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ジオフェンスソリューションにおいて破損検出ミスを減少させるためのメカニズム

阅读:395发布:2022-11-28

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プロセッサを含んでいるモバイルデバイスであって、前記プロセッサは、命令を記憶するためのメモリを含んでおり、前記命令は、前記プロセッサ上で実行されたときに、前記プロセッサに、 初期値に前記モバイルデバイスのための位置更新時間間隔を設定することと、 前記位置更新時間間隔に従って前記モバイルデバイスの位置を更新することと、 ジオフェンスへ向かう前記モバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成することと、ここにおいて、前記重みのセットは、前記推定のセットのなかの前記速度成分のより最近の推定値に対するおよび前記推定のセットのなかの前記速度成分のより大きな大きさの推定値に対する、より高い重みを備える、 前記速度成分の前記推定のセットに前記重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成することと、 前記予測された速度成分および、前記ジオフェンスへの前記モバイルデバイスの距離に基づき、予測された時間間隔を生成することと、 前記予測された時間間隔が前記初期値より小さい場合に、前記予測された時間間隔に前記位置更新時間間隔を設定することと、 を含む手順を、実行させる、モバイルデバイス。前記手順はさらに、退出基準のセットが適合した場合に、前記初期値に前記位置更新時間間隔を設定することを備える請求項1のモバイルデバイス。前記モバイルデバイスが前記ジオフェンスから立ち去ることを検出された場合、前記退出基準のセットが適合される請求項2のモバイルデバイス。前記モバイルデバイスが、前記予測された時間間隔に等しい前記位置更新時間間隔を設定してから、ある規定時間Tの間に前記ジオフェンスに進入していない場合、前記退出基準のセットが適合される請求項2のモバイルデバイス。前記重みのセットは、Wiにより示され、ここで、i=1,2,・・・,Nであり、およびNは、前記ジオフェンスへの前記速度成分の推定の数を示し、 前記手順はさらに、 Wi=(Vi+Wc)/Liを評価すること を備え、ここで、Viは、瞬時時間tiにおける前記ジオフェンスへ向かう前記速度成分の測定を示し、Wcは一定の重みであり、およびLi=t−tiであり、ここでtは、前記重みWiが計算されている現在の時間である、請求項1のモバイルデバイス。時間tにおいて前記ジオフェンスへ向かう前記予測された速度成分は、VP(t)として示され、 前記手順はさらに、 VP(t)=(ΣViWi)/ΣWiを評価すること を備え、ここで合計は、i=1,2,・・・,Nにわたる、請求項5のモバイルデバイス。前記ジオフェンスは、境界を有しており、および時間tにおける前記予測された時間間隔は、TP(t)として示され、 前記手順はさらに、 TP(t)=(DB(t)−XC)/VP(t)を評価すること を備え、ここでDB(t)は、時間tにおける前記ジオフェンスまでの前記モバイルデバイスの前記距離を示し、およびここで、XCは位置調整を試みることが望まれる前記ジオフェンスの前の前記距離を示す、請求項6のモバイルデバイス。前記プロセッサは、アプリケーションプロセッサである請求項1のモバイルデバイス。前記プロセッサは、モデムである請求項1のモバイルデバイス。モバイルデバイスの位置更新時間間隔を調整するための方法であって、前記方法は、 前記モバイルデバイスにおけるプロセッサに、ジオフェンスクライアントを提供することと、ここにおいて、前記ジオフェンスクライアントは、ジオフェンスおよびパラメータのセットを規定している、 前記ジオフェンスおよび前記パラメータのセットに基づき、位置計算間隔を判断することと、 前記位置計算間隔に前記位置更新時間間隔を設定することと、 前記ジオフェンスへ向かう前記モバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成することと、ここにおいて、前記重みのセットは、前記推定のセットのなかの前記速度成分のより最近の推定値に対するおよび前記推定のセットのなかの前記速度成分のより大きな大きさの推定値に対する、より高い重みを備える、 前記速度成分の前記推定のセットに前記重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成することと、 前記予測された速度成分および、前記ジオフェンスへの前記モバイルデバイスの距離に基づき、予測された時間間隔を生成することと、 前記予測された時間間隔が前記位置計算間隔より小さい場合に、前記予測された時間間隔に前記位置更新時間間隔を設定することと、 を備える方法。退出基準のセットが適合した場合に、前記位置計算間隔に前記位置更新時間間隔を設定することをさらに備える、請求項10の方法。前記モバイルデバイスが前記ジオフェンスから立ち去ることを検出された場合、前記退出基準のセットが適合される請求項11の方法。前記モバイルデバイスが、前記予測された時間間隔に等しい前記位置更新時間間隔を設定してから、ある規定時間Tの間に前記ジオフェンスに進入していない場合、前記退出基準のセットが適合される請求項11の方法。前記パラメータのセットは、ジオフェンスの破損待ち時間を備える請求項10の方法。前記パラメータのセットは、破損の信頼性を備える請求項10の方法。前記重みのセットは、Wiにより示され、ここで、i=1,2,・・・,Nであり、およびNは、前記ジオフェンスへの前記速度成分の推定の数を示し、 前記方法はさらに、 Wi=(Vi+Wc)/Li を評価すること を備え、ここで、Viは、瞬時時間tiにおける前記ジオフェンスへ向かう前記速度成分の測定を示し、Wcは一定の重みであり、およびLi=t−tiであり、ここでtは、前記重みWiが計算されている現在の時間である、請求項10の方法。時間tにおいて前記ジオフェンスへ向かう前記予測された速度成分は、VP(t)として示され、 前記方法はさらに、 VP(t)=(ΣViWi)/ΣWiを評価すること を備え、ここで合計は、i=1,2,・・・,Nにわたる、請求項16の方法。前記ジオフェンスは、境界を有しており、および時間tにおける前記予測された時間間隔は、TP(t)として示され、 前記方法はさらに、 TP(t)=(DB(t)−XC)/VP(t)を評価すること を備え、ここでDB(t)は、時間tにおける前記ジオフェンスまでの前記モバイルデバイスの前記距離を示し、およびここで、XCは位置調整を試みることが望まれる前記ジオフェンスの前の前記距離を示す、請求項17の方法。前記プロセッサは、アプリケーションプロセッサである請求項10の方法。前記プロセッサは、モデムである請求項10の方法。記憶された命令を有する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記記憶された命令は、モバイルデバイスのプロセッサによって実行されたときに、前記モバイルデバイスの位置更新時間間隔を調整するための手順を実行するための命令であり、前記手順は、 前記モバイルデバイスにおけるプロセッサに、ジオフェンスクライアントを提供することと、ここにおいて、前記ジオフェンスクライアントは、ジオフェンスおよびパラメータのセットを規定している、 前記ジオフェンスおよび前記パラメータのセットに基づき、位置計算間隔を判断することと、 前記位置計算間隔に前記位置更新時間間隔を設定することと、 前記ジオフェンスへ向かう前記モバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成することと、ここにおいて、前記重みのセットは、前記推定のセットのなかの前記速度成分のより最近の推定値に対するおよび前記推定のセットのなかの前記速度成分のより大きな大きさの推定値に対する、より高い重みを備える、 前記速度成分の前記推定のセットに前記重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成することと、 前記予測された速度成分および、前記ジオフェンスへの前記モバイルデバイスの距離に基づき、予測された時間間隔を生成することと、 前記予測された時間間隔が前記位置計算間隔より小さい場合に、前記予測された時間間隔に前記位置更新時間間隔を設定することと、 を備える非一時的コンピュータ可読記憶媒体。前記手順はさらに、退出基準のセットが適合した場合に、初期値に前記位置更新時間間隔を設定することを備える、請求項21の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。前記モバイルデバイスが前記ジオフェンスから立ち去ることを検出された場合、前記退出基準のセットが適合される請求項22の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。前記モバイルデバイスが、前記予測された時間間隔に等しい前記位置更新時間間隔を設定してから、ある規定時間Tの間に前記ジオフェンスに進入していない場合、前記退出基準のセットが適合される請求項22の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。前記パラメータのセットは、ジオフェンスの破損待ち時間を備える請求項21の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。前記パラメータのセットは、破損の信頼性を備える請求項21の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。前記重みのセットは、Wiにより示され、ここで、i=1,2,・・・,Nであり、およびNは、前記ジオフェンスへの前記速度成分の推定の数を示し、 前記手順はさらに、 Wi=(Vi+Wc)/Li を評価すること を備え、ここで、Viは、瞬時時間tiにおける前記ジオフェンスへ向かう前記速度成分の測定を示し、Wcは一定の重みであり、およびLi=t−tiであり、ここでtは、前記重みWiが計算されている現在の時間である、請求項21の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。時間tにおいて前記ジオフェンスへ向かう前記予測された速度成分は、VP(t)として示され、 前記手順はさらに、 VP(t)=(ΣViWi)/ΣWiを評価すること を備え、ここで合計は、i=1,2,・・・,Nにわたる、請求項27の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。前記ジオフェンスは、境界を有しており、および時間tにおける前記予測された時間間隔は、TP(t)として示され、 前記手順はさらに、 TP(t)=(DB(t)−XC)/VP(t)を評価すること を備え、ここでDB(t)は、時間tにおける前記ジオフェンスまでの前記モバイルデバイスの前記距離を示し、およびここで、XCは位置調整を試みることが望まれる前記ジオフェンスの前の前記距離を示す、請求項28の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。前記プロセッサは、アプリケーションプロセッサである請求項21の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。前記プロセッサは、モデムである請求項21の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。プロセッサ、および命令を記憶するためのメモリを備えたモバイルデバイスであって、前記命令は、前記プロセッサにおいて実行されたときに、前記プロセッサに、 初期値に前記モバイルデバイスのための位置更新時間間隔を設定するための手段と、 前記位置更新時間間隔に従って前記モバイルデバイスの位置を更新するための手段と、 ジオフェンスへ向かう前記モバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成するための手段と、ここにおいて、前記重みのセットは、前記推定のセットのなかの前記速度成分のより最近の推定値に対するおよび前記推定のセットのなかの前記速度成分のより大きな大きさの推定値に対する、より高い重みを備える、 前記速度成分の前記推定のセットに前記重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成するための手段と、 前記予測された速度成分および、前記ジオフェンスへの前記モバイルデバイスの距離に基づき、予測された時間間隔を生成するための手段と、 前記予測された時間間隔が前記位置更新時間間隔より小さい場合に、前記予測された時間間隔に前記位置更新時間間隔を設定するための手段と、 を備える手順を実行させる、モバイルデバイス。前記手順はさらに、退出基準のセットが適合した場合に、前記初期値に前記位置更新時間間隔を設定するための手段を備える請求項32のモバイルデバイス。前記モバイルデバイスが前記ジオフェンスから立ち去ることを検出された場合、前記退出基準のセットが適合される請求項33のモバイルデバイス。前記モバイルデバイスが、前記予測された時間間隔に等しい前記位置更新時間間隔を設定してから、ある規定時間Tの間に前記ジオフェンスに進入していない場合、前記退出基準のセットが適合される請求項33のモバイルデバイス。前記重みのセットは、Wiにより示され、ここで、i=1,2,・・・,Nであり、およびNは、前記ジオフェンスへの前記速度成分の推定の数を示し、 前記手順はさらに、 Wi=(Vi+Wc)/Li を評価するための手段 を備え、ここで、Viは、瞬時時間tiにおける前記ジオフェンスへ向かう前記速度成分の測定を示し、Wcは一定の重みであり、およびLi=t−tiであり、ここでtは、前記重みWiが計算されている現在の時間である、請求項32のモバイルデバイス。時間tにおいて前記ジオフェンスへ向かう前記予測された速度成分は、VP(t)として示され、 前記手順はさらに、 VP(t)=(ΣViWi)/ΣWiを評価するための手段 を備え、ここで合計は、i=1,2,・・・,Nにわたる、請求項36のモバイルデバイス。前記ジオフェンスは、境界を有しており、および時間tにおける前記予測された時間間隔は、TP(t)として示され、 前記手順はさらに、 TP(t)=(DB(t)−XC)/VP(t)を評価するための手段 を備え、ここでDB(t)は、時間tにおける前記ジオフェンスまでの前記モバイルデバイスの前記距離を示し、およびここで、XCは位置調整を試みることが望まれる前記ジオフェンスの前の前記距離を示す、請求項37のモバイルデバイス。前記プロセッサは、アプリケーションプロセッサである請求項32のモバイルデバイス。前記プロセッサは、モデムである請求項32のモバイルデバイス。

