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Pointer afterimage display device

阅读:478发布:2023-12-25

专利汇可以提供Pointer afterimage display device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To clarify the position, the moving direction, change of the moving state of a pointer and change of the moving state of a moving body by controlling to display fixed afterimage according to change of the moving state of the pointer of a device moving the pointer corresponding to the measured quantity and displaying the measured quantity cooperating with a scale such as letter or sign added to a dial. SOLUTION: At rise of a pointer 3, the rate of change of the pointer 3 is searched for by the set value of a preceding reference position, and when afterimage can be displayed by three gradations of light intensity, a high gradation, a middle gradation, and a low gradation are searched for from set reference, and the afterimage display position by three gradations and the light intensity gradation of the segment are decided. When afterimage can not be displayed by three gradations and two gradations, it is decided by one gradation light intensity. Up to a fixed speed, the afterimage is displayed by green, in the case of exceeding it, it is displayed by red, and display color can call a driver's attention to safety so as to mean safety by green display and danger by red display. The position, the moving direction, change of the moving state of the pointer, and change of the moving state of a moving body are displayed and clarified by afterimage control, and hence visibility can be improved.,下面是Pointer afterimage display device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 計測量に応じて指針を移動させ、文字板に付した文字、記号等の目盛と協働して計測量を表示する計器、指示機等の表示装置において、該指針の移動状態変化に応じて所定の残像を表示し、前記指針に前記所定の残像表示をする残像表示手段と、該残像表示手段に前記所定の残像を表示させる制御を行う残像表示制御手段とを備えることを特徴とする指針残像表示装置。
  • 【請求項2】 前記所定の残像が、表示時における色彩が単色または複数の色彩により表示されることを特徴とする請求項1記載の指針残像表示装置。
  • 【請求項3】 前記所定の残像が、前記指針の移動に応じて前記指針の移動方向と反対方向に順次明るさを減衰させて表示されることを特徴とする請求項1または2記載の指針残像表示装置。
  • 【請求項4】 前記所定の残像が、計測量の値、またはその変化率等の移動状態変化に応じて表示形状を変化させて表示されることを特徴とする請求項1または2記載の指針残像表示装置。
  • 【請求項5】 前記所定の残像が、計測量の値、またはその変化率等の移動状態変化に応じて表示形状を変化させるとともに、前記指針の移動方向と反対方向に順次明るさを減衰させて表示されることを特徴とする請求項1
    または2記載の指針残像表示装置。
  • 【請求項6】 前記所定の残像が、前記指針の移動状態の変化に応じて色彩の変化により表示されることを特徴とする請求項1、2、3、4、または5記載の指針残像表示装置。
  • 【請求項7】 前記残像表示手段は、前記指針の移動方向に配列された複数のセグメントを有し、前記残像表示制御手段は、前記指針の移動した位置を基準として、前記指針の移動方向と反対方向に所定の残像を表示させるように制御することを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5または6記載の指針残像表示装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は計器、指示機等の残像表示装置に関し、より詳細には、計器、指示機等の表示装置に関し、特に、車両等の移動体の計器のように車速、エンジン回転数などの計測量の値、またはその変化率等の運動状態変化を表示する表示装置に好適な指針残像表示装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来、例えば車両等の移動体のスピードメータ、回転計などの計器においては、図5のように計器の文字板10の中心に指針3が設けられ、指針先端が軌道する円上付近に目盛2が配置されている。 また、図示されてはいないが、指針3は、車速あるいはエンジンの回転数等に応じた計測量だけムーブメントにより回転されることが知られている。 表示装置は、文字板10及びムーブメントを固定し収納するケースと、文字板10
    を覆う見返しと、文字板10上の指針3を保護する表ガラスとで構成されている。

    【0003】計器の表示装置には、文字板上の文字、目盛などの部分は透光性、それ以外の部分を非透光性で構成し、夜間、文字板の背面側から入射した光を文字板上の透光性の文字、目盛などの部分で、文字、目盛などを視認することができるようにした計器、文字板の前面側から照明することで視認することができるようにした計器、照明光源からの光を反射させることにより指針自体に光を導光することで視認性を向上させた計器などが知られている。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の計器では、文字板上の文字、目盛などの部分は単色であり、夜間、透過あるいは照射などによる照明はされるが、文字板の文字、目盛などの表示に変化はないために、指針の移動状態を目視により感知するとともに、併せて車両等移動体の運動状態の変化も感知していた。

