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ひのき蒸留

阅读:583发布:2020-05-15

专利汇可以提供ひのき蒸留专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】比較的安価に入手できるひのきの蒸留 水 について、容易かつ安価な方法で、ひのき成分の量をより多く含有するようになし、より 芳香性 、消臭性、防かび性、抗菌性を加味されるひのき蒸留水の提供。 【解決手段】破砕したひのきの樹木又はひのきの葉SLの少なくとも一方を水蒸気蒸留法10によって抽出される油性画分21及び水性画分22を有する抽出物20のうち前記水性画分22に前記ひのきの葉SLを浸漬しひのきの葉SLの成分を 浸出 させたひのき蒸留水。 【選択図】図1,下面是ひのき蒸留专利的具体信息内容。

破砕したひのきの樹木又はひのきの葉の少なくとも一方を蒸気蒸留法によって抽出される油性画分及び水性画分を有する抽出物のうち前記水性画分に前記ひのきの葉を浸漬しひのきの葉の成分を浸出させたことを特徴とするひのき蒸留水。前記水性画分に対して浸漬するひのきの葉は1重量%以上であることを特徴とする請求項1に記載のひのき蒸留水。請求項1又は2に記載のひのき蒸留水を含有することを特徴とする芳香剤。請求項1又は2に記載のひのき蒸留水を含有することを特徴とする防かび剤。請求項4に記載の防かび剤を、神具、木製の仏像、仏壇、仏具又は社寺の巻障子や柱などの建築物の内装の近傍において蒸散させることを特徴とする防かび方法。

说明书全文

本発明は、例えば、芳香剤、防かび剤、抗菌剤等として使用される、ひのきの精油成分を含む蒸留に関する。

従来、本願出願人は、木製の仏像、仏壇、仏具又は社寺の巻障子や柱などの建築物の内装(以下、「仏像、仏壇等」という)の洗浄方法として、例えば、特許第6255457号(特許文献1)に記載される洗浄方法を採用している。

前記公報記載の洗浄方法は、木製仏壇、仏像等の被洗浄物の表面に中温の液体状の洗浄剤と木地の反り、ひび割れ防止するための保湿剤とを含む前処理洗浄剤を付着させると共に、前記前処理洗浄剤を前記被洗浄物の外方から覆うように、泡被膜洗浄剤による泡を前記被洗浄物の表面に付着させ、この付着から所定時間経過後で、前記被洗浄物の表面に前記泡が残留している間に、前記被洗浄物の表面に溶剤を注いで前記前処理洗浄剤及び前記泡被膜洗浄剤を洗い流す洗浄方法であって、その洗浄方法に使用する前記前処理洗浄剤は、木地の反り、ひび割れ防止剤として保湿性を有するグリコール系溶剤を含有させており、これによって、前記前処理洗浄剤に浸潤性が高く蒸発が遅いグリコール類を添加し、前記泡被膜洗浄剤の泡で覆うことで、木部全体をゆっくりと乾燥させ、内部と表面との急激な乾燥の差を防いで、木部の歪を減少させるので、木部の割れ、反りや金箔の剥離を防止するようにしたものである。

そして、前記公報記載の洗浄方法に使用する洗浄剤は、例えば、希釈溶媒として水を使用し、溶質として、界面活性剤、グリコール系溶剤及びアルコールを含むものを採用している(特許文献1、図2)。

しかしながら、文化財に指定されている社寺仏閣等については、相当程度建築年数を経ており、材料が劣化すると共にカビが発生しやすくなっており、洗浄後のカビ発生を防止するため、洗浄後に臭素ガスで薫蒸等を行う場合もある。

一方、従来より、ひのき(ヒバを含む)から抽出されるひのきの精油には、芳香性が高くまた、防カビ及び抗菌効果を有することが知られており、芳香剤や、防カビ剤、抗菌剤としても使用されており、さらにひのき成分中には十分な洗浄と被洗浄物の乾燥性を併せ持つ成分(例えば、モノテルペン)を含んでいる。

