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Quantum well type light-emitting element

阅读:744发布:2024-02-25

专利汇可以提供Quantum well type light-emitting element专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To modulate emission light wavelength by applying a bias voltage across the gate and the collector of a light-emitting element having at least a gate layer, a quantum well type collector layer and an emitter layer.
CONSTITUTION: An N
+ -GaAs gate layer 2, an N-Al
0.25 /Ga
0.75 /As barrier layer 3, a P
+ -GaAs collector layer 4, an N-Al
0.5 As emitter layer 5 and an N-GaAs layer 6 are constituted on a GaAs substrate 1. When a bias voltage is applied across an emitter electrode 9 and a collector electrode 8 of a quantum well type light-emitting element, charge carrier is injected from the emitter layer 5 to the quantum well of a collector layer 4. The charge carriers are band recombined in the collector layer 4, and a light of specified wavelength is emitted. When a bias voltage is applied across a gate electrode 7 and the collector electrode 8, the energy level of the quantum well of the collector layer 4 is changed, and the emission light wavelength from the quantum well is modulated.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio,下面是Quantum well type light-emitting element专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 少なくともゲート層、量子井戸型コレクタ層及びエミッタ層を有し、前記ゲート層、コレクタ層及びエミッタ層にそれぞれゲート電極、コレクタ電極及びエミッタ電極が形成され、かつ前記ゲート層とコレクタ層との間にバリア層が形成されていることを特徴とする量子井戸型発光素子。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は量子井戸型発光素子に関し、より詳細には半導体ヘテロ構造で構成されている量子井戸型発光素子に関する。

    【0002】

    【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来より、半導体結晶を用いた代表的な発光素子の例として、
    発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)及びレーザ
    (Laser)等が挙げられる。 発光ダイオード及びレーザは、半導体接合に順方向電圧を印加し、少数キャリアを注入すると接合部で多数キャリアとの再結合が起こり、
    その際に放出される光を利用するものである。

    【0003】図5に従来の発光素子を示す。 半絶縁性の化合物半導体基板であるp + −GaAs基板31上にp
    −Al 0.25 Ga 0.75 As層32、p + −GaAs層3
    3、n−Al 0.25 Ga 0.75 As層34及びn + −GaA
    s層35が順次形成されている。 そして、オーミック電極として、p + −GaAs基板31裏面にAu/Zn電極36、n + −GaAs層35上にAu/Ge/Ni電極37がそれぞれ形成されている。

    【0004】このように形成された発光素子は、図6に示したように、活性層であるp + −GaAs層33に量子井戸が形成され、順方向の電圧を印加すると一定波長の光を放出する。 上記の発光素子をはじめとする半導体発光ダイオード及びレーザの発光波長は、通常、環境温度の変化あるいはデバイス電流レベルを変化させる以外は、ほとんど制御することができない2電極のデバイスである。

    【0005】本発明は、環境温度の変化あるいはデバイス電流レベルを変化させることなく発光波長を制御することができる量子井戸型発光素子を提供することを目的としている。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なくともゲート層、量子井戸型コレクタ層及びエミッタ層を有し、前記ゲート層、コレクタ層及びエミッタ層にそれぞれゲート電極、コレクタ電極及びエミッタ電極が形成され、かつ前記ゲート層とコレクタ層との間にバリア層が形成されている量子井戸型発光素子が提供される。

    【0007】本発明の量子井戸型発光素子は、少なくともゲート層、コレクタ層及びエミッタ層が形成されており、ダブルヘテロ構造を有している。 これらゲート層、
    コレクタ層及びエミッタ層は、例えば、通常基板として用いられるSi等の半導体基板、又はGaAs、InP
    等の化合物半導体基板上に形成することができる。 また、この基板自身がゲート層等を形成していてもよい。
    なお、この際、化合物半導体基板としてGaAs基板を用い、このGaAs基板上にゲート層、コレクタ層及びエミッタ層を形成することが好ましい。

