首页 / 专利库 / 作物管理 / 非生物胁迫 / Gene-recombinant zoysia japonica steud. having lowered shade avoidance property

Gene-recombinant zoysia japonica steud. having lowered shade avoidance property

阅读:51发布:2021-06-18

专利汇可以提供Gene-recombinant zoysia japonica steud. having lowered shade avoidance property专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide gene-recombinant Zoysia japonica Steud. suppressing a shade avoidance reaction such as a dwarf internode and petiole, a short leaf, increased branches and a dark green leaf color, assuming a tough appearance and exhibiting enhanced resistance to biological and nonbiological stresses.
SOLUTION: The gene-recombinant Zoysia japonica Steud. is composed of a plant cell transformed with a modified oat phytochrome A gene (S598A) whose serine 598 codon is substituted with an alanine codon. The gene-recombinant Zoysia japonica Steud. includes a recombinant DNA construct containing the S598A gene inducing strong suppression of the shade avoidance reaction, and a recombinant plant produced by the method and a bred seed obtained from the recombinant plant are also disclosed.
COPYRIGHT: (C)2004,JPO,下面是Gene-recombinant zoysia japonica steud. having lowered shade avoidance property专利的具体信息内容。

  • 以下の工程を含み、
    i. 次のものを含む組換えDNA構築物を用いてノシバ細胞を形質転換すること;トウモロコシ(Zea mays)植物ユビキチンプロモーター;セリン−598がアラニンに置換されたヌクレオチド配列をコードする配列番号NO:1の改変フィトクロームA遺伝子;および植物細胞において機能するポリアデニル化シグナル配列を含む3'非翻訳配列(これらは5'から3'方向に作動的に結合されている。)、
    ii. 上記フィトクロームAをコードするヌクレオチド配列で形質転換された植物細胞を選択すること、
    iii. 上記フィトクロームAをコードするヌクレオチド配列で形質転換された細胞からノシバ植物を産生すること、およびiv. 配列番号NO:2のフィトクロームAを発現する組換えノシバを選択すること、
    日陰回避抑制の性質を有し遺伝的に形質転換されたノシバ種(KCTC 10242BP)を産生する方法。
  • 請求項1に記載の方法により産生された、遺伝的に形質転換されたノシバ種。
  • 以下の工程を含み、
    i. 次のものを含む組換えDNA構築物を用いて植物細胞を形質転換すること;トウモロコシ(Zea mays)植物ユビキチンプロモーター;セリン−598がアラニンに置換されたヌクレオチド配列をコードする配列番号NO:1の改変フィトクロームA遺伝子;および植物細胞において機能するポリアデニル化シグナル配列を含む3'非翻訳配列(これらは5'から3'方向に作動的に結合されている。)、
    ii. 上記フィトクロームAをコードするヌクレオチド配列で形質転換された植物細胞を選択すること、
    iii. 上記フィトクロームAをコードするヌクレオチド配列で形質転換された細胞から植物を産生すること、およびiv. 配列番号NO:2のフィトクロームAを発現する組換え植物を選択すること、日陰回避抑制の性質を有し遺伝的に形質転換された植物を産生する方法。
  • 請求項3に記載の方法により産生された、遺伝的に形質転換された植物。
  • 上記組換え植物が、耕作物植物、野菜作物植物、園芸植物、果樹植物および観賞用植物に属す1以上のものであることを特徴とする、請求項4に記載の遺伝的に形質転換された植物。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の技術分野】