    【0005】本発明は、指針に所定の残像を表示することにより、指針の位置、指針の移動方向、及び指針の移動状態変化、並びに移動体の運動状態変化を明確に示すことができる計器、指示機等の残像表示装置を提供することを課題としている。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために請求項1記載の発明は、計測量に応じて指針を移動させ、文字板に付した文字、記号等の目盛と協働して計測量を表示する計器、指示機等の表示装置において、該指針の移動状態変化に応じて所定の残像を表示し、前記指針に前記所定の残像表示をする残像表示手段と、該残像表示手段に前記所定の残像を表示させる制御を行う残像表示制御手段とを備えることを特徴とする。

    【0007】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の発明において、さらに残像表示時における色彩が単色または複数の色彩により表示されることを特徴とする。
    ここで、残像の色彩は、表示時点が変わると他の単色、
    もしくは複数の色に変わる場合を含むものである。

    【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
    記載の発明において、さらに前記所定の残像が、前記指針の移動に応じて前記指針の移動方向と反対方向に順次明るさを減衰させて表示されることを特徴とする。

    【0009】請求項4記載の発明は、請求項1または2
    記載の発明において、さらに前記所定の残像が、計測量の値またはその変化率等の移動状態変化に応じて表示形状を変化させて表示されることを特徴とする。

    【0010】請求項5記載の発明は、請求項1または2
    記載の発明において、前記所定の残像が、計測量の値、
    またはその変化率等の移動状態変化に応じて表示形状を変化させるとともに、前記指針の移動方向と反対方向に順次明るさを減衰させて表示されることを特徴とする。

    【0011】請求項6記載の発明は、請求項1、2、
    3、4または5記載の発明において、さらに前記所定の残像が、前記指針の移動に応じて色彩の変化により表示されることを特徴とする。

    【0012】請求項7記載の発明は、請求項1、2、
    3、4、5または6記載の発明において、さらに前記残像表示手段は、前記指針の移動方向に配列された複数のセグメントを有し、前記残像表示制御手段は、前記指針の移動した位置を基準として、前記指針の移動方向と反対方向に所定の残像を表示させるように制御することを特徴とする。 前記セグメントとは、残像表示を制御するために用いる領域の管理の1つであり、前記残像表示手段を任意のブロックに分割した単位のことである。 また、前記残像表示手段がセグメント毎に表示の制御が可能であれば、セグメント自体が発光体であっても、一または複数の光源からセグメントに光を入射させることによってセグメントを発光させるような構成であってもかまわない。 ここで請求項7記載の発明の手段としては、
    前記指針の移動方向に並べられた複数のセグメントを有する前記残像表示手段を、前記指針の移動した位置を基準として、指針の移動方向と反対方向に位置するセグメントを制御することで、残像を表示するような手段のすべてをいう。

    【0013】

    【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一例を、図面に基づいて説明する。 図1は本発明による指針残像表示装置を採用した計器の図であり、図2は図1の中の一部分の拡大図であり、図3は図2の断面図であり、図4は図1の残像表示実施形態の一例を示した図である。

    【0014】以下、計器における本発明の指針残像表示装置について説明する。 指針残像表示装置は、文字板1
    の表面に所定の目盛2と、文字板1の中心には計測量に応じて駆動される指針3が配置され、残像表示手段4は文字板1の表示目盛部から中心の間の領域である。 ここで、残像表示手段4は文字板1の目盛部から中心の間の領域内に配置されていればよいが、表示効果を向上させるには、なるべく目盛部から文字板の中心までの領域を可能な限り使用することが望ましい。

    【0015】指針3の移動時、指針3の位置に当該するセグメントを基準としたとき、指針3の移動方向と反対の方向にセグメントの表示を制御することにより、指針3の残像表示を実現する。 なお、残像表示手段4のセグメント数、セグメント単位の大きさ、及びセグメント表示数等の構成を変更し、残像表示制御を変更することにより、種々異なる表示対応で指針3の移動時の残像表示をすることができる。

