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Map display, map image display method of map display

阅读:549发布:2024-02-17

专利汇可以提供Map display, map image display method of map display专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a technology for avoiding oversight of target information while a map is scrolled since, in a conventional map display, wherein a range displayed on a map is scrolled at a constant speed designated by a user in the direction designated by the user, the user may possibly overlook desired information, when there is a large amount of information being displayed during the scrolling.
SOLUTION: The map display determines the scroll speed, according to the display information amount calculated according to the characteristics of a prescribed range on the basis of the displayed range, and scrolls the displayed ranged at a determined scroll speed.
COPYRIGHT: (C)2011,JPO&INPIT,下面是Map display, map image display method of map display专利的具体信息内容。

  • 地図の表示範囲をスクロール移動する方向を受け付けるスクロール入力受付手段と、
    前記表示範囲に基づく所定の範囲の特性に応じて表示情報量を算出する表示情報量算出手段と、
    前記表示情報量算出手段により算出した前記表示情報量に応じてスクロール速度を決定するスクロール速度決定手段と、
    前記スクロール入力受付手段により受け付けたスクロール方向に向かって、前記スクロール速度決定手段により決定したスクロール速度で前記表示範囲を移動させて地図情報を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする地図表示装置。
  • 請求項1に記載の地図表示装置であって、
    前記表示情報量算出手段は、前記所定の範囲に含まれる表示物の情報量を前記表示情報量として算出する、
    を備えたことを特徴とする地図表示装置。
  • 請求項2に記載の地図表示装置であって、
    前記表示情報量は、前記所定の範囲に含まれる表示対象の施設の数と、表示対象の道路の数とが多いほど大きく算出される、
    ことを特徴とする地図表示装置。
  • 請求項1〜3のいずれか一項に記載の地図表示装置であって、
    前記表示情報量算出手段は、前記所定の範囲が都市部である場合には、前記所定の範囲が都市部でない場合よりも前記表示情報量を大きく算出する、
    ことを特徴とする地図表示装置。
  • 請求項1〜4のいずれか一項に記載の地図表示装置であって、
    前記表示情報量算出手段は、前記所定の範囲を、前記表示範囲に隣接する周囲の所定の範囲とする、
    ことを特徴とする地図表示装置。
  • 請求項1〜5のいずれか一項に記載の地図表示装置であって、
    前記表示情報量算出手段は、前記スクロール入力受付手段により受け付けたスクロール方向にある前記所定の範囲の特性に応じて前記表示情報量を算出する、
    ことを特徴とする地図表示装置。
  • 請求項6に記載の地図表示装置であって、
    前記表示情報量算出手段は、前記スクロール入力受付手段により受け付けたスクロール方向にある前記所定の範囲に含まれる表示対象の施設の数と、表示対象の道路の数とが多いほど、前記表示情報量を大きく算出する、
