首页 / 专利库 / 食品及食品 / 乳清 / Preventing and therapeutic agent for infectious disease and feed

Preventing and therapeutic agent for infectious disease and feed

阅读:320发布:2024-02-25

专利汇可以提供Preventing and therapeutic agent for infectious disease and feed专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To prepare a preventing and therapeutic agent for infectious diseases in fishes such as a yellowtail or a red sea-bream, crustaceans such as a prawn or a black tiger shrimp, comprising a milk whey (a hydrolyzates thereof) as an active ingredient, excellent in safety and substitutive for an antibiotic substance causing problems in development of resistant bacteria, remaining in the body, etc. SOLUTION: This preventing and therapeutic agent for infectious diseases comprises (A1 ) a milk whey or (A2 ) a hydrolyzate of the milk whey as an active ingredient. Furthermore, the agent is preferably administered in a daily dose of 1-6000mg/kg body weight, expressed in terms of the dried ingredient A1 or A2 and divided in 2 or 3 portions. The ingredient A1 is obtained by adding an acid to a milk or a skimmilk of a mammal such as a cow, a woman or a ewe and removing the produced coagulated substance. The ingredient A2 is prepared by dissolving, e.g. the ingredient A1 in water so as to provide 5-15% protein concentration, then thermally sterilizing the resultant solution, enzymically treating the sterilized solution with a proteolytic enzyme such as a pepsin, subsequently inactivating the enzyme and, as necessary, carrying out the ultrafiltering, concentrating and drying of the prepared solution.,下面是Preventing and therapeutic agent for infectious disease and feed专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ミルクホエー、又はミルクホエー分解物を有効成分とする魚類、甲殻類の感染症予防治療剤。
  • 【請求項2】 ミルクホエー、又はミルクホエー分解物を含有する魚類、甲殻類用飼料。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、魚類、甲殻類の感染症予防治療剤及び飼料に関する。

    【0002】

    【従来の技術】養魚技術は近年急速な発展を遂げ、養殖面積(経営体数)は年々増加している。 しかし、天然の魚類、甲殻類とは違い、養殖の場合は高密度で飼育されているので、病気にかかるものも多い。 特に病原性ウイルスによる被害は甚大である。 例えば、1992年の台湾でのエビの大量へい死が、翌年、韓国、中国、及び日本に伝播し、エビ養殖業に大きな被害をもたらした。 これらは、バキュロウイルス感染エビが、ビブリオ症に二次感染したためと考えられている。

    【0003】従来より、魚類、甲殻類の伝染性疾患に対しては、抗生物質が使用されてきたが、耐性菌の発生や、魚類及び甲殻類の体内での残留の問題が生じ、使用が制限されている。 これらの疾病のうち、細菌症に対しては抗生物質に代わるものとして、ラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、及び初乳が著効を示すことが見い出され(特開平7−48274号公報及び特開平7−1
    45069号)、安全性の高い予防治療剤として研究されているが、ウイルス症については、抗生物質に代わる有効な薬剤は知られていない。 また、ミルクホエー、及びミルクホエーを酵素分解したミルクホエー分解物を魚類、甲殻類の感染症予防治療剤又は飼料として利用することに言及したものはない。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、抗生物質に代わり得る安全で優れた効果を有する魚類、甲殻類の感染症予防治療剤及び飼料を提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、ミルクホエー、又はミルクホエー分解物が、魚類、甲殻類の感染症に有効であることを見い出し、本発明を完成するに至った。

    【0006】即ち、本発明は、ミルクホエー、又はミルクホエー分解物を有効成分とする魚類、甲殻類の感染症予防治療剤である。 本発明はまた、ミルクホエー、又はミルクホエー分解物を含有する魚類、甲殻類用飼料である。 以下、本発明を詳細に説明する。

    【0007】

    【発明の実施の形態】本発明において、予防又は治療の対象となる魚類としては、ブリ、マダイ、クロダイ、ウナギ、コイ、ニジマス、アユ、ギンザケ、シマアジ、ティラピア、ヒラメ、トラフグ、フナ、グッピー、ネオンテトラ等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。 また、甲殻類としては、クルマエビ、ウシエビ、大正エビ、ホワイトシュリンプ等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。

