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Coherent light generator

阅读:389发布:2024-01-21

专利汇可以提供Coherent light generator专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To provide a coherent light source, which can be operated at room temperature and has the compact configuration, low power consumption and long wavelengths and can generate short pulses, by combining a semiconductor laser and a compound semiconductor quantum well, and using difference- frequency generation. CONSTITUTION:At least three energy levels c1, lh1 and lh2 are provided. This generator comprises a quantum well, on which an electric field is applied and a quantum thin wire or a quantum case structure. Light omega1 and omega2 corresponding to two transition energies among three transitions are cast in. Thus, coherent light omega3 having the wavelength corresponding to the other one transition energy is generated based on the difference frequency.,下面是Coherent light generator专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 少なくとも3つのエネルギー準位を有し、かつ、電界が印加された量子井戸、量子細線又は量子箱構造からなり、3つの遷移のうち2つの遷移エネルギーに対応する波長の光を入射させることによって、他の1つの遷移エネルギーに対応する波長の光を差周波発生させるようにしたことを特徴とするコヒーレント光発生器。
  • 【請求項2】 電界が印加されていない時には、3つの遷移のうち少なくとも1つが光学的に禁止遷移となり、
    かつ、電界印加時には許容遷移となることを特徴とする請求項1記載のコヒーレント光発生器。
  • 【請求項3】 差周波発生を起こす遷移が伝導帯又は価電子帯におけるサブバンド間遷移であることを特徴とする請求項1又は2記載のコヒーレント光発生器。
  • 【請求項4】 印加する電界の変調によって発生光を変調することを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載のコヒーレント光発生器。
  • 【請求項5】 GaAs/AlAs 又はGaAs/AlGaAs 量子井戸、
    量子細線又は量子箱に可視域の波長のレーザ光を入射させることにより、中赤外から遠赤外のコヒーレントな光を発生させることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載のコヒーレント光発生器。
  • 【請求項6】 少なくとも3つのエネルギー準位を有し、かつ、電界が印加された量子井戸、量子細線又は量子箱構造からなり、3つの遷移のうち最大遷移エネルギーに対応する波長の光を入射させ、かつ、それ以外の少なくとも1つの遷移エネルギーに対応する波長の光を該量子井戸、量子細線又は量子箱構造中で共振させることによって、最大遷移エネルギー以外の他の遷移エネルギーに対応する波長の光を差周波発生させるようにしたことを特徴とするコヒーレント光発生器。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、コヒーレント光発生器に関し、特に、長波長でかつ短パルス化可能なコヒーレント光源に関する。

    【0002】

    【従来の技術】光を利用したシステム(光伝送、光記録、光演算等)は、将来の大容量、高速情報処理の鍵を握るものと考えられている。 こられのシステムには、主として、AlGaAsレーザによる0.8μm帯及びAlGaInAs
    レーザによる1.5μm帯の光が用いられる。 0.8μ
    m帯は光ディスクメモリやLAN等の近距離光通信に、
    1.5μm帯は石英光ファイバーを使った長距離大容量光通信に使われている。

    【0003】近年、より長波長域の光を用いたシステムへの関心が高まっている。 フッ化物光ファイバーは、レイリー散乱の減少によって2〜3μmの波長域で伝搬損失が最小となり、次世代の長距離光通信システムの有な候補とされている。 また、数〜10μmの光は、地上と人工衛星や人工衛星間の通信に適すると考えられている。 この様に、中赤外から遠赤外の光は、これからの通信システムに重要な役割を占めると考えられている。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらのシステムに好適な、長波長でかつ短パルス化可能なコヒーレント光源を与えるものである。

    【0005】ところで、中赤外から遠赤外域のコヒーレントな光(2.5〜40μm)を発生する手段として、
    (1)PbSnTeやInSbのような化合物半導体レーザ、
    (2)CO 2気体レーザ、(3)YAGレーザと色素レーザとの波長差を用いた差周波レーザ、等がある。

    【0006】PbCdS 、PbSnSeやPbSnTe等の鉛塩半導体レーザは、その組成を変化させかつ液体窒素温度に冷却することにより、2〜32μmのレーザ光を発生させることができる。

    【0007】一方、InSbは、液体窒素温度で強磁場(2
    〜7T)を加えることで5μm光を出射することができる。

    【0008】CO 2レーザは10.6μm、差周波レーザは色素を交換することで1.5から4μmの光を発生することが可能である。

    【0009】しかしながら、これらのレーザには、上記したように低温や強磁場、又は、色素の交換が必要であったり、装置が大型で大きな入力パワーを必要とする等、システムに応用するには重大な問題点が存在する。

