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硫黄含有置換基を有する殺有害生物的に活性なアミド複素環式誘導体

阅读:382发布:2020-05-13

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式I (式中、 Aが、CHまたはNであり; Qが、3位または4位に結合され;かつハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであるか;または Qが、前記基Aを含有する環に炭素原子を介して結合される5〜10員の単環式または縮合二環式環系であり、前記環系が、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得、かつ窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、各環系が、3個以上の酸素原子および3個以上の硫黄原子を含有することはできず、前記5〜10員環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から独立して選択される置換基で一置換から多置換され得るか;または Qが、前記基Aを含有する環に窒素原子を介して結合される5〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;および前記環系が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、ここで、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであるか;または Qが、C3〜C6シクロアルキル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るか;または Qが、C2〜C6アルケニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルケニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロ−アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るか;または Qが、C2〜C6アルキニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、トリ(C1〜C4アルキル)シリルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルキニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロ−アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るか;または Qが、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルコキシ、−C(O)C1〜C4ハロアルキル、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、またはC1〜C6アルキルスルホニルであり; Xが、S、SOまたはSO2であり; R1が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または R1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであるか;または R1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または R1が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり; X1が、O、SまたはCR6=CHであり、ここで、R6が、素、ハロゲン、C1〜C6ハロアルキル、またはヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されるC1〜C6ハロアルキルであるか;またはR6が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであるか;または X1が、N−R4であり、ここで、R4が、C1〜C4アルキルであり; X2が、NまたはC−R5であり、ここで、R5が、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、ハロゲンまたはシアノであり; R2が、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C6ハロアルキル、またはヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されるC1〜C6ハロアルキルであるか;または R2が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであり; R3が、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり; Yが、OまたはSである) の化合物、ならびに前記化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシド。式I−1 (式中、 Y、R2、R3、X2およびQが、請求項1中の式Iで定義されるとおりであり; Xa1が、S、SOまたはSO2であり;および Ra1が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルである) の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。Qが、J−1〜J−45(式中、矢印は、前記基Qへの複素環の結合点を表す): からなる群から選択され、式中、各基J−1〜J−45が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される、請求項2に記載の式I−1の化合物。式I−2 (式中、 Y、R2、R3、X2およびQが、請求項1中の式Iで定義されるとおりであり; Xa2が、S、SOまたはSO2であり;および Ra2が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルである) の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。Qが、J−1〜J−45(式中、矢印は、前記基Qへの複素環の結合点を表す) からなる群から選択され、式中、各基J−1〜J−45が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される、請求項4に記載の式I−2の化合物。式Ia−1 (式中、 Aが、CHまたはNであり; X10が、SまたはSO2であり; R20が、C1〜C4アルキルであり; R21が、C1〜C4ハロアルキルであり; R31が、C1〜C4アルキルであり;および Qaが、複素環 からなる群から選択され、式中、各基Qaが、Rxで一置換、二置換または三置換され、 ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される) の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。式Ia−2 (式中、 Aが、CHまたはNであり; X11が、SまたはSO2であり; R22が、C1〜C4アルキルであり; R23が、C1〜C4ハロアルキルであり; R32が、C1〜C4アルキルであり;および Qbが、複素環 からなる群から選択され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される) の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。式Ia−3 (式中、 Aが、CHまたはNであり; R24が、C1〜C4ハロアルキルであり; R33が、C1〜C4アルキルであり;および Qcが、複素環 からなる群から選択され、ここで、Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニルおよびC1〜C4アルキルスルホニルからなる群から選択される) の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。活性成分として、それぞれ遊離形態または農芸化学的に利用可能な塩形態で、請求項1に記載の式Iの少なくとも1つの化合物または必要に応じてその互変異性体と、少なくとも1つの助剤とを含む、殺有害生物組成物。有害生物を防除するための方法であって、請求項9に記載の組成物を、前記有害生物またはその環境に適用する工程を含むが、手術または治療によるヒトの身体の治療のための方法および前記ヒトの身体において実施される診断方法を除く、方法。有害生物による攻撃から植物繁殖材料を保護するための方法であって、前記繁殖材料または前記繁殖材料が植えられた場所を、請求項9に記載の組成物で処理する工程を含む、方法。式XXI−int (式中、R1、R2、R3、X、X1、X2およびAが、請求項1中の式Iで定義されるとおりであり;および Yb2が、−B(OH)2、−B(ORb2)2であり、ここで、Rb2が、C1〜C6アルキルであり、またはYb2が、 (4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン基)である) の化合物。

说明书全文

本発明は、硫黄置換基を含有する殺有害生物的に(pesticidally)活性な、特に殺虫的に活性なアミド複素環式誘導体、それらの化合物の調製のための中間体、それらの化合物を含む組成物、および動物有害生物(animal pest)(節足動物、特に昆虫またはダニ目(Acarina)の代表例を含む)を防除するためのそれらの使用に関する。

殺有害生物作用を有するアミド複素環化合物は公知であり、例えば、国際公開第2013/191041号、国際公開第2014/002754号および国際公開第2014/021468号に記載されている。

ここで、硫黄置換基を有する新規な殺有害生物的に活性なアミド複素環誘導体が発見された。

したがって、本発明は、式I

(式中、 Aが、CHまたはNであり; Qが、3位または4位に結合され;かつハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであり;または Qが、基Aを含有する環に炭素原子を介して結合される5〜10員の単環式または縮合二環式環系であり、前記環系が、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得、かつ窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、各環系が、3個以上の酸素原子および3個以上の硫黄原子を含有することはできず、前記5〜10員環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から独立して選択される置換基で一置換から多置換され得;または Qが、基Aを含有する環に窒素原子を介して結合される5〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;および前記環系が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、ここで、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであり;または Qが、C3〜C6シクロアルキル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または Qが、C2〜C6アルケニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルケニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロ−アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または Qが、C2〜C6アルキニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、トリ(C1〜C4アルキル)シリルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルキニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロ−アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;または Qが、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルコキシ、−C(O)C1〜C4ハロアルキル、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、またはC1〜C6アルキルスルホニルであり; Xが、S、SOまたはSO2であり; R1が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または R1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであり;または R1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または R1が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり; X1が、O、SまたはCR6=CHであり、ここで、R6が、素、ハロゲン、C1〜C6ハロアルキルまたはヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されるC1〜C6ハロアルキルであり;またはR6が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであり;または X1がN−R4であり、ここで、R4がC1〜C4アルキルであり; X2が、NまたはC−R5であり、ここで、R5が、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、ハロゲンまたはシアノであり; R2が、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C6ハロアルキル、またはヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されるC1〜C6ハロアルキルであり;または R2が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであり; R3が、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり; Yが、OまたはSである) の化合物、ならびにそれらの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドに関する。

少なくとも1つの塩基性中心(basic centre)を有する式Iの化合物は、例えば酸付加塩、例えば無機強酸、例えば鉱酸、例えば過塩素酸、硫酸硝酸、リン酸またはハロゲン化水素酸との酸付加塩、強有機カルボン酸、例えば非置換であるかまたは例えばハロゲンで置換されるC1〜C4アルカンカルボン酸、例えば酢酸、例えば飽和または不飽和ジカルボン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸またはフタル酸、例えばヒドロキシカルボン酸、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸またはクエン酸、または例えば安息香酸との酸付加塩、または有機スルホン酸、例えば非置換であるかまたは例えばハロゲンで置換されるC1〜C4アルカン−またはアリールスルホン酸、例えばメタン−またはp−トルエンスルホン酸との酸付加塩を形成することができる。少なくとも1つの酸性基を有する式Iの化合物は、例えば、塩基との塩、例えば無機塩、例えばアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩またはマグネシウム塩、またはアンモニアまたは有機アミンとの塩、例えばモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ−、ジ−またはトリ−低級アルキルアミン、例えばエチル−、ジエチル−、トリエチル−またはジメチルプロピルアミン、またはモノ−、ジ−またはトリヒドロキシ−低級アルキルアミン、例えばモノ−、ジ−またはトリエタノールアミンを形成することができる。

置換基の定義中に存在するアルキル基は、直鎖状または分枝鎖状であり得、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ノニル、デシルおよびそれらの分枝鎖状異性体である。アルキルスルファニル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル基は、挙げられたアルキル基から誘導される。アルケニルおよびアルキニル基は、一価または多価不飽和であり得る。C1−ジ−アルキルアミノはヂメチルアミノである。

ハロゲンは、一般にフッ素、塩素、臭素またはヨウ素である。これは、対応して、ハロアルキルまたはハロフェニルなど、他の意味と組み合わされたハロゲンにも適用される。

ハロアルキル基は、好ましくは1〜6個の炭素原子の鎖長を有する。ハロアルキルは、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1−ジフルオロ−2,2,2−トリクロロエチル、2,2,3,3−テトラフルオロエチルおよび2,2,2−トリクロロエチル;好ましくはトリクロロメチル、ジフルオロクロロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルおよびジクロロフルオロメチルである。

アルコキシ基は、好ましくは1〜6個の炭素原子の好ましい鎖長を有する。アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシおよびtert−ブトキシ、さらに異性体ペンチルオキシおよびヘキシルオキシ基;好ましくはメトキシおよびエトキシである。

アルコキシアルキル基は、好ましくは1〜6個の炭素原子の鎖長を有する。

アルコキシアルキルは、例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、n−プロポキシメチル、n−プロポキシエチル、イソプロポキシメチルまたはイソプロポキシエチルである。

アルコキシカルボニルは、例えば、メトキシカルボニル(C1アルコキシカルボニルである)、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、n−ペントキシカルボニルまたはヘキソキシカルボニルである。

アルキルスルファニルは、例えば、メチルスルファニル、エチルスルファニル、プロピルスルファニル、イソプロピルスルファニル、ブチルスルファニル、ペンチルスルファニル、およびヘキシルスルファニルである。

アルキルスルフィニルは、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニル、およびヘキシルスルフィニルである。

アルキルスルホニルは、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニル、ペンチルスルホニル、およびヘキシルスルホニルである。

シクロアルキル基は、好ましくは3〜6個の環炭素原子を有し、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルである。

ハロアルコキシ基は、好ましくは1〜4個の炭素原子の鎖長を有する。ハロアルコキシは、例えば、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシまたは2,2,2−トリフルオロエトキシである。

ハロアルキルスルファニル基は、好ましくは1〜4個の炭素原子の鎖長を有する。ハロアルキルスルファニルは、例えば、ジフルオロメチルスルファニル、トリフルオロメチルスルファニルまたは2,2,2−トリフルオロエチルスルファニルである。同様の考えが、基C1〜C4ハロアルキルスルフィニルおよびC1〜C4ハロアルキルスルホニルに当てはまり、これらの基は、例えば、トリフルオロメチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルホニルまたは2,2,2−トリフルオロエチルスルホニルであり得る。

本発明に関連して、基Aを含有する環に窒素原子を介して結合される5〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系の例は、ピラゾール、ピロール、ピロリジン、ピロリジン−2−オン、ピペリジン、モルホリン、イミダゾール、トリアゾールおよびピリジン−2−オンから選択される。

本発明に関連して、置換基の定義中の「一置換から多置換される」は、典型的に置換基の化学構造に応じて、一置換から7回置換され、好ましくは一置換から5回置換され、より好ましくは一置換、二置換または三置換されることを意味する。

遊離基は、メチル基を表す。

本発明に係る式Iの化合物は、塩形成中に形成され得る水和物も含む。

置換基の性質に応じて、本発明に関連する式Iの化合物は、以下の式IおよびI’の化合物によって示されるように、異なる二重結合異性体(シス−および/またはトランス−、または(E)および/または(Z)二重結合配置)で存在し得る。本発明は、全てのこのような異性体およびあらゆる割合のこれらの混合物を包含する。複数の二重結合配置の存在も式I’’の構造によって表され得る。

同様の二重結合形状の考慮事項が式I−Aの化合物にも適用される。

本発明によれば、基Aを含有する環に炭素原子を介して結合される5〜10員の単環式または縮合二環式環系としてのQであって、前記環系が、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、各環系が、3個以上の酸素原子および3個以上の硫黄原子を含有することはできないQ、または芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得る3〜10員の単環式または縮合二環式環系としてのQは、環員の数に応じて、例えば、以下の複素環式基: ピロリル;ピラゾリル;イソオキサゾリル;フラニル;チエニル;イミダゾリル;オキサゾリル;チアゾリル;イソチアゾリル;トリアゾリル;オキサジアゾリル;チアジアゾリル;テトラゾリル;フリル;ピリジル;ピリミジル;ピラジニル;ピリダジニル;トリアジニル、ピラニル;キナゾリニル;イソキノリニル;インドリジニル;イソベンゾフラニルナフチリジニル;キノキサリニル;シンノリニル;フタラジニル;ベンゾチアゾリル;ベンゾオキサゾリル;ベンゾトリアゾリル;インダゾリル;インドリル; (1H−ピロール−1−イル)−;(1H−ピロール−2−イル)−;(1H−ピロール−3−イル)−; (1H−ピラゾール−1−イル)−;(1H−ピラゾール−3−イル)−;(3H−ピラゾール−3−イル)−;(1H−ピラゾール−4−イル)−; (3−イソオキサゾリル)−;(5−イソオキサゾリル)−;(2−フラニル)−;(3−フラニル)−; (2−チエニル)−;(3−チエニル)−;(1H−イミダゾール−2−イル)−;(1H−イミダゾール−4−イル)−;(1H−イミダゾール−5−イル)−; (2−オキサゾール−2−イル)−;(オキサゾール−4−イル)−;(オキサゾール−5−イル)−;(チアゾール−2−イル)−;(チアゾール−4−イル)−;(チアゾール−5−イル)−; (イソチアゾール−3−イル)−;(イソチアゾール−5−イル)−; (1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−;(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−;(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)−;(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)− (1,2,3−オキサジアゾール−2−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−4−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−; (1,2,3−チアジアゾール−2−イル)−;(1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−;(1,2,4−チアジアゾール−4−イル)−;(1,3,4−チアジアゾール−5−イル)−; (1H−テトラゾール−1−イル)−;(1H−テトラゾール−5−イル)−;(2H−テトラゾール−5−イル)−; (2−ピリジル)−;(3−ピリジル)−;(4−ピリジル)−; (2−ピリミジニル)−;(4−ピリミジニル)−;(5−ピリミジニル)−;(2−ピラジニル)−; (3−ピリダジニル)−;(4−ピリダジニル)−;(1,3,5−トリアジン−2−イル)−;(1,2,4−トリアジン−5−イル)−;(1,2,4−トリアジン−6−イル)−;(1,2,4−トリアジン−3−イル)−;(フラザン−3−イル)−; (2−キノリニル)−;(3−キノリニル)−;(4−キノリニル)−;(5−キノリニル)−;(6−キノリニル)−;(3−イソキノリニル)−;(4−イソキノリニル)−;(2−キノゾリニル(quinozolinyl))−;(2−キノキサリニル)−;(5−キノキサリニル)−;(ピリド[2,3−b]ピラジン−7−イル)−;(ベンゾオキサゾール−5−イル)−;(ベンゾチアゾール−5−イル)−;(ベンゾ[b]チエン−2−イル)−および(ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾール−5−イル)−; インドリニルおよびテトラヒドロキノリニルからなる群から選択される。

好ましくは、Qが、常に4位にあり、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであり;または Qが、基Aを含有する環に炭素原子を介して結合される5〜10員の単環式または縮合二環式環系であり、前記環系が、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有することができ、各環系が、3個以上の酸素原子および3個以上の硫黄原子を含有することはできず、前記5〜10員環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から独立して選択される置換基で一置換から多置換され得;または Qが、基Aを含有する環に窒素原子を介して結合される5〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;および前記環系が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、ここで、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができない。

式Iの好ましい化合物において、Qが、J−1〜J−45(式中、矢印は、基Qへの複素環の結合点を表す):

からなる群から選択され、特にJ−1〜J−42から選択され; 式中、各基J−1〜J−45が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される。

式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−1

(式中、Y、R2、R3、X2およびQが、上の式Iで定義されるとおりであり;Xa1が、S、SOまたはSO2であり;およびRa1が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルである)の化合物、ならびにそれらの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドによって表される。式I−1の化合物のこの好ましい基において、Xa1が、好ましくはSまたはSO2、特にSO2であり、Ra1が、好ましくはエチルであり、Yが、好ましくはOであり、R2が、特にペンタフルオロエチルまたはトリフルオロメチル、好ましくはトリフルオロメチルであり、X2が、NまたはCHである場合、R3が、特にメチルまたはエチル、好ましくはメチルである。

式I−1の前記好ましい化合物において、Qが、J−1〜J−45(式中、矢印は、基Qへの複素環の結合点を表す):

からなる群から選択され、特にJ−1〜J−42から選択され; 式中、各基J−1〜J−45が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される。

式I−1の化合物および上記の式I−1の化合物の好ましい実施形態の全てにおいて、Qが、好ましくは、

からなる群から選択され、式中、各基J−1〜J−45が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される。

好ましくは、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニルおよびC1〜C4アルキルスルホニルから選択され、好ましくは水素、フッ素、塩素、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メチルスルファニルおよびエチルスルホニルから選択される。

式Iの化合物の別の好ましい基は、式I−2

(式中、Y、R2、R3、X2およびQが、上の式Iで定義されるとおりであり;Xa2が、S、SOまたはSO2であり;およびRa2が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルである)の化合物、ならびにそれらの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドによって表される。式I−2の化合物のこの好ましい基において、Xa2が、好ましくはSO2であり、Ra2が、好ましくはエチルであり、Yが、好ましくはOであり、R2が、特にペンタフルオロエチルまたはトリフルオロメチル、好ましくはトリフルオロメチルであり、X2が、NまたはCHである場合、R3が、特にメチルまたはエチル、好ましくはメチルである。

式I−2の前記好ましい化合物において、Qが、J−1〜J−45(式中、矢印は、基Qへの複素環の結合点を表す):

からなる群から選択され、特にJ−1〜J−42から選択され; 式中、各基J−1〜J−45が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される。

式I−2の化合物および上記の式I−2の化合物の好ましい実施形態の全てにおいて、Qが、好ましくは、

(式中、J−44が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される)である。

好ましくは、各Rxが、独立して、水素およびC1〜C4ハロアルキルから選択され、好ましくは水素およびトリフルオロメチルから選択される。

式Iの特に好ましい化合物は、式Ia−1

(式中、 Aが、CHまたはNであり; X10が、SまたはSO2であり; R20が、C1〜C4アルキルであり; R21が、C1〜C4ハロアルキルであり; R31が、C1〜C4アルキルであり;および Qaが、複素環

からなる群から選択され、特にJ−0a、J−0b、J−0c、J−0d、J−0e、J−1a、J−2a、J−2b、J−2c、J−3a、J−5a、J−6a、J−7a、J−30a、J−30b、J−33aおよびJ−41aから選択され; ここで、各好ましい基Qaが、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される) の化合物によって表される。

式Ia−1の前記好ましい化合物において、Qaが、好ましくはRxで一置換または二置換され、それにより、 各Rxが、独立して、好ましくは水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニルおよびC1〜C4アルキルスルホニルから;特に水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、およびC1〜C4ハロアルコキシから選択される。

式Iのさらにより好ましい化合物は、式Ia−2

(式中、 Aが、CHまたはNであり; X11が、SまたはSO2であり; R22が、C1〜C4アルキルであり; R23が、C1〜C4ハロアルキルであり; R32が、C1〜C4アルキルであり;および Qbが、好ましくは、複素環

からなる群から選択され、特にJ−0a、J−5a、J−30aおよびJ−30bから選択され; ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される) の化合物によって表される。

式Ia−2の前記好ましい化合物において、Rxが、独立して、特に好ましくは水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキル−スルファニルおよびC1〜C4アルキルスルホニルからなる群から;特に水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、およびC1〜C4ハロアルコキシから選択される。

式I−1、I−2、Ia−1およびIa−2の化合物のそれぞれにおいて、Qが、最も好ましくは、複素環

からなる群から選択され、特にQが、最も好ましくはJ−0aまたはJ−30bであり; 式中、Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニルおよびC1〜C4アルキルスルホニルからなる群から;特にハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキルから選択される。好ましくは、各Rxが、独立して、水素、フッ素、塩素、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メチルスルファニルおよびエチルスルホニルからなる群から選択される。

式Iの特に好ましい基は、式Ia−3

(式中、 Aが、CHまたはNであり; R24が、C1〜C4ハロアルキルであり; R33が、C1〜C4アルキルであり;および Qcが、複素環

からなる群から選択され、ここで、Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニルおよびC1〜C4アルキルスルホニルからなる群から選択され;特にRxが、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシおよびC1〜C4ハロアルコキシである) の化合物によって表される。

さらにより好ましくは、Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニルおよびC1〜C4アルキルスルホニルからなる群から選択される。

式Ia−3の前記より好ましい化合物において、Rxが、好ましくは、独立して、水素、フッ素、塩素、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、メチルスルファニルおよびエチルスルホニルからなる群から;特にハロゲンおよびC1〜C4ハロアルキルから選択される。

特に式Ia−3中のQcが、J−0aまたはJ−30b;

(式中、 Rxが、独立して、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシおよびC1〜C4ハロアルコキシからなる群から選択される)からなる群から選択される。

式Iの化合物の別の好ましい基は、式I−4

(式中、A、Y、R2、R3、R6、QおよびX2が、上の式Iで定義されるとおりであり;Xa4が、S、SOまたはSO2であり;Ra4が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルである)の化合物、ならびにそれらの化合物の農芸化学的に許容できる塩およびN−オキシドによって表される。式I−4の化合物のこの好ましい基において、Aが、好ましくはNであり、Xa4が、好ましくはSまたはSO2、特にSO2であり、Ra4が、好ましくはエチルであり、Yが、好ましくはOであり、R2が、特にトリフルオロメチルスルファニル、トリフルオロメチルスルフィニル、トリフルオロメチルスルホニル、好ましくはトリフルオロメチルスルファニルであり、R6が、好ましくは水素であり、R3が、特にメチルまたはエチル、好ましくはメチルであり、X2が、NまたはCH、好ましくはCHである。

式I−4の前記好ましい化合物において、Qが、J−1〜J−45からなる群から選択され、ここで、J−1〜J−45、およびRxが、上の式I−1中のQにおいて定義されるとおりである。

式I−4の化合物および上記の式I−4の化合物の好ましい実施形態の全てにおいて、Qが、好ましくは、

からなる群から選択され、式中、各基J−5〜J−44が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される。

好ましくは、各Rxが、独立して、水素およびC1〜C4ハロアルキルから選択され、好ましくは水素およびトリフルオロメチルから選択される。

本発明の別の好ましい実施形態は、式Ia−4

(式中、 Aが、NまたはCH、特にNであり; R26が水素であり; R27が、トリフルオロメチルスルファニル、トリフルオロメチルスルフィニルまたはトリフルオロメチルスルホニル、特にトリフルオロメチルスルファニルであり; X2が、NまたはCH、特にCHであり; X12が、S、SOまたはSO2、特にSまたはSO2であり; R25が、C1〜C4アルキル、特にメチルまたはエチルであり; R33が、C1〜C4アルキル、特にメチルまたはエチルであり;および Qdが、複素環

からなる群から選択され、式中、各基Jが、Rxで一置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される) の化合物によって表される式Iの化合物、ならびに式Ia−4の化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドを含む。

式Ia−4の前記好ましい化合物において、Rxが、独立して、水素およびC1〜C4ハロアルキルから;特に水素およびトリフルオロメチルから選択される。

式Iの特に好ましい基は、式Ia−5

(式中、 Aが、NまたはCH、特にNであり; R28が水素であり; R29が、トリフルオロメチルスルファニル、トリフルオロメチルスルフィニルまたはトリフルオロメチルスルホニル、特にトリフルオロメチルスルファニルであり; R34が、C1〜C4アルキル、特にメチルまたはエチルであり;および Qeが、複素環

からなる群から選択され、ここで、各Rxが、独立して、水素およびC1〜C4ハロアルキルから選択される) の化合物によって表される。

式Ia−5の前記より好ましい化合物において、Rxが、好ましくは、独立して、水素およびトリフルオロメチルから選択される。

式Iの化合物のさらなる好ましい基は、式I−5

(式中、A、Y、R2、R3、X2およびQが、上の式Iで定義されるとおりであり;ここで、Xa1が、S、SOまたはSO2であり;およびRa1が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルである)の化合物、ならびにそれらの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドによって表される。式I−5の化合物のこの好ましい基において、Xa1が、好ましくはSO2であり、Ra1が、好ましくはエチルであり、Yが、好ましくはOであり、R2が、特にペンタフルオロエチルまたはトリフルオロメチル、好ましくはトリフルオロメチルであり、R3が、特にメチルまたはエチル、好ましくはメチルであり、X2が、NまたはCH、好ましくはNである。

式I−5の前記好ましい化合物において、Qが、J−1〜J−45からなる群から選択され、ここで、J−1〜J−45、およびRxが、上の式I−1中のQにおいて定義されるとおりである。

式I−5の化合物および上記の式I−5の化合物の好ましい実施形態の全てにおいて、Qが、好ましくは、

から選択され、式中、J−44が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキル−スルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される。

好ましくは、各Rxが、独立して、水素およびC1〜C4ハロアルキルから選択され、好ましくは水素およびトリフルオロメチルから選択される。

本発明の別の好ましい実施形態は、式Ia−6

(式中、 Aが、NまたはCH、特にNであり; X13が、SまたはSO2、特にSO2であり; R40が、C1〜C4アルキルであり; R41が、C1〜C4ハロアルキルであり; R50が、C1〜C4アルキルであり;および Qfが、

であり、ここで、J−0aが、Rxで一置換され、ここで、Rxが、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルまたは−C(O)C1〜C4ハロアルキルである) の化合物によって表される式Iの化合物、ならびに式Ia−6の化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドを含む。

式Ia−6の前記好ましい化合物において、Rxが、独立して、好ましくは水素およびC1〜C4ハロアルキルから;特に水素およびトリフルオロメチルから選択される。

式Iの特に好ましい基は、式Ia−7

(式中、 Aが、NまたはCH、特にNであり; R42が、C1〜C4ハロアルキルであり; R51が、C1〜C4アルキルであり;および Qgが、

であり、ここで、Rxが、水素またはC1〜C4ハロアルキルである) の化合物によって表される。式Ia−7の前記より好ましい化合物において、Rxが、好ましくは水素およびトリフルオロメチルである。

式Iの化合物の優れた基において、 R1が、C1〜C4アルキルであり; R2が、C1〜C4ハロアルキルまたはC1〜C4ハロアルキルスルファニルであり; R3が、C1〜C4アルキルであり; Xが、SまたはSO2であり; X1がSであり;またはX1がCR6=CHであり、ここで、R6が水素であり;好ましくは、X1がSであり; X2がNであり;またはX2がC−R5であり、ここで、R5が水素であり;好ましくは、X2がNであり; YがOであり; Aが、CHまたはNであり; Qが、非置換であるか、またはハロゲン、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、シアノおよびC1〜C4アルキルスルファニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるフェニルであり;または Qが、C1〜C4ハロアルキルで一置換され得るピラゾリルであり;または Qが、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキルおよびシアノからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るピリジルであり;または Qが、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキルまたはシアノで一置換され得るピリミジニルであり;または Qが、シアノで一置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または Qが、2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソリルであり;またはC1〜C4ハロアルキルおよびハロゲンで一置換され得るチアゾリルであり;Qが、3位または4位にあり得;および式Iの前記優れた化合物のN−オキシドである。

式Iの化合物を調製するための本発明に係る方法は、当業者に公知の方法によって行われる。以下の方法は、式I(式中、Qが4位にある)の化合物の調製を説明している。式I(式中、Qが3位にある)の化合物は、同様に調製され得る。

式I(式中、Xが、SO(スルホキシド)および/またはSO2(スルホン)である)の化合物の部分群は、例えば、他の酸化剤の中でも特にm−クロロペルオキシ安息香酸(mCPBA)、過酸化水素、オキソン、過ヨウ素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウムまたは次亜塩素酸tert−ブチルなどの試薬を含む、式I(式中、XがSである)の対応する硫化物化合物の酸化反応によって得られる。酸化反応は、一般に溶媒の存在下で行われる。反応に使用される溶媒の例としては、ジクロロメタンおよびクロロホルムなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素;メタノールおよびエタノールなどのアルコール;酢酸;水;およびそれらの混合物が挙げられる。反応に使用される酸化剤の量は、スルホキシド化合物Iを生成するための1モルの硫化物化合物Iに対して、一般に1〜3モル、好ましくは1〜1.2モル、スルホン化合物Iを生成するための1モルの硫化物化合物Iに対して、好ましくは2〜2.2モルの酸化剤である。このような酸化反応は、例えば、国際公開第2013/018928号に開示されている。

式I(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、YがOであり、ここで、A、Q、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりである)の化合物の部分群

は、−20〜150℃、好ましくは0〜80℃の温度において不活性溶媒中で、好ましくはアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウム、または水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物、または水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物などの好適な塩基の存在下で、式II(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、YがOであり、ここで、A、Q、X1、X2、R1およびR2が上に定義されるとおりである)の化合物を、式III(式中、R3が上に定義されるとおりであり、ここで、LGが、ハロゲン(特に臭素またはヨウ素)、スルホネートOSO2R38(特にメシレートまたはトシレート)(ここで、R38が、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロ−アルキル、またはニトロまたはC1〜C3アルキルで任意選択的に置換されるフェニルである)、またはサルフェート(硫酸ジメチルなど)などの脱離基である)のアルキル化剤と反応させることによって調製され得る。使用される溶媒の例としては、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、および1,4−ジオキサンなどのエーテル、トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素、アセトニトリルなどのニトリルまたはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンまたはジメチルスルホキシドなどの極性非プロトン性溶媒が挙げられる。

式II(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、YがOであり、ここで、A、Q、X1、X2、R1およびR2が上に定義されるとおりである)の化合物の部分群

は、0〜50℃の温度において不活性溶媒中で、好ましくはトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンまたはピリジンなどの塩基の存在下で、任意選択的に4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)などのアシル化剤の存在下で、式Vの化合物、またはその塩(ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩または臭化水素酸塩、または任意の他の均等な塩など)(式中、X1、X2およびR2が上に定義されるとおりである)を、式IV(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、YがOであり、ここで、A、R1およびQが上に定義されるとおりであり、ここで、LG1が、ハロゲン(特に塩素)などの脱離基である)の化合物と反応させることによって調製され得る。使用される溶媒の例としては、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、および1,4−ジオキサンなどのエーテル、トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素、ジクロロメタンおよびクロロホルムなどのハロゲン化炭化水素、アセトニトリルなどのニトリルまたはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンまたはジメチルスルホキシドなどの極性非プロトン性溶媒が挙げられる。

式Vの化合物、またはその塩(式中、X1、X2およびR2が上述されるとおりである)は、公知の化合物であるか、または文献に記載される公知の方法によって調製され得る。

式II

(式中、 Q、Y、R1、R2、X、X1、X2およびAが、式Iで定義されるとおりである)の化合物は、新規であり、特に本発明に係る式Iの化合物の調製のために開発されたものであり、したがって、本発明のさらなる対象である。式Iの化合物の置換基の選択および好ましい実施形態は、式IIの化合物にも有効である。

式IV(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、YがOであり、ここで、A、R1およびQが上に定義されるとおりであり、ここで、LG1が、ハロゲン(特に塩素)などの脱離基である)の化合物の部分群は、当業者に公知の方法により、および例えば、Tetrahedron,2005,61(46),10827−10852に記載されているように、式IVa

(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、YがOであり、ここで、A、R1およびQが上に定義されるとおりである)の化合物の活性化によって調製され得る。例えば、化合物IV(式中、LG1が、ハロゲン、好ましくは塩素である)は、20〜100℃、好ましくは25℃の温度において塩化メチレンCH2Cl2またはテトラヒドロフランTHFなどの不活性溶媒中で、触媒量のN,N−ジメチルホルムアミドDMFの存在下で、例えば、塩化オキサリル(COCl)2または塩化チオニルSOCl2によるIVaの処理によって形成される。

式II(式中、Xが、SO(スルホキシド)および/またはSO2(スルホン)である)の化合物の部分群は、例えば、他の酸化剤の中でも特にm−クロロペルオキシ−安息香酸(mCPBA)、過酸化水素、オキソン、過ヨウ素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウムまたは次亜塩素酸tert−ブチルなどの試薬を含む、式II(式中、XがSである)の対応する硫化物化合物の酸化反応によって得られる。酸化反応は、一般に溶媒の存在下で行われる。反応に使用される溶媒の例としては、ジクロロメタンおよびクロロホルムなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素;メタノールおよびエタノールなどのアルコール;酢酸;水;およびそれらの混合物が挙げられる。反応に使用される酸化剤の量は、スルホキシド化合物IIを生成するための1モルの硫化物化合物IIに対して、一般に1〜3モル、好ましくは1〜1.2モル、スルホン化合物IIを生成するための1モルの硫化物化合物IIに対して、好ましくは2〜2.2モルの酸化剤である。このような酸化反応は、例えば、国際公開第2013/018928号に開示されている。

あるいは、式I(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、YがOであり、ここで、A、Q、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりである)の化合物

