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Process cartridge

阅读:457发布:2024-01-10

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  • (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムの長手方向一端部に設けられたドラムギアと、 前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像をトナーを用いて現像するための現像ローラと、 前記現像ローラの長手方向一端部に設けられた現像ローラギアであって、前記ドラムギアと噛合って前記現像ローラを回転するための駆動力を前記ドラムギアから伝達される現像ローラギアと、 前記電子写真感光体ドラムを支持するクリーニング容器と、 前記現像ローラを支持するトナー現像容器と、 前記クリーニング容器とトナー現像容器とを回動可能に結合する結合部材と、 前記ドラムギアと現像ローラギアとが噛合う方向に、前記結合部材によって結合された前記クリーニング容器とトナー現像容器を付勢する付勢部材と、 前記付勢部材の付勢力に抗して、前記ドラムギアと現像ローラギアとの噛合いを外した状態、若しくは、 輸送時
    の振動によって前記ドラムギアの歯面と現像ローラギア
    の歯面とがぶつからないように、前記ドラムギアと現像ローラギアの背隙を画像形成時よりも大きくした状態を保持するように、 前記結合部材を間にして前記現像ロー
    ラとは反対側において、前記クリーニング容器とトナー現像容器とにわたって貼り付けられたテープと、を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 【請求項2】 前記現像ローラと電子写真感光体ドラムのギアの噛合いを外すのは 前記 結合部材を間にして現像ローラとは反対側において 、前記トナー現像容器とクリーニング容器 互いに近づくように力を加えて行うことを特徴とする請求項 に記載のプロセスカートリッジ。 【請求項3】 前記テープは剥離または切断可能であることを特徴とする 請求項1又は請求項 に記載のプロセスカートリッジ。 【請求項4】 前記テープは接着テープであることを特徴とする 請求項1又は請求項 に記載のプロセスカートリッジ。 【請求項5】 前記テープは一本のテープであって、
    現像ローラの長手方向の位置に関し、プロセスカートリッジのほぼ中央部に配設されていることを特徴とする請求項 から 請求項4の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。 【請求項6】 前記テープは一端につまみを有することを特徴とする請求項 から 請求項5の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。 【請求項7】 前記テープは外部から見える面にプロセスカートリッジを使用前 に、剥離または切断することが記載されていることを特徴とする請求項 から 請求項6
    の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。 【請求項8】 前記現像ローラと電子写真感光体ドラムのギアの噛合いが外れた状態を保持するのはプロセスカートリッジの製造が完了した後、出荷されて電子写真画像形成装置本体に装着される前までであることを特徴とする請求項1から 請求項7の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。 【請求項9】 前記クリーニング容器とトナー現像容器間には、結合部材を間にして前記電子写真感光体ドラムとは反対側の端部に前記電子写真感光体ドラムを露光を入光するための開口を有し、前記電子写真感光体ドラム及び現像ローラのギアを離間した際、前記開口が閉じることを特徴とする請求項1 から請求項8のいずれか1つ
    に記載のプロセスカートリッジ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスカートリッジに関する。 【0002】ここでプロセスカートリッジとは、少なくとも現像手段としての現像ローラと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものをいう。 【0003】また電子写真画像形成装置としては、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体(例えば記録紙、布等)に画像を形成するものであって例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタなど)、電子写真ファクシミリ装置、および電子写真ワードプロセッサなどが含まれる。 【0004】 【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。 このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。 そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。 【0005】このようなプロセスカートリッジは、トナーを用いて記録媒体に画像を形成するものである。 プロセスカートリッジでは現像手段の現像ローラと電子写真感光体である感光体ドラムはギアで連結されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】物流過程では感光体ドラムと現像ローラの両端のスペーサコロを圧接している。 当然感光体ドラムに同軸に固定したギアと現像ローラに同軸に固定したギアが正規に噛み合っている。 物流時における取り扱いで振動によって上記ギアの歯面がぶつかり合って回転してしまう。 この回転方向が画像形成時と逆方向であると現像ローラの周面の移動する方向に先端が向う方向に接しているべき吹き出し防止シートを逆に捲き込む方向となってしまう。 【0007】本発明は物流時において現像ローラが画像形成時における回転方向と逆方向に回転するおそれを少なくするまたは全くなくすることのできるプロセスカートリッジを提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と対応する番号を付して示せば以下のとおりである。 【0009】本出願に係る第1の発明は電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムの長手方向一端部に設けられたドラムギアと、前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像をトナーを用いて現像するための現像ローラと、前記現像ローラの長手方向一端部に設けられた現像ローラギアであって、前記ドラムギアと噛合って前記現像ローラを回転するための駆動を前記ドラムギアから伝達される現像ローラギアと、前記電子写真感光体ドラムを支持するクリーニング容器と、前記現像ローラを支持するトナー現像容器と、前記クリーニング容器とトナー現像容器とを回動可能に結合する結合部材と、前記ドラムギアと現像ローラギアとが噛合う方向に、前記結合部材によって結合された前記クリーニング容器とトナー現像容器を付勢する付勢部材と、前記付勢部材の付勢力に抗して、前記ドラムギアと現像ローラギアとの噛合いを外した状態、若しくは、 輸送時の振動によって前記ドラムギアの歯面と現像
    ローラギアの歯面とがぶつからないように、前記ドラムギアと現像ローラギアの背隙を画像形成時よりも大きくした状態を保持するように、 前記結合部材を間にして前
    記現像ローラとは反対側において、前記クリーニング容器とトナー現像容器とにわたって貼り付けられたテープと、を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。 【0011】〔実施の形態1〕先ず、本発明の実施の形態の画像形成装置及びプロセスカートリッジの全体の構成を説明し、次にプロセスカートリッジの組立方法を説明する。 そして最後にプロセスカートリッジを分解再組立する際の工程及び再び組立てられたプロセスカートリッジについて説明する。 【0012】プロセスカートリッジ及びこれを装着可能な画像形成装置について、図1乃至図5を参照して具体的に説明する。 尚、ここでは説明の順序として、まずプロセスカートリッジ及びこれを用いる画像形成装置の全体構成について説明し、次にカートリッジ枠体の構成について説明し、更に枠体の結合構成について説明する。 【0013】{全体構成}この電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)Aは、図1に示すように、
