化粧品組成物

阅读:868发布:2024-01-13

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手入れおよび装飾化粧品用の化粧品組成物であって、 該化粧品組成物は、 ≧100nm、かつ、<1μmの厚さ、1〜150μmの粒径および1.4〜1.6の屈折率を有する、着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークを透明充填剤として含有し、 前記、着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークは、Cガラス、ECRガラス、または、Eガラスからなっており; 該着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークは、≧90%の透明度(UV/VIS/IR分光計:Ulbricht sphere(直径150mm)を持つ、Perkin Elmer Lambda 900を使用して、400〜700nmのスペクトル範囲において測定される透過率)を有する ことを特徴とする、化粧品組成物。前記ガラスフレークが艶消し効果及び/または光沢抑制効果を奏する ことを特徴とする、請求項1に記載の化粧品組成物。前記着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークは、CガラスあるいはECRガラスからなっている ことを特徴とする、請求項1または2に記載の化粧品組成物。前記着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークは、10〜700のアスペクト比を有する ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークは、20〜130ml oil/100gの吸油量値(DIN ISO 787−5:1995−10に従って測定される値)を有する ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークは、700〜900nmの厚さを有する ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークは、10〜100μmの平均粒子径を有する ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークは、5〜35μmの平均粒子径を有する ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークは、≧93%の透明度(UV/VIS/IR分光計:Ulbricht sphere(直径150mm)を持つ、Perkin Elmer Lambda 900を使用して、400〜700nmのスペクトル範囲において測定される透過率)を有する ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記化粧品組成物が、親油性、親性または疎水性組成物である ことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記化粧品組成物が、化粧品組成物の全体を基準として、前記着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークを0.1〜50重量%含む ことを特徴とする、請求項1〜10のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記化粧品組成物が、 水、ポリオール、極性および非極性油、脂肪、ワックス、膜形成剤、ポリマー、コポリマー、界面活性剤、遊離基捕獲剤、耐酸化剤、安定剤、香り増強剤、シリコーン油、乳化剤、溶剤、保存剤、増粘剤、レオロジー添加剤、芳香剤、着色剤、顔料、紫外線吸収剤、表面活性助剤および/または化粧品活性化合物を更に含む ことを特徴とする、請求項1〜11のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記化粧品組成物が、 合成有機ポリマー、ポリメチルメタクリレート、メチルメタクリレート架橋ポリマー、天然および/または合成マイカ、ナイロン粉末、未充填もしくは充填メラミン樹脂、タルク、SiO2、ガラス粉末、ガラスビーズ、カオリン、アルミニウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛の酸化物もしくは水酸化物、BiOCl、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、塩基性アルカリ土類金属炭酸塩およびカーボンの群からの1つまたは複数の充填材を更に含む ことを特徴とする、請求項1〜12のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記化粧品組成物が、前記ガラスフレークと顔料とを1:99〜99:1の重量比で含有する ことを特徴とする、請求項1〜13のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。前記顔料がエフェクト顔料である ことを特徴とする、請求項14に記載の化粧品組成物。前記エフェクト顔料が、真珠光沢顔料、複数層顔料及び干渉顔料から選択される ことを特徴とする、請求項15に記載の化粧品組成物。前記着色が施されてなく、かつ、被覆されていない、平板状、非結晶質のガラスフレークは、下記の組成1〜6から選択されるガラス組成を有する ことを特徴とする、請求項1〜16のいずれかの一項に記載の化粧品組成物。溶液、懸濁液、エマルション、PITエマルション、ペースト、軟膏、ゲル、クリーム、ローション、粉末、石鹸、界面活性剤含有クレンジング製品、油、エアロゾル、スプレー、スティック、シャンプー、シャワー製品、リップスティック、ルージュ、日焼け止め、メイクアップ化粧品、または、練り歯磨きへの、請求項1〜17のいずれかの一項に記載の化粧品組成物の使用。

说明书全文

本発明はガラスフレーク、およびその使用、特に化粧品の配合における透明充填材に関 する。特別の寸法を有するガラスフレークは、配合物の基礎的色相を変えないで、同時に 肌の感触を向上させるので、その透明性によって化粧品配合物中の充填材として好ましい 。一方、着色ガラスフレークは配合物の基礎的色相を変化させる目的を持つ。

例えば、パウダーまたはメイクアップの化粧品配合物は、一般に有機および/または無 機充填材を含む。充填材は、例えば化粧品または皮膚科用組成物それ自身、または皮膚上 でプロダクトの色効果を生じない粒子状物質である。

例えば、充填材はポリメチルメタクリレートメチルメタクリレート架橋ポリマー、マイ カ、ナイロン粒子、未充填または充填材メラミン樹脂、タルク、SiO2、カオリン:ア ルミニウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛の酸化物または酸化物、BiOcl、硫 酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム:例えば炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ ムのようなアルカリ土類塩基性炭酸塩、炭素、及び炭素、及びこれ等物理的または化学的 組み合わせが化粧品に使用される。粒子の形状については特に制限はない。必要条件を満 たせば、不定形、フレーク形、球形または針形のものが使用できる。市販の充填材はしば しば望ましくない固有の色相を持つ欠点が存在する。

本発明は、固有のまたは特別の基礎色相の変性なしに配合、特に化粧品の配合が可能な 、充填材の発見に基づいている。

驚くべきことに、正確に規定された寸法を持つ無定形ガラスフレークがこの目的を達成 することが今や見つかった。

本発明は、厚さが<1μmで、平均粒子径が1−150μmで特徴付けられた透明ガラ スフレークに関する。 本発明によるガラスフレークは、特に、装飾および手入れ化粧品における充填材として 使用される。しかしながら、これらは、また、充填材が通常使用される全ての組成物にお いて、例えば、インキ、コーティングおよびプラスチック等において使用することもでき る。

