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硫黄含有置換基を有する殺有害生物的に活性な複素環式誘導体

阅读:378发布:2020-05-08

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式I (式中、 Aが、CH、NまたはCRを表し;ここで、Rが、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、シアノ、ニトロまたはハロゲンであり; Xが、S、SOまたはSO2であり; R1が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、または、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されたC3〜C6シクロアルキルであるか;またはR1が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されたC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか; または R1が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり; R2aおよびR2bが、互いに独立して、素、ハロゲン、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、または、ヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されたC1〜C6ハロアルキルであるか;または R2aおよびR2bが、互いに独立して、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであるか;または R2aおよびR2bが、互いに独立して、ハロゲン、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルまたはC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または R3が、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルおよびシアノからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであるか;または R3が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであるか;または R3が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニルまたはC2〜C6ハロアルキニルであるか;または R3が、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルコキシ、−C(O)C1〜C4ハロアルキル、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニルまたはC1〜C6アルキルスルホニルであるか;または R3が、置換基G3を備える環に窒素原子を介して連結された5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであるか;または R3が、置換基G3を備える環に炭素原子を介して連結された5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであり; R8が、ハロゲンおよびC1〜C2アルキルスルフィニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC1〜C4アルキルであり; G1がNR4であり、かつG2がC(Y)であるか;または G1がC(Y)であり、かつG2がNR5であり; Yが、OまたはSであり; G3が、NまたはCR9であり; R4が、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルであるか;または R4が、R7で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または R4が、R10で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または R4が、シアノ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、C3〜C6シクロアルキルで、または、それ自体がハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルで置換されたC1〜C4アルキルであるか; R4が、R11で置換されたC2〜C6アルケニル、または、R11で置換されたC2〜C6アルキニルであるか;または R4が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニルまたはヒドロキシルであるか;または R4が、5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであり; R5が、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルであるか;または R5が、R7で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または R5が、R10で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または R5が、シアノ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、C3〜C6シクロアルキルで、または、それ自体がハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルで置換されたC1〜C4アルキルであるか;または R5が、R11で置換されたC2〜C6アルケニル、または、R11で置換されたC2〜C6アルキニルであるか;または R5が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニルまたはヒドロキシルであるか;または R5が、5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであり; R6およびR9が、互いに独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、またはC1〜C4ハロアルキルであり; R7およびR10が、互いに独立して、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルであり; R11が、ニトロ、シアノ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、または、それ自体がハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルである) の化合物、ならびに式Iの前記化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシド。式I−1 (式中、置換基X、A、R1、R2a、R3、R4およびR8が、請求項1中の式Iで定義されるとおりである) の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。Aが、C−HまたはNであり; R1が、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり; R2aが、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノ、または、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり; R4が、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキルであり;そして XおよびR8が、請求項1中の式Iで定義されるとおりである、請求項2に記載の式I−1の化合物。Aが、C−HまたはNであり; R1が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり; R2aが、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、または、シアノで一置換され得るシクロプロピルであり; R3が、水素またはトリフルオロメチルであり; R4が、メチルまたはエチルであり;そして XおよびR8が、請求項1中の式Iで定義されるとおりである、請求項2に記載の式I−1の化合物。Aが、C−HまたはNであり; R1が、エチルであり; R2aが、トリフルオロメチルであり; R3が、水素またはトリフルオロメチルであり; R4が、メチルであり;そして XおよびR8が、請求項1中の式Iで定義されるとおりである、請求項2に記載の式I−1の化合物。式(I−2) (式中、置換基X、A、R1、R2a、R3、R5およびR8が、請求項1中の式Iで定義されるとおりである) の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。Aが、C−HまたはNであり; R1が、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり; R2aが、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノ、または、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキルであり; R5が、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキルであり;そしてXおよびR8が、請求項1中の式Iで定義されるとおりである、請求項6に記載の式I−2の化合物。Aが、C−HまたはNであり; R1が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり; R2aが、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、または、シアノで一置換され得るシクロプロピルであり; R3が、水素またはトリフルオロメチルであり; R5が、メチルまたはエチルであり;そしてXおよびR8が、請求項1中の式Iで定義されるとおりである、請求項6に記載の式I−2の化合物。式(I−1a) (式中、 Aが、NまたはCHであり; R1が、C1〜C4アルキルであり; R2aが、C1〜C4ハロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲン、C2〜C6アルケニル、C1〜C4ハロアルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであるか;または R3が、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または二置換され得るフェニルであるか;または R3が、C1〜C4ハロアルキルで一置換され得るピラゾリルであるか;または R3が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルおよびハロゲンからなる群から選択される置換基で一置換または二置換され得るピリジニルであるか;または R3が、C1〜C4アルコキシで一置換され得るピリミジニルであり; R4が、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキルであるか; R4が、シアノ、C1〜C4アルキルスルファニル、フェニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルで一置換されるC1〜C4アルキルであるか;または R4が、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニルであるか;または R4が、フェニルで置換されるC2〜C6アルケニルであるか; R4が、C1〜C4アルコキシで一置換され得るベンジルであり; R8が、C1〜C4アルキルであり;および Xが、SまたはSO2である) の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。式I−2a (式中、 Aが、NまたはCHであり; R1が、C1〜C4アルキルであり; R2aが、水素、ハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキルであり; R3が、C1〜C4ハロアルキル、フェニル、または、C1〜C4ハロアルキルで置換されたフェニルであり; R5が、C1〜C4アルキルであり; R8が、C1〜C4アルキルであり;そして Xが、SまたはSO2である) の化合物によって表される、請求項1に記載の式Iの化合物。式Z−1 (式中、G1、G2、R2a、およびR2bが、請求項1中の式Iで定義されるとおりであり; Rxが、NO2またはNH2であり; Ryが、水素であり、そして Rzが、C1〜C4アルキルである) の化合物。活性成分として、それぞれ遊離形態または農芸化学的に利用可能な塩形態における、請求項1に記載の式Iの少なくとも1つの化合物または必要に応じてその互変異性体と、少なくとも1つの助剤とを含む、殺有害生物組成物。有害生物を防除するための方法であって、請求項12に記載の組成物を、前記有害生物またはその環境に適用する工程を含むが、手術または治療による人の身体の治療のための方法および前記人の身体において実施される診断方法を除くことを特徴とする、方法。有害生物による攻撃から植物繁殖材料を保護するための方法であって、前記繁殖材料または前記繁殖材料が植えられた場所を、請求項12に記載の組成物で処理する工程を含むことを特徴とする、方法。請求項12に記載の組成物を含む不織布および織物材料から選択される基材。

说明书全文

本発明は、硫黄置換基を含有する殺有害生物的に活性な、特に、殺虫的に活性な複素環式誘導体、それらの化合物を含む組成物、および動物有害生物(animal pest)(節足動物、特に、昆虫またはダニ目(Acarina)の代表例を含む)を防除するためのそれらの使用に関する。

殺有害生物作用を有する複素環化合物は、公知であり、例えば、国際公開第2012/086848号および国際公開第2013/018928号に記載されている。

ここで、硫黄を含有するフェニルおよびピリジル置換基を有する新規な殺有害生物的に活性な複素環式誘導体が発見された。

したがって、本発明は、式I

(式中、 Aが、CH、NまたはCRを表し;ここで、Rが、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、シアノ、ニトロまたはハロゲンであり; Xが、S、SOまたはSO2であり; R1が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルまたはハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであり;またはR1が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または R1が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり; R2aおよびR2bが、互いに独立して、素、ハロゲン、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキルまたはヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されるC1〜C6ハロアルキルであり;または R2aおよびR2bが、互いに独立して、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであり;または R2aおよびR2bが、互いに独立して、ハロゲン、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルまたはC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または R3が、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルおよびシアノからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであり;または R3が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであり;または R3が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニルまたはC2〜C6ハロアルキニルであり;または R3が、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルコキシ、−C(O)C1〜C4ハロアルキル、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニルまたはC1〜C6アルキルスルホニルであり;または R3が、置換基G3を含有する環に窒素原子を介して連結された5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができず;または R3が、置換基G3を含有する環に炭素原子を介して連結された5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができず; R8が、ハロゲンおよびC1〜C2アルキルスルフィニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC1〜C4アルキルであり; G1がNR4であり、かつG2がC(Y)であり;または G1がC(Y)であり、かつG2がNR5であり; Yが、OまたはSであり; G3が、NまたはCR9であり; R4が、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルであり;または R4が、R7で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または R4が、R10で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または R4が、シアノ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、C3〜C6シクロアルキルで、またはフェニルであって、それ自体がハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得る、フェニルで置換されるC1〜C4アルキルであり; R4が、R11で置換されるC2〜C6アルケニルまたはR11で置換されるC2〜C6アルキニルであり;または R4が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニルまたはヒドロキシルであり;または R4が、5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができず; R5が、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルであり;または R5が、R7で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;または R5が、R10で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または R5が、シアノ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、C3〜C6シクロアルキルで、またはフェニルであって、それ自体がハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得る、フェニルで置換されるC1〜C4アルキルであり;または R5が、R11で置換されるC2〜C6アルケニルまたはR11で置換されるC2〜C6アルキニルであり;または R5が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニルまたはヒドロキシルであり;または R5が、5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができず; R6およびR9が、互いに独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、またはC1〜C4ハロアルキルであり; R7およびR10が、互いに独立して、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルであり; R11が、ニトロ、シアノ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、またはフェニルであって、それ自体がハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルである) の化合物、ならびに式Iの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシドに関する。

少なくとも1つの塩基性中心(basic centre)を有する式Iの化合物は、例えば酸付加塩、例えば無機強酸、例えば鉱酸、例えば過塩素酸、硫酸硝酸、リン酸またはハロゲン化水素酸との酸付加塩、強有機カルボン酸、例えば非置換であるかまたは例えばハロゲンで置換されるC1〜C4アルカンカルボン酸、例えば酢酸、例えば飽和または不飽和ジカルボン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸またはフタル酸、例えばヒドロキシカルボン酸、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸またはクエン酸、または例えば安息香酸との酸付加塩、または有機スルホン酸、例えば非置換であるかまたは例えばハロゲンで置換されるC1〜C4アルカン−またはアリールスルホン酸、例えばメタン−またはp−トルエンスルホン酸との酸付加塩を形成することができる。少なくとも1つの酸性基を有する式Iの化合物は、例えば、塩基との塩、例えば無機塩、例えばアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩またはマグネシウム塩、またはアンモニアまたは有機アミンとの塩、例えばモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ−、ジ−またはトリ−低級アルキルアミン、例えばエチル−、ジエチル−、トリエチル−またはジメチルプロピルアミン、またはモノ−、ジ−またはトリヒドロキシ−低級アルキルアミン、例えばモノ−、ジ−またはトリエタノールアミンを形成することができる。

置換基の定義中に存在するアルキル基は、直鎖状または分枝鎖状であり得、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ノニル、デシルおよびそれらの分枝鎖状異性体である。アルキルスルファニル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルコキシ、アルケニルおよびアルキニル基は、挙げられたアルキル基から誘導される。アルケニルおよびアルキニル基は、一価または多価不飽和であり得る。

ハロゲンは、一般に、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素である。これは、対応して、ハロアルキルまたはハロフェニルなどの、他の意味と組み合わされたハロゲンにも適用される。

ハロアルキル基は、好ましくは、1〜6個の炭素原子の鎖長を有する。ハロアルキルは、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1−ジフルオロ−2,2,2−トリクロロエチル、2,2,3,3−テトラフルオロエチルおよび2,2,2−トリクロロエチルである。

アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシおよびtert−ブトキシ、さらに異性体ペンチルオキシおよびヘキシルオキシ基である。

アルコキシアルキル基は、好ましくは1〜6個の炭素原子の鎖長を有し、1個以上の酸素原子を含有する。アルコキシアルキルは、例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、n−プロポキシメチル、n−プロポキシエチル、イソプロポキシメチル、イソプロポキシエチル、または例えば−CH2OCH2CH2OCH3などのジアルコキシアルキル誘導体である。

アルコキシカルボニルは、例えば、メトキシカルボニル(C1アルコキシカルボニルである)、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、n−ペントキシカルボニルまたはヘキソキシカルボニルである。

シクロアルキル基は、好ましくは、3〜6個の環炭素原子、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルを有する。

本明細書において使用される際、「C2〜C6アルキニル」という用語は、炭素および水素原子のみからなり、少なくとも1つの三重結合を含有し、2〜6個の炭素原子を有し、単結合によって分子の残りの部分に結合された直鎖状または分枝鎖状炭化水素鎖ラジカル基を指す。「C2〜C4アルキニル」および「C2〜C3アルキニル」という用語は、それに応じて解釈されるべきである。C2〜C6アルキニルの例としては、限定はされないが、エチニル、プロパ−1−イニル、ブタ−1−イニル、ブタ−2−イニルが挙げられる。

本明細書において使用される際、「C2〜C6アルケニル」という用語は、炭素および水素原子のみからなり、少なくとも1つの二重結合を含有し、2〜6個の炭素原子を有し、単結合によって分子の残りの部分に結合された直鎖状または分枝鎖状炭化水素鎖ラジカル基を指す。「C2〜C4アルケニル」および「C2〜C3アルケニル」という用語は、それに応じて解釈されるべきである。C2〜C6アルケニルの例としては、限定はされないが、プロパ−1−エニル、ブタ−1−エニル、ブタ−2−エニルが挙げられる。

アルキルスルファニルは、例えばメチルスルファニル、エチルスルファニル、プロピルスルファニル、イソプロピルスルファニル、ブチルスルファニル、ペンチルスルファニル、およびヘキシルスルファニルである。

アルキルスルフィニルは、例えばメチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニル、およびヘキシルスルフィニルである。

アルキルスルホニルは、例えばメチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニル、ペンチルスルホニル、およびヘキシルスルホニルである。

ハロアルキルスルファニルは、例えばトリフルオロメチルスルファニル、2,2,2−トリフルオロエチルスルファニル、およびペンタフルオロエチルスルファニルである。

ハロアルキルスルフィニルは、例えばトリフルオロメチルスルフィニル、2,2,2−トリフルオロエチルスルフィニル、またはペンタフルオロエチルスルフィニルである。

ハロアルキルスルホニルは、例えばトリフルオロメチルスルホニル、2,2,2−トリフルオロエチルスルホニル、およびペンタフルオロエチルスルホニルである。

本発明に関して、5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系の例は、限定はされないが、フェニル、ピロリル;ピラゾリル;イソオキサゾリル;フラニル;チエニル;イミダゾリル;オキサゾリル;チアゾリル;イソチアゾリル;トリアゾリル;オキサジアゾリル;チアジアゾリル;テトラゾリル;フリル;ピリジル;ピリミジル;ピラジニル;ピリダジニル;トリアジニル、ピラニル;ピロリジニル、ピペリジニル;ピロリジニル−2−オン;ピペリジニル−2−オン;(1H−ピロール−1−イル)−;(1H−ピロール−2−イル)−;(1H−ピロール−3−イル)−;(1H−ピラゾール−1−イル)−;(1H−ピラゾール−3−イル)−;(3H−ピラゾール−3−イル)−;(1H−ピラゾール−4−イル)−;(3−イソオキサゾリル)−;(5−イソオキサゾリル)−;(2−フラニル)−;(3−フラニル)−;(2−チエニル)−;(3−チエニル)−;(1H−イミダゾール−2−イル)−;(1H−イミダゾール−4−イル)−;(1H−イミダゾール−5−イル)−;(2−オキサゾール−2−イル)−;(オキサゾール−4−イル)−;(オキサゾール−5−イル)−;(チアゾール−2−イル)−;(チアゾール−4−イル)−;(チアゾール−5−イル)−;(イソチアゾール−3−イル)−;(イソチアゾール−5−イル)−;(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−;(1H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)−;(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)−;(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−(1,2,3−オキサジアゾール−2−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−4−イル)−;(1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−;(1,2,3−チアジアゾール−2−イル)−;(1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−;(1,2,4−チアジアゾール−4−イル)−;(1,3,4−チアジアゾール−5−イル)−;(1H−テトラゾール−1−イル)−;(1H−テトラゾール−5−イル)−;(2H−テトラゾール−5−イル)−;(2−ピリジル)−;(3−ピリジル)−;(4−ピリジル)−;(2−ピリミジニル)−;(4−ピリミジニル)−;(5−ピリミジニル)−;(2−ピラジニル)−;(3−ピリダジニル)−;(4−ピリダジニル)−;(1,3,5−トリアジン−2−イル)−;(1,2,4−トリアジン−5−イル)−;(1,2,4−トリアジン−6−イル)−;(1,2,4−トリアジン−3−イル)−および(フラザン−3−イル)−である。

本発明に関して、置換基の定義中の「一置換ないし多置換される」は、典型的に、置換基の化学構造に応じて、一置換または7回置換され、好ましくは、一置換または5回置換され、より好ましくは、一置換、二置換または三置換されることを意味する。

本発明に関して、R3としてのピリミジニルまたはピリジニルはいずれも、任意の炭素原子を介して置換基G3を含有する環に連結され得る。

本発明に係る式Iの化合物は、塩形成中に形成され得る水和物も含む。

式I(式中、G1がNR4であり、G2がC(O)であり;およびR4が、上の式Iで定義されるとおりである)の化合物が好ましい。

式I(式中、 R3が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、ハロゲンおよびシアノからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6ハロシクロアルキルであり;または R3が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニルであり;または R3が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであり;または R3が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルコキシ、−C(O)C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、またはC1〜C4アルキルスルホニルであり;または R3が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るピリミジニルまたはピリジニルであり;または R3が、置換基G3を含有する環に窒素原子を介して連結された5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができず; G1がNR4であり、かつG2がC(O)であり;または G1がC(O)であり、かつG2がNR5であり;および R7およびR10が、互いに独立して、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルである)の化合物が好ましい。

式I(式中、 R3が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、ハロゲンおよびシアノからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6ハロシクロアルキルであり;または R3が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニルであり;または R3が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであり;または R3が、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルコキシ、−C(O)C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、またはC1〜C4アルキルスルホニルであり;または R3が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るピリミジニルまたはピリジニルであり;または R3が、置換基G3を含有する環に窒素原子を介して連結された5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができず;および R4およびR5が、互いに独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルであり、またはR7で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;またはR10で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または R4およびR5が、互いに独立して、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニルまたはヒドロキシルである)の化合物も好ましい。

式I(式中、 R4およびR5が、互いに独立して、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルであり、またはR7で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり;またはR10で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;または R4およびR5が、互いに独立して、フェニルで置換されるC1〜C6アルキルであり; R4およびR5が、互いに独立して、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニルまたはヒドロキシルである)の化合物も好ましい。

式Iの化合物の好ましい群は、式I−1

(式中、置換基X、A、R1、R2a、R3、R4、R8が、上の式Iで定義されるとおりである) の化合物によって表される。

式I−1(式中、 Aが、C−HまたはNであり; R1が、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり; R2aが、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノまたはハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり; R4が、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキルであり;およびXおよびR8が、上の式Iで定義されるとおりである)の化合物が好ましい。

さらなる好ましいものは、式I−1(式中、 Aが、C−HまたはNとしてであり; R1が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり; R2aが、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノまたはシアノで一置換され得るシクロプロピルであり; R3が、水素またはトリフルオロメチルであり; R4が、メチルまたはエチルであり;およびXおよびR8が、上の式Iで定義されるとおりである)の化合物である。

さらなる好ましいものは、式I−1(式中、 Aが、C−HまたはNであり; R1がエチルであり; R2aがトリフルオロメチルであり; R3が、水素またはトリフルオロメチルであり; R4がメチルであり;およびXおよびR8が、上の式Iで定義されるとおりである)の化合物である。

上記の式I−1の好ましい実施形態の全てにおいて、Xが、好ましくは、SまたはSO2であり、および独立して、R8がメチルである。

式Iの化合物の別の好ましい群は、式(I−2)

(式中、置換基X、A、R1、R2a、R3、R5、R8が、上の式Iで定義されるとおりである) の化合物によって表される。

式I−2(式中、 Aが、C−HまたはNであり; R1が、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり; R2aが、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノまたはハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキルであり; R5が、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキルであり;およびXおよびR8が、上の式Iで定義されるとおりである)の化合物が好ましい。

さらなる好ましいものは、式I−2(式中、 Aが、C−HまたはNとしてであり; R1が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり; R2aが、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノまたはシアノで一置換され得るシクロプロピルであり; R3が、水素またはトリフルオロメチルであり; R5が、メチルまたはエチルであり;およびXおよびR8が、上の式Iで定義されるとおりである)の化合物である。

さらなる好ましいものは、式I−2(式中、 Aが、C−HまたはNであり; R1がエチルであり; R2aがトリフルオロメチルであり; R3が、水素またはトリフルオロメチルであり; R5がメチルであり;XおよびR8が、上の式Iで定義される)の化合物である。

上記の式I−2の好ましい実施形態の全てにおいて、Xが、好ましくは、SまたはSO2であり、および独立して、R8がメチルである。

式Iの化合物の特に好ましい群は、式Ia

(式中、 R2aがC1〜C4ハロアルキルであり; R3が、水素、C1〜C4ハロアルキルまたはハロゲンで置換され得るフェニルであり; Aが、C−HまたはNであり; Xが、SまたはSO2であり; G1がNR4であり、かつG2がC(O)であり;または G1がC(O)であり、かつG2がNR5であり; R4がC1〜C4アルキルであり; R5がC1〜C4アルキルであり; R8がC1〜C4アルキルである) の化合物によって表される。

式Iの特に好ましい化合物において、 R1がC1〜C4アルキルであり; R2aがC1〜C4ハロアルキルであり; R2bが水素であり; R3がC1〜C4ハロアルキルであり; G1がNR4であり、かつG2がC(O)であり; R4が、C1〜C6アルキルまたはC2〜C6アルケニルであり、またはR4が、フェニルで置換されるC1〜C6アルキルであり;特に、R4が、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニルまたはベンジルであり; G3がCR6であり; R6が水素であり; XがSO2であり;および AがNである。

式Iの化合物のさらなる好ましい群は、式I−1a:

(式中、 Aが、NまたはCHであり; R1が、C1〜C4アルキル;好ましくは、エチルであり; R2aが、C1〜C4ハロアルキル;好ましくは、トリフルオロメチルであり; R3が、水素、ハロゲン、C2〜C6アルケニル、C1〜C4ハロアルキルまたはC3〜C6シクロアルキル、好ましくは、水素、ブロモ、プロパ−1−エニル、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチルまたはシクロプロピルであり;または R3が、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または二置換され得るフェニル;好ましくは、シアノ、フルオロ、クロロ、メチル、エチル、メトキシ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される置換基で一置換または二置換され得るフェニルであり;または R3が、C1〜C4ハロアルキルで一置換され得るピラゾリル;好ましくは、トリフルオロメチルで一置換され得るピラゾリルであり;または R3が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルおよびハロゲンからなる群から選択される置換基で一置換または二置換され得るピリジニル;好ましくは、フルオロおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される置換基で一置換または二置換され得るピリジニルであり;または R3が、C1〜C4アルコキシで一置換され得るピリミジニル;好ましくは、メトキシで一置換され得るピリミジニルであり; R4が、C1〜C6アルキル;好ましくは、メチル、エチル、プロピルまたはブチルであり;または R4が、C1〜C6ハロアルキル;好ましくは、1,1,1−トリフルオロエチルであり; R4が、シアノ、C1〜C4アルキルスルファニル、フェニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルで一置換されるC1〜C4アルキルであり;好ましくは、R4が、シアノ、フェニル、メトキシ、メチルチオまたはシクロヘキシルで一置換され得るC1〜C4アルキルであり;または R4が、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル;好ましくは、アリル、プロパ−1−エニルまたはブタ−2−イニルであり;または R4が、フェニルで置換されるC2〜C6アルケニルであり; R4が、C1〜C4アルコキシで一置換され得るベンジル;好ましくは、メトキシで一置換され得るベンジルであり; R8が、C1〜C4アルキル;好ましくは、メチルであり;および Xが、SまたはSO2である) の化合物によって表される。

式I−1aの好ましい化合物は、 Aが、NまたはCHであり; R1が、C1〜C4アルキル;好ましくは、エチルであり; R2aが、C1〜C4ハロアルキル;好ましくは、トリフルオロメチルであり; R3が、水素、ハロゲン、C2〜C4アルケニル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルであり、またはハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または二置換され得るフェニルであり;またはC1〜C4アルキルで一置換され得るピラゾリルであり;またはハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または二置換され得るピリジニルであり; R4が、シアノ、フェニルまたはC3〜C6シクロアルキルで置換され得るC1〜C6アルキルであって、フェニル基自体がC1〜C4アルコキシで一置換され得る、C1〜C6アルキルであり;またはC2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC1〜C4アルキルスルファニル−C1〜C4アルキルであり; R8が、C1〜C4アルキル;好ましくは、メチルであり;および Xが、SまたはSO2であるものである。

さらなる好ましいものは、式I−2a

(式中、 Aが、NまたはCH;好ましくは、Nであり; R1が、C1〜C4アルキル;好ましくは、エチルであり; R2aが、水素、ハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキル;好ましくは、水素、ブロモまたはトリフルオロメチルであり; R3が、C1〜C4ハロアルキル、フェニルまたはC1〜C4ハロアルキルで置換されるフェニル;好ましくは、トリフルオロメチルまたはトリフルオロメチルで置換されるフェニルであり; R5が、C1〜C4アルキル、好ましくは、メチルであり;R8が、C1〜C4アルキル、好ましくは、メチルであり;および Xが、SまたはSO2である) の化合物によって表される式Iの化合物である。

式(I)の化合物を調製するための本発明に係る方法は、当業者に公知であるか、または例えば国際公開第2009/131237号、国際公開第2011/043404号、国際公開第2011/040629号、国際公開第2010/125985号、国際公開第2012/086848号、国際公開第2013/018928号、国際公開第2013/191113号、国際公開第2013/180193号および国際公開第2013/180194号に記載されている方法によって行われ、150℃〜250℃の温度で、例えばポリリン酸などの脱水剤の存在下で、式II

(式中、Qが、

であり、ここで、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3およびAが、上の式Iで記載されるとおりであり、ラジカルQ中の矢印が、式IIの化合物中のカルボキシル基の炭素原子への結合点を示す) の化合物と、式III

(式中、R8、R2a、R2b、G1およびG2が、上の式Iで記載されるとおりである) の化合物との反応により、式Ia(式中、置換基が、上記および式Iで記載されるとおりである)の化合物を得ることを含む。

このような方法は、周知であり、例えば国際公開第2008/128968号または国際公開第2006/003440号に記載されている。本方法は、式Iaの化合物についてのスキーム1にまとめられている。

スキーム1に見られるように、式Iaの化合物の形成は、式VI(および/またはその位置異性体VIa)の化合物の仲介によって起こる。中間体VIまたは中間体VIaは、純粋な実体として生じてもよく、または中間体VIおよびVIaは、位置異性体アシル化生成物の混合物として生じ得る。多くの場合、単離され、任意選択的に精製され得るこのような中間体VI/VIaを介して式(I)の化合物を調製することが有利である。これは、スキーム2:

中の式Iaの化合物について示される。

式VIおよび/またはVIaの化合物(またはその混合物)、またはその塩(式中、Qが上に定義されるとおりであり、R8、R2a、R2b、G1およびG2が、上の式Iで記載されるとおりである)は、以下によって調製され得る。 i)活性化種IIa(式中、Qが、上に定義されるとおりであり、X00が、ハロゲン、好ましくは、塩素である)を形成するための、当業者に公知であり、かつ例えば、Tetrahedron,2005,61(46),10827−10852に記載されている方法による、式II(式中、Qが上に定義されるとおりである)の化合物の活性化。例えば、化合物IIa(式中、X00が、ハロゲン、好ましくは、塩素である)が、20〜100℃、好ましくは、25℃の温度で、塩化メチレンCH2Cl2またはテトラヒドロフランTHFなどの不活性溶媒中の触媒量のN,N−ジメチルホルムアミドDMFの存在下で、例えば、塩化オキサリル(COCl)2または塩化チオニルSOCl2によるIIの処理によって形成される。あるいは、例えば、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドEDCまたはジシクロヘキシルカルボジイミドDCCによる式IIの化合物の処理は、25〜180℃の温度で、任意選択的に、トリエチルアミンなどの塩基の存在下で、ピリジンまたはテトラヒドロフランTHFなどの不活性溶媒中で、活性化種IIa(式中、X00が、X01またはX02である)を生成し;続いて、 ii)式VIおよび/またはVIaの化合物(またはそれらの混合物)を形成するための、0〜80℃の温度で、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサンまたはトルエンなどの不活性溶媒中で、任意選択的に、トリエチルアミンまたはピリジンなどの塩基の存在下での、式IIIの化合物(またはその塩)(式中、R8、R2a、R2b、G1およびG2が、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物による活性化種IIaの処理。

式VIおよび/またはVIaの化合物(またはそれらの混合物)はさらに、例えば、任意選択的に、マイクロ波条件下で、25〜180℃、好ましくは、100〜170℃の温度で、N−メチルピロリジンNMPなどの不活性溶媒中で、例えばメタンスルホン酸、またはパラ−トルエンスルホン酸TsOHなどの酸触媒の存在下で、化合物VIおよび/またはVIa(またはそれらの混合物)を加熱することによる脱水によって、式Ia(式中、Qが上に定義されるとおりであり、R8、R2a、R2b、G1およびG2が、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物へと転化され得る。このような方法は、例えば、国際公開第2010/125985号に既に記載されている。

式Ia2(式中、Qが上に定義されるとおりであり、Zが、脱離基、例えばハロゲン、好ましくは、フッ素または塩素であり、R8、R2a、R2b、G1およびG2が、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物は、好ましくは25〜120℃の温度で、不活性溶媒中で、任意選択的に、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウム、または水素化ナトリウムなどのアルカリ金属水素化物、または水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物などの好適な塩基の存在下で、式V R1−SH(V) (式中、R1が、式Iにおいて定義されるとおりである) の化合物またはその塩と反応されて、式Ibの化合物、上記の式Iの部分群(式中、R1が、上の式Iで記載されるとおりであり、R3、R6、G3、A、R8、R2a、R2b、G1およびG2が、上の式Iで記載されるとおりである)が生成され得る。使用される溶媒の例としては、THF、エチレングリコールジメチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、および1,4−ジオキサンなどのエーテル、トルエンおよびキシレンなどの芳香族炭化水素、アセトニトリルなどのニトリルまたはN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンもしくはジメチルスルホキシドなどの極性非プロトン性溶媒が挙げられる。同様の化学反応が、例えば国際公開第2013/018928号に既に記載されている。式Vの化合物の塩の例としては、式Va R1−S−M(Va) (式中、R1が、上に定義されるとおりであり、Mが、例えば、ナトリウムまたはカリウムである) の化合物が挙げられる。これは、スキーム3:

中の式Ibの化合物について示される。

あるいは、この反応は、Perrio et al.Tetrahedron 2005,61,5253−5259によって記載されているように、100〜160℃、好ましくは、140℃の温度で、不活性溶媒、例えば、キシレン中で、キサントホスなどのリンリガンドの存在下で、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)などのパラジウム触媒の存在下で行われ得る。

式I(式中、Xが、SO(スルホキシド)および/またはSO2(スルホン)である)の化合物の部分群は、例えば、酸化剤の中でも特に、m−クロロペルオキシ安息香酸(mCPBA)、過酸化水素、オキソン、過ヨウ素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウムまたは次亜塩素酸tert−ブチルなどの試薬を含む、式I(式中、XがSである)の対応するスルフィド化合物(すなわち、上の式Ibの化合物)の酸化反応によって得られる。酸化反応は、一般に、溶媒の存在下で行われる。この反応に使用される溶媒の例としては、ジクロロメタンおよびクロロホルムなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素;メタノールおよびエタノールなどのアルコール;酢酸;水;およびそれらの混合物が挙げられる。この反応に使用される酸化剤の量は、スルホキシド化合物I(ここで、X=SOである)を生成するために、1モルのスルフィド化合物Ibに対して、一般に、1〜3モル、好ましくは、1〜1.2モル、スルホン化合物I(ここで、X=SO2である)を生成するために、1モルのスルフィド化合物Ibに対して、好ましくは、2〜2.2モルの酸化剤である。このような酸化反応は、例えば、国際公開第2013/018928号に開示されている。

式Icの化合物、上の式Iaの部分群(式中、G1がNR4であり、G2がC(O)であり、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲン、好ましくは、フッ素または塩素であり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)は、式VIIIaのN−オキシドの形成、続いて、式IXaの化合物の転位および式R4−XLGの試薬による化合物IXaのアルキル化によって、式(VII)

(式中、G1が窒素であり、G2がCHであり(二重結合によって結合され;したがって、化合物VIIaを定義する)、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R2a、R2b、R3、R6、R8、G3およびAが、上の式Iで記載されるとおりである) の化合物から調製され得る。これは、スキーム4:

中で、式VII(式中、G1がNであり、G2がCHである)の化合物(すなわち、式VIIaの化合物)からの、式Icの化合物について示される。

式(VIIIa)(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)のN−オキシド化合物は、例えばジクロロメタンまたはクロロホルムなどの適切な不活性溶媒中で、メタ−過安息香酸または過酸化水素などの好適な酸化剤との反応による酸化によって、式(VIIa)(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物から調製され得る。このような酸化は、文献、例えば国際公開第2013/018928号、国際公開第2010/073128号またはSynthetic Communications 2013,43(8),1092−1100から公知である。

式(IXa)の化合物は、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で、例えば無水トリフルオロ酢酸などの無水物試薬に仲介される転位によって、式(VIIIa)(式中、両方の化合物について、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物から調製され得る。このような転位反応は、文献、例えばJournal of Organic Chemistry 196),26,428−430またはJournal of Heterocyclic Chemistry 1976,13(6),1197−2000から周知である。

式(IXa)(式中、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物は、互変異性体(IXa*)として、またはその混合物中で存在し得る。

式(Ic)(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりであり、R4が、上の式Iで定義されるとおりである)の化合物は、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドまたはアセトニトリルなどの適切な溶媒中で、炭酸セシウムまたは水素化ナトリウムなどの塩基の存在下で、試薬R4−XLG(式中、R4が、式Iの化合物において記載されるとおりであり、XLGが、ハロゲン、好ましくは、ヨウ素、臭素または塩素などの脱離基である)によるアルキル化によって、式(IXa)(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物から調製され得る。このようなアルキル化は、文献、例えばEuropean Journal of Organic Chemistry 2002(11),1763−1769から周知である。

式Idの化合物、上の式Iaの部分群(式中、G2がNR5であり、G1がC(O)であり、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲン、好ましくは、フッ素または塩素であり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)は、式VIIIbのN−オキシドの形成、続いて、式IXbの化合物の転位および式R5−XLGの試薬による化合物Xbのアルキル化によって、式(VII)

(式中、G2が窒素であり、G1がCHであり(二重結合によって結合され;したがって、化合物VIIbを定義する)、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R2a、R2b、R3、R6、R8、G3およびAが、上の式Iで記載されるとおりである) の化合物から調製され得る。これは、スキーム5:

中で、式VII(式中、G2がNであり、G1がCHである)の化合物(すなわち、式VIIbの化合物)からの、式Idの化合物について示される。

式(VIIIb)(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)のN−オキシド化合物は、例えばジクロロメタンまたはクロロホルムなどの適切な不活性溶媒中で、メタ−過安息香酸または過酸化水素などの好適な酸化剤との反応による酸化によって、式(VIIb)(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物から調製され得る。このような酸化は、文献、例えば国際公開第2013/018928号、国際公開第2010/073128号またはSynthetic Communications 2013,43(8),1092−1100から公知である。

式(IXb)の化合物は、N,N−ジメチルホルムアミドなどの適切な溶媒中で、例えば無水トリフルオロ酢酸などの無水物試薬によって仲介される転位によって、式(VIIIb)(式中、両方の化合物について、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物から調製され得る。このような転位反応は、文献、例えばJournal of Organic Chemistry 196),26,428−430またはJournal of Heterocyclic Chemistry 1976,13(6),1197−2000から周知である。

式(IXb)(式中、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物は、互変異性体(IXb*)として、またはその混合物中で存在し得る。

式(Id)(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりであり、R5が、上の式Iで定義されるとおりである)の化合物は、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドまたはアセトニトリルなどの適切な溶媒中で、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸セシウム、または水素化ナトリウムなどの塩基の存在下で、試薬R5−XLG(式中、R4が、式Iの化合物において記載されるとおりであり、XLGが、ハロゲン、好ましくは、ヨウ素、臭素または塩素などの脱離基である)によるアルキル化によって、式(IXb)(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物から調製され得る。このようなアルキル化は、文献、例えばEuropean Journal of Organic Chemistry 2002(11),1763−1769から周知である。

式VIIb(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物は、例えば、国際公開第2013/018928号または国際公開第2012/086848号に既に記載されている。

式VIIa(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3、A、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物は、上記の式II/IIaおよびIII(スキーム1および2を参照)の化合物からの式Iaの化合物の調製と類似の条件下での、式IIまたはIIa(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3およびAが、上の式Iで記載されるとおりであり、X00が上述されるとおりである)の化合物と、式IIIa(式中、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物との反応によって調製され得る。これは、スキーム6:

中の式VIIaの化合物について示される。

スキーム1および2中の説明と類似して、式VIIaの化合物の形成は、任意選択的に、単離され、精製され得る、式VI−1および/またはVI−1aの化合物(またはそれらの混合物)、またはその塩の仲介によって起こる。

式IIIa(式中、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物は、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドまたはアセトニトリルなどの適切な溶媒中で、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸セシウム、または水素化ナトリウムなどの塩基の存在下で、R8−XLG(式中、R8が、上の式Iで記載されるとおりであり、XLGが、ハロゲン、好ましくは、ヨウ素、臭素または塩素などの脱離基である)による直接のアルキル化によって、式X(式中、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)のジアミノ化合物から調製され得る(スキーム7)。

あるいは、式Xの化合物から式IIIaの化合物を調製するための順序は、i.例えば、テトラヒドロフランまたはジオキサンなどのエーテル溶媒中で、式XI(式中、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりであり、アシル化剤が、例えば二炭酸ジ−tert−ブチルである)の化合物を形成するための、化合物Xの選択的アシル化(RGがtert−ブチルオキシである化合物XIをもたらす);ii.式XII(式中、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりであり、RGが例えばtert−ブチルオキシである)の化合物を生成するための、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドまたはアセトニトリルなどの適切な溶媒中で、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸セシウム、または水素化ナトリウムなどの塩基の存在下での、R8−XLG(式中、R8が、上の式Iで記載されるとおりであり、XLGが、ハロゲン、好ましくは、ヨウ素、臭素または塩素などの脱離基である)による化合物XIのアルキル化;および最後にiii.式IIIa(式中、R8、R2aおよびR2bが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物を形成するための、化合物XIIの脱アシル化を含み得る。RGが例えばtert−ブチルオキシである場合、アシル基除去の条件は、例えば、エーテル(例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフランまたはジオキサン)または酢酸などの溶媒中で、ハロゲン化水素、特に、塩化水素または臭化水素による化合物XIIの処理を含む。あるいは、化合物XIIはまた、例えばジクロロメタンまたはクロロホルムなどの不活性溶媒の任意選択的な存在下で、例えば、トリフルオロ酢酸で処理されて、式IIIaの化合物が形成され得る。

式IIIaの化合物を調製するためのこの代替的な手法は、R2bがHであり、R2aがCF3であり、R8がCH3であり、RGがtert−ブチルオキシである特定の状況についてスキーム8中でより詳細に記載されている。

式(X)のジアミノ化合物は、公知であるか、市販されているか、または例えば米国特許第7767687号明細書に記載されている調製方法と類似の、当業者に公知の方法によって作製され得る。

あるいは、式XIIIの化合物から式XVI(式中、R2a、R2b、R4およびR8が、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物を調製するための順序は、i.式XIV(式中、R8、R2b、R4およびR2aが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物を生成するための、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドまたはアセトニトリルなどの適切な溶媒中で、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸セシウム、または水素化ナトリウムなどの塩基の存在下での、R8−XLG(式中、R8が、上の式Iで記載されるとおりであり、XLGが、ハロゲン、好ましくは、ヨウ素、臭素または塩素などの脱離基である)による化合物XIIIのアルキル化;ii.例えば、従来の条件における化合物XIVのニトロ化の反応(例えば、Advanced Organic Chemistry:Reactions,Mechanisms,and Structure,Fourth Edition by Jerry March,1992(Publisher Wiley New York,N.Y.)p 523−525を参照);および最後にiii.例えば、従来の条件における化合物XVの還元の反応(例えば、Advanced Organic Chemistry:Reactions,Mechanisms,and Structure,Fourth Edition by Jerry March,1992(Publisher Wiley New York,N.Y.)p 1216−1217を参照)を含み得る。スキーム9を参照されたい。

式XIIIの化合物は、例えばSynthesis 2005,No.8,pp 1269−1278およびSynthesis 2011,No.7,pp 1149−1156などの、当業者に公知の方法によって作製され得る。

式XIIIの化合物は、当業者に公知の方法によって調製され得る。例えば適切なアミンとの化合物XIIIaの反応(スキーム9a)によるものである。式XIIIaの化合物は、当業者に公知の方法によって作製され得る。例えばSynthesis 2005,No.8,pages 1269−1278およびSynthesis 2011,No.7,pages 1149−1156を参照されたい。

式I−1a(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R2b、R3、R6、G3、A、R8およびR2aが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物は、上記の式II/IIaおよびIIIの化合物(スキーム1および2を参照)の化合物からの式Iaの化合物の調製と類似の条件下で、式IIまたはIIa(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R3、R6、G3およびAが、上の式Iで記載されるとおりであり、X00が上述されるとおりである)の化合物と、式XVI(式中、R8およびR2aが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物との反応によって調製され得る。これは、スキーム10:

中の式XVIの化合物について示される。

あるいは、式XVIIIの化合物から式XXII(式中、R2a、R4およびR8が、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物を調製するための順序は、i.式XIX(式中、R8、R4およびR2aが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物を生成するための、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドまたはアセトニトリルなどの適切な溶媒中で、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸セシウム、または水素化ナトリウムなどの塩基の存在下での、R5−XLG(式中、R5が、上の式Iで記載されるとおりであり、XLGが、ハロゲン、好ましくは、ヨウ素、臭素または塩素などの脱離基である)による化合物XVIIIのアルキル化;ii.従来の条件(例えば、J.Org.Chem.,Vol.61,No.2,1996 p 442)における化合物XIXの身代わり求核置換(VNS)反応の反応;iii.式XXI(式中、R8、R4およびR2aが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物を生成するための、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドまたはアセトニトリルなどの適切な溶媒中で、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸セシウム、または水素化ナトリウムなどの塩基の存在下での、R8−XLG(式中、R8が、上の式Iで記載されるとおりであり、XLGが、ハロゲン、好ましくは、ヨウ素、臭素または塩素などの脱離基である)による化合物XXのアルキル化および最後にiv.例えば、従来の条件における化合物XXIの還元の反応(例えば、Advanced Organic Chemistry:Reactions,Mechanisms,and Structure,Fourth Edition by Jerry March,1992(Publisher Wiley New York,N.Y.)p 1216−1217を参照)を含み得る。スキーム11を参照されたい。

式XVIIIの化合物は、市販されているか、または当業者に公知の方法によって作製され得る。

式I−2a(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R2a、R2b、R3、R6、G3、R8およびAが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物は、上記の式II/IIaおよびIII(スキーム1および2を参照)の化合物からの式Iaの化合物の調製と類似の条件下での、式IIまたはIIa(式中、Zが、X−R1または脱離基、例えばハロゲンであり、X、R1、R2a、R2b、R3、R6、G3およびAが、上の式Iで記載されるとおりであり、X00が上述されるとおりである)の化合物と、式XXII(式中、R5、R8およびR2aが、上の式Iで記載されるとおりである)の化合物との反応によって調製され得る。これは、スキーム12:

中の式XXIIの化合物について示される。

式I(式中、YがSである)の化合物は、通常、50〜150℃の温度で、例えばジメチルホルムアミドまたはトルエンなどの溶媒中で、式I−1またはI−2(式中、YがOである)の化合物を、例えば、ローソン試薬などの硫黄原子を移動させ得る試薬と反応させることによって調製され得る(スキーム13)。このタイプの変換は、当業者に公知であり、例えば、Tetrahedron(2007),63(48),11862−11877または米国特許出願公開第20120309796号明細書に記載されている。

式Ic(式中、A、R1、R2a、R2b、R3、R6、G1、G2およびX Qが、上の式Iで定義されるとおりである)の化合物は、例えば、式XXIV(式中、LGが、脱離基、例えば、塩素、臭素もしくはヨウ素、またはトリフルオロメタンスルホネートなどの、アリールスルホネートもしくはアルキルスルホネートである)の化合物を、式XXVa(式中、Yb1が、例えばB(OH)2またはB(ORb1)2のようなホウ素に由来する官能基であり得、ここで、Rb1が、C1〜C4アルキル基であり得、または2つの基ORb1が、ホウ素原子と一緒に、例えばピナコールボロン酸エステルのような5員環を形成することができる)の化合物と反応させることを含む鈴木反応によって(スキーム14に示されるように)調製され得る。この反応は、好ましくは不活性雰囲気下で、例えば、1,2−ジメトキシエタンと水との混合物、またはジオキサンと水との混合物のような、溶媒または溶媒混合物中で、炭酸ナトリウムまたはフッ化セシウムのような塩基の存在下で、パラジウム系触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウムまたは(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)によって触媒され得る。反応温度は、優先的に、室温から反応混合物の沸点の範囲であり得る。このような鈴木反応は、当業者に周知であり、例えば、J.Orgmet.Chem.576,1999,147−168において概説されている。

あるいは、式Iの化合物は、式XXVb(式中、Yb2が、トリアルキルスズ誘導体、好ましくはトリ−n−ブチルスズである)の化合物と、式XXIVの化合物とのスティル反応によって調製され得る。このようなスティル反応は、通常、任意選択的に、フッ化セシウム、または塩化リチウムなどの添加剤の存在下で、および任意選択的に、さらなる触媒、例えばヨウ化銅(I)の存在下で、DMF、アセトニトリル、またはジオキサンなどの不活性溶媒中で、パラジウム触媒、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、または(1,1’ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム−ジクロロメタン(1:1錯体)の存在下で行われる。このようなスティルカップリングはまた、当業者に周知であり、例えば、J.Org.Chem.,2005,70,8601−8604、J.Org.Chem.,2009,74,5599−5602、およびAngew.Chem.Int.Ed.,2004,43,1132−1136に記載されている。

式Iの化合物は、窒素原子を介して結合された基R3を有する特定の場合(すなわち、R3が窒素含有複素環式芳香族系である状況)、これらの化合物は、結合点が窒素原子である条件で、式XXIV(式中、LGが、例えば、塩素、臭素またはヨウ素のような脱離基である)の化合物を、式XXVI(H−R3)(式中、R3が、式Iの化合物において記載されるとおりである)の化合物と反応させることによって有利に得ることができる。この反応は、文献において周知であり(いわゆるウルマン反応またはこのタイプの反応の変形)、例えばCoord.Chem.Rev.2004,248,2337−2364,Tetrahedron,67(29),5282−5288;2011,Angew.Chem.,Int.Ed.2003,42,5400−5449;Synlett 2003,2428−2439;(d)Manifar,T.;Ind.Eng.Chem.Res.2005,44,789−798を参照されたい。反応は、酸素含有雰囲気下で、例えばヨウ化銅(I)のような銅触媒の存在下で、リン酸カリウムのような1〜2当量の塩基を用いて一般的に行われる。反応は、通常、50〜150℃の温度で、および例えばジアミンリガンド(例えばトランス−シクロヘキシルジアミン)または、例えば、ジベンジリデンアセトン(dba)および1,10−フェナントロリンなどのさらなるリガンドの存在下でまたはそれらを用いずに、ジオキサンまたはトルエンのような不活性溶媒中で行われ得る。あるいは、式Iの化合物は、30〜150℃の温度で、N−メチルピロリジオンまたはDMFなどの適切な溶媒中で、塩基、例えば水素化ナトリウム、またはアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸セシウムまたは炭酸カリウムなどのアルカリ金属水素化物の存在下で、複素環H−Q(適切なNH官能基を含有する)の反応によって、式Iaa(式中、A、G1、G2、R1、R2、R3、R7、X、X1、およびQが、既に定義されるとおりであり、LGが、例えば、フッ素または塩素のような脱離基である)の化合物から調製され得る。例えば、H−Qが、式Iaaの化合物をもたらす、スキーム15中の複素環J−19である場合、この反応が示される。

あるいは、C(O)のOは、例えば、式XVIIIまたはXIXの化合物などの前の中間体におけるSにおいて変換され得る。

式Z−1

(式中、G1、G2、R2a、およびR2bが、上の式Iで定義されるとおりであり; Rxが、NO2またはNH2であり;Ryが水素であり、およびRzがC1〜C4アルキルである) の化合物は、新規であり、特に、式Iの化合物の調製のために調製され、したがって、本発明のさらなる目的である。

上の式Iで記載される置換基G1、G2、R2a、およびR2bの好ましい実施形態も、式Z−1の化合物に有効である。

IIIおよびQの定義にしたがって官能化された式(I)の全てのさらなる化合物を調製するために、多数の好適な公知の標準方法、例えばアルキル化、ハロゲン化、アシル化、アミド化、オキシム化、酸化および還元が存在し、好適な調製方法の選択は、中間体における置換基の特性(反応性)に応じて決まる。

反応剤は、塩基の存在下で反応され得る。好適な塩基の例は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属またはアルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属またはアルカリ土類金属アミド、アルカリ金属またはアルカリ土類金属アルコキシド、アルカリ金属またはアルカリ土類金属酢酸塩、アルカリ金属またはアルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属またはアルカリ土類金属ジアルキルアミドまたはアルカリ金属またはアルカリ土類金属アルキルシリルアミド、アルキルアミド、アルキレンジアミド、遊離またはN−アルキル化飽和または不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウムおよび炭素環式アミンである。挙げられる例は、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、水素化カルシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N−シクロヘキシル−N,N−ジメチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N−メチルモルホリン、水酸化ベンジルトリメチルアンモニウムおよび1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)である。

反応剤は、そのままで、すなわち、溶媒または希釈剤を加えずに、互いに反応され得る。しかしながら、ほとんどの場合、不活性溶媒または希釈剤またはこれらの混合物を加えることが有利である。反応が塩基の存在下で行われる場合、トリエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリンまたはN,N−ジエチルアニリンなどの過剰に用いられる塩基は、溶媒または希釈剤としても働き得る。

反応は、約−80℃〜約+140℃、好ましくは約−30℃〜約+100℃の温度範囲、多くの場合、周囲温度から約+80℃の範囲で行われるのが有利である。

式Iの化合物は、式Iの出発化合物の1つ以上の置換基を、慣例的な方法で、本発明に係る他の置換基で置換することによって、式Iの別の化合物へと、それ自体公知の方法で転化され得る。

それぞれ好適な反応条件および出発材料の選択に応じて、例えば、1つの反応工程において、1つの置換基を、本発明に係る別の置換基で単に置換することが可能であり、または複数の置換基が、同じ反応工程において、本発明に係る他の置換基で置換され得る。

式Iの化合物の塩は、それ自体公知の方法で調製され得る。したがって、例えば、式Iの化合物の酸付加塩が、好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理によって得られ、塩基による塩が、好適な塩基または好適なイオン交換試薬による処理によって得られる。

式Iの化合物の塩は、例えば、好適な塩基性化合物または好適なイオン交換試薬による処理によって、遊離化合物Iの酸付加塩へと、および例えば、好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理によって、塩基による塩へと、慣例的な方法で転化され得る。

式Iの化合物の塩は、例えば塩化銀を形成する無機塩が不溶性であり、したがって反応混合物から沈殿する好適な溶媒中で、例えば、塩酸塩などの無機酸塩を、酸のナトリウム塩、バリウム塩または銀塩などの好適な金属塩、例えば酢酸銀で処理することによって、式Iの化合物の他の塩、酸付加塩、例えば、他の酸付加塩へと、それ自体公知の方法で転化され得る。

手順または反応条件に応じて、塩形成特性を有する式Iの化合物が、遊離形態または塩の形態で得られる。

式Iの化合物および必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態または塩形態で、分子中に現れる不斉炭素原子の数、絶対および相対配置に応じて、および/または分子中に現れる非芳香族二重結合の配置に応じて、例えば、対掌体および/またはジアステレオマーなどの純粋な異性体の形態で、あるいは鏡像異性体混合物、例えば、ラセミ体、ジアステレオマー混合物またはラセミ体混合物などの異性体混合物として、可能な異性体の1つの形態でまたはこれらの混合物として存在することができ;本発明は、純粋な異性体に関し、可能な全ての異性体混合物にも関し、立体化学の詳細がそれぞれ特に記載されていない場合でも、上記および下記においてこの意味でそれぞれ理解されるべきである。

式Iの化合物のジアステレオマー混合物またはラセミ混合物は、どの出発材料および手順が選択されたかに応じて得られる遊離形態または塩形態で、例えば、分別結晶化、蒸留および/またはクロマトグラフィーによって、成分の物理化学的差異に基づいて、純粋なジアステレオマーまたはラセミ体へと、公知の方法で分離され得る。

同様の方法で得られるラセミ体などの鏡像異性体混合物は、公知の方法によって、例えば、光学活性溶媒からの再結晶化によって、キラル吸着剤におけるクロマトグラフィー、例えば、好適な微生物を用いたアセチルセルロースにおける高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によって、例えば、1つのみの鏡像異性体が複合されるキラルクラウンエーテルを用いた、包接化合物の形成を介した特定の固定化酵素による開裂によって、またはジアステレオマー塩への転化によって、例えば、塩基性最終生成物ラセミ体を、カルボン酸、例えばショウノウ酸、酒石酸またはリンゴ酸、またはスルホン酸、例えばカンファースルホン酸などの光学活性酸と反応させ、このように得られるジアステレオマー混合物を、例えば、異なる溶解度に基づく分別結晶によって分離して、好適な物質、例えば塩基性物質の作用によって、所望の鏡像異性体がそれから放出され得るジアステレオマーを得ることによって、光学対掌体へと分解され得る。

純粋なジアステレオマーまたは鏡像異性体は、本発明にしたがって、好適な異性体混合物を分離することによるだけでなく、ジアステレオ選択的またはエナンチオ選択的合成の一般に知られている方法によっても、例えば、立体化学特性を有する出発材料を用いて、本発明に係る方法を行うことによっても得られる。

N−オキシドは、酸無水物、例えば無水トリフルオロ酢酸の存在下で、式Iの化合物を、好適な酸化剤、例えばH2O2/尿素付加物と反応させることによって調製され得る。このような酸化は、例えば、J.Med.Chem.1989,32,2561または国際公開第2000/15615号といった文献から公知である。

個々の成分が異なる生物学的活性を有する場合、それぞれ、生物学的により有効な異性体、例えば鏡像異性体またはジアステレオマー、または異性体混合物、例えば鏡像異性体混合物またはジアステレオマー混合物を単離または合成することが有利である。

式Iの化合物および必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態または塩形態で、必要に応じて、水和物の形態で得ることもでき、および/または他の溶媒、例えば、固体形態で存在する化合物の結晶化に使用され得た溶媒を含む。

以下の表1〜2に表される化合物は、上述される方法にしたがって調製され得る。以下に続く例は、本発明を例示し、式Iの好ましい化合物を示すことが意図される。「Ph」は、フェニル基を表す。

表1:この表は、式I−1aa:

の10種の化合物および表1の化合物のN−オキシドを開示する。

表2:この表は、式I−1b:

の10種の化合物および表2の化合物のN−オキシドを開示する。

本発明に係る式Iの化合物は、低い施用量でも有害生物防除の分野で予防的におよび/または治療的に有益な活性成分であり、これは、非常に好ましい殺生物スペクトルを有し、温血動物種、魚類および植物によって良好な耐容性を示される。本発明に係る活性成分は、昆虫またはダニ目(Acarina)の代表例などの、通常の感受性の動物有害生物だけでなく、耐性がある動物有害生物の全てまたは個々の発育段階に対しても作用する。本発明に係る活性成分の殺虫または殺ダニ活性は、直接、すなわち、直ちにまたはいくらかの時間が経過してから初めて、例えば脱皮中に起こる有害生物の破壊として、または間接的に、例えば、減少した産卵および/または孵化率として現れることがある。

