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Quantum interference transistor and manufacture thereof

阅读:408发布:2024-02-04

专利汇可以提供Quantum interference transistor and manufacture thereof专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To obtain not only a conspicuous interference effect by modulating an electron wave, but also the electronic wave can be modulated sufficiently in a quantum interference transistor without non-elastic scattering of electrons. CONSTITUTION:The title transistor is provided with an electron transit layer 23 consisting of an AlGaAs barrier region 23A which is extended to a semiinsulative GaAs substrate 21, an AlGaAs graded region 23B, a GaAs well region 23C, an AlGaAs barrier region 23D, a GaAs well region 23C, an AlGaAs graded region 23E and an AlGaAs barrier region 23F. Also, an N-type AlGaAs electron-feeding layer 24 located on the electron transit layer 23, a source electrode 26 which is connected to the secondary carrier gas layer generated on the side of the electron transit layer 23 located in the vicinity of the interface between the electron feeding layer 24 and the electron transit layer 23, a drain electrode 27, a GaAs well region 23C, an AlGaAs barrier region 23D, and a gate electrode 28, which is located directly above the GaAs well region 23C, are provided.,下面是Quantum interference transistor and manufacture thereof专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】面指数(100)から僅かな角度ずれた面を主面とする化合物半導体基板上に形成され且つ前記主面と平行する方向に順に接して延在するアンドープのバリヤ領域及びアンドープのグレーデッド領域及びアンドープの井戸領域及びキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域及びアンドープの井戸領域及びアンドープのグレーデッド領域及びアンドープのバリヤ領域のそれぞれからなる電子走行層と、 前記電子走行層上に展延して形成されヘテロ界面を生成する一導電型不純物含有キャリヤ供給層と、 前記一導電型不純物含有キャリヤ供給層と電子走行層とのヘテロ界面近傍の電子走行層側に生成される二次元キャリヤガス層に導電接続されたソース電極及びドレイン電極と、 前記順に接して延在するアンドープの井戸領域及びキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域及びアンドープの井戸領域の直上方に在って前記ソース電極及びドレイン電極の間に形成されたゲート電極とを備えてなることを特徴とする量子干渉トランジスタ。
  • 【請求項2】アンドープの井戸領域内に介在しキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域が間隔をおいた複数であることを特徴とする請求項1記載の量子干渉トランジスタ。
  • 【請求項3】複数のバリヤ領域の間隔をソース側からドレイン側に向かって徐々に狭くしたことを特徴とする請求項2記載の量子干渉トランジスタ。
  • 【請求項4】面指数(100)から僅かな角度ずれた面を主面とし且つ一定の間隔を隔てて相互に平行な段差をもつ化合物半導体基板上に原子層エピタキシ法を適用することに依って前記段差から前記化合物半導体基板の主面に平行する方向にアンドープのバリヤ領域及びアンドープのグレーデッド領域及びアンドープの井戸領域及びキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域及びアンドープの井戸領域及びアンドープのグレーデッド領域及びアンドープのバリヤ領域のそれぞれを順に接して延在させる過程を繰り返して所要厚さの電子走行層を形成する工程と、 次いで、前記電子走行層上にヘテロ界面を生成する為の一導電型不純物含有キャリヤ供給層を展延して形成する工程と、 次いで、前記一導電型不純物含有キャリヤ供給層と電子走行層とのヘテロ界面近傍の電子走行層側に生成される二次元キャリヤガス層に導電接続されたソース電極及びドレイン電極を形成する工程と、 次いで、前記順に接して延在するアンドープの井戸領域及びキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域及びアンドープの井戸領域の直上方且つ前記ソース電極及びドレイン電極の間にゲート電極を形成する工程とが含まれてなることを特徴とする量子干渉トランジスタの製造方法。
  • 【請求項5】キャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域をアンドープの井戸領域内に間隔をおいて複数個形成する工程が含まれてなることを特徴とする請求項4記載の量子干渉トランジスタの製造方法。
  • 【請求項6】キャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域をアンドープの井戸領域内にソース側からドレイン側に向かって間隔を徐々に狭くして複数個形成する工程が含まれてなることを特徴とする請求項5記載の量子干渉トランジスタの製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、アハロノフ・ボーム(Aharonov−Bohm)効果(以下、AB効果とする)を利用した量子干渉トランジスタ及びその製造方法の改良に関する。

    【0002】近年、半導体分野に於ける微細加工技術は大きく進歩し、サブミクロンの加工が容易に実現できるようになった。 このような加工技術に依って現出される微細な空間に於いては、電子の量子学的な波の性質が顕在化する。 この現象は、既存の半導体装置の性能向上を阻害する懸念もあるが、電子の波として性質を積極的に利用して新たな半導体装置を開発することが試みられている。