    【0010】長波長光を用いたシステムを実現するには、室温で動作し、小型で低消費パワーの光源を得ることが重要である。

    【0011】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、現在容易に入手可能な半導体レーザと化合物半導体量子井戸、量子細線又は量子箱構造を組み合わせ、差周波発生を用いて、室温で動作し、
    小型で低消費パワーの長波長でかつ短パルス化可能なコヒーレント光源を提供することである。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を説明するためのものである。 エネルギーギャップの小さな半導体層がそれよりギャップの大きな半導体層によって挟まれる、いわゆる量子井戸(簡単のため、1次元的な量子井戸とする。しかし、2次元的量子井戸すなわち量子細線、3次元的量子井戸すなわち量子箱の場合も同様に考えられる。)構造を考える。 この時、伝導帯及び価電子帯には、それぞれ電子及び正孔にとってのポテンシャル井戸ができる。 伝導帯の井戸の中には離散的なエネルギー準位c1、c2…が形成される。 同様に、価電子帯には重い正孔に対して、hh1 、hh2 …が、軽い正孔に対しては、lh1 、lh2 …ができる。

    【0013】これらの準位の中、まず、図1に示す3つの準位間(伝導帯と軽い正孔)の光学的な遷移を考えると、TM波(光の電界方向が量子井戸の積層方向)に対しては、c1−lh2 遷移のみが対称性から禁止されるが、
    その他の遷移は許容される。 しかし、この量子井戸に電界を加えると、図1に示すように、非対称な量子井戸構造となり、2つのバンド間遷移に対応した励起子準位(c1lh1:1S及びc1lh2:1S)は、何れも許容遷移となる。
    ここで、1Sは励起子の基底状態を表す。 また、これらの励起子間の遷移(lh1lh2)も、サブバンド間遷移に特有な大きな振動子強度を持つ許容遷移となっている。

    【0014】ここに、ポンプ光として、2つの励起子の生成エネルギー(hω 1 /2π、hω 2 /2π)に等しい光子エネルギーを持つTM偏光の2本のコヒーレント光を入射すると、図1より明らかなように、 hω 3 /2π=hω 2 /2π−hω 1 /2π なる差周波数の光が発生する。

    【0015】電界がかけられていないときには、hω 2
    /2πによる励起子準位(c1lh2:1S)は禁止遷移であるため、差周波発生は起きない。 さらに、電界によって遷移エネルギーも変化するため、差周波発生利得は最適電界の近くに急峻なピークを持つ。 内部電界は、外部回路により数十ピコ秒以下の速さで変調できるため、差周波放出光(hω 3 /2π)をこの速度で効率よく変調可能となる。

    【0016】放出光の波長は、hω 1 /2π、hω 2
    2π及び電界の調整で変化させることができる。

    【0017】また、図2に示すように、c2lh1:1Sなる励起子準位にhω 2 /2πを共鳴させれば、伝導帯でのサブバンド(c1及びc2)間の遷移による放出光を得ることができる。

    【0018】同様に、図3及び図4に示すように、伝導帯と重い正孔間の遷移を用いることも可能である。 ただし、入射波としてTE波(光の電界が量子井戸の積層方向に垂直)を用いることは言うまでもない。

    【0019】この様に、放出光の波長は、広い範囲で変化させることができる。 より広い範囲をカバーするには、井戸幅を変えればよい。

    【0020】放出光エネルギーの上限は、第2のサブバンドレベルがバンド不連続量より小さいという条件で決まり、下限は放出光のエネルギーが励起子の線幅より大きいという条件で決まる。 GaAs/AlAs の超格子を用いるならば、放出光の波長は約2.5μmから60μmの範囲となる。

    【0021】位相整合をとるには、(1)グレーティングの利用、(2)チェレンコフモードの利用を考えればよい。 特に、グレーティングの場合、各波長に対する伝搬ベクトル(β i ,i=1,2,3 )がグレーティングの格子ベクトルK(K= 2π/Λ,Λはグレーティングの周期)と、 β 2 =β 1 +β 3 +qK,q=0,±1,±2,… なる関係を満たす必要があるが、β 2 ≒β 1であるからK≒β 3となり、グレーティングの周期Λは比較的大きくてすみ、デバイスへの加工も容易である。

    【0022】なお、以上において、2つのコヒーレント光ω 1 、ω 2を入射させる代わりに、エネルギーの高い方の光ω 1又はω 2のみを入射させ、残りの2つの中の1つ(入射光がω 1の時は、ω 2又はω 3 )を量子井戸中で共振させるパラメトリック構造にすることによっても、同様に差周波数のコヒーレントな光を発生させることができる。

