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Growing method for lawn grass and lawn grass application mat in seedling stage

阅读:365发布:2021-10-08

专利汇可以提供Growing method for lawn grass and lawn grass application mat in seedling stage专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To provide the subject method requiring no sites with large area, so designed that lawn harvest is possible several times a year and lawn is ensured to produce dispensing with much labor and pesticides and its application is simplified hereafter.
CONSTITUTION: A lawn tissue is cultured using a liquid or solid medium in a vessel in a sterile state at 15-40°C to induce callus-like tissue or multibud form, which is then divided and proliferated to obtain lawn grass in its seedling stage. The lawn grass is, in turn, sandwiched by two sheet-like materials such as nets into a continuous mat, which is then applied.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO&Japio,下面是Growing method for lawn grass and lawn grass application mat in seedling stage专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 芝草を15℃から40℃に於いて無菌状態の容器中で培養せしめ、分割・増殖を繰り返して幼苗期の芝草を得ることを特徴とする芝草増殖方法。
  • 【請求項2】 芝組織の培養・増殖がカルス状組織を経由することを特徴とする請求項1記載の芝草増殖方法。
  • 【請求項3】 芝組織の培養・増殖が多芽体を経由することを特徴とする請求項1記載の芝草増殖方法。
  • 【請求項4】 増殖培地として液体培地を用い攪拌又は振盪等の振動下に於いて分割しつつ、培養・増殖を行うことを特徴とする請求項1〜3記載の芝草増殖方法。
  • 【請求項5】 茎頂組織又は胚組織等の芝組織を15℃
    から40℃の温度条件下に設定した無菌状態の液体培地中で振動を与えながら培養・増殖せしめこれを分割・増殖を繰り返してカルス状組織又は多芽体を誘導形成し、
    この後、幼苗期の芝草を得て、これに肥養液を付着させることを特徴とする芝草増殖方法。
  • 【請求項6】 芝組織を15℃から40℃に於いて無菌状態の容器中で培養せしめ、分割・増殖を繰り返して得た幼苗期の芝草をネット、綿状体、紙等から選んだ二枚のシート状物の間に均一に挾持させて作成した連続状のマットを利用してなる幼苗期の芝草施用マット。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、グランドカバーとして最も多用されているコウライシバ及びこれに類似する栄養繁殖型芝草の大量増殖方法並びにその幼苗期の芝草施用マットに関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、コウライシバやヒメコウライシバ等の栄養繁殖型芝草や洋芝等の種子繁殖型芝草は、栄養繁殖や種子繁殖させて生産していることが、この様な芝草の業界においてよく知られている。 前記の栄養繁殖型芝草の生産方法は、整地した広い面積の土地である植床に、芝マットを細長く切り取って、線状に植え込むか、
    撒芝をする、いわゆる種芝の植付けをなし、施肥や刈り込みや転圧並びに薬剤撒布等をし、且つ目土を撒布すること等で、成育繁殖させた芝草を厚さ1〜2cm、平面視で30〜40cmに表層部を剥ぎ取ったマット状のソッドマットを作成し、それを各地に出荷して使用するものであり、植床地には、ある程度の根茎が残るようにしていることから、これが1年後には、再び芝マットを作りうる程度の繁殖をなし、これを再びソッドマットを作るという方式を複数回繰り返す苗生産方式である。

    【0003】後者の種子繁殖方法は主としてノシバや洋芝について行われ、整地された植床に洋芝の種子を砂と混合して播種し、これを転圧して放置しておくことで、
    発芽、発根させて成長させ、芝草即ち幼芝を得て、これをそのまま成長させて使用したり、又他のところに転植させて使用する方式である。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の芝草の繁殖方法、殊に栄養繁殖方法に於いては、病原菌や雑草、異種芝、害虫の混入は完全には防止されず、収穫も年一回前後に限られ、収穫期には、大量の作業員が必要で、しかも集中的に作業させねばならない条件下で多雨に見舞われれば出荷できない状況が発生する等、その生産における効率及び供給の安定性に問題があり、更には芝の品質が自然条件に左右されるのみならず、収穫した前記芝草を輸送途上や在庫中に品質を低下させるという問題点があった。 更に、ソッドマット等を施用するにおいても、その作業期間が長期にわたるうえに、施用後の管理も繁雑であり、多くの人手を要し、農薬も多量に使用することから、人体への影響や環境問題が懸念された。

    【0005】また、種子繁殖方法では植床に種子をまかねばならず、そしてその後の成長過程では、施肥や農薬散布の必要性がある等の問題があり、さらに広い面積の土地が必要があるうえに、天候条件の影響を受けるという問題もある。

