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Oil and fat composition

阅读:674发布:2021-03-03

专利汇可以提供Oil and fat composition专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain an oil and fat composition containing an extremely hardened oil of a fish oil and an extremely hardened oil of a palm kernel oil or a palm oil and not containing a trans fatty acid in oil phase thereof, easily prepared, excellent in plasticity, creaming property, water absorbing property, etc., and suitable for the production of breads and confectioneries.
SOLUTION: This oil and fat composition contains (A) 0.5-10wt.% extremely hardened oil of a fish oil and (B) 3-40wt.% extremely hardened oil of a palm kernel oil or a palm oil, and does not substantially contain a trans-fatty acid in oil phase thereof. This composition is obtained as a shape of a water-in-oil type emulsion containing an aqueous phase such as a margarine and a fat spread, or an anhydrous material not containing the aqueous phase such as a shortening by using e.g. a palm (kernel) oil, a palm oil and a lard as a solid at an ambient temperature, and an soybean oil, a rape seed oil, a safflower oil, a cotton seed oil and a fish oil as a liquid at an ambient temperature simultaneously as the oil phase raw material other than the components (A) and (B).
COPYRIGHT: (C)1997,JPO,下面是Oil and fat composition专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 油相中に、魚油の極度硬化油を0.5〜
    10重量%、パーム核油の極度硬化油及び/又はヤシ油の極度硬化油を3〜40重量%含むことを特徴とする、
    実質的にトランス脂肪酸を含まない油脂組成物。
  • 【請求項2】 ショートニングであることを特徴とする請求項1に記載の油脂組成物。
  • 【請求項3】 マーガリンであることを特徴とする請求項1に記載の油脂組成物。
  • 【請求項4】 ファットスプレッドであることを特徴とする請求項1に記載の油脂組成物。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、可塑性、クリーミング性、吸性に優れ、食パン、菓子パン等のパン類、
    ビスケット、クッキー、アイシング、ケーキ等の菓子類の製造に適し、かつ実質的にトランス脂肪酸を含まない、油脂組成物に関する。

    【0002】

    【従来の技術】天然の動植物油脂を原料とし、これらに含まれるトリグリセライドの不飽和脂肪酸基に水素を添加して得られる硬化油は、食用油脂製品に、使用温度範囲での好ましい硬さ、広い温度範囲での可塑性、酸化安定性、クリーミング性、吸水性等の機能を付与することを目的として、ショートニング、マーガリン、ファットスプレッド、フライ油等の食用油脂製品に広く利用されているが、これらには、完全に水素添加されている硬化油を除いて、実質的に天然に存在しないトランス脂肪酸が含まれている。 単に「実質的にトランス脂肪酸を含まない油脂」を得るためには天然の動植物油脂を組み合わせればよいが、たとえばパーム油と液体油(たとえば大豆油)を混合し冷却しただけでは、保存中に結晶の粗大化等が起こり、前述した機能、特に可塑性、クリーミング性、吸水性等の機能が不十分となる場合がある。 実質的にトランス脂肪酸を含まず、かつ前述した機能にも優れた油脂を所望する場合、従来技術として、たとえば特開昭62−81497号公報にはパーム油起源の油脂と炭素数22の飽和脂肪酸を構成脂肪酸として含む油脂及び/又は炭素数22の飽和脂肪酸の低級アルキルエステル類等とをエステル交換し、実質的にトランス脂肪酸を含まない共ランダム化脂肪を得る方法が、また特開平4
    −65493号公報には動植物油脂、またはその分別油脂、またはそれらの実質的に完全に水素添加された固体脂(極度硬化油)の単独または2種以上を配合した配合物に1,3−位置特異性リパーゼを作用させ、選択的にエステル交換を行って、実質的にトランス脂肪酸を含まない油脂を得る方法が報告されている。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の特開昭62−81497号公報及び特公平4−6549
    3号公報に記載の方法では、エステル交換を行うために専用の反応設備が必要であり、そのための工程も1つ増やさねばならず、またリパーゼ等の高価な触媒を使用し、高度な反応制御も行わねばならず、操作が煩雑で、
    コストが上昇する、という問題点があった。

    【0004】従って、本発明の目的は、エステル交換の様な特殊な工程を経ることなく簡単に製造でき、かつ可塑性、クリーミング性、吸水性等の機能性に優れた、実質的にトランス脂肪酸を含まない、油脂組成物を提供することにある。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究した結果、油相中に、特定の極度硬化油を配合することによって、上記目的を達成できることを知見した。

    【0006】本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、油相中に、魚油の極度硬化油を0.5〜10重量%、パーム核油の極度硬化油及び/又はヤシ油の極度硬化油を3〜40重量%含むことを特徴とする、可塑性、
    クリーミング性、吸水性等の機能性に優れた、実質的にトランス脂肪酸を含まない、油脂組成物を提供するものである。

    【0007】

    【発明の実施の形態】以下に本発明の油脂組成物について詳述する。 本発明に用いられる魚油の極度硬化油とは、イワシ、サンマ、ニシン、サバ、アンチョビ等を起源とする魚油に水素添加を行い、実質的に構成成分である不飽和脂肪酸を完全に飽和することによって得られるものであり、実質的なヨウ素価は零であり、また実質的なトランス脂肪酸の割合は0%である。

    【0008】魚油の極度硬化油の使用割合は、本発明で目的とする油脂組成物の配合油中に0.5〜10%(重量%、以下同じ)、好ましくは0.7〜7%、更に好ましくは1〜5%とするのが良い。 0.5%より少ない場合、油脂組成物のクリーミング性及び吸水性が不十分であり、10%より多い場合、油脂組成物を使用したパン類,菓子類の口中での融けが悪くなる。

