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Setting method of concentration of plutonium in fuel assembly

阅读:652发布:2020-07-05

专利汇可以提供Setting method of concentration of plutonium in fuel assembly专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To manufacture an assembly having a nuclear characteristic being equal to the one of a designed MOX fuel assembly by using plutoniums(Pu) of which the ratios of fissile plutonium [Pu(f)] isotopes are larger and smaller than reference plutonium (Pu) respectively. CONSTITUTION:An MOX fuel assembly 11 is prepared by using two kinds of plutoniums(Pu) (compositions A and B) being different in the composition of an isotope, for instance, and the Pu of the composition A (B) is made to be the one of which the ratio of Pu(f) is smaller (larger) than that of designed Pu of the MOX fuel assembly of which the nuclear characteristic is made to be in accord. Besides, the compositions A and B are selected so that an average neutron infinite multiplication factor Kinfinity of the assembly 11 be in accord with a designed value. For instance, the Pu of the composition A is used for MOX fuel rods 12 of numbers 1 to 3 and the Pu of the composition B for the rod of the number 4, while the degree of enrichment of the Pu(f) of each rod 12 is so regulated as to be in accord with a designed value. Therefore the relative distribution of a fuel rod output is equal substantially to a designed value and, while the multiplication factor Kinfinity of a rod cell is lower (higher) than a designed value in the rod 12 prepared by using the Pu of the composition A(B), the average multiplication factor Kinfinity of the assembly at the time when it is not burnt up yet is equal substantially to a designed value.,下面是Setting method of concentration of plutonium in fuel assembly专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 二酸化ウラン粉末と二酸化プルトニウム粉末を混合して焼結した燃料ペレットを被覆管に収納して燃料ロッドとし、これを正方格子状に配列した燃料集合体のプルトニウム濃度設定方法において、 設計時に想定された所定の同位体組成を有する基準プルトニウムと比較して、核分裂性プルトニウム同位体の比率が大きい少なくとも1種類の同位体組成のプルトニウムと、核分裂性プルトニウム同位体の比率が小さい少なくとも1種類の同位体組成のプルトニウムを使用し、各燃料ロッドの核分裂性プルトニウム同位体の個数密度を、前記基準プルトニウムに基づいて設計された基準燃料集合体における個数密度と一致させるとともに、各燃料ロッドに使用するプルトニウムを、前記基準燃料集合体と同等の集合体平均中性子無限増倍率を有するように前記少なくとも2種類の同位体組成のプルトニウムの中から選定することを特徴とする燃料集合体のプルトニウム濃度設定方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、実用発電用軽炉に使用される燃料集合体のプルトニウム濃度設定方法に係り、特に設計時とは異なる同位体組成のプルトニウム(以下、Puと記す。)を用いて設計核燃料集合体と同等の核的特性を有する燃料集合体を製造するためのPu
    濃度設定方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】使用済み燃料集合体を再処理して得られる核燃料物質のPuは、従来、高速増殖炉での使用が考えられていたが、この実用化計画の遅延にともない、P
    uを燃料集合体として現行の軽水炉で利用する方法で検討が進められている。 この燃料集合体は、二酸化ウラニウム粉末と二酸化プルトニウム粉末とを混合して焼結したMOX燃料ペレットを被覆管に収納して燃料ロッドとし、これを正方格子に配列して構成されており、MOX
    燃料集合体と呼ばれている。

    【0003】再処理により得られるPuの同位体組成は、使用済み燃料の初期濃縮度、燃焼度、冷却期間などにより異なるので、MOX燃料の製造に使用されるPu
    の同位体組成は、設計時に想定した組成とは異なることが予想される。

    【0004】Puの各同位体は中性子吸収断面積や核分裂断面積が異なるので、MOX燃料集合体を設計時に想定したPuと同位体組成が異なるPuを用いて製造する場合には、燃料ロッドのPu量を設計値に一致させると、製造されるMOX燃料集合体の原子炉内装荷時の核特性は、設計値から大幅にはずれることになる。 核燃料集合体の重要な核的特性としては、集合体平均の中性子増倍率や燃料ロッド出の相対分布があり、これらが大幅に設計値と異なる場合には、原子炉への装荷が不可能となる。

    【0005】設計時の同位体組成と異なるPuでMOX
    燃料集合体を製造する場合の、MOX燃料集合体の核的特性に及ぼす影響について、以下に説明する。

    【0006】燃料集合体の設計で考慮されるPuの同位体組成は、主に238 Pu、 239 Pu, 240 Pu, 241
    u, 242 Puである。 このうち239 Puと241 Puは、
    熱中性子に対する核分裂断面積が他より格段に大きく、
    核分裂性Pu(以下、Pu(f) と略記する。)と言われる。 また、 240 Puは、中性子吸収断面積が大きいことが特徴である。