そして、前記精油をひのき(ヒバを含む)から抽出する公知の方法としては、例えば、再公表特許WO2010/098440(特許文献2)に記載の方法がある。

前記公報に記載の抽出方法は、マイクロ波水蒸気蒸留法に関するものであり、マイクロ波を照射することにより、マイクロ波が水分子を直接加熱する性質を利用して、葉等の原料中に元から含まれている水分のみで精油の抽出を行う方法であって、蒸留槽、マイクロ波加熱装置、撹拌はね、気流流入管、蒸留物流出管、冷却装置、加熱制御装置、減圧ポンプ、圧力調整弁及び圧力制御装置を備えている。

そして、精油を抽出するには、抽出対象物となる原料を蒸留槽中に入れ、撹拌はねで撹拌しながら、蒸留槽の上面に設けられたマイクロ波加熱装置からマイクロ波を放射し、原料を加熱する。前記蒸留槽は、気流流入口および蒸留物流出管と連通されている。前記気流流入管は、空気あるいは窒素ガス等の不活性ガスを反応槽中に導入するものであり、この気流は、反応槽の下部から導入される。また、蒸留物流出管は、原料からの蒸留物を、反応槽の上部から外に導出するようにしている。

前記反応槽内部は、これに取り付けられた温度センサおよび圧力センサにより温度および圧力が測定されるようになっており、加熱制御装置および圧力制御装置、圧力調整弁を介してそれぞれ調整されるようになっている。

そして、蒸留物流出管を介して蒸留槽から流出した気体状の蒸留物は、冷却装置により液体に代えられ、抽出物として得られる。この抽出物には、水性画分と油性画分とがあるが、このうち油性画分が精油となる。

また、前記抽出物のうち、前記水性画分(蒸留水)には、前記精油に比べると量は少ないものの、ひのきの成分を含有している。一方、前記抽出法においては、前記抽出物から得られる前記精油(油性画分)に比べ、前記水性画分は多量の水性画分(蒸留水)が得らる。

そこで、社寺仏閣や内陣仏具、木製の仏像、仏壇、仏具又は社寺の巻障子や柱、神具などの建築物の内装や古民家や、家屋のフローリング等、木製(ひのき)の芳香がよく合う箇所に好適となる、芳香性、消臭性、防かび性、抗菌性を加味される芳香剤、消臭剤、防カビ剤、抗菌剤として、安価で安全性の高いひのき蒸留水の利用を考案するに至った。

特許第6255457号

WO2010/098440

しかしながら、前記抽出法により得られる蒸留水は、ひのき成分を含むものの、その量は前記油性画分に比べると僅かである。

本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、比較的安価に入手できるひのきの蒸留水について、容易かつ安価な方法で、ひのき成分の量をより多く含有するようになし、より芳香性、消臭性、防かび性、抗菌性を加味されるひのき蒸留水を提供することを目的とする。

また、本発明の他の目的は、前記ひのき蒸留水を使用する芳香剤、防かび剤、防かび方法を提供することにある。

請求項1に係るひのき蒸留水は、破砕したひのきの樹木又はひのきの葉の少なくとも一方を水蒸気蒸留法によって抽出される油性画分及び水性画分を有する抽出物のうち前記水性画分に前記ひのきの葉を浸漬しひのきの葉の成分を浸出させたことを特徴とする。

請求項2に係るひのき蒸留水は、前記水性画分に対して浸漬するひのきの葉は1重量%以上であることを特徴とする。

請求項3に係る芳香剤は、請求項1又は2に記載のひのき蒸留水を含有することを特徴とする。

請求項4に係る防かび剤は、請求項1又は2に記載のひのき蒸留水を含有することを特徴とする。

請求項5に係る防かび方法は、請求項4に記載の防かび剤を、木製の仏像、仏壇、仏具又は社寺の巻障子や柱などの建築物の内装の洗浄後に、被洗浄物の近傍にて蒸散させることを特徴とする。

