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Manufacture of nickel hydrogen secondary battery

阅读:179发布:2020-10-29

专利汇可以提供Manufacture of nickel hydrogen secondary battery专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To simultaneouly perform cleaning of a battery can and impregnation of electrolyte into an electrode body. CONSTITUTION: A positive electrode composed of nickel hydroxide and a negative electrode composed of hydrogen storage allay are layered through a separator, and after an electrode body formed by winding this in a spiral shape is housed in a can, alkaline electrolyte is injected, and the can is covered with a sealing body, and a sealed storage battery 10 is manufactured. Next, a battery is thrown into an ultrasonic washer 12 filled with rust preventive solution 11, and is cleaned with a vibration frequency not less than 20kHz, and impregnation of electrolyte into an electrode body is promoted, and the electrolyte is diffused in the battery in a short time. Therefore, initial capacity of the battery can be improved, and productivity can also be enhanced in a manufacturing process.,下面是Manufacture of nickel hydrogen secondary battery专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ニッケル水酸化物から成る正極と水素吸蔵合金から成る負極をセパレータを介して積層して成る電極体を外装缶に収納後、アルカリ電解液を注入して該外装缶を封口し、その後充放電を行うニッケル水素二次電池の製造方法において、注液、封口工程の後に、超音波にて電池に振動を与え、且つ電池外装缶を洗浄する超音波洗浄工程を設け、その後充電を行うことを特徴とするニッケル水素二次電池の製造方法。
  • 【請求項2】 上記超音波洗浄を、防錆溶液中で行うことを特徴とする請求項1に記載のニッケル水素二次電池の製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、負極に電気化学的に素を吸蔵・放出できる水素吸蔵合金を用いたニッケル水素二次電池の製造方法に関し、詳しくは、封口後に電池外装缶の洗浄と、電極体内への電解液の浸漬を同時に行うことができる密閉型ニッケル水素二次電池の製造方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、コードレス機器や携帯機器などの電子機器の電源として、ニッケルカドミウム電池などのアルカリ蓄電池が用いられている。 最近では、上記電子機器の高性能化、小型軽量化に伴い、高容量を有する電池が求められ、負極に電気化学的に水素を吸蔵、放出する水素吸蔵合金を用いた比較的高容量のニッケル水素二次電池が提案され、実用化されている。 上記ニッケル水素二次電池は、ニッケルカドミウム電池とほぼ同じ充放電電圧を有するため、装着対象の機器の設計変更が必要なく、また、有害なカドミウムを含まないため環境保護の観点からも好ましい、などの理由からニッケルカドミウム電池に取って代わりつつある。 このニッケル水素二次電池は、水酸化ニッケルから成る正極と水素吸蔵合金から成る負極をセパレータを介して積層して成る電極体を外装缶に収納し、アルカリ電解液を注液後、該外装缶を蓋にて封口してその後充電を行うことで製造されている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のニッケル水素二次電池では電解液の注液直後にはセパレータを介して正極板、負極板を積層して成る電極体内に電解液が十分に浸漬していないため、電池の初期活性化に影響を及ぼし、初期容量が低いという問題点があった。 特に、水素吸蔵合金から成る負極においては、結着剤に、例えばポリビニリデンフルオライド、ポリテトラフルオロエチレンなどの撥水性の強いフッ素系樹脂を用いているため、正極に比べてより電解液が浸漬しにくい状態にあった。 このため、注液直後の電池の内部抵抗が高く、この状態で充放電を行っても分極特性が悪く、
    充放電効率が良くないという問題点を抱えていた。

    【0004】そこで、特開平4−282569号には超音波振動、加温、回転などを利用して、電解液を電池内部に拡散させる工程を有するニッケル水素二次電池の製造方法が提案されている。 上記製造方法は、水素吸蔵合金からなる負極と、焼結式ニッケル正極とをセパレーターを介して捲回させた電極体を電池缶に挿入し、電解液を注入後、封口して完全密閉した電池に上記超音波振動、加温、回転のうち少なくとも一つ以上を利用して、
    電解液を水素吸蔵合金表面に拡散させたものである。