    【0016】図2では、残像表示手段4がセグメント毎に区切られているが、これは実施形態の一例であり、セグメントの区別ができればセグメント毎に区切る必要はない。

    【0017】図3は、残像表示手段4にプリズムを用いた場合の断面図を示し、以下に図3の概要を説明する。
    文字板1は不透過性材料、目盛2は透過性材料で構成され、残像表示手段4は、指針3の移動方向に配列された各セグメント毎に、プリズム5とLED6が個別に対応するように配置されている。 隣接するプリズム5は、お互いの光が干渉しないように、セグメント毎にケース7
    で仕切られている。 これにより、明暗の表示を明確化することができる。 また、プリズム5の入射面5aに平行となるようにLED6を、指針3を駆動するムーブメント9が配置されている基板8上に配置する。 そうすることにより、LED6とムーブメント9を制御する基板を一体化することができる。

    【0018】プリズム5を用いるのは、構造によっては少ない光を拡散させることにより広範囲に導光することができるからであり、他の導光体物質を用いるか、あるいは導光体物質を用いずに発光体物質を配置することも可能である。 また、LED6を用いているのは、LED
    の単価が安価で光度の調整が可能であるからであり、半導体などの他の発光体物質を用いることも可能である。

    【0019】なお、本実施形態では、本発明の表示装置をスピードメータ、タコメータ等の車両用メータに応用した構成としてある。

    【0020】図6は、図4の実施形態における指針残像表示装置のシステム構成図であり、トランスミッションなどの回転を電気的回路信号(パルス信号)に変換する回転センサ11と、パルス信号を波形整形する波形整形回路12と、ムーブメント駆動部14とLED駆動部1
    5を制御するマイクロプロセッサ(MPU)13で構成されている。 また、MPU13のRAMは、測定結果、
    位置情報などのデータを管理するM0からM4の作業領域、表示用の位置データなどを一旦格納する領域を有するものであり、MPU13のROMは、制御プログラムを有するものである。

    【0021】図7は、図4の実施形態における残像表示手段4のセグメント構成図で、残像表示手段4をn分割した場合のセグメント間の閾値を、それぞれA(0)からA(n)とした場合に、各セグメント値がL(0)からL(n−1)で割り振られることを表現した例であり、セグメント値は連続した正数である。

    【0022】図8は、図4の実施形態におけるMPUが行う処理を示すフローチャートであり、図9は、図8のフローチャートのからの範囲を、残像の表示形状を変化させた場合のフローチャートであり、図10は、図8のフローチャートのからの範囲を、残像の表示形状を変化さるとともに、明暗及び色彩の変化による表示をさせた場合のフローチャートである。

    【0023】以下に、図4に示すような残像の表示を、
    指針3の位置を基準とし、基準のセグメントを含まずに、指針3の移動方向と反対方向に高階調、中階調、低階調という3階調固定の明暗によって、残像を表示する場合の実施形態の動作について説明する。

    【0024】なお、基準となるセグメントの表示については、基準となるセグメントを含んでも含まなくてもどちらでも差し支えはないが、基準となるセグメントを含んで表示させる場合、指針の位置によっては指針の進行方向に対して残像が指針を越えて表示されることがあるため、視認性という点から考慮すると、基準となるセグメントを含まずに表示するのが望ましい。

    【0025】指針残像表示装置を使用する場合、まず、
    MPU13により作業領域に初期値が設定され(S
    1)、回転センサ11により変換されたパルス信号は、
    波形整形回路12で整形されて、MPU13に入され、ここで移動体の速度が算出される。

    【0026】すなわち、MPU13に入力されたパルス信号から、回転数計測処理(S2)で計測され、計測結果が作業領域M1に設定され(S3)、計測結果に基づきムーブメント駆動部14によりムーブメントの駆動処理(S4)を行う。

