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Sound switch method in player

阅读:488发布:2020-07-31

专利汇可以提供Sound switch method in player专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a sound switch method in a player always, suitably and automatically selecting a stereo sound and a multi-channel sound by the player.
SOLUTION: In the sound switch method in the player recording two different sound signals for respective music on a recording medium and selectively switching/viewing either one of the two different sound signals at a reproducing time, the stereo sound and the multi-channel sound are automatically selected by the player by using a flag D-Flag for supporting the automatic selection of the stereo sound and the multi-channel sound according to setting of a player sound output terminal at the reproducing time, or the flag P-Flag for supporting the automatic selection of the stereo sound and the multi-channel sound according to the setting of the player sound output terminal at the reproducing time and user selection.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是Sound switch method in player专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 記録媒体に各曲に対し2つの異なる音声信号を記録し、再生時にその2つの異なる音声信号のいずれかを選択切換して視聴するプレーヤーにおける音声切換方法において、再生時のプレーヤー音声出力端子の設定に応じてステレオ音声とマルチチャンネル音声との自動選択を補助するためのフラグを用いて、ステレオ音声とマルチチャンネル音声をプレーヤーによって自動選択することを特徴とするプレーヤーにおける音声切換方法。
  • 【請求項2】 請求項1に記載のプレーヤーにおける音声切換方法において、上記自動選択を補助するためのフラグは、記録媒体内の連続再生単位であるグループ内でステレオ音声とマルチチャンネル音声の自動選択を行ったか否かを示すフラグであることを特徴とするプレーヤーにおける音声切換方法。
  • 【請求項3】 記録媒体に各曲に対し2つの異なる音声信号を記録し、再生時にその2つの異なる音声信号のいずれかを選択切換して視聴するプレーヤーにおける音声切換方法において、再生時のプレーヤー音声出力端子の設定及びユーザー選択に応じてステレオ音声とマルチチャンネル音声の自動選択を補助するためのフラグを用いて、ステレオ音声とマルチチャンネル音声をプレーヤーによって自動選択することを特徴とするプレーヤーにおける音声切換方法。
  • 【請求項4】 請求項3に記載のプレーヤーにおける音声切換方法において、上記自動選択を補助するためのフラグは、曲に対してステレオ及びマルチチャンネルの音声信号が記録されている場合にどちらを再生するかというユーザーの選択意思を記憶するフラグであることを特徴とするプレーヤーにおける音声切換方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクなどの記録媒体に各曲に対し2つの異なる音声信号を記録し、
    その2つのいずれかを選択して視聴する光ディスクなどの記録媒体を再生するプレーヤーにおける音声切換方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】記録媒体であるCDなどの従来の光ディスクにおいて、記録再生する各曲に対する音声信号は1
    種類のみであり、視聴者による音声切換などを行うことができなかった。 一方、DVD−Videoディスクにおいては、再生の単位である1タイトルに対して8種類までの音声を記録し、再生時に切換視聴できる。 この目的は、映画などにおける言語切換のためである。

    【0003】また、オーディオメディアであるDVD−
    Audioディスクにおいては、再生の最小単位である1トラックに対して2種類の音声を記録し、再生時に切換視聴できる。 この目的は、1曲に対して2つの録音方法による音声を記録するもので、例えば同じ符号化方式による2チャンネルステレオ録音と5.1チャンネル録音の記録、または、ステレオ音楽のリニアPCM録音と圧縮PCM録音の記録などが考えられる。

    【0004】表1にDVD−Audioで可能な音声切換タイプを示す。 なお、表1において、ステレオとは2
    チャンネル又はモノラルを示し、マルチとは3チャンネル以上のマルチチャンネルを示し、A,Bは符号化方式の違い(A,Bが特定の符号化方式を指定するものでない)を示す。

