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Skin ointment

阅读:685发布:2020-12-08

专利汇可以提供Skin ointment专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a skin ointment having an improved skin-beautifying effect and capable of considerably improving the darkish skin by using a naturally occurring aescinol as a skin-beautifying component in combination with two specific kinds of surfactants.
SOLUTION: The ointment contains an aescinol of formula (R
1 is H or OH; R
2 is pyranose residue) in combination with an anionic surfactant and another surfactant containing N atom in the molecule. The anionic surfactant preferably has a sulfonic acid group in the molecule. The other surfactant having N atom in the molecule is preferably an amine oxide-type semipolar surfactant. The molar ratio of these two kinds of surfactants is preferably 20:1 to 1:20, especially 10:1 to 1:10. The amount of the aescinol is preferably 0.001-20.0wt.% based on the total composition and the total amount of the surfactants is preferably 0.001-10.0wt.%. The aescinol of formula can be produced e.g. by the alkali decomposition of aescin existing in a seed of Aesculus hippocastanum.
COPYRIGHT: (C)1997,JPO,下面是Skin ointment专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 下記一般式(1)で表されるエスシノールおよびその塩から選ばれる1種または2種以上と、アニオン性界面活性剤の1種または2種以上と、アニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤の1種または2種以上とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。 【化1】 (式中、R 1は水素原子または水酸基、R 2はピラノース残基を示す。)
  • 【請求項2】 アニオン性界面活性剤が分子内にスルホン酸基を有するアニオン性界面活性剤である請求項1記載の皮膚外用剤。
  • 【請求項3】 アニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤がアミンオキシド系半極性界面活性剤である請求項1または2記載の皮膚外用剤。
  • 【請求項4】 アニオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤との割合が分子比で20:1ないし1:20である請求項1
    〜3のいずれかに記載の皮膚外用剤。
  • 【請求項5】 アニオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤との割合が分子比で10:1ないし1:10である請求項4
    記載の皮膚外用剤。
  • 【請求項6】 エスシノールの配合量が、皮膚外用剤全量中、0.001〜20.0重量%であり、アニオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤の合計配合量が、皮膚外用剤全量中、0.001〜10.0重量%である請求項1記載の皮膚外用剤。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は美白作用に優れた皮膚外用剤に関する。 更に詳しくは美白成分としてエスシノールを含有し、かつその経皮吸収性を高めてエスシノールのもつ美白作用をさらに高めると共に、肌のくすみを改善する効果も有する皮膚外用剤に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来から薬物の投与方法としては、経口投与や注射による皮下、筋肉内、静脈内への投与、直腸や口腔内の粘膜への投与等が行われており、中でも経口投与が広く用いられている。 しかしながら、経口投与の場合には、薬物は短時間に大量に吸収されるために血中濃度のコントロールがむずかしく、また吸収された薬物が初回循環時に肝臓の代謝によりその効を失うことがあり、また刺激性の薬物の場合はその投与により胃腸障害等の副作用を惹起しやすい等の多くの欠点があった。
    近年このような副作用や欠点を改善するために経皮投与による外用製剤が開発されてきている。 しかし、そのような外用製剤においても、薬物の経皮吸収性が十分に得られない場合が多く、その目的を達成し得ているとは言いがたい。 すなわち皮膚の表面は皮膚質層と呼ばれ、
    本来、体外からの異物の侵入を防御する障壁としての生理的機能を有するものであるため、単に従来外用製剤に常用されてきた基剤中に薬物を配合しただけでは、十分な経皮吸収性は得られない。 これを改良するために、近年、各種の経皮吸収促進剤が提案され、外用製剤の基剤に配合することが一般に行われている。 そのような経皮吸収促進剤としては例えば、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メチルデシルスルホキシド等が公知である。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これらの経皮吸収促進剤は、満足な吸収促進効果が得られないものであったり、皮膚を刺激して紅斑を生じるなど、その効果、安全性、使用感の点で十分なものとは言いがたい。 また経皮吸収促進剤は、有効成分(被経皮吸収成分)の種類に応じて適宜、最適なものを選択使用する必要がある。 一方、本発明者等は西洋トチノキ種子のエキス中のエスシンをアルカリ分解してアシル基を除いたトリテルペノイド系サポニンであるエスシノールに優れた美白作用が認められることをすでに見い出している。
    (特願平6−179544号、特願平7−58149号参照)。 しかしながら、このエスシノールを配合した外用製剤においても、エスシノールの経皮吸収性が十分に得られない場合が多く、エスシノール自体が持っている美白作用が十分に発揮されているとは言いがたい。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明者等はこのエスシノールの経皮吸収促進効果に優れ、かつ安全性、使用感の点でも満足できる皮膚外用剤を開発すべく鋭意研究を行った結果、アニオン性界面活性剤の1種または2種以上と、アニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤の1種または2種以上とエスシノールを用いることにより、エスシノールの優れた経皮吸収性が得られ、その結果、美白作用が一段と高められると共に、肌のくすみも一層改善されることを見い出し、本発明を完成するに至った。