本発明のガラスフレークを用いて得られる化粧品組成物は、以下の〔1〕〜〔12〕の 態様を有する。 〔1〕 ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、アルミノシリケートガラス、鉛結晶ガラ ス、Aガラス、CガラスまたはECRガラスからなる、<1μmの厚さおよび1〜150 μmの粒径を有する被覆されていないガラスフレークを含む化粧品組成物。 〔2〕 前記被覆されていないガラスフレークが、溶融ガラスに無機着色剤を添加して調 製されたものであることを特徴とする、前記〔1〕に記載の化粧品組成物。 〔3〕 前記無機着色剤が、Cu、Cr、Mn、FeおよびCo元素および/またはこれ らの組合せのカチオンもしくは錯体アニオン、またはTiO2もしくは貴金属元素である ことを特徴とする、前記〔2〕に記載の化粧品組成物。 〔4〕 前記被覆されていないガラスフレークが、1〜1500のアスペクト比を有する ことを特徴とする、前記〔1〕から〔3〕のいずれかに記載の化粧品組成物。 〔5〕 前記被覆されていないガラスフレークが、20〜130の吸油量値(DIN I SO 787−5:1995−10に従って決定された)を有することを特徴とする、前 記〔1〕から〔4〕のいずれかに記載の化粧品組成物。 〔6〕 前記被覆されていないガラスフレークが、無定形であることを特徴とする、前記 〔1〕から〔5〕のいずれかに記載の化粧品組成物。 〔7〕 前記被覆されていないガラスフレークが、ホウケイ酸ガラスからなることを特徴 とする、前記〔1〕から〔6〕のいずれかに記載の化粧品組成物。 〔8〕 前記化粧品組成物が、手入れおよび装飾化粧品用である、前記〔1〕から〔7〕 のいずれかに記載の化粧品組成物。 〔9〕 前記化粧品組成物が、親油性、親水性または疎水性組成物であることを特徴とす る、前記〔1〕から〔8〕のいずれかに記載の化粧品組成物。 〔10〕 前記化粧品組成物が、化粧品組成物の全体を基準として、前記被覆されていな いガラスフレークを0.01〜95重量%含む、前記〔1〕から〔9〕のいずれかに記載 の化粧品組成物。 〔11〕 前記化粧品組成物が、水、ポリオール、極性および非極性油、脂肪、ワックス 、膜形成剤、ポリマー、コポリマー、界面活性剤、遊離基捕獲剤、耐酸化剤、安定剤、香 り増強剤、シリコーン油、乳化剤、溶剤、保存剤、増粘剤、レオロジー添加剤、芳香剤、 着色剤、エフェクト顔料、紫外線吸収剤、表面活性助剤および/または化粧品活性化合物 を更に含むことを特徴とする、前記〔1〕から〔10〕のいずれかに記載の化粧品組成物 。 〔12〕 前記化粧品組成物が、合成有機ポリマー、ポリメチルメタクリレート、メチル メタクリレート架橋ポリマー、天然および/または合成マイカ、ナイロン粉末、未充填も しくは充填メラミン樹脂、タルク、SiO2、ガラス粉末、ガラスビーズ、カオリン、ア ルミニウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛の酸化物もしくは水酸化物、BiOCl、 硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、塩基性アルカリ土 類金属炭酸塩およびカーボンの群からの1つまたは複数の充填材を更に含むことを特徴と する、前記〔1〕から〔11〕のいずれかに記載の化粧品組成物。

不規則な形状粒子を有するガラス粉末を含む化粧品組成物が記載されている従来技術と は対照的に、本発明によるガラスフレークは、良好な充填材挙動および極めて良好な皮膚 感触を示す。

本明細書におけるガラスとは、結晶化なしに溶融状態から冷却されて、固化状態にされ た無機物質混合物を意味する。本発明によるガラスフレークは、無定形である。

適当なガラスは、当業者に知られている全てのガラスであり、例えば、ケイ酸塩ガラス 、例えば、ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、アルミノシリケートガラス等、鉛結晶 ガラス、E、A、CまたはECRガラス、デュラン(Duran)ガラス、窓ガラス、理 化学用ガラス等である。このタイプのガラスは、砂、石灰、粘土、ホウ素化合物、灰汁、 ソーダ等から製造され、一定の形状状態において固化することができる。本発明によるガ ラスフレークは、好ましくは、C、E、ESRまたはホウケイ酸ガラスからなる。勿論、 ガラス組成だけが異なる、異なるガラスフレークの混合物を使用することも可能である。

ガラスフレークは、製造中に、無機着色剤の添加によって特別に着色することができる 。適当な着色剤は、ガラスの融点において分解しないものである。着色剤は、一般的に、 0.1〜50重量%、特に、0.2〜25重量%、更に好ましくは、0.5〜10重量% の量において、ガラス溶融体に添加される。

適当な着色剤は、特に、Cu、Cr、Mn、FeおよびCo元素および/またはこれら の組合せのカチオンまたは錯体アニオンである。強烈な青、緑、黄色、オレンジまたは赤 色は、このイオンの添加によって得ることができる。適当な着色剤は、更に、TiO2ま たは貴金属元素である。

ガラスフレークは、<1μm、好ましくは、100nm〜1μm、特に、150〜80 0nm、更に好ましくは、200〜600nmの厚さを有する。平均粒径は、<150μ m、好ましくは、1〜150μm、特に、10〜100μm、更に好ましくは、5〜35 μmである。

本発明によるガラスフレークは、好ましくは、1〜1500、特に、10〜700、更 に好ましくは、50〜200のアスペクト比(直径/厚さ比)を有する。

ガラスフレークは、更に、好ましくは、1.2〜2.1、特に、1.3〜1.9、更に 好ましくは、1.4〜1.6の屈折率により特徴付けられる。

ガラスフレークは、無定形であり、好ましくは、≧90%、特に、≧93%、更に好ま しくは、≧95%の透明度を有する(UV/VIS/IR分光計:Ulbricht s phere(直径150mm)を持つ、モデルPerkin Elmer Lambda 900を使用して、400〜700nmのスペクトル範囲における透過率の測定)。