    本発明は、遺伝的な形質転換を通じて、改変されたフィトクロームA光レセプターを有する作物植物の成長速度および光応答性を操作する分野に関する。 とりわけ本発明は、経済的に重要な作物植物の環境光に対する応答を調整する分子生物学的戦略によって、植物の構築および光形態形成の改変に関するものである。 これは芝生、特に外見には矮小の、もっと分岐した構造を有する遺伝子組換え芝生に強調をおかれる。 本発明は、日陰回避反応(shade avoidance reaction)の抑制を通じて遺伝子組換え作物植物を開発することにより達成される。 その結果、その遺伝子組換え植物は、健康でしかも強靭であり、病原菌感染に抵抗性を示す。 加えて、遺伝子組換え植物は、その両親の植物よりも、速やかに地面を覆い、往来によるダメージから回復することができる。 これにより、向上した順応可塑性とともに、高い経済価値の植物を提供する。
    【0002】
    【発明の技術的背景】
    本発明は、遺伝子組換えノシバ(Zoysia japonica Steud.)に関する。 このノシバは、改変燕麦フィトクロームA(modified oat phytochrome A)をコードするヌクレオチド配列を含む組換えDNA構築物を用いて形質変換された植物細胞からなる。 当該フィトクロームのセリン−598はアラニンに置換されており、光応答性を向上させている。 生起する組換えノシバは、矮小な節間と葉柄、短い葉、暗緑葉色および健康で強靭な外見といった、著しく低下した典型的日陰回避反応を示す。 このことは作物植物の収量と環境適応に大いに影響を与えるものである。
    【0003】
    ノシバは、韓国芝生草としても知られ、世界の温帯地域、とくに韓国、日本および中国東部地域を含む極東アジアにおいて最も広範に栽培されている芝生草種の1つである。 その栽培地域は、旱魃耐性および往来によるダメージからの急速な回復能といった、尋常でない特性のために、近年は、米国および他の諸国でも急速に拡張している。 特に、ノシバは事実上すべての気候でも痩せた土壌ですら充分に成長する。 したがってノシバは、ゴルフコース、運動場、道路の路傍、家庭庭園、河川堤防といった場所において実用目的でも装飾目的でも広く使用されている。 しかしながら、ノシバは、ある固有の欠点を抱えており、その解決が、顧客から強く望まれている。 大方の関心は、改善された病原菌と除草剤に対する耐性ならびに環境変化に対する順応可塑性を含むものである。 加えて、ノシバは、暑い夏季の間、過成長する傾向があり、手間がかかり費用の嵩む頻繁な遣りと芝刈りを必要とする。 特に重要であることは、過成長の植物は菌類による感染を極めて受けやすいことであり、殺菌剤を含め、大量の化学薬剤を散布して種々の病原菌を抑制する必要があり、結果的には深刻な環境汚染を惹き起こす。 ノシバ栽培におけるこれらの問題を解決する一つの有効な方法は、遺伝子工学的にノシバを処置することあり、これで低下した日陰回避反応を示す。 日陰回避(shade avoidance)は、自然界に起こる、光を争う植物の激烈な競争に打ち勝つ適応機構である(Smith and Whitelam, 1997)。 植物が暗所または日陰で生育する場合、これは隣接する植物の樹冠(canopy)下で自然に見られることだが、葉や根の成長を犠牲して、茎または胚軸の伸張が著しく刺激され、ひょろ長いが虚弱の外見になってしまう。 結果的に、そうした植物は病原菌感染および環境ストレスを頗る受けやすく、作物生産性の著しい損失を招く。 遺伝子工学的に日陰回避反応が低下するように作り出されたノシバは、両親植物よりもゆっくり成長するが、丈夫である。 植物学者に得られる技術で、植物の分子生物学的な植物組織培養の充分に確立された技術を用いることにより、関心のある特定の遺伝子を、事実上任意の作物植物に導入して、予測可能な方式で有用な特質を導入するかまたは改善することは、今では可能なことである。
    【0004】
    植物の生育と発達は、成長ホルモンといった発達上の固有合図と様々な環境要因との間の整合的相互作用により調節されている。 光は、植物の生涯全体を通じてその成長と発達の過程における多くの局面に影響を与える最も重要な環境要因の一つであり、それは種子発芽、葉と茎の成長、光周期性(photoperiodism)、日陰回避から開花までカバーし、光形態形成(photomorphogenesis)と総称される。 自然界において植物の生き残りと繁殖に重要であり、際立った光形態形成反応は、日陰の回避である。 それはよく知られた植物による植物性機能の展開活動であり、自然界に起こる、植物の激烈な光を争う競争に絶対に打ち勝つことが求められる過程である。 それは特に森林に自然に発生し、密集栽培部分において往々に遭遇されるように、植物が極めて近接して成長している場合に起こる。 日陰回避反応は、光合成に必要とされる充分な量の光を獲得するために、茎と胚軸の異常に速い伸長成長ならびに抑制された葉と値の成長および抑制された貯蔵器官製造により象徴され、ひょろ長いが虚弱な外見になってしまう。 それは植物の生き残りに必須の機構であるが、作物栽培においてはある問題を孕み得るものである。 作物植物は、やせて虚弱になり病原菌感染や、雨、風といった環境変化を受けやすくなるためである。 作物栽培においてこの問題を解決するために様々な努力がなされてきたが、最近、日陰回避反応を操作することが問題解決の有望な方法であることが見出されている。
