首页 / 专利库 / 软件 / 图像信息管理系统 / Picture information management system

Picture information management system

阅读:919发布:2021-01-26

专利汇可以提供Picture information management system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To extract only a partial shape from an assembly drawing which is read, to generate plural parts drawings, to maintain parts constitution at an inner part, to overlap shapes drawn on the plural parts drawings so as to set them to be parts constitution and to make one piece of assembly drawing. CONSTITUTION:A picture segment processing part 63 segments an input picture from a picture input device 1 into plural pictures by using a inside/ outside polygon multiplex designation method, a picture data inquiry method and a segment/arc inquiry method. A picture information associating processing part 64 executes grouping, sequencing and indexing processings on the plural segmented picture. A picture information output processing part 68 gives transmission/nontransmission attributes to the plural segmented pictures and executes a clipping display processing and a superposing display processing. When the structured picture information is retrieved, a parts table can automatically be outputted and only the shapes of the parts numbers are eliminated on the parts in the assembly drawing so as to move them.,下面是Picture information management system专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 画像情報入力装置から入力される画像情報を保存、管理する画像情報管理システムにおいて、画像情報入力装置から入力された全画像情報から一部分の画像情報を切り出し、これに切り出し画像情報名を付与して切り出し画像情報を作成する手段と、切り出し画像情報の全画像情報内での位置、切り出し画像情報相互間の関連を管理する手段とを備え、読み込み込まれた画像情報を編集し、保管管理することを特徴とする画像情報管理システム。
  • 【請求項2】 前記切り出し画像情報を作成する手段は、座標入力装置から任意の多角形座標点群を得て、この多角形座標範囲の内外の画像情報を切り出す処理、画像情報の一部を含む座標を座標入力装置から得て、これを出発点とし、画像データ中の線分、円弧を認識するため線分、円弧のドット列を辿りながら認識結果を操作者に示し、操作者が分岐点で線分、円弧の方向を選択することにより特定の画像情報のみを切り出す処理、画像情報の一部を含む座標を座標入力装置から得て、画像データ中に線分、円弧等をローカルエコーとして計算表示して操作者に示し、操作者が画像情報とこのローカルエコーとして計算表示された図形とを操作し、画像情報に一致した計算表示された図形の変数値を得ることにより特定の画像情報のみを切り出す処理の少なくとも1つの処理により画像情報を切り出すことを特徴とする請求項1
    記載の画像情報管理システム。
  • 【請求項3】 前記切り出し画像情報相互間の関連を管理する手段は、複数の切り出し画像情報名に対して、切り出し画像情報相互間の配置位置と新たな集合名である集合切り出し画像情報名とを付与し、さらに、複数の集合切り出し画像情報名に対して、集合切り出し画像情報相互間の配置位置と新たな集合名とを付与する処理を繰返して、階層構造の構造化画像情報を作成することを特徴とする請求項1または2記載の画像情報管理システム。
  • 【請求項4】 前記切り出し画像情報相互間の関連を管理する手段は、複数の切り出し画像情報名に対して、分類情報を示すインデックスを付与し、階層構造による検索を可能とることを特徴とする請求項1、2または3記載の画像情報管理システム。
  • 【請求項5】 前記切り出し画像情報相互間の関連を管理する手段は、複数の切り出し画像情報名に対して、前記分類情報として一貫番号、作成日等の分類情報を付与し、これらの情報によりソートした構造化画像情報を作成することを特徴とする請求項4記載の画像情報管理システム。
  • 【請求項6】 前記切り出し画像情報に、切り出し画像情報毎に透過、非透過の表示属性を付与する手段をさらに備え、透過、非透過の属性を有する切り出し画像情報が混じり合う場合、透過指定の切り出し画像情報が上位になるようソートし、画像情報出力装置、表示装置にこれらの切り出し画像情報を重ね合わせて出力、表示することを特徴とする請求項1ないし5のうち1記載の画像情報管理方式。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、画像情報管理システムに係り、特に、製造業で使用される図面、技術文書等を画像データとして入し、保管するために使用して好適な画像情報管理システムに関する。

    【0002】

    【従来の技術】一般に、従来技術による画像情報管理システムは、図面、技術文書等をスキャナにより読み取り入力して保管、管理するために使用される場合、入力された用紙単位に検索のためのインデックス、分類コード等の検索項目を同時に登録して記憶しておくというものである。 そして、この従来技術は、スキャナによる図面等の読み取りに際して、用紙上の記憶する範囲を矩形で指定し、あるいは、単純な多形で指定する等の簡単な選択機能を備えている。

