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Transpiration apparatus

阅读:638发布:2021-06-25

专利汇可以提供Transpiration apparatus专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To effect transpiration of drugs in a proper transpiration quantity according to the ventilative condition in the space. CONSTITUTION:The state of the intake door 42 which forms the inner air circulation mode and the outer air intake mode alternatively is detected by the mode detector 47 and inputted to the microcomputer 48. The on/off signal of the switch 50 detecting door closing equipped on the car door 49 is inputted to the microcomputer 48 via the I/O port 54. Further, a perfuming box 1 and a car speed sensor 55 as well as a switch unit 56 are connected to the microcomputer 48. The microcomputer 48 controls the transpiration quantity of the perfume components from the perfuming box 1 according to the car speed detected by the car speed sensor 55, on/off information of the switch 50 detecting door closing and the ventilation mode of the air conditioning equipment 38.,下面是Transpiration apparatus专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 薬剤を蒸散する蒸散手段と、 前記薬剤が蒸散する空間の換気状態を検出する検出手段と、 該検出手段が検出した前記換気状態に基づき、前記蒸散手段の蒸散量を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする蒸散装置。
  • 【請求項2】 加熱に伴って蒸散する薬剤を保持し、ロール状に巻装された帯状体と、 該帯状体を走行駆動する駆動手段と、 該駆動手段により走行駆動される前記帯状体を加熱する加熱手段と、 前記薬剤を蒸散させる空間の換気状態を検出する検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づき、前記駆動手段による前記帯状体の駆動速度を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする蒸散装置。
  • 【請求項3】 前記空間は車両の客室であって、前記検出手段は車速を検出する車速検出手段と、内気循環モードと外気導入モードとを選択的に設定する空調装置のモード状態を検出するモード検出手段と、車両のドアの状態を検出するドア状態検出手段のいずれか少なくとも1
    つで構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の蒸散装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、芳香剤、消臭剤等の薬剤を蒸散させる蒸散装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来の蒸散装置としては、図11及び図12に示したものが知られている。 すなわち、蒸散装置は、装置本体61とこの装置本体61に着脱自在に装填される薬液カートリッジ62とから構成されている。 装置本体61は、外部ケース63を有し、この外部ケース63の上面には蒸散口64が開成され、下面には挿入口65が形成されている。 外部ケース63の内部上方には、カートリッジ装填部66が設けられており、このカートリッジ装填部66の下部内周には雌ねじ部67が形成されている。 また、カートリッジ装填部66の上端部には中央に挿通孔68を有するヒーター69が配設されており、このヒーター69には電源コード口70から配索されたコードが接続される。

    【0003】一方、薬液カートリッジ62は、芳香性等の所定の効能を有する薬液71が収容された断面円形の薬液容器72を有し、この薬液容器72の上端周部には、前記雌ねじ部67に螺合する雄ねじ部73が形成されている。 また、薬液容器72の上端開口部には、キャップ74が嵌着されており、このキャップ74の中心部には、上端部が薬液容器72の外部に突出し、かつ下端部が薬液容器72の底面近傍まで延設された吸液芯75
    が嵌装されている。

    【0004】かかる構造において、使用に際しては装置本体61を持ち上げて、挿入口65を介して薬液カートリッジ62を外部ケース63内に挿入して回転させる。
    これにより、図12に示したように、薬液容器72の上端部に設けられた雄ねじ部73が、カートリッジ装填部66に設けられた雌ねじ部67に螺合して、薬液カートリッジ62は装置本体61に装填される。 このように、
    薬液カートリッジ62が装填されると、吸液芯75の上端部はヒーター69の挿通孔68内に遊挿された状態となる。 この状態でヒーター69が発熱動作することにより、吸液芯75から薬剤成分が蒸散して、蒸散口64を介して外部に拡散するものである。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の蒸散装置にあっては、ヒーター69を常時一定の温度で発熱作動させることにより蒸散を行うように構成されてことから、薬液71の蒸散量は常に一定となる。 一方、蒸散装置が配置される空間の換気状態は、各空間ごとに異なるのみならず、同一空間であっても諸条件により換気率が変化する。 すなわち、例えば自動車の客室においては、空調装置が外気導入モードと内気循環モードのいずれの状態にあるか、あるいは車速等により換気状態が変化する。 よって、このように換気状態が変化する空間に前述した蒸散量が常に一定な蒸散装置を配置すると、空間の換気状態によっては薬剤成分の蒸散量が過剰となり、あるいは逆に過少となって有効な薬剤効果が得られなくなる不都合が生ずる。

