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Ink-jet apparatus and conductive ink

阅读:429发布:2021-05-23

专利汇可以提供Ink-jet apparatus and conductive ink专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To enhance a discharging force from a nozzle and achieve super fine printing. CONSTITUTION: A conductive ink 20 is obtained by dispersing a conductive material 22 in an ink 21 having conduction properties. The conductive material 22 has a higher conductivity than the ink 21. Electrodes 7 and 9 confront each other via the conductive ink 20 in a storing space 5. An alternative current is applied between the electrodes 7 and 9. The current concentrates on the conductive material 22 having the higher conductivity and moreover concentrates on the surface of the conductive material 22 because of the skin effect. Since there are many conductive materials 22 present in the space held between the electrodes 7 and 9, the total surface area of the conductive materials 22 generating heat, is considerably large. A large amount of current can thus be supplied to inject thermal energy intensively to the ink 21. The ink generates bubbles by the heat and the pressurized ink is discharged out from a nozzle 6.,下面是Ink-jet apparatus and conductive ink专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 導電性材料と導電性を有するインクとを含む導電性インクが収容される収納空間と、前記収納空間内の導電性インクに交番電流を通電して前記導電性インクを発泡させる電極と、交番電流の通電によって発泡した前記導電性インクが吐出するノズルとを有するインクジェット装置。
  • 【請求項2】 前記導電性材料の導電率が前記インクの導電率よりも高い請求項1記載のインクジェット装置。
  • 【請求項3】 前記導電性材料が少なくともその表面に導電性を有し、その導電率が、交番電流による表皮効果で前記導電性インクを発泡させるだけの熱を発生させる導電率である請求項2記載のインクジェット装置。
  • 【請求項4】 前記導電性材料が前記ノズルよりも小さい請求項3記載のインクジェット装置。
  • 【請求項5】 請求項4記載のインクジェット装置において、 前記収納空間が、所定間隔をおいて対面する一対の基板と、互いに所定間隔をおいて前記一対の基板の間に配置された複数個の区画部材とにより区画された一列に並ぶ複数の収納空間から構成され、 前記ノズルが、前記各収納空間の各一端にそれぞれ開口して一列に並ぶ複数のノズルから構成され、 前記電極が、前記各収納空間毎に一方の基板の内面にそれぞれ設けられた複数の第1の電極と、他方の基板の内面に共通に設けられた第2の電極とによって構成された複数対の電極から構成され、 さらに、前記第1及び第2の電極の間に交番電流を加える交番電源と、前記第1の電極にそれぞれ設けられた複数の切り換え手段と、前記各収納空間に前記導電性インクを供給する供給手段とを有するインクジェット装置。
  • 【請求項6】 請求項4記載のインクジェット装置において、 前記収納空間が、所定間隔をおいて対面する一対の基板と、互いに所定間隔をおいて前記一対の基板の間に配置された複数個の区画部材とにより区画された一列に並ぶ複数の収納空間から構成され、 前記ノズルが、前記各収納空間の各一端にそれぞれ開口して一列に並ぶ複数のノズルから構成され、 前記電極が、前記各収納空間毎にそれぞれ独立して設けられた複数対の電極から構成され、 さらに、前記各収納空間に対で設けられた電極の間に交番電流を加える交番電源と、前記収納空間の電極毎に設けられた複数の切り換え手段と、前記各収納空間に前記導電性インクを供給する供給手段とを有するインクジェット装置。
  • 【請求項7】 請求項4記載のインクジェット装置において、 前記電極が、互いに平行となるように所定間隔をおいて配置された複数の長手形状の電極によって構成され、 前記収納空間が、前記電極と、前記電極を挟んで対面する一対の絶縁部材とによって区画された一列に並ぶ複数の収納空間から構成され、 前記ノズルが、前記各収納空間の各一端にそれぞれ開口して一列に並ぶ複数のノズルから構成され、 さらに、隣接する2個の前記電極に交番電流を加える交番電源と、前記複数の電極から交番電流が加えられる隣接する2個の電極を選択する切り換え手段と、前記各収納空間に前記導電性インクを供給する供給手段とを有するインクジェット装置。
  • 【請求項8】 導電性を有するインクと、前記インク中に分散され、前記インクよりも高い導電性を有する導電性材料とを有する導電性インク。
  • 【請求項9】 前記導電性材料の導電率が前記インクの導電率よりも高い請求項8記載の導電性インク。
  • 【請求項10】 前記導電性材料が少なくともその表面に導電性を有し、その導電率が、交番電流による表皮効果で前記インクを発泡させるだけの熱を発生させる導電率である請求項9記載の導電性インク。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、密度の高い記録画像を形成できるインクジェット装置と、該インクジェット装置に適用して有効な導電性インクに関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来のインクジェット装置の原理としては、バブルジェット方式や通電ジェット方式等が知られている。 バブルジェット方式は、抵抗発熱体の発生する熱で容器内のインクを気化してバブルを発生させ、圧の高まったインクを容器のノズルから吐出させるものである。 通電ジェット方式は、導電性のインクを通電によって加熱し、この熱でインクを気化してバブルを発生させ、圧力の高まったインクを容器のノズルから吐出させるものである。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】抵抗発熱体を用いたバブルジェット方式では、抵抗発熱体の発熱面に接触しているインクが加熱によって気化する。 即ち、熱は抵抗発熱体の発熱面からインクに与えられるので、インクに注入しうるエネルギの限度は抵抗発熱体の発熱面の面積に規定され、従ってインクの吐出エネルギにも限界があった。 この限界を越えてインクを加熱するためにより多くの電流を発熱抵抗体に流すと、インクの吐出力は増大せずに、抵抗発熱体が破壊してしまうことがあった。