说明书全文

[米国特許法第119条に基づく優先権の主張] [0001] 本出願は、2012年5月1日に出願された代理人整理番号NO.122502P1 を有する“SYSTEMS,METHODS,AND/OR APPARATUSES FOR IMPLEMENTATION AND/OR UTILIZATION OF A GEOFENCE”と名付けられた米国仮出願第61/640,722号、2012年6月5日に出願された代理人整理番号NO.122779P1 を有する“GEOFENCE BREACH LATENCY”と名付けられた米国仮出願第61/655,982号、2012年6月5日に出願された代理人整理番号NO.122780P1 を有する“GEOFENCE BREACH CONFIDENCE”と名付けられた米国仮出願第61/655,985号、および2012年6月5日に出願された代理人整理番号NO.122795P1 を有する“MECHANISM TO REDUCE MISSING BREACH DETECTION IN GEOFENCING SOLUTION”と名付けられた米国仮出願第61/655,987号の優先権を主張し、これに関して、全て受託者に割り当てられ、および、これによって引用により本明細書に明確に組み込まれる。

[同時係属中特許出願への言及] [0002] 特許に関する本出願は、以下の同時係属の米国特許出願に関する。これとともに同時に出願された、代理人整理番号No.QC122779 を有する“CONCURRENT GEOFENCES WITH SHARED MEASUREMENTS”、これに関して、受託者に割り当てられ、および引用により本明細書に明確に組み込まれる、およびこれとともに同時に出願された、代理人整理番号No.QC122780 を有する“GEOFENCE BREACH CONFIDENCE”、これに関して、受託者に割り当てられ、および引用により本明細書に明確に組み込まれる。

[技術分野] [0003] 本発明は、携帯電話技術に、およびより具体的には、ジオフェンス(geofence)に関する。

[0004] ジオフェンス(geofence)は、地理的な位置を囲む、仮想のフェンスであり、モバイルデバイスがジオフェンスに進入したとき、または、退出したときに通知することを提供する。ジオフェンスの能は、スマートフォンアプリケーションおよび、ゲームのマーケットにおいて注目が増大しつつある。多くのアプリケーション開発者が、ジオフェンスに対して革新的なユースケースを創造しつつある。そのような例は、子供が指定された領域を退出した場合に、親に通知することができるチャイルドロケーションサービス(child location services)、野生生物が農地に侵入した場合に警報を送る野生生物管理(wildlife management)、または、人が店に近づいた場合にクーポンを送出または申し出することができる広告サービスを含む。

[0005] スタンドアローンGPS/GNSS(Global Positioning System/ Global Navigation Satellite System)、AGPS/AGNSS(Assisted GPS/GNSS), WWAN(Wireless Wide Area Network) 信号ベース(signal based)、セルIDベース(Cell-ID based)Wi−Fiベース(Wi-Fi based)、センサベース(Sensors based)のようなポジショニング技術の種類は、ジオフェンスしているモバイルデバイスの位置を、トラッキングする(track)ために使用され得る。モバイルデバイスの継続的なトラッキングは、バッテリ寿命を減らす高い電力消費で、非常に反応の良いジオフェンス能力をもたらす。電力最適化された方法にて、反応の良いジオフェンスソリューションを提供することは、課題であり得る。

[0006] 発明の実施形態は、そのバッテリを流し出すことなくジオフェンス能力を効果的に使用するため、および、何時または何処でジオフェンスの破損(breach)が起こるかの判断における待ち時間および信頼性のようなジオフェンスすることに関係した様々なパラメータを規定するにおいて、およびジオフェンスの破損を検出しない可能性を減らすことにおいて、フレキシビリティを持たせるための、モバイルデバイスのためのシステムおよび方法に向け指ししめされる。

[0007] 一実施形態において、モバイルデバイスは、命令を記憶するためのメモリとプロセッサを含んでいる。命令は、プロセッサにおいて実行されたときに、初期値(initial value)にモバイルデバイスのための位置更新時間間隔(location update time interval )を設定することと、初期値に従ってモバイルデバイスの位置を更新することと、ジオフェンスへ向かうモバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成することと、速度成分の推定のセットに重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成することと、予測された速度成分および、ジオフェンスへのモバイルデバイスの距離に基づき予測された時間間隔を生成することと、および予測された時間間隔( predicted time interval)が初期値より小さい場合に、予測された時間間隔に位置更新時間間隔(location update time interval )を設定することと、を備える手順をプロセッサに実行させる。

