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オリーブ仁由来の粉末研磨剤を有する液体洗浄組成物

阅读:327发布:2023-12-26

专利汇可以提供オリーブ仁由来の粉末研磨剤を有する液体洗浄組成物专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且本発明は、オリーブ仁由来の 研磨 性洗浄粒子を含む、液体洗浄組成物に関する。,下面是オリーブ仁由来の粉末研磨剤を有する液体洗浄組成物专利的具体信息内容。

オリーブ仁粒子を含み、D 65照明下で測定される平均白色度(L*)65超を有する液体洗浄組成物であって、前記オリーブ仁粒子は、オリーブ樹オリーブ(Olea europaea)樹種から採取されたオリーブのオリーブ仁に由来する、液体洗浄組成物。前記オリーブ仁粒子が、D 65照明下で測定される、好ましくは70超、及び最も好ましくは80超の白色度(L*)を有する、請求項1に記載の液体洗浄組成物。オリーブの栽培品種が、アグランダウ(Aglandau)(ベルグィッテ(Beruguette))、アグリニオン(Agrinion)、アラウコ(Arauco)、アスコラーナ(Ascolana)、アスコラーナ・デル・ピチェーノ(Ascolana del Piceno)、アスコラーナ・テネーラ(Ascolana Tenera)アスコラノ(Ascolano)、バルネア(Barnea)、チェリニョラ(Cerignola)、コラチナ(Coratina)、フラントイオ(Frantoio)、オヒブランカ(Hojiblanca)、クラ(Kura)、レッチーノ(Leccino)、リュック(Lucques)、マンサニージャ(Manzanilla)、マンザニロ(Manzanillo)、ミッション(Mission)、ナフリオン(Naphlion)、ピショリーヌ(Picholine)、ピクアル(Picual)、サロネンキュ(Salonenque)、セビラノ(Sevillano)、シチリアン(Sicilian)及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1又は2に記載の液体洗浄組成物。前記オリーブ仁粒子が、0.1〜0.7、好ましくは0.3〜0.6、より好ましくは0.4〜0.5の平均円形度を有し、前記円形度がISO 9276−6:2008(E)に従って測定される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体洗浄組成物。前記研磨性粒子が、ISO 9276−6に従って、50〜550μm、より好ましくは100〜450μm、最も好ましくは200〜300μmの面積等価直径により表される平均粒径を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体洗浄組成物。前記組成物が、前記組成物の重量の0.1重量%〜20重量%、好ましくは0.5重量%〜10重量%、より好ましくは1重量%〜8重量%、及び最も好ましくは3重量%〜6重量%のオリーブ仁粒子を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体洗浄組成物。前記オリーブ仁粒子が、6未満、好ましくは5未満、より好ましくは4未満、及び最も好ましくは3未満のオリーブ果実集団成熟度指数を有するオリーブから製造される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体洗浄組成物。懸濁助剤を更に含み、前記懸濁助剤が、ポリカルボキシレートポリマー増粘剤;ヒドロキシル含有脂肪酸、脂肪エステル又は脂肪せっけんワックス様材料;ミクロフィブリルセルロース;カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、スクシノグリカン及びキサンタンガム、ゲランガム、グアールガム、イナゴマメガム、トラガカントガム、スクシノグルカンガム、若しくはこれらの誘導体のような天然に存在する多糖ポリマー、又はこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体洗浄組成物。前記液体洗浄組成物に浸漬した場合に、前記オリーブ仁粒子が、ASTM D2240に記載の手順に従ってD型デュロメーターを使用することによりショアD硬度スケールに従って測定される、60〜90、より好ましくは70〜90、及び最も好ましくは75〜85のショアD硬度を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の液体洗浄組成物。前記洗浄組成物が、洗浄基材上に添着され、前記基材が、紙若しくは不織布の、タオル又は拭き取り布、あるいはスポンジである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の液体洗浄組成物。請求項1〜10のいずれか一項に記載の液体洗浄組成物により表面を洗浄する方法であって、前記表面を前記組成物に接触させる、好ましくは前記組成物を前記表面上に塗布する、方法。前記表面が無生物表面であり、好ましくは、家庭に存在する硬質表面、皿表面、皮革又は合成皮革のような表面、及び自動車車両表面からなる群から選択される無生物表面である、請求項11に記載の方法。

说明书全文

本発明は、家屋内及び家屋周辺における硬質表面、食器表面、自動車及び車両表面などの各種無生物表面を洗浄するための液体組成物に関する。より詳細には、本発明は、洗浄及び/又はクレンジングに好適な粒子を含む液体こすり洗い組成物に関する。

粒子組成物などの磨き用組成物又は研磨剤成分を含有する液体(ゲル、ペースト型を含む)組成物は当業界ではよく知られている。このような組成物は、様々な表面、特に、しみ及び汚れの除去が困難な状態にまで汚れる傾向のある表面を洗浄するために使用される。

現時点で既知の磨き用組成物の中で、最も好評な磨き用組成物は、球状から不規則なものまでの様々な形状の研磨性粒子をベースとするものである。最も一般的な研磨性粒子は、炭酸塩、粘土、シリカ、ケイ酸塩、シェールアッシュ、パーライト及び珪砂のような無機物質、あるいは、ポリプロピレン、PVC、メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリアクリレート及び誘導体のような有機ポリマービーズのいずれかであり、研磨性粒子を懸濁させたクリームのような稠度を有する液体組成物の形になる。

このような現時点で既知の磨き用組成物の表面安全プロフィールは不適切なものであり、あるいは表面安全プロフィールが適切な組成物については劣った洗浄性能が示される。実際、極めて硬い研磨性粒子を存在させることにより、これらの組成物は、塗布した表面を損傷し、すなわち擦傷する可能性がある。実際に、配合者は、良好な洗浄性能と引き換えに激しい表面損傷を特徴とするか、又は洗浄性能を妥協しつつ、許容可能な表面安全プロフィールを特徴とするかの間で、選択を行う必要がある。加えて、このような、少なくとも特定の分野の用途(例えば、硬質表面洗浄)において現在知られているこすり洗い用組成物は、消費者には時代遅れのものであると認識されており、多くの場合、使用時に感じられる不快な手触りに起因して嫌われる。

木の実、例えば、クルミ及びアーモンドの殻などの天然材料に由来する、又は例えば、アプリコット及び桜桃の種核に由来する研磨粒子は、しばしば上記の要件を満たすものの、天然の状態ではそれらは暗色の外見を有し、洗浄製品に含有させた場合には審美的でない泥様の液体組成物が生成されることになる。これは、液体組成物の態様及びその洗浄性能を損なうことから、消費者/使用者にとって非常に望ましくない。したがって、洗浄液体組成物に求められる審美性及び性能を等しく満たす、天然材料由来の研磨材粒子を特定することが実際に必要とされている。

したがって、本発明は、無生物表面、例えば、家屋内及び家屋周辺の硬質表面、皿表面などの各種表面の洗浄に好適な液体洗浄組成物を提供することを目的とし、本組成物は、良好な洗浄性能を提供しつつ良好な表面安全特性及び審美特性も提供する。

上記目的は、本発明に記述の組成によって達成可能であることが見出された。

釉薬加工済及び非釉薬加工セラミックタイル、エナメル、ステンレス鋼、Inox(登録商標)、Formica(登録商標)、ビニル、無ワックスビニル、リノリウム、メラミン樹脂、ガラス、プラスチック、Teflon(登録商標)塗装表面などの様々な材料から構成された無生物表面の洗浄/クレンジングに使用し得るということが本発明に従う組成物の利点である。

本発明の更なる利点は、本明細書での組成物では、上記のメリットをなお提供しながら、粒子を極めて低濃度で配合することができるということである。実際に、一般的に他の技術に関しては、良好な洗浄性能に到達するためには、高濃度の研磨粒子が必要とされるため、製剤及び加工処理の高コスト、すすぎ及び最終洗浄の困難なプロフィール、並びに洗浄組成物の審美性及び心地よい手触りに関する制限がもたらされる。

本発明は、オリーブ仁粒子を含み、D 65照明下で測定される平均白色度(L*)65超を有する液体洗浄組成物に関し、前記オリーブ仁粒子は、オリーブ樹オリーブ(Olea europaea)樹種から採取されたオリーブのオリーブ仁に由来する。

本発明は、研磨性洗浄粒子を含む液体洗浄組成物で表面を洗浄する方法であって、上記表面を上記組成物に接触させる、好ましくは上記組成物を上記表面上に塗布する方法を更に包含する。

本発明に従う研磨性洗浄粒子としてオリーブ仁粒子(オリーブ(Olea europaea)種、栽培品種ロトンデッラ(Rotondella)及びカルペレッサ(Carpellesa))を示す画像である。オリーブ仁粒子は、ECD 275μm(150〜250μmで篩分け)及び真円度0.54を有する。

本発明に従う研磨性洗浄粒子としてオリーブ仁粒子(オリーブ(Olea europaea)種、栽培品種ロトンデッラ(Rotondella)及びカルペレッサ(Carpellesa))を示す画像である。角オリーブ仁粒子は、ECD 438μm(250〜355μmで篩分け)及び真円度0.66を有する。

準最適な角を有するものとして、オリーブ仁粒子(オリーブ(Olea europaea)種、栽培品種ロトンデッラ(Rotondella)及びカルペレッサ(Carpellesa))を示す画像である。オリーブ仁粒子は、例えば、ECD 274μm(150〜250μmで篩分け)及び真円度0.7を有する。

準最適な角を有するものとして、オリーブ仁粒子(オリーブ(Olea europaea)種、栽培品種ロトンデッラ(Rotondella)及びカルペレッサ(Carpellesa))を示す画像である。オリーブ仁粒子は、例えば、ECD 380μm及び真円度0.74を有する。

丸ごとのオリーブ及び断面化したオリーブの成熟度スコアの帰属についてのガイドラインである。

液体洗浄組成物 本発明による組成物は、様々な無生物表面用の洗浄剤として設計される。

好ましい実施形態では、本明細書での組成物は、家庭の硬質表面、食器表面、皮革若しくは合成皮革のような表面、及び自動車車両の表面からなる群から選択される無生物表面を、洗浄するのに好適である。

「家庭用硬質表面」により、本明細書中では、例えば、セラミック、ビニル、無ワックスビニル、リノリウム、メラミン樹脂、ガラス、Inox(登録商標)、Formica(登録商標)、ビトロセラミック、任意のプラスチック、プラスチック化木材、金属又は任意の塗装又はワニス仕上げ又は密封表面などのような異なる材料からできている、床、壁、タイル、窓、食器棚、流し、シャワー、シャワー用プラスチック製カーテン、洗面台、WC、備え付けの家具及び取付具などの、キッチン、バスルームのような屋内及び家の周りで見出される任意の種類の表面を意味する。家庭用硬質面には、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、自動乾燥機、オーブン、電子レンジ、食器洗浄機などが挙げられるがこれらに限定されない家庭用電化製品も包含される。このような硬質表面は、個人の家庭用並びに商業用、企業用及び工業用の環境の両方で見出される。

本明細書において、「食器表面」により、ステンレス鋼、ガラス、セラミック、陶器、金属、何らかのプラスチック、木材、エナメル、Inox(登録商標)、Teflon(登録商標)などの異なる材料、あるいは食事及び/又は調理に使用される物品の製造に一般的に使用される任意の他の材料から製造された、食器類、カトラリー類、まな板類、深鍋類、及び平鍋類などの、食器洗浄に見いだされる、あらゆる種類の表面が意味される。このような皿表面は、個人の家庭用並びに商業用、企業用及び工業用の環境の両方で見出され得る。

