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監視装置、生産システム、及び監視プログラム

阅读:297发布:2020-05-08

专利汇可以提供監視装置、生産システム、及び監視プログラム专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】セルコントロールシステムが機能不全に陥った場合、その情報を外部に迅速に通知することができる監視装置、生産システム、及び監視プログラムを提供する。 【解決手段】監視装置は、複数の製造機械を有する製造セルを管理するセルコントロールシステムを監視する監視装置40であって、セルコントロールシステムの稼働状況に係る第1の情報を受信する通信部400と、通信部400が受信した第1の情報に基づいて第2の情報を生成する生成部401と、生成された第2の情報を外部に出 力 する出力部402と、を有する。 【選択図】図2,下面是監視装置、生産システム、及び監視プログラム专利的具体信息内容。

複数の製造機械を有する製造セルを管理するセルコントロールシステムを監視する監視装置であって、 前記セルコントロールシステムの稼働状況に係る第1の情報を受信する通信部と、 前記通信部が受信した前記第1の情報に基づいて第2の情報を生成する生成部と、 生成された前記第2の情報を外部に出する出力部と、 を有する監視装置。前記通信部は、前記第1の情報の送信要求を前記セルコントロールシステムに送信し、前記送信要求に応じて前記セルコントロールシステムから送信された前記第1の情報を受信する、請求項1に記載の監視装置。前記第1の情報は、前記セルコントロールシステムと、前記セルコントロールシステムと接続された装置との間の通信状態の情報である、請求項1又は2に記載の監視装置。前記第2の情報は、前記セルコントロールシステムと、前記セルコントロールシステムと接続された装置との間の通信状態から生成される、前記稼働状況に係る情報である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の監視装置。前記製造機械は、加工機、ロボット、PLC、搬送機、計測器、試験装置、プレス機、圧入器、印刷機、ダイカストマシン、射出成型機、食品機械、包装機、溶接機、洗浄機、塗装機、組立装置、実装機、木工機械、シーリング装置、又は切断機を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の監視装置。請求項1〜5のいずれか一項に記載の監視装置と、 複数の製造機械を有する製造セルと、 前記製造セルを管理するセルコントロールシステムと、 を有する生産システム。複数の製造機械を有する製造セルを管理するセルコントロールシステムを監視する監視装置の制御プログラムであって、 前記セルコントロールシステムの稼働状況に係る第1の情報を受信し、 受信した前記第1の情報に基づいて第2の情報を生成し、 生成された前記第2の情報を外部に出力する、 ことを前記監視装置に実行させる監視プログラム。

说明书全文

本発明は、監視装置、生産システム、及び監視プログラムに関する。

従来の生産システムは、製造計画を立案する生産計画装置と、製造計画に基づいて複数の製造機械を有する製造セルの制御、監視を行うセルコントロールシステムと、を備えていた(例えば、特許文献1参照)。

特開2017−33525号公報

しかしながら、従来の生産システムでは、セルコントロールシステム自体を監視する機能を有していないため、セルコントロールシステムが突発的な機能不全に陥った場合、機能不全に陥っていることを検知できない。したがって、機能不全の原因を特定することも、対処方法を検討・実施することもできない。そのため、セルコントロールシステムの稼働状況を監視し、機能不全を検知する仕組みが求められている。

本願の監視装置は、複数の製造機械を有する製造セルを管理するセルコントロールシステムを監視する監視装置であって、前記セルコントロールシステムの稼働状況に係る第1の情報を受信する通信部と、前記通信部が受信した前記第1の情報に基づいて第2の情報を生成する生成部と、生成された前記第2の情報を外部に出する出力部と、を有することを特徴とする。

上記の監視装置では、前記通信部は、前記第1の情報の送信要求を前記セルコントロールシステムに送信し、前記送信要求に応じて前記セルコントロールシステムから送信された前記第1の情報を受信する構成であることが好ましい。

