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Manufacture of semiconductor quantum fine line

阅读:511发布:2023-12-25

专利汇可以提供Manufacture of semiconductor quantum fine line专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To form a quantum fine line whose dimension are freely controlled, by forming a plurality of steps of molecular layers on a compound semiconductor substrate, and forming a semiconductor layer of periodic step structure composed of terraces of (001) face orientation. CONSTITUTION:GaAs as a buffer layer 2 is grown at a substrate temperature of 600 deg.C, under a partial pressure ratio wherein V/III ratio is as low as 80. Thereby step structure composed of steps 8 having terraces of (001) face orientation and steps (55Angstrom ) of 20 molecular layers is obtained. When AlAs as a barrier layer 4 of a quantum fine line is grown under the same condition, the AlAs is grown with an uniform thickness so as to trace the multistep shape of the substratum. When GaAs as a well layer 5 of the quantum fine line is grown, the GaAs is grown in the lateral direction on the terrace from the multistep. When the barrier layer 3 is again grown, the GaAs as the well layer of the quantum fine line is two-dimensionally surrounded, and the quantum fine line is completed.,下面是Manufacture of semiconductor quantum fine line专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 化合物半導体基板上に量子細線を形成する半導体量子細線の製造方法において、化合物半導体基板上に複数の分子層の段差をもつステップを形成する工程と、(001)面方位のテラスからなる周期的な階段状構造の半導体層を形成する工程とを少なくとも含むことを特徴とする半導体量子細線の製造方法。
  • 【請求項2】 請求項1において、化合物基板として(001)面から[−110]方向に3度から36度に傾斜したGaAs化合物半導体基板を用い、かつ、有機金属気相成長法におけるV族原料とIII 族原料との分圧比を2から1000の範囲の有機金属原料を供給することにより、GaAs基板上に複数の分子層の段差を持つステップを形成する工程と、(001)面方位のテラスからなる周期的な段階状構造の半導体層を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体量子細線の製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は化合物半導体基板上に量子細線を形成する半導体量子細線の製造方法に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】禁制帯幅の小さな半導体(例えばGaA
    s)を禁制帯幅の大きな半導体(例えばAlAs)で数百Å程度に2次元的に閉じ込める構造を量子細線とよばれている。 半導体レーザーの活性層に当該量子細線を用いると、半導体レーザーのしきい電流がさがり、特性が向上するという理論的予測があるため、量子細線作製に関する研究が盛んに行われている。

    【0003】ここでは量子細線を有する半導体装置の製造方法については、従来の技術の代表例として、例えばGaAs半導体基板上に単分子層(1分子層はGaAs
    で2.8Å)の段差を持つステップ(単分子層ステップ)
    が等間隔に並んだ表面構造でAlAs、GaAsが成長することを利用したものを例にして、図6〜8に基づいて説明する。 微傾斜を有する半導体傾斜基板1で傾斜度が2度のものを用い、V族と III族の原料ガスの分圧比を2000という成長条件で有機金属気相成長法でG
    aAs緩衝層2の結晶成長を行なった後、表面を原子オーダーで観察すると、成長前の基板表面では不規則な間隔で並んでいた単分子層ステップ3が、ほぼ等間隔に配列する(図6(a)参照)。

    【0004】つぎに、同じ成長条件で量子細線のバリア層4としてAlAsを1/2層分供給した後、同様に表面を観察すると、図6(b)のように、ほぼ等間隔にA
    lAs単分子層ステップが並ぶ。 つぎに量子細線のウエル層5としてGaAsを1/2層分供給した後、表面を観察すると、図7(a)のように、ほぼ等間隔にGaA
    s単分子層ステップが並んでいる。 1/2層分のAlA
    sとGaAsの供給を1サイクルとし、それぞれ正確に1/2層分ずつ供給すると供給後の単分子層ステップ3
    −2の先端はちょうど1サイクル前の単原子ステップ3
    −1の先端の上にくる(図7(a)参照)。

    【0005】さらにこのサイクルを複数回繰り返すことによって、図7(b)のような縦型超格子ができる。 この縦型超格子を上下からバリア層6,7としてAlAs
    で挟むことにより、図8のような量子細線を作製することができる。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の量子細線には次のような欠点があり、その実用化を大きく妨げていた。

    【0007】(1)従来の量子細線では、横方向の周期(Lb 2 +Lx 2 )(図7(b))は単分子層ステップの間隔であり、微傾斜基板1の傾斜角度αで一意に決まってしまう。