    【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、当該空間の換気状態に応じて適正な蒸散量をもって薬剤の蒸散を行うことができる蒸散装置を提供することを目的とするものである。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために本発明にあっては、薬剤を蒸散する蒸散手段と、前記薬剤が蒸散する空間の換気状態を検出する検出手段と、
    該検出手段が検出した前記換気状態に基づき、前記蒸散手段の蒸散量を制御する制御手段とを有している。 また、本発明の他の構成にあっては、加熱に伴って蒸散する薬剤を保持し、ロール状に巻装された帯状体と、該帯状体を走行駆動する駆動手段と、該駆動手段により走行駆動される前記帯状体を加熱する加熱手段と、前記薬剤を蒸散させる空間の換気状態を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づき、前記駆動手段による前記帯状体の駆動速度を制御する制御手段とを有している。

    【0008】

    【作用】前記構成において、検出手段が空間の換気状態を検出し、この検出した換気状態に基づき制御手段は蒸散手段の蒸散速度を制御する。 よって、薬剤が空間の換気状態に応じた量にて蒸散し、その結果、当該空間に対して適切な量の薬剤を蒸散し得る。 また、前記他の構成にあっては、空間の換気状態に基づいて帯状体の駆動速度が制御され、これにより帯状体が単位時間当りに加熱される長さが換気状態に応じて変化し、この加熱される長さに応じた量をもって薬剤が蒸散する。

    【0009】

    【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説明する。 図2に示すように、芳香器1は、装置本体2とカセット3とから構成されている。 装置本体2には、相対向する起立壁4,5を有するカセット配置凹部6が形成されており、一方の起立壁4には第1開口部7と第2
    開口部8とが間隔を置いて設けられている。 第1開口部からは駆動ローラ9の周面が突設されているとともに、
    第2開口部8には発熱体10が突設され、前記駆動ローラ9は装置本体2の内部に配置されたモータにより駆動されるように構成されている。 また、装置本体2の上面にはスイッチ11が配設され、側面からは前記モータや発熱体10等に接続されたコード12が引き出されている。 該コード12の先端部にはプラグ13が接続されており、該プラブ13は、自動車の客室内に設けられているシガレットライターのジャック部に嵌合可能な形状であって、該ジャック部内周面の各電極板に接触する先端端子14と側面端子15とを有している。

    【0010】前記カセット2は、図3,4に示すように、一面開口状の箱体からなる下ケース16と上ケース17とを結合して構成されたハウジング18を有し、該ハウジング18は前記凹部6に嵌合配置可能な大きさに形成されている。 このハウジング18の側面には、前記カセット配置凹部6に嵌合配置した状態で前記駆動ローラ9を受容する第1凹欠部19と、前記発熱体10を受容する第2凹欠部20とが形成されており、該第2凹欠部20の下面には複数の通気孔21が形成されている。

    【0011】前記ハウジング17の内部には、図5,6
    に示すように、リール21と巻取りドラム22とが回転自在に支持されており、該巻取りドラム22は中空部2
    3を有し、下ケース16にはこの中空部23と同心円状の孔35が設けられている。 また、前記第1凹欠部19
    の側面部には、相対向する第1ガイド口25と第2ガイド口26とが設けられ、第2凹欠部20の側面部にも相対向する第3ガイド口27と第4ガイド口28とが設けられている。 前記第1ガイド口25の近傍には、走行軸29と第1ピン30とが植設され、第2ガイド口26と第3ガイド口27間には、第2及び第3ピン31,32
    が植設され、第4ガイド口28の近傍にはその周面が第4ガイド口28を介して外部に露出した従動ローラ33
    が回転自在に支持されている。

    【0012】前記リール21には、テープ24が巻装されており、このリール21から引き出されたテープ24
    は、走行軸29と第1ピン30に掛け渡された後、第1
    及び第2ガイド口25,26に遊挿されている。 さらに、テープ24は、第2及び第3ピン31,32に掛け渡された後、第3及び第4ガイド口27,28に遊挿され、さらに従動ローラ33に架け渡された後、端部を巻取りドラム22に係止されている。 したがって、テープ24は前記第1凹欠部19と第2凹欠部20とにおいて、ハウジング17の外部に露出している。

    【0013】このため、図2に示したように、カセット3をカセット配置凹部6にセットすると、テープ14の第1凹欠部19から露出した部分が従動ローラ33と駆動ローラ9間に挟圧され、かつ、第2凹欠部20から露出した部分が前記発熱体10と接触する。 この状態で、
    駆動ローラ9が回転することによりテープ24が走行駆動されて、発熱体10に摺接する。 このとき、巻取りドラム22は、装置本体2側に設けられ中空部23内に挿入された巻取軸(図示せず)により巻取り方向に回転付勢されている。 したがって、テープ24は、走行駆動に伴って巻取りドラム22から引き出された後発熱体10
    と接触して加熱され、加熱済みとなったテープ24は巻取りドラム22に巻装される。 また、テープ24の走行スピードは、駆動ローラ9の回転速度に依存することとなる。