    【0003】現在、電子計算機などの電子機器について、更なる高速化、情報処理能力の増大などが要求され、そして、この要求は将来に亙って絶えることなく引き継がれてゆくものと考えられる。 これを実現する為の半導体装置の一つとして量子干渉トランジスタが大いに期待されているのであるが、その実用化には未だ多くの改良が必要である。

    【0004】

    【従来の技術】量子干渉トランジスタでは、電子が波としての性質をもつことから、二つのチャネルを通過した電子が電場や磁場の影響を受けて互いに位相差を生じて干渉し合う際、量子力学的な干渉の効果としてAB効果が現れるのである。

    【0005】図19は従来例を解説する為のAB効果を利用した量子干渉トランジスタの要部斜面図である(要すれば「S.Datta,Superlattices
    and Microstructures,6,83
    (1989). 」を参照)。 図に於いて、1は半絶縁性GaAs基板、2はi−GaAsバッファ層、3はi−
    GaAs能動層、4はn型AlGaAs電子供給層、5
    はソース電極、6はドレイン電極、7はゲート電極をそれぞれ示している。 尚、図示していないが、i−GaA
    s能動層3とn型AlGaAs電子供給層4とで形成されるヘテロ界面に於ける近傍のi−GaAs能動層3側には二次元電子ガス層が生成されていることは勿論である。

    【0006】この従来例を動作させるには、例えば、ソース電極5を接地し、ドレイン電極6に正電圧を印加すると、ソース側から注入された電子は二次元電子ガス層を通ってドレイン側に到達するのであるが、途中のリング状部分の入口において二つの経路に分岐し、リング状部分の出口に於いて再び合流する。

    【0007】ここで、リング状部分の一方の経路上に形成されているゲート電極7に電圧を印加すると、リング状部分の二つの経路に流れる電子波間に位相差が生じ、
    これら電子波の干渉に依ってドレイン電極6に達する電子の数が変化する。 従って、ゲート電極7に印加するゲート電圧の如何に応じてドレイン電流を変化させることができるのである。

    【0008】図19について説明した量子干渉トランジスタに於いては、電子波を実空間上で分岐し、また、合流させることに依って、電子は非弾性散乱を受けることなく良好な干渉効果が得られている。 然しながら、この量子干渉トランジスタを実現するには、電子波を分岐及び合流させる為のリング状部分が必要であり、これは通常の半導体装置には普遍的な形状・構造ではないことから、高集積化には向かない旨の問題があった。

    【0009】そこで、本発明者は、図19について説明した従来例の欠点を解消する為、波数空間(逆空間)で電子波の分岐及び合流を行う量子干渉トランジスタを実現させた(要すれば、特願平4−46548号を参照)。

    【0010】図20は本発明者の発明に係わる既出願の量子干渉トランジスタを表す要部説明図である。 図に於いて、(A)は平面、(B)は要部切断側面、11は半絶縁性GaAs基板、12はアンドープGaAsバッファ層、13は13A,13B,13C,13D,13E
    からなる電子走行層、13AはアンドープAl 0.1 Ga
    0.9 Asバリヤ領域、13BはアンドープAlGaAs
    グレーデッド領域、13CはアンドープGaAs井戸領域、13DはアンドープAlGaAsグレーデッド領域、13EはアンドープAl 0.1 Ga 0.9 Asバリヤ領域、14はn型Al 0.3 Ga 0.7 As電子供給層、15
    は絶縁膜、16はゲート電極、17はソース電極、18
    はドレイン電極をそれぞれ示している。

    【0011】この量子干渉トランジスタでは、電子走行層13と電子供給層14とはヘテロ界面を生成し、そのヘテロ界面近傍に於ける電子走行層13側には二次元電子ガス層を生成させなければならない。 従って、同じA
    lGaAsを用いているバリヤ領域13A及び13Eと電子供給層14とはAlのx値を相違させてヘテロ接合を生成できるようにしてあり、また、グレーデッド領域13B及び13Dは、Alのx値を0.1→0、或いは、0→0.1に変化させるものであるから、問題なく電子供給層14との間でヘテロ接合を生成することができる。

    【0012】図21は図20について説明した量子干渉トランジスタのエネルギ・バンド・ダイヤグラムであり、図20に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。 尚、このエネルギ・バンド・ダイヤグラムでは、簡明にする為、伝導帯の底E Cのみを表してある。

    【0013】図から明らかなように、ソース電極17からアンドープAl 0.1 Ga 0.9 Asバリヤ領域13Aに対して注入された電子は電子波となってアンドープAl
    0.1 Ga 0.9 Asバリヤ領域13Eに向かって進行するのであるが、途中のアンドープAlGaAsグレーデッド領域13B、アンドープGaAs井戸領域13C、アンドープAlGaAsグレーデッド領域13Dに於いてエネルギ(波数)的に分岐して二つのエネルギ準位を生成する。 尚、この二つのエネルギ準位のうちの一方は量子準位である。