本発明による組成物は、固体又は気体とは対照的に、液体組成物である。液体組成物は、のような粘度を有する組成物、並びにゲル及びペーストなどの増粘された組成物を含む。

本明細書中の好ましい実施形態では、本明細書での液体組成物は水性組成物である。したがって、組成物は、全組成物の35重量%〜99.5重量%、好ましくは65重量%〜98重量%、好ましくは75重量%〜98重量%、及びより好ましくは80重量%〜95重量%の水を含んでもよい。本明細書中の別の好ましい実施形態では、本明細書での液体組成物は、組成物全体の0重量%〜10重量%の水、好ましくは組成物全体の0重量%〜5重量%、より好ましくは0重量%〜1重量%、最も好ましくは0重量%の水を含んでもよいが、ほぼ非水性組成物である。

本明細書での好ましい実施形態では、本明細書での組成物は中性の組成物であり、したがって25℃で測定して、6〜8、より好ましくは6.5〜7.5、更により好ましくは7のpHを有する。

他の好ましい実施形態では、組成物は、好ましくはpH 4以上のpHを有し、あるいは好ましくはpH 10未満のpHを有する。

したがって、本明細書での組成物は、pHの調整のために好適な塩基及び酸を含んでもよい。

本明細書で使用される好適な塩基は、有機及び/又は無機塩基である。本明細書における使用に好適な塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び/又は水酸化リチウムなどの苛性アルカリ、並びに/又は酸化ナトリウム及び/又は酸化カリウムなどのアルカリ金属酸化物、又はこれらの混合物である。好ましい塩基は、苛性アルカリ、より好ましくは水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムである。

他の好適な塩基としては、アンモニア、炭酸アンモニウム、全ての利用可能な炭酸塩、例えば、K2CO3、Na2CO3、CaCO3、MgCO3など、アルカノールアミン(例えば、モノエタノールアミン)、尿素及び尿素誘導体、ポリアミンなどが挙げられる。

存在する場合、このような塩基の典型的な濃度は、組成物全体の0.01重量%〜5.0重量%、好ましくは0.05重量%〜3.0重量%であり、より好ましくは0.1重量%〜0.6重量%である。

本明細書の組成物は、必要とされる程度にまでpHを減少させるための酸を含み得、酸が存在する場合はそれにも関わらず、本明細書の組成物は、中性のpHからアルカリ性のpH、好ましくは上述のようなアルカリ性のpHを維持する。本明細書で用いるのに好適な酸は、有機及び/又は無機酸である。本明細書中での使用に好ましい有機酸は、6未満のpKaを有する。好適な有機酸は、クエン酸、乳酸、グリコール酸、コハク酸、グルタル酸及びアジピン酸、並びに、これらの混合物からなる群から選択される。上記酸の混合物は、商品名Sokalan(登録商標)DCSでBASFから市販されている。好適な無機酸は、塩酸、スルフェート、ホスフェート、及びこれらの混合物からなる群から選択される。

存在する場合、このような酸の典型的な濃度は、組成物全体の0.01重量%〜5.0重量%、好ましくは0.04重量%〜3.0重量%、より好ましくは0.05重量%〜1.5重量%である。

本発明による好ましい実施形態では、本明細書の組成物は、増粘組成物である。好ましくは、本明細書の液体組成物は、ステンレス鋼製の4cm円錐形スピンドル、角度2°(最大8分で0.1〜100秒-1の直線的な増分)を有するレオメーターモデルAR 1000(TA Instrumentsにより供給)で測定した場合、20s-1において7500cpsまで、より好ましくは50cps〜5000cps、更により好ましくは50cps〜2000cps、最も好ましくは20s-1及び20℃において300cps〜1500cpsの粘度を有する。

本明細書による別の好ましい実施形態では、本明細書の組成物は水のような粘度を有する。「水のような粘度」とは、本明細書では、水の粘度に近い粘度を意味する。好ましくは、本明細書での液体組成物は、60rpmで最大50cpsの粘度を有し、60rpm及び20℃で、Brookfieldデジタル粘度計DV II型を、スピンドル2で使用して測定するとき、より好ましくは0cps〜30cps、更により好ましくは0cps〜20cps、最も好ましくは、0cps〜10cpsの粘度を有する。

研磨性洗浄粒子 本明細書に記載の液体洗浄組成物は、オリーブ仁をせん断及び/又は磨砕することにより形成された研磨性洗浄粒子を含む。

本出願人は、オリーブの果実を採取し、及び/又は実質的に未熟/熟していない状態のものを選別した場合、オリーブ仁粒子は、生分解性の性質及び色味の軽さに起因し、液体洗浄組成物において研磨性洗浄粒子として使用するのに好適であることを発見した。更に、オリーブ仁粒子は、洗浄効果をもたらすのに十分硬質であるのにもかかわらず、良好な表面安全性特性をもたらすのに十分軟質である。

本発明で使用される粒子は、好ましくは白色である。好適なオリーブ仁粒子は、好ましくは、D 65照明下で測定される65超、好ましくは70超、及び最も好ましくは80超の白色度(L*)を有する白色である。

オリーブ仁粒子の十分な白色度を得るため、これらの粒子は、オリーブ仁から製造され、好ましくは、50超、好ましくは65超、及び最も好ましくは70超D 65照明下で測定される白色度(L*)を特徴とするものでなくてはならない。オリーブ仁は、これらを粒子へと減寸させるプロセス中にわずかにホワイトニングを受ける−すなわち、粒径を減少させる際に白色度(L*)が増加する。

オリーブ仁(内果皮)の白色度は、オリーブ果実の成熟により影響を受ける。成熟時、オリーブは緑色から黄緑色、次に緑灰色、次に薔薇色、次に赤褐色、次に暗紫色、並びに最終的には黒色へと変化する。特に、果実の成熟期間中の、緑色/黄色から紫色/黒色への変色は、オリーブの果皮の色(外果皮)から識別することができる。したがって、オリーブ仁がオリーブ果実から選別されることは望ましく、この成熟プロセスには暗色化したオリーブ核は含まれない。

好適なオリーブ仁は、オリーブ(Olea europaea)樹種、好ましくはオリーブ(Olea europaea L.)亜種ユーロピア(europaea)種由来の果実から抜き出すことができる。しかしながら、オリーブ果実が果実の成熟度に従って採取及び/又は選別される場合に限り、任意の栽培品種を使用することができる。

本明細書において使用するための好適な栽培品種のオリーブは、アベルキナ(Aberquina)、アブ・サテル・エクロット(Abu Satel Echlot)、アセブッチ(Acebuche)、アドラミニーチ(Adraminiti)、アグランダウ(Aglandau)(ベルグィッテ(Beruguette))、アグリニオン(Agrinion)、アルバニア・ザルマーチ(Albania Zalmati)、アルファルファ(Alfafara)、アメラウ(Amellau)、アムフィッサ(Amfissa)、アミグダロイア・ナナ(Amigdaloia Nana)、アミグダロリア(Amigdalolia)、アンフィシス(Amphissis)、アラウコ(Arauco)、アラウコ(Arauco)、アルベキナ(Arbequina)、アルボサナ(Arbosana)、アルボサナ(Arbosana)、アスコラーナ(Ascolana)、アスコラーナ・デル・ピチェーノ(Ascolana del Piceno)、アスコラーナ・テネーラ(Ascolana Tenera)、アスコラノ(Ascolano)、アイロウニ(Ayrouni)、アイバリク(Ayvalik)、バダロズ(Badaroz)、バルデイ・チラネス(Bardhei Tiranes)、バルネア(Barnea)、バルネア(Barnea)(イスラエル)、バロウニ(Barouni)、ベヤズ・ヤグリク(Beyaz Yaglik)、ビアンコリラ(Biancolilla)、バイカル(Bical)、ブランクェッタ(Blanqueta)、ボッサーナ(Bosana)、ボウテイラン(Bouteillan)、ブガ(Buga)、カセレーナ(Cacerena)、カイレタイア(Cailletier)、カキア(Cakir)、カロシナ(Callosina)、カニバノ・ブランコ(Canivano Blanco)、カロレア(Carolea)、カルペレッサ(carpellesa)、カラスクエンハ(Carrasquenha)、カステラーナ(Castellana)、カヨン(Cayon)、セリーナ(Cellina)、チェリニョラ(Cerignola)、カルキディキ(Chalkidiki)、カルキンドリ(Chalkindri)(コンドロリア(Chondrolia))、チャングロット・リアル(Changlot Real)、チェムラール・ディ・カビリエ(Chemlal de Kabylie)、チェムラーリ(Chemlali)、チェトウイ(Chetoui)、チマ・ジ・ビトント(Cima di Bitonto)、チプレッシーノ(Cipresino)、コブランコサ(Cobrancosa)、コラチナ(Coratina)、コルドビル・ディ・セルパ(Cordovil de Serpa)、コルネスエロ(Cornesuelo)、コルニカブラ(Cornicabra)、クルニカ(Crnica)、ダエブリ(Daebli)、ダム(Dam)、ダフノエリア(Daphnoelia)、ドルチェ・アゴギア(Dolce Agogia)、ドーマット(Domat)、ドピア(Dopia)、エルマチック(Elmacik)、エンペルトレ(Empeltre)、ファルガ(Farga)、フラントイオ(Frantoio)、ガエタ(Gaeta)、ガレガ(Galega)、ゲムリック(Gemlik)、ゲルボウイ(Gerboui)、ゲルマイン(Germaine)、ゴーダル(Gordal)、ゴーダル・セビラナ(Gordal sevillana)、グラッポロ(Grappolo)、グロッサン(Grossane)、ハムドゥ(Hamed)、ハオウジア(Haouzia)、オヒブランカ(Hojiblanca)、イスタルスカ・ベリカ(Istarska Belica)、イトラナ(Itrana)、イズマイア・ソフラリック(Izmir Sofralik)、カイッシィ(Kaissy)、カラマタ(Kalamata)、カラモン(Kalamon)、カリンジョット(Kalinjot)、カロケリダ(Kalokerida)、カン・セレビ(Kan Celebi)、カリドリア(Karidolia)、カーキラス(kerkiras)、カイラズ(Kiraz)、コロヴィ(Kolovi)、コンセルボリア(Konservolia)、コロネイキ(Koroneiki)、コスレイキ(Kothreiki)、コウトソウレリア(Koutsourelia)、クラ(Kura)、ラ・ベッラ・ダウニア(La bella daunia)、ラストブスカ(Lastovska)、レッチーノ(Leccino)、レッチーノ・デル・コルノ(Leccio del corno)、レチニール(Lechinl)、レチン・ディ・グラナダ(Lechin de Granada)、レチン・ディ・セビラ(Lecin de sevilla)、レメノ(Lemeno)、リアノリア(Lianolia)、リグリア(Liguria)、リュック(Lucques)、ルガーノ(Lugano)、マアロット(Maalot)、マジャティカ・ディ・フェランジーナ(Majatica di ferandina)、マリッシ(Malissi)、マナキ(Manaki)、マンサニージャ(Manzanilla)、マンザニロ(Manzanillo)、マンザニッロ・ディ・カブラ(Manzannillo de cabra)、マンザニッロ・ディ・コルドベス(Manzannillo de Cordobes)、マンザニッロ・ディ・ジェーン(Manzannillo de Jaen)、マンザニッロ・ディ・セビラ(Manzannillo de Sevilla)、マストイディス(Mastoidis)(ツナチ(tsunati))、マウリーノ(Maurino)、メガリティッキ(Megaritiki)、メガリティッキ(Megaritiki)、メメシック(Memecik)、メナラ(Menara)、マーハビア(Merhavia)、メスキ(Meski)、ミルトイア(Mirtoia)、ミッション(Mission)、ミキアーニ(Mixani)、モライオッロ(Moraiolo)、モリスカ(Morisca)、モルット(Morrut)、M’スラーラ(M'Slalla)、ナバリ(Nabali)、ナフリオン(Naphlion)、ネグリンハ(Negrinha)、ネラ・ディ・ゴノス(Nera di Gonnos)、ネラ・ディ・オリエナ(Nera di Oliena)、ネヴァディッロ・ネヴァディッロ・ブランコ(Nevadillo Blanco)、ネヴァディッロ・ネロ(Nevadillo nero)ニコイス(Nicoise)、ノセララ・デル・ベリチェ(Nocellara del Belice)、オブリカ(Oblica)、オレアストラム(Oleastrum)、オリバ・イトラナ(Oliva Itrana)、オリビエッレ(Oliviere)、オリボ・カーセタノ(Olivo Quercetano)、オウスラティ(Ouslati)、パロマ・オレサナ(Palomar olesana)、ペンドリノ(Pendolino)、ピショリーヌ(Picholine)、ピショリーヌ・マロシアーネ(Picholine Marociane)、ピコリモン(Pico limon)、ピクアル(Picual)、ピクアル・デ・エステパ(Picual de Estepa)、ピクアル・デ・ジェーン(Picual de Jaen)、ピクド(Picudo)、ピッチェ(Pizz'e)、カロガ(Carroga)、ポネチネ(Ponetine)、プラッシノリア(Prassinolia)、プラチーニ(Pratini)、フィロエリア(Psiloelia)、ラッギア(Raggia)、レドンディール(Redondil)、ロッシオーラ(Rosciola)、ロトンデッラ(Rotondella)、ローヤル(Royal)(例えば、カゾルーラ(Cazorla))、サビン(Sabine)、サロネンキュ(Salonenque)、サンタ・カテリーナ(Santa caterina)、セビラノ(Sevillano)、セビレンカ(Sevillenca)、シシリアン(Sicilian)、シゴイセ(Sigoise)、ソウリ(Souri)、タッギアスカ(Taggiasca)、タンチェ(Tanche)、タスティキ(Thasitiki)(スロウンパ・タッソウ(throumpa thassou))、トッファヒ(Toffahi)、ウスル(Uslu)、バラノリア(Valanolia)、ベラ(Vera)、バルダルア(Verdala)、バーディアル(Verdial)(例えば、バダジョーズ(Badajoz)、ヒューバー(Huevar)、ベレッズ・マラガ(Velez malaga))、バーディエル(Verdiell)、ヴィラロンガ(Vilallonga)、ザイティ(Zaity)、ジンザラ(Zinzala)及びこれらの混合物からなる群から選択することができる。