    ことを特徴とする地図表示装置。
  • 請求項1〜7のいずれか一項に記載の地図表示装置であって、
    前記スクロール速度決定手段は、前記表示情報量が大きいほど、スクロール速度を小さく決定する、
    ことを特徴とする地図表示装置。
  • 請求項1〜8のいずれか一項に記載の地図表示装置であって、
    前記スクロール入力受付手段は、前記スクロール方向と、指定スクロール速度と、を特定する情報を受け付け、
    前記表示手段は、前記スクロール入力受付手段により受け付けた前記指定スクロール速度が、前記スクロール速度決定手段により決定された前記スクロール速度以下である場合には、前記スクロール入力受付手段により受け付けたスクロール方向に向かって、前記指定スクロール速度で前記表示範囲を移動させて地図情報を表示する、
    ことを特徴とする地図表示装置。
  • 地図表示装置の地図画像表示方法であって、
    前記地図表示装置は、
    地図の表示範囲をスクロール移動する方向を受け付けるスクロール入力受付ステップと、
    前記表示範囲に基づく所定の範囲の特性に応じて表示情報量を算出する表示情報量算出ステップと、
    前記表示情報量算出ステップにより算出した前記表示情報量に応じてスクロール速度を決定するスクロール速度決定ステップと、
    前記スクロール入力受付ステップにより受け付けたスクロール方向に向かって、前記スクロール速度決定ステップにより決定したスクロール速度で前記表示範囲を移動させて地図情報を表示する表示ステップと、
    を実施することを特徴とする地図画像表示方法。
  • 請求項10に記載の地図画像表示方法であって、
    前記表示情報量算出ステップでは、前記所定の範囲に含まれる表示物の情報量を前記表示情報量として算出する、
    ことを特徴とする地図画像表示方法。
  • 請求項11に記載の地図画像表示方法であって、
    前記表示情報量は、前記所定の範囲に含まれる表示対象の施設の数と、表示対象の道路の数とが多いほど大きく算出される、
    ことを特徴とする地図画像表示方法。
  • 請求項10〜12のいずれか一項に記載の地図画像表示方法であって、
    前記表示情報量算出ステップでは、前記地図表示装置は、前記所定の範囲が都市部である場合には、前記所定の範囲が都市部でない場合よりも前記表示情報量を大きく算出する、
    ことを特徴とする地図画像表示方法。
  • 請求項10〜13のいずれか一項に記載の地図画像表示方法であって、
    前記表示情報量算出ステップでは、前記所定の範囲を、前記表示範囲に隣接する周囲の所定の範囲とする、
    ことを特徴とする地図画像表示方法。
  • 請求項10〜14のいずれか一項に記載の地図画像表示方法であって、
    前記表示情報量算出ステップでは、前記スクロール入力受付ステップにより受け付けたスクロール方向にある前記所定の範囲の特性に応じて前記表示情報量を算出する、
    ことを特徴とする地図画像表示方法。
  • 請求項15に記載の地図画像表示方法であって、
    前記表示情報量算出ステップでは、前記スクロール入力受付ステップにより受け付けたスクロール方向にある前記所定の範囲に含まれる表示対象の施設の数と、表示対象の道路の数とが多いほど、前記表示情報量を大きく算出する、
    ことを特徴とする地図画像表示方法。
  • 請求項10〜16のいずれか一項に記載された地図画像表示方法であって、
    前記スクロール速度決定ステップでは、前記表示情報量が大きいほど、スクロール速度を小さく決定する、
    ことを特徴とする地図画像表示方法。
  • 請求項10〜17のいずれか一項に記載の地図画像表示方法であって、
    前記スクロール入力受付ステップでは、スクロール方向と、指定スクロール速度と、を特定する情報を受け付け、
    前記表示ステップでは、前記スクロール入力受付ステップにおいて受け付けた前記指定スクロール速度が、前記スクロール速度決定ステップにおいて決定された前記スクロール速度以下である場合には、前記スクロール入力受付ステップにおいて受け付けたスクロール方向に向かって、前記指定スクロール速度で前記表示範囲を移動させて地図情報を表示する、
    ことを特徴とする地図画像表示方法。
  • 说明书全文

