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Method for culturing japanese horseradish

阅读:925发布:2021-10-06

专利汇可以提供Method for culturing japanese horseradish专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To rapidly carry out the production of a seed and seedling from a tissue of the growth point of a Japanese horseradish by culturing the growth point of the Japanese horseradish in a liquid culture medium, forming a shoot, then culturing the shoot on a solid culture medium, converting the shoot into a multishoot and proliferating the multishoot. CONSTITUTION:A terminal bud and a lateral bud of the growth point in a Japanese horseradish are sterilized, aseptically extracted in a clean bench and cultured in a liquid culture medium. Components of the liquid culture medium used may be the same as those employed for tissue culture of usual plants. Thereby, the shoot is rapidly formed and then quickly transferred to a solid culture medium. The timing of the transfer to the solid culture medium is preferably a time when the shoot is grown to about 5mm to 1cm. The components of the solid culture medium may be the same as those in the culture medium employed for forming the shoot. Thereby, the shoot can be converted into a multishoot and favorably proliferated thereafter.,下面是Method for culturing japanese horseradish专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】ワサビの生長点組織を液体培地中で培養してシュートを形成させた後、そのシュートを固体培地上で培養してマルチプルシュート化して増殖させることを特徴とするワサビの培養法。 【0001】
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【産業上の利用分野】本発明は組織培養法を利用したワサビ種苗の大量生産方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】ワサビ(Wasabia japonica)の栽培においては、優良な苗の入手が極めて重要である。 従来は実生法や株分け法によって苗が生産されていたが、大きさ及び品質の揃った苗を大量に生産することは困難であった。 このため、組織培養による無病苗の大量生産法の確立が望まれていた。 この組織培養によるワサビ種苗の生産法としては、生長点培養法〔後掲文献1)〜6)参照〕、不定胚法〔文献7)、8)参照〕、花茎培養法〔文献9)参照〕、カルス培養法〔文献10)参照〕等が提案されている。 不定胚法では、不定胚形成に1年以上かかってしまうことや二次胚誘導が困難であるなどの問題があり実用化されていない。 花茎培養法ではウイルスフリー化が出来ないことから栄養繁殖性の優良品種の大量増殖には不適である。 カルス培養法では、ワサビでは安定したカルス増殖が難しく、実用化が困難である。

    【0003】以上のことから現在は、生長点培養法を中心に、実用化の研究が進められている。 従来、この生長点培養法においては、ワサビの生長点を寒天培地等の固体培地上でシュート形成し、次いでマルチプルシュート化していたため、シュート形成に長い期間が必要であった。 例えば、200μm以下の生長点を置床したときに芽が動きだすのに数カ月必要であり、また1〜2mmの生長点が分割できるようになるまでに111日かかった例などが知られており、生長点の培養を開始してから、葉柄が展開するまでに要する日数をいかに短縮するかが大きな課題となっていた。

    【0004】(参考文献) 1)堀秀隆,"植物バイオテクノロジー",p118〜123,東京化学同人発行 (1986) 2)細木ら,"農業及び園芸", 61 (8),p85〜86 (1986) 3)"静岡農試資料",第1657号,p5 (1984) 4)"静岡農試資料",第1687号,p112 (1985) 5)松本理,"近畿中国農研",73,p22〜27 (1987) 6)松本理,"今月の農業",10月号,p18〜21 (1987) 7)古谷ら,"植物組織培養”,p82〜86 (1988) 8)末松ら,"昭和62年度園芸学会東海支部研究発表要旨",7 9)松本ら"昭和62年度春季園芸学会発表要旨",p332〜3
    33 10)特開昭53-86333号公報 11)大塚寿男,"農業及び園芸", 63 (1),p185〜189 (198
    8)

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を解決したもので、本発明の目的は、ワサビの生長点組織から種苗生産を迅速に行なうためのワサビの培養法を提供することにある。

    【0006】

    〔ワサビ生長点の摘出〕

    【0007】本発明は、学名Wasabia japonicaに属するワサビであればいずれでも適用でき、特に、真妻系、達麿系、半原系等と称されているものに好適である。 このワサビの生長点は頂芽及び側芽等いずれからのものでも用いることができる。 頂芽及び側芽は、次亜塩素酸ナトリウムやエタノールなどの殺菌剤を適当に組み合せて殺菌した後、クリーンベンチ内で無菌的に摘出されることが好ましい。 摘出する生長点の大きさは、親株がウイルスフリーである場合はできるだけ大きい方が生長点の生存率が高いので好ましい。 しかし圃場等で栽培されたワサビを親株とする場合は、ウイルスに感染しているおそれがあるので、生長点はできるだけ小さく摘出するほうが良い。 生存率とウイルス除去率をと考慮すると生長点の大きさは0.1mm〜0.5mmが適当であるが、小さく摘出しても必ずしもウイルスが除去できるわけではないので、その後ウイルス検定を行うとよい。