伝統的に、緑色オリーブとして(熟した果実の色味が緑色である段階で)採取されることから、次の栽培品種:アグランダウ(Aglandau)(ベルグィッテ(Beruguette))、アグリニオン(Agrinion)、アラウコ(Arauco)、アスコラーナ(Ascolana)、アスコラーナ・デル・ピチェーノ(Ascolana del Piceno)、アスコラーナ・テネーラ(Ascolana Tenera)、アスコナーロ(Ascolano)、バルネア(Barnea)、チェリニョラ(Cerignola)、コラチナ(Coratina)、フラントイオ(Frantoio)、オヒブランカ(Hojiblanca)、クラ(Kura)、レッチーノ(Leccino)、ルッカ(Lucques)、マンサニージャ(Manzanilla)、マンザニロ(Manzanillo)、ミッション(Mission)、ナフリオン(Naphlion)、ピショリーヌ(Picholine)、ピクアル(Picual)、サロネンキュ(Salonenque)、セビラノ(Sevillano)、シチリアン(Sicilian)及びこれらの混合物が最も好ましい。

用語「栽培品種」は、園芸又は農業用の技術により栽培され、多様に産出され、かつ自然集団では通常見られることのない任意の品種を指す。これらの品種は、すべて、実際には、内部欠陥、例えば、成熟プロセスにおける遺伝子変異又は欠失が生じている、あるいは外部の傷む/腐敗する現象に耐える、天然に生じる品種として好ましい。

好適な色味を有するオリーブ仁は、好ましくは、成熟指数を満たさない及び/又は要求される白色度を満たさないオリーブ及び/又はオリーブ仁を選別するための選別プロセスにおいて選別を受ける。選別プロセスは、手作業により行うこともできるものの、自動選別機、例えば:成熟度及び/又は白色度L*の測定に適した光学式カメラ及びデジタルイメージングソフトウェアを搭載した自動選別機により実施される場合、より効率的である。好適な選別装置の例は、成熟度又はL*値を測定し、色測定値の変化に関し表面積比を算出するよう変更を加えた、Buhler Sortexシリーズである。

オリーブ仁を取り出す前に選別プロセスを実施することができ、選別パラメーターは成熟指数をもとに設定される。あるいは、選別プロセスは、取り出されたオリーブ仁、好ましくは洗浄プロセスを行った後のオリーブ仁に対しなすことができ、選別パラメーターは白色度L*をもとに設定される。

成熟指数に基づきオリーブ果実を選別し、所望により白色度L*に基づくオリーブ仁の選別プロセスを行った結果、オリーブ仁の研磨性洗浄粒子は、65超、より好ましくは70超、及び最も好ましくは80超の平均白色度(L*)を有する。

オリーブ果実の選別は、California Davis大学から利用可能な成熟指数に基づくものである。

成熟指数はオリーブ果実の果皮の色及びオリーブ果肉の色にも依存する(図5)。成熟指数の算出は、無差別に選別した100個のオリーブに基づく。オリーブは、0〜7の範囲の8つの成熟度スコアに従って選別される(例えば:成熟度スコア0、1、2、3は外皮の色に着目し、成熟度スコア4、5、6、7は、オリーブ内部の果肉の色に着目する)。各成熟度スコアに分類されるオリーブの数を計数する。オリーブ果実集団の成熟指数は、次のとおりに算出される: 成熟指数:(0xN0+1xN1+2xN2+3xN3+4xN4+5xN5+6xN6+7xN7)/100

図5は、成熟度スコアの帰属に関する指針である。本発明に使用するのに好適なオリーブは、成熟指数6未満、好ましくは5未満、より好ましくは4未満、及び最も好ましくは3未満を有する。

白色度測定: 本明細書で使用するとき、用語平均「白色度(L*)」は、例えば、Gretag machbeath(商標)7000 a color−eye instrument又は反射モードで使用される等価物を使用し測定したオリーブ仁又はオリーブ仁粒子のサンプルの白色値を意味する。この装置により光源の選択が提供される。「D65」が欧州西部及び北部の昼間のおおよその日光を表すのに対し、「illuminant A」は一般的な家庭用タングステン電球を表し、及び「CWF2」は冷白色の蛍光灯を表す。したがって、この装置は、日光、タングステン光及び蛍光灯条件について測定することができ、白色度(L*)の標準的な測定を提供する。照射条件L*の各設定下では、100は完全な白色を、0は全く白色でないことを意味すると定義される。本発明の目的に関し、「D65」光源は白色度の測定に使用される。

サンプルは、オリーブ仁又はオリーブ仁粒子を、オリーブ仁又はオリーブ仁粒子を確実に良好にパッキングするためのホルダー内に装填し、材料の連続層を作製することにより準備することができる。最終的には、オリーブ仁又はオリーブ仁粒子は圧下でペレット化される。測定は、オリーブ仁又はオリーブ仁粒子サンプルをcolor−eye装置のホルダー内に配置することによりなされる。視野が3mm×8mmであった場合、領域は観測角で10°であった。反射基材を包含させた。概して、測定は二つ組で実施し、平均をとった。

オリーブ仁を本明細書での研磨性洗浄粒子に減寸する1つの好適な方法は、オリーブ仁を磨砕又はミル掛けすることである。他の好適な手段としては、集塵装置を備える高速の腐食ホイール(eroding wheel)などの、腐食工具の使用が挙げられる。このホイールの表面は、パターンが彫刻されるか、又は研磨紙などでコーティングされており、本明細書における研磨性洗浄粒子を形成する。ブレードミル、ローターミル、エアジェットミル、アトリッションミル、乳鉢、ハンマー、ビーズミルなどの他の典型的なミルも採用され得る。角のあるオリーブ仁粉末を製造するのに好適な好ましくは磨砕工具及びプロセスが好ましい。好ましい磨砕工具例は、腐食ホイールミル、ブレード又はローターミルである。乳鉢、ハンマー、ビーズミルなどの磨砕工具は、これらの磨砕手段では典型的には角の少ないオリーブ仁粒子が得られることから、好ましさに劣る。

あるいは、本明細書において好ましい実施形態では、材料は複数段階において粒子へと減寸することができ、すなわち最初に、手動により細断又は切断することにより、あるいは破塊機などの機械工具、例えば、S Howes,Inc.(Silver Creek,NY)の2036モデルを使用することによりオリーブ仁を寸法1〜3mmの断片へと破砕することができる。次に、破砕した断片には更に洗浄又は分離プロセス(例えば:オリーブ又はオリーブ油工場で一般に利用可能なプロセスに従って、オリーブ仁の硬質の塊のみを保持させる空気分級など)を行うことができる。最後に、硬質の塊には、上記の磨砕工具により磨砕操作を行う。オリーブ仁の粒子への減寸プロセスは、研磨剤粒子の変色リスクを生じる過度な温度に達することのないよう設定される。典型的には、磨砕操作のパラメーターは、温度が150℃を超過しないように、好ましくは100℃を超過しないように設定される。

好ましい実施形態では、研磨性洗浄粒子は、好ましくは非転がり性である。あるいは、別の好ましい実施形態では、研磨性洗浄粒子は、好ましくは鋭利である。「非転動性」とは、研磨性洗浄粒子と表面とが、摺動によって互いに接触していることを意味する。

本出願人は、非転がり性及び/又は鋭利な研磨性洗浄粒子が、良好なよごれ除去をもたらすということを見出した。

本発明に従う好ましいオリーブ仁粒子は、特定の円形度を有する。円形度は、定量的な二次元の画像解析による形状についての説明であり、ISO 9276−6:2008(E)8.2項に従って定量され、ソフトウエアCallistroバージョン25付きのOcchio Nano 500粒子キャラクタリゼーション装置(Occhios.a.Liege,Belgium)を用いて行われる。円形度は好ましいメソ形状記述子であり、Occhio Nano 500又はMalvern Morphologi G3などの形状分析装置において広く利用可能である。円形度は、粒子の形状と完全な球との間の差であるとして文献ではときには説明される。円形度の値は0から1の範囲にあり、円形度1は二次元像で測定して完全に球状の粒子又は円板粒子を記述する。

式中、Aは二次元記述子である投影面積であり、Pは粒子の周辺の長さである。

本出願人は、0.1〜0.7、好ましくは0.3〜0.6、より好ましくは0.4〜0.5の平均円形度を有する研磨性洗浄粒子が、改善された洗浄性能及び表面安全性をもたらすということを見出した。平均データは、数を基準にした測定と比較して容積を基準にした測定から抽出される。

このように、本発明の好ましい実施形態では、本明細書での研磨性粒子は、0.1〜0.7、好ましくは0.3〜0.6、より好ましくは0.4〜0.5の平均円形度を有する。

図1〜3は、2種類のオリーブ(オリーブ(Olea europaea)種、栽培品種ロトンデッラ(Rotondella)及びカッペレーゼ(Carpellesa)由来)仁粒子集団を示す。粒子は本発明に従う研磨性洗浄粒子として450〜465μmの範囲のECDを有し、かつ0.5〜0.7の平均円形度を有する。図4は、本発明の範囲外のオリーブ仁粒子集団の例である(円形度0.74)。