    【数1】Lb 2 +Lx 2 =a/2tanα ここで、aは格子定数であり、a/2は単分子層ステップの段差に相当する。 例えば前述した従来技術の例における2度の傾斜角度をもつGaAs微傾斜基板の場合、
    上式の右辺a/2tanαは81Åになる。 そのため、
    2度の微傾斜基板上ではLb 2 +Lx 2 =81Åの制約条件をみたす範囲でしかLb 2とLx 2との値を設定することができなかった。 そのため横方向の周期の異なる量子細線を同じ基板上に作製し、異なる波長を制御する素子を作製することが困難であった。

    【0008】(2)従来の量子細線の縦型超格子は、成長中にあるGa原子とAl原子とが縦方向の異種界面を越えて横方向に相互拡散してしまうため、組成変化が鈍ってしまい、横方向の量子閉じ込め効果が十分ではなかった。

    【0009】そこで、本発明の目的は、上述した問題点を解決し、自由に寸法を制御した量子細線を作製する方法を提供することにある。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発明に係る半導体量子細線の製造方法は、化合物半導体基板上に量子細線を形成する方法において、化合物半導体基板上に複数の分子層の段差をもつステップを形成する工程と、(001)面方位のテラスからなる周期的な階段状構造の半導体層を形成する工程とを少なくとも含むことを特徴とする。

    【0011】また、上記方法において、化合物基板として(001)面から[−110]方向に3度から36度に傾斜したGaAs化合物半導体基板を用い、かつ、有機金属気相成長法におけるV族原料とIII 族原料の分圧比を2から1000の範囲の有機金属原料を供給することにより、GaAs基板上に複数の分子層の段差を持つステップを形成する工程と、(001)面方位のテラスからなる周期的な段階状構造の半導体層を形成する工程とを含むことを特徴とする。

    【0012】すなわち、本発明の量子細線の作製方法はGaAsの結晶成長条件を選ぶことにより、最初等間隔に並んでいた単原子ステップを集合させ、ステップバンチングを起こさせ、複数の分子層の段差を持つマルチステップを用いるところに最も大きな特徴をもつ。

    【0013】このマルチステップを形成するため(すなわちステップバンチングする)の成長条件は、(00
    1)面方位から[−110]方向に3度から36度に傾斜した面方位をもつ、化合物半導体からなる基板上に、
    有機金属気相成長法(MOCVD法)で、V族/III 族(以下単に「V/III 」と記す)比を2から1000までの範囲、基板温度500度から700度までの範囲でGaAsを成長する。 この結果、マルチステップと(0
    01)面方位のテラスとからなる段階構造が形成され、
    このマルチステップとテラスとを利用して量子細線を作製するものである。

    【0014】

    【外1】

    【0015】

    【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を説明する。
    図1にGaAs基板の傾斜角度と成長した後のGaAs
    表面のマルチステップの段差の関係を示す。 従来の方法ではV/III 分圧比を2000にしていたのでステップの段差は高々単分子層であった。 しかし、V/III 分圧比を1000以下に下げることによって、GaAs表面に数分子層の段差を持つマルチステップが形成される。
    また従来は傾斜角度を2度にとっていたが、傾斜角度を大きくすることによってマルチステップの段差はさらに大きくなることが判明した。 しかし、基板傾斜角度が大きすぎると、その表面は白濁し、良好な結晶成長は実現できない。

    【0016】図2は本発明に係る量子細線の工程図を示している。 (001)面から[−110]方向に角度5
    度という従来より大きな傾斜角度で傾斜した面方位をもつ半導体傾斜基板1としてGaAs基板を用い1(図2
    (a))、この基板1に有機金属気相成長法(MOCV
    D法)でGaAsを成長させる。

    【0017】次に、基板温度600度、V/III 比は8
    0という従来の方法より低い分圧比で緩衝層2であるG
    aAsを成長させると、基板1上では不規則に並んでいた単分子層ステップが集合し、すなわちステップバンチングを起こし、図2(b)のように、(001)面方位のテラスと20分子層の段差(55Å)を持つマルチステップ8からなる階段構造になる。