    【0005】すなわち本発明は、下記一般式(1)で表されるエスシノールおよびその塩から選ばれる1種または2種以上と、アニオン性界面活性剤の1種または2種以上と、アニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤の1種または2種以上とを含有することを特徴とする皮膚外用剤である。

    【0006】

    【化2】

    【0007】(式中、R 1素原子または水酸基、R 2
    はピラノース残基を示す。 )

    【0008】以下、本発明の構成について詳述する。 本発明で用いられるエスシノールおよびその塩は、皮膚での色素細胞活性化因子の産生やその作用を抑制する作用があり、その結果、色素細胞のメラニン産生および色素細胞の異常な増殖を抑制する。 また、エスシンよりも細胞毒性が著しく低いことが知られている。 (Folia Hist
    chemica et Cytchemica 16:69,1978)。 かかるエスシノールおよびその塩は、西洋トチノキ種子等の植物からの抽出物またはエスシンを、アルカリ分解して得ることができる。 例えば、エスシンをナトリウムメチラート/メタノール溶液に溶かして、加熱還流し、室温に戻す。 強酸性樹脂で中和後、濾過して樹脂を取り除き、濃縮する。 これを、ワコーゲルC200カラム等のゲルクロマトグラフィーで分画し、精製する。 または加熱還流後に再結晶する。 このようにして得られたエスシノールは、上記一般式(1)の化合物の一種または二種以上を含むものである。

    【0009】上記一般式(1)のエスシノールとしては、R 1が水酸基、R 2がβ−D−グルコピラノース;R
    1が水酸基、R 2がβ−D−キシロピラノース;R 1が水素原子、R 2がβ−D−ガラクトピラノースのものが確認されている(M.YOSIKAWA et.al. Chem.Pharm.Bull.42
    (6)1357-1359(1994))。 エスシノールの塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ土類金属塩、塩基性アミノ酸またはアルカノールアミン等、およびそのエステル等が挙げられ、具体的にはエスシノールナトリウム塩、エスシノールカリウム塩、エスシノールアンモニウム塩等が例示される。

    【0010】エスシノールまたはその塩の配合量は、その使用形態、使用目的、使用方法、剤型などに応じて適宜選択できるが、通常は外用剤全量に対して0.001
    〜20.0重量%、より好ましくは0.1〜7.0重量%である。 この配合量が0.001重量%未満では皮膚外用剤の美白効果が乏しくなる傾向にあり、逆に、2
    0.0重量%を超えて配合しても効果の増加は実質上望めないし、皮膚外用剤への配合も難しくなる傾向にある。

    【0011】本発明で用いられるアニオン性界面活性剤としては、カルボン酸基、スルホン酸基、硫酸エステル基、リン酸エステル基を分子内に1種または2種以上有するアニオン性界面活性剤が挙げられる。 カルボン酸基を有するものとしては脂肪酸セッケン、エーテルカルボン酸およびその塩、アミノ酸と脂肪酸との縮合物等のカルボン酸塩等を、またスルホン酸基を有するものとしてはアルキルスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、エステルスルホン酸塩、アルキルアリールおよびアルキルナフタレンスルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩ホルマリン縮合系スルホン酸塩等を、硫酸エステル基を有するものとしては硫酸化油、エステル硫酸塩、アルキル硫酸塩、
    エーテル硫酸塩、アルキルアリールエーテル硫酸塩、アミド硫酸塩等を、リン酸エステル基を有するものとしては、アルキルリン酸塩、アミドリン酸塩、エーテルリン酸塩、アルキルアリールエーテルリン酸塩等を挙げることができる。 これらの中から1種または2種以上が任意に選択される。 吸収促進効果から言えば、スルホン酸基を有するアニオン性界面活性剤が最も好ましい。