    【0005】
    植物において日陰回避反応を誘導する接近シグナルとは、隣接する植物から反射される輻射線である。 光合成色素は可視光線波長(400〜700nm)のほとんどを吸収するが、遠赤色光領域にあるより長波長(700〜800nm)の光は、反射されるか伝達される。 その結果、樹冠の下では、遠赤色光(FR)の波長が潤沢となる。 FR光はフィトクロームの光レセプターにより認識される。 フィトクロームの生理機能は、ある特異な光化学的活動により主に駆動されるもので、2つの異なるスペクトル形、すなわち赤色(R)光を吸収するPr形とFR光を吸収するPfr形との間の可逆的な光変換である。 Pfr形が、ほとんどの光形態形成過程における生理機能に関与する。 したがってフィトクローム作用は、光環境においてR:FR比によって決定されていることは明らかである。 シロイヌナズナ(Arabidopsis)では、少なくとも5種の異なるフィトクローム(phyA〜phyE)があることが知られている。 それらは異なる機能のみならず、ともに重複する機能をも作用させている。 光が当たらない植物では、phyAが高水準に蓄積され、光に反応して茎が成長することを抑制する。 そのλmaxは710〜720nmあたりにある。 しかし、光で成長した植物では、phyAは急速に分解され、phyBがR:FR比の関数として茎生育の調節に主たる役割を担っている。 FR含量が高いと、樹冠の下で起こるように、phyBは日陰回避反応を調整する。 その結果、光が当たらない植物では主としてphyAの活動を通じてFR光は茎生育を阻害し、光に当たって成長した植物では主にphyB作用を介して茎成長が刺激される。
    【0006】
    phyAを過剰発現している遺伝子組換え植物では、phyAレベルは光により誘導される分解を相殺するのに充分なあるレベルに維持されており、比較的高いFR波長の含量を有する光環境で成長した場合、著しい矮小性を示すことが明確に確立されている。 外部からPHYA遺伝子を導入することによって日陰回避を操作する技術は、双子葉植物では成功しているが(Boylan and Quail, 1989)、PHYA遺伝子を過剰発現している遺伝子組換えイネ植物はそうした矮小性の外形を呈しなかった。 遺伝子組換えイネ植物において、矮小外形が存在しないことを説明するのに2つの可能性が示唆されている。 一つは、単子葉植物または双子葉植物のフィトクロームは、異なる機能を有しているかも知れず、各フィトクロームはそれぞれの植物において特異的に機能しているというものである。 あるいは、phyAの発現レベルが、光誘導による固有phyAの分解を相殺するほどに充分でなかった。 おそらくそれは用いたプロモーターの不充分な作用によるものである。 単子葉植物および双子葉植物のいずれからも単離された、すべてのphyAは、高い配列相同性を示し、同一の光化学的活性を示しているため、我々は、後者が外来phyAを発現する遺伝子組換えイネ植物において、何らかの表現形質の変更が存在しないための理由であるかもしれないと推測した。
    【0007】
    我々は最近燕麦phyA変異体を得たが、そのセリン−598はアラニンに置換されており、過敏な光応答性を示した。 改変されたphyAを発現する遺伝子組換えモデル植物は、光の中で成育させると野生型phyAを発現する植物よりも一層顕著に矮小であった。 この観察に基づいて、改変phyAを持つ遺伝子組換えの芝生またはイネは、隣に植物があろうとなかろうと、野生型phyAを有する芝生またはイネよりもさらに目立って低下した日陰回避反応を惹き起こすことが予測された。
    【0008】
    本明細書において使用される用語「遺伝的な形質転換」とは、予測できる方式で、関心対象の作物植物に遺伝子または遺伝的物質を導入するための操作を言及するものである。 その遺伝子または遺伝的物質は安定的に植物ゲノム中に組み込まれ、植物ゲノムの一部として幾世代にも通じて伝達される。
    【0009】
    【発明の概要】
    「低下した日陰回避性を有する遺伝子組換えノシバ」の発明の名称を有する本発明は、光形態形成の成長および発達の様々な局面において光応答性を操作するために改変燕麦フィトクロームA遺伝子(配列番号NO:1)を用いるノシバの遺伝的な形質転換に関する。 その光応答性のなかでも低下した日陰回避性反応、たとえば矮小の外見と増加した分岐が最も顕著である。 同様の遺伝子アプローチが、芝生草の近縁種または、イネといった他の単子葉植物の遺伝的な形質転換にも適用できる。
    【0010】