    【0005】通常、上記ニッケル水素二次電池などのアルカリ蓄電池は、その製造過程で電極体を挿入して成る外装缶へ電解液を注入し、蓋にて封口した後に、該電池表面に防錆剤を塗布するなどして防錆処理を施している。 ところが、上記製造方法では、これまでの製造工程に新たに電解液の拡散工程を必要とするため、製造工程が一つ増え、生産性が落ちてしまうという問題がある。

    【0006】そこで、本発明は製造工程を増やすことなく、電極体内に電解液を均一に浸漬させるニッケル水素二次電池の製造方法を提供することを目的とする。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、水酸化ニッケル等のニッケル水酸化物から成る正極と水素吸蔵合金から成る負極をセパレータを介して積層して成る極板群を外装缶に収納後、アルカリ電解液を注入して該外装缶を封口し、その後充放電を行うニッケル水素二次電池の製造方法において、注液、封口工程の後に超音波にて電池に振動を与え、且つ電池外装缶を洗浄する超音波洗浄工程を設け、その後充電を行うものである。

    【0008】また、上記超音波洗浄を防錆剤を含む防錆溶液中で行うことで、外装缶への防錆処理と、電解液の電極体内への浸漬処理を同時に行うことができる。 なお、上記超音波振動を利用した洗浄、若しくは防錆処理は、該振動数が20KHz未満だと、電解液の電極体内への浸漬が不十分であるため、20KHz以上が好ましい。 さらに、本発明では亜硝酸ソーダなどの水溶性防錆剤を用いているが、要は防錆効果を有すればよく、特に上記亜硝酸ソーダに限定されるものではない。

    【0009】

    【作用】本発明によれば、注液、封口工程を終えた組み立て直後の電池に、超音波洗浄器により超音波振動を与えることにより、電極体の表面にあった電解液が該電極体の内部まで均一に、且つ短時間で浸漬する。 また、洗浄に超音波振動を利用することで、電池の隅々まで洗浄を行うことができ洗浄効果が上がる。 さらに、洗浄と電解液の浸漬を同時に行えるので、製造工程が増えずに済む。

    【0010】

    【実施例】以下、実施例、及び図面に基づいて本発明を具体的に説明する。

    【0011】(1)ニッケル正極の作製 水酸化ニッケル粉95重量部に、ニッケル粉5重量部、
    酸化コバルト粉5重量部から成る導電剤と、CMC(カルボキシメチルセルロース)0.2重量部をイオン交換水100重量部に溶解して成る増粘剤水溶液とを混合して、スラリーを調整した。 該スラリーを厚み1.1m
    m,多孔度94%の発泡ニッケル基板に充填し、80℃
    の空気雰囲気中で、1時間乾燥し、5ton/cm の圧で圧延した後、さらに、所定の大きさに裁断し、極板を取り付けてニッケル正極板を作製した。

    【0012】(2)水素吸蔵合金負極の作製 市販のMm(ミッシュメタル)粉末をニッケル粉、コバルト粉、アルミニウム粉、マンガン粉をMm:Ni:C
    o:Al:Mn=1:3.3:1.0:0.3:0.4
    となるように秤量し、これをアルゴンアーク溶解炉にて溶解して、MmNi 3.3 Co 1.0 Al 0.3 Mn
    0.4の組成に調整した水素吸蔵合金を作製した。 該水素吸蔵合金を機械的に粉末にして、これに、増粘剤としてCMC1重量部をイオン交換水100重量部に溶解して成る増粘剤水溶液を1重量部と、導電剤としてニッケル粉(商品名TYPE210,INCO社製)を15重量部と、結着剤としてPVdF(ポリビニリデンフルオライド)を3重量部とを混合してスラリーとした。 該スラリーを表面にニッケルメッキを施した多孔度38%のパンチングニッケル基板の両面に塗付、充填し、次いで80℃の空気雰囲気中で1時間乾燥し、5ton/cm
    の圧力で圧延した。 そして、さらに170℃の真空雰囲気中で1時間焼成させた後、所定の大きさに裁断して水素吸蔵合金負極板を作製した。