    【0009】また、本発明に用いられるパーム核油の極度硬化油とは、パーム核油に水素添加を行い、実質的に構成成分である不飽和脂肪酸を完全に飽和することによって得られるものであり、実質的なヨウ素価は零であり、実質的なトランス脂肪酸の割合は0%である。 更に、本発明に用いられるヤシ油の極度硬化油とは、ヤシ油に水素添加を行い、実質的に構成成分である不飽和脂肪酸を完全に飽和することによって得られるものであり、実質的なヨウ素価は零であり、実質的なトランス脂肪酸の割合は0%である。

    【0010】パーム核油の極度硬化油及び/又はヤシ油の極度硬化油の使用割合は、本発明で目的とする油脂組成物の配合油中に3〜40%、好ましくは5〜30%、
    更に好ましくは8〜20%とするのが良い。 3%より少ない場合、油脂組成物の可塑性、クリーミング性、吸水性が不十分であり、40%より多い場合、長期保存によって、パーム核油の極度硬化油及び/又はヤシ油の極度硬化油由来のラウリン酸の加水分解が起こり、加水分解臭が強くなり易いという問題が生ずる。

    【0011】本発明で目的とする実質的にトランス脂肪酸を含まない油脂組成物を得るためには、上記魚油の極度硬化油、パーム核油の極度硬化油及び/又はヤシ油の極度硬化油以外の油相原料として、実質的にトランス脂肪酸を含まない、天然の動植物性油脂を用いるが、例えば常温で固体のパーム油、パーム核油、ヤシ油、乳脂、
    脂、豚脂及びこれらの分別油脂や、常温で液体の大豆油、菜種油、米ぬか油、コーン油、ひまわり油、ハイオレイックひまわり油、べに花油、ハイオレイックべに花油、綿実油、魚油等を使用するのが良い。

    【0012】本発明の油脂組成物の形態は、水相成分を含んだマーガリン又はファットスプレッドに分類される油中水型乳化物、または水相成分を含まないショートニングに分類される無水物である。

    【0013】本発明の油脂組成物には必要に応じて、一般的に食用油脂製品に用いられるその他の原料を使用することができ、たとえばグリセリン脂肪酸エステル・プロピレングリコール脂肪酸エステル・ソルビタン脂肪酸エステル・ショ糖脂肪酸エステル・リン脂質等の乳化剤、トコフェロール・L−アスコルビル酸・パルミチン酸エステル・茶抽出物等の酸化防止剤、カロチン等の着色料、脱脂粉乳・クリーム等の乳成分、食塩、酸味料、
    調味料、香料、重合リン酸塩等の乳化安定剤、増粘安定剤等を使用することができる。

    【0014】本発明の油脂組成物は、適当な温度に調節した各原料を適当な順序で加えて加熱し、均一に混合後、適当な温度まで冷却することにより製造できる。 原料混合時の加熱温度は、配合する原料油脂や乳化剤その他原料の融点以上の温度が好ましく、一般的には50〜
    80℃の範囲が好適である。 必要に応じて、加熱殺菌や、急冷を行っても良い。 加熱殺菌を行う場合には70
    〜150℃で1秒〜3分程度保持すれば良い。 また、原料を均一に混合するために、ホモジナイザー等の均質化機を用いても良い。

    【0015】

    【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、これらの実施例は本発明を何ら制限するものではない。

    【0016】実施例1〜8及び比較例1〜4。 下記の〔表1〕及び〔表2〕に示した配合組成により、常法に従ってショートニング(実施例1〜5と比較例1〜4)
    及びマーガリン(実施例6〜8)を製造した。

    【0017】

    【表1】

    【0018】

    【表2】

    【0019】上記の実施例1〜8及び比較例1〜4にて得られたショートニング及びマーガリンについて、以下の方法によりクリーミング性、吸水性及びトランス脂肪酸含有量を調べた。 その結果を下記の〔表3〕及び〔表4〕に示した。 (1).クリーミング性の測定。 各ショートニング又はマーガリン400gを20℃の恒温槽で一晩放置後、20℃の恒温槽内に設置したミキサーにてビーターを用いてホイップし、3分ごとに、15
    分まで比重を測定した。 比重が短時間に小さくなるほど、クリーミング性が良好であることを表す。 またホイップ後の口融けも調べた。 (2).吸水性の測定。 各ショートニング又はマーガリン200gを20℃の恒温槽で一晩放置後、20℃の恒温槽内に設置したミキサーにてビーターを用いて4分間ホイップし、次いで20
    ℃の水を100gずつ加えてホイップし、、水が完全に油中水型に取り込まれるまでの水の量を調べた。 水を、
    より多く取り込めるほど、吸水性が良好であることを表す。 (3).トランス脂肪酸含有量の測定。 各ショートニング又はマーガリンを試料とし、日本油化学協会編、「基準油脂分析試験法」の2.4.24.1
    −81項に記載の孤立トランス異性体(差赤外スペクトル法)の測定方法に基づいて、製品中のトランス異性体の重量%を測定した。

    【0020】

    【表3】

    【0021】

    【表4】

    【0022】

    【発明の効果】本発明の油脂組成物は、エステル交換の様な特殊な工程を経ることなく簡単に製造でき、かつ可塑性、クリーミング性、吸水性等の機能性に優れた、実質的にトランス脂肪酸を含まないものである。

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