    本発明は、地図表示装置の地図画像表示に関するものである。

    従来、地図表示を行う装置において、表示されている地図上の範囲を指定した方向に指定した速度でスクロールさせる技術がある。

    特許文献1には、このような地図表示を行う装置についての技術が記載されている。

    特開2006−226820号公報

    上記のような地図表示を行う装置では、使用者の指定する方向に、指定した一定の速度で地図上の表示範囲をスクロールさせて表示することができるが、使用者は、スクロール中に表示される情報量が多い場合に目的とする情報を見落としてしまう可能性がある。

    本発明の目的は、スクロール中に目的とする情報を見落としてしまうことを避ける技術を提供することにある。

    上記課題を解決すべく、本発明に係る地図表示装置は、地図の表示範囲をスクロール移動する方向を受け付けるスクロール入受付手段と、前記表示範囲に基づく所定の範囲の特性に応じて表示情報量を算出する表示情報量算出手段と、前記表示情報量算出手段により算出した前記表示情報量に応じてスクロール速度を決定するスクロール速度決定手段と前記スクロール入力受付手段により受け付けたスクロール方向に向かって、前記スクロール速度決定手段により決定したスクロール速度で前記表示範囲を移動させて地図情報を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする。

    また、本発明の地図画像表示方法は、前記地図表示装置は、地図の表示範囲をスクロール移動する方向を受け付けるスクロール入力受付ステップと、前記表示範囲に基づく所定の範囲の特性に応じて表示情報量を算出する表示情報量算出ステップと、前記表示情報量算出ステップにより算出した前記表示情報量に応じてスクロール速度を決定するスクロール速度決定ステップと、前記スクロール入力受付ステップにより受け付けたスクロール方向に向かって、前記スクロール速度決定ステップにより決定したスクロール速度で前記表示範囲を移動させて地図情報を表示する表示ステップと、を実施することを特徴とする。

    図1は、ナビゲーション装置のハードウェア構成図である。

    図2は、演算処理部の機能構成図である。

    図3は、リンクテーブルの構成例を示す図である。

    図4は、スクロール量決定テーブルの構成例を示す図である。

    図5は、スクロール処理の流れを示す図である。

    図6は、スクロール処理による画面遷移例を示す図である。

    図7は、スクロール処理による画面遷移例を示す図である。

    図8は、スクロール処理を変形させた処理例を示す図である。

    以下に、本発明の一実施形態を適用した地図表示を行う装置であるナビゲーション装置100について、図面を参照して説明する。

    図1に、ナビゲーション装置100の構成図を示す。

    ナビゲーション装置100は、演算処理部1と、ディスプレイ2と、記憶装置3と、音声入出力装置4(音声入力装置としてマイクロフォン41、音声出力装置としてスピーカ42を備える)と、入力装置5と、ROM装置6と、車速センサ7と、ジャイロセンサ8と、GPS(Global Positioning System)受信装置9と、FM多重放送受信装置10と、ビーコン受信装置11と、を備えている。

    演算処理部1は、様々な処理を行う中心的ユニットである。 例えば各種センサ7,8やGPS受信装置9、FM多重放送受信装置10等から出力される情報を基にして現在地を検出する。 また、得られた現在地情報に基づいて、表示に必要な地図データを記憶装置3あるいはROM装置6から読み出す。

    また、演算処理部1は、読み出した地図データをグラフィックス展開し、そこに現在地を示すマークを重ねてディスプレイ2へ表示する。 また、記憶装置3あるいはROM装置6に記憶されている地図データ等を用いて、ユーザから指示された出発地(現在地)と目的地とを結ぶ最適な経路(推奨経路)を探索する。 また、スピーカ42やディスプレイ2を用いてユーザを誘導する。

    ナビゲーション装置100の演算処理部1は、各デバイス間をバス25で接続した構成である。 演算処理部1は、数値演算及び各デバイスを制御するといった様々な処理を実行するCPU(Central Processing Unit)21と、記憶装置3から読み出した地図データ、演算データなどを格納するRAM(Random Access Memory)22と、プログラムやデータを格納するROM(Read Only Memory)23と、各種ハードウェアを演算処理部1と接続するためのI/F(インターフェイス)24と、を有する。

    図2は、演算処理部1の機能ブロック図である。

    図示するように、演算処理部1は、主制御部101と、入力受付部102と、表示領域決定部103と、スクロール速度決定部104と、出力処理部105と、を有する。

    主制御部101は、様々な処理を行う中心的な機能部であり、処理内容に応じて、他の処理部を制御する。 また、GPS受信装置9等の情報に基づき、現在位置を特定する。 また、随時、走行した日付および時刻と、位置と、を対応付けて、リンクごとに走行履歴を記憶装置3に記憶する。 さらに、各処理部からの要求に応じて、現在時刻を出力する。

    入力受付部102は、入力装置5またはマイクロフォン41を介して入力された使用者からの指示を受け付け、その要求内容に対応する処理を実行するように演算処理部1の各部を制御する。 例えば、使用者が推奨経路の探索を要求したときは、目的地を設定するため、地図をディスプレイ2に表示する処理を出力処理部105に要求する。 また、地図表示画面をスクロールする方向と、スクロール速度を指定する情報と、に関する入力を受け付ける。

    表示領域決定部103は、ナビゲーション装置100が現在表示している地図上の範囲を表示領域として決定する。 また、当該表示領域の周辺に存在する領域のうち、周辺領域としてメモリに構成しておくべき地図上の範囲(例えば上下左右を含む周囲8画面の範囲等)を特定する。