    【0008】本発明の感染症予防治療剤の有効成分は、
    ミルクホエー、又はミルクホエー分解物であり、これらは主として乳から分離したものを言うが、それ以外にもヒト、ヒツジ、ヤギ、ウマ、イヌ、ネコ等の由来のものも同様に有効である。 これら哺乳動物の乳汁のうち、
    最も普遍的な哺乳動物乳汁である牛乳を原料とすることが入手容易性の点で適しているが、経済性の見地から牛乳からチーズ、バター及びその他の乳成分を分離した際に生じる副産物、乳清、あるいは脱脂乳などを原料として用いてもよい。

    【0009】ミルクホエーとは、上記哺乳動物乳汁又は脱脂乳に酸又は凝乳酵素を加えて生じる凝固物(カード)を除いた残りの溶液をいう。 また、ミルクホエーとして、市販のWPC等のミルクホエータンパク質濃縮物あるいはWPI等のミルクホエータンパク質単離物を用いるのが好適であるが、何ら限定されるものではない。

    【0010】また、ミルクホエー分解物とは、上記の方法で得たミルクホエーをタンパク質分解酵素処理、あるいは微生物による発酵、酸加水分解などを行うことによって得られる。 例えば、タンパク質分解酵素で処理する場合、ミルクホエー粉末、ミルクホエータンパク質濃縮物をミルクホエー又は水を用いてタンパク質濃度5 〜15
    % の範囲に溶解し、60〜130 ℃で1 秒〜30分間加熱殺菌する。 その後、必要に応じてpHを2〜10に調整した後、
    酵素処理を行う。 タンパク質分解酵素としては、ペプシン、パンクレアチン、トリプシン、キモトリプシン、パパイン、プロメライン、ならびにアスペルギルス属、ストレプトミセス属由来のプロテアーゼ等の一種又は複数の酵素の組み合わせが例示され、これらをミルクホエー溶液に同時に又は分解条件に応じて分割添加し、温度範囲を10〜70℃で3 〜24時間酵素処理し、その後、pHを5.
    5 〜7.5 に調整し、80〜140 ℃で2 秒〜20分の加熱処理によって酵素を失活させて分解液を得る。

    【0011】この分解液は、そのまま用いることもできるが、濃縮乾燥してミルクホエー分解物とし、これを用いてもよい。 あるいは分画分子量3,000 〜500,000 の限外濾過膜で該分解液を処理し、膜を透過した分解液を濃縮乾燥してミルクホエー分解物としたもの、又はセライト濾過ないし膜細孔径0.1 〜1 μm のマイクロフィルトレーション濾過により濾過を行って濾過液を濃縮乾燥してミルクホエー分解物としたものを用いてよい。

    【0012】本発明において用いられるミルクホエーは分子量が 100〜800,000 、またミルクホエー分解物は分子量が100 〜20,000のものである。

    【0013】上記のミルクホエー、又はミルクホエー分解物を濃縮乾燥し、粉砕した後に適量のトウモロコシデンプン、タルク、ステアリン酸マグネシウム等とともに充分混和し、常法により粒度を調整することにより製剤化する。 製剤中のミルクホエー、又はミルクホエー分解物含有量は、特に限定はされないが、散剤から造粒する時は、魚類や甲殻類の種類により、又はその成長段階に合わせて適宜調整すればよい。

    【0014】一方、飼料を調製するには、通常養殖に用いられる飼料原料を、対象とする水産動物に応じて適宜選択、配合し、これに上記のミルクホエー又はミルクホエー分解物を添加、配合、湿潤すればよい。 飼料原料としては、一般的には魚粉、エビミール、イカミール、小麦粉、コーングルテン、ビール酵母、コレステロール、
    ビタミン、ミネラルが用いられる。 飼料に上記ミルクホエー、又はミルクホエー分解物を添加、配合、湿潤する際には、全飼料中0.01〜5 重量%となるようにすればよい。