は、0〜50℃の温度において不活性溶媒中で、好ましくはトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンまたはピリジンなどの塩基の存在下で、任意選択的に4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)などのアシル化剤の存在下で、式VIの化合物、またはその塩(ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩、臭化水素酸塩またはヨウ化水素酸塩、または任意の他の均等な塩など)(式中、X1、X2、R2およびR3が上に定義されるとおりである)を、式IV(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、YがOであり、ここで、A、R1およびQが上に定義されるとおりであり、ここで、LG1が、ハロゲン(特に塩素)などの脱離基である)の化合物と反応させることによって調製され得る。使用される溶媒の例としては、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、および1,4−ジオキサンなどのエーテル、トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素、ジクロロメタンおよびクロロホルムなどのハロゲン化炭化水素、アセトニトリルなどのニトリルまたはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンまたはジメチルスルホキシドなどの極性非プロトン性溶媒が挙げられる。

式VIの化合物、またはその塩(ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩、臭化水素酸塩またはヨウ化水素酸塩、または任意の他の均等な塩など)(式中、X1、X2、R2およびR3が上述されるとおりである)は、公知の化合物であるか、または例えば、米国特許第4264616号明細書などの文献に記載される公知の方法によって調製され得る。特に式VIの化合物、またはその塩(式中、X1、X2、R2およびR3が上述されるとおりである)

は、−20〜150℃、好ましくは0〜80℃の温度において不活性溶媒中で、任意選択的にアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウム、または水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物、または水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物などの好適な塩基の存在下で、式Vの化合物、またはその塩(ハロゲン化水素酸塩、好ましくは塩酸塩または臭化水素酸塩、または任意の他の均等な塩など)(式中、X1、X2およびR2が上に定義されるとおりである)を、式III(式中、R3が上に定義されるとおりであり、ここで、LGが、ハロゲン(特に臭素またはヨウ素)、スルホネートOSO2R38(特にメシレートまたはトシレート)(ここで、R38が、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、またはニトロまたはC1〜C3アルキルで任意選択的に置換されるフェニルである)、またはサルフェート(硫酸ジメチルなど)などの脱離基である)のアルキル化剤と反応させることによって調製され得る。使用される溶媒の例としては、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、および1,4−ジオキサンなどのエーテル、トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素、アセトニトリルなどのニトリルまたはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンまたはジメチルスルホキシドなどの極性非プロトン性溶媒が挙げられる。

式Iの化合物のN−オキシドは、式Iの化合物を、例えば、他の酸化剤の中でも特にm−クロロペルオキシ安息香酸(mCPBA)、過酸化水素、オキソン、過ヨウ素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウムまたは次亜塩素酸tert−ブチルなどの好適な酸化剤と反応させることによって調製され得る。酸化反応は、一般に溶媒の存在下で行われる。反応に使用される溶媒の例としては、ジクロロメタンおよびクロロホルムなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素;メタノールおよびエタノールなどのアルコール;酢酸またはトリフルオロ酢酸;水;およびそれらの混合物が挙げられる。別の選択肢は、例えば、酸無水物、例えば無水トリフルオロ酢酸の存在下で、H2O2/尿素付加物を含む。このような酸化は、文献から、例えば、J.Med.Chem.1989,32,2561または国際公開第2000/15615号から公知である。任意選択的に、酸化反応は、例えば、タングステン酸ナトリウムなどの触媒の存在下で行われる。

式IVa(式中、XがSであり、YがOであり、ここで、A、R1およびQが上に定義されるとおりである)の化合物の部分群

は、好ましくは、25〜120℃の温度において不活性溶媒中で任意選択的に触媒量のアンモニウム塩(例えば、臭化テトラブチルアンモニウムTBAB)などの添加剤の存在下で、任意選択的にアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウム、または水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物、または水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物などの好適な塩基の存在下で、式VII(式中、AおよびQが上に定義されるとおりであり、ここで、R50がC1〜C4アルキルであり、ここで、Xb1が、例えば、ハロゲン(好ましくはフッ素、塩素または臭素)またはニトロなどの脱離基である)の化合物を、式VIIIの化合物、またはその塩VIIIa(式中、R1が、式I中で定義されるとおりである)と反応させることによって調製され得る。使用される溶媒の例としては、THF、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、および1,4−ジオキサンなどのエーテル、トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素、アセトニトリルなどのニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンまたはジメチルスルホキシドなどの極性非プロトン性溶媒、または水が挙げられる。式VIIIの化合物の塩の例としては、式VIIIa R1−S−M(VIIIa) (式中、R1が上に定義されるとおりであり、ここで、Mが、例えば、ナトリウムまたはカリウムである)の化合物が挙げられる。好適な酸化剤を用いた、式IVa(式中、XがSであり、YがOであり、ここで、A、R1およびQが上に定義されるとおりである)の化合物の、式IVa(式中、Xが、SOまたはSO2である)の化合物への酸化は、既に上述される条件下で行われ得る。

式VII(式中、AおよびQが上に定義されるとおりであり、ここで、R50がC1〜C4アルキルであり、ここで、Xb1が、例えば、ハロゲン(好ましくはフッ素、塩素または臭素)またはニトロなどの脱離基である)の化合物

は、例えば、式IX(式中、A、R50およびXb1が上に定義されるとおりであり、ここで、Xb2が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのスルホン酸アリールもしくはスルホン酸アルキルのような脱離基である)の化合物を、式X(式中、Qが上に定義されるとおりであり、ここで、Yb1が、例えばB(OH)2またはB(ORb1)2などのホウ素から誘導される官能基であり得、ここで、Rb1が、C1〜C4アルキル基であり得、または2つの基ORb1が、ホウ素原子と一緒に、例えばピナコールボロン酸エステルのような5員環を形成し得る)の化合物と反応させることを含む鈴木反応によって調製され得る。反応は、好ましくは不活性雰囲気下で、例えば1,2−ジメトキシエタンと水との混合物またはジオキサンと水との混合物のような溶媒または溶媒混合物中で、炭酸ナトリウムまたはフッ化セシウムのような塩基の存在下で、パラジウム系触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(0)、またはビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、または(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロ−パラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)によって触媒され得る。反応温度は、優先的に室温から反応混合物の沸点の範囲であり得る。このような鈴木反応は、当業者に周知であり、例えば、J.Orgmet.Chem.576,1999,147−168に概説されている。

あるいは、式VII(式中、A、Q、R50およびXb1が上に定義されるとおりである)の化合物は、式Xa(式中、Qが上に定義されるとおりであり、ここで、Yb2が、トリアルキルスズ誘導体、好ましくはトリ−n−ブチルスズである)の化合物と、式IX(式中、A、R50およびXb1が上に定義されるとおりであり、ここで、Xb2が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのスルホン酸アリールもしくはスルホン酸アルキルのような脱離基である)の化合物とのスティル反応によって調製され得る。このようなスティル反応は、通常、任意選択的にフッ化セシウム、または塩化リチウムなどの添加剤の存在下で、および任意選択的にさらなる触媒、例えばヨウ化銅(I)の存在下で、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、トルエンまたはジオキサンなどの不活性溶媒中で、パラジウム触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、またはビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリドの存在下で行われる。このようなスティルカップリングはまた、当業者に周知であり、例えば、J.Org.Chem.,2005,70,8601−8604,J.Org.Chem.,2009,74,5599−5602、およびAngew.Chem.Int.Ed.,2004,43,1132−1136に記載されている。

式XおよびXaの多くの化合物が、市販されており、または当業者によって調製され得る。

式IX(式中、A、R50、Xb1およびXb2が上に定義されるとおりである)のエステル化合物

は、任意選択的に酸(硫酸など)の存在下で、あるいは任意選択的に例えば塩化オキサリル(COCl)2などの活性剤の存在下で、式XII(式中、R50がC1〜C4アルキルである)のアルコールとの反応により、式XI(式中、A、Xb1およびXb2が上に定義されるとおりである)の対応するカルボン酸化合物から調製され得る。このようなエステル化方法は当業者に周知である。

Qが、基Aを含有する環に窒素原子を介して結合される5〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系である場合、式VII(式中、A、R50およびXb1が上に定義されるとおりである)の化合物は、30〜150℃の温度においてN−メチルピロリドンNMPまたはN,N−ジメチルホルムアミドDMFなどの不活性溶媒中で、L−プロリン、N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミンまたはN,N’−ジメチルエチレン−ジアミンなどの添加剤を用いてまたは用いずに、任意選択的に銅触媒、例えばヨウ化銅(I)の存在下で、炭酸カリウムK2CO3または炭酸セシウムCs2CO3などの塩基の存在下で、複素環Q−H(適切なNH官能基を含有する)Xaa(式中、Qが上に定義されるとおりである)との反応により、式IX(式中、A、R50およびXb1が上に定義されるとおりであり、ここで、Xb2が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのスルホン酸アリールもしくはスルホン酸アルキルのような脱離基である)の化合物から調製され得る。

このような反応(C−N結合形成)は、複素環Q−HJ−30b(ここで、J30bおよびRxが上に定義されるとおりである)について、以下

に示され、式VII(式中、Rx、A、R50およびXb1が既に定義されるとおりである)の化合物の特定の部分群である式VIIaの化合物が得られる。

あるいは、式Iの化合物は、工程の順序を変更することを除き、上述されるものと同じ化学的反応を含む式VIIの化合物および式VIの化合物から調製され得る。この代替的な経路は、スキーム1にまとめられている。式VII(式中、A、Q、R50およびXb1が上に定義されるとおりである)の化合物の、式XIII(式中、A、QおよびXb1が上に定義されるとおりである)の化合物へのけん化は、当業者に公知である(例えば、室温でまたは還流条件に至るまで、メタノール、エタノールまたはジオキサン中の水酸化ナトリウム、水酸化カリウムまたは水酸化リチウム水溶液などの条件を用いる)。

Qが、基Aを含有する環に窒素原子を介して結合される5〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系である場合、同じ考慮事項が同様に適用される。例えば、Qが断片J−30bである場合、スキーム1中の式VIIの化合物は、式VIIaの化合物で置き換えられ得る。

式Iの化合物を生成するためのさらに別の方法は、同様に、最終化合物を生成するために順序を変更することを除き、上述されるものと同じ反応を用いる。これは、スキーム2に記載され、式XVの化合物および式VIの化合物からの式Iの化合物の調製を例示している。

式XV、XVa、VI(塩としてまたは遊離塩基として使用され得る)、XVIおよびIの化合物中、ならびに式X、XaおよびXaaの試薬中の置換基の定義は上述されている。スキーム2中の主な反応は、式XVI(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりであり、ここで、Xb2が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのスルホン酸アリールもしくはスルホン酸アルキルのような脱離基である)の化合物、および断片Qを組み込む式X、XaまたはXaa(式中、Yb1、Yb2およびQが上述されるとおりである)の試薬からの式I(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、YがOであり、ここで、A、Q、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりである)の化合物の調製である。この主な工程は、既に上述されたさらなる酸化工程につながる。

式XV(式中、XがSであり、ここで、A、R1およびXb2が上に定義されるとおりである)の化合物

は、任意選択的にエーテル(例えばテトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、または1,4−ジオキサン)などの不活性溶媒の存在下で、例えば濃塩酸(濃HCl)などの濃酸中で加熱することにより、式XVII(式中、XがSであり、ここで、A、R1およびXb2が上に定義されるとおりである)の化合物を加水分解することによって調製され得る。このような加水分解条件およびその変形形態は当業者に公知である。

式XVII(式中、XがSであり、ここで、A、R1およびXb2が上に定義されるとおりである)の化合物は、好ましくは25〜120℃の温度において不活性溶媒中で、任意選択的に触媒量のアンモニウム塩(例えば、臭化テトラブチルアンモニウムTBAB)などの添加剤の存在下で、任意選択的にアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウム、または水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物、または水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物などの好適な塩基の存在下で、式XVIII(式中、AおよびXb2が上に定義されるとおりであり、ここで、Xb1が、例えば、ハロゲン(好ましくはフッ素、塩素または臭素)またはニトロなどの脱離基である)の化合物を、式VIIIの化合物、またはその塩VIIIa(式中、R1が、式I中で定義されるとおりである)と反応させることによって調製され得る。使用される溶媒の例としては、THF、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、および1,4−ジオキサンなどのエーテル、トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素、アセトニトリルなどのニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンまたはジメチルスルホキシドなどの極性非プロトン性溶媒、または水が挙げられる。式VIIIの化合物の塩の例としては、式VIIIa R1−S−M(VIIIa) (式中、R1が上に定義されるとおりであり、ここで、Mが、例えば、ナトリウムまたはカリウムである)の化合物が挙げられる。

好適な酸化剤を用いた、式XV(式中、XがSであり、ここで、A、R1およびXb2が上に定義されるとおりである)の化合物の、式XV(式中、Xが、SOまたはSO2である)の化合物への酸化は、既に上述される条件下で行われ得る。

上述された反応条件の順序の変更はまた、式XVの化合物、またはそれらの活性化形態XVaを式IVaの有用な化合物へと転化することを可能にし得る。これは、スキーム3に示される。

式XV、XVa、XIXおよびXXの化合物中、ならびに式X、XaおよびXaaの試薬中の置換基の定義は、上述されている。

あるいは、式I(式中、Xが、S、SOまたはSO2である)の化合物

は、例えば、式XXI(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりである)の化合物を、式X(式中、Qが上に定義されるとおりであり、ここで、Yb1が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのスルホン酸アリールもしくはスルホン酸アルキルのような脱離基である)の化合物と反応させることを含む鈴木反応(スキーム4)によって調製され得る。反応は、好ましくは不活性雰囲気下で、例えばジオキサン、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、1,2−ジメトキシ−エタンと水との混合物またはジオキサン/水の混合物、またはトルエン/水の混合物のような溶媒または溶媒混合物中で、炭酸ナトリウム、リン酸三カリウムまたはフッ化セシウムのような塩基の存在下で、パラジウム系触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(0)、(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)ジクロロ−パラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)またはクロロ(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)(XPhosパラダサイクル)によって触媒され得る。反応温度は、優先的に室温から反応混合物の沸点の範囲であり得、または反応は、マイクロ波照射下で行われ得る。このような鈴木反応は、当業者に周知であり、例えば、J.Orgmet.Chem.576,1999,147−168に概説されている。

Qが、基Aを含有する環に窒素原子を介して結合される5〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系である場合、式I(式中、Xが、S、SOまたはSO2である)の化合物は、複素環Q−H(適切なNH官能基を含有する)Xaa(式中、Qが上に定義されるとおりである)との反応により、式XXI(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりである)の化合物から調製され得る。チャン・ラム(Chan−Lam)カップリング(P.Y.S.Lam,C.G.Clark,S.Saubern,J.Adams,M.P.Winters,D.M.T.Chan,A.Combs,Tetrahedron Lett.1998,39,2941)としても知られている反応は、1〜2当量の、例えば酢酸銅(II)のような銅誘導体の存在下でおよび酸素含有雰囲気下で、1〜2当量のピリジンまたはトリエチルアミンのような塩基を用いて一般的に行われる。反応は、通常、室温またはおよそ室温で、ジクロロメタン、ジオキサンまたはジメチルホルムアミドのような不活性溶媒中で行われ得る。

式XXI(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりである)の化合物は、パラジウム触媒反応下で、式XVI(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりであり、ここで、Xb2が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのスルホン酸アリールもしくはスルホン酸アルキルのような脱離基である)の化合物をビスピナコールジボラン(Bpin)2と反応させることによって調製され得る。ピナコールボレート(pinacolborate)官能基のこのような導入が、塩基、好ましくは酢酸カリウムKOAcなどの弱塩基の存在下で、ジオキサンなどの非プロトン性溶媒中で行われ得る。

パラジウムdppfジクロリドまたはPd(dppf)Cl2としても知られている[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)は、このタイプの反応のための一般的な触媒である。反応の温度は、好ましくは0℃から反応混合物の沸点で行われ、または反応は、マイクロ波照射下で行われ得る。

式XXI−int

(式中、 R1、R2、R3、X、X1、X2およびAが、上の式Iで定義されるとおりであり、およびYb2が、−B(OH)2、−B(ORb2)2であり、ここで、Rb2がC1〜C6アルキルであり、またはYb2が、

(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン基)である)の化合物は、新規であり、特に本発明に係る式Iの化合物の調製のために開発されたものであり、したがって、本発明のさらなる対象である。式Iの化合物の置換基の選択および好ましい実施形態は、式XXI−intの化合物にも有効である。

式I(式中、Qが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4ハロアルキル、およびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルである)の化合物は、上記の方法によって調製され得る(特に式I(式中、Qがシクロプロピルである)の化合物は、スキーム2においてなされた説明にしたがって、シクロプロピル−ボロン酸を含む鈴木反応によって調製され得る)。式I(式中、Qが、シアノ(例えば化合物Iaa)およびC1〜C4ハロアルキル(例えば化合物Iad)で置換されるC3〜C6シクロアルキルである)の化合物の特別な場合、化合物は、スキーム5に示される方法によって調製され得る。

スキーム5に示されるように、任意選択的にマイクロ波加熱下で100〜180℃の温度においてN,N−ジメチルホルムアミドDMFなどの不活性溶媒中で、リガンド、例えばキサントホスとともにフッ化亜鉛(II)ZnF2、およびトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)−クロロホルム付加物(Pd2(dba)3)などのパラジウム(0)触媒の存在下で、トリメチルシリル−アセトニトリルTMSCNによる式XVI(式中、Xが、S、SOまたはSO2(特にSO2)であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりであり、ここで、Xb2が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのスルホン酸アリールもしくはスルホン酸アルキルのような脱離基である)の化合物の処理により、式Iab(式中、Xが、S、SOまたはSO2(特にSO2)である)の化合物が得られる。このような化学反応は、文献、例えば、Org.Lett.16(24),6314−6317,2014に記載されている。式Iabの化合物は、0〜120℃の温度においてN,N−ジメチルホルムアミドDMF、アセトン、またはアセトニトリルなどの不活性溶媒中で、水素化ナトリウム、炭酸カリウムK2CO3、または炭酸セシウムCs2CO3などの塩基の存在下で、式XXII(式中、Qxが、直接結合であるかまたは(CH2)nであり、nが、1、2または3であり、ここで、Xb1が、ハロゲン(好ましくは塩素、臭素またはヨウ素)などの脱離基である)の化合物で処理されて、式Iaa(式中、Xが、S、SOまたはSO2(特にSO2)であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりであり、ここで、Qxが、直接結合であるかまたは(CH2)nであり、nが、1、2または3である)の化合物が得られる。あるいは、式Iaaの化合物は、30〜80℃の温度においてテトラヒドロフランTHFなどの不活性溶媒中で、BINAPなどのリガンド、リチウムヘキサメチルジシラザンLiHMDSなどの強塩基とともにPd2(dba)3などの触媒の存在下で、式XXIII(式中、Qxが、XXIIに記載されるとおりである)の化合物による処理により、式XVIの化合物から直接調製され得る。このような化学反応は、例えば、J.Am.Chem.Soc.127(45),15824−15832,2005に記載されている。

式Iaaの化合物は、式Iadの化合物の調製にさらに用いられ得る(スキーム5)。実際に、式Iaa(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりであり、ここで、Qxが、直接結合であるかまたは(CH2)nであり、nが、1、2または3である)の化合物は、当業者に公知の条件(水性塩基性または酸性条件)下で、式Iac(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりであり、ここで、Qxが、直接結合であるかまたは(CH2)nであり、nが、1、2または3である)の化合物へと加水分解され得る。20〜100℃の温度において任意選択的にフッ化水素HFの存在下で、四フッ化硫黄SF4またはFluolead(4−tert−ブチル−2,6−ジメチルフェニル硫黄トリフルオリド)などの試薬による式Iacの化合物の処理により、式Iad(式中、Xが、S、SOまたはSO2であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりであり、ここで、Qxが、直接結合であるかまたは(CH2)nであり、nが、1、2または3である)の化合物が得られる。

あるいは、式Iaaの化合物は、スキーム6および7に示されるように調製され得る。スキーム6に示されるように、使用される化学反応は、スキーム5に記載されるものと同一であり、反応の基材が異なるのみである。したがって、スキーム5に記載されるような上述される化合物XIX(式中、Xが、S、SOまたはSO2(特にSO2)であり、ここで、A、R1が上に定義されるとおりであり、ここで、Xb2が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのスルホン酸アリールもしくはスルホン酸アルキルのような脱離基であり、ここで、R50が、C1〜C4アルキルである)と、トリメチルシリル−アセトニトリルTMSCNとの反応は、式XXIVの化合物をもたらす。これらは、スキーム5に記載されるように、式XXIIの化合物と反応させることにより、式XXV(式中、Xが、S、SOまたはSO2(特にSO2)であり、ここで、Qx、A、R1が上に定義されるとおりであり、ここで、R50が、C1〜C4アルキルである)の化合物に転化される。同様に、化合物XXVは、スキーム5に記載される化学反応により、XIXから直接調製され得る。式XXVの化合物は、当業者に公知の方法によって容易に加水分解されて、式XXVI(式中、Xが、S、SOまたはSO2(特にSO2)であり、ここで、Qx、A、R1が上に定義されるとおりである)の化合物が得られる。

スキーム7に示される化学反応は、詳細に上述されている(例えば、スキーム2、または変換VI+IV→Iに関連する文章を参照)。この化学反応は、活性化種XXVIa(式中、Xが、S、SOまたはSO2(特にSO2)であり、ここで、Qx、A、R1が上に定義されるとおりであり、ここで、LG1が、典型的に塩素である)を形成した後、式VIの化合物、またはその塩とのアミドカップリングにより、式Iaa(式中、全ての置換基が上述されるとおりである)の化合物を得ることを含む。

式XXVI−int

(式中、 R1、XおよびAが、上の式Iで定義されるとおりであり、およびR500が、水素またはC1〜C4アルキルであり、 ここで、Qが、基

であり、ここで、R0002がシアノである)の化合物は、新規であり、特に本発明に係る式Iの化合物の調製のために開発されたものであり、したがって、本発明のさらなる対象である。式Iの化合物の置換基の選択および好ましい実施形態は、式XXVI−intの化合物にも有効である。

式I(式中、Qが、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニルおよびC1〜C6ハロアルキルスルホニルである)の化合物(例えば化合物Iaeおよび/またはIaf)は、スキーム8に示される方法によって調製され得る。

スキーム8に示されるように、任意選択的にマイクロ波加熱下で室温から120℃の温度においてアセトニトリルなどの不活性溶媒中で、ビピリジン銅試薬(bpy)CuSRF(式中、RFが、C1〜C6ハロアルキルであり、ここで、bpyがビピリジルである)による式XVI(式中、Xが、S、SOまたはSO2(特にS)であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりであり、ここで、Xb2が、例えば、塩素、臭素またはヨウ素(好ましくは臭素)、またはトリフルオロメタンスルホネートなどのスルホン酸アリールもしくはスルホン酸アルキルのような脱離基である)の化合物の処理により、式Iae(式中、Xが、S、SOまたはSO2(特にS)であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりであり、ここで、RFが、C1〜C6ハロアルキルである)の化合物が得られる。このような化学反応は、公知であり、文献、例えば、Angew.Chem.Int.Ed.2013,52,1548−1552に記載されている。この変換のための好ましい試薬は、式IaeおよびIaf(式中、RFが、トリフルオロメチルである)の化合物の特定の調製のために(bpy)CuSCF3(CAS 1413732−47−4)である。

式Iae(式中、Xが、SまたはSOである)の化合物は、本明細書において上述される当業者に公知の方法により、例えば、式Iaf(式中、Xが、SOまたはSO2(特にSO2)であり、ここで、A、X1、X2、R1、R2およびR3が上に定義されるとおりであり、ここで、RFが、C1〜C6ハロアルキルである)の化合物へとさらに酸化され得る。

硫黄中心における酸化状態のさらなる調整は、本明細書において上述される当業者に公知の方法により、(任意選択的にタングステン酸ナトリウムなどの触媒の存在下で)例えば過ヨウ素酸ナトリウム、m−クロロ過安息香酸および/または過酸化水素などの酸化剤を用いて行われ得る。

式I(式中、Qが、上記の4位にある)の化合物を調製するための本発明に係る方法、ならびに全ての関連する中間体についての説明(上記の文章、説明および調製方法を参照)は、場合により、一連の特定の工程の順序を変更することにより、かつ当業者に公知の方法で反応条件をわずかに修正することにより、式I(式中、Qが、3位にある)の化合物の調製に同様に適用され得る。スキーム9において、式I(式中、Qが、3位にある)の化合物は、式I−A

(式中、置換基が、上の式Iで定義されるとおりである)の化合物によって表される。

このような変換は、中間体IX−pおよびVI(またはその塩)(式中、上述される全ての置換基の定義は、示される化合物にも有効である)からの式I−A(式中、YがOである)の化合物の調製についてスキーム9に示される。

反応剤は、塩基の存在下で反応され得る。好適な塩基の例は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属またはアルカリ土類金属アミド、アルカリ金属またはアルカリ土類金属アルコキシド、アルカリ金属またはアルカリ土類金属酢酸塩、アルカリ金属またはアルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属またはアルカリ土類金属ジアルキルアミドまたはアルカリ金属またはアルカリ土類金属アルキルシリルアミド、アルキルアミド、アルキレンジアミド、遊離またはN−アルキル化飽和または不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウムおよび炭素環式アミンである。挙げられる例は、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、水素化カルシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N−シクロヘキシル−N,N−ジメチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N−メチルモルホリン、水酸化ベンジルトリメチルアンモニウムおよび1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)である。

反応剤は、そのままで、すなわち、溶媒または希釈剤を加えずに互いに反応され得る。しかしながら、ほとんどの場合、不活性溶媒または希釈剤またはこれらの混合物を加えることが有利である。反応が塩基の存在下で行われる場合、トリエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリンまたはN,N−ジエチルアニリンなどの過剰に用いられる塩基は、溶媒または希釈剤としても働き得る。

反応は、約−80℃〜約+140℃、好ましくは約−30℃〜約+100℃の温度範囲、多くの場合、周囲温度から約+80℃の範囲で行われるのが有利である。

式Iの化合物は、式Iの出発化合物の1つ以上の置換基を、慣例的な方法で、本発明に係る他の置換基で置換することにより、式Iの別の化合物へと、それ自体公知の方法で転化され得る。

それぞれ好適な反応条件および出発材料の選択に応じて、例えば、1つの反応工程において、1つの置換基を、本発明に係る別の置換基で単に置換することが可能であり、または複数の置換基が、同じ反応工程において、本発明に係る他の置換基で置換され得る。

式Iの化合物の塩は、それ自体公知の方法で調製され得る。したがって、例えば、式Iの化合物の酸付加塩が、好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理によって得られ、塩基による塩が、好適な塩基または好適なイオン交換試薬による処理によって得られる。

式Iの化合物の塩は、例えば、好適な塩基性化合物または好適なイオン交換試薬による処理により、遊離化合物Iの酸付加塩へと、および例えば、好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理により、塩基による塩へと、慣例的な方法で転化され得る。

式Iの化合物の塩は、例えば塩化銀を形成する無機塩が不溶性であり、したがって反応混合物から沈殿する好適な溶媒中で、例えば、塩酸塩などの無機酸塩を、酸のナトリウム塩、バリウム塩または銀塩などの好適な金属塩、例えば酢酸銀で処理することにより、式Iの化合物の他の塩、酸付加塩、例えば、他の酸付加塩へと、それ自体公知の方法で転化され得る。

手順または反応条件に応じて、塩形成特性を有する式Iの化合物が、遊離形態または塩の形態で得られる。

式Iの化合物および必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態または塩形態で、分子中に現れる不斉炭素原子の数、絶対および相対配置に応じて、および/または分子中に現れる非芳香族二重結合の配置に応じて、例えば、対掌体および/またはジアステレオマーなどの純粋な異性体の形態で、あるいは鏡像異性体混合物、例えば、ラセミ体、ジアステレオマー混合物またはラセミ体混合物などの異性体混合物として、可能な異性体の1つの形態でまたはこれらの混合物として存在することができ;本発明は、純粋な異性体に関し、可能な全ての異性体混合物にも関し、立体化学の詳細がそれぞれ特に記載されていない場合でも、上記および下記においてこの意味でそれぞれ理解されるべきである。

式Iの化合物のジアステレオマー混合物またはラセミ混合物は、どの出発材料および手順が選択されたかに応じて得られる遊離形態または塩形態で、例えば、分別結晶化、蒸留および/またはクロマトグラフィーにより、成分の物理化学的差異に基づいて、純粋なジアステレオマーまたはラセミ体へと、公知の方法で分離され得る。

同様の方法で得られるラセミ体などの鏡像異性体混合物は、公知の方法により、例えば、光学活性溶媒からの再結晶化により、キラル吸着剤におけるクロマトグラフィー、例えば、好適な微生物を用いたアセチルセルロースにおける高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、例えば、1つのみの鏡像異性体が複合されるキラルクラウンエーテルを用いた、包接化合物の形成を介した特定の固定化酵素による開裂により、またはジアステレオマー塩への転化により、例えば、塩基性最終生成物ラセミ体を、カルボン酸、例えばショウノウ酸、酒石酸またはリンゴ酸、またはスルホン酸、例えばカンファースルホン酸などの光学活性酸と反応させ、このように得られるジアステレオマー混合物を、例えば、異なる溶解度に基づく分別結晶によって分離して、好適な物質、例えば塩基性物質の作用により、所望の鏡像異性体がそれから放出され得るジアステレオマーを得ることにより、光学対掌体へと分解され得る。

純粋なジアステレオマーまたは鏡像異性体は、本発明にしたがって、好適な異性体混合物を分離することによるだけでなく、ジアステレオ選択的またはエナンチオ選択的合成の一般に知られている方法によっても、例えば、立体化学特性を有する出発材料を用いて、本発明に係る方法を行うことによっても得られる。

N−オキシドは、酸無水物、例えば無水トリフルオロ酢酸の存在下で、式Iの化合物を、好適な酸化剤、例えばH2O2/尿素付加物と反応させることによって調製され得る。このような酸化は、例えば、J.Med.Chem.,32(12),2561−73,1989または国際公開第00/15615号といった文献から公知である。

個々の成分が異なる生物学的活性を有する場合、それぞれ、生物学的により有効な異性体、例えば鏡像異性体またはジアステレオマー、または異性体混合物、例えば鏡像異性体混合物またはジアステレオマー混合物を単離または合成することが有利である。

式Iの化合物および必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態または塩形態で、必要に応じて、水和物の形態で得ることもでき、および/または他の溶媒、例えば、固体形態で存在する化合物の結晶化に使用され得た溶媒を含む。

以下の表1〜12に表される化合物は、上述される方法にしたがって調製され得る。以下に続く例は、本発明を例示し、式Iの好ましい化合物を示すことが意図される。

表X:この表は、式I−1a:

(式中、Ra1、R2、R3、X2およびQRxが、以下に定義されるとおりである)の8つの置換基の定義X.001〜X.008および表Xの化合物のN−オキシドを開示する。

表1:この表は、式I−1a(式中、Xa1がSであり、YがOであり、Ra1、R2、R3、X2およびQRxが、表X中に定義されるとおりである)の8種の化合物1.001〜1.008を開示する。例えば、化合物番号1.001は、以下の構造:

を有する。

表2:この表は、式I−1a(式中、Xa1がSOであり、YがOであり、Ra1、R2、R3、X2およびQRxが、表X中に定義されるとおりである)の8種の化合物2.001〜2.008を開示する。

表3:この表は、式I−1a(式中、Xa1がSO2であり、YがOであり、Ra1、R2、R3、X2およびQRxが、表X中に定義されるとおりである)の8種の化合物3.001〜3.008を開示する。

表Y:この表は、式I−2a:

(式中、Ra1、R2、R3、X2およびQRxが、以下に定義されるとおりである)の8つの置換基の定義Y.001〜Y.008および表Yの化合物のN−オキシドを開示する。

表4:この表は、式I−2a(式中、Xa2がSであり、YがOであり、Ra1、R2、R3、X2およびQRxが、表Y中に定義されるとおりである)の8種の化合物4.001〜4.008を開示する。

表5:この表は、式I−2a(式中、Xa2がSOであり、YがOであり、Ra1、R2、R3、X2およびQRxが、表Y中に定義されるとおりである)の8種の化合物5.001〜5.008を開示する。

表6:この表は、式I−2a(式中、Xa2がSO2であり、YがOであり、Ra1、R2、R3、X2およびQRxが、表Y中に定義されるとおりである)の8種の化合物6.001〜6.008を開示する。

表Z:この表は、式I−3a:

(式中、Ra3、R2、R3、X2およびQRxが、以下に定義されるとおりである)の10種の化合物Z.001〜Z.010および表Zの化合物のN−オキシドを開示する。

表7:この表は、式I−3a(式中、Xa3がSであり、YがOであり、AがNであり、R6がHであり、Ra3、R2、R3、X2およびQRxが、表Z中に定義されるとおりである)の10種の化合物7.001〜7.010を開示する。

表8:この表は、式I−3a(式中、Xa3がSOであり、YがOであり、AがNであり、R6がHであり、Ra3、R2、R3、X2およびQRxが、表Z中に定義されるとおりである)の10種の化合物8.001〜8.010を開示する。

表9:この表は、式I−3a(式中、Xa3がSO2であり、YがOであり、AがNであり、R6がHであり、Ra3、R2、R3、X2およびQRxが、表Z中に定義されるとおりである)の10種の化合物9.001〜9.010を開示する。

表U:この表は、式I−4a:

(式中、Ra4、R2、R3、X2およびQRxが、以下に定義されるとおりである)の10種の化合物U.001〜U.010および表Uの化合物のN−オキシドを開示する。

表10:この表は、式I−4a(式中、Xa4がSであり、YがOであり、AがNであり、Ra4、R2、R3、X2およびQRxが、表U中に定義されるとおりである)の10種の化合物10.001〜10.010を開示する。