ガラスフレークは、好ましくは、20〜130、特に、30〜110、更に好ましくは 、50〜90の範囲における吸油量値を有する(DIN EN ISO 787−5:19 95−10に従って決定された)。

本発明によるガラスフレークは、知られている方法、例えば、チューブブロー(tub e blowing)(Nippon Sheet Glass)、紡糸方法(Glass flake Ltd.)等を使用して溶融体から製造される。ガラスフレークは、特に好 ましくは、例えば、EP0289240またはWO2005/063637に記載されて いる紡糸方法から製造される。

特に、本発明は、<1μmの厚さおよび1〜150μmの平均粒径を有する、光学的に 透明な無色および原液着色されたガラスフレークに関する。

本発明によるガラスフレークは、透明ガラスフレークが、組成物においては目には見え ず、したがって、組成物本来の色をゆがめることがないので、特に、充填材として、好ま しくは、手入れおよび装飾化粧品において使用される。

変動可能な厚さおよび粒径によって、光の直接入射の下では容易に可視的である輝効果 が、化粧品組成物において特に生成できる。しかし、非常に薄いガラスフレーク、好まし くは、<500nmの厚さおよび/または<50μmの粒径を有する非常に細かい画分を 有するガラスフレークの助けで、望ましくない光沢を抑えるために、例えば、白粉におい て必要とされる艶消し効果を生成することも可能である。更なる効果は、皮膚光沢が減少 されることである。本発明によるガラスフレークは、更に、その極めて良好な皮膚感触に より特徴付けられる。本発明によるフレークの使用は、更に、組成物の適用性および製品 の組織における改善をもたらし、市販の充填材と比較して、更に純粋な組成物の色が得ら れる。

着色されるべき適用系における、本発明によるガラスフレークの濃度は、一般的に、系 の全固体含有量を基準として、0.01〜95重量%、好ましくは、0.1〜50重量% 、特に、1.0〜10重量%である。それは、一般的に、特定用途に依存し、ルーズパウ ダーの場合においては、95重量%まで可能である。

好ましくは、全体として、組成物を基準として、本発明によるガラスフレークを、 エマルションは、0.1〜30重量%、特に、1〜15重量%含み、 顔料含有エマルションは、組織によって、0.1〜50重量%、特に、1〜15重量% 含み、 練り歯磨きは、0.1〜60重量%、特に、1〜50重量%含み、 水を含まない油/ワックスを基とした製品は、0.1〜75重量%、特に、0.5〜6 5重量%含み、 粉末製品は、0.1〜95重量%、特に、1〜75重量%含む。

本発明によるガラスフレークは、極めて簡単に組成物中に導入することができるので、 取扱が簡単かつ容易である。ガラスフレークは、適用系に単独で、または更なる化粧品助 剤、担体および活性化合物との混合物の形態において、簡単に掻き混ぜることによって導 入することができる。ガラスフレークの複雑な分散は不必要である。

本発明によるガラスフレークは、勿論、組成物において、任意のタイプの化粧品原材料 および助剤および活性化合物と組み合わせることができる。これらは、特に、水、アルコ ール、ポリオール、極性および非極性油、脂肪、ワックス、膜形成剤、ポリマー、コポリ マー、界面活性剤、遊離基捕獲剤、耐酸化剤、例えば、ビタミンCまたはビタミンE等、 安定剤、香り増強剤、シリコーン油、乳化剤、芳香剤、溶剤、例えば、エタノール、酢酸 エチルまたは酢酸ブチル等、保存剤および、一般的に適用の性質を決定する助剤、例えば 、増粘剤およびレオロジー添加剤等、例えば、ベントナイト、ヘクトライト、二酸化ケイ 素、ケイ酸カルシウム、ゼラチン、高分子量炭水化物および/または表面活性助剤等を含 む。

適当な活性化合物は、例えば、防虫剤、カプセル形態におけるものを含めた、無機紫外 線フィルター、例えば、TiO2、UV A/BC保護フィルター(例えば、OMC、B3 、MBC)、老化防止活性化合物、ビタミンおよびこの誘導体(例えば、ビタミンA、C 、E等)、セルフタンニング剤(例えば、特に、DHA、エリトルロース)および更なる 化粧品活性化合物、例えば、ビサボロール(bisabolol)、LPO、VTA、エ クトイン(ectoine)、エンブリカ(emblica)、アラントイン(alla ntoin)、バイオフラボノイド(bioflavonoid)およびこの誘導体であ る。

有機紫外線フィルターは、一般的に、0.5〜10重量%、好ましくは、1〜8重量% の量において化粧品組成物中に導入され、無機フィルターは、0.1〜30重量%の量に おいて導入される。

本発明による組成物は、更に、更なる通常の皮膚保護またはスキンケア活性化合物を含 む。これらは、基本的に、全て、当業者に知られている活性化合物である。特に好ましい 活性化合物は、ピリミジンカルボン酸および/またはアリールオキシムである。

化粧品適用のうちで、老化、乾燥または炎症肌の手入れのためには、特に、エクトイン およびエクトイン誘導体の使用が挙げられる。したがって、欧州特許出願EP−A−06 71161は、特に、エクトインおよびヒドロキシエクトインが、化粧品組成物、例えば 、粉末、石鹸、界面活性剤含有クレンジング製品、リップスティック、ルージュ、メイク アップ化粧品、ケアクリームおよび日焼け止め製品等において使用されることを記載して いる。

例えば、セルフタンニング剤DHA(ジヒドロキシアセトン)および最終のTiO2層 を持つエフェクト顔料を含む、セルフタンニングクリーム、ローション、スプレー等にお いては、DHAは、組成物においてゆっくりと劣化する。組成物において、TiO2で被 覆されたエフェクト顔料に代えて本発明によるガラスフレークを使用すると、DHAの作 用は完全に持続される。