上記の監視装置では、前記第1の情報は、前記セルコントロールシステムと、前記セルコントロールシステムと接続された装置との間の通信状態の情報であることが好ましい。

上記の監視装置では、前記第2の情報は、前記セルコントロールシステムと、前記セルコントロールシステムと接続された装置との間の通信状態から生成される、前記稼働状況に係る情報であることが好ましい。

上記の監視装置では、前記製造機械は、加工機、ロボット、PLC、搬送機、計測器、試験装置、プレス機、圧入器、印刷機、ダイカストマシン、射出成型機、食品機械、包装機、溶接機、洗浄機、塗装機、組立装置、実装機、木工機械、シーリング装置、又は切断機を含むことが好ましい。

本願の生産システムは、上記に記載の監視装置と、複数の製造機械を有する製造セルと、前記製造セルを管理するセルコントロールシステムと、を有することを特徴とする。

本願の監視プログラムは、複数の製造機械を有する製造セルを管理するセルコントロールシステムを監視する監視装置の制御プログラムであって、前記セルコントロールシステムの稼働状況に係る第1の情報を受信し、受信した前記第1の情報に基づいて第2の情報を生成し、生成された前記第2の情報を外部に出力する、ことを前記監視装置に実行させることを特徴とする。

実施形態1による生産システムの概略構成の一例を示す図。

監視装置の概略構成の一例を示す図。

セルコントロール装置による第1の情報送信の動作を示すフローチャート。

監視装置による第2の情報出力の動作を示すフローチャート。

実施形態2における監視装置による第2の情報出力の動作を示すフローチャート。

実施形態2におけるセルコントロール装置による第1の情報送信の動作を示すフローチャート。

以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。

(実施形態1) 図1は、本実施形態による生産システムの概略構成の一例を示す図である。 本実施形態の生産システム1は、図1に示すように、生産計画装置10と、セルコントロールシステム20と、製造セル30と、監視装置40と、を有する。

生産システム1では、生産計画装置10とセルコントロールシステム20、セルコントロールシステム20と製造セル30、及び、セルコントロールシステム20と監視装置40は、それぞれ、インターネット等の通信ネットワークを介して接続される。

生産計画装置10は、製品の製造を計画する装置である。生産計画装置10は、サーバー又はパーソナルコンピューター等である。生産計画装置10は、企業資源管理機能及び供給連鎖管理機能を有し、企業全体の経営資源を記憶するとともに、製品の製造から販売までの各工程における情報を記憶する。また、生産計画装置10は、各製造場所(工場)に配置された製造セル30の名称(製造セル名)、各セルが製造可能な製品の名前(製品名)、各セルが単位時間(例えば1日)あたりにその製品を製造できる製造可能数等を記憶する。生産計画装置10は、記憶した経営資源と、各工程における情報と、製造セル30に関する情報とに基づいて生産計画を作成する。生産計画には、製造する製品毎に、使用する製造セル30の製造セル名、製品名、個数、納期、製造場所(工場)等の情報が含まれる。

セルコントロールシステム20は、製造セル30を管理し、製造セル30を制御するセルコントロール装置200を有する。セルコントロール装置200は、サーバー又はパーソナルコンピューター等である。セルコントロール装置200は、図示しない通信機能、記憶機能、情報生成機能、及び制御機能を有する。セルコントロールシステム20は、複数のセルコントロール装置で構成されても良い。

製造セル30は、製品を製造するための製造機械をフレキシブルに組み合わせた集合である。製造セル30は、複数の製造機械300〜302を有する。製造機械300〜302は、加工機、ロボット、PLC(Programmable Logic Controller)、搬送機、計測器、試験装置、プレス機、圧入器、印刷機、ダイカストマシン、射出成型機、食品機械、包装機、溶接機、洗浄機、塗装機、組立装置、実装機、木工機械、シーリング装置、又は切断機等を含む。なお、製造セル30には、製造機械が一つだけ含まれていても良い。これによれば、様々な種類の製造機械300〜302を対象とするため、製造できる製品の種類も多くなり、これによって、多品種の製造セル30を管理するセルコントロールシステム20を監視することができる。したがって、多品種生産の生産システム1を安定稼働させることができる。