表11:この表は、式I−4a(式中、Xa4がSOであり、YがOであり、AがNであり、Ra4、R2、R3、X2およびQRxが、表U中に定義されるとおりである)の10種の化合物11.001〜11.010を開示する。

表12:この表は、式I−4a(式中、Xa4がSO2であり、YがOであり、AがNであり、Ra4、R2、R3、X2およびQRxが、表U中に定義されるとおりである)の10種の化合物12.001〜12.010を開示する。

本発明に係る式Iの化合物は、低い施用量でも有害生物防除の分野で予防的におよび/または治療的に有益な活性成分であり、これは、非常に好ましい殺生物スペクトルを有し、温血動物種、魚類および植物によって良好な耐容性を示される。本発明に係る活性成分は、昆虫またはダニ目(Acarina)の代表例など、通常の感受性の動物有害生物だけでなく、耐性がある動物有害生物の全てまたは個々の発育段階に対しても作用する。本発明に係る活性成分の殺虫または殺ダニ活性は、直接、すなわち、直ちにまたはいくらかの時間が経過してから初めて、例えば脱皮中に起こる有害生物の破壊として、または間接的に、例えば、減少した産卵および/または孵化率として現れることがある。

上記の動物有害生物の例は以下のとおりである: ダニ目(Acarina)から、例えば、アカリツス属(Acalitus spp)、アカルス属(Aculus spp)、アカリカルス属(Acaricalus spp)、アセリア属(Aceria spp)、アシブトコナダニ(Acarus siro)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、ブレビパルパス属(Brevipalpus spp.)、ブリオビア属(Bryobia spp)、カリピトリメルス属(Calipitrimerus spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス属(Dermatophagoides spp)、エオテトラニカス属(Eotetranychus spp)、エリオフィエス属(Eriophyes spp.)、ヘミタルソネムス属(Hemitarsonemus spp)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、オリゴニクス属(Olygonychus spp)、カズキダニ属(Ornithodoros spp.)、ポリファゴタルソネ・ラタス(Polyphagotarsone latus)、パノニクス属(Panonychus spp.)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、フィトネムス属(Phytonemus spp)、ポリファゴタロソネムス属(Polyphagotarsonemus spp)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属(Sarcoptes spp.)、ステネオタルソネムス属(Steneotarsonemus spp)、ホコリダニ属(Tarsonemus spp.)およびテトラニクス属(Tetranychus spp.); シラミ目(Anoplura)から、例えば、ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、リノグナツス属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)およびフィロキセラ属(Phylloxera spp.); 鞘翅目(Coleoptera)から、例えば、アグリオテス属(Agriotes spp.)、アンフィマロン・マジャレ(Amphimallon majale)、セマダラコガネ(Anomala orientalis)、アントノムス属(Anthonomus spp.)、マグソコガネ属(Aphodius spp)、アスチラス・アトロマクラタス(Astylus atromaculatus)、アテニウス属(Ataenius spp)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、カエトクネマ・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、セロトマ属(Cerotoma spp)、コノデルス属(Conoderus spp)、コスモポリテス属(Cosmopolites spp.)、コチニス・ニチダ(Cotinis nitida)、クルクリオ属(Curculio spp.)、シクロセファラ属(Cyclocephala spp)、デルメステス属(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属(Diabrotica spp.)、アブデルスツノカブトムシ(Diloboderus abderus)、エピラクナ属(Epilachna spp.)、エレムヌス属(Eremnus spp.)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、コーヒーノミキクイムシ(Hypothenemus hampei)、ラグリア・フイロサ(Lagria vilosa)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)、リッソルホプトルス属(Lissorhoptrus spp.)、リオゲニス属(Liogenys spp)、マエコラスピス属(Maecolaspis spp)、アカビロウドコガネ(Maladera castanea)、メガセリス属(Megascelis spp)、メリゲテス・アエネウス(Melighetes aeneus)、メロロンタ属(Melolontha spp.)、マイオクロウス・アルマツス(Myochrous armatus)、オリカエフィルス属(Orycaephilus spp.)、オチオリンクス属(Otiorhynchus spp.)、フィロファガ属(Phyllophaga spp)、フリクチヌス属(Phlyctinus spp.)、ポピリア属(Popillia spp.)、プシリオデス属(Psylliodes spp.)、リソマツス・アウブチリス(Rhyssomatus aubtilis)、リゾペルタ属(Rhizopertha spp.)、コガネムシ科(Scarabeidae)、シトフィルス属(Sitophilus spp.)、シトトルガ属(Sitotroga spp.)、ソマチカス属(Somaticus spp)、スフェノフォラス属(Sphenophorus spp)、ステルネクススブ・シグナツス(Sternechus subsignatus)、ゴミムシダマシ属(Tenebrio spp.)、トリボリウム属(Tribolium spp.)およびトロゴデルマ属(Trogoderma spp.); 双翅目(Diptera)から、例えば、ヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp)、アンテリゴナ・ソカタ(Antherigona soccata)、オリーブミバエ(Bactrocea oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、ブラジシア属(Bradysia spp)、クロバエ(Calliphora erythrocephala)、セラチチス属(Ceratitis spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、イエカ属(Culex spp.)、クテレブラ属(Cuterebra spp.)、ダクス属(Dacus spp.)、デリア属(Delia spp)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ガストロフィラス属(Gastrophilus spp.)、ゲオミザ・トリプンクタタ(Geomyza tripunctata)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、ヒフバエ属(Hypoderma spp.)、ヒッポボスカ属(Hyppobosca spp.)、リリオミザ属(Liriomyza spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、メラナグロミザ属(Melanagromyza spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、オルセオリア属(Orseolia spp.)、キモグリバエ(Oscinella frit)、アカザモグリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア属(Phorbia spp.)、ラゴレチス属(Rhagoletis spp)、リベリア・クアドリファシアタ(Rivelia quadrifasciata)、スカテラ属(Scatella spp)、キノコバエ属(Sciara spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、タニア属(Tannia spp.)およびガガンボ属(Tipula spp.); 半翅目(Hemiptera)から、例えば、アカントコリス・スカブラトル(Acanthocoris scabrator)、アクロステルナム属(Acrosternum spp)、ウススジカスミカメムシ(Adelphocoris lineolatus)、アンブリペルタ・ニチダ(Amblypelta nitida)、バチコエリア・タラシナ(Bathycoelia thalassina)、ブリサス属(Blissus spp)、トコジラミ属(Cimex spp.)、クラビグララ・トメントシコリス(Clavigralla tomentosicollis)、クレオンチアデス属(Creontiades spp)、ジスタンチエラ・テオブロマ(Distantiella theobroma)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジスデルクス属(Dysdercus spp.)、エデッサ属(Edessa spp)、ユーキスツス属(Euchistus spp.)、ヒメナガメ(Eurydema pulchrum)、エウリガステル属(Eurygaster spp.)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属(Leptocorisa spp.)、メクラカメムシ属(Lygus spp)、マルガロデス属(Margarodes spp)、ムルガンチア・ヒストリオニク(Murgantia histrionic)、ネオメガロトムス属(Neomegalotomus spp)、タバコカスミカメムシ(Nesidiocoris tenuis)、ネザラ属(Nezara spp.)、ニシウス・シムランス(Nysius simulans)、オエバルス・インスラリス(Oebalus insularis)、ピエスマ属(Piesma spp.)、ピエゾドルス属(Piezodorus spp)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノファラ属(Scotinophara spp.)、チアンタ属(Thyanta spp)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ヴァチガ・イルデンス(Vatiga illudens); アシルトシウム・ピスム(Acyrthosium pisum)、アダルゲス属(Adalges spp)、アガリアナ・エンシゲラ(Agalliana ensigera)、アゴノセナ・タルギオニイ(Agonoscena targionii)、アレウロジクス属(Aleurodicus spp)、アレウロカンツス属(Aleurocanthus spp)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデス・ブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、フタテンミドリヨコバイ(Amarasca biguttula)、アムリトズス・アトキンソニ(Amritodus atkinsoni)、アノニジエラ属(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属(Aphis spp.)、アスピジオツス属(Aspidiotus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、バクテリセラ・コッケレリ(Bactericera cockerelli)、ベミシア属(Bemisia spp)、ブラキカウズス属(Brachycaudus spp)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属(Cacopsylla spp)、ニンジンフタオアブラムシ(Cavariella aegopodii Scop.)、セロプラスタ属(Ceroplaster spp.)、クリソムファルス・アオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、シカデラ属(Cicadella spp)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)、クリプトミズス属(Cryptomyzus spp)、シカデュリナ属(Cicadulina spp)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ダルブルス・マイジス(Dalbulus maidis)、ジアレウロデス属(Dialeurodes spp)、ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ジウラフィス・ノキシア(Diuraphis noxia)、ジサフィス属(Dysaphis spp)、エンポアスカ属(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属(Erythroneura spp.)、ガスカルジア属(Gascardia spp.)、グリカスピス・ブリンブレコンベイ(Glycaspis brimblecombei)、ヒアダフィス・シュードブラシカエ(Hyadaphis pseudobrassicae)、ヒアロプテルス属(Hyalopterus spp)、ヒペロミズス・パリズス(Hyperomyzus pallidus)、リュウガンズキンヨコバイ(Idioscopus clypealis)、ヤコビアスカ・リビカ(Jacobiasca lybica)、ラオデルファクス属(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属(Lepidosaphes spp.)、ニセダイコンアブラムシ(Lopaphis erysimi)、リオゲニス・マイジス(Lyogenys maidis)、マクロシフム属(Macrosiphum spp.)、マハナルヴァ属(Mahanarva spp)、メタカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、ミンズス・クルズス(Myndus crudus)、ミズス属(Myzus spp.)、ネオトキソプテラ属(Neotoxoptera sp)、ツマグロヨコバイ属(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属(Nilaparvata spp.)、ナシミドリオオアブラムシ(Nippolachnus piri Mats)、オドナスピス・ルタエ(Odonaspis ruthae)、オレグマ・ラニゲラ・ゼンター(Oregma lanigera Zehnter)、ヤマモモコナジラミ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ・コッケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属(Perkinsiella spp)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属(Phylloxera spp)、プラノコッカス属(Planococcus spp.)、シューダウラカスピス属(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属(Pseudococcus spp.)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus)、プシラ属(Psylla spp.)、プルビナリア・エチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属(Quadraspidiotus spp.)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、ロパロシフム属(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属(Saissetia spp.)、スカホイデウス属(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属(Schizaphis spp.)、シトビオン属(Sitobion spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、スピシスチルス・フェスチヌス(Spissistilus festinus)、タロファガス・プロセルピナ(Tarophagus Proserpina)、トキソプテラ属(Toxoptera spp)、トリアレウロデス属(Trialeurodes spp)、トリジスカス・スポロボリ(Tridiscus sporoboli)、トリオニムス属(Trionymus spp)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)、ジギナ・フラミゲラ(Zygina flammigera)、ジギニジア・スクテラリス(Zyginidia scutellaris); 膜翅目(Hymenoptera)から、例えば、ヒメハキリアリ属(Acromyrmex)、アルゲ属(Arge spp)、ハキリアリ属(Atta spp.)、セフス属(Cephus spp.)、ジプリオン属(Diprion spp.)、マツハバチ科(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ホプロカンパ属(Hoplocampa spp.)、ケアリ属(Lasius spp.)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン属(Neodiprion spp.)、シュウカクアリ属(Pogonomyrmex spp)、スレノプシス・インビクタ(Slenopsis invicta)、ソレノプシス属(Solenopsis spp.)およびベスパ属(Vespa spp.); 等翅目(Isoptera)から、例えば、コプトテルメス属(Coptotermes spp)、コルニテルネス・クムランス(Corniternes cumulans)、インシシテルメス属(Incisitermes spp)、マクロテルメス属(Macrotermes spp)、マストテルメス属(Mastotermes spp)、ミクロテルメス属(Microtermes spp)、ヤマトシロアリ属(Reticulitermes spp.);ソレノプシス・ゲミナテ(Solenopsis geminate) 鱗翅目(Lepidoptera)から、例えば、アクレリス属(Acleris spp.)、アドキソフィエス属(Adoxophyes spp.)、アエゲリア属(Aegeria spp.)、アグロティス属(Agrotis spp.)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillaceae)、アミロイス属(Amylois spp.)、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルチップス属(Archips spp.)、アルギレスチア属(Argyresthia spp)、アルギロタエニア属(Argyrotaenia spp.)、アウトグラファ属(Autographa spp.)、ブックラトリクス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、アフリカズイム(Busseola fusca)、スジマラダメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、チロ属(Chilo spp.)、コリストネウラ属(Choristoneura spp.)、クリソテウチア・トピアリア(Chrysoteuchia topiaria)、ブドウホソハマキ(Clysia ambiguella)、クナファロクロシス属(Cnaphalocrocis spp.)、クネファシア属(Cnephasia spp.)、コチリス属(Cochylis spp.)、コレオフォラ属(Coleophora spp.)、コリアス・レスビア(Colias lesbia)、ワタアカキリバ(Cosmophila flava)、クラムバス属(Crambus spp)、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビア・ロイコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シダリマ・ペルスペクタリス(Cydalima perspectalis)、シジア属(Cydia spp.)、ジアファニア・ペルスペクタリス(Diaphania perspectalis)、ジアトラエア属(Diatraea spp.)、ジパロプシス・カスタネア(Diparopsis castanea)、エアリアス属(Earias spp.)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属(Ephestia spp.)、エピノチア属(Epinotia spp)、エスチグメネ・アクレア(Estigmene acrea)、エチエラ・ジンキネラ(Etiella zinckinella)、ユーコスマ属(Eucosma spp.)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクチス属(Euproctis spp.)、ユークソア属(Euxoa spp.)、フェルチア・ジャクリフェリア(Feltia jaculiferia)、グラホリタ属(Grapholita spp.)、ヘディア・ヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヘルペトグラマ属(Herpetogramma spp)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、モロコシマダラメイガ(Lasmopalpus lignosellus)、レウコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス属(Lithocollethis spp.)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、ロキソステゲ・ビフィダリス(Loxostege bifidalis)、リマントリア属(Lymantria spp.)、リオネチア属(Lyonetia spp.)、マラコソマ属(Malacosoma spp.)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タバコスズメガ(Manduca sexta)、ミチムナ属(Mythimna spp)、ノクツア属(Noctua spp)、オペロフテラ属(Operophtera spp.)、オルニオデス・インディカ(Orniodes indica)、アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ属(Pammene spp.)、パンデミス属(Pandemis spp.)、マツキリガ(Panolis flammea)、パパイペマ・ネブリス(Papaipema nebris)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiela)、コーヒーハモグリバエ(Perileucoptera coffeella)、シューダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス属(Pieris spp.)、コナガ(Plutella xylostella)、プレイス属(Prays spp.)、シュードプルシア属(Pseudoplusia spp)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、リチア・アルビコスタ(Richia albicosta)、シルポファガ属(Scirpophaga spp.)、セサミア属(Sesamia spp.)、スパルガノチス属(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属(Spodoptera spp.)、シレプタ・デロガテ(Sylepta derogate)、シナンテドン属(Synanthedon spp.)、タウメトポエア属(Thaumetopoea spp.)、トルトリックス属(Tortrix spp.)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、トマトキバガ(Tuta absoluta)、およびスガ属(Yponomeuta spp.); 食毛目(Mallophaga)から、例えば、ダマリネア属(Damalinea spp.)およびケモノハジラミ属(Trichodectes spp.); 直翅目(Orthoptera)から、例えば、ゴキブリ属(Blatta spp.)、チャバネゴキブリ属(Blattella spp.)、ケラ属(Gryllotalpa spp.)、マデラゴキブリ(Leucophaea maderae)、トノサマバッタ属(Locusta spp.)、ネオクルチラ・ヘキサダクチラ(Neocurtilla hexadactyla)、ワモンゴキブリ属(Periplaneta spp.)、スカプテリスカス属(Scapteriscus spp)、およびコオロギ属(Schistocerca spp.); チャタテムシ目(Psocoptera)から、例えば、リポセリス属(Liposcelis spp.); ノミ目(Siphonaptera)から、例えば、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)およびケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis); 総翅目(Thysanoptera)から、例えば、カリオトリプス・ファセオリ(Calliothrips phaseoli)、ハナアザミウマ属(Frankliniella spp.)、ヘリオトリプス属(Heliothrips spp)、ヘルシノトリプス属(Hercinothrips spp.)、パルテノトリプス属(Parthenothrips spp)、シルトトリプス・アウランチィ(Scirtothrips aurantii)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis)、タエニオトリプス属(Taeniothrips spp.)、アザミウマ属(Thrips spp); シミ目(Thysanura)から、例えば、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)。

本発明に係る活性成分は、特に植物、特に有用な植物および農業、園芸および森林における観賞植物、またはこのような植物の果実、花、葉、茎、塊茎または根などの器官において発生する上記のタイプの有害生物を防除、すなわち、抑制または破壊するのに使用され得、場合によっては、後の時点で形成される植物器官でさえ、これらの有害生物から保護されたままである。

好適な標的作物は、特にコムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、イネ、トウモロコシまたはソルガムなどの穀物;テンサイまたは飼料用ビートなどのビート;果実、例えば、リンゴ、セイヨウナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボまたは液果類、例えばイチゴ、ラズベリーまたはブラックベリーなどの仁果類、核果類または柔らかい果物;インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメまたはダイズなどのマメ科作物;ナタネ、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ヤシ、ヒマ、カカオまたはアメリカホドイモ(ground nut)などの油脂作物;カボチャ、キュウリまたはメロンなどのウリ科植物;ワタ、アマ、麻またはジュートなどの繊維植物;オレンジ、レモン、グレープフルーツまたはタンジェリンなどの柑橘類の果物;ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモまたはピーマンなどの野菜類;アボカド、シナモンまたはショウノウなどのクスノキ科(Lauraceae)の植物;およびさらにタバコ、堅果類、コーヒー、ナス、サトウキビ、茶、コショウ、ブドウ、ホップ、オオバコ科の植物およびラテックス植物である。

本発明の組成物および/または方法は、花、低木、広葉樹および常緑樹を含む、任意の観賞植物および/または野菜作物にも使用され得る。

例えば、本発明は、以下の観賞植物種のいずれかに使用され得る:カッコウアザミ属(Ageratum spp.)、アロンソア属(Alonsoa spp.)、イチリンソウ属(Anemone spp.)、アニソドンテア・カペンシス(Anisodontea capsenisis)、アンセミス属(Anthemis spp.)、キンギョソウ属(Antirrhinum spp.)、シオン属(Aster spp.)、ベゴニア属(Begonia spp.)(例えば、エラチオールベゴニア(B.elatior)、シキザキベゴニア(B.semperflorens)、B.チュベレウクス(B.tubereux))、ブーゲンビリア属(Bougainvillea spp.)、ブラキスコメ属(Brachycome spp.)、アブラナ属(Brassica spp.)(観賞植物)、カルセオラリア属(Calceolaria spp.)、トウガラシ(Capsicum annuum)、ニチニチソウ(Catharanthus roseus)、カンナ属(Canna spp.)、ヤグルマギク属(Centaurea spp.)、キク属(Chrysanthemum spp.)、シネラリア属(Cineraria spp.)(シロタエギク(C.maritime))、ハルシャギク属(Coreopsis spp.)、クラッスラ・コッキネア(Crassula coccinea)、クフェア・イグネア(Cuphea ignea)、ダリア属(Dahlia spp.)、デルフィニウム属(Delphinium spp.)、ケマンソウ(Dicentra spectabilis)、ドロテアンツス属(Dorotheantus spp.)、トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)、レンギョウ属(Forsythia spp.)、フクシア属(Fuchsia spp.)、ゼラニウム・グナファリウム(Geranium gnaphalium)、ガーベラ属(Gerbera spp.)、センニチコウ(Gomphrena globosa)、キダチルリソウ属(Heliotropium spp.)、ヒマワリ属(Helianthus spp.)、フヨウ属(Hibiscus spp.)、アジサイ属(Hortensia spp.)、アジサイ属(Hydrangea spp.)、ソバカスソウ(Hypoestes phyllostachya)、ツリフネソウ属(Impatiens spp.)(アフリカホウセンカ(I.Walleriana))、イレシネ属(Iresines spp.)、カランコエ属(Kalanchoe spp.)、ランタナ(Lantana camara)、ハナアオイ(Lavatera trimestris)、カエンキセワタ(Leonotis leonurus)、ユリ属(Lilium spp.)、メセンブリアンテマ属(Mesembryanthemum spp.)、ミゾホオズキ属(Mimulus spp.)、ヤグルマハッカ属(Monarda spp.)、ネメシア属(Nemesia spp.)、タゲテス属(Tagetes spp.)、ナデシコ属(Dianthus spp.)(カーネーション)、カンナ属(Canna spp.)、カタバミ属(Oxalis spp.)、ヒナギク属(Bellis spp.)、テンジクアオイ属(Pelargonium spp.)(アイビーゼラニウム(P.peltatum)、モンテンジクアオイ(P.Zonale))、スミレ属(Viola spp.)(パンジー)、ペチュニア属(Petunia spp.)、フロックス属(Phlox spp.)、プレクトランサス属(Plecthranthus spp.)、ポインセチア種(Poinsettia spp.)、ツタ属(Parthenocissus spp.)(アメリカヅタ(P.quinquefolia)、ツタ(P.tricuspidata))、サクラソウ属(Primula spp.)、キンポウゲ属(Ranunculus spp.)、ツツジ属(Rhododendron spp.)、バラ属(Rosa spp.)(バラ)、オオハンゴンソウ属(Rudbeckia spp.)、セントポーリア属(Saintpaulia spp.)、アキギリ属(Salvia spp.)、ブルーファンフラワー(Scaevola aemola)、コチョウソウ(Schizanthus wisetonensis)、マンネングサ属(Sedum spp.)、ナス属(Solanum spp.)、サフィニア種(Surfinia spp.)、タゲテス属(Tagetes spp.)、タバコ属(Nicotinia spp.)、バーベナ種(Verbena spp.)、ヒャクニチソウ属(Zinnia spp.)および他の花壇用の植物。

例えば、本発明は、以下の野菜種のいずれかに使用され得る:ネギ属(Allium spp.)(ニンニク(A.sativum)、タマネギ(A..cepa)、エシャロット(A.oschaninii)、リーキ(A.Porrum)、シャロット(A.ascalonicum)、ネギ(A.fistulosum))、チャービル(Anthriscus cerefolium)、セロリ(Apium graveolus)、アスパラガス(Asparagus officinalis)、テンサイ(Beta vulgarus)、アブラナ属(Brassica spp.)(ヤセイカンラン(B.Oleracea)、ハクサイ(B.Pekinensis)、カブ(B.rapa))、トウガラシ(Capsicum annuum)、ヒヨコマメ(Cicer arietinum)、エンダイブ(Cichorium endivia)、キクニガナ属(Cichorum spp.)(チコリー(C.intybus)、エンダイブ(C.endivia))、スイカ(Citrillus lanatus)、キュウリ属(Cucumis spp.)(サフラン(C.sativus)、メロン(C.melo))、カボチャ属(Cucurbita spp.)(ペポカボチャ(C.pepo)、西洋カボチャ(C.maxima))、チョウセンアザミ属(Cyanara spp.)(アーティチョーク(C.scolymus)、カルドン(C.cardunculus))、黒人参(Daucus carota)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、オトギリソウ属(Hypericum spp.)、レタス(Lactuca sativa)、トマト属(Lycopersicon spp.)(トマト(L.esculentum)、トマト(L.lycopersicum))、ハッカ属(Mentha spp.)、バジル(Ocimum basilicum)、パセリ(Petroselinum crispum)、インゲンマメ属(Phaseolus spp.)(インゲンマメ(P.vulgaris)、ベニバナインゲン(P.coccineus))、エンドウ(Pisum sativum)、ハツカダイコン(Raphanus sativus)、マルバダイオウ(Rheum rhaponticum)、マンネンロウ属(Rosemarinus spp.)、アキギリ属(Salvia spp.)、キバナバラモンジン(Scorzonera hispanica)、ナス(Solanum melongena)、ホウレンソウ(Spinacea oleracea)、ノヂシャ属(Valerianella spp.)(ノヂシャ(V.locusta)、イタリアンコーンサラダ(V.eriocarpa))およびソラマメ(Vicia faba)。

好ましい観賞植物種としては、セントポーリア(African violet)、ベゴニア属(Begonia)、ダリア属(Dahlia)、ガーベラ属(Gerbera)、アジサイ属(Hydrangea)、クマツヅラ属(Verbena)、バラ属(Rosa)、カランコエ属(Kalanchoe)、ポインセチア(Poinsettia)、シオン属(Aster)、ヤグルマギク属(Centaurea)、ハルシャギク属(Coreopsis)、デルフィニウム属(Delphinium)、ヤグルマハッカ属(Monarda)、フロックス属(Phlox)、オオハンゴンソウ属(Rudbeckia)、マンネングサ属(Sedum)、ペチュニア属(Petunia)、スミレ属(Viola)、ツリフネソウ属(Impatiens)、フウロソウ属(Geranium)、キク属(Chrysanthemum)、キンポウゲ属(Ranunculus)、フクシア属(Fuchsia)、アキギリ属(Salvia)、アジサイ属(Hortensia)、ローズマリー、セージ、セイヨウオトギリ(St.Johnswort)、ミント、ピーマン、トマトおよびキュウリが挙げられる。

本発明に係る活性成分は、ワタ、野菜、トウモロコシ、イネおよびダイズ作物におけるマメアブラムシ(Aphis craccivora)、ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)およびエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)を防除するのに特に好適である。本発明に係る活性成分は、さらにマメストラ属(Mamestra)(好ましくは野菜中)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくはリンゴ中)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは野菜、ブドウ園中)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくはジャガイモ中)およびニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくはイネ中)を防除するのに特に好適である。

さらなる態様において、本発明は、植物寄生性線虫(内部寄生性、半内部寄生性および外部寄生性線虫)、特にネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)および他のメロイドギネ属(Meloidogyne)種;シスト形成センチュウ、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)および他のグロボデラ属(Globodera)種;ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)、および他のヘテロデラ属(Heterodera)種;タネコブセンチュウ、アンギナ属(Anguina)種;クキセンチュウおよびハセンチュウ、アフェレンコイデス属(Aphelenchoides)種;刺毛センチュウ(Sting nematode)、ベロノライムス・ロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)および他のベロノライムス属(Belonolaimus)種;マツセンチュウ、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)および他のバーサフェレンカス属(Bursaphelenchus)種;ワセンチュウ(Ring nematode)、クリコネマ属(Criconema)種、クリコネメラ属(Criconemella)種、クリコネモイデス属(Criconemoides)種、メソクリコネマ属(Mesocriconema)種;クキおよびリンケイセンチュウ、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、ナミクキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)および他のジチレンクス属(Ditylenchus)種;キリセンチュウ(Awl nematode)、ドリコドルス属(Dolichodorus)種;ラセンセンチュウ(Spiral nematode)、ヘリオコチレンクス・マルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)および他のヘリオコチレンクス属(Helicotylenchus)種;サヤセンチュウおよびサヤワセンチュウ(Sheath and sheathoid nematode)、ヘミシクリオホラ属(Hemicycliophora)種およびヘミクリコネモイデス属(Hemicriconemoides)種;ヒルスマンニエラ属(Hirshmanniella)種;ヤリセンチュウ(Lance nematode)、ホプロライムス(Hoploaimus)種;ニセネコブセンチュウ、ナコブス属(Nacobbus)種;ハリセンチュウ(Needle nematode)、ロンギドルス・エロンガツス(Longidorus elongatus)および他のロンギドルス属(Longidorus)種;ピンセンチュウ(Pin nematode)、プラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネグサレセンチュウ(Lesion nematode)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクス・カービタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクス・ゴオデイ(Pratylenchus goodeyi)および他のプラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネモグリセンチュウ(Burrowing nematode)、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)および他のラドホルス属(Radopholus)種;ニセフクロセンチュウ(Reniform nematode)、ロチレンクス・ロブスタス(Rotylenchus robustus)、ロチレンクス・レニフォルミス(Rotylenchus reniformis)および他のロチレンクス属(Rotylenchus)種;スクテロネマ属(Scutellonema)種;ミハリセンチュウ(Stubby root nematode)、トリコドルス・プリミチブス(Trichodorus primitivus)および他のトリコドルス属(Trichodorus)種、パラトリコドルス属(Paratrichodorus)種;イシュクセンチュウ(Stunt nematode)、ナミイシュクセンチュ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコリンクス・デュビウス(Tylenchorhynchus dubius)および他のチレンコリンクス属(Tylenchorhynchus)種;ミカンセンチュウ(Citrus nematode)、チレンクルス属(Tylenchulus)種;オオハリセンチュウ(Dagger nematode)、キシフィネマ属(Xiphinema)種などの植物寄生性線虫;ならびにスバンギナ属(Subanguina spp.)、ヒプソペリン属(Hypsoperine spp.)、マクロポストニア属(Macroposthonia spp.)、メリニウス属(Melinius spp.)、プンクトデラ属(Punctodera spp.)、およびキニスルシウス属(Quinisulcius spp.)などの他の植物寄生性線虫種による植物および植物の部分への被害を防除する方法にも関する。

本発明の化合物は、軟体動物に対しても活性を有し得る。軟体動物の例としては、例えば、スクミリンゴガイ科(Ampullariidae);アリオン属(Arion)(コウラクロナメクジ(A.ater)、A.サーカムスクリプツス(A.circumscriptus)、A.ホルテンシス(A.hortensis)、A.ルーファス(A.rufus));オナジマイマイ科(Bradybaenidae)(ブラジバエナ・フルチクム(Bradybaena fruticum));オウシュウマイマイ属(Cepaea)(ニワノオウシュウマイマイ(C.hortensis)、モリマイマイ(C.Nemoralis));オクロジナ(ochlodina);デロセラス属(Deroceras)(D.アグレスチス(D.agrestis)、D.エムピリコルム(D.empiricorum)、D.ラエヴェ(D.laeve)、D.レチクラツム(D.reticulatum));ディスクス属(Discus)(D.ロツンダツス(D.rotundatus));ユーオムファリア属(Euomphalia);ガルバ属(Galba)(G.トルンクラタ(G.trunculata));ヘリセリア属(Helicelia)(H.イタラ(H.itala)、H.オブヴィア(H.obvia));マイマイ科(Helicidae)ヘリシゴナ・アルブストルム(Helicigona arbustorum));ヘリコディスクス属(Helicodiscus);ヘリクス属(Helix)(H.アペルタ(H.aperta));リマックス属(Limax)(L.シネレオニゲル(L.cinereoniger)、キイロナメクジ(L.flavus)、チャコウラナメクジ(L.marginatus)、マダラコウラナメクジ(L.maximus)、L.テネルス(L.tenellus));モノアライガイ属(Lymnaea);ミラックス属(Milax)(ニワコウラナメクジ(M.gagates)、M.マルギナツス(M.marginatus)、M.ソウェルビイ(M.sowerbyi));オペアス属(Opeas);リンゴガイ属(Pomacea)(スクミリンゴガイ(P.canaticulata));ミジンマイマイ属(Vallonia)およびザニトイデス属(Zanitoides)が挙げられる。

「作物」という用語は、例えば、毒素産生細菌、特にバチルス属(Bacillus)の細菌に由来する公知のような1つまたは複数の選択的に作用する毒素を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。

このようなトランスジェニック植物によって発現され得る毒素としては、例えば、セレウス菌(Bacillus cereus)またはバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)に由来する殺虫タンパク質;またはδ−エンドトキシン、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9Cなど、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する殺虫タンパク質、または植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えば、Vip1、Vip2、Vip3またはVip3A;または細菌コロニー形成線虫、例えば、フォトラブダス・ルミネセンス(Photorhabdus luminescens)、キセノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などのフォトラブダス属(Photorhabdus spp.またはキセノラブダス属(Xenorhabdus spp.)の殺虫タンパク質;サソリ毒素、クモ形類毒素、ハチ毒素および他の昆虫に特有の神経毒素など、動物によって産生される毒素;ストレプトマイセス属(Streptomycetes)毒素など、真菌によって産生される毒素、エンドウレクチン、オオムギレクチンまたはユキノハナレクチンなどの植物レクチン;凝集素;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤などのプロティナーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリンまたはブリオジンなどのリボソーム不活性化タンパク質(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グリコシル−トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン阻害剤、HMG−COA−レダクターゼなどのステロイド代謝酵素、ナトリウムチャネルまたはカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼおよびグルカナーゼが挙げられる。

本発明に関連して、δ−エンドトキシンは、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C、または植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3またはVip3A、また、明確に、ハイブリッド毒素、切断毒素(truncated toxin)および改変毒素によって理解される。ハイブリッド毒素は、それらのタンパク質の異なるドメインの新たな組合せによって組み換えにより産生される(例えば、国際公開第02/15701号を参照)。切断毒素、例えば、切断Cry1Abが公知である。改変毒素の場合、天然毒素の1つまたは複数のアミノ酸が置換される。このようなアミノ酸置換では、好ましくは、天然に存在しないプロテアーゼ認識配列が、毒素に挿入され、例えば、Cry3A055の場合、カテプシン−G−認識配列が、Cry3A毒素に挿入される(国際公開第03/018810号を参照)。

このような毒素またはこのような毒素を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0374753号明細書、国際公開第93/07278号、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0427529号明細書、欧州特許出願公開第451878号明細書および国際公開第03/052073号に開示されている。