本発明によるガラスフレークは、当然、様々な適用に対して、エフェクト顔料、例えば 、真珠光沢顔料、干渉顔料、度有色顔料、BiOClフレーク、複数層顔料、金属顔料 、有機染料、有機着色顔料等およびその他の顔料、例えば、透明および不透明白色、着色 および黒色顔料等との混合物、およびまた、フレーク形態の酸化鉄、ホログラフ顔料、L CP(液晶ポリマー)および、金属酸化物被覆マイカフレークおよびSiO2フレーク等 を基にした通常の透明、着色および黒色光沢顔料との混合物として有利に使用されてもよ い。本発明によるガラスフレークは、任意の割合において、市販の(エフェクト)顔料と 混合することができる。ガラスフレーク:顔料の重量比は、色強度によって、1:99〜 99:1であることができる。着色された組織の場合には、顔料割合は、着色の薄い組織 の場合よりも高い。

化粧品における適当な着色剤は、特に、複数層顔料または干渉顔料を含めたエフェクト 顔料、例えば、真珠光沢顔料等である。使用される真珠光沢顔料は、例えば、フィロシリ ケート、例えば、天然または合成マイカ等、タルク、セリサイト、カオリンまたはその他 のシリケート材料を含む、フレーク形態の、透明または半透明物質を基にした顔料であり 、着色または無色金属酸化物、例えば、TiO2、チタニウムサブオキシド、チタニウム オキシナイトライド、Fe2O3、Fe3O4、FeOOH、SnO2、Cr2O3、ZnO、 CuO、NiOおよびその他の金属酸化物により、単独でまたは混合物として、単一層に おいてまたは連続層において被覆されている。

真珠光沢顔料は、例えば、独国特許および特許出願公開第1467468号、第195 9998号、第2009566号、第2214454号、第2215191号、第224 4298号、第2313331号、第2522572号、第3137808号、第313 7809号、第3151343号、第3151354号、第3151355号、第321 1602号、第3235017号および特許第3842330号で知られており、例えば Merck KGaA、Darmstadt、Germanyから、Iriodin(登 録商標)、Timiron(登録商標)、Xirona(登録商標)、Colorona (登録商標)、Dichrona(登録商標)の商標名で、および/またはRona、U SAから市販されている。特に好ましい顔料製品は、TiO2/マイカ、Fe2O3/マイ カおよび/またはTiO2/Fe2O3/マイカ顔料を含む。真珠光沢顔料は、表面上に、 ベルリンブルーまたはカルミンレッドの層を更に有してもよい。

更に好ましいものとしては、被覆または未被覆BiOCl顔料、TiO2−および/ま たはFe2O3−被覆SiO2、ガラスまたはAl2O3フレークが挙げられる。1つまたは 複数の金属酸化物でのSiO2フレークのコーティングは、例えば、WO93/0823 7(湿式化学コーティング)またはDE−A19614637(CVDプロセス)におい て記載されている様に行うことができる。

例えば、独国特許出願公開明細書DE19618563、DE19618566、DE 19618569、DE19707805、DE19707806、DE1974606 7から分かる複数層顔料は、マイカ(合成または天然)、SiO2フレーク、ガラスフレ ーク、Al2O3フレーク、ポリマーフレークからなる、フレーク形態の、透明、着色また は無色マトリックスを基とし、一般的に、0.3〜5μm、特に、0.4〜2.0μmの 厚さを有する。2つのその他の寸法サイズは、通常、1〜250μm、好ましくは、2〜 100μm、特に、5〜40μmである。複数層顔料は、金属酸化物(少なくと2つ)で 被覆されたマトリックス(基体)からなる。複数の層での基体フレーク、マイカ、SiO 2フレーク、ガラスフレーク、Al2O3フレークのコーティングは、好ましくは、交互に 、高いおよび低い屈折率層からなる層構造が形成される様な方法において行われる。複数 層顔料は、好ましくは、2、3、4、5、6または7層、特に、3、4または5層を含む 。適当な高屈折率金属酸化物は、例えば、二酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛、 酸化鉄、鉄/チタン酸化物(チタン酸鉄)および/または酸化クロム、特に、TiO2お よび/またはFe2O3である。使用される低屈折率酸化物は、SiO2およびAl2O3で ある。しかしながら、MgF2または有機ポリマー(例えば、アクリレート)は、また、 この目的に対して使用することができる。基体フレークのコーティングは、例えば、WO 93/08237(湿式化学コーティング)またはDE−A19614637(CVDプ ロセス)において記載されている様に行うことができる。コーティングとは、基体が、1 つまたは複数の層で完全に被覆されることを意味する。

マイカ(天然または合成)、ガラスフレーク、Al2O3フレーク、Fe2O3フレーク、 SiO2フレークを基とした、特に好ましい複数層顔料は、TiO2−SiO2−TiO2層 配列を含む。

干渉顔料は、好ましくは、天然および合成マイカ、ガラスフレーク、SiO2フレーク 、Al2O3フレークを基にした顔料であり、着色または無色金属酸化物、例えば、TiO 2、チタニウムサブオキシド、チタニウムオキシナイトライド、Fe2O3、Fe3O4、S nO2、Cr2O3、ZnO、CuO、NiOおよびその他の金属酸化物で、単独でまたは 混合物として、単一層においてまたは連続層において被覆されている。

適当なフレーク形態着色剤は、特に真珠光沢顔料、特に、天然または合成マイカ、Si O2フレーク、Fe2O3フレーク、ガラスフレークまたはAl2O3フレークを基にした顔 料であり、金属酸化物層でのみ被覆されている顔料、金属−エフェクト顔料(Alフレー ク、ブロンズ)、光学的に可変の顔料(OVP)、液晶ポリマー顔料(LCP)またはホ ログラフ顔料である。