    【0008】〔液体培地での培養〕上記のようにして摘出した生長点は、液体培地中で培養することにより迅速にシュートを形成させることができる。 用いられる液体培地の成分は、通常植物の組織培養に用いられる培地と同じ組成の培地を用いることができる。 例えば、基本培地としては、MS培地、LS培地、ホワイトの培地、B
    5培地等及びこれらの改変培地が、また生長調節物質として、ナフタレン酢酸(NAA)、インドール-3-酢酸(IAA)等のオーキシン、ベンジルアデニン(BA
    P)やカイネチン(KIN)等のサイトカイニン、ジベレリン等が好適に用いられる。 生長調製物質は、通常使用される10 -6 mg/l〜10 2 mg/l程度の濃度で用られる。

    【0009】上記培地に生長点を植え込み培養する。 培養は、静置培養でも、振とう培養でも可能である。 振とう培養は、平回転培養、垂直回転培養、水平往復培養が用いられる。 回転数はあまり速くなくてよく、例えば、垂直回転培養では2回転/分程度でよい。 この培養においては、200ルクス〜10000ルクス程度の光を照射することが好ましい。 培養温度は、8℃〜25
    ℃、望ましくは、20℃以下がよい。

    【0010】〔固体培地での培養〕上記のように培養した生長点は、早ければ培養3週間〜4週間後、平均でも2カ月後にはシュートを形成する。 このシュートはこのまま液体培地中で培養しても、ほとんど増殖せず、水浸状や奇形を呈してするものが出てくる。 しかし、形成されたシュートをすみやかに固体培地に移すことにより、
    シュートはマルチプルシュート化し、以後順調に増殖させることが可能となる。 固体培地に移すタイミングは、
    シュートが5mm〜1cm程度に生長した時が好ましい。
    固体培地の成分は、上記のシュート形成に用いた培地と同じ組成のものを用いることができる。 培地の固化には、寒天やジェランガム等のゲル化剤を用いると好適である。 この培養においても、200ルクス〜10000
    ルクス程度の光を照射することが好ましく、培養温度は、8℃〜25℃、望ましくは、20℃以下がよい。

    【0011】〔苗 化〕以上の様な工程で、極めて迅速に増殖させたワサビシュートは、公知の手段により、順次発根、馴化、育苗することにより種苗とすることができる。

    【0012】

    【実施例】

    (実施例) 生長点摘出伊豆産の“真妻”を用いて行った。 真妻根茎から大きさ約1cm 3に側芽を切りとり、70%エタノールですすいだ後、100倍希釈の塩化ベンザルコニウム液に5分間浸漬し、次いで5倍希釈のピューラックス液に5分間浸漬した後、滅菌水ですすいだ。 このようにして殺菌した側芽をクリーンベンチ内で、実体顕微鏡のもとに約0.
    2mmの大きさに摘出した。

    【0013】 液体培地での培養ショ糖20g/l及びBAP0.02mg/lを含むガンボーグB 5培地組成からなる液体培地10mlを試験管に入れ、
    上記で摘出した生長点を試験管1本あたり1個植えつけ、これを4本用意した。 培養は垂直回転培養器(2回転/分)を用い、約8000ルクスの光の照射下に、1
    8℃の温度で行なった。 培養開始から20日目で、シュートが形成されはじめ、35日目で全ての生長点から約1cmのシュートが形成された。 4個が約1cmのシュートを形成するまでの平均日数は30日であった。

    【0014】 固体培地での培養ショ糖20g/l及びBAP1mg/lを含む1/2強度のM
    S培地10mlを試験管に入れ、これを4g/lの割合のジェランガムで固化させた培地で上記シュートを培養した。 約5000ルクスの光の照射下に、18℃の温度で培養した。 このシュートはマルチプルシュート化し、2
    〜3倍/分割の増殖速度で増殖させることができた。

    【0015】(比較例)ショ糖20g/l及びBAP0.0
    2mg/lを含むガンボーグB 5培地10mlを試験管に入れ、これを4g/lの割合のジェランガムで固化させた培地1本につき、上記実施例の生長点摘出に記載した方法と同じ方法で得た生長点1個を植えつけたものを6本用意した。 これを約8000ルクスの光の照射下に、18
    ℃の温度で、静置培養した。 培養開始から20日目でシュートの形成がはじまったが、35日目に約1cmのシュート形成が認められたものは2個にすぎなかった。 6個が約1cmのシュートを形成するまでの平均日数は54日であった。

    【0016】

    【発明の効果】以上説明したように、従来、長期間かかってしまうことが問題となっていたワサビ生長点からのシュート形成とそれに続くマルチプルシュート化を液体培養と固体培養を組み合せることにより極めて短期間に行なうことが可能となった。 このことによりワサビの優良品種種苗の迅速な大量増殖が可能となった。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 姫野 好道 埼玉県戸田市新曽南三丁目17番35号 日本 鉱業株式会社内

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