好ましい実施形態では、研磨性洗浄粒子は、50μm〜550μmの、より好ましくは100μm〜450μmの、最も好ましくは200〜300μmの平均ECDを有する。

実際に、出願人は、研磨剤の粒径が、効率的な洗浄性能を達成するためにきわめて重要であり得るが、一方で、例えば、小さい粒径、典型的には10μm未満の粒径を有する、過剰な研磨剤集団は、小さい粒径に固有の、洗浄剤内の粒子充填量当りの粒子の数の多さを特徴とするにもかかわらず、洗浄と対比して、磨き作用を特徴とすることを見出した。他方、過度の高粒径、例えば典型的には1000μm以上の研磨性集団は、大粒子径に固有なこととしてクリーナー中の粒子装填量当たりの粒子数が著しく減少するので、最適でない洗浄効率を与える。更には、実際面では、過度に小さい粒子集団は、様々な表面トポロジーからの除去が困難である場合が多く、視認されるような粒子残留物を表面に残存させずに粒子を除去しようとすると過大な労力がユーザーに求められるようになることから、粒径が小さすぎると洗浄作業には望ましくない。他方、過度の大粒子は、目視での検出が容易過ぎるか、又はクリーナーの取扱い又は使用時に悪い触覚体験をもたらす。それゆえ、本出願人らは、最適な洗浄性能及び使用体験の両方を与える最適な粒子径範囲を本明細書中で定義する。

0.7未満の円形度を有する粒子が好ましく、したがって、粒子の形状は、理想的な球形とは著しく異なる。したがって、粒径は、一般的な粒形測定装置により提示される標準的な粒径を使用しては選別されない。その代わりに、研磨粒子は、円相当径ECD(ASTM F1877−05セクション11.3.2)とも呼ばれる、それらの面積相当直径(ISO 9276−6:2008(E)セクション7)によって定義されるサイズを有する。粒子集団の平均ECDは、10μm以下の面積等価直径(ECD)を有する粒子のデータを測定及び計算から排除した後、少なくとも10000粒子、好ましくは50000粒子以上、より好ましくは100000粒子以上の粒子集団のそれぞれの粒子の各ECDの平均として計算される。平均データは、数を基準にした測定と比較して容積を基準にした測定から抽出される。

本発明に好ましい研磨性洗浄粒子は、液体洗浄組成物に浸漬させる前に、ショアD硬度スケールに従って測定したときに、60〜90、より好ましくは70〜90、最も好ましくは75〜85の硬度を有する。

硬度ショアDは、ASTM D2240に記載の方法に従って、D型デュロメーターにより測定する。

本発明で使用される研磨性洗浄粒子は、オリーブ仁粒子と、他の好適な研磨性洗浄粒子との混合物であってもよい。しかしながら、すべての研磨性洗浄粒子で、ショアD硬度が90以下である必要がある。他の研磨性洗浄粒子は、プラスチック、硬質ワックス、無機及び有機研磨剤、及び天然材料からなる群から選択され得る。他の研磨性洗浄粒子は、水にほぼ不溶性であるか又はある程度水溶性である。最も好ましくは、存在する場合、その他の研磨剤は、オリーブ仁粒子と同程度以上の白色度L*を有する。最も好ましくは、その他の研磨剤は、炭酸カルシウムであるか、又は天然植物性研磨剤に由来する。

上記物理化学のパラメーターに関し、驚くべきことに、本発明の研磨性洗浄粒子は、好ましくは組成物全体の0.1重量%〜20重量%、好ましくは0.5重量%〜10重量%、より好ましくは1重量%〜8重量%、最も好ましくは3重量%〜6重量%などといった、比較的低濃度の場合でさえ、良好な洗浄性能を示すことが見いだされた。

任意成分 本発明の組成物は、目的とする技術的効果及び処理される表面に応じて、種々の任意成分を含んでもよい。

本明細書において使用するのに好適な、任意選択的な成分としては、懸濁助剤、キレート剤、界面活性剤、ラジカルスカベンジャー、香料、洗浄及び表面改質ポリマー、溶媒、ビルダー、緩衝剤、抗菌剤、ヒドロトロープ、着色剤、安定剤、漂白剤、漂白活性剤、泡立ち制御剤(脂肪酸などの起泡剤及び消泡剤のいずれも)、酵素、泡懸濁剤、増白剤、防塵剤、分散剤、顔料、染料、真珠光沢剤、レオロジー調整剤、スキンケア活性剤(皮膚軟化剤、保湿剤及び/又はコンディショニングポリマー)が挙げられる。

懸濁助剤 本発明の組成物中に存在する研磨性洗浄粒子は、液体組成物中の固体粒子である。上記研磨性洗浄粒子は液体組成物中に懸濁していてもよい。しかしながら、このような研磨性洗浄粒子が、組成物内で不安定な懸濁であったり、組成物の最上部で沈降又は浮遊したりするということは、十分本発明の範囲内のことである。この場合には、使用者は、使用前に組成物を揺動(例えば、振盪又は撹拌)することにより、研磨性洗浄粒子を一時的に懸濁させなければならないこともある。

しかしながら、本明細書では研磨性洗浄粒子は、本明細書での液体組成物に安定に懸濁することが好ましい。したがって、本明細書での組成物は懸濁助剤を含む。

本明細書中の懸濁助剤は、構造形成剤など、本発明の液体組成物中で研磨性洗浄粒子の懸濁液をもたらすように特に選択された化合物であるか、あるいは、増粘剤又は界面活性剤(本明細書中で別箇所で述べるような)などの別の機能をもたらす化合物であってもよい。

洗浄組成物及び他の洗剤又は化粧用組成物中でゲル化、増粘又は懸濁剤として典型的に使用される、任意の好適な有機及び無機懸濁助剤を、本明細書において使用してもよい。好適な有機懸濁助剤は多糖ポリマーを含む。加えて又は代替として、ポリカルボン酸塩ポリマー増粘剤を本明細書中で使用してもよい。また、加えて又は上述の代替として、層状ケイ酸塩小板、例えばヘクトライト、ベントナイト又はモンモリロナイトも使用することができる。好適な市販の層状ケイ酸塩は、Rockwood Additivesから入手可能な、Laponite RD(登録商標)又はOptigel CL(登録商標)である。また、ヒドロキシル含有脂肪酸などの上記ヒドロキシル含有結晶質構造剤に加えて、又はそれに代えて、脂肪エステル若しくは脂肪石鹸ろう様材料、又は米国特許第6,080,707号に記載の剤を使用することもできる。上記結晶質ヒドロキシル含有構造剤は、周囲環境〜おおよそ周囲環境下では水に不溶性である。一部の好ましいヒドロキシル含有懸濁助剤としては、12−ヒドロキシステアリン酸、9,10−ジヒドロキシステアリン酸、トリ−9,10−ジヒドロキシステアリン、及びトリ−12−ヒドロキシステアリンが挙げられる。ヒマシワックス又は水添ヒマシ油は、純粋なヒマシ油の水素化(トリグリセリド脂肪酸の飽和)により製造され、主にトリ−12−ヒドロキシステアリンからなる。市販の、硬化ヒマシ油系結晶質のヒドロキシル含有安定剤としては、Rheox社(現Elementis社)からのTHIXCIN(登録商標)が挙げられる。

好適なポリカルボキシレートポリマー増粘剤としては、(好ましくは軽)架橋ポリアクリレートが挙げられる。特に好適なポリカルボン酸塩ポリマー増粘剤は、商品名Carbopol 674(登録商標)でLubrizolから市販されているCarbopolである。

本開示に用いるのに好適な多糖ポリマーとしては、カルボキシメチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースなどの置換セルロース、米国特許第2008/0108714号(CP Kelco)又は同第2010/0210501号(プロクター&ギャンブル社)に記載のミクロフィブリルセルロース(MFC)、サクシノグリカン並びにキサンタンガム、ジェランガム、グアーガム及びその誘導体、イナゴマメゴム、トラガカントガム、サクシノグルカンガム、又はこれらの誘導体のような、天然に生じる多糖ポリマー、あるいはこれらの混合物などが挙げられる。キサンタンガムは商品名Kelzan TでKelcoから市販されている。

本明細書で使用するのに最も好ましい懸濁助剤は、トリ−12−ヒドロキシステアリン及びキサンタンガムである。代替の実施形態では、本明細書における懸濁助剤は、ポリカルボキシレートポリマー増粘剤、好ましくは(好ましくは軽)架橋ポリアクリレートである。本明細書中の極めて好ましい実施形態では、液体組成物は、多糖ポリマー又はこれらの混合物、好ましくはキサンタンガムと、ポリカルボキシレートポリマー又はこれらの混合物、好ましくは架橋ポリアクリレートとの組み合わせを含む。

好ましい例として、キサンタンガムは、好ましくは組成物全体の0.1重量%〜5重量%、より好ましくは0.5%〜2%、更により好ましくは0.8%〜1.2%の濃度で存在する。

好ましい実施例として、トリ−12−ヒドロキシステアリンは、全組成物の0.05重量%〜5重量%、より好ましくは0.08重量%〜3重量%、更により好ましくは0.1重量%〜2.5重量%の濃度で存在する。

好ましい例として、MFCは、約0.01%〜約1%、より好ましくは0.02%〜0.5%、更により好ましくは0.03%〜0.1%の濃度で存在する。好ましくはMFCは、CMC、キサンタン、及び/又はグアーガムなどのような共剤(co-agents)及び/又は共加工剤(co-processing agents)と共に使用される。米国特許公告番号第2008/0108714号は、6:3:1比でのMFCとキサンタンガム及びカルボキシメチルセルロース(CMC)の組み合わせ、並びに3:1:1比でのMFC、グアーガム及びCMCを記載する。これらのブレンドは、水又は他の水溶液中に高せん断又は高拡張混合(high extensional mixing)することによって「活性化」され得る、乾燥製品としてMFCを調製することを可能にする。MFCブレンドが水に添加され、助剤/加工助剤が水和される際に「活性化」が生じる。共剤/共加工剤の水和後、真の降伏点を示す三次元機能性ネットワークを製造するようMFCを効果的に分散させるために、一般的には高せん断が必要とされる。市販のMFCの一例は、CPKelkoから市販されているCellulon(登録商標)である。

有機溶媒 任意ではあるが、極めて好ましい成分として、本明細書での組成物は有機溶媒又はこれらの混合物を含む。

本明細書での組成物は、組成物全体の0重量%〜30重量%、より好ましくは1.0重量%〜20重量%、最も好ましくは2重量%〜15重量%の有機溶剤又はこれらの混合物を含む。

好適な溶媒は、脂肪族アルコール、約4〜約14個の炭素原子、好ましくは約6〜約12個の炭素原子、より好ましくは約8〜約10個の炭素原子を有するエーテル及びジエーテル;グリコール又はアルコキシル化グリコール;グリコールエーテル;アルコキシル化芳香族アルコール;芳香族アルコール;テルペン;並びにこれらの混合物からなる群から選択することができる。脂肪族アルコール及びグリコールエーテル溶媒が最も好ましい。

式中、Rが約1〜約20個、好ましくは約2〜約15個、より好ましくは約5〜約12個の炭素原子の線状又は分枝状の飽和又は不飽和アルキル基である式R−OHの脂肪族アルコールが好適な溶媒である。好適な脂肪族アルコールはメタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール又はこれらの混合物である。脂肪族アルコールの中で、蒸気圧が高く、及び残渣を残さない傾向があるために、エタノール及びイソプロパノールが最も好ましい。

本明細書で使用される好適なグリコールは、式HO−CR1R2−OH(式中、R1及びR2は、独立にH又はC2〜C10飽和又は不飽和脂肪族炭化水素鎖及び/又は環状鎖である)に従う。本明細書の使用に好適なグリコールは、ドデカングリコール及び/又はプロパンジオールである。