[0008] 一実施形態において、モバイルデバイスの位置更新時間間隔(location update time interval )を調整する方法は、モバイルデバイスにおいてプロセッサにジオフェンスクライアント(geofence client)を提供することであって、ここで、ジオフェンスクライアント(geofence client)は、ジオフェンスおよびパラメータのセットを規定する、提供することと、ジオフェンスおよびパラメータのセットに基づき位置算出間隔(location calculation interval)を判定することと、位置算出間隔(location calculation interval)に位置更新時間間隔(location update time interval )を設定することと、ジオフェンスへ向かうモバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成することと、速度成分の推定のセットへ重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成することと、予測された速度成分および、ジオフェンスへのモバイルデバイスの距離に基づき予測された時間間隔を生成することと、および予測された時間間隔( predicted time interval)が位置算出間隔(location calculation interval)より小さい場合に、予測された時間間隔に位置更新時間間隔(location update time interval )を設定することと、を含んでいる。

[0009] 一実施形態において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令を記憶している。記憶された命令は、モバイルデバイスのプロセッサにおいて実行されたときに、モバイルデバイスの位置更新時間間隔(location update time interval )を調整するための手順を実行させる。手順は、モバイルデバイスにおいてプロセッサにジオフェンスクライアント(geofence client)を提供することであって、ここで、ジオフェンスクライアント(geofence client)は、ジオフェンスおよびパラメータのセットを規定する、提供することと、ジオフェンスおよびパラメータのセットに基づき位置算出間隔(location calculation interval)を判定することと、位置算出間隔(location calculation interval)に位置更新時間間隔(location update time interval )を設定することと、ジオフェンスへ向かうモバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成することと、速度成分の推定のセットへ重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成することと、予測された速度成分および、ジオフェンスへのモバイルデバイスの距離に基づき予測された時間間隔を生成することと、および予測された時間間隔( predicted time interval)が位置算出間隔(location calculation interval)より小さい場合に、予測された時間間隔に位置更新時間間隔(location update time interval )を設定することと、を備えている。

[0010] 一実施形態において、モバイルデバイスは、プロセッサと、プロセッサにおいて実行されたときに、初期値(initial value)にモバイルデバイスのための位置更新時間間隔(location update time interval )を設定するための手段と、位置更新時間間隔(location update time interval )に従ってモバイルデバイスの位置を更新するための手段と、ジオフェンスへ向かうモバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成するための手段と、速度成分の推定のセットへ重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成するための手段と、予測された速度成分および、ジオフェンスへのモバイルデバイスの距離に基づき予測された時間間隔を生成するための手段と、および予測された時間間隔(predicted time interval)が位置更新時間間隔(location update time interval)より小さい場合に、予測された時間間隔に位置更新時間間隔(location update time interval)を設定するための手段と、を備える手順をプロセッサに実行させる命令を記憶するためのメモリを備えている。

[0011] 添付の図面は、本発明の実施形態の説明において役立つようにしめされ、実施形態の限定ではなく、例示のみのために提供される。

[0012] 図1は、一実施形態のシステム概観を示す図。

[0013] 図2は、携帯電話ネットワークにおける使用において図1の実施形態を説明する図。

[0014] 図3は、一実施形態によるアーキテクチャを説明する図。

[0015] 図4は、一実施形態による低信頼性ジオフェンスの破損(breach)を説明する図。

[0016] 図5は、一実施形態による高信頼性ジオフェンスの破損(breach)を説明する図。

[0017] 図6は、予測された時間に基づき、時間更新間隔(time update interval )を提供することによりジオフェンスの破損検出を失敗する可能性を減らすための、一実施形態による方法を説明する図。

[0018] 図7は、図6の実施形態において使用された予測された時間間隔(predicted time interval )を提供するための、一実施形態による方法を説明する図。

[0019] 図8は、他の実施形態による方法を説明する図。

[0020] 図9は、他の実施形態による方法を説明する図。




[0021] 発明の態様が以下の説明と、本発明の特定の実施形態に向けられた関連の図面において開示される。代替の実施形態が、本発明の範囲から逸脱することなく考案されうる。それに加えて、本発明の周知の要素は、本発明の関連の詳細を曖昧なものすることがないように、詳細には説明されない、または省略される。


[0022] 「典型的」という単語は、「例、インスタンス、例示として役立つこと」を意味するように本明細書において使用される。ここで「典型的」であると説明される任意の実施形態は、他の実施形態に対して、必ずしも好ましいまたは有利であるようには解釈されない。同様に、「本発明の実施形態」は、本発明の全ての実施形態が、説明される特徴、利点、あるいは動作モードを含んでいるということを要件としているわけではない。


[0023] 本明細書において使用される用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的としており、本発明の実施形態を限定することは意図されていない。本明細書において使用されるように、単数形「a」、「an」、「the」は、文脈がそうではないと明確に示していない限り、その上複数形も含むように意図されている。用語「備える(comprise)」、「備えること(comprising)」、「含む(include)」、および/または「含むこと(including)」は、本明細書において使用される場合に、記載される特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明記するが、1または複数のその他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在あるいは追加を排除していないことがさらに理解されよう。


[0024] さらに、多くの実施形態が、例えば、コンピューティングデバイスの要素によって実行される動作のシーケンスの観点から説明されている。本明細書において説明される様々なアクションは、特定の回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)によってか、1または複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令群によってか、あるいはそれらの組み合わせによって実行されうるということが認識されるだろう。それに加えて、本明細書において説明されるこれらのアクションのシーケンスは、実行されると、関連付けられたプロセッサに本明細書において説明される機能を実行させる、格納された対応するコンピュータ命令群のセットを有するコンピュータ可読記憶媒体の任意の形態において全体的に実現されるものと見なされ得る。このように、本発明の様々な態様は、多数の異なる形態で実現されることができ、それらの全ては、請求項に記載の要旨の範囲内に含まれるよう意図されている。それに加えて、本明細書において説明される実施形態の各々に関して、任意のそのような実施形態の対応する形態は、例えば、説明されるアクションを実行するように「構成されたロジック」として本明細書において説明され得る。


[0025] 図1は、実施形態がアプリケーションを見出し得るモバイルデバイスの簡略化された抽象である。102とラベル化されたモバイルデバイスは、アンテナ104、モデム106、およびプロセッサ108を備えている。モデム106は、モデムインタフェース110を経由してプロセッサ108と通信する。モデム106は、モデム106による実行のためのソフトウェア命令を記憶するためのメモリ112を含んでいる。図1においてラベル化されたブロックが、ハードウェアおよびソフトウェアコンポネントを備えた機能ユニットを表すことが理解されよう。


[0026] 1つまたは複数の半導体デバイス(チップ)が、機能ユニットを実現するために使用され得る。例えば、モデム106は、1つを超える半導体チップを備え得る。


[0027] モバイルデバイス102は、携帯電話ネットワークにおいて使用されるタブレットまたは携帯電話であり得る。例えば、図2は、基地局201A、204Bおよび204Cを備えている携帯電話ネットワーク202を説明しており、モバイルデバイス102は、基地局204Cに関係するセル内に配置される。矢印208および210は、それぞれアップリンクチャンネルおよびダウンリンクチャンネンルを、絵を用いて表しており、これにより、モバイルデバイス206は、基地局204Cと通信している。


[0028] 多数の、ジオフェンスソリューションの先行技術は、プロセッサ108において実行するアプリケーションであり、プロセッサ108は、GPS/Wi−Fiのようなポジショニング技術を用いモバイルデバイス102の位置を継続的にトラッキング(track)する。1つの従来技術の例は、「近接警報(proximity alert)」と呼ばれる。データは、アプリケーションプロセッサ、例えばプロセッサ108が、ポジショニング技術を使って典型的なジオフェンスアプリケーションを実行するために動作した場合、大量の電力が消費されることを示している。


[0029] 本明細書で説明された実施形態は、ジオフェンスする性能に影響を与えずに、低電力および低精度のポジションソースで、高電力および高精度のポジションソースの使用をゲートコントロールする、電力最適化されたジオフェンスするソフトウェアソリューションを提供している。実施形態は、プロセッサ108において動いているジオフェンスアプリケーション(geofencing application)に、破損の通知を配達するために、プロセッサ108が警告されまたは、起こされおよび警告され得るように、 モデム106において実行する。