球状着色剤としては、特に、TiO2、着色SiO2、CaSO4、酸化鉄、酸化クロム 、カーボンブラック、有機着色顔料、例えば、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、 ジケトピロロピロール顔料、フタロシアニン顔料、アゾ顔料、イソインドリン顔料が挙げ られる。針状顔料は、好ましくは、BiOCl、着色ガラス繊維、α−FeOOH、有機 着色顔料、例えば、アゾ顔料、β−フタロシアニンCI Blue 15.3、クロモフタ ールイエロー(Cromophtal Yellow)8GN(Ciba−Geigy) 、イルガリスブルー(Irgalith Blue)PD56(Ciba−Geigy) 、アゾメチン/銅錯体 CI Yellow 129、イルガジンイエロー(Irgazi ne Yellow)5GT(Ciba−Geigy)等である。

適当な有機着色顔料および染料は、天然または合成のもので、例えば、酸化クロムおよ びウルトラマリン等である。

好ましくは、化粧品組成物における充填材として使用されるガラスフレークは、勿論、 また、その他の知られている充填材と混合されてもよくまたは一緒に使用されてもよい。 充填材の例には、例えば、合成有機ポリマー、ポリメチルメタクリレート、メチルメタク リレート架橋ポリマー、天然および合成マイカ、ナイロン粉末、未充填または充填メラミ ン樹脂、タルク、SiO2、ガラス粉末、ガラスビーズ、カオリン、アルミニウム、マグ ネシウム、カルシウム、亜鉛の酸化物または水酸化物、BiOCl、硫酸バリウム、硫酸 カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、塩基性アルカリ土類金属炭酸塩、例え ば、炭酸カルシウムまたは炭酸マグネシウム等、カーボン、およびこれらの物質の物理的 または化学的組合せ等がある。

その他の充填材の粒子形状に関しての制限は存在しない。必要条件を満たせば、これら は、例えば、不規則なもの、フレーク形態、球状または針状であることができる。

ナノスケールの誘電体も、皮膚感触を改善するために導入されてもよい。このタイプの 添加の例は、Al2O3、SiO2、ZnOまたはTiO2であり、通常、0.01〜15重 量%の量において組成物に添加される。

本発明によるガラスフレークを含む組成物は、親油性、親水性または疎水性タイプに属 することができる。分離した水性相および非水性相を有する不均質組成物の場合は、本発 明によるガラスフレークは、それぞれの場合において、2つの相の1つにだけ、あるいは また、両方の相に亘って分布して存在してもよい。

組成物のpH値は、1〜14、好ましくは、2〜11、特に好ましくは、5〜8である ことができる。

化粧品組成物の適用形態としては、例えば、溶液、懸濁液、エマルション、PITエマ ルション、ペースト、軟膏、ゲル、クリーム、ローション、粉末、石鹸、界面活性剤含有 クレンジング製品、油、エアロゾルおよびスプレーが挙げられる。その他の適用形態の例 としては、スティック、シャンプーおよびシャワー製品が挙げられる。本発明によるガラ スフレークに加えて、任意の所望の通常の担体、助剤および、必要であれば、更なる活性 化合物が、組成物に添加されてもよい。

軟膏、ペースト、クリームおよびゲルは、通常の担体、例えば、動物および植物脂肪、 ワックス、パラフィン、デンプン、トラガカント、セルロース誘導体、ポリエチレングリ コール、シリコーン、ベントナイト、シリカ、タルクおよび酸化亜鉛、またはこれらの物 質の混合物を含んでもよい。

粉末およびスプレーは、通常の担体、例えば、ラクトース、タルク、シリカ、水酸化ア ルミニウム、ケイ酸カルシウムおよびポリアミド粉末、またはこれらの物質の混合物を含 んでもよい。スプレーは、通常の推進剤、例えば、クロロフルオロカーボン、プロパン/ ブタンまたはジエチルエーテルを更に含んでもよい。

溶液およびエマルションは、通常の担体、例えば、溶剤、溶解剤および乳化剤、例えば 、水、エタノール、イソプロパノール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、 ベンジルベンゾエート、プロピレングリコール、1,3−ブチルグリコール、油、特に、 綿実油、ピーナッツ油、小麦の胚種油、オリーブ油、ヒマシ油およびゴマ油、グリセロー ル脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールおよびソルビタンの脂肪酸エステル、または これらの物質の混合物等を含んでもよい。

懸濁液は、通常の担体、例えば、液体希釈剤、例えば、水、エタノールもしくはプロピ レングリコール、懸濁媒体、例えば、エトキシル化イソステアリルアルコール、ポリオキ シエチレンソルビトールエステルおよびポリオキシエチレンソルビタンエステル、微結晶 セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド、ベントナイト、寒天およびトラガカント、 またはこれらの物質の混合物等を含んでもよい。

石鹸は、通常の担体、例えば、脂肪酸のアルカリ金属塩、脂肪酸モノエステルの塩、脂 肪酸タンパク質加水分解物、イソチオネート、ラノリン、脂肪族アルコール、植物油、植 物エキス、グリセロール、糖、またはこれらの物質の混合物等を含んでもよい。

界面活性剤含有クレンジング製品は、通常の担体、例えば、脂肪族アルコールスルフェ ートの塩、脂肪族アルコールエーテルスルフェート、スルホ琥珀酸モノエステル、脂肪酸 タンパク質加水分解物、イソチオネート、イミダゾリニウム誘導体、メチルタウレート、 サルコシネート、脂肪酸アミドエーテルスルフェート、アルキルアミドベタイン、脂肪族 アルコール、脂肪酸グリセリド、脂肪酸ジエタノールアミド、植物油および合成油、ラノ リン誘導体、エトキシル化グリセロール脂肪酸エステル、またはこれらの物質の混合物等 を含んでもよい。

フェイスおよびボディーオイルは、通常の担体、例えば、合成油等、例えば、脂肪酸エ ステル、脂肪族アルコール、シリコーン油等、天然油、例えば、植物油および油性植物エ キス、パラフィン油、ラノリン油等、またはこれらの物質の混合物を含んでもよい。