    【0004】また、通電ジェット方式では、通電される導電性のインクは一様な組成であり、その抵抗値は一定であるため、インクに注入されるエネルギを増大させてインクの吐出力を大きくする手段はなかった。

    【0005】近年、インクジェット装置においては、印刷されるドットの密度を高め、精細度を向上させることが望まれている。 このためには、インクが吐出するノズルの孔径やノズルの配設ピッチを従来よりも小さくしなければならない。 しかしながら、前述のように従来のバブルジェット方式では、インクの吐出力を簡単には増大させることができない。 インクの吐出力を従来のままにしてノズルの孔径や配設ピッチを小さくすると、インクかすやごみ等がノズルに溜まりやすくなってノズルの目詰まりの原因となってしまう。 このように、従来のインクジェット装置では、インクの吐出力に限界があることから、印刷の精細度を向上させにくいという問題があった。

    【0006】本発明は、ノズルからの吐出力が高く、印刷の高精細化に対応することができるインクジェット装置と、該インクジェット装置に適用して有効な導電性インクを提供することを目的としている。

    【0007】請求項1に記載されたインクジェット装置は、導電性材料と導電性を有するインクとを含む導電性インクが収容される収納空間と、前記収納空間内の導電性インクに交番電流を通電して前記導電性インクを発泡させる電極と、交番電流の通電によって発泡した前記導電性インクが吐出するノズルとを有している。

    【0008】請求項2に記載されたインクジェット装置は、請求項1記載のインクジェット装置において、前記導電性材料の導電率が前記インクの導電率よりも高いことを特徴としている。

    【0009】請求項3に記載されたインクジェット装置は、請求項2記載のインクジェット装置において、前記導電性材料が少なくともその表面に導電性を有し、その導電率が、交番電流による表皮効果で前記導電性インクを発泡させるだけの熱を発生させる導電率であることを特徴としている。

    【0010】請求項4に記載されたインクジェット装置は、請求項3記載のインクジェット装置において、前記導電性材料が前記ノズルよりも小さいことを特徴としている。

    【0011】請求項5に記載されたインクジェット装置は、請求項4記載のインクジェット装置において、前記収納空間が、所定間隔をおいて対面する一対の基板と、
    互いに所定間隔をおいて前記一対の基板の間に配置された複数個の区画部材とにより区画された一列に並ぶ複数の収納空間から構成され、前記ノズルが、前記各収納空間の各一端にそれぞれ開口して一列に並ぶ複数のノズルから構成され、前記電極が、前記各収納空間毎に一方の基板の内面にそれぞれ設けられた複数の第1の電極と、
    他方の基板の内面に共通に設けられた第2の電極とによって構成された複数対の電極から構成され、さらに、前記第1及び第2の電極の間に交番電流を加える交番電源と、前記第1の電極にそれぞれ設けられた複数の切り換え手段と、前記各収納空間に前記導電性インクを供給する供給手段とを有することを特徴としている。