[0030] 実施形態は、多数のジオフェンスシナリオをわたって反応性および電力消費の最適なバランスのために、モデム106にゼロパワーポジショニング(ZPP)技術(Zero Power Positioning (ZPP) technology)および、GEN8GESSコア( Gen8 GNSS core)を、集積し得る。この集積は、プロセッサ108においてジオフェンスサービスを動かすことと比較して、または、GPS/GNSS測定が、モデム106に集積されないスタンドアローンチップにより提供されるホスト型GPS/GNSSソリューション(hosted GPS/GNSS solutions)と比較して大量の電力をセーブする。


[0031] 今まで、サービスおよび性能のジオフェンス品質を測定するための実証されたパラメータのセットはない。これらの特許証において考えられるQoS(サービスの品質(Quality of Service))パラメータは、以下を含んでいる。


1)破損の信頼性(Breach Confidence):ジオフェンスの破損を与えられた破損の信頼性、正確にジオフェンス境界において破損事象が起こった可能性は何であるか?破損の信頼性が高くなるほど、反対に誤った破損の通知は低くなる。


2)破損の応答性(Breach Responsiveness):ジオフェンスの破損を与えられた破損の応答性、ソフトウェアによる破損検出における待ち時間は何であるか?待ち時間が低くなれば、反対に応答性が高くなり、破損ミスが低くなることを意味する。


3)電力使用:ジオフェンスシステムが使用可能である全電力消費(時間とともに使用された電力)、マイナス、ジオフェンスシステムが使用不能である同一の条件下での全電力消費として定義された電力使用。


[0032] 実施形態は、モデム106において実行する、および、プロセッサ108において動いているジオフェンスアプリケーションに破損の通知が送られる必要がある場合に、プロセッサ108に、警報すること、または起こして警報することを必要とする、 ジオフェンスモデムサービス(geofence modem service)を提供している。プロセッサ108は、ジオフェンスの破損のモニタリングのために必要とされない。モデムサービスは、電力要求を最適化することを処理する。


[0033] モデムサービスは、システムにおけるすべてのジオフェンスの状態をモニタし、すべてのジオフェンスの要求に基づき取るための次の動作のセットを判断する。ジオフェンスの状態は、モバイルデバイス102からのその現在の距離により主に判断される。例えば、システムにおける全てのジオフェンスが、モバイルデバイス102から例えば50マイルである場合、すると、デバイスの位置は、例えば毎秒モニタされることを必要とせず、低精度な位置(より大きな平誤差を含む)は、ジオフェンス動作に十分であろう。


[0034] 位置精度の論点は、現在の位置精度要求を提供するために、どの利用可能な位置判断ソースが使用可能であるか(より低電力を使用し)、判断する位置ソース判断機能の動き作に至らせる。このモジュールは、低電力低精度な位置ソース(例えばセルIDに基づく位置)で、高電力高精度な位置ソース(例えばコールドGNSSエンジン(cold GNSS engine))の使用を制御する。


[0035] 電力使用とQoS保証をバランスさせるため、実施形態は、早期バックオフ早期退出(Early Backoff Early Exit)と名付けられ得る方法を採用する。この方法は、例えばデバイスが動かないまたは、ジオフェンスから離れているような現在の状況に必要とされていない義務である場合に、または、例えばGNSS信号がとても弱いが、高精度位置が所望されるような、要求される精度のために位置が判断され得ない場合に、位置判断を作成することから、積極的にバックオフ(back offs)(早期バックオフ(Early Backoff)する。


[0036] 位置判断を作成することから、積極的にバックオフ(back offs)するため、例えばモバイルデバイスが動き始める、または、前に正常に機能しない位置ソース(例えばGNSS信号強度が再度強くなったなど)を可能にするモバイルデバイスの環境における変化を検出するために、何時、位置調整(location fix)が再び必要とされるか、判断するために十分速いトリガーであり得、従って、前に進入したバックオフから早期退出(Early Exit)を可能にする。


[0037] モバイルデバイス102の位置を判断することは、すべての他の環境要因と同様であり、より低精度で位置を判断することに比べより多くの電力を消費する。高精度が必要とされず、または、高精度ソースが利用不能の場合、高精度位置調整(location fix)からのバックオフのとき、結果として、電力はセーブされる。


[0038] その結果として、早期バックオフ早期退出法式( Early Backoff Early Exit method)を実装しているエンジンは、ジオフェンスの破損の可能性が低いと判断された場合、または、高精度ソースが利用できない場合、高精度位置調整(location fix)からバックオフする。早期バックオフ早期退出( Early Backoff Early Exit )高エンジンは、高精度位置調整が必要とされ、ジオフェンスの破損の可能性がもはや低くないと判断された、または、そのような可能性は確定できないと考えられると提供されたとき、または高精度ソースが利用可能である場合、バックオフ状態を退出する。


[0039] 図3は、一実施形態によるシステムアーキテクチャを説明している。ハイレベルオペレーティングシステム(high-level operating system)(HLOS)302は、モデムインタフェース110を経由しモデム106と通信する。304−316にラベル付されたモジュールは、データのソースおよび、両者で早期バックオフ早期退出エンジン(Early Backoff Early Exit Engine)を備えている早期退出決定エンジン(Early Exit Decision Engine)318および、早期バックオフ決定エンジン(Early Backoff Decision Engine)320に利用可能な測定を表している。304−316にラベル付されたモジュールのいくつかは、センサ310および315のようなレシーバを含み得る。


[0040] 主要ジオフェンスモジュール(Core Geofence Module)324(モデム106に内蔵された)は、ジオフェンス破損が、HLOSジオフェンスクライアント(HLOS Geofence Client)326へのシグナリングにより発生したときに、プロセッサ108に警報するために、または起こして警報するために、本明細書で論じられる多数の手順のために処理することを提供する。


[0041] 多数の実施形態に対し、位置情報の最も大きなソースは、ZPP位置情報に基づく、および、からのWWANであることが期待される。ZPP技術は、すでにモデム106に利用可能である、存在している測定から、位置を判断することに基づいている。他の情報は、CDMA(符号分割多元接続(Code Division Multiple Access))トラッキングセル、セルID(Cell-ID,)およびRAT(Radio Access Technology)交換における、PPM(パルス位置変調(Pulse Position Modulation))測定に基づくモバイルデバイスの速度を含んでいる。


[0042] ジオフェンスの破損が発生したとき、判断のための他のデータは、エリアID(Area ID)リストを含んでいる。このリストは、ジオフェンスの境界に関するWWANセルID情報または、完全にジオフェンス内にあるセルのためのWWANセルID情報を含み得る。これらのリストは、AGPS((Assisted-GPS)ネットワークにより提供され得る。


[0043] ジオフェンスの破損を判断することのための他の方法は、発展型距離ベースバックオフ方式(Advanced Distance Based Backoff method)を含んでいる。この方法は、モバイルデバイス102が、ジオフェンスから比較的遠方にあるとき、場所が調整された比率を減少し、および、モデム106に利用可能であるセル交換事象(cell change event)を考慮に入れる。例えば、発展型距離ベースバックオフ方式(Advanced Distanced Based Backoff method)は、ジオフェンスの境界に到着するための、セル交換の最小数を計算する。セル交換のトラッキングを続けることにより、方法は、何時ジオフェンスが近いか、および、位置調整のための他のソースが、アクセスされるべきかを判断し得る。


[0044] ジオフェンスの破損を判断するための他の方法は、動的電力最適化アウェア方式(Dynamic Power Optimization Aware method)を含んでいる。この方法は、GNSSエンジンがDPO(動的ポジショニング動作(Dynamic Positioning Operator))状態に入った場合、位置トラッキングの比率を減少する。


[0045] 他の方法は、ポジショニング調整精度設定(Positioning Fix Accuracy Setting)を含んでいる。この方法において、ジオフェンスの外側に、近い領域、中間の領域、遠い領域の3つの領域がある。より高精度が、中間の領域のために必要とされ、さらに高精度が、近い領域のために必要とされるのに対して、低ポジショニング精度のみが、遠い領域のために必要とされる。他の実施形態は、異なる領域の数を選択し得る。