このようなトランスジェニック植物の調製のための方法は、当業者に一般に知られており、例えば、上記の刊行物に記載されている。CryI型のデオキシリボ核酸およびそれらの調製が、例えば、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0367474号明細書、欧州特許出願公開第0401979号明細書および国際公開第90/13651号から公知である。

トランスジェニック植物に含まれる毒素は、害虫に対する耐性を植物に与える。このような昆虫は、昆虫の分類群において見られるが、甲虫(鞘翅目(Coleoptera))、双翅昆虫(双翅目(Diptera))および蛾(鱗翅目(Lepidoptera))において特に一般的に見られる。

殺虫剤耐性(insecticidal resistance)をコードし、1つまたは複数の毒素を発現する1つまたは複数の遺伝子を含むトランスジェニック植物が公知であり、それらのいくつかが市販されている。このような植物の例は、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Plus(登録商標)(Cry1AbおよびCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);Starlink(登録商標)(Cry9C毒素を発現するトウモロコシ品種);Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素、および除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るための酵素ホスフィノトリシンN−アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種);NuCOTN 33B(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard II(登録商標)(Cry1AcおよびCry2Ab毒素を発現するワタ品種);VipCot(登録商標)(Vip3AおよびCry1Ab毒素を発現するワタ品種);NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種);NatureGard(登録商標)、Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11アワノメイガ(CB)形質)およびProtecta(登録商標)である。

このようなトランスジェニック作物のさらなる例は以下のとおりである: 1.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のBt11トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。切断Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt11トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。

2.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のBt176トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt176トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。

3.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のMIR604トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。改変Cry3A毒素のトランスジェニック発現により、耐虫性にされたトウモロコシ。この毒素は、カテプシン−G−プロテアーゼ認識配列の挿入によって修飾されたCry3A055である。このようなトランスジェニックトウモロコシ植物の調製が、国際公開第03/018810号に記載されている。

4.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のMON 863トウモロコシ、登録番号C/DE/02/9。MON 863は、Cry3Bb1毒素を発現し、特定の鞘翅目(Coleoptera)昆虫に対する耐性を有する。

5.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のIPC 531ワタ、登録番号C/ES/96/02。

6.Pioneer Overseas Corporation(Avenue Tedesco,7 B−1160 Brussels,Belgium)製の1507トウモロコシ、登録番号C/NL/00/10。特定の鱗翅目(Lepidoptera)昆虫に対する耐性を得るためにタンパク質Cry1Fおよび除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るためにPATタンパク質の発現のための遺伝子組み換えトウモロコシ。

7.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のNK603×MON 810トウモロコシ、登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え品種NK603およびMON 810を交配することによる従来法で育種した雑種トウモロコシ品種からなる。NK603×MON 810トウモロコシは、除草剤Roundup(登録商標)(グリホサートを含有する)に対する耐性を与える、アグロバクテリウム属(Agrobacterium sp.)菌株CP4から得られるタンパク質CP4 EPSPS、およびヨーロッパアワノメイガを含む特定の鱗翅目(Lepidoptera)に対する耐性をもたらす、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)から得られるCry1Ab毒素も遺伝子組み換えにより発現する。

昆虫耐性植物のトランスジェニック作物は、BATS(Zentrum fur Biosicherheit und Nachhaltigkeit,Zentrum BATS,Clarastrasse 13,4058 Basel,Switzerland)Report 2003,(http://bats.ch)にも記載されている。

「作物」という用語は、例えば、いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照)など、選択的作用を有する抗病原性物質(antipathogenic substance)を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。このような抗病原性物質およびこのような抗病原性物質を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書、国際公開第95/33818号および欧州特許出願公開第0353191号明細書から公知である。このようなトランスジェニック植物を産生する方法は、当業者に一般に知られており、例えば、上記の刊行物に記載されている。

作物はまた、真菌(例えばフザリウム属(Fusarium)、炭疽病、またはエキビョウキン(Phytophthora))、細菌(例えばシュードモナス属(Pseudomonas))またはウイルス(例えばジャガイモ葉巻病ウイルス、トマト黄化壊疽ウイルス、キュウリモザイクウイルス)病原体に対する向上した耐性のために改質され得る。

作物は、ダイズシストセンチュウなどの線虫に対する向上した耐性を有する作物も含む。

非生物的ストレスに対して耐性がある作物は、例えばNF−YBまたは当該技術分野において公知の他のタンパク質の発現を介して、乾燥、高い塩分、高温、寒気、霜、または光放射に対する向上した耐性を有する作物を含む。

このようなトランスジェニック植物によって発現され得る抗病原性物質としては、例えば、ナトリウムチャネルまたはカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、例えばウイルス性KP1、KP4またはKP6毒素;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP;例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照);微生物によって産生される抗病原性物質、例えばペプチド抗生物質または複素環式抗生物質(例えば、国際公開第95/33818号を参照)または植物病原体防御に関与するタンパク質またはポリペプチド因子(国際公開第03/000906号に記載されている、いわゆる「植物病害抵抗性遺伝子」)が挙げられる。

本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、貯蔵品および貯蔵室の保護および原料(木材および織物など)、床仕上げ材および建築物の保護、および衛生分野において、特に上記のタイプの有害生物からのヒト、家畜および生産性家畜(productive livestock)の保護である。

本発明は、有害生物(蚊および他の病原媒介動物など;http://www.who.int/malaria/vector_control/irs/en/も参照)を防除するための方法も提供する。一実施形態において、有害生物を防除するための方法は、本発明の組成物を、標的有害生物に、その生息地に、または表面もしくは基材に、ブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布または浸漬によって施用する工程を含む。例として、壁、天井または床面などの表面のIRS(屋内残留噴霧)施用が、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、このような組成物を、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの形態(またはこれらの製造に使用され得る形態)の不織布または布帛材料などの基材に施用することが想定されている。

一実施形態において、このような有害生物を防除するための方法は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面または基材に与えるように、殺有害生物的に有効な量の本発明の組成物を、標的有害生物に、その生息地に、または表面もしくは基材に施用する工程を含む。このような施用は、本発明の殺有害生物組成物をブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布または浸漬することによって行われ得る。例として、壁、天井または床面などの表面におけるIRS施用は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面に与えるように、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの形態(またはこれらの製造に使用され得る形態)の布帛材料などの基材における有害生物の残存性防除のためにこのような組成物を施用することが想定されている。

処理されるべき不織布、布帛または網を含む基材は、綿、ラフィア、ジュート、亜麻、サイザル、麻布もしくは羊毛などの天然繊維、またはポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維で作製され得る。ポリエステルが特に好適である。織物処理の方法は、例えば、国際公開第2008/151984号、国際公開第03/034823号、米国特許第5631072号明細書、国際公開第2005/64072号、国際公開第2006/128870号、欧州特許第1724392号明細書、国際公開第2005/113886号または国際公開第2007/090739号から公知である。

本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、全ての観賞用樹木ならびにあらゆる種類の果樹および堅果の成る木の樹幹注入/幹処理の分野である。

樹幹注入/幹処理の分野において、本発明に係る化合物は、上記の鱗翅目(Lepidoptera)および鞘翅目(Coleoptera)の木材穿孔性(wood−boring)昆虫に対して、特に以下の表AおよびBに列挙される木材穿孔性昆虫(woodborer)に対して特に好適である。

本発明はまた、例えば甲虫、イモムシ、ヒアリ、ワタフキカイガラムシ(ground pearl)、ヤスデ、ダンゴムシ、ダニ、ケラ、カイガラムシ、コナカイガラムシ、マダニ、アワフキムシ、サウザンキンクバッグ(southern chinch bug)および地虫を含む、芝草中に存在し得る任意の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。本発明は、卵、幼虫、若虫および成虫を含む、生活環の様々な段階の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。

特に本発明は、地虫(コガネカブト属(Cyclocephala spp.)(例えば、マスクドコガネムシ(masked chafer)、C.ルリダ(C.lurida))、リゾトログス属(Rhizotrogus spp.)(例えば、ヨーロピアンコガネムシ、R.マハリス(R.majalis))、コチヌス属(Cotinus spp.)(例えば、アオコフキコガネ、C.ニチダ(C.nitida))、ポピリア属(Popillia spp.)(例えば、マメコガネ(Japanese beetle)、マメコガネ(P.japonica))、フィロファガ属(Phyllophaga spp.)(例えば、コガネムシ(May/June beetle))、アテニウス属(Ataenius spp.)(例えば、ブラック・ターフグラス・アテニウス(Black turfgrass ataenius)、A.スプレツルス(A.spretulus))、マラデラ属(Maladera spp.)(例えば、アカビロウドコガネ、M.カスタネア(M.castanea))およびトマルス属(Tomarus spp.)など)、ワタフキカイガラムシ(マルガロデス属(Margarodes spp.))、ケラ(タウニー(tawny)、サウザン(southern)、および短翅型;スカプテリスクス属(Scapteriscus spp.)、ケラ(Gryllotalpa africana))およびレザージャケット(leatherjacket)(ヨーロピアンクレーンフライ(European crane fly)、ガガンボ属(Tipula spp.))を含む、芝草の根を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。

本発明はまた、ヨトウムシ(ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)、および一般的なヨトウムシ(common armyworm)(プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)など)、ネキリムシ、ゾウムシ(スフェノホルス属(Sphenophorus spp.)、シバオサゾウムシ(S.venatus verstitus)およびS.パルブルス(S.parvulus)など)、およびソッドウェブワーム(sod webworm)(クラムブス属(Crambus spp.)および熱帯ソッドウェブワーム(tropical sod webworm)、ケナシクロオビクロノメイガ(Herpetogramma phaeopteralis)など)を含む、藁に住む芝草の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。

本発明はまた、ヒメコガネナガカメムシ(サウザンキンクバッグ、ブリスス・インスラリス(Blissus insularis)など)、ギョウギシバ(Bermudagrass)のダニ(エリオフィエス・シノドニエンシス(Eriophyes cynodoniensis))、アフリカヒゲシバ(rhodesgrass)のコナカイガラムシ(チガヤシロオカイガラムシ(Antonina graminis))、2本線のあるアワフキムシ(two−lined spittlebug)(プロサピア・ビシンクタ(Propsapia bicincta))、ヨコバイ、ネキリムシ(ヤガ科(Noctuidae))、およびムギミドリアブラムシを含む、地上に生息し、芝草の葉を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。

本発明はまた、芝生にアリ塚を作製するアカヒアリ(Solenopsis invicta)など、芝草の他の有害生物を防除するのに使用され得る。

衛生分野において、本発明に係る組成物は、カタダニ(hard tick)、ヒメダニ(soft tick)、疥癬ダニ、ツツガムシ、ハエ(サシバエおよび舐性(licking)のハエ)、寄生性のハエ幼虫、シラミ、ケジラミ、ハジラミおよびノミなどの外部寄生生物に対して有効である。

このような寄生生物の例は以下のとおりである: シラミ目(Anoplurida)のうち:ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、ホソジラミ属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)およびケジラミ属(Phtirus spp.)、ソレノポテス属(Solenopotes spp.)。

ハジラミ目(Mallophagida)のうち:トリメノポン属(Trimenopon spp.)、タンカクハジラミ属(Menopon spp.)、トリノトン属(Trinoton spp.)、ボビコラ属(Bovicola spp.)、ウェルネッキエラ属(Werneckiella spp.)、レピケントロン属(Lepikentron spp.)、ダマリナ属(Damalina spp.)、トリコデクテス属(Trichodectes spp.)およびフェリコラ属(Felicola spp.)。

双翅目(Diptera)ならびにその亜目であるネマトセリナ亜目(Nematocerina)および短亜目(Brachycerina)のうち、例えば、ヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp.)、イエカ属(Culex spp.)、ブヨ属(Simulium spp.)、ツノマユブユ属(Eusimulium spp.)、サシチョウバエ属(Phlebotomus spp.)、ルツォミヤ属(Lutzomyia spp.)、キュリコイデス属(Culicoides spp.)、メクラアブ属(Chrysops spp.)、ヒボミトラ属(Hybomitra spp.)、キイロアブ属(Atylotus spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、ゴマフアブ属(Haematopota spp.)、フィリポミア属(Philipomyia spp.)、ブラウラ属(Braula spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、トゲアシメマトイ属(Hydrotaea spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、ヘマトビア属(Haematobia spp.)、モレリア属(Morellia spp.)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、オオクロバエ属(Calliphora spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、ヴォールファールトニクバエ属(Wohlfahrtia spp.)、ニクバエ属(Sarcophaga spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、ウシバエ属(Hypoderma spp.)、ウマバエ属(Gasterophilus spp.)、シラミバエ属(Hippobosca spp.)、シカシラミバエ属(Lipoptena spp.)およびヒツジシラミバエ属(Melophagus spp.)。

ノミ目(Siphonapterida)のうち、例えば、ヒトノミ属(Pulex spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)、ネズミノミ属(Xenopsylla spp.)、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)。

異翅目(Heteropterida)のうち、例えば、トコジラミ属(Cimex spp.)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、パンストロギルス属(Panstrongylus spp.)。

ゴキブリ目(Blattarida)のうち、例えば、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、チャバネゴキブリ(Blattelagermanica)およびスペラ属(Supella spp.)。

ダニ亜綱(Acaria(Acarida))ならびにマダニ亜目(Metastigmata)および中気門亜目(Mesostigmata)のうち、例えば、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、カズキダニ属(Ornithodorus spp.)、オトビウス属(Otobius spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、カクマダニ属(Dermacentor spp.)、チマダニ属(Haemophysalis spp.)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、デルマニスス属(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属(Raillietia spp.)、ニューモニスス属(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属(Sternostoma spp.)およびバロア属(Varroa spp.)。

ダニ目(Actinedida)(前気門類(Prostigmata))およびカイチュウ目(Acaridida)(コナダニ亜目(Astigmata))のうち、例えば、アカラピス属(Acarapis spp.)、ツメダニ属(Cheyletiella spp.)、オルニソケイレチア属(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属(Myobia spp.)、ヒツジツメダニ属(Psorergatesspp.)、ニキビダニ属(Demodex spp.)、ツツガムシ属(Trombicula spp.)、リストロホルス属(Listrophorus spp.)、コナダニ属(Acarus spp.)、チロファグス属(Tyrophagus spp.)、ゴミコナダニ属(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属(Hypodectes spp.)、プテロリクス属(Pterolichus spp.)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ミミヒゼンダニ属(Otodectes spp.)、ヒゼンダニ属(Sarcoptes spp.)、ショウセンコウヒゼンダニ属(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属(Cytodites spp.)およびラミノシオプテス属(Laminosioptes spp.)。

本発明に係る組成物はまた、木材、織物、プラスチック、接着剤、のり、塗料、紙および厚紙、皮革、床仕上げ材および建築物などの材料の場合、昆虫の寄生から保護するのに好適である。

本発明に係る組成物は、例えば、以下の有害生物に対して使用され得る:ヨーロッパイエカミキリ(Hylotrupes bajulus)、クロロホルス・ピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、キセストビウム・ルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌスペクチコルニス(Ptilinuspecticornis)、デンドロビウム・ペルチネクス(Dendrobium pertinex)、マツザイシバンムシ(Ernobius mollis)、オオナガシバンムシ(Priobium carpini)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、アフリカヒラタキクイムシ(Lyctus africanus)、アメリカヒラタキクイムシ(Lyctus planicollis)、ナラヒラタキクイムシ(Lyctus linearis)、リクツス・プベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロン・アエクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテスルギコリス(Minthesrugicollis)、キシルボルス属種(Xyleborus spec.)、トリプトデンドロン属種(Tryptodendron spec.)、アパテ・モナクス(Apate monachus)、ボストリクス・カプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボストリクス・ブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン属種(Sinoxylon spec.)およびチビタケナガシンクイムシ(Dinoderus minutus)などの甲虫、ならびにさらにコルリキバチ(Sirex juvencus)、モミノオオキバチ(Urocerus gigas)、ウロセルス・ギガス・タイグヌス(Urocerus gigas taignus)およびウロセルス・アウグル(Urocerus augur)などの膜翅類の昆虫(hymenopteran)、ならびにカロテルメス・フラヴィコリス(Kalotermes flavicollis)、ニシインドカンザイシロアリ(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメス・インディコラ(Heterotermes indicola)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、ムカシシロアリ(Mastotermes darwiniensis)、ネバダオオシロアリ(Zootermopsis nevadensis)およびイエシロアリ(Coptotermes formosanus)などのシロアリ、ならびにセイヨウシミ(Lepisma saccharina)などのシミ。

本発明に係る化合物は、非修飾形態で有害生物防除剤として使用され得るが、それらは、一般に担体、溶媒および表面活性物質などの製剤化補助剤を用いて、様々な方法で組成物へと製剤化される。製剤は、様々な物理的形態、例えば粉剤、ゲル、水和剤、水和性粒剤、水分散性錠剤、発泡性ペレット、乳化性濃縮物、マイクロ乳化性濃縮物、水中油乳剤、油性フロアブル剤、水性分散液、油性分散液、サスポエマルション、カプセル懸濁剤、乳化性粒剤、可溶性液体、水溶性濃縮物(担体として水または水混和性有機溶媒を含む)、含浸ポリマーフィルムの形態または例えばthe Manual on Development and Use of FAO and WHO Specifications for Pesticides,United Nations,First Edition,Second Revision(2010)から公知の他の形態であり得る。このような製剤は、直接使用されるかまたは使用前に希釈され得る。希釈は、例えば、水、液体肥料、微量栄養素、生物有機体、油または溶媒を用いて行われ得る。

製剤は、微粉化された固体、粒剤、液剤、分散液または乳剤の形態の組成物を得るために、例えば活性成分を製剤化補助剤と混合することによって調製され得る。活性成分はまた、微粉化された固体、鉱油、植物もしくは動物由来の油、植物もしくは動物由来の変性油、有機溶媒、水、表面活性物質またはそれらの組合せなどの他の補助剤とともに製剤化され得る。

活性成分はまた、微細なマイクロカプセル中に含有され得る。マイクロカプセルは、多孔質担体中に活性成分を含有する。これにより、活性成分を制御された量で環境中に放出させることができる(例えば持続放出)。マイクロカプセルは、通常、0.1〜500μmの直径を有する。マイクロカプセルは、カプセル重量の約25〜95重量%の量で活性成分を含有する。活性成分は、モノリシック固体の形態、固体もしくは液体分散体中の微粒子の形態または好適な溶液の形態であり得る。封入用の膜は、例えば、天然もしくは合成ゴム、セルロース、スチレン/ブタジエンコポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリ尿素、ポリウレタンまたは化学修飾ポリマーおよびデンプンキサンテートまたは当業者に公知の他のポリマーを含み得る。あるいは、活性成分が基剤の固体マトリクス中に微粉化された粒子の形態で含まれた微細なマイクロカプセルが形成され得るが、このマイクロカプセル自体は封入されない。

本発明に係る組成物の調製に好適な製剤化補助剤はそれ自体公知である。液体担体として、以下のものが使用され得る:水、トルエン、キシレン、石油エーテル、植物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酸無水物、アセトニトリル、アセトフェノン、酢酸アミル、2−ブタノン、炭酸ブチレン、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノール、酢酸のアルキルエステル、ジアセトンアルコール、1,2−ジクロロプロパン、ジエタノールアミン、p−ジエチルベンゼン、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールアビエテート、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,4−ジオキサン、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ジプロキシトール(diproxitol)、アルキルピロリドン、酢酸エチル、2−エチルヘキサノール、炭酸エチレン、1,1,1−トリクロロエタン、2−ヘプタノン、α−ピネン、d−リモネン、乳酸エチル、エチレングリコール、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、γ−ブチロラクトン、グリセロール、酢酸グリセロール、二酢酸グリセロール、三酢酸グリセロール、ヘキサデカン、ヘキシレングリコール、酢酸イソアミル、酢酸イソボルニル、イソオクタン、イソホロン、イソプロピルベンゼン、ミリスチン酸イソプロピル、乳酸、ラウリルアミン、酸化メシチル、メトキシプロパノール、メチルイソアミルケトン、メチルイソブチルケトン、ラウリン酸メチル、オクタン酸メチル、オレイン酸メチル、塩化メチレン、m−キシレン、n−ヘキサン、n−オクチルアミン、オクタデカン酸、オクチルアミンアセテート、オレイン酸、オレイルアミン、o−キシレン、フェノール、ポリエチレングリコール、プロピオン酸、乳酸プロピル、炭酸プロピレン、プロピレングリコール、プロピレングリコールメチルエーテル、p−キシレン、トルエン、リン酸トリエチル、トリエチレングリコール、キシレンスルホン酸、パラフィン、鉱油、トリクロロエチレン、ペルクロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、メタノール、エタノール、イソプロパノール、およびアミルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ヘキサノール、オクタノールなどのより高い分子量のアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、N−メチル−2−ピロリドンなど。

好適な固体担体は、例えば、タルク、二酸化チタン、葉ろう石粘土、シリカ、アタパルジャイト粘土、珪藻土、石灰石、炭酸カルシウム、ベントナイト、カルシウムモンモリロナイト、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、粉砕されたクルミ殻、リグニンおよび同様の物質である。

多くの表面活性物質が、固体および液体製剤の両方中、特に使用前に担体で希釈され得る製剤中で有利に使用され得る。表面活性物質は、アニオン性、カチオン性、非イオン性またはポリマーであってもよく、それらは、乳化剤、湿潤剤または懸濁化剤としてまたは他の目的のために使用され得る。典型的な表面活性物質としては、例えば、ラウリル硫酸ジエタノールアンモニウムなどの硫酸アルキルの塩;ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなどのアルキルアリールスルホネートの塩;ノニルフェノールエトキシレートなどのアルキルフェノール/アルキレンオキシド付加生成物;トリデシルアルコールエトキシレートなどのアルコール/アルキレンオキシド付加生成物;ステアリン酸ナトリウムなどの石けん;ナトリウムジブチルナフタレンスルホネートなどのアルキルナフタレンスルホネートの塩;ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)スルホスクシネートなどのスルホコハク酸塩のジアルキルエステル;オレイン酸ソルビトールなどのソルビトールエステル;ラウリルトリメチルアンモニウムクロリドなどの第四級アミン、ポリエチレングリコールステアレートなどの脂肪酸のポリエチレングリコールエステル;エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブロックコポリマー;ならびにモノ−およびジ−アルキルリン酸エステルの塩;ならびにさらに例えばMcCutcheon’s Detergents and Emulsifiers Annual,MC Publishing Corp.,Ridgewood New Jersey(1981)に記載されているさらなる物質が挙げられる。

殺有害生物製剤に使用され得るさらなる補助剤としては、結晶化抑制剤、粘度調整剤、懸濁化剤、染料、酸化防止剤、発泡剤、光吸収剤、混合助剤、消泡剤、錯化剤、中和剤またはpH調整物質および緩衝液、腐食防止剤、香料、湿潤剤、吸収向上剤、微量栄養素、可塑剤、滑剤、潤滑剤、分散剤、増粘剤、不凍剤、殺菌剤、ならびに液体および固体肥料が挙げられる。

本発明に係る組成物は、植物もしくは動物由来の油、鉱油、このような油のアルキルエステルまたはこのような油と油誘導体との混合物を含む添加剤を含み得る。本発明に係る組成物中の油添加剤の量は、一般に施用される混合物を基準にして、0.01〜10%である。例えば、油添加剤は、スプレー混合物が調製された後、所望の濃度でスプレータンクに加えられ得る。好ましい油添加剤は、鉱油または植物由来の油、例えばナタネ油、オリーブ油もしくはヒマワリ油、乳化植物油、植物由来の油のアルキルエステル、例えばメチル誘導体、または魚油もしくは脂などの動物由来の油を含む。好ましい油添加剤は、C8〜C22脂肪酸のアルキルエステル、特にC12〜C18脂肪酸のメチル誘導体、例えばラウリン酸、パルミチン酸およびオレイン酸のメチルエステル(それぞれ、ラウリン酸メチル、パルミチン酸メチルおよびオレイン酸メチル)を含む。多くの油誘導体が、the Compendium of Herbicide Adjuvants,10th Edition,Southern Illinois University,2010から公知である。

本発明の組成物は、一般に0.1〜99重量%、特に0.1〜95重量%の本発明の化合物および1〜99.9重量%の製剤化補助剤(これは、好ましくは0〜25重量%の表面活性物質を含む)を含む。市販の製品は、好ましくは濃縮物として製剤化され得るが、最終使用者は、通常、希釈製剤を用いるであろう。

施用量は、広い範囲内で変化し、土壌の性質、施用方法、作物植物、防除される有害生物、そのときの気候条件、ならびに施用方法、施用の時期および標的作物に左右される他の要因に応じて決まる。一般的な指針として、化合物は、1〜2000l/ha、特に10〜1000l/haの割合で施用され得る。

好ましい製剤は、以下の組成を有し得る(重量%)。

乳剤: 活性成分:1〜95%、好ましくは60〜90% 表面活性剤:1〜30%、好ましくは5〜20% 液体担体:1〜80%、好ましくは1〜35%

ダスト剤: 活性成分:0.1〜10%、好ましくは0.1〜5% 固体担体:99.9〜90%、好ましくは99.9〜99%

懸濁濃縮物: 活性成分:5〜75%、好ましくは10〜50% 水:94〜24%、好ましくは88〜30% 表面活性剤:1〜40%、好ましくは2〜30%

水和剤: 活性成分:0.5〜90%、好ましくは1〜80% 表面活性剤:0.5〜20%、好ましくは1〜15% 固体担体:5〜95%、好ましくは15〜90%

粒剤: 活性成分:0.1〜30%、好ましくは0.1〜15% 固体担体:99.5〜70%、好ましくは97〜85%

以下の実施例は、本発明をさらに例示するが、本発明を限定するものではない。

この組合せは、補助剤と十分に混合され、混合物が、好適なミルにおいて十分に粉砕され、これにより、水和剤が得られ、これは、水で希釈されて、所望の濃度の懸濁液が得られる。

この組合せは、補助剤と十分に混合され、混合物が、好適なミルにおいて十分に粉砕され、種子処理に直接使用され得る粉剤が得られる。

植物保護に使用され得る、任意の所要の希釈率の乳剤が、水による希釈により、この濃縮物から得られる。

即時使用可能なダスト剤が、担体と組み合わせて混合し、混合物を好適なミルにおいて粉砕することによって得られる。このような粉末は、種子の乾式粉衣(dry dressing)にも使用され得る。

この組合せは、補助剤と混合され、粉砕され、混合物は、水で濡らされる。混合物は、押し出され、次に空気流中で乾燥される。

この微粉化された組合せは、ミキサー中で、ポリエチレングリコールで濡らされたカオリンに均一に適用される。このように、ほこりのない被覆粒剤が得られる。

この微粉化された組合せは、補助剤と均質混合され、懸濁濃縮物が得られ、この懸濁濃縮物から、任意の所望の希釈率の懸濁液が、水による希釈によって得られる。このような希釈を用いて、生きた植物ならびに植物繁殖材料が処理され、噴霧、注ぎかけまたは浸漬により、微生物による寄生から保護され得る。

この微粉化された組合せは、補助剤と均質混合され、懸濁濃縮物が得られ、この懸濁濃縮物から、任意の所望の希釈率の懸濁液が水による希釈によって得られる。このような希釈を用いて、生きた植物ならびに植物繁殖材料が処理され、噴霧、注ぎかけまたは浸漬により、微生物による寄生から保護され得る。

持続放出性カプセル懸濁剤 28部のこの組合せを2部の芳香族溶媒および7部のトルエンジイソシアネート/ポリメチレン−ポリフェニルイソシアネート−混合物(8:1)と混合する。この混合物を、所望の粒度が得られるまで、1.2部のポリビニルアルコールと、0.05部の消泡剤と、51.6部の水との混合物中で乳化する。この乳剤に5.3部の水中の2.8部の1,6−ジアミノヘキサンの混合物を加える。混合物を重合反応が完了するまで撹拌する。得られたカプセル懸濁剤を0.25部の増粘剤および3部の分散剤を加えることによって安定化させる。カプセル懸濁剤製剤は、28%の活性成分を含有する。カプセルの中間直径は8〜15μmである。得られた製剤を、該当する目的に好適な装置中の水性懸濁液として種子に施用する。

製剤のタイプとしては、乳剤濃縮物(EC)、懸濁濃縮物(SC)、サスポエマルション(SE)、カプセル懸濁剤(CS)、水和性粒剤(WG)、乳化性粒剤(EG)、油中水乳剤(EO)、水中油乳剤(EW)、マイクロエマルション(ME)、油性分散液(OD)、油混和性フロアブル剤(OF)、油混和性液体(OL)、可溶性濃縮物(SL)、微量散布用懸濁剤(SU)、微量散布用液剤(UL)、工業用濃縮物(TK)、分散性濃縮物(DC)、水和剤(WP)、可溶性粒剤(SG)または農学的に許容できる補助剤と組み合わされた任意の技術的に実現可能な製剤が挙げられる。

調製実施例: 「Mp」は、融点(℃)を意味する。遊離基は、メチル基を表す。1H NMR測定をBrucker 400MHz分光計で記録し、化学シフトをTMS標準に関してppmで示す。示されるように、スペクトルを重水素化溶媒中で測定する。以下のLCMSおよび/またはGCMS方法のいずれか一方を用いて、化合物を特性評価した。各化合物について得られた特徴的なLCMS値は、保持時間(「Rt」、分単位で記録される)および分子イオン(M+H)+の実測値であった。

LCMSおよびGCMS方法: 方法1: エレクトロスプレー源(極性:正イオンまたは負イオン、キャピラリー:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出装置:2.00V、イオン源温度:150℃、脱溶媒和温度:350℃、コーンガス流:0L/時、脱溶媒和ガス流:650L/時、質量範囲:100〜900Da)を備えたWaters製の質量分析計(SQDまたはZQシングル四重極質量分析計)およびWaters製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、加熱されるカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出装置でスペクトルを記録した。溶媒脱ガス装置、バイナリポンプ、加熱されるカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出装置。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶媒勾配:A=水+5%のMeOH+0.05%のHCOOH、B=アセトニトリル+0.05%のHCOOH;勾配:0分間0%のB、100%のA;1.2〜1.5分間100%のB;流量(ml/分)0.85。

方法2: エレクトロスプレー源(極性:正イオンまたは負イオン、キャピラリー:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出装置:2.00V、イオン源温度:150℃、脱溶媒和温度:350℃、コーンガス流:0L/時、脱溶媒和ガス流:650L/時、質量範囲:100〜900Da)を備えたWaters製の質量分析計(SQDまたはZQシングル四重極質量分析計)およびWaters製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、加熱されるカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出装置で、スペクトルを記録した。溶媒脱ガス装置、バイナリポンプ、加熱されるカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出装置。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8mm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶媒勾配:A=水+5%のMeOH+0.05%のHCOOH、B=アセトニトリル+0.05%のHCOOH;勾配:0分間0%のB、100%のA;2.7〜3.0分間100%のB;流量(ml/分)0.85。

方法3: Waters製のACQUITY SQD質量分析計(シングル四重極質量分析計) イオン化方法:エレクトロスプレー;極性:正イオン;キャピラリー(kV)3.00、コーン(V)60.00、抽出装置(V)3.00、イオン源温度(℃)150、脱溶媒和温度(℃)400、コーンガス流(L/時)60、脱溶媒和ガス流(L/時)700;質量範囲:100〜800Da;DAD波長範囲(nm):210〜400。以下のHPLC勾配条件を有するWaters製のACQUITY UPLCによる方法: (溶媒A:水/メタノール9:1、0.1%のギ酸および溶媒B:アセトニトリル、0.1%のギ酸)。

カラムのタイプ:Waters製のACQUITY UPLC HSS T3;カラム長さ:30mm;カラムの内径:2.1mm;粒度:1.8μm;温度:60℃。

方法4: GCMS分析をThermo Electron機器で行い、ここで、TRACE GC ULTRAガスクロマトグラフ(Zebron Phenomenex ZB−5ms 15mを備えた、直径:0.25mm、0.25μmのカラム;H2流量1.2mL/分;注入装置の温度:250℃;検出装置の温度:220℃;方法:70℃から開始し、次に320℃になるまで25℃/分、320℃で2分間保持)を、電子イオン化(EI)によって化合物を特性評価するDSQ質量分析計に結合した。

実施例P1:(N)−5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P1)の調製: 工程1:メチル5−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−カルボキシレートの調製

ジクロロメタン(700ml)中の5−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸(60g、183.2mmol)のわずかに濁った溶液にN,N−ジメチルホルムアミド(1ml)および塩化オキサリル(24.9ml、286.9mmol)を滴下して加えた。濁った溶液を室温で3時間撹拌した。得られた黄色の溶液を10℃に冷却し、温度を15℃〜20℃に保持しながら、メタノール(30.8ml、761.3mmol)を混合物に滴下して加えた。溶液を室温で一晩撹拌した。炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液による中和後、有機層を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、蒸発させたところ、メチル5−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−カルボキシレート(55g)が黄色の固体として得られ、それをさらに精製せずに使用した。LCMS(方法2):250/252/254(M+1)+、保持時間1.12分。

工程2:メチル3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−カルボキシレートの調製

1,2−ジ−メトキシエタン(500ml)と水(50ml)との混合物中のメチル5−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−カルボキシレート(17.33g、69.2mmol)、4−クロロフェニル−ボロン酸(11.36g、72.7mmol)、炭酸ナトリウム(14.7g、138.4mmol)の溶液をアルゴンでフラッシュした。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(4.0g、3.5mmol)を加え、混合物を90℃で7時間撹拌した。さらなる触媒を加え(0.5g、0.4mmol)、混合物を90℃でさらに2時間撹拌した。冷却した後、反応混合物を水および酢酸エチルで希釈した。水相を分離し、酢酸エチルで2回洗浄した。組み合わされた有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィーにかけたところ、メチル3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−カルボキシレート(10.5g)が得られた。LCMS(方法2):282/284(M+1)+、保持時間1.63分。