    【0027】その後、セグメント間の閾値から計測結果がどのセグメントに含まれているかを判定し、作業領域M2に当該のセグメント値を設定する。 A(0)以上A
    (1)より小さい範囲に含まれているかを判定し(S
    5)、含まれていれば、作業領域M2にセグメント値L
    (0)を設定する(S6)。 含まれていない場合は、次の範囲であるA(1)以上A(2)より小さい範囲に含まれているかを判定し(S7)、含まれていれば、作業領域M2にセグメント値L(1)を設定する(S8)。
    含まれていなければ、また次の範囲の判定処理と範囲が検出できるまで行う。 この処理の最後の範囲は、図7記載のように残像表示手段4はn分割されていることから、A(n−2)以上A(n−1)より小さい範囲ということになり、この範囲に含まれていれば、作業領域M
    2にセグメント値L(n−2)を設定し(S10)、含まれていない場合は、作業領域M2にセグメント値L
    (n−1)を設定する(S11)。

    【0028】前述の処理で作業領域M2に得られた値が、指針3の移動した位置を示す基準ということになり、この作業領域M2の値と、前回の基準として作業領域M0に設定されている値とを比較することにより、指針3が上昇したのか、それとも下降したのかを判定する(S12)。

    【0029】処理12で指針3が上昇していると判定した場合、残像を表示するかの判定処理を行い(S1
    3)、3階調の明暗による残像表示が可能な場合は、表示する3つのセグメントと各セグメントの光度である高階調、中階調、低階調を決定する。 また、残像表示は基準を含まないため、作業領域M2に設定されている基準から、1を引いた値が高階調(M2−1)、2を引いた値が中階調(M2−2)、3を引いた値が低階調(M2
    −3)、つまり、基準のセグメントから指針3の移動方向と反対方向に対して、高階調が1つ目のセグメント、
    中階調が2つ目のセグメント、低階調が3つ目のセグメントということになり、残像表示位置と当該セグメントの明暗の階調が決定される(S14)。

    【0030】処理S14で決定した3つのセグメントを、従来の公知技術であるLED駆動部15により、残像表示手段4の当該の3つのセグメントを表示することで、指針3の移動時の残像表示を実現する(S15)。
    この場合、LED6の点灯については、一定時間で自動的に消灯することを前提としているが、消灯を考慮した制御手段を用いる場合は、LED6は自動的に消灯させる必要はない。

    【0031】処理S12で指針3が変化していない、もしくは下降していると判定した場合は、残像表示手段4
    の残像表示処理は行わない。

    【0032】処理S16では、処理S12の判定結果に関わらず、次回の指針3の上昇判定基準用に、作業領域M0へ作業領域M2に設定されている今回の基準情報を設定する。

    【0033】なお、S2からS16の一連の処理は、任意の周期単位に処理が実行され、指針3の上昇時にのみ、残像表示手段4に高階調、中階調、低階調の3階調固定の明暗による残像を表示させることができる。

    【0034】また、本発明の表示装置は、上述した形態に限定されるものではなく、その他にも以下のような表示形態が挙げられる。

    【0035】前記実施形態においては、3階調固定の明暗による残像表示について説明したが、明暗の表示階調数を変更しても基本的な残像表示の制御方法は変わらず、残像表示手段4を構成しているセグメントの性能が異なってくる。 これは、残像表示手段4のセグメントに、表示階調数分の表示が可能な部材、もしくは構造を用いなければならないということである。 しかし、明暗の表示階調数は高くした方が、残像表示をより効果的に表現することができるという利点がある。

    【0036】次に、残像を単色または複数色で表示させようとした場合、前記実施形態において説明すると、例えば、残像表示手段をカラーテレビで使用されているような3原色の表示が可能なセグメントで構成することにより、図8のフローチャートの処理S14の直前に、任意の色彩を選定する処理を追加することで、単色または複数色による残像表示を実現することが可能となる。

    【0037】次に、指針3の変化に応じて残像表示の形状を変化させる場合について説明する。 指針3の移動上昇時に、指針3の前回の位置から移動後の指針3の位置までの範囲を、単色による残像で表示させようとした場合、前記実施形態において説明すると、図8のフローチャートのからの範囲の処理を、図9のフローチャートに示すS21からS23の処理に置き換えることで、
    指針3の移動範囲部分を単色により残像表示させることが可能となる。