化粧品組成物は、様々な形態において存在してもよい。したがって、これらは、例えば 、溶液、無水組成物、油中水(W/O)もしくは水中油(O/W)タイプのエマルション またはミクロエマルション、複合エマルション、例えば、水中油中水(W/O/W)タイ プ、ゲル、固体スティック、軟膏またはエアロゾルであることができる。また、カプセル 化形態において、例えば、コラーゲンマトリックスにおいておよび、例えば、セルロース カプセル化の様なその他の通常のカプセル化物質において、ゼラチン、ワックスマトリッ クスにおいて、またはリポソームでカプセル化して、エクトインを投与することも有利で ある。特に、DE−A4308282において記載されているワックスマトリックスは、 好ましいことが証明されている。好ましいのはエマルションである。O/Wエマルション は、特に好ましい。エマルション、即ち、W/OエマルションおよびO/Wエマルション は、通常の方法において得ることができる。

更なる実施形態は、天然または合成油およびワックス、ラノリン、脂肪酸エステル、特 に、脂肪酸のトリグリセリドを基にした油性ローション、または低級アルコール、例えば 、エタノール等、またはグリセロール、例えば、プロピレングリコール等、および/また はポリオール、例えば、グリセロール等、および油、ワックスおよび脂肪酸エステル、例 えば、脂肪酸のトリグリセリド等を基にした油性アルコール性ローションである。

固体スティックは、天然または合成ワックスおよび油、脂肪族アルコール、脂肪酸、脂 肪酸エステル、ラノリンおよびその他の脂肪物質からなる。

化粧品油は、好ましくは、鉱油、水素化ポリイソブテン、合成スクワランまたは天然産 物から調製されたスクワラン、化粧品エステルまたはエーテル(これらは、分岐または非 分岐、飽和または不飽和であってもよい)、植物油またはこの混合物である。

組成物がエアロゾルとして組成される場合は、通常の推進剤、例えば、アルカン、フル オロアルカンおよびクロロフルオロアルカン等が一般的に使用される。

化粧品組成物は、また、色変化、漂白または機械的性質の損傷を防ぐために、光化学損 傷に対して髪を保護するために使用されてもよい。この場合において、適当な組成物は、 洗い流しシャンプー、ローション、ゲルまたはエマルションの形態であり、当該組成物は 、シャンプー前もしくは後、色染めもしくは漂白前または後、またはパーマネントウエー ブを掛ける前もしくは後に適用される。また、組成物を、髪のスタイルまたは処理のため に、ローションまたはゲルの形態において、ブラッシングまたはブローウエーブを掛ける ために、ローションまたはゲルの形態において、ヘアスプレー、パーマネントウエーブ組 成物、髪用着色剤または漂白剤の形態において選択することも可能である。軽度の保護性 を有する組成物は、助剤、例えば、界面活性剤、増粘剤、ポリマー、軟化剤、保存剤、発 泡安定剤、電解質、有機溶剤、シリコーン誘導体、油、ワックス、耐グリース剤、組成物 それ自体または髪を着色する染料および/または顔料、または髪の手入れのために通常使 用されるその他の成分等を含んでもよい。

本発明によるガラスフレークは、充填材として、例えば、リップスティック、リップグ ロス、ルージュ、アイライン、アイシャドウ、(ボリューム)マスカラ、マニキュア液、 昼用クリーム、ナイトクリーム、ボディーローション、クレンジングミルク、ボディーパ ウダー、整髪用ゲル、ヘアマスク、ヘアリンス、ヘアシャンプー、シャワーゲル、シャワ ーオイル、バスオイル、日焼け止め、日焼け前および日焼け後製品、タンニングローショ ン、タンニングスプレー、メイクアップ化粧品、ローション、石鹸、バスソルト、練り歯 磨き、フェイスマスク、コンパクトパウダー、ルーズパウダーおよびゲル等において使用 することができる。このタイプの製品は、当業者に知られている方法において製造される 。

本発明は、更に、本発明によるガラス基体を含む化粧品組成物に関する。

したがって、また、本発明は、充填材としての本発明によるガラスフレークの使用、特 に、手入れおよび装飾化粧品における、および塗料、コーティング、自動車塗料、粉末コ ーティング、印刷インキ、保全印刷インキ、プラスチック、紙における、紙コーティング における、顔料組成物およびドライ製品、例えば、顆粒等の調製のための、水、有機溶剤 および/または水性溶剤を伴う顔料ペーストにおける使用に関する。本発明によるガラス フレークは、ガラスフレークが、適用性、皮膚感触、粉末の分配および圧縮性を改善する 可能性があるので、好ましくは、機能的充填材として使用される。更に、これらは、組成 物の脂肪質の粘着性外観を低下させ、エマルションの豊富さを増し、粘性および組織に影 響を及ぼし、例えば、マスカラ、アイライン等の乾燥時間を改善する可能性がある。

以下の実施例は、更に詳細に本発明を説明することを意図するもので、本発明を限定す るものではない。上記および下記における全てのパーセンテージは、重量%である。

吸油量値は、顔料の油必要条件の特徴付けのための通常の固有値であり、DIN EN ISO 787−5:1995−10に従って決定される。

ガラスフレークの組成は、以下の表において示される:

実施例1 (Cガラスから、900nmの厚さを有するガラスフレークの製造) 溶融したCガラスのガラスジェットを、回転カップの上に垂直に落す。ガラスジェット は、溶融したガラスが、カップの周縁に向けて移動し、カップの縁を越えて溢れる様な方 法においてカップをヒットする。ガラスを遠心によって水平に支持し、平行に配置され た2枚のプレートの間の隙間に入れる。この平行プレートを真空室に入れ、形成されたガ ラス層板を、真空によって水平に保持し、プレートに触れないようにする。ガラスの固化 により、平面Cガラスフレークを形成する。フレークを、通常のエアジェットミルにおい て、15〜150μm画分に粉砕する。この方法で形成されたガラスフレークは、75の 吸油量値を有する。