    【0005】

    【表1】

    【0006】表1に示すように、音声切換タイプとしては、切換なし(タイプ0)を含めて4タイプ(タイプ0
    〜3)の収録が可能である。 また、DVD−Audio
    は、ディスク上に9つまでのグループを収録でき、各グループ内に99までのトラックを収録できる階層構造になっている。 プレーヤーで再生する場合にはグループが連続再生の単位であり、視聴者がグループを選択し、そのグループの再生を開始すると、グループ内のトラックをトラック番号順に再生し、グループ内の最後のトラックの再生を終了した時点で再生停止するのが手順となっている。

    【0007】DVD−Audioでは、1つのグループ内において、表1に示す4タイプの音声切換が混在することが許されており、その例を表2に示す。 なお、表2
    において、*1はグループの再生開始時に、プレーヤーが音声出端子の設定に応じて0又は1を自動選択することを示し、*2はユーザーの切換操作により0から1
    又は1から0に反転した例を示す。

    【0008】

    【表2】

    【0009】表2に示す例は、グループ1内にトラックが8つあり、トラック1,2が音声切換タイプ2、トラック3,4がタイプ0、トラック5,6がタイプ3、トラック7,8がタイプ1で収録される場合を示している。 また、表2のような例の場合、ディスク上の実際の論理構造としては、音声切換タイプが同一の連続するトラックを1つのATT(Audio Title:オーディオタイトル)として構成する。 ATT内に複数の音声切換タイプを持つことはできない。 つまり、表2の場合、グループ1はそれぞれ2つのトラックから成る4つのATTから構成される。 後述する表4、表5、表6でも同様である。

    【0010】これらの音声を切り換えて再生するために、プレーヤーでは表3に挙げる2つのパラメータ、U
    _ASLN(ユーザーズ・オーディオ・セレクション・
    ナンバー)及びC_ASLN(カレント・オーディオ・
    セレクション・ナンバー)を使用する。 U_ASLN
    は、ユーザー(視聴者)の選択嗜好を保持するパラメータであり、U_ASLNは次の場合にのみ変更又はリセットされ、それ以外の場合は保持される。

    【0011】・ユーザーがリモコンの音声切換キーなどで音声切換を実行した場合 ・再生開始時にプレーヤーの判断により最初にU_AS
    LNを自動選択する場合 ・再生が停止した場合

    【0012】一方、C_ASLNは現在再生中の音声番号を常に保持するパラメータである。 表2には、このグループをU_ASLNとC_ASLNを用いて再生する例を示している。

    【0013】

    【表3】

    【0014】この場合、再生開始時に、プレーヤーは、
    音声出力端子の設定が「ステレオ」の場合にはU_AS
    LN=0(音声0)に、「3チャンネル以上のマルチチャンネル」の場合にはU_ASLN=1(音声1)に自動選択する。 その後はユーザーによる切換操作が行われない限り、U_ASLNは保持される。

    【0015】表2にあるように、音声出力端子がステレオ設定になっている場合には、タイプ2,3の場合ステレオ側を正しく選択している。 また、音声出力端子がマルチチャンネル設定になっている場合には、タイプ2,
    3のマルチ側を正しく選択再生することができる。

    【0016】なお、音声出力がマルチチャンネルでトラック3,4の場合のように、U_ASLN側が存在しない(又はプレーヤーにとって再生できない)場合にはU
    _ASLNを保持したまま、C_ASLNはU_ASL
    Nと逆の値に設定され、再生される。

    【0017】次に、別の例を表4に示す。 なお、表4において、*1はグループの再生開始時のATTに音声切換がないので0を自動選択することを示し、*2はユーザーの切換操作により0から1へ反転した例を示す。

    【0018】

    【表4】

    【0019】この例はグループ先頭ATTの音声切換タイプが0の場合である。 この場合、プレーヤーは再生開始時の判定として「切換なし」なので、U_ASLN=
    0に自動選択する。 したがって、引き続くトラック3,
    4においても、ユーザーが切換操作を行わない限り、U
    _ASLN=C_ASLN=0となり、マルチチャンネル出力設定の場合でもステレオ側を再生するという問題が発生する。 なお、この問題は表4の場合に限らず、表2の場合でトラック3又は4から再生を開始した場合にも同じように発生する。

