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Genista showing upright branch property and its production

阅读:309发布:2020-12-02

专利汇可以提供Genista showing upright branch property and its production专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To produce the genista which is provided with a tree height/branch spread of more than a specified value and satisfactory as a greening tree, by including tissues including doubled chromosomes in a plant body. SOLUTION: This plant belongs to a genista which includes tissues including doubled chromosomes in a plant body and is provided with the tree height/ branch spread of more than 2. In addition it is possible to treat a plant belonging to a genista with polyploid inducing agent (e.g. colchicine, laughing gas, colcemid, acenaphthene, etc.), selecting a plant including tissues including double chromosomes from among plants after processing, growing the selected plant to a bearing tree next and then selecting an individual with a tree height/branch spread of more than 2. A most desirable treatment is dipping seeds in a medium including colchicine for a fixed period) and in this case it is desirable that the density of colchicine is 0.01 to 2% and that the dipping time is 1 to 10 days.,下面是Genista showing upright branch property and its production专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 染色体が倍加した組織を植物体中に含み、樹高/枝張が2以上であるエニシダに属する植物。
  • 【請求項2】 エニシダに属する植物を倍数体誘発剤で処理し、処理後の植物の中から染色体が倍加した組織を含む植物を選抜し、次いで、選抜した植物を成木にまで生育させた後、樹高/枝張が2以上である植物を選抜することを特徴とする請求項1記載のエニシダに属する植物の作出方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、立枝性を示す新規なエニシダに属する植物及びその作出方法に関する。 立枝性を示すエニシダは、樹形が乱れにくいため、剪定等の労を低減することができる。 また、このようなエニシダは、円柱状の樹形を示すため、生け垣等として利用することができる。

    【0002】

    【従来の技術】エニシダは、春先に樹全体に美しい花を咲かせる植物で、マメ科植物であるためやせ地でも生育できることから、西欧では緑化樹などとしてよく利用されている。 しかし、高温多湿なわが国では、枝が徒長し、樹形が乱れやすく、剪定等の労力が過大となることから、緑化樹としてはほとんど利用されていないのが現状である。 また、わが国では、低木類を生垣として利用することが多いが、野生のエニシダは、卵形の樹形を示すものが多く、生垣用の樹木としてあまり適当ではない。

    【0003】緑化植物として好ましい樹形を持つエニシダを作出しようとする試みは、従来から幾つかなされている。 例えば、野尻らはエニシダの幼胚にガンマ線を照射して突然変異を誘起させ、緑化樹として好適な矮性のエニシダの作出に成功している(特開平7-264942、野尻ら、「バイオサイエンスとインダストリー」Vol.53,No.
    7(1995) )。 また、野生のエニシダの中から緑化樹として好ましい形質を有するものを選抜することも従来から行われている。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のガンマ線の照射を利用した方法は、目的とする突然変異体の発生率が非常に低いため、数千〜数万個体の中から目的の性質を持った個体を選抜する必要がある。 特に樹形等による選抜は成木にする必要があるため、膨大な手間と栽培面積を必要とする。 また、上記の野生株から選抜する方法は、ガンマ線照射を利用する方法よりもさらに有用個体を選抜できる確率が低いため、選抜に要する労力はさらに大きくなる。

    【0005】このように従来の方法は、いずれも大きな問題点を有しており、緑化樹として好ましい形質を持つエニシダを効率的に作出することはできなかった。 本発明は、このような技術的背景の下になされたものであり、その目的とするところは、緑化樹として好ましいエニシダを効率的に作出する方法を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、エニシダに属する植物を倍数体誘発剤で処理することにより、高い頻度で立枝性のエニシダが発生することを見出し、この知見から本発明を完成した。 即ち、本発明は、染色体が倍加した組織を植物体中に含み、樹高/枝張が2以上であるエニシダに属する植物である。

    【0007】また、本発明は、エニシダに属する植物を倍数体誘発剤で処理し、処理後の植物の中から染色体が倍加した組織を含む植物を選抜し、次いで、選抜した植物を成木にまで生育させた後、樹高/枝張が2以上である個体を選抜することを特徴とする上記記載のエニシダに属する植物の作出方法である。

    【0008】

    【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。 (1)本発明の植物の特徴 本発明の植物は、以下の特徴を有する。 a)立枝性の樹形(円柱状の樹形)を示し、従来のエニシダ(卵状の樹形)とは外観上明確に区別することができる。 立枝性であるかどうかは、成木になったときの樹高/枝張より判断することができる。 樹高/枝張が2以上である個体は、立枝性を示す個体と判断することができる。

    【0009】b)染色体が倍加した組織を植物体中に含む。 即ち、本発明のエニシダ植物には、植物体のすべての組織が倍加したエニシダ植物のみならず、一部分の組織のみが倍加したエニシダ植物をも含む。 一部分の組織のみが倍加したエニシダ植物としては、表面の組織のみが倍加した、いわゆる周縁キメラであるエニシダ植物が好ましい。

    【0010】(2)本発明の植物の作出方法 本発明の植物は、エニシダに属する植物を倍数体誘発剤で処理し、処理後の植物の中から染色体が倍加した組織を含む植物を選抜し、次いで、選抜した植物を成木にまで生育させた後、立枝性である植物を選抜することにより作出することができる。

