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Automatic plating device, automatic playing method thereof, and medium for recording program

阅读:273发布:2020-08-07

专利汇可以提供Automatic plating device, automatic playing method thereof, and medium for recording program专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To reproduce subordinate sounds of various forms by generating a musical sound based on the first playing information, the second playing information and the third playing information reproduced by a reproducing means.
SOLUTION: AutomAtic playing data include accompanying data for playing the accompaniment and instructing data for recording/reproducing a main sound and reproducing a subordinate sound. A player signs a song to the automatically played accompaniment based on the accompanying data and this becomes a main sound. On the other hand, recording/reproduction of the main sound to a recording device is instructed by the instructing data synchronized with the accompanying data. The recording device records the main sound according to the instruction, reproduces the recorded main sound and generates the subordinate sound. Consequently, the subordinate sound is generated by recording/ reproducing the main sound that oneself sings and is pronounced by superimposing it on the main sound. Thus, the tones and the singing manners of both main sound and subordinate around coincide with each other and a natural ensemble is formed.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO,下面是Automatic plating device, automatic playing method thereof, and medium for recording program专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 音声または演奏操作子の操作により発生する第1の演奏情報と、自動演奏データに従って再生される第2の演奏情報を合成して発音する自動演奏装置において、 自動演奏データに、第2の演奏情報と共に、第1の演奏情報の録音指示および再生指示を含み、 自動演奏データを読みとる読みとり手段と、 自動演奏データ中の録音指示に従って、第1の演奏情報の録音を行う録音手段と、 自動演奏データ中の再生指示に従って、録音手段にて録音された演奏情報を読み出し、第3の演奏情報として再生する再生手段と、 第1の演奏情報と第2の演奏情報と再生手段によって再生された第3の演奏情報とに基づき、楽音を発生させる手段とを有する自動演奏装置。
  • 【請求項2】 前記自動演奏データに、エフェクト処理の指示を含み、 前記第1の演奏情報乃至第3の演奏情報のうち少なくとも一つの演奏情報にエフェクト処理を施すエフェクト処理手段を有する請求項1記載の自動演奏装置。
  • 【請求項3】 音声または演奏操作子の操作により発生する第1の演奏情報と、自動演奏データに従って再生される第2の演奏情報を合成して発音する自動演奏方法において、 自動演奏データに、第2の演奏情報と共に、第1の演奏情報の録音指示および再生指示を含むものを用い、 自動演奏データを読みとる読みとり工程と、 自動演奏データ中の録音指示に従って、第1の演奏情報の録音を行う録音工程と、 自動演奏データ中の再生指示に従って、録音工程にて録音した演奏情報を読み出し、第3の演奏情報として再生する再生工程と、 第1の演奏情報と第2の演奏情報と再生工程によって再生された第3の演奏情報とに基づき、楽音を発生させる工程とを有する自動演奏方法。
  • 【請求項4】 前記自動演奏データとして、エフェクト処理の指示を含むものを用い、 さらに、前記第1の演奏情報乃至第3の演奏情報のうち少なくとも一つの演奏情報にエフェクト処理を施すエフェクト処理工程を有する請求項3記載の自動演奏方法。
  • 【請求項5】 音声または演奏操作子の操作により発生する第1の演奏情報と自動演奏データに従って再生される第2の演奏情報とを合成して発音する自動演奏プログラムを記録した媒体において、 自動演奏データに、第2の演奏情報と共に、第1の演奏情報の録音指示および再生指示を含むものを用い、 自動演奏データを読みとる読みとり手順と、 自動演奏データ中の録音指示に従って、第1の演奏情報の録音を行う録音手順と、 自動演奏データ中の再生指示に従って、録音手順にて録音した演奏情報を読み出し、第3の演奏情報として再生する再生手順と、 第1の演奏情報と第2の演奏情報と再生手順によって再生された第3の演奏情報とに基づき、楽音を発生させる手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した媒体。
  • 【請求項6】 前記自動演奏データとして、エフェクト処理の指示を含むものを用い、 さらに、前記第1の演奏情報乃至第3の演奏情報のうち少なくとも一つの演奏情報にエフェクト処理を施すエフェクト処理手順を有する請求項5記載のプログラムを記録した媒体。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は自動演奏技術に関し、特に演奏者の演奏と自動演奏とを併せて楽音を発生させる自動演奏技術に関する。