    【0020】この問題を緩和する従来の手段として、グループ内で音声切換タイプがタイプ2又は3のATTに遭遇する毎に、プレーヤーによってステレオ/マルチ自動選択を毎回行う方法がある。 この例を表5に示す。 なお、表5において、*1はタイプ2又は3のATT再生開始時に、プレーヤーが音声出力端子の設定に応じて0
    又は1を自動選択することを示し、*2はユーザーの切換操作により0から1へ反転した例を示す。

    【0021】

    【表5】

    【0022】以下、音声出力がマルチチャンネルの場合について述べる。 この場合、トラック3の再生開始時に、タイプ3のステレオ/マルチ自動選択でマルチ側が正しく選択され、表4の問題は解決されるように思われる。

    【0023】しかし、次のトラック4の再生中に、ユーザーの切換操作でステレオ(音声0)側に切り換えて再生を継続した場合、トラック7の再生開始時に、再びタイプ2のステレオ/マルチ自動選択が実行され、マルチ(音声1)側に切り換えられる。 これは、ステレオ(音声0)側を継続して視聴しているユーザーの意思とは異なる動作であり、やはり問題であると考えられる。

    【0024】図5に表5の場合の処理フローチャートを示す。 図5では、ATTを1つの処理単位としてフローチャートを記述している。 なお、図中で、「U_ASL
    N側の再生が不可能」、「切換先の再生が不可能」という状況は、以下の場合に相当する。 ・対象の音声符号化方式(音声1側で、かつオプショナル音声の場合に限る)をプレーヤーがサポートしていない場合 ・音声出力端子がステレオ設定の場合で、対象のマルチチャンネル音声がステレオでの再生を禁止している場合 この状況は、本発明で議論している問題と関係なく生じるものである。

    【0025】すなわち、図5に示すグループ再生時のフローチャートでは、まず、U_ASLN=C_ASLN
    =0に設定されていて(ステップS51)、音声切換タイプが2又は3であると判定された場合に(ステップS
    52)、音声出力がステレオの場合にはU_ASLN=
    0;C_ASLN=0に、他方、音声出力がマルチチャンネルの場合にはU_ASLN=1;C_ASLN=1
    に設定する(ステップS53)。

    【0026】音声切換タイプが2又は3でなく、0と判定された場合にはC_ASLN=0に設定する(ステップS54→S55)。 また、音声切換タイプが2、3、
    又は0のいずれでもないと判定された場合には、U_A
    SLNの再生が可能であればC_ASLN=U_ASL
    Nに設定し、U_ASLNの再生が不可能であればC_
    ASLN=(U_ASLNの反転出力)に設定する(ステップS54→S56)。

    【0027】上記ステップS53,S55,S56を経た後は、C_ASLN側のトラック音声再生を行い、再生中に、ユーザーにより切換操作が入った場合には、切換先の再生が可能であればU_ASLN=反転;C_A
    SLN=反転を選択し、切換先の再生が不可能であればC_ASLN=保持;U_ASLN=保持を選択する処理を行う(ステップS57,S58)。 その後、グループが終了すれば、ストップ処理し、終了していなければステップS52以下を繰り返す(ステップS59)。

    【0028】図6は上述した音声切換処理手順を実行する従来の音声切換装置の構成を示すブロック図である。
    図6に示す構成における音声切換の処理手順は次の通りである。 音声切換装置1は、音声出力端子設定回路2からの情報と、U_ASLN,C_ASLNメモリ装置3
    のメモリ値、及びユーザーインターフェース回路4を通してユーザーが音声切換処理を指示したことをホストM
    PU5から通知され、それらに基づいて図5に示したフローチャートに従って音声切換を決定し、再生制御装置6に音声データの選択結果を通知すると同時に、オーディオデコーダ8に再生すべき音声データの属性を設定する。