    【0014】さて、各領域13A乃至13Eではエネルギが保存されるので、領域13B,13C,13Dに於いては、領域13A或いは領域13Eに於ける電子波の波数よりも高い波数の電子波と低い波数の電子波の二つに分かれることになる。 従って、領域13B,13C,
    13Dでの電子波の周期は領域13A及び領域13Eでの周期に比較して大きいものと小さいものとに変化する。

    【0015】図22は図20及び図21について説明した量子干渉トランジスタの動作を解説する為の電子波の振幅対距離の関係を表す線図であり、図では、縦軸に電子波の振幅(任意単位)を、また、横軸に距離をそれぞれ採ってある。 図に於いて、(A)及び(B)はそれぞれ異なる事例を示し、何れも、電子波が干渉する状態を説明する為に模式的に表したものである。

    【0016】ここで、領域13B乃至領域13Dにゲート電極16を利用して電場を印加すると電子波は変調される。 二つに分かれた電子波の経路は空間的に同じ位置にあるので、電場から同じ影響を受け、同じだけ波数が変換する。 然しながら、二つに分かれた電子波の波数の値が異なっているので、印加された電場に応じた波数の変化量に依って、合流した電子波の振幅を変化させることができる。

    【0017】即ち、(A)の場合、合流位置での電子波の両方の振幅が0であるから、合流した電子波は元の電子波の状態、従って、領域13Aに於ける電子波の状態に戻ることになる。 (B)の場合、合流位置での電子波の振幅は、両方とも0ではなく、しかも、同じ符号(マイナス)の振幅であることから、合流した電子波は、元の電子波に比較すると振幅が大きくなる。

    【0018】前記したように、図20及び図21に見られる量子干渉トランジスタは、ゲート電極16に印加する電圧に応じて電子波の干渉状態が制御されてドレイン電流が変化し、トランジスタ動作をすることができる。

    【0019】図23は図20乃至図22について説明した量子干渉トランジスタのトランジスタ動作を説明する為のゲート電圧対ドレイン電流の関係を表す線図であり、横軸にゲート電圧を、そして、縦軸にドレイン電流をそれぞれ採ってある。 図から明らかなように、ゲート電圧を変化させることでドレイン電流が変化している。
    尚、これは実験した際のデータであって、ゲート電圧を周期的に変化させたので、ドレイン電流も周期的に変化している。

    【0020】

    【発明が解決しようとする課題】図20乃至図23について解説した量子干渉トランジスタに於いては、電子波を波数空間(逆空間)で分岐及び合流させることで、電子が非弾性散乱を受けることなく干渉効果が得られるのであるが、量子井戸を用いている関係から、電子波が分岐している領域を長くすることができず、従って、ゲート電極に依って電子波の位相を大きく変調させることは困難である。

    【0021】本発明は、電子が非弾性散乱を受けることなく、電子波の干渉効果が得られるのは勿論のこと、簡単な手段を採ることで、その電子波を充分に変調することができるようにし、顕著な干渉効果を得ようとする。

    【0022】

    【課題を解決するための手段】本発明では、電子波がエネルギ的に二つに分岐して進行する領域を多重量子井戸化することで従来の量子干渉トランジスタよりも長くし、分岐された電子波の位相変調を充分に行って干渉効果が大きく現れるようにすることが基本になっている。

    【0023】前記したところから、本発明に依る量子干渉トランジスタ及びその製造方法に於いては、 (1)面指数(100)から僅かな度ずれた面を主面とする化合物半導体基板(例えば半絶縁性GaAs基板21)上に形成され且つ前記主面と平行する方向に順に接して延在するアンドープのバリヤ領域(例えばアンドープAlGaAsバリヤ領域23A)及びアンドープのグレーデッド領域(例えばアンドープAlGaAsグレーデッド領域23B)及びアンドープの井戸領域(例えばアンドープGaAs井戸領域23C)及びキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域(例えばアンドープAlGaAsバリヤ領域23D)及びアンドープの井戸領域(例えばアンドープGaAs井戸領域23C)及びアンドープのグレーデッド領域(例えばアンドープAlGaAsグレーデッド領域23E)及びアンドープのバリヤ領域(例えばアンドープAlGaA
    sバリヤ領域23F)のそれぞれからなる電子走行層(例えば電子走行層23)と、前記電子走行層上に展延して形成されヘテロ界面を生成する一導電型不純物含有キャリヤ供給層(例えばn型AlGaAs電子供給層2
    4)と、前記一導電型不純物含有キャリヤ供給層と電子走行層とのヘテロ界面近傍の電子走行層側に生成される二次元キャリヤガス層に導電接続されたソース電極(例えばソース電極26)及びドレイン電極(例えばドレイン電極27)と、前記順に接して延在するアンドープの井戸領域及びキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域及びアンドープの井戸領域の直上方に在って前記ソース電極及びドレイン電極の間に形成されたゲート電極(例えばゲート電極28)とを備えてなることを特徴とするか、或いは、