    本発明において使用された燕麦フィトクロームA遺伝子(PHYA)は、そのセリン−598が、アラニンに置換されている野生型遺伝子の修飾型(S598A)である。 セリンのコドン、AGTが部位特異的インビトロ突然変異により、GCT、アラニンのコドンに変えられていた。 フィトクローム分子は、全体として2個の主要な構造ドメインからなり、システイン−321残基において共有結合で結合した発色団、フィトクロモビリン(phytochromobilin)を有するN−末端光センサー・ドメイン(Bhooら,1999)と、フィトクローム二量体化とプロテインキナーゼに必要ないくつかの構造モチーフを有するC−末端調節ドメイン(Yeh and Lagarias, 1998)である。 またフィトクロームは、PIF3(Niら, 1998)、PKS1(Fankhauser ら,1999)、NDPK2(Choi ら,1999)といった様々なフィトクローム相互作用因子と直接相互作用する構造エレメントも含んでいる。 セリン−598は、上記2つの構造ドメイン間の小さいヒンジ領域に位置している。 特にPfr型においてインビボで選択的に自己リン酸化されるのは、そのセリン残基のみである。 それゆえ、セリン−598は、フィトクローム分子内においてドメイン間シグナリングを調整することによりフィトクローム機能を媒介していると示唆されてきた(Lapkoら, 1997)。 最近、我々は改変されたPHYA遺伝子(S598A)で形質転換されたシロイヌナズナ植物が、過敏な光応答、日陰回避反応の著しい低下を示していることを観察したが、これはフィトクローム機能におけるセリン−598の役割を支持している。
    【0011】
    本発明は、構成的ユビキチンプロモーター(Ubi−P)の制御の下にS598A遺伝子を過剰発現している遺伝子組換えノシバを提供する。 遺伝子組換え細胞系は、除草剤耐性で分離された。
    遺伝子組換えノシバのカルスは、ブダペスト条約の下、2002年5月10日に国際寄託機関、すなわち韓国基準菌株収集体(大韓民国、305−333、Taejon Yusong−ku, Oun−dong, #52韓国バイオサイエンス・バイオテクノロジー研究所)に受託番号No. KCTC10242BPとして国際寄託された。
    【0012】
    産生された遺伝子組換えノシバは、典型的な日陰回避反応の強力な抑制を示す。 観察された表現型の変化は、矮小化された節間および胚軸、短い葉、より分岐し、暗緑色の葉色を含んでいたが、これらは作物植物にとり作物学的に有用な特質である。 その遺伝子組換えノシバは、矮小であるが健康であることから(暗緑で頑丈である)、往来によるダメージから改善された修復能力や病原菌に対する抵抗性を示すであろう。 加えて頻繁な芝刈りや水遣りも必要でなくなるであろう。
    【0013】
    S598A遺伝子を発現している遺伝子組換えノシバについてのこれらの結果は、低下した日陰回避反応を有する遺伝子組換え作物植物が同様の分子アプローチにより産生できることを示している。 それらの植物は、より丈夫に、しかし高度に密植して生育させることができ、それはイネや他の単子葉植物において有用な作物学的特質である。 さらに遺伝子組換え植物は、成長と病原菌のコントロールのためにそれぞれより少ない栄養物および水、薬剤しか必要としない。
    【0014】
    したがって、本発明は、1. 改変燕麦フィトクロームA遺伝子、S598A(配列番号 NO:1)を有する遺伝子組換えノシバ(Zoysia japonica Steud.)または近縁の芝生種の産生方法、2. S598A遺伝子を含有し、矮小化された節間および胚軸、短い葉、より分岐し、暗緑の葉色を示す遺伝子組換えノシバ(KCTC10242BPとして寄託)を提供する。
    【0015】
    【発明の具体的な説明】
    関心のある遺伝子または遺伝子セグメントを用いる作物植物の遺伝的な形質転換は、新規なもしくは増強された有用特性を有する、植物種の新しい変種を効率よく開発する方法であり、最近になって確立されたものである。 作物植物の遺伝子操作に好適と目される標的特性として、改変された成長速度、順応可塑性、生物的もしくは非生物的ストレスに対する増強された耐性および向上された収量が挙げられる。 植物の分子生物学および組織培養における最近の進歩した技術と知識でもって、関心のある遺伝子は、いずれも任意の特定植物種に定石通り導入することができる。 遺伝的な形質転換と組織培養のための効率的なシステムが、ノシバについても開発されてきており、遺伝子組換えノシバに導入された遺伝子が高水準に発現することが確認されてきた(Baeら、2001)。
    【0016】
    本発明の詳細な記載が、本発明を実施する場合の当業者を支援するために開示される。 しかしながら、本発明の修飾および変更は、本発明の方向および範囲から逸れることがなければ、通常の当業者にとり可能であろう。
    本発明は、矮小化された茎(胚軸)および葉柄、短い葉、より分岐すること、暗緑色といった低下した日陰回避反応を示す遺伝子組換えの単子葉または双子葉植物を提供する。 とりわけ本発明は、改変燕麦フィトクロームAをコードする遺伝子配列(配列番号、NO:2)を含有する組換えDNA構築物を用いて形質転換された植物細胞からなる、遺伝子組換えのノシバおよび近縁芝生とイネ植物を提供する。 前記遺伝子は、植物内でその適切な発現に際し必要とされる発現調節配列エレメントの少なくとも1つと機能的に結びついており、これによりその遺伝子発現は高水準に維持され、日陰回避反応を抑制する能力を植物に付与する。