    【0015】本発明の感染症予防治療剤ならびに飼料によって、治療又は予防されうる感染症としては、魚類、
    甲殻類のウイルス感染症、細菌感染症である。 ウイルス感染症としては、具体的には、ヒラメのヒラメラブドウイルス感染症、トラフグの口白症ウイルス、ニジマスの伝染性膵臓壊死症, ウイルス性出血性敗血症,伝染性造血器壊死症、コイの春ウイルス病, 鰾炎症、ナマズのウイルス病、サケのヘルペスウイルス病、Pike(カワカマス)稚魚のウイルス病、シマアジのイリドウイルス感染症、マダイのイリドウイルス感染症、ウナギのウイルス性鰓病、ギンザケの伝染性膵臓壊死症, 伝染性造血器壊死症, ヘルペスウイルス感染症, Erythrocytic Inclus
    ion Body Syndrome ウイルス感染症、クルマエビのRod
    shapaedvirus-Penaeus japonicus 感染症、ウシエビの黄頭症、多くの海水及び淡水魚に感染するリンホシスチス病等が挙げられるが、これらに限定されない。

    【0016】また、細菌感染症としては、具体的には、
    トラフグ、ニジマスのVibrio anguillarum感染症、ブリのPseudotuberculosis感染症, 類結症, 連鎖球菌感染症、クロダイのFlexibacter maritimus 感染症、ウシエビのビブリオ(Vibrio vulnificus) 感染症、クルマエビのビブリオ感染症、タイのビブリオ感染症, Edwardsiel
    la tardaa 感染症、ウナギのパラコロ病等が挙げられるが、これらに限定されない。

    【0017】本発明にいう感染症予防治療剤とは、上記の感染症の感染及び発病の予防、あるいは発病したものを治療するものをいう。

    【0018】本発明の感染症予防治療剤又は飼料の投与量、投与時期は適用する魚類、甲殻類の種類、感染症の種類等により適宜変更しうるが、例えば乾燥したミルクホエー、又はミルクホエー分解物として1 〜6,000mg/kg
    体重を1日に2〜3回に分けて与えればよい。 また、本発明の魚類及び甲殻類の感染症予防治療剤又は飼料を稚魚期に与えておけば予防的効果が得られる。

    【0019】

    【実施例】以下、参考例、実施例、試験例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、これらは本発明の範囲を何等限定するものではない。

    【0020】〔参考例1〕 ミルクホエータンパク質濃縮物の調製 脱脂粉乳に硫酸を加え、カゼインを等電点沈殿させた後、これを取り除き、更に残った硫酸ホエー中の不溶物や雑菌をクラリファイヤーで除いた。 その後、限外濾過モジュールにて固形含量が15% 以上になるまで濃縮し、
    更にpHを中和後、エバポレーターで固形含量が25% 以上になるまで濃縮した。 この濃縮液を常法によってスプレードライヤーで乾燥し、ミルクホエータンパク質濃縮物を得た。

    【0021】〔参考例2〕 ミルクホエータンパク質濃縮物分解物の調製 (その1)市販のミルクホエータンパク質濃縮物(WP
    C:タンパク質含量80% )1kgを9kg の精製水に溶解し、プレート型殺菌装置で75℃15秒間殺菌し、のち水酸化ナトリウムを添加して溶液のpHを9.0 に調整し、バチルス・ズブチルス菌由来のプロテアーゼ製剤10g、トリプシン4g、及びパパイン4gを添加し、55℃で5時間分解した後、90℃で20分間加熱して酵素を失活させた。
    次いで、常法により濃縮し、乾燥し、粉末状のミルクホエータンパク質濃縮物分解物950gを得た。

    【0022】(その2)市販のミルクホエータンパク質濃縮物(WPC:タンパク質含量80% )1kgを9kgの精製水に溶解し、プレート型殺菌装置で75℃15秒間殺菌し、のち水酸化ナトリウムを添加して溶液をpH8.5 に調整し、バチルス・ズブチルス菌由来のプロテアーゼ製剤8gを添加した後、pHを8.0 に保ったまま30分経過後、
    トリプシン4gを添加し、50℃で6 時間分解した。 その後、85℃で15分間加熱して酵素を失活させた。 ついで、
    常法により濃縮し、乾燥し、粉末状のミルクホエータンパク質濃縮物分解物940gを得た。