    【0024】(2)前記(1)に於いて、アンドープの井戸領域内に介在しキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域が間隔をおいた複数であることを特徴とするか、或いは、

    【0025】(3)前記(2)に於いて、複数のバリヤ領域の間隔をソース側からドレイン側に向かって徐々に狭くしたことを特徴とするか、或いは、

    【0026】(4)面指数(100)から僅かな角度ずれた面を主面とし且つ一定の間隔を隔てて相互に平行な段差(例えば段差21A)をもつ化合物半導体基板(例えば半絶縁性GaAs基板21)上に原子層エピタキシ法を適用することに依って前記段差から前記化合物半導体基板の主面に平行する方向にアンドープのバリヤ領域(例えばアンドープAlGaAsバリヤ領域23A)及びアンドープのグレーデッド領域(例えばアンドープA
    lGaAsグレーデッド領域23B)及びアンドープの井戸領域(例えばアンドープGaAs井戸領域23C)
    及びキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域(例えばアンドープAlGaAsバリヤ領域23D)及びアンドープの井戸領域(例えばアンドープGaAs井戸領域23C)及びアンドープのグレーデッド領域(例えばアンドープAlGaAsグレーデッド領域23E)及びアンドープのバリヤ領域(例えばアンドープAlGaAsバリヤ領域23F)のそれぞれを順に接して延在させる過程を繰り返して所要厚さの電子走行層(例えば電子走行層23)を形成する工程と、次いで、前記電子走行層上にヘテロ界面を生成する為の一導電型不純物含有キャリヤ供給層(例えばn型AlGaA
    s電子供給層24)を展延して形成する工程と、次いで、前記一導電型不純物含有キャリヤ供給層と電子走行層とのヘテロ界面近傍の電子走行層側に生成される二次元キャリヤ・ガス層に導電接続されたソース電極(例えばソース電極26)及びドレイン電極(例えばドレイン電極27)を形成する工程と、次いで、前記順に接して延在するアンドープの井戸領域及びキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域及びアンドープの井戸領域の直上方且つ前記ソース電極及びドレイン電極の間にゲート電極(例えばゲート電極28)を形成する工程とが含まれてなることを特徴とするか、或いは、

    【0027】(5)前記(4)に於いて、キャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域をアンドープの井戸領域内に間隔をおいて複数個形成する工程が含まれてなることを特徴とするか、或いは、

    【0028】(6)前記(5)に於いて、キャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域をアンドープの井戸領域内にソース側からドレイン側に向かって間隔を徐々に狭くして複数個形成する工程が含まれてなることを特徴とする。

    【0029】

    【作用】本発明に依って得られる量子干渉トランジスタでは、勿論、電子波が波数空間(逆空間)で二つに分岐し、そして合流することで干渉を起こすのであるが、電子波がゲート電極の制御電圧に依って位相変調を受ける領域には、電子波がトンネリングできる程度の薄いバリヤ層を介在させてあることから、その位相変調を受ける領域、即ち、量子井戸は、全体的な幅を広くしても、その量子井戸は所謂多重量子井戸的な構成になるので、薄いバリヤ層で分けられた各量子井戸に於いてはエネルギ準位を充分に高く維持することができる。

    【0030】従って、電子波は充分に長い領域に亙ってエネルギ的に二つに分岐して進行することができるから、各々の位相が大きく変調されてから合流するので、
    干渉効果は顕著に現れる。

    【0031】また、電子波がトンネリング可能なバリヤ層が存在する間隔を徐々に狭くする構成を採ると、ソース・ドレイン間に或る程度の高い電圧を印加した場合、
    量子準位は全ての量子井戸で連結された状態にすることができるので、電子波は長い領域に亙ってエネルギ的に二つに分岐されるだけでなく、ドレイン電流を大きくすることもできる。

    【0032】

    【実施例】図1は第一実施例を解説する為の量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。 図に於いて、
    21は半絶縁性GaAs基板、22はアンドープGaA
    sバッファ層、23は23A,23B,23C,23
    D,23E,23Fからなる電子走行層、23AはアンドープAlGaAsバリヤ領域、23BはアンドープA
    lGaAsグレーデッド領域、23CはアンドープGa
    As井戸領域、23DはアンドープAlGaAsバリヤ領域、23EはアンドープAlGaAsグレーデッド領域、23FはアンドープAlGaAsバリヤ領域、24
    はn型AlGaAs電子供給層、25は絶縁膜、26はソース電極、27はドレイン電極、28はゲート電極をそれぞれ示している。