    【0008】例えば、GaAs基板を用いた場合には、
    ゲート層、コレクタ層及びエミッタ層としては、GaA
    s層、AlGaAs層等を用いることが好ましい。 また、ゲート層とコレクタ層との間にはバリア層が形成されており、ゲート層、コレクタ層及びエミッタ層がGa
    As層、AlGaAs層等の場合には、バリア層はAl
    GaAs層が好ましい。 これらバリア層とコレクタ層との間、コレクタ層とエミッタ層との間には緩衝層、傾斜的な組成を有するグレイデッド層等を形成することができる。 ゲート層として、例えばn + −GaAs層2を用いた場合には、n型不純物濃度は約1×10 19 〜2×1
    18 cm -3 、バリア層としてn- Al 0.25 Ga 0.75 As層を用いた場合にはn型不純物濃度は約1×10 16 〜5×
    10 17 cm -3 、コレクタ層としてp + −GaAs層を用いた場合にはp型不純物濃度は約5×10 19 〜5×10 18
    cm -3 、エミッタ層としてn−Al 0.5 Ga 0.5 As層を用いた場合にはn型不純物濃度は約1×10 16 〜5×1
    17 cm -3が好ましい。 その場合、各ゲート層、バリア層、コレクタ層及びエミッタ層の膜厚としては特に限定されるものではないが、例えば、ゲート層の膜厚は約5
    00〜1000nm、バリア層の膜厚は約200〜50
    0nm、コレクタ層の膜厚は量子効果を出すだけの膜厚、約20nm以下、好ましくは約10nm以下、エミッタ層の膜厚は約100〜200nmが好ましい。

    【0009】また、本発明の量子井戸型発光素子において、ゲート層、コレクタ層及びエミッタ層の各層上にはオーミック電極が形成されている。 この際の電極材料としては、通常電極として用いられるものであれば特に限定されるものではないが、Au/Ge/Ni、Ti/P
    t/Au、Au/Znを用いることができる。 コンタクト層へのオーミックコンタクトは、コレクタ電極直下の領域にp型不純物がイオン注入されていれば容易に形成することができる。

    【0010】また、ゲート層、コレクタ層及びエミッタ層の各層に注入されているp型又はn型の不純物はデバイスの寄生容量の減少するとともに、デバイスの量子井戸が形成された活性層、つまり、コレクタ層に光及び電流を閉じ込めるために利用することができる。

    【0011】上記のような構造を有する量子井戸型発光素子において、ゲート電極とコレクタ電極との間にバイアス電圧を印加することによって、コレクタ層のエネルギー準位の位置を変調させて発光波長を制御することができる。 つまり、シュタルク効果を利用することにより、コレクタ層に形成されている量子井戸のエネルギー準位の位置を変調させて発光波長を制御するものである。 この際、ゲート電極とコレクタ電極との間に印加するバイアス電圧は、量子井戸が形成されるコレクタ層の膜厚、組成等により適宜変化させることができ、特に限定されるものではないが、例えば、コレクタ層の膜厚が20nm以下の場合、0.5〜5V程度印加する。 このバイアス電圧の印加により、発光波長を制御することができる。 なお、ゲート電極とコレクタ電極との間に印加するバイアス電圧を大きくすれば、発光波長は短波長化し、バイアス電圧を小さくすれば、発光波長は長波長化する。

    【0012】また、本発明による量子井戸型発光素子の発光波長の制御方法は、光通信系にも応用することができる。 つまり、情報を光信号に暗号化するため、光信号を周波数変調して用いることが可能である。

