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Semiconductor laser element

阅读:824发布:2024-01-11

专利汇可以提供Semiconductor laser element专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide a semiconductor laser element having an InGaAs distorted quantum well structure formed on a GaAs substrate which can produce a basic transverse mode even when the width of ridge is as wide as 4-5μm.
CONSTITUTION: In a ridge waveguide type semiconductor laser element having an active layer 25 of InGaAs distorted quantum well formed on a GaAs substrate 22, a ridge mesa is filled, on the opposite sides thereof, with an insulator 29 containing ions 31 of rear earth element absorbing the oscillation wavelength.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Semiconductor laser element专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 GaAs基板上にInGaAs歪量子井戸からなる活性層を有するリッジ導波路型半導体レーザ素子において、リッジメサの両側が発振波長を吸収する希土類元素のイオンを含む絶縁物で埋め込まれていることを特徴とする半導体レーザ素子。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、0.9〜1.1μmで発振する半導体レーザ素子に関する。

    【0002】

    【従来技術】GaAs基板上に形成されるInGaAs
    /GaAs歪量子井戸半導体レーザ素子は、格子整合系半導体レーザ素子で発振が困難であった波長0.9〜
    1.1μmの領域の光源として有望である。 この波長領域は、希土類イオンをドープした光ファイバアンプの励起光源や、非線型光学素子と組み合わせて、0.45〜
    0.55μmの短波長光源として使うことができる。 このような用途においては、数十mWのレーザ光を光ファイバなどの小口径導波路に結合させることが必要である。 このため、この用途に使用する半導体レーザ素子は、単峰性の出射ビームをもつこと、即ち、基本横モード発振することが必要である。

    【0003】従来の基本横モード発振させるための半導体レーザ素子の構造の一例を図3に示す。 図中、1はn
    側電極、2はn−GaAs基板、3はn−Al 0.4 Ga
    0.6 Asクラッド層、4はGaAs光閉じ込め層、5は厚さ70ÅのIn 0.2 Ga 0.8 As歪量子井戸層、6は厚さ70ÅのGaAs障壁層、7はp−Al 0.4 Ga
    0.6 Asクラッド層、8はp + −GaAsコンタクト層、9はSiO 2からなる絶縁層、10はp側電極である。 この例において、歪量子井戸層5のIn含有量、厚さおよび層数を変えることが可能であり、また、その他の層の組成についても多くのバリエーションが可能である。

    【0004】図4は、基本横モード発振するレーザのビーム形状の説明図である。 この図において、垂直横モードのFFP⊥(Far-Field Pattern)は、エピタキシャル成長層の層構造で決まり、図3の光閉じ込め層4、歪量子井戸層5、障壁層6からなる活性層領域の厚さが0.
    4μm以下ならば、通常単峰性を有する。 一方、平横モードのFFP‖を制御する方法は、半導体レーザ素子の構造によって種々の方法がある。 図3に示したリッジ導波路型半導体レーザ素子の場合には、クラッド層7よりも絶縁層9の方が屈折率が低いので、リッジ部は周辺分よりも実効的に屈折率が大きくなり、リッジ部に光が閉じ込められる。 このとき、リッジ幅が十分に狭ければ、FFP‖の基本モードが得られる。 基本モードが得られるリッジ幅は、リッジ部と周辺部との実効屈折率差が0.5%程度のとき、約2.5μm程度である。 これ以上にリッジ幅が広いと、高次モードが発生して、FF
    P‖は多峰性となり、集光することが困難になる。