上記の動物有害生物の例は以下のとおりである: ダニ目(Acarina)から、例えば、アカリツス属(Acalitus spp)、アカルス属(Aculus spp)、アカリカルス属(Acaricalus spp)、アセリア属(Aceria spp)、アシブトコナダニ(Acarus siro)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、ブレビパルパス属(Brevipalpus spp.)、ブリオビア属(Bryobia spp)、カリピトリメルス属(Calipitrimerus spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス属(Dermatophagoides spp)、エオテトラニカス属(Eotetranychus spp)、エリオフィエス属(Eriophyes spp.)、ヘミタルソネムス属(Hemitarsonemus spp)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、オリゴニクス属(Olygonychus spp)、カズキダニ属(Ornithodoros spp.)、ポリファゴタルソネ・ラタス(Polyphagotarsone latus)、パノニクス属(Panonychus spp.)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、フィトネムス属(Phytonemus spp)、ポリファゴタロソネムス属(Polyphagotarsonemus spp)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属(Sarcoptes spp.)、ステネオタルソネムス属(Steneotarsonemus spp)、ホコリダニ属(Tarsonemus spp.)およびテトラニクス属(Tetranychus spp.); シラミ目(Anoplura)から、例えば、ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、リノグナツス属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)およびフィロキセラ属(Phylloxera spp.); 鞘翅目(Coleoptera)から、例えば、アグリオテス属(Agriotes spp.)、アンフィマロン・マジャレ(Amphimallon majale)、セマダラコガネ(Anomala orientalis)、アントノムス属(Anthonomus spp.)、マグソコガネ属(Aphodius spp)、アスチラス・アトロマクラタス(Astylus atromaculatus)、アテニウス属(Ataenius spp)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、カエトクネマ・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、セロトマ属(Cerotoma spp)、コノデルス属(Conoderus spp)、コスモポリテス属(Cosmopolites spp.)、コチニス・ニチダ(Cotinis nitida)、クルクリオ属(Curculio spp.)、シクロセファラ属(Cyclocephala spp)、デルメステス属(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属(Diabrotica spp.)、アブデルスツノカブトムシ(Diloboderus abderus)、エピラクナ属(Epilachna spp.)、エレムヌス属(Eremnus spp.)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、コーヒーノミキクイムシ(Hypothenemus hampei)、ラグリア・フイロサ(Lagria vilosa)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)、リッソルホプトルス属(Lissorhoptrus spp.)、リオゲニス属(Liogenys spp)、マエコラスピス属(Maecolaspis spp)、アカビロウドコガネ(Maladera castanea)、メガセリス属(Megascelis spp)、メリゲテス・アエネウス(Melighetes aeneus)、メロロンタ属(Melolontha spp.)、マイオクロウス・アルマツス(Myochrous armatus)、オリカエフィルス属(Orycaephilus spp.)、オチオリンクス属(Otiorhynchus spp.)、フィロファガ属(Phyllophaga spp)、フリクチヌス属(Phlyctinus spp.)、ポピリア属(Popillia spp.)、プシリオデス属(Psylliodes spp.)、リソマツス・アウブチリス(Rhyssomatus aubtilis)、リゾペルタ属(Rhizopertha spp.)、コガネムシ科(Scarabeidae)、シトフィルス属(Sitophilus spp.)、シトトルガ属(Sitotroga spp.)、ソマチカス属(Somaticus spp)、スフェノフォラス属(Sphenophorus spp)、ステルネクススブ・シグナツス(Sternechus subsignatus)、ゴミムシダマシ属(Tenebrio spp.)、トリボリウム属(Tribolium spp.)およびトロゴデルマ属(Trogoderma spp.); 双翅目(Diptera)から、例えば、ヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp)、アンテリゴナ・ソカタ(Antherigona soccata)、オリーブミバエ(Bactrocea oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、ブラジシア属(Bradysia spp)、クロバエ(Calliphora erythrocephala)、セラチチス属(Ceratitis spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、イエカ属(Culex spp.)、クテレブラ属(Cuterebra spp.)、ダクス属(Dacus spp.)、デリア属(Delia spp)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ガストロフィラス属(Gastrophilus spp.)、ゲオミザ・トリプンクタタ(Geomyza tripunctata)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、ヒフバエ属(Hypoderma spp.)、ヒッポボスカ属(Hyppobosca spp.)、リリオミザ属(Liriomyza spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、メラナグロミザ属(Melanagromyza spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、オルセオリア属(Orseolia spp.)、キモグリバエ(Oscinella frit)、アカザモグリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア属(Phorbia spp.)、ラゴレチス属(Rhagoletis spp)、リベリア・クアドリファシアタ(Rivelia quadrifasciata)、スカテラ属(Scatella spp)、キノコバエ属(Sciara spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、タニア属(Tannia spp.)およびガガンボ属(Tipula spp.); 半翅目(Hemiptera)から、例えば、アカントコリス・スカブラトル(Acanthocoris scabrator)、アクロステルナム属(Acrosternum spp)、ウススジカスミカメムシ(Adelphocoris lineolatus)、アンブリペルタ・ニチダ(Amblypelta nitida)、バチコエリア・タラシナ(Bathycoelia thalassina)、ブリサス属(Blissus spp)、トコジラミ属(Cimex spp.)、クラビグララ・トメントシコリス(Clavigralla tomentosicollis)、クレオンチアデス属(Creontiades spp)、ジスタンチエラ・テオブロマ(Distantiella theobroma)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジスデルクス属(Dysdercus spp.)、エデッサ属(Edessa spp)、ユーキスツス属(Euchistus spp.)、ヒメナガメ(Eurydema pulchrum)、エウリガステル属(Eurygaster spp.)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属(Leptocorisa spp.)、メクラカメムシ属(Lygus spp)、マルガロデス属(Margarodes spp)、ムルガンチア・ヒストリオニク(Murgantia histrionic)、ネオメガロトムス属(Neomegalotomus spp)、タバコカスミカメムシ(Nesidiocoris tenuis)、ネザラ属(Nezara spp.)、ニシウス・シムランス(Nysius simulans)、オエバルス・インスラリス(Oebalus insularis)、ピエスマ属(Piesma spp.)、ピエゾドルス属(Piezodorus spp)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノファラ属(Scotinophara spp.)、チアンタ属(Thyanta spp)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ヴァチガ・イルデンス(Vatiga illudens); アシルトシウム・ピスム(Acyrthosium pisum)、アダルゲス属(Adalges spp)、アガリアナ・エンシゲラ(Agalliana ensigera)、アゴノセナ・タルギオニイ(Agonoscena targionii)、アレウロジクス属(Aleurodicus spp)、アレウロカンツス属(Aleurocanthus spp)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデス・ブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、フタテンミドリヨコバイ(Amarasca biguttula)、アムリトズス・アトキンソニ(Amritodus atkinsoni)、アノニジエラ属(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属(Aphis spp.)、アスピジオツス属(Aspidiotus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、バクテリセラ・コッケレリ(Bactericera cockerelli)、ベミシア属(Bemisia spp)、ブラキカウズス属(Brachycaudus spp)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属(Cacopsylla spp)、ニンジンフタオアブラムシ(Cavariella aegopodii Scop.)、セロプラスタ属(Ceroplaster spp.)、クリソムファルス・アオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、シカデラ属(Cicadella spp)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)、クリプトミズス属(Cryptomyzus spp)、シカデュリナ属(Cicadulina spp)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ダルブルス・マイジス(Dalbulus maidis)、ジアレウロデス属(Dialeurodes spp)、ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ジウラフィス・ノキシア(Diuraphis noxia)、ジサフィス属(Dysaphis spp)、エンポアスカ属(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属(Erythroneura spp.)、ガスカルジア属(Gascardia spp.)、グリカスピス・ブリンブレコンベイ(Glycaspis brimblecombei)、ヒアダフィス・シュードブラシカエ(Hyadaphis pseudobrassicae)、ヒアロプテルス属(Hyalopterus spp)、ヒペロミズス・パリズス(Hyperomyzus pallidus)、リュウガンズキンヨコバイ(Idioscopus clypealis)、ヤコビアスカ・リビカ(Jacobiasca lybica)、ラオデルファクス属(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属(Lepidosaphes spp.)、ニセダイコンアブラムシ(Lopaphis erysimi)、リオゲニス・マイジス(Lyogenys maidis)、マクロシフム属(Macrosiphum spp.)、マハナルヴァ属(Mahanarva spp)、メタカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、ミンズス・クルズス(Myndus crudus)、ミズス属(Myzus spp.)、ネオトキソプテラ属(Neotoxoptera sp)、ツマグロヨコバイ属(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属(Nilaparvata spp.)、ナシミドリオオアブラムシ(Nippolachnus piri Mats)、オドナスピス・ルタエ(Odonaspis ruthae)、オレグマ・ラニゲラ・ゼンター(Oregma lanigera Zehnter)、ヤマモモコナジラミ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ・コッケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属(Perkinsiella spp)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属(Phylloxera spp)、プラノコッカス属(Planococcus spp.)、シューダウラカスピス属(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属(Pseudococcus spp.)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus)、プシラ属(Psylla spp.)、プルビナリア・エチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属(Quadraspidiotus spp.)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、ロパロシフム属(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属(Saissetia spp.)、スカホイデウス属(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属(Schizaphis spp.)、シトビオン属(Sitobion spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、スピシスチルス・フェスチヌス(Spissistilus festinus)、タロファガス・プロセルピナ(Tarophagus Proserpina)、トキソプテラ属(Toxoptera spp)、トリアレウロデス属(Trialeurodes spp)、トリジスカス・スポロボリ(Tridiscus sporoboli)、トリオニムス属(Trionymus spp)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)、ジギナ・フラミゲラ(Zygina flammigera)、ジギニジア・スクテラリス(Zyginidia scutellaris); 膜翅目(Hymenoptera)から、例えば、ヒメハキリアリ属(Acromyrmex)、アルゲ属(Arge spp)、ハキリアリ属(Atta spp.)、セフス属(Cephus spp.)、ジプリオン属(Diprion spp.)、マツハバチ科(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ホプロカンパ属(Hoplocampa spp.)、ケアリ属(Lasius spp.)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン属(Neodiprion spp.)、シュウカクアリ属(Pogonomyrmex spp)、スレノプシス・インビクタ(Slenopsis invicta)、ソレノプシス属(Solenopsis spp.)およびベスパ属(Vespa spp.); 等翅目(Isoptera)から、例えば、コプトテルメス属(Coptotermes spp)、コルニテルネス・クムランス(Corniternes cumulans)、インシシテルメス属(Incisitermes spp)、マクロテルメス属(Macrotermes spp)、マストテルメス属(Mastotermes spp)、ミクロテルメス属(Microtermes spp)、ヤマトシロアリ属(Reticulitermes spp.);ソレノプシス・ゲミナテ(Solenopsis geminate) 鱗翅目(Lepidoptera)から、例えば、アクレリス属(Acleris spp.)、アドキソフィエス属(Adoxophyes spp.)、アエゲリア属(Aegeria spp.)、アグロティス属(Agrotis spp.)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillaceae)、アミロイス属(Amylois spp.)、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルチップス属(Archips spp.)、アルギレスチア属(Argyresthia spp)、アルギロタエニア属(Argyrotaenia spp.)、アウトグラファ属(Autographa spp.)、ブックラトリクス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、アフリカズイム(Busseola fusca)、スジマラダメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、チロ属(Chilo spp.)、コリストネウラ属(Choristoneura spp.)、クリソテウチア・トピアリア(Chrysoteuchia topiaria)、ブドウホソハマキ(Clysia ambiguella)、クナファロクロシス属(Cnaphalocrocis spp.)、クネファシア属(Cnephasia spp.)、コチリス属(Cochylis spp.)、コレオフォラ属(Coleophora spp.)、コリアス・レスビア(Colias lesbia)、ワタアカキリバ(Cosmophila flava)、クラムバス属(Crambus spp)、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビア・ロイコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シダリマ・ペルスペクタリス(Cydalima perspectalis)、シジア属(Cydia spp.)、ジアファニア・ペルスペクタリス(Diaphania perspectalis)、ジアトラエア属(Diatraea spp.)、ジパロプシス・カスタネア(Diparopsis castanea)、エアリアス属(Earias spp.)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属(Ephestia spp.)、エピノチア属(Epinotia spp)、エスチグメネ・アクレア(Estigmene acrea)、エチエラ・ジンキネラ(Etiella zinckinella)、ユーコスマ属(Eucosma spp.)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクチス属(Euproctis spp.)、ユークソア属(Euxoa spp.)、フェルチア・ジャクリフェリア(Feltia jaculiferia)、グラホリタ属(Grapholita spp.)、ヘディア・ヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヘルペトグラマ属(Herpetogramma spp)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、モロコシマダラメイガ(Lasmopalpus lignosellus)、レウコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス属(Lithocollethis spp.)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、ロキソステゲ・ビフィダリス(Loxostege bifidalis)、リマントリア属(Lymantria spp.)、リオネチア属(Lyonetia spp.)、マラコソマ属(Malacosoma spp.)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タバコスズメガ(Manduca sexta)、ミチムナ属(Mythimna spp)、ノクツア属(Noctua spp)、オペロフテラ属(Operophtera spp.)、オルニオデス・インディカ(Orniodes indica)、アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ属(Pammene spp.)、パンデミス属(Pandemis spp.)、マツキリガ(Panolis flammea)、パパイペマ・ネブリス(Papaipema nebris)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiela)、コーヒーハモグリバエ(Perileucoptera coffeella)、シューダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス属(Pieris spp.)、コナガ(Plutella xylostella)、プレイス属(Prays spp.)、シュードプルシア属(Pseudoplusia spp)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、リチア・アルビコスタ(Richia albicosta)、シルポファガ属(Scirpophaga spp.)、セサミア属(Sesamia spp.)、スパルガノチス属(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属(Spodoptera spp.)、シレプタ・デロガテ(Sylepta derogate)、シナンテドン属(Synanthedon spp.)、タウメトポエア属(Thaumetopoea spp.)、トルトリックス属(Tortrix spp.)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、トマトキバガ(Tuta absoluta)、およびスガ属(Yponomeuta spp.); 食毛目(Mallophaga)から、例えば、ダマリネア属(Damalinea spp.)およびケモノハジラミ属(Trichodectes spp.); 直翅目(Orthoptera)から、例えば、ゴキブリ属(Blatta spp.)、チャバネゴキブリ属(Blattella spp.)、ケラ属(Gryllotalpa spp.)、マデラゴキブリ(Leucophaea maderae)、トノサマバッタ属(Locusta spp.)、ネオクルチラ・ヘキサダクチラ(Neocurtilla hexadactyla)、ワモンゴキブリ属(Periplaneta spp.)、スカプテリスカス属(Scapteriscus spp)、およびコオロギ属(Schistocerca spp.); チャタテムシ目(Psocoptera)から、例えば、リポセリス属(Liposcelis spp.); ノミ目(Siphonaptera)から、例えば、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)およびケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis); 総翅目(Thysanoptera)から、例えば、カリオトリプス・ファセオリ(Calliothrips phaseoli)、ハナアザミウマ属(Frankliniella spp.)、ヘリオトリプス属(Heliothrips spp)、ヘルシノトリプス属(Hercinothrips spp.)、パルテノトリプス属(Parthenothrips spp)、シルトトリプス・アウランチィ(Scirtothrips aurantii)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis)、タエニオトリプス属(Taeniothrips spp.)、アザミウマ属(Thrips spp); シミ目(Thysanura)から、例えば、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)。

本発明に係る活性成分は、特に植物、特に有用な植物および農業、園芸および森林における観賞植物、またはこのような植物の果実、花、葉、茎、塊茎または根などの器官において発生する上記のタイプの有害生物を防除、すなわち、抑制または破壊するのに使用され得、場合によっては、後の時点で形成される植物器官でさえ、これらの有害生物から保護されたままである。

好適な標的作物は、特に、コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、イネ、トウモロコシまたはソルガムなどの穀物;テンサイまたは飼料用ビートなどのビート;果実、例えば、リンゴ、セイヨウナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボまたは液果類、例えばイチゴ、ラズベリーまたはブラックベリーなどの、仁果類、核果類または柔らかい果物;インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメまたはダイズなどのマメ科作物;ナタネ、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ヤシ、ヒマ、カカオまたはアメリカホドイモ(ground nut)などの油脂作物;カボチャ、キュウリまたはメロンなどのウリ科植物;ワタ、アマ、麻またはジュートなどの繊維植物;オレンジ、レモン、グレープフルーツまたはタンジェリンなどの柑橘類の果物;ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモまたはピーマンなどの野菜類;アボカド、シナモンまたはショウノウなどのクスノキ科(Lauraceae)の植物;およびさらにタバコ、堅果類、コーヒー、ナス、サトウキビ、茶、コショウ、ブドウ、ホップ、オオバコ科の植物、ラテックス植物および観賞植物である。

本発明に係る活性成分は、ワタ、野菜、トウモロコシ、イネおよびダイズ作物におけるマメアブラムシ(Aphis craccivora)、ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)およびエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)を防除するのに特に好適である。本発明に係る活性成分はさらに、マメストラ属(Mamestra)(好ましくは、野菜中)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくは、リンゴ中)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは、野菜、ブドウ園中)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくは、ジャガイモ中)およびニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくは、イネ中)を防除するのに特に好適である。

さらなる態様において、本発明は、植物寄生性線虫(内部寄生性、半内部寄生性および外部寄生性線虫)、特に、ネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)および他のメロイドギネ属(Meloidogyne)種;シスト形成センチュウ、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)および他のグロボデラ属(Globodera)種;ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)、および他のヘテロデラ属(Heterodera)種;タネコブセンチュウ、アンギナ属(Anguina)種;クキセンチュウおよびハセンチュウ、アフェレンコイデス属(Aphelenchoides)種;刺毛センチュウ(Sting nematode)、ベロノライムス・ロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)および他のベロノライムス属(Belonolaimus)種;マツセンチュウ、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)および他のバーサフェレンカス属(Bursaphelenchus)種;ワセンチュウ(Ring nematode)、クリコネマ属(Criconema)種、クリコネメラ属(Criconemella)種、クリコネモイデス属(Criconemoides)種、メソクリコネマ属(Mesocriconema)種;クキおよびリンケイセンチュウ、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、ナミクキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)および他のジチレンクス属(Ditylenchus)種;キリセンチュウ(Awl nematode)、ドリコドルス属(Dolichodorus)種;ラセンセンチュウ(Spiral nematode)、ヘリオコチレンクス・マルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)および他のヘリオコチレンクス属(Helicotylenchus)種;サヤセンチュウおよびサヤワセンチュウ(Sheath and sheathoid nematode)、ヘミシクリオホラ属(Hemicycliophora)種およびヘミクリコネモイデス属(Hemicriconemoides)種;ヒルスマンニエラ属(Hirshmanniella)種;ヤリセンチュウ(Lance nematode)、ホプロライムス(Hoploaimus)種;ニセネコブセンチュウ、ナコブス属(Nacobbus)種;ハリセンチュウ(Needle nematode)、ロンギドルス・エロンガツス(Longidorus elongatus)および他のロンギドルス属(Longidorus)種;ピンセンチュウ(Pin nematode)、プラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネグサレセンチュウ(Lesion nematode)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクス・カービタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクス・ゴオデイ(Pratylenchus goodeyi)および他のプラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネモグリセンチュウ(Burrowing nematode)、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)および他のラドホルス属(Radopholus)種;ニセフクロセンチュウ(Reniform nematode)、ロチレンクス・ロブスタス(Rotylenchus robustus)、ロチレンクス・レニフォルミス(Rotylenchus reniformis)および他のロチレンクス属(Rotylenchus)種;スクテロネマ属(Scutellonema)種;ミハリセンチュウ(Stubby root nematode)、トリコドルス・プリミチブス(Trichodorus primitivus)および他のトリコドルス属(Trichodorus)種、パラトリコドルス属(Paratrichodorus)種;イシュクセンチュウ(Stunt nematode)、ナミイシュクセンチュ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコリンクス・デュビウス(Tylenchorhynchus dubius)および他のチレンコリンクス属(Tylenchorhynchus)種;ミカンセンチュウ(Citrus nematode)、チレンクルス属(Tylenchulus)種;オオハリセンチュウ(Dagger nematode)、キシフィネマ属(Xiphinema)種などの植物寄生性線虫;ならびにスバンギナ属(Subanguina spp.)、ヒプソペリン属(Hypsoperine spp.)、マクロポストニア属(Macroposthonia spp.)、メリニウス属(Melinius spp.)、プンクトデラ属(Punctodera spp.)、およびキニスルシウス属(Quinisulcius spp.)などの他の植物寄生性線虫種による植物および植物の部分への被害を防除する方法にも関する。

本発明の化合物は、軟体動物に対しても活性を有し得る。軟体動物の例としては、例えば、スクミリンゴガイ科(Ampullariidae);アリオン属(Arion)(コウラクロナメクジ(A.ater)、A.サーカムスクリプツス(A.circumscriptus)、A.ホルテンシス(A.hortensis)、A.ルーファス(A.rufus));オナジマイマイ科(Bradybaenidae)(ブラジバエナ・フルチクム(Bradybaena fruticum));オウシュウマイマイ属(Cepaea)(ニワノオウシュウマイマイ(C.hortensis)、モリマイマイ(C.Nemoralis));オクロジナ(ochlodina);デロセラス属(Deroceras)(D.アグレスチス(D.agrestis)、D.エムピリコルム(D.empiricorum)、D.ラエヴェ(D.laeve)、D.レチクラツム(D.reticulatum));ディスクス属(Discus)(D.ロツンダツス(D.rotundatus));ユーオムファリア属(Euomphalia);ガルバ属(Galba)(G.トルンクラタ(G.trunculata));ヘリセリア属(Helicelia)(H.イタラ(H.itala)、H.オブヴィア(H.obvia));マイマイ科(Helicidae)ヘリシゴナ・アルブストルム(Helicigona arbustorum));ヘリコディスクス属(Helicodiscus);ヘリクス属(Helix)(H.アペルタ(H.aperta));リマックス属(Limax)(L.シネレオニゲル(L.cinereoniger)、キイロナメクジ(L.flavus)、チャコウラナメクジ(L.marginatus)、マダラコウラナメクジ(L.maximus)、L.テネルス(L.tenellus));モノアライガイ属(Lymnaea);ミラックス属(Milax)(ニワコウラナメクジ(M.gagates)、M.マルギナツス(M.marginatus)、M.ソウェルビイ(M.sowerbyi));オペアス属(Opeas);リンゴガイ属(Pomacea)(スクミリンゴガイ(P.canaticulata));ミジンマイマイ属(Vallonia)およびザニトイデス属(Zanitoides)が挙げられる。

「作物」という用語は、例えば、毒素産生細菌、特に、バチルス属(Bacillus)の細菌に由来する公知のような1つまたは複数の選択的に作用する毒素を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。

このようなトランスジェニック植物によって発現され得る毒素としては、例えば、セレウス菌(Bacillus cereus)またはバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)に由来する殺虫タンパク質;またはδ−エンドトキシン、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9Cなどの、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する殺虫タンパク質、または植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えば、Vip1、Vip2、Vip3またはVip3A;または細菌コロニー形成線虫、例えば、フォトラブダス・ルミネセンス(Photorhabdus luminescens)、キセノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などのフォトラブダス属(Photorhabdus spp.またはキセノラブダス属(Xenorhabdus spp.)の殺虫タンパク質;サソリ毒素、クモ形類毒素、ハチ毒素および他の昆虫に特有の神経毒素などの、動物によって産生される毒素;ストレプトマイセス属(Streptomycetes)毒素などの、真菌によって産生される毒素、エンドウレクチン、オオムギレクチンまたはユキノハナレクチンなどの植物レクチン;凝集素;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤などのプロティナーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリンまたはブリオジンなどのリボソーム不活性化タンパク質(RIP);3−ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グリコシル−トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン阻害剤、HMG−COA−レダクターゼなどのステロイド代謝酵素、ナトリウムチャネルまたはカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼおよびグルカナーゼが挙げられる。

本発明に関して、δ−エンドトキシンは、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1またはCry9C、または植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3またはVip3A、また、明確に、ハイブリッド毒素、切断毒素(truncated toxin)および改変毒素によって理解される。ハイブリッド毒素は、それらのタンパク質の異なるドメインの新たな組合せによって組み換えにより産生される(例えば、国際公開第02/15701号を参照)。切断毒素、例えば、切断Cry1Abが公知である。改変毒素の場合、天然毒素の1つまたは複数のアミノ酸が置換される。このようなアミノ酸置換では、好ましくは、天然に存在しないプロテアーゼ認識配列が、毒素に挿入され、例えば、Cry3A055の場合、カテプシン−G−認識配列が、Cry3A毒素に挿入される(国際公開第03/018810号を参照)。

このような毒素またはこのような毒素を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0374753号明細書、国際公開第93/07278号、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0427529号明細書、欧州特許出願公開第451878号明細書および国際公開第03/052073号に開示されている。

このようなトランスジェニック植物の調製のための方法は、当業者に一般に知られており、例えば、上記の刊行物に記載されている。CryI型のデオキシリボ核酸およびそれらの調製が、例えば、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0367474号明細書、欧州特許出願公開第0401979号明細書および国際公開第90/13651号から公知である。

トランスジェニック植物に含まれる毒素は、害虫に対する耐性を植物に与える。このような昆虫は、昆虫の分類群において見られるが、甲虫(鞘翅目(Coleoptera))、双翅昆虫(双翅目(Diptera))および蛾(鱗翅目(Lepidoptera))において特に一般的に見られる。

殺虫剤耐性(insecticidal resistance)をコードし、1つまたは複数の毒素を発現する1つまたは複数の遺伝子を含むトランスジェニック植物が公知であり、それらのいくつかが市販されている。このような植物の例は、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Plus(登録商標)(Cry1AbおよびCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);Starlink(登録商標)(Cry9C毒素を発現するトウモロコシ品種);Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素、および除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るための酵素ホスフィノトリシンN−アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種);NuCOTN 33B(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard II(登録商標)(Cry1AcおよびCry2Ab毒素を発現するワタ品種);VipCot(登録商標)(Vip3AおよびCry1Ab毒素を発現するワタ品種);NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種);NatureGard(登録商標)、Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11アワノメイガ(CB)形質)およびProtecta(登録商標)である。

このようなトランスジェニック作物のさらなる例は以下のとおりである: 1.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のBt11トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。切断Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現によって、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt11トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。

2.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のBt176トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現によって、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt176トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。

3.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France)製のMIR604トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。改変Cry3A毒素のトランスジェニック発現によって、耐虫性にされたトウモロコシ。この毒素は、カテプシン−G−プロテアーゼ認識配列の挿入によって修飾されたCry3A055である。このようなトランスジェニックトウモロコシ植物の調製が、国際公開第03/018810号に記載されている。

4.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のMON 863トウモロコシ、登録番号C/DE/02/9。MON 863は、Cry3Bb1毒素を発現し、特定の鞘翅目(Coleoptera)昆虫に対する耐性を有する。

5.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のIPC 531ワタ、登録番号C/ES/96/02。

6.Pioneer Overseas Corporation(Avenue Tedesco,7 B−1160 Brussels,Belgium)製の1507トウモロコシ、登録番号C/NL/00/10。特定の鱗翅目(Lepidoptera)昆虫に対する耐性を得るためにタンパク質Cry1Fおよび除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るためにPATタンパク質の発現のための遺伝子組み換えトウモロコシ。

7.Monsanto Europe S.A.(270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium)製のNK603×MON 810トウモロコシ、登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え品種NK603およびMON 810を交配することによる従来法で育種した雑種トウモロコシ品種からなる。NK603×MON 810トウモロコシは、除草剤Roundup(登録商標)(グリホサートを含有する)に対する耐性を与える、アグロバクテリウム属(Agrobacterium sp.)菌株CP4から得られるタンパク質CP4 EPSPS、およびヨーロッパアワノメイガを含む特定の鱗翅目(Lepidoptera)に対する耐性をもたらす、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)から得られるCry1Ab毒素も遺伝子組み換えにより発現する。

昆虫耐性植物のトランスジェニック作物は、BATS(Zentrum fur Biosicherheit und Nachhaltigkeit,Zentrum BATS,Clarastrasse 13,4058 Basel,Switzerland)Report 2003,(http://bats.ch)にも記載されている。

「作物」という用語は、例えば、いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照)などの、選択的作用を有する抗病原性物質(antipathogenic substance)を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。このような抗病原性物質およびこのような抗病原性物質を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書、国際公開第95/33818号および欧州特許出願公開第0353191号明細書から公知である。このようなトランスジェニック植物を産生する方法は、当業者に一般に知られており、例えば、上記の刊行物に記載されている。

作物はまた、真菌(例えばフザリウム属(Fusarium)、炭疽病、またはエキビョウキン(Phytophthora))、細菌(例えばシュードモナス属(Pseudomonas))またはウイルス(例えばジャガイモ葉巻病ウイルス、トマト黄化壊疽ウイルス、キュウリモザイクウイルス)病原体に対する向上した耐性のために改質され得る。

作物は、ダイズシストセンチュウなどの線虫に対する向上した耐性を有する作物も含む。

非生物的ストレスに対して耐性がある作物は、例えばNF−YBまたは当該技術分野において公知の他のタンパク質の発現を介して、乾燥、高い塩分、高温、寒気、霜、または光放射に対する向上した耐性を有する作物を含む。

このようなトランスジェニック植物によって発現され得る抗病原性物質としては、例えば、ナトリウムチャネルまたはカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、例えばウイルス性KP1、KP4またはKP6毒素;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP;例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照);微生物によって産生される抗病原性物質、例えばペプチド抗生物質または複素環式抗生物質(例えば、国際公開第95/33818号を参照)または植物病原体防御に関与するタンパク質またはポリペプチド因子(国際公開第03/000906号に記載されている、いわゆる「植物病害抵抗性遺伝子」)が挙げられる。

本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、貯蔵品および貯蔵環境の保護および原料(木材および織物など)、床仕上げ材および建築物の保護、および衛生分野において、特に、上記のタイプの有害生物からのヒト、家畜および生産性家畜(productive livestock)の保護である。

本発明は、有害生物(蚊および他の病原媒介動物など;http://www.who.int/malaria/vector_control/irs/en/も参照)を防除するための方法も提供する。一実施形態において、有害生物を防除するための方法は、本発明の組成物を、標的有害生物に、その生息地に、または表面もしくは基材に、ブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布または浸漬によって施用する工程を含む。例として、壁、天井または床面などの表面のIRS(屋内残留噴霧)施用が、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、このような組成物を、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの形態(またはこれらの製造に使用され得る形態)の不織布または布帛材料などの基材に施用することが想定されている。したがって、本発明のさらなる目的は、式Iの化合物を含有する組成物を含む不織布および織物材料から選択される基材である。

一実施形態において、このような有害生物を防除するための方法は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面または基材に与えるように、殺有害生物的に有効な量の本発明の組成物を、標的有害生物に、その生息地に、または表面もしくは基材に施用する工程を含む。このような施用は、本発明の殺有害生物組成物をブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布または浸漬することによって行われ得る。例として、壁、天井または床面などの表面におけるIRS施用は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面に与えるように、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの形態(またはこれらの製造に使用され得る形態)の布帛材料などの基材における有害生物の残存性防除のためにこのような組成物を施用することが想定されている。

処理されるべき不織布、布帛または網を含む基材は、綿、ラフィア、ジュート、亜麻、サイザル、麻布もしくは羊毛などの天然繊維、またはポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維で作製され得る。ポリエステルが特に好適である。織物処理の方法は、例えば、国際公開第2008/151984号、国際公開第2003/034823号、米国特許第5631072号明細書、国際公開第2005/64072号、国際公開第2006/128870号、欧州特許第1724392号明細書、国際公開第2005113886号または国際公開第2007/090739号から公知である。

本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、全ての観賞用樹木ならびにあらゆる種類の果樹および堅果の成る木の樹幹注入/幹処理の分野である。

樹幹注入/幹処理の分野において、本発明に係る化合物は、上記の鱗翅目(Lepidoptera)および鞘翅目(Coleoptera)の木材穿孔性(wood−boring)昆虫に対して、特に、以下の表AおよびBに列挙される木材穿孔性昆虫(woodborer)に対して特に好適である。

本発明はまた、例えば甲虫、イモムシ、ヒアリ、ワタフキカイガラムシ(ground pearl)、ヤスデ、ダンゴムシ、ダニ、ケラ、カイガラムシ、コナカイガラムシ、マダニ、アワフキムシ、サウザンキンクバッグ(southern chinch bug)および地虫を含む、芝草中に存在し得る任意の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。本発明は、卵、幼虫、若虫および成虫を含む、生活環の様々な段階の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。

特に、本発明は、地虫(コガネカブト属(Cyclocephala spp.)(例えば、マスクドコガネムシ(masked chafer)、C.ルリダ(C.lurida))、リゾトログス属(Rhizotrogus spp.)(例えば、ヨーロピアンコガネムシ、R.マハリス(R.majalis))、コチヌス属(Cotinus spp.)(例えば、アオコフキコガネ、C.ニチダ(C.nitida))、ポピリア属(Popillia spp.)(例えば、マメコガネ(Japanese beetle)、マメコガネ(P.japonica))、フィロファガ属(Phyllophaga spp.)(例えば、コガネムシ(May/June beetle))、アテニウス属(Ataenius spp.)(例えば、ブラック・ターフグラス・アテニウス(Black turfgrass ataenius)、A.スプレツルス(A.spretulus))、マラデラ属(Maladera spp.)(例えば、アカビロウドコガネ、M.カスタネア(M.castanea))およびトマルス属(Tomarus spp.)など)、ワタフキカイガラムシ(マルガロデス属(Margarodes spp.))、ケラ(タウニー(tawny)、サウザン(southern)、および短翅型;スカプテリスクス属(Scapteriscus spp.)、ケラ(Gryllotalpa africana))およびレザージャケット(leatherjacket)(ヨーロピアンクレーンフライ(European crane fly)、ガガンボ属(Tipula spp.))を含む、芝草の根を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。

本発明はまた、ヨトウムシ(ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)、および一般的なヨトウムシ(common armyworm)(プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)など)、ネキリムシ、ゾウムシ(スフェノホルス属(Sphenophorus spp.)、シバオサゾウムシ(S.venatus verstitus)およびS.パルブルス(S.parvulus)など)、およびソッドウェブワーム(sod webworm)(クラムブス属(Crambus spp.)および熱帯ソッドウェブワーム(tropical sod webworm)、ケナシクロオビクロノメイガ(Herpetogramma phaeopteralis)など)を含む、藁に住む芝草の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。