    【0012】一方、アニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤としては、分子内に窒素原子を有する両性界面活性剤、半極性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤等を挙げることができる。 両性界面活性剤としては、カルボキシベタイン、スルホベタイン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導体等を、半極性界面活性剤としては、アミンオキシド等を、非イオン性界面活性剤としては、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、
    アルカノールアミンのエステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン等を、カチオン性界面活性剤としては、脂肪酸アミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミダゾリウム塩等を挙げることができる。 これらの中から1種または2種以上が任意に選択される。 吸収促進効果から言えば、アミンオキシド系半極性界面活性剤が最も好ましい。

    【0013】本発明において用いられるアミンオキシドとしては、次のものがあげられる。 即ち、下記一般式(2)で表されるアミンオキシドで、具体例としては、
    ジメチルラウリルアミンオキシド、ジメチルミリスチルアミンオキシド、ジメチルセチルアミンオキシド、ジメチルステアリルアミンオキシド、ジメチルオレイルアミンオキシド、ジメチルベヘニルアミンオキシド、メチルジラウリルアミンオキシドなどが挙げられる。 さらに、
    下記一般式(3)で表されるジヒドロキシエチルアルキルアミンオキシド、下記一般式(4)で表されるジメチルアルキルポリオキシエチレンアミンオキシドなどが挙げられる。 これらのアミンオキシドのうちの一種または二種以上が用いられる。

    【0014】

    【化3】

    【0015】(式中、R 3 、R 4およびR 5は炭素原子数1〜24の直鎖または分岐のアルキル基あるいはアルケニル基を表し、R 3 、R 4およびR 5のうち少なくとも1
    個は炭素原子数8以上の直鎖または分岐のアルキル基あるいはアルケニル基を表す。 )

    【0016】

    【化4】

    【0017】(式中、R 6は炭素原子数8〜24の直鎖または分岐のアルキル基あるいはアルケニル基を表す。)

    【0018】

    【化5】

    【0019】(式中、R 7は炭素原子数8〜24の直鎖または分岐のアルキル基あるいはアルケニル基を表し、
    nは1〜5の整数を表す。 )

    【0020】本発明で用いるアニオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤との合計配合量は、皮膚外用剤中、0.001
    〜10.0重量%が好ましく、より好ましくは0.01
    〜5.0重量%である。 合計配合量が、0.001重量%未満では経皮吸収促進効果が乏しく、10.0重量%
    を超えると、安全性、安定性上好ましくない。 また、アニオン性界面活性剤およびアニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤の割合は分子比で20:1ないし1:20が好ましく、さらに好ましくは10:1ないし1:10である。 アニオン性界面活性剤/アニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤が20/1を超えると、製剤安定性が悪くなり、アニオン性界面活性剤/アニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤が1/20より小さくなると、製剤上好ましくない。

    【0021】本発明に係る皮膚外用剤の剤型は任意であり、例えば化粧水などの可溶化系、乳液、クリームなどの乳液系、又は軟膏、分散液などの任意の剤型をとることができる。

    【0022】本発明に係る皮膚外用剤には、上記の必須構成成分の他に、一般的に医薬品、医薬部外品、化粧料等に配合される成分を配合することができる。 それらの成分としてはグリセリン、プロピレングリコール等の多価アルコール、流動パラフィン、スクワラン、高級脂肪酸、高級アルコール等の油分、クエン酸、乳酸などの有機酸類、苛性ソーダ、トリエタノールアミン等のアルカリ類、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、粉末、顔料、染料、防腐防黴剤、樹脂、pH調整剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、キレート剤、増粘剤、保湿剤、アルコール、水、香料等が挙げられる。

    【0023】

    【実施例】以下に実施例と試験例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 配合量は重量%である。 本発明において用いるエスシノールは、西洋トチノキ種子のエキス中のエスシンをアルカリ分解した一般式(1)で表される化合物の一種または二種以上を含むものであり、以下の方法で得ることが可能である。 すなわち、西洋トチノキ種子より抽出したエスシンを、ナトリウムメチラート/メタノール溶液に溶かして、加熱還流し、室温に戻す。 強酸性樹脂で中和後、濾過して、樹脂を取り除き、濃縮する。 これをワコーゲンC200カラム等のゲルクロマトグラフィーで分画し、精製する。 または、加熱還流後に再結晶する。 本方法により得られたエスシノールには、一般式(1)で示される化合物の一種または二種以上が含まれる。

    【0024】実施例1〜5、比較例1〜3 次の組成からなる薬剤試料を調製した。 (1) エスシノール 0.1 重量% (2) アニオン性界面活性剤(表1記載) 0.1 (3) アニオン性界面活性剤以外で分子内に 窒素原子を有する界面活性剤(表1記載) 0.1 (4) エタノール 20.0 (5) 精製水 残余 (製法)(1),(2),(3)を(4)に溶解した後、(5)を添加混合し、試料とした。