[0046] 待ち時間は、ジオフェンスの破損が実際に発生した時から、モデム106が、破損が発生したと解明した時までの時間間隔として定義され得る。ジオフェンスは、モバイルデバイスがジオフェンスを破損した場合に、関心があるエンティティに警報するための様々な理由に予定されている。全てのジオフェンスは、破損の通知の待ち時間に関して同じレベルのサービスを必要としない。いくつかのジオフェンスは、破損の警報における、より待ち時間(遅い)に耐えることができ、それでもそれらがセットされた目的に対し便利である。例えば、子供をトラッキングするための学校におけるジオフェンスセットに対する待ち時間は、子供が、学校のジオフェンス去った後、10秒内の通知を必要とするのに対し、破損の後の2分の待ち時間は、何人到着したかをトラッキングするための、現場におけるジオフェンスセットに対し十分であり得る。


[0047] 実施形態は、モバイルデバイスユーザ(またはジオフェンスの管理者(administrator))に、例えば、待ち時間が低い(小さい)または高い(大きい)のどちらでもあり得るような別個のセットから所望の待ち時間を選択することを可能にする。いくつかの実施形態は、待ち時間のセットに対し2つより多くの別個のレベルを有し得る。説明された方法は、待ち時間を判断するパラメータを含む。そのようなパラメータは、早期バックオフ早期退出エンジン(Early Backoff Early Exit engine)が、バックオオフするか否か、または、位置を調整することを再び始めるかを判断する閾値を含んでいる。これらおよび他のパラメータは、いくつかの例を指定するために、位置が更新される比率、ジオフェンス破損を意味するセル交換の数のための閾値、ポジショニング調整精度設定方式(Positioning Fix Accuracy Setting method )におけるオフェンス外部の領域のサイズおよび数、およびモバイルデバイス102の速度を含んでいる。


[0048] 低い待ち時間にてジオフェンスをトラッキングすることは、より高い電力コストを有する。2つを超えるジオフェンスがモバイルデバイス102においてセットされているケースにおいて、ジオフェンスの破損を判断するために測定されたデータは、主要ジオフェンスモジュール324において動いている2つのモデムプロセッサ間で共有され得る。この方法において、さらなる電力効率がある。すなわち、1つを超えるジオフェンスが設定された場合、実施形態は、最も低い待ち時間のジオフェンスの要求により計算された結果を共有することを、モデムにおいて動作することをプロセッサに可能にする。これは、すべてのジオフェンスの余分なコストにおいて要求されるより、改善された待ち時間を可能にする。


[0049] 図9は、上記された実施形態を説明しているフロー図である。ブロック902は、第1のジオフェンスクライアント(geofence client)が、第1の待ち時間の設定とともにモデム106に提供されることを示している。より大まかにここで留意すべきは、モデム以外のプロセッサは、ジオフェンスクライアントを供給し、そのジオフェンスに関するプロセッサを走らせ得る。説明の容易を別にすれば、モデムは、ジオフェンスに関する処理を走らせるプロセッサと呼ばれる。図9を続け、ブロック904は、第1の処理が、第1のジオフェンスに対するモバイルデバイスの関係を表示する物理的なパラメータを備える結果のセットを生成するためにモデム106において走らせられることを示している。例えば、前述したように、結果のセットは、第1のジオフェンスに対するモバイルデバイスの距離、モバイルデバイスの移動としてのセル交換の数、および第1のジオフェンスに向かうモバイルデバイスの速度成分を含み得る。ブロック906は、第2のジオフェンスクライアントが、第2の待ち時間の設定とともにモデムに提供されることを示している。この第2の待ち時間の設定は、第1の待ち時間の設定より大きくなり得る。ブロック908は、結果のセットが第2のジオフェンスの破損を示す場合に、第2のジオフェンスに関連する第2の処理が、モデムにおいて走らせられ、モバイルデバイスのアプリケーションプロセッサ(例えばプロセッサ108)を起こし得ることを示している。この方法において、第1および第2のプロセッサは、結果のセット内のパラメータを共有する。上記したように、様々な閾値と、結果のセットにおける様々なパラメータの1つまたは複数を比較することは、ジオフェンスの破損を示し得る。


[0050] 全てのジオフェンスは、破損通知の信頼性に関して、同じレベルのサービスを必要としない。より信頼性の高いことは、それから相当な距離でない実際のジオフェンス境界にて、破損が起こる可能性がより高いことを意味する。いくつかのジオフェンスは、より低い破損の信頼性を耐えることができ、それらがセットされた目的のために、なお有用であり得る。例えば、実際の破損の200メートル前または後のジオフェンスの破損の通知は、子供が、破損内の数メートルより多くなく位置するときに、子供をトラッキングするための学校におけるジオフェンスセットは、通知を必要とするのに対し、モールにおいて何時、人が到着するかを告げるためのデバイスにおけるジオフェンスのセットに対し十分であり得る。


[0051] 高い信頼性でジオフェンスをトラッキングすることは、より高い電力コストを被る。各ポジショニング技術は、固有の不確実性とともに位置を提供し、調整(位置を)の不確実性を減らすために概してより多くの時間(および電力)を要する。より低い電力の利益とともに、より低い破損の信頼性ソリューションを提供するために、本明細書において説明されたいくつかの実施形態は、より小さい時間の量のための高い電力のポジショニングソース(positioning source)を走らせる。


[0052] 説明のため、モバイルデバイスがジオフェンスへと移動する図4および5を考える。図4は、ジオフェンス404と関係する比較的大きな位置の不確実性の楕円402を示している。モバイルデバイスは、ジオフェンス404と位置の不確かさの楕円402の重なりの50%における内側に位置すると見なされる。比較的低い信頼性におけるこの結果は、しかし、比較的低い電力を必要とする。図5は、ジオフェンス504と関係する比較的小さな位置の不確実性の楕円502を示している。モバイルデバイスは、ジオフェンス504と位置の不確実性の楕円502の少なくとも95%の重なりがある内側に位置すると見なされる。比較的高い信頼性におけるこの結果は、比較的高い電力を必要とする。


[0053] いくつかのケースにおいて、高い不確実性の位置(小さな不確かさの楕円)は、WWANのようなポジショニングソースを用いて判断され得、GNSS/GPSのような、より高い電力消費ソースより少ない電力を消費する。しかしながら、いくつかのケースにおいて、実施形態は、比較的小さな持続時間がなかったら、一定の状態の下でGNSS/GPSレシーバを走らせ得る。


[0054] 実施形態は、モバイルデバイスユーザ(または、ジオフェンスの管理者)に、例えば破損の信頼性が低く(小さく)または、高く(大きく)、のいずれになり得るような個別のセットから所望の破損の信頼性を選ぶことを可能にする。いくつかの実施形態は、破損の信頼性のセットのために2つを超える個別のレベルを有し得る。説明された方法は、破損の信頼性を判断するパラメータを含む。そのような、パラメータは、位置およびそのようなレシーバが位置を調整するためにアクティブであるための時間の長さを調整するために選択された特別な種類のレシーバ(ポジショニングソース)を含んでいる。


[0055] ユーザは、数値の個別のセットから破損の信頼性の数値または設定を明記し得、モデム106は、所望の破損の信頼性の設定を生じさせる、位置情報を収集するための時間間隔およびレシーバの組み合わせを選択し得る。この情報は、モデム106のメモリ112においてテーブルとして記憶され得る。テーブルにおける各数値は、破損の信頼性の設定によりインデックスを付けられており、項目は、所望の破損の信頼性の設定を生じさせる時間間隔およびレシーバを保存する。


[0056] 図8は上記に表わされた実施形態を説明するフロー図である。ユーザは所望の破損の信頼性のための設定を選ぶ(802)。選択された破損の信頼性の設定に基づき、モバイルデバイスにおけるレシーバが選択され(804)、および、選択されたレシーバが操作されるべき時間間隔も選択される(806)。選択された時間間隔中に、位置情報は選択されたレシーバから得られ(808)、および、この位置情報から、モバイルデバイスの位置が計算される(810)。ジオフェンスの破損があるという判断がなされた場合(812)、アプリケーション・プロセッサは警告を受ける(814)。プロセッサーがスリープ状態にある場合、警報はプロセッサーを起こすことをまた含むことが理解されるべきである。ジオフェンスの破損の検出がない場合、モバイルデバイスの位置は、後に更新され得る。