    【0023】以上説明したように、本発明のコヒーレント光発生器は、少なくとも3つのエネルギー準位を有し、かつ、電界が印加された量子井戸、量子細線又は量子箱構造からなり、3つの遷移のうち2つの遷移エネルギーに対応する波長の光を入射させることによって、他の1つの遷移エネルギーに対応する波長の光を差周波発生させるようにしたことを特徴とするものである。

    【0024】この場合、電界が印加されていない時には、3つの遷移のうち少なくとも1つが光学的に禁止遷移となり、かつ、電界印加時には許容遷移となるものであることが望ましい。 また、差周波発生を起こす遷移が伝導帯又は価電子帯におけるサブバンド間遷移であることが望ましい。 なお、印加する電界の変調によって発生光を変調することができる。

    【0025】具体例としては、GaAs/AlAs 又はGaAs/AlG
    aAs 量子井戸、量子細線又は量子箱に可視域の波長のレーザ光を入射させることにより、中赤外から遠赤外のコヒーレントな光を発生させることができる。

    【0026】なお、本発明のもう1つのコヒーレント光発生器は、少なくとも3つのエネルギー準位を有し、かつ、電界が印加された量子井戸、量子細線又は量子箱構造からなり、3つの遷移のうち最大遷移エネルギーに対応する波長の光を入射させ、かつ、それ以外の少なくとも1つの遷移エネルギーに対応する波長の光を該量子井戸、量子細線又は量子箱構造中で共振させることによって、最大遷移エネルギー以外の他の遷移エネルギーに対応する波長の光を差周波発生させるようにしたことを特徴とするものである。

    【0027】

    【作用】本発明においては、少なくとも3つのエネルギー準位を有し、かつ、電界が印加された量子井戸、量子細線又は量子箱構造からなり、3つの遷移のうち2つの遷移エネルギーに対応する波長の光を入射させることによって、他の1つの遷移エネルギーに対応する波長の光を差周波発生させるようにしたので、室温で動作し、小型で低消費パワーの、中赤外から遠赤外領域のコヒーレントな光源を実現することができる。

    【0028】

    【実施例】次に、本発明のコヒーレント光発生器の実施例について説明する。 図5は素子の構成を示した斜視図である。 以下に、その作成法を説明する。 n型にドープされたGaAs基板1上に分子線エピタキシー(MBE)又は有機金属化学気相成長法(MOCVD)等によってn-
    GaAsバッファ層2、 n-Al 0.5 Ga 0.5 As下部クラッド層3、及び、超格子導波層4として i-GaAs100Å/i-Al 0.4
    Ga 0.6 As100Åを50周期積層する。 次に、位相整合のために、導波層4の上部にグレーティング5を形成する。
    その上に p-Al 0.5 Ga 0.5 As 上部グラット層6を再成長させた後、 p + -GaAs コンタクト層7をつける。 チャネル型導波路とするために、幅2μmのリッジを形成した後、絶縁層としてSiO 2 8をつける。 リッジ上部の絶縁層を除去した後、Cr/Au 電極9を形成する。 また、基板1
    裏面を研磨後、AuGe/Ni/Au電極10を形成し、拡散のため熱処理を行う。

    【0029】このようにして作成されたコヒーレント光発生器の上下の電極9、10に10Vの逆バイアス電圧を印加すると、超格子導波層4には100kV/cmの電界が作用する。 このとき、図1におけるω 2の光として約0.8μm、及び、ω 1として0.84μmの光を入射させて導波させると、ω 3として約15μmのコヒーレント光が発生する。 また、外部電圧を高速変調することにより、ピコ秒オーダーの光パルスを得ることができる。

    【0030】

    【発明の効果】上記のように、本発明のコヒーレント光発生器によれば、市販の半導体レーザと10V程度のパルス発生器と超格子導波路と組み合わせるだけで、中赤外から遠赤外領域のコヒーレントな光パルスを容易に得ることができる。 したがって、この波長領域での光システムのための小型で安価な光源を提供することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の原理を説明するためのバンド構造及び遷移構造の1つの例を示す図である。

    【図2】他の例の図1の同様な図である。

    【図3】もう1つの例の図1の同様な図である。

    【図4】さらに別の例の図1の同様な図である。

    【図5】本発明の1実施例のコヒーレント光発生器の構成を示した斜視図である。

    【符号の説明】

    1…n-GaAs基板 2…n-GaAsバッファ層 3…n-Al 0.5 Ga 0.5 As下部クラッド層 4…超格子導波層 5…グレーティング 6…p-Al 0.5 Ga 0.5 As上部グラット層 7… p + GaAsコンタクト層 8…SiO 2 9…Cr/Au 電極 10…AuGe/Ni/Au電極

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