    【0003】また、前記従来技術は、記憶した画像情報を検索する場合、その方法として、複数の検索キーワードに様々な検索条件を付加した論理検索、フリーワード検索、あいまい検索等の検索方法を使用するものであり、登録されている画像情報そのものを検索条件に合わせて自動的に組み合わせ、あるいは、配置を変えて検索する点についての配慮がなされていないものである。

    【0004】なお、この種の画像情報管理システムに関する従来技術として、例えば、「Hitfile650
    EシリーズマニュアルSP−126−30」等に記載された技術が知られている。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術は、
    読み込んだ図面内の各図形要素の階層構造を管理することについて配慮されておらず、例えば、部品の階層構成とそれぞれの部品、部品組立品に対応した図形を対応させる機能を備えておらず、それぞれの部品、あるいは、
    部分組立品毎の別々の図面を作成するものであり、ある組立品の使用部品を変更すると、組立図、部分組立図、
    単品部品図等のその組立品の部品表の全てを変更しなければならないという問題点を有している。

    【0006】また、前述した従来技術は、入力した画像データに表現されている情報間の関連を作成する機能を備えておらず、また、別々の時点で入力された複数の入力データ間の関連を作成することができないという問題点を有している。

    【0007】すなわち、前述の従来技術は、入力された画像データから部分画像を切り出し、これに管理構造を付加して記憶させ、検索時に切り出した部分画像を検索条件に合わせて自動的に組み合わせ、あるいは、配置を変える等の機能を備えておらず、このため、新たな画像情報を生み出すことができないという問題点を有している。

    【0008】本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、図面、技術文書等の入力された画像データ間の関連を入力時に作成するだけでなく、検索し、構造化することにより、登録した画像データの検索を簡単に行うことができるようにし、訂正、変更を効率的に行うことができるようにして、登録情報を有効に活用できるようにする画像情報管理システムを提供することにある。

    【0009】また、本発明の目的は、図面、技術文書に記載されている情報の中から部分画像を切り出し、これらを取捨選択し、要素に分解構造化して保管し、要素単位に削除、複合、組立、検索を可能とする画像情報管理システムを提供することにある。 すなわち、具体的には、組立図をスキャナから入力し、部品単品の形状に分解し、部品図単位の画像情報として保管するだけでなく、これらの部品を組み合わせた部分組立図と部品表とに階層構造化して入力された組立図を記憶させ、これにより、一枚の組立図から任意の階層の部分組立図、部品図を出力することができるようにした画像情報管理システムを提供することにある。

    【0010】

    【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的は、表示装置、コマンド入力装置、座標入力装置、記憶装置、外部記憶装置、処理装置、画像情報入力装置、画像情報出力装置よりなる画像処理装置を備えて構成される画像情報管理システムにおいて、画像情報入力装置から入力された全画像情報から一部分の画像情報を切り出し、これに名称を付加して切り出し画像情報を作成する手段と、切り出し画像情報の全画像情報内での位置、切り出し画像情報相互間の関連を管理する手段と、構造化された画像情報(構造化画像情報)を外部記憶装置に書き出して記憶し、外部記憶装置に書き出された構造化画像情報を読み込み記憶装置に復元するとともに画像情報出力装置に出力する手段とを備えることにより達成される。

    【0011】

    【作用】切り出し画像情報を作成する手段は、画像情報入力装置から入力された画像情報を切り出し、その画像情報に切り出し画像情報名を付加する。 画像情報の切り出しは、次のような方法を使いわけて行うことができる。

    【0012】(a)座標入力装置から任意の多角形座標点群を得て、この多角形座標範囲の内外の画像情報を切り出す。

    【0013】(b)画像情報の一部を含む座標を座標入力装置から得て、これを出発点とし、画像データ中の線分、円弧を認識するため、画像データの中の線分、円弧のドット列を辿りながらその認識結果を操作者に示し、
    操作者が分岐点で線分、円弧の方向を選択することにより、線分、円弧等の特定の画像情報を切り出す。

    【0014】(c)線分、円弧等の画像情報の一部を含む座標を座標入力装置から得て、画像データ中に線分、
    円弧等をローカルエコーとして計算し表示して操作者に示し、操作者が画像情報とこのローカルエコーとして計算表示された図形を操作し、一致した変数値(中心、半径、端点等)を得ることにより、線分、円弧等の特定の画像情報を切り出す。