    【0038】S1からS12までの処理は、前述した通りであり、処理S12で指針3が上昇したと判定した場合に、S21からS23の処理が実行される。 処理S2
    1では、前述の処理で作業領域M2に設定されている基準から、1を引くことで残像表示開始セグメント位置(M2−1)を求め、作業領域M3に設定する。 処理S
    22では、作業領域M0に設定されている指針3の前回の基準位置が、残像表示終端セグメント位置に対応するので、作業領域M4に作業領域M0の値を残像表示終端セグメント位置として設定する。 処理S23では、作業領域M4に設定されている残像表示終端セグメント位置と、作業領域M3に設定されている残像表示開始セグメント位置から残像表示セグメント領域を決定し、処理S
    15により指針3の移動範囲部分を、単色により残像表示させることができる。 このように、指針3の移動状態変化に応じて残像の表示形状を変化させることで、特に指針3の移動状態変化、及び移動体の運動状態変化についての視認性を向上することができる。

    【0039】次に、指針3の前回の位置と移動後の指針3の位置に基づいて、移動上昇時の指針3の変化率を求め、変化率が大きい場合は残像を広い範囲で表示し、変化率が小さい場合は狭い範囲で表示するというような、
    指針3の変化率に応じて残像の形状を変化させて表示するような場合の、3階調可変の明暗による残像表示について、前記実施形態において説明する。 この場合も、図8のフローチャートのからの範囲の処理を、図10
    のフローチャートに示すS31からS40の処理に置き換えることで、指針3の移動変化率に応じた3階調可変の明暗による残像表示が可能となる。

    【0040】S1からS12までの処理は、前述した通りであり、処理S12で指針3が上昇したと判定した場合に、処理S31以降の処理が実行される。 処理31では、前述の処理で作業領域M2に設定されている基準から、指針3の前回の基準位置として作業領域M0に設定されている値に基づいて、指針3の変化率を求め、作業領域M3に設定する。 処理S32では、作業領域M3に設定されている変化率から、3階調明暗による残像表示が可能であるかを判定し、可能な場合は、処理S33で作業領域M2に設定されている基準から、高階調(M2
    −1)、中階調(M2−2)、低階調(M2−3)を求めることにより、3階調による残像表示位置と当該セグメントの明暗の階調を決定する。 また、3階調明暗による残像表示が不可能である場合は、処理S34で2階調明暗による残像表示が可能であるかを判定し、可能な場合は、処理S35で作業領域M2に設定されている基準から、高階調(M2−1)、中階調(M2−2)を求めることにより、2階調による残像表示位置と当該セグメントの明暗の階調を決定する。 また、2階調明暗による残像表示が不可能である場合は、1階調明暗(高階調)
    と判定し、処理S36で作業領域M2に設定されている基準から、高階調(M2−1)を求めることにより、1
    階調による残像表示位置と当該セグメントの階調を決定する。 今回の説明では、残像の色彩の変化はないため、
    処理S37の色彩の変化についての判定は、変化なしということになり、処理S15により指針3の変化率に応じた3階調可変の明暗による残像を表示させることができる。

    【0041】次に、スピードメータを例にすると、1〜
    99km/hまでの残像は緑で表示、100km/hを越えた場合は残像を赤で表示するように設計することで、残像の表示が緑の時は安全、残像の表示が赤の時は危険を意味するというように、残像表示に信号のような効果をもたせることができ、表示の色彩の変化により運転者に安全面での注意を促すこともできる。

    【0042】このような例を、前述の指針3の変化率に応じた3階調可変の明暗による残像表示おいて説明する。 この場合、残像を指針3の移動状態に応じて緑か赤で表示するというように色彩の変化も加わるため、1つのプリズム5に対して異なる色の2つのLED6、もしくは2チップ入りの1つのLED6に構成を変更することで、セグメント表示の色彩の切り替え制御を可能とすることができる。