    【0012】請求項6に記載されたインクジェット装置は、請求項4記載のインクジェット装置において、前記収納空間が、所定間隔をおいて対面する一対の基板と、
    互いに所定間隔をおいて前記一対の基板の間に配置された複数個の区画部材とにより区画された一列に並ぶ複数の収納空間から構成され、前記ノズルが、前記各収納空間の各一端にそれぞれ開口して一列に並ぶ複数のノズルから構成され、前記電極が、前記各収納空間毎にそれぞれ独立して設けられた複数対の電極から構成され、さらに、前記各収納空間に対で設けられた電極の間に交番電流を加える交番電源と、前記収納空間の電極毎に設けられた複数の切り換え手段と、前記各収納空間に前記導電性インクを供給する供給手段とを有することを特徴としている。

    【0013】請求項7に記載されたインクジェット装置は、請求項4記載のインクジェット装置において、前記電極が、互いに平行となるように所定間隔をおいて配置された複数の長手形状の電極によって構成され、前記収納空間が、前記電極と、前記電極を挟んで対面する一対の絶縁部材とによって区画された一列に並ぶ複数の収納空間から構成され、前記ノズルが、前記各収納空間の各一端にそれぞれ開口して一列に並ぶ複数のノズルから構成され、さらに、隣接する2個の前記電極に交番電流を加える交番電源と、前記複数の電極から交番電流が加えられる隣接する2個の電極を選択する切り換え手段と、
    前記各収納空間に前記導電性インクを供給する供給手段とを有することを特徴としている。

    【0014】請求項8に記載された導電性インクは、導電性を有するインクと、前記インク中に分散され、前記インクよりも高い導電性を有する導電性材料とを有することを特徴としている。

    【0015】請求項9に記載された導電性インクは、請求項8記載の導電性インクにおいて、前記導電性材料の導電率が前記インクの導電率よりも高いことを特徴としている。

    【0016】請求項10に記載された導電性インクは、
    前記導電性材料が少なくともその表面に導電性を有し、
    その導電率が、交番電流による表皮効果で前記インクを発泡させるだけの熱を発生させる導電率であることを特徴としている。

    【0017】

    【作用】上述した本発明の構成によれば、電極間に交番電流を加え、収納空間内の導電性インクに通電する。 交番電流は、インクよりも導電率の高い導電性材料に流れ、特に表皮効果によって導電性材料の表面に集中して流れる。 一対の電極に挟まれた収納空間内の導電性インクは多数の導電性材料を含んでおり、これら導電性材料の表面積の合計は大きいので、従来よりも多くのエネルギを導電性インクに注入することができる。 導電性材料の表面で発生した熱はインクを加熱して発泡させ、圧力の高まった導電性インクはノズルから吐出される。

    【0018】

    【実施例】図1〜図7を参照して第1実施例のインクジェット装置1を説明する。 絶縁性の第1基板2の上面には、複数本の細長い棒状の区画部材3が所定間隔で並べられている。 各区画部材3の先端は幅広に形成されており、その前端面は第1基板2の前端面に一致している。
    これら区画部材3の上には第2基板4が設けられている。 所定間隔をおいて隣接する区画部材3,3と、前記第1基板2と、この第2基板4の間には、導電性インク20が収納される略筒状の収納空間5が複数個構成されている。 また、これら各収納空間5の前端面には、内部の導電性インク20を吐出する矩形のノズル6が開口している。

    【0019】各収納空間5内の第1基板2上には、それぞれ電極7が設けられている。 この電極7は、各収納空間5ごとに設けられた帯状電極の一部である。 各帯状電極は、その先端部分が電極7として残され、他の部分は絶縁皮膜8で被覆されている。

    【0020】第2基板4の下面には一面に電極9が形成されている。 この電極9は、前記各電極7と対をなすもので、各電極7に対して共通に形成されている。 この電極9及び前記各電極7は、各種導電材料を用いた薄膜又は厚膜からなり、印刷・メッキ等の簡単な手法で形成することができる。

    【0021】図2に示すように、前記各電極7と前記電極9の間には交番電源10が接続されている。 各電極7
    には切り換え手段11がそれぞれ設けられ、所望の収納空間5内の電極の対7,9に電圧を加え、該電極間の導電性インク20に通電できるようになっている。

    【0022】本インクジェット装置1は導電性インク2
    0の供給手段を有している。 この供給手段は、例えば、
    各収納空間5のノズル6とは反対側の開口端部に、インクの供給手段から導かれたインク供給管が接続される構造でもよい。 このような供給手段により、各収納空間5
    には導電性インク20が常時満たされるようになっている。