    【0002】

    【従来の技術】自動演奏装置の用途の一つとして、伴奏を自動演奏しながら主旋律を演奏者が演奏するという用途がある。 例えば、電子楽器の自動伴奏機能やカラオケがそれにあたる。 電子楽器の自動伴奏の場合は、例えば演奏者がピアノを演奏する一方で、伴奏となるベースやドラムスを自動演奏することでアンサンブルを完成させている。 一方、カラオケにおいては、伴奏の楽器音を自動演奏し、主旋律を演奏者が歌ってアンサンブルを完成させている。 これにより、演奏者は単独で演奏する場合と比べて、より整えられた環境で演奏を楽しむことが可能である。

    【0003】本発明は、制限的ではないがカラオケ用の自動演奏装置に特に適する。 以下、カラオケ用自動演奏装置を例にとって説明する。

    【0004】現在、カラオケで歌われる楽曲の中には、
    演奏者が歌う主旋律の音声(以下、「主音声」と呼ぶ)
    の他にも、コーラスや輪唱といった形で他の音声(以下、「従音声」と呼ぶ)が含まれていることがある。 これら従音声の部分は、コーラスや合唱という形の様に主音声とは別の歌い手で歌われている場合もあれば、主音声の歌い手の声を繰り返し発音させる事で従音声が同じ歌い手で歌われている場合もある。

    【0005】カラオケにおいて、演奏者は通常一人であるため、主音声の部分のみしか歌えず、従音声の部分を歌うことは困難である。 しかし、楽曲の雰囲気を忠実に再現するためには、従音声の部分も再現することが重要である。

    【0006】従来のカラオケ用自動演奏装置において、
    従音声の再現技術は大きく分けて2通りある。

    【0007】第1の技術として、予め自動演奏されるデータの中に従音声の部分を録音し、それを再生する方法がある。

    【0008】第2の技術として、エコー等の様に、主音声に対してディレイやピッチチェンジといった処理を施して原音を加工し、疑似的に従音声を作り出す方法がある。 なお、本明細書においては、エコー等の様に原音を加工する処理を「エフェクト処理」と総称する。

    【0009】

    【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術においては、様々な種類の従音声を簡単に再現することができる。 しかし、従音声が他人の演奏となるため、微妙な歌い回し等が一致せず、主音声と従音声が調和し難い。 また、演奏者自身の声で形成された従音声を再現することが不可能である。 また、従音声の量を多くしたり、音質を良くするに従い、必要とされる情報量が増えるため、
    処理が複雑になると共に、装置の規模も大きくならざるを得ない。

    【0010】第2の従来技術においては、従音声が主音声をエフェクト処理したものであるため、音質や歌い回し等が一致する。 特に、従音声が演奏者自身の声で形成されている場合は、自然なアンサンブルを得ることができる。 また、従音声が他人の声の場合においても、複数のエフェクト処理を行い、疑似的に他人の声を合成することで広範囲な対応が可能である。

    【0011】しかし、従来のエフェクト処理は、リアルタイムでかつ一回しか行う事が出来ない。 そのため、主音声を複数回繰り返したり、主音声と時間差をおいて繰り返す様な従音声を再現することは困難である。

    【0012】本発明の目的は、様々な形態の従音声を再現する事のできる自動演奏装置、自動演奏方法又はプログラムを記録した媒体を提供することである。

    【0013】

    【発明を解決するための手段】本発明の一観点によれば、音声または演奏操作子の操作により発生する第1の演奏情報と、自動演奏データに従って再生される第2の演奏情報を合成して発音する自動演奏装置において、自動演奏データに、第2の演奏情報と共に、第1の演奏情報の録音指示および再生指示を含み、自動演奏データを読みとる読みとり手段と、自動演奏データ中の録音指示に従って、第1の演奏情報の録音を行う録音手段と、自動演奏データ中の再生指示に従って、録音手段にて録音された演奏情報を読み出し、第3の演奏情報として再生する再生手段と、第1の演奏情報と第2の演奏情報と再生手段によって再生された第3の演奏情報とに基づき、
    楽音を発生させる手段とを有し、さらに自動演奏データに、エフェクト処理の指示を含み、第1の演奏情報乃至第3の演奏情報のうち少なくとも一つの演奏情報にエフェクト処理を施すエフェクト処理手段を有する自動演奏装置が提供される。