    【0007】通常MOX燃料集合体は、同位体組成が一定の1種類のPuを用いて設計され、Pu(f) 富化度の異なる数種類のMOX燃料ロッドから構成される。

    【0008】設計と異なる同位体組成のPuを用いてM
    OX燃料集合体を製造する場合、各燃料ロッドのPu
    (f) 富化度を設計値に一致させることが考えられる。 この場合の集合体の未燃焼時中性子無限増倍率K をPu
    同位体組成をパラメータとして計算すると、K とPu
    240 Pu同位体比と間には、例えば図2に示すような関係がある。

    【0009】図2に示すように、 240 Pu同位体比の少ないPu組成ほどK が大きいが、これは次のように説明される。 MOX燃料ロッドのPu(f) の個数密度を設計値に一致させると、 240 Pu同位体比の少ないPu組成では、MOX燃料ロッドの240 Puの個数密度は設計値と比較して少く、逆に240 Pu同位体比の多いPu組成では、 240 Puの個数密度が多くなる。 Pu(f) の個数密度が等しければ、単位核分裂あたりの中性子発生数(νΣ f )はほぼ等しいため、Pu(f) の個数密度を設計値に一致させた場合には、Puの同位体組成が異なる場合でもνΣ fは設計値と同程度になる。 一方、 240
    uが少ないほど燃料ロッドセルの中性子吸収断面積(Σ
    a )が小さい。 したがって、νΣ f /Σ aすなわちK
    は、 240 Pu同位体比が小さいほど大きくなる。

    【0010】このように、Pu(f) の個数密度を設計値に一致させると、K はPu同位体組成によって設計値より大きい値または小さい値にずれる。 K を設計値と一致させるためには、 240 Pu同位体比の少ないPu組成の場合、Pu(f) 富化度を設計値より下げる必要があるが、この場合、MOX燃料ロッドのPu(f) 個数密度は設計値と一致しないので、燃料ロッドセルの核分裂断面積(Σ f )は設計値からはずれる。 燃料ロッドセルの出力はロッドセルのΣ fにほぼ比例するので、燃料ロッドセルの出力分布は設計値と異なることになる。

    【0011】

    【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、P
    u同位体組成が異なる場合には、Pu(f) 富化度の調整だけでは、Σ fかνΣ f /Σ aのいずれか一方のみ、すなわち、燃料ロッドセル出力の分布または集合体のK
    の一方しか設計値に一致させることができない。

    【0012】本発明は、かかる点に対処してなされたもので、設計と異なる同位体組成のPuを用いて設計のM
    OX燃料集合体と同等の核的特性を有する集合体を製造するための燃料集合体のPu濃度設定方法を提供することを目的とする。

    【0013】

    【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、二酸化ウラン粉末と二酸化プルトニウム粉末を混合して焼結した燃料ペレットを被覆管に収納して燃料ロッドとし、
    これを正方格子状に配列した燃料集合体のプルトニウム濃度設定方法において、設計時に想定された所定の同位体組成を有する基準プルトニウムと比較して、核分裂性プルトニウム同位体の比率が大きい少なくとも1種類の同位体組成のプルトニウムと、核分裂性プルトニウム同位体の比率が小さい少なくとも1種類の同位体組成のプルトニウムを使用し、各燃料ロッドの核分裂性プルトニウム同位体の個数密度を、基準プルトニウムに基づいて設計された基準燃料集合体における個数密度と一致させるとともに、各燃料ロッドに使用するプルトニウムを、
    基準燃料集合体と同等の集合体平均中性子無限増倍率を有するように前記少なくとも2種類の同位体組成のプルトニウムの中から選定することを特徴とする燃料集合体のプルトニウム濃度設定方法である。

    【0014】

    【作用】本発明の燃料集合体のPu濃度設定方法においては、MOX燃料集合体のK を設計値に一致させるため、同位体組成の異なる2種類以上のPuを使用し、P
    u(f) 富化度の異なる燃料ロッドタイプごとにPuの同位体組成を変えることとする。 ここで、使用するPuの同位体組成のうち、少なくとも1種類のPu同位体組成はPu(f) が設計値より多く、かつ少なくとも1種類のPu同位体組成はPu(f) が設計値より少ないものとする。 そして、どのPu組成の場合でも、MOX燃料ロッドのPu(f) 富化度は設計値に一致させるものとする。