    光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の電子写真感光体へ照射して該感光体に潜像を形成し、この潜像を現像してトナー像を形成する。 そして前記トナー像の形成と同期して、記録媒体2を給紙カセット3a
    からピックアップローラ3b及び記録媒体2の上面両に圧接する分離爪3cで一枚ずつ分離給送すると共に、
    搬送路3d、レジストローラ対3e等からなる搬送手段3で搬送し、且つプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された前記電子写真感光体に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧印加することによって記録媒体2に転写し、その記録媒体2を搬送路3
    fをとおり定着手段5へと搬送する。 この定着手段5は駆動ローラ5aと、ヒータ5bを内蔵する定着ローラ5
    cからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写トナー像を定着する。 そしてこの記録媒体2を排出ローラ3g,3hで搬送し、反転搬送経路を通して排出部6へと排出如く構成している。 【0014】一方、前記プロセスカートリッジBは、電子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。 ここでプロセス手段としては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表面に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニング手段等がある。 本実施の形態のプロセスカートリッジBは、図4に示すように、感光層を有する、ドラム形状の電子写真感光体である電子写真感光体ドラム7を回転し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印加して前記感光体ドラム7の表面を一様に帯電し、この帯電した感光体ドラム7に対して前記光学系1からの光像を開口部9を介して露光して潜像を形成し、該潜像を現像手段1
    0によって現像するように構成している。 【0015】前記現像手段10は、トナー収納部10a
    内のトナーを送り手段である回転可能なトナー送り部材10bで送り出し、固定磁石を内蔵した現像部材である現像ローラ10dを回転させると共に、現像ブレード1
    0eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー像を形成して可視像化するものである。 ここで、現像ローラ10dは、感光体ドラム7へトナーを供給するものである。 また、現像ブレード10eは、現像ローラ10d
    の表面に付着するトナー層の厚さを規制するものである。 【0016】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート11bによってすくい取り、除去トナー収納部11cへ集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去するように構成している。 【0017】{カートリッジ装着手段}感光体ドラム7
    等の各部材はトナー現像容器12と、クリーニング容器13とを結合したカートリッジ枠体内に収容支持されてカートリッジ化され、装置本体14に装着される。 【0018】カートリッジ装着手段は、軸15a(図1、図2参照)を中心にして開閉部材15を開くと、図2に示すように、カートリッジ装着スペースの左右両側面に対向して前下がりに形成したガイド溝16を略対称に設けてある。 このガイド溝16は略直線状である。 更に前記ガイド溝16の入口側には本体側位置決め部16
    cが設けてある。 【0019】一方、前記ガイド溝16に対応してプロセスカートリッジBの長手方向両外側面には、ガイド溝1
    6に沿ってガイドされるガイド部が形成してある。 このガイド部は、カートリッジ枠体の長手方向両外側面の略左右対称位置から突出するように構成したものであり、
    図5に示すように、ボス18とリブ19を一体化して構成している。 前記ボス18及びリブ19は感光体ドラム7を取り付けるクリーニング容器13に一体的に形成してあり、ボス18は感光体ドラム7の回転軸の延長線上に位置し、リブ19は前記ボス18から連続して図5の矢印Cに示すプロセスカートリッジBの挿入方向前方にガイド溝16の形状に合わせて下斜め方向へ延設している。 【0020】上記構成において、プロセスカートリッジBを装着する場合には、図2に示すように、開閉部材1
    5を開いてリブ19をガイド溝16に嵌めてプロセスカートリッジBを装置本体14内に挿入する。 挿入するに従ってプロセスカートリッジBは略斜め下方へ略直線状に平行移動する。 更にプロセスカートリッジBを押し込むと、プロセスカートリッジBのボス18がガイド溝1
    6の入口に形成した本体位置決め部16cに着座する。
    同時にプロセスカートリッジBの重量によるボス18を中心とするモーメントでガイド溝16の回り止め当接面16aにリブ19の先端19aが当接する。 なお、プロセスカートリッジBの重心はボス18よりもリブ19側にある。 これにより、感光体ドラム7の側端に固着したドラムギア51a(図5参照)が装置本体14側の駆動ギア22(図2参照)と噛合し、プロセスカートリッジBへ駆動力を伝達可能となる。 【0021】次に開閉部材15を閉じると、開閉部材1
    5と連動しているシャッタ開レバー55が軸55cを中心にして位置55aから55bまで反時計回りに回動して図10に示すドラムシャッタ部材28に設けたピン2
    8aに係合してドラムシャッタ部材28をクリーニング容器13に枢着しているピン29を中心にしてねじりコイルばね27のばね力に抗して転写開口13nを開く。
    なお、ねじりコイルばね27がピン29に挿入され、一端がクリーニング容器13に係止され、他端がドラムシャッタ部材28に係止されることによって、開閉部材1
    5が開いた状態及びプロセスカートリッジBが装置本体14外にあるときは、ねじりコイルばね27のばね力でドラムシャッタ部材28は転写開口13nを閉じている。 【0022】前記プロセスカートリッジBを取り出す場合には、開閉部材15を開くとシャッタ開レバー55が軸55cを中心にして位置55bから55aに戻る。 そこでドラムシャッタ部材28はピン29を中心にしてねじりコイルばね27のばね力で回動し転写開口13nを閉じる。 この状態のプロセスカートリッジBをボス18
    が位置決め部16cから離れるように引き上げた後、リブ19をガイド溝16に沿わせながらプロセスカートリッジBを図2の右斜め上方向へ引き上げて取り出すことが出来る。 【0023】{カートリッジ枠体の構成}次にカートリッジ枠体の構成について説明する。 このカートリッジ枠体はポリスチロール樹脂を射出成形して構成したものであり、図4に示すように、現像枠体12aの側部に現像下枠12bを溶着すると共に、上部に蓋部材12cを溶着してトナー現像容器12を構成する。 また、クリーニング容器13はクリーニング枠体13aの上部に蓋部材13bを溶着して一体の容器としている。 そして、トナー現像容器12にクリーニング容器13を結合してカートリッジ枠体を構成する。 【0024】現像枠体12aは側部にトナー供給開口1
    2a1を有すると共に、図13、図14に示すように長手方向一方側面にトナー充填開口12a2を有する。 また、現像枠体12aの内部には長手方向に不図示の複数の支持部材が起立して設けてある。 ここで、トナー供給開口12a1は、トナー収納部10a内に収納されているトナーtを、現像ローラ10dへ供給するためのものである。 トナー収納部10d内のトナーtは、トナー供給開口12a1を通過して現像ローラ10dへ供給される。 【0025】現像手段を組み付ける場合には、図4、図13に示すように現像枠体12a内にトナー送り部材1
    0bを組み込んだ後に、現像枠体12aに蓋部材12c
    を溶着する。 次にトナー現像容器12のトナー供給開口12a1の周囲に形成したシール貼付座面12a5にフィルム状のトナーシール31を溶着して該開口12a1