    定義「発現の維持」とは、次のいずれかを意味する;
    (1)本来在るフィトクロームAは、光に不安定であり、光照射により急速に分解されるが、付加されるフィトクロームAは、調整により光に刺激された分解による損失を相殺するかまたはそれを上回るほど充分な水準にその導入遺伝子から絶えず供給される。 あるいは(2)フィトクロームAの本来の生物活性が、野生型フィトクロームAと比較して生理活性が大いに向上するように改変されている。
    【0017】
    上記改変フィトクロームAは、燕麦フィトクロームAまたは双子葉植物または単子葉植物からの他のフィトクロームAにおいて、セリン−598または1以上のその機能的等価物をそれぞれ置換することにより産生される。 当該改変フィトクロームA(配列番号NO:2)は、日陰回避反応の抑制に関し野生型フィトクロームAと比べて、同等またはより強い生理活性を有することができる。
    【0018】
    前記の改変フィトクロームA遺伝子(S598A)は、従来の遺伝的な形質転換操作によって適用することができ、本発明において示された実施例を用いることにより、また当業者によりよく知られた他の方法により適用することができる。
    「低下した日陰回避反応」は、日陰回避反応の抑制、すなわちフィトクロームの光レセプターにより感知された接近信号(R:FR比)により調節される、葉と根の成長を犠牲にした茎(胚軸)および葉柄の伸長の刺激を指していることから、茎(または節間)と葉柄は、矮小化し、分岐が増加し、植物細胞における葉緑体の密集化により葉色は暗緑色となる。 植物が隣接植物に極めて接近して成長する場合に日陰回避反応の低下は最も顕著となる。
    【0019】
    代謝物質をもっと収穫可能な器官に再配分して作物収量を増強するのに有用である日陰回避反応の低下は、フィトクロームA発現の上昇によるか、またはフィトクロームA本来の生物活性を変更することのいずれかにより達成でき、その結果、本発明の遺伝子組換え植物において発現される場合、その生物活性は、野生型の植物のそれと比較して、大きく向上している。
    【0020】
    たとえば、セリン−598は、N−末端光センサー・ドメインとC−末端調節ドメインとの間のヒンジ領域に位置している。 そしてN−末端ドメインにおける光知覚から、C末端ドメインにおけるPIFとのフィトクローム相互作用の調節へのドメイン間シグナリングに役割を担うと示唆されてきた(Parkら、2000)。 FR吸収性Pfrフィトクロームにおいてそのセリンは選択的にリン酸化され、フィトクローム機能に重要である。 セリン−598のアラニンへの置換は、モデル植物細胞において発現された際、環境光に対し過敏な光反応を生起することが確認されてきた。 もっとも、それは野生型フィトクロームAと同一の光化学的活性を示す(Stockhausら、1992)。
    【0021】
    「発現調節配列エレメント」は、発現ベクター構築物において遺伝子または遺伝子セグメントに適切に結合されている場合には、問題遺伝子の効率的発現を高水準に誘導するヌクレオチド配列エレメントをいう。 これにはプロモーター、エンハンサー、リプレッサーおよびポリ(A)ターミネーター配列が含まれるが、それだけに限定されない。 ポリ(A)ターミネーター配列は、所望の遺伝子の3'末端に結合し、適切な部位における転写の終了、ならびにmRNA安定化および効率的翻訳に必要とされるポリ(A)テイル(tail)の付加を調節する。
    【0022】
    たとえばプロモーター(代わりに「遺伝子プロモーター」とも言及されるかも知れない)は、所望の遺伝子の5'末端に結合されて転写の開始を調節する。 本発明に有用なプロモーターは、以下の性質のうち少なくとも1つ有する。
    (1) 植物の一生を通じ、すべての植物器官において所望の遺伝子または遺伝子セグメントの構成的発現;または(2) 特定の環境シグナルまたは発達上のシグナルがそのプロモーター活性を誘導する場合に限って、所望の遺伝子または遺伝子セグメントの条件的発現;または(3) 特定の植物器官、たとえば花、葉または茎における所望の遺伝子または遺伝子セグメントの器官特異的な発現;または(4) 特定の発達上の段階、たとえば無性の、または繁殖の成長段階の間における所望の遺伝子または遺伝子セグメントの発達段階に特異的な発現。
    【0023】
    植物細胞における遺伝子発現に使用される2つの代表的なプロモーターは、カリフラワーモザイクウィルス35S(CaMV 35S)プロモーターおよびトウモロコシのポリユビキチン(Ubi−P)プロモーターである。 後者は、単子葉植物で所望の遺伝子または遺伝子セグメントを発現させる場合に、少なくとも10倍、前者よりも強力であるために特に有用である。
    【0024】
    「植物発現ベクター」は、プロモーターおよびポリ(A)シグナル配列といった上記発現調節配列エレメントに適切に結合された所望の遺伝子を少なくとも1つ含む組換えDNA構築物として定義され、当該遺伝子の産物を高水準に発現することとなる。
    本発明の植物発現ベクター構築物(pCUMB−phyA)は、以下の特徴を有している。
    (1) 所望の遺伝子の効率的発現のための、ユビキチンプロモーター(Ubi−P)およびNOSターミネーター;