監視装置40は、セルコントロール装置200の稼働状況を監視する装置である。監視装置40は、サーバー又はパーソナルコンピューター等である。本実施形態では、1台の監視装置40が、複数のセルコントロールシステム20の複数のセルコントロール装置200の稼働状況を監視している。監視装置40は、自身の監視するセルコントロール装置200と通信可能であれば、その配置を問わない。監視装置40は、通信機能、記憶機能(及び判断機能)を有する。監視装置40は、接続されたセルコントロール装置200が正常稼働していない場合、異常を通知する機能を備える。なお、複数台の監視装置40が、複数のセルコントロールシステム20の複数のセルコントロール装置200の稼働状況を監視してもよい。

次に、監視装置40について詳しく説明する。 図2は、監視装置40の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態の監視装置40は、通信部400、生成部401、出力部402、及び記憶部403を有する。なお、各部間での信号あるいは情報の受け渡しは、バスBUSを介して行われる。

監視装置40は、セルコントロール装置200から送信された第1の情報に基づき、セルコントロール装置200が正常に稼働しているかどうかを判断する。正常に稼働していないと判断した場合、通信ネットワークにより接続された、生産システム1の外部の機器である生産システム外機器500等に第2の情報を出力することで、セルコントロール装置200が正常に稼働していないことを通知する。なお、第1の情報及び第2の情報の詳細については追って説明する。

通信部400は、セルコントロール装置200から送信された第1の情報を受信する。通信部400は、通信インターフェイス回路を有し、インターネット等の通信ネットワークを介して、セルコントロール装置200と通信する。通信部400は、セルコントロール装置200から受信した第1の情報を生成部401に送る。

生成部401は、通信部400が受信した第1の情報に基づいて第2の情報を生成する。生成部401は、生成した第2の情報を出力部402に送る。

出力部402は、生成部401から送信された第2の情報を外部に出力する。出力部402は、通信インターフェイス回路を有し、インターネット等の通信ネットワークを介して、生産システム外機器500と通信する。出力部402は、生成部401が生成した第2の情報を生産システム外機器500に送る。

記憶部403は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備える。記憶部403は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリー装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、又はフレキシブルディスク、光ディスク等の可搬用の記憶装置等を有する。また、記憶部403には、監視装置40の各種処理に用いられる監視プログラムとしてのコンピュータープログラム、データベース、テーブル等が格納される。コンピュータープログラムは、コンピューター読み取り可能な可搬型記録媒体から公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部403にインストールされても良い。可搬型記録媒体は、例えばCD−ROM(compact disk read only memory)、DVD−ROM(digital versatile disk read only memory)等である。また、コンピュータープログラムは、通信ネットワークで接続された、監視装置40の外部の記憶装置に格納され、監視装置40により、必要に応じて参照されても良い。

具体的には、コンピュータープログラムは、監視装置40の制御プログラムである。制御プログラムは、セルコントロール装置200の稼働状況に係る第1の情報に基づいて第2の情報を生成し、生成された第2の情報を生産システム外機器500に出力する、ことを監視装置40に実行させる。

これによれば、セルコントロール装置200が機能不全に陥った場合、その情報を外部に迅速に通知することができる。これにより、原因を特定し対処方法を検討・実施することができる。

なお、通信部400と出力部402の有する通信インターフェイス回路とは、同一のものを用いても良い。

第1の情報は、セルコントロールシステム20と、セルコントロールシステム20と接続された装置と、の間の通信状態に関する情報である。これによれば、第1の情報の作り方が単純であるため、セルコントロール装置200への機能の追加が容易である。これによって、既存の生産システム1を作り直すことなく、監視装置40を追加・設置することができる。したがって、システム構築が容易な監視装置40を提供することができる。 また、第1の情報は、セルコントロールシステム20と、セルコントロールシステム20と接続された装置と、の間の通信状態に関する情報、セルコントロール装置200の稼働状況を示す稼働情報、及びセルコントロール装置200と、セルコントロール装置200と接続された生産計画装置10や製造機械300〜302との間の通信状態に関する情報のうち少なくとも一つの情報である。