    【0015】切り出し画像情報相互間の関連を管理する手段は、前述の方法により切り出された「切り出し画像情報」を関連付けて次のような切り出し画像情報関連管理を行う。

    【0016】(a)複数の「切り出し画像情報名」に対して、「切り出し画像情報」相互間の配置位置と新たな集合名「集合切り出し画像情報名」とを付加し、さらに、複数の「集合切り出し画像情報名」に対して「集合切り出し画像情報」相互間の配置位置と新たな集合名とを付加する等の操作を繰返して行い、これにより階層構造の「構造化画像情報」を作成する。

    【0017】(b)複数の「切り出し画像情報名」に対して、分類情報を示すインデックスを付加し、階層構造検索を可能とし、また、この分類情報として一貫番号、
    作成日等の分類コードでソートした「構造化画像情報」
    を作成する。

    【0018】(c)前述した(a)と(b)とを組み合わせて構造化画像情報を作成する。

    【0019】画像情報出力装置に出力する手段は、画像情報多重出力/表示機能を備え、出力する「切り出し画像情報」が重なり合う場合、「切り出し画像情報」毎にその情報に透過/非透過の表示属性を付加することができ、表示情報に透過/非透過の情報が混じり合うとき、
    透過指定の切り出し画像情報が上位になるようソートして出力し、画像情報出力装置、表示装置に重ねあわせて出力/表示することができる。

    【0020】本発明は、前述した各機能を用いて、外部記憶装置から切り出し画像情報名、構造化画像情報中の任意の階層構造、関連構造の画像情報から切り出し画像情報を自由に検索することができ、また、新たな用紙の任意の場所に切り出し画像情報を配置し、別の切り出し画像情報と混在させ、新たな構造化画像情報として登録することができる。

    【0021】

    【実施例】以下、本発明による画像情報管理システムの一実施例を図面により詳細に説明する。

    【0022】図1は本発明の一実施例による画像情報管理システムの構成とデータの流れとを説明する図、図2
    は画像の切り出し方法を説明する図、図3は画像データ探査法による画像の切り出しを説明する図、図4は線分・円弧探査法による画像の切り出しを説明する図、図5
    〜図8は構造化画像情報管理の方法を説明する図、図9
    は集合切り出し画像の表示方法を説明する図である。 図1において、1は画像入力装置、2は表示装置、3はコマンド入力装置、4は座標入力装置、5は画像出力装置、6は処理装置、7は画像記憶装置、8は外部記憶装置、61はコマンド制御部、62は画像読み取りプログラム、63は画像切り出し処理部、64は画像情報関連付け処理部、65は画像情報入出力処理プログラム、6
    6は画像検索プログラム、67は画像取り込みプログラム、68は画像情報出力処理部である。

    【0023】本発明の一実施例による画像情報管理システムは、図1に示すように、画像入力装置1、表示装置2、コマンド入力装置3、座標入力装置4、画像出力装置5、処理装置6、画像記憶装置7、及び、外部記憶装置8を備えて構成されている。 そして、処理装置6は、
    本発明による画像情報の管理を行うための各種プログラム、処理部及びコマンド制御部とを備えて構成されている。

    【0024】まず、図1を参照して、システム全体の処理の流れを簡単に説明する。

    【0025】(1)図示画像情報管理システムの使用者は、保管しようとする図面等を画像入力装置1にセットし、表示装置2に表示されたコマンド名の中の「画像読み込みコマンド」を選択して、コマンド入力装置3からコマンドを処理装置6に入力する。

    【0026】「画像読み込みコマンド」を受け取った処理装置6内のコマンド制御部61は、これにより、画像読み込みプログラム62を動作させる。 画像読み込みプログラム62は、画像入力装置1から図面情報を読み取り、その図面情報を画像情報として画像記憶装置7に一次保管するとと共に、読み込んだ画像情報を表示装置2
    に表示する。

    【0027】(2)操作者は、表示装置2に表示されたコマンド名の中の「画像切りだしコマンド」を選択して、コマンド入力装置3からコマンドの入力を行う。 コマンド制御部61は、第1手段である画像切り出し処理部63を起動し、画像の切り出し処理を行う。