    【0013】

    【作用】本発明の量子井戸型発光素子は、少なくともゲート層、量子井戸型コレクタ層及びエミッタ層を有し、
    前記ゲート層、コレクタ層及びエミッタ層にそれぞれゲート電極、コレクタ電極及びエミッタ電極が形成され、
    かつ前記ゲート層とコレクタ層との間にバリア層が形成されている。 つまり、本発明の量子井戸型発光素子は、
    多層半導体ヘテロ構造における2つの広いエネルギーギャップ半導体層(エミッタ層及びゲート層)の間に、狭いエネルギーギャップ半導体量子井戸層(コレクタ層)
    が形成されており、このコレクタ層がデバイスの活性層となっている。 従って、まず、バイアス電圧がエミッタ電極とコレクタ電極に印加され、電荷キャリアがエミッタ層から、コレクタ層であるエネルギーが量子化された量子井戸に注入される。 電荷キャリアはコレクタ層において、バンド再結合するために放射バンドを変遷する。
    そして、量子井戸において、半導体層の劈開面を通して所定の波長の光を放射する。

    【0014】ゲート層はコレクタ層における量子井戸のエネルギー準位を変化させる。 つまり、量子井戸からの発光波長を変調させることである。 バイアス電圧がゲート電極とコレクタ電極との間に印加されると、ゲート層とコレクタ層との間に電界が発生して、電界はコレクタ層を貫通し、量子井戸の形状が歪む。 このように、量子化されたエネルギー準位の位置が、印加されたゲート−
    コレクタバイアスによって変化する。

    【0015】

    【実施例】本発明に係る量子井戸型発光素子を説明する。 実施例1 まず、量子井戸型発光素子の構成を図1に基づいて説明する。 半絶縁性の化合物半導体基板としてGaAs基板1を用いる。 GaAs基板1上にn + −GaAsゲート層2、n−Al 0.25 Ga 0.75 Asバリア層3、p + −G
    aAsコレクタ層4、n−Al 0.5 Ga 0.5 Asエミッタ層5及びn + −GaAs層6が順次形成されている。
    そして、オーミック電極として、n + −GaAsゲート層2上にAu/Ge/Niで形成されたゲート電極7、
    + −GaAs層4上にTi/Pt/Auで形成されたコレクタ電極8及びn + −GaAs層6上にAu/Ge
    /Niで形成されたエミッタ電極9がそれぞれ形成されている。

    【0016】n + −GaAsゲート層2のn型不純物濃度は約5×10 18 cm -3であり、例えば、その膜厚は50
    0nmである。 n- Al 0.25 Ga 0.75 Asバリア層3のn型不純物濃度は約5×10 16 cm -3であり、例えば、その膜厚は200nmである。 p + −GaAsコレクタ層4のp型不純物濃度は約2×10 19 cm -3 、その膜厚は約5nmである。 n−Al 0.5 Ga 0.5 Asエミッタ層5
    のn型不純物濃度は約5×10 16 cm -3 、その膜厚は約1
    00nmである。 n + −GaAs層6のn型不純物濃度は約5×10 18 cm -3であり、その膜厚は200nmである。

    【0017】このように構成される量子井戸型発光素子のエネルギーバンド図を図2にしめす。 この実施例において、バイアス電圧がエミッタ電極9とコレクタ電極8
    との間に印加されると、電荷キャリアがエミッタ層5から、コレクタ層4であるエネルギーが量子化された量子井戸に注入される。 電荷キャリアはコレクタ層4において、バンド再結合するために放射バンドを変遷する。 そして、量子井戸において、半導体層の劈開面を通して所定の波長の光を放射する。 また、ゲート電極7とコレクタ電極8との間にバイアス電圧が印加されると、コレクタ層4における量子井戸のエネルギー準位を変化させ、
    量子井戸からの発光波長を変調させる。