なお、稼働状況は、機能不全がある状況と、機能不全がない状況と、に大別され、機能不全がない状況を正常稼働していると定義する。また、機能不全がある状況とは、セルコントロール装置200が有する機能のいずれかを使用できない状況である。例えば、セルコントロール装置200と接続された生産計画装置10や製造機械300〜302との通信が行えない状況である。

第1の情報には、セルコントロール装置200と接続された生産計画装置10や製造機械300〜302のそれぞれの装置IDと、セルコントロール装置200と接続されたそれぞれの装置との通信可否と、セルコントロール装置200自身の装置IDと、が含まれる。第1の情報の内容より、セルコントロール装置200とどの装置との間に機能不全が生じているかを特定することができる。

第2の情報は、第1の情報を基に生成される情報である。例えば、セルコントロール装置200等と、セルコントロール装置200等と接続された生産計画装置10や製造機械300〜302等との通信状態から導出(生成)される稼働状況に係る情報である。第2の情報は、セルコントロールシステム20と、セルコントロールシステム20と接続された装置と、の通信状態から導出(生成)される、稼働状況に係る情報である。これによれば、生産システム1内のすべての装置中のどの装置間に機能不全が生じているかを特定することができる。これによって、機能不全の原因の推定がし易くなり、対処方法の検討・実施を効率的に行うことができる。また、セルコントロール装置200等から第1の情報を受信できない場合は、第1の情報を受信不可であるという情報として生成される。

第1の情報が受信できた場合の第2の情報には、生産システム1内の、通信ネットワークを介して接続された、それぞれの装置間の通信可否の情報が含まれる。第2の情報の内容より、生産システム1内のどの装置間に機能不全が生じているかを特定することができる。

第1の情報が受信できなかった場合の第2の情報には、セルコントロール装置200の装置IDと、セルコントロール装置200からの第1の情報を受信不可であるという情報と、が含まれる。第2の情報の内容より、セルコントロール装置が複数存在する場合、どのセルコントロール装置との通信が不可能かを特定することができる。

生産システム外機器500は、生産システム1の外部の機器である。生産システム外機器500は、監視装置40から受信した第2の情報を基に、例えば、工程管理者に不具合情報を通知したり、新たな生産計画を立てたり、といった対処を実施する。

図3及び図4は、生産システム1における、稼働状況監視のための情報のやり取りの動作を示すフローチャートである。 図3は、セルコントロール装置200による第1の情報送信の動作を示すフローチャートで、図4は、監視装置40による第2の情報出力の動作を示すフローチャートである。

以下、図3に示したフローチャートを参照しつつ、セルコントロール装置200による前提条件としての第1の情報送信の動作を説明する。

最初に、ステップS110において、セルコントロール装置200は、セルコントロール装置200に機能不全があるかを判定する。機能不全がある場合(Yes)、ステップS120に移行する。機能不全がない場合(No)、ステップS130に移行する。

次に、ステップS120において、セルコントロール装置200は、図示しない情報生成機能によって、第1の情報としてセルコントロール装置200に「機能不全がある」という情報を生成する。

次に、ステップS130において、セルコントロール装置200は、情報生成機能によって、第1の情報としてセルコントロール装置200が「正常稼働している(機能不全がない)」という情報を生成する。

次に、ステップS140において、セルコントロール装置200は、図示しない通信機能により、生成された第1の情報を監視装置40に送信し、処理を終了する。

以下、図4に示したフローチャートを参照しつつ、監視装置40による第2の情報出力の動作を説明する。なお、以下に説明する第2の情報出力の動作のフローは、あらかじめ記憶部403に記憶されている制御プログラムに基づき実行される。

最初に、ステップS210において、監視装置40は、通信部400がセルコントロール装置200から第1の情報を受信したかを判定する。受信しない場合(No)、ステップS220に移行する。受信した場合(Yes)、ステップS230に移行する。