    【0029】また、同時に、ホストMPU5からは音声データの再生開始・終了アドレスが再生制御装置6に通知される。 D/Aコンバータ装置9の端子設定は、音声出力端子設定回路2により、ステレオ出力かマルチチャンネル出力に設定されている。 引き続き、音声データの処理手順は次の通りである。 ピックアップ駆動回路10
    は、再生制御装置6によって指示されたディスク11上の位置からデータを読み出し、データは復調エラー訂正回路12を経て、トラックバッファ7にいったん蓄積される。 データは再生制御装置6によって指示された時刻にトラックバッファ7から出力され、多重分離回路13
    で音声データのみが分離され、オーディオバッファ14
    を介してオーディオデコーダ8に入力され、PCM信号に変換された後、D/Aコンバータ装置9でアナログ音声信号に変換され出力される。

    【0030】

    【発明が解決しようとする課題】上述したように、ディスク内の連続再生単位であるグループ内に、異なる音声切換タイプが混在した場合、プレーヤーがU_ASLN
    /C_ASLNという2種類のパラメータのみを用いて、音声出力端子のステレオ/マルチチャンネル設定及びユーザーの選択意思を正しく反映して音声を切り換えることは困難であるという課題がある。

    【0031】本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ステレオ音声とマルチチャンネル音声をプレーヤーによって常に適切に自動選択することができるプレーヤーにおける音声切換方法を提供することを目的とする。

    【0032】

    【課題を解決するための手段】本発明に係るプレーヤーにおける音声切換方法は、記録媒体に各曲に対し2つの異なる音声信号を記録し、再生時にその2つの異なる音声信号のいずれかを選択切換して視聴するプレーヤーにおける音声切換方法において、再生時のプレーヤー音声出力端子の設定に応じてステレオ音声とマルチチャンネル音声との自動選択を補助するためのフラグを用いて、
    ステレオ音声とマルチチャンネル音声をプレーヤーによって自動選択することを特徴とするものである。

    【0033】また、上記自動選択を補助するためのフラグは、記録媒体内の連続再生単位であるグループ内でステレオ音声とマルチチャンネル音声の自動選択を行ったか否かを示すフラグであることを特徴とするものである。

    【0034】また、他の発明に係るプレーヤーにおける音声切換方法は、記録媒体に各曲に対し2つの異なる音声信号を記録し、再生時にその2つの異なる音声信号のいずれかを選択切換して視聴するプレーヤーにおける音声切換方法において、再生時のプレーヤー音声出力端子の設定及びユーザー選択に応じてステレオ音声とマルチチャンネル音声の自動選択を補助するためのフラグを用いて、ステレオ音声とマルチチャンネル音声をプレーヤーによって自動選択することを特徴とするものである。

    【0035】さらに、上記自動選択を補助するためのフラグは、曲に対してステレオ及びマルチチャンネルの音声信号が記録されている場合にどちらを再生するかというユーザーの選択意思を記憶するフラグであることを特徴とするものである。

    【0036】

    【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>第1の実施の形態においては、記録媒体としてのディスク内の連続再生単位であるグループ内で、音声切換タイプ2,3のステレオ/マルチ自動選択を行ったかどうかを示すフラグを導入し、音声出力端子のステレオ/マルチチャンネル設定及びユーザーの選択意思を正しく反映して音声を切り換える。 以下、第1の実施の形態では、ディスク内の連続再生単位であるグループ内で、音声切換タイプ2,3のステレオ/マルチ自動選択を行ったかどうかを示すフラグD_Flag(Done Flag)を導入する方法を述べる。

    【0037】表6に、D_Flagを導入した場合を示す。 例とする状況は表5の場合と同一である。 なお、表6において、*1はタイプ2又は3のATT再生開始時に、プレーヤーが音声出力端子の設定に応じて0又は1
    を自動選択することを示し、*2はユーザーの切換操作により1から0へ反転した例を示し、*3は*1の自動選択を1回行ったことによりD_Flagを0から1へ変更することを示す(D_Flagが1の状態では*1
    の自動選択は行わない)。