    【0043】また、この場合も図8のフローチャートのからの範囲の処理を、図10のフローチャートに示すS31からS40の処理に置き換えることで、指針3
    の移動変化率に応じた3階調可変の明暗、及び色彩の変化による残像表示が可能となる。 図8のS1からS12
    の処理、及び図10のS31からS36の処理については、前述の通りである。 処理S37の判定処理で、残像表示の色彩の変化があるので、処理S38の残像表示の色彩の判定処理を行う。 1〜99km/hを越えた場合が残像を赤で表示するということから、処理S38の判定条件は99km/h以下であるかということになり、
    詳細には、作業領域M2に設定されている今回の基準情報が、MPU13のRAMに格納されている99km/
    hに当該するセグメント情報以下かを判定する。 99k
    m/h以下の場合は、処理S39でセグメントの色彩を緑に決定し、100km/hを越える場合は、処理S4
    0でセグメントの色彩を赤に決定する。 それらの情報を基に、処理S15により指針3の変化率に応じた3階調可変の明暗、及び色彩の変化による残像を表示させることができる。

    【0044】さらに、通常は0〜99km/hまでは緑で残像を表示している領域でも、指針3の急激な上昇移動時には、注意の意味で緑から赤に変えて表示することにより、安全性を向上させることができる。

    【0045】この場合は、図10の処理S39の直前に次の処理を追加することで実現が可能となる。 処理S3
    1で作業領域M3に設定した指針3の変化率と、MPU
    13のRAMに格納されている、指針3の急激な上昇の基準となる危険変化率を越えているかを判定することで、指針3の移動が急激な上昇かを判定する。 急激な上昇でないと判定した場合は、処理S39でセグメントの色彩を緑に決定し、急激な上昇であると判定した場合は、処理S40でセグメントの色彩を赤に決定する。 それらの情報を基に、処理S15により指針3の変化率に応じた3階調可変の明暗、及び色彩の変化による残像を表示させることができる。

    【0046】上述の実施形態の説明から明らかなように、MPU13が残像表示手段に所定の残像を表示させる制御を行う残像表示制御手段を構成している。

    【0047】以上の実施形態は、円軌道を描くようにして移動する指針の表示装置について説明してきたが、本発明は、左右に移動する、もしくは上下に移動するような指針の表示装置についても適用されるものである。

    【0048】また、本発明の残像表示形態は、各形態に限定されるものではなく目的に応じて、残像の表示制御手段を種々異なる手段に変更することができるものである。 さらに、本発明の指針残像表示装置は、車両等の移動体の計器に限らず、従来、指針を用いていた種々の計器、指示機等の表示装置に適用することができる。

    【0049】さらに、文字板に液晶ディスプレイなどを用いれば、より細かな残像表示が可能となり、インテリアとしての効果も奏する。 さらに、指針も液晶で表示することにより、機械的なムーブメント及び表ガラスといった従来技術における構成要素を排除することができるので、表示装置を薄型化、軽量化及び簡単化することができる。

    【0050】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、計器、指示機等に残像表示が可能な構造と、その構造を用いて残像表示を制御する手段により、指針の位置、指針の移動方向、及び指針の移動状態変化、並びに移動体の運動状態変化を残像で表示することにより、明確に示すことが可能となり、さらに視認性を向上させることのできる指針残像表示装置を実現することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による指針残像表示装置を採用した計器の図である。

    【図2】図1の中の残像表示手段の部分の拡大図である。

    【図3】図2のA−Aの断面図である。

    【図4】図1の残像表示実施形態を示した図である。

    【図5】従来の計器装置の図である。

    【図6】図4の実施形態における指針残像表示装置のシステム構成図である。

    【図7】図4の実施形態における残像表示手段のセグメント構成図である。

    【図8】図4の実施形態におけるMPUが行う処理を示すフローチャートである。

    【図9】図8のフローチャートのからの部分を、残像の表示形状を変化させた場合のフローチャートである。

    【図10】図8のフローチャートのからの部分を、
    残像の表示形状を変化させるとともに、明暗及び色彩の変化による表示をさせた場合のフローチャートである。

    【符号の説明】

    1 文字板 2 目盛 3 指針 4 残像表示手段 13 マイクロプロセッサ(残像表示制御手段)

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