本発明はまた、ヒメコガネナガカメムシ(サウザンキンクバッグ、ブリスス・インスラリス(Blissus insularis)など)、ギョウギシバ(Bermudagrass)のダニ(エリオフィエス・シノドニエンシス(Eriophyes cynodoniensis))、アフリカヒゲシバ(rhodesgrass)のコナカイガラムシ(チガヤシロオカイガラムシ(Antonina graminis))、2本線のあるアワフキムシ(two−lined spittlebug)(プロサピア・ビシンクタ(Propsapia bicincta))、ヨコバイ、ネキリムシ(ヤガ科(Noctuidae))、およびムギミドリアブラムシを含む、地上に生息し、芝草の葉を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。

本発明はまた、芝生にアリ塚を作製するアカヒアリ(Solenopsis invicta)などの、芝草の他の有害生物を防除するのに使用され得る。

衛生分野において、本発明に係る組成物は、カタダニ(hard tick)、ヒメダニ(soft tick)、疥癬ダニ、ツツガムシ、ハエ(サシバエおよび舐性(licking)のハエ)、寄生性のハエ幼虫、シラミ、ケジラミ、ハジラミおよびノミなどの外部寄生生物に対して有効である。

このような寄生生物の例は以下のとおりである: シラミ目(Anoplurida)のうち:ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、ホソジラミ属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)およびケジラミ属(Phtirus spp.)、ソレノポテス属(Solenopotes spp.)。

ハジラミ目(Mallophagida)のうち:トリメノポン属(Trimenopon spp.)、タンカクハジラミ属(Menopon spp.)、トリノトン属(Trinoton spp.)、ボビコラ属(Bovicola spp.)、ウェルネッキエラ属(Werneckiella spp.)、レピケントロン属(Lepikentron spp.)、ダマリナ属(Damalina spp.)、トリコデクテス属(Trichodectes spp.)およびフェリコラ属(Felicola spp.)。

双翅目(Diptera)ならびにその亜目であるネマトセリナ亜目(Nematocerina)および短亜目(Brachycerina)のうち、例えば、ヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp.)、イエカ属(Culex spp.)、ブヨ属(Simulium spp.)、ツノマユブユ属(Eusimulium spp.)、サシチョウバエ属(Phlebotomus spp.)、ルツォミヤ属(Lutzomyia spp.)、キュリコイデス属(Culicoides spp.)、メクラアブ属(Chrysops spp.)、ヒボミトラ属(Hybomitra spp.)、キイロアブ属(Atylotus spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、ゴマフアブ属(Haematopota spp.)、フィリポミア属(Philipomyia spp.)、ブラウラ属(Braula spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、トゲアシメマトイ属(Hydrotaea spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、ヘマトビア属(Haematobia spp.)、モレリア属(Morellia spp.)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、オオクロバエ属(Calliphora spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、ヴォールファールトニクバエ属(Wohlfahrtia spp.)、ニクバエ属(Sarcophaga spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、ウシバエ属(Hypoderma spp.)、ウマバエ属(Gasterophilus spp.)、シラミバエ属(Hippobosca spp.)、シカシラミバエ属(Lipoptena spp.)およびヒツジシラミバエ属(Melophagus spp.)。

ノミ目(Siphonapterida)のうち、例えば、ヒトノミ属(Pulex spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)、ネズミノミ属(Xenopsylla spp.)、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)。

異翅目(Heteropterida)のうち、例えば、トコジラミ属(Cimex spp.)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、パンストロギルス属(Panstrongylus spp.)。

ゴキブリ目(Blattarida)のうち、例えば、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、チャバネゴキブリ(Blattelagermanica)およびスペラ属(Supella spp.)。

ダニ亜綱(Acaria(Acarida))ならびにマダニ亜目(Metastigmata)および中気門亜目(Mesostigmata)のうち、例えば、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、カズキダニ属(Ornithodorus spp.)、オトビウス属(Otobius spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、カクマダニ属(Dermacentor spp.)、チマダニ属(Haemophysalis spp.)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、デルマニスス属(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属(Raillietia spp.)、ニューモニスス属(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属(Sternostoma spp.)およびバロア属(Varroa spp.)。

ダニ目(Actinedida)(前気門類(Prostigmata))およびカイチュウ目(Acaridida)(コナダニ亜目(Astigmata))のうち、例えば、アカラピス属(Acarapis spp.)、ツメダニ属(Cheyletiella spp.)、オルニソケイレチア属(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属(Myobia spp.)、ヒツジツメダニ属(Psorergatesspp.)、ニキビダニ属(Demodex spp.)、ツツガムシ属(Trombicula spp.)、リストロホルス属(Listrophorus spp.)、コナダニ属(Acarus spp.)、チロファグス属(Tyrophagus spp.)、ゴミコナダニ属(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属(Hypodectes spp.)、プテロリクス属(Pterolichus spp.)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ミミヒゼンダニ属(Otodectes spp.)、ヒゼンダニ属(Sarcoptes spp.)、ショウセンコウヒゼンダニ属(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属(Cytodites spp.)およびラミノシオプテス属(Laminosioptes spp.)。

本発明に係る組成物はまた、木材、織物、プラスチック、接着剤、のり、塗料、紙および厚紙、皮革、床仕上げ材および建築物などの材料の場合、昆虫の寄生から保護するのに好適である。

本発明に係る組成物は、例えば、以下の有害生物に対して使用され得る:ヨーロッパイエカミキリ(Hylotrupes bajulus)、クロロホルス・ピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、キセストビウム・ルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌスペクチコルニス(Ptilinuspecticornis)、デンドロビウム・ペルチネクス(Dendrobium pertinex)、マツザイシバンムシ(Ernobius mollis)、オオナガシバンムシ(Priobium carpini)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、アフリカヒラタキクイムシ(Lyctus africanus)、アメリカヒラタキクイムシ(Lyctus planicollis)、ナラヒラタキクイムシ(Lyctus linearis)、リクツス・プベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロン・アエクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテスルギコリス(Minthesrugicollis)、キシルボルス属種(Xyleborus spec.)、トリプトデンドロン属種(Tryptodendron spec.)、アパテ・モナクス(Apate monachus)、ボストリクス・カプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボストリクス・ブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン属種(Sinoxylon spec.)およびチビタケナガシンクイムシ(Dinoderus minutus)などの甲虫、ならびにさらにコルリキバチ(Sirex juvencus)、モミノオオキバチ(Urocerus gigas)、ウロセルス・ギガス・タイグヌス(Urocerus gigas taignus)およびウロセルス・アウグル(Urocerus augur)などの膜翅類の昆虫(hymenopteran)、ならびにカロテルメス・フラヴィコリス(Kalotermes flavicollis)、ニシインドカンザイシロアリ(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメス・インディコラ(Heterotermes indicola)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、ムカシシロアリ(Mastotermes darwiniensis)、ネバダオオシロアリ(Zootermopsis nevadensis)およびイエシロアリ(Coptotermes formosanus)などのシロアリ、ならびにセイヨウシミ(Lepisma saccharina)などのシミ。

本発明に係る化合物は、非修飾形態で有害生物防除剤として使用され得るが、それらは、一般に、担体、溶媒および表面活性物質などの製剤化補助剤を用いて、様々な方法で組成物へと製剤化される。製剤は、様々な物理的形態、例えば粉剤、ゲル、水和剤、水和性粒剤、水分散性錠剤、発泡性ペレット(effervescent pellet)、乳化性濃縮物、マイクロ乳化性濃縮物(microemulsifiable concentrate)、水中油乳剤、油性フロアブル剤(oil−flowable)、水性分散液、油性分散液、サスポエマルション(suspo−emulsion)、カプセル懸濁剤、乳化性粒剤、可溶性液体、水溶性濃縮物(担体として水または水混和性有機溶媒を含む)、含浸ポリマーフィルム(impregnated polymer film)の形態または例えばthe Manual on Development and Use of FAO and WHO Specifications for Pesticides,United Nations,First Edition,Second Revision(2010)から公知の他の形態であり得る。このような製剤は、直接使用されるかまたは使用前に希釈され得る。希釈は、例えば、水、液体肥料、微量栄養素、生物有機体、油または溶媒を用いて行われ得る。

製剤は、微粉化された固体、粒剤、液剤、分散液または乳剤の形態の組成物を得るために、例えば活性成分を製剤化補助剤と混合することによって調製され得る。活性成分はまた、微粉化された固体、鉱油、植物もしくは動物由来の油、植物もしくは動物由来の変性油、有機溶媒、水、表面活性物質またはそれらの組合せなどの他の補助剤とともに製剤化され得る。

活性成分はまた、微細なマイクロカプセル中に含有され得る。マイクロカプセルは、多孔質担体中に活性成分を含有する。これにより、活性成分を制御された量で環境中に放出させることができる(例えば持続放出)。マイクロカプセルは、通常、0.1〜500μmの直径を有する。マイクロカプセルは、カプセル重量の約25〜95重量%の量で活性成分を含有する。活性成分は、モノリシック固体(monolithic solid)の形態、固体もしくは液体分散体中の微粒子の形態または好適な溶液の形態であり得る。封入用の膜は、例えば、天然もしくは合成ゴム、セルロース、スチレン/ブタジエンコポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリ尿素、ポリウレタンまたは化学修飾ポリマーおよびデンプンキサンテート(starch xanthate)または当業者に公知の他のポリマーを含み得る。あるいは、活性成分が基剤の固体マトリクス中に微粉化された粒子の形態で含まれた微細なマイクロカプセルが形成され得るが、このマイクロカプセル自体は封入されない。

本発明に係る組成物の調製に好適な製剤化補助剤はそれ自体公知である。液体担体として、以下のものが使用され得る:水、トルエン、キシレン、石油エーテル、植物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酸無水物、アセトニトリル、アセトフェノン、酢酸アミル、2−ブタノン、炭酸ブチレン、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノール、酢酸のアルキルエステル、ジアセトンアルコール、1,2−ジクロロプロパン、ジエタノールアミン、p−ジエチルベンゼン、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールアビエテート、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,4−ジオキサン、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ジプロキシトール(diproxitol)、アルキルピロリドン、酢酸エチル、2−エチルヘキサノール、炭酸エチレン、1,1,1−トリクロロエタン、2−ヘプタノン、α−ピネン、d−リモネン、乳酸エチル、エチレングリコール、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、γ−ブチロラクトン、グリセロール、酢酸グリセロール、二酢酸グリセロール、三酢酸グリセロール、ヘキサデカン、ヘキシレングリコール、酢酸イソアミル、酢酸イソボルニル、イソオクタン、イソホロン、イソプロピルベンゼン、ミリスチン酸イソプロピル、乳酸、ラウリルアミン、酸化メシチル、メトキシプロパノール、メチルイソアミルケトン、メチルイソブチルケトン、ラウリン酸メチル、オクタン酸メチル、オレイン酸メチル、塩化メチレン、m−キシレン、n−ヘキサン、n−オクチルアミン、オクタデカン酸、オクチルアミンアセテート、オレイン酸、オレイルアミン、o−キシレン、フェノール、ポリエチレングリコール、プロピオン酸、乳酸プロピル、炭酸プロピレン、プロピレングリコール、プロピレングリコールメチルエーテル、p−キシレン、トルエン、リン酸トリエチル、トリエチレングリコール、キシレンスルホン酸、パラフィン、鉱油、トリクロロエチレン、ペルクロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、メタノール、エタノール、イソプロパノール、およびアミルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ヘキサノール、オクタノールなどのより高い分子量のアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、N−メチル−2−ピロリドンなど。

好適な固体担体は、例えば、タルク、二酸化チタン、葉ろう石粘土、シリカ、アタパルジャイト粘土、珪藻土、石灰石、炭酸カルシウム、ベントナイト、カルシウムモンモリロナイト、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、粉砕されたクルミ殻、リグニンおよび同様の物質である。

多くの表面活性物質が、固体および液体製剤の両方中、特に、使用前に担体で希釈され得る製剤中で有利に使用され得る。表面活性物質は、アニオン性、カチオン性、非イオン性またはポリマーであってもよく、それらは、乳化剤、湿潤剤または懸濁化剤としてまたは他の目的のために使用され得る。典型的な表面活性物質としては、例えば、ラウリル硫酸ジエタノールアンモニウムなどの、硫酸アルキルの塩;ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなどの、アルキルアリールスルホネートの塩;ノニルフェノールエトキシレートなどの、アルキルフェノール/アルキレンオキシド付加生成物;トリデシルアルコールエトキシレートなどの、アルコール/アルキレンオキシド付加生成物;ステアリン酸ナトリウムなどの石鹸;ナトリウムジブチルナフタレンスルホネートなどの、アルキルナフタレンスルホネートの塩;ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)スルホスクシネートなどの、スルホコハク酸塩のジアルキルエステル;オレイン酸ソルビトールなどのソルビトールエステル;ラウリルトリメチルアンモニウムクロリドなどの第4級アミン、ポリエチレングリコールステアレートなどの、脂肪酸のポリエチレングリコールエステル;エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブロックコポリマー;ならびにモノ−およびジ−アルキルリン酸エステルの塩;ならびにさらに例えばMcCutcheon’s Detergents and Emulsifiers Annual,MC Publishing Corp.,Ridgewood New Jersey(1981)に記載されているさらなる物質が挙げられる。

殺有害生物製剤に使用され得るさらなる補助剤としては、結晶化抑制剤、粘度調整剤、懸濁化剤、染料、酸化防止剤、発泡剤、光吸収剤、混合助剤、消泡剤、錯化剤、中和剤またはpH調整物質および緩衝液、腐食防止剤、香料、湿潤剤、吸収向上剤、微量栄養素、可塑剤、滑剤、潤滑剤、分散剤、増粘剤、不凍剤、殺菌剤、ならびに液体および固体肥料が挙げられる。

本発明に係る組成物は、植物もしくは動物由来の油、鉱油、このような油のアルキルエステルまたはこのような油と油誘導体との混合物を含む添加剤を含み得る。本発明に係る組成物中の油添加剤の量は、一般に、施用される混合物を基準にして、0.01〜10%である。例えば、油添加剤は、スプレー混合物が調製された後、所望の濃度でスプレータンクに加えられ得る。好ましい油添加剤は、鉱油または植物由来の油、例えばナタネ油、オリーブ油もしくはヒマワリ油、乳化植物油、植物由来の油のアルキルエステル、例えばメチル誘導体、または魚油もしくは脂などの動物由来の油を含む。好ましい油添加剤は、C8〜C22脂肪酸のアルキルエステル、特に、C12〜C18脂肪酸のメチル誘導体、例えばラウリン酸、パルミチン酸およびオレイン酸のメチルエステル(それぞれ、ラウリン酸メチル、パルミチン酸メチルおよびオレイン酸メチル)を含む。多くの油誘導体が、the Compendium of Herbicide Adjuvants,10th Edition,Southern Illinois University,2010から公知である。

本発明の組成物は、一般に、0.1〜99重量%、特に、0.1〜95重量%の、本発明の化合物および1〜99.9重量%の製剤化補助剤(これは、好ましくは、0〜25重量%の表面活性物質を含む)を含む。市販の製品は、好ましくは、濃縮物として製剤化され得るが、最終使用者は、通常、希釈製剤を用いるであろう。

施用量は、広い範囲内で変化し、土壌の性質、施用方法、作物植物、防除される有害生物、そのときの気候条件、ならびに施用方法、施用の時期および標的作物に左右される他の要因に応じて決まる。一般的な指針として、化合物は、1〜2000l/ha、特に、10〜1000l/haの割合で施用され得る。

好ましい製剤は、以下の組成を有し得る(重量%)。

乳剤: 活性成分:1〜95%、好ましくは60〜90% 表面活性剤:1〜30%、好ましくは5〜20% 液体担体:1〜80%、好ましくは1〜35%

ダスト剤: 活性成分:0.1〜10%、好ましくは0.1〜5% 固体担体:99.9〜90%、好ましくは99.9〜99%

懸濁濃縮物: 活性成分:5〜75%、好ましくは10〜50% 水:94〜24%、好ましくは88〜30% 表面活性剤:1〜40%、好ましくは2〜30%

水和剤: 活性成分:0.5〜90%、好ましくは1〜80% 表面活性剤:0.5〜20%、好ましくは1〜15% 固体担体:5〜95%、好ましくは15〜90%

粒剤: 活性成分:0.1〜30%、好ましくは0.1〜15% 固体担体:99.5〜70%、好ましくは97〜85%

以下の実施例は、本発明をさらに例示するが、本発明を限定するものではない。

この組合せは、補助剤と十分に混合され、混合物が好適なミルにおいて十分に粉砕され、これにより水和剤が得られ、これは、水で希釈されて所望の濃度の懸濁液が得られる。

この組合せは、補助剤と十分に混合され、混合物が好適なミルにおいて十分に粉砕され、種子処理に直接使用され得る粉剤が得られる。

植物保護に使用され得る、任意の所要の希釈率の乳剤が、水による希釈によって、この濃縮物から得られる。

即時使用可能なダスト剤が、担体と組み合わせて混合し、混合物を好適なミルにおいて粉砕することによって得られる。このような粉末は、種子の乾式粉衣(dry dressing)にも使用され得る。

この組合せは、補助剤と混合され、粉砕され、混合物は水で濡らされる。混合物は、押し出され、次に空気流中で乾燥される。

この微粉化された組合せは、ミキサー中で、ポリエチレングリコールで濡らされたカオリンに均一に適用される。このように、ほこりのない被覆された粒剤が得られる。

この微粉化された組合せは、補助剤と均質混合され、懸濁濃縮物が得られ、この懸濁濃縮物から、任意の所望の希釈率の懸濁液が水による希釈によって得られる。このような希釈を用いて、生きた植物ならびに植物繁殖材料が処理され、噴霧、注ぎかけまたは浸漬によって、微生物による寄生から保護され得る。

この微粉化された組合せは、補助剤と均質混合され、懸濁濃縮物が得られ、この懸濁濃縮物から、任意の所望の希釈率の懸濁液が、水による希釈によって得られる。このような希釈を用いて、生きた植物ならびに植物繁殖材料が処理され、噴霧、注ぎかけまたは浸漬によって、微生物による寄生から保護され得る。

持続放出性カプセル懸濁剤 28部のこの組合せを、2部の芳香族溶媒および7部のトルエンジイソシアネート/ポリメチレン−ポリフェニルイソシアネート−混合物(8:1)と混合する。この混合物を、所望の粒度が得られるまで、1.2部のポリビニルアルコールと、0.05部の消泡剤と、51.6部の水との混合物中で乳化する。この乳剤に、5.3部の水中の2.8部の1,6−ジアミノヘキサンの混合物を加える。混合物を、重合反応が完了するまで撹拌する。得られたカプセル懸濁剤を、0.25部の増粘剤および3部の分散剤を加えることによって安定化させる。カプセル懸濁剤製剤は、28%の活性成分を含有する。カプセルの中間直径は8〜15μmである。得られた製剤を、該当する目的に好適な装置中の水性懸濁液として種子に施用する。

製剤のタイプとしては、乳剤濃縮物(EC)、懸濁濃縮物(SC)、サスポエマルション(SE)、カプセル懸濁剤(CS)、水和性粒剤(WG)、乳化性粒剤(EG)、油中水乳剤(EO)、水中油乳剤(EW)、マイクロエマルション(ME)、油性分散液(OD)、油混和性フロアブル剤(OF)、油混和性液体(OL)、可溶性濃縮物(SL)微量散布用懸濁剤(ultra−low volume suspension)(SU)、微量散布用液剤(ultra−low volume liquid)(UL)、工業用濃縮物(technical concentrate)(TK)、分散性濃縮物(DC)、水和剤(WP)、可溶性粒剤(SG)または農学的に許容できる補助剤と組み合わされた任意の技術的に実現可能な製剤が挙げられる。

調製実施例: 「Mp」は、融点(℃)を意味する。遊離基は、メチル基を表す。1Hおよび19F NMR測定を、Brucker 400MHzまたは300MHz分光計で記録し、化学シフトを、TMS標準に関してppmで示す。示されるように、スペクトルを重水素化溶媒中で測定する。RTは、保持時間(分)である。

LCMS方法:方法A(SQD13): エレクトロスプレー源(極性:正イオンまたは負イオン、キャピラリー:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出装置:2.00V、イオン源温度:150℃、脱溶媒和温度:350℃、コーンガス流:0L/時、脱溶媒和ガス流:650L/時、質量範囲:100〜900Da)を備えたWaters製の質量分析計(SQDシングル四重極質量分析計)およびWaters製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、加熱されるカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出装置で、スペクトルを記録した。溶媒脱ガス装置、バイナリポンプ、加熱されるカラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出装置。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶媒勾配:A=水+5%のMeOH+0.05%のHCOOH、B=アセトニトリル+0.05%のHCOOH:勾配:勾配:0分間0%のB、100%のA;1.2〜1.5分間100%のB;流量(ml/分)0.85。

方法B(SQD13): 質量分析法ESI−MS、島津(Shimadzu)製のLC−20AD質量分析計(シングル四重極質量分析計) 機器パラメータ:イオン化方法:エレクトロスプレー。極性:正および負イオン。キャピラリー(kV)1.50。コーン(V)不明。抽出装置(V)5.00。イオン源温度(℃)200。脱溶媒和温度(℃)250。コーンガス流(l/時)90。脱溶媒和ガス流(l/時)90。質量範囲:50〜1000Da。

実施例P1:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(式VIIaの出発材料)の調製:

工程A:tert−ブチルN−[4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]カルバメート:

テトラヒドロフラン(50ml)中の6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(3.14g、17.73mmol、米国特許第7,767,687号明細書に記載されるように調製される)の溶液に、tert−ブトキシカルボニルtert−ブチルカーボネート(4.64g、21.27mmol)を加え、混合物を50℃で撹拌した。8時間後、さらなる1.1g(5.0mmol)のtert−ブトキシカルボニルtert−ブチルカーボネートを加え、50℃での撹拌をさらに4時間続けた。次に、反応混合物を減圧下で濃縮し、褐色の残渣をジクロロメタン中で懸濁させ、ろ過し、減圧下で乾燥させたところ、表題化合物が白色の結晶として得られた。LCMS(方法A):保持時間:0.79分;278(M+H)。

工程B:tert−ブチルN−[4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−N−メチル−カルバメート:

30mlのN,N−ジメチルホルムアミド中の水素化ナトリウム(0.648g、14.85mmol)の撹拌懸濁液に、20mlのN,N−ジメチルホルムアミドに溶解されたtert−ブチルN−[4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]カルバメート(3.92g、14.14mmol)を、20〜25℃で20分間の期間にわたって滴下して加えた。室温で15分間撹拌した後、ヨードメタン(2.21g、15.55mmol)を加えた。周囲温度で30分後、混合物を200mlの水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出し、組み合わされた有機画分を、水および塩水で連続して洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物を、酢酸エチル/ヘプタンから再結晶化させたところ、表題化合物(3.18g)が白色の結晶として得られた。LCMS(方法A):保持時間:0.85分;292(M+H)。

工程C:N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン:

ジオキサン中のtert−ブチルN−[4−アミノ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−N−メチル−カルバメート(3.53g、12.119mmol)の無色透明の溶液に、塩化水素(18mlの、水中2Mの溶液、36.36mmol)を加え、混合物を加熱還流させた。ガス発生が停止した後、反応混合物を周囲温度に冷まし、固体炭酸水素ナトリウム(3.1g、36.9mmol)で処理した。スラリーを水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。組み合わされた有機層を水および塩水で連続して洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮したところ、2.25gの表題化合物が無色の結晶として得られた(融点138〜140℃)。LCMS(方法A):保持時間0.24分、192(M+H)。

あるいは、N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミンが、以下の手順によって得られる: アセトニトリル(10mL)中の6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(2.0g、12.2mmol)および炭酸カリウム(3.2g、23.1mmol)の溶液に、ヨードメタン(0.8mL)を加えた。反応混合物を30℃で18時間撹拌した。炭酸カリウムをろ去し、ろ液を減圧下で乾燥させ、シリカゲルにおけるクロマトグラフィーカラム(石油:酢酸エチル=4:3)を用いて精製したところ、表題化合物が淡黄色の固体(0.32g)として得られた。1H NMR(400MHz、DMSO−d6):δ(ppm)7.57(s,1H)、6.83(s,1H)、5.82(s,2H)、5.23(d,J=4.8Hz、1H)、2.80(d,J=4.8Hz、3H)。19F NMR(300MHz、DMSO−d6):δ(ppm)−60.12(s,3F)。

工程D:3−エチルスルホニル−N−[5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド(位置異性体アシル化生成物との混合物中):

テトラヒドロフラン(500mL)中のN3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(11g、工程C)の溶液に、N,N−ジエチルエタンアミン(14.56g、20.1mL)を加えた。反応混合物を0〜5℃に冷却し、250mlのテトラヒドロフラン中の3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボニルクロリド(19.095g、国際公開第2013180194号にあるように調製される3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロ−メチル)ピリジン−2−カルボン酸と、塩化オキサリルとの反応によって、国際公開第2013018928号において提示されるように調製される)の溶液を、温度を5℃未満に保ちながらゆっくりと加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌した。反応混合物を塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、150mlの酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機画分を、水、次に塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物を、クロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル)によって精製したところ、位置異性体アシル化生成物との混合物中の表題化合物(23.7g)が白色の固体として得られた。この材料(2つの位置異性体アシル化生成物、それによって、アシル化が、ジアミノ基材のNH2上またはNHMe上のいずれかで起こる)を、さらに精製せずに次の工程に使用する。

工程E:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン:

100mlの酢酸AcOH中の、3−エチルスルホニル−N−[5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミドと、そのアシル化異性体(8.6g、19mmol、工程Dの生成物)との混合物を、4時間にわたって還流させた。反応混合物を水(100mL)に注ぎ、形成された沈殿物をろ過し、水で洗浄した。沈殿物を減圧下で乾燥させたところ、2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(7.2g)が得られた。1H NMR(400Mz、CDCl3):δ 9.28(s,1H)、9.04(s,1H)、8.78(s,1H)、8.12(s,1H)、3.95(s,3H)、3.90(q,2H)、1.38(t,3H)。

実施例P2:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA1(化合物1.008)の調製:

工程A:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−5−オキシド−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イウム:

2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(実施例P1、0.9g)を、ジクロロメタン(41mL)に溶解させた。メタ−クロロ過安息香酸m−CPBA(2.2g)を加え、混合物を還流状態で28時間撹拌した。反応混合物をチオ硫酸ナトリウム水溶液に注ぎ、ジクロロメタンで2回抽出した。組み合わされた有機画分を炭酸カリウムの飽和溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をクロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル)によって精製したところ、表題化合物(63mg)が白色の固体として得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)9.24(s,1H)、8.78(s,1H)、8.68(s,1H)、8.10(s,1H)、3.88(q,2H)、3.80(s,3H)、1.40(t,3H)ppm。

工程B:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オール:

0℃でN,N−ジメチルホルムアミドDMF(4mL)中の2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−5−オキシド−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イウム(工程A、0.150g)の溶液に、無水トリフルオロ酢酸(CF3C(O))2O(2.974g、2mL)を加えた。混合物を0℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(200mL)に注ぎ、得られた白色の沈殿物をろ過し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させたところ、2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オール(0.139g)が白色の固体として得られた。この化合物をさらに精製せずに次の工程に使用した。1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)9.22(s,1H)、8.75(s,1H)、7.10(s,1H)、4.12(s,3H)、3.88(q,2H)1.38(t,3H)ppm。

工程C:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA1(化合物1.008):

N,N−ジメチルホルムアミドDMF(10mL)中の2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オール(工程B、0.113g)の溶液に、炭酸セシウムCs2CO3(0.243g)を加えた。溶液を10分間撹拌した後、0.0311mLのヨウ化メチルを加えた。混合物を周囲温度で一晩撹拌した。黄色の溶液を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機画分を炭酸カリウムの飽和溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣をフラッシュクロマトグラフィーによって精製したところ、2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(表題化合物A1、No.1.008、0.026g)が白色の固体として得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)9.22(s,1H)、8.74(s,1H)、7.20(s,1H)、4.12(s,3H)、3.88(q,2H)、3.74(s,3H)、1.38(t,3H)ppm。13C NMR(400MHz、CDCl3):31.12ppm(N(CH3)−CO)。一般に、この方法では、O−アルキル化が副生成物として(場合によっては、使用される求電子剤に応じて主生成物として)得られた。

実施例P3:5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンの調製:

表Aからの化合物A2(5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン)を、試薬としてエチルヨウ素を用いて同じ方法(実施例P2、工程C)によって調製した。1H NMR(400MHz、CDCl3):9.22(s,1H)、8.74(s,1H)、7.27(s,1H)、4.25(q,2H)、4.12(s,3H)、1.35−1.42(m,6H)ppm。

実施例P4:5−アリル−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA3の調製:

表Aからの化合物A3(5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン)を、試薬として臭化アリルを用いて同じ方法(実施例P2、工程C)によって調製した。1H NMR(400MHz、CDCl3):9.22(s,1H)、8.74(s,1H)、7.22(s,1H)、5.96(m,1H)、5.74(m,2H)、4.82(m,2H)、4.12(s,3H)、3.87(q,2H)、1.40(t,3H)ppm。

実施例P5:5−ベンジル−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA4の調製:

表Aからの化合物A4(5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン)を、試薬として臭化ベンジルを用いて同じ方法(実施例P2、工程C)によって調製した。1H NMR(400MHz、CDCl3):9.22(s,1H)、8.74(s,1H)、7.35−7.24(m,4H)、7.14(m,2H)、5.46(s,2H)、4.10(s,3H)、3.88(q,2H)、1.40(t,3H)ppm。

実施例P6:化合物A5〜A15の調製: 化合物A5〜A15を、以下の一般的なプロトコルによって調製した:N,N−ジメチルホルムアミドDMF中の2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オール(工程B、0.04mmol)の溶液に、炭酸セシウムCs2CO3(3当量)を加えた。溶液を周囲温度で10分間撹拌した後、2.5当量のヨウ化メチルを加えた。混合物を周囲温度で18時間撹拌した。所望の化合物をHPLCによって単離し、LC−MSによって同定した。O−アルキル化化合物が、この実験において副生成物として同定される。

同定に使用される分析方法: Waters製のSQ Detector 2 イオン化方法:エレクトロスプレー 極性:正イオン キャピラリー(kV)3.5、コーン(V)30.00、抽出装置(V)3.00、イオン源温度(℃)150、脱溶媒和温度(℃)400、コーンガス流(L/時)60、脱溶媒和ガス流(L/時)700 質量範囲:140〜800Da DAD波長範囲(nm):210〜400 以下のHPLC勾配条件を有するWaters製のACQUITY UPLCによる方法 (溶媒A:水/メタノール9:1、0.1%のギ酸および溶媒B:アセトニトリル、0.1%のギ酸)

