行われており(前田有美恵ら:食衛誌、31巻、233−237頁、199
    0)、 ヒアルロニダーゼ阻害活性と抗アレルギー活性の相関が示唆されている。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】21世紀に向けて、疾病の治療よりも予防の必要性が叫ばれている。 例えば、炎症やアレルギーは人体の持つ抵抗力の過剰反応と考えられている側面もあるが、発病時の苦難を思うとき、そのなんらかの予防措置が必要とされる。 花粉症などのアレルギー疾患の最近の激増ぶりには、目を見張るばかりである。 元々は、寄生虫排除の目的で人体内に備わっているIgEが、近年、人体の寄生虫保有の減少と共に、アレルギーを起こす方に働いているためであるが、食物として脂肪、特にリノール酸を多く含むものの摂取が増えている面も見逃すことが出来ない。 リノール酸は生体内で容易にアラキドン酸に不飽和化され、それから生ずるロイコトリエンがアレルギーの原因になるからである。 社会が豊かになるにつれて、人体が寄生虫を保有することの減少と脂肪摂取量の増加により、アレルギーは増える傾向にあるが、十分に有効な抗アレルギー剤は見出だされておらず、その開発は重要な課題である。

    【0007】一方、生体のヒアルロン酸含有量を維持し、高める必要性については、皮膚だけの問題にとどまらない。 大動脈や関節腔液などにおいても、ヒアルロン酸による保構造は重要な働きをしている。 老化が人体のヒアルロン酸含有量の低下という面を伴なう以上、
    高齢化社会に向けて、皮膚や血管などの、ヒアルロン酸により保持される水分含量ひいては柔軟性を維持する必要性は、ますます高まると予想される。 現状では、化粧品用保湿剤として外用されるヒアルロン酸にのみ関心が向けられ、人体内のヒアルロン酸含量、ひいては水分含量を維持しようとする試みは皆無に等しく、重要な課題として残されている。

    【0008】この上記課題の解決は、医薬品の投与によっても行なわれるが、食品や化粧品のように日常的に摂取されたり用いられているものにより講じられることがより望ましい。 しかし、現在まで、抗炎症、抗アレルギー活性、抗ヒアルロニダーゼ活性を持った有望な食品素材および化粧品原料が得られておらず、このような素材、原料の提供が課題として残されている。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を解決すべく、アラキドン酸よりPGの合成に至る過程の初発酵素であるシクロオキシゲナーゼおよびヒアルロン酸の加水分解酵素であるヒアルロニダーゼの両酵素を阻害し、かつ抗ヒスタミン活性も有する天然物を見いだすべく鋭意探索を行った。 ここで、ヒアルロニダーゼ阻害を目標としたのは、本酵素の阻害が、人体中でのヒアルロン酸レベルの維持のみならず、抗炎症や抗アレルギー活性とも強く相関するからである。 本酵素は、炎症時には活性化され、結合組織のマトリックスを破壊し、炎症系の細胞および血管の透過性を高める役割りを演じていると考えられるので、本酵素の阻害が抗炎症につながるとされる。 また、ヒアルロニダーゼが、肥満細胞中にあって、IgE−抗原複合体がレセプターに結合することに始まりヒスタミン顆粒の放出(脱顆粒)にまで至る一連の過程に含まれる可能性が高い。 脱顆粒のような大きな形態変化は、ヒアルロン酸による保水構造の一時的破壊なくしては起こり得ないからである。 事実、 抗アレル
    ギー剤の中にはヒアルロニダーゼ阻害活性を合わせ持つものが多い。

    【0010】上記した性質を有する天然物の探索の結果、甜茶水系溶剤抽出物中に上記の3つの活性を十分に合わせ持つ物質を発見し、本発明を完成するに至った。

    【0011】すなわち本発明の第1の目的は、甜茶抽出物を有効成分とする、抗炎症剤、抗アレルギー剤およびヒアルロン酸の分解阻止剤から選ばれる医薬を提供することにある。 また、本発明の他の目的は、前記医薬を含有する食品および化粧品を提供することにある。