    【0038】

    【表6】

    【0039】まず、グループの再生開始時に、D_Fl
    agは0に設定されている。 グループの再生中にD_F
    lag=0の状態で音声切換タイプ2又は3のATTに遭遇した時点でステレオ/マルチ自動選択を行い、D_
    Flag=1に反転される。 グループが変更されたり、
    再生が停止されるまではD_Flagを保持し、D_F
    lag=1の間は自動選択を実行しない。

    【0040】次に、音声出力がマルチチャンネルの場合について述べる。 この手法によれば、トラック3の再生開始時に正しくマルチチャンネルが選択され、その後、
    トラック4でユーザーの意思によりステレオ側(音声0)に切り換えられた場合でも、その意思を保持してその後の再生を継続する。 したがって、表5で述べたようにトラック7で再びマルチチャンネルが自動選択される問題は解決される。

    【0041】図1にこの第1の実施の形態に係る処理フローチャートを示す。 基本は図5に示す従来例と同等であるが、D_Flagが導入され、グループ再生開始時に、0に初期化される(ステップS11参照)。 また、
    音声切換タイプ2,3のATTの再生開始時に、D_F
    lagを評価し、自動選択を実行するかどうかを決定する。 D_Flag=0であり、自動選択を実行した場合にはD_Flagが反転される(ステップS12、S1
    3a、S13b参照)。 D_Flag=1であった場合には、ステップS16を実行する。 その他は図5と同様である。

    【0042】図2は上述した音声切換方法を実施する第1の実施の形態に係る音声切換装置の構成を示すブロック図である。 図2に示す構成における音声切換の処理手順は次の通りである。 第1の実施の形態に係る音声切換装置1Aは、音声出力端子設定回路2からの情報と、U
    _ASLN,C_ASLN,D_Flagメモリ装置3
    Aのメモリ値、及びユーザーインターフェース回路4を通してユーザーが音声切換処理を指示したことをホストMPU5から通知され、それらに基づいて図1に示したフローチャートに従って音声切換を決定し、再生制御装置6に音声データの選択結果を通知すると同時に、オーディオデコーダ8に再生すべき音声データの属性を設定する。 また、同時に、ホストMPU5からは音声データの再生開始・終了アドレスが再生制御装置6に通知される。 D/Aコンバータ装置9の端子設定は、音声出力端子設定回路2により、ステレオ出力かマルチチャンネル出力に設定されている。

    【0043】引き続き、音声データの処理手順は次の通りである。 ピックアップ駆動回路10は、再生制御装置6によって指示されたディスク11上の位置からデータを読み出し、データは復調エラー訂正回路12を経て、
    トラックバッファ7にいったん蓄積される。 データは再生制御装置6によって指示された時刻にトラックバッファ7から出力され、多重分離回路13で音声データのみが分離され、オーディオバッファ14を介してオーディオデコーダ8に入力され、PCM信号に変換された後、
    D/Aコンバータ装置9でアナログ音声信号に変換され出力される。

    【0044】したがって、上述した第1の実施の形態によれば、グループ内に音声切換タイプが混在しており、
    特に下記の状況においても、音声出力端子のステレオ/
    マルチチャンネル設定に対応し、かつユーザーの一時的な切換意思にも対応して、常に適切な音声切換が可能となる。

    【0045】・グループ内の最初のトラックが音声切換タイプ0か1である場合にグループの先頭から再生を開始し、その後、音声切換タイプ2または3のトラックが再生される場合、 ・グループ内の途中のトラックから再生を開始する場合で、再生開始トラックが音声切換タイプ0か1であり、
    その後、音声切換タイプ2または3のトラックが再生される場合 ・グループ内の音声切換タイプ2又は3のATTを再生中にユーザーが音声切換を行い、その後に別の音声切換タイプ2又は3のATTが再生される場合

    【0046】そして、以上の状況においても、 ・グループ内で最初に出現する音声切換タイプ2又は3
    のATTでステレオ/マルチ自動選択を実行し、音声出力端子の設定に応じた音声を再生できる。 ・音声切換タイプ2又は3のATT再生中にユーザーが音声切換を行った場合にも、その後にステレオ/マルチ自動選択は実行されないので、ユーザーの切換意思を保持した再生が可能である。