カラムのタイプ:Waters製のACQUITY UPLC HSS T3;カラム長さ:30mm;カラムの内径:2.1mm;粒度:1.8μm;温度:60℃。

実施例P7:2−(5−ブロモ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(A20)の調製:

工程A:メチル5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレートの調製:

0℃で撹拌された、テトラヒドロフラン中のメチル5−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−カルボキシレート(0.100g、0.399mmol)(市販の製品)の溶液に、エチルスルファニルナトリウム(0.034g、1当量)を加えた。その温度で1時間後、氷浴を除去し、撹拌を20時間続けた。次に、反応混合物を水(15ml)に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出した。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、溶媒を除去した。残渣をシリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーにかけ、選択された画分を蒸発させたところ、メチル5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレートが無色の固体として得られた。LCMS(方法1):276、278(M+H);保持時間:0.92分間。1H NMR(400MHz、CDCl3)δ ppm:8.46(s,1H);7.79(s,1H);4.00(s,3H);2.94(q,J=7.4Hz、2H);1.42(t,J=7.4Hz、3H)。

工程B:5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸の調製:

20℃で撹拌されたメチルアルコール(75ml)と水(20ml)との混合物中のメチル5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボキシレート(3.900g、14.12mmol)(本明細書において上述される調製)の溶液を、2Nの水酸化ナトリウム水溶液(7.04ml、1.05当量)で処理した。混合物を2時間撹拌し、次に、アルコールの大部分を減圧下で除去した。次に、残渣を2NのHCl水溶液で処理し、得られた沈殿物をろ去し、水で洗浄し、減圧下で乾燥させた。表題化合物が無色の固体として得られた。LCMS(方法1):260、262(M−H);保持時間:0.77分間。1H NMR(400MHz、d6−DMSO)δ ppm:13.4(br s,1H);8.50(s,1H);8.07(s,1H);3.04(q,J=7.53Hz、2H);1.27(t,J=7.53Hz、3H)。

工程C:5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−3−(メチルアミノ)−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピリジン−2−カルボキサミドおよびN−[4−アミノ−1−メチル−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミドの調製:

ジクロロメタン(25ml)中の5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸(2.61g、9.95mmol)の懸濁液に、1滴のN,N−ジメチルホルムアミド、続いて、塩化オキサリル(2.93g、2.01mL、22.6mmol)を加えた。ガス発生の終了後、反応混合物は、薄い赤色の溶液であった。これを、60℃の浴温度で、減圧下で蒸発させた。残渣は、5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボニルクロリドの濃い赤色の結晶を形成し、残渣を、混合物AcOEt(20mL)、DCM(15mL)に再溶解させた。

酢酸エチル(100ml)中の4−アミノ−1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(実施例I2において調製される、2.00g、9.04mmol)の溶液に、N,N−ジエチルエタンアミン(2.31g、3.18mL、22.6mmol)を加え、次に、得られた溶液を氷浴で冷却してから、前の酸塩化物溶液をゆっくりと加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。溶液を、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液の添加によって中和し、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。有機溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で蒸発させたところ、粗生成物が得られた。5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−3−(メチルアミノ)−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピリジン−2−カルボキサミドと、N−[4−アミノ−1−メチル−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミドとの混合物70:30が得られ、それをさらに精製せずに次の工程に使用した。LC−MS(方法A):RT 0.86、467.1(M+H+)、465.1(M−H+)。

記載される出発材料から出発して、同じプロトコルを用いて、以下の化合物を合成した。

工程D:2−(5−ブロモ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(A20):

30mlの酢酸AcOH中の、5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−3−(メチルアミノ)−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ピリジン−2−カルボキサミドと、N−[4−アミノ−1−メチル−2−オキソ−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−メチル−ピリジン−2−カルボキサミド(4.21g、9.05mmol、工程Cの生成物)との混合物を、マイクロ波下で、150℃で1時間加熱した。暗褐色の溶液を500mLの水に注いだ。沈殿物をろ過し、水で数回洗浄し、減圧下で乾燥させたところ、純粋化合物A20(3.85g、8.61mmol)が得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm:8.52(s,1H);7.82(s,1H);7.32(s,1H);4.20(s,3H);3.72(s,3H);2.94(q,2H);1.34(t,3H)。

記載される出発材料から出発して、同様のプロトコルを用いて、以下の化合物を合成した。

同様の一連のプロトコル(工程CおよびD)を用いて、出発材料として実施例I4を用いてA30、出発材料として実施例I2および実施例I5を用いてA37ならびに出発材料として実施例I4および実施例I5を用いてA38を合成した。 A30:1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 1.32−1.42(m,6H)、2.98(q,2H)、4.20−4.30(m,5H)、7.38(s,1H)、7.86(ds,1H)、8.56(s,1H)。 A37:1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 0.82(m,2H)、1.10(m,2H)、1.23(t,3H)、1.97(m,1H)、2.84(q,2H)、3.74(s,3H)、3.95(s,3H)、6.99(dd,1H)、7.19(d,1H)、7.27(m,1H)、7.29(s,1H)。 A38:1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 0.78(m,2H)、1.08(m,2H)、1.23(t,3H)、1.40(t,3H)、1.98(m,1H)、2.85(q,2H)、3.96(s,3H)、4.26(q,2H)、6.99(dd,1H)、7.20(d,1H)、7.25(s,1H)、7.29(s,1H)。

A29:LC−MS(方法A):RT 1.11、437(M+H+)。

実施例P8:2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(A21)の調製:

ジクロロメタン(45ml)中の2−(5−ブロモ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA20(1g、2.24mmol)の溶液を、氷浴中で撹拌し、メタ−クロロ過安息香酸(1.3g、5.365742mmol、70%の純度)を、反応混合物の温度が10℃未満に保たれるように少しずつ加えた。次に、浴を除去し、混合物を20℃でさらに2時間撹拌した。反応の完了後、混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とともに撹拌した。相を分離し、水相をジクロロメタンで抽出した。有機層を組み合わせて、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、蒸発させた。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物が無色の固体として得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 9.02(s,1H);8.64(s,1H);7.21(s,1H);4.07(s,3H);3.79(q,2H);3.73(s,3H);1.36(t,3H)。

同じ一連のプロトコルを用いて、出発材料としてA30を用いてA31を合成した。 A31:1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 1.36−1.42(m,6H)、3.82(q,2H)、4.09(s,3H)、4.25(q,2H)、7.22(s,1H)、8.66(d,1H)、9.03(d,1H)。

実施例P9:2−[3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA26

N,N−ジメチルホルムアミド(0.5589mL)中の2−(5−ブロモ−3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA20(上述される調製、250mg、0.56mmol)の溶液に、3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール(83.7mg、0.61mmol)、N,N’−ジメチルエチレンジアミン(4.97752mg、0.0559mmol)、炭酸カリウム(15.5mg、0.11mmol)およびヨウ化銅(I)(5.31mg、0.028mmol)を加えた。反応混合物を12時間にわたって還流状態で撹拌し、次に、同量のN,N’−ジメチルエチレンジアミン、炭酸カリウムおよびヨウ化銅(I)を加えた。反応混合物を一晩還流状態で撹拌した。反応混合物をろ過し、次に、溶媒を減圧下で蒸発させた。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物が無色の固体として得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 8.78(s,1H);8.16(s,1H);8.11(s,1H);7.35(s,1H);6.84(s,1H);4.24(s,3H);3.05(q,2H);1.39(t,3H)。

同じプロトコルを用いて、出発材料としてA30を用いてA32を合成した。 A32:LC−MS(方法A):RT 1.19、517(M+H+)。

実施例P10:2−[3−エチルスルファニル−5−[4−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A24):

化合物A24:表Aからの2−[3−エチルスルファニル−5−[4−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンを、試薬として3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾールを用いて同じ方法(実施例P9)によって調製した。1H NMR(400MHz、CDCl3):8.78(s,1H)、8.33(s,1H)、8.14(s,1H)、8.01(s,1H)、7.34(s,2H)、4.25(s,3H)、3.74(s,3H)、3.05(q,2H)、1.40(t,3H)ppm。

実施例P11:2−[3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A27):

ジクロロメタン(4ml)中の2−[3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA26(上述される調製)の溶液に、mCPBA(水中70重量%)(117.8mg、0.48mmol)を一度に加え、混合物を周囲温度で2時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンおよび水で希釈し、次に、分離後、有機相を、NaOH 1Mの溶液で洗浄した。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、フラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘプタン中の酢酸エチル)によってシリカ上で精製した。生成物を含有する画分を組み合わせて、濃縮したところ、表題化合物(25mg)が固体として得られた。1H−NMR(CDCl3、ppm)9.44(s,1H)、8.80(s,1H)、8.20(sb,1H)、7.23(s,1H)、6.90(s,1H)、4.11(s,3H)、3.87(q,2H)、3.74(s,3H)、1.40(t,3H)。

記載される出発材料から出発して、同じプロトコルを用いて、以下の化合物を合成した。

実施例P12:2−[3−エチルスルファニル−5−[3−(トリフルオロメチル)ピラゾール−1−イル]−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(A23):

DME(3.338mL)中の2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA21(上述される調製、0.16g、0.3338mmol)の溶液に、バイアル中で炭酸ナトリウム(0.8346mL、0.8346mmol)、シクロプロピルボロン酸(0.034g、0.40mmol)、およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.01968g、0.01669mmol)を加えた。反応混合物を100℃で撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。組み合わされた有機相を、水、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物(50mg)が得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 8.73(s,1H);8.03(s,1H);7.21(s,1H)、4.03(s,3H)、3.70(m,5H);2.11(m,1H)、1.30(m,5H)。

実施例P13:2−[5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3−エチルスルホニル−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A28):

イソプロパノール(6.2mL)中の2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA21(上述される調製、0.3g、0.6259mmol)の溶液に、バイアル中で炭酸水素ナトリウム(3.378g、1.565mmol)、(3,5−ジフルオロフェニル)ボロン酸(0.12g、0.75mmol)およびテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.03690g、0.03130mmol)を加えた。反応混合物を100℃で撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。組み合わされた有機相を、水、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物(98mg)が得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 9.14(s,1H);8.62(s,1H);7.23−7.28(m,3H)、7.00(m,1H)、4.13(s,3H);3.82(q,2H)、3.74(s,3H)、1.39(t,3H)。

実施例P13B:2−[3−エチルスルホニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A22):

アセトニトリル(4.6mL)中の2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA21(上述される調製、0.08g)の溶液に、バイアル中で炭酸二ナトリウム(0.0536g、3.000)、4−トリフルオロメチルフェニルボロン酸(0.065g)を加えた。バイアルを、アルゴンおよびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(ii)クロリド(0.01183g)でフラッシュした。反応混合物を、マイクロ波中、120℃で45分間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。組み合わされた有機相を塩水で(2回)洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させ、最終的な精製をHPLCによって実現したところ、表題化合物(40mg)が得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 9.20(s,1H);8.70(s,1H)、7.84(s,3H)、7.22(s,1H)、4.12(s,3H)、3.82(q,2H)、3.74(s,3H)、1.39(t,3H)。

実施例P13C:5−エチル−2−[3−エチルスルホニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−ピリジル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A35):

水(3mL)とトルエン(3mL)との混合物中の2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−5−エチル−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オンA31(A30を用いて実施例P8によってA21について上述されるのと同じ方法で調製、0.3g)の溶液に、バイアル中でリン酸三カリウム(0.798g、0.311mL、3.65mmol)、4−トリフルオロメチルフェニルボロン酸(0.424g、2.19mmol)を加えた。バイアルを、アルゴンでフラッシュし、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.0704g、0.0608mmol)を加えた。反応混合物を4時間にわたって還流状態で撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。組み合わされた有機相を塩水で(2回)洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけたところ、表題化合物(0.26g)が得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 1.40−1.46(m,6H)、3.88(q,2H)、4.17(s,3H)、4.29(q,2H)、7.26(s,1H)、7.88(s,4H)、8.72(s,1H)、9.23(s,1H)。

同じプロトコルを用いて、A31から出発してA36;A31およびシクロプロピルボロン酸から出発してA34;A31および(2−フルオロ−4−ピリジル)ボロン酸から出発してA49;A21および(2−フルオロ−4−ピリジル)ボロン酸から出発してA48を合成した。 A36:1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 1.37−1.44(m,6H)、3.86(q,2H)、4.14(s,3H)、4.27(q,2H)、7.24(s,1H)、7.74(m,1H)、7.79−7.84(m,1H)、7.92(d,1H)、7.96(s,1H)、8.69(d,1H)、9.20(d,1H) A34:1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 1.10(m,2H)、1.40−1.58(m,8 H)、2.25(m,1H)、3.88(q,2H)、4.20(s,3H)、4.40(q,2H)、7.35(s,1H)、8.20(d,1H)、8.88(d,1H)。 A48:1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 1.39(t,3H)、3.74(s,3H)、3.85(q,2H)、4.13(s,3H)、7.22(s,1H)、7.27−7.30(m,1H,)7.54(m,1H)、8.46(d,1H)、8.71(d,1H)、9.21(d,1H) A49:1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 1.37−1.43(m,6H)、3.87(q,2H)、4.14(s,3H)、4.26(q,2H)、7.22(s,1H)、7.29(s,1H)、7.54(m,1H)、8.46(d,1H)、8.71(d,1H)、9.21(d,1H)。

実施例P14:2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オン(B1)および2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オン(化合物B7):

工程A:5−トリフルオロメチル−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−2−(メチルアミノ)−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]ピリジン−2−カルボキサミド:

ジクロロメタン(20ml)中の3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸(1.12g、4.48mmol)の懸濁液に、1滴のN,N−ジメチルホルムアミド、続いて、塩化オキサリル(1.32g、0.906mL、10.2mmol)を加えた。ガス発生の終了後、反応混合物は、薄い赤色の溶液であった。これを、60℃の浴温度で、減圧下で蒸発させた。残渣は、5−ブロモ−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボニルクロリドの濃い赤色の結晶を形成し、残渣を、混合物AcOEt(5mL)、DCM(5mL)に再溶解させた。

酢酸エチル(30ml)中の5−アミノ−1−メチル−6−(メチルアミノ)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(実施例I3において調製される、0.9g、4.07mmol)の溶液に、N,N−ジエチルエタンアミン(1.04g、1.43mL、10.2mmol)を加え、次に、得られた溶液を氷浴で冷却してから、前の塩化アシル溶液をゆっくりと加えた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌した。溶液を、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液の添加によって中和し、生成物を酢酸エチルで2回抽出した。有機溶液を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で蒸発させたところ、粗生成物が得られた。酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながらの、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーの後、5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−2−(メチルアミノ)−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]ピリジン−2−カルボキサミド(1.17g)が得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 9.29(s,1H)、8.54(s,1H)、7.90(s,1H)、7.60(s,1H)、4.60(bs,1H)、3.58(s,3H)、3.02(d,3H)、2.98(q,2H)、1.44(t,3H)。

5−アミノ−1−メチル−6−(メチルアミノ)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(実施例I3において調製される)と、3−エチルスルファニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボン酸(実施例I3を参照)との間で同様のプロトコルを使用すると、3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−2−(メチルアミノ)−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキサミドが得られた。LC−MS(方法A)RT 1.08 531(MH+)、529(M−H+)。

工程B:2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オン(B1)および2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オン(B7): 20mLのマイクロ波バイアルに、5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−2−(メチルアミノ)−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]ピリジン−2−カルボキサミド(0.250g、0.550mmol)、1,2−ジクロロエタン(18.84g、15mL、190mmol)およびp−トルエンスルホン酸一水和物(0.0488g、0.275mmol)を充填した。次に、混合物を、マイクロ波下で、170℃で60分間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。組み合わされた有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させ、最終的な精製をHPLCによって実現したところ、表題化合物B1(47mg)が得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 8.68(s,1H);8.28(s,1H)、7.88(s,1H)、4.10(s,3H)、3.98(s,3H)、3.0(q,2H)、1.40(t,3H)and B7(40mg)1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 8.68(s,1H);7.88(s,1H)、7.82(d,1H)、6.50(d,1H)、4.08(s,3H)、3.96(s,3H)、3.0(q,2H)、1.438(t,3H)。

同じプロトコルを用いて、3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−2−(メチルアミノ)−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキサミドから、2−[3−エチルスルファニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オンB5および2−[3−エチルスルファニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オンB9を合成した。 B5:LC−MS(方法A)RT 1.09(513、MH+) B9:LC−MS(方法A)RT 0.96(445、MH+)

工程B2: あるいは、2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オンB7が、マイクロ波下で、150℃で60分間にわたる、酢酸中の5−ブロモ−3−エチルスルファニル−N−[1−メチル−2−(メチルアミノ)−6−オキソ−5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]ピリジン−2−カルボキサミドの反応によって定量的に得られた(実施例P7と同様のプロトコル、工程D)。

実施例P15:2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オン(化合物B2):

ジクロロメタン(5ml)中の2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オンB1(上述される調製、0.047g、0.1077mmol)の溶液に、mCPBA(水中70重量%)(0.05080g、0.2208mmol)を一度に加え、混合物を周囲温度で2時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンおよび水で希釈し、次に、分離後、有機相を、炭酸カリウムの溶液、水および塩水で洗浄した。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮したところ、表題化合物(34mg)が固体として得られた。1H−NMR(CDCl3、ppm)9.20(s,1H)、8.72(s,1H)、8.15(s,1H)、3.98(s,3H)、3.95(s,3H)、3.86(q,2H)、1.38(t,3H)。

同じプロトコルを用いて、B7から出発してB6を合成した。 B6:1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 9.18(s,1H);8.72(s,1H)、7.70(d,1H)、6.52(d,1H)、4.3.9−4.00(m,8H)、1.38(t,3H)。

同じプロトコルを用いて、B9から出発してB8を合成した。 2−[3−エチルスルホニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オンB8: LC−MS(方法A)RT 0.91(477、MH+)

同じプロトコルを用いて、B5から出発してB4を合成した。 B4:LC−MS(方法A)RT 1.03(545、MH+)

実施例P16:(A50〜A69)の調製: 化合物A50〜A69を、以下の一般的なプロトコルによって調製した:ボロン酸(2当量、0.06mmol)を含むマイクロ波バイアルに、N,N−ジメチルホルムアミドDMF中の2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(実施例P8:A21、0.03mmol、1当量)の溶液、炭酸ナトリウムNa2CO3の溶液(300μLの441mg/18.0mLH2O)およびXphos Pd(5.2mlのDME中の59mgのXPhos Pdの200μLの溶液)を加えた。バイアルをArでパージし、マイクロ波照射に10分間かけた。1mlの水を加え、酢酸エチルで3回抽出した。組み合わされた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。所望の化合物をHPLCによって単離し、DMAおよびMeOHの溶液(バイアルによって、250μLのDMAおよび500μLのメタノール)の溶解後、LC−MSによって同定した。

同定に使用される分析方法: Waters SQD2質量分析計(シングル四重極質量分析計) イオン化方法:エレクトロスプレー 極性:正イオン キャピラリー(kV)3.50、コーン(V)30.00、抽出装置(V)3.00、イオン源温度(℃)150、脱溶媒和温度(℃)400コーンガス流(L/時)60、脱溶媒和ガス流(L/時)700 質量範囲:140〜800Da DAD波長範囲(nm):210〜400

以下のHPLC勾配条件を有するWaters製のACQUITY UPLCによる方法 (溶媒A:水/メタノール9:1、0.1%のギ酸および溶媒B:アセトニトリル、0.1%のギ酸)

カラムのタイプ:Waters製のACQUITY UPLC HSS T3;カラム長さ:30mm;カラムの内径:2.1mm;粒度:1.8μm;温度:60℃。

実施例P17:2−[3−エチルスルホニル−5−(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(A46)の調製:

アルゴン下で、5mLのマイクロ波バイアルに、A21(0.2g、0.4173mmol)、NMP(3mL)および(1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル)(1,10−フェナントロリン−κN1,κN10)−銅(市販されている、0.191g、0.50mmol)を充填した。混合物を、マイクロ波下で、90℃で2時間撹拌した。反応混合物を水および酢酸エチルで希釈し、次に、相の分離後、水相を酢酸エチルで2回抽出した。組み合わされた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物(150mg)が得られた。LC−MS(方法A):RT 1.14、519(M+H+)。

同じプロトコルを用いて、A47をA31から調製した。 A47:LC−MS(方法A):RT 1.19、533(M+H+)。

実施例P18:2−[3−エチルスルホニル−5−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(A42)の調製:

工程A:2−[3−エチルスルホニル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン:

ジオキサン(15mL)中の、A21(上述される調製)(2.00g、4.17mmol)と、酢酸カリウム(2.13g、20.9mmol)と、4,4,5,5−テトラメチル−2−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3,2−ジオキサボロラン(3.24g、12.5mmol)との混合物を、アルゴンで穏やかにフラッシュし、次に、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン)ジクロロパラジウム−ジクロロメタン(1:1)錯体(0.0688g、0.0835mmol)を加え、淡黄色の混合物を、マイクロ波下で、100℃で30分間加熱した。出発臭化物の消費の後、暗色の反応混合物を水(30ml)で希釈し、酢酸エチル(3×30mL)で2回抽出した。組み合わされた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物(1.8g)がわずかに黄色の固体として得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 1.35(t,3H)、1.41(s,12H)、3.73(m,5H)、4.05(s,3H)、7.22(s,1H)、8.83(s,1H)、9.25(s,1H)。

工程B:2−[3−エチルスルホニル−5−[4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A42):

アルゴンでフラッシュされた5mLのマイクロ波バイアルに、2−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン(0.2656g、1.140mmol)、2−[3−エチルスルホニル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−ピリジル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(工程A、0.3g、0.57mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.066g、0.057mmol)、リン酸三カリウム(0.7484g、3.420mmol)、トルエン(2mL)および水(2mL)を充填した。次に、混合物を、マイクロ波下で、110℃で15分間加熱した。反応混合物を水および酢酸エチルで希釈し、次に、相の分離後、水相を酢酸エチルで2回抽出した。組み合わされた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物が白色の固体(90mg)として得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 1.41(t,3H)、3.75(s,3H)、3.85(q,2H)、4.13(s,3H)、7.25(s,1H)、7.67(d,1H)、8.12(s,1H)、9.02(d,1H)、9.12(s,1H)、9.65(s,1H)。

同じ出発材料および対応するピリジン誘導体を用いて、同じプロトコルを用いて、以下の化合物を合成した: A43:LC−MS(方法A):RT 1.11、546(M+H+)。 A44:LC−MS(方法A):RT 1.05、514(M+H+)。 A45:LC−MS(方法A):RT 1.02、496(M+H+)。

実施例P19:4−[6−[3,5−ジメチル−4−オキソ−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−2−イル]−5−エチルスルホニル−3−ピリジル]ベンゾニトリル(化合物A41)の調製:

溶液A:硫酸50mMの溶液を、硫酸(0.0268mL、0.490mmol)およびDMA(10mL、アルゴンで30分間脱気した)を用いて調製した。この溶液をアルゴンで10分間脱気した。リガンド−金属錯体の調製:5mLの密封されたバイアルに、二酢酸パラジウム(0.0224g、0.1mmol)、XPHOS(0.098g、0.20mmol)を充填した。バイアルを空にし、アルゴンを3回補充した。2mLの溶液Aを加え、混合物を80℃で1時間加熱した。溶液は暗褐色の溶液になった。5mLの密封されたバイアルに、A19(0.255g、0.499mmol)、亜鉛(0.00131g、0.020mmol)、シアン化亜鉛(0.036g、0.3mmol)を充填した。それをアルゴンで3回パージした。DMA(2mL、アルゴンで30分間脱気した)を加えた後、前に調製された100μLのリガンド−金属錯体溶液を加えた。得られた混合物を120℃で1時間撹拌し(20%の転化率)、さらに100μLのリガンド−金属錯体溶液を加え、それをさらに1時間撹拌し、最後に、さらに500μLのリガンド−金属錯体溶液を加えた。1時間後、反応物を冷ました。反応混合物を水および酢酸エチルで希釈し、次に、相の分離後、水相を酢酸エチルで2回抽出した。組み合わされた有機相を水および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物(0.062g)が白色の固体として得られた。 A41:LC−MS(方法A):RT 1.01、502(M+H+)。

実施例P20:2−(4−ブロモ−2−エチルスルホニル−フェニル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(A74)、2−(2−エチルスルホニル−4−ピリミジン−2−イル−フェニル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(A71)、2−[4−(4−クロロフェニル)−2−エチルスルホニル−フェニル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(A72)および2−[2−エチルスルホニル−4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]フェニル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A70)の調製: 工程A:4−ブロモ−2−エチルスルホニル−N−[5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ベンズアミド:

DMF(2.0mL)中の4−ブロモ−2−エチルスルホニル−安息香酸(実施例I6、300mg、1.0mmol)、N3−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3,4−ジアミン(190mg、1.0mmol、国際公開第2015/000715号に記載されるように調製される)および1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HATU、580mg、1.5mmol)の撹拌溶液に、ジ−イソプロピルエチルアミン(0.4ml、2.0mmol)を加えた。系を室温で一晩撹拌し、次に、EtOAcおよび水で希釈した。有機層を分離し、塩水および水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。ろ過および減圧下での濃縮の後、残渣を、PE:EtOAc=2:1で溶離しながら、シリカゲルにおけるクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた。1H NMR(400MHz、d6−DMSO):δ(ppm)10.26(d,1H)、8.05−8.14(m,3H)、7.89−7.92(m,2H)、5.88(q,1H)、3.54(q,2H)、2.88(d,3H)、1.21(t,3H).ESI−MS(方法B):468(M+H)+

工程B:2−(4−ブロモ−2−エチルスルホニル−フェニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン:

酢酸(2mL)中の4−ブロモ−2−エチルスルホニル−N−[5−(メチルアミノ)−2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジル]ベンズアミド(100mg、0.22mmol)の溶液を、120℃で一晩撹拌した。混合物を蒸発乾固させ、残渣を、シリカゲルにおけるクロマトグラフィー(石油:EtOAc=3:1で溶離しながら)によって精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた(融点:180〜181℃)。 1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)8.93(s,1H)、8.35(s,1H)、8.07(s,1H)、7.97(d,1H)、7.42(d,1H)、3.73(s,3H)、3.36(q,2H)、1.26(t,3H).ESI−MS(方法B):450(M+H)+、472(M+Na)+.LC/MS(標準方法):Rt=0.95min.M+H[448]+

工程C:2−(4−ブロモ−2−エチルスルホニル−フェニル)−3−メチル−5−オキシド−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イウム:

ジクロロメタン(1mL)中の2−(4−ブロモ−2−エチルスルホニル−フェニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(46mg、0.1mmol)の溶液に、過酸化水素尿素(37mg、0.37mmol)を加え、混合物を0℃に冷却した。この溶液に、無水トリフルオロ酢酸(0.05ml、0.76mmol)を加え、次に、得られた混合物を室温で一晩撹拌した。次に、混合物をジクロロメタンおよび水で希釈した。水相をジクロロメタンで(2回)逆抽出し、組み合わされた有機相を塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、石油エーテル:EtOAc=1:3で溶離しながら、シリカゲルにおけるフラッシュクロマトグラフィーによってさらに精製したところ、表題化合物が固体として得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)9.24(s,1H)、8.35(s,1H)、8.21(m,2H)、7.80(d,1H)、3.55(s,3H)、3.53(q,2H)、1.09(t,3H).19FNMR(400MHz、CDCl3):δ−63.83(s,3F)。

工程D:2−(4−ブロモ−2−エチルスルホニル−フェニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)−5H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン:

DMF(2mL)中の2−(4−ブロモ−2−エチルスルホニル−フェニル)−3−メチル−5−オキシド−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イウム(100mg、0.22mmol)の溶液に、無水トリフルオロ酢酸(0.1ml、1.5mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌し、次に、ジクロロメタンおよび水で希釈した。水相をジクロロメタンで(2回)逆抽出し、組み合わされた有機相を塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、PE:EtOAc=1:1で溶離しながら、シリカゲルにおけるクロマトグラフィーによって精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた。 1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)12.53(br,1H)、8.17(m,2H)、7.75(d,1H)、7.18(m,1H)、3.73(s,3H)、3.50(q,2H)、1.08(t,3H).19FNMR(400MHz、CDCl3):δ−62.19(s,3F)。

実施例P20:2−(4−ブロモ−2−エチルスルホニル−フェニル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A74):

水素化ナトリウム(100mg、0.21mmol)を、0℃でDMF(2mL)中の2−(4−ブロモ−2−エチルスルホニル−フェニル)−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)−5H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(100mg、0.21mmol)の溶液に加え、10分間撹拌し、次に、ヨードメタン(18mg、0.42mmol)で処理した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。この後、反応混合物をEtOAcおよびH2Oで希釈し、有機層を塩水および水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮し、残渣を、シリカゲルにおけるクロマトグラフィー(PE:EtOAc=3:1で溶離しながら)によって精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた。 1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)8.32(s,1H)、7.93(d,1H)、7.36(d,1H)、7.19(s,1H)、3.88(s,3H)、3.70(s,3H)、3.40(q,2H)、1.25(t,3H).19FNMR(400MHz、CDCl3):δ−58.80(s,3F).ESI−MS(方法B):478(M+H)+

実施例P20a:2−(2−エチルスルホニル−4−ピリミジン−2−イル−フェニル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A71):

2−(4−ブロモ−2−エチルスルホニル−フェニル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(24mg、0.05mmol)と、Pd(PPh3)4(5mg、0.005mmol)と、トリブチル(1,2−ジヒドロピリミジン−2−イル)スタンナン(20mg、1.0mmol)と、トルエン(2mL)との混合物を、N2雰囲気下で、一晩還流させた。次に、反応混合物を水でクエンチし、EtOAcで抽出し、組み合わされた有機層を塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。ろ過および減圧下での濃縮の後、粗生成物を、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=1:1で溶離しながら)によって精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた(融点>250℃)。 1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)9.28(s,1H)、8.88−8.95(m,3H)、7.63−7.64(m,1H)、7.44−7.45(m,1H)、7.31−7.32(m,1H)3.93(s,3H)、3.72(s,3H)、3.44(q,2H)、1.29(t,3H).19FNMR(400MHz、CDCl3):δ−63.02(s,3F).ESI−MS(方法B):478(M+H)+.LC/MS(標準方法A):Rt=0.96min.M+H[478]+