    【0012】本発明で用いられる甜茶抽出物は、例えば甜茶を水系溶媒で抽出することにより得られる。 原料である甜茶(バラ科の多年生潅木、Rubus suav
    issims S. Lee)は、中国で古来より甘い茶として用いられている。 この甜茶は、その葉または茎、
    特に葉を天日で乾燥したものを原料とし、抽出に付すことができる。 なお、この甜茶は、日本で甘茶として飲用されているユキノシタ科の甘茶[Hydrangea
    macrophylla Seringe var. t
    hunbergii Makino(Saxifrag
    aceae:ユキノシタ科)]とは、全く異なる植物である。

    【0013】抽出に用いる水系溶剤は、水単独もしくは水とメタノール、エタノール等低級アルコール、アセトン等の1種または2種の極性溶媒との任意の混合液のいずれでもよい。 しかし、極性溶媒だけでは本発明の有効成分を効率よく抽出できないので、必ず水との混合液とし、かつ、その混合率は溶媒が90%以下であることが望ましい。 これらの溶剤のうちでは、抽出物が最終的に食品等に配合されることを考慮すると、安全性の点で、水、エタノール、またはこれらの混合物を用いるのが好ましい。

    【0014】抽出に際しての甜茶と溶剤との比率も特に限定されるものではないが、甜茶1に対して溶剤2−1
    000重量倍、特に抽出操作、効率の点で5−100重量倍が好ましい。 抽出温度室温−常圧下での溶剤の沸点の範囲とするのが便利であり、抽出時間は10分から24時間の範囲とするのが好ましい。

    【0015】このようにして得られた甜茶水系溶剤抽出物そのままのもの、これを濃縮したもの、溶出物から溶剤を除去した乾燥物等、いかなる状態のものでも使用することが出来るが、保存性、有機溶媒の安全性の点で乾燥物の状態にするのが好ましい。

    【0016】本発明の抗アレルギー剤は、甜茶抽出物をそのまま若しくはこれを公知の医薬用担体と共に製剤化することにより調製される。 本発明の抗アレルギー剤は、錠剤、顆粒剤、粉剤、シロップ剤等の経口剤;坐剤、外用剤等の非経口剤のほか、飴、トローチ、ガム、
    ヨーグルト、アイスクリーム、プディング、ゼリー、水ようかん、コーヒー飲料、ジュース、炭酸飲料、清涼飲料水、乳、乳清飲料および乳酸菌飲料等の食品に添加する剤形のもの、化粧水、化粧クリーム、乳液、ファンデーション、口紅、整髪料、ヘアトニック、育毛料等を始め、歯磨き、洗口液、シャンプー、リンス、入浴剤等の化粧品に配合する剤形のものとすることができる。

    【0017】本発明の医薬の調製に用いることのできる医薬用担体としては、特に制限はなく、通常用いられているものを使用することができるが、その例としては、
    デンプン、乳糖、白糖、マンニット、カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩等の固形担体;蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、エタノール等のアルコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等の液体担体;各種の動植物油、白色ワセリン、パラフィン、ロウ類等の油性担体等が挙げられる。

    【0018】また、本発明の医薬を用いて、上記の食品や化粧品、歯磨き、シャンプー等を製造するには、その製品の種類に応じて通常用いられる適宜な成分を配合することができる。 例えば、食品を調製する場合には、
    ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、
    ステビオサイド、ルブソサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L
    −アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、
    香料、保存剤等、通常の食品原料として使用されているものを適宜配合して製造することが出来る。

    【0019】更に、化粧品を調製する場合には、植物油等の油脂類、ラノリンやミツロウ等のロウ類、炭化水素類、脂肪酸、高級アルコール類、エステル類、種々の界面活性剤、色素、香料、ビタミン類、植物・動物抽出成分、紫外線吸収剤、抗酸化剤、防腐・殺菌剤等、通常の化粧品原料として使用されているものを適宜配合して製造することができる。