工程3:5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸の調製

15mlのN,N−ジメチルホルムアミド中のメチル3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−カルボキシレート(2.0g、7.1mmol)の溶液にナトリウムエタンチオラート(3.3g、35mmol)を加えた。温度が40℃に上昇し、反応混合物を室温で1時間撹拌した。溶液をtert−ブチルメチルエーテルで希釈し、氷水で抽出した。水相を分離し、酢酸で中和し、tert−ブチルメチルエーテルおよび酢酸エチルで抽出した。組み合わされた有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で蒸発させたところ、5−(4−クロロ−フェニル)−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸(2.0g)が得られ、それをさらに精製せずに使用した。LCMS(方法2):294/296(M+1)+、保持時間1.42分。

工程4:(N)−5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P1)の調製:

(a)ジクロロメタン(7ml)中の5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸(541mg、1.84mmol)の溶液に1滴のN,N−ジメチルホルムアミド、続いて塩化オキサリル(351mg、0.237ml、1.5当量)を加えた。反応混合物を短時間で40℃に加熱し、次にガス発生が終了するまで室温にした。混合物を40℃で減圧下において蒸発させ、暗色の残渣をジクロロメタンに溶解させ、活性炭で処理した。短時間撹拌した後、混合物をろ過し、ろ液を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、蒸発乾固させたところ、5−(4−クロロ−フェニル)−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボニルクロリドが固体として得られた。

(b)0〜5℃でテトラヒドロフラン(5ml)中の3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イミン(米国特許第4264616号明細書)(110mg、0.60mmol)およびトリエチルアミン(91mg、0.126ml、0.90mmol)の溶液にテトラヒドロフラン(5ml)中の5−(4−クロロ−フェニル)−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボニルクロリド(197mg、0.63mmol)の溶液を滴下して加えた。反応混合物を、LCMS分析によって完了したと判断されるまで室温で撹拌し、次に減圧下で濃縮乾固した。残渣を酢酸エチルで処理し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2回、次に水および塩水で洗浄した。組み合わされた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣をシリカゲルにおけるCombiフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中0〜40%の酢酸エチルの勾配)によって精製したところ、表題化合物P1(160mg)が固体として得られた(融点147〜148℃)。LCMS(方法1):459/461(M+H)+、保持時間1.19分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.41(3H)、3.02(2H)、4.22(3H)、7.49(2H)、7.57(2H)、7.81(1H)、8.69(1H)。

実施例P2:(N)−5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P2)および(N)−5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−1−オキシド−ピリジン−1−イウム−2−カルボキサミド(化合物P3)の調製:

0〜5℃でジクロロメタン(10ml)中の(N)−5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(160mg、0.349mmol)の溶液にジクロロメタン(5ml)中のメタ−クロロペルオキシ安息香酸(152mg、mCPBA、〜75%、0.662mmol)の溶液を滴下して加えた。白色の懸濁液を0〜5℃で2時間撹拌し、次に水に注いだ。有機層を10%のNaHSO3水溶液で(4回)、次に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で(4回)および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣をシリカゲルにおけるCombiフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中0〜35%の酢酸エチルの勾配)によって精製したところ、表題化合物P2(38mg)が白色の固体として得られた(融点189〜191℃)。LCMS(方法1):491/493(M+H)+、保持時間1.09分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.41(3H)、3.77(2H)、4.16(3H)、7.55(2H)、7.63(2H)、8.56(1H)、9.09(1H)。

さらなる溶出(シクロヘキサン中35〜55%の酢酸エチルの勾配)により、(N)−5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−1−オキシド−ピリジン−1−イウム−2−カルボキサミド(化合物P3)が固体として得られた(融点219〜220℃)。LCMS(方法2):507/509(M+H)+、保持時間1.55分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.37(3H)、3.48(2H)、4.08(3H)、7.54(4H)、7.98(1H)、8.62(1H)。

実施例P3:(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−フェニル−ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P6)の調製 工程1:5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボニトリルの調製

窒素雰囲気下で、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(15ml)中の5−ブロモ−3−フルオロ−ピリジン−2−カルボニトリル(1.005g、5.00mmol)の溶液を−50℃に冷却し、これに乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(5ml)中のナトリウムエタンチオラート(0.429g、5.10mmol)の新たに調製された溶液を滴下して加えた。−50℃で30分間撹拌した後、冷却浴を除去し、混合物を室温に温めた。水および塩水を加え、水性混合物を酢酸エチルで抽出した。分離後、有機層を塩水で2回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘプタン中の0〜40%の酢酸エチルの勾配)によってシリカ上で精製したところ、表題化合物(0.93g)が固体として得られた。GCMS(方法4):242/244(M)+、保持時間6.33分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.41(3H)、3.06(2H)、7.82(1H)、8.49(1H)。

代替的な調製方法:窒素雰囲気下で、乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(500ml)中の5−ブロモ−3−ニトロ−ピリジン−2−カルボニトリル(45.35g、199mmol)の溶液を−50℃に冷却し、これに乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(200ml)中のナトリウムエタンチオラート(17.4g、207mmol)の新たに調製された溶液を滴下して加えた(完全に透明な溶液ではない)。完全な添加後、撹拌を−50℃で30分間続けた。水および塩水を加え、冷却浴を除去した。水性混合物を酢酸エチルで抽出した。分離後、水層を酢酸エチルでもう1回抽出した。組み合わされた有機層を塩水で2回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘプタン中0〜25%の酢酸エチルの勾配)によってシリカ上で精製したところ、表題化合物(33.9g)が固体として得られた。LCMS(方法1):243/245(M+H)+;保持時間:0.95分。

工程2:5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸の調製

800mlの塩化水素HCl水溶液32%中の5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボニトリル(43g、170mmol、1.0当量)の溶液を一晩にわたり60℃に加熱した。ジオキサン(100ml)を加え、混合物を60℃で48時間さらに撹拌した。反応混合物を0〜5℃に冷却し、pH11になるまで水酸化ナトリウム水溶液(NaOH 30%)で処理し、2×200mlのtert−ブチルメチルエーテルで洗浄した。水相を、pH4に戻るまでHCl 10%を用いて酸性化し、得られた固体をろ過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。LCMS(方法1):262、264(M+H)+;保持時間:0.77分。1H NMR(400MHz、CDCl3)δ ppm:8.50(s,1H);8.06(s,1H);3.03(q,2H);1.24(t,3H)。

工程3:(N)−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミドの調製

(a)5〜10℃でジクロロメタン(100ml)中の5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸(4.0g、15.26mmol)の溶液に1滴のN,N−ジメチルホルムアミド、続いて塩化オキサリル(2.4g、1.647ml、1.2当量)を滴下して加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌し、減圧下で蒸発乾固させたところ、5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボニルクロリドが固体(4.16g)として得られた。この材料をさらに精製せずに使用した。

(b)0〜5℃でジクロロメタン(25ml)中の3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イミン(米国特許第4264616号明細書)(800mg、90%、3.93mmol)、トリエチルアミン(566mg、0.78ml、5.60mmol)およびN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(5mg)の溶液にジクロロメタン(10ml)中の5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボニルクロリド(1.1g、95%、3.72mmol)の溶液を滴下して加えた。反応混合物を10℃で2時間撹拌し、次に減圧下で濃縮乾固した。残渣をt−ブチルメチルエーテルおよび水で処理し、層を分離し、有機相を水で(4回)および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過した。暗色の溶液を活性炭で処理し、短時間撹拌した後、混合物をろ過し、ろ液を蒸発乾固させたところ、(N)−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミドが淡褐色の固体(1.35g)として得られた(融点120〜123℃)。LCMS(方法2):427/429(M+H)+、保持時間1.81分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.34(t,3H)、2.88(q,2H)、4.12(s,3H)、7.73(d,1H)、8.46(d,1H)。

工程4:(N)−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミドの調製

実施例P2の手順にしたがって、ジクロロ−メタン(20ml)中の(N)−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(1.0g、2.34mmol)およびmCPBA(1.104g、4.80mmol、75%)から得られた。混合物を室温で撹拌した。抽出後処理後に得られた粗材料を懸濁させ、冷ジエチルエーテル中で撹拌し、ろ過し、固体を低温の分量のジエチルエーテルで2回洗浄し、減圧下で乾燥させたところ、(N)−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(850mg)が白色の固体として得られた(融点178〜180℃)。LCMS(方法2):459/461(M+H)+;保持時間:1.53分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.38(t,3H)、3.71(q,2H)、4.12(s,3H)、8.52(d,1H)、8.94(d,1H)。

工程5:(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−フェニル−ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P6)の調製

1,2−ジメトキシエタン(5ml)中の(N)−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(200mg、0.435mmol)、フェニルボロン酸(106.2mg、0.871mmol)、炭酸ナトリウム(141mg、1.306mmol)の溶液をアルゴンでフラッシュした。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(3.06mg、0.004mmol)を加え、混合物を1.5時間にわたって110℃においてマイクロ波中で撹拌した。反応混合物をジクロロ−メタンで希釈し、珪藻土(Hyflo)上でろ過し、ろ液を濃縮乾固した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル8:1)によって精製したところ、(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−フェニル−ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P6)が固体(105mg)として得られた(融点204〜205℃)。LCMS(方法1):457(M+H)+、保持時間1.06分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.40(t,3H)3.74(q,2H)4.14(s,3H)7.55(m,3H)7.67(m,2H)8.56(d,1H)9.10(d,1H)。

実施例P4:(N)−5−(6−クロロ−2−ピリジル)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P64)の調製 工程1:(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−カルボキサミドの調製

ジオキサン(15ml)中の(N)−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(1.4g、3.05mmol)と、酢酸カリウム(0.75g、7.64mmol)と、4,4,5,5−テトラメチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3,2−ジオキサボロラン(1.2g、4.63mmol)との混合物を10分間にわたってアルゴンでパージした。次に、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン−パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(1:1;PdCl2(dppf)・CH2Cl2)(110mg、0.15mmol)を加え、混合物を40分間にわたって90℃においてマイクロ波中で撹拌した。反応混合物を珪藻土(Hyflo)上でろ過し、ろ液を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を石油エーテル(40〜60℃)で研和し、懸濁液をろ過し、固体を冷石油エーテルで洗浄し、40℃で減圧下において乾燥させたところ、(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−カルボキサミドが固体(1.3g)として得られた(融点176〜178℃)。LCMS(方法1):425(M+H)+、保持時間0.80分[式C12H12BF3N4O5S2の対応するボロン酸と一致する、分子量:424.18]。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.37(t,3H)、1.38(s,12H)、3.64(q,2H)、4.11(s,3H)、8.72(d,J=1.47Hz、1H)、9.16(d,J=1.47Hz、1H)。

工程2:(N)−5−(6−クロロ−2−ピリジル)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P64)の調製

ジオキサン(1.5ml)中の(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−カルボキサミド(25mg、0.049mmol)と、2−ブロモ−6−クロロ−ピリジン(23.8mg、0.123mmol)と、2Mの炭酸ナトリウム水溶液(0.074ml、2.0M、0.148mmol)との混合物を10分間にわたってアルゴンでパージした。次に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(2.9mg、0.0025mmol)を加え、混合物を30分間にわたって90℃においてマイクロ波中で撹拌した。反応混合物を酢酸エチルおよび水で希釈し、層を分離し、有機相を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲルにおけるフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル4:1〜1:1の勾配)によって精製したところ、(N)−5−(6−クロロ−2−ピリジル)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P64)が固体(19mg)として得られた(融点190〜192℃)。LCMS(方法1):492/494(M+H)+、保持時間1.05分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.41(t,3H)、3.72(q,2H)、4.14(s,3H)、7.42(m,1H)、7.82(m,2H)、8.95(d,1H)、9.47(d,1H)。

実施例P5:(N)−3−エチルスルホニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]−5−ピリミジン−2−イル−ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P17)の調製 工程1:1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)ピリジン−2−イミンヨウ化水素酸塩の調製

N,N−ジメチルホルムアミド(20ml)中の5−(トリフルオロメチルスルファニル)ピリジン−2−アミン(2g、10.30mmol)の溶液にヨードメタン(0.962ml、15.45mmol、1.5当量)を撹拌しながら加えた。透明な無色溶液を完全に転化するまで50℃に加熱した。透明な溶液を減圧下で濃縮し、残渣をジエチルエーテルで処理し、スラリーを30分間撹拌し、ろ過し、固体を冷ジエチルエーテルで洗浄し、減圧下で乾燥させたところ、1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)ピリジン−2−イミンヨウ化水素酸塩が固体(3.1g)として得られた(融点219〜221℃)。LCMS(方法1):209(M+H)+、保持時間0.34分[式C7H7F3N2Sの対応する遊離塩基と一致する、分子量:208.20]。 1H−NMR(DMSO−d6、ppm)3.79(s,3H)、7.14(d,1H)、8.07(dd,1H)、8.74(d,1H)。

工程2:(N)−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]ピリジン−2−カルボキサミドの調製

0〜5℃でジクロロメタン(20ml)中の1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)ピリジン−2−イミンヨウ化水素酸塩(400mg、1.19mmol)、トリエチルアミン(307mg、2.97mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(1.5mg)の溶液にジクロロメタン(5ml)中の5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボニルクロリド(317mg、1.13mmol)の溶液を滴下して加えた。反応混合物を10℃で2時間撹拌し、次に蒸発乾固させた。残渣を酢酸エチルおよび水で処理し、層を分離し、有機相を水で(4回)および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、濃縮したところ、(N)−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]ピリジン−2−カルボキサミドが固体(390mg)として得られた(融点131〜133℃)。LCMS(方法1):452/454(M+H)+、保持時間0.93分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.38(t,J=7.52Hz、3H)、2.92(q,J=7.52Hz、2H)、3.87(s,3H)、7.66(dd,J=9.54、1.83Hz、1H)、7.75(d,J=1.83Hz、1H)、7.90(d,J=1.83Hz、1H)、8.15(d,J=9.54Hz、1H)、8.44(d,J=1.83Hz、1H)。

工程3:(N)−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]ピリジン−2−カルボキサミドの調製

実施例P3、工程4の手順にしたがって、ジクロロ−メタン(15ml)中の(N)−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(580mg、1.28mmol)およびmCPBA(605mg、2.63mmol、75%)から得られた。混合物を5℃で2時間撹拌した。抽出後処理後に得られた粗材料をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル1:1)によって精製したところ、(N)−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチル−スルファニル)−2−ピリジリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(360mg)が固体として得られた(融点150〜152℃)。LCMS(方法1):484/486(M+H)+;保持時間:0.96分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.36(t,3H)、3.70(q,2H)、3.86(s,3H)、7.76(dd,1H)、7.94(d,1H)、8.24(d,1H)8.47(d,1H)8.87(d,1H)。

工程4:(N)−3−エチルスルホニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]−5−ピリミジン−2−イル−ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P17)の調製

N,N−ジメチルホルムアミド(2.5ml)中の(N)−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(160mg、0.33mmol)の溶液を10分間にわたってアルゴンでパージした。次に、トリブチル(ピリミジン−2−イル)スタンナン(183mg、0.496mmol)およびビス(トリフェニル−ホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(23mg、0.033mmol)を加え、混合物を20分間にわたって200℃においてマイクロ波中で撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルにおけるフラッシュクロマトグラフィー(ヘプタン/酢酸エチル10:1〜1:2の勾配)によって精製したところ、(N)−3−エチルスルホニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]−5−ピリミジン−2−イル−ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P17)が固体(21mg)として得られた(融点215〜217℃)。LCMS(方法1):484(M+H)+、保持時間0.91分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.39(t,3H)、3.72(q,2H)、3.88(s,3H)、7.32(t,1H)、7.76(dd,1H)、7.94(d,1H)、8.28(d,1H)、8.88(d,2H)、9.34(d,1H)、9.83(d,1H)。

実施例P6:(N)−5−シクロプロピル−3−エチルスルホニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P18)の調製

トルエン/水(1.5ml/1.5ml)中の(N)−5−ブロモ−3−エチルスルホニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(140mg、0.289mmol)と、シクロプロピルボロン酸(89mg、1.041mmol)と、リン酸三カリウム(368mg、1.73mmol)との混合物を10分間にわたってアルゴンでパージした。次に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(33mg、0.029mmol)を加え、混合物を45分間にわたって130℃においてマイクロ波中で撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル4:1〜1:1の勾配)によってシリカ上で精製したところ、(N)−5−シクロプロピル−3−エチルスルホニル−N−[1−メチル−5−(トリフルオロメチルスルファニル)−2−ピリジリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P18)がガム(50mg)として得られた。LCMS(方法1):446(M+H)+、保持時間0.93分。1H−NMR(CDCl3、ppm)0.83(m,2H)、1.15(m,2H)、1.33(t,3H)、2.03(m,1H)、3.68(q,2H)、3.84(s,3H)、7.70(dd,1H)、7.91(d,2H)、8.19(d,1H)、8.59(d,1H)。

実施例P7:(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P21)の調製 工程1:メチル6−クロロ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレートの調製

3,6−ジクロロ−2−ピリジンカルボン酸メチルエステル(市販されている、20.0g、97.073mmol)をテトラヒドロフラン(200ml)に溶解させ、18−クラウン−6−エーテル(いくらかの結晶)を加えた。次に、ナトリウムエタンチオラート(9.073g、97.073mmol)を室温で3回に分けて加え、反応物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液(100ml)に注ぎ、酢酸エチル(2×100ml)で2回抽出した。組み合わされた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液(2×50ml)および水(3×100ml)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で蒸発させた。粗生成物をcombiフラッシュクロマトグラフィー(220gのカラム;シクロヘキサン+0〜10%の酢酸エチルの勾配)によって精製したところ、表題化合物(14.5g)が固体として得られた(融点122〜124℃)。LCMS(方法1):232/234(M+H)+、保持時間0.94分。1H NMR(400MHz、CDCl3)δ ppm:1.42(t,3H)、2.96(q,2H)、4.02(s,3H)、7.45(d,1H)、7.70(d,1H)。

工程2:メチル3−エチルスルファニル−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキシレートの調製

1,4−ジオキサン(7.5ml)中のメチル6−クロロ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレート(0.3g、1.29mmol)の溶液を[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ボロン酸(0.32g、1.68mmol)および無水炭酸カリウム(0.537g、3.88mmol)で処理し、混合物を10分間にわたってアルゴンでパージした。この混合物にテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.149g、0.129mmol)を加え、溶液を95℃で一晩加熱した。反応混合物を室温において水でクエンチし、酢酸エチルを加えた。水層を酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機層を飽和NaHCO3水溶液および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、45℃で減圧下において蒸発させた。粗生成物をジクロロメタンに溶解させ、TEFLON BULK SORBENTSに吸着させた。粗生成物をCombiフラッシュクロマトグラフィー(24gのカラム;シクロヘキサン+0〜50%の酢酸エチルの勾配)によって精製したところ、表題化合物(280mg)が白色の固体として得られた(融点67〜69℃)。LCMS(方法1):342(M+H)+、保持時間1.21分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.41(t,J=7.34Hz、3H)、2.99(q,J=7.34Hz、2H)、4.03(s,3H)、7.72(d,J=8.07Hz、2H)、7.80(m,2H)、8.13(d,J=8.07Hz、2H)。

工程3:メチル3−エチルスルホニル−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキシレートの調製

実施例P3、工程4の手順にしたがって、ジクロロメタン(15ml)中のメチル3−エチルスルファニル−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキシレート(1.0g、2.93mmol)およびmCPBA(1.32g、5.89mmol、77%)から得られた。混合物を5℃で2時間撹拌した。抽出後処理後に得られた粗材料をヘキサン/酢酸エチル4:1中で懸濁させ、撹拌し、ろ過し、固体を低温の分量のヘキサンで洗浄し、減圧下で乾燥させたところ、メチル3−エチルスルホニル−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキシレート(850mg)が固体として得られた(融点151〜153℃)。LCMS(方法1):374(M+H)+;保持時間:1.19分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.40(t,3H)、3.55(q,2H)、4.10(s,3H)、7.80(d,2H)、8.05(d,1H)、8.23(d,2H)、8.44(d,1H)。

工程4:3−エチルスルホニル−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボン酸の調製

メチル3−エチルスルホニル−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキシレート(850mg、2.28mmol)をジオキサンと水との混合物(16ml、1/1)に溶解させ、水酸化リチウム(60mg、2.5mmol)を加え、反応混合物を室温で一晩撹拌した。完全な転化後、酢酸エチルを加え、層を分離し、水相を塩酸で酸性化し、生成物を酢酸エチルで抽出した。組み合わされた有機相を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、濃縮したところ、3−エチルスルホニル−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボン酸(610mg)が固体として得られた(融点140〜142℃)。LCMS(方法1):360(M+H)+、358(M−H)-;保持時間:0.92分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.38(t,3H)、3.80(q,2H)、7.83(d,2H)、8.17(t,3H)、8.69(d,1H)。

工程5:(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P21)の調製

(a)3−エチルスルホニル−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボニルクロリド:実施例P1、工程4(a)の手順にしたがって、3−エチル−スルホニル−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボン酸および塩化オキサリルから得られた。

(b)化合物P21:実施例P1、工程4(b)の手順にしたがって、3−エチルスルホニル−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボニルクロリド(300mg、0.794mmol)および3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イミンヨウ化水素酸塩(247mg、0.794mmol)から得られた。抽出後処理後に得られた粗材料をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン中0〜30%の酢酸エチルの勾配)によって精製したところ、(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−6−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P21)が固体(290mg)として得られた(融点195〜197℃)。LCMS(方法1):525(M+H)+;保持時間:1.21分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.38(t,3H)、3.65(q,2H)、4.12(s,3H)、7.77(d,2H)、8.00(d,1H)、8.21(d,2H)、8.44(d,1H)。

実施例P8:(N)−5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P20)の調製 工程1:メチル5−ブロモ−3−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボキシレートの調製

メチル5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレート(24.4g、88.4mmol、実施例P1からの工程B1)をジクロロメタン(250mL)中で懸濁させ、0℃に冷却し、mCPBA(37.6g、185.7mmol)で少しずつ処理した。混合物を周囲温度で18時間撹拌した。混合物を水およびジクロロメタンで希釈し、水相をジクロロメタンで(2回)逆抽出し、組み合わされた有機相をNa2S2O4で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させた。溶媒の部分的な濃縮により、固体(所望の表題化合物)が得られ、それをろ過した。ろ液を蒸発乾固させ、それをシリカにおけるクロマトグラフィーによって精製したところ、さらなる純粋な表題化合物が白色の固体として得られた。LCMS(方法1):308/310(M+H)+;保持時間:0.76分。1H NMR(d6−DMSO、400MHz):9.08(d,J=2.4Hz、1H)、8.58(d,J=2.4Hz、1H)、3.87(s,3H)、3.52(q,J=7.8Hz、2H)、1.18(t,J=7.8Hz、3H)。

工程2:メチル5−(シアノメチル)−3−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボキシレートの調製

DMF(13.0mL)中のメチル5−ブロモ−3−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボキシレート、(2.00g、6.49mmol)の溶液をアルゴン下でTMS−アセトニトリル(2.25g、2.71mL、19.5mmol)、ジフルオロ亜鉛(0.403g、3.89mmol)、キサントホス(0.153g、0.260mmol)およびPd2(dba)3(0.119g、0.130mmol)で処理した。得られた混合物を100℃で5時間撹拌した。この後のLCMSにより、さらなる反応の進行は示されなかった。混合物を冷却し、EtOAcで希釈し、hyflo上でろ過した。ろ液を水/NH4Cl、塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、40gのカラムおよびシクロヘキサン+0〜50%の酢酸エチルの勾配を用いたcombiフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。これにより、表題化合物が黄色の油として得られた。LCMS(方法1):269(M+H)+;保持時間:0.58分。1H NMR(400MHz、CDCl3)δ ppm:1.38(t,J=7.5Hz、3H)、3.58(q,J=7.5Hz、2H)、3.95(s,2H)、4.06(s,3H)、8.37(d,J=2.20Hz、1H)、8.86(d,J=2.20Hz、1H)。

工程3:メチル5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボキシレートの調製

メチル5−(シアノメチル)−3−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボキシレート(0.63g、2.3mmol)をアセトニトリル(19mL)に溶解させ、炭酸セシウム(2.3g、7.0mmol)を無色の溶液に加えた(溶液は暗色化した)後、1,2−ジブロモエタン(0.90g、0.41mL、4.7mmol)を加えた。褐色の溶液を80℃の浴温度で撹拌した。LC/MSにより、1.5時間後にRt=0.73分で所望の質量が検出された。反応混合物を減圧下で濃縮し、EtOAcおよび水で希釈した。有機層を分離し、水および塩水で連続して洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をジクロロメタンに溶解させ、TEFLON BULK SORBENTSに吸着させた。シクロヘキサン/EtOAcで溶離しながら、シリカゲルカートリッジ(Rf200)における精製により、表題化合物がベージュ色の樹脂として得られた。LCMS(方法1):295(M+H)+;保持時間:0.72分。1H NMR(400MHz、CDCl3)δ ppm:1.36(t,J=7.5Hz、3H)、1.57−1.62(m,2H)、1.95−2.00(m,2H)、2.05(s,2H)、4.04(s,4H)、8.13(d,J=2.20Hz、1H)、8.87(d,J=2.20Hz、1H)。

工程4:5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボン酸の調製

メチル5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボキシレート(0.27g、0.92mmol)の溶液をTHF(4mL)および水(1.5mL)に溶解させ(赤色の溶液)、次にLiOH・H2O(0.058g、1.4mmol)で処理した。混合物を周囲温度で2時間撹拌し、それまでにLCMS分析により反応の完了が示された(Rt=0.32分で所望の生成物のみ、方法1)。THFを減圧下で蒸発させ、残渣を1MのHClで酸性化し、EtOAcで抽出した。有機層を塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮したところ、純粋な表題生成物がベージュ色の固体として得られた。LCMS(方法1):281(M+H)+;保持時間:0.30分。1H NMR(400MHz、メタノール−d4)δ ppm:1.31(t,J=7.3Hz、3H)、1.71−1.78(m,2H)、1.92−1.98(m,2H)、3.60(q,J=7.3Hz、2H)、8.28(d,J=2.20Hz、1H)、8.83(d,J=2.20Hz、1H)。

工程5:5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−N−[5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]ピリジン−2−カルボキサミドの調製

(a)5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボニルクロリド:実施例P1、工程4の手順にしたがって、ジクロロメタン(10ml)中の5−(1−シアノ−シクロプロピル)−3−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボン酸(300mg、1.07mmol)および塩化オキサリル(163mg、0.112ml、1.2当量)から得られた。混合物を室温で一晩撹拌し、次に蒸発乾固させたところ、酸塩化物(318mg)がガムとして得られた。

(b)0〜5℃でジクロロメタン(10ml)中の5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン(147mg、0.67mmol)、トリエチルアミン(102mg、0.140ml、1.004mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(1mg)の溶液にジクロロメタン(5ml)中の5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−ピリジン−2−カルボニルクロリド(200mg、0.67mmol)の溶液を滴下して加えた。反応混合物を10℃で2時間撹拌し、次に減圧下で濃縮乾固した。残渣をt−ブチルメチルエーテルおよび水で処理し、層を分離し、有機相を水で(4回)および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮した。粗材料をシリカゲルにおけるフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル3:1)によって精製したところ、5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−N−[5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(167mg)が固体として得られた(融点149〜151℃)。LCMS(方法1):482(M+H)+、保持時間1.02分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.40(t,J=7.52Hz、3H)、1.65−1.71(m,2H)、2.03−2.09(m,2H)、3.87(q,J=7.52Hz、2H)、8.35(d,J=2.20Hz,1H)、8.99(d,J=2.20Hz、1H)、12.79(br s,1H)。

工程6:(N)−5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P20)の調製

0〜5℃でN,N−ジメチルホルムアミド(1.5ml)中の5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−N−[5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(120mg、0.240mmol)および炭酸カリウム(103.4mg、0.748mmol)の溶液にN,N−ジメチルホルムアミド(0.5ml)中のヨードメタン(37mg、0.016ml、0.259mmol)の溶液を滴下して加えた。反応物を0〜5℃で2時間および室温で一晩撹拌し、次に減圧下で濃縮乾固した。残渣を酢酸エチルおよび水で処理し、層を分離し、有機相を水で(2回)および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮した。粗材料をシリカゲルにおけるフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル2:1)によって精製したところ、まず、5−(1−シアノシクロ−プロピル)−3−エチルスルホニル−N−メチル−N−[5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(40mg)が固体として得られた(融点187〜189℃)。LCMS(方法1):496(M+H)+、保持時間1.10分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.37(t,J=7.52Hz、3H)、1.63−1.69(m,2H)、1.98−2.10(m,2H)、3.45(q,J=7.52Hz、2H)、3.66(s,3H)、8.16(d,J=2.20Hz、1H)、8.94(d,J=2.20Hz、1H)。さらなる溶出により、所望の表題化合物P20(N)−5−(1−シアノシクロプロピル)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]ピリジン−2−カルボキサミド(7mg)が固体として得られた(融点170〜172℃)。LCMS(方法1):496(M+H)+、保持時間1.05分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.37(t,J=7.34Hz、3H)、1.58−1.62(m,2H)、1.92−1.99(m,2H)、3.71(q,J=7.34Hz、2H)、4.13(s,3H)、8.15(d,J=2.20Hz、1H)、8.86−8.95(m,1H)。

実施例P9:(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P9)の調製 工程A−1:3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イミンヨウ化水素酸塩の調製

N,N−ジメチルホルムアミド(20ml)中の5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−アミン(2.0g、9.13mmol)の溶液にヨードメタン(1.94g、0.852ml、13.69mmol)を加え、反応物を50℃で16時間撹拌し、次に減圧下で濃縮乾固した。残渣をジエチルエーテルで研和し、スラリーを30分間撹拌し、懸濁液をろ過し、固体を冷ジエチルエーテルで洗浄し、40℃で減圧下において乾燥させたところ、3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イミンヨウ化水素酸塩が固体(2.85g)として得られた(融点180℃)(分解)。LCMS(方法1):234(M+H)+、保持時間0.47分[式C5H4F5N3Sの対応する遊離塩基と一致する、分子量:233.16]。1H−NMR(DMSO−d6、ppm)3.88(s,3H)、10.30(br s,2H)。

工程B−1:メチル3−クロロ−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボキシレートの調製

ジオキサン(1000ml)中のメチル5−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−カルボキシレート(上記の調製、40.0g、160mmol)の溶液に3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール(32.6g、240mmol)、(1R,2R)−N1,N2−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン(4.78g、5.30ml)、炭酸カリウム(48.4g、479mmol)およびヨウ化銅(I)(15.2g、79.8mmol)を加えた。反応混合物を24時間にわたって還流状態で撹拌した。反応混合物をHyfloパッドに通してろ過し、それをMeOHですすぎ、次に溶媒を減圧下で蒸発させた。固体をAcOEtに溶解させ、HCl 0.5Nで洗浄し、有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物が無色の固体(18g)として得られた。LCMS(方法1):305/307(M+H)+、保持時間0.99分。

工程B−2:3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボン酸の調製

N,N−ジメチルホルムアミド(200ml)中のメチル3−クロロ−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボキシレート(18.0g、58.9mmol)の溶液にナトリウムエタンチオラート(27.4g、290mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。溶液をtert−ブチルメチルエーテルおよび氷水で希釈し、水相を分離し、酢酸で中和した。形成された沈殿物をろ去し、ジエチルエーテルで洗浄した。固体を80mlのiPrOH中で懸濁させ、1.5時間にわたって還流させた。それをろ過し(高温)、ろ液を撹拌しながら冷却させ、次にろ過したところ、所望の3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボン酸(4.13g)が得られた。LCMS(方法1):318(M+H)+、316(M−H)-、保持時間0.92分。

工程C−1:(N)−3−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P10)の調製

(a)ジクロロメタン(2ml)中の3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボン酸(300mg、0.9mmol)の溶液に1滴のN,N−ジメチルホルムアミド、続いて塩化オキサリル(200mg、2mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間撹拌し、次に30分間撹拌して還流させた。溶媒を減圧下で除去し、残渣を減圧下で乾燥させたところ、3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボニルクロリドが得られた。

(b)0〜5℃でジクロロメタン(10ml)中の3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イミンヨウ化水素酸塩(250mg、0.692mmol)、トリエチルアミン(175mg、0.241ml、1.73mmol)および4−ジメチルアミノピリジン(1mg)の溶液にジクロロメタン(2.5ml)中の3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボニルクロリド(232.4mg、0.692mmol)の溶液を滴下して加えた。反応混合物を10℃で3時間撹拌し、次に減圧下で濃縮乾固した。残渣をt−ブチルメチルエーテルおよび水で処理し、層を分離し、有機相を水で(4回)および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮したところ、(N)−3−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P10)が固体(190mg)として得られた(融点219〜221℃)。LCMS(方法2):533(M+H)+、保持時間2.09分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.46(t,J=7.34Hz、3H)、3.07(q,J=7.34Hz、2H)、4.24(s,3H)、6.82(d,J=2.20Hz、1H)、8.10(m,2H)、8.17(s,2H)、8.77(s,1H)。