    【0018】実施例2 半絶縁性の化合物半導体基板としてGaAs基板11を用いる。 GaAs基板11上にn + −GaAsゲート層12、n−Al 0.5 Ga 0.5 Asバリア層13、p +
    GaAsコレクタ層14、p + −Al X Ga 1-X Asグレイデッド層15、n−Al 0.5 Ga 0.5 Asエミッタ層16及びn + −GaAs層17が順次形成されている。 そして、オーミック電極として、n + −GaAsゲート層12上にAu/Ge/Niで形成されたゲート電極18、p + −Al X Ga 1-X Asグレイデッド層15
    上にTi/Pt/Auで形成されたコレクタ電極19及びn + −GaAs層17上にAu/Ge/Niで形成されたエミッタ電極20がそれぞれ形成されている。

    【0019】n + −GaAsゲート層12のn型不純物濃度は約5×10 18 cm -3であり、n-Al 0.5 Ga 0.5
    As層13のn型不純物濃度は約5×10 16 cm -3である。 p + −GaAsコレクタ層14のp型不純物濃度は約2×10 19 cm -3 、その膜厚は約5nmである。 p +
    Al X Ga 1-X Asグレイデッド層15のp型不純物濃度は約2×10 19 cm -3であり、その膜厚は50nmである。 また、このp + −Al X Ga 1-X Asグレイデッド層15層はコレクタ層14とエミッタ層16との間に位置し、エミッタ層16側からコレクタ層14にかけて、
    Xが0.25から0.20に傾斜的に変化している。 このグレイデッド層15はコレクタ層14の一部として機能し、コレクタ層14の抵抗を減少し、電荷キャリアがコレクタ層14である量子井戸に注入されるのを容易にすることによって、コレクタ層14である活性層以外での電荷キャリアの再結合を防止する。 n−Al 0.5 Ga
    0.5 Asエミッタ層16のn型不純物濃度は約5×10
    16 cm -3 、その膜厚は約10nmである。 n + −GaAs
    層17のn型不純物濃度は約5×10 18 cm -3である。

    【0020】このように構成される量子井戸型発光素子のエネルギーバンド図を図4にしめす。 この実施例においても、ゲート電極18とコレクタ電極19との間にバイアス電圧が印加されると、コレクタ層14における量子井戸のエネルギー準位を変化させ、量子井戸からの発光波長を変調させる。

    【0021】

    【発明の効果】本発明に係る量子井戸型発光素子によれば、少なくともゲート層、量子井戸型コレクタ層及びエミッタ層を有し、前記ゲート層、コレクタ層及びエミッタ層にそれぞれゲート電極、コレクタ電極及びエミッタ電極が形成され、かつ前記ゲート層とコレクタ層との間にバリア層が形成されているので、ゲート層とコレクタ層との間にバイアス電圧を印加することにより、シュタルク効果によって、コレクタ層である量子井戸のエネルギー準位を変化させ、量子井戸からの発光波長を変調させることができる。

    【0022】また、発光波長を変調させても、コレクタ−エミッタ電圧を固定することができるので、エミッタ電流は一定となり、高操作速度が可能となる。 さらに、
    ゲート−コレクタ間には、逆方向バイアス又は低順方向バイアスのいづれかを印加するので、ゲート電流は非常に小さくなり、この量子井戸型発光素子を光通信系に用いた場合には、シュタルク効果によって、光信号を周波数変調することによって、低いインプット信号電流及び高操作速度を実現することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る量子井戸型発光素子の発光波長の制御方法で用いる量子井戸型発光素子を示す要部の概略断面図である。

    【図2】図1における量子井戸型発光素子のエネルギーバンド図である。

    【図3】本発明に係る量子井戸型発光素子の発光波長の制御方法で用いる別の量子井戸型発光素子を示す要部の概略断面図である。

    【図4】図3における量子井戸型発光素子のエネルギーバンド図である。 ある。

    【図5】従来の量子井戸型発光素子を示す要部の概略断面図である。

    【図6】図5における量子井戸型発光素子のエネルギーバンド図である。

    【符号の説明】

    2、12 ゲート層 3、13 バリア層 4、14 コレクタ層 5、16 エミッタ層 7、18 ゲート電極 8、19 コレクタ電極 9、20 エミッタ電極

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