    【0020】本発明の甜茶抽出物を用いて化粧品等を調製する場合には、他の抗炎症・抗アレルギー性化粧品原料、例えば、甘草抽出成分(特にグリチルリチン酸)、
    塩酸ジフェンヒドラミン、アズレン、dl−α−トコフェロールおよびその誘導体、ビタミンB 2及びB 6などと用いることにより、その効果を高めることができる。 甜茶抽出物はヒアルロン酸分解酵素であるヒアルロニターゼを強く阻害するのでヒアルロン酸と共に用いることにより、その保湿効果を一層高めることができる。 甜茶抽出物単独でも、皮膚中のヒアルロン酸の分解を阻止することにより間接的に保湿・美肌効果を持つが、他の保湿・美肌性化粧品成分、例えば、エラスチン、コラーゲン、レシチン、スクワレン、プラセンターリキッド(胎盤抽出液)、グリセリン類、グリコール類、発酵代謝産物、乳酸菌培養液、ビタミンAおよびC、コンドロイチン硫酸ナトリウム、2−ピロリドン−5−カルボン酸ナトリウム(PCA−Na)、バクモンドウ粘液多糖類等の植物多糖類などと共に用いて、より一層効果を高めることが望ましい。

    【0021】甜茶は古来より中国では甘い茶として用いられており、本発明で使用するその抽出物は安全性の点での問題はない。 しかし、本発明の医薬における甜茶抽出物の配合量は、効果および添加した際の香り、色調の点で、乾燥重量換算で、0.01−5.0%の濃度範囲とすることが望ましい。

    【0022】

    【作用および発明の効果】本発明医薬の有効成分である甜茶抽出物のシクロオキシゲナーゼ阻害活性、すなわちPG合成の阻害による抗炎症活性はアスピリンのそれの約1/5であり抗ヒスタミン活性は抗アレルギー薬インタールの活性成分であるDSCGのそれに匹敵した。 従って、本発明の医薬は抗炎症作用および抗アレルギー作用を有する医薬として有用なものである。 また、甜茶抽出物を含む食品を日常的に摂取することにより、風邪に伴なう炎症やのどのはれ、花粉症、せきなどを予防・改善することができる。 同様に、甜茶抽出物を含む化粧品の使用により、皮膚のかゆみなどを改善することが可能である。

    【0023】本発明による甜茶抽出物は強力なヒアルロン酸分解阻止剤として皮膚や動脈壁、関節腔などに含まれるヒアルロン酸含量の低下を抑制する。 このことにより、間接的作用ではあるが、皮膚の保湿性および柔軟性を高め、加齢に伴なう動脈硬化を予防し、関節炎の改善などに寄与する。

    【0024】甜茶抽出物は、安全性の確立された植物抽出物であり、かつ、抗炎症剤、抗アレルギー剤としての作用の他にヒアルロン酸分解阻止剤としての種々の効果を合わせ持っており、その多機能性は他に例を見ないものである。

    【0025】

    【実施例】次に甜茶抽出物の製造法、シクロオキシゲナーゼ阻害試験、ヒアルロニダーゼ阻害試験、 ヒスタミン
    遊離抑制試験および抗炎症剤、抗アレルギー剤並びにヒアルロン酸の分解阻止剤の製造に関する実施例を挙げ、
    本発明を更に詳しく説明する。 実施例 1 甜茶抽出物の製造: 甜茶100gを3000mlの三フラスコにいれ、熱水 1000mlを加え、沸騰水浴中で3時間抽出を行った。 これを濾過し、得た濾液を凍結乾燥し、抽出物3
    2.3gを得た(甜茶抽出物1)。

    【0026】実 施 例 2 甜茶抽出物の製造:甜茶 100gを3000mlの三角フラスコにいれ、50容量%のエタノール1000m
    lを加え、室温下で、1時間ごとに軽く攪拌し、24時間抽出を行った。 これを濾過し、得た濾液を減圧下濃縮してエタノールを除去後、水を加えて凍結乾燥し、抽出物 31.1gを得た(甜茶抽出物2)。

    【0027】実 施 例 3 シクロオキシゲナーゼ阻害活性の検定:実施例1で得た抽出物について、下記の方法で、そのシクロオキシゲナーゼ阻害活性を測定した。 その結果を第1表に示す。