工程C−2:(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P9)の調製

実施例P3、工程4の手順にしたがって、ジクロロメタン(5ml)中の(N)−3−エチルスルファニル−N−[3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P10)(180mg、0.338mmol)およびmCPBA(159.5mg、0.693mmol、75%)から得られた。混合物を室温で一晩撹拌した。抽出後処理後に得られた粗材料をジエチルエーテルで研和し、懸濁液をろ過し、固体を冷ジエチルエーテルで洗浄し、減圧下で乾燥させたところ、(N)−3−エチルスルホニル−N−[3−メチル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−1,3,4−チアジアゾール−2−イリデン]−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]ピリジン−2−カルボキサミド(化合物P9)が固体(155mg)として得られた(融点183〜185℃)。LCMS(方法1):565(M+H)+;保持時間:1.17分。1H−NMR(CDCl3、ppm)1.42(t,J=7.52Hz、3H)、3.78(q,J=7.52Hz、2H)、4.16(s,3H)、6.87(d,J=2.57Hz、1H)、8.15(d,J=2.57Hz、1H)、8.70(d,J=2.57Hz、1H)、9.31(d,J=2.57Hz、1H)。

本発明に係る組成物の活性は、他の殺虫的に、殺ダニ的に、および/または殺真菌的に活性な成分を加えることにより、かなり範囲が拡大され、一般的な状況に適合され得る。式Iの化合物と、他の殺虫的に、殺ダニ的に、および/または殺真菌的に活性な成分との混合物が、より広い意味で、相乗活性として記載されることもあるさらなる意外な利点も有し得る。例えば、植物によるより良好な耐容性、減少した植物毒性、昆虫がそれらの異なる発育段階で防除され得ること、あるいはそれらの製造中、例えば粉砕または混合中、それらの貯蔵中またはそれらの使用中におけるより良好な挙動がある。

本明細書における活性成分への好適な添加剤は、例えば、以下の種類の活性成分が代表例である:有機リン化合物、ニトロフェノール誘導体、チオ尿素、幼若ホルモン、ホルムアミジン、ベンゾフェノン誘導体、尿素、ピロール誘導体、カルバメート、ピレスロイド、塩素化炭化水素、アシル尿素、ピリジルメチレンアミノ誘導体、マクロライド、ネオニコチノイドおよびバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)調製物。