    【0047】<第2の実施の形態>第2の実施の形態においては、現在ユーザーがステレオ音声とマルチチャンネル音声のどちらを再生することを意図しているかを記憶するフラグを導入し、音声切換タイプ2,3のステレオ/マルチ自動選択をこのフラグに基づいて行い、音声出力端子のステレオ/マルチチャンネル設定及びユーザーの選択意思を正しく反映して音声を切り換える。 以下、第2の実施の形態では、現在ユーザーがステレオ音声とマルチチャンネル音声のどちらを再生することを意図しているかを記憶するフラグP_Flag(Preferen
    ce Flag)を導入する方法を述べる。

    【0048】表7に、P_Flagを導入した場合を示す。 例とする状況は表5の場合と同一である。 なお、表7において、*1は音声切換タイプ2又は3のATT再生開始時に、P_Flagに応じて0又は1を自動選択することを示し、*2はユーザーの切換操作により1から0へ又は0から1へ反転した例を示し、*3は音声切換タイプ2又は3のATT中に、ユーザーの意思によりステレオ側(0)に切り換えたため、P_Flagを1
    から0へ変更することを示す(音声切換タイプ1のAT
    T中にユーザー切換操作が生じてもP_Flagは変更されない)。

    【0049】

    【表7】

    【0050】まず、グループの再生開始時に、P_Fl
    agは音声出力端子の設定に応じて初期設定される。 具体的には、音声出力がステレオの場台には0(ステレオを示す)に、マルチチャンネルの場合には1(マルチを示す)に設定される。 グループの再生中に音声切換タイプ2又は3のATTに遭遇した時点で、P_Flagに応じてステレオ/マルチ自動選択を行う。 具体的には、
    P_Flagが0の場合は、U_ASLNを0(ステレオ)に、P_Flagが1の場合はU_ASLNを1
    (マルチ)に自動選択する。 音声切換タイプ2又は3のATT再生中にユーザーが音声切換操作を行い、音声が切り換えられた場合、P_Flagは反転される。 グループが変更されたり、再生が停止されるまではP_Fl
    agを保持する。 または、ディスクがプレーヤーから取り出されるまでP_Flagを保持する方法でも良い。

    【0051】次に、音声出力がマルチチャンネルの場合について述べる。 この手法によれば、トラック3の再生開始時にP_Flagに応じて正しくマルチチャンネルが自動選択され、その後、トラック4でユーザーの意思によりステレオ側(音声0)に切り換えられた場合、その意思によりP_Flagを反転し、その後のトラック7ではそれに従ってステレオ側を再生する。 したがって、表5で述べたようにトラック7で再びマルチが自動選択される問題は解決される。 また、この第2の実施の形態の場合、トラック6で音声1側に切り換えられた場合でも、トラック7では、トラック4のときの選択意思に従ってステレオ側が選択される。

    【0052】図3に、この第2の実施の形態に係る処理フローチャートを示す。 基本は図5に示す従来例と同等であるが、P_Flagが導入され、グループ再生開始時に、音声出力の設定に応じて初期化される(ステップS31)。 また、音声切換タイプ2,3のATTの再生開始時にP_Flagを評価し、自動選択が実行される(ステップS33)。 音声切換タイプ2,3のATT再生中に音声切換操作が行われ、音声が切り換えられた場合はP_Flagが反転される(ステップS37、S3
    8)。 その他は図5と同様である。

    【0053】図4は上述した音声切換方法を実施する第2の実施の形態に係る音声切換装置の構成を示すブロック図である。 図4に示す構成のおける音声切換の処理手順は次の通りである。 第2の実施の形態に係る音声切換装置1Bは、音声出力端子設定回路2からの情報と、U
    _ASLN,C_ASLN,P_Flagメモリ装置3
    Bのメモリ値、及びユーザーインターフェース回路4を通してユーザーが音声切換処理を指示したことをホストMPU5から通知され、それらに基づいて図3に示したフローチャートに従って音声切換を決定し、再生制御装置6に音声データの選択結果を通知すると同時に、オーディオデコーダ8に再生すべき音声データの属性を設定する。 また、同時に、ホストMPU5からは音声データの再生開始・終了アドレスが再生制御装置6に通知される。 D/Aコンバータ装置9の端子設定は、音声出力端子設定回路2により、ステレオ出力かマルチチャンネル出力に設定されている。