1つの好ましい実施形態では、少なくとも1つのグリコールエーテル溶媒が本発明の組成物に組み込まれる。特に好ましいグリコールエーテルは、結合された末端C3〜C6炭化水素を有して、1〜3個のエチレングリコール又はプロピレングリコール部分を形成し、適度な疎水性、及び好ましくは表面活性をもたらす。エチレングリコールの化学的性質をベースとする市販の有機洗浄溶媒の例としては、Dow Chemicalから入手可能な、モノ−エチレングリコールn−ヘキシルエーテル(Hexyl Cellosolve(登録商標))が挙げられる。エチレングリコールの化学的性質をベースとする市販の溶媒の例としては、商品名Arcosolv(登録商標)及びDowanol(登録商標)でArcoから入手可能な、プロピル及びブチルアルコールのジ−及びトリ−プロピレングリコール誘導体が挙げられる。

本発明に関する文脈において、好ましい溶媒は、モノプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、モノプロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル;トリプロピレングリコールモノブチルエーテル;エチレングリコールモノブチルエーテル;ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、及びジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、及びこれらの混合物からなる群から選択される。「ブチル」は、ノーマルブチル、イソブチル、及びターシャリーブチル基を含む。モノプロピレングリコール及びモノプロピレングリコールモノブチルエーテルが最も好ましい洗浄溶媒であり、かつ商標名Dowanol DPnP(登録商標)及びDowanol DPnB(登録商標)下で利用可能である。ジプロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテルは、Arco Chemicalから商品名Arcosolv PTB(登録商標)で市販されている。

特に好ましい実施形態では、洗浄溶媒は、不純物を最少化するために、精製される。このような不純物としてはアルデヒド、ダイマー、トリマー、オリゴマー及び他の副生成物が挙げられる。これらは、製品の臭い、芳香剤溶解性及び最終結果に悪影響を及ぼすことが見出されている。本発明者らは、低濃度のアルデヒドを含有する普通の市販の溶媒が、特定の表面の不可逆的及び修復不能な黄化を生じる可能性があるということを見出した。洗浄溶媒を精製して、このような不純物を最少化又は除去することにより、表面損傷が軽微化又は排除される。

好ましくはないが、テルペンを本発明で使用することができる。本明細書で使用される好適なテルペンとしては単環テルペン、双環テルペン及び/又は非環状テルペンが挙げられる。好適なテルペンは、D−リモネン;ピネン;パインオイル;テルピネン;メントール、テルピネオール、ゲラニオール、チモールなどのテルペン誘導体;及びシトロネラ又はシトロネロールタイプの成分である。

本明細書で使用される好適なアルコキシル化芳香族アルコールは、式R−(A)n−OHに従うものであり、式中、Rは、炭素原子が約1〜約20個の、好ましくは約2〜約15個の、より好ましくは約2〜約10個の、アルキル置換又はアルキル非置換のアリール基であり、Aは、アルコキシ基、好ましくはブトキシ基、プロポキシ基、及び/又はエトキシ基であり、nは、約1〜約5の、好ましくは約1〜約2の整数である。好適なアルコキシル化芳香族アルコールは、ベンゾキシエタノール及び/又はベンゾキシプロパノールである。

本明細書で使用される好適な芳香族アルコールは、式R−OH(式中、Rは約1〜約20個、好ましくは約1〜約15個、より好ましくは約1〜約10個の炭素原子のアルキル置換又は非アルキル置換アリール基である)に従う。例えば、本明細書で使用される好適な芳香族アルコールは、ベンジルアルコールである。

界面活性剤 本明細書での組成物は、非イオン性、アニオン性、双極性、両性、カチオン性の界面活性剤、又はこれらの混合物を含み得る。好適な界面活性剤は、8〜20個の炭素原子を含有する疎水性鎖を有する、非イオン性、アニオン性、双極性、カチオン性、及び両性の界面活性剤からなる群から選択されるものである。好適な界面活性剤の例は、McCutcheon’s Vol.1:Emulsifiers and Detergents,North American Ed.,McCutcheon Division,MC Publishing Co.,2002に記載されている。

好ましくは、本明細書での組成物は、組成物全体の0.01重量%〜50重量%の、より好ましくは0.5重量%〜40重量%の、最も好ましくは1重量%〜36重量%の界面活性剤、又はその混合物を含む。

非イオン界面活性剤は、本発明の組成物に使用するのに非常に好ましい。好適な非イオン性界面活性剤の非限定的な例としては、アルコールアルコキシレート、アルキル多糖、アミンオキシド、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのブロックコポリマー、フルオロ界面活性剤及びケイ素系界面活性剤が挙げられる。非イオン性界面活性剤は、補助界面活性剤として存在する場合、液体洗剤組成物の0.01重量%〜15重量%、好ましくは0.1重量%〜12重量%、より好ましくは0.5重量%〜10重量%の、典型的な量で含まれる。主界面活性剤として存在させる場合には、典型的には、総組成物の0.8重量%〜40重量%、好ましくは1重量%〜38重量%、より好ましくは2重量%〜35重量%を構成する。

本発明に好適な好ましい類の非イオン性界面活性剤は、アルキルエトキシレートである。本発明のアルキルエトキシレートは、線状又は分枝状、第一級又は第二級であり、疎水性末端基中に、8個の炭素原子〜22個の炭素原子、及び親水性先端基中に、1つのエチレンオキシド単位〜25のエチレンオキシド単位を含む。アルキルエトキシレートの例としては、Shell Corporation(P.O.Box 2463,1 Shell Plaza,Houston,Texas)により供給される、Neodol 91−6(登録商標)、Neodol 91−8(登録商標)、及びCondea Corporation(900 Threadneedle P.O.Box 19029,Houston,TX)により供給されている、Alfonic 810−60(登録商標)が挙げられる。より好ましいアルキルエトキシレートは、疎水性末端基中に9〜15個の炭素原子、及び親水性先端基中に4〜12のオキシド単位を含む。最も好ましいアルキルエトキシレートは、商品名Neodol 91−5(登録商標)でShell Chemical Companyから入手可能な、C9〜11 EO5である。非イオン性エトキシレートは分岐アルコールからも誘導可能である。例えば、プロピレン又はブチレンなどの分岐オレフィンフィード原料からアルコールを作製することができる。好ましい実施形態では、分岐アルコールは、2−プロピル−1−ヘプチルアルコール又は2−ブチル−1−オクチルアルコールのいずれかである。望ましい分枝状アルコールエトキシレートは、商品名Lutensol XP 79/XL 79(登録商標)でBASF Corporationにより製造及び販売されている2−プロピル−1−ヘプチルEO7/AO7である。

本発明に関して好適な、別の好ましい部類の非イオン性界面活性剤は、アミンオキシドであり、特に、ココジメチルアミンオキシド又はココアミドプロピルジメチルアミンオキシドである。アミンオキシドは、線状又は中程度分枝状アルキル部分を有し得る。典型的な線状アミンオキシドとしては、式R1−N(R2)(R3)→O(式中、R1はC8〜18アルキル部分であり、R2及びR3は独立してC1〜3アルキル基及びC1〜3ヒドロキシアルキル基からなる群から選択される)の水溶性アミンオキシドが挙げられ、好ましくはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル及び3−ヒドロキシプロピルが挙げられる。線状アミンオキシド系界面活性剤としては、具体的には、線状C10〜C18アルキルジメチルアミンオキシド、及び線状C8〜C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミンオキシドを挙げることができる。好ましいアミンオキシドとしては、線状C10、線状C10〜C12、及び線状C12〜C14アルキルジメチルアミンオキシドが挙げられる。本明細書で使用するとき、「中分枝状」とは、アミンオキシドが、n1個の炭素原子を有する1つのアルキル部分を有し、このアルキル部分上の1つのアルキル分枝がn2個の炭素原子を有することを意味する。アルキル分枝は、アルキル部分上の窒素からのα炭素に位置する。アミンオキシドのこの種類の分枝は、内在アミンオキシドとしても当該技術分野において知られている。n1とn2の総合計は、10〜24個の炭素原子、好ましくは12〜20個、より好ましくは10〜16個である。1つのアルキル部分の炭素原子の数(n1)は、1つのアルキル部分と1つのアルキル分枝とが対称となるように、1つのアルキル分枝(n2)と炭素原子の数がおよそ同じであるべきである。本明細書で使用するとき、「対称」は、本明細書で用いられる中分枝状アミンオキシドの少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも75重量%〜100重量%が、|n1−n2|が5以下、好ましくは4、最も好ましくは0〜4の炭素原子であることを意味する。

アミンオキシドは、C1〜3アルキル、C1〜3ヒドロキシアルキル基、又は平均で約1〜約3個のエチレンオキシド基を含有するポリエチレンオキシド基から独立して選択される2つの部分を更に含む。好ましくは、2つの部分は、C1〜3アルキルから選択され、より好ましくは、両方にC1アルキルが選択される。

本発明に好適な別の類の非イオン性界面活性剤は、アルキル多糖である。そのような界面活性剤は、米国特許第4,565,647号、同第5,776,872号、同第5,883,062号、及び同第5,906,973号に開示されている。アルキル多糖の中では、5及び/又は6炭素糖環を含むアルキルポリグリコシドが好ましく、6炭素糖環を含むものがより好ましく、並びに6炭素糖環がグルコースから誘導されるもの、すなわち、アルキルポリグリコシド(「APG」)が最も好ましい。APG鎖長中のアルキル置換基は、好ましくは、8〜16個の炭素原子を含有し、平均鎖長が10個の炭素原子である、飽和又は不飽和アルキル部分である。C8〜C16アルキルポリグリコシドは、いくつかの供給者から市販されている(例えば、Seppic Corporation(75 Quai d’Orsay,75321 Paris,Cedex 7,France)からのSimusol(登録商標)界面活性剤、並びにCognis Corporation(Postfach 13 01 64,D 40551,Dusseldorf,Germany)のGlucopon 220(登録商標)、Glucopon 225(登録商標)、Glucopon 425(登録商標)、Plantaren 2000 N(登録商標)、及びPlantaren 2000 N UP(登録商標))。同様に好適なのは、アルキルグリセロールエステル及びソルビタンエステルである。

本発明に関して好適な、別の部類の非イオン性界面活性剤は、7〜21個の、好ましくは9〜17個の炭素原子を含有するアルキル基を含む、脂肪アミド界面活性剤である。好ましいアミドは、C8〜C20アンモニアアミド、モノエタノールアミド、ジエタノールアミド、及びイソプロパノールアミドである。

用いることができる他の非イオン性界面活性剤としては、糖類等の天然資源に由来するものを挙げることができ、また、C8〜C16 N−アルキルグルコースアミド界面活性剤が挙げられる。

本明細書に使用される別の非イオン性洗剤界面活性剤は、一般にアルコールの疎水性アルキル鎖中に概ね約8個〜約16個の炭素原子を含むアルコキシル化アルコールである。典型的なアルコキシル化基は、プロポキシ基、又はプロポキシ基と組み合わせることでアルキルエトキシプロポキシレートを生成するエトキシ基である。このような化合物は、商標名Antarox(登録商標)でRhodia(40 Rue de la Haie−Coq F−93306,Aubervilliers Cedex,France)から、及び商標名Nonidet(登録商標)でShell Chemicalから市販されている。