    【0011】ここで使用する倍数体誘発剤としては、例えば、コルヒチン、笑気ガス(N 2 O)、コルセミド、
    アセナフテン等を例示することができるが、これらに限られず、染色体を倍加させる作用を有する薬剤であればどのようなものでもよい。 倍数体誘発剤で処理する植物としては、エニシダに属する植物であればどのようなものでもよく、特定の品種に限定されるものではない。 具体的な処理方法としては、例えば、挿し穂や種子、あるいはカルス等の培養細胞を倍数体誘発剤を含む培地に一定時間浸漬する方法などを例示することができるが、植物体の一部又は全部の組織を倍加できる方法であれば、
    これらに限定されるわけではない。 最も好ましい処理方法としては、種子をコルヒチンを含む培地中に一定時間浸漬する方法である。 この場合、コルヒチン濃度は、0.
    01〜2%とするのが好ましく、0.05〜0.1 %とするのが更に好ましい。 また、浸漬時間は、1〜10日間とするのが好ましく、2〜4日間とするのが更に好ましい。 処理後の植物の中から染色体が倍加した組織を含む植物を選抜することは、植物の各組織から細胞を採取し、それらのDNA量を測定することによっても可能であるが、通常、染色体が倍加した組織を含む植物は孔辺細胞が肥大化しているので、これを指標として選抜することもできる。 上記により選抜された植物は、成木にまで生育させる。 通常、挿し木から1〜2年で成木になる。 成木にまで生育させた時点で立枝性を示す植物を選抜する。 立枝性を示すかどうかは、樹高/枝張から判断することができる。 樹高/枝張が2以上の個体を立枝性の個体とすることができるが、より好ましい個体を選抜するのればあれば、樹高/枝張が2.5 以上の個体を選抜する。 以上のような方法で、本発明のエニシダ植物を作出することができる。

    【0012】(3)本発明の植物の使用方法 本発明の植物は、立枝性を示し、樹形が乱れにくいので緑化樹として使用することができる。 また、野生型と異なり、樹形が卵型ではなく、円柱型を示すので、生垣用の樹木としても使用することができる。

    【0013】

    【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。 エニシダ( Cytisus scoparius Link)の種子を硫酸中に10秒間浸漬、洗浄した後、0%、0.05%もしくは
    0.1 %のコルヒチン溶液を染みこませたろ紙上で3日間吸水させた。 それぞれの条件に100 粒ずつの種子を用いた。 バーミキュライトの培養土に播種し、3カ月後に発芽した個体の中から孔辺細胞の大きさが有意に増大していた個体を四倍体であると推定した。 0.05%のコルヒチン処理では発芽した28個体中1個体(系統番号:0.05
    -A)、0.1 %のコルヒチン処理では発芽した29個体中1
    個体(系統番号:0.1-B )について四倍体と推定される個体を得た。 このときコルヒチン処理を行っていない個体の孔辺細胞の長さは28.0μm 、四倍体であると推定した個体は37.7μm であり、約1.3 倍の差がみられた。

    【0014】コルヒチン処理を行っていない個体(二倍体−A、B、C)と四倍体と推定した個体について挿し木を行って増殖させ、4カ月後に各々の系統の根端の分裂細胞を採取し、その染色体数を算定した。 この結果を表1に示す。 なお、染色体の観察は、酢酸オルセイン−
    押しつぶし法によって行った。

    【0015】

    【表1】

    【0016】表1に示すように、コルヒチン処理を行っていない系統の染色体数は、二倍体型の2n=48であった。 一方、四倍体であると推定した2系統のうち、系統
    0.05-A の染色体数は四倍体型の2n=96であったが、系統0.1-B の染色体数は二倍体型の2n=48であった。 次に、上記5系統を野外に植栽したところ、すべての系統に開花、結実がみられた。 各系統ごとに種子を採取し、
    培養土に播き、得られた実生苗の根端の分裂細胞の染色体数を前記と同様にして算定した。 この結果を表2に示す。

    【0017】

    【表2】

    【0018】表2に示すように、コルヒチン処理を行わなかった個体に由来する系統(2倍体系統)の染色体数は、2倍体型の2n=48であった。 一方、四倍体であると推定した2個体に由来する系統(四倍体系統)の染色体数は、ともに四倍体型の2n=96であった。

    【0019】これらの結果から、系統0.05-Aは同質四倍体であると推定した。 また、系統0.1-B は、挿し木苗における染色体数が2n=48であるにもかかわらず、実生苗における染色体数が2n=96となっていることから、コルヒチン処理を行った時点では周縁キメラであったものと推定された。 つまり、頂長の頂端分裂組織の起源層のL1
    層(表皮を形成)とL2層(葉肉細胞、配偶子を形成)が四倍体で、L3層(側根、挿し木苗の根を形成)が二倍体であったと推定された。 上記の各系統の挿し木苗から3
    個体ずつ野外に植栽し、約1年後に樹高と枝張の比を測定した。 この結果を表3に示す。

    【0020】

    【表3】

    【0021】二倍体系統では、樹高/枝張の値が約1.5
    を示したのに対し、四倍体系統の0.1-B は2.93を示し、
    二倍体系統の2倍近い値であった。 また、図1及び図2
    に示すように、二倍体系統は、卵状の樹形を示すのに対し(図1左、図2左)、系統0.1-B は円柱状の樹形を示した(図1右、図2右)。

    【0022】

    【発明の効果】本発明は、新規なエニシダ及びその作出方法を提供する。 本発明のエニシダは、立枝性を示すため枝の徒長により樹形が乱れることが少なく、緑化樹とした場合、従来のエニシダに比べ剪定、刈込み等の労力を軽減できる。 また、本発明のエニシダの作出方法は、
    従来の方法に比べ選抜等に要する手間が少なく、立枝性のエニシダを効率的に作出できる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 立枝性を示すエニシダと通常のエニシダの樹形を模式的に示した図である。

    【図2】 二倍体系統のエニシダと四倍体系統である0.
    1-B の樹形を示す写真である(生物の形態写真)。

    ─────────────────────────────────────────────────────

    【手続補正書】

    【提出日】平成9年4月28日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】図2

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図2】

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