    【0025】

    【表1】 ─────────────────────────────────── アニオン性界面活性剤 アニオン性界面活性剤以外で分子内 に窒素原子を有する界面活性剤 ─────────────────────────────────── 実施例1 ドデシル硫酸ナトリウム ジメチルステアリルアミンオキシド 実施例2 ドデシル硫酸ナトリウム ジメチルベヘニルアミンオキシド 実施例3 ドデシル硫酸ナトリウム ジヒドロキシエチルステアリル アミンオキシド 実施例4 ドデシルリン酸ナトリウム ジメチルラウリルアミンオキシド 実施例5 ドデシルリン酸ナトリウム ジメチルミリスチルアミンオキシド ─────────────────────────────────── 比較例1 − − 比較例2 − ジメチルステアリルアミンオキシド 比較例3 ドデシル硫酸ナトリウム − ───────────────────────────────────

    【0026】(1)薬剤透過性試験 実施例1〜5および比較例1〜3で得られた試料について、次の方法で薬剤透過性試験を行った。 アニオン性界面活性剤およびアニオン性界面活性剤以外で分子内に窒素原子を有する界面活性剤によるエスシノールの経皮吸収促進効果を評価するため、ヘアレスマウスの摘出皮膚を用いた、in vitro拡散セルによる薬剤透過性試験を行った。 拡散セル装置は拡散面積2cm 2の垂直膜型二室セルを用いた。 10〜15週齢の雄性ヘアレスマウスの背部の皮膚全層を摘出し、拡散セルに装着した。 薬剤試料側セル室に薬剤試料を2ml、レセプター側セル室にリン酸緩衝生理食塩水(pH7.2)を2ml入れ、両相を穏やかに撹拌しながらセル全体を恒温槽中で32℃
    に保った。 24時間後にレセプター液をサンプリングし、高速液体クロマトグラフィーによりレセプター側に透過してきた薬剤量を定量した。 結果は薬剤透過率(%)として表した。

    【0027】

    【表2】

    【0028】表2より明らかなように、本発明の皮膚外用剤は、エスシノールの皮膚透過促進効果に優れていることがわかる。

    【0029】(2)薬剤経皮吸収試験 実施例1および比較例1〜3で得られた試料について、
    次の方法で薬剤経皮吸収試験を行った。 一群3匹からなる10週齢の雄性ヘアレスマウス背部皮膚に、鳥居パッチテスト用絆創膏(径16cm)にて、試料100μl
    を貼付した。 絆創膏の上にスポンジを置き、更にゴムの薄膜で被膜し、絆創膏を密着するようにした。 塗布後、
    すぐにプラスチック製の密封容器中に入れ、空気を送り、呼気排泄される炭酸ガスをモノエタノールアミンの50%メタノール溶液に吸収させた。 塗布後、24及び48時間で塗布部の絆創膏を除去し、絆創膏中のエスシノール量を測定した。 次いで塗布部をセロハンテープで8回ストリッピングを行い、セロテープに密着した角層中のエスシノール量を測定した。 その後、動物は屠殺し塗布部の皮膚を剥離し、皮膚中の放射活性を測定した。
    残った全身は0.5N−水酸化ナトリウム水溶液30g
    を加えて、ブレンダーにてホモジネートとし、この一定量を採取し、エスシノール量を測定した。 また、所要時間までに排泄された糞、及び尿は回収し、エスシノール量を測定した。 以上の呼気排泄量、糞・尿排泄量、及び体内貯留量の和をもって体内経皮吸収量とした。

    【0030】

    【表3】

    【0031】表3より明らかなように、本発明の皮膚外用剤はエスシノールの吸収促進効果に優れていることがわかる。

    【0032】実施例6 クリーム A. セタノール 4.0 重量% ワセリン 5.0 流動パラフィン 8.0 スクワラン 5.0 イソプロピルミリステート 3.0 POE(25)セチルエーテル 2.0 ドデシル硫酸ナトリウム 1.0 ドデシルリン酸ナトリウム 1.0 ドデシルジメチルアミンオキサイド 2.0 グリセリルモノステアレート 2.0 防腐剤 適量 B. エスシノール 0.5 グリセリン 5.0 プロピレングリコール 5.0 精製水 全体を100とする量 (製法)Aの成分を70℃に加熱し溶解する。 Bの成分を70℃に加熱溶解したのち、そのなかにAを加え乳化処理する。 その後、熱交換を施してクリームを得る。