    【0014】本発明の他の観点によれば、音声または演奏操作子の操作により発生する第1の演奏情報と、自動演奏データに従って再生される第2の演奏情報を合成して発音する自動演奏方法において、自動演奏データに、
    第2の演奏情報と共に、第1の演奏情報の録音指示および再生指示を含むものを用い、自動演奏データを読みとる読みとり工程と、自動演奏データ中の録音指示に従って、第1の演奏情報の録音を行う録音工程と、自動演奏データ中の再生指示に従って録音工程にて録音した演奏情報を読み出し、第3の演奏情報として再生する再生工程と、第1の演奏情報と第2の演奏情報と再生工程によって再生された第3の演奏情報とに基づき、楽音を発生させる工程とを有し、さらに自動演奏データにエフェクト処理の指示を含み、第1の演奏情報乃至第3の演奏情報のうち少なくとも一つの演奏情報にエフェクト処理を施すエフェクト処理工程を有する自動演奏方法が提供される。

    【0015】本発明のさらに他の観点によれば、音声または演奏操作子の操作により発生する第1の演奏情報と、自動演奏データに従って再生される第2の演奏情報を合成して発音する自動演奏プログラムを記録した媒体において、自動演奏データに、第2の演奏情報と共に、
    第1の演奏情報の録音指示および再生指示を含むものを用い、自動演奏データを読みとる読みとり手順と、自動演奏データ中の録音指示に従って、第1の演奏情報の録音を行う録音手順と、自動演奏データ中の再生指示に従って録音手順にて録音した演奏情報を読み出し、第3の演奏情報として再生する再生手順と、第1の演奏情報と第2の演奏情報と再生手順によって再生された第3の演奏情報とに基づき、楽音を発生させる手順とを有し、さらに自動演奏データにエフェクト処理の指示を含み、第1の演奏情報乃至第3の演奏情報のうち少なくとも一つの演奏情報にエフェクト処理を施すエフェクト処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した媒体が提供される。

    【0016】第1の演奏情報自体を用いて第3の演奏情報を作成するため、アンサンブルの良好な合成音を作成することができる。 また、第1の演奏情報を録音/再生するため、任意のタイミングで第3の演奏情報を再現することができる。

    【0017】

    【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例による従音声の再現方法を示す。

    【0018】図1(A)は、本実施例による演奏例を示した表である。 表の横軸に示した時間の経過の中で、表の縦軸に並べられた各項目について図示した処理が行われている。

    【0019】表の上方に示した自動演奏データは、伴奏データと指示データを含む。 伴奏データに基づいて楽音が自動演奏される一方で、指示データに基づいて従音声の作成の為の処理が指示される。

    【0020】表の下方には、主音声、録音内容、従音声が示されている。 主音声と従音声の項目には実際に発音されたフレーズを表記し、録音内容の項目には、自動演奏装置内の録音装置に保存された録音内容を表記している。

    【0021】演奏者は伴奏に添う形で、主音声として「さいた・さいた・チューリップのはなが」という一連のフレーズを演奏する。

    【0022】一方で、指示データの指示に従い、自動演奏される曲のタイミング中の「チューリップのはなが」
    に相当する部分の前後で、主音声の録音の開始/停止が指示される。 この指示に従い、録音装置の中に主音声の「チューリップのはなが」のフレーズが録音される。

    【0023】録音されたフレーズは、指示データの再生指示に従って再生の開始/停止が指示される。 この指示に従って、録音装置内に録音された主音声が再生され、
    従音声となる。 なお、本例では主音声と従音声が同じフレーズを時間差をおいて演奏することによって、コーラス効果を演出している。