式Iの化合物と、活性成分との以下の混合物が好ましい(「TX」という略語は、「本発明の表1〜12およびPに記載される化合物からなる群から選択される1つの化合物」を意味する): 石油(代替名)(628)+TXからなる物質の群から選択される補助剤、 1,1−ビス(4−クロロフェニル)−2−エトキシエタノール(IUPAC名)(910)+TX、2,4−ジクロロフェニルベンゼンスルホネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1059)+TX、2−フルオロ−N−メチル−N−1−ナフチルアセドアミド(IUPAC名)(1295)+TX、4−クロロフェニルフェニルスルホン(IUPAC名)(981)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセキノシル(3)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドフルメト[CCN]+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アラマイト(881)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アジンホス−エチル(44)+TX、アジンホス−メチル(45)+TX、アゾベンゼン(IUPAC名)(888)+TX、アゾシクロチン(46)+TX、アゾトエート(889)+TX、ベノミル(62)+TX、ベノキサホス(代替名)[CCN]+TX、ベンゾキシメート(71)+TX、安息香酸ベンジル(IUPAC名)[CCN]+TX、ビフェナゼート(74)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビナパクリル(907)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス−エチル(921)+TX、ブロモプロピレート(94)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、CGA 50’439(開発コード)(125)+TX、キノメチオナト(126)+TX、クロルベンシド(959)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェネトール(968)+TX、クロルフェンソン(970)+TX、クロルフェンスルフィド(971)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロロベンジレート(975)+TX、クロロメブホルム(977)+TX、クロロメチウロン(978)+TX、クロロプロピレート(983)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス−メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、クロフェンテジン(158)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クフラネブ(1013)+TX、シアントエート(1020)+TX、シフルメトフェン(CAS登録番号:400882−07−7)+TX、シハロトリン(196)+TX、シヘキサチン(199)+TX、シペルメトリン(201)+TX、DCPM(1032)+TX、DDT(219)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン−メチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジクロフルアニド(230)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジコホル(242)+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジエノクロル(1071)+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジナクチン(代替名)(653)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス−ジクレキシン(1089)+TX、ジノブトン(269)+TX、ジノカップ(270)+TX、ジノカップ−4[CCN]+TX、ジノカップ−6[CCN]+TX、ジノクトン(1090)+TX、ジノペントン(1092)+TX、ジノスルホン(1097)+TX、ジノテルボン(1098)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジフェニルスルホン(IUPAC名)(1103)+TX、ジスルフィラム(代替名)[CCN]+TX、ジスルホトン(278)+TX、DNOC(282)+TX、ドフェナピン(1113)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、EPN(297)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エチオン(309)+TX、エトエート−メチル(1134)+TX、エトキサゾール(320)+TX、エトリムホス(1142)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェナザキン(328)+TX、酸化フェンブタスズ(330)+TX、フェノチオカルブ(337)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンピロキシメート(345)+TX、フェンソン(1157)+TX、フェントリファニル(1161)+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フルアクリピリム(360)+TX、フルアズロン(1166)+TX、フルベンジミン(1167)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルオルベンシド(1174)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード)(1185)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、γ−HCH(430)+TX、グリオジン(1205)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシレート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1216)+TX、ヘキシチアゾクス(441)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、リンダン(430)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、メカルバム(502)+TX、メホスホラン(1261)+TX、メスルフェン(代替名)[CCN]+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトミル(531)+TX、臭化メチル(537)+TX、メトルカルブ(550)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、NC−512(化合物コード)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニコマイシン(代替名)[CCN]+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラチオン(615)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホキシム(642)+TX、ピリミホス−メチル(652)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、ポリナクチン(代替名)(653)+TX、プロクロノール(1350)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロマシル(1354)+TX、プロパルギット(671)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロトエート(1362)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、キナルホス(711)+TX、キンチオキス(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、RA−17(開発コード)(1383)+TX、ロテノン(722)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、ソファミド(1402)+TX、スピロジクロフェン(738)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、SSI−121(開発コード)(1404)+TX、スルフィラム(代替名)[CCN]+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、硫黄(754)+TX、SZI−121(開発コード)(757)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、TEPP(1417)+TX、テルバム(代替名)+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラジホン(786)+TX、テトラナクチン(代替名)(653)+TX、テトラスル(1425)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオキノックス(1436)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアラテン(1443)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリナクチン(代替名)(653)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]およびYI−5302(化合物コード)+TXからなる物質の群から選択される殺ダニ剤、 ベトキサジン[CCN]+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、硫酸銅(172)+TX、シブトリン[CCN]+TX、ジクロン(1052)+TX、ジクロロフェン(232)+TX、エンドタール(295)+TX、フェンチン(347)+TX、消石灰[CCN]+TX、ナーバム(566)+TX、キノクラミン(714)+TX、キノナミド(1379)+TX、シマジン(730)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TXからなる物質の群から選択される殺藻剤、 アバメクチン(1)+TX、クルホマート(1011)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ピペラジン[CCN]+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)およびチオファネート(1435)+TXからなる物質の群から選択される駆虫剤、 クロラロース(127)+TX、エンドリン(1122)+TX、フェンチオン(346)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)およびストリキニーネ(745)+TXからなる物質の群から選択される殺鳥剤、 1−ヒドロキシ−1H−ピリジン−2−チオン(IUPAC名)(1222)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、8−ヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、ブロノポール(97)+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、水酸化銅(IUPAC名)(169)+TX、クレゾール[CCN]+TX、ジクロロフェン(232)+TX、ジピリチオン(1105)+TX、ドジシン(1112)+TX、フェナミノスルフ(1144)+TX、ホルムアルデヒド(404)+TX、ヒドラルガフェン(代替名)[CCN]+TX、カスガマイシン(483)+TX、塩酸カスガマイシン水和物(483)+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)(IUPAC名)(1308)+TX、ニトラピリン(580)+TX、オクチリノン(590)+TX、オキソリン酸(606)+TX、オキシテトラサイクリン(611)+TX、カリウムヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、プロベナゾール(658)+TX、ストレプトマイシン(744)+TX、セスキ硫酸ストレプトマイシン(744)+TX、テクロフタラム(766)+TX、およびチオメルサール(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺菌剤、 コカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV(代替名)(12)+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)(代替名)(13)+TX、ムチカブリダニ属(Amblyseius spp.)(代替名)(19)+TX、アナグラファ・ファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV(代替名)(28)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)(代替名)(29)+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(代替名)(33)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(代替名)(34)+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(代替名)(35)+TX、オートグラファ・カリフォルニカ(Autographa californica)NPV(代替名)(38)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(代替名)(48)+TX、バチルス・スフェリクス・ネイデ(Bacillus sphaericus Neide)(学名)(49)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・ベルリナー(Bacillus thuringiensis Berliner)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp.aizawai)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエンシス(Bacillus thuringiensis subsp.israelensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis subsp.japonensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp.tenebrionis)(学名)(51)+TX、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)(代替名)(53)+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(代替名)(54)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(代替名)(151)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(代替名)(178)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV(代替名)(191)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(代替名)(212)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(代替名)(254)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(学名)(293)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(代替名)(300)+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)NPV(代替名)(431)+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)およびH.メギディス(H.megidis)(代替名)(433)+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)(代替名)(442)+TX、レプトマスティクス・ダクチロピィ(Leptomastix dactylopii)(代替名)(488)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(代替名)(491)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV(代替名)(494)+TX、メタフィカス・ヘルボルス(Metaphycus helvolus)(代替名)(522)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アクリヅム(Metarhizium anisopliae var.acridum)(学名)(523)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アニソプリエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)(学名)(523)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPVおよびN.レコンティ(N.lecontei)NPV(代替名)(575)+TX、オリウス属(Orius spp.)(代替名)(596)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(代替名)(613)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(代替名)(644)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)多カプシド核多角体病ウイルス(学名)(741)+TX、スタイナーネマ・ビビオニス(Steinernema bibionis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・フェルティアエ(Steinernema feltiae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・グラッセリ(Steinernema glaseri)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラビス(Steinernema riobravis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)(代替名)(742)+TX、トリコグラムマ属(Trichogramma spp.)(代替名)(826)+TX、チフロドロムス・オシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)(代替名)(844)およびバーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(代替名)(848)+TXからなる物質の群から選択される生物剤、 ヨードメタン(IUPAC名)(542)および臭化メチル(537)+TXからなる物質の群から選択される土壌滅菌剤、 アフォレート[CCN]+TX、ビサジル(代替名)[CCN]+TX、ブスルファン(代替名)[CCN]+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジマチフ(代替名)[CCN]+TX、ヘメル[CCN]+TX、ヘンパ[CCN]+TX、メテパ[CCN]+TX、メチオテパ[CCN]+TX、メチルアフォレート[CCN]+TX、モルジド[CCN]+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、テパ[CCN]+TX、チオヘンパ(代替名)[CCN]+TX、チオテパ(代替名)[CCN]+TX、トレタミン(代替名)[CCN]およびウレデパ(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される不妊化剤、 (E)−デカ−5−エン−1−イルアセテートおよび(E)−デカ−5−エン−1−オール(IUPAC名)(222)+TX、(E)−トリデカ−4−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(829)+TX、(E)−6−メチルヘプタ−2−エン−4−オール(IUPAC名)(541)+TX、(E,Z)−テトラデカ−4,10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(779)+TX、(Z)−ドデカ−7−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(285)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エナール(IUPAC名)(436)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(437)+TX、(Z)−ヘキサデカ−13−エン−11−イン−1−イルアセテート(IUPAC名)(438)+TX、(Z)−イコス−13−エン−10−オン(IUPAC名)(448)+TX、(Z)−テトラデカ−7−エン−1−アール(IUPAC名)(782)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−オール(IUPAC名)(783)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(784)+TX、(7E,9Z)−ドデカ−7,9−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(283)+TX、(9Z,11E)−テトラデカ−9,11−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(780)+TX、(9Z,12E)−テトラデカ−9,12−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(781)+TX、14−メチルオクタデカ−1−エン(IUPAC名)(545)+TX、4−メチルノナン−5−オールおよび4−メチルノナン−5−オン(IUPAC名)(544)+TX、α−マルチストリアチン(代替名)[CCN]+TX、ブレビコミン(代替名)[CCN]+TX、コドレルア(代替名)[CCN]+TX、コドレモン(代替名)(167)+TX、キュールア(代替名)(179)+TX、ディスパールア(277)+TX、ドデカ−8−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(286)+TX、ドデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(287)+TX、ドデカ−8+TX、10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(284)+TX、ドミニカルア(代替名)[CCN]+TX、4−メチルオクタン酸エチル(IUPAC名)(317)+TX、オイゲノール(代替名)[CCN]+TX、フロンタリン(代替名)[CCN]+TX、ゴシップルア(代替名)(420)+TX、グランドルア(421)+TX、グランドルアI(代替名)(421)+TX、グランドルアII(代替名)(421)+TX、グランドルアIII(代替名)(421)+TX、グランドルアIV(代替名)(421)+TX、ヘキサルア[CCN]+TX、イプスジエノール(代替名)[CCN]+TX、イプセノール(代替名)[CCN]+TX、ジャポニルア(代替名)(481)+TX、リネアチン(代替名)[CCN]+TX、リトルア(代替名)[CCN]+TX、ループルア(代替名)[CCN]+TX、メドルア[CCN]+TX、メガトモ酸(代替名)[CCN]+TX、メチルオイゲノール(代替名)(540)+TX、ムスカルア(563)+TX、オクタデカ−2,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(588)+TX、オクタデカ−3,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(589)+TX、オルフラルア(代替名)[CCN]+TX、オリクタルア(代替名)(317)+TX、オストラモン(代替名)[CCN]+TX、シグルア[CCN]+TX、ソルジジン(代替名)(736)+TX、スルカトール(代替名)[CCN]+TX、テトラデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(785)+TX、トリメドルア(839)+TX、トリメドルアA(代替名)(839)+TX、トリメドルアB1(代替名)(839)+TX、トリメドルアB2(代替名)(839)+TX、トリメドルアC(代替名)(839)およびトランク−コール(trunc−call)(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫フェロモン、 2−(オクチルチオ)エタノール(IUPAC名)(591)+TX、ブトピロノキシル(933)+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)(936)+TX、アジピン酸ジブチル(IUPAC名)(1046)+TX、フタル酸ジブチル(1047)+TX、コハク酸ジブチル(IUPAC名)(1048)+TX、ジエチルトルアミド[CCN]+TX、ジメチルカルベート[CCN]+TX、フタル酸ジメチル[CCN]+TX、エチルヘキサンジオール(1137)+TX、ヘキサアミド[CCN]+TX、メトキン−ブチル(1276)+TX、メチルネオデカンアミド[CCN]+TX、オキサメート[CCN]およびピカリジン[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫忌避剤、 1−ジクロロ−1−ニトロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1058)+TX、1,1−ジクロロ−2,2−ビス(4−エチルフェニル)エタン(IUPAC名)(1056)、+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンおよび1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1−ブロモ−2−クロロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(916)+TX、2,2,2−トリクロロ−1−(3,4−ジクロロフェニル)エチルアセテート(IUPAC名)(1451)+TX、2,2−ジクロロビニル2−エチルスルフィニルエチルメチルルホスフェート(IUPAC名)(1066)+TX、2−(1,3−ジチオラン−2−イル)フェニルジメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1109)+TX、2−(2−ブトキシエトキシ)エチルチオシアネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(935)+TX、2−(4,5−ジメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニルメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1084)+TX、2−(4−クロロ−3,5−キシリルオキシ)エタノール(IUPAC名)(986)+TX、2−クロロビニルジエチルホスフェート(IUPAC名)(984)+TX、2−イミダゾリドン(IUPAC名)(1225)+TX、2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、2−メチル(プロパ−2−イニル)アミノフェニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1284)+TX、2−チオシアナトエチルラウレート(IUPAC名)(1433)+TX、3−ブロモ−1−クロロプロパ−1−エン(IUPAC名)(917)+TX、3−メチル−1−フェニルピラゾール−5−イルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1283)+TX、4−メチル(プロパ−2−イニル)アミノ−3,5−キシリルメチルカルバメート(IUPAC名)(1285)+TX、5,5−ジメチル−3−オキソシクロヘキサ−1−エニルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1085)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセフェート(2)+TX、アセタミプリド(4)+TX、アセチオン(代替名)[CCN]+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アクリロニトリル(IUPAC名)(861)+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、アルドリン(864)+TX、アレトリン(17)+TX、アロサミジン(代替名)[CCN]+TX、アリキシカルブ(866)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、α−エクジソン(代替名)[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミノカルブ(873)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アナバシン(877)+TX、アチダチオン(883)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アザジラクチン(代替名)(41)+TX、アザメチホス(42)+TX、アジンホス−エチル(44)+TX、アジンホス−メチル(45)+TX、アゾトエート(889)+TX、バチルス・チューリゲンシス(Bacillus thuringiensis)デルタエンドトキシン(代替名)(52)+TX、ヘキサフルオロケイ酸バリウム(代替名)[CCN]+TX、多硫化バリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(892)+TX、バルトリン[CCN]+TX、Bayer 22/190(開発コード)(893)+TX、Bayer 22408(開発コード)(894)+TX、ベンジオカルブ(58)+TX、ベンフラカルブ(60)+TX、ベンスルタップ(66)+TX、β−シフルトリン(194)+TX、β−シペルメトリン(203)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビオアレトリン(78)+TX、ビオアレトリンS−シクロペンテニル異性体(代替名)(79)+TX、ビオエタノメトリン[CCN]+TX、ビオペルメトリン(908)+TX、ビオレスメトリン(80)+TX、ビス(2−クロロエチル)エーテル(IUPAC名)(909)+TX、ビストリフルロン(83)+TX、ホウ砂(86)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロムフェンビンホス(914)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモ−DDT(代替名)[CCN]+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス−エチル(921)+TX、ブフェンカルブ(924)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブタカルブ(926)+TX、ブタチオホス(927)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトネート(932)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(945)+TX、四塩化炭素(IUPAC名)(946)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、カルボスルファン(119)+TX、カルタップ(123)+TX、カルタップ塩酸塩(123)+TX、セバジン(代替名)(725)+TX、クロルビシクレン(960)+TX、クロルダン(128)+TX、クロルデコン(963)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルエトキシホス(129)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロルフルアズロン(132)+TX、クロルメホス(136)+TX、クロロホルム[CCN]+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルホキシム(989)+TX、クロルプラゾホス(990)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス−メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、クロマフェノジド(150)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、シス−レスメトリン(代替名)+TX、シスメトリン(80)+TX、クロシトリン(代替名)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クロチアニジン(165)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、ヒ酸銅[CCN]+TX、オレイン酸銅[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クミトエート(1006)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クルホマート(1011)+TX、氷晶石(代替名)(177)+TX、CS 708(開発コード)(1012)+TX、シアノフェンホス(1019)+TX、シアノホス(184)+TX、シアントエート(1020)+TX、シクレトリン[CCN]+TX、シクロプロトリン(188)+TX、シフルトリン(193)+TX、シハロトリン(196)+TX、シペルメトリン(201)+TX、シフェノトリン(206)+TX、シロマジン(209)+TX、サイチオアート(代替名)[CCN]+TX、d−リモネン(代替名)[CCN]+TX、d−テトラメトリン(代替名)(788)+TX、DAEP(1031)+TX、ダゾメット(216)+TX、DDT(219)+TX、デカルボフラン(1034)+TX、デルタメトリン(223)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン−メチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジカプチオン(1050)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジクレシル(代替名)[CCN]+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジシクラニル(244)+TX、ジエルドリン(1070)+TX、ジエチル5−メチルピラゾール−3−イルホスフェート(IUPAC名)(1076)+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジロール(代替名)[CCN]+TX、ジメフルトリン[CCN]+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメタン(1085)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジメトリン(1083)+TX、ジメチルビンホス(265)+TX、ジメチラン(1086)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス−ジクレキシン(1089)+TX、ジノプロプ(1093)+TX、ジノサム(1094)+TX、ジノセブ(1095)+TX、ジノテフラン(271)+TX、ジオフェノラン(1099)+TX、ジオキサベンゾホス(1100)+TX、ジオキサカルブ(1101)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジスルホトン(278)+TX、ジチクロホス(1108)+TX、DNOC(282)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、DSP(1115)+TX、エクジステロン(代替名)[CCN]+TX、EI 1642(開発コード)(1118)+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、EMPC(1120)+TX、エンペントリン(292)+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、エンドリン(1122)+TX、EPBP(1123)+TX、EPN(297)+TX、エポフェノナン(1124)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エスフェンバレレート(302)+TX、エタホス(代替名)[CCN]+TX、エチオフェンカルブ(308)+TX、エチオン(309)+TX、エチプロール(310)+TX、エトエート−メチル(1134)+TX、エトプロホス(312)+TX、ギ酸エチル(IUPAC名)[CCN]+TX、エチル−DDD(代替名)(1056)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、二塩化エチレン(化学名)(1136)+TX、エチレンオキシド[CCN]+TX、エトフェンプロックス(319)+TX、エトリムホス(1142)+TX、EXD(1143)+TX、ファンファー(323)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェンクロルホス(1148)+TX、フェネタカルブ(1149)+TX、フェンフルトリン(1150)+TX、フェニトロチオン(335)+TX、フェノブカルブ(336)+TX、フェノキサクリム(1153)+TX、フェノキシカルブ(340)+TX、フェンピリトリン(1155)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、フェンチオン(346)+TX、フェンチオン−エチル[CCN]+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フロニカミド(358)+TX、フルベンジアミド(CAS登録番号:272451−65−7)+TX、フルコフロン(1168)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェネリム[CCN]+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルフェンプロックス(1171)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード )(1185)+TX、ホノホス(1191)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、ホスメチラン(1194)+TX、ホスピレート(1195)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フラチオカルブ(412)+TX、フレトリン(1200)+TX、γ−シハロトリン(197)+TX、γ−HCH(430)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ハロフェノジド(425)+TX、HCH(430)+TX、HEOD(1070)+TX、ヘプタクロル(1211)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヘキサフルムロン(439)+TX、HHDN(864)+TX、ヒドラメチルノン(443)+TX、シアン化水素(444)+TX、ハイドロプレン(445)+TX、ヒキンカルブ(1223)+TX、イミダクロプリド(458)+TX、イミプロトリン(460)+TX、インドキサカルブ(465)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、IPSP(1229)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イソベンザン(1232)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソドリン(1235)+TX、イソフェンホス(1236)+TX、イソラン(1237)+TX、イソプロカルブ(472)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イソプロチオラン(474)+TX、イソチオエート(1244)+TX、イソキサチオン(480)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、幼若ホルモンI(代替名)[CCN]+TX、幼若ホルモンII(代替名)[CCN]+TX、幼若ホルモンIII(代替名)[CCN]+TX、ケレバン(1249)+TX、キノプレン(484)+TX、λ−シハロトリン(198)+TX、ヒ酸鉛[CCN]+TX、レピメクチン(CCN)+TX、レプトホス(1250)+TX、リンダン(430)+TX、リリムホス(1251)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、リチダチオン(1253)+TX、m−クメニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1014)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、マジドックス(1255)+TX、メカルバム(502)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メナゾン(1260)+TX、メホスホラン(1261)+TX、塩化第一水銀(513)+TX、メスルフェンホス(1263)+TX、メタフルミゾン(CCN)+TX、メタム(519)+TX、メタム−カリウム(代替名)(519)+TX、メタム−ナトリウム(519)+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、フッ化メタンスルホニル(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1268)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトクロトホス(1273)+TX、メトミル(531)+TX、メトプレン(532)+TX、メトキン−ブチル(1276)+TX、メトトリン(代替名)(533)+TX、メトキシクロル(534)+TX、メトキシフェノジド(535)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、メチルクロロホルム(代替名)[CCN]+TX、塩化メチレン[CCN]+TX、メトフルトリン[CCN]+TX、メトルカルブ(550)+TX、メトキサジアゾン(1288)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、ミレックス(1294)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナフタロホス(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、ナフタレン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1303)+TX、NC−170(開発コード)(1306)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、ニコチン(578)+TX、硫酸ニコチン(578)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニテンピラム(579)+TX、ニチアジン(1311)+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、ノルニコチン(慣用名)(1319)+TX、ノバルロン(585)+TX、ノビフルムロン(586)+TX、O−5−ジクロロ−4−ヨードフェニルO−エチルエチルホスホノチオエート(IUPAC名)(1057)+TX、O,O−ジエチルO−4−メチル−2−オキソ−2H−クロメン−7−イルホスホロチオエート(IUPAC名)(1074)+TX、O,O−ジエチルO−6−メチル−2−プロピルピリミジン−4−イルホスホロチオエート(IUPAC名)(1075)+TX、O,O,O’,O’−テトラプロピルジチオピロホスフェート(IUPAC名)(1424)+TX、オレイン酸(IUPAC名)(593)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデメトン−メチル(609)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラ−ジクロロベンゼン[CCN]+TX、パラチオン(615)+TX、パラチオン−メチル(616)+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ラウリン酸ペンタクロロフェニル(IUPAC名)(623)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、PH 60−38(開発コード)(1328)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェノトリン(630)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスニクロール(1339)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、ホキシム(642)+TX、ホキシム−メチル(1340)+TX、ピリメタホス(1344)+TX、ピリミカルブ(651)+TX、ピリミホス−エチル(1345)+TX、ピリミホス−メチル(652)+TX、ポリクロロジシクロペンタジエン異性体(IUPAC名)(1346)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、カリウムチオシアネート[CCN]+TX、プラレトリン(655)+TX、プレコセンI(代替名)[CCN]+TX、プレコセンII(代替名)[CCN]+TX、プレコセンIII(代替名)[CCN]+TX、プリミドホス(1349)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロフルトリン[CCN]+TX、プロマシル(1354)+TX、プロメカルブ(1355)+TX、プロパホス(1356)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロチオホス(686)+TX、プロトエート(1362)+TX、プロトリフェンビュート[CCN]+TX、ピメトロジン(688)+TX、ピラクロホス(689)+TX、ピラゾホス(693)+TX、ピレスメトリン(1367)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダリル(700)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、ピリプロキシフェン(708)+TX、クアッシア(代替名)[CCN]+TX、キナルホス(711)+TX、キナルホス−メチル(1376)+TX、キノチオン(1380)+TX、キンチオキス(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、ラフォキサニド(代替名)[CCN]+TX、レスメトリン(719)+TX、ロテノン(722)+TX、RU 15525(開発コード)(723)+TX、RU 25475(開発コード)(1386)+TX、リアニア(代替名)(1387)+TX、リアノジン(慣用名)(1387)+TX、サバジラ(代替名)(725)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、SI−0205(化合物コード)+TX、SI−0404(化合物コード)+TX、SI−0405(化合物コード)+TX、シラフルオフェン(728)+TX、SN 72129(開発コード)(1397)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フッ化ナトリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1399)+TX、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム(1400)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、セレン酸ナトリウム(IUPAC名)(1401)+TX、ナトリウムチオシアネート[CCN]+TX、ソファミド(1402)+TX、スピノサド(737)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、スピロテトラマト(CCN)+TX、スルコフロン(746)+TX、スルコフロン−ナトリウム(746)+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、フッ化スルフリル(756)+TX、スルプロオス(1408)+TX、タール油(代替名)(758)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、TDE(1414)+TX、テブフェノジド(762)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、テブピリムホス(764)+TX、テフルベンズロン(768)+TX、テフルトリン(769)+TX、テメホス(770)+TX、TEPP(1417)+TX、テラレトリン(1418)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロエタン[CCN]+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラメトリン(787)+TX、θ−シペルメトリン(204)+TX、チアクロプリド(791)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チアメトキサム(792)+TX、チクロホス(1428)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオシクラム(798)+TX、チオシクラムシュウ酸水素塩(798)+TX、チオジカルブ(799)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオナジン(1434)+TX、チオスルタップ(803)+TX、チオスルタップ−ナトリウム(803)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トルフェンピラド(809)+TX、トラロメトリン(812)+TX、トランスフルトリン(813)+TX、トランスペルメトリン(1440)+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアザメート(818)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリクロルメタホス−3(代替名)[CCN]+TX、トリクロロナート(1452)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリフルムロン(835)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、トリプレン(1459)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]+TX、ベラトリジン(代替名)(725)+TX、ベラトリン(代替名)(725)+TX、XMC(853)+TX、キシリルカルブ(854)+TX 、YI−5302(化合物コード)+TX、ζ−シペルメトリン(205)+TX、ゼタメトリン(zetamethrin)(代替名)+TX、リン化亜鉛(640)+TX、ゾラプロホス(1469)およびZXI 8901(開発コード)(858)+TX、シアントラニリプロール[736994−63−19+TX、クロラントラニリプロール[500008−45−7]+TX、シエノピラフェン[560121−52−0]+TX、シフルメトフェン[400882−07−7]+TX、ピリフルキナゾン[337458−27−2]+TX、スピネトラム[187166−40−1+187166−15−0]+TX、スピロテトラマト[203313−25−1]+TX、スルホキサフロール[946578−00−3]+TX、フルフィプロール[704886−18−0]+TX、メペルフルトリン[915288−13−0]+TX、テトラメチルフルトリン[84937−88−2]+TX、トリフルメゾピリム(国際公開第2012/092115号に開示される)+TX、フルキサメタミド(国際公開第2007/026965号)+TX、ε−メトフルトリン[240494−71−7]+TX、ε−モンフルオロトリン[1065124−65−3]+TX、フルアザインドリジン[1254304−22−7]+TX、クロロプラレトリン[399572−87−3]+TX、フルキサメタミド[928783−29−3]+TX、シハロジアミド(cyhalodiamide)[1262605−53−7]+TX、チオキサザフェン[330459−31−9]+TX、ブロフラニリド[1207727−04−5]+TX、フルフィプロール[704886−18−0]+TX、シクラニリプロール[1031756−98−5]+TX、テトラニリプロール[1229654−66−3]+TX、グアジピル(guadipyr)(国際公開第2010/060231号に記載される)+TX、シクロキサプリド(国際公開第2005/077934号に記載される)+TXからなる物質の群から選択される殺虫剤、 ビス(トリブチルスズ)オキシド(IUPAC名)(913)+TX、ブロモアセトアミド[CCN]+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、クロエトカルブ(999)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、硫酸銅(172)+TX、フェンチン(347)+TX、リン酸第二鉄(IUPAC名)(352)+TX、メタアルデヒド(518)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ニクロサミド(576)+TX、ニクロサミド−オールアミン(576)+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、チオジカルブ(799)+TX、酸化トリブチルスズ(913)+TX、トリフェンモルフ(1454)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TX、ピリプロール[394730−71−3]+TXからなる物質の群から選択される殺軟体動物剤、 AKD−3088(化合物コード)+TX、1,2−ジブロモ−3−クロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1045)+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンおよび1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1,3−ジクロロプロペン(233)+TX、3,4−ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1−ジオキシド(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1065)+TX、3−(4−クロロフェニル)−5−メチルローダニン(IUPAC名)(980)+TX、5−メチル−6−チオキソ−1,3,5−チアジアジナン−3−イル酢酸(IUPAC名)(1286)+TX、6−イソペンテニルアミノプリン(代替名)(210)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、ベンクロチアズ[CCN]+TX、ベノミル(62)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(945)+TX、カルボスルファン(119)+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、サイトカイニン(代替名)(210)+TX、ダゾメット(216)+TX、DBCP(1045)+TX、DCIP(218)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジメトエート(262)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エトプロホス(312)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フルフラール(代替名)[CCN]+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イサミドホス(1230)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、キネチン(代替名)(210)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メタム(519)+TX、メタム−カリウム(代替名)(519)+TX、メタム−ナトリウム(519)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)組成物(代替名)(565)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、オキサミル(602)+TX、ホレート(636)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスホカルブ[CCN]+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロチオフェン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1422)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チオナジン(1434)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、キシレノール[CCN]+TX、YI−5302(化合物コード)およびゼアチン(代替名)(210)+TX、フルエンスルホン[318290−98−1]+TXからなる物質の群から選択される殺線虫剤、 エチルキサントゲン酸カリウム[CCN]およびニトラピリン(580)+TXからなる物質の群から選択される硝化阻害剤、 アシベンゾラル(6)+TX、アシベンゾラル−S−メチル(6)+TX、プロベナゾール(658)およびオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(代替名)(720)+TXからなる物質の群から選択される植物活性化剤、 2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、α−クロロヒドリン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アンチュ(antu)(880)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、炭酸バリウム(891)+TX、ビスチオセミ(912)+TX、ブロディファコウム(89)+TX、ブロマジオロン(91)+TX、ブロメタリン(92)+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、クロラロース(127)+TX、クロロファシノン(140)+TX、コレカルシフェロール(代替名)(850)+TX、クマクロール(1004)+TX、クマフリル(1005)+TX、クマテトラリル(175)+TX、クリミジン(1009)+TX、ジフェナコウム(246)+TX、ジフェチアロン(249)+TX、ジファシノン(273)+TX、エルゴカルシフェロール(301)+TX、フロクマフェン(357)+TX、フルオロアセトアミド(379)+TX、フルプロパダイン(1183)+TX、フルプロパダイン塩酸塩(1183)+TX、γ−HCH(430)+TX、HCH(430)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、リンダン(430)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、臭化メチル(537)+TX、ノルボルミド(1318)+TX、ホサセチム(1336)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、リン[CCN]+TX、ピンドン(1341)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、ピリヌロン(1371)+TX、シリロシド(1390)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フルオロ酢酸ナトリウム(735)+TX、ストリキニーネ(745)+TX、硫酸タリウム[CCN]+TX、ワルファリン(851)およびリン化亜鉛(640)+TXからなる物質の群から選択される殺鼠剤、 2−(2−ブトキシエトキシ)エチルピペロニレート(IUPAC名)(934)+TX、5−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−3−ヘキシルシクロヘキサ−2−エノン(IUPAC名)(903)+TX、ファルネソールおよびネロリドール(代替名)(324)+TX、MB−599(開発コード)(498)+TX、MGK 264(開発コード)(296)+TX、ピペロニルブトキシド(649)+TX、ピプロタール(1343)+TX、プロピル異性体(1358)+TX、S421(開発コード)(724)+TX、セサメクス(1393)+TX、セサモリン(1394)およびスルホキシド(1406)+TXからなる物質の群から選択される共剤、 アントラキノン(32)+TX、クロラロース(127)+TX、ナフテン酸銅[CCN]+TX、オキシ塩化銅(171)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジシクロペンタジエン(化学名)(1069)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)+TX、チラム(804)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、ナフテン酸亜鉛[CCN]およびジラム(856)+TXからなる物質の群から選択される動物忌避剤、 イマニン(代替名)[CCN]およびリバビリン(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺ウイルス剤、 酸化第二水銀(512)+TX、オクチリノン(590)およびチオファネート−メチル(802)+TXからなる物質の群から選択される傷保護剤、 ならびにアザコナゾール(60207−31−0]+TX、ビテルタノール[70585−36−3]+TX、ブロムコナゾール[116255−48−2]+TX、シプロコナゾール[94361−06−5]+TX、ジフェノコナゾール[119446−68−3]+TX、ジニコナゾール[83657−24−3]+TX、エポキシコナゾール[106325−08−0]+TX、フェンブコナゾール[114369−43−6]+TX、フルキンコナゾール[136426−54−5]+TX、フルシラゾール[85509−19−9]+TX、フルトリアホール[76674−21−0]+TX、ヘキサコナゾール[79983−71−4]+TX、イマザリル[35554−44−0]+TX、イミベンコナゾール[86598−92−7]+TX、イプコナゾール[125225−28−7]+TX、メトコナゾール[125116−23−6]+TX、ミクロブタニル[88671−89−0]+TX、ペフラゾエート[101903−30−4]+TX、ペンコナゾール[66246−88−6]+TX、プロチオコナゾール[178928−70−6]+TX、ピリフェノックス[88283−41−4]+TX、プロクロラズ[67747−09−5]+TX、プロピコナゾール[60207−90−1]+TX、シメコナゾール[149508−90−7]+TX、テブコナゾール[107534−96−3]+TX、テトラコナゾール[112281−77−3]+TX、トリアジメホン[43121−43−3]+TX、トリアジメノール[55219−65−3]+TX、トリフルミゾール[99387−89−0]+TX、トリチコナゾール[131983−72−7]+TX、アンシミドール[12771−68−5]+TX、フェナリモル[60168−88−9]+TX、ヌアリモル[63284−71−9]+TX、ブピリメート[41483−43−6]+TX、ジメチリモール[5221−53−4]+TX、エチリモル[23947−60−6]+TX、ドデモルフ[1593−77−7]+TX、フェンプロピジン[67306−00−7]+TX、フェンプロピモルフ[67564−91−4]+TX、スピロキサミン[118134−30−8]+TX、トリデモルフ[81412−43−3]+TX、シプロジニル[121552−61−2]+TX、メパニピリム[110235−47−7]+TX、ピリメタニル[53112−28−0]+TX、フェンピクロニル[74738−17−3]+TX、フルジオキソニル[131341−86−1]+TX、ベナラキシル[71626−11−4]+TX、フララキシル[57646−30−7]+TX、メタラキシル[57837−19−1]+TX、R−メタラキシル[70630−17−0]+TX、オフレース[58810−48−3]+TX、オキサジキシル[77732−09−3]+TX、ベノミル[17804−35−2]+TX、カルベンダジム[10605−21−7]+TX、デバカルブ[62732−91−6]+TX、フベリダゾール[3878−19−1]+TX、チアベンダゾール[148−79−8]+TX、クロゾリネート[84332−86−5]+TX、ジクロゾリン[24201−58−9]+TX、イプロジオン[36734−19−7]+TX、マイクロゾリン[54864−61−8]+TX、プロシミドン[32809−16−8]+TX、ビンクロゾリン[50471−44−8]+TX、ボスカリド[188425−85−6]+TX、カルボキシン[5234−68−4]+TX、フェンフラム[24691−80−3]+TX、フルトラニル[66332−96−5]+TX、メプロニル[55814−41−0]+TX、オキシカルボキシン[5259−88−1]+TX、ペンチオピラド[183675−82−3]+TX、チフルザミド[130000−40−7]+TX、グアザチン[108173−90−6]+TX、ドジン[2439−10−3][112−65−2](遊離塩基)+TX、イミノクタジン[13516−27−3]+TX、アゾキシストロビン[131860−33−8]+TX、ジモキシストロビン[149961−52−4]+TX、エネステロブリン{Proc.BCPC,Int.Congr.,Glasgow,2003,1,93}+TX、フルオキサストロビン[361377−29−9]+TX、クレソキシム−メチル[143390−89−0]+TX、メトミノストロビン[133408−50−1]+TX、トリフロキシストロビン[141517−21−7]+TX、オリザストロビン[248593−16−0]+TX、ピコキシストロビン[117428−22−5]+TX、ピラクロストロビン[175013−18−0]+TX、フェルバム[14484−64−1]+TX、マンコゼブ[8018−01−7]+TX、マネブ[12427−38−2]+TX、メチラム[9006−42−2]+TX、プロピネブ[12071−83−9]+TX、チラム[137−26−8]+TX、ジネブ[12122−67−7]+TX、ジラム[137−30−4]+TX、カプタホール[2425−06−1]+TX、カプタン[133−06−2]+TX、ジクロフルアニド[1085−98−9]+TX、フルオロイミド[41205−21−4]+TX、ホルペット[133−07−3]+TX、トリルフルアニド[731−27−1]+TX、ボルドー液[8011−63−0]+TX、水酸化銅[20427−59−2]+TX、オキシ塩化銅[1332−40−7]+TX、硫酸銅[7758−98−7]+TX、酸化銅[1317−39−1]+TX、マンコッパー(mancopper)[53988−93−5]+TX、オキシン銅[10380−28−6]+TX、ジノカップ[131−72−6]+TX、ニトロタール−イソプロピル[10552−74−6]+TX、エジフェンホス[17109−49−8]+TX、イプロベンホス[26087−47−8]+TX、イソプロチオラン[50512−35−1]+TX、ホスジフェン[36519−00−3]+TX、ピラゾホス[13457−18−6]+TX、トルクロホス−メチル[57018−04−9]+TX、アシベンゾラル−S−メチル[135158−54−2]+TX、アニラジン[101−05−3]+TX、ベンチアバリカルブ[413615−35−7]+TX、ブラストサイジン−S[2079−00−7]+TX、キノメチオナト[2439−01−2]+TX、クロロネブ[2675−77−6]+TX、クロロタロニル[1897−45−6]+TX、シフルフェナミド[180409−60−3]+TX、シモキサニル[57966−95−7]+TX、ジクロン[117−80−6]+TX、ジクロシメット[139920−32−4]+TX、ジクロメジン[62865−36−5]+TX、ジクロラン[99−30−9]+TX、ジエトフェンカルブ[87130−20−9]+TX、ジメトモルフ[110488−70−5]+TX、SYP−LI90(フルモルフ)[211867−47−9]+TX、ジチアノン[3347−22−6]+TX、エタボキサム[162650−77−3]+TX、エトリジアゾール[2593−15−9]+TX、ファモキサドン[131807−57−3]+TX、フェナミドン[161326−34−7]+TX、フェノキサニル[115852−48−7]+TX、フェンチン[668−34−8]+TX、フェリムゾン[89269−64−7]+TX、フルアジナム[79622−59−6]+TX、フルオピコリド[239110−15−7]+TX、フルスルファミド[106917−52−6]+TX、フェンヘキサミド[126833−17−8]+TX、ホセチル−アルミニウム[39148−24−8]+TX、ヒメキサゾール[10004−44−1]+TX、イプロバリカルブ[140923−17−7]+TX、IKF−916(シアゾファミド)[120116−88−3]+TX、カスガマイシン[6980−18−3]+TX、メタスルホカルブ[66952−49−6]+TX、メトラフェノン[220899−03−6]+TX、ペンシクロン[66063−05−6]+TX、フタリド[27355−22−2]+TX、ポリオキシン[11113−80−7]+TX、プロベナゾール[27605−76−1]+TX、プロパモカルブ[25606−41−1]+TX、プロキンアジド[189278−12−4]+TX、ピロキロン[57369−32−1]+TX、キノキシフェン[124495−18−7]+TX、キントゼン[82−68−8]+TX、硫黄[7704−34−9]+TX、チアジニル[223580−51−6]+TX、トリアゾキシド[72459−58−6]+TX、トリシクラゾール[41814−78−2]+TX、トリホリン[26644−46−2]+TX、バリダマイシン[37248−47−8]+TX、ゾキサミド(RH7281)[156052−68−5]+TX、マンジプロパミド[374726−62−2]+TX、イソピラザム[881685−58−1]+TX、セダキサン[874967−67−6]+TX、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(9−ジクロロメチレン−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノ−ナフタレン−5−イル)−アミド(国際公開第2007/048556号に開示される)+TX、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(3’,4’,5’−トリフルオロ−ビフェニル−2−イル)−アミド(国際公開第2006/087343号に開示される)+TX、[(3S,4R,4aR,6S,6aS,12R,12aS,12bS)−3−[(シクロプロピルカルボニル)オキシ]−1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b−デカヒドロ−6,12−ジヒドロキシ−4,6a,12b−トリメチル−11−オキソ−9−(3−ピリジニル)−2H,11Hナフト[2,1−b]ピラノ[3,4−e]ピラン−4−イル]メチル−シクロプロパンカルボキシレート[915972−17−7]+TXおよび1,3,5−トリメチル−N−(2−メチル−1−オキソプロピル)−N−[3−(2−メチルプロピル)−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メトキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[926914−55−8]+TXからなる物質の群から選択される生物学的に活性な化合物、および 以下のものを含む微生物(microbials):アシネトバクター・ルオフィイ(Acinetobacter lwoffii)+TX、アクレモニウム・アルタナツム(Acremonium alternatum)+TX+TX、アクレモニウム・セファロスポリウム(Acremonium cephalosporium)+TX+TX、アクレモニウム・ディオスピリ(Acremonium diospyri)+TX、アクレモニウム・オブクラバツム(Acremonium obclavatum)+TX、リンゴコカクモンハマキ顆粒病ウイルス(Adoxophyes orana granulovirus)(AdoxGV)(Capex(登録商標))+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)菌株K84(Galltrol−A(登録商標))+TX、アルテルナリア・アルテルナータ(Alternaria alternate)+TX、アルテルナリア・カシアエ(Alternaria cassia)+TX、アルテルナリア・デストルエンス(Alternaria destruens)(Smolder(登録商標))+TX、アンペロマイセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)(AQ10(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)AF36(AF36(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)NRRL 21882(Aflaguard(登録商標))+TX、アスペルギルス属(Aspergillus spp.)+TX、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)+TX、アゾスピリルム属(Azospirillum)+TX、(MicroAZ(登録商標)+TX、TAZO B(登録商標))+TX、アゾトバクター属(Azotobacter)+TX、アゾトバクター・クロオコッカム(Azotobacter chroocuccum)(Azotomeal(登録商標))+TX、アゾトバクター(Azotobacter)シスト(cyst)(Bionatural Blooming Blossoms(登録商標))+TX、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)+TX、セレウス菌(Bacillus cereus)+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株CM−1+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株AQ746+TX、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)菌株HB−2(Biostart(商標)Rhizoboost(登録商標))+TX、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)菌株3086(EcoGuard(登録商標)+TX、Green Releaf(登録商標))+TX、バチルス・サーキュランス(Bacillus circulans)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(BioSafe(登録商標)+TX、BioNem−WP(登録商標)+TX、VOTiVO(登録商標))+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)菌株I−1582+TX、バチルス・マセランス(Bacillus macerans)+TX、バチルス・マリスモルトゥイ(Bacillus marismortui)+TX、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)+TX、バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)菌株AQ726+TX、バチルス・ポピリエ(Bacillus papillae)(Milky Spore Powder(登録商標))+TX、バチルス・プミルス種(Bacillus pumilus spp.)+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株GB34(Yield Shield(登録商標))+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株AQ717+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株QST 2808(Sonata(登録商標)+TX、Ballad Plus(登録商標))+TX、バチルス・スフェリカス(Bacillus spahericus)(VectoLex(登録商標))+TX、バチルス属(Bacillus spp.)+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ175+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ177+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ178+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST 713(CEASE(登録商標)+TX、Serenade(登録商標)+TX、Rhapsody(登録商標))+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST 714(JAZZ(登録商標))+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株AQ153+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株AQ743+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST3002+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST3004+TX、枯草菌変種アミロリケファシエンス(Bacillus subtilis var.amyloliquefaciens)菌株FZB24(Taegro(登録商標)+TX、Rhizopro(登録商標))+TX、バチルス・チューリゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry 2Ae+TX、バチルス・チューリゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry1Ab+TX、バチルス・チューリンゲンシス・アイザワイ(Bacillus thuringiensis aizawai)GC 91(Agree(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis israelensis)(BMP123(登録商標)+TX、Aquabac(登録商標)+TX、VectoBac(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)(Javelin(登録商標)+TX、Deliver(登録商標)+TX、CryMax(登録商標)+TX、Bonide(登録商標)+TX、Scutella WP(登録商標)+TX、Turilav WP(登録商標)+TX、Astuto(登録商標)+TX、Dipel WP(登録商標)+TX、Biobit(登録商標)+TX、Foray(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)BMP 123(Baritone(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)HD−1(Bioprotec−CAF/3P(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株BD#32+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株AQ52+TX、バチルス・チューリンゲンシス変種アイザワイ(Bacillus thuringiensis var.aizawai)(XenTari(登録商標)+TX、DiPel(登録商標))+TX、細菌種(bacteria spp.)(GROWMEND(登録商標)+TX、GROWSWEET(登録商標)+TX、Shootup(登録商標))+TX、クラビバクター・ミシガネンシス(Clavipacter michiganensis)のバクテリオファージ(AgriPhage(登録商標))+TX、Bakflor(登録商標)+TX、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)(Beaugenic(登録商標)+TX、Brocaril WP(登録商標))+TX、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)GHA(Mycotrol ES(登録商標)+TX、Mycotrol O(登録商標)+TX、BotaniGuard(登録商標))+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(Engerlingspilz(登録商標)+TX、Schweizer Beauveria(登録商標)+TX、Melocont(登録商標))+TX、ビューベリア属(Beauveria spp.)+TX、灰色かび病菌(Botrytis cineria)+TX、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum)(TerraMax(登録商標))+TX、ブレビバチルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis tenebrionis)(Novodor(登録商標))+TX、BtBooster+TX、バークホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(Deny(登録商標)+TX、Intercept(登録商標)+TX、Blue Circle(登録商標))+TX、バークホルデリア・グラディ(Burkholderia gladii)+TX、バークホルデリア・グラディオリ(Burkholderia gladioli)+TX、バークホルデリア属(Burkholderia spp.)+TX、セイヨウトゲアザミの菌(Canadian thistle fungus)(CBH Canadian Bioherbicide(登録商標))+TX、カンジダ・ブチリ(Candida butyri)+TX、カンジダ・ファマータ(Candida famata)+TX、カンジダ・フルクタス(Candida fructus)+TX、カンジダ・グラブラタ(Candida glabrata)+TX、カンジダ・ギリエルモンディ(Candida guilliermondii)+TX、カンジダ・メリビオシカ(Candida melibiosica)+TX、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)菌株O+TX、カンジダ・パラプシロシス(Candida parapsilosis)+TX、カンジダ・ペリキュローザ(Candida pelliculosa)+TX、カンジダ・プルケリマ(Candida pulcherrima)+TX、カンジダ・レウカウフィ(Candida reukaufii)+TX、カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)(Bio−Coat(登録商標)+TX、Biocure(登録商標))+TX、カンジダ・サケ(Candida sake)+TX、カンジダ属(Candida spp.)+TX、カンジダ・テヌイス(Candida tenius)+TX、セデセア・ダビセ(Cedecea dravisae)+TX、セルロモナス・フラビゲナ(Cellulomonas flavigena)+TX、カエトミウム・コクリオイデス(Chaetomium cochliodes)(Nova−Cide(登録商標))+TX、カエトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum)(Nova−Cide(登録商標))+TX、クロモバクテリウム・スブツガエ(Chromobacterium subtsugae)菌株PRAA4−1T(Grandevo(登録商標))+TX、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)+TX、クラドスポリウム・オキシスポルム(Cladosporium oxysporum)+TX、クラド スポリウム・クロロセファルム(Cladosporium chlorocephalum)+TX、クラドスポリウム属(Cladosporium spp.)+TX、クラドスポリウム・テヌイシマム(Cladosporium tenuissimum)+TX、クロノスタキス・ロゼア(Clonostachys rosea)(EndoFine(登録商標))+TX、コレトトリクム・アクタータム(Colletotrichum acutatum)+TX、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)(Cotans WG(登録商標))+TX、コニオチリウム属(Coniothyrium spp.)+TX、クリプトコッカス・アルビダス(Cryptococcus albidus)(YIELDPLUS(登録商標))+TX、クリプトコッカス・フミコラ(Cryptococcus humicola)+TX、クリプトコッカス・インフィルモ−ミニアツス(Cryptococcus infirmo−miniatus)+TX、クリプトコッカス・ローレンティ(Cryptococcus laurentii)+TX、クリプトフレビア・レウコトレタ顆粒病ウイルス(Cryptophlebia leucotreta granulovirus)(Cryptex(登録商標))+TX、カプリアビダス・カンピネンシス(Cupriavidus campinensis)+TX、コドリンガ顆粒病ウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(CYD−X(登録商標))+TX、コドリンガ顆粒病ウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(Madex(登録商標)+TX、Madex Plus(登録商標)+TX、Madex Max/Carpovirusine(登録商標))+TX、エビコウヤクタケ(Cylindrobasidium laeve)(Stumpout(登録商標))+TX、シリンドロクラジウム属(Cylindrocladium)+TX、デバリオマイセス・ハンセニイ(Debaryomyces hansenii)+TX、ドレクスレラ・ハワイエンシス(Drechslera hawaiinensis)+TX、エンテロバクター・クロアカ(Enterobacter cloacae)+TX、腸内細菌科(Enterobacteriaceae)+TX、エントモフトラ・ビルレンタ(Entomophtora virulenta)(Vektor(登録商標))+TX、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum nigrum)+TX、エピコッカム・パーパラセンス(Epicoccum purpurascens)+TX、エピコッカム属(Epicoccum spp.)+TX、フィロバシディウム・フロリフォルメ(Filobasidium floriforme)+TX、フザリウム・アクミナツム(Fusarium acuminatum)+TX、フザリウム・クラミドスポルム(Fusarium chlamydosporum)+TX、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)(Fusaclean(登録商標)/Biofox C(登録商標))+TX、フザリウム・プロリフェラツム(Fusarium proliferatum)+TX、フザリウム属(Fusarium spp.)+TX、ガラクトマイセス・ゲオトリスム(Galactomyces geotrichum)+TX、グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)(Primastop(登録商標)+TX、Prestop(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)+TX、グリオクラジウム属(Gliocladium spp.)(SoilGard(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)(Soilgard(登録商標))+TX、顆粒病ウイルス(Granulovirus)(Granupom(登録商標))+TX、ハロバチルス・ハロフィラス(Halobacillus halophilus)+TX、ハロバチルス・リトラリス(Halobacillus litoralis)+TX、ハロバチルス・トルウエペリ(Halobacillus trueperi)+TX、ハロモナス属(Halomonas spp.)+TX、ハロモナス・スブグラシェスコーラ(Halomonas subglaciescola)+TX、ハロビブリオ・バリアビリス(Halovibrio variabilis)+TX、ハンセニアスポラ・ウバルム(Hanseniaspora uvarum)+TX、オオタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa armigera nucleopolyhedrovirus)(Helicovex(登録商標))+TX、アメリカタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa zea nuclear polyhedrosis virus)(Gemstar(登録商標))+TX、イソフラボン−ホルモノネチン(Myconate(登録商標))+TX、クロエケラ・アピキュラータ(Kloeckera apiculata)+TX、クロエケラ属(Kloeckera spp.)+TX、ラゲニジウム・ギガンテウム(Lagenidium giganteum)(Laginex(登録商標))+TX、レカニシリウム・ロンギスポルム(Lecanicillium longisporum)(Vertiblast(登録商標))+TX、レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(Vertikil(登録商標))+TX、マイマイガ核多角体病ウイルス(Lymantria Dispar nucleopolyhedrosis virus)(Disparvirus(登録商標))+TX、マリノコッカス・ハロフィルス(Marinococcus halophilus)+TX、メイラ・ゲウラコニギイ(Meira geulakonigii)+TX、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)(Met52(登録商標))+TX、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)(Destruxin WP(登録商標))+TX、メチニコビア・フルクチコラ(Metschnikowia fruticola)(Shemer(登録商標))+TX、メチニコビア・プルケリマ(Metschnikowia pulcherrima)+TX、ミクロドチウム・ジメルム(Microdochium dimerum)(Antibot(登録商標))+TX、ミクロモノスポラ・ケルレア(Micromonospora coerulea)+TX、ミクロスファエロプシス・オクラセ(Microsphaeropsis ochracea)+TX、ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)620(Muscudor(登録商標))+TX、ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)菌株A3−5+TX、ミコリザエ属(Mycorrhizae spp.)(AMykor(登録商標)+TX、Root Maximizer(登録商標))+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)菌株AARC−0255(DiTera(登録商標))+TX、BROS PLUS(登録商標)+TX、オフィオストマ・ピリフェルム(Ophiostoma piliferum)菌株D97(Sylvanex(登録商標))+TX、ペシロマイセス・ファリノスス(Paecilomyces farinosus)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(PFR−97(登録商標)+TX、PreFeRal(登録商標))+TX、ペシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces linacinus)(Biostat WP(登録商標))+TX、ペシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)菌株251(MeloCon WG(登録商標))+TX、パエニバチルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)+TX、パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)(BlightBan C9−1(登録商標))+TX、パントエア属(Pantoea spp.)+TX、パスツーリア属(Pasteuria spp.)(Econem(登録商標))+TX、パスツーリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)+TX、ペニシリウム・オーランティオグリセウム(Penicillium aurantiogriseum)+TX、ペニシリウム・ビライ(Penicillium billai)(Jumpstart(登録商標)+TX、TagTeam(登録商標))+TX、ペニシリウム・ブレビコンパクツム(Penicillium brevicompactum)+TX、ペニシリウム・フレクエンタス(Penicillium frequentans)+TX、ペニシリウム・グリセオフルバム(Penicillium griseofulvum)+TX、ペニシリウム・プルプロゲナム(Penicillium purpurogenum)+TX、ペニシリウム属(Penicillium spp.)+TX、ペニシリウム・ビリディカタム(Penicillium viridicatum)+TX、フレビオプシス・ギガンテア(Phlebiopsis gigantean)(Rotstop(登録商標))+TX、リン酸塩溶解細菌(Phosphomeal(登録商標))+TX、フィトファトラ・クリプトゲア(Phytophthora cryptogea)+TX、フィトファトラ・パルミボラ(Phytophthora palmivora)(Devine(登録商標))+TX、ピヒア・アノマラ(Pichia anomala)+TX、ピヒア・ギリエルモンディ(Pichia guilermondii)+TX、ピヒア・メンブラネファシエンス(Pichia membranaefaciens)+TX、ピヒア・オニキス(Pichia onychis)+TX、ピヒア・スチピチス(Pichia stipites)+TX、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)+TX、シュードモナス・オーレオファシエンス(Pseudomonas aureofasciens)(Spot−Less Biofungicide(登録商標))+TX、シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)+TX、シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)(AtEze(登録商標))+TX、シュードモナス・コルガータ(Pseudomonas corrugate)+TX、蛍光菌(Pseudomonas fluorescens)菌株A506(BlightBan A506(登録商標))+TX、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)+TX、シュードモナス・リアクタンス(Pseudomonas reactans)+TX、シュードモナス属(Pseudomonas spp.)+TX、シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)(Bio−Save(登録商標))+TX、シュードモナス・ビリジフラバ(Pseudomonas viridiflava)+TX、蛍光菌(Pseudomons fluorescens)(Zequanox(登録商標))+TX、シュードジマ・フロクロサ(Pseudozyma flocculosa)菌株PF−A22 UL(Sporodex L(登録商標))+TX、プッシニア・カナリクラタ(Puccinia canaliculata)+TX、プッシニア・テラスペオス(Puccinia thlas peos)(Wood Warrior(登録商標))+TX、ピシウム・パレカンドルム(Pythium paroecandrum)+TX、ピシウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)(Polygandron(登録商標)+TX、Polyversum(登録商標))+TX、ピシウム病菌(Pythium periplocum)+TX、ラーネラ・アクアティリス(Rhanella aquatilis)+TX、ラーネラ属(Rhanella spp.)+TX、リゾビウム属(Rhizobia)(Dormal(登録商標)+TX、Vault(登録商標))+TX、リゾクトニア属(Rhizoctonia)+TX、ロドコッカス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)菌株AQ719+TX、ロドスポリジウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diobovatum)+TX、ロドスポリジウム・トルロイデス(Rhodosporidium toruloides)+TX、ロドトルラ属(Rhodotorula spp.)+TX、ロドトルラ・グルチニス(Rhodotorula glutinis)+TX、ロドトルラ・グラミニス(Rhodotorula graminis)+TX、ロドトルラ・ムチラギノーザ(Rhodotorula mucilagnosa)+TX、ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra)+TX、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)+TX、サリニコッカス・ロセウス(Salinococcus roseus)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)(SARRITOR(登録商標))+TX、スキタリジウム属(Scytalidium spp.)+TX、スキタリジウム・ウレジニコラ(Scytalidium uredinicola)+TX、シロイチモジヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera exigua nuclear polyhedrosis virus)(Spod−X(登録商標)+TX、Spexit(登録商標))+TX、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)+TX、セラチア・プリムシカ(Serratia plymuthica)+TX、セラチア属(Serratia spp.)+TX、ソルダリア・フィミコーラ(Sordaria fimicola)+TX、エジプトヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera littoralis nucleopolyhedrovirus)(Littovir(登録商標))+TX、スポロボロマイセス・ロセウス(Sporobolomyces roseus)+TX、ステノトロホモナス・マルトフィリア(Stenotrophomonas maltophilia)+TX、ストレプトマイセス・ヒグロスコピクス(Streptomyces ahygroscopicus)+TX、ストレプトマイセス・アルバドゥンカス(Streptomyces albaduncus)+TX、ストレプトマイセス・エクスフォリエーテス(Streptomyces exfoliates)+TX、ストレプトマイセス・ガルバス(Streptomyces galbus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオプラヌス(Streptomyces griseoplanus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオビリディス(Streptomyces griseoviridis)(Mycostop(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)(Actinovate(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)WYEC−108(ActinoGrow(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・ビオラセウス(Streptomyces violaceus)+TX、チレチオプシス・ミノル(Tilletiopsis minor)+TX、チレチオプシス属(Tilletiopsis spp.)+TX、トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)(T34 Biocontrol(登録商標))+TX、トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(Tenet(登録商標))+TX、トリコデルマ・アトリビリデ(Trichoderma atroviride)(Plantmate(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハマツム(Trichoderma hamatum)TH 382+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)(Mycostar(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T−22(Trianum−P(登録商標)+TX、PlantShield HC(登録商標)+TX、RootShield(登録商標)+TX、Trianum−G(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T−39(Trichodex(登録商標))+TX、トリコデルマ・インハマタム(Trichoderma inhamatum)+TX、トリコデルマ・コニンギ(Trichoderma koningii)+TX、トリコデルマ属(Trichoderma spp.)LC 52(Sentinel(登録商標))+TX、トリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)+TX、トリコデルマ・ロンギブラキアタム(Trichoderma longibrachiatum)+TX、トリコデルマ・ポリスポラム(Trichoderma polysporum)(Binab T(登録商標))+TX、トリコデルマ・タキシ(Trichoderma taxi)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(旧グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)GL−21)(SoilGuard(登録商標))+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)菌株ICC 080(Remedier(登録商標))+TX、トリコスポロン・プルランス(Trichosporon pullulans)+TX、トリコスポロン属(Trichosporon spp.)+TX、トリコセシウム属(Trichothecium spp.)+TX、トリコセシウム・ロセウム(Trichothecium roseum)+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94670+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94671+TX、ウロクラジウム・アトラム(Ulocladium atrum)+TX、ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)(Botry−Zen(登録商標))+TX、トウモロコシ黒穂病菌(Ustilago maydis)+TX、様々な細菌および補助微量栄養素(Natural II(登録商標))+TX、様々な真菌(Millennium Microbes(登録商標))+TX、バーチシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium)+TX、バーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(Mycotal(登録商標)+TX、Vertalec(登録商標))+TX、Vip3Aa20(VIPtera(登録商標))+TX、ビルジバチルス・マリスモルツイ(Virgibaclillus marismortui)+TX、キサントモナス・カムペストリス病原型ポアエ(Xanthomonas campestris pv.Poae)(Camperico(登録商標))+TX、ゼノラブダス・ボヴィエニイ(Xenorhabdus bovienii)+TX、ゼノラブダス・ネマトフィラ(Xenorhabdus nematophilus);および 以下のものを含む植物抽出物:松油(Retenol(登録商標))+TX、アザジラクチン(Plasma Neem Oil(登録商標)+TX、AzaGuard(登録商標)+TX、MeemAzal(登録商標)+TX、Molt−X(登録商標)+TX、植物性の昆虫成長制御剤(Botanical IGR)(Neemazad(登録商標)+TX、Neemix(登録商標))+TX、ナタネ油(Lilly Miller Vegol(登録商標))+TX、アメリカアリタソウ(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)(Requiem(登録商標))+TX、キク属(Chrysanthemum)抽出物(Crisant(登録商標))+TX、ニーム油の抽出物(Trilogy(登録商標))+TX、シソ科植物(Labiatae)の精油(Botania(登録商標))+TX、クローブローズマリーペパーミントおよびタイム油の抽出物(Garden insect killer(登録商標))+TX、グリシンベタイン(Greenstim(登録商標))+TX、ニンニク+TX、レモングラス油(GreenMatch(登録商標))+TX、ニーム油+TX、イヌハッカ(Nepeta cataria)(キャットニップ油)+TX、イヌハッカ(Nepeta catarina)+TX、ニコチン+TX、オレガノ油(MossBuster(登録商標))+TX、ゴマ科植物(Pedaliaceae)油(Nematon(登録商標))+TX、除虫菊+TX、シャボンノキ(Quillaja saponaria)(NemaQ(登録商標))+TX、オオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)(Regalia(登録商標)+TX、Sakalia(登録商標))+TX、ロテノン(Eco Roten(登録商標))+TX、ミカン科植物(Rutaceae)抽出物(Soleo(登録商標))+TX、大豆油(Ortho ecosense(登録商標))+TX、ティーツリー油(Timorex Gold(登録商標))+TX、タイム油+TX、AGNIQUE(登録商標)MMF+TX、BugOil(登録商標)+TX、ローズマリーゴマペパーミントタイムおよびシナモン抽出物の混合物(EF 300(登録商標))+TX、クローブローズマリーおよびペパーミント抽出物の混合物(EF 400(登録商標))+TX、クローブペパーミントニンニク油およびミントの混合物(Soil Shot(登録商標))+TX、カオリン(Screen(登録商標))+TX、褐藻類の貯蔵グルカン(Laminarin(登録商標));および 以下のものを含むフェロモン:クロネハイイロヒメハマキ(blackheaded fireworm)フェロモン(3M Sprayable Blackheaded Fireworm Pheromone(登録商標))+TX、コドリンガ(Codling Moth)フェロモン(Paramount dispenser−(CM)/Isomate C−Plus(登録商標))+TX、グレープベリーモス(Grape Berry Moth)フェロモン(3M MEC−GBM Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ハマキガ科のガ(Leafroller)フェロモン(3M MEC−LR Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ムスカモン(Snip7 Fly Bait(登録商標)+TX、Starbar Premium Fly Bait(登録商標))+TX、ナシヒメシンクイ(Oriental Fruit Moth)フェロモン(3M oriental fruit moth sprayable pheromone(登録商標))+TX、スカシバガ科のガ(Peachtree Borer)フェロモン(Isomate−P(登録商標))+TX、トマトピンワーム(Tomato Pinworm)フェロモン(3M Sprayable pheromone(登録商標))+TX、Entostat粉末(ヤシの木からの抽出物)(Exosex CM(登録商標))+TX、(E+TX,Z+TX,Z)−3+TX,8+TX,11 テトラデカトリエニルアセテート+TX、(Z+TX,Z+TX,E)−7+TX,11+TX,13−ヘキサデカトリエナール+TX、(E+TX,Z)−7+TX,9−ドデカジエンジエン−1−イルアセテート+TX、2−メチル−1−ブタノール+TX、酢酸カルシウム+TX、Scenturion(登録商標)+TX、Biolure(登録商標)+TX、Check−Mate(登録商標)+TX、ラバンズリルセネシオアート(Lavandulyl senecioate);および 以下のものを含む生物(Macrobials):アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)+TX、アフィジウス・エルビ(Aphidius ervi)(Aphelinus−System(登録商標))+TX、アセロファガス・パパイヤ(Acerophagus papaya)+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adalia−System(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adaline(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Aphidalia(登録商標))+TX、アゲニアスピス・シトリコラ(Ageniaspis citricola)+TX、アゲニアスピス・フシコリス(Ageniaspis fuscicollis)+TX、アンブリセイウス・アンデルソニ(Amblyseius andersoni)(Anderline(登録商標)+TX、Andersoni−System(登録商標))+TX、アンブリセイウス・カリフォルニクス(Amblyseius californicus)(Amblyline(登録商標)+TX、Spical(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ククメリス(Amblyseius cucumeris)(Thripex(登録商標)+TX、Bugline cucumeris(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ファラキス(Amblyseius fallacis)(Fallacis(登録商標))+TX、アンブリセイウス・スウィルスキイ(Amblyseius swirskii)(Bugline swirskii(登録商標)+TX、Swirskii−Mite(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ウォマースレイ(Amblyseius womersleyi)(WomerMite(登録商標))+TX、アミツス・ヘスペリヅム(Amitus hesperidum)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)+TX、アナギルス・フスシベントリス(Anagyrus fusciventris)+TX、アナギルス・カマリ(Anagyrus kamali)+TX、アナギルス・ロエッキ(Anagyrus loecki)+TX、アナギルス・シュードコッカス(Anagyrus pseudococci)(Citripar(登録商標))+TX、アニセツス・ベネフィクス(Anicetus benefices)+TX、ゾウムシコガネコバチ(Anisopteromalus calandrae)+TX、アントコリス・ネモラリス(Anthocoris nemoralis)(Anthocoris−System(登録商標))+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(Apheline(登録商標)+TX、Aphiline(登録商標))+TX、アフェリヌス・アシキス(Aphelinus asychis)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(Aphipar(登録商標))+TX、アフィジウス・エルビ(Aphidius ervi)(Ervipar(登録商標))+TX、アフィジウス・ギフエンシス(Aphidius gifuensis)+TX、アフィジウス・マトリカリアエ(Aphidius matricariae)(Aphipar−M(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidend(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidoline(登録商標))+TX、アフィチス・リングナネンシス(Aphytis lingnanensis)+TX、アフィチス・メリヌス(Aphytis melinus)+TX、アプロストセツス・ヘゲノウィイ(Aprostocetus hagenowii)+TX、アセタ・コリアリア(Atheta coriaria)(Staphyline(登録商標))+TX、マルハナバチ属(Bombus spp.)+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Natupol Beehive(登録商標))+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Beeline(登録商標)+TX、Tripol(登録商標))+TX、セファロノミア・ステファノデリス(Cephalonomia stephanoderis)+TX、チノコルス・ニグリツス(Chilocorus nigritus)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysoline(登録商標))+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysopa(登録商標))+TX、クリソペルラ・ルフィラブリス(Chrysoperla rufilabris)+TX、シロスピルス・インゲヌウス(Cirrospilus ingenuus)+TX、シロスピルス・クアドリストリアツス(Cirrospilus quadristriatus)+TX、シトロスチクス・フィロクニストイデス(Citrostichus phyllocnistoides)+TX、クロステロセルス・カマエレオン(Closterocerus chamaeleon)+TX、クロステロセルス属(Closterocerus spp.)+TX、コシドキセノイデス・ペルミヌツス(Coccidoxenoides perminutus)(Planopar(登録商標))+TX、コッコファグス・コウペリ(Coccophagus cowperi)+TX、コッコファグス・リシムニア(Coccophagus lycimnia)+TX、キアシサムライコマユバチ(Cotesia flavipes)+TX、コナガサムライコマユバチ(Cotesia plutellae)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(Cryptobug(登録商標)+TX、Cryptoline(登録商標))+TX、キムネタマキスイ(Cybocephalus nipponicus)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(Minusa(登録商標))+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Diminex(登録商標))+TX、デルファスツス・カタリナエ(Delphastus catalinae)(Delphastus(登録商標))+TX、デルファスツス・プシルス(Delphastus pusillus)+TX、ディアカスミモルファ・クラウシイ(Diachasmimorpha krausii)+TX、ディアカスミモルファ・ロンギカウダタ(Diachasmimorpha longicaudata)+TX、ディアパルシス・ジュクンダ(Diaparsis jucunda)+TX、ディアホレンシルツス・アリガレンシス(Diaphorencyrtus aligarhensis)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Miglyphus(登録商標)+TX、Digline(登録商標))+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(DacDigline(登録商標)+TX、Minex(登録商標))+TX、ディベルシネルブス属(Diversinervus spp.)+TX、エンカルシア・シトリナ(Encarsia citrina)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(Encarsia max(登録商標)+TX、Encarline(登録商標)+TX、En−Strip(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Enermix(登録商標))+TX、エンカルシア・グアデロウパエ(Encarsia guadeloupae)+TX、エンカルシア・ハンティエンシス(Encarsia haitiensis)+TX、ホソヒラタアブ(Episyrphus balteatus)(Syrphidend(登録商標))+TX、エレトモセリス・シフォニニ(Eretmoceris siphonini)+TX、エレトモセルス・カリフォルニクス(Eretmocerus californicus)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Ercal(登録商標)+TX、Eretline e(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Bemimix(登録商標))+TX、エレトモセルス・ハヤチ(Eretmocerus hayati)+TX、エレトモセルス・ムンヅス(Eretmocerus mundus)(Bemipar(登録商標)+TX、Eretline m(登録商標))+TX、エレトモセルス・シフォニニ(Eretmocerus siphonini)+TX、エキソコムス・クアドリプスツラツス(Exochomus quadripustulatus)+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Spidend(登録商標))+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Feltiline(登録商標))+TX、フォピウス・アリサヌス(Fopius arisanus)+TX、フォピウス・セラチチボルス(Fopius ceratitivorus)+TX、ホルモノネチン(Wirless Beehome(登録商標))+TX、アリガタシマアザミウマ(Franklinothrips vespiformis)(Vespop(登録商標))+TX、ガレンドロムス・オシデンタリス(Galendromus occidentalis)+TX、ゴニオズス・レグネリ(Goniozus legneri)+TX、シマメイガコマユバチ(Habrobracon hebetor)+TX、ナミテントウ(Harmonia axyridis)(HarmoBeetle(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス属(Heterorhabditis spp.)(Lawn Patrol(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)(NemaShield HB(登録商標)+TX、Nemaseek(登録商標)+TX、Terranem−Nam(登録商標)+TX、Terranem(登録商標)+TX、Larvanem(登録商標)+TX、B−Green(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nematop(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・メジディス(Heterorhabditis megidis)(Nemasys H(登録商標)+TX、BioNem H(登録商標)+TX、Exhibitline hm(登録商標)+TX、Larvanem−M(登録商標))+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)+TX、ヒポアスピス・アクレイファー(Hypoaspis aculeifer)(Aculeifer−System(登録商標)+TX、Entomite−A(登録商標))+TX、ヒポアスピス・ミルス(Hypoaspis miles)(Hypoline m(登録商標)+TX、Entomite−M(登録商標))+TX、ルバリア・レウコスポイデス(Lbalia leucospoides)+TX、レカノイデウス・フロシシムス(Lecanoideus floccissimus)+TX、レモファグス・エラブンヅス(Lemophagus errabundus)+TX、レプトマスチデア・アブノルミス(Lept omastidea abnormis)+TX、レプトマスティクス・ダクチロピィ(Leptomastix dactylopii)(Leptopar(登録商標))+TX、レプトマスチクス・エポナ(Leptomastix epona)+TX、リンドルス・ロファンタエ(Lindorus lophanthae)+TX、リポレクシス・オレグマエ(Lipolexis oregmae)+TX、ルシリア・カエサル(Lucilia caesar)(Natufly(登録商標))+TX、リシフレブス・テスタケイペス(Lysiphlebus testaceipes)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(Mirical−N(登録商標)+TX、Macroline c(登録商標)+TX、Mirical(登録商標))+TX、メソセイウルス・ロンギペス(Mesoseiulus longipes)+TX、メタフィクス・フラブス(Metaphycus flavus)+TX、メタフィクス・ロウンスブリイ(Metaphycus lounsburyi)+TX、ミクロムス・アングラツス(Micromus angulatus)(Milacewing(登録商標))+TX、ミクロテリス・フラブス(Microterys flavus)+TX、ムスシディフラクス・ラポトレルス(Muscidifurax raptorellus)およびスパランギア・カメロニ(Spalangia cameroni)(Biopar(登録商標))+TX、ネオドリイヌス・チフロシバエ(Neodryinus typhlocybae)+TX、ミヤコカブリダニ(Neoseiulus californicus)+TX、ネオセイウルス・ククメリス(Neoseiulus cucumeris)(THRYPEX(登録商標))+TX、ネオセイウルス・ファラシス(Neoseiulus fallacis)+TX、ネシディオコリス・テヌイス(Nesideocoris tenuis)(NesidioBug(登録商標)+TX、Nesibug(登録商標))+TX、オフィラ・アエネセンス(Ophyra aenescens)(Biofly(登録商標))+TX、シノビハナカメムシ(Orius insidiosus)(Thripor−I(登録商標)+TX、Oriline i(登録商標))+TX、エルヒメハナカメムシ(Orius laevigatus)(Thripor−L(登録商標)+TX、Oriline l(登録商標))+TX、オリウス・マジュスクルス(Orius majusculus)(Oriline m(登録商標))+TX、タイリクヒメハナカメムシ(Orius strigicollis)(Thripor−S(登録商標))+TX、パウエシア・ジュニペロルム(Pauesia juniperorum)+TX、ペディオビウス・ホベオレツス(Pediobius foveolatus)+TX、ファスマルハブディティス・ヘルマフロディタ(Phasmarhabditis hermaphrodita)((Nemaslug(登録商標))+TX、フィマスティクス・コフェア(Phymastichus coffea)+TX、フィトセイウルス・マクロピルス(Phytoseiulus macropilus)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(Spidex(登録商標)+TX、Phytoline p(登録商標))+TX、ポディスス・マクリベントリス(Podisus maculiventris)(Podisus(登録商標))+TX、シューダクテオン・クルバツス(Pseudacteon curvatus)+TX、シューダクテオン・オブツスス(Pseudacteon obtusus)+TX、シューダクテオン・トリクスピス(Pseudacteon tricuspis)+TX、シューダフィクス・マクリペンニス(Pseudaphycus maculipennis)+TX、シュードレプトマスティクス・メキシカーナ(Pseudleptomastix mexicana)+TX、サイラエファグス・ピロスス(Psyllaephagus pilosus)+TX、サイタリア・コンコロル(Psyttalia concolor)(複合体)+TX、クアドラスティクス属(Quadrastichus spp.)+TX、リゾビウス・ロファンタエ(Rhyzobius lophanthae)+TX、ベダリアテントウ(Rodolia cardinalis)+TX、オオクビキレガイ(Rumina decollate)+TX、セミエラケア・ペティオラツス(Semielacher petiolatus)+TX、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)(Ervibank(登録商標))+TX、スタイナーネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(Nematac C(登録商標)+TX、Millenium(登録商標)+TX、BioNem C(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemastar(登録商標)+TX、Capsanem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・フェルティアエ(Steinernema feltiae)(NemaShield(登録商標)+TX、Nemasys F(登録商標)+TX、BioNem F(登録商標)+TX、Steinernema−System(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemaplus(登録商標)+TX、Exhibitline sf(登録商標)+TX、Scia−rid(登録商標)+TX、Entonem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・クラッセイ(Steinernema kraussei)(Nemasys L(登録商標)+TX、BioNem L(登録商標)+TX、Exhibitline srb(登録商標))+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(BioVector(登録商標)+TX、BioVektor(登録商標))+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(Nematac S(登録商標))+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)+TX、スタイナーネマチド属(Steinernematid spp.)(Guardian Nematodes(登録商標))+TX、ステトルス・プンクチルム(Stethorus punctillum)(Stethorus(登録商標))+TX、タマリキシア・ラジアタ(Tamarixia radiate)+TX、テトラスティクス・セティファー(Tetrastichus setifer)+TX、トリポビウス・セミルテウス(Thripobius semiluteus)+TX、トリムス・シネンシス(Torymus sinensis)+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricholine b(登録商標))+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricho−Strip(登録商標))+TX、ヨトウタマゴバチ(Trichogramma evanescens)+TX、トリコグラムマ・ミヌツム(Trichogramma minutum)+TX、アワノメイガタマゴバチ(Trichogramma ostriniae)+TX、トリコグラムマ・プラトネリ(Trichogramma platneri)+TX、トリコグラムマ・プレチオスム(Trichogramma pretiosum)+TX、キアシキイロヒラタヒメバチ(Xanthopimpla stemmator);および 以下のものを含む他の生物学的製剤:アブシジン酸+TX、bioSea(登録商標)+TX、コンドロステレウム・プルプレウム(Chondrostereum purpureum)(Chontrol Paste(登録商標))+TX、コレトトリクム・グレオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)(Collego(登録商標))+TX、オクタン酸銅(Cueva(登録商標))+TX、デルタトラップ(Trapline d(登録商標))+TX、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)(ハーピン)(ProAct(登録商標)+TX、Ni−HIBIT Gold CST(登録商標))+TX、リン酸第二鉄(Ferri−phosphate)(Ferramol(登録商標))+TX、ファネルトラップ(Trapline y(登録商標))+TX、Gallex(登録商標)+TX、Grower’s Secret(登録商標)+TX、ホモブラシノリド(Homo−brassonolide)+TX、リン酸鉄(Lilly Miller Worry Free Ferramol Slug&Snail Bait(登録商標))+TX、MCP hailトラップ(Trapline f(登録商標))+TX、ミクロクトヌス・ヒペロダエ(Microctonus hyperodae)+TX、ミコレプトジスクス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris)(Des−X(登録商標))+TX、BioGain(登録商標)+TX、Aminomite(登録商標)+TX、Zenox(登録商標)+TX、フェロモントラップ(Thripline ams(登録商標))+TX、炭酸水素カリウム(MilStop(登録商標))+TX、脂肪酸のカリウム塩(Sanova(登録商標))+TX、ケイ酸カリウム溶液(Sil−Matrix(登録商標))+TX、ヨウ化カリウム+チオシアン酸カリウム(Enzicur(登録商標))+TX、SuffOil−X(登録商標)+TX、クモ毒+TX、ノセマ・ロクスタエ(Nosema locustae)(Semaspore Organic Grasshopper Control(登録商標))+TX、粘着トラップ(Trapline YF(登録商標)+TX、Rebell Amarillo(登録商標))+TXおよびトラップ(Takitrapline y+b(登録商標))+TX。