    をシールする。 その次にトナー充填開口12a2からトナーを充填した後、該充填開口12a2にキャップ32
    で蓋をしてトナー収納部10aを密封する。 尚、トナー供給開口12a1をシールしたトナーシール31は、図13に示すように、開口12a1の長手方向一方側で折り返し、自由端側を現像枠体12aに設けたスリット1
    2a8から外部に引き出しておく。 このトナーシール3
    1はプロセスカートリッジBを使用する際に、前記自由端をもって引き抜き除去するものである。 【0026】トナーシール31を外部へ引き出すと、トナー現像容器12にトナーシール31が通過する部分で内外に通じて密封性が損なわれる。 【0027】そこで図13に示すように、現像枠体12
    aのトナー供給開口12a1の周囲のシール貼付座面1
    2a5の長手方向のトナーシール31の引出側の(自由端)の端部には例えばフェルトのような弾性シール材1
    0hが前述のスリット12a8に向けて設けてある。 【0028】弾性シール材10hは図13に示すようにトナーシール31と重なってトナーシール31を押圧している。 そのため、トナーシール31を引きぬくと、弾性シール材10hはトナーシール31の占めていたスリット12a8を埋めて現像枠体12aの壁へ圧接してトナーは外部へ洩れないようになっている。 【0029】上記弾性シール材10hの取付についてのべる。 図15に示すように現像枠体12aの円弧部12
    a6の一部には長手方向に貫通する角溝12a26が設けてある。 この角溝12a26の底はトナーシール貼付座面12a5と同一面となっている。 角溝12a26に嵌め込むピース10jにフェルト等の弾性シール材10
    hが貼付けてある。 【0030】上記のように構成してあるのでトナーシール31が引きぬかれても、スリット12a8からトナー現像容器12の外部へトナーは洩れないようになっている。 【0031】次に前記現像枠体12aの側部に現像下枠12bを溶着する。 図8に示すように現像枠体12aには前記端部シール34を取り付ける円弧部12a6がトナー供給開口12a1の長手方向両端の位置に設けられている。 この円弧部12a6間にシール貼付座面12a
    5の下側にシール貼付座面12a5に対してほぼ直角方向に平らなフランジ12a16が設けられている(図4、図8参照)。 一方現像下枠12bは長手方向両側で対向する円弧部12a6の対向する面間に入り込み可能な寸法となっている。 そのため、製作上の寸法のばらつきを考慮して、円弧部12a6の対向面間距離Lよりも現像下枠12bは隙間となるべき寸法gの2倍だけ短かい。 フランジ12a16には孔12a17が設けられ、
    この孔12a17に嵌合するダボ12b3が現像下枠1
    2bに設けられている。 孔12a17にダボ12b3を嵌合した状態で現像下枠12bの下面と現像枠体12a
    のフランジ12a16上面が溶着又は接着固定される。
    この際、円弧部12a6と現像下枠12bの対向部には隙間gができる。 この隙間gの大きさは、現像枠体12
    aに現像下枠12bを固定した状態において寸法のばらつきがある。 【0032】現像下枠12b長手方向両端面には外方へ向って突起12b2(図8参照)が設けてある。 現像枠体12aには現像下枠12bが溶着又は接着のためにダボ12b3が孔12a17に嵌合した際に、突起12b
    2が嵌合する凹部12a18が設けられている。 図20
    に示すように凹部12a18と突起12b2の周縁間は隙間g1がある。 この隙間は前述の現像下枠12bと円弧部12a6との対向部間の隙間gとほぼ等しい。 【0033】図8に示すように現像枠体12aの円弧部12a6には端部シール34の貼付け部12a20が設けられている。 この貼付け部12a20は円弧部12a
    6の長手方向外部側円弧部12a21と同一中心線の円弧形の周面を有する。 この中心線とは現像ローラ10d
    が組み付けられたトナー現像容器12における現像ローラ10dの中心である。 貼付け部12a20は円弧部1
    2a6の外部側円弧部12a21の半径よりも小さな半径の円弧面を有し、外部側円弧部12a21より段上りしている。 そして貼付け部12a20は図8に示すように外部側円弧部12a21の周方向端部より内側にて端部が終っている。 【0034】図17、図18、図19に示すように現像枠体12aに現像下枠12bを溶着又は接着した状態では、円弧部12a6と現像下枠12bとの間には切り欠き12dが形成される。 【0035】この切り欠き12dは図21〜図23に示すように感光体ドラム7と現像ローラ10dの両端に設けたスペーサコロ10d1との当接により生じる感光体ドラム7と現像ローラ10d間の隙間(現像隙間という)をとおるレーザー光の光路上にある。 そしてこの光路上にはブレード板金10e2に設けた切り欠き10e
    6、及び、蓋部材13bに設けた孔13b1が位置する。 【0036】図21〜図23において、レーザ光源86
    は感光体ドラム7と現像ローラ10d間の隙間(約30
    0μm)よりも大きな幅を持っている。 レーザ光源86
    から発せられたレーザ光は孔13b1、切り欠き10e
    6、感光体ドラム7と現像ローラ10d間の隙間及び切り欠き12dをとおり受光器87で受光される。 この受光器87で受けたレーザ光の図21の紙面に平行な方向の幅は感光体ドラム7と現像ローラ10dとの間の隙間と等しい。 これによって前記現像隙間を知ることができる。 【0037】このようなレーザ光による上記感光体ドラム7と現像ローラ10d間の隙間の計測は感光体ドラム7の長手方向の両端部2個所で行われる。 従って、孔1
    3b1、切り欠き10e6,12dは少なくとも長手方向両端部2個所に設けられている。 【0038】現像枠体12aに現像下枠12bを溶着した後に端部シール34及びシール35を取り付ける。 【0039】端部シール34は図16に示すように現像ローラ10d及び現像ブレード10eの両端部と現像枠体12a間を密封するものであって現像ローラ10dに沿うて現像ローラ10dに接触する円弧部34aと、ブレード板金10e2の長手方向両端部の背面に沿う直線部34bとを一体としてある。 円弧部34aの外径側は現像枠体12aの円弧部12a6の貼付け部12a20
    に貼付する。 【0040】更に図4に示すように現像枠体12aのトナー排出開口12a1の上方に形成したブレード取付座面12a4間に長手方向に従って発泡ウレタン等からなるシール35を取り付け、ブレード取付座面12a4に現像ブレード10eをねじ止めして取り付ける。 これによって、ブレード板金10e2と現像枠体12a間でシール35を圧縮してブレード板金10e2と現像枠体1
    2a間が密封される。 【0041】現像枠体12aの一方端には図16、図2
    4に示す現像ホルダ36が固定され、他方端には図1
    6、図25に示す現像ホルダ37が夫々固定されている。 現像ホルダ36,37は夫々小ねじ56,57でもって現像枠体12aに固定される。 【0042】現像ローラ10dの一方端の軸10d2は図15、図16に示す現像ホルダ37と一体の軸である固定軸受33bに嵌合する。 そして、現像ローラ10d
    の他方端の軸受33aはその軸受孔33a2を現像ローラ軸10d2に嵌め込み、図15に示すように、現像枠体12aの長手方向の一方端の外側に設けた位置決めダボ12a7に孔33a4を嵌め込む。 次に現像ローラ軸10d2に現像ローラギア10fを嵌合する。 そして軸受33aの嵌合部33a3に現像ホルダ36の欠円筒形嵌合部36aを嵌合する。 この際、現像ローラギア10
    fは現像ホルダ36のギア収納部36bに収まる。 そこで、小ねじ56を現像ホルダ36の孔36c、軸受33
    aの孔33a1を挿通させて現像枠体12aのめねじ1
    2a13にねじ込み固定する。 なお現像ホルダ36外のギア収納部36bは欠円筒形であって、トナー現像容器12とクリーニング容器13を結合する際に、現像ローラギア10fはギア収納部36bの欠けている部分を通じてドラムギア51aと噛合う。 【0043】現像ホルダ36,37には、トナー現像容器12とクリーニング容器13を結合するための結合部としてのアーム部38が一体的に形成してある。 【0044】そして、前記現像手段を構成する各部材を組み付けたトナー現像容器12と、感光体ドラム7や帯電ローラ8及びクリーニング手段11を構成する各部材を組み付けたクリーニング容器13とを前記アーム部3