    【0028】(測定法) 羊精嚢腺ミクロゾーム(フナコシ薬品、メーカーコードA3)のシクロオキシゲナーゼ活性に対する阻害効果を酸素吸収法により測定した。 すなわち、酸素電極を備えた4ml容の反応槽に、10mMのL−トリプトファンを含む0.2Mトリス塩酸緩衝液(pH8.0) 3.8
    35 ml、40μMヘモグロビン液25μl、被験試料液100μlおよびミクロゾーム0.6mgを含む上記緩衝液30μlを加え、5分間プレインキュベートした後、エタノールに溶かした10mMアラキドン酸液10
    μlの添加により反応を開始させた。 反応温度は30℃
    である。 被験試料液の代わりに精製水を加えた対照の初発酵素吸収速度をC、被験試料添加時のそれをSとして、以下の計算式により阻害率I(%)を求めた。 I(%)=100×(C−S)/C 甜茶および羅漢果抽出物とも、阻害活性の用量依存曲線は直線性を示さず、I=50%付近に変曲点を持つS字型となった。

    【0029】

    【0030】実 施 例 4 ヒアルロニダーゼ阻害活性の検定:実施例1で得た抽出物について、下記の方法で、そのヒアルロニダーゼ阻害活性を測定した。 その結果を第2表に示す。

    【0031】(測定法) 牛睾丸由来のヒアルロニダーゼ(Sigma,Type
    IV)を用いて、コンパウンド48/80による、不活性型酵素の活性化段階の阻害作用を中心に測定した。 酵素活性は、ヒアルロン酸の加水分解により生成するN−
    アセチルヘキソサミンを還元末端とする四糖の還元力の増加をA 585で比色定量することにより、測定した(前田有美恵ら:食衛誌、31巻、233−237頁、
    1990)。 すなわち、適量の被験試料を0.1M酢酸緩衝液 (pH4.0)100μlに溶かして試験管にとり、同緩衝液50μlに溶かした酵素0.10mg
    (100NF units)を加え、37℃−20分間インキュベートした後、同緩衝液に100μlに溶かしたコンパウンド48/80(50μg)を加え、更に3
    7℃ー20分間インキュベートする。 最後に、同緩衝液250μlに溶かしたヒアルロン酸ナトリウム塩(20
    0μg、微生物由来)を加えて、37℃−40分間インキュベートした後、0.4N NaOH 100μlを加えて氷冷後ホウ酸緩衝液(pH9.1)100μlを加えて3分間煮沸する。 氷冷後、p−ジメチルアミノベンズアルデヒド試液3mlを加えて、37℃−20分間インキュベート後、A 585を測定した。 対照には試料溶液の代わりに上記酢酸緩衝液を用いた。 また、それぞれのブランクとして、酵素溶液の代わりに上記酢酸緩衝液を用いた。 阻害活性は次の式から求められる阻害率で表した。

    A:対照溶液のA

    585 B:対照溶液のブランクのA

    585 C:試料溶液のA

    585 D:試料溶液のブランクのA

    585

    【0032】

    【0033】実施例 5 肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制試験: 実施例1で得た抽出物について、下記の方法で、そのヒスタミン遊離抑制活性を測定した(平井裕子ら:生薬学雑誌、37巻、374−380、1983)。 その結果を第3表に示す。

    【0034】( 測 定 法 )脱血致死させたウィスター系ラットの腹腔内にタイロード(Tyrode)液を注入して採取した腹腔細胞から、牛血清アルブミン(BS
    A)−生理食塩水(比重1.068)を用いる重層遠心法により肥満細胞を単離した。 得られた細胞は2×10
    6個/mlとなるように0.1%BSA含有タイロード液に懸濁し、細胞浮遊液を調製した。 試料溶液 10μl
    に細胞浮遊液10μlを加えて37℃−10分間放置した後、脱顆粒誘発剤としてコンパウンド 48/80
    (5μg/ml)20μlを加えて37℃−10分間反応させた。 その後、いったん氷冷し、遠心分離(15
    0×g、5分)した上清中に遊離されたヒスタミン量を蛍光検出器付き高速液体クロマトグラフィーにより測定した。 ヒスタミン遊離抑制活性は次式により算出した。 ヒスタミン遊離抑制率(%)=100×[1−(SR−
    C)/(R−C)] C: 対照の細胞から遊離されるヒスタミン量 R: 誘発剤を加えたときに細胞から遊離されるヒスタミン量 SR:試料を共存させて誘発剤を加えたときに細胞から遊離されるヒスタミン量