実施例2 (ECRガラスから、700nmの厚さを有するガラスフレークの製造) 溶融したECRガラスのガラスジェットを、回転カップの上に垂直に落す。ガラスジェ ットは、溶融したガラスが、カップの周縁に向けて移動し、カップの縁を越えて溢れる様 な方法においてカップをヒットする。ガラスを遠心力によって水平に支持し、平行に配置 された2枚のプレートの間の隙間に入れる。この平行プレートを真空室に入れ、形成され たガラス層板を、真空によって水平に保持し、プレートに触れないようにする。ガラスの 固化により、平面ECRガラスフレークを形成する。フレークを、通常のエアジェットミ ルにおいて、5〜50μm画分に粉砕する。この方法で形成されたガラスフレークは、8 0の吸油量値を有する。

実施例3 (Cガラスから、800nmの厚さを有するガラスフレークの製造) 溶融したCガラスのガラスジェットを、回転カップの上に垂直に落す。ガラスジェット は、溶融したガラスが、カップの周縁に向けて移動し、カップの縁を越えて溢れる様な方 法においてカップをヒットする。ガラスを遠心力によって水平に支持し、平行に配置され た2枚のプレートの間の隙間に入れる。この平行プレートを真空室に入れ、形成されたガ ラス層板を、真空によって水平に保持し、プレートに触れないようにする。ガラスの固化 により、平面Cガラスフレークを形成する。フレークを、通常のエアジェットミルにおい て、10〜100μm画分に粉砕する。この方法で形成されたガラスフレークは、75の 吸油量値を有する。

実施例4 (Cガラスから、700nmの厚さを有するガラスフレークの製造) 溶融したCガラスのガラスジェットを、回転カップの上に垂直に落す。ガラスジェット は、溶融したガラスが、カップの周縁に向けて移動し、カップの縁を越えて溢れる様な方 法においてカップをヒットする。ガラスを遠心力によって水平に支持し、平行に配置され た2枚のプレートの間の隙間に入れる。この平行プレートを真空室に入れ、形成されたガ ラス層板を、真空によって水平に保持し、プレートに触れないようにする。ガラスの固化 により、平面Cガラスフレークを形成する。フレークを、通常のエアジェットミルにおい て、15〜150μm画分に粉砕する。この方法で形成されたガラスフレークは、85の 吸油量値を有する。

実施例5 (Cガラスから、750nmの厚さを有するガラスフレークの製造) 溶融したCガラスのガラスジェットを、回転カップの上に垂直に落す。ガラスジェット は、溶融したガラスが、カップの周縁に向けて移動し、カップの縁を越えて溢れる様な方 法においてカップをヒットする。ガラスを遠心力によって水平に支持し、平行に配置され た2枚のプレートの間の隙間に入れる。この平行プレートを真空室に入れ、形成されたガ ラス層板を、真空によって水平に保持し、プレートに触れないようにする。ガラスの固化 により、平面Cガラスフレークを形成する。フレークを、通常のエアジェットミルにおい て、10〜100μm画分に粉砕する。この方法で形成されたガラスフレークは、65の 吸油量値を有する。

実施例6 (Eガラスから、800nmの厚さを有するガラスフレークの製造) 溶融したEガラスのガラスジェットを、回転カップの上に垂直に落す。ガラスジェット は、溶融したガラスが、カップの周縁に向けて移動し、カップの縁を越えて溢れる様な方 法においてカップをヒットする。ガラスを遠心力によって水平に支持し、平行に配置され た2枚のプレートの間の隙間に入れる。この平行プレートを真空室に入れ、形成されたガ ラス層板を、真空によって水平に保持し、プレートに触れないようにする。ガラスの固化 により、平面Eガラスフレークを形成する。フレークを、通常のエアジェットミルにおい て、5〜50μm画分に粉砕する。この方法で形成されたガラスフレークは、55の吸油 量値を有する。 (使用の実施例)。

実施例A1 (クリームコンディショナー)

調製: A相の水において顔料を分散し、残りの原材料を添加する。それぞれを添加後、よく撹 拌し、続いて、75℃に加熱する。B相の原材料を混合し、75〜80℃に加熱し、A相 を添加する。均質分布が達成されるまで混合する。45℃でC相を添加する。

実施例A2 (シャワーゲル)

調製: A相:水を反応器に導入し、顔料を入れて掻き混ぜる。撹拌しながら、ケルトロールC G−SFTをゆっくりと撒き散らし、完全に溶解するまで(均質化しない)撹拌する。A 相にB相の成分を個々に添加する。水に、クエン酸一水和物を溶解し、バッチに添加し、 全てのものが均質に分布するまでゆっくりと撹拌する。クエン酸の添加で、pHを6.0 〜6.5に調整する(必要であれば)。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)C.P.Kelco (3)Cognis GmbH (4)Drom (5)BASF AG (6)Symrise。

実施例A3 (アイシャドウ)

調製: A相の成分を一緒にし、予備混合する。撹拌しながら、溶融したB相を、粉末混合物に 連続して滴状添加する。粉末を、大きな直径の粉末鍋に移し、80barで加圧する。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)Suedstaerke GmbH (3)Cognis GmbH (4)H.Erhard Wagner GmbH (5)Symrise。

実施例A4 (皺を減らす昼用クリーム)

調製: B相を、溶液が透明になるまで温める。A相の水中にビーガムを分散させ、残りの原材 料を添加し、80℃に加熱し、B相を添加する。A/B相を均質化する。撹拌しながら4 0℃まで冷却し、C相を添加する。室温まで冷却し、pH6.0に調整する。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)Vanderbilt (3)Uniqema (4)Cognis GmbH (5)Sasol Germany GmbH (6)H.Erhard Wagner GmbH (7)Fragrance Resources (8)Dow Corning (9)Schulke&Mayr GmbH。

実施例A5 (スパークリングボディークリーム)