    【0024】図1(B)は、本実施例の概念図を示す。
    上記したように、自動演奏データは、伴奏を演奏するための伴奏データと、主音声を録音/再生し従音声を再現するための指示データとを含む。 演奏者は、伴奏データに基づいて自動演奏される伴奏に添いながら歌を歌い、
    これが主音声となる。 その一方で、伴奏データと同期した指示データによって、主音声の録音装置への録音/再生が指示される。 録音装置は、その指示に従って主音声を録音すると共に、録音された主音声を再生し、従音声を生成する。

    【0025】本実施例の特徴は自分が歌う主音声を録音/再生することで従音声を生成し、主音声に重ねて発音させることにある。 そのため、主音声と従音声の音質や歌い回しが一致し、自然なアンサンブルを形成することが可能となる。 さらに、録音装置に録音された主音声は、途中から再生したり、繰り返して再生したり、時間差をおいて再生すること等が可能なため、種々の形態で従音声を生成することが可能となる。 また、自動演奏のデータの中に録音/再生の指示を付加するのみで、高忠実度の楽音を発生させることができるため、情報量の肥大化を避けることもできる。

    【0026】図2は、本実施例による従音声の他の演奏例を示した表である。 表の構成は図1(A)に示した表の構成と等しく、表の横軸に示した時間の経過の中で、
    表の縦軸に並べられた各項目について図示した処理が行われている。

    【0027】図2(A)は、録音した主音声の一部を繰り返し再生した演奏例である。 まず、主音声の「いち・
    にい・さん」というフレーズが全て録音装置に録音される。 従音声は、時間差をおいて「いち・にい・さん」の全てのフレーズを再生した後、「にい・さん」の部分のみの再生を繰り返す。 つまり、「いち・にい・さん・にい・さん」というフレーズが従音声として生成される。
    この様に、再生の開始/停止位置をずらしたり再生回数を増やす事で、従来のディレイ処理のみでは不可能だった、フレーズの途中からの繰り返し等を持つ従音声の生成が可能である。

    【0028】図2(B)は、指示データの中にエフェクト処理の指示を付加した演奏例である。 主音声の「ある日」と「森の中」のフレーズをそれぞれ録音し、一定時間遅らせて従音声として再生する。 さらに指示データは、再生する従音声のフレーズに対してエフェクト処理の指示を出す。 本例では、演奏者が男性と仮定し、「ある日」の再生音の部分にはピッチアップとフィルタ処理を指示して女性の声を疑似した従音声を生成し、「森の中」の再生音の部分にはピッチダウンとフィルタ処理を指示して熊の声を疑似した従音声を生成したとする。 これらの従音声によって、演奏者は女性と熊との3人で輪唱をしているかのような効果を得ることが出来る。 この様に、指示データが、主音声の録音/再生の指示に加えて、種々のエフェクト処理を指示する事も可能である。

    【0029】上記した演奏例以外にも、録音/再生やエフェクト処理を組み合わせて従音声を再現することで、
    更に多様な効果を再現することが可能である。 例えばフェードイン/アウトやコーラスといった効果を演出することも可能である。

    【0030】図3は、本実施例の自動演奏データの構成例を示した図である。 図3(A)は、自動演奏データの構成を模式化した図である。 自動演奏データは、各トラックごとの領域を有し、その中にイベントデータとデュレーションデータが対になって収納されている。 イベントデータは、楽音の発生/停止や主音声の録音/再生等の具体的な自動演奏処理を指示し、デュレーションデータはイベントデータから次のイベントデータまでの時間間隔を指示する。 なお、本実施例においては、伴奏データ用のトラックとしてトラックT1〜T4が、指示データ用のトラックとしてトラックT5が用意され、合計5
    トラックによって構成されている。 ただし、これらのトラック数は必要に応じて増減しても構わない。

    【0031】本実施例においてデュレーションは時間間隔を示しているが、デュレーションは楽譜上の休符の符長を示す場合や楽曲開始からの絶対経過時間を示す場合等がある。 また、本実施例の自動演奏データはトラックごとに並列に記録されているが、全てのトラックの情報をまとめて、トラックナンバと共に直列に記録する場合もある。

    【0032】図3(B)は、イベントデータの記録内容を示した表である。 伴奏データのイベントデータとしては、E1:a)キーオン,b)キーオフ、E2:ノートナンバ、E3:ベロシティ等が記録されており、楽音の発音/消音等の操作が指示される。