[0057] 他の実施形態は、モバイルデバイスの速度により、位置更新時間間隔を調整することにより、ジオフェンスの破損の検出をミスすることを緩和することを支援する。以前に議論されたように、モバイルデバイスの位置が更新される時間間隔は、所望の待ち時間および破損の信頼性のような要因に依存し得る。この計算された時間間隔は、モバイルデバイスの動きによりジオフェンスをミスする可能性を低減するために、モバイルデバイスの速度の計算を考慮に入れるためにさらに修正され得る。用語「位置計算間隔」は、下記に述べられるような速度の計算を考慮に入れるために調整される前に、位置更新時間間隔の数値を参照するために使用され得る。


[0058] モバイルデバイスの位置を計算するために、例えば、ジオフェンスソリューションは、GPS、Wi−Fiまたはセルセクターに基づいた技術のような異なる位置の技術を使用し得る。各々の位置の技術は、モバイルデバイスのローカルの環境へのその精度およびその感受性において異なる。いくつかの環境において、GPS、Wi−Fiあるいは他のセルセクターに基づいた信号は、実在し得ず、または、位置がそのような環境においてモバイルデバイスのためにほとんど判断されることができないような低い電力であり得る。


[0059] モバイルデバイスが、弱いまたは実在しない位置信号環境を有するが、しかし、最近の位置計算間隔では、モバイルデバイスは、破損が検出されなかったジオフェンスから十分に遠いので、モデム106がプロセッサ108にまだジオフェンスの破損を示していないところのジオフェンスに進入する、ある瞬間の時を考慮されたい。次の位置計算更新において、モバイルデバイスの位置が、破損の検出をミスする結果により判断されないことはあり得る。


[0060] 弱い信号環境を有するジオフェンスの一例は、家、オフィスまたは店にきつく巻かれたジオフェンスのセットであり、建物の内部に、弱いまたは実在しない位置信号環境があり得る。


[0061] 実施形態において、モデム106は、モバイルデバイスの測定された速度に基づいて、調整された位置間隔を提供するために位置計算間隔の数値を低減する。これは、位置が更新されるレートを増加させ、ジオフェンスの破損が確かに検出される可能性を増加させる。


[0062] 実施形態は、前のGPS調整の履歴を保持することによりモバイルデバイスの速度をトラッキングする。実施形態は、また加速度計センサーに基づき速度推定を提供し得る。実施形態は過去の測定された速度に加重平均を適用することにより予測された速度を計算し、より高い重みが、比較的最近測定された速度および、より大きな(大きさにおいて)速度に与えられる。


[0063] 例えば、「速度」が、ジオフェンスの方向における速度ベクトルの成分を示すものと考え、tiの時間の瞬間にジオフェンスへ向かう速度ベクトルの成分の測定を、Viに示させる。インデックスiは、{1,2,・・・,N}のような、いくつかの整数のセット上を変動し、整数Nは測定の数を示す。次に、いくつかの実施形態については、重みWiは次式により与えられる。


[0064] Wi=(Vi+Wc)/Li [0065] ここで、Wcは一定の重みで、および、Liは、速度成分Viに対し、測定が得られる時間内の後への距離である。すなわちLi=t−tiであり、ここでtは、重みWiが計算されている現在の時間であり、tiは、速度成分のViが測定され時間である。代替として、次式のように上記の方程式を書くことができる。


[0066] Wi(t)=(Vi+Wc)/(t−ti) [0067] ここで重みの明確な時間依存が示される。


[0068] 実施形態は、次式のようにVP(t)として示された、時間tにおけるジオフェンスへ向かう予測された速度成分を与える。


[0069] VP(t)=(ΣViWi)/ΣWi [0070] ここで、合計はインデックスiにわたる。速度が跳ね上がるのと同様に、重みづけされた平均化することは、加速および減速の影響を取り除くことを支援する。


[0071] 上記で与えられたVP(t)とともに、位置調整を実行するための予測された時間間隔(現在の時間に対応する)は、次式により与えられるTPにより示される。


[0072] TP=(DB−XC)/VP [0073] ここで、DBは、ジオフェンス境界へのモバイルデバイスの現在の距離を示し、および、ここで、XCは、位置調整を試みることが望まれる境界の前の距離を示す。


[0074] TPが現在の位置の計算間隔未満である場合、TPは新しい更新された間隔として得られる。そうでなければ、現在の位置の計算間隔は調整されない。


[0075] 更新間隔を調整するための上記の方法を採用する実施形態は、より高い更新レートを犠牲にしてジオフェンス検出をミスする可能性を低減すると予期される。これは、より多くの電力を消費する。従って、位置計算間隔が調整されている場合、実施形態は、そうすることが有益であるように提供される、調整される前の位置計算間隔の数値に更新間隔が設定される退出メカニズム(exit mechanism)を採用する。


[0076] いくつかの実施形態について、モバイルデバイスがジオフェンスから立ち去ることを検出された場合、または、モバイルデバイスが、ある規定された間隔調整からの時間Tの間にジオフェンスに進入していない場合、更新間隔は、位置計算間隔の数値に設定され戻される。


[0077] 一旦退出したならば、わずかの例を挙げるためにモバイルデバイスがジオフェンスから相当な距離を移動したとき、または次に、ジオフェンスの破損があるときに、位置計算間隔を調整するための上記の手順は、ある時間間隔の後に再び開始され得る。


[0078] 図6は上記実施形態による方法を説明している。位置計算間隔に対する数値は、ジオフェンスおよびパラメータのセットに基づいて判断される(601)。最初に、位置を調整するための更新間隔は位置計算間隔にセットされる(602)。モバイルデバイスの位置は、更新間隔により更新される(603)。進入基準(entrance criteria)のセットが合致した場合(604)、更新間隔エンジンは、以前に議論された、予測された時間間隔TPを計算する(606)。例えば、進入基準のセットは、モバイルデバイスがジオフェンスからのある所定の距離内にあるか、または、ジオフェンスへのモバイルデバイスの速度の成分がある閾値より大きいか、を含み得る。進入基準のセットが適合しない場合、制御は602に戻される。


[0079] 進入基準が適合したことが提供され、計算された予測された時間間隔TPは、更新された間隔と比較される(608)。TPが更新間隔未満でない場合、制御は602に移行されが、それが更新間隔未満である場合、それがTPと同じに設定されるように、更新間隔が調整される(610)。


[0080] 退出基準(exit criteria)が適合した場合(612)、制御は602に戻され、そうでなければ、更新間隔は、TPへの設定に留まる(610)。


[0081] 進入基準(entrance criteria)は、それが唯一の進入基準を備え得ることを示すために進入基準のセットと名付けられ得、および、退出基準(exit criteria)は、それが唯一の退出基準を備え得ることを示すために退出基準のセットと名付けられ得る。


[0082] 図7は、予測された時間間隔TPを提供するための上記された実施形態による方法を説明している。ジオフェンス境界へ向かう速度成分は、様々な時間の例にて推定され、または測定され(702)、また、重みは、ボックス702において生成された各速度値のために計算される(704)。これらの速度値は、以前に記述されたように、予測された時間間隔TP(708)を計算するために使用される予測された速度(706)を提供するために重みづけされる。


[0083] 上記の実施形態に関して記述されたように、ジオフェンスの破損に関連した信頼性(不確実性評価)および待ち時間の選択において関係したパワー・トレードオフ(power tradeoff)があり、そのようなトレードオフは、モデムによってアクセスされる位置ソースの種類を選択することを含んでいる。テーブル1は、いくつかの位置ソースを、高信頼性、中信頼性、および、低信頼性の3つのグループに集約する。議論の目的のために、これらの3つのレベルの信頼性のための名目上の定義は、以下のようにとり得る。


高信頼性:ポジショニングソースから計算されたジオフェンスと位置の不確かさの楕円の間の、95%またはこれを超えるオーバーラップ 中信頼性:ジオフェンスと位置の不確実性の楕円の間の、50%またはこれを超えるオーバーラップ(しかし95%を超えない)および 低信頼性:中レベルより低い信頼性であるジオフェンス破損判断の任意の形状 実施形態は、これらの定義に限定されず、単に例として役立つために与えられる。表1において、「TBF」は、「(位置の)調整の間の時間」を表す。


[0084]



[0085] 信頼性レベルを与えられ、複数の選択は、任意の特定の位置ソースを使用するために存在する。ソースを選択するための重要な基準は、位置を判断するために最小の電力を使用するものを選ぶことである。これは必ずしも直接的であるとは限らない。いくつかの所見は、以下のとおりである。GPSのエンジンが最近使用され(例えば1秒前)、および、それが利用可能な軌道予測データを有している場合、Wi−Fiベース位置調整(Wi-Fi based position fix)を使用する代わりに、中信頼性のためにGPS調整を要求することは理にかなっているといえる。位置調整を要求している他のアプリケーションがある場合、ジオフェンスからの明確な要求なしで、これらは侵入され(tap)得る。