本発明に係るひのき蒸留水は、破砕したひのきの樹木又はひのきの葉の少なくとも一方を水蒸気蒸留法によって抽出される油性画分及び水性画分を有する抽出物のうち前記水性画分に前記ひのきの葉を浸漬しひのきの葉の成分を浸出させたものであるので、前記水性画分からなるだけのひのき蒸留水に比べて、ひのきの成分濃度が高く、より芳香性、防かび性、防菌性を加味することができる。

そして、前記ひのき蒸留水は、前記水性画分に浸漬するひのきの葉は前記水性画分に対して少なくとも1重量%であれば、ひのきの成分濃度が高く、より芳香性、防かび性、防菌性を加味することができる。

また、本発明に係るひのき蒸留水を、芳香剤や防かび剤又は抗菌剤として使用する場合においても、ひのきの成分濃度が高く、より芳香性、防かび性、防菌性を加味することができる。

本発明に係るひのき蒸留水によれば、破砕したひのきの樹木又はひのきの葉の少なくとも一方を水蒸気蒸留法によって抽出される油性画分及び水性画分を有する抽出物のうち前記水性画分に前記ひのきの葉を浸漬しひのきの葉の成分を浸出させているので、前記水性画分からなるだけのひのき蒸留水に比べて、ひのきの成分濃度が高く、より芳香性、防かび性、防菌性を加味することができる。

そして、前記ひのき蒸留水は、前記水性画分に浸漬するひのきの葉は前記水性画分に対して少なくとも1重量%であれば、ひのきの成分濃度が高く、より芳香性、防かび性、防菌性を加味することができる。

また、本発明に係るひのき蒸留水を蒸散又は噴霧して芳香剤や防かび剤又は抗菌剤として使用する場合においても、ひのきの成分濃度が高く、より芳香性、防かび性、防菌性を加味することができる。

本発明に係る洗浄剤の成分であるひのきの抽出物を抽出するための水蒸気蒸留装置の概略模式図である。

ひのきの水性画分にひのきの葉を浸潤させた本発明に係るひのき蒸留水である。

ひのきの水性画分にひのきの葉を浸潤させた本発明に係るひのき蒸留水のクロマトグラフである。

以下、本発明を実施するための形態について、図面に従って説明する。

図1は、本発明に係る洗浄剤の成分であるひのきの抽出物を抽出するための水蒸気蒸留装置の概略模式図である。

図1において、符号10は、原料となるひのきの葉から、水性画分を抽出するために使用される水蒸気蒸留装置である。前記水蒸気蒸留装置10は、水を加熱して蒸気を生成する蒸気生成装置11と、蒸留槽12と冷却装置13と貯留器14とを夫々パイプ15,15で連結して形成されており、前記蒸気生成装置11に入れられた水を、加熱手段16により加熱し蒸気を生成し、前記蒸気を前記蒸留槽12の下部に前記パイプにて導入する。一方、前記蒸留槽12の中段には網17が配置されており、前記網17には原料となるひのきの葉SLが載置される。そして、前記蒸留槽12の下部から導入される蒸気は原料を蒸してひのきの成分を蒸気と共にパイプ15を介して、前記冷却装置13によって冷却させて蒸留されて抽出物20として前記貯留器14に蓄えている。前記抽出物20は油性画分21と水性画分22とに分離されて蓄えられ、前記油性画分21は精油となり、水性画分22はひのき水(蒸留水)となる。

なお、原料となるひのきの葉SLは、ひのきの樹木を破砕したチップでも良く、さらに、ひのきの葉SLと前記チップを混合したものでも良いが、一般的にひのきの葉SLだけを原料とするほうが、同等の質量のチップを原料とするよりも、抽出物20の濃度は高くなる。