実施例20b:2−[4−(4−クロロフェニル)−2−エチルスルホニル−フェニル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A72):

ジオキサン(2mL)中の、2−(4−ブロモ−2−エチルスルホニル−フェニル)−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(24mg、0.05mmol)と、(4−クロロフェニル)ボロン酸(8.0mg、0.05mmol)と、Pd(PPh3)4(5mg、0.005mmol)と、K2CO3(20mg、1.0mmol)との混合物を、N2雰囲気下で一晩還流させた。水系後処理(aqueous work−up)の後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮し、粗生成物が得られ、それを、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=2:1で溶離しながら)によって精製したところ、表題化合物が白色の固体として得られた(融点>250℃)。 1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)8.35(s,1H)、7.97(d,1H)、7.61(d,2H)、7.57(d,1H)、7.49(d,2H)、7.19(s,1H)、3.93(s,3H)、3.72(s,3H)、3.40(q,2H)、1.28(t,3H).19FNMR(400MHz、CDCl3):δ−58.76(s,3F).ESI−MS(方法B):510(M+H)+、532(M+Na)+.LC/MS(標準方法A):Rt=1.14min.M+H[510/512]+

実施例20c:2−[2−エチルスルホニル−4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]フェニル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A70):

上記の実施例に類似の方法で反応を行い、表題化合物が白色の固体として得られた(融点160〜162℃)。 1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)8.40(d,1H)、8.02(d,1H)、7.78(s,4H)、7.60(d,1H)、7.22(s,1H)、3.94(s,3H)、3.72(s,3H)、3.45(q,2H)、1.26(t,3H).19FNMR(400MHz、CDCl3):δ−62.75(s,3F).ESI−MS:544(M+H)+.LC/MS(標準方法A):Rt=1.12min.M+H[544]+

実施例P21:2−[2−エチルスルホニル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,5−ジメチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4−オン(化合物A73):

実施例P20と類似の方法で、2−[2−エチルスルホニル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−メチル−6−(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5−c]ピリジン(国際公開第2015/000715号に記載されるように調製された)から調製される。表題生成物が白色の固体として得られた(融点134〜136℃)。1H NMR(400MHz、d6−DMSO):δ(ppm)8.38(d,1H)、8.30(s,1H)、8.10(d,1H)、7.40(s,1H)、3.78(s,3H)、3.60(s,3H)、3.56(q,2H)、1.09(t,3H).19FNMR(400MHz、CDCl3):δ−59.94(s,3F)、−59.91(s,3F).ESI−MS(方法B):468(M+H)+、490(M+Na)+.LC/MS(標準方法A):Rt=1.01min.M+H[468]+

実施例P22:6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オン(B3)の調製:

DMF(3mL)中の2−[3−エチルスルホニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−ピリジル]−3,4−ジメチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−5−オン(B8、0.0610g、0.128mmol)の溶液に、N−ブロモスクシンイミド(0.023g、0.128mmolを加えた。混合物を周囲温度で45分間撹拌し、次に、酢酸エチルおよび水で希釈した。水相を酢酸エチル(×2)で逆抽出し、組み合わされた有機相を、水(×2、30mL)、塩水(30mL)で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、シクロヘキサン:EtOAcで溶離しながら、シリカゲルにおけるクロマトグラフィーによって2回精製したところ、表題化合物が白色の固体(0.011g、15.5%の収率)として得られた。 1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)9.20(s,1H)、8.70(s,1H)、8.20(s,1H)、8.88(s,4H)、4.06(s,3H)、3.98(s,3H)、3.84(q,2H)、1.42(t,3H)。

中間体の合成: 実施例I1:5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸: 工程A:メチル3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)ピリジン−2−カルボキシレート:

DME(500mL)および水(50mL)の溶液中の2−ピリジンカルボン酸、5−ブロモ−3−クロロ−、メチルエステル(市販されている、17.33g)の溶液に、炭酸ナトリウム(14.7g)および4−クロロフェニル)ボロン酸(11.36g)を加え、アルゴンでフラッシュした。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(4.0g)を加え、混合物を90℃の浴温度で7時間撹拌した。反応は完了しておらず、0.5gのテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムを2回加えた。混合物を90℃の浴温度でさらに2時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。組み合わされた有機相を、水、塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/ヘプタンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物(10.5g)が得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 8.77(s,1H);7.78(s,1H);7.52(m,4H)、4.03(s,3H)。

工程B:5−(4−クロロフェニル)−3−エチルスルファニル−ピリジン−2−カルボン酸:

DMF(250mL)中のメチル3−クロロピリジン−2−カルボキシレート(上述される調製、10g)の溶液に、ナトリウムエタンチオール(16.3g)を加えた。反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。反応混合物を、氷、次に水で希釈し、TBMEを加えた。有機相を除去し、水相を、酢酸を用いて酸性化し、TBMEおよびEtOAcで(5回)抽出した。組み合わされた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮したところ、表題化合物(17.67g)が得られた。この化合物をさらに精製せずに使用した。LC−MS(方法A):RT 1.41、294(M+H+)、292(M−H+)。メチル3−クロロ−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボキシレート(CAS 1261768−92−6、市販されている)から同じプロトコルを用いて、3−エチルスルファニル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピリジン−2−カルボン酸を合成した。LC−MS(方法A)RT 1.54 328(MH+)

実施例I2:4−アミノ−1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

工程A:1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

アルゴン下で、1,4−ジオキサン(62.5mL、726mmol)およびピリジン(1.49mL、18.2mmol)中の3−アミノ−1−メチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(1.00g、5.20mmol、市販されているか、または例えばSynthesis 2005,No.8,pp 1269−1278、Synthesis 2011,No.7,pp 1149−1156に記載されているように合成される)の溶液に、ジアセトキシ銅(2.39g、13.0mmol)を加えた。混合物を15分間撹拌してから、メチルボロン酸(0.803g、13.0mmol)を加えた。得られた緑色/青色の懸濁液を5時間にわたって還流させた。冷却した後、溶液をCeliteパッドに通してろ過した。暗緑色の溶液を減圧下で濃縮し、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物(0.71g)が得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 7.27(s,1H);6.72(d,1H);6.04(d,2H)、5.46(bs,1H)、3.68(s,3H)、2.88(d,3H)。

工程B:1−メチル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(4.00g、19.4mmol)硫酸(58.2mL)の溶液を、0℃で、氷浴で冷却した。次に、氷(20.0g)および硝酸(1.88g、1.35mL、19.4mmol)を加えた。0〜10℃で15分後、褐色の高粘度の溶液を氷水に注いだ。オレンジ色の沈殿物形態をろ去し、水ですすぎ、減圧下で乾燥させたところ、オレンジ色の固体が得られた。水相をAcOEtで3回抽出し、前に得られたオレンジ色の固体を組み合わされた有機相に加えた。組み合わされた有機相を、炭酸水素ナトリウムの飽和溶液、水および塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮したところ、表題化合物(4.0g)が得られた。この化合物をさらに精製せずに次の工程に使用した。LC−MS(方法A):RT 0.91、252(M+H+)、250(M−H+)。

工程C:4−アミノ−1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

プロパン−2−オール(98.1g、125mL、1620mmol)中の1−メチル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(3.0g、11.9mmol)の溶液に、塩化スズ(II)二水和物(8.24g、43.0mmol)、続いて、塩化水素(10mL、120mmol、37%)を加えた。得られた溶液を70℃で1時間撹拌し、次に、周囲温度に冷ました。反応混合物を水に注ぎ、水酸化ナトリウムの濃溶液(30%)を用いて、pHを10〜12に調整した。水相を酢酸エチルで3回抽出し、有機相を組み合わせて、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物(2.15g)が得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 6.30(s,1H);4.15(bs,2H)、3.8(bs,1H)、3.60(s,3H)、2.64(s,3H)。

実施例I3:5−アミノ−1−メチル−6−(メチルアミノ)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

工程A:1−メチル−5−ニトロ−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

250mlのN,N−ジメチルホルムアミド中の5−ニトロ−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピリジン−2−オン(市販されている、13.95g、63.68mmol)の撹拌懸濁液に、炭酸セシウム(62.7g、191.0mmol)を20〜25℃で加えた。周囲温度で15分間撹拌した後、ヨードメタン(13.6g、5.98mL、95.52mmol)を加えた。周囲温度で18時間後、混合物を200mlの水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出し、組み合わされた有機画分を、水および塩水で連続して洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗生成物(12.8g)は、次の工程に使用するのに十分に純粋であった。LCMS(方法A):保持時間:0.65分;223(M+H+)。

工程B:6−アミノ−1−メチル−5−ニトロ−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

DMF(5mL)中のカリウムtert−ブトキシド(0.523g、4.57mmol)および酢酸銅(II)一水和物(0.0125g、0.0675mmol、0.100)の溶液を、0℃で、DMF(5mL)中のメトキシルアミン塩酸塩(0.111g、1.30mmol)および1−メチル−5−ニトロ−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(0.150g、0.675mmol)の溶液にゆっくりと加えた。60分後、反応混合物を水に注ぎ、塩化水素の濃溶液(37%)を用いて、pHを6〜7に調整した。水相を酢酸エチルで3回抽出し、有機相を組み合わせて、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーにかけた。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物(0.08g)が得られた。LCMS(方法A):保持時間:0.72分;238(M+H+)、236(M−H+)。

工程C:1−メチル−6−(メチルアミノ)−5−ニトロ−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

水素化ナトリウム(0.233g、5.82mmol、油中60%)を、30mlのN,N−ジメチルホルムアミド中の6−アミノ−1−メチル−5−ニトロ−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(0.920g、3.88mmol)の撹拌溶液に加えた。周囲温度で60分間撹拌した後、ヨードメタン(0.609g、0.267mL、4.27mmol)を加えた。周囲温度で4時間後、ヨードメタン(0.609g、0.267mL、4.27mmol、1.10)を再度加え、それを周囲温度で一晩撹拌した。混合物を200mlの水に注ぎ、酢酸エチルで2回抽出し、組み合わされた有機画分を、水および塩水で連続して洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/シクロヘキサンで溶離しながら、シリカゲルにおけるカラムクロマトグラフィーによって精製した。選択された画分を蒸発させたところ、表題化合物(0.44g)および出発材料が得られた。LCMS(方法A):保持時間:0.74分;252(M+H+)、250(M−H+)。

工程D:5−アミノ−1−メチル−6−(メチルアミノ)−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

アルゴン下で、エタノール(6mL)中の1−メチル−6−(メチルアミノ)−5−ニトロ−3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(0.200g、0.796mmol)の溶液に、パラジウム炭素(0.02g、0.1878mmol)を加えた。水素雰囲気をかけ、溶液を1時間半にわたって撹拌した。黒色の懸濁液をHyfloパッドに通してろ過し、得られた黄色の溶液を減圧下で濃縮したところ、4−アミノ−1−メチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(0.176g)が得られた。この化合物をさらに精製せずに次の工程に使用した。1H NMR(400MHz、CDCl3) δ ppm 7.48(s,1H);5.45(bs,1H)、3.8(bs,1H)、3.60(s,3H)、2.95(d,3H)、2.75−2.60(bs,2H)。

実施例I4:4−アミノ−1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

工程A:1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

アセトニトリル(150mL)中の3−アミノ−1−エチル−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン(5.00g、24.3mmol、市販されているか、または文献、例えば、Synthesis 2005,No.8,pp 1269−1278およびSynthesis 2011,No.7,pp 1149−1156と類似の方法によって合成される)の溶液に、水溶液(14.5ml、194mmol)および酢酸(6.96ml、121mmol)中のホルムアルデヒド(37質量%)を加えた。得られた懸濁液を1時間撹拌し、次に、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(6.42g、97.0mmol)を、3時間にわたって5回に分けて加え、混合物を18時間撹拌した。溶液を水で希釈し、酢酸エチルで(3回)抽出した。組み合わされた有機層をNa2SO4上で乾燥させ、ろ過し、濃縮し、シクロヘキサン−酢酸エチル(100〜200シリカゲル)を用いたカラムクロマトグラフィーによって精製したところ、所望の化合物が白色の固体として得られた。1H NMR(400MHz、CDCl3) δ ppm 6.70(d,1H)、6.04(d,1H)、5.44(sb,1H)、4.15(q,2H)、2.85(s,3H)、1.32(t,3H)。

工程B:1−エチル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

1−エチル−3−(メチルアミノ)−4−ニトロ−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オンを、実施例I2、工程Cのように調製した。LC−MS(方法A):RT 0.98、266(M+H+)、264(M−H+)。

工程C:4−アミノ−1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オン:

4−アミノ−1−エチル−3−(メチルアミノ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−オンを、実施例I2、工程Dのように調製した。LC−MS(方法A):RT 0.47、236(M+H+)。

実施例I5:4−シクロプロピル−2−エチルスルファニル−安息香酸:

工程A:4−シクロプロピル−2−エチルスルファニル−安息香酸:

メチル4−シクロプロピル−2−フルオロ−ベンゾエート(市販されているか、または国際公開第2014089364号にあるように合成される)から出発して、実施例I1(工程B)に記載されているのと同様のプロトコルによって、表題化合物を合成した。LC−MS(方法A):RT 0.92、221(M−H+).1H NMR(400MHz、CDCl3)δppm 8.08(d,1H)、7.12(s,1H)、6.88(d,1H)、2.97(q,2H)、1.95(m,1H)、1.44(t,3H)、1.12(m,2H)、0.84(m,2H)。

実施例I6:4−ブロモ−2−エチルスルホニル−安息香酸:

工程A:4−ブロモ−2−エチルスルファニル−安息香酸:

NMP(200mL)中の4−ブロモ−2−フルオロ−安息香酸(25.0g、0.11mol)の溶液に、ナトリウムエタンチオール(28.8g、0.33mol)をゆっくりと加え、混合物を120℃で24時間撹拌した。次に、それを室温に冷まし、水でクエンチした。3NのHClを用いて水相をpH<3に調整し、EtOAcで(3回)抽出した。組み合わされた有機相を塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。これにより、表題化合物が淡黄色の固体として得られ、それをさらに精製せずに次の工程に使用した。1H NMR(400MHz、d6−DMSO):δ(ppm)12.13(brs,1H)、7.76(d,1H)、7.44(s,1H)、7.37(d,1H)2.94(q,2H)、1.25(t,3H).ESI−MS:261(M+H)+

工程B:メチル4−ブロモ−2−エチルスルファニル−ベンゾエート:

メタノール(150mL)中の4−ブロモ−2−エチルスルファニル−安息香酸(25.0g、0.09mol)の溶液に、塩化チオニル(14.0mL、0.18mol)を滴下して加え、反応混合物を一晩還流させた。減圧下での濃縮後、残渣をEtOAcに取り込み、水で希釈した。飽和炭酸水素ナトリウムを用いて、水相をpH>8に調整し、有機相を除去し、水相をEtOAcで(3回)逆抽出した。組み合わされた有機相を塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、純粋な表題化合物が得られるまで減圧下で濃縮した。 1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)7.81(d,1H)、7.38(s,1H)、7.25(d,1H)、3.88(s,3H)、2.93(q,2H)、1.39(t,3H)。

工程C:メチル4−ブロモ−2−エチルスルホニル−ベンゾエート:

ジクロロメタン(150mL)中のメチル−4−ブロモ−2−エチルスルファニル−ベンゾエート(9.6g、35.0mmol)の溶液に、3−クロロ過安息香酸(15.6g、70.0mmol)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。次に、それをジクロロメタンで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄した。有機相を飽和チオ硫酸ナトリウム溶液で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、蒸発乾固させた。残渣を、PE:EtOAc=3:1)で溶離しながら、シリカゲルにおけるクロマトグラフィーによって精製したところ、純粋な表題化合物が白色の固体として得られ、それをさらに精製せずに次の工程に使用した。1H NMR(400MHz、CDCl3):δ(ppm)8.06(m,2H)、7.70(d,1H)、3.50(s,3H)、2.93(q,2)、1.17(t,3H)。

工程D:4−ブロモ−2−エチルスルホニル−安息香酸:

THF(30ml)およびH2O(10ml)中のメチル4−ブロモ−2−エチルスルホニル−ベンゾエート(2.0g、6.5mmol)の溶液を、NaOH(520mg、13.0mmol)で処理し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。次に、反応混合物を、3MのHClを用いてpH4になるまで酸性化し、EtOAcで(3回)抽出した。組み合わされた有機相を塩水で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮したところ、表題化合物が得られた。 1H NMR(400MHz、d6−DMSO):δ(ppm)12.95(brs,1H)、8.01(s,1H)、7.99(d,1H)、7.68(d,1H)3.54(q,2H)、1.15(t,3H)。

表A:この表は、式I−1aの化合物を開示する。「Ph」はフェニル基を表し、「Et」はエチル基を表す。

表B:この表は、式I−2a:

の化合物を開示する。

本発明に係る組成物の活性は、他の殺虫的に、殺ダニ的に、および/または殺真菌的に活性な成分を加えることによって、かなり範囲が拡大され、一般的な状況に適合され得る。式Iの化合物と、他の殺虫的に、殺ダニ的に、および/または殺真菌的に活性な成分との混合物が、より広い意味で、相乗活性として記載されることもあるさらなる意外な利点も有し得る。例えば、植物によるより良好な耐容性、減少した植物毒性、昆虫がそれらの異なる発育段階で防除され得ること、あるいはそれらの製造中、例えば粉砕または混合中、それらの貯蔵中またはそれらの使用中におけるより良好な挙動がある。

本明細書における活性成分への好適な添加剤は、例えば、以下の種類の活性成分が代表例である:有機リン化合物、ニトロフェノール誘導体、チオ尿素、幼若ホルモン、ホルムアミジン、ベンゾフェノン誘導体、尿素、ピロール誘導体、カルバメート、ピレスロイド、塩素化炭化水素、アシル尿素、ピリジルメチレンアミノ誘導体、マクロライド、ネオニコチノイドおよびバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)調製物。