    【0033】指示データのイベントとして、C1:録音a)開始,b)停止,c)メモリアドレス、C2:再生a)開始,b)停止,c)メモリアドレスが記録されている。 これらの指示によって主音声が録音/再生され、
    従音声が生成される。 なお、録音/再生のメモリアドレスは録音装置内での録音/再生を開始する位置を指定する。

    【0034】指示データの他のイベントとして、C3:
    プログラムチェンジ、C4:コントロールチェンジ等も記録されている。 プログラムチェンジは発生する楽音の種類、音色、性質等を設定し、コントロールチェンジは、操作子による操作に基づいて種々の設定の制御を行う。 なお、本明細書においてプログラムチェンジとコントロールチェンジを総称してエフェクト処理と呼ぶ。 また、これらエフェクト処理の指示は、従音声の生成に関する指示以外に、主音声や自動演奏される楽音等に対しての指示も含まれている。

    【0035】図3(C)は、自動演奏処理の構成図である。 自動演奏データの各トラックがトラックナンバ順に表の縦方向に並べられている。 表の横軸及び各トラックに引かれた直線は時間の経過を示している。

    【0036】トラックT1〜T4には、それぞれドラムス、ギター、ベース、ピアノの伴奏データが収納され、
    トラックT5には指示データが収納されている。 各トラック上の垂直な直線はイベントの存在を示し、各イベントは丸で囲まれたデュレーションの時間間隔をおいて処理されていく。 本例においては便宜上、デュレーション、イベント間隔は実際の演奏に比べて簡略化して示している。 また、伴奏データのトラックには、上記以外の楽器の演奏情報が入されても構わない。

    【0037】全トラックのイベント処理のタイミング及びデュレーション時間のカウントは、共通のタイマによって制御されており、全てのトラックは時間的に同期しながら自動演奏処理が進行していく。

    【0038】図4は、本実施例における自動演奏装置のシステムの全体図である。 まず、演奏者はモニタ23の情報を見ながら、パネルスイッチ5によって楽曲や演奏方法を選択する。

    【0039】バス10には、タイマ12、CPU13、
    ROM14、RAM15、外部記憶装置16が接続されている。 CPU13は、例えばハードディスクドライブ(HDD)等の外部記憶装置16内の自動演奏データに従い、ROM14内のプログラムに従い、RAM15を演算レジスタ等として用い、タイマ12に従って時間的同期を取りながら、自動演奏処理の制御を行う。

    【0040】演奏者の主音声は、マイク1からアナログ入力され、A/Dコンバータ2でデジタル信号に変換される。 また、演奏者が電子ピアノ等を演奏する場合は、
    鍵盤11から直接デジタル信号が入力される(以下本実施例において、これら演奏者が入力した信号を演奏信号と総称する)。 なお、本実施例においては、マイク1および鍵盤11を入力手段としているが、その他の手段によって演奏信号を入力しても構わない。 例えば、ギターアンプ等からのライン出力をA/Dコンバータ2に入力したり、MIDI楽器からの信号を直接バス10に入力してもよい。

    【0041】外部記憶装置16から読みだされた自動演奏データ中の伴奏データに従って、音源6から所定の楽音信号が供給される。 操作子7を操作した場合は音源6
    のパラメータが変更され、楽音信号の音程等を変化させる。

    【0042】自動演奏データ中の指示データにより、演奏信号のRAM4への記録、RAM4に記録された演奏信号の読み出しが指示される。 なお、RAM4は記録と読み出しが同時に出来る2ポート型の物を用いる。

    【0043】さらに指示データは、「RAM4から読み出された演奏信号」、「演奏者からの演奏信号」、「自動演奏される楽音信号」の3種類の信号に対してエフェクト処理を指示する。 エフェクト処理は、上記した3種類の信号の一部に対してのみ施しても構わない。 また、
    エフェクト処理はDSP3で行われる処理の他に、CP
    U13と音源6が行う処理や、DSP3と音源6と操作子7の組み合わせによって行われる処理等がある。 さらに、エフェクト処理の指示は、指示データによる指示以外にも、予め演奏者がパネルスイッチ5や操作子7を用いて設定することも可能である。