    【0033】本発明の量子干渉トランジスタに於いても、図20乃至図23について説明した従来の技術に依る量子干渉トランジスタと同様、電子走行層23と電子供給層24とはヘテロ界面を生成し、そのヘテロ界面近傍に於ける電子走行層23側には二次元電子ガス層を生成させなければならない。 従って、同じAlGaAsを用いているバリヤ領域23A及び23D及び23Fと電子供給層24とはAlのx値を相違させてヘテロ接合を生成できるようにしてあり、そして、グレーデッド領域23B及び23Eは、Alのx値を0.1→0、或いは、0→0.1に変化させるものであるから、問題なく電子供給層24との間でヘテロ接合を生成することができる。 尚、これ等の事柄は他の実施例についても同様である。

    【0034】前記各部分について主要なデータを例示すると次の通りである。 (1) 半絶縁性GaAs基板21について 主面の面指数が(100)から僅かにずれたオフ基板である。 (2) アンドープGaAsバッファ層22について 厚さ:0.3〔μm〕 (3) アンドープAlGaAsバリヤ領域23Aについて Alのx値:0.1 電子走行方向の幅:50〔nm〕 厚さ:800〔nm〕 (4) アンドープAlGaAsグレーデッド領域23
    Bについて Alのx値:0.1→0(バリヤ領域23A→井戸領域23C) 電子走行方向の幅:15〔nm〕 厚さ:800〔nm〕 (5) 二つのアンドープGaAs井戸領域23Cについて 電子走行方向の幅:20〔nm〕 厚さ:800〔nm〕 (6) アンドープAlGaAsバリヤ領域23Dについて Alのx値:0.1 電子走行方向の幅:5〔nm〕 厚さ:800〔nm〕 (7) アンドープAlGaAsグレーデッド領域23
    Eについて Alのx値:0→0.1(井戸領域23C→バリヤ領域23F) 電子走行方向の幅:15〔nm〕 厚さ:800〔nm〕 (8) アンドープAlGaAsバリヤ領域23Fについて Alのx値:0.1 電子走行方向の幅:50〔nm〕 厚さ:800〔nm〕 (9) n型AlGaAs電子供給層24について Alのx値:0.3 不純物:Si 不純物濃度:1×10 18 〔cm -3 〕 厚さ:100〔nm〕 (10) 絶縁膜25について 材料:SiO 2厚さ:200〔nm〕 (11) ソース電極26及びドレイン電極27について 材料:AuGe/Au 厚さ:200〔nm〕/300〔nm〕 (12) ゲート電極28について 材料:Al 厚さ:300〔nm〕

    【0035】図2乃至図10は図1に見られる第一実施例を製造する工程を解説する為の工程要所に於ける量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図であり、以下、
    これ等の図を参照しつつ詳細に説明する。 尚、図1に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとし、また、図1も後の工程説明に用いる。

    【0036】図2参照 2−(1) 図示されているように、一定の間隔を隔てて相互に平行な段差21Aをもつ(100)面からのオフ基板である半絶縁性GaAs基板21を用意する。

    【0037】図3参照 3−(1) 原子層エピタキシ(atomic layer epi
    taxy:ALE)法を適用することに依り、基板21
    上に厚さ0.3〔μm〕のアンドープGaAsバッファ層22を成長させる。 このバッファ層22の表面は、基板21の表面に在る段差21Aを引き継ぐ段差が生成されるのであるが、その段差は一原子層に相当する整った形状になる。 尚、以下、段差は全て記号21Aで指示する。

    【0038】図4参照 4−(1) ALE法を適用することに依って、バッファ層22に於ける一原子層の段差21Aから表面に沿って一原子層の厚さだけアンドープAlGaAsバリヤ領域23Fを成長させ、電子走行方向に50〔nm〕延在させる。 尚、
    この場合に於けるAlのx値は前記したように例えば0.1である。

    【0039】図5参照 5−(1) 引き続きALE法を適用することに依って、Alのx値を0.1から0へと漸減しつつアンドープAlGaAs
    の成長を行い、アンドープAlGaAsグレーデッド領域23Eを形成し、電子走行方向に15〔nm〕延在させる。

    【0040】図6参照 6−(1) 引き続きALE法を適用することに依り、アンドープG
    aAs井戸領域23Cの成長を行い、電子走行方向に2
    0〔nm〕延在させる。 6−(2) 引き続きALE法を適用することに依り、アンドープA
    lGaAsバリヤ領域23Dの成長を行い、電子走行方向に5〔nm〕延在させる。 尚、このバリヤ領域23D
    の厚さは電子波が充分にトンネリングできる。 また、この場合、Alのx値は前記したように例えば0.1である。 6−(3) 引き続きALE法を適用することに依り、アンドープG
    aAs井戸領域23Cの成長を行い、電子走行方向に2
    0〔nm〕延在させる。