    【0023】(その3)市販のミルクホエータンパク質濃縮物(WPC:タンパク質含量80%)100kg を900kg の精製水に溶解し、プレート型殺菌装置で75℃15秒間殺菌し、のち水酸化ナトリウムを添加して溶液のpHを9.0 に調整し、バチルス・ズブチルス菌由来のプロテアーゼ製剤1kgを添加し、50℃に保持して加水分解し、8時間後に120℃で2秒間の加熱処理によって酵素を失活させ、冷却し、のち塩酸によってpHを6.0 に調整し、分画分子量10,000の限外濾過膜で限外濾過し、のち常法により濃縮し、乾燥し、粉末状のミルクホエータンパク質濃縮物分解物85kgを得た。

    【0024】〔参考例3〕 ラクトフェリンの調製 牛ラクトフェリンは、牛生乳からロウとライターの方法
    [BALAW & B. Reiter 、ジャーナル・オブ・デイリー・リサーチ(Journal of Dairy Research) 、第44巻、第
    595 〜599 頁、1977年] により調製した。 牛生乳(450L)
    に1モル塩酸を添加し、pHを6.3 に調整し、100gのレンネット(ハンセル社製) を32℃の温度で添加した。 30分後、析出したカードを除去し、ミルクホエーを得た。 ミルクホエーを限外濾過法により約20倍に濃縮し、濃縮ミルクホエー(10L) に、予め0.05M トリス塩酸緩衝液(pH
    8.0) で平衡化したCM・Sephadex C-50 樹脂(ファルマシア社製)4 L を添加し、4 ℃で1 時間攪拌し、のち放置し、上清を除去した。 樹脂をカラム(90 ×9cm)に充填し、0.05M トリス塩酸緩衝液(pH8.0) 約3Lを通液して樹脂を洗浄し、次いで、0.2M食塩を含む0.05M トリス塩酸緩衝液(pH8.0) 約5Lを通液し、最後に0.05M 食塩を含む
    0.05M トリス塩酸緩衝液(pH8.0) 約2Lを通液し、ラクトフェリンを溶出させた。 この溶出液を限外濾過装置でダイヤフィルトレーションし、脱塩し、凍結乾燥し、粉末状のラクトフェリン約8gを得た。

    【0025】〔参考例4〕 ラクトフェリン分解物の調製 参考例3と同一の方法により調製した牛ラクトフェリンを、精製水に50g/950ml の割合で溶解し、得られた溶液に塩酸を添加してpHを3.0 に調整し、のち市販の豚ペプシン(和光純薬社製)をラクトフェリン50gに対して1
    gの割合で添加し、37℃で6時間加水分解した。 次いで、6M水酸化ナトリウムでpHを7.00に調整し、80℃で
    10分間加熱して酵素を失活させ、室温に冷却し、不溶物を濾去し、濾液を凍結乾燥して粉末状のラクトフェリン分解物約45g を得た。

    【0026】〔参考例5〕 牛初乳粉末の調製 分娩後3日以内の牛初乳3kgを濾過布で濾別し、水酸化ナトリウムを添加して初乳の滴定乳酸度を0.30% に調整し、次いで攪拌しながら63℃、30分間の保持殺菌を行い、スプレードライヤーを用いて噴霧乾燥し、初乳粉末約 395gを得た。 〔実施例1〕 感染症予防治療剤の調製 参考例2(その1)と同様のミルクホエータンパク質濃縮物分解物200kg 、トウモロコシデンプン150kg 、タルク80kg及びステアリン酸マグネシウム30kgを十分混和し、60メッシュの金網を通過させて粒度を調整し、本発明の感染症予防治療剤を得た。

    【0027】〔実施例2〕 養殖エビ用飼料の調製 クルマエビ用基礎飼料〔林兼産業(株)社製〕にミルクホエータンパク質濃縮物(WPC 、タンパク質含量80%)、
    又は参考例2(その2)と同様にして作製したミルクホエータンパク質濃縮物分解物を3重量%添加した。 得られた配合物を90℃以上で5 分間蒸すことでグルテンを変性させて要求される保型性を付与し、その後、80℃で数時間熱風乾燥し、ペレットマシーンを用いてペレット状(2mm φ×5mm)に成形し、ミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む、
    それぞれ2種のクルマエビ用飼料を得た。