    【0044】エフェクト処理が終了した信号は、D/A
    コンバータ21でアナログ化され、アンプ22から出力される。

    【0045】外部記憶装置13は、HDDの他、フロッピディスクドライブ(FDD)、光磁気ディスク(M
    O)ドライブ、CD−ROM(コンパクトディスク−リードオンリィメモリ)ドライブ等である。

    【0046】外部記憶装置16としてのハードディスクドライブ(HDD)は動作プログラムや自動演奏データ等の各種データを記憶することができる。 ROM14に動作プログラムが記憶されていない場合、このHDD内のハードディスクに動作プログラムを記憶させておき、
    それをRAM15に読み込むことにより、ROM14に動作プログラムを記憶している場合と同様の動作をCP
    U13にさせることができる。 このようにすると、動作プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。 CD−ROM(コンパクトディスク−リード・オンリィ・メモリ)ドライブは、CD−ROMに記憶されている動作プログラムや各種データを読み出すことができる。 読み出した動作プログラムや各種データは、HDD
    内のハードディスクにストアされる。 動作プログラムの新規インストールやバージョンアップ等が容易に行える。

    【0047】通信インターフェイス32はLAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク33に接続されており、該通信ネットワーク33を介して、サーバコンピュータ31と接続される。 HDD内に上記動作プログラムや各種データが記憶されていない場合、サーバコンピュータ31から動作プログラムやデータをダウンロードすることができる。 クライアントとなる本自動演奏装置は、通信インターフェイス32及び通信ネットワーク33を介してサーバコンピュータ31へと動作プログラムやデータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。 サーバコンピュータ31は、このコマンドを受け、要求された動作プログラムやデータを、通信ネットワーク33を介して本自動演奏装置へと配信し、自動演奏装置が通信インターフェイス32を介して、これら動作プログラムやデータを受信してHDD内に蓄積することにより、ダウンロードが完了する。

    【0048】なお、本実施例は、本実施例に対応する動作プログラムや各種データをインストールした市販のパーソナルコンピュータ等によって、実施させるようにしてもよい。 その場合には、本実施例に対応する動作プログラムや各種データを、CD−ROMやフロッピィディスク等のパーソナルコンピュータが読み込むことができる記憶媒体に記憶させた状態で、ユーザーに提供してもよい。 そのパーソナルコンピュータ等が、LAN、インターネット、電話回線等の通信ネットワークに接続されている場合には、通信ネットワークを介して、動作プログラムや各種データ等をパーソナルコンピュータ等に提供してもよい。

    【0049】図5は、本発明の実施例における自動演奏のメイン処理のフローチャートである。

    【0050】図5(A)は、メインのフローチャートを示す。 処理がスタートすると、まずステップSA1で全ての設定を初期化する。 次に、ステップSA2でパネル上の操作で処理を行い、楽曲や演奏方法が選択される。
    この選択に従い、ステップSA3で一曲分の自動演奏処理が行われる。 曲の演奏終了後、ステップSA2に戻って同様の処理が繰り返される。

    【0051】図5(B)は、図5(A)のステップSA
    3に示した自動演奏処理の詳細を示したフローチャートである。 まず、ステップSB1でタイマ割り込みが発生する。 タイマ割り込みが発生すると、ステップSB2で全てのトラックのデュレーションDnの値を1ディクリメントする。 デュレーションDnのディクリメントにより次のイベントまでのデュレーションが更新される。

    【0052】次に、ステップSB3でイベント処理を行う。 イベント処理は、まず各トラックのデュレーションDnを判別し、デュレーションDnが0の場合は、次のイベントを読み出し、例えば楽音の発音や主音声の録音といったイベント処理を行う。 デュレーションDnが0
    となるトラックが無い場合はそのまま次のステップに進む。 ステップSB4では、楽曲の演奏が終了か否かを判別し、終了していない場合はステップSB1に戻って処理を継続し、終了している場合はリターンする。

    【0053】図6は、図5(B)のステップSB3に示したイベント処理の詳細を示すフローチャートである。

    【0054】処理がスタートすると、ステップSC1でトラックナンバTnをn=1に設定する。 本実施例においては、4種類の楽音トラックと1種類の指示トラックを持つため、nは1から5まで変化する。