    【0041】図7参照 7−(1) 引き続きALE法を適用することに依り、Alのx値を0から0.1へと漸増しつつアンドープAlGaAsの成長を行い、アンドープAlGaAsグレーデッド領域23Bを形成し、電子走行方向に15〔nm〕延在させる。

    【0042】図8参照 8−(1) 引き続きALE法を適用することに依り、アンドープA
    lGaAsバリヤ領域23Aを成長させ、電子走行方向に50〔nm〕延在させる。 尚、この場合に於けるAl
    のx値は前記したように例えば0.1である。

    【0043】図9参照 9−(1) 図4乃至図8について説明した工程を繰り返し、前記した各領域の厚さを約800〔nm〕程度にして電子走行層23を完成させる。

    【0044】図10参照 10−(1) ALE法を適用することに依り、電子走行層23上にn
    型AlGaAs電子供給層24を形成する。 この段階で、電子走行層23と電子供給層24との界面近傍に於ける電子走行層23側には二次元電子ガス層が生成される。

    【0045】図1参照 1−(1) 化学気相堆積(chemical vapor dep
    osition:CVD)法を適用することに依り、厚さ例えば200〔nm〕のSiO 2からなる絶縁膜25
    を形成する。 1−(2) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス及びエッチング・ガスをCHF 3とする反応性イオン・エッチング(reactive ion etching:RI
    E)法を適用することに依り、SiO 2からなる絶縁膜25の選択的エッチングを行ってソース電極コンタクト用開口及びドレイン電極コンタクト用開口を形成する。

    【0046】1−(3) 前記工程1−(2)で形成したレジスト膜をそのまま残した状態で真空蒸着法を適用することに依ってAuGe
    /Au膜を形成し、その後、レジスト膜を除去するリフト・オフ法に依ってパターニングを行う。 1−(4) 温度約450〔℃〕、時間約1〔分〕の合金化熱処理を行ってオーミック・コンタクトのソース電極26及びドレイン電極27を形成する。 1−(5) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス及びエッチング・ガスをCHF 3とするRIE法を適用することに依り、SiO 2からなる絶縁膜25の選択的エッチングを行ってゲート電極コンタクト用開口を形成する。

    【0047】1−(6) 前記工程1−(4)で形成したレジスト膜をそのまま残した状態で真空蒸着法を適用することに依ってAl膜を形成し、その後、レジスト膜を除去するリフト・オフ法に依って、Al膜からなるショットキ・コンタクトのゲート電極28を形成する。

    【0048】このようにして得られた第一実施例の量子干渉トランジスタに於いては、電子波がエネルギ的に二つに分岐して進行する領域が、図20乃至図23について説明した従来の量子干渉トランジスタに比較し、単純に二倍とはならないまでも、約1.7倍乃至1.8倍程度に長くすることができるので、電子波の位相変調を充分に行うことが可能であって、干渉効果が顕著に現れる。

    【0049】図11は第一実施例の量子干渉トランジスタに関するエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。
    尚、図1乃至図10に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。 また、図11では、簡明にする為、伝導帯の底E Cのみを表してある。

    【0050】第一実施例の場合、二つの量子井戸である各井戸領域23Cの幅は同じである為、そこに生成される電子に関する第一量子準位e 1は同じエネルギとなっていて、ソース側から注入された電子は量子井戸領域の入口に達するとエネルギ・レベルが高いものと低いものとの二つに分かれ、高いものは、バリヤ領域23Dに依る電位障壁の上を越えて進行し、また、低いものは、バリヤ領域23Dをトンネルして進行することができるので、何れにせよドレイン側に達することができる。

    【0051】この場合、ソース・ドレイン間に印加する電圧は低くて良いので、ソース側及びドレイン側のエネルギは等しいと考えて良く、図でもそのように表してある。 若し、ソース・ドレイン間にエネルギ差が若干存在したとしても、量子井戸中に生成される量子準位にはエネルギのぼけがあるので、電子はトンネリング可能である。

    【0052】図12は図1乃至図11について説明した第一実施例の量子干渉トランジスタのゲート電圧対ドレイン電流の関係を表す線図であり、横軸にゲート電圧を、そして、縦軸にドレイン電流をそれぞれ採ってある。 図から明らかなように、ゲート電圧を変化させることでドレイン電流が変化している。 尚、これは実験した際のデータであって、ゲート電圧を周期的に変化させたので、ドレイン電流も周期的に変化している。

    【0053】図13は第二実施例を解説する為の量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図であり、図1乃至図12に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。 第二実施例が第一実施例と相違するところは、井戸領域23Cと薄いバリヤ領域23Dの数を第一実施例に比較して更に多くしたところにあり、第一実施例では二重量子井戸であるのに対し、第二実施例では更に多重化された量子井戸になっている。