    【0014】なお、テープ24には図7に示すように、
    その長尺方向に沿って各々異種香りa,b,cを有する芳香剤が含浸された第1、第2、第3芳香帯34a,3
    4b,34cが形成されている。 各芳香帯34a,34
    b,34cの側部にはアドレスデータが記憶されたデータトラック38が設けられており、このデータトラック38に記憶されたアドレスデータは装置本体2側に設けられた図示しない磁気ヘッドにより読み取られる。

    【0015】一方、この芳香器1が客室内配置された自動車には、図1に示すように、空調装置38が設けられている。 該空調装置38は、その上流端にブロアユニット39を有しており、該ブロアユニット39には外気導入口40と内気導入口41、及びこの両導入口40,4
    1を選択的に開閉するインテークドア42が設けられている。 そして、該インテークドア42が外気導入口40
    を閉鎖することにより、客室内の空気を循環させる内気循環モードが形成され、内気導入口41を閉鎖することにより外気を客室内に導入する外気導入モードが形成される。 この各モードを形成するインテークドア42の状態は、モード検出装置47により検出されて、マイクロコンピュータ48に入される。 なお、ブロアユニット39には、さらにファン42が配置されており、該ファン42の下流側には、順次エバポレータ43、エアミックスドア44、及びヒータコア45が配置され、下流端には客室内に開口する複数の吹出口46a,46b,4
    6cが設けられている。

    【0016】他方、当該自動車のドア49には、半ドアスイッチ50が配置されており、該半ドア検出装置50
    は、その先端部に接触子51を有している。 かかる半ドアスイッチ50は、ドア49が完全に閉止された状態では、接触子51が車体52側に配置され固定板53に当接することによりオフ、ドア49の閉止が不完全な半ドア状態ではオンとなり、このオン・オフ信号はI/Oポート54を介してマイクロコンピュータ48に入力される。

    【0017】マイクロコンピュータ48には、前記芳香器1と車速センサ55とが接続されているとともに、スイッチユニット56が接続されている。 該スイッチユニット56には、ONスイッチ57とOFFスイッチ5
    8、及び前記異種香りa,b,cに対応した3個の香り選択スイッチ59a,59b,59cが配設されている。 なお、マイクロコンピュータ48内のROMには、
    図8に示した蒸散量検知テーブルT1が記憶されている。 該蒸散量検知テーブルT1には、車速が大、半ドアスイッチ50がオン、空調装置38の換気モードが外気導入モードである場合が最小値“10”であって、車速が小、半ドアスイッチ50がオフ、空調装置38の換気モードが内気循環モードである場合が最大値“50”である10〜50の5種類の数値が各条件に応じて記憶されている。 すなわち、この該蒸散量検知テーブルT1には、客室内の換気率が高くなるに従って小さい値が設定されており、10から50までの5種類の数値を各換気率に応じて記憶してある。

    【0018】以上の構成にかかる本実施例において、客室内に設けられているイグニッションキースイッチをオンにすると、マイクロコンピュータ48は図9に示したフローチャートに従って動作を開始する。 すなわち、先ずイニシャライズ処理を実行して(SA1)、ONフラグ、A〜F各レジスタ、タイマレジスタTRをクリアする。 次に、ONスイッチ57が操作されたか否かを判別して、ONスイッチ57が操作されないならば、OFF
    スイッチ58が操作されたか否かを判別する(SA1
    1)。 両スイッチ57,58が操作されない場合には、
    SA2→SA11→SA2のループを繰り返して待機状態を維持する。 そして、ONスイッチ57が操作された時点で、ONフラグがセット状態にあるか否かを判別し(SA3)、ONフラグがリセット状態にある場合にはこれをセットする(SA4)。

    【0019】引き続き、香り選択スイッチ59a,59
    b,59cを走査して、操作された香り選択スイッチ5
    9a,59b,59cのいずれかをAレジスタに格納する(SA5)。 次に、Aレジスタの内容に基づきテープ24を所定位置に送る。 すなわち、図7をもって説明したように、テープ24にはその長尺方向に沿って異種香りa,b,cを有する芳香剤が含浸された第1、第2、
    第3芳香帯34a,34b,34cが形成され、各芳香帯34a,34b,34cの側部にはデータトラック3
    8が形成されている。 そこで、このデータトラック38
    に記憶されているアドレスデータを読み取りながら、テープ24を走行させることにより、Aレジスタに格納された香り選択スイッチ59a,59b,59cに対応する香りの芳香帯34a,34b,34cが、発熱体10
    に接触する位置となるようにテープ24を走行させる。