[0086] さらなる所見は、以下のとおりである。移動検出のような非ポジショニングソースは、位置の不確実性が増加されるレートを限定するために使用され得る。より信頼できる移動予測を与えるために、そのような非ポジショニングソースは、WWANおよびWi−Fiアプリケーション処理情報からの移動予測データと結合され得る。限られたケースにおいて、モバイルデバイスが固定されていると判断されるとき、新しい位置調整は、ジオフェンスする目的のために必要ではない。ポジショニングソース判断は、いくつかの位置ソースが利用可能でないか、またはユーザによってオフにされているか、を考慮に入れる。


[0087] 一般に、多くの実施形態について、位置ソースは、以下に基づいて判断される。


1)すべての位置ソースの使用の履歴 2)位置ソースの現状、および 3)個々の位置ソースのプロパティ [0088] 当業者は、本明細書に記載された情報、値、および信号が、使用、任意の様々な異なる技術および技法を用いて、表わされ、評価され、および生成され得ることを理解するであろう。例えば、上記の説明を通して参照され得るデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界あるいは磁気粒子、光学界または光学粒子、あるいはそれら任意の組み合わせによって表わされ得る。


[0089] 当業者はさらに、本明細書にて開示された実施形態と関連して説明されている様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとして実施され得ることを理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に説明するために、多様な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にそれらの機能の観点から上記で説明されている。このような機能が、ハードウェアまたはソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。当業者は、各特定のアプリケーションに関して、多様な方法で、説明された機能を実装しうるが、このような実装の決定は、本発明の範囲から逸脱を引き起こしていると解釈されるべきでない。


[0090] 本明細書にて開示された、実施形態に関して記述された方法、シーケンス、および/または、アルゴリズムは、ハードウェア、プロセッサーによって実行されるソフトウェアモジュール、あるいは2つの組み合わせで直接具体化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、あるいは当該技術で周知の任意の他の形態の記憶媒体内に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替において、記憶媒体は、プロセッサと一体化され得る。


[0091] 従って、発明の実施形態は、電力の効率的な方法でモバイルデバイスにおけるジオフェンス能力を使用する方法を具体化するコンピュータ可読媒体を含み得る。従って、この発明は、説明された例に限定されず、本明細書に記載された機能を実行するための任意の手段が、本発明の実施形態に含まれる。