    【0054】引き続き、音声データの処理手順は次の通りである。 ピックアップ駆動回路10は、再生制御装置6によって指示されたディスク11上の位置からデータを読み出し、データは復調エラー訂正回路12を経て、
    トラックバッファ7にいったん蓄積される。 データは再生制御装置6によって指示された時刻にトラックバッファ7から出力され、多重分離回路13で音声データのみが分離され、オーディオバッファ14を介してオーディオデコーダ8に入力され、PCM信号に変換された後、
    D/Aコンバータ装置9でアナログ音声信号に変換され出力される。

    【0055】したがって、上述した第2の実施の形態によれば、グループ内に音声切換タイプが混在しており、
    特に下記の状況においても、音声出力端子のステレオ/
    マルチチャンネル設定に対応し、かつユーザーの一時的な切換意思にも対応して、常に適切な音声切換が可能となる。

    【0056】・グループ内の最初のトラックが音声切換タイプ0か1である場合にグループの先頭から再生を開始し、その後、音声切換タイプ2又は3のトラックが再生される場合、 ・グループ内の途中のトラックから再生を開始する場合で、再生開始トラックが音声切換タイプ0か1であり、
    その後、音声切換タイプ2又は3のトラックが再生される場合 ・グループ内の音声切換タイプ2又は3のATTを再生中にユーザーが音声切換を行い、その後に別の切換タイプ2又は3のATTが再生される場合

    【0057】以上の状況においても、 ・グループ内で最初に出現する音声切換タイプ2又は3
    のATTでステレオ/マルチ自動選択を実行し、音声出力端子の設定に応じた音声を再生できる。 ・音声切換タイプ2又は3のATT再生中にユーザーが音声切換を行った場合にも、その意思をフラグに記憶し、その後に出現する音声切換タイプ2又は3のATT
    においても、ユーザーのステレオ/マルチチャンネル選択意思を保持した再生が可能である。

    【0058】

    【発明の効果】以上のように、本発明によれば、再生時の音声出力端子のステレオ/マルチチャンネル設定に応じて自動選択を補助するフラグD_Flag、または、
    再生時の音声出力端子のステレオ/マルチチャンネル設定及びユーザー選択に応じて自動選択を補助するフラグP_Flagを用いて、ステレオ音声とマルチチャンネル音声とをプレーヤーによって常に適切に自動選択することが可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の第1の実施の形態に係る音声切換手法における処理フローチャートである。

    【図2】本発明の第1の実施の形態に係る音声切換手法を実施する音声切換装置の構成を示すブロック図である。

    【図3】本発明の第2の実施の形態に係る音声切換手法における処理フローチャートである。

    【図4】本発明の第2の実施の形態に係る音声切換手法を実施する音声切換装置の構成を示すブロック図である。

    【図5】従来例の音声切換手法における処理フローチャートである。

    【図6】従来例の音声切換手法を実施する音声切換装置の構成を示すブロック図である。

    【符号の説明】

    1A,1B 音声切換装置 2 音声出力端子設定回路 3A U_ASLN,C_ASLN,D_Flagメモリ装置 3B U_ASLN,C_ASLN,P_Flagメモリ装置 4 ユーザーインターフェース回路 5 ホストMPU 6 再生制御装置 7 トラックバッファ 8 オーディオデコーダ 9 D/Aコンバータ装置 10 ピックアップ駆動回路 11 ディスク 12 復調エラー訂正回路 13 多重分離回路 14 オーディオバッファ

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC03 CC04 DE14 DE49 DE57 FG30 5D066 SA07 SC10 SE01 SF10 5D080 AA07 BA02 DA08 EA01 FA02 GA28

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