    【0018】図2(b)で示したマルチステップ8は傾斜に垂直な方向に(図では紙面に垂直な方向に直線的に伸びている。次に同じ条件で量子細線のバリア層4であるAlAsを成長させると、AlAsは下地のマルチステップ形状をなぞるように一様な厚さで成長するので、
    図2(c)に示すような構造ができる。

    【0019】次に量子細線のウエル層5であるGaAs
    を成長させるとGaAsはマルチステップからテラス上を横方向に成長するので図3(a)のような構造になる。 次に再びバリア層3であるAlAsを成長させると、図3(b)のようになり、量子細線のウエル層5であるGaAsを2次元的に囲むことができ量子細線が完成する。

    【0020】本発明における量子細線の横方向の寸法L
    1はウエル層5としてのGaAsのマルチステップが横方向に成長する時間のみで決まり、成長中に自由に変えることができる(図3(c)参照)。 量子細線の縦方向の寸法LY 1はマルチステップの段差で決まり、図1
    からV/III 比の値により例えば、10分子層から35
    分子層ステップに制御することができる。 また量子細線のバリア層の厚さLb 1はAlAs3バリア層の成長時間のみで決まる。

    【0021】以上の説明は、供給したGaAs分子すべてがマルチステップに付着し横方向に成長するという理想的な場合で説明した。 実際には、GaAs分子の大部分はマルチステップに付着することを実験より明らかにしているが、下のテラスに付着しAlAs分子のように成長するGaAs分子も一部分だが存在する。 しかし、
    そのような場合であってもそれが本発明に含まれることはいうまでもない。

    【0022】本発明の多重量子細線の構造図を図4に示す。 本発明の量子細線は図2,図3に示した方法により、複数に重ね合わせて多重に作ることは可能であり、
    構造上何段でも重ねあわせることができる。 また表面は巨視的に平面であり、半導体素子の作製が容易である。

    【0023】図5(a)は本発明による多重量子細線の断面を透過型電子顕微鏡で観察した顕微鏡写真の模式図であり、図5(b)はその要部拡大図である。 観察の倍率は38万倍である。 観察資料は基板傾斜角5度、Ga
    As量子細線11の縦方向の寸法が約55Å(20分子層),横方向の寸法は約400Åである。 AlAsバリア層12の厚さは約40Åである。 GaAsは全体的に約40Å分供給した。 GaAs層がAlAs層に縦方向のみならず横方向にも閉じ込められており、GaAs多重量子細線が実現できていることがわかる。 この例では、GaAsを40Å分供給し、実施例より成長時間を長くしたために、GaAsマルチステップ13端が下のAlAs(001)面テラス14の端までほぼ達しているが、GaAsの成長時間を短く(供給量を少なく)することによって、量子細線の横方向の寸法をさらに小さくすることができる。 尚、図5(a)中、符号15は表面を図示している。

    【0024】図2(a)の工程図では基板1表面で単分子ステップが並んでいる場合を示したが、基板表面が単分子ステップでない不規則表面でも、図2(b)の緩衝層2の表面でマルチステップとテラスが形成できる。

    【0025】以上、本発明の応用例としては、量子細線を含む半導体素子なら何れであっても適用が容易であり、例えば半導体レーザー、電界効果トランジスターなどにも適用できることはいうまでもない。 またステップバンチングをおこす半導体材料なら、GaInP/Ga
    As,GaInAs/InP等のIII-V 族化合物、Zn
    Se/ZnCdSe等のII-VI 族化合物、さらにSi基板上のSiGe等の材料でも適用できるのは明らかである。

    【0026】

    【発明の効果】本発明のステップバンチングを利用した半導体量子細線の製造方法は所望の寸法を有する半導体量子細線を制御性良く製造できるものである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】基板の傾斜角度と成長したGaAsのステップの段差との関係を示す特性図である。

    【図2】本発明に係る量子細線の工程図である。

    【図3】本発明に係る量子細線の工程図である。

    【図4】本発明に係る量子細線を多重量子細線に応用した例の構造図である。

    【図5】本発明の多重量子細線の断面電子顕微鏡写真の模式図である。

    【図6】従来の方法で作製した量子細線の工程図である。

    【図7】従来の方法で作製した量子細線の工程図である。

    【図8】従来の方法で作製した量子細線の工程図である。

    【符号の説明】

    1 半導体傾斜基板 2 緩衝層 3 単分子層ステップ 4 量子細線のバリア層 5 量子細線のウエル層 6 下のバリア層 7 上のバリア層 8 マルチステップ

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