    【0054】このような構成をもつ第二実施例の量子干渉トランジスタに於いては、電子波の位相変調を行う領域が第一実施例に比較し、更に長くなっていることはうまでもなく、従って、図からも明らかなようにゲート電極28に於けるゲート長も長くなっている。

    【0055】図14は第二実施例の量子干渉トランジスタに関するエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。
    尚、図1乃至図13に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。 また、図14では、簡明にする為、伝導帯の底E Cのみを表してある。

    【0056】第二実施例の場合、全ての量子井戸について、生成された第一量子準位のエネルギが同じになるような井戸幅、即ち、井戸領域23Cの厚さを設定してある。 但し、この場合、最もソース側及び最もドレイン側の量子井戸の形状は、他の量子井戸と異なる為、これ等二つの量子井戸の井戸幅は他の量子井戸の井戸幅に比較して若干広くすることが必要である。

    【0057】また、この場合も、第一実施例と同様、各量子井戸間のポテンシャル・バリヤをなすバリヤ領域2
    3Dは薄いので、電子はトンネル効果に依って容易に透過することができる。 従って、量子井戸領域の入口で二つに分かれた電子波のうち、低エネルギで量子井戸内を進行する電子波も複数のバリヤ領域23Dをトンネルしてドレイン側に達することができる。

    【0058】更にまた、この場合も、第一実施例と同様、ソース・ドレイン間に印加する電圧は低くて良いので、ソース側並びにドレイン側のエネルギは等しいと考えて良く、図でもそのように表してある。 若し、ソース・ドレイン間にエネルギ差が若干存在したとしても、量子井戸中に生成される量子準位にはエネルギのぼけがあるので、電子はトンネリング可能である。

    【0059】図15は図13及び図14について説明した第二実施例の量子干渉トランジスタのゲート電圧対ドレイン電流の関係を表す線図であり、横軸にゲート電圧を、そして、縦軸にドレイン電流をそれぞれ採ってある。 図から明らかなように、ゲート電圧を変化させることでドレイン電流が変化している。 尚、これも、第一実施例と同様、実験した際のデータであって、ゲート電圧を周期的に変化させたので、ドレイン電流も周期的に変化している。

    【0060】図16は第三実施例を解説する為の量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図であり、図1乃至図15に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。 第三実施例が第一実施例或いは第二実施例と相違するところは、井戸領域23
    Cと薄いバリヤ領域23Dの数を第一実施例に比較して更に多くし且つ量子井戸の井戸幅、即ち、井戸領域の厚さをソース側からドレイン側に向かって徐々に薄くしたところにあり、従って、ここでは、井戸領域を記号23
    1 ,23C 2 ,23C 3・・・・で指示してある。
    尚、バリヤ領域23Dの厚さは変わりない。

    【0061】このような構成をもつ第三実施例の量子干渉トランジスタに於いては、第二実施例と同様、電子波の位相変調を行う領域が第一実施例に比較して長くなっていて、しかも、第一実施例或いは第二実施例に比較するとソース・ドレイン間に高い電圧を印加することが可能である。

    【0062】図17は第三実施例の量子干渉トランジスタに関するエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。
    尚、図1乃至図16に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。 また、図17では、簡明にする為、伝導帯の底E Cのみを表してある。

    【0063】一般に、ソース・ドレイン間に高い電圧を印加した場合、その間のエネルギ・バンドは傾斜をもつようになる。 第二実施例では、多数のバリヤ領域23
    D、従って、多数の井戸領域23Cが設けられているので、高い電圧を印加した場合、各量子井戸内に生成される第一量子準位のエネルギは一致せず、従って、電子が各バリヤ領域23Dをトンネルすることは困難になる。

    【0064】第三実施例の場合、第二実施例と同様、多数のバリヤ領域23D及び多数の井戸領域23C 1 ,2
    3C 2・・・・を設けた構成になっていて、ソース・ドレイン間に高い電圧を印加した場合、エネルギ・バンドは傾斜するのであるが、各量子井戸の幅がソース側からドレイン側に向かって徐々に狭くなるように、即ち、第一量子準位のエネルギが徐々に高くなるように設定されていることから、エネルギ・バンドに傾斜を生じても、
    第一量子準位のエネルギはフラットになり、電子が複数の全バリヤ領域23Dをトンネルできる。

    【0065】図18は図16及び図17について説明した第三実施例の量子干渉トランジスタのゲート電圧対ドレイン電流の関係を表す線図であり、横軸にゲート電圧を、そして、縦軸にドレイン電流をそれぞれ採ってある。 図から明らかなように、ゲート電圧を変化させることでドレイン電流が充分に変化している。 尚、これも、
    第一実施例と同様、実験した際のデータであって、ゲート電圧を周期的に変化させたので、ドレイン電流も周期的に変化している。