    【0028】画像の切り出しは、後述する(a)多角形内外指定画像切り出し法、(b)画像データ探査法、
    (c)線分・円弧探査法等の方法を用いて行われる。

    【0029】(3)次に、操作者は、前述した(1)の方法により、別に切り出してある「切り出し画像」(例えば、「切り出し画像情報名:x」)と、今、前述の方法により切り出した「切り出し画像」(「切り出し画像情報名:a」)との関連付け(例えば、切り出し画像情報名xとaとを合わせたものを、新しく「集合画像情報名:A1」という名称で扱えるようにする等)を行う場合、表示装置2に表示されたコマンド名の中の「画像関連付けコマンド」を指示して、コマンド入力装置3から入力する。

    【0030】これにより、コマンド制御部61は、第2
    手段である画像情報関連付け処理部64を起動する。 この画像情報関連付け処理部64は、次の処理を実行する。

    【0031】グルーピング:「切り出し画像」と「切り出し画像」とを集合させ、これに新しい「集合画像情報名」を付与する。 また、「集合画像情報名」と「集合画像情報名」および「切り出し画像情報名」とを集合させ、これに新しい「集合画像情報名」を付与する。

    【0032】シーケンシング:複数の「切り出し画像」に順序付けのための番号を付与してその順に並べる。

    【0033】インデックシング:「切り出し画像」に検索のための索引キーを付加する。

    【0034】画像情報関連付け処理部64は、前述の〜の処理を行って構造化画像情報を作成し、画像記憶装置7に蓄えると共に、画像情報入出力処理プログラム65を起動して、外部記憶装置8に作成した構造化画像情報を記録する処理を行う。

    【0035】一つの「切り出し画像」の処理が終了し、
    画像読み込み機能で入力した画像情報からさらに新たな「切り出し画像」を切り出す必要のある場合、操作者は、前述した画像切り出しの操作を繰返し行い、新たな「切り出し画像」がない場合、「処理終了コマンド」を選択して処理を終了する。

    【0036】(4)操作者は、任意の時点で、表示装置2に表示されたコマンド名の中の「画像検索コマンド」
    を選択し、コマンド入力装置3からコマンドを入力することができる。 コマンド制御部61は、画像検索コマンドが入力されると、画像検索プログラム66を起動する。 画像検索プログラム66は、「切り出し画像情報名」を得てこれに対応した「切り出し画像」を、また、
    「集合画像情報名称」を得てこれに対応した構造化画像情報を記憶装置7に読み出すと共に表示装置に表示することができる。

    【0037】(5)操作者は、任意の時点で、表示装置2に表示されたコマンド名の中の「画像取り込みコマンド」を選択し、コマンド入力装置3からコマンドを入力する。 ンド制御部61は、画像取り込みプログラム67
    を起動する。 画像取り込みプログラム67は、「画像検索コマンド」の実行によって得られた「切り出し画像情報名」に対応する「切り出し画像」、「集合画像情報名」に対応する構造化画像情報を現在処理している「切り出し画像」、「構造化画像情報」と混合させ、あるいは、新しい用紙に切り貼りする処理を行う。

    【0038】(6)第3手段としての画像情報出力処理部68は、表示装置に「切り出し画像」を表示する場合、「切り出し画像」に付加されている表示属性が透過属性であるものを非透過属性のものより優先させて表示する処理を行う。 透過属性を持つ「切り出し画像」が重なる場合、「切り出し画像」を重ね合わせて表示する重合表示処理を行う。 また、非透過属性を持つ「切り出し画像」が重なる場合、「切り出し画像」間でクリッピング表示処理処理等の透過属性優先表示、重合表示、クリッピング表示処理を行う。

    【0039】図1に示す本発明の一実施例は、操作者からの指示により、前述したような処理を行うことにより、画像情報の管理を行っているが、次に、前述した各機能部の詳細を説明する。

    【0040】第1手段である画像切り出し処理部63 この画像切り出し処理部63は、画像切り出しコマンドを受けると、次の手順で画像切り出しの処理を行う。

    【0041】表示装置2に表示されている画像情報に特定の名称を付与することを操作者に要求し、操作者から画像名称(例えば「画像情報名:a」)を得る。

    【0042】表示装置2に表示されている画像情報からどのような方法で画像情報名に対応する画像情報を選択するかを画像情報切り出し方法メニューを表示装置2
    に表示して、操作者から画像切り出し方法を指定してもらう。