    【0005】図5は、基本横モード発振する半導体レーザ素子の他の例で、比較的幅が広いリッジ部の場合にも0.8μm帯で基本モードが得られるものである。 図中、11はn側電極、12はn−GaAs基板、13はn−Al 0.4 Ga 0.6 Asクラッド層、14はAl 0.1
    Ga 0.9 As活性層、15はp−Al 0.4 Ga 0.6 As
    クラッド層、16はp + −GaAsコンタクト層、17
    はGaAs吸収層兼電流ブロッキング層、18はp電極である。 Al 0.1 Ga 0.9 As活性層14のバンドギャップ波長は、0.8μmであり、この素子はこの波長近傍で発振する。 GaAs吸収層兼電流ブロッキング層1
    7は、バンドギャップ波長が0.87μmであり、活性層14で発する光に対して不透明であり、吸収層となる。 この吸収層兼電流ブロッキング層17は、リッジメサの両側を埋め込むため、リッジメサのストライプ内を導波する基本モードに対しては吸収が小さく、ストライプからの広がりが大きな高次モードに対しては、吸収は大きいので、4〜6μmという幅の広いストライプでも安定した基本横モード発振が得られる。 このような基本横モード発振させる原理は、InGaP活性層を用いた赤色レーザ、AlGaAs活性層を用いた赤色レーザ、
    AlGaAs活性層を用いた0.7〜0.87μm波長のレーザ素子において広く用いられている。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、0.9
    〜1.1μmの波長範囲で発振する半導体レーザ素子においては、GaAs基板に格子整合し、かつ0.9〜
    1.1μmの波長範囲の光を吸収する半導体が存在しないので、前記の光吸収を利用して基本横モード発振をするストライプ型半導体レーザ素子を製作することは不可能であった。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、4〜5μmと比較的にリッジ幅が広い場合にも基本横モード発振が得られる、GaAs基板上にInGaAs歪量子井戸構造を有する半導体レーザ素子を提供するもので、GaAs基板上にInGaAs歪量子井戸からなる活性層を有するリッジ導波路型半導体レーザ素子において、リッジメサの両側が発振波長を吸収する希土類元素のイオンを含む絶縁物で埋め込まれていることを特徴とするものである。

    【0008】

    【作用】上述のように、リッジメサの両側を発振波長を吸収する希土類元素のイオンを含む絶縁物で埋め込むと、比較的広いリッジ幅でも基本横モード発振が得られる。 また、希土類元素のイオンには、0.9〜1.1μ
    mの波長範囲を吸収するものがあるので、この範囲の基本横モード発振を得ることが可能になる。

    【0009】

    【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。 図1は本発明にかかる半導体レーザ素子の一実施例の断面図である。 図中、21はn側電極、22はn−GaAs基板、23はn−Al 0.4 Ga
    0.6 Asクラッド層、24はGaAs光閉じ込め層、2
    5は厚さ70ÅのIn 0.2 Ga 0.8 As歪量子井戸層、
    26は厚さ70ÅのGaAs障壁層、27はp−Al
    0.4 Ga 0.6 Asクラッド層、28はp + −GaAsコンタクト層、29は希土類イオンEr +3 31を含むSi
    2からなる絶縁層、30はp側電極である。 即ち、本実施例は、従来技術の説明に用いた図3において、絶縁層9の材質を希土類イオンEr +3を含むものに代えたものである。 SiO 2中のEr +3は、0.98μmの光に対して強い吸収を有する。 従って、本実施例では、光の広がりの大きい高次横モードは吸収を受け易く、光の広がりが小さくて吸収層の影響を受けにくい基本モードだけが安定して存在する。 上記実施例において、リッジメサ幅を5μmとした場合のFFP‖と、同じリッジメサ幅のEr +3を含まない従来例(図3に示したもの)のF
    FP‖を、それぞれ図2a、2bに示す。 図2からわかるように、本実施例では、リッジメサ幅を5μmのように広くしても、基本横モード発振を得ることができる。
    なお、本発明は上記実施例に限定されず、GaAs基板、InGaAs活性層を除いて、その他のクラッド層、光閉じ込め層、コンタクト層には、既に報告されている多くのバリエーションを用いることができる。 また、絶縁物はSiO 2に限らず、SiN X 、ポリイミドなどでもよい。 さらに、希土類元素のイオンはEr +3に限定されず、例えば、1.02μmの発振波長に対してはPr +3を選択する。

    【0010】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、G
    aAs基板上にInGaAs歪量子井戸からなる活性層を有するリッジ導波路型半導体レーザ素子において、リッジメサの両側が発振波長を吸収する希土類元素のイオンを含む絶縁物で埋め込まれているため、0.9〜1.
    1μmの波長範囲で基本横モード発振をする半導体レーザ素子が得られるという優れた効果がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明にかかる半導体レーザ素子の一実施例の断面図である。

    【図2】(a)、(b)は、それぞれ上記実施例および従来例のFFP‖である。

    【図3】従来の基本横モード発振させるための半導体レーザ素子の断面図である。

    【図4】基本横モード発振するレーザのビーム形状の説明図である。

    【図5】従来の他の基本横モード発振させるための半導体レーザ素子の断面図である。

    【符号の説明】

    21 n側電極 22 n−GaAs基板 23 n−Al 0.4 Ga 0.6 Asクラッド層 24 GaAs光閉じ込め層 25 In 0.2 Ga 0.8 As歪量子井戸層 26 GaAs障壁層 27 p−Al 0.4 Ga 0.6 Asクラッド層 28 p + −GaAsコンタクト層 29 絶縁層 30 p側電極 31 Er +3

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