    【0015】燃料ロッドタイプごとにPu(f) 富化度と本数が異なるので、燃料ロッドタイプによってPu同位体組成のK に及ぼす影響が異なる。 この効果を利用し、集合体平均の未燃焼時K が設計値に一致するように、燃料ロッドタイプごとに使用するPu同位体組成を選定する。

    【0016】以上のように、全ての燃料ロッドのPu
    (f) 富化度を設計値に一致させ、かつPu(f) の比率が設計値より大きい同位体組成のPuと小さい同位体組成のPuを燃料ロッドタイプごとに使い分けることにより、燃料ロッド出力の相対分布も集合体平均のK もともに設計値にほぼ等しいMOX燃料集合体を製造することができる。

    【0017】

    【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。 図1は、本発明の一実施例として、本発明の方法を適用する沸騰水型原子炉用MOX燃料集合体11の断面構成およびPuについての仕様例を示すものである。
    図1において、1〜4の番号はMOX燃料ロッド12、
    Gはガドリニアロッド13を示す。 LCWRは、断面が燃料ロッドの4倍程度の太径のウオーターロッド14を示す。 なお、符号15は制御棒である。

    【0018】上記構成のMOX燃料集合体11においては、MOX燃料ロッド12の番号の数が大きいほど、そのロッドのPu(f) 富化度は小さいことを示している。
    本実施例では、同位体組成が異なる2種類のPu(組成A、組成B)が用いられる。 組成AのPuは、核特性を一致させるべきMOX燃料集合体の設計PuよりPu
    (f) の比率が小さいものとし、組成BのPuは、Pu
    (f) の比率が逆に大きいものとする。

    【0019】各タイプのMOX燃料ロッド12に使用されるPuが組成AかBかは、MOX燃料集合体11の平均K を計算し、これが設計値に一致するように選定される。 表1の仕様例では、番号1〜3のMOX燃料ロッド12に、Pu(f) の比率の小さい組成AのPuを使用し、番号4のロッド12にはPu(f) の比率の大きい組成BのPuを使用している。 しかしながら、Puの同位体組成によっては、例えば番号1のロッド12に組成A、番号2〜4のロッド12に組成BのPuというように、他の組み合わせも当然あり得る。 そして、各MOX
    燃料ロッド12のPu(f) 富化度は、設計値に一致するよう調整される。

    【0020】以上のように構成されたMOX燃料集合体11においては、全てのMOX燃料ロッド12のPu
    (f) 富化度は設計値と一致するよう調整されるため、燃料ロッド出力の相対分布は設計値にほぼ等しいものとなる。 また、組成AのPuを用いた燃料ロッド12では、
    ロッドセルのK は設計値より低く、組成BのPuを用いた燃料ロッド12では、ロッドセルのK は設計値より高いが、集合体平均の未燃焼時K は設計値にほぼ等しくなる。

    【0021】以上の説明からも明らかなように、本実施例によれば、設計と異なる同位体組成のPuを用いて、
    設計値と同程度の燃料ロッド出力の相対分布と集合体平均のK を有するMOX燃料集合体を製造することができるので、この集合体を原子炉に装荷しても、炉心特性は設計値との差が少ない。

    【0022】なお、上記実施例は、Pu(f) 富化度の異なる4種類のMOX燃料ロッドから構成されるMOX燃料集合体に本発明を適用した場合の一例を示したものであるが、これに限定することなく、Pu(f) 富化度の異なる2種類以上のMOX燃料ロッドから構成されるMO
    X燃料集合体であれば、本発明の方法を同様に適用することができる。

    【0023】

    【発明の効果】MOX燃料集合体の実用化に際しては、
    設計時に想定した同位体組成と異なる組成のPuを使用して設計の集合体と同程度の核的特性を有するMOX燃料集合体を製造する必要がある。

    【0024】本発明のPu濃度設定方法によれば、Pu
    (f) の割合が設計値より小さい同位体組成のPuと大きい同位体組成のPuを使用し、かつ、MOX燃料ロッドのPu(f) 富化度を設計値に一致させるので、設計と異なる同位体組成のPuを用いても、燃料ロッド出力の相対分布と集合体平均の中性子無限増倍率が設計値と同程度のMOX燃料集合体を製造することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明によるMOX燃料集合体の断面構成と仕様例を示す図である。

    【図2】核分裂性Puの個数密度を設計値に一致させた時の集合体の中性子無限増倍率の計算値とPuの240
    u同位体比の関係を示すグラフである。

    【符号の説明】

    11………MOX燃料集合体 12………MOX燃料ロッド 13………ガドリニアロッド 14………ウオーターロッド

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