    【0006】本発明は、このような芝草の生産方法を産地限定されず、広大な面積の土地を必要とせずに、工場での生産を可能として、天候に左右されることなく、その収穫も年に多数回、農薬の使用することなしに増殖する方法並びに増殖後の幼苗期における芝草を簡易に施用しうるようにした幼苗期の芝草施用マットを提供せんとするものである。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】前記本発明の課題は、芝組織を15℃から40℃に於いて無菌状態の容器中で培養せしめ、分割増殖を繰り返して幼苗期の芝草を得ることによって基本的に達成される。 この芝組織をスタート材として幼苗期の芝草を得る場合に、その培養・増殖がカルス状組織を形成するか、又は多芽体を経由することによってなされる。 培養に用いられる増殖培地としては、前記カルス状組織を経由する場合においては固体又は液体培地を、多芽体を経由する場合においては液体培地を用い、しかもこれら液体培地に対しては、攪拌又は振盪等の振動下において分割しつつ、培養・増殖をなす。 そして、このようにして得た幼苗期の芝草に肥養液を付着させて、その後の成育を良好とせしめるための芝草増殖方法も提供される。 加えて、芝草を敷設すべき植床への植付けの為には、幼苗を、ネット、綿状体、紙等から選んだ二枚のシート状物の間に均一に挾持させ,連続状のマットを作成したものを利用することも提案される。

    【0008】

    【作用】本発明にかかる芝草増殖方法は、前記の如く茎頂組織又は胚組織等の芝組織をスタート材として、15
    ℃〜40℃の条件下に設定した無菌状態の容器中で液体培地又は固体培地で培養せしめ、カルス状組織を経由するか、又は多芽体を経由し、分割・増殖を繰り返して幼苗期の芝草即ち発芽、発根した幼苗を得るのである。 この幼苗期の芝草には、更に肥養液を付着させて、その後の成育を良好とせしめることの処理もなされる。 そしてこのような幼苗期の芝草は、ネット、綿状体、紙等から選んだ二枚のシート状物の間に均一に、それのみで、又は他の肥料等と共存させながら挾持させ、連続状のマットとし、これを植栽地に敷設し、その表面に薄く砂土を撒布して使用するのである。

    【0009】

    【実施例】本発明の詳細を更に説明するに、本発明はコウライシバの茎頂組織又は胚組織等の芝組織を用い、これをアルコール溶液や次亜塩素酸ソーダ等によって殺菌した後、クリーンベンチや無菌室に於いて、無菌操作による前記芝組織を無菌状態の容器中の固体培地、又は液体培地に植付けて培養し、これを更に分割・増殖を繰り返して、あるものはカルス状組織を経由し、又他のものは多芽体を経由することで、必要とする芝草の幼苗、即ち幼苗期の芝草を得るのである。

    【0010】ここに、先ず芝組織を培養するに、15℃
    〜40℃において培養するとあるのは、15℃未満において芝組織を培養すると、カルス状組織及び多芽体の誘導形成がされない為に、その培養即ち生産に適する培養を実行することが困難であり、更に41℃以上においては、芝組織の一部壊死の状態となり、これまた培養困難である。 本発明における芝組織の培養は、この15℃〜
    40℃の温度条件下においてなすのがよい。

    【0011】次に、無菌状態の容器中で培養してカルス形成をなす場合、即ちカルス状組織を経由する場合においては、固体培地又は液体培地を用いることができる。

    【0012】即ちカルス誘導培地を用い、これに前記コウライシバの芝組織、とりわけ茎頂組織を利用してカルス形成し、カルス分割、カルス増殖をなし、植物生長調節物質を添加させ、発芽、発根させることで、幼苗、即ち幼苗期の芝草を得るものである。

    【0013】又、多芽体を経由する場合においては、コウライシバの茎頂組織を用い、これを多芽体誘導培地としての液体培地に植付け、多芽体の形成並びに分割を繰り返し、これを更に発根培地に植え換えることで、発芽、発根した幼苗を得るのである。

    【0014】この両培地における培養、とりわけ液体培地における培養時に攪拌又は振盪等の振動条件を継続的に、又は断続的に付与しつつ分割し、培養・増殖を行えば、増殖の速度を高めることができるのである。 ただ発芽、発根時、とりわけ早い発根のためには、液体培地がその接触面積が大であることから使用が望まれるし、今後の多量の芝草増殖のためには、多芽体を経由する増殖方法がより効率的なものとして考慮される。 なお、攪拌または振盪は、増殖に応じて消費される液体培地成分を補給し、また増殖のステ−ジに於いて、成分組成を変化せしめる時にも有用である。

    【0015】このような増殖方法を用いることで短期に且つ高い密度で多量の幼苗期の芝草を得ることができ、
    この幼苗はその後、洗し糖分を含まない肥養液、或いは糖分が非常に少ない肥養液で一定時間空中で浸漬状態におくか、保水性、通気性の高い素材に前記肥養液とともにまぶしておくことで馴化を進ませ、新たな頂芽や腋芽及び根部の成長を促進させ、これらを目的地に施用することで、本発明における芝草の多量増殖並びにそれの施用が可能となるのである。 この幼苗の馴化過程初期に於いては、肥養分を含まない水を、一時的に用いても良い。