式Iの化合物と、活性成分との以下の混合物が好ましい(「TX」という略語は、「本発明の表1、2、AおよびBに記載される化合物からなる群から選択される1つの化合物」を意味する): 石油(代替名)(628)+TXからなる物質の群から選択される補助剤、 1,1−ビス(4−クロロフェニル)−2−エトキシエタノール(IUPAC名)(910)+TX、2,4−ジクロロフェニルベンゼンスルホネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1059)+TX、2−フルオロ−N−メチル−N−1−ナフチルアセドアミド(IUPAC名)(1295)+TX、4−クロロフェニルフェニルスルホン(IUPAC名)(981)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセキノシル(3)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドフルメト[CCN]+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アラマイト(881)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アジンホス−エチル(44)+TX、アジンホス−メチル(45)+TX、アゾベンゼン(IUPAC名)(888)+TX、アゾシクロチン(46)+TX、アゾトエート(889)+TX、ベノミル(62)+TX、ベノキサホス(代替名)[CCN]+TX、ベンゾキシメート(71)+TX、安息香酸ベンジル(IUPAC名)[CCN]+TX、ビフェナゼート(74)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビナパクリル(907)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス−エチル(921)+TX、ブロモプロピレート(94)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、CGA 50’439(開発コード)(125)+TX、キノメチオナト(126)+TX、クロルベンシド(959)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェネトール(968)+TX、クロルフェンソン(970)+TX、クロルフェンスルフィド(971)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロロベンジレート(975)+TX、クロロメブホルム(977)+TX、クロロメチウロン(978)+TX、クロロプロピレート(983)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス−メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、クロフェンテジン(158)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クフラネブ(1013)+TX、シアントエート(1020)+TX、シフルメトフェン(CAS登録番号:400882−07−7)+TX、シハロトリン(196)+TX、シヘキサチン(199)+TX、シペルメトリン(201)+TX、DCPM(1032)+TX、DDT(219)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン−メチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジクロフルアニド(230)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジコホル(242)+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジエノクロル(1071)+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジナクチン(代替名)(653)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス−ジクレキシン(1089)+TX、ジノブトン(269)+TX、ジノカップ(270)+TX、ジノカップ−4[CCN]+TX、ジノカップ−6[CCN]+TX、ジノクトン(1090)+TX、ジノペントン(1092)+TX、ジノスルホン(1097)+TX、ジノテルボン(1098)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジフェニルスルホン(IUPAC名)(1103)+TX、ジスルフィラム(代替名)[CCN]+TX、ジスルホトン(278)+TX、DNOC(282)+TX、ドフェナピン(1113)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、EPN(297)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エチオン(309)+TX、エトエート−メチル(1134)+TX、エトキサゾール(320)+TX、エトリムホス(1142)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェナザキン(328)+TX、酸化フェンブタスズ(330)+TX、フェノチオカルブ(337)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンピロキシメート(345)+TX、フェンソン(1157)+TX、フェントリファニル(1161)+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フルアクリピリム(360)+TX、フルアズロン(1166)+TX、フルベンジミン(1167)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルオルベンシド(1174)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード)(1185)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、γ−HCH(430)+TX、グリオジン(1205)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシレート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1216)+TX、ヘキシチアゾクス(441)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、リンダン(430)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、メカルバム(502)+TX、メホスホラン(1261)+TX、メスルフェン(代替名)[CCN]+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトミル(531)+TX、臭化メチル(537)+TX、メトルカルブ(550)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、NC−512(化合物コード)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニコマイシン(代替名)[CCN]+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラチオン(615)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホキシム(642)+TX、ピリミホス−メチル(652)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、ポリナクチン(代替名)(653)+TX、プロクロノール(1350)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロマシル(1354)+TX、プロパルギット(671)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロトエート(1362)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、キナルホス(711)+TX、キンチオホス(quintiofos)(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、RA−17(開発コード)(1383)+TX、ロテノン(722)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、ソファミド(1402)+TX、スピロジクロフェン(738)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、SSI−121(開発コード)(1404)+TX、スルフィラム(代替名)[CCN]+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、硫黄(754)+TX、SZI−121(開発コード)(757)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、TEPP(1417)+TX、テルバム(代替名)+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラジホン(786)+TX、テトラナクチン(代替名)(653)+TX、テトラスル(1425)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオキノックス(1436)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアラテン(1443)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリナクチン(代替名)(653)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]およびYI−5302(化合物コード)+TXからなる物質の群から選択される殺ダニ剤、 ベトキサジン[CCN]+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、硫酸銅(172)+TX、シブトリン[CCN]+TX、ジクロン(1052)+TX、ジクロロフェン(232)+TX、エンドタール(295)+TX、フェンチン(347)+TX、消石灰[CCN]+TX、ナーバム(566)+TX、キノクラミン(714)+TX、キノナミド(1379)+TX、シマジン(730)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TXからなる物質の群から選択される殺藻剤、 アバメクチン(1)+TX、クルホマート(1011)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ピペラジン[CCN]+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)およびチオファネート(1435)+TXからなる物質の群から選択される駆虫剤、 クロラロース(127)+TX、エンドリン(1122)+TX、フェンチオン(346)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)およびストリキニーネ(745)+TXからなる物質の群から選択される殺鳥剤、 1−ヒドロキシ−1H−ピリジン−2−チオン(IUPAC名)(1222)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、8−ヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、ブロノポール(97)+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、水酸化銅(IUPAC名)(169)+TX、クレゾール[CCN]+TX、ジクロロフェン(232)+TX、ジピリチオン(1105)+TX、ドジシン(1112)+TX、フェナミノスルフ(1144)+TX、ホルムアルデヒド(404)+TX、ヒドラルガフェン(代替名)[CCN]+TX、カスガマイシン(483)+TX、塩酸カスガマイシン水和物(483)+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)(IUPAC名)(1308)+TX、ニトラピリン(580)+TX、オクチリノン(590)+TX、オキソリン酸(606)+TX、オキシテトラサイクリン(611)+TX、カリウムヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、プロベナゾール(658)+TX、ストレプトマイシン(744)+TX、セスキ硫酸ストレプトマイシン(744)+TX、テクロフタラム(766)+TX、およびチオメルサール(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺菌剤、 コカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV(代替名)(12)+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)(代替名)(13)+TX、ムチカブリダニ属(Amblyseius spp.)(代替名)(19)+TX、アナグラファ・ファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV(代替名)(28)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)(代替名)(29)+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(代替名)(33)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(代替名)(34)+TX、アフィドレテス・アフィジミザ(Aphidoletes aphidimyza)(代替名)(35)+TX、オートグラファ・カリフォルニカ(Autographa californica)NPV(代替名)(38)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(代替名)(48)+TX、バチルス・スフェリクス・ネイデ(Bacillus sphaericus Neide)(学名)(49)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・ベルリナー(Bacillus thuringiensis Berliner)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp.aizawai)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエンシス(Bacillus thuringiensis subsp.israelensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis subsp.japonensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp.tenebrionis)(学名)(51)+TX、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)(代替名)(53)+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(代替名)(54)+TX、クリソペラ・カルネア(Chrysoperla carnea)(代替名)(151)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(代替名)(178)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV(代替名)(191)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(代替名)(212)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(代替名)(254)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(学名)(293)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(代替名)(300)+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)NPV(代替名)(431)+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)およびH.メギディス(H.megidis)(代替名)(433)+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)(代替名)(442)+TX、レプトマスティクス・ダクチロピィ(Leptomastix dactylopii)(代替名)(488)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(代替名)(491)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV(代替名)(494)+TX、メタフィカス・ヘルボルス(Metaphycus helvolus)(代替名)(522)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アクリヅム(Metarhizium anisopliae var.acridum)(学名)(523)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アニソプリエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)(学名)(523)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPVおよびN.レコンティ(N.lecontei)NPV(代替名)(575)+TX、オリウス属(Orius spp.)(代替名)(596)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(代替名)(613)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(代替名)(644)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)多カプシド核多角体病ウイルス(学名)(741)+TX、スタイナーネマ・ビビオニス(Steinernema bibionis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・グラッセリ(Steinernema glaseri)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラビス(Steinernema riobravis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)(代替名)(742)+TX、トリコグラムマ属(Trichogramma spp.)(代替名)(826)+TX、チフロドロムス・オシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)(代替名)(844)およびバーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(代替名)(848)+TXからなる物質の群から選択される生物剤、 ヨードメタン(IUPAC名)(542)および臭化メチル(537)+TXからなる物質の群から選択される土壌滅菌剤、 アフォレート[CCN]+TX、ビサジル(代替名)[CCN]+TX、ブスルファン(代替名)[CCN]+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジマチフ(代替名)[CCN]+TX、ヘメル[CCN]+TX、ヘンパ[CCN]+TX、メテパ[CCN]+TX、メチオテパ[CCN]+TX、メチルアフォレート[CCN]+TX、モルジド[CCN]+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、テパ[CCN]+TX、チオヘンパ(代替名)[CCN]+TX、チオテパ(代替名)[CCN]+TX、トレタミン(代替名)[CCN]およびウレデパ(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される不妊化剤、 (E)−デカ−5−エン−1−イルアセテートおよび(E)−デカ−5−エン−1−オール(IUPAC名)(222)+TX、(E)−トリデカ−4−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(829)+TX、(E)−6−メチルヘプタ−2−エン−4−オール(IUPAC名)(541)+TX、(E,Z)−テトラデカ−4,10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(779)+TX、(Z)−ドデカ−7−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(285)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エナール(IUPAC名)(436)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(437)+TX、(Z)−ヘキサデカ−13−エン−11−イン−1−イルアセテート(IUPAC名)(438)+TX、(Z)−イコサ−13−エン−10−オン(IUPAC名)(448)+TX、(Z)−テトラデカ−7−エン−1−アール(IUPAC名)(782)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−オール(IUPAC名)(783)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(784)+TX、(7E,9Z)−ドデカ−7,9−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(283)+TX、(9Z,11E)−テトラデカ−9,11−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(780)+TX、(9Z,12E)−テトラデカ−9,12−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(781)+TX、14−メチルオクタデカ−1−エン(IUPAC名)(545)+TX、4−メチルノナン−5−オールおよび4−メチルノナン−5−オン(IUPAC名)(544)+TX、α−マルチストリアチン(代替名)[CCN]+TX、ブレビコミン(代替名)[CCN]+TX、コドレルア(代替名)[CCN]+TX、コドレモン(代替名)(167)+TX、キュールア(代替名)(179)+TX、ディスパールア(277)+TX、ドデカ−8−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(286)+TX、ドデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(287)+TX、ドデカ−8+TX、10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(284)+TX、ドミニカルア(代替名)[CCN]+TX、4−メチルオクタン酸エチル(IUPAC名)(317)+TX、オイゲノール(代替名)[CCN]+TX、フロンタリン(代替名)[CCN]+TX、ゴシップルア(代替名)(420)+TX、グランドルア(421)+TX、グランドルアI(代替名)(421)+TX、グランドルアII(代替名)(421)+TX、グランドルアIII(代替名)(421)+TX、グランドルアIV(代替名)(421)+TX、ヘキサルア[CCN]+TX、イプスジエノール(代替名)[CCN]+TX、イプセノール(代替名)[CCN]+TX、ジャポニルア(代替名)(481)+TX、リネアチン(代替名)[CCN]+TX、リトルア(代替名)[CCN]+TX、ループルア(代替名)[CCN]+TX、メドルア[CCN]+TX、メガトモ酸(代替名)[CCN]+TX、メチルオイゲノール(代替名)(540)+TX、ムスカルア(563)+TX、オクタデカ−2,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(588)+TX、オクタデカ−3,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(589)+TX、オルフラルア(代替名)[CCN]+TX、オリクタルア(代替名)(317)+TX、オストラモン(代替名)[CCN]+TX、シグルア[CCN]+TX、ソルジジン(代替名)(736)+TX、スルカトール(代替名)[CCN]+TX、テトラデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(785)+TX、トリメドルア(839)+TX、トリメドルアA(代替名)(839)+TX、トリメドルアB1(代替名)(839)+TX、トリメドルアB2(代替名)(839)+TX、トリメドルアC(代替名)(839)およびトランク−コール(trunc−call)(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫フェロモン、 2−(オクチルチオ)エタノール(IUPAC名)(591)+TX、ブトピロノキシル(933)+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)(936)+TX、アジピン酸ジブチル(IUPAC名)(1046)+TX、フタル酸ジブチル(1047)+TX、コハク酸ジブチル(IUPAC名)(1048)+TX、ジエチルトルアミド[CCN]+TX、ジメチルカルベート[CCN]+TX、フタル酸ジメチル[CCN]+TX、エチルヘキサンジオール(1137)+TX、ヘキサアミド[CCN]+TX、メトキン−ブチル(1276)+TX、メチルネオデカンアミド[CCN]+TX、オキサメート[CCN]およびピカリジン[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫忌避剤、 1−ジクロロ−1−ニトロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1058)+TX、1,1−ジクロロ−2,2−ビス(4−エチルフェニル)エタン(IUPAC名)(1056)、+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンおよび1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1−ブロモ−2−クロロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(916)+TX、2,2,2−トリクロロ−1−(3,4−ジクロロフェニル)エチルアセテート(IUPAC名)(1451)+TX、2,2−ジクロロビニル2−エチルスルフィニルエチルメチルルホスフェート(IUPAC名)(1066)+TX、2−(1,3−ジチオラン−2−イル)フェニルジメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1109)+TX、2−(2−ブトキシエトキシ)エチルチオシアネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(935)+TX、2−(4,5−ジメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニルメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1084)+TX、2−(4−クロロ−3,5−キシリルオキシ)エタノール(IUPAC名)(986)+TX、2−クロロビニルジエチルホスフェート(IUPAC名)(984)+TX、2−イミダゾリドン(IUPAC名)(1225)+TX、2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、2−メチル(プロパ−2−イニル)アミノフェニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1284)+TX、2−チオシアナトエチルラウレート(IUPAC名)(1433)+TX、3−ブロモ−1−クロロプロパ−1−エン(IUPAC名)(917)+TX、3−メチル−1−フェニルピラゾール−5−イルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1283)+TX、4−メチル(プロパ−2−イニル)アミノ−3,5−キシリルメチルカルバメート(IUPAC名)(1285)+TX、5,5−ジメチル−3−オキソシクロヘキサ−1−エニルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1085)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセフェート(2)+TX、アセタミプリド(4)+TX、アセチオン(代替名)[CCN]+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アクリロニトリル(IUPAC名)(861)+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、アルドリン(864)+TX、アレスリン(17)+TX、アロサミジン(代替名)[CCN]+TX、アリキシカルブ(866)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、α−エクジソン(代替名)[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミノカルブ(873)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アナバシン(877)+TX、アチダチオン(883)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アザジラクチン(代替名)(41)+TX、アザメチホス(42)+TX、アジンホス−エチル(44)+TX、アジンホス−メチル(45)+TX、アゾトエート(889)+TX、バチルス・チューリゲンシス(Bacillus thuringiensis)デルタエンドトキシン(代替名)(52)+TX、ヘキサフルオロケイ酸バリウム(代替名)[CCN]+TX、多硫化バリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(892)+TX、バルトリン[CCN]+TX、Bayer 22/190(開発コード)(893)+TX、Bayer 22408(開発コード)(894)+TX、ベンジオカルブ(58)+TX、ベンフラカルブ(60)+TX、ベンスルタップ(66)+TX、β−シフルトリン(194)+TX、β−シペルメトリン(203)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビオアレトリン(78)+TX、ビオアレトリンS−シクロペンテニル異性体(代替名)(79)+TX、ビオエタノメトリン[CCN]+TX、ビオペルメトリン(908)+TX、ビオレスメトリン(80)+TX、ビス(2−クロロエチル)エーテル(IUPAC名)(909)+TX、ビストリフルロン(83)+TX、ホウ砂(86)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロムフェンビンホス(914)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモ−DDT(代替名)[CCN]+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス−エチル(921)+TX、ブフェンカルブ(924)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブタカルブ(926)+TX、ブタチオホス(927)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトネート(932)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(945)+TX、四塩化炭素(IUPAC名)(946)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、カルボスルファン(119)+TX、カルタップ(123)+TX、カルタップ塩酸塩(123)+TX、セバジン(代替名)(725)+TX、クロルビシクレン(960)+TX、クロルダン(128)+TX、クロルデコン(963)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルエトキシホス(129)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロルフルアズロン(132)+TX、クロルメホス(136)+TX、クロロホルム[CCN]+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルホキシム(989)+TX、クロルプラゾホス(990)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス−メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、クロマフェノジド(150)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、シス−レスメトリン(代替名)+TX、シスメトリン(80)+TX、クロシトリン(代替名)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クロチアニジン(165)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、ヒ酸銅[CCN]+TX、オレイン酸銅[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クミトエート(1006)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クルホマート(1011)+TX、氷晶石(代替名)(177)+TX、CS 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、YI−5302(化合物コード)+TX、ζ−シペルメトリン(205)+TX、ゼタメトリン(zetamethrin)(代替名)+TX、リン化亜鉛(640)+TX、ゾラプロホス(1469)およびZXI 8901(開発コード)(858)+TX、シアントラニリプロール[736994−63−19+TX、クロラントラニリプロール[500008−45−7]+TX、シエノピラフェン[560121−52−0]+TX、シフルメトフェン[400882−07−7]+TX、ピリフルキナゾン[337458−27−2]+TX、スピネトラム[187166−40−1+187166−15−0]+TX、スピロテトラマト[203313−25−1]+TX、スルホキサフロール[946578−00−3]+TX、フルフィプロール[704886−18−0]+TX、メペルフルトリン[915288−13−0]+TX、テトラメチルフルトリン[84937−88−2]+TX、トリフルメゾピリム(国際公開第2012/092115号に開示される)+TX、、 ビス(トリブチルスズ)オキシド(IUPAC名)(913)+TX、ブロモアセトアミド[CCN]+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、クロエトカルブ(999)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、硫酸銅(172)+TX、フェンチン(347)+TX、リン酸第二鉄(IUPAC名)(352)+TX、メタアルデヒド(518)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ニクロサミド(576)+TX、ニクロサミド−オールアミン(576)+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、チオジカルブ(799)+TX、酸化トリブチルスズ(913)+TX、トリフェンモルフ(1454)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TX、ピリプロール[394730−71−3]+TXからなる物質の群から選択される殺軟体動物剤、 AKD−3088(化合物コード)+TX、1,2−ジブロモ−3−クロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1045)+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンおよび1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1,3−ジクロロプロペン(233)+TX、3,4−ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1−ジオキシド(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1065)+TX、3−(4−クロロフェニル)−5−メチルローダニン(IUPAC名)(980)+TX、5−メチル−6−チオキソ−1,3,5−チアジアジナン−3−イル酢酸(IUPAC名)(1286)+TX、6−イソペンテニルアミノプリン(代替名)(210)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、ベンクロチアズ[CCN]+TX、ベノミル(62)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(945)+TX、カルボスルファン(119)+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、サイトカイニン(代替名)(210)+TX、ダゾメット(216)+TX、DBCP(1045)+TX、DCIP(218)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジメトエート(262)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エトプロホス(312)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フルフラール(代替名)[CCN]+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イサミドホス(1230)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、キネチン(代替名)(210)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メタム(519)+TX、メタム−カリウム(代替名)(519)+TX、メタム−ナトリウム(519)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)組成物(代替名)(565)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、オキサミル(602)+TX、ホレート(636)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスホカルブ[CCN]+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロチオフェン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1422)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チオナジン(1434)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、キシレノール[CCN]+TX、YI−5302(化合物コード)およびゼアチン(代替名)(210)+TX、フルエンスルホン[318290−98−1]+TXからなる物質の群から選択される殺線虫剤、 エチルキサントゲン酸カリウム[CCN]およびニトラピリン(580)+TXからなる物質の群から選択される硝化阻害剤、 アシベンゾラル(6)+TX、アシベンゾラル−S−メチル(6)+TX、プロベナゾール(658)およびオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(代替名)(720)+TXからなる物質の群から選択される植物活性化剤、 2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、α−クロロヒドリン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アンチュ(antu)(880)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、炭酸バリウム(891)+TX、ビスチオセミ(912)+TX、ブロディファコウム(89)+TX、ブロマジオロン(91)+TX、ブロメタリン(92)+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、クロラロース(127)+TX、クロロファシノン(140)+TX、コレカルシフェロール(代替名)(850)+TX、クマクロール(1004)+TX、クマフリル(1005)+TX、クマテトラリル(175)+TX、クリミジン(1009)+TX、ジフェナコウム(246)+TX、ジフェチアロン(249)+TX、ジファシノン(273)+TX、エルゴカルシフェロール(301)+TX、フロクマフェン(357)+TX、フルオロアセトアミド(379)+TX、フルプロパダイン(1183)+TX、フルプロパダイン塩酸塩(1183)+TX、γ−HCH(430)+TX、HCH(430)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、リンダン(430)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、臭化メチル(537)+TX、ノルボルミド(1318)+TX、ホサセチム(1336)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、リン[CCN]+TX、ピンドン(1341)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、ピリヌロン(1371)+TX、シリロシド(1390)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フルオロ酢酸ナトリウム(735)+TX、ストリキニーネ(745)+TX、硫酸タリウム[CCN]+TX、ワルファリン(851)およびリン化亜鉛(640)+TXからなる物質の群から選択される殺鼠剤、 2−(2−ブトキシエトキシ)エチルピペロニレート(IUPAC名)(934)+TX、5−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−3−ヘキシルシクロヘキサ−2−エノン(IUPAC名)(903)+TX、ファルネソールおよびネロリドール(代替名)(324)+TX、MB−599(開発コード)(498)+TX、MGK 264(開発コード)(296)+TX、ピペロニルブトキシド(649)+TX、ピプロタール(1343)+TX、プロピル異性体(1358)+TX、S421(開発コード)(724)+TX、セサメクス(1393)+TX、セサモリン(1394)およびスルホキシド(1406)+TXからなる物質の群から選択される共剤、 アントラキノン(32)+TX、クロラロース(127)+TX、ナフテン酸銅[CCN]+TX、オキシ塩化銅(171)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジシクロペンタジエン(化学名)(1069)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)+TX、チラム(804)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、ナフテン酸亜鉛[CCN]およびジラム(856)+TXからなる物質の群から選択される動物忌避剤、 イマニン(代替名)[CCN]およびリバビリン(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺ウイルス剤、 酸化第二水銀(512)+TX、オクチリノン(590)およびチオファネート−メチル(802)+TXからなる物質の群から選択される傷保護剤、 ならびにアザコナゾール(60207−31−0]+TX、ビテルタノール[70585−36−3]+TX、ブロムコナゾール[116255−48−2]+TX、シプロコナゾール[94361−06−5]+TX、ジフェノコナゾール[119446−68−3]+TX、ジニコナゾール[83657−24−3]+TX、エポキシコナゾール[106325−08−0]+TX、フェンブコナゾール[114369−43−6]+TX、フルキンコナゾール[136426−54−5]+TX、フルシラゾール[85509−19−9]+TX、フルトリアホール[76674−21−0]+TX、ヘキサコナゾール[79983−71−4]+TX、イマザリル[35554−44−0]+TX、イミベンコナゾール[86598−92−7]+TX、イプコナゾール[125225−28−7]+TX、メトコナゾール[125116−23−6]+TX、ミクロブタニル[88671−89−0]+TX、ペフラゾエート[101903−30−4]+TX、ペンコナゾール[66246−88−6]+TX、プロチオコナゾール[178928−70−6]+TX、ピリフェノックス[88283−41−4]+TX、プロクロラズ[67747−09−5]+TX、プロピコナゾール[60207−90−1]+TX、シメコナゾール[149508−90−7]+TX、テブコナゾール[107534−96−3]+TX、テトラコナゾール[112281−77−3]+TX、トリアジメホン[43121−43−3]+TX、トリアジメノール[55219−65−3]+TX、トリフルミゾール[99387−89−0]+TX、トリチコナゾール[131983−72−7]+TX、アンシミドール[12771−68−5]+TX、フェナリモル[60168−88−9]+TX、ヌアリモル[63284−71−9]+TX、ブピリメート[41483−43−6]+TX、ジメチリモール[5221−53−4]+TX、エチリモル[23947−60−6]+TX、ドデモルフ[1593−77−7]+TX、フェンプロピジン[67306−00−7]+TX、フェンプロピモルフ[67564−91−4]+TX、スピロキサミン[118134−30−8]+TX、トリデモルフ[81412−43−3]+TX、シプロジニル[121552−61−2]+TX、メパニピリム[110235−47−7]+TX、ピリメタニル[53112−28−0]+TX、フェンピクロニル[74738−17−3]+TX、フルジオキソニル[131341−86−1]+TX、ベナラキシル[71626−11−4]+TX、フララキシル[57646−30−7]+TX、メタラキシル[57837−19−1]+TX、R−メタラキシル[70630−17−0]+TX、オフレース[58810−48−3]+TX、オキサジキシル[77732−09−3]+TX、ベノミル[17804−35−2]+TX、カルベンダジム[10605−21−7]+TX、デバカルブ[62732−91−6]+TX、フベリダゾール[3878−19−1]+TX、チアベンダゾール[148−79−8]+TX、クロゾリネート[84332−86−5]+TX、ジクロゾリン[24201−58−9]+TX、イプロジオン[36734−19−7]+TX、マイクロゾリン[54864−61−8]+TX、プロシミドン[32809−16−8]+TX、ビンクロゾリン[50471−44−8]+TX、ボスカリド[188425−85−6]+TX、カルボキシン[5234−68−4]+TX、フェンフラム[24691−80−3]+TX、フルトラニル[66332−96−5]+TX、メプロニル[55814−41−0]+TX、オキシカルボキシン[5259−88−1]+TX、ペンチオピラド[183675−82−3]+TX、チフルザミド[130000−40−7]+TX、グアザチン[108173−90−6]+TX、ドジン[2439−10−3][112−65−2](遊離塩基)+TX、イミノクタジン[13516−27−3]+TX、アゾキシストロビン[131860−33−8]+TX、ジモキシストロビン[149961−52−4]+TX、エネステロブリン{Proc.BCPC,Int.Congr.,Glasgow,2003,1,93}+TX、フルオキサストロビン[361377−29−9]+TX、クレソキシム−メチル[143390−89−0]+TX、メトミノストロビン[133408−50−1]+TX、トリフロキシストロビン[141517−21−7]+TX、オリザストロビン[248593−16−0]+TX、ピコキシストロビン[117428−22−5]+TX、ピラクロストロビン[175013−18−0]+TX、フェルバム[14484−64−1]+TX、マンコゼブ[8018−01−7]+TX、マネブ[12427−38−2]+TX、メチラム[9006−42−2]+TX、プロピネブ[12071−83−9]+TX、チラム[137−26−8]+TX、ジネブ[12122−67−7]+TX、ジラム[137−30−4]+TX、カプタホール[2425−06−1]+TX、カプタン[133−06−2]+TX、ジクロフルアニド[1085−98−9]+TX、フルオロイミド[41205−21−4]+TX、ホルペット[133−07−3]+TX、トリルフルアニド[731−27−1]+TX、ボルドー液[8011−63−0]+TX、水酸化銅[20427−59−2]+TX、オキシ塩化銅[1332−40−7]+TX、硫酸銅[7758−98−7]+TX、酸化銅[1317−39−1]+TX、マンコッパー(mancopper)[53988−93−5]+TX、オキシン銅[10380−28−6]+TX、ジノカップ[131−72−6]+TX、ニトロタール−イソプロピル[10552−74−6]+TX、エディフェンホス[17109−49−8]+TX、イプロベンホス[26087−47−8]+TX、イソプロチオラン[50512−35−1]+TX、ホスジフェン[36519−00−3]+TX、ピラゾホス[13457−18−6]+TX、トルクロホス−メチル[57018−04−9]+TX、アシベンゾラル−S−メチル[135158−54−2]+TX、アニラジン[101−05−3]+TX、ベンチアバリカルブ[413615−35−7]+TX、ブラストサイジン−S[2079−00−7]+TX、キノメチオナト[2439−01−2]+TX、クロロネブ[2675−77−6]+TX、クロロタロニル[1897−45−6]+TX、シフルフェナミド[180409−60−3]+TX、シモキサニル[57966−95−7]+TX、ジクロン[117−80−6]+TX、ジクロシメット[139920−32−4]+TX、ジクロメジン[62865−36−5]+TX、ジクロラン[99−30−9]+TX、ジエトフェンカルブ[87130−20−9]+TX、ジメトモルフ[110488−70−5]+TX、SYP−LI90(フルモルフ)[211867−47−9]+TX、ジチアノン[3347−22−6]+TX、エタボキサム[162650−77−3]+TX、エトリジアゾール[2593−15−9]+TX、ファモキサドン[131807−57−3]+TX、フェナミドン[161326−34−7]+TX、フェノキサニル[115852−48−7]+TX、フェンチン[668−34−8]+TX、フェリムゾン[89269−64−7]+TX、フルアジナム[79622−59−6]+TX、フルオピコリド[239110−15−7]+TX、フルスルファミド[106917−52−6]+TX、フェンヘキサミド[126833−17−8]+TX、ホセチル−アルミニウム[39148−24−8]+TX、ヒメキサゾール[10004−44−1]+TX、イプロバリカルブ[140923−17−7]+TX、IKF−916(シアゾファミド)[120116−88−3]+TX、カスガマイシン[6980−18−3]+TX、メタスルホカルブ[66952−49−6]+TX、メトラフェノン[220899−03−6]+TX、ペンシクロン[66063−05−6]+TX、フタリド[27355−22−2]+TX、ポリオキシン[11113−80−7]+TX、プロベナゾール[27605−76−1]+TX、プロパモカルブ[25606−41−1]+TX、プロキンアジド[189278−12−4]+TX、ピロキロン[57369−32−1]+TX、キノキシフェン[124495−18−7]+TX、キントゼン[82−68−8]+TX、硫黄[7704−34−9]+TX、チアジニル[223580−51−6]+TX、トリアゾキシド[72459−58−6]+TX、トリシクラゾール[41814−78−2]+TX、トリホリン[26644−46−2]+TX、バリダマイシン[37248−47−8]+TX、ゾキサミド(RH7281)[156052−68−5]+TX、マンジプロパミド[374726−62−2]+TX、イソピラザム[881685−58−1]+TX、セダキサン[874967−67−6]+TX、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(9−ジクロロメチレン−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノ−ナフタレン−5−イル)−アミド(国際公開第2007/048556号に開示される)+TX、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(3’,4’,5’−トリフルオロ−ビフェニル−2−イル)−アミド(国際公開第2006/087343号に開示される)+TX、[(3S,4R,4aR,6S,6aS,12R,12aS,12bS)−3−[(シクロプロピルカルボニル)オキシ]−1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b−デカヒドロ−6,12−ジヒドロキシ−4,6a,12b−トリメチル−11−オキソ−9−(3−ピリジニル)−2H,11Hナフト[2,1−b]ピラノ[3,4−e]ピラン−4−イル]メチル−シクロプロパンカルボキシレート[915972−17−7]+TXおよび1,3,5−トリメチル−N−(2−メチル−1−オキソプロピル)−N−[3−(2−メチルプロピル)−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メトキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[926914−55−8]+TXからなる物質の群から選択される生物学的に活性な化合物、および 以下のものを含む微生物(microbials):アシネトバクター・ルオフィイ(Acinetobacter lwoffii)+TX、アクレモニウム・アルタナツム(Acremonium alternatum)+TX+TX、アクレモニウム・セファロスポリウム(Acremonium cephalosporium)+TX+TX、アクレモニウム・ディオスピリ(Acremonium diospyri)+TX、アクレモニウム・オブクラバツム(Acremonium obclavatum)+TX、リンゴコカクモンハマキ顆粒病ウイルス(Adoxophyes orana granulovirus)(AdoxGV)(Capex(登録商標))+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)菌株K84(Galltrol−A(登録商標))+TX、アルテルナリア・アルテルナータ(Alternaria alternate)+TX、アルテルナリア・カシアエ(Alternaria cassia)+TX、アルテルナリア・デストルエンス(Alternaria destruens)(Smolder(登録商標))+TX、アンペロマイセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)(AQ10(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)AF36(AF36(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)NRRL 21882(Aflaguard(登録商標))+TX、アスペルギルス属(Aspergillus spp.)+TX、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)+TX、アゾスピリルム属(Azospirillum)+TX、(MicroAZ(登録商標)+TX、TAZO B(登録商標))+TX、アゾトバクター属(Azotobacter)+TX、アゾトバクター・クロオコッカム(Azotobacter chroocuccum)(Azotomeal(登録商標))+TX、アゾトバクター(Azotobacter)シスト(cyst)(Bionatural Blooming Blossoms(登録商標))+TX、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)+TX、セレウス菌(Bacillus cereus)+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株CM−1+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株AQ746+TX、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)菌株HB−2(Biostart(商標)Rhizoboost(登録商標))+TX、バチルス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)菌株3086(EcoGuard(登録商標)+TX、Green Releaf(登録商標))+TX、バチルス・サーキュランス(Bacillus circulans)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(BioSafe(登録商標)、BioNem−WP(登録商標)、VOTiVO(登録商標))+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)菌株I−1582+TX、バチルス・マセランス(Bacillus macerans)+TX、バチルス・マリスモルトゥイ(Bacillus marismortui)+TX、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)+TX、バチルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)菌株AQ726+TX、バチルス・ポピリエ(Bacillus papillae)(Milky Spore Powder(登録商標))+TX、バチルス・プミルス種(Bacillus pumilus spp.)+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株GB34(Yield Shield(登録商標))+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株AQ717+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株QST 2808(Sonata(登録商標)+TX、Ballad Plus(登録商標))+TX、バチルス・スフェリカス(Bacillus spahericus)(VectoLex(登録商標))+TX、バチルス属(Bacillus spp.)+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ175+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ177+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ178+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST 713(CEASE(登録商標)+TX、Serenade(登録商標)+TX、Rhapsody(登録商標))+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST 714(JAZZ(登録商標))+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株AQ153+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株AQ743+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST3002+TX、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株QST3004+TX、枯草菌変種アミロリケファシエンス(Bacillus subtilis var.amyloliquefaciens)菌株FZB24(Taegro(登録商標)+TX、Rhizopro(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry 2Ae+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry1Ab+TX、バチルス・チューリンゲンシス・アイザワイ(Bacillus thuringiensis aizawai)GC 91(Agree(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis israelensis)(BMP123(登録商標)+TX、Aquabac(登録商標)+TX、VectoBac(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)(Javelin(登録商標)+TX、Deliver(登録商標)+TX、CryMax(登録商標)+TX、Bonide(登録商標)+TX、Scutella WP(登録商標)+TX、Turilav WP(登録商標)+TX、Astuto(登録商標)+TX、Dipel WP(登録商標)+TX、Biobit(登録商標)+TX、Foray(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)BMP 123(Baritone(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)HD−1(Bioprotec−CAF/3P(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株BD#32+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株AQ52+TX、バチルス・チューリンゲンシス変種アイザワイ(Bacillus thuringiensis var.aizawai)(XenTari(登録商標)+TX、DiPel(登録商標))+TX、細菌種(bacteria spp.)(GROWMEND(登録商標)+TX、GROWSWEET(登録商標)+TX、Shootup(登録商標))+TX、クラビバクター・ミシガネンシス(Clavipacter michiganensis)のバクテリオファージ(AgriPhage(登録商標))+TX、Bakflor(登録商標)+TX、白きょう病菌(Beauveria bassiana)(Beaugenic(登録商標)+TX、Brocaril WP(登録商標))+TX、白きょう病菌(Beauveria bassiana)GHA(Mycotrol ES(登録商標)+TX、Mycotrol O(登録商標)+TX、BotaniGuard(登録商標))+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(Engerlingspilz(登録商標)+TX、Schweizer Beauveria(登録商標)+TX、Melocont(登録商標))+TX、ビューベリア属(Beauveria spp.)+TX、灰色かび病菌(Botrytis cineria)+TX、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum)(TerraMax(登録商標))+TX、ブレビバチルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis tenebrionis)(Novodor(登録商標))+TX、BtBooster+TX、バークホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(Deny(登録商標)+TX、Intercept(登録商標)+TX、Blue Circle(登録商標))+TX、バークホルデリア・グラディ(Burkholderia gladii)+TX、バークホルデリア・グラディオリ(Burkholderia gladioli)+TX、バークホルデリア属(Burkholderia spp.)+TX、セイヨウトゲアザミの菌(Canadian thistle fungus)(CBH Canadian Bioherbicide(登録商標))+TX、カンジダ・ブチリ(Candida butyri)+TX、カンジダ・ファマータ(Candida famata)+TX、カンジダ・フルクタス(Candida fructus)+TX、カンジダ・グラブラタ(Candida glabrata)+TX、カンジダ・ギリエルモンディ(Candida guilliermondii)+TX、カンジダ・メリビオシカ(Candida melibiosica)+TX、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)菌株O+TX、カンジダ・パラプシロシス(Candida parapsilosis)+TX、カンジダ・ペリキュローザ(Candida pelliculosa)+TX、カンジダ・プルケリマ(Candida pulcherrima)+TX、カンジダ・レウカウフィ(Candida reukaufii)+TX、カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)(Bio−Coat(登録商標)+TX、Biocure(登録商標))+TX、カンジダ・サケ(Candida sake)+TX、カンジダ属(Candida spp.)+TX、カンジダ・テヌイス(Candida tenius)+TX、セデセア・ダビセ(Cedecea dravisae)+TX、セルロモナス・フラビゲナ(Cellulomonas flavigena)+TX、カエトミウム・コクリオイデス(Chaetomium cochliodes)(Nova−Cide(登録商標))+TX、カエトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum)(Nova−Cide(登録商標))+TX、クロモバクテリウム・スブツガエ(Chromobacterium subtsugae)菌株PRAA4−1T(Grandevo(登録商標))+TX、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)+TX、クラドスポリウム・オキシスポルム(Cladosporium oxysporum)+TX、クラドスポリウム・クロロセファルム (Cladosporium chlorocephalum)+TX、クラドスポリウム属(Cladosporium spp.)+TX、クラドスポリウム・テヌイシマム(Cladosporium tenuissimum)+TX、クロノスタキス・ロゼア(Clonostachys rosea)(EndoFine(登録商標))+TX、コレトトリクム・アクタータム(Colletotrichum acutatum)+TX、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)(Cotans WG(登録商標))+TX、コニオチリウム属(Coniothyrium spp.)+TX、クリプトコッカス・アルビダス(Cryptococcus albidus)(YIELDPLUS(登録商標))+TX、クリプトコッカス・フミコラ(Cryptococcus humicola)+TX、クリプトコッカス・インフィルモ−ミニアツス(Cryptococcus infirmo−miniatus)+TX、クリプトコッカス・ローレンティ(Cryptococcus laurentii)+TX、クリプトフレビア・レウコトレタ顆粒病ウイルス(Cryptophlebia leucotreta granulovirus)(Cryptex(登録商標))+TX、カプリアビダス・カンピネンシス(Cupriavidus campinensis)+TX、コドリンガ顆粒病ウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(CYD−X(登録商標))+TX、コドリンガ顆粒病ウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(Madex(登録商標)+TX、Madex Plus(登録商標)+TX、Madex Max/Carpovirusine(登録商標))+TX、エビコウヤクタケ(Cylindrobasidium laeve)(Stumpout(登録商標))+TX、シリンドロクラジウム属(Cylindrocladium)+TX、デバリオマイセス・ハンセニイ(Debaryomyces hansenii)+TX、ドレクスレラ・ハワイエンシス(Drechslera hawaiinensis)+TX、エンテロバクター・クロアカ(Enterobacter cloacae)+TX、腸内細菌科(Enterobacteriaceae)+TX、エントモフトラ・ビルレンタ(Entomophtora virulenta)(Vektor(登録商標))+TX、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum nigrum)+TX、エピコッカム・パーパラセンス(Epicoccum purpurascens)+TX、エピコッカム属(Epicoccum spp.)+TX、フィロバシディウム・フロリフォルメ(Filobasidium floriforme)+TX、フザリウム・アクミナツム(Fusarium acuminatum)+TX、フザリウム・クラミドスポルム(Fusarium chlamydosporum)+TX、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)(Fusaclean(登録商標)/Biofox C(登録商標))+TX、フザリウム・プロリフェラツム(Fusarium proliferatum)+TX、フザリウム属(Fusarium spp.)+TX、ガラクトマイセス・ゲオトリスム(Galactomyces geotrichum)+TX、グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)(Primastop(登録商標)+TX、Prestop(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)+TX、グリオクラジウム属(Gliocladium spp.)(SoilGard(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)(Soilgard(登録商標))+TX、顆粒病ウイルス(Granulovirus)(Granupom(登録商標))+TX、ハロバチルス・ハロフィラス(Halobacillus halophilus)+TX、ハロバチルス・リトラリス(Halobacillus litoralis)+TX、ハロバチルス・トルウエペリ(Halobacillus trueperi)+TX、ハロモナス属(Halomonas spp.)+TX、ハロモナス・スブグラシェスコーラ(Halomonas subglaciescola)+TX、ハロビブリオ・バリアビリス(Halovibrio variabilis)+TX、ハンセニアスポラ・ウバルム(Hanseniaspora uvarum)+TX、オオタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa armigera nucleopolyhedrovirus)(Helicovex(登録商標))+TX、アメリカタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa zea nuclear polyhedrosis virus)(Gemstar(登録商標))+TX、イソフラボン−ホルモノネチン(Myconate(登録商標))+TX、クロエケラ・アピキュラータ(Kloeckera apiculata)+TX、クロエケラ属(Kloeckera spp.)+TX、ラゲニジウム・ギガンテウム(Lagenidium giganteum)(Laginex(登録商標))+TX、レカニシリウム・ロンギスポルム(Lecanicillium longisporum)(Vertiblast(登録商標))+TX、レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(Vertikil(登録商標))+TX、マイマイガ核多角体病ウイルス(Lymantria Dispar nucleopolyhedrosis virus)(Disparvirus(登録商標))+TX、マリノコッカス・ハロフィルス(Marinococcus halophilus)+TX、メイラ・ゲウラコニギイ(Meira geulakonigii)+TX、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)(Met52(登録商標))+TX、メタリジウム・アニソプリエ(Metarhizium anisopliae)(Destruxin WP(登録商標))+TX、メチニコビア・フルクチコラ(Metschnikowia fruticola)(Shemer(登録商標))+TX、メチニコビア・プルケリマ(Metschnikowia pulcherrima)+TX、ミクロドチウム・ジメルム(Microdochium dimerum)(Antibot(登録商標))+TX、ミクロモノスポラ・ケルレア(Micromonospora coerulea)+TX、ミクロスファエロプシス・オクラセ(Microsphaeropsis ochracea)+TX、ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)620(Muscudor(登録商標))+TX、ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)菌株A3−5+TX、ミコリザエ属(Mycorrhizae spp.)(AMykor(登録商標)+TX、Root Maximizer(登録商標))+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)菌株AARC−0255(DiTera(登録商標))+TX、BROS PLUS(登録商標)+TX、オフィオストマ・ピリフェルム(Ophiostoma piliferum)菌株D97(Sylvanex(登録商標))+TX、ペシロマイセス・ファリノスス(Paecilomyces farinosus)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(PFR−97(登録商標)+TX、PreFeRal(登録商標))+TX、ペシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces linacinus)(Biostat WP(登録商標))+TX、ペシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)菌株251(MeloCon WG(登録商標))+TX、パエニバチルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)+TX、パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)(BlightBan C9−1(登録商標))+TX、パントエア属(Pantoea spp.)+TX、パスツーリア属(Pasteuria spp.)(Econem(登録商標))+TX、パスツーリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)+TX、ペニシリウム・オーランティオグリセウム(Penicillium aurantiogriseum)+TX、ペニシリウム・ビライ(Penicillium billai)(Jumpstart(登録商標)+TX、TagTeam(登録商標))+TX、ペニシリウム・ブレビコンパクツム(Penicillium brevicompactum)+TX、ペニシリウム・フレクエンタス(Penicillium frequentans)+TX、ペニシリウム・グリセオフルバム(Penicillium griseofulvum)+TX、ペニシリウム・プルプロゲナム(Penicillium purpurogenum)+TX、ペニシリウム属(Penicillium spp.)+TX、ペニシリウム・ビリディカタム(Penicillium viridicatum)+TX、フレビオプシス・ギガンテア(Phlebiopsis gigantean)(Rotstop(登録商標))+TX、リン酸塩溶解細菌(Phosphomeal(登録商標))+TX、フィトファトラ・クリプトゲア(Phytophthora cryptogea)+TX、フィトファトラ・パルミボラ(Phytophthora palmivora)(Devine(登録商標))+TX、ピヒア・アノマラ(Pichia anomala)+TX、ピヒア・ギリエルモンディ(Pichia guilermondii)+TX、ピヒア・メンブラネファシエンス(Pichia membranaefaciens)+TX、ピヒア・オニキス(Pichia onychis)+TX、ピヒア・スチピチス(Pichia stipites)+TX、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)+TX、シュードモナス・オーレオファシエンス(Pseudomonas aureofasciens)(Spot−Less Biofungicide(登録商標))+TX、シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)+TX、シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)(AtEze(登録商標))+TX、シュードモナス・コルガータ(Pseudomonas corrugate)+TX、蛍光菌(Pseudomonas fluorescens))菌株A506(BlightBan A506(登録商標))+TX、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)+TX、シュードモナス・リアクタンス(Pseudomonas reactans)+TX、シュードモナス属(Pseudomonas spp.)+TX、シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)(Bio−Save(登録商標))+TX、シュードモナス・ビリジフラバ(Pseudomonas viridiflava)+TX、蛍光菌(Pseudomons fluorescens)(Zequanox(登録商標))+TX、シュードジマ・フロクロサ(Pseudozyma flocculosa)菌株PF−A22 UL(Sporodex L(登録商標))+TX、プッシニア・カナリクラタ(Puccinia canaliculata)+TX、プッシニア・テラスペオス(Puccinia thlaspeos)(Wood Wa rrior(登録商標))+TX、ピシウム・パレカンドルム(Pythium paroecandrum)+TX、ピシウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)(Polygandron(登録商標)+TX、Polyversum(登録商標))+TX、ピシウム病菌(Pythium periplocum)+TX、ラーネラ・アクアティリス(Rhanella aquatilis)+TX、ラーネラ属(Rhanella spp.)+TX、リゾビウム属(Rhizobia)(Dormal(登録商標)+TX、Vault(登録商標))+TX、リゾクトニア属(Rhizoctonia)+TX、ロドコッカス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)菌株AQ719+TX、ロドスポリジウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diobovatum)+TX、ロドスポリジウム・トルロイデス(Rhodosporidium toruloides)+TX、ロドトルラ属(Rhodotorula spp.)+TX、ロドトルラ・グルチニス(Rhodotorula glutinis)+TX、ロドトルラ・グラミニス(Rhodotorula graminis)+TX、ロドトルラ・ムチラギノーザ(Rhodotorula mucilagnosa)+TX、ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra)+TX、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)+TX、サリニコッカス・ロセウス(Salinococcus roseus)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)(SARRITOR(登録商標))+TX、スキタリジウム属(Scytalidium spp.)+TX、スキタリジウム・ウレジニコラ(Scytalidium uredinicola)+TX、シロイチモジヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera exigua nuclear polyhedrosis virus)(Spod−X(登録商標)+TX、Spexit(登録商標))+TX、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)+TX、セラチア・プリムシカ(Serratia plymuthica)+TX、セラチア属(Serratia spp.)+TX、ソルダリア・フィミコーラ(Sordaria fimicola)+TX、エジプトヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera littoralis nucleopolyhedrovirus)(Littovir(登録商標))+TX、スポロボロマイセス・ロセウス(Sporobolomyces roseus)+TX、ステノトロホモナス・マルトフィリア(Stenotrophomonas maltophilia)+TX、ストレプトマイセス・ヒグロスコピクス(Streptomyces ahygroscopicus)+TX、ストレプトマイセス・アルバドゥンカス(Streptomyces albaduncus)+TX、ストレプトマイセス・エクスフォリエーテス(Streptomyces exfoliates)+TX、ストレプトマイセス・ガルバス(Streptomyces galbus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオプラヌス(Streptomyces griseoplanus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオビリディス(Streptomyces griseoviridis)(Mycostop(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)(Actinovate(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)WYEC−108(ActinoGrow(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・ビオラセウス(Streptomyces violaceus)+TX、チレチオプシス・ミノル(Tilletiopsis minor)+TX、チレチオプシス属(Tilletiopsis spp.)+TX、トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)(T34 Biocontrol(登録商標))+TX、トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(Tenet(登録商標))+TX、トリコデルマ・アトリビリデ(Trichoderma atroviride)(Plantmate(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハマツム(Trichoderma hamatum)TH 382+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)(Mycostar(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T−22(Trianum−P(登録商標)+TX、PlantShield HC(登録商標)+TX、RootShield(登録商標)+TX、Trianum−G(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)T−39(Trichodex(登録商標))+TX、トリコデルマ・インハマタム(Trichoderma inhamatum)+TX、トリコデルマ・コニンギ(Trichoderma koningii)+TX、トリコデルマ属(Trichoderma spp.)LC 52(Sentinel(登録商標))+TX、トリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)+TX、トリコデルマ・ロンギブラキアタム(Trichoderma longibrachiatum)+TX、トリコデルマ・ポリスポラム(Trichoderma polysporum)(Binab T(登録商標))+TX、トリコデルマ・タキシ(Trichoderma taxi)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(旧グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)GL−21)(SoilGuard(登録商標))+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)菌株ICC 080(Remedier(登録商標))+TX、トリコスポロン・プルランス(Trichosporon pullulans)+TX、トリコスポロン属(Trichosporon spp.)+TX、トリコセシウム属(Trichothecium spp.)+TX、トリコセシウム・ロセウム(Trichothecium roseum)+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94670+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94671+TX、ウロクラジウム・アトラム(Ulocladium atrum)+TX、ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)(Botry−Zen(登録商標))+TX、トウモロコシ黒穂病菌(Ustilago maydis)+TX、様々な細菌および補助微量栄養素(Natural II(登録商標))+TX、様々な真菌(Millennium Microbes(登録商標))+TX、バーチシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium)+TX、バーチシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(Mycotal(登録商標)+TX、Vertalec(登録商標))+TX、Vip3Aa20(VIPtera(登録商標))+TX、ビルジバチルス・マリスモルツイ(Virgibaclillus marismortui)+TX、キサントモナス・カムペストリス病原型ポアエ(Xanthomonas campestris pv.Poae)(Camperico(登録商標))+TX、ゼノラブダス・ボヴィエニイ(Xenorhabdus bovienii)+TX、ゼノラブダス・ネマトフィラ(Xenorhabdus nematophilus);および 以下のものを含む植物抽出物:松油(Retenol(登録商標))+TX、アザジラクチン(Plasma Neem Oil(登録商標)+TX、AzaGuard(登録商標)+TX、MeemAzal(登録商標)+TX、Molt−X(登録商標)+TX、植物性の昆虫成長制御剤(Botanical IGR)(Neemazad(登録商標)、Neemix(登録商標))+TX、ナタネ油(Lilly Miller Vegol(登録商標))+TX、アメリカアリタソウ(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)(Requiem(登録商標))+TX、キク属(Chrysanthemum)抽出物(Crisant(登録商標))+TX、ニーム油の抽出物(Trilogy(登録商標))+TX、シソ科植物(Labiatae)の精油(Botania(登録商標))+TX、クローブローズマリーペパーミントおよびタイム油の抽出物(Garden insect killer(登録商標))+TX、グリシンベタイン(Greenstim(登録商標))+TX、ニンニク+TX、レモングラス油(GreenMatch(登録商標))+TX、ニーム油+TX、イヌハッカ(Nepeta cataria)(キャットニップ油)+TX、イヌハッカ(Nepeta catarina)+TX、ニコチン+TX、オレガノ油(MossBuster(登録商標))+TX、ゴマ科植物(Pedaliaceae)油(Nematon(登録商標))+TX、除虫菊+TX、シャボンノキ(Quillaja saponaria)(NemaQ(登録商標))+TX、オオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)(Regalia(登録商標)+TX、Sakalia(登録商標))+TX、ロテノン(Eco Roten(登録商標))+TX、ミカン科植物(Rutaceae)抽出物(Soleo(登録商標))+TX、大豆油(Ortho ecosense(登録商標))+TX、ティーツリー油(Timorex Gold(登録商標))+TX、タイム油+TX、AGNIQUE(登録商標)MMF+TX、BugOil(登録商標)+TX、ローズマリーゴマペパーミントタイムおよびシナモン抽出物の混合物(EF 300(登録商標))+TX、クローブローズマリーおよびペパーミント抽出物の混合物(EF 400(登録商標))+TX、クローブペパーミントニンニク油およびミントの混合物(Soil Shot(登録商標))+TX、カオリン(Screen(登録商標))+TX、褐藻類の貯蔵グルカン(Laminarin(登録商標))+TX;および 以下のものを含むフェロモン:クロネハイイロヒメハマキ(blackheaded fireworm)フェロモン(3M Sprayable Blackheaded Fireworm Pheromone(登録商標))+TX、コドリンガ(Codling Moth)フェロモン(Paramount dispenser−(CM)/Isomate C−Plus(登録商標))+TX、グレープベリーモス(Grape Berry Moth)フェロモン(3M MEC−GBM Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ハマキガ科のガ(Leafroller)フェロモン(3M MEC−LR Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、Muscamone(Snip7 Fly Bait(登録商標)+TX、Starbar Premium Fly Bait(登録商標))+TX、ナシヒメシンクイ(Oriental Fruit Moth)フェロモン(3M oriental fruit moth sprayable pheromone(登録商標))+TX、スカシバガ科のガ(Peachtree Borer)フェロモン(Isomate−P(登録商標))+TX、トマトピンワーム(Tomato Pinworm)フェロモン(3M Sprayable pheromone(登録商標))+TX、Entostat粉末(ヤシの木からの抽出物)(Exosex CM(登録商標))+TX、テトラデカトリエニルアセテート+TX、13−ヘキサデカトリエナール+TX、(E+TX,Z)−7+TX,9−ドデカジエン−1−イルアセテート+TX、2−メチル−1−ブタノール+TX、酢酸カルシウム+TX、Scenturion(登録商標)+TX、Biolure(登録商標)+TX、Check−Mate(登録商標)+TX、ラバンズリルセネシオアート(Lavandulyl senecioate);および 以下のものを含む生物(Macrobials):アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)+TX、アフィジウス・エルビ(Aphidius ervi)(Aphelinus−System(登録商標))+TX、アセロファガス・パパイヤ(Acerophagus papaya)+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adalia−System(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adaline(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Aphidalia(登録商標))+TX、アゲニアスピス・シトリコラ(Ageniaspis citricola)+TX、アゲニアスピス・フシコリス(Ageniaspis fuscicollis)+TX、アンブリセイウス・アンデルソニ(Amblyseius andersoni)(Anderline(登録商標)+TX、Andersoni−System(登録商標))+TX、アンブリセイウス・カリフォルニクス(Amblyseius californicus)(Amblyline(登録商標)+TX、Spical(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ククメリス(Amblyseius cucumeris)(Thripex(登録商標)+TX、Bugline cucumeris(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ファラキス(Amblyseius fallacis)(Fallacis(登録商標))+TX、アンブリセイウス・スウィルスキイ(Amblyseius swirskii)(Bugline swirskii(登録商標)+TX、Swirskii−Mite(登録商標))+TX、アンブリセイウス・ウォマースレイ(Amblyseius womersleyi)(WomerMite(登録商標))+TX、アミツス・ヘスペリヅム(Amitus hesperidum)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)+TX、アナギルス・フスシベントリス(Anagyrus fusciventris)+TX、アナギルス・カマリ(Anagyrus kamali)+TX、Anagyrus loecki+TX、アナギルス・シュードコッカス(Anagyrus pseudococci)(Citripar(登録商標))+TX、アニセツス・ベネフィクス(Anicetus benefices)+TX、ゾウムシコガネコバチ(Anisopteromalus calandrae)+TX、アントコリス・ネモラリス(Anthocoris nemoralis)(Anthocoris−System(登録商標))+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(Apheline(登録商標)+TX、Aphiline(登録商標))+TX、アフェリヌス・アシキス(Aphelinus asychis)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(Aphipar(登録商標))+TX、アフィジウス・エルビ(Aphidius ervi)(Ervipar(登録商標))+TX、アフィジウス・ギフエンシス(Aphidius gifuensis)+TX、アフィジウス・マトリカリアエ(Aphidius matricariae)(Aphipar−M(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidend(登録商標))+TX、アフィドレテス・アフィディマイザ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidoline(登録商標))+TX、アフィチス・リングナネンシス(Aphytis lingnanensis)+TX、アフィチス・メリヌス(Aphytis melinus)+TX、アプロストセツス・ヘゲノウィイ(Aprostocetus hagenowii)+TX、アセタ・コリアリア(Atheta coriaria)(Staphyline(登録商標))+TX、マルハナバチ属(Bombus spp.)+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Natupol Beehive(登録商標))+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Beeline(登録商標)+TX、Tripol(登録商標))+TX、セファロノミア・ステファノデリス(Cephalonomia stephanoderis)+TX、チノコルス・ニグリツス(Chilocorus nigritus)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysoline(登録商標))+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysopa(登録商標))+TX、クリソペルラ・ルフィラブリス(Chrysoperla rufilabris)+TX、シロスピルス・インゲヌウス(Cirrospilus ingenuus)+TX、シロスピルス・クアドリストリアツス(Cirrospilus quadristriatus)+TX、シトロスチクス・フィロクニストイデス(Citrostichus phyllocnistoides)+TX、クロステロセルス・カマエレオン(Closterocerus chamaeleon)+TX、クロステロセルス属(Closterocerus spp.)+TX、コシドキセノイデス・ペルミヌツス(Coccidoxenoides perminutus)(Planopar(登録商標))+TX、コッコファグス・コウペリ(Coccophagus cowperi)+TX、コッコファグス・リシムニア(Coccophagus lycimnia)+TX、キアシサムライコマユバチ(Cotesia flavipes)+TX、コナガサムライコマユバチ(Cotesia plutellae)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(Cryptobug(登録商標)+TX、Cryptoline(登録商標))+TX、キムネタマキスイ(Cybocephalus nipponicus)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(Minusa(登録商標))+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Diminex(登録商標))+TX、デルファスツス・カタリナエ(Delphastus catalinae)(Delphastus(登録商標))+TX、デルファスツス・プシルス(Delphastus pusillus)+TX、ディアカスミモルファ・クラウシイ(Diachasmimorpha krausii)+TX、ディアカスミモルファ・ロンギカウダタ(Diachasmimorpha longicaudata)+TX、ディアパルシス・ジュクンダ(Diaparsis jucunda)+TX、ディアホレンシルツス・アリガレンシス(Diaphorencyrtus aligarhensis)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Miglyphus(登録商標)+TX、Digline(登録商標))+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(DacDigline(登録商標)+TX、Minex(登録商標))+TX、ディベルシネルブス属(Diversinervus spp.)+TX、エンカルシア・シトリナ(Encarsia citrina)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(Encarsia max(登録商標)+TX、Encarline(登録商標)+TX、En−Strip(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Enermix(登録商標))+TX、エンカルシア・グアデロウパエ(Encarsia guadeloupae)+TX、エンカルシア・ハンティエンシス(Encarsia haitiensis)+TX、ホソヒラタアブ(Episyrphus balteatus)(Syrphidend(登録商標))+TX、エレトモセリス・シフォニニ(Eretmoceris siphonini)+TX、エレトモセルス・カリフォルニクス(Eretmocerus californicus)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Ercal(登録商標)+TX、Eretline e(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Bemimix(登録商標))+TX、エレトモセルス・ハヤチ(Eretmocerus hayati)+TX、エレトモセルス・ムンヅス(Eretmocerus mundus)(Bemipar(登録商標)+TX、Eretline m(登録商標))+TX、エレトモセルス・シフォニニ(Eretmocerus siphonini)+TX、エキソコムス・クアドリプスツラツス(Exochomus quadripustulatus)+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Spidend(登録商標))+TX、フェルチエラ・アカリスガ(Feltiella acarisuga)(Feltiline(登録商標))+TX、フォピウス・アリサヌス(Fopius arisanus)+TX、フォピウス・セラチチボルス(Fopius ceratitivorus)+TX、ホルモノネチン(Wirless Beehome(登録商標))+TX、アリガタシマアザミウマ(Franklinothrips vespiformis)(Vespop(登録商標))+TX、ガレンドロムス・オシデンタリス(Galendromus occidentalis)+TX、ゴニオズス・レグネリ(Goniozus legneri)+TX、シマメイガコマユバチ(Habrobracon hebetor)+TX、ナミテントウ(Harmonia axyridis)(HarmoBeetle(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス属(Heterorhabditis spp.)(Lawn Patrol(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)(NemaShield HB(登録商標)+TX、Nemaseek(登録商標)+TX、Terranem−Nam(登録商標)+TX、Terranem(登録商標)+TX、Larvanem(登録商標)+TX、B−Green(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nematop(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・メジディス(Heterorhabditis megidis)(Nemasys H(登録商標)+TX、BioNem H(登録商標)+TX、Exhibitline hm(登録商標)+TX、Larvanem−M(登録商標))+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)+TX、ヒポアスピス・アクレイファー(Hypoaspis aculeifer)(Aculeifer−System(登録商標)+TX、Entomite−A(登録商標))+TX、ヒポアスピス・ミルス(Hypoaspis miles)(Hypoline m(登録商標)+TX、Entomite−M(登録商標))+TX、ルバリア・レウコスポイデス(Lbalia leucospoides)+TX、レカノイデウス・フロシシムス(Lecanoideus floccissimus)+TX、レモファグス・エラブンヅス(Lemophagus errabundus)+TX、レプトマスチデア・アブノルミス(Leptomastidea ab normis)+TX、レプトマスチクス・ダクチロピ(Leptomastix dactylopii)(Leptopar(登録商標))+TX、レプトマスチクス・エポナ(Leptomastix epona)+TX、リンドルス・ロファンタエ(Lindorus lophanthae)+TX、リポレクシス・オレグマエ(Lipolexis oregmae)+TX、ルシリア・カエサル(Lucilia caesar)(Natufly(登録商標))+TX、リシフレブス・テスタケイペス(Lysiphlebus testaceipes)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(Mirical−N(登録商標)+TX、Macroline c(登録商標)+TX、Mirical(登録商標))+TX、メソセイウルス・ロンギペス(Mesoseiulus longipes)+TX、メタフィクス・フラブス(Metaphycus flavus)+TX、メタフィクス・ロウンスブリイ(Metaphycus lounsburyi)+TX、ミクロムス・アングラツス(Micromus angulatus)(Milacewing(登録商標))+TX、ミクロテリス・フラブス(Microterys flavus)+TX、ムスシディフラクス・ラポトレルス(Muscidifurax raptorellus)およびスパランギア・カメロニ(Spalangia cameroni)(Biopar(登録商標))+TX、ネオドリイヌス・チフロシバエ(Neodryinus typhlocybae)+TX、ミヤコカブリダニ(Neoseiulus californicus)+TX、ネオセイウルス・ククメリス(Neoseiulus cucumeris)(THRYPEX(登録商標))+TX、ネオセイウルス・ファラシス(Neoseiulus fallacis)+TX、ネシディオコリス・テヌイス(Nesideocoris tenuis)(NesidioBug(登録商標)+TX、Nesibug(登録商標))+TX、オフィラ・アエネセンス(Ophyra aenescens)(Biofly(登録商標))+TX、シノビハナカメムシ(Orius insidiosus)(Thripor−I(登録商標)+TX、Oriline i(登録商標))+TX、エルヒメハナカメムシ(Orius laevigatus)(Thripor−L(登録商標)+TX、Oriline l(登録商標))+TX、オリウス・マジュスクルス(Orius majusculus)(Oriline m(登録商標))+TX、タイリクヒメハナカメムシ(Orius strigicollis)(Thripor−S(登録商標))+TX、パウエシア・ジュニペロルム(Pauesia juniperorum)+TX、ペディオビウス・ホベオレツス(Pediobius foveolatus)+TX、ファスマルハブディティス・ヘルマフロディタ(Phasmarhabditis hermaphrodita)(Nemaslug(登録商標))+TX、フィマスティクス・コフェア(Phymastichus coffea)+TX、フィトセイウルス・マクロピルス(Phytoseiulus macropilus)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(Spidex(登録商標)+TX、Phytoline p(登録商標))+TX、ポディスス・マクリベントリス(Podisus maculiventris)(Podisus(登録商標))+TX、シューダクテオン・クルバツス(Pseudacteon curvatus)+TX、シューダクテオン・オブツスス(Pseudacteon obtusus)+TX、シューダクテオン・トリクスピス(Pseudacteon tricuspis)+TX、シューダフィクス・マクリペンニス(Pseudaphycus maculipennis)+TX、シュードレプトマスティクス・メキシカーナ(Pseudleptomastix mexicana)+TX、サイラエファグス・ピロスス(Psyllaephagus pilosus)+TX、サイタリア・コンコロル(Psyttalia concolor)(複合体)+TX、クアドラスティクス属(Quadrastichus spp.)+TX、リゾビウス・ロファンタエ(Rhyzobius lophanthae)+TX、ベダリアテントウ(Rodolia cardinalis)+TX、オオクビキレガイ(Rumina decollate)+TX、セミエラケア・ペティオラツス(Semielacher petiolatus)+TX、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)(Ervibank(登録商標))+TX、スタイナーネマ・カーポプサエ(Steinernema carpocapsae)(Nematac C(登録商標)+TX、Millenium(登録商標)+TX、BioNem C(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemastar(登録商標)+TX、Capsanem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・フェルティアエ(Steinernema feltiae)(NemaShield(登録商標)+TX、Nemasys F(登録商標)+TX、BioNem F(登録商標)+TX、Steinernema−System(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemaplus(登録商標)+TX、Exhibitline sf(登録商標)+TX、Scia−rid(登録商標)+TX、Entonem(登録商標))+TX、スタイナーネマ・クラッセイ(Steinernema kraussei)(Nemasys L(登録商標)+TX、BioNem L(登録商標)+TX、Exhibitline srb(登録商標))+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(BioVector(登録商標)+TX、BioVektor(登録商標))+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(Nematac S(登録商標))+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)+TX、スタイナーネマチド属(Steinernematid spp.)(Guardian Nematodes(登録商標))+TX、ステトルス・プンクチルム(Stethorus punctillum)(Stethorus(登録商標))+TX、タマリキシア・ラジアタ(Tamarixia radiate)+TX、テトラスティクス・セティファー(Tetrastichus setifer)+TX、トリポビウス・セミルテウス(Thripobius semiluteus)+TX、トリムス・シネンシス(Torymus sinensis)+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricholine b(登録商標))+TX、タマゴヤドリバチ(Trichogramma brassicae)(Tricho−Strip(登録商標))+TX、ヨトウタマゴバチ(Trichogramma evanescens)+TX、トリコグラムマ・ミヌツム(Trichogramma minutum)+TX、アワノメイガタマゴバチ(Trichogramma ostriniae)+TX、トリコグラムマ・プラトネリ(Trichogramma platneri)+TX、トリコグラムマ・プレチオスム(Trichogramma pretiosum)+TX、キアシキイロヒラタヒメバチ(Xanthopimpla stemmator);および 以下のものを含む他の生物学的製剤:アブシジン酸+TX、bioSea(登録商標)+TX、コンドロステレウム・プルプレウム(Chondrostereum purpureum)(Chontrol Paste(登録商標))+TX、コレトトリクム・グレオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)(Collego(登録商標))+TX、オクタン酸銅(Cueva(登録商標))+TX、デルタトラップ(Trapline d(登録商標))+TX、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)(ハーピン)(ProAct(登録商標)+TX、Ni−HIBIT Gold CST(登録商標))+TX、リン酸第二鉄(Ferri−phosphate)(Ferramol(登録商標))+TX、ファネルトラップ(Trapline y(登録商標))+TX、Gallex(登録商標)+TX、Grower’s Secret(登録商標)+TX、ホモブラシノリド(Homo−brassonolide)+TX、リン酸鉄(Lilly Miller Worry Free Ferramol Slug & Snail Bait(登録商標))+TX、MCP hailトラップ(Trapline f(登録商標))+TX、ミクロクトヌス・ヒペロダエ(Microctonus hyperodae)+TX、ミコレプトジスクス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris)(Des−X(登録商標))+TX、BioGain(登録商標)+TX、Aminomite(登録商標)+TX、Zenox(登録商標)+TX、フェロモントラップ(Thripline ams(登録商標))+TX、炭酸水素カリウム(MilStop(登録商標))+TX、脂肪酸のカリウム塩(Sanova(登録商標))+TX、ケイ酸カリウム溶液(Sil−Matrix(登録商標))+TX、ヨウ化カリウム+チオシアン酸カリウム(Enzicur(登録商標))+TX、SuffOil−X(登録商標)+TX、クモ毒+TX、ノセマ・ロクスタエ(Nosema locustae)(Semaspore Organic Grasshopper Control(登録商標))+TX、粘着トラップ(Trapline YF(登録商標)+TX、Rebell Amarillo(登録商標))+TXおよびトラップ(Takitrapline y+b(登録商標))+TX。