    【0035】

    【0036】実 施 例 6 錠 剤:150gの甜茶抽出物1を同量の乳糖及びステアリン酸マグネシウム5gと混合し、この混合物を単発式打錠機にて打錠し、直径10mm、重量300mg
    の錠剤を製造した。

    【0037】実 施 例 7 顆 粒 剤:実施例6で得た錠剤を粉砕、整粒し、篩別して20ー50メッシュの顆粒剤を得た。

    【0038】実 施 例 8 飴 : ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 粉末ソルビトール 99.7 香 料 0.2 甜 茶 抽 出 物 0.05 ソルビトールシード 0.05 全 量 100

    【0039】実 施 例 9 キャンデー: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 砂 糖 47.0 水 飴 49.76 香 料 1.0 水 2.0 甜茶抽出物 0.24 全 量 100

    【0040】実 施 例 10 トローチ: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) アラビアゴム 6 ブドウ糖 73 甜茶抽出物 0.05 リン酸第二カリウム 0.2 リン酸第一カリウム 0.1 乳 糖 17 香 料 0.1 ステアリン酸マグネシウム 残 量 全 量 100

    【0041】実 施 例 11 ガ ム: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ガムベース 20 炭酸カルシウム 2 ステビオサイド 0.1 甜茶抽出物 0.05 乳 糖 76.85 香 料 1 全 量 100

    【0042】実 施 例 12 チューインガム: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ガムベース 20.0 砂 糖 75.62 香 料 1.0 クエン酸 1.0 水 2.0 甜茶抽出物 0.38 全 量 100

    【0043】実 施 例 13 キャラメル: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) グラニュー糖 32.0 水 飴 20.0 粉 乳 40.0 硬 化 油 4.0 食 塩 0.6 香 料 0.02 水 3.22 甜茶抽出物 0.16 全 量 100

    【0044】実 施 例 14 コーヒーゼリー: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) グラニュー糖 15.0 ゼ ラ チ ン 1.0 コーヒーエキス 5.0 水 78.93 甜茶抽出物 0.07 全 量 100

    【0045】実 施 例 15 アイスクリーム: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 生クリーム(45%脂肪) 33.8 脱脂粉乳 11.0 グラニュー糖 14.8 加糖卵黄 0.3 バニラエッセンス 0.1 水 39.93 甜茶抽出物 0.07 全 量 100

    【0046】実 施 例 16 カスタードプディング: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 牛 乳 47.51 全 卵 31.9 上 白 糖 17.1 水 3.4 甜茶抽出物 0.09 全 量 100

    【0047】実 施 例 17 水ようかん: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 赤生あん 24.8 粉末寒天 0.3 食 塩 0.1 上 白 糖 24.9 甜茶抽出物 0.1 水 49.8 全 量 100

    【0048】実 施 例 18 ジュース: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 冷凍濃縮温州みかん果汁 5 果糖ブドウ糖液糖 11 クエン酸 0.2 L−アスコルビン酸 0.02 甜茶抽出物 0.05 香 料 0.2 色 素 0.1 水 残 量 全 量 100

    【0049】実 施 例 19 炭酸飲料: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) グラニュー糖 8.0 濃縮レモン果汁 1.0 L−アスコルビン酸 0.10 クエン酸 0.06 クエン酸ナトリウム 0.05 着 色 料 0.05 香 料 0.15 炭 酸 水 90.55 甜茶抽出物 0.04 全 量 100

    【0050】実 施 例 20 乳酸菌飲料: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 乳固形分21%発酵乳 14.76 果糖ブドウ糖液糖 13.31 ペ ク チ ン 0.5 ク エ ン 酸 0.08 香 料 0.15 水 71.14 甜茶抽出物 0.06 全 量 100