    8を介して結合してプロセスカートリッジBを構成する。 【0045】(トナー現像容器とクリーニング容器の結合構成)次にトナー現像容器12とクリーニング容器1
    3の結合構成について、図7、図11、図24、図2
    5、図26を参照して説明する。 尚、図7及び図11は両容器12,13の結合を説明するための側面図及び斜視図であり、図26は結合部分の内部の説明図、図2
    4、図25はトナー現像容器12の結合部分の側面図である。 また、両容器12,13は長手方向両側のアーム38を介して回動可能に結合するが、その構成は左右ほぼ同一であるために、ここでは一方側のみについて説明する。 ただし、異なる部分は左右両側について説明する。 【0046】図11、図24に示すように現像枠体12
    aには、ばね取付部12a28が一体的に形成してあり、ばね取付部12a28には圧縮コイルばね40が取り付けてある。 圧縮コイルばね40の位置は現像枠体1
    2aの長手方向の一方端であって、アーム部38から短手方向に離れて、アーム部38に平行して立設されている。 また圧縮コイルばね40を設ける長手方向の一方端のアーム部38の先端部には、後述するピン41が貫通する貫通穴38bが形成してある。 また図26に示すようにクリーニング容器13の外側壁面13qにはピン4
    1が貫通する孔13cが形成してあると共に、その内側壁面13dにはピン41を圧入するための孔13eが形成してある。 前記孔13cと孔13eは感光体ドラム7
    と平行な軸上にある。 クリーニング容器13の長手方向他方側のアーム部38に設けた長孔38b1と孔38b
    の夫々の中心を結んだ軸線は孔13c,13eの中心をとおる。 この長孔38b1は感光体ドラム7と現像ローラ10dの中心を結ぶ線に平行な方向に長く設けられていると共に穴幅はピン41と等しい。 【0047】上記構成において、トナー現像容器12とクリーニング容器13とを結合する場合には、図7及び図11に示すように、トナー現像容器12に設けたアーム部38をクリーニング容器13の凹部13hへ進入させ、ピン41をクリーニング容器13に設けた孔13
    c,13cからアーム部38の貫通孔38b,長孔38
    b1の順に夫々貫通させ、且つ内側壁面13dの孔13
    e,13eに夫々圧入する。 これによってトナー現像容器12とクリーニング容器13とはピン41を中心にして回動可能に結合される。 このとき、現像枠体12aに取り付けてある圧縮コイルばね40はクリーニング容器13のばね座13f(図26参照)に接触後圧縮される。 そこで感光体ドラム7と現像ローラ10dとはピン41を中心とするモーメントで付勢され感光体ドラム7
    に対して現像ローラ10dのスペーサコロ10d1が圧接する。 【0048】上述のように長孔38b1を設けてあるため、感光体ドラム7と現像ローラ10dのスぺーサコロ10d1は夫々の母線で接触する。 この母線は感光体ドラム7及び現像ローラ10dの中心線と平行である。 【0049】一方、前記圧縮コイルばね40を設けた長手方向の一方端とは反対側の端面部は図7に示される。
    クリーニング容器13のばね掛け13pとトナー現像容器12の現像枠体12aに設けたばね掛け12a29に引張りコイルばね59の両端を係止してある。 この引張りコイルばね59の張設方向は感光体ドラム7と現像ローラ10dの中心を結ぶ線にほぼ平行している。 【0050】これにより、圧縮コイルばね40及び引張コイルばね59の付勢によってトナー現像容器12に取り付けた現像ローラ10dがクリーニング容器13に取り付けた感光体ドラム7側に押圧され、該現像ローラ1
    0dの長手方向両端に取り付けたスペーサコロ10d1
    が感光体ドラム7に当接して感光体ドラム7に対する現像ローラ10dが位置決めされる。 また、このとき感光体ドラム7の側端に固定したドラムギア51aが現像ローラ10dの側端に固定した現像ローラギア10fと噛合し、駆動力の伝達が可能となる。 【0051】(感光体ドラムと現像ローラの離間)感光体ドラム7と現像ローラ10dとが互いに当接した状態では当然ドラムギア51aと現像ローラギア10fとが噛合っている。 ドラムギア51aと現像ローラギア10
    fとが噛合った状態で輸送すると輸送の振動によってそれらのギアの歯面が互いにぶつかり合って回転してしまう。 この回転が常に図28の矢印A方向(画像を形成するための作動時回転方向)であれば問題無いが、振動によって生じる回転であるから矢印B方向に回転する事態も当然ある。 矢印B方向即ち感光体ドラム7と現像ローラ10dとが作動時と反対方向に回転すると、最悪の場合、吹出し防止シートが現像ローラに対してカウンター方向に当接することになるので吹出し防止シートが捲かれてしまうこともある。 【0052】そこで、本実施の形態ではドラムギア51
    aと現像ローラギア10fの噛合いの背隙を、輸送時の振動によってそれら歯面がぶつからないよう画像形成時の背隙より大きくした状態で物流することとした。 勿論、噛合いを外した状態で物流することとしても良い。 【0053】図30に示すようにドラムギア51aと現像ローラギア10fとの背隙を大きくした状態又は噛み合いが外れた状態を保つための手段を次に示す。 図29
    ではドラムギア51aと現像ローラギア10fの噛み合いを外した状態で、トナー現像容器12とクリーニング容器13にわたってテープ81を貼り付けた。 図31は上述のようにしてテープ81を貼り付けた斜視図である。 【0054】ドラムギア51aと現像ローラギア10f
    の噛み合いを外すには、図29に示す矢印Nで示すようにトナー現像容器12とクリーニング容器13をピン4
    1で枢着してある点Pをとおる垂直面を間にして感光体ドラム7、現像ローラ10dを設けてある側とは反対側でトナー現像容器12、クリーニング容器13を近ずけるように力を加える。 この際、感光体ドラム7と現像ローラ10dを加圧するための圧縮コイルばね40(図1
    1参照)及び引張コイルばね59(図7参照)のばね力に抗して力を加える。 従って、テープ81には前記ばね40,59に基づいて張力が働く。 そこで、テープ81
    は物流時における引張りに対する応力が許容範囲となるように幅と厚みを有すると共にトナー現像枠体12a及びクリーニング容器13への貼り付け部がばね40,5
    9のばね力によりトナー現像容器12とクリーニング容器13に働く力で剥離されない種類の接着剤を又は粘着剤を用いる。 【0055】尚、上述において、感光体ドラム7と現像ローラ10dを引き離す方向へ移動すると、ドラムギア51aと現像ローラギア10fは背隙が大きくなると共に、噛み合いに与える歯面も互いに離間するものである。 【0056】テープ81としては接着テープを用いると施工が簡単である。 【0057】テープ81は一本のテープであって現像ローラ10dの長手方向に関し、プロセスカートリッジB
    のほぼ中央部に配設されている。 これによって、トナー現像容器12及びクリーニング容器13に偏荷重が加わらず、異形のひずみが容器12,13に生じない。 【0058】テープ81はクリーニング容器13に貼り付けた端部を二つ折りにして容器面に対して立ててつまみ81aとしている。 これによって、テープ81はつまみ81aをもって剥離可能である。 【0059】プロセスカートリッジBの製造が完了した後、テープ81で現像ローラギア10fとドラムギア5
    1aの背隙を大きくされた状態又は噛合いを外された状態のプロセスカートリッジBは出荷される。 そしてユーザーがこのプロセスカートリッジBを画像形成装置本体14に装着する前に、つまみ81aをもってテープ81
    を剥す。 または、テープ81のトナー現像容器12又はクリーニング容器13に貼り付けられていない中間部に鋏を入れて切断する。 すると、ばね40,59のばね力でピン41を中心にトナー現像容器12とクリーニング容器13が回動して現像ローラギア10fとドラムギア51aが噛合う。 同時にスペーサコロ10d1と感光体ドラム7が圧接する。 【0060】上述の、現像ローラギア10dとドラムギア51aの噛合いを外した状態では感光体ドラム7へ画像光を入口するための露光開口9は閉じている。 従って、ドラムシャッタ部材28と併せて感光体ドラム7はほぼ完全に曝露されなくなる。 【0061】なお、現像ローラギア10fとドラムギア51aの噛合いを外して物流すれば、現像ローラ10d