    スクロール速度決定部104は、ナビゲーション装置100が現在表示している地図上の範囲をスクロールさせる際のスクロール速度を決定する。 なお、本実施例においては、スクロール速度とは、例えばスクロール操作あたりの表示領域の移動量で表されるが、これに限らず、例えば単位時間当たりの縮尺原寸における移動距離であってもよい。

    出力処理部105は、表示させる画面情報を受け取り、ディスプレイ2に描画するための信号に変換してディスプレイ2に対して描画する指示を行う。 例えば、表示領域決定部103により決定された表示領域に含まれる地図情報等をディスプレイ2に描画させる。

    なお、上記した演算処理部1の各機能部、すなわち主制御部101、入力受付部102、表示領域決定部103、スクロール速度決定部104、出力処理部105は、CPU21が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。 そのため、RAM21には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。

    なお、上記した各構成要素は、ナビゲーション装置100の構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。 そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。 ナビゲーション装置100の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。 また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。

    また、各機能部は、ハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。 また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。

    図1の説明に戻る。

    ディスプレイ2は、演算処理部1等で生成されたグラフィックス情報を表示するユニットである。 ディスプレイ2は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどで構成される。

    記憶装置3は、HDDや不揮発性メモリカードといった、少なくとも読み書きが可能な記憶媒体で構成される。

    この記憶媒体には、通常の経路探索装置に必要な地図データ(地図上の道路を構成するリンクのリンクデータを含む)であるリンクテーブル200と、表示領域をスクロールさせる際のスクロール速度を決定するためのスクロール速度決定テーブル250と、が記憶されている。

    図3は、リンクテーブル200の構成を示す図である。 リンクテーブル200は、地図上の区画された領域であるメッシュの識別コード(メッシュID)201ごとに、そのメッシュ領域に含まれる道路を構成する各リンクのリンクデータ202を含んでいる。

    リンクデータ202は、リンクの識別子であるリンクID211ごとに、リンクを構成する2つのノード(開始ノード、終了ノード)の座標情報222、リンクを含む道路の種別を示す道路種別223、リンクの長さを示すリンク長224、予め記憶されたリンク旅行時間225、当該リンクの開始ノードに接続するリンクである開始接続リンクと、当該リンクの終了ノードに接続するリンクである終了接続リンクと、を特定する開始接続リンク、終了接続リンク226、リンクを含む道路の通称(例えば、「環八通り」等)を示す通称227、などを含んでいる。

    なお、ここでは、リンクを構成する2つのノードについて開始ノードと終了ノードとを区別することで、同じ道路の上り方向と下り方向とを、それぞれ別のリンクとして管理するようにしている。

    図4は、スクロール速度決定テーブル250の構成を示す図である。 スクロール速度決定テーブル250は、スクロール速度を特定する情報を格納するテーブルである。

    スクロール速度決定テーブル250は、表示する対象である情報の情報量を示す表示情報量251と、表示情報量251に対応するスクロール速度の最高値を特定する最高スクロール速度252と、を含んでいる。

    すなわち、スクロール速度決定テーブル250には、表示情報量に応じてスクロール速度を特定することのできる情報が格納される。

    図1に戻って説明する。 音声入出力装置4は、音声入力装置としてマイクロフォン41と、音声出力装置としてスピーカ42と、を備える。 マイクロフォン41は、使用者やその他の搭乗者が発した声などのナビゲーション装置100の外部の音声を取得する。

    スピーカ42は、演算処理部1で生成された使用者へのメッセージを音声信号として出力する。 マイクロフォン41とスピーカ42は、車両の所定の部位に、別個に配されている。 ただし、一体の筐体に収納されていても良い。 ナビゲーション装置100は、マイクロフォン41及びスピーカ42を、それぞれ複数備えることができる。

    入力装置5は、使用者からの指示を使用者による操作を介して受け付ける装置である。 入力装置5は、タッチパネル51と、ダイヤルスイッチ52と、その他のハードスイッチ(図示しない)であるスクロールキー、縮尺変更キーなどで構成される。