次に、ステップS220において、監視装置40は、セルコントロール装置200からの第1の情報の受信間隔が、あらかじめ設定されたタイムアウト時間を超えたかどうかを判定する。タイムアウト時間を超えない場合(No)、再度ステップS210に戻る。タイムアウト時間を超えた場合(Yes)、ステップS240に移行する。

次に、ステップS230において、監視装置40の生成部401は、セルコントロール装置200から受信した第1の情報に基づいてセルコントロール装置200に機能不全があるかを判定する。機能不全がある場合(Yes)、ステップS250に移行する。機能不全がない場合(No)、ステップS260に移行する。

次に、ステップS240において、監視装置40の生成部401は、第2の情報として「第1の情報を受信不可」という情報を生成する。

次に、ステップS250において、監視装置40の生成部401は、第2の情報として「機能不全がある」という情報を生成する。

次に、ステップS260において、監視装置40の生成部401は、第2の情報として「正常稼働している(機能不全がない)」という情報を生成する。

次に、ステップS270において、監視装置40の出力部402は、生成された第2の情報を生産システム外機器500に出力し、処理を終了する。

これによれば、監視装置40は、セルコントロールシステム20が機能不全に陥った場合、上述のステップS230,S250,S270により、その情報を外部に通知することができる。これにより、原因を特定し対処方法を検討・実施することができる。

以上述べたように、本実施形態に係る生産システム1によれば、監視装置40は、セルコントロール装置200が突発的な機能不全に陥ったことを検知し、生産システム外機器500等に通知することができる。そのため、機能不全への対処方法を検討・実施することができる。したがって、セルコントロール装置200に機能不全が生じた際に、従来よりも少ないダウンタイムで製品の製造を継続することができるとともに、品質管理及び工程管理を適切に実行することができる。

(実施形態2) 本実施形態による生産システムは、実施形態1と同様の概略構成であり、図1に示す生産システム1と同様である。本実施形態による監視装置は、実施形態1と同様の概略構成であり、図2に示す監視装置40と同様である。

本実施形態の監視装置40の通信部400は、第1の情報の送信要求をセルコントロールシステム20に送信する点が、実施形態1と異なっている。以下、実施形態1と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。

本実施形態の通信部400は、第1の情報の送信要求をセルコントロールシステム20に送信する。通信部400は、前述の送信要求に応じてセルコントロールシステム20から送信された第1の情報を受信する。監視装置40は、接続されたセルコントロール装置200に応答を要求する。監視装置40は、接続されたセルコントロール装置200が正常稼働しているかを、応答の有無により検知・判断する機能を有する。

図5及び図6は、本実施形態の生産システム1における、稼働状況監視のための情報のやり取りの動作を示すフローチャートである。 図5は、本実施形態における監視装置40による第2の情報出力の動作を示すフローチャートで、図6は、本実施形態におけるセルコントロール装置200による第1の情報送信の動作を示すフローチャートである。

以下、図5及び図6に示したフローチャートを参照しつつ、セルコントロール装置200による第1の情報送信の動作と、監視装置40による第2の情報出力の動作を説明する。なお、以下に説明する第2の情報出力の動作のフローは、あらかじめ記憶部403に記憶されている制御プログラムに基づき実行される。

最初に、図5に示すように、ステップS10において、監視装置40は、第1の情報の送信要求を生成し、通信部400を介して、監視装置40と接続されたすべてのセルコントロール装置200に対して、第1の情報の送信要求を送信する。

次に、図6に示すように、ステップS20において、セルコントロール装置200は、監視装置40からの第1の情報の送信要求があるかを判定する。送信要求がない場合(No)、再度ステップS20に戻る。送信要求がある場合(Yes)、ステップS110に移行する。

なお、ステップS110〜S140の処理については、実施形態1におけるステップS110〜S140の処理と同様であるため省略する。

次に、図5に戻り、ステップS210〜S270の処理を行う。なお、ステップS210〜S270の処理については、実施形態1におけるステップS210〜S270の処理と同様であるため省略する。