    【0020】しかる後に、BレジスタにAレジスタの内容に対応する番地の内容を読み出す(SA7)。 つまり、香り選択スイッチ59a,59b,59cの操作により選択されたいずれかの香りの芳香帯34a,34
    b,34cが発熱体10に接触した位置におけるテープ24のアドレスを、データトラック38から読み出して、これをBレジスタに格納する。 しかる後に、このB
    レジスタの内容に基づき、テープ24を所定位置へ送る(SA8)。 このSA8の処理によってモータが動作し、駆動ローラ9が回転してテープ24が走行駆動され、香り選択スイッチ59a,59b,59cの操作により選択されたいずれかの香りの芳香帯34a,34
    b,34cが、発熱体10に摺接する。 その結果、芳香帯34a,34b,34cに含浸されている芳香成分が、発熱体10からの熱により蒸散し、この蒸散した芳香成分が客室内に拡散する。

    【0021】また、SA8に続くSA9では、Cレジスタの内容に基づいて、前記駆動ローラ9を回転しているモータの速度を設定し、よって、駆動ローラ9の回転速度、延いてはテープ24の走行スピードは後述するようにCレジスタの内容により決定される。 さらに、香り選択スイッチ59a,59b,59cが再度操作されて、
    蒸散させる香りに変更があったか否かを判別する(SA
    10)。 選択されている香りに変更がない場合には、O
    FFスイッチ58が操作されたか否かを判別し(SA1
    1)、OFFスイッチ58が操作れなければSA2に戻る。

    【0022】そして、SA2からの判別処理を再度実行した際には、既に前述のSA4でONフラグがセットされていることから、SA3の判別がNOとなって、SA
    4〜SA8の処理を実行することなく、SA9に進む。
    よって、蒸散を開始してから、香り選択スイッチ59
    a,59b,59cとOFFスイッチ58とが操作されない状態では、SA2→SA3→SA9〜SA11→S
    A2のループが繰り返される。 このループにおいて、S
    A9では後述するCレジスタの内容に基づきテープ24
    の速度設定がなされることから、テープ24はSA9の処理が実行される都度、走行スピードを変化させながら走行する。

    【0023】その結果、テープ24の走行スピードが速くなるに従って、単位時間当たりに発熱体10と摺接する芳香帯34a,34b,34cの長さ増加して、芳香成分の単位時間当たりの蒸散量も増大する。 また、テープ24の走行スピードが遅くなるに従って、単位時間当たりに発熱体10と摺接する芳香帯34a,34b,3
    4cの長さ減少して、芳香成分の蒸散量も減少する。 また、このように蒸散量を変化させながら蒸散を行っている状態で、香り選択スイッチ59a,59b,59cが操作された場合には、SA10からSA5に戻って、前述したSA5以降の処理を実行し、OFFスイッチ58
    が操作された場合には、ONフラグをリセットしてから(SA12)、SA2に戻る。

    【0024】他方、この図9に示したメインルーチンに対しては、図10に示したタイマーインタラプトが一定時間ごとに割り込んで実行される。 すなわち、車速センサ55の出力をDレジスタに格納し(SB1)、半ドアスイッチ50の出力をEレジスタに格納するとともに(SB2)、モード検出装置47の換気モード検出結果をFレジスタに格納する(SB3)。 しかる後に、D〜
    Fレジスタの内容を蒸散量検知テーブルT1(図8)で変換し、Cレジスタに格納する(SB4)。

    【0025】つまり、このSB4の処理により、下記に示した車速、半ドアスイッチ50の状態、換気モードの組み合わせパターンに応じた値がCレジスタに格納される。 車速大、半ドアスイッチ50オン、外気導入モード・・・10 車速大、半ドアスイッチ50オン、内気循環モード・・・20 車速小、半ドアスイッチ50オン、外気導入モード・・・20 車速小、半ドアスイッチ50オン、内気循環モード・・・30 車速大、半ドアスイッチ50オフ、外気導入モード・・・30 車速大、半ドアスイッチ50オフ、内気循環モード・・・40 車速小、半ドアスイッチ50オフ、外気導入モード・・・40 車速小、半ドアスイッチ50オフ、内気循環モード・・・50 引き続き、TRの値がCレジスタの値に達したか否かを判別し(SB5)、達していない場合には、SB6,S
    B7の処理を実行することなく、TRをインクリメントする(SB8)。 さらに、TRが所定値(ここで、所定値とはレジスタCと同値)に達したか否かを判別し(S
    B9)、所定値に達したならばTRを0リセットした後(SB10)リターンし、達していないならばSB10
    の処理を実行することなくリターンする。