    【0043】切り出した画像情報の表示属性として透過/非透過を指定することを操作者に要求し、操作者から表示属性を得る。

    【0044】操作者が指定した画像切り出し方法により画像を切り出し画像情報を得る。

    【0045】この画像情報を「切り出し画像」として、「切り出し画像情報名:a」に対応させて記憶装置7に蓄える。

    【0046】画像切り出し方法としては、(a)多角形内外多重指定法、(b)画像データ探査法、(c)線分・円弧探査法を使用することができ、以下、これらの方法を図2、図3を参照して説明する。

    【0047】(a)多角形内外多重指定法 多角形内外多重指定法は、図2(a)に示すように、読み込み画像情報を矩形の「入力画像情報座標系」で管理し、切り出し範囲をこの矩形の左下を原点とした複数の座標点列(p1、p2、……、pn)を結ぶ多角形の内側(または、外側)を条件1とし、同様に複数の座標点列(q1、q2、……、qn)を結ぶ多角形の内側(または、外側)を条件2とし、条件1と条件2とに含まれる画像情報を切り出し画像とする方法である。

    【0048】図示例は、上面図と側面図とを有する入力画像情報の上面図から、前述した2つの座標点列による多角形の間に挟まれた図形を切り出し画像として切り出した例である。

    【0049】(b)画像データ探査法 画像データ探査法は、図2(b)に示すように、読み込み画像情報が矩形の「入力画像情報座標系」で管理されるものとし、画像情報の一部を含む座標を座標入力装置から得て、これを出発点とし、画像データ中の線分、円弧を認識するため、画像データの中の線分、円弧のドット列を辿りながらその認識結果を操作者に示し、操作者が分岐点で線分、円弧の方向を選択することにより、線分、円弧等の特定の画像情報を切り出す方法である。

    【0050】この方法により、画像データを探査してそのドット座標列を切り出し、画像座標系に対応した「ドット点列座標画像データ」を切り出す手順を図3を参照して詳細に説明する。

    【0051】ステップ1:この入力画像情報座標系の二つの点座標(P1、P2)で示される範囲に含まれる画像から指定された色(2値画像の場合、黒)の任意のドット座標を得て、このドット座標を出発点座標Stとする〔図3(a)〕。

    【0052】ステップ2:指定された色(2値画像の場合、黒)のドット座標を探査し、8方向のドット座標から一方向のドット座標Qm(m=1〜n)を得て、出発点座標スタックに登録する。 出発点座標スタックから一方向のドット座標Qkを得る〔図3(b)〕。

    【0053】ステップ3:得られた入力画像情報座標系のドット座標Qkに対応した切り出し画像座標系のドットDkを指定された色(2値画像の場合、黒)にする〔図3(c)〕。

    【0054】ステップ4:得られたドット座標Qkに対応した表示装置上のドットを認識を示すために指定された色(例えば、オレンジ色)にする〔図3(d)〕。

    【0055】ステップ5:もし、ドット座標Qkの次の指定された色(2値画像の場合、黒)のドット座標が8
    方向の一つだけの方向であれば、出発点座標St=ドット座標Qkをとし、前述したステップ3、4の処理を繰り返し行う〔図3(e)〕。

    【0056】ステップ6:方向探査パスと呼ぶパスで探査を行う。 表示装置上の8方向の全てのドット座標R1
    (最大でR7まで)につながるパスをについて、ステップ2〜4と同様の探査処理を行い、複数の方向のドット探査点Ftが得られるまで行い、それぞれの方向の探査パスを多方向選択色(例えば、黄色)にすると共に、ドット探査点Ftを方向探査パス終了点座標スタックに登録する〔図3(f)〕。

    【0057】ステップ7:その後、操作者に対して「どの方向の探査パスを選択するか」を促すメッセージを表示装置に表示する。

    【0058】ステップ8:操作者は、座標入力装置から切り出し画像としたい方向探査パスの終点の近傍の座標値を与えてパスの選択を行う。

    【0059】ステップ9:選択された方向探査パスに対応する切り出し画像座標系の点列座標のドット列を指定された色(2値画像の場合、黒)にし、このドット列を切り出し画像とする〔図3(g)〕。

    【0060】ステップ10:切り出し画像として選択された方向探査パスに対応したドット探査点座標をQkとし、方向探査パス終了点座標スタックのす全てを削除する。 その後、ステップ5からの処理を繰返し、操作者が必要とする切り出し画像が得られるまで処理を続ける。