以上述べたように、本実施形態に係る生産システム1によれば、監視装置40からの要求に応答する方式で通信するため、実施形態1に比べて、監視装置40とセルコントロール装置200間の通信回数を減らすことができる。そのため、伝送速度等の通信ネットワークが備えるべき要件を緩くすることができる。したがって、セルコントロール装置200の監視を、実施形態1に比べて、低コストで実現できる。

なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。

(変形例1) 上記実施形態1では、図1に示すように、1台のセルコントロール装置200と、セルコントロール装置200と接続された生産計画装置10や製造セル30との通信状態を第1の情報としていた。これに限らず、セルコントロール装置が複数存在する場合は、セルコントロール装置同士も接続されるため、セルコントロール装置同士の通信状態を第1の情報に含めても良い。

以上述べたように、本変形例に係る生産システム1によれば、実施形態1での効果に加え、セルコントロール装置200とどのセルコントロール装置との間に機能不全が生じているかを特定することができる。

(変形例2) 上記実施形態1では、図1に示すように、生産システム1は、監視装置40を生産システム1内のその他の装置とは独立した装置の一つとして有していた。これに限らず、生産システム1において、監視装置40は、監視部あるいは監視機能として、生産計画装置10の一部として組み込まれても良い。

以上述べたように、本変形例に係る生産システム1によれば、生産計画装置10がセルコントロール装置200との通信に用いる通信路を有しているため、専用の通信路を用意する必要が無くなる。これにより、実施形態1での効果に加え、セキュリティーを考慮せずに監視装置40を提供することができる。

(変形例3) 上記実施形態1では、図2に示すように、監視装置40は、第2の情報を生産システム外機器500に出力していた。これに限らず、監視装置40は、生産システム1の有する装置のいずれかに第2の情報を出力しても良い。例えば、生産計画装置10に第2の情報を出力し、生産計画の見直しをする、としても良い。

以上述べたように、本変形例に係る生産システム1によれば、実施形態1での効果に加え、機能不全が生じた際の対処が自動化されるため、対処に必要な人員あるいは人件費を削減することができる。

(変形例4) 上記実施形態1では、図2に示すように、監視装置40は、セルコントロール装置200の稼働状況の監視と通知をしていた。これに限らず、監視装置40は、対処の機能を有しても良い。例えば、セルコントロール装置200が機能不全に陥った場合、あらかじめ用意しておいた予備のセルコントロール装置にセルコントロール装置200の役割を代理させる、としても良い。

以上述べたように、本変形例に係る生産システム1によれば、実施形態1での効果に加え、機能不全が生じた際の対処が自動化されるため、対処に必要な人員あるいは人件費を削減することができる。

(変形例5) 上記実施形態1では、図2に示すように、監視装置40は、セルコントロール装置200と通信していた。これに限らず、監視装置40は、生産計画装置10のみと通信し、生産計画装置10を経由して、セルコントロールシステム20の稼働状況を監視しても良い。

以上述べたように、本変形例に係る生産システム1によれば、生産計画装置10がセルコントロール装置200との通信に用いる通信路を有しているため、セルコントロール装置200との間に専用の通信路を用意する必要が無くなる。これにより、実施形態1での効果に加え、セルコントロール装置200との通信時のセキュリティーを考慮せずに監視装置40を提供することができる。

(変形例6) 上記実施形態1では、図1に示すように、1台のセルコントロール装置200と、セルコントロール装置200と接続された生産計画装置10や製造セル30との通信状態を第1の情報としていた。また、図2に示すように、監視装置40は、セルコントロール装置200の稼働状況の監視と通知をしていた。これに限らず、セルコントロール装置が複数存在する場合は、セルコントロール装置同士も接続されるため、セルコントロール装置同士の通信状態を第1の情報に含め、かつ、監視装置40は、対処の機能を有しても良い。例えば、セルコントロール装置200が機能不全に陥った場合、監視装置40と接続されたセルコントロール装置200以外のセルコントロール装置に、セルコントロール装置200の役割を代理させる、としても良い。