プロピレンオキシドとプロピレングリコールとの縮合によって形成される、疎水性塩基と、エチレンオキシドとの縮合生成物も、本明細書での使用に好適である。これらの化合物の疎水性部分は、好ましくは1500〜1800の分子量を有し、非水溶性を示す。この疎水性部分へのポリオキシエチレン部分の付加は、分子の水溶性を全体として増加させる傾向にあり、製品の液体性は、ポリオキシエチレン含有率が、縮合生成物の総重量の約50%であり、約40モルまでのエチレンオキシドの縮合に相当する点まで保持される。この種の化合物の例としては、BASFにより市販されている、特定のPluronic(登録商標)界面活性剤が挙げられる。化学的には、このような界面活性剤は、構造(EO)x(PO)y(EO)z又は(PO)x(EO)y(PO)z(式中、x、y、及びzは1〜100、好ましくは3〜50である)を有する。良好な湿潤性界面活性剤であることが知られているPluronic(登録商標)界面活性剤がより好ましい。Pluronic(登録商標)界面活性剤、及び湿潤特性を含むその特性の記述は、BASFから入手可能な、表題「BASF Performance Chemicals Plutonic(登録商標)& Tetronic(登録商標) Surfactants」のパンフレットに見出すことができる。

好ましくはないが、他の好適な非イオン性界面活性剤としては、アルキルフェノールとエチレンオキシドとのポリエチレンオキシド縮合物、例えば、6〜12個の炭素原子を線状又は分岐鎖構造のいずれかで含有するアルキル基を有するアルキルフェノールの縮合生成物であって、エチレンオキシドがアルキルフェノール1モル当たり5〜25モルに等しい量で存在するものが挙げられる。このような化合物中のアルキル置換基は、オリゴマー化プロピレン、ジイソブチレン、又はイソ−オクタンn−オクタン、イソ−ノナン又はn−ノナンの他の供給源から誘導可能である。

本明細書での使用に好適なアニオン性界面活性剤は、当業者には周知の、全てのアニオン性界面活性剤である。好ましくは、本明細書における使用のためのアニオン性界面活性剤としては、アルキルスルホネート、アルキルアリールスルホネート、アルキルサルフェート、アルキルアルコキシル化サルフェート型界面活性剤、C6〜C20アルキルアルコキシル化線状又は分枝状ジフェニルオキシドジスルホン酸塩、又はこれらの混合物が挙げられる。

組成物中に存在する場合、アニオン性界面活性剤は、0.01重量%〜50重量%の、好ましくは0.5重量%〜40重量%の、より好ましくは2重量%〜35重量%の範囲の量で、本明細書での組成物中に組み込むことができる。

本明細書の組成物で使用するのに好適なサルフェート界面活性剤としては、C10〜C14アルキル若しくはヒドロキシアルキル、サルフェート及び/又はエーテルサルフェートの水溶性塩又は酸が挙げられる。好適な対イオンとしては、水素、アルカリ金属カチオン、又はアンモニウム若しくは置換アンモニウムが挙げられるが、好ましくはナトリウムである。ヒドロカルビル鎖が分枝状である場合、C1〜4のアルキル分枝単位を含むことが好ましい。サルフェート界面活性剤の平均分枝率は、好ましくは、全ヒドロカルビル鎖の30%超、より好ましくは35%〜80%、最も好ましくは40%〜60%である。

サルフェート界面活性剤は、C8〜C20第一級分枝状及びランダムアルキルサルフェート(AS);C10〜C18第二級(2,3)アルキルサルフェート;C10〜C18アルキルアルコキシサルフェート(AExS)(式中、好ましくは、xは1〜30である);好ましくは1〜5個のエトキシ単位を含むC10〜C18アルキルアルコキシカルボキシレート;米国特許第6,020,303号及び同第6,060,443号に記載の中鎖分枝状アルキルサルフェート;米国特許第6,008,181号及び同第6,020,303号に記載の中鎖分枝状アルキルアルコキシサルフェートから選択され得る。

本明細書における使用に関して好適なアルキルアルコキシル化サルフェート系界面活性剤は、式RO(A)mSO3Mによるものであり、式中、Rは、非置換のC6〜C20アルキル又はヒドロキシアルキル基であって、C6〜C20アルキル構成要素、好ましくはC8〜C20アルキル又はヒドロキシアルキル、より好ましくはC10〜C18アルキル又はヒドロキシアルキルを有し、Aは、エトキシ又はプロポキシ単位であり、mは、0よりも大きく、典型的には0.5〜6、より好ましくは0.5〜5であり、Mは、H又はカチオンであり、このカチオンは、例えば、金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウムなど)、アンモニウム又は置換アンモニウムカチオンとすることができる。アルキルエトキシル化サルフェート並びにアルキルプロポキシル化サルフェートを、本明細書において考察する。置換アンモニウムカチオンの具体例としては、メチル−、ジメチル−、トリメチル−アンモニウム、及びテトラメチルアンモニウム、ジメチルピペリジニウムなどの第四級アンモニウムカチオン、並びにエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンなどのアルカノールアミンから誘導されるカチオン、並びにこれらの混合物などが挙げられる。代表的な界面活性剤は、C12〜C18アルキルポリエトキシレート(1.0)硫酸塩(C12〜C18E(1.0)SM)、C12〜C18アルキルポリエトキシレート(2.25)硫酸塩(C12〜C18E(2.25)SM)、C12〜C18アルキルポリエトキシレート(3.0)硫酸塩(C12〜C18E(3.0)SM)、C12〜C18アルキルポリエトキシレート(4.0)硫酸塩(C12〜C18E(4.0)SM)であり、式中、Mは便宜的にナトリウム及びカリウムから選択される。

本明細書での使用に好適なアルキルスルホン酸塩には、式RSO3M(式中、RはC6〜C20の線状又は分岐の飽和又は不飽和アルキル基、好ましくはC8〜C18アルキル基、及びより好ましくはC10〜C16アルキル基であり、MはHあるいは、例えばアルカリ金属カチオン(例えばナトリウム、カリウム、リチウム)又はアンモニウム若しくは置換アンモニウム(例えばメチル−、ジメチル−、及びトリメチルアンモニウムカチオン及び四級アンモニウムカチオン、例えばテトラメチル−アンモニウム及びジメチルピペリジニウムカチオン、並びにエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、及びこれらの混合物のようなアルキルアミンから誘導される四級アンモニウムカチオンなど)といったカチオンである)の水溶性塩又は酸が挙げられる。特に好適な線状アルキルスルホン酸塩としては、Hoechstから市販されているHostapur(登録商標)SASのようなC12〜C16パラフィンスルホン酸塩が挙げられる。

本明細書での使用に関して好適なアルキルアリールスルホネートとしては、式RSO3Mの、水溶性の塩又は酸が挙げられ、式中、Rは、C6〜C20線状又は分枝状、飽和又は不飽和のアルキル基、好ましくはC8〜C18アルキル基、より好ましくはC10〜C16アルキル基によって置換された、アリール、好ましくはベンジルであり、Mは、H、あるいはカチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウムなど)又はアンモニウム若しくは置換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−、及びトリメチルアンモニウムカチオン、並びにテトラメチル−アンモニウム及びジメチルピペリジニウムカチオンなどの第四級アンモニウムカチオン、並びにエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンなどのアルキルアミンから誘導される第四級アンモニウムカチオン、並びにこれらの混合物など)である。市販のアルキルアリールスルホネートの一例は、Su.Ma.製のラウリルアリールスルホネートである。特に好ましいアルキルアリールスルホネートは、Albright&Wilsonより入手可能な、商標名Nansa(登録商標)で市販の、アルキルベンゼンスルホネートである。

本明細書での使用に関して好適なC6〜C20のアルキルアルコキシル化線状又は分枝状ジフェニルオキシドジスルホネート界面活性剤は、次式に従うものである。

式中、Rは、C6〜C20線状又は分枝状、飽和又は不飽和のアルキル基、好ましくはC12〜C18アルキル基、より好ましくはC14〜C16アルキル基であり、X+は、H、又はカチオン、例えば、アルカリ金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウムなど)である。本明細書において使用するのに特に好適なC6〜C20アルキルアルコキシル化線状又は分枝状ジフェニルオキシドジスルホネート系界面活性剤は、DOWからそれぞれ商品名Dowfax 2A1(登録商標)及びDowfax 8390(登録商標)で市販のC12分枝状ジフェニルオキシドジスルホン酸及びC16線状ジフェニルオキシドジスルホン酸ナトリウム塩である。

本明細書で有用な他のアニオン性界面活性剤としては、石鹸の塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、並びにモノ−、ジ−、及びトリエタノールアミン塩などの置換アンモニウム塩が挙げられる)、C8〜C24オレフィンスルホネート、例えば英国特許明細書第1,082,179号に記載されるようなクエン酸アルカリ土類金属の熱分解生成物のスルホン化によって調製されるスルホン化ポリカルボン酸、C8〜C24アルキルポリグリコールエーテルサルフェート(最大10モルのエチレンオキシドを含有する);C14〜C16メチルエステルスルホネートなどのアルキルエステルスルホネート;アシルグリセロールスルホネート、脂肪族オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシドエーテルサルフェート、アルキルホスフェート、アシルイセチオネートなどのイセチオネート、N−アシルタウレート、アルキルサクシナメート及びスルホサクシネート、スルホサクシネートのモノエステル(特に飽和及び不飽和C12〜C18モノエステル)、スルホサクシネートのジエステル(特に飽和及び不飽和C6〜C14ジエステル)、アシルサルコシネート、アルキルポリグルコシドのサルフェートなどのアルキル多糖類のサルフェート(後述の非イオン性非硫酸化化合物)、式RO(CH2CH2O)kCH2COO-M+(式中、Rは、C8〜C22アルキルであり、kは、0〜10の整数であり、Mは、可溶性塩形成カチオンである)のものなどのアルキルポリエトキシカルボキシレートが挙げられる。ロジン、水素添加ロジン、並びにトール油中に存在するか又はトール油から誘導される樹脂酸及び水素添加樹脂酸などの、樹脂酸及び水素添加樹脂酸もまた好適である。その他の例は、「界面活性剤類及び洗剤類(Surface Active Agents and Detergents)」(第1巻及び第2巻、Schwartz、Perry及びBerch)に記載されている。そのような種々の界面活性剤はまた、米国特許第3,929,678号(Laughlinら、1975年12月30日発行)の第23欄58行目〜第29欄23行目にも概括的に開示されている。

双性イオン性界面活性剤は、本発明の文脈内の好ましい界面活性剤の別な類である。組成物中に存在する場合、双極性界面活性剤は、0.01%〜20%の、好ましくは0.2%〜15%の、より好ましくは0.5%〜12%の濃度で含めることができる。

双極性界面活性剤は、幅広いpH範囲にわたって、同一分子上にカチオン性基とアニオン性基との両方を含有する。典型的なカチオン性基は、第四級アンモニウム基であるが、スルホニウム基及びホスホニウム基のような、他の陽性荷電基を使用することもできる。硫酸塩、リン酸塩など他の基も使用できるが、典型的なアニオン基は、カルボン酸塩及びスルホン酸塩であり、好ましくはスルホン酸塩である。これらの洗剤の、一部の一般的な例は、米国特許第2,082,275号、同第2,702,279号、及び同第2,255,082号の特許文献で説明されている。

好適な双極性界面活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミドアゾリニウムベタイン、スルホベタイン(INCIスルタイン)並びにホスホベタインなどのベタインが挙げられ、好ましくは次の式(I)に合致する。 R1−[CO−X(CH2)n]x−N+(R2)(R3)−(CH2)m−[CH(OH)−CH2]y−Y−(I)式中、 R1は、飽和又は不飽和のC6〜22のアルキル残基、好ましくはC8〜18のアルキル残基であり、特に飽和C10〜16のアルキル残基、例えば、飽和C12〜14のアルキル残基であり、 Xは、NH、C1〜4のアルキル残基R4を有するNR4、O、又はSであり、 nは1〜10の数であり、好ましくは2〜5、特に3であり、 xは0又は1であり、好ましくは1であり、 R2、R3は、独立して、ヒドロキシエチル、好ましくはメチルなどの、ヒドロキシ置換される可能性のあるC1〜4のアルキル残基であり、 mは1〜4の数であり、特に1、2又は3であり、 yは0又は1であり、 YはCOO、SO3、OPO(OR5)O又はP(O)(OR5)Oであり、R5は水素原子Hであるか又はC1〜4アルキル残基である。