    【0028】〔実施例3〕 養殖トラフグ用飼料の調製 市販のトラフグ用飼料基礎粉末〔大洋飼料(株)社製〕
    に、ミルクホエータンパク質濃縮物(WPC 、タンパク質含量80%)、又は参考例2(その3)と同様にして作製したミルクホエータンパク質濃縮物分解物を3重量%添加した。 得られた配合物をペレットマシーンを用いて成形
    (5mmφ×10mm) して、40℃にて5 時間乾燥してミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む、それぞれ2種のトラフグ用ドライペレットを得た。

    【0029】〔実施例4〕 養殖マス用飼料の調製 市販のマス稚魚用飼料基礎粉末〔大洋飼料(株)社製〕
    に、参考例1のミルクホエータンパク質濃縮物、又は参考例2(その2)と同様にして作製したミルクホエータンパク質濃縮物分解物を3重量%添加した。 得られた配合物をペレットマシーンを用いて成形(2mmφ×3 mm) して、40℃にて5 時間乾燥してミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む、それぞれ2種のマス稚魚用ドライペレットを得た。

    【0030】〔実施例5〕 養殖ヒラメ用飼料の調製 市販のヒラメ用ドライペレット飼料〔大洋飼料(株)社製、5mm φ×5mm 〕100gに、ミルクホエータンパク質濃縮物(WPC 、タンパク質含量75%)、又は参考例2(その1)と同様にして作製したミルクホエータンパク質濃縮物分解物の懸濁液(3g/ml)100mlを噴霧した後、30℃にて
    3 時間乾燥することで、ミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む、
    それぞれ2種のヒラメ用飼料を得た。

    【0031】〔実施例6〕 養殖ギンザケ用飼料の調製 市販のギンザケ用飼料基礎粉末〔大洋飼料(株)社製〕
    に、参考例1のミルクホエータンパク質濃縮物、又は参考例2(その2)と同様にして作製したミルクホエータンパク質濃縮物分解物を3重量%添加した。 得られた配合物をペレットマシーンを用いて成形(2mmφ×3 mm) して、40℃にて5 時間乾燥してミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む、それぞれ2種のギンザケ用飼料を得た。

    【0032】〔実施例7〕 養殖シマアジ用飼料の調製 市販のシマアジ用飼料基礎粉末〔大洋飼料(株)社製〕
    に、ミルクホエータンパク質濃縮物、又は参考例2(その3)と同様にして作製したミルクホエータンパク質濃縮物分解物を3重量%添加した。 得られた配合物をペレットマシーンを用いて成形(8mmφ×10mm) して、40℃にて5 時間乾燥してミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む、それぞれ2種のシマアジ用飼料を得た。

    【0033】〔実施例8〕 養殖マダイ用飼料の調製 市販のマダイ用飼料基礎粉末〔大洋飼料(株)社製〕
    に、参考例1と同様にして作製したミルクホエータンパク質濃縮物、又は参考例2(その3)と同様にして作製したミルクホエータンパク質濃縮物分解物を3重量%添加した。 得られた配合物をペレットマシーンを用いて成形(2mmφ×3mm)して、40℃にて5 時間乾燥してミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む、それぞれ2種のマダイ用飼料を得た。

    【0034】〔試験例1〕 エビRod shaped virus-Pen
    aeus japonicus (RV-PJ)ウイルスに対する感染予防効果 RV-PJに感染してへい死したクルマエビの中腸腺周辺を摘出し、10倍量の緩衝液を加えてホモジナイズした抽出液をポアサイズ0.2 μmのフィルターでろ過したものを健常なエビの腹部筋中に注入すると、甲皮の白斑等の本感染症特有の症状を伴ってへい死した。 さらに、電子顕微鏡観察によって、本感染症はバキュロウイルスに属すると思われるウイルスによって引き起こされることがわかった。 そこで、ミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む2種のクルマエビ用飼料、及び感染症予防治療剤をクルマエビに与え、 RV-PJ感染症に対する予防効果を調べた。