    タッチパネル51は、ディスプレイ2の表示面側に搭載され、表示画面を透視可能である。 タッチパネル51は、ディスプレイ2に表示された画像のXY座標と対応したタッチ位置を特定し、タッチ位置を座標に変換して出力する。 タッチパネル51は、感圧式または静電式の入力検出素子などにより構成される。

    ダイヤルスイッチ52は、時計回り及び反時計回りに回転可能に構成され、所定の度の回転ごとにパルス信号を発生し、演算処理部1に出力する。 演算処理部1では、パルス信号の数から、回転角度を求める。

    ROM装置6は、CD-ROMやDVD-ROM等のROM(Read Only Memory)や、IC(Integrated Circuit)カードといった、少なくとも読み取りが可能な記憶媒体で構成されている。 この記憶媒体には、例えば、動画データや、音声データなどが記憶されている。

    車速センサ7,ジャイロセンサ8およびGPS受信装置9は、ナビゲーション装置100で現在地(自車位置)を検出するために使用されるものである。

    車速センサ7は、車速を算出するのに用いる値を出力するセンサである。

    ジャイロセンサ8は、光ファイバジャイロや振動ジャイロ等で構成され、移動体の回転による角速度を検出するものである。

    GPS受信装置9は、GPS衛星からの信号を受信し移動体とGPS衛星間の距離と距離の変化率とを3個以上の衛星に対して測定することで移動体の現在位置、進行速度および進行方位を測定するものである。

    FM多重放送受信装置10は、FM多重放送局から送られてくるFM多重放送信号を受信する。 FM多重放送には、VICS(Vehicle Information Communication System:登録商標)情報の概略現況交通情報、規制情報、SA/PA(サービスエリア/パーキングエリア)情報、駐車場情報、天気情報などやFM多重一般情報としてラジオ局が提供する文字情報などがある。

    ビーコン受信装置11は、VICS情報などの概略現況交通情報、規制情報、SA/PA(サービスエリア/パーキングエリア)情報、駐車場情報、天気情報や緊急警報などを受信する。 例えば、光により通信する光ビーコン、電波により通信する電波ビーコン等の受信装置である。
    <動作の説明>
    次に、ナビゲーション装置100の動作について説明する。

    図5は、ナビゲーション装置100が、使用者から表示領域のスクロール指示を受け付けて、表示範囲を移動させるスクロール処理の処理フロー図である。

    まず、ナビゲーション装置100は、使用者からの表示領域のスクロール指示を受け付ける(ステップS001)。

    具体的には、ナビゲーション装置100の入力受付部102は、使用者から、タッチパネル51やダイヤルスイッチ52を介して、表示している地図情報の画面をスクロールさせるスクロール方向と、スクロールさせる速度と、を指定する情報を受け付ける。

    次に、ナビゲーション装置100は、画面に表示する地図の領域を特定する(ステップS002)。

    具体的には、表示領域決定部102は、主制御部101から、画面上に地図表示している領域を特定する情報を取得して、当該領域を表示領域として設定する。

    次に、ナビゲーション装置100は、表示領域の周辺領域を特定する(ステップS003)。

    具体的には、表示領域決定部102は、ステップS002にて特定した表示領域の周囲にある所定の範囲(例えば当該表示領域を中心とする周囲8画面)の地図情報をROM装置6の地図情報または記憶装置3の地図情報から構成し、構成した地図情報を周辺領域として特定する。

    次に、ナビゲーション装置100は、表示領域と周辺領域に含まれるオブジェクト数を計数する(ステップS004)。

    具体的には、ナビゲーション装置100のスクロール速度決定部104は、ステップS002にて設定した表示領域と、ステップS003にて設定した周辺領域と、により特定される範囲に含まれる施設(以下、「POI(Point Of Interest)」とする)の数と、道路リンクの数と、をそれぞれ計数する。

    なお、スクロール速度決定部104は、縮尺や使用者の設定等に応じて地図上に表示されないPOIやリンクについては、計数しない。

    次に、ナビゲーション装置100は、表示領域内と周辺領域内の表示情報量を算出する(ステップS005)。

    具体的には、ナビゲーション装置100のスクロール速度決定部104は、ステップS004にて計数したオブジェクト数を用いて、所定の算出ルールに従って表示情報量を算出する。