好ましいベタインは式(Ia)のアルキルベタイン、式(Ib)のアルキルアミドベタイン、式(Ic)のスルホベタイン及び式(Id)のアミドスルホベタインである; R1−N+(CH3)2−CH2COO- (Ia) R1−CO−NH(CH2)3−N+(CH3)2−CH2COO- (Ib) R1−N+(CH3)2−CH2CH(OH)CH2SO3− (Ic) R1−CO−NH−(CH2)3−N+(CH3)2−CH2CH(OH)CH2SO3− (Id) 式中、R1は、式Iの場合と同じ意味を有する。特に好ましいベタインは、カルボベタイン[式中、Y-=COO-]であり、特に式(Ia)及び式(Ib)のカルボベタイン、より好ましくは、式(Ib)のアルキルアミドベタインである。

好適なベタイン及びスルホベタインの例は、アーモンドアミドプロピルベタイン、アプリコットアミドプロピルベタイン、アボカドアミドプロピルベタイン、ババスアミドプロピルベタイン、ベヘンアミドプロピルベタイン、ベヘニルベタイン、キャノールアミドプロピルベタイン、カプリル/カプラミドプロピルベタイン、カルニチン、セチルベタイン、コカミドエチルベタイン、コカミドプロピルベタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタイン、ココベタイン、ココヒドロキシスルタイン、ココ/オレアミドプロピルベタイン、ココスルタイン、デシルベタイン、ジヒドロキシエチルオレイルグリシネート、ジヒドロキシエチルステアリルグリシネート、ジヒドロキシエチルタローグリシネート、ジメチコンプロピルpgベタイン、エルカミドプロピルヒドロキシスルタイン、水素添加タローベタイン、イソステアルアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウリルベタイン、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリルスルタイン、乳脂脂肪アミドプロピルベタイン、テン油アミドプロピルベタイン、ミリスタミドプロピルベタイン、ミリスチルベタイン、オレアミドプロピルベタイン、オレアミドプロピルヒドロキシスルタイン、オレイルベタイン、オリーブアミドプロピルベタイン、パームアミドプロピルベタイン、パルミチン酸アミドプロピルベタイン、パルミトイルカルニチン、パ−ムカーネルアミドプロピルベタイン、ポリテトラフルオロエチレンアセトキシプロピルベタイン、リシノール酸アミドプロピルベタイン、セサミドプロピルベタイン、ソイアミドプロピルベタイン、ステアリン酸アミドプロピルベタイン、ステアリルベタイン、タローアミドプロピルベタイン、タローアミドプロピルヒドロキシスルタイン、タローベタイン、タロージヒドロキシエチルベタイン、ウンデシレンアミドプロピルベタイン、及び小麦胚アミドプロピルベタインである。好ましいベタインはコカミドプロピルベタインである。

双極性界面活性剤の具体例は、McIntyre Company(24601 Governors Highway,University Park,Illinois 60466,USA)より、商標名Mackam LHS(登録商標)で入手可能な、3−(N−ドデシル−N,N−ジメチル)−2−ヒドロキシプロパン−1−スルホネート(ラウリルヒドロキシルスルタイン)である。別の具体的な双極性界面活性剤は、McIntyreより、商標名Mackam 50−SB(登録商標)で入手可能な、C12〜14アシルアミドプロピレン(ヒドロキシプロピレン)スルホベタインである。他の極めて有用な双極性界面活性剤としては、ヒドロカルビル、例えば、脂肪族アルキレンベタインが挙げられる。極めて好ましい双性イオン性界面活性剤は、Albright & Wilsonにより製造されている、Empigen BB(登録商標)、ココジメチルベタインである。別の同等に好ましい双性イオン性界面活性剤は、McIntyreにより製造されている、Mackam 35HP(登録商標)、ココアミドプロピルベタインである。

別の類の好ましい界面活性剤は、両性界面活性剤からなる群を含む。1つの好適な両性界面活性剤は、C8〜C16アミドアルキレングリシネート界面活性剤(「アンフォグリシネート」)である。別の好適な両性界面活性剤は、C8〜C16アミドアルキレンプロピオネート界面活性剤(「アンフォプロピオネート」)である。他の好適な両性界面活性剤は、ドデシルβ−アラニン、N−アルキルタウリン(例えば、米国特許第2,658,072号の教示に従い、ドデシルアミンとイセチオン酸ナトリウムとを反応させることにより調製されるもの)、N−高級アルキルアスパラギン酸(例えば、米国特許第2,438,091号の教示に従い、調製されるもの)、及び商標名「Miranol(登録商標)」として販売され、米国特許第2,528,378号に記載されている製品のような界面活性剤により表される。

組成物に存在する場合、カチオン性界面活性剤は、有効量で、より好ましくは液体洗剤組成物の0.1重量%〜20重量%で存在する。好適なカチオン性界面活性剤は、第四級アンモニウム界面活性剤である。好適な第四級アンモニウム界面活性剤は、モノC6〜C16、好ましくはC6〜C10 N−アルキル又はアルケニルアンモニウム界面活性剤からなる群から選択され、残りのN位はメチル基、ヒドロキシエチル基、又はヒドロキシプロピル基によって置換される。別の好ましいカチオン性界面活性剤は、第四級クロリンエステルのような、第四級アンモニウムアルコールのC6〜C18アルキル又はアルケニルエステルである。より好ましくは、カチオン性界面活性剤は、式(V)を有する:

式中、式(V)のR1はC8〜C18ヒドロカルビル及びこれらの混合物であり、好ましくは、C8〜14アルキル、より好ましくは、C8、C10又はC12アルキルであり、及び式(V)のX-はアニオン、好ましくは、クロリド又はブロミドである。

キレート剤 本明細書での使用のための1つの類の任意の化合物としては、キレート剤又はこれらの混合物が挙げられる。キレート剤は、本明細書の組成物中に組成物全体の0.0重量%〜10.0重量%、好ましくは0.01重量%〜約5.0重量%の範囲の量で組み込み可能である。

本明細書における使用に好適なホスホン酸塩キレート剤としては、アルカリ金属エタン1−ヒドロキシジホスホン酸塩(HEDP)、アルキレンポリ(アルキレンホスホン酸塩)、並びにアミノアミノトリ(メチレンホスホン酸塩)(ATMP)、ニトリロトリメチレンホスホン酸塩(NTP)、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸塩、及びジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸塩(DTPMP)を包含するアミノホスホン酸塩化合物を挙げることができる。ホスホン酸塩化合物は、その酸型として、又は酸性官能基の一部若しくはすべてを元に、異なるカチオンとの塩として存在してよい。本明細書で用いるのに好ましいホスホン酸塩キレート剤は、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸塩(DTPMP)及びエタン1−ヒドロキシジホスホン酸塩(HEDP)である。このようなホスホン酸塩キレート剤は、Monsantoから商品名DEQUEST(登録商標)で市販されている。

多官能性置換芳香族キレート剤もまた、本明細書に記載の組成物において有用であり得る。米国特許第3,812,044号(Connorら、1974年5月21日発行)を参照のこと。この種の酸型の好ましい化合物は、1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジスルホベンゼンなどのジヒドロキシジスルホベンゼンである。

本明細書で用いるのに好ましい生分解性キレート剤は、エチレンジアミンN,N’−二コハク酸、又はそのアルカリ金属塩、若しくはアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩若しくは置換アンモニウム塩、又はこれらの混合物である。エチレンジアミンN,N’−二コハク酸、特に(S,S)異性体については、米国特許第4,704,233号(Hartman及びPerkins、1987年11月3日)に広く記載されている。エチレンジアミンN,N’−二コハク酸は、例えば、Palmer Research Laboratoriesより、商品名ssEDDS(登録商標)で市販されている。

本明細書での使用に好適なアミノカルボキシレートとしては、酸形態、又はアルカリ金属塩、アンモニウム塩、及び置換アンモニウム塩の形態の両方での、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、ニトリロ三酢酸、エチレンジアミンテトラプロピオネート、トリエチレンテトラアミン六酢酸、エタノール−ジグリシン、プロピレンジアミン四酢酸(PDTA)、及びメチルグリシン二酢酸(MGDA)が挙げられる。本明細書で使用される特に好適なアミノカルボキシレートは、ジエチレントリアミン五酢酸、例えばBASFより商標名Trilon FS(登録商標)で市販されているプロピレンジアミン四酢酸(PDTA)、及びメチルグリシン二酢酸(MGDA)である。

更に、本発明での使用のためのカルボン酸塩キレート剤としては、サリチル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、マロン酸、又はこれらの混合物が挙げられる。

ポリマー 本明細書に記載の組成物は、所望により更に1つ以上のアルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーを含んでもよい。本組成物は、Procter & Gamble Companyの国際公開第2007/135645号の、2ページ33行目〜5ページ5行目に記載され、5〜7ページの実施例1〜4に例示されるようなアルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーを、全組成物の0.01重量%〜10重量%、好ましくは0.01重量%〜2重量%、より好ましくは0.1重量%〜1.5重量%、更により好ましくは0.2重量%〜1.5重量%含んでもよい。

本組成物のアルコキシル化ポリエチレンイミンポリマーは、400〜10000の重量平均分子量、好ましくは400〜7000の重量平均分子量、あるいは3000〜7000の重量平均分子量を有する、ポリエチレンイミン主鎖を有する。

ポリエチレンイミン主鎖のアルコキシル化としては、(1)修飾がポリエチレンイミン主鎖の内部窒素原子又は末端窒素原子のいずれかに生じることによる、窒素原子あたり1つ又は2つのアルコキシル化修飾であって、修飾あたり平均約1〜約40のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖による水素原子置換からなるアルコキシル化修飾(ここで、アルコキシル化修飾に関する末端アルコキシ部分が、水素、C1〜C4アルキル又はこれらの混合物により保護される)、(2)置換がポリエチレンイミン主鎖の内部窒素原子又は末端窒素原子のいずれかに生じることによる、窒素原子あたり1つのC1〜C4アルキル部分又はベンジル部分の置換、並びに、窒素原子あたり1つ又は2つのアルコキシル化修飾であって、修飾あたり平均約1〜約40のアルコキシ部分を有するポリアルコキシレン鎖による水素原子の置換からなるアルコキシル化修飾(ここで、末端アルコキシ部分が、水素、C1〜C4アルキル又はこれらの混合物により保護される)、あるいは(3)これらの組み合わせが挙げられる。

この組成物には、更に、グラフトベースとしての水溶性ポリアルキレンオキシド(A)、及びビニルエステル成分(B)の重合により生成される側鎖に基づく両親媒性グラフトポリマーを含むことができ、上記ポリマーは、BASFの特許出願、国際公開第2007/138053号の2ページ14行〜10ページ34行に記載され、15〜18ページに例示されるように、アルキレンオキシド単位50個あたり平均1以下のグラフト部位を有し、平均分子量(Mw)は3,000〜100,000である。