    (2) 高等植物細胞における選択のために除草剤耐性遺伝子(BAR)およびヒグロマイシン耐性遺伝子(Hgr );
    (3) E. coliおよびにA. tumefaciensおける細菌選択のためにカナマイシン耐性遺伝子(Kan );および(4) セリン−598がアラニンに置換された改変燕麦フィトクロームA遺伝子(S598A)、これはUbi−Pプロモーターの制御のもとに、BamHIおよびEcoRI認識部位を用いてGUSコード配列領域を置換することによりpCUMBベクター中に挿入した。
    【0025】
    所望の遺伝子は、合成するか、自然界から単離するかいずれかにより調製することができる。 あるいは、その遺伝子は、合成のDNA成分と自然界から単離されたDNA成分の混合物からなることもでき、タン白質、酵素、キャリヤー、ポンプまたは植物ホルモンをコードする。 一般に合成DNA配列は、適当なコドン類を用いて製造され、植物細胞における遺伝子発現に好ましく使用される。
    【0026】
    「植物の形質転換」とは、関心のある遺伝子またはcDNAを、適切に結合された発現調節配列エレメントとともに、任意の高等植物、好ましくは作物植物中に、当業者に周知の方法を使用して導入する操作をいう。 そうした植物は、遺伝子またはcDNAを機能的に作動し得る態様で導入されれば、低下した日陰回避反応を示すように遺伝子工学的に操作され得て、日陰回避反応が低下するのに有効なレベルで発現し、これにより植物の構造および成長速度が改変される。
    【0027】
    本発明において、ノシバが、上記改変燕麦フィトクロームA遺伝子(S598A)の発現のためのホスト植物として使用された。 そのような遺伝子組換えノシバは、矮小化された節間および胚軸、短い葉、増加した分岐を示す。 さらに環境変化に順応する可塑性への増強された能力ならびに病原菌感染に対する向上した抵抗性を発揮するであろう。 さらにまたそのような組換えノシバの栽培においては、芝刈りと水遣りに必要な通常の維持経費は大幅に軽減されるであろう。
    【0028】
    【実施例】
    植物発現ベクター構築
    燕麦フィトクロームA3遺伝子をコードするcDNA(GenBank Accession number 16110)は、特定のPCRプライマー、および3'から5'方向へのプルーフリーディング活性を有するPfuTurbo DNAポリメラーゼ(Stratagene, La Jolla, CA)を用いる逆トランスクリプターゼ−仲介ポリメラーゼ連鎖反応(RT−PCR)実施により単離した。 5'および3'PCRプライマーは、BamHI部位およびEcoRI認識配列をそれぞれ有しており、後続のDNA操作を促進する。 該遺伝子を含むPCR産物は、BamHIおよびEcoRIを用いてダブル消化し、そのPCR産物と同様の方法でBamHIおよびEcoRIでダブル消化したpGEM3Z(+)クローニングベクターに連結した。 部位特異的インビトロ突然変異のためにQuickChange TMキット(Stratagene)を製造者により供された手順に従って使用した。 燕麦フィトクロームA3遺伝子の本来のAGTコドンは、セリン−598をアラニンに置換するために、GCTへ変異させた。 塩基置換は、直接のDNA配列決定により立証した。 変異したフィトクロームA3遺伝子(S598A)は、つぎに、BamHI/EcoRI消化pCUMBベクターにサブクローンして、pCUMB−phyAベクターとした。 このpCUMBベクターは、E. coliおよびA. tumefaciensにおける細菌選択のためにカナマイシンに対する耐性遺伝子と、植物細胞における選択のためにヒグロマイシンおよび除草剤に対する耐性遺伝子とを含むバイナリーベクターである。 S598A遺伝子の発現は、ユビキチンプロモーター(Ubi−P)の制御のもとにあった。 すべての中間的および最終のベクター構築物は、制限地図の作成と直接のDNA配列決定により確認された。
    ノシバカルスの調製
    ノシバ(Zoysia japonica Steud.)の成熟種子は、2%次亜塩素酸ナトリウム、1mlで15分間、表面殺菌し、次に無菌の2回蒸留精製水で3回、徹底的に洗浄した。 カルス誘導のために種子は3MMろ紙−載置MS(Murashige and Skoog, 1962)培地ペトリ皿に蒔いた。 その培地は、3%(w/v)スクロース、100mg/L α−ケトグルタル酸、4mg/Lチアミン−HCl、2mg/L 2,4−D、0.2mg/L BAおよび0.2%(w/v)ゲルライト(gelrite)を含有していた。 その培地は、HClを使用してpH5.8に調整し、1.2〜1.3kg/cm の圧力で、121℃、20分間オートクレーブにかけた。 カルス誘導は、26.1±1℃に設定され、完全に暗所の培養室で3カ月間、行なった。 その後、蛍光灯管によって与えられ、30 μmol m −2−1の強度を有する、持続的な白色光のもとで、3日間、インキュベートされ、1 mg/L 2,4−Dおよび0.2 mg/L BAを含有する新鮮MS培地には緑色組織だけを移行させ、さらに成長させるため暗所で培養した。 暗所での5週間の培養後、緑色をした個々の種子由来カルスは、2,4−Dおよび BAを含有する3MMろ紙−戴置MS培地上に移して、暗所でさらに培養した。 観察された4種のカルスの間で(タイプI〜IV)、タイプIIIカルスだけは、4週間インターバルで継代培養後、4 mg/L 2,4−Dを含有するMS培地上でさらに増殖させ、遺伝的な形質転換のためのホスト植物細胞として使用した。