    【0035】健常なクルマエビ(平均体重22g)に、1日2回上記実施例1で得られた感染症治療剤を6重量%となるようイガイミンチ肉に十分混和させたもの、上記実施例2で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む2種の養殖エビ用試料、比較としてラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末3%添加飼料を、1 日当たり体重の1%量与えた。 各投与群は、一群あたり10尾とした。 また、添加物を添加しない飼料を与える群をコントロールとした。 飼料投与を初めてから14日目に一群当たり10尾のクルマエビに、上記と同様にして得られたウイルス液を80倍希釈したものを100μl ずつ、又はブランクとして緩衝液を注入し、その後のへい死率を調べた。 結果を表1に示す。

    【0036】

    【表1】

    【0037】健常なエビにRV-PJ ウイルスを感染させると、7 日後にはへい死率が6割となるが、本発明の感染症予防治療剤、ミルクホエータンパク質濃縮物、ミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料を与えていたものは、へい死率の低下が認められた。 特に感染症予防治療剤及びミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料の投与で、へい死率をそれぞれ3割、及び2割までくい止めることができ、その効果は顕著であった。 一方、ラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末添加飼料ではへい死率がコントロールと同様の6割であり、効果は認められなかった。 尚、ウイルスを感染させないエビ(ブランク)は試験期間中全くへい死しなかった。

    【0038】〔試験例2〕 トラフグ(Takifugu rubrip
    es) を用いた口白症ウイルスに対する感染予防効果 健常なトラフグ(平均体重50g)に上記実施例3で得られた、ミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む2種のトラフグ用飼料、
    比較としてラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末3%添加飼料を1 日当たり体重の5%量与えた。
    各飼料投与群は、一群あたり10尾とした。 また、添加物を添加しない飼料を与える群をコントロールとした。 飼料投与を初めてから14日目に一群あたり10尾のトラフグに1 ×10 3.7 TCID 50 /mlの価の口白症ウイルス液を0.1m
    l ずつ背部の皮下に接種し、その後のへい死率を調べた。 結果を表2に示す。

    【0039】

    【表2】

    【0040】健常なトラフグに口白症ウイルスを感染させると、7 日後にはへい死率が8割となるが、本発明のミルクホエータンパク質濃縮物、ミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料を与えていたものはへい死率の低下が認められ、特にミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料ではへい死率を1割にくい止めることができ、その効果が顕著であった。 また、ミルクホエータンパク質濃縮物添加飼料投与群でのへい死率は5割であった。 一方、ラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末添加飼料ではへい死率がコントロールと同様の8
    割であり、効果は認められなかった。 尚、ウイルスを感染させないトラフグ(ブランク)のへい死率は1割であった。

    【0041】〔試験例3〕 ニジマス(Oncorhynchus my
    kiss) を用いた伝染性膵臓壊死症ウイルス(IPNV)に対する感染予防効果 健常なニジマス(平均体重4g) に上記の実施例4で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む2種のニジマス用飼料、
    比較としてラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末3%添加飼料を1 日当たり体重の20% 量与えた。
    各飼料投与群は、一群あたり10尾とした。 また、添加物を添加しない飼料を与える群をコントロールとした。 飼料投与を初めてから14日目に一群あたり10尾のニジマスに5 ×10 4.8 TCID 50 /mlの力価のIPNV液を50μl ずつ静脈投与した。 結果を表3に示す。

    【0042】

    【表3】

    【0043】健常なニジマスにIPNVを感染させると、10
    日後にはへい死率が8割となるが、本発明のミルクホエータンパク質濃縮物、ミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料を与えていたものは、へい死率の低下が認められ、特にミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料ではへい死率を1割にくい止めることができ、その効果が顕著であった。 一方、ラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末添加飼料ではへい死率がコントロールと同様の8割であり、効果は認められなかった。
    尚、ウイルスを感染させないニジマス(ブランク)は試験期間中全くへい死しなかった。

    【0044】〔試験例4〕 ヒラメ(Paralichthys oliv
    aceus)を用いたラブドウイルス(HRV)に対する感染予防効果 実施例5で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含むヒラメ用飼料をヒラメに与え、HRV に対する感染予防効果を調べた。 健常なヒラメ(平均体重80g)に上記の実施例5で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む2種のヒラメ用飼料、
    比較としてラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末3%添加飼料を1 日当たり体重の5%量を2回に分けて与えた。 各飼料投与群は、一群あたり10尾とした。 また、添加物を添加しない飼料を与える群をコントロールとした。 飼料投与を初めてから14日目に一群あたり10尾のヒラメに5 ×10 6.8 TCID 50 /mlの力価のHRV 液を
    0.1ml ずつ静脈投与した。 結果を表4に示す。