    【0013】(3)電池の作製 上記正極板、及び負極板を用いて、図1に示される密閉型蓄電池を作製した。 正極板1、及び負極板2をナイロンセパレータ3を介して積層し、これを渦巻状に捲回して直径13mmの電極体4を作製した。 次いで、該電極体4を表面にニッケルメッキが施されたステンレス鋼製の円筒型の外装缶5に挿入し、比重1.36の水酸化カリウムを主成分とする電解液を1.95cc注入し、絶縁ガスケット9を介して封口板6と安全弁7を備えた封口体8にて蓋をして、該外装缶5の上部周縁部をかしめて定格容量1000mAhのAAサイズの円筒密閉型蓄電池10を作製した。

    【0014】(4)超音波洗浄工程 図2に示されるように洗浄剤を含む溶液の代わりに、例えば亜硝酸ソーダなどの水溶性防錆剤を、水100重量部に対して1重量部溶解して成る防錆溶液11を満たした超音波洗浄器12(日本エマソン社製)中で、上記密閉型蓄電池10の洗浄を行った。 上記超音波洗浄器12
    の洗浄槽中に、振動数47KHzの条件で10分間投入して洗浄槽に備えられた振動子により電池に振動を与えた後、常温にて30分間放置して本発明電池Aを得た。

    【0015】(5)比較試験 また、上記超音波洗浄器12を用いずに、単に防錆溶液中に2、3度浸漬して洗浄とともに防錆剤を塗付して、
    常温にて1時間放置した電池を比較電池Bとする。 上記電池A及び電池Bをそれぞれ10個ずつ作製し、それぞれの諸特性について比較試験を行い、その結果の平均値を表1に示す。 なお、充放電はいずれの電池も0.1C
    で150%まで充電し、0.2Cで1.0Vまで放電した。

    【0016】

    【表1】

    【0017】上記表1に示されるように超音波洗浄器で振動を与えるとともに、洗浄と防錆処理を行った電池A
    は、超音波洗浄器を用いずに洗浄と防錆処理を行った電池Bに比べて、電池容量が大きく、また注液後の内部抵抗が大きく低下している。 これは超音波の振動により、
    電池A内の電解液が電極体内に十分に浸漬していることがもたらす効果である。 また、本実施例ではステンレス鋼製の外装缶にニッケルメッキを施しているが、製造工程中に該外装缶表面に微小な傷が発生したとしても、超音波振動により傷の隅々まで防錆剤を塗布することができる。 さらに、超音波洗浄器で振動を与えるとともに洗浄と防錆処理を行ったので、これらを一つの工程で行うことができ生産性を上げることができる。

    【0018】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明はニッケル水素二次電池の製造方法において、超音波洗浄工程を設けたことにより、電池缶の洗浄と電池の初期容量の向上をもたらす電極体内への電解液の均一な浸漬を同じ工程で行うことができるため、生産性を上げることができる。 また、洗浄液として防錆溶液を用いることにより、
    防錆処理も同時に行うことができ、より一層生産性を上げることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明により作製した電池の構成を示す図である。

    【図2】 防錆溶液を満たし、その中に電池を収納した超音波洗浄器の断面図である。

    【符号の説明】

    1 正極板 7 安全弁 2 負極板 8 封口体 3 ナイロンセパレータ 9 絶縁ガスケット 4 電極体 10 密閉型蓄電池 5 外装缶 11 防錆溶液 6 封口板 12 超音波洗浄器

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