    【0055】ステップSC2で、トラックTnに記録されているデュレーションDnが0か否かを判別する。 D
    n=0の場合は、次のイベント処理を行うタイミングになっている事を示している。 Dn≠0の場合はステップSC7に進み、Dn=0の場合はステップSC3に進む。

    【0056】ステップSC3〜SC5でイベント処理が行われる。 まず、ステップSC3で次のデータの読み込みを行う。 ステップSC4では読み込まれたデータがイベントデータか否かを判別する。 図3(A)に示したように、イベントとデュレーションは一対になって記録されている為、最初に読み込まれるデータはイベントであり、ステップSC4のYの矢印に従ってステップSC5
    に進む。 ステップSC5で具体的なイベントの処理を行った後、ステップSC3に処理を戻す。 イベントの処理後にステップSC3で読み込まれるデータはデュレーションであるため、ステップSC4ではNの矢印に従って、ステップSC6に進む。

    【0057】ステップSC6では、ステップSC3で読み込まれたデュレーションに従ってDnに新規デュレーションを入力する。

    【0058】ステップSC7では、n=5か否かを判別する。 n=5の場合は、T1〜T5の全トラックの処理が終了した事を意味するので、処理をリターンする。 一方、n≠5の場合は、ステップSC8でnを1インクリメントして、ステップSA2に処理を戻す。 これにより、次のトラックにおいてステップSC2からの処理が繰り返される。

    【0059】図7は、指示データのイベント処理の詳細を示すフローチャートである。 ステップSD1で録音開始か否かを判別し、Yesの場合はYの矢印に従ってステップSD2に進み、録音開始のメモリアドレスを指定した上で、ステップSD3で録音を開始する。 NoであればNの矢印に従ってステップSD2、SD3をバイパスする。

    【0060】ステップSD4で録音停止か否かを判別し、Yesの場合はYの矢印に従ってステップSD5に進み、録音の停止を指示する。 NoであればNの矢印に従ってステップSD5をバイパスする。

    【0061】ステップSD6で再生開始か否かを判別する。 Yesの場合はYの矢印に従ってステップSD7に進み、再生開始のメモリアドレスを指定した上で、ステップSD8で再生を開始する。 NoであればNの矢印に従ってステップSD7、SD8をバイパスする。

    【0062】ステップSD9でエフェクト処理をするか否かを判別し、Yesの場合はYの矢印に従ってステップSD10に進み、ステップSD10でエフェクト処理を行う。 NoであればNの矢印に従ってステップSD1
    0をバイパスする。

    【0063】ステップSD11で再生停止か否かを判別し、Yesの場合はYの矢印に従ってステップSD12
    に進み、再生を停止する。 NoであればNの矢印に従ってステップSD12をバイパスする。

    【0064】以上の処理を行った後に、リターンする。
    なお、本実施例では直列に一定のイベント処理を行う場合を説明したが、イベントの順序を変更してもよい。 また、直列のかわりに並列に処理するようにしてもよい。

    【0065】以上、カラオケ用自動演奏装置を例にとって本発明を説明したが、本発明はカラオケ用自動演奏装置に制限されず、その以外の自動演奏装置にも適用可能である。 その他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能な事は当業者に自明であろう。

    【0066】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
    主音声の一部を録音/再生することにより、広範囲の従音声の生成が可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本実施例による従音声の再現方法を示す。

    【図2】 本実施例による他の演奏例を示す。

    【図3】 自動演奏データの構成を示した図である。

    【図4】 本実施例における自動演奏装置のシステムの全体図である。

    【図5】 本発明の実施例による自動演奏のメイン処理のフローチャートである。

    【図6】 イベント処理の詳細を示すフローチャートである。

    【図7】 指示トラックのイベントデータ処理を示すフローチャートである。

    【符号の説明】

    1 マイク、 2 A/Dコンバータ、3 DSP、4
    RAM、 5 パネルスイッチ、6 音源、7 操作子、10 バス、 11 鍵盤、12 タイマ、13
    CPU、14 ROM、15 RAM、16 外部記憶装置、21 D/Aコンバータ、22 アンプ、23
    モニタ、31 サーバコンピュータ、32 通信インターフェイス、33 通信ネットワーク

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