    【0045】

    【表4】

    【0046】健常なヒラメにHRV を感染させると、14日後にはへい死率が4割となるが、本発明のミルクホエータンパク質濃縮物、ミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料を与えていたものは、へい死率の低下が認められ、特にミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料ではへい死率を1割にくい止めることができ、その効果は顕著であった。 一方、ラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末添加飼料ではへい死率がコントロールと同様の4割であり、効果は認められなかった。
    尚、ウイルスを感染させないヒラメ(ブランク)は試験期間中全くへい死しなかった。

    【0047】〔試験例5〕 ギンザケ(Oncorhynchus ki
    sutch)を用いたErythrocytic inclusion body syndrome
    (EIBS) に対する感染予防効果 実施例6で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含むギンザケ用飼料をギンザケに与え、EIBSウイルスに対する感染予防効果を調べた。 健常なギンザケ(平均体重180g) に上記実施例6で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、
    又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む2種のギンザケ用飼料、比較としてラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末3%添加飼料を1 日当たり体重の10% 量を与えた。 各飼料投与群は、一群あたり10尾とした。 また、添加物を添加しない飼料を与える群をコントロールとした。 飼料投与を初めてから14日目に一群あたり10尾のギンザケにEIBSウイルス液(感染ギンザケの頭腎抽出液を0.45μm フィルターでろ過したもの)500μ
    l を腹腔内投与した。 結果を表5に示す。

    【0048】

    【表5】

    【0049】健常なギンザケにEIBSウイルスを感染させると、10日後にはへい死率が8割となるが、本発明のミルクホエータンパク質濃縮物、ミルクホエータンパク質濃縮物分解物を与えていたものはへい死率の低下が認められ、特にミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料ではへい死率を1割にくい止めることができ、その効果が顕著であった。 一方、ラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末添加飼料ではへい死率がコントロールと同様の8割であり、効果は認められなかった。
    尚、ウイルスを感染させないギンザケ(ブランク)は試験期間中全くへい死しなかった。

    【0050】〔試験例6〕 シマアジ(Pseudocaranx de
    tex)を用いたイリドウイルス感染症に対する感染予防効果 実施例7で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含むシマアジ用飼料をシマアジに与え、イリドウイルスに対する感染予防効果を調べた。 健常なシマアジ(平均体重12.5g)に上記実施例7で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む2
    種のシマアジ用飼料、比較としてラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末3%添加飼料を1 日当たり体重の5%量を与えた。 各飼料投与群は、一群あたり10
    尾とした。 また、添加物を添加しない飼料を与える群をコントロールとした。 飼料投与を初めてから14日目に一群あたり10尾のシマアジにイリドウイルス液(感染シマアジの脾臓抽出液を0.45μm フィルターでろ過したもの) 200 μl を腹腔内投与した。 結果を表6に示す。

    【0051】

    【表6】

    【0052】健常なシマアジにイリドウイルスを感染させると、10日後にはへい死率が8割となるが、本発明のミルクホエータンパク質濃縮物、ミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料を与えていたものはへい死率の低下が認められ、特にミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料ではへい死率を1割にくい止めることができ、その効果が顕著であった。 一方、ラクトフェリン、
    ラクトフェリン分解物、初乳粉末添加飼料ではへい死率がコントロールと同様の8割であり、効果は認められなかった。 尚、ウイルスを感染させないシマアジ(ブランク)は試験期間中全くへい死しなかった。

    【0053】〔試験例7〕 マダイ(Pagrus major)を用いたイリドウイルス感染症に対する感染予防効果 実施例8で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含むマダイ用飼料をマダイに与え、イリドウイルスに対する感染予防効果を調べた。 健常なマダイ(平均体重15.3g)に上記実施例8で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む2種のマダイ用飼料、比較としてラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末3%添加飼料を1 日当たり体重の5%
    量を与えた。 各飼料投与群は、一群あたり10尾とした。
    また、添加物を添加しない飼料を与える群をコントロールとした。 飼料投与を初めてから14日目に一群あたり10
    尾のマダイにイリドウイルス液(感染マダイ脾臓抽出液を0.45μm フィルターでろ過したもの) 200 μl を腹腔内投与した。 結果を表7に示す。