調製: A相において真珠光沢顔料を分散させる。必要に応じて、クエン酸の2〜3滴を使用し て酸性化し、粘度を下げる。撹拌しながらカルボポールを撒き散らす。完全に溶解したら 、予め溶解したB相を入れてゆっくりと掻き混ぜる。A/BおよびC相を80℃まで加熱 し、A/B相の中にC相を入れて掻き混ぜ、均質化し、D相で中和し、再度均質化し、撹 拌しながら冷却する。40℃で、E相の水においてゲルマール115を溶解し、撹拌しな がら添加する。次いで、香油を添加し、撹拌しながら室温まで冷却する。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)Noveon (3)Cognis GmbH (4)Clariant GmbH (5)Nipa Laboratorien GmbH (6)ISP Global Technologies (7)Drom。

実施例A6 (クリーミーアイシャドウ)

調製: 全てのものが溶融するまで、B相を、約80℃まで加熱し、65℃まで冷却する。次い で、真珠光沢顔料およびA相の粉砕した酸化クロムを、撹拌しながら添加する。アイシャ ドウを、65℃で詰める。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)Les Colorants Wackherr (3)Croda GmbH (4)Sasol Germany GmbH (5)ISP Global Technologies。

実施例A7 (ヘアスタイリングゲル)

調製: A相の水において真珠光沢顔料を分散し、撹拌しながらカルボポールを撒き散らす。完 全に溶解したら、予め溶解したB相を入れてゆっくりと掻き混ぜる。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)Noveon (3)BASF AG (4)ISP Global Technologies。

実施例A8 (シャンプー)

調製: A相に対して、充填材を水の中に混ぜ込むように撹拌する。2〜3滴のクエン酸(10 %)を使用して酸性化し粘度を下げ、撹拌しながら、カルボポールをゆっくりと撒き散ら す。完全に溶解したら、B相をゆっくりと添加する。次いで、C相の成分を連続して添加 する。pHを、6.0〜6.5に調整する。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)Noveon (3)Cognis GmbH (4)Fragrance Resources。

実施例A9 (微光を放つボディーパウダー)

調製: B相の全ての成分を一緒に計量し、ミキサーで均質に粉砕する。続いて、C相を添加し 、混合を続け、次いで、A相を添加し、真珠光沢顔料が均一に分布するまで短時間粉砕す る。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)Cognis GmbH (3)Sasol Germany GmbH (4)Symrise 実施例A10 (長期持続性リップグロス)

調製: B相の全ての成分を一緒に計量し、80℃に加熱し、よく撹拌する。A相の顔料を入れ て掻き混ぜ、撹拌しながらネオシルを撒き散らし、最後に、香料を添加する。均質混合物 を容器に移す。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)BP Lavera Sud (3)Desert Whale (4)Henry Lamotte GmbH (5)Les Colorants Wackherr (6)Ineos Silicas Limited (7)Symrise。

実施例A11 (マニュキア液)

調製: 顔料を、マニュキアベースと一緒に計量し、へらを使用して手でよく混合し、続いて、 1000rpmで10分間撹拌する。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)Durlin/Bergerac NC。

実施例A12 (ボリュームマスカラ)

調製: ダーマクリル79以外のB相の全ての成分を一緒に、約85℃で溶融し、撹拌しながら ダーマクリル79を添加し、全てのものが均質に分布するまで、20分間撹拌する。C相 の成分を、約85℃に加熱する。A相の真珠光沢顔料をC相の中に入れて掻き混ぜる。C 相をB相に添加し、撹拌を続け、Ultra−Turrax T25を使用して、800 0rpmで1分間均質化する。撹拌しながら冷却し、40℃でD相を添加する。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)National Starch&Chemical (3)Croda GmbH (4)Degussa−Goldschmidt AG (5)Dow Corning (6)Nipa Laboratorien GmbH (7)Angus Chemie GmbH (8)ISP Global Technologies。

実施例A13 (微光を放つファンデーション)

調製: C相の全ての成分を、約75℃で溶融し、全てのものが溶融するまで撹拌する。最初に 、B相の冷水を導入し、Turraxを使用して、ブラノースを均質化し、ビーガムを撒 き散らし、再度均質化する。75℃に温め、撹拌しながら、その中にその他の成分を溶解 する。A相の成分を入れて掻き混ぜる。撹拌しながら、75℃でC相を添加し、2分間均 質化する。撹拌しながら組成物を40℃に冷却し、D相を添加する。撹拌しながら、更に 室温まで冷却し、pH6.0〜6.5に調整する(例えば、クエン酸溶液を使用して)。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)Aqualon GmbH (3)Vanderbilt (4)Cognis GmbH (5)Croda GmbH (6)Fragrance Resources (7)Schulke&Mayr GmbH。

実施例A14 (UV保護を伴う昼用クリーム)

調製: ケルトロールT以外の全ての成分を、B相の水において分散する。撹拌しながら、ケル トロールをB相中に撒き散らし、15分後に80℃に加熱する。A相を75℃に加熱する 。B相をA相の中に入れてゆっくり掻き混ぜ、均質化する。撹拌しながら冷却する。

供給元: (1)Merck KGaA/Rona(登録商標) (2)Unigema (3)Seppic (4)Dow Corning (5)Cognis GmbH (6)C.P.Kelco (7)Chemag AG (8)Schulke&Mayr GmbH。

実施例A15 (セルフタンニングケアクリーム(O/W))

調製: A相およびB相を、別々に75℃まで温める。次いで、B相を、撹拌しながら、A相と ゆっくり混合する。C相を、60℃で、手動撹拌機を使用してA/B相と混合し、混合物 を均質化する。40℃に冷却し、D相およびE相を入れて掻き混ぜる。

供給元: (1)Seppic (2)Uniqema (3)Cognis GmbH (4)Condea Chimica D.A.C.S.p.A. (5)Dow Corning (6)Merk KGaA/Rona(登録商標) (7)D.D.Williamson (8)Les Colorants Wackherr SA (9)Drom。

実施例A1〜A15の化粧品組成物は、極めて良好な皮膚耐性、良好な皮膚感触および 良好な適用性によって特徴付けられる。

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