    と感光体ドラム7間の隙間(約300μm)がプロセスカートリッジBに大きな外力が加わってなくなり、現像ローラ10dと感光体ドラム7の画像領域部分が接触することが防止される。 【0062】〔実施の形態2〕以下、本発明の実施の形態2を図面に従って説明する。 【0063】先ず、本発明の実施の形態の画像形成装置及びプロセスカートリッジの全体の構成を説明し、次にプロセスカートリッジの組立方法を説明する。 そして最後にプロセスカートリッジを分解再組立する際の工程及び組立てられたプロセスカートリッジについて説明する。 【0064】プロセスカートリッジ及びこれを装着可能な画像形成装置について、図32乃至図36を参照して具体的に説明する。 尚、ここでは説明の順序として、まずプロセスカートリッジ及びこれを用いる画像形成装置の全体構成について説明し、次にカートリッジ枠体の構成について説明し、更に枠体の結合構成について説明する。 【0065】{全体構成}この電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ)Aは、図32に示すように、光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の電子写真感光体へ照射して該感光体に潜像を形成し、この潜像を現像してトナー像を形成する。 そして前記トナー像の形成と同期して、記録媒体2を給紙カセット3aからピックアップローラ3b及び記録媒体2の上面両角に圧接する分離爪3cで一枚ずつ分離給送すると共に、搬送路3d、レジストローラ対3e等からなる搬送手段3で搬送し、且つプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された前記電子写真感光体に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧印加することによって記録媒体2に転写し、その記録媒体2を搬送路3fをとおり定着手段5へと搬送する。 この定着手段5は駆動ローラ5aと、ヒータ5bを内蔵する定着ローラ5cからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写トナー像を定着する。 そしてこの記録媒体2を排出ローラ3g,3hで搬送し、反転搬送経路を通して排出部6へと排出如く構成している。 【0066】一方、前記プロセスカートリッジBは、電子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。 ここでプロセス手段としては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表面に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニング手段等がある。 本実施の形態のプロセスカートリッジBは、図35に示すように、感光層を有する、ドラム形状の電子写真感光体である電子写真感光体ドラム7を回転し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印加して前記感光体ドラム7の表面を一様に帯電し、この帯電した感光体ドラム7に対して前記光学系1からの光像を開口部9を介して露光して潜像を形成し、該潜像を現像手段10によって現像するように構成している。 【0067】前記現像手段10は、トナー収納部10a
    内のトナーを送り手段である回転可能なトナー送り部材10b1,10b2で送り出し、固定磁石を内蔵した現像部材である現像ローラ10dを回転させると共に、現像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー像を形成して可視像化するものである。 ここで、現像ローラ10dは、感光体ドラム7へトナーを供給するものである。 また、現像ブレード10eは、現像ローラ10dの表面に付着するトナー層の厚さを規制するものである。 【0068】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート11bによってすくい取り、除去トナー収納部11cへ集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去するように構成している。 【0069】{カートリッジ装着手段}感光体ドラム7
    等の各部材はトナー現像容器12と、クリーニング容器13とを結合したカートリッジ枠体内に収容支持されてカートリッジ化され、装置本体14に装着される。 【0070】カートリッジ装着手段は、軸15a(図3
    2、図33参照)を中心にして開閉部材15を開くと、
    図33に示すように、カートリッジ装着スペースの左右両側面に対向して前下がりに形成したガイド溝16が略対称に設けてある。 このガイド溝16は略直線状である。 更に前記ガイド溝16の入口側には本体側位置決め部16cが設けてある。 【0071】一方、前記ガイド溝16に対応してプロセスカートリッジBの長手方向両外側面には、ガイド溝1
    6に沿ってガイドされるガイド部が形成してある。 このガイド部は、カートリッジ枠体の長手方向両外側面の略左右対称位置から突出するように構成したものであり、
    図36に示すように、ボス18とリブ19を一体化して構成している。 前記ボス18及びリブ19は感光体ドラム7を取り付けるクリーニング容器13に一体的に形成してあり、ボス18は感光体ドラム7の回転軸に延長線上に位置し、リブ19は前記ボス18から連続して図5
    の矢印Cに示すプロセスカートリッジBの挿入方向前方にガイド溝16の形状に合わせて下斜め方向へ延設している。 【0072】上記構成において、プロセスカートリッジBを装着する場合には、図33に示すように、開閉部材15を開いてリブ19をガイド溝16に嵌めてプロセスカートリッジBを装置本体14内に挿入する。 プロセスカートリッジBのボス18がガイド溝16の入口に形成した本体位置決め部16cに着座する。 これにより、感光体ドラム7の側端に固着したドラムギア51aが装置本体14側の駆動ギア22(図33参照)と噛合し、プロセスカートリッジBへ駆動力を伝達可能となる。 【0073】次に開閉部材15を閉じると、開閉部材1
    5と連動しているシャッタ開レバー55が軸55cを中心にして位置55aから55bまで反時計回りに回動して図10に示すドラムシャッタ部材28に設けたピン2
    8aに係合してドラムシャッタ部材28をクリーニング容器13に枢着しているピン29を中心にしてねじりコイルばね27のばね力に抗して転写開口13nを開く。
    なお、ねじりコイルばね27がピン29に挿入され、一端がクリーニング容器13に係止され、他端がドラムシャッタ部材28に係止されることによって、開閉部材1
    5が開いた状態及びプロセスカートリッジBが装置本体14外にあるときは、ばね力でドラムシャッタ部材28
    は転写開口13nを閉じている。 【0074】前記プロセスカートリッジBを取り出す場合には、開閉部材15を開くとシャッタ開レバー55が軸55cを中心にして位置55bから55aに戻る。 そこでドラムシャッタ部材28はピン29を中心にしてねじりコイルばね27のばね力で回動し転写開口13nを閉じる。 この状態のプロセスカートリッジBをボス18
    が位置決め部16cから離れるように引き上げた後、リブ19をガイド溝16に沿わせながらプロセスカートリッジBを図33の右斜め方向へ引き上げて取り出すことが出来る。 【0075】{カートリッジ枠体の構成}次にカートリッジ枠体の構成について説明する。 このカートリッジ枠体はポリスチロール樹脂を射出成形して構成したものであり、図35に示すように、現像枠体12aの側部に現像下枠12bを溶着すると共に、上部に蓋部材12cを溶着してトナー現像容器12を構成する。 また、クリーニング容器13はクリーニング枠体13aの上部に蓋部材13bを溶着して一体の容器としている。 そして、トナー現像容器12にクリーニング容器13を結合してカートリッジ枠体を構成する。 【0076】現像枠体12aは側部にトナー供給開口1
    2a1を有すると共に、図44、図45に示すように長手方向一方側面にトナー充填口12a2を有する。 また、現像枠体12aの内部には長手方向に不図示の複数の支持部材が起立して設けてある。 ここで、トナー供給開口12a1は、トナー収納部10a内に収納されているトナーtを、現像ローラ10dへ供給するためのものである。 トナー収納部10d内のトナーtは、トナー供給開口12a1を通過して現像ローラ10dへ供給される。 【0077】現像手段を組み付ける場合には、図35、