    【0023】前記導電性インク20は、例えば1×10
    7 Ωcm以下の導電率を有するインク21を主体としている。 このインク21には、インク21よりも導電性の高い導電性材料22が含まれている。 この導電性材料2
    2は、例えばカーボン粒子、金属粒子、カーボンで被覆された微小な粒子、表面に導電性を有するマイクロカプセル等、少なくともその表面に導電性を有する材料であることが望ましい。 導電性材料22は、例えば直径0.
    01〜10μmの範囲の粒子状であると後述する表皮効果による熱の発生によい結果が得られ、さらに前記ノズル6を詰まらせない程度の大きさであることが望ましい。

    【0024】また、本実施例において導電性インク20
    内で導電性材料22を通る交番電流は、導体である導電性材料22の表層面に局限されて内部に入らず、導電性材料22の表面だけを流れる。 この現象を表皮効果と呼ぶ。 本実施例では、表皮効果によって電流が導電性材料22の表面に集中し、導電性材料22の実効抵抗が増大する。 これによって導電性材料22の表面が発熱し、前記インクにバブルを発生させる。 このため、前記導電性材料22の表面乃至表面近傍は、前記表皮効果を伴う通電によってバブルを発生させるだけの熱を発生できるような抵抗を有していることが好ましい。

    【0025】このように、前記導電性材料22は、導電性インク20の主成分であるインク21よりも高い導電性を有することが好ましいと共に、少なくともその表面がある一定の抵抗値を備えていることが好ましい。

    【0026】次に本実施例において前記交番電源10が電極7,9間に与える交番電流について説明する。 本実施例及び請求項に記載した交番電流とは、電流値が変化する直流電流以外の電流であって、前記表皮効果を示す電流を広く示す用語である。 従って、その波形としては、正弦波形状の電流を含むのはもちろん、正負の片側のみに現れる正弦波も含む。 また、図3又は図4に示すような正負の両側に現れるパルス波も含む。 さらに、正又は負の片側のみに現れるパルス波も含む。 また、パルス波の形状は図3のような規則的な矩形でなくてもよいし、正弦波の波形に歪みがあってもかまわない。

    【0027】また、本実施例の交番電流は、正弦波又はパルス波の周波数が高い程、前記表皮効果が顕著となり、電流が導電性材料22の表面に集中して実効抵抗が増大し、熱が発生しやすくなるので好ましい。 電極7,
    9間に加える交番電流の周波数及び電流値、導電性インク20内の導電性材料22の濃度、導電性材料22の導電率乃至抵抗値等を適宜に設定することにより、導電性インク20の発熱量を任意に制御することができる。

    【0028】抵抗発熱体に直接接触しているインクを加熱してバブルを発生させる従来のインクジェット装置では、抵抗発熱体の面積のみが発熱面積であった。 これと異なり、本実施例のインクジェット装置1の発熱面は、
    一対の電極7,9に挟まれた空間内の導電性インク20
    が含む大量の導電性材料22の表面であり、これら導電性材料22の表面積の合計は大きいので、従来よりも多くのエネルギを注入することができる。 従ってインクの吐出力を増大させることが容易であり、前記ノズル6の内径や配設ピッチを従来よりも小さくして印字の品位を向上させることが容易である。

    【0029】以上の構成における作用について説明する。 電極7,9間に、例えば図3又は図4に例示するパルス波のような交番電流を加える。 図5に示すように、
    電流は導電性インク20の中を一様に流れるのではなく、インク21よりも導電性の高い導電性材料22に集まる。 この時、表皮効果によって電流は導電性材料22
    の表面に集中する。 導電性材料22の表面には適当な電気抵抗があるので、表皮効果によって表面に集中した電流は熱を発生させる。 一対の電極7,9に挟まれた空間内の導電性インク20は多数の導電性材料22を含んでおり、インク21と接触する導電性材料22の粒子の表面積の合計は非常に大きい。 このため、従来よりも多くの電流を流してインク21に熱エネルギを集中して注入することができる。

    【0030】図6(a)に示すように、導電性材料22
    の表面を電流が流れると、電流が出入りする導電性材料22の表面の2箇所に特に熱が集中し、この部分に近接したインクに小さなバブル23が生じる。 同図(b)に示すように発生したバブル23は大きくなり、同図(c)に示すように2個のバブル23は合体して1個になる。 同図(d),(e)に示すように通電が止まって発熱がおさまると、バブル23は急速に小さくなる。

    【0031】電極7,9間の導電性インク20中に図6
    に例示した上記のような過程でバブルが生じると、図7
    (a)〜(e)に示すように、収納空間5内の導電性インク20は圧力を受けて前方のノズル6から吐出される。 図7中の分図記号(a)〜(e)は図6の分図記号(a)〜(e)に対応している。