    【0061】(c)線分・円弧探査法 線分・円弧探査法は、図2(c)に示すように、矩形の「入力画像情報座標系」で管理されるものとし、線分、
    円弧等の画像情報の一部を含む座標を座標入力装置から得て、画像データ中に線分、円弧等をローカルエコーとして計算し表示して操作者に示し、操作者が画像情報とこのローカルエコーとして計算表示された図形を操作し、一致した変数値(中心、半径、端点等)を得ることにより、線分、円弧等の特定の画像情報を、切り出し画像座標系に対応した「ドット点列座標画像データ」として切り出す方法である。

    【0062】この方法により、画像データを探査してそのドット座標列を切り出し、画像座標系に対応した「ドット点列座標画像データ」を切り出す手順を図4を参照して詳細に説明する。

    【0063】ステップ1:操作者は、矩形の「入力画像情報座標系」に書かれた画像データから切り出したい画像(例えば、線分等)に着目し、その画像に近い図形名称を「線分・円弧探査法」メニュー(線分、円、円弧などの図形要素メニューとカット等の図形操作メニューとにより構成される)から選択し、切り出したい画像の特異点を座標入力装置でデジタイズ(線分であれば、端点Pを指定)する〔図4(a)〕。

    【0064】ステップ2:次に、選択した図形要素メニューが要求する指定点(線分であれば、もう1つの端点Q等)をデジタイズする。

    【0065】ステップ3:前述した指定点を入力すると、表示装置上の画像情報に、いま指定した形状が上書きされる。 もし、入力した指定点等の位置が正しくなければ、操作者は、ドラッキングで移動することにより、
    上書きされた情報を正しいものとする。

    【0066】ステップ4:操作者は、正しく上書きが行われた後、「画像取り込み」を指示する。 この指示により、「入力画像情報座標系」に対応した切り出し画像座標系に同じ図形処理を行って「ドット点列座標画像データ」を作成する。

    【0067】第2手段である画像情報関連付け処理部6
    4 第2手段である画像情報関連付け処理部64は、複数の「切り出し画像名」と複数の「切り出し画像」について、以下に説明するような(a)グルーピング、(b)
    シーケンシング、(c)インデックシングなどの処理を行って構造化画像情報を作成する処理を行うものであり、以下、これらの処理を図5〜図8を参照して説明する。

    【0068】(a)グルーピング グルーピングは、図5(a)に示すように、複数の「切り出し画像」を集合したものに新しい「集合切り出し画像名」を付与し、1つの「集合切り出し画像名」で複数の「切り出し画像」を扱えるようにする処理、図5
    (b)に示すように、複数の「集合切り出し画像名」に対して新たに階層的な「集合切り出し画像名」を付与し、1つの「集合切り出し画像名」で複数の「集合切り出し画像名」を扱えるようにするする処理、また、図5
    (c)に示すように、複数の「切り出し画像」と複数の「集合切り出し画像名」とに対して新たに階層的な「集合切り出し画像名」を付与し、1つの「集合切り出し画像名」で複数の「切り出し画像」と複数の「集合切り出し画像名」とを扱えるようにする処理である。

    【0069】そして、複数の「切り出し画像」間の配置の管理は、図6に示すように、それぞれの「切り出し画像」の原点位置座標と、この原点を中心とする回転角により行うことができる。

    【0070】(b)シーケンシング シーケンシングは、図7に示すように、複数の「切り出し画像」間にその順序を指定する項目を用意し、この項目の値の大小順に並べることができるようにする処理である。 例えば、切り出し画像がそれぞれ組立製品の部品である場合、その組立の順番に「切り出し画像」を切り出して一貫番号を付与し、これを順序指定項目としておき、この項目の順番で「切り出し画像」を検索すれば組立順に画像を表示することができ、また、更新した日付けを順序指定項目としておけば、一番最後に、常に最新の「切り出し画像」があり、簡単にその切り出し画像を検索することができる。

    【0071】(c)インデックシング インデックシングは、図8に示すように、「切り出し画像」に対して、検索のためのインデックスを作成する処理である。 「切り出し画像」に部品名称、分類コードをインデックスとして付加しておくことにより、部品名称、分類コード等により「切り出し画像」を検索することができる。