    【0054】

    【表7】

    【0055】健常なマダイにイリドウイルスを感染させると、10日後にはへい死率が8割となるが、本発明のミルクホエータンパク質濃縮物、ミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料を与えていたものはへい死率の低下が認められ、特にミルクホエータンパク質濃縮物分解物ではへい死率を1割にくい止めることができ、その効果が顕著であった。 一方、ラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末添加飼料ではへい死率がコントロールと同様の8割であり、効果は認められなかった。
    尚、ウイルスを感染させないマダイ(ブランク)は試験期間中全くへい死しなかった。

    【0056】〔試験例8〕 ウシエビ(Penaues monodo
    n) を用いたVibrio vulnificus に対する感染予防効果 健常なウシエビ(平均体重20g)に1 日2 回、上記実施例2で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む2種の養殖エビ用飼料、比較としてラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末3%添加飼料を1 日当たり体重の5% 量与えた。 各飼料投与群は、一群あたり10尾とした。 また、添加物を添加しない飼料を与える群をコントロールとした。 飼料投与を初めてから14日目に一群あたり10尾のウシエビを、Vibrio vulnificus5 ×10 7 CFU/ml海水に12時間浸し、その後のへい死率を調べた。 結果を表8
    に示す。

    【0057】

    【表8】

    【0058】健常なウシエビに Vibrio vulnificusを感染させると、7日後にはへい死率が6割となるが、本発明のミルクホエータンパク質濃縮物、ミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料を与えていたものはへい死率の低下が認められ、特にミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料ではへい死率を2割にくい止めることができ、その効果が顕著であった。 一方、ラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末添加飼料ではへい死率がコントロールと同様の6割であり、効果は認められなかった。 尚、ウイルスを感染させないウシエビ(ブランク)は試験期間中全くへい死しなかった。

    【0059】〔試験例9〕 ニジマス(Oncorhynchus my
    kiss) を用いたVibrio anguillarumに対する感染予防効果 健常なニジマス(平均体重4g) に上記実施例4で得られたミルクホエータンパク質濃縮物、又はミルクホエータンパク質濃縮物分解物を含む2種のニジマス用飼料、比較としてラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末3%添加飼料を1 日当たり体重の20% 量与えた。 各飼料投与群は、一群あたり10尾とした。 また、添加物を添加しない飼料を与える群をコントロールとした。 飼料投与を初めてから14日目に一群あたり10尾のニジマスに
    2.8 ×10 7 CFUの力価のVibrio anguillarum液を50μl ずつ静脈投与した。 結果を表9に示す。

    【0060】

    【表9】

    【0061】健常なニジマスにVibrio anguillarumを感染させると、10日後にはへい死率が8割となるが、本発明のミルクホエータンパク質濃縮物、ミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料を与えていたものはへい死率の低下が認められ、特にミルクホエータンパク質濃縮物分解物添加飼料ではへい死率を1割にくい止めることができ、その効果が顕著であった。 一方、ラクトフェリン、ラクトフェリン分解物、初乳粉末添加飼料ではへい死率がコントロールと同様の8割であり、効果は認められなかった。 尚、ウイルスを感染させないニジマス(ブランク)は試験期間中全くへい死しなかった。

    【0062】

    【発明の効果】本発明によれば、魚類及び甲殻類の感染症に有効な感染症予防治療剤及び飼料が提供される。

    【0063】本発明の感染症予防治療剤及び飼料は、ミルクホエー、又はミルクホエー分解物を有効成分とする点において安全性の点においても問題はない。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23K 1/18 A23K 1/18 B A61K 38/00 AFF A61K 37/02 AFF (72)発明者 中島 浩 茨城県つくば市和台16−2 マルハ株式会 社中央研究所内 (72)発明者 佐藤 信行 茨城県つくば市和台16−2 マルハ株式会 社中央研究所内

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