    図44に示すように現像枠体12a内にトナー送り部材10b1,10b2を組み込んだ後に、現像容器12に蓋部材12cを溶着する。 次にトナー現像容器12のトナー供給開口12a1の周囲に形成したシール貼付座面12a5にフィルム状のトナーシール31を溶着して該開口12a1をシールする。 その次にトナー充填口12
    a2からトナーを充填した後、該充填口12a2にキャップ32で蓋をしてトナー収納部10aを密封する。
    尚、トナー供給開口12a1をシールしたトナーシール31は、図44に示すように、開口12a1の長手方向一方側で折り返し、自由端側を現像枠体12aに設けたスリット12a8から外部に引き出しておく。 このトナーシール31はプロセスカートリッジBを使用する際に、前記自由端をもって引き抜き除去するものである。 【0078】トナーシール31を外部へ引き出すと、トナー現像容器12にトナーシール31が通過する部分で内外に通じて密封性が損なわれる。 【0079】そこで図44に示すように、現像枠体12
    aのトナー供給開口12a1の周囲のシール貼付座面1
    2a5の長手方向のトナーシール31の引出側の(自由端)の端部には例えばフェルトのような弾性シール材1
    0hが前述のスリット12a8に向けて設けてある。 【0080】弾性シール材10hは図44に示すようにトナーシール31と重なってトナーシール31を押圧している。 そのため、トナーシール31を引きぬくと、弾性シール材10hはトナーシール31の占めていたスリット12a8を埋めて現像枠体12aの壁へ圧接してトナーは外部へ洩れないようになっている。 【0081】上記弾性シール材10hの取付についてのべる。 図46に示すように現像枠体12aの円弧部12
    a6の一部には長手方向に貫通する角溝12a26が設けてある。 この角溝12a26の底はトナーシール貼付座面12a5と同一面となっている。 角溝12a26に嵌め込むピース10jにフェルト等の弾性シール材10
    hが貼付けてある。 【0082】上記のように構成してあるのでトナーシール31が引きぬかれても、スリット12a8からトナー現像容器12の外部へトナーは洩れないようになっている。 【0083】次に前記現像枠体12aの側部に現像下枠12bを溶着する。 図39に示すように現像枠体12a
    には前記端部シール34を取り付ける円弧部12a6がトナー供給開口12a1の長手方向両端の位置に設けられている。 この円弧部12a6間にシール貼付座面12
    a5の下側にシール貼付座面12a5に対してほぼ直角方向に平らなフランジ12a16が設けられている(図35、図39参照)。 一方現像下枠12bは長手方向両側で対向する円弧部12a6の対向する面間に入り込み可能な寸法となっている。 そのため、製作上の寸法のばらつきを考慮して、円弧部12a6の対向面間距離Lよりも現像下枠12bは隙間となるべき寸法gの2倍だけ短かい。 フランジ12a16には孔12a17が設けられ、この孔12a17に嵌合するダボ12b3が現像下枠12bに設けられている。 孔12a17にダボ12b
    3を嵌合した状態で現像下枠12bの下面と現像枠体1
    2aのフランジ12a16上面が溶着又は接着固定される。 この際、円弧部12a6と現像下枠12bの対向部には隙間gができる。 この隙間gの大きさは、現像枠体12aに現像下枠12bを固定した状態において寸法のばらつきがある。 【0084】現像下枠12b長手方向両端面には外方へ向って突起12b2(図35、図39参照)が設けてある。 現像枠体12aには現像下枠12bが溶着又は接着のためにダボ12b3が孔12a17に嵌合した際に、
    突起12b2が嵌合する凹部12a18が設けられている。 図49、図50、図51、図65に示すように凹部12a18と突起12b2の周縁間とは外部から見て隙間g1がある。 この隙間は前述の現像下枠12bと円弧部12a6との対向部間の隙間gとほぼ等しい。 【0085】図65に示すように突起12b2と前記凹部12a18間はシール材39を介装して密封されている。 【0086】図39に示すように現像枠体12aの円弧部12a6には端部シール34の貼付け部12a20が設けられている。 この貼付け部12a20は円弧部12
    a6の長手方向外部側円弧部12a21と同一中心線の円弧形の周面を有する。 上記中心線とはトナー現像容器12に組み付けられた現像ローラ10dの中心線である。 貼付け部12a20は円弧部12a6の外部側円弧部12a21の半径よりも小さな半径の円弧面を有し、
    外部側円弧部12a21より段上りしている。 そして貼付け部12a20は図8に示すように外部側円弧部12
    a21の周方向端部より内側にて端部が終っている。 【0087】図48、図49、図50に示すように現像枠体12aに現像下枠12bを溶着又は接着した状態では、円弧部12a6と現像下枠12bとの間には切り欠き12dが形成される。 【0088】この切り欠き12dは図52〜図54に示すように感光体ドラム7と現像ローラ10dの両端に設けたスペーサコロ10d1との当接より生じる感光体ドラム7と現像ローラ10d間の隙間(現像隙間という)
    をとおるレーザー光の光路上にある。 そしてこの光路上にはクリーニング枠体13aに設けた孔13b3が位置する。 【0089】図52〜図54において、レーザ光源86
    は感光体ドラム7と現像ローラ10d間の隙間(約30
    0μm)よりも大きな幅を持っている。 レーザ光源86
    から発せられたレーザ光は孔13b3、感光体ドラム7
    と現像ローラ10d間の隙間及び切り欠き12dをとおり受光器87で受光される。 この受光器87で受けたレーザ光の図52の紙面に平行な方向の幅は感光体ドラム7と現像ローラ10dとの間の隙間と等しい。 これによって前記現像隙間を知ることができる。 【0090】このようなレーザ光による上記感光体ドラム7と現像ローラ10d間の隙間の計測は感光体ドラム7の長手方向の両端部2個所で行われる。 従って、孔1
    3b3、切り欠き12dは長手方向2個所に設けられている。 【0091】現像枠体12aに現像下枠12bを溶着した後に端部シール34及びシール35を取り付ける。 【0092】端部シール34は図46、図47に示すように現像ローラ10d及び現像ブレード10eの両端部と現像枠体12a間を密封するものであって現像ローラ10dに沿うて接触する円弧部34aと、ブレード板金10e2の長手方向両端部の背面に沿うて接触する直線部34bとを一体としてある。 円弧部34aの外径側は現像枠体12aの円弧部12a6に貼付する。 【0093】更に図35に示すように現像枠体12aのトナー排出開口12a1の上方に形成したブレード取付座面12a4間に長手方向に従って発泡ウレタン等からなるシール35を取り付け、ブレード取付座面12a4
    に現像ブレード10eをねじ止めして取り付ける。 これによって、ブレード板金10e2と現像枠体12a間でシール35を圧縮してブレード板金10e2と現像枠体12a間が密封される。 【0094】現像枠体12aの一方端には図55に示す現像ホルダ37が固定され、他方端には図56に示す現像ホルダ36が夫々固定されている。 現像ホルダ36,
    37は夫々小ねじ56,57でもって現像枠体12aに固定される。 【0095】現像ローラ10dの一方端の軸10d2は図46に示すホルダ37と一体の軸受33bに嵌合する。 そして、現像ローラ10dの他方端の軸受33aはその軸受孔33a2を現像ローラ軸10d2に嵌め込み、図46に示すように、現像枠体12aの長手方向の一方端の外側に設けた位置決めダボ12a7に孔33a
    4を嵌め込む。 次に現像ローラ軸10d2に現像ローラギア10fを嵌合する。 そして現像ホルダ36の孔36
    dを軸受33aの孔33a4から突出した位置決めダボ12a7に嵌合する。 この際、現像ローラギア10fは現像ホルダ36のギア収納部36bに収まる。 そこで、
    小ねじ56を現像ホルダ36の孔36c、軸受33aの孔33a1を挿通させて現像枠体12aのめねじ12a
    13にねじ込み固定する。 なお現像ホルダ36外のギア収納部36bは欠円筒形であって、トナー現像容器12
    とクリーニング容器13を結合する際に、現像ローラギア10fはギア収納部36bの欠けている部分を通じてドラムギア51aと噛合う。 【0096】現像ホルダ37には、トナー現像容器12