表1は、前記水蒸気蒸留装置10で抽出した前記ひのきの葉SLの前記油性画分21を液体クロマトグラフ質量分析法(LC/MS)によって分析した組成表であり、表2は、前記水蒸気蒸留装置10で抽出した前記ひのきの葉SLの前記水性画分(ひのき水)22を液体クロマトグラフ質量分析法(LC/MS)によって分析した組成表である。

前記表1と前記表2とを比較すると、前記水性画分(ひのき水)22にも、精油成分を含有しており、特に、ピーク面積比(%)においては、テルピネン−4−オール、α−テルピネオール等のモノテルペンアルコール類が相対的に多く残留している。これらのひのきの精油成分は、ひのきの芳香性を有すると共に、抗菌作用、抗真菌作用、鎮静作用、鎮痛作用等を備えると共に、十分な洗浄力と被洗浄物の乾燥性を併せ持つものとしてしられている。

そして、本発明に係るひのき蒸留水SWは、前述のように、破砕したひのきの樹木又はひのきの葉SLの少なくとも一方を水蒸気蒸留法によって抽出される抽出物20のうち前記水性画分22に、さらに前記ひのきの葉SLを浸漬しひのきの葉の成分を浸出させて形成するのである。

図2は水性画分22にひのきの葉SLを浸漬して形成したひのき蒸留水SWであり、表3は、前記ひのき蒸留水SWの組成表であり、図3はそのクロマトグラフである。

図2に示すように、容器30内に、前記水性画分22を300ccと、前記ひのきの葉SLを3g入れ、室温(20℃〜25℃)で24時間浸漬させ、前記ひのきの葉SLからひのきの葉の成分を浸出させてひのき蒸留水SWを形成する。表3は前記ひのき蒸留水SWを、液体クロマトグラフ質量分析法(LC/MS)によって分析したものであり、図3はそのクロマトグラフである。

前記表3及び図3に示すひのき蒸留水SWと前記表2に示す水性画分22とを比較すると、テルピネン−4−オール及びα−テルピネオールの相対比が増加していると共に、前記ひのき葉水には前記ひのき水では溶出されていなかったリモネンも含まれている。

すなわち、前記ひのき蒸留水SWにおいては、前記水性画分22に含まれるテルピネン−4−オール、α−テルピネオール等のひのきの成分により、ひのきの高い芳香性を顕著に有すると共に、抗菌作用、抗真菌作用等を備えるものとなっている。

そして、前記ひのき蒸留水SWは、前記水性画分22に対して、1重量%を浸漬するだけで、前述のように、ひのきの成分の濃度を高め、ひのきの高い芳香性を顕著に有すると共に、抗菌作用、抗真菌作用等を備えるものとなっているため、浸漬する重量%は、前記水性画分22に対して1重量%以上であれば良い。

また、前記ひのき蒸留水SWは、芳香性、防かび性、抗菌性を備えているため、前記ひのき蒸留水SWは芳香剤、防かび剤及び抗菌剤として好適である。前記芳香剤等として使用する場合は、スプレー式容器に前記ひのき蒸留水SWを入れて噴霧して使用したり、前記ひのき蒸留水SWをディフューザー用容器に詰めて、専用ディフューザーで蒸散させて使用すると良い。

特に、社寺仏閣や内陣仏具、木製の仏像、仏壇、仏具又は社寺の巻障子や柱、神具などの建築物の内装や古民家や、家屋のフローリング等、木製(ひのき)の芳香がよく合う箇所の近傍にディフューザー等の蒸散器を設置し、前記ひのき蒸留水SWを蒸散させると、ひのきの芳香を発揮すると共に、防かび、抗菌効果を発揮し、好適である。

10 水蒸気蒸留装置 11 蒸気生成装置 12 蒸留槽 13 冷却装置 14 貯留器 15 パイプ 16 加熱手段 17 網 20 抽出物 21 油性画分 22 水性画分 SL ひのきの葉 SW ひのき蒸留水

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