    【0051】実 施 例 21 コーヒー飲料: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) グラニュー糖 8.0 脱 脂 粉 乳 5.0 カ ラ メ ル 0.2 コーヒー抽出物 2.0 香 料 0.1 ポリグリセリン 0.05 脂肪酸エステル 食 塩 0.05 水 84.56 甜茶抽出物 0.04 全 量 100

    【0052】実 施 例 22 歯磨剤: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 第二リン酸カルシウム 42 グリセリン 18 カラギーナン 0.9 ラウリル硫酸ナトリウム 1.2 サッカリンナトリウム 0.09 パラオキシ安息香酸ブチル 0.005 甜茶抽出物 0.05 香 料 1 水 残 量 全 量 100

    【0053】実 施 例 23 洗口液: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ラウリル硫酸ナトリウム 0.8 グリセリン 7 ソルビトール 5 エチルアルコール 15 甜茶抽出物 0.05 1−メントール 0.05 香 料 0.04 サッカリンナトリウム 0.1 水 残 量 全 量 100

    【0054】実 施 例 24 柔軟化粧水(弱酸性): ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) グリセリン 5.0 プロピレングリコール 4.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 甜茶抽出物 0.05 ポリオキシエチレンソルビタン モノラウリン酸エステル 1.5 (20E.O.) ポリオキシエチレンラウリル 0.5 エーテル(20E.O.) エタノール 10.0 香 料 0.1 染 料 適 量 防 腐 剤 適 量 紫外線吸収剤 適 量 精 製 水 78.75

    【0055】実 施 例 25 エモリエントクリーム: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ミツロウ 2.0 ステアリルアルコール 5.0 ステアリン酸 8.0 スクアラン 10.0 自己乳化型プロピレングリコール 3.0 モノステアレート ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.0 (20E.O.) 香 料 0.5 防腐剤 適 量 酸化防止剤 適 量 プロピレングリコール 7.8 グリセリン 4.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 甜茶抽出物 0.1 トリエタノールアミン 1.0 精 製 水 57.5

    【0056】実 施 例 26 エモリエントローション: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ステアリン酸 2.0 セタノール 1.5 ワセリン 3.0 ラノリンアルコール 2.0 流動パラフィン 10.0 ポリオキシエチレンモノオレイン酸 2.0 エステル(10E.O.) 香 料 0.5 酸化防止剤 適 量 防 腐 剤 適 量 プロピレングリクール 4.8 グリセリン 3.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 甜茶抽出物 0.1 トリエタノールアミン 1.0 精 製 水 70.0

    【0057】実 施 例 27 乳液状ファンデーション: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) ステアリン酸 2.4 モノステアリン酸プロピレン 2.0 グリコール セトステアリルアルコール 0.2 液状ラノリン 2.0 流動パラフィン 3.0 ミリスチン酸イソプロピル 8.5 パラオキシ安息香酸プロピル 適 量 精 製 水 64.1 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2 ベントナイト 0.5 プロピレングリコール 3.8 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 甜茶抽出物 0.1 トリエタノールアミン 1.1 パラオキシ安息香酸メチル 適 量 酸化チタン 8.0 タ ル ク 4.0 着色顔料 適 量 香 料 適 量

    【0058】実 施 例 28 育毛ヘアトニック: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) エタノール 70.0 センブリエキス 0.2 ビタミンE 0.2 L−メントール 0.4 グリチルリチン 0.1 甜茶抽出物 0.1 サリチル酸 0.5 グリセリン 0.5 香 料 適 量 精 製 水 28.0

    【0059】実 施 例 29 シャンプー: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) アルキルエーテル硫酸 16.0 ナトリウム(AES−Na) ラウリン酸ジエタノールアミド 4.0 プロピレングリコール 1.9 甜茶抽出物 0.1 防腐剤、色素、香料 適 量 精 製 水 78.0

    【0060】実 施 例 30 リンス: ( 組 成 ) ( 重 量 部 ) 塩化ステアリルジメチル 1.4 ベンジルアンモニウム ステアリルアルコール 0.6 グリセリンモノステアレート 1.5 食 塩 0.1 甜茶抽出物 0.1 精 製 水 96.3 以 上

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