    【0016】施用にあたっては、幼苗期の芝草をそのまま撒布し、薄く砂土で覆ってもよいが、より簡便で確実な施用の為には、ネット、綿状体、紙等から選んだ二枚のシート状物、例えば図示する如く、一方には直径1c
    m程度の網目を有するネット1を用意し、その上面に前記幼苗3を均一に撒布し、更にその上に押さえ用の他のネット2を添着させ、両ネット1、2を適当な締結具で締結したり、又は互いに接着等したりすることで、連続したマット状のものを作成し、このマット状のものを地面に密着敷設して、軽く砂土を撒布し、施用後は乾燥を防ぐ為に散水を行うことで、所望の土地へ幼苗期の芝草を植えることができる。

    【0017】当然、前記したネットによる二枚のシート状物は、このようなものに限定されるものではなく、地中で腐蝕して分解されるパルプ材による不織布や他のシート等種々なものが用いられる。 好ましくは、地中で分解されるものである。 又この連続状のマットを作成するにあたり、幼苗とともに保水材や肥料等を共に挾持させることで、この幼苗期の芝草施用マットを敷設した後、
    幼苗がすみやかに且つ完全に成育することを支援できるのである。 該施用マットとしては、当然、幼苗の芽を更に成長させ、発根した根をも成長させる必要上、芽の成長を阻害しない範囲内で目の細かいネット状のものを用いることが好ましいといえる。

    【0018】(実施例1)コウライシバのほ伏茎を採取し、70%エチルアルコール溶液に続いて、1%次亜塩素酸ソーダ溶液により滅菌し、無菌水で十分水洗後、無菌室において、無菌操作により茎頂組織を実体顕微鏡下で切り取り、無菌状態の容器中の固体培地と液体培地に植えつけた。 固体培地としてはムラシゲ−スコーグ(Mur
    asige-Skoog)培地(以下MS培地と略す)を基本培地として、この前記MS培地1000mlにショ糖30g、
    寒天7gを加え1−ナフタレン酢酸(以下NAAと略す)を0.1mg、6−ベンジルアデニン(以下BAと略す)1.0mgの2種類の植物生長調節物質を加えp
    Hを5.8に調整した。

    【0019】更に、液体培地として前記MS培地100
    0mlにショ糖30g、前記NAAを0.02mg、前記BAを0.2mgを加え、pHを5.8に調整した。
    尚、液体培地は振盪培養を行った。 そして25℃の温度条件下の室内で光量が3000Luxで、1日当たり1
    6時間の照明下で培養した。 培養開始後、約1カ月で固体培地及び液体培地で多数の芽が誘導され、更に分割・
    増殖がなされた。 そして、発生した頂芽の成長が抑制され、芽の数に著しい増殖が見られた。 これら芽の数の増加した多芽体は、切り分けて同一組成の培地に移植することにより、更に芽の数を増やすことができ、多量増殖を行うことができた。 更に、発根させて幼苗を得て、該幼苗をバーミキュライトなどの用土に移植し施肥をおこなうとともに、徐々に外気にさらすことによって、馴化して旺盛な育成を示した。

    【0020】(実施例2)コウライシバの新しい穂の種子形成部又は茎頂組織を採取し、70%エチルアルコール溶液に続いて、1%次亜塩素酸ソーダ溶液により滅菌し、無菌水で水洗した後、無菌室において、無菌操作により無菌状態の容器中の固体培地に植えつけた。 固体培地としてはムラシゲ−スコーグ(Murasige-Skoog)培地(MS培地と略す)を基本培地としての前記MS培地1
    000mlにショ糖30g、寒天7gを加え植物生長調節物質である2,4−ジクロロフェノキシ酢酸を2mg
    を加え、pHを5.8に調整した。 そして25℃の温度条件で、しかも暗条件下の室内で培養した。 培養開始後、約1週間でカルス状組織が誘導形成された。 その後前記培地でカルス状組織の分割・増殖を行い、更に発芽ないし発根を誘導して幼苗を得た。 得られた前記幼苗を糖分が非常に少ない肥養液により湿潤状態におき、新たな頂芽及び腋芽や根の成長が始まり、これを目的の場所に施用することで芝草を得ることができた。

    【0021】

    【発明の効果】このような本発明では、芝草を適温下で無菌培養し、所望の幼苗を工場で大量生産することを可能とする上に、自然条件や外部の害虫、病原菌等の影響を遮断した状態で幼苗期の芝草を生産場所を選ばず、広大な面積の土地を必要とせず、又生産時期に対応した多量の人手や又天候条件に左右されずに工場等で増殖して、これを使用場所に何時でも出荷できうる状況をつくりうる。 この芝草では、病原菌や害虫を排除し、又雑草の混入のないものを特に提供できるのである。

    【0022】加えて、本施用マットを用いることによって、幼苗の取り扱いが容易で、又肥料や保水材等の共存状態を良好にせしめると同時に、施用にあたっても広大な面積に対する敷設を簡易に、場合によっては機械化をも可能とするのである。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明における幼苗を施用するためのマットの分解斜視図である。

    【符号の説明】

    1 ネット 2 ネット 3 幼苗

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