    【0066】

    【発明の効果】本発明に依る量子干渉トランジスタ及びその製造方法に於いては、化合物半導体基板上に主面と平行する方向に順に接して延在するアンドープのバリヤ領域及びアンドープのグレーデッド領域及びアンドープの井戸領域及びキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域及びアンドープの井戸領域及びアンドープのグレーデッド領域及びアンドープのバリヤ領域のそれぞれからなる電子走行層が形成され、電子走行層上にヘテロ界面を生成する一導電型不純物含有キャリヤ供給層が形成され、ヘテロ界面近傍の電子走行層側に生成される二次元キャリヤガス層に導電接続されたソース電極及びドレイン電極が形成され、順に接して延在するアンドープの井戸領域及びキャリヤがトンネル可能な厚さをもつアンドープのバリヤ領域及びアンドープの井戸領域の直上方の且つソース電極及びドレイン電極間にゲート電極が形成されている。

    【0067】本発明に於いては、電子波がゲート電極の制御電圧に依って位相変調を受ける領域に電子波がトンネリングできる程度の薄いバリヤ層を介在させてあることから、その位相変調を受ける領域、即ち、量子井戸は、全体的な幅を広くしても、その量子井戸は所謂多重量子井戸的な構成になるので、薄いバリヤ層で分けられた各量子井戸に於いてはエネルギ準位を充分に高く維持することができる。 従って、電子波は充分に長い領域に亙ってエネルギ的に二つに分岐して進行することができるから、各々の位相は大きく変調されてから合流するので、干渉効果が顕著に現れる。

    【0068】また、電子波がトンネリング可能なバリヤ層が存在する間隔を徐々に狭くする構成を採ると、ソース・ドレイン間に或る程度の高い電圧を印加した場合、
    量子準位は全ての量子井戸で連結された状態にすることができるので、電子波は長い領域に亙ってエネルギ的に二つに分岐されるだけでなく、ドレイン電流を大きくすることもできる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】第一実施例を解説する為の量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図2】図1に見られる第一実施例を製造する工程を解説する為の工程要所に於ける量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図3】図1に見られる第一実施例を製造する工程を解説する為の工程要所に於ける量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図4】図1に見られる第一実施例を製造する工程を解説する為の工程要所に於ける量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図5】図1に見られる第一実施例を製造する工程を解説する為の工程要所に於ける量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図6】図1に見られる第一実施例を製造する工程を解説する為の工程要所に於ける量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図7】図1に見られる第一実施例を製造する工程を解説する為の工程要所に於ける量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図8】図1に見られる第一実施例を製造する工程を解説する為の工程要所に於ける量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図9】図1に見られる第一実施例を製造する工程を解説する為の工程要所に於ける量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図10】図1に見られる第一実施例を製造する工程を解説する為の工程要所に於ける量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図11】第一実施例の量子干渉トランジスタに関するエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。

    【図12】図1乃至図11について説明した第一実施例の量子干渉トランジスタのゲート電圧対ドレイン電流の関係を表す線図である。

    【図13】第二実施例を解説する為の量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図14】第二実施例の量子干渉トランジスタに関するエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。

    【図15】図13及び図14について説明した第二実施例の量子干渉トランジスタのゲート電圧対ドレイン電流の関係を表す線図である。

    【図16】第三実施例を解説する為の量子干渉トランジスタを表す要部切断側面図である。

    【図17】第三実施例の量子干渉トランジスタに関するエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。

    【図18】図16及び図17について説明した第三実施例の量子干渉トランジスタのゲート電圧対ドレイン電流の関係を表す線図である。

    【図19】従来例を解説する為のAB効果を利用した量子干渉トランジスタの要部斜面図である。

    【図20】本発明者の発明に係わる既出願の量子干渉トランジスタを表す要部説明図である。

    【図21】図20について説明した量子干渉トランジスタのエネルギ・バンド・ダイヤグラムである。

    【図22】図20及び図21について説明した量子干渉トランジスタの動作を解説する為の電子波の振幅対距離の関係を表す線図である。

    【図23】図20乃至図22について説明した量子干渉トランジスタのトランジスタ動作を説明する為のゲート電圧対ドレイン電流の関係を表す線図である。

    【符号の説明】

    21 半絶縁性GaAs基板 22 アンドープGaAsバッファ層 23 23A,23B,23C,23D,23E,23
    Fからなる電子走行層 23A アンドープAlGaAsバリヤ領域 23B アンドープAlGaAsグレーデッド領域 23C アンドープGaAs井戸領域 23D アンドープAlGaAsバリヤ領域 23E アンドープAlGaAsグレーデッド領域 23F アンドープAlGaAsバリヤ領域 24 n型AlGaAs電子供給層 25 絶縁膜 26 ソース電極 27 ドレイン電極 28 ゲート電極

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