    【0033】比較例4 クリーム A. セタノール 4.0 重量% ワセリン 5.0 流動パラフィン 8.0 スクワラン 5.0 イソプロピルミリステート 3.0 POE(25)セチルエーテル 2.0 グリセリルモノステアレート 2.0 防腐剤 適量 B. エスシノール 0.5 グリセリン 5.0 プロピレングリコール 5.0 精製水 全体を100とする量 (製法)実施例6に準ずる。

    【0034】比較例5 クリーム A. セタノール 4.0 重量% ワセリン 5.0 流動パラフィン 8.0 スクワラン 5.0 イソプロピルミリステート 3.0 POE(25)セチルエーテル 2.0 ドデシルジメチルアミンオキサイド 2.0 グリセリルモノステアレート 2.0 防腐剤 適量 B. エスシノール 0.5 グリセリン 5.0 プロピレングリコール 5.0 精製水 全体を100とする量 (製法)実施例6に準ずる。

    【0035】比較例6 クリーム A. セタノール 4.0 重量% ワセリン 5.0 流動パラフィン 8.0 スクワラン 5.0 イソプロピルミリステート 3.0 POE(25)セチルエーテル 2.0 ドデシル硫酸ナトリウム 1.0 ドデシルリン酸ナトリウム 1.0 グリセリルモノステアレート 2.0 防腐剤 適量 B. エスシノール 0.5 グリセリン 5.0 プロピレングリコール 5.0 精製水 全体を100とする量 (製法)実施例6に準ずる。

    【0036】美白効果試験 実施例6、実施例6よりエスシノールを除いた系、比較例4〜6および比較例4〜6よりエスシノールを除いた系でそれぞれ調製したクリームについて、色黒、しみ、
    そばかす等に悩む被験者を一群20名として1つの試料クリームを朝夕、3ケ月間毎日顔面に塗布し、その美白効果を調べた。 判定基準は、「色素沈着がほとんど目立たなくなった」(スコア2)、「非常にうすくなった」、(スコア1)、「ややうすくなった」(スコア0.5 )、「変化なし」(スコア0)として各基剤別に平均スコアを求めた。

    【0037】

    【表4】 ───────────────────────────── 基剤 3ヶ月後の平均スコア ───────────────────────────── 実施例6 1.6 比較例4 0.8 比較例5 1.0 比較例6 1.2 実施例6よりエスシノールを除いた系 0 比較例4よりエスシノールを除いた系 0 比較例5よりエスシノールを除いた系 0 比較例6よりエスシノールを除いた系 0 ─────────────────────────────

    【0038】表4より明らかなように、実施例のクリームが美白作用に優れていることがわかる。

    【0039】実施例7 乳液 A. セタノール 1.5 重量% ステアリン酸 1.0 パルミチン酸 1.2 ラノリン 3.0 スクワラン 4.0 オリーブ油 2.0 オレイルオレート 2.0 ジメチルポリシロキサン(6cs) 3.0 グリセリルモノオレート 2.0 POE(50)オレイルエーテル 1.0 防腐剤 適量 香料 適量 B. プロピレングリコール 5.0 グリセリン 2.0 PEG1500 2.0 苛性カリ 0.08 セチル硫酸ナトリウム 0.5 ジメチルオレイルアミンオキシド 5.0 カルボキシビニルポリマー 0.15 エタノール 3.0 精製水 全体を100とする量 C. エスシノール 5.0 (製法)Aの成分を70℃に加熱し、溶解する。 Bの成分を70℃に加熱溶解したのち、そのなかにAを加え乳化処理する。 そのものにCを加え均一混合せしめ次いで熱交換を施して乳液を得る。

    【0040】 実施例8 化粧水 エスシノール 0.1 重量% ミリスチル硫酸ナトリウム 0.01 ジメチルミリスチルアミンオキシド 0.01 エタノール 9.0 POE(20)オレイルエーテル 1.0 防腐剤 適量 香料 適量 精製水 全体を100とする量 (製法)上記成分を撹拌混合し、化粧水を得る。

    【0041】実施例7および8で得られた皮膚外用剤は、実施例6で行った美白効果試験において効果が認められた。

    【0042】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る皮膚外用剤は、エスシノールの経皮吸収促進効果に優れ、美白効果が高められると共に、肌のくすみも一層改善され、かつ安全性、使用感触も良好な皮膚外用剤である。

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