[0092] 上述した開示は、本発明の例示的な実施形態を示している一方、さまざまな変更および修正が、添付された特許請求の範囲によって定義されるような本発明の範囲から逸脱することなくなされうることに注目されるべきである。本明細書に記載される本発明の実施形態にしたがった方法請求項の機能、ステップ、および/または動作は、任意の特定の順序によっても実行される必要はない。さらに、本発明の要素は、単数形で記載または特許請求されているが、単数形へ限定することが明確に述べられていないのであれば、複数形が考慮される。 なお、本願の出願当初の請求項と同一の記載を以下に付記する。 [C1] プロセッサを含んでいるモバイルデバイスであって、前記プロセッサは、前記プロセッサ上で実行されたときに、前記プロセッサに、 初期値に前記モバイルデバイスのための位置更新時間間隔を設定することと、 前記位置更新時間間隔に従ってモバイルデバイスの位置を更新することと、 ジオフェンスへ向かう前記モバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成することと、 前記速度成分の前記推定のセットに前記重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成することと、 前記予測された速度成分および、前記ジオフェンスへの前記モバイルデバイスの距離に基づき、予測された時間間隔を生成することと、 前記予測された時間間隔が前記初期値より小さい場合に、前記予測された時間間隔に前記位置更新時間間隔を設定することと、 を含む手順を、実行させる命令を記憶するためのメモリを含んでいる、プロセッサを含んでいるモバイルデバイス。 [C2] C1のモバイルデバイスであって、前記手順はさらに、退出基準のセットが適合した場合に、前記初期値に前記位置更新時間間隔を設定することを備えるC1のモバイルデバイス。 [C3] C2のモバイルデバイスであって、ここで前記モバイルデバイスが前記ジオフェンスから立ち去ることを検出された場合、前記退出基準のセットが適合されるC2のモバイルデバイス。 [C4] C2のモバイルデバイスであって、ここで前記モバイルデバイスが、前記予測された時間間隔に等しい前記位置更新時間間隔を設定してから、ある規定時間Tの間に前記ジオフェンスに進入していない場合、前記退出基準のセットが適合されるC2のモバイルデバイス。 [C5] C1のモバイルデバイスであって、 ここで、前記重みのセットは、 i=1,2,・・・,Nであり、およびNは、前記ジオフェンスへの前記速度成分の予測の数を示すWiにより示され、 前記手順はさらに、 Wi=(Vi+Wc)/Li を評価することであり、 ここで、Viは、瞬時時間tiにおける前記ジオフェンスへ向かう前記速度成分の測定を示し、Wcは一定の重みであり、およびLi=t−tiであり、ここでtは、前記重みWiが計算されている現在の時間である、 を備えているC1のモバイルデバイス。 [C6] C5のモバイルデバイスであって、 時間tにおいて前記ジオフェンスへ向かう前記予測された速度成分は、VP(t)として示され、 前記手順はさらに、 VP(t)=(ΣViWi)/ΣWiを評価することであり、ここで合計は、i=1,2,・・・,Nにわたる、 を備えているC5のモバイルデバイス。 [C7] C6のモバイルデバイスであって、 ここで前記ジオフェンスは、境界を有しており、および時間tにおける前記予測された時間間隔は、TP(t)として示され、 前記手順はさらに、 TP(t)=(DB(t)−XC)/VP(t)を評価することであり、ここでDB(t)は、時間tにおける前記ジオフェンスの境界までの前記モバイルデバイスの前記距離を示し、およびここで、XCは位置調整を試みることが望まれる前記ジオフェンスの境界の前の前記距離を示す、 を備えているC6のモバイルデバイス。 [C8] 前記プロセッサは、アプリケーションプロセッサであるC1のモバイルデバイス。 [C9] 前記プロセッサは、モデムであるC1のモバイルデバイス。 [C10] モバイルデバイスの位置更新時間間隔を調整するための方法であって、前記方法は、 前記モバイルデバイスにおけるプロセッサに、ジオフェンスクライアントを提供することであって、ここで前記ジオフェンスクライアントは、ジオフェンスおよびパラメータのセットを規定している、提供することと、 前記ジオフェンスおよび前記パラメータのセットに基づき、位置計算間隔を判断することと、 前記位置計算間隔に前記位置更新時間間隔を設定することと、 前記ジオフェンスへ向かう前記モバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成することと、 前記速度成分の前記推定のセットに前記重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成することと、 前記予測された速度成分および、前記ジオフェンスへの前記モバイルデバイスの距離に基づき、予測された時間間隔を生成することと、 前記予測された時間間隔が前記位置計算間隔より小さい場合に、前記予測された時間間隔に前記位置更新時間間隔を設定することと、 を備える方法。 [C11] C10の方法であって、退出基準のセットが適合した場合に、前記初期値に前記位置更新時間間隔を設定することをさらに備える、C10の方法。 [C12] C11の方法であって、ここで前記モバイルデバイスが前記ジオフェンスから立ち去ることを検出された場合、前記退出基準のセットが適合されるC11の方法。 [C13] C11の方法であって、ここで前記モバイルデバイスが、前記予測された時間間隔に等しい前記位置更新時間間隔を設定してから、ある規定時間Tの間に前記ジオフェンスに進入していない場合、前記退出基準のセットが適合されるC11の方法。 [C14] C10の方法であって、前記パラメータのセットは、ジオフェンスの破損待ち時間を備えるC10の方法。 [C15] C10の方法であって、前記パラメータのセットは、破損の信頼性を備えるC10の方法。 [C16] C10の方法であって、 ここで、前記重みのセットは、 i=1,2,・・・,Nであり、およびNは、前記ジオフェンスへの前記速度成分の予測の数を示すWiにより示され、 前記方法はさらに、 Wi=(Vi+Wc)/Li を評価することであり、 ここで、Viは、瞬時時間tiにおける前記ジオフェンスへ向かう前記速度成分の測定を示し、Wcは一定の重みであり、およびLi=t−tiであり、ここでtは、前記重みWiが計算されている現在の時間である、 を備えているC10の方法。 [C17] C16の方法であって、 時間tにおいて前記ジオフェンスへ向かう前記予測された速度成分は、VP(t)として示され、 前記方法はさらに、 VP(t)=(ΣViWi)/ΣWiを評価することであり、ここで合計は、i=1,2,・・・,Nにわたる、 を備えているC16の方法。 [C18] C17の方法であって、 ここで前記ジオフェンスは、境界を有しており、および時間tにおける前記予測された時間間隔は、TP(t)として示され、 前記方法はさらに、 TP(t)=(DB(t)−XC)/VP(t)を評価することであり、ここでDB(t)は、時間tにおける前記ジオフェンスの境界までの前記モバイルデバイスの前記距離を示し、およびここで、XCは位置調整を試みることが望まれる前記ジオフェンスの境界の前の前記距離を示す、 を備えているC17の方法。 [C19] 前記プロセッサは、アプリケーションプロセッサであるC10の方法。 [C20] 前記プロセッサは、モデムであるC10の方法。 [C21] 記憶された命令を有するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記記憶された命令は、モバイルデバイスのプロセッサによって実行されたときに、前記モバイルのデバイスの位置更新時間間隔を調整するための手順を実行するための命令であり、 前記モバイルデバイスにおけるプロセッサに、ジオフェンスクライアントを提供することであって、ここで前記ジオフェンスクライアントは、ジオフェンスおよびパラメータのセットを規定している、提供することと、 前記ジオフェンスおよび前記パラメータのセットに基づき、位置計算間隔を判断することと、 前記位置計算間隔に前記位置更新時間間隔を設定することと、 前記ジオフェンスへ向かう前記モバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成することと、 前記速度成分の前記推定のセットに前記重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成することと、 前記予測された速度成分および、前記ジオフェンスへの前記モバイルデバイスの距離に基づき、予測された時間間隔を生成することと、 前記予測された時間間隔が前記位置計算間隔より小さい場合に、前記予測された時間間隔に前記位置更新時間間隔を設定することと、 を備えるコンピュータ可読記憶媒体。 [C22] C21のコンピュータ可読記憶媒体であって、前記手順はさらに、退出基準のセットが適合した場合に、初期値に前記位置更新時間間隔を設定することを備える、C21のコンピュータ可読記憶媒体。 [C23] C22のコンピュータ可読記憶媒体であって、ここで前記モバイルデバイスが前記ジオフェンスから立ち去ることを検出された場合、前記退出基準のセットが適合されるC22のコンピュータ可読記憶媒体。 [C24] C22のコンピュータ可読記憶媒体であって、ここで前記モバイルデバイスが、前記予測された時間間隔に等しい前記位置更新時間間隔を設定してから、ある規定時間Tの間に前記ジオフェンスに進入していない場合、前記退出基準のセットが適合されるC22のコンピュータ可読記憶媒体。 [C25] C21のコンピュータ可読記憶媒体であって、前記パラメータのセットは、ジオフェンスの破損待ち時間を備えるC21のコンピュータ可読記憶媒体。 [C26] C21のコンピュータ可読記憶媒体であって、前記パラメータのセットは、破損の信頼性を備えるC21のコンピュータ可読記憶媒体。 [C27] C21のコンピュータ可読記憶媒体であって、 ここで、前記重みのセットは、 i=1,2,・・・,Nであり、およびNは、前記ジオフェンスへの前記速度成分の予測の数を示すWiにより示され、 前記手順はさらに、 Wi=(Vi+Wc)/Li を評価することであり、 ここで、Viは、瞬時時間tiにおける前記ジオフェンスへ向かう前記速度成分の測定を示し、Wcは一定の重みであり、およびLi=t−tiであり、ここでtは、前記重みWiが計算されている現在の時間である、 を備えているC21のコンピュータ可読記憶媒体。 [C28] C27のコンピュータ可読記憶媒体であって、 時間tにおいて前記ジオフェンスへ向かう前記予測された速度成分は、VP(t)として示され、 前記手順はさらに、 VP(t)=(ΣViWi)/ΣWiを評価することであり、ここで合計は、i=1,2,・・・,Nにわたる、 を備えているC27のコンピュータ可読記憶媒体。 [C29] C28のコンピュータ可読記憶媒体であって、 ここで前記ジオフェンスは、境界を有しており、および時間tにおける前記予測された時間間隔は、TP(t)として示され、 前記手順はさらに、 TP(t)=(DB(t)−XC)/VP(t)を評価することであり、ここでDB(t)は、時間tにおける前記ジオフェンスの境界までの前記モバイルデバイスの前記距離を示し、およびここで、XCは位置調整を試みることが望まれる前記ジオフェンスの境界の前の前記距離を示す、 を備えているC28のコンピュータ可読記憶媒体。 [C30] 前記プロセッサは、アプリケーションプロセッサであるC21のコンピュータ可読記憶媒体。 [C31] 前記プロセッサは、モデムであるC21のコンピュータ可読記憶媒体。 [C32] プロセッサ、および命令を記憶しているメモリを備えたモバイルデバイスであって、前記プロセッサにおいて実行されたときに、前記プロセッサに、 初期値に前記モバイルデバイスのための位置更新時間間隔を設定するための手段と、 前記位置更新時間間隔に従ってモバイルデバイスの位置を更新するための手段と、 ジオフェンスへ向かう前記モバイルデバイスの速度成分の推定のセットに基づき重みのセットを生成するための手段と、 前記速度成分の前記推定のセットに前記重みのセットを適用することに基づき、予測された速度成分を生成するための手段と、 前記予測された速度成分および、前記ジオフェンスへの前記モバイルデバイスの距離に基づき、予測された時間間隔を生成するための手段と、 前記予測された時間間隔が前記位置更新時間間隔より小さい場合に、前記予測された時間間隔に前記位置更新時間間隔を設定するための手段と、 を備える手順を実行させるモバイルデバイス。 [C33] C32のモバイルデバイスであって、前記プロセッサはさらに、退出基準のセットが適合した場合に、前記初期値に前記位置更新時間間隔を設定するための手段を備えるC32のモバイルデバイス。 [C34] C33のモバイルデバイスであって、ここで前記モバイルデバイスが前記ジオフェンスから立ち去ることを検出された場合、前記退出基準のセットが適合されるC33のモバイルデバイス。 [C35] C33のモバイルデバイスであって、ここで前記モバイルデバイスが、前記予測された時間間隔に等しい前記位置更新時間間隔を設定してから、ある規定時間Tの間に前記ジオフェンスに進入していない場合、前記退出基準のセットが適合されるC33のモバイルデバイス。 [C36] C32のモバイルデバイスであって、 ここで、前記重みのセットは、 i=1,2,・・・,Nであり、およびNは、前記ジオフェンスへの前記速度成分の予測の数を示すWiにより示され、 前記手順はさらに、 Wi=(Vi+Wc)/Li を評価することであり、 ここで、Viは、瞬時時間tiにおける前記ジオフェンスへ向かう前記速度成分の測定を示し、Wcは一定の重みであり、およびLi=t−tiであり、ここでtは、前記重みWiが計算されている現在の時間である、 を備えているC32のモバイルデバイス [C37] C36のモバイルデバイスであって、 時間tにおいて前記ジオフェンスへ向かう前記予測された速度成分は、VP(t)として示され、 前記手順はさらに、 VP(t)=(ΣViWi)/ΣWiを評価することであり、ここで合計は、i=1,2,・・・,Nにわたる、 を備えているC36のモバイルデバイス。 [C38] C37のモバイルデバイスであって、 ここで前記ジオフェンスは、境界を有しており、および時間tにおける前記予測された時間間隔は、TP(t)として示され、 前記手順はさらに、 TP(t)=(DB(t)−XC)/VP(t)を評価することであり、ここでDB(t)は、時間tにおける前記ジオフェンスの境界までの前記モバイルデバイスの前記距離を示し、およびここで、XCは位置調整を試みることが望まれる前記ジオフェンスの境界の前の前記距離を示す、 を備えているC37のモバイルデバイス。 [C39] 前記プロセッサは、アプリケーションプロセッサであるC32のモバイルデバイス。 [C40] 前記プロセッサは、モデムであるC32のモバイルデバイス。



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