    例えば、スクロール速度決定部104は、下式(1)のような算出ルールに従って表示情報量を算出する。

    表示情報量(I)=a・X+b・Y+c・Z ・・・式(1)
    ここで、a、b、cは、ともに所定の係数である。 また、Xは表示領域と周辺領域に含まれるPOIの合計数であり、Yは表示領域と周辺領域に含まれるリンクの合計数である。 Zは、当該表示領域が属する地域ごとに予め定められた地域特性値である。 なお、都市部についてはそうでない地域よりも高い地域特性値をあらかじめ設定しておくことで、相対的に都市部の表示情報量を大きく設定することができる。

    また、例えば、道路に対してPOIの数が極端に多い(例えばPOIの数をリンク数で除算した商が5以上)場所では、aの値をbの値よりも大きく設定することにより、大通り沿いに商店舗が密集している地域等におけるスクロール速度を適切に補正することが可能である。

    また、POIの数に対して道路が極端に多い(例えばリンク数をPOIの数で除算した商が5以上)場所においては、bの値をaの値よりも大きく設定することにより、住宅街等におけるスクロール速度を適切に補正することが可能である。

    なお、a、b、cの各値は、使用者がカスタマイズして設定することも可能である。

    次に、ナビゲーション装置100は、表示情報量に応じて、最高スクロール速度を特定する(ステップS006)。

    具体的には、ナビゲーション装置100のスクロール速度決定部104は、スクロール速度決定テーブル250の表示情報量251を参照して、ステップS005で算出した表示情報量(I)に対応する最高スクロール速度252を特定する。

    次に、ナビゲーション装置100は、表示領域をスクロールさせる(ステップS007)。

    具体的には、ナビゲーション装置100の出力処理部105は、ステップS001にて受け付けたスクロール方向に表示領域を移動させた位置にある地図情報をディスプレイ2に表示させる。

    その際、出力処理部105は、スクロールさせる量を、ステップS001にて受け付けたスクロール速度に応じて特定する。 しかし、ステップS001にて受け付けたスクロール速度がステップS006にて特定したスクロール速度を超える場合には、出力処理部105は、ステップS006にて特定したスクロール速度に応じてスクロールさせる量を特定する。

    そして、主制御部101は、ステップS001に制御を戻す。

    以上が、スクロール処理の内容である。

    スクロール処理を行う事によって、ナビゲーション装置100は、表示する情報量が多い地域ではスクロール速度を制限することができるため、使用者の見落としを防ぎやすくなる。

    図6、図7は、スクロール処理においてスクロールを行った場合の画面表示例を示す図である。

    図6(a)は、表示されるPOIとして、A〜J(301〜310)のPOIが表示画面300上に存在する場合を示す図である。 なお、表示画面300に表示されない周辺領域には、図6(b)に示すK(311)のPOIが存在しているものとする。

    図7(a)は、表示されるPOIとして、P(401)のみが表示画面400上に存在する場合を示す図である。 なお、表示画面400に表示されない周辺領域には、図7(b)に示すQ(402)のPOIが存在しているものとする。

    図6(b)は、図6(a)の表示画面300が表示されている状態で、使用者から左方向へ地図をスクロールするよう指示されて、スクロール処理により表示された結果を示すスクロール後画面350を示す。

    スクロール後画面350では、実線で示したスクロール後画面350の表示領域は、点線で示した表示画面300の表示領域よりも、スクロール速度に応じた移動量の分だけ左へ移動している(320)。 移動の結果、スクロール後画面350は、表示画面300では表示されていなかった領域にあるPOIであるK(311)が表示される。

    図7(b)は、図7(a)の表示画面400が表示されている状態で、使用者から左方向へ地図をスクロールするよう指示されて、スクロール処理により表示された結果を示すスクロール後画面450を示す。

    スクロール後画面450では、実線で示したスクロール後画面450の表示領域は、点線で示した表示画面400の表示領域よりも、スクロール速度に応じた移動量の分だけ左へ移動している(420)。 移動の結果、スクロール後画面450は、表示画面400では表示されていなかった領域にあるPOIであるQ(402)が表示される。