    【0026】そして、このようにしてSB8で一定時間ごとにTRをインクリメントすることによりTR=Cとなると、SB5からSB7に進んで、Aレジスタに香り選択スイッチ59a,59b,59cにより選択された香りの種類を格納した後、SB7でAレジスタの内容に基づくRAMの所定番地の内容をインクリメントする。
    したがって、このSA6とSA7の処理は、Cレジスタの値に応じた頻度で実行され、前記〜のパターンにおいて、にあってはTR=10となったタイミングで実行されることから実行頻度が最も高く、また、にあってはTR=50となったタイミングで実行されることから実行頻度が最も低いものとなる。

    【0027】また、SB7でRAMの所定番地がインクリメントされることから、このRAMの所定番地がインクリメントされる周期も〜で異なり、にあっては最も短い周期でインクリメントされ、にあっては最も長い周期でインクリメントされることとなる。 したがって、所定番地のインクリメントに同期するように、モータの速度を変化させれば、テープ24の走行スピードはが最も速く、が最も遅いものとなる。 ここで、前述のようにテープ24の走行スピードが速い場合には、芳香成分の単位時間当たりの蒸散量が多く、走行スピードが低くなるに従って単位時間当たりの蒸散量は低下する。

    【0028】また、〜のパターンにおいて、「車速大、半ドアスイッチ50オン、外気導入モード」である場合が客室の換気率が最も高く、順次換気率は低下するとともに、「車速小、半ドアスイッチ50オフ、内気循環モード」である場合が換気率が最も低い。 したがって、換気率が高い場合には、テープ24の走行スピードが速いことにより単位時間当たりの蒸散量が多く、換気率が低くなるに従ってテープ24の走行スピードが遅くなり、単位時間当たりの蒸散量が減少する。 よって、
    換気状態が変化する自動車の客室においても、蒸散用が過剰となったり、逆に過少となったりすることなく、常に適正量をもって芳香成分を蒸散させることができる。

    【0029】なお、図8の蒸散量検知テーブルT1に設定した値は、一例であって値が大小関係が同一である限り他の値を用いてもよい。 また、実施例においては、本発明を自動車の客室内に適用したものを示したが、これに限ることなく、他の空間であってもその換気状態が検出可能であれば、検出した換気状態に応じてテープ24
    の走行スピードを制御することにより、同様の作用効果を得ることが可能である。 さらに、実施例においては、
    テープ24に芳香剤が含浸されたものを示したが、図1
    1、12に示した薬液を吸液芯に浸出させ、これを加熱手段により加熱して蒸散させるタイプの蒸散装置であっても、加熱手段の加熱状態を空間の換気状態に応じて制御することにより、常に適正量をもって薬液の蒸散を行うことが可能である。

    【0030】

    【発明の効果】以上説明したように本発明は、蒸散手段からの薬剤蒸散量、あるいは加熱に伴って蒸散する薬剤を保持した帯状体からの薬剤蒸散量を、蒸散空間の換気状態に応じて制御するようにした。 よって、車両の客室等の換気状態が変化する空間であっても、変化する換気状態に応じて、過不足のない量の薬剤を蒸散させて、適正な蒸散環境を形成することができる。 また、当該蒸散空間に対して過不足のない量の薬剤を蒸散し得る結果、
    過剰な薬剤の蒸散を抑制することができ、これにより効率的な蒸散が可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す図である。

    【図2】芳香器を示す斜視図である。

    【図3】カセットを示す斜視図である。

    【図4】カセットの底面図である。

    【図5】図3のA−A矢示断面図である。

    【図6】図3のB−B矢示断面図である。

    【図7】テープの拡大模式平面図である。

    【図8】蒸散量検知テーブルの構成を示す図である。

    【図9】メインルーチンを示すフローチャートである。

    【図10】タイマーインターラプトルーチンを示すフローチャートである。

    【図11】従来の蒸散装置の装置本体と薬液カートリッジとを示す垂直断面図である。

    【図12】同薬液カートリッジを装置本体の装填した状態の垂直断面図である。

    【符号の説明】

    1 芳香器 2 装置本体 3 カセット 9 駆動ローラ 10 発熱体 38 空調装置 47 モード検出装置 50 半ドアスイッチ 55 車速センサ

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