    【0072】また、複数の切り出し画像情報名に対して、前記分類情報として一貫番号、作成日等の分類情報を付与し、これらの情報によりソートした構造化画像情報を作成することもできる。

    【0073】第3手段である画像情報出力処理部68 第3手段である画像情報出力処理部68は、表示装置に「切り出し画像」を表示する場合、「切り出し画像」に付与された表示属性が透過属性であるものを非透過属性のものより優先させて表示を行う処理である。

    【0074】複数の透過属性/非透過属性の「切り出し画像」が混在する場合、表示装置への表示は、図9
    (a)に示すように、透過属性の切り出し画像が上に、
    非透過属性の切り出し画像がその下に表示されるように行われる。 また、非透過属性である「切り出し画像」が重なるような場合、図9(b)に示すように、「切り出し画像」間でクリッピング処理表示が行われ、下になる画像が上の画像により隠されていることが判るように表示が行われる。 さらに、透過属性である「切り出し画像」同士が重なるような場合、図9(c)に示すように、「切り出し画像」を重ね合わせて表示する重合表示処理を行って表示が行われる。

    【0075】前述した本発明の一実施例によれば、組立図面をスキャナ等から読み込み、部品番号を付加し、画像情報を切り出して部品毎の形状とし、これらを集合させた集合切り出し画像として保管することができるので、部品相互間の位置情報をも自動的に管理することができ、次のようなことを効率的に行うことができる。

    【0076】(a)構造化画像情報を検索することにより部品表を自動的に出力することができる。

    【0077】(b)組立図中の任意の部品を「部品番号等を指定」することにより、その部品番号の形状だけを削除し、移動し、あるいは、他の部品と置き換える等の処理を自由に行うことができる。

    【0078】(c)任意の階層の部品番号を指示すれことにより、その部品を構成する部品だけの組立図を自動的に得ることができる。

    【0079】前述した本発明の一実施例によれば、建物内のガス、上下道、空調機等の配管図、電気、通信の配線図等の個々の図面をスキャナから読み込み、インデックスを付与してそれぞれを区別して画像情報として保管しておき、これらを読み出して重ね合わせ配置することにより、これらの全てが混在した図面を出力することができ、あるいは、相互の干渉を確認することができる。

    【0080】また、本発明の一実施例によれば、図面をスキャナ等から読み込み、画像データとしと取り込むとき、読み込んだ画像データが不正確(円が真円でない、
    線分が水平、垂直な線分でなく読み取られている等)な場合、線分・円弧探査法を用いることにより、該当する画像部分だけを正確な画像情報に編集・修正することができる。

    【0081】さらに、本発明の一実施例によれば、図面をスキャナ等から読み込み、画像データとして取り込むとき、読み込んだ画像データから目的の画像データのみを操作者が選択して取り込むことができるので、事前に何枚もの図面を用意する必要をなくすことができる。

    【0082】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、図面、技術文書等の中から部分画像を切り出し、これらを取捨選択し、要素に分解構造化して保管し、要素単位に削除、複合、組立、検索を行うことができるので、図面、技術文書等の情報を、部品単品の形状に分解し、部品図単位の画像情報として保管し、これらの部品を組み合わせた部分組立図と部品表とに階層構造化して記憶させることができ、これにより、一枚の組立図から任意の階層の部分組立図、部品図を出力させることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施例による画像情報管理システムの構成とデータの流れとを説明する図である。

    【図2】画像の切り出し方法を説明する図である。

    【図3】画像データ探査法による画像の切り出しを説明する図である。

    【図4】線分・円弧探査法による画像の切り出しを説明する図である。

    【図5】構造化画像情報管理の方法であるグルーピング管理法を説明する図である。

    【図6】構造化画像情報管理の方法である切り出し画像配置管理法を説明する図である。

    【図7】構造化画像情報管理の方法であるシーケンシング法を説明する図である。

    【図8】構造化画像情報管理の方法であるインデックシング法を説明する図である。

    【図9】集合切り出し画像の表示方法を説明する図である。

    【符号の説明】

    1 画像入力装置 2 表示装置 3 コマンド入力装置 4 座標入力装置 5 画像出力装置 6 処理装置 7 画像記憶装置 8 外部記憶装置 61 コマンド制御部 62 画像読み取りプログラム 63 画像切り出し処理部 64 画像情報関連付け処理部 65 画像情報入出力処理プログラム 66 画像検索プログラム 67 画像取り込みプログラム 68 画像情報出力処理部

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