    ここで、図6におけるスクロール移動量320は、図7におけるスクロール移動量420よりも小さい。

    すなわち、図6のように表示対象となるPOIが多い場合には、図7のように表示対象となるPOIが少ない場合に比べて、スクロール速度が遅くなっているといえる。

    以上、本発明の一実施形態について説明した。

    本発明の一実施形態によると、ナビゲーション装置100は、表示すべき施設や道路が多い場合には、スクロール速度を遅く設定し、そうでない場合には、スクロール速度を速く設定することができる。

    本発明は、上記実施形態に制限されない。 上記実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。

    例えば、上記実施形態のスクロール処理のステップS004〜S005において、POIとリンクの数に基づいて表示情報量を算出しているが、これに限られるものではない。

    すなわち、スクロール速度決定部104は、ステップS002にて特定した表示領域が属する地域が都市部であるか否かに応じて、ステップS006にてスクロール速度を特定するようにしてもよい。

    このようにすることで、スクロール処理にかかる処理負荷を低く抑え、スクロール処理の応答性を高めることができる。

    また、上記実施形態のスクロール処理においては、ステップS004、S005において表示領域と周辺領域に含まれる表示オブジェクトに応じて表示情報量を算出しているが、これに限られない。 すなわち、スクロール指示を受け付けた方向にある表示オブジェクトに応じて表示情報量を算出するようにしてもよい。

    図8に、当該変形を加えたスクロール処理の処理フローを示す。

    変形を加えたスクロール処理においては、ステップS001〜ステップS003までの処理は上記実施形態におけるスクロール処理と同様の処理内容であるため、説明を割愛する。

    ステップS003において周辺領域を設定し終えると、次に、スクロール速度決定部104は、ステップS003において設定した周辺領域を所定の方向別に分割する(ステップS104)。

    具体的には、スクロール速度決定部104は、画面に対して上、下、左、右の重複しない4つの領域に分割する。 もちろん、上、右上、右、右下、下、左下、左、左上の重複しない8つの領域に分割してもよい。

    次に、スクロール速度決定部104は、ステップS001にて受け付けたスクロール方向に対応する周辺領域にのみ含まれるオブジェクトを計数し、表示情報量を算出する(ステップS105)。

    具体的には、スクロール速度決定部104は、ステップS104にて分割した周辺領域のうちから、ステップS001にて受け付けたスクロール方向が含まれる領域を特定する。 そして、スクロール速度決定部104は、特定した領域に含まれるPOIやリンクなどのオブジェクトを計数して、上記実施形態における式(1)に基づいて表示情報量を算出する。

    以降、ステップS006とS007とは、上記実施形態と同内容の処理を行う。

    以上が、変形を加えたスクロール処理の内容である。

    このようにすることで、スクロールする方向にあるオブジェクトの表示情報量に応じてスクロール速度を決定することができるようになる。 つまり、スクロールする方向に関係しない周辺領域のオブジェクトの多寡を無視してスクロール速度を特定することができる。

    例えば、都市部から山間部に向かってスクロールする際には素早くスクロールさせ、同じ表示範囲でも都市部内でスクロールする際にはオブジェクトを見落とさないようにゆっくりスクロールさせることができる。

    以上が、変形の例である。

    なお、上記の実施形態では、本発明を車載用のナビゲーション装置に適用した例について説明したが、本発明は車載用以外のナビゲーション装置および地図表示装置にも適用することができる。

    1・・・演算処理部、2・・・ディスプレイ、3・・・記憶装置、4・・・音声出入力装置、5・・・入力装置、6・・・ROM装置、7・・・車速センサ、8・・・ジャイロセンサ、9・・・GPS受信装置、10・・・FM多重放送受信装置、11・・・ビーコン受信装置、21・・・CPU、22・・・RAM、23・・・ROM、24・・・I/F、25・・・バス、41・・・マイクロフォン、42・・・スピーカ、51・・・タッチパネル、52・・・ダイヤルスイッチ、100・・・ナビゲーション装置、101・・・主制御部、102・・・入力受付部、103・・・表示領域決定部、104・・・スクロール速度決定部、105・・・出力処理部、200・・・リンクテーブル、250・・・スクロール速度決定テーブル

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