    とクリーニング容器13を結合するための結合部としての長手方向一方端のアーム部38が一体的に形成してある。 長手方向の他方端におけるアーム部38は現像枠体12aと一体に成形してある。 【0097】そして、前記現像手段を構成する各部材を組み付けたトナー現像容器12と、感光体ドラム7や帯電ローラ8及びクリーニング手段11を構成する各部材を組み付けたクリーニング容器13とを前記アーム部3
    8を介して結合してプロセスカートリッジBを構成する。 【0098】{トナー現像容器とクリーニング容器の結合構成}次にトナー現像容器12とクリーニング容器1
    3の結合構成について、図38、図42、図55、図5
    6、図57を参照して説明する。 尚、図38及び図42
    は両容器12,13の結合を説明するための側面図及び斜視図であり、図57は結合部分の内部の説明図、図5
    5、図57はトナー現像容器12の結合部分の側面図である。 また、両容器12,13は長手方向両側のアーム38を介して回動可能に結合するが、その構成は左右ほぼ同一であるために、ここでは一方側のみについて説明する。 ただし、アーム部38が左右で異なる部分はその都度説明を加える。 【0099】アーム部38の先端部には、後述するピン41が貫通する貫通孔38b,長孔38b1が形成してある。 また図57に示すようにクリーニング容器13の外側壁面13qにはピン41が貫通する孔13cが形成してあると共に、その内側壁面13dにはピン41を圧入するための孔13eが形成してある。 前記孔13cと孔13eは感光体ドラム7と平行な軸上にある。 クリーニング容器13の長手方向他方側のアーム部38に設けた長孔38b1と孔13eの夫々の中心を結んだ軸線は孔13c,13eをとおる。 この長孔38b1は感光体ドラム7と現像ローラ10dの中心を結ぶ線に平行な方向に長く設けられていると共に穴幅はピン41と等しい。 【0100】上記構成において、トナー現像容器12とクリーニング容器13とを結合する場合には、図42及び図57に示すように、トナー現像容器12に設けたアーム部38をクリーニング容器13の凹部13hへ進入させ、ピン41をクリーニング容器13に設けた孔13
    c,13cからアーム部38の貫通孔38b,長孔38
    b1の順に夫々貫通させ、且つ内側壁面13dの孔13
    e,13eに夫々圧入する。 これによってトナー現像容器12とクリーニング容器13とはピン41を中心にして回動可能に結合される。 【0101】上述のように長孔38b1を設けてあるため、感光体ドラム7と現像ローラ10dのスぺーサコロ10d1は夫々の母線で接触する。 【0102】プロセスカートリッジBの長手方向の両端において、クリーニング容器13のばね掛け13pとトナー現像容器12の現像枠体12aに設けたばね掛け1
    2a29に夫々引張りコイルばね59の両端を係止する。 この引張りコイルばね59の張設方向は感光体ドラム7と現像ローラ10dの中心を結ぶ線にほぼ平行している。 【0103】これにより、引張コイルばね59の付勢によってトナー現像容器12に取り付けた現像ローラ10
    dがクリーニング容器13に取り付けた感光体ドラム7
    側に押圧され、該現像ローラ10dの長手方向両端に取り付けたスペーサコロ10d1が感光体ドラム7に当接して感光体ドラム7に対する現像ローラ10dが位置決めされる。 また、このとき感光体ドラム7の側端に固定したドラムギア51aが現像ローラ10dの側端に固定した現像ローラギア10fと噛合し、駆動力の伝達が可能となる。 【0104】(感光体ドラムと現像ローラの離間)感光体ドラム7と現像ローラ10dとが互いに当接した状態では当然ドラムギア51aと現像ローラギア10fとが噛合っている。 ドラムギア51aと現像ローラギア10
    fとが噛合った状態で輸送すると輸送の振動によってそれらのギアの歯面が互いにぶつかり合って回転してしまう。 この回転が常に図28の矢印A方向(作動時回転方向)であれば問題無いが、振動によって生じる回転であるから矢印B方向に回転する事態も当然ある。 矢印B方向即ち感光体ドラム7と現像ローラ10dとが作動時と反対方向に回転すると、最悪の場合、吹出し防止シートが現像ローラに対してカウンター方向に当接することになるので吹出し防止シートが捲かれてしまうこともある。 【0105】そこで、本実施の形態ではドラムギア51
    aと現像ローラギア10fの噛合いの背隙を、輸送時の振動によってそれら歯面がぶつからないよう画像形成時の背隙より大きくした状態で物流することとした。 勿論、噛合いを外した状態で物流することとしても良い。 【0106】図30に示すようにドラムギア51aと現像ローラギア10fとの背隙を大きくした状態又は噛み合いが外れた状態を保つための手段を次に示す。 図5
    9、図60ではドラムギア51aと現像ローラギア10
    fの噛み合いを外した状態で、トナー現像容器12とクリーニング容器13にわたってテープ81を貼り付けた。 【0107】ドラムギア51aと現像ローラギア10f
    の噛み合いを外すには、図59に示す矢印Nで示すようにトナー現像容器12とクリーニング容器13をピン4
    1で枢着してある点Pをとおる垂直面を間にして感光体ドラム7、現像ローラ10dを設けてある側とは反対側でトナー現像容器12、クリーニング容器13を近ずけるように力を加える。 この際、感光体ドラム7と現像ローラ10dを加圧するための引張コイルばね59(図3
    7、図38参照)のばね力に抗して力を加える。 従って、テープ81には前記ばね59に基づいて張力が働く。 そこで、テープ81は物流時における引張りに対する応力が許容範囲となるように幅と厚みを有すると共にトナー現像枠体12及びクリーニング容器13への貼り付け部が剥離されない種類の接着剤を又は粘着剤を用いる。 【0108】実施の形態2についてはその他の点で実施の形態1の説明を援用する。 【0109】上述した本発明の実施の形態をまとめると共に説明を補足すれば次のとおりである。 【0110】第1は、電子写真画像形成装置本体14に着脱可能なプロセスカートリッジBにおいて、同軸にギア51aを固定された電子写真感光体ドラム7と、電子写真感光体ドラム7に形成された静電潜像にトナーを用いて現像するための現像ローラであって、電子写真感光体ドラム7に固定されたギア51aと噛合うギア10f
    を同軸に固定された現像ローラ10dと、電子写真感光体ドラム7を支持するクリーニング容器13と、現像ローラ10dを支持するトナー現像容器12と、電子写真感光体ドラム7と現像ローラ10dを離接可能にクリーニング容器13とトナー現像容器12を結合するための結合部材と、電子写真感光体ドラム7と現像ローラ10
    dを接する方向に付勢する付勢部材であるばね40,5
    9と、を有し、現像ローラ10dと電子写真感光体ドラム7のギア51aを噛合いを外して、噛合いを外した状態、若しくは前記現像ローラと電子写真感光体ドラムのギアの噛合いの背隙が画像形成時より大きくした状態、
    を保持したままとしたプロセスカートリッジである。 【0111】第2は第1において、結合部材はクリーニング容器13とトナー現像容器13を回動可能に結合するピン41である。 【0112】第3は第2において、現像ローラ10dと電子写真感光体ドラム7のギア10f,51aの噛合いを外すのはトナー現像容器12とクリーニング容器13
    を結合しているピン41を間にして現像ローラ10dとは反対側においてトナー現像容器12とクリーニング容器13を互いに近づくように力を加えて行う。 【0113】第4は第3において、現像ローラ10dと電子写真感光体ドラム7にギア10f,51aの噛合いが外れた状態を保持したままとするのは、トナー現像容器12とクリーニング容器13を結合しているピン41
    を間にして現像ローラ10dとは反対側において、トナー現像容器12とクリーニング容器13の両者にわたってテープ81を貼り付ける。 【0114】第5は第4において、テープ81は剥離または切断可能である。 【0115】第6は第5において、テープ81は接着テープである。 【0116】第7は第4から第6の何れか1つにおいて、テープ81は一本のテープであって、現像ローラ1
    0dの長手方向の位置に関し、ほぼ中央部に配設されている。 【0117】第8は第4から第7の何れか1つにおいて、テープ81は一端につまみ81aを有する。 【0118】第9は第4から第8の何れか1つにおいて、テープ81は外部から見える面にプロセスカートリッジBを使用前剥離または切断することが記載されている。 【0119】第10は第1から第9の何れか1つにおいて、現像ローラ10dと電子写真感光体ドラム7のギア10d,51aの噛合いが外れた状態を保持するのはプロセスカートリッジBの製造が完了した後、出荷されて電子写真画像形成装置本体14に装着される前までである。 【0120】第11は第1において、クリーニング容器13とトナー現像容器12間には、結合部材であるピン41を間にして電子写真感光体ドラム7とは反対側の端部に電子写真感光体ドラム7を露光を入光するための開口9を有し、電子写真感光体ドラム7及び現像ローラ1