ラジカルスカベンジャー 本発明の組成物は更に、ラジカルスカベンジャー又はその混合物を含んでもよい。

本明細書における使用に適したラジカルスカベンジャーとしては、周知の置換モノ及びジヒドロキシベンゼン並びにそれらの類似体、アルキル及びアリールカルボキシレート並びにそれらの混合物が挙げられる。本明細書での使用に好ましいこのようなラジカルスカベンジャーとしては、ジ−tert−ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ヒドロキノン、ジ−tert−ブチルヒドロキノン、モノ−tert−ブチルヒドロキノン、tert−ブチル−ヒドロキシアニソール、安息香酸、トルイル酸、カテコール、t−ブチルカテコール、ベンジルアミン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、没食子酸n−プロピル、又はこれらの混合物が挙げられ、ジ−tert−ブチルヒドロキシトルエンが極めて好ましい。没食子酸N−プロピルのようなラジカルスカベンジャーは、Nipa Laboratoriesから商標名Nipanox S1(登録商標)で市販されている。

ラジカルスカベンジャーは、使用される場合、本明細書中では典型的に組成物全体の10重量%まで、好ましくは0.001重量%〜0.5重量%の量で存在してもよい。ラジカルスカベンジャーの存在は、本発明の組成物の化学的安定性に貢献し得る。

ヒドロトロープ 所望により、本発明の液体洗剤組成物は、液体洗剤組成物が水に対して適切な相溶性を示すのに有効な量のヒドロトロープを含むこともできる。本明細書に用いるのに好適なヒドロトロープとしては、アニオン性ヒドロトロープ、特にキシレンスルホン酸のナトリウム、カリウム、及びアンモニウム塩、トルエンスルホン酸のナトリウム、カリウム及びアンモニウム塩、クメンスルホン酸のナトリウム、カリウム及びアンモニウム塩、及びこれらの混合物、並びに米国特許第3,915,903号に開示されるように、これらに関係する化合物が挙げられる。本発明の液体洗剤組成物は、典型的には、全液体洗剤組成物の0重量%〜15重量%、好ましくは1重量%〜10重量%、最も好ましくは3重量%〜10重量%のヒドロトロープ又はその混合物を含む。

起泡安定化ポリマー 本発明の組成物は、所望により起泡安定化ポリマーを含んでもよい。これらの起泡安定化ポリマーは、液体洗剤組成物の泡容量を増量させ及び泡持続時間を延長させる。これらの起泡安定化ポリマーは、(N,N−ジアルキルアミノ)アルキルエステル及び(N,N−ジアルキルアミノ)アルキルアクリレートエステルのホモポリマーから選択することができる。起泡増強ポリマーの重量平均分子量は、一般的なゲル透過クロマトグラフィーにより測定した場合に、1,000〜2,000,000、好ましくは5,000〜1,000,000、より好ましくは10,000〜750,000、より好ましくは20,000〜500,000、更により好ましくは35,000〜200,000である。所望により、起泡安定化ポリマーは、無機塩又は有機塩のいずれかの塩形態で存在する。

1つの好ましい起泡安定化ポリマーは(N,N−ジメチルアミノ)アルキルアクリレートエステルである。他の好ましい起泡増強ポリマーは、ヒドロキシプロピルアクリレート/ジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー(HPA/DMAMコポリマー)である。

組成物中に存在する場合、起泡増進ポリマー/安定剤は、液体洗剤組成物の0.01重量%〜15重量%、好ましくは0.05重量%〜10重量%、より好ましくは0.1重量%〜5重量%の量で存在する。

他の好ましい部類の起泡増進ポリマーは、数平均分子量(Mw)45,000未満、好ましくは10,000〜40,000、より好ましくは13,000〜25,000の疎水変性セルロースポリマーである。疎水変性セルロースポリマーとしては、非イオン性及びカチオン性セルロース誘導体などの水溶性セルロースエーテル誘導体が挙げられる。好ましいセルロース誘導体としては、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、及びこれらの混合物が挙げられる。

酵素 本発明の組成物は酵素を含んでもよい。典型的には、酵素は、全組成物中の酵素タンパク質濃度が0.00001重量%〜1重量%、好ましくは0.0001重量%〜0.5重量%、より好ましくは0.0001重量%〜0.1%になるよう組み込まれる。

前述の酵素は、安定な液体形態で、又は保護化液体酵素若しくはカプセル化酵素として提供することができる。例えば、液体酵素製剤は、確立された方法に従い、プロピレングリコールなどのポリオール、糖又は糖アルコール、乳酸又はホウ酸、あるいは4−ホルミルフェニルボロン酸などのプロテアーゼ安定剤を添加して安定化させることができる。保護化液体酵素又はカプセル化酵素は、米国特許第4,906,396号、同第6,221,829号、同第6,359,031号、及び同第6,242,405号に開示の方法に従って調製できる。

本組成物への使用に好適な酵素は、Genencor International(Palo Alto,California,U.S.A)、Novozymes A/S(Bagsvaerd,Denmark)、Amersham Pharmacia Biotech.(Piscataway,New Jersey,U.S.A)、Sigma−Aldrich Company Ltd(Dorset,UK)により得ることができる。

香料 本明細書での使用に好適な香料化合物及び香料組成物は、例えば、欧州特許出願第0 957 156号の、13ページの表題「Perfume」の項に記載されているものである。本明細書の組成物は、香料成分、又はその混合物を、組成物全体の最大5.0重量%の量で、好ましくは0.1重量%〜1.5重量%の量で含み得る。

染料 本発明による液体組成物は、着色することができる。したがって、それらの組成物は、染料、又はその混合物を含み得る。

組成物の送達形状 本明細書での組成物は、液体組成物を注ぐためのプラスチック瓶、搾り出し式瓶又は液体組成物をスプレーするための引き金式噴霧器を備えた瓶など、当該技術分野では既知の様々な好適なパッケージングに包装され得る。あるいは、本発明によるペースト様組成物をチューブに包装してもよい。

本発明の代替的な実施形態では、本明細書での液体組成物を基材上に含浸させ、好ましくは基材を可撓性の薄いシート又はスポンジなどの材料のブロックの形とする。

好適な基材は、織製シート又は不織シート、セルロース材料をベースとしたシート、オープンセル構造のスポンジ又はフォーム、例えば、ポリウレタンフォーム、セルロースフォーム、メラミン樹脂フォームなどである。

表面の洗浄方法 本発明は、本発明による液体組成物を使用して、表面を洗浄するプロセスを包含する。本明細書での好適な表面は、本明細書の上記の見出し「液体洗浄組成物」で説明されている。

好ましい実施形態では、上記表面は本発明による組成物と接触され、好ましくはその場合、上記組成物は上記表面に塗布される。

別の好ましい実施形態では、本明細書に記載の方法は、上記液体組成物を入れた容器から本発明の液体組成物を(例えば、スプレーする、注ぐ、搾り出すことにより)分注し、その後、上記表面を洗浄する工程を含む。

本明細書での組成物は、未希釈の形又は希釈された形のものであってもよい。

「未希釈の形」により、上記液体組成物が、いかなる希釈も受けずに処理対象の表面上に直接塗布されること、すなわち、本明細書での液体組成物が、本明細書で述べられるように表面上に塗布されるということを理解すべきである。

「希釈された形」により、本明細書では、上記液体組成物を典型的には水によりユーザーが希釈することを意味する。液体組成物は水の重量の10倍までの典型的な希釈レベルまで使用前に希釈される。通常の推奨希釈レベルは水中での組成物の10%希釈である。

本明細書での組成物は、希釈又は未希釈の、本明細書での組成物中に浸漬させた、モップ、ペーパータオル、ブラシ、若しくは布などの、適切な用具を使用して塗布することができる。更には、上記表面上に塗布したならば、適切な器具を用いて上記組成物を上記表面上で揺動してもよい。実際、モップ、ペーパータオル、ブラシ又は布を用いて、上記表面を拭いてもよい。

本明細書中の方法は、好ましくは上記組成物の塗布後、すすぎ工程を追加的に含んでもよい。本明細書では「すすぐ」により、本明細書の液体組成物を上記表面に塗布する工程の後、本発明に従う方法により洗浄/クレンジングされる表面と、相当量の適切な溶媒、典型的には水とを接触させることを意味する。「相当量」とは、本明細書では、1m2の表面当たり、0.01L〜1Lの水、より好ましくは、1m2の表面当たり、0.1L〜1Lの水を意味する。

洗浄有効性 洗浄有効性試験方法: エナメル製タイル(通常、光沢性、白色、24cm×7cm)に、ホワイトソース、グリース又は脂肪性の石鹸かすなど、ホームケアに典型的な汚れを塗りつける。次いで、水で予め濡らしたSpontex(登録商標)セルローススポンジ上に直接注いだ、5mLの本発明の組成物を用いて、汚れたタイルを洗浄する。次に、粒子組成物被覆面がタイルに向くようにスポンジをWet Abrasion Scrub Tester Instrument(Sheen Instruments Ltd.(Kingston,England)製)に取り付ける。磨耗試験機は、圧(例えば:600g)を供給し、設定速度(例えば:37ストローク/分)にて、設定ストローク長さ(例えば:30cm)でスポンジが試験表面上を移動するよう、設定することができる。組成物がホワイトソース、グリース、又は脂肪性の石鹸かすを除去する能力は、目視評価により判定されるものとして、表面を完全に洗浄するのに必要とされるストローク数により測定される。ストローク数が少なくなるほど、組成物のホワイトソース、グリース、又は脂肪性石鹸かす洗浄能は高くなる。

以下の洗浄データは、1〜5%の研磨剤粒子を使用することで得られる。

*0.3gの、主にステアリン酸カルシウム及び市販の人工的な身体の汚れをベースとする、典型的なグリース状石鹸かす(噴霧器を介してタイルに適用する)。次いで、汚れたタイルを、140℃の温度のオーブン内で、10〜45分間、好ましくは40分間乾燥させ、次いで、室温(約20℃)で、制御された環境湿度(60〜85% RH、好ましくは75% RH)で、2〜12時間エージングする

ホワイトソース*:10部ホワイトソース粉末(クノールホワイトソース)を90部の全乳と混合し、5分間沸騰させる。塗装用ローラーを使用して、混合物0.5gを、24cm×7cmの、白色、光沢性、エナメル製タイルに塗り広げ、タイル上に均一の層を得る。タイルを150℃のオーブンで30分間焼きあげ、次に制御温度/湿度環境(25℃、70%RH)下で24時間経時処理する。 塗装用ローラーを使用して、未希釈の高純度グリース**0.6g未希釈高純度グリース(97.5%トウモロコシ、ヒマワリ、及びピーナッツ油(各当量)に、カーボンブラックを含ませた2.5% Housewife Soilを加えたもの)を、24cm×7cm白色、光沢性、エナメル製タイルに塗り広げ、タイル上に均一の層を得る。タイルを、140℃のオーブンで2時間10分焼きあげ、次に制御温度/湿度環境(25℃、70%RH)下で24時間経時処理する。

以下のこれらの組成物は、記載される成分を、記載される比率(重量%)で含んで作製された。本明細書での実施例1〜24は、本発明を例示するように適合されるが、必ずしも、本発明の範囲を限定するか、又は別の方法で規定するために使用されるものではない。

*微量成分:染料、乳白剤、香料、保存料、ヒドロトロープ、加工助剤、安定剤

上記ワイプローション組成物を、56gmsの坪量及び約0.80mmの厚さと、ほぼ16.5cm幅×19.1cm長(6.5インチ幅×7.5インチ長)を有するパターン化された、70%ポリエステル及び30%レイヨンを含む、水流絡合不織基材である、水不溶性基材上に添着する。任意選択的に、この基材は、従来の基材被覆技術を使用して、ジメチコン(Dow Corning 200 Fluid 0.000005m2/s(5cst))で予備被覆することができる。ローション:ワイプ重量比は約2:1であり、慣用の基材被覆法を用いる。

本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。

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