    アグロバクテリウム感染のための最適条件
    pCUMB−phyAを含有するA. Tumefaciens株EHA105をノシバカルスの感染に使用した。 A. Tumefaciens細胞は、50mg/L ヒグロマイシンおよび100mg/L カナマイシンを補充したLB培地20mlを含む100ml容エルレンマイヤーフラスコ内で、160rpmで震盪し、28℃で一晩成長させた。 懸濁培養液10ml中の細胞を、2500rpm、20分間の遠心分離により50ml容ポリプロピレンチューブ(Becton Dickinson Labware, USA)に集め、10mlの液体感染培地(カルシルムフリーのMS塩およびビタミン類、30g/Lスクロース、10g/L グルコース、100mg/L ベタイン、50mg/L アセトシリンゴン(acetosyringone)、0.01% pluronic F68, 0.01mg/L BA、2g/L gelrite, pH 5.2)に穏やかな撹拌により再懸濁させた。
    【0029】
    アセトシリンゴン(acetosyringone)は、適当量の粉末をジメチルスルホキシドに溶解し、最終濃度100mg/mlになるように調製し、滅菌ろ過し使用までは暗中、4℃で保存した。 それが必要な場合には、滅菌培地に適当な最終濃度で直接添加した。 増殖したカルスは、アグロバクター細胞懸濁液中に1分間、浸漬した。 そのカルスは滅菌3MMろ紙上で手短に脱水してから、4 mg/L 2,4−Dを追加した以外は感染培地と同じ、共培養用培地プレート上で、暗中26.1±1℃で、15日間培養した。 共培養後、カルスは界面活性剤(0.02% pluronic F68)を添加した滅菌2回蒸留精製水で穏やかに撹拌しながら、洗浄液が透明になるまで完全に洗浄し、最後に1000mg/L calbenicillinおよび0.02% 界面活性剤を含有する滅菌2回蒸留精製水で洗浄した。
    【0030】
    ノシバカルスの効果的なA. Tumefaciens感染のための最適条件は、受け入れる細胞としてタイプIIIカルスの使用、9日間の共培養、感染培地から2,4−DおよびCaCl の排除および100mg/Lアセトシリンゴンの使用であった。
    共培養したカルスは、次に3MMろ紙−載置MSCGCB培地(MS塩およびビタミン類、30g/Lスクロース、1mg/L 2,4−D、0.01mg/L BA、2g/L gelriteおよび500mg/L calbenicillin, pH 5.8)に移して暗中で2〜4週間培養した。 そのカルスは、新芽の誘導のために3MMろ紙−載置MSSI培地(MS塩およびビタミン類、30g/Lマルトース、1mg/L BA、2g/L gelriteおよび250mg/L calbenicillin, pH 5.8)へ移した。 誘導された新芽は、その後4週間、根づかせることと選択のためにMSRS培地(MS塩およびビタミン類、30g/Lスクロース、1mg/L GA 、2g/L gelrite、250mg/L calbenicillin、および 5mg/L bialaphosもしくは10mg/Lヒグロマイシン、pH 5.8)へ移された。 根付いた植物は、抗生物質およびバイアラフォスを欠くMSPG培地(MS塩およびビタミン類、30g/Lスクロース、8g/L agar, pH 5.8)へ移し、さらに成長させた。 充分に成長した植物は、次に土壌を有するポットに移し変えて、30℃、相対湿度80%、冷白色蛍光管で与えられる、30 μmol m −2−1照射での18時間の光期間に設定された環境制御生育室で成長させた。 根が充分に発達した頃にポットを温室へ移した。
    組換えノシバの選択
    土壌中で組換え植物が落ち着いたのち、その植物に2週間の期間、毎日5g/L除草剤液(明治製菓、日本)を散布した。 2週間の除草剤の適用後、組換え植物は、バイアラフォス(Bialaphos)塗布から生き抜いて成熟した。 しかしながら、対照植物は、成長を停止し、最後は死んだ。
    組換えノシバ植物の日陰回避反応の解析
    S598AフィトクロームA遺伝子を持つ組換えノシバ植物は、それが真にS598A遺伝子を持つように形質転換されたか確認するために分子生物学的に検討し、さらに同一生育条件下で対照植物と並行して土壌中で生育させた。 調べて比較された形態学的および光形態形成上の特徴として、日陰回避反応に関係したものを含み、それには植物体の構築、茎と葉の成長速度、分岐パターンおよび葉の色が挙げられる。
    結果セリン−598コドン、AGTが、アラニンコドンGCTに置換され、ユビキチンプロモーターにより推進される改変燕麦フィトクロームA遺伝子(S598A)を用いて形質転換されたノシバ(Zoysia japonica Steud.)の同型接合細胞が分離され、植物体の構築、成長速度および形態が調べられた。