以上述べたように、本変形例に係る生産システム1によれば、実施形態1での効果に加え、機能不全が生じた際の対処が自動化されるため、対処に必要な人員あるいは人件費を削減することができる。

以下に、実施形態から導き出される内容を記載する。

監視装置は、複数の製造機械を有する製造セルを管理するセルコントロールシステムを監視する監視装置であって、前記セルコントロールシステムの稼働状況に係る第1の情報を受信する通信部と、前記通信部が受信した前記第1の情報に基づいて第2の情報を生成する生成部と、生成された前記第2の情報を外部に出力する出力部と、を有することを特徴とする。

これによれば、セルコントロールシステムが機能不全に陥った場合、監視装置はその情報を外部に迅速に通知することができる。これにより、原因を特定し対処方法を検討・実施することができる。

上記の監視装置では、前記通信部は、前記第1の情報の送信要求を前記セルコントロールシステムに送信し、前記送信要求に応じて前記セルコントロールシステムから送信された前記第1の情報を受信する構成であることが好ましい。

これによれば、監視装置からの要求に応答する方式で通信するため、監視装置とセルコントロールシステム間の通信回数が減ることになる。これにより、伝送速度等の通信ネットワークが備えるべき要件を緩くすることができる。したがって、セルコントロールシステムの監視を低コストで実現できる。

上記の監視装置では、前記第1の情報は、前記セルコントロールシステムと、前記セルコントロールシステムと接続された装置との間の通信状態の情報であることが好ましい。

これによれば、第1の情報の作り方が単純であるため、セルコントロールシステムへの機能の追加が容易である。これによって、既存の生産システムを作り直すことなく、監視装置を追加・設置することができる。したがって、システム構築が容易な監視装置を提供することができる。

上記の監視装置では、前記第2の情報は、前記セルコントロールシステムと、前記セルコントロールシステムと接続された装置との間の通信状態から生成される、前記稼働状況に係る情報であることが好ましい。

これによれば、生産システム内のすべての装置中のどの装置間に機能不全が生じているかを特定することがでる。これによって、機能不全の原因の推定がし易くなり、対処方法の検討・実施を効率的に行うことができる。

上記の監視装置では、前記製造機械は、加工機、ロボット、PLC、搬送機、計測器、試験装置、プレス機、圧入器、印刷機、ダイカストマシン、射出成型機、食品機械、包装機、溶接機、洗浄機、塗装機、組立装置、実装機、木工機械、シーリング装置、又は切断機を含むことが好ましい。

これによれば、様々な種類の製造機械を対象とするため、製造できる製品の種類も多くなる。これによって、多品種の製造セルを管理するセルコントロールシステムを監視することができる。したがって、多品種生産の生産システムを安定稼働させることができる。

生産システムは、上記に記載の監視装置と、複数の製造機械を有する製造セルと、前記製造セルを管理するセルコントロールシステムと、を有することを特徴とする。

これによれば、セルコントロールシステムが機能不全に陥った場合、その情報を外部に迅速に通知することができる。これにより、原因を特定し対処方法を検討・実施することができる。

監視プログラムは、複数の製造機械を有する製造セルを管理するセルコントロールシステムを監視する監視装置の制御プログラムであって、前記セルコントロールシステムの稼働状況に係る第1の情報を受信し、受信した前記第1の情報に基づいて第2の情報を生成し、生成された前記第2の情報を外部に出力する、ことを前記監視装置に実行させることを特徴とする。

これによれば、セルコントロールシステムが機能不全に陥った場合、その情報を外部に迅速に通知することができる。これにより、原因を特定し対処方法を検討・実施することができる。

1…生産システム 10…生産計画装置 20…セルコントロールシステム 30…製造セル 40…監視装置 200…セルコントロール装置 300〜302…製造機械 400…通信部 401…生成部 402…出力部 403…記憶部 500…生産システム外機器。

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