    【0032】図1に示す本インクジェット装置1において、図2の回路における切り換え手段11を適宜に切り換えて所望のノズル6から所望のタイミングでインクを吐出させる。 各ノズル6の前方にあって所定の方向に搬送されている印刷紙には、吐出されたインクがドット状に付着する。 印刷紙には所望の画像が印刷される。

    【0033】図8は第2実施例のインクジェット装置3
    1を示す一部切り欠き斜視図である。 第1実施例と対応する部分には図1と同一の符号を付してその説明を省略する。 収納空間5内の第1基板2上には、所定間隔をおいて電極32,33が対向して設けられている。 電極3
    3は帯状に形成され、その上に一部を露出させて絶縁膜34が被着され、その絶縁膜34の上に電極33が帯状に形成される。 両電極32,33は、ノズル6とは反対側の第1基板2の端部で駆動回路に接続される。 第2基板4の内面には電極はない。 図10は、図8に示す実施例の駆動回路を示す図であり、各収納空間5の電極対3
    2,33を個別に交番電流で駆動することができる。 本実施例によっても前記第1実施例と略同様の効果が得られる。

    【0034】図9は第3実施例のインクジェット装置4
    1を示す一部切り欠き斜視図である。 絶縁部材である基板42の上には帯状の電極43が所定間隔をおいて並べられている。 隣接する一対の電極43,43が組を構成し、それぞれ交番電源10に接続されている。 電極の対43,43ごとに切り換え手段11が設けられ、各電極の対43,43には所望のタイミングで選択的に交番電流が与えられる。

    【0035】前記基板42上の電極43は絶縁部材である皮膜44によって覆われている。 対になった隣接する2本の電極43,43と、基板42と、皮膜44とによって、導電性インク20の収納空間45が構成されている。 収納空間45の前端面は開放され、導電性インク2
    0が吐出するノズル46となっている。 収納空間45に導電性インク20を供給する手段は第1実施例と同一でよい。

    【0036】ノズル46の前方には、プラテンローラ4
    7が設けられている。 プラテンローラ47の回転に伴って印刷紙48が搬送され、これに同期してインクジェット装置41が駆動される。 切り換え手段11が適宜に切り換えられ、所望のノズル46から所望のタイミングでインクが吐出される。 前記印刷紙48には吐出されたインクがドット状に付着し、所望の画像が印刷される。

    【0037】第2及び第3実施例における電極間の通電、表皮効果による発熱、バブルの発生、インクの吐出等の各作用は、第1実施例の場合と同様である。 第2及び第3実施例の場合は、各ノズル6,46に対応する電極対32,33及び43,43が、それぞれ電気的に分割されているので、ある電極対の間に流れた駆動のための電流が、これに隣接する電極対に影響を与える可能性が小さい。 第1実施例のように電極対の一方の電極9が各対間で共通の電極となっていると、製造が容易になる。 また、図9に示した第3実施例においては、隣接する電極43,43の間隔とノズル46の開口幅が一致していたが、隣接する電極43,43の先端の間隔を狭くするか、電極43の高さを小さくする等してノズルの開口をより小さくしてもよい。

    【0038】

    【発明の効果】本発明のインクジェット装置と導電性インクによれば、導電性材料を含む導電性インクに交番電流を与え、表皮効果によって交番電流を導電性材料の表面に集めて熱を集中して発生させ、エネルギ密度を高めてインクを高い圧力で吐出できるようにしてある。 従って、ノズルの内径や配設ピッチを小さくすることができ、高精細な印字を行うことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】第1実施例の一部切り欠き斜視図である。

    【図2】第1実施例の駆動回路図である。

    【図3】第1実施例における交番電流の一例を示す波形図である。

    【図4】第1実施例における交番電流の一例を示す波形図である。

    【図5】第1実施例における交番電流の通電状態を示す概念図である。

    【図6】第1実施例において導電性インクにバブルが発生する状態を示す図である。

    【図7】第1実施例において導電性インクにバブルが発生し、インクが吐出される状態を示す図である。

    【図8】第2実施例の一部切り欠き斜視図である。

    【図9】第3実施例の一部切り欠き斜視図である。

    【図10】第2実施例の駆動回路図である。

    【符号の説明】

    1,31,41 インックジェット装置 5,45 収納空間 6,46 ノズル 7,9,32,33,43 電極 20 導電性インク 22 導電性材料

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/00 E C09D 11/00 PSZ B41J 3/04 102 Z

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