    【0031】
    セリン−598残基は、フィトクローム分子の2つの機能的ドメイン間のヒンジ領域に位置しており、Pfrフィトクロームにおいてそのセリンはインビボで選択的にリン酸化される。 該セリンは、N−末端光センサー・ドメインにより知覚された光シグナルをC−末端調節ドメインへ伝達することによるドメイン間シグナリングに役割を担うと示唆されてきた。 改変フィトクロームA遺伝子を担う組換えシロイヌナズナ植物は環境光に対して過敏な光反応を示し、フィトクローム機能におけるセリン−598残基の重要性が確認された。 セリン−598およびそのアラニンによる置換を含有する燕麦フィトクロームAの配列領域が図1に表されている。
    【0032】
    S598A遺伝子は、植物発現ベクター、pCUMBにサブクローンされ、生起した組換えベクター構築物(図2)は、最近確立されたアグロバクテリウム仲介方法を用いて、ノシバに形質転換された。
    S598A遺伝子を用いて形質転換された組換えノシバは、全体として矮小の外見を呈した。 さらに具体的には、節間および葉柄が野生型植物のものと比較すると著しく短小となり、分岐もまた少なくとも2倍に増加していた。 加えてその葉は暗緑色であった。 これらの表現形質変化は、日陰回避反応の劇的な低下の結果として、フィトクロームAの増強された発現を有する組換えモデル植物の典型である。 組換えノシバ植物の成長は大きく抑制されたけれども、旺盛かつ丈夫であり、旱魃、往来によるダメージおよび病原菌感染を含む、生物的および無生物的ストレスに対しさらに耐性があることが期待される。 さらに芝刈りと水遣りの必要がより少なくて済むために通常の維持経費は大幅に節減できる。 特に重要であるのは、改善された病原菌感染、とりわけ暑い夏季には優勢となる菌類感染に対する抵抗性である。 結果的に、化学薬剤の散布の必要は少なくなる。
    【0033】
    したがって、本明細書の本発明において用いられたノシバの場合のように、改変フィトクロームA遺伝子を有する組換え作物植物は、低下した日陰回避反応を示し、その反応は何世代にもわたり子孫に安定的にしかも再現可能に伝えられていくであろうことは充分に期待される。
    記載された本発明は、明らかに多くの態様に変更され得る。 しかしながら、そのような変更態様は、本発明の範囲内からはずれたものとして見なされるべきでなく、当業者にとり明らかであるようなそうした変更態様は、すべて本発明に掲げられた請求の範囲内に包含されるべきものとして意図されている。
    【0034】
    【配列表】


    【図面の簡単な説明】


    【図1】図1は、燕麦フィトクロームA遺伝子のヌクレオチド配列部分を示し(GenBankAccession番号16110)、およびセリン−598を含む対応アミノ酸配列を示す。 PhyAは、2個の機能ドメインからなる。 それらはN−末端光センサー・ドメインとC−末端調節ドメインであり、これらは一つのヒンジ領域により結び付けられている。 セリン−598(S)は、そのヒンジ領域に位置し、部位特異的インビトロ突然変異により、アラニン(A)で置換されている。


    【図2】図2は、改変フィトクロームA遺伝子(S598A)を持つ、組換え植物発現ベクター構築物を示す。 S598A遺伝子の転写は、構成的なユビキチンプロモーター(Ubi−P)によって推進される。 植物発現ベクターは、E. coliおよびAgrobacterium tumefaciensにおける細菌選択のためにカナマイシン(Kan

    )に対する耐性遺伝子と、植物細胞における選択のために除草剤に対する耐性遺伝子(Bar)およびヒグロマイシン耐性遺伝子(Hgr

    )とを含む。 BarおよびHgr

    の発現は、CaMV 35Sプロモーター(35S−P)により推進される。 S598A遺伝子は、特異なBamHIおよびEcoRI部位を用いて連結された。 もともとUbi−Pプロモーター内にあったEcoRI部位は、修飾された結果、あとで行なわれるサブクローニングが容易なものとなる。 RBとLB:右と左の境界をそれぞれ示す。 Nos−Tおよび35S−T:それぞれNOSと35Sターミネーター配列を表す。


    【図3】5mg/Lのバイアラフォス(bialaphos)を含有するMS培地で成長する組換えノシバの発芽を示す。 (A)遺伝子組換え(S598A)およびコントロール(WT)の発芽は同一実験条件下で生育させた。 植物は、土壌に移し変えてさらに成長させた(B)。 短い葉(上図)および分岐の増加(下図)といった表現形質変化はさらに明白であることに注意。


    【図4】図4は、土壌で生育させた成熟組換えノシバを示す。 改変フィトクロームA遺伝子(S598A)を有する組換えノシバ植物(S598A)は、対照植物と比較して、矮小化された節間および胚軸、短い葉、増加した分岐を示す。 組換えノシバ植物は、おそらく植物細胞における葉緑体の密集化により葉色は暗緑色となることに注目すべきだ。

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