活性成分の後ろの角括弧における参照番号、例えば、[3878−19−1]は、ケミカルアブストラクツ登録番号を意味する。上記の混合の相手は公知である。活性成分が、“The Pesticide Manual”[The Pesticide Manual−A World Compendium;Thirteenth Edition; Editor:C.D.S.Tomlin;英国作物保護協議会(The British Crop Protection Council)]に含まれている場合、それらは、特定の化合物について上記において丸括弧中に示される項目番号でその中に記載されており;例えば、「アバメクチン」という化合物は、項目番号(1)で記載されている。「[CCN]」が、上記において特定の化合物に付加されている場合、該当する化合物は、“Compendium of Pesticide Common Names”に含まれており、それは、インターネット上でアクセス可能であり[A.Wood;Compendium of Pesticide Common Names,(著作権)1995−2004];例えば、「アセトプロール」という化合物は、インターネットアドレス:http://www.alanwood.net/pesticides/acetoprole.htmlに記載されている。

上記の活性成分のほとんどは、上記においていわゆる「一般名」で呼ばれ、関連する「ISO一般名」または別の「一般名」が、個々の場合に使用される。表記が「一般名」でない場合、代わりに使用される表記の性質が、特定の化合物について丸括弧中に示され;その場合、IUPAC名、IUPAC/ケミカルアブストラクツ名、「化学名」、「慣用名」、「化合物名」または「開発コード」が使用され、あるいはそれらの表記の1つも使用されず、「一般名」も使用されない場合、「代替名」が用いられる。「CAS登録番号」は、ケミカルアブストラクル登録番号を意味する。

表1〜12およびPから選択される式Iの化合物と、上記の活性成分との活性成分混合物は、表1〜12およびPから選択される化合物および上記の活性成分を、好ましくは100:1〜1:6000、特に50:1〜1:50の混合比で、より特に20:1〜1:20、さらにより特に10:1〜1:10、非常に特に5:1および1:5の比率で(2:1〜1:2の比率が特に好ましく、4:1〜2:1の比率が同様に好ましい)、とりわけ、1:1、または5:1、または5:2、または5:3、または5:4、または4:1、または4:2、または4:3、または3:1、または3:2、または2:1、または1:5、または2:5、または3:5、または4:5、または1:4、または2:4、または3:4、または1:3、または2:3、または1:2、または1:600、または1:300、または1:150、または1:35、または2:35、または4:35、または1:75、または2:75、または4:75、または1:6000、または1:3000、または1:1500、または1:350、または2:350、または4:350、または1:750、または2:750、または4:750の比率で含む。それらの混合比は、重量基準である。

上記の混合物は、有害生物を防除するための方法に使用され得、この方法は、上記の混合物を含む組成物を、有害生物またはその環境に施用する工程を含むが、手術または治療によるヒトまたは動物の身体の治療のための方法およびヒトまたは動物の身体において実施される診断方法を除く。

表1〜12およびPから選択される式Iの化合物と、上記の1つまたは複数の活性成分とを含む混合物は、例えば、単一のレディミックス(ready−mix)形態で、「タンクミックス」などの単一の活性成分の別個の製剤から構成される組み合わされたスプレー混合物として、および逐次、すなわち、数時間または数日間などのかなり短い期間で次々に施用される場合、単一の活性成分の併用で施用され得る。表1〜12およびPから選択される式Iの化合物および上記の活性成分を施用する順序は、本発明を行うのに重要でない。

本発明に係る組成物は、安定剤、例えば、非エポキシ化またはエポキシ化植物油(例えばエポキシ化ヤシ油、ナタネ油または大豆油)、消泡剤、例えば、シリコーン油、防腐剤、粘性調節剤、結合剤および/または粘着付与剤、肥料または特定の効果を得るための他の活性成分、例えば、殺菌剤、殺真菌剤、殺線虫剤、植物活性化剤、殺軟体動物剤または除草剤などのさらなる固体または液体助剤も含み得る。

本発明に係る組成物は、例えば、固体活性成分を粉砕し、篩にかけ、および/または圧縮することにより、助剤の非存在下で、および例えば、活性成分を、1つまたは複数の助剤と均質混合し、および/または粉砕することにより、少なくとも1つの助剤の存在下で、それ自体公知の方法で調製される。この組成物の調製のためのこれらの方法およびこれらの組成物の調製のための化合物Iの使用も本発明の主題である。

この組成物のための施用方法、すなわち、噴霧、霧化(atomizing)、散布、はけ塗り(brushing on)、粉衣(dressing)、拡散(scattering)または注ぎかけ(pouring)(これらは、一般的な状況における意図される目的に合わせて選択されるべきである)など、上記のタイプの有害生物を防除する方法および上記のタイプの有害生物を防除するための組成物の使用が、本発明の他の主題である。典型的な濃度の比率は、0.1〜1000ppm、好ましくは0.1〜500ppmの活性成分である。ヘクタール当たりの施用量は、一般にヘクタール当たり1〜2000gの活性成分、特に10〜1000g/ha、好ましくは10〜600g/haである。

作物保護の分野における施用の好ましい方法は、植物の茎葉への施用(葉面施用)であり、該当する有害生物による寄生の危険性に合わせて施用頻度および施用量を選択することができる。あるいは、活性成分は、植物の生息地に液体組成物を潅注することにより、または固体形態の活性成分を、植物の生息地、例えば土壌中に例えば粒剤の形態で導入すること(土壌施用)により、根系(全身作用)を介して植物に到達することができる。水稲植物の場合、このような粒剤は、水田に計量供給され得る。

本発明の化合物およびその組成物は、上記のタイプの有害生物からの植物繁殖材料、例えば、果実、塊茎または穀粒などの種子、または苗の保護にも好適である。繁殖材料は、植え付けの前にこの化合物で処理され得、例えば、種子は、種まきの前に処理され得る。あるいは、この化合物は、種子仁を液体組成物に浸漬することにより、または固体組成物の層を塗布することにより、種子仁に塗付され得る(コーティング)。繁殖材料が施用の場所に植え付けられる場合、この組成物を、例えば、ドリルまき(drilling)の際に畝間に施用することも可能である。植物繁殖材料のためのこれらの処理方法およびこのように処理された植物繁殖材料は、本発明のさらなる主題である。典型的な処理率は、植物および防除される有害生物/真菌に応じて決まり、一般に100kgの種子当たり1〜200グラム、好ましくは100kgの種子当たり5〜150グラム(100kgの種子当たり10〜100グラムなど)である。

種子という用語は、真正種子(true seed)、種子片、吸枝、トウモロコシ粒(corn)、鱗茎、果実、塊茎、穀粒、根茎、挿し木、挿し芽(cut shoot)などを含むがこれらに限定されないあらゆる種類の種子および植物の珠芽を包含し、好ましい実施形態において、真正種子を意味する。

本発明は、式Iの化合物で被覆または処理されるかあるいはそれを含有する種子も含む。「で被覆または処理されるかおよび/またはそれを含有する」という用語は、一般に、活性成分が、ほとんどの場合、施用時に種子の表面上にあるが、施用方法に応じて、成分の一部が、程度の差はあるが、種子材料中に浸透し得ることを示す。前記種子製品が(再度)植え付けられるとき、活性成分を吸収し得る。一実施形態において、本発明は、式(I)の化合物が付着された植物繁殖材料を利用可能にする。さらに、これにより、式(I)の化合物で処理された植物繁殖材料を含む組成物が利用可能になる。

種子処理は、種子粉衣、種子コーティング、種子散布、種子浸漬および種子ペレッティング(pelleting)など、当該技術分野において公知の全ての好適な種子処理技術を含む。式(I)の化合物の種子処理適用は、種まきの前または種まき/種子の植え付けの際に噴霧または種子を散布することなどによる、任意の公知の方法によって行われ得る。

生物学的実施例: 実施例B1:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)に対する活性 ワタ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に5匹のL1幼虫を外寄生させた。試料を外寄生の3日後の非処理の試料と比較した死亡率、摂食阻害効果、および成長阻害について評価した。試験試料によるエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除は、死亡率、摂食阻害効果、および成長阻害の少なくとも1つが非処理の試料より高い場合である。

以下の化合物:P2、P3、P4、P5、P6、P8、P9、P11、P14、P16、P17、P18、P19、P20、P21、P22、P23、P24、P25、P26、P27、P28、P29、P31、P32、P33、P34、P35、P36、P37、P38、P39、P40、P41、P42、P43、P44、P45、P46、P47、P48、P49、P50、P51、P52、P53、P54、P56、P57、P58、P59、P60、P61、P62、P63、P64、P65、P66、P69およびP70は、200ppmの施用量で3つのカテゴリー(死亡率、摂食阻害または成長阻害)の少なくとも1つの少なくとも80%の防除の効果を示した。

実施例B2:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)に対する活性 10’000ppmのDMSOストック溶液からの試験化合物をピペットにより24ウェルプレートに入れ、寒天と混合した。レタス種子を寒天上に置き、マルチウェルプレートを同様に寒天を含む別のプレートによって閉じた。7日後、根が化合物を吸収しており、レタスは蓋プレート中へと成長していた。次に、レタス葉を切り取って、蓋プレート中に入れた。スポドプテラ属(Spodoptera)の卵を、プラスチックステンシルを介して湿ったゲル吸取紙上にピペットで取り、蓋プレートをこの吸取紙で閉じた。試料を外寄生の6日後の非処理の試料と比較した死亡率、摂食阻害効果および成長阻害について評価した。

以下の化合物:P2、P3、P8、P9、P11およびP17、P19、P20、P22、P23、P25、P26、P28、P30、P31、P32、P33、P40、P42、P43、P44、P45、P46、P47、P48、P49、P50、P51、P52、P53、P54、P60およびP61は、12.5ppmの施用量で3つのカテゴリー(死亡率、摂食阻害または成長阻害)の少なくとも1つの少なくとも80%の防除の効果を示した。

実施例B3:コナガ(Plutella xylostella)(コナガ)に対する活性 人工飼料の入った24ウェルマイクロタイタープレートを、ピペットにより10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(ウェル当たり10〜15匹)を外寄生させた。試料を外寄生の5日後の非処理の試料と比較した死亡率および成長阻害について評価した。

以下の化合物:P2、P3、P4、P5、P6、P8、P9、P11、P14、P16、P17、P18、P19、P20、P22、P23、P25、P26、P27、P28、P29、P31、P32、P33、P34、P35、P36、P37、P38、P40、P41、P42、P43、P44、P45、P46、P47、P48、P49、P50、P51、P52、P53、P54、P56、P57、P60、P61、P62、P63、P64、P65、P66、P67、P68、P69およびP70は、200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率または成長阻害)の少なくとも1つの少なくとも80%の効果を示した。

実施例B4:ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)(トウモロコシハムシ)に対する活性 24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天層上に置かれたトウモロコシの芽を、噴霧により10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(ウェル当たり6〜10匹)を外寄生させた。試料を外寄生の4日後の非処理の試料と比較した死亡率および成長阻害について評価した。

以下の化合物:P2、P4、P5、P6、P8、P9、P11、P12、P13、P14、P15、P16、P17、P18、P19、P20、P22、P23、P25、P26、P27、P28、P29、P30、P31、P32、P33、P34、P35、P36、P37、P38、P39、P40、P41、P42、P43、P44、P45、P46、P47、P48、P49、P50、P51、P52、P53、P54、P56、P57、P58、P59、P60、P61、P63、P64、P65、P66、P67、P68、P69およびP70は、200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率または成長阻害)の少なくとも1つの少なくとも80%の効果を示した。

実施例B5:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)に対する活性 ヒマワリ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させた。試料を外寄生の6日後の死亡率について評価した。

以下の化合物:P2、P5、P6、P8、P11、P16、P17、P18、P19、P20、P40、P42、P45、P46、P51、P53、P54、P56、P60、P63、P64およびP66は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B6:ユースキスツス・ヘロス(Euschistus heros)(ネオトロピカルチャイロカメムシ(Neotropical Brown Stink Bug))に対する活性 24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のダイズの葉に、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉にN2若虫を外寄生させた。試料を外寄生の5日後の死亡率について評価した。以下の化合物:P2、P5、P6、P8、P11、P16、P17、P18、P19、P20、P23、P25、P26、P28、P29、P32、P33、P34、P40、P41、P42、P43、P44、P45、P46、P47、P48、P49、P50、P51、P52、P54、P61、P62、P63、P64、P65、P66、P67、P68およびP69は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B7:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)に対する活性 様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させたエンドウマメの苗の根を、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液に直接入れた。試料を、苗を試験溶液に入れた6日後の死亡率について評価した。以下の化合物:P17、P42およびP63は、24ppmの試験量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B8:ハダニ(Tetranychus urticae)(ナミハダニ)に対する活性 24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のインゲンマメ葉片に、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に様々な齢数のダニ個体群を外寄生させた。試料を外寄生の8日後の混合個体群(可動状態)における死亡率について評価した。以下の化合物:P8、P29、P31、P45およびP70は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B9:ネッタイシマカ(Aedes aegypti)(黄熱病蚊)に対する活性 試験溶液をエタノール中200ppmの施用量で12ウェル組織培養プレートに入れた。堆積物を乾燥させてから、5匹の2〜5日齢の雌成虫ネッタイシマカ(Aedes aegypti)を各ウェルに加え、脱脂綿の塊中の10%のスクロース溶液で育てた。ノックダウンの評価を導入の1時間後に行い、死亡率を導入の24時間後および48時間後に評価した。以下の化合物:P2、P8、P9、P11、P16は、48時間後および/または24時間後のネッタイシマカ(Aedes aegypti)の少なくとも80%の防除を示した。

実施例B10:タバココナジラミ(Bemisia tabaci)(ワタコナジラミ)に対する活性 ワタ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片にコナジラミ成虫を外寄生させた。試料をインキュベーションの6日後の死亡率について調べた。

以下の化合物:P20、P39およびP57は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。 本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。 〔1〕式I

(式中、 Aが、CHまたはNであり; Qが、3位または4位に結合され;かつハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであるか;または Qが、前記基Aを含有する環に炭素原子を介して結合される5〜10員の単環式または縮合二環式環系であり、前記環系が、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和であり得、かつ窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有し、各環系が、3個以上の酸素原子および3個以上の硫黄原子を含有することはできず、前記5〜10員環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から独立して選択される置換基で一置換から多置換され得るか;または Qが、前記基Aを含有する環に窒素原子を介して結合される5〜6員の、芳香族、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;および前記環系が、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、ここで、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであるか;または Qが、C3〜C6シクロアルキル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るか;または Qが、C2〜C6アルケニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C3〜C6シクロアルキルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルケニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロ−アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るか;または Qが、C2〜C6アルキニル、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、トリ(C1〜C4アルキル)シリルおよびフェニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC2〜C6アルキニルであり、ここで、前記フェニルが、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロ−アルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るか;または Qが、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルコキシ、−C(O)C1〜C4ハロアルキル、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、またはC1〜C6アルキルスルホニルであり; Xが、S、SOまたはSO2であり; R1が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または R1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであるか;または R1が、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または R1が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり; X1が、O、SまたはCR6=CHであり、ここで、R6が、水素、ハロゲン、C1〜C6ハロアルキル、またはヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されるC1〜C6ハロアルキルであるか;またはR6が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであるか;または X1が、N−R4であり、ここで、R4が、C1〜C4アルキルであり; X2が、NまたはC−R5であり、ここで、R5が、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、ハロゲンまたはシアノであり; R2が、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C6ハロアルキル、またはヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されるC1〜C6ハロアルキルであるか;または R2が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであり; R3が、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり; Yが、OまたはSである) の化合物、ならびに前記化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシド。 〔2〕式I−1

(式中、 Y、R2、R3、X2およびQが、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりであり; Xa1が、S、SOまたはSO2であり;および Ra1が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルである) の化合物によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔3〕Qが、J−1〜J−45(式中、矢印は、前記基Qへの複素環の結合点を表す):

からなる群から選択され、式中、各基J−1〜J−45が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される、前記〔2〕に記載の式I−1の化合物。 〔4〕式I−2

(式中、 Y、R2、R3、X2およびQが、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりであり; Xa2が、S、SOまたはSO2であり;および Ra2が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルである) の化合物によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔5〕Qが、J−1〜J−45(式中、矢印は、前記基Qへの複素環の結合点を表す)

からなる群から選択され、式中、各基J−1〜J−45が、Rxで一置換、二置換または三置換され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される、前記〔4〕に記載の式I−2の化合物。 〔6〕式Ia−1

(式中、 Aが、CHまたはNであり; X10が、SまたはSO2であり; R20が、C1〜C4アルキルであり; R21が、C1〜C4ハロアルキルであり; R31が、C1〜C4アルキルであり;および Qaが、複素環

からなる群から選択され、式中、各基Qaが、Rxで一置換、二置換または三置換され、 ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される) の化合物によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔7〕式Ia−2

(式中、 Aが、CHまたはNであり; X11が、SまたはSO2であり; R22が、C1〜C4アルキルであり; R23が、C1〜C4ハロアルキルであり; R32が、C1〜C4アルキルであり;および Qbが、複素環

からなる群から選択され、ここで、各Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される) の化合物によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔8〕式Ia−3

(式中、 Aが、CHまたはNであり; R24が、C1〜C4ハロアルキルであり; R33が、C1〜C4アルキルであり;および Qcが、複素環

からなる群から選択され、ここで、Rxが、独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニルおよびC1〜C4アルキルスルホニルからなる群から選択される) の化合物によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔9〕活性成分として、それぞれ遊離形態または農芸化学的に利用可能な塩形態で、前記〔1〕に記載の式Iの少なくとも1つの化合物または必要に応じてその互変異性体と、少なくとも1つの助剤とを含む、殺有害生物組成物。 〔10〕有害生物を防除するための方法であって、前記〔9〕に記載の組成物を、前記有害生物またはその環境に適用する工程を含むが、手術または治療によるヒトまたは動物の身体の治療のための方法および前記ヒトまたは動物の身体において実施される診断方法を除く、方法。 〔11〕有害生物による攻撃から植物繁殖材料を保護するための方法であって、前記繁殖材料または前記繁殖材料が植えられた場所を、前記〔9〕に記載の組成物で処理する工程を含む、方法。 〔12〕式II

(式中、Q、Y、R1、R2、X、X1、X2およびAが、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりである) の化合物。 〔13〕式XXI−int

(式中、R1、R2、R3、X、X1、X2およびAが、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりであり;および Yb2が、−B(OH)2、−B(ORb2)2であり、ここで、Rb2が、C1〜C6アルキルであり、またはYb2が、

(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン基)である) の化合物。 〔14〕式XXVI−int

(式中、R1、XおよびAが、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりであり、およびR500が、水素またはC1〜C4アルキルであり、ここで、Qが、基

であり、ここで、R0002が、シアノである) の化合物。

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