    0dのギア10d,51aを離間した際、前記開口9が閉じる。 【0121】 【発明の効果】本発明によれば、付勢部材の付勢力に抗して、ドラムギアと現像ローラギアとの噛合いを外した状態、若しくは、 輸送時の振動によってドラムギアの歯
    面と現像ローラギアの歯面とがぶつからないようにドラ<br>ムギアと現像ローラギアの背隙を画像形成時よりも大きくした状態を保持するように、 クリーニング容器とトナ
    ー現像容器とを回動可能に結合している結合部材を間に
    して現像ローラとは反対側において、クリーニング容器とトナー現像容器とにわたって貼り付けられたテープを有する。 そこで、本発明によれば、現像ローラギアとドラムギアの噛合いを外した状態でプロセスカートリッジを物流することができる。 したがって、プロセスカートリッジの物流時に、現像ローラが画像形成時とは逆方向に回転することを防止できる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】電子写真画像形成装置の縦断面図である。 【図2】電子写真画像形成装置の縦断面図である。 【図3】電子写真画像形成装置の斜視図である。 【図4】プロセスカートリッジの縦断面図である。 【図5】プロセスカートリッジの斜視図である。 【図6】プロセスカートリッジの側面図である。 【図7】プロセスカートリッジの一部断面で示す側面図である。 【図8】トナー現像容器の枠体構成を示す平面図である。 【図9】ドラムシャッタを示す側面図である。 【図10】プロセスカートリッジの平面図である。 【図11】トナー現像容器とクリーニング容器の分解斜視図である。 【図12】クリーニング容器の展開模式図である。 【図13】トナー現像容器の平断面図である。 【図14】現像ローラが取り付いていないトナー現像容器の斜視図である。 【図15】現像ローラ支持手段を示す分解斜視図である。 【図16】トナー現像容器の分解斜視図である。 【図17】現像ローラ及び現像ブレードを取り外したトナー現像容器の平面図である。 【図18】図17のE部拡大図である。 【図19】図17のF部拡大図である【図20】トナー現像容器のプロセスカートリッジ装着方向に対向して見る正面図である。 【図21】プロセスカートリッジの縦断面図である。 【図22】プロセスカートリッジの側面図である。 【図23】プロセスカートリッジの側面図である。 【図24】トナー現像容器の側面図である。 【図25】トナー現像容器の側面図である。 【図26】トナー現像容器とクリーニング容器の結合部を示す縦断面図である。 【図27】トナー現像容器とクリーニング容器の斜視図である。 【図28】画像形成のため作用時の感光体ドラムと現像ローラを示す斜視図である。 【図29】物流過程におけるプロセスカートリッジの縦断面図である。 【図30】物流過程における感光体ドラムと帯電ローラの関係を示す斜視図である。 【図31】物流過程におけるプロセスカートリッジの斜視図である。 【図32】電子写真画像形成装置の縦断面図である。 【図33】電子写真画像形成装置の縦断面図である。 【図34】電子写真画像形成装置の斜視図である。 【図35】プロセスカートリッジの縦断面図である。 【図36】プロセスカートリッジの斜視図である。 【図37】プロセスカートリッジの側面図である。 【図38】プロセスカートリッジの一部断面で示す側面図である。 【図39】トナー現像容器の枠体構成を示す平面図である。 【図40】ドラムシャッタを示す側面図である。 【図41】プロセスカートリッジの平面図である。 【図42】トナー現像容器とクリーニング容器の分解斜視図である。 【図43】クリーニング容器の展開模式図である。 【図44】トナー現像容器の水平断面図である。 【図45】現像ローラが取り付いていないトナー現像容器の斜視図である。 【図46】現像ローラ支持手段を示す分解斜視図である。 【図47】トナー現像容器の分解斜視図である。 【図48】現像ローラ及び現像ブレードを取り外したトナー現像容器の平面図である。 【図49】図48のE部拡大図である。 【図50】図48のF部拡大図である【図51】トナー現像容器のプロセスカートリッジ装着方向に対向して見る正面図である。 【図52】プロセスカートリッジの縦断面図である。 【図53】プロセスカートリッジの側面図である。 【図54】プロセスカートリッジの側面図である。 【図55】トナー現像容器の側面図である。 【図56】トナー現像容器の側面図である。 【図57】トナー現像容器とクリーニング容器の結合部を示す縦断面図である。 【図58】クリーニング容器及びトナー現像容器の斜視図である。 【図59】物流過程におけるプロセスカートリッジの縦断面図である。 【図60】物流過程におけるプロセスカートリッジの斜視図である。 【符号の説明】 A…画像形成装置B…プロセスカートリッジ1…光学手段(光学系) 2…記録媒体3…搬送手段 3a…カセット 3b…ピックアップローラ 3c…分離爪3d…搬送路 3e…レジストローラ対 3f…搬送路 3g,3h…排出ローラ4…転写ローラ5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
    …定着ローラ6…排出部7…感光体ドラム8…帯電ローラ9…露光開口部10…現像手段 10a…トナー収納部 10b,10
    b1,10b2…トナー送り部材 10d…現像ローラ 10d1…スペーサコロ 10d2…軸 10e…現像ブレード 10e1…弾性ブレード 10e2…ブレード板金 10e6…切り欠き 10f…現像ローラギア 10h…弾性シール材 10j…ピース11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレード 11b…スクイシート 11c…除去トナー収納部12…トナー現像容器 12a…現像枠体 12a1…
    トナー供給開口 12a2…トナー充填開口 12a4
    …ブレード取付座面 12a5…シール貼付座面 12
    a6…円弧部 12a7…ダボ 12a8…スリット
    12a13…めねじ 12a16…フランジ 12a1
    7…孔 12a18…凹部 12a20…端部シール貼付け部 12a21…長手方向外部側円弧部 12a2
    6…角溝12a28…ばね取付部 12a29…ばね掛け 12
    b…現像下枠 12b2…突起 12b3…ダボ 12
    c…蓋部材 12d…切り欠き13…クリーニング容器 13a…クリーニング枠体
    13b…蓋部材 13b1…孔 13b3…孔 13c
    …孔 13d…内側壁面 13e…孔 13f…ばね座 13h…凹部 13n…転写開口 13p…ばね掛け 13q…外側壁面14…装置本体15…開閉部材 15a…軸16…ガイド溝 16a…回り止め当接面 16c…位置決め部18…ボス19…リブ 19a…先端22…駆動ギア27…ねじりコイルばね28…ドラムシャッタ部材 28a…ピン29…ピン31…トナーシール32…キャップ33a,33b…軸受 33a1…孔 33a2…軸受孔 33a3…嵌合部33a4…孔34…端部シール 34a…円弧部 34b…直線部35…シール36…現像ホルダ 36a…嵌合部 36b…ギア収納部 36c,36d…孔37…現像ホルダ38…アーム部 38b…貫通孔 38b1…長孔39…シール材40…圧縮コイルばね41…ピン51a…ドラムギア55…シャッタ開レバー 55a,55b…位置 55
    c…軸56,57…小ねじ59…引張コイルばね81…テープ 81a…つまみ86…レーザ光源87…受光器

    フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−232752(JP,A) 特開 平9−16057(JP,A) 特開 昭64−20579(JP,A) 特開 昭63−244063(JP,A) 特開 平8−190251(JP,A) 特開 平4−134458(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/08

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