活性成分の後ろの角括弧における参照番号、例えば、[3878−19−1]は、ケミカルアブストラクツ登録番号を意味する。上記の混合の相手は公知である。活性成分が、“The Pesticide Manual”[The Pesticide Manual−A World Compendium;Thirteenth Edition; Editor:C.D.S.Tomlin;英国作物保護協議会(The British Crop Protection Council)]に含まれている場合、それらは、特定の化合物について上記において丸括弧中に示される項目番号でその中に記載されており;例えば、「アバメクチン」という化合物は、項目番号(1)で記載されている。「[CCN]」が、上記において特定の化合物に付加されている場合、該当する化合物は、“Compendium of Pesticide Common Names”に含まれており、それは、インターネット上でアクセス可能であり[A.Wood;Compendium of Pesticide Common Names,(著作権)1995−2004];例えば、「アセトプロール」という化合物は、インターネットアドレス:http://www.alanwood.net/pesticides/acetoprole.htmlに記載されている。

上記の活性成分のほとんどは、上記においていわゆる「一般名」で呼ばれ、関連する「ISO一般名」または別の「一般名」が、個々の場合に使用される。表記が「一般名」でない場合、代わりに使用される表記の性質が、特定の化合物について丸括弧中に示され;その場合、IUPAC名、IUPAC/ケミカルアブストラクツ名、「化学名」、「慣用名」、「化合物名」または「開発コード」が使用され、あるいはそれらの表記の1つも使用されず、「一般名」も使用されない場合、「代替名」が用いられる。「CAS登録番号」は、ケミカルアブストラクル登録番号を意味する。

表1、2、AおよびBから選択される式Iの化合物と、上記の活性成分との活性成分混合物は、表11、2、AおよびBから選択される化合物および上記の活性成分を、好ましくは、100:1〜1:6000、特に、50:1〜1:50の混合比で、より特に、20:1〜1:20、さらにより特に、10:1〜1:10、非常に特に、5:1および1:5の比率で(2:1〜1:2の比率が特に好ましく、4:1〜2:1の比率が同様に好ましい)、とりわけ、1:1、または5:1、または5:2、または5:3、または5:4、または4:1、または4:2、または4:3、または3:1、または3:2、または2:1、または1:5、または2:5、または3:5、または4:5、または1:4、または2:4、または3:4、または1:3、または2:3、または1:2、または1:600、または1:300、または1:150、または1:35、または2:35、または4:35、または1:75、または2:75、または4:75、または1:6000、または1:3000、または1:1500、または1:350、または2:350、または4:350、または1:750、または2:750、または4:750の比率で含む。それらの混合比は、重量基準である。

上記の混合物は、有害生物を防除するための方法に使用され得、この方法は、上記の混合物を含む組成物を、有害生物またはその環境に施用する工程を含むが、手術または治療による人または動物の身体の治療のための方法および人または動物の身体において実施される診断方法を除く。

表1、2、AおよびBから選択される式Iの化合物と、上記の1つまたは複数の活性成分とを含む混合物は、例えば、単一のレディミックス(ready−mix)形態で、「タンクミックス」などの、単一の活性成分の別個の製剤から構成される組み合わされたスプレー混合物として、および逐次、すなわち、数時間または数日間などのかなり短い期間で次々に施用される場合、単一の活性成分の併用で施用され得る。表1、2、AおよびBから選択される式Iの化合物および上記の活性成分を施用する順序は、本発明を行うのに重要でない。

本発明に係る組成物は、安定剤、例えば、非エポキシ化またはエポキシ化植物油(例えばエポキシ化ヤシ油、ナタネ油または大豆油)、消泡剤、例えば、シリコーン油、防腐剤、粘性調節剤、結合剤および/または粘着付与剤、肥料または特定の効果を得るための他の活性成分、例えば、殺菌剤、殺真菌剤、殺線虫剤、植物活性化剤、殺軟体動物剤または除草剤などの、さらなる固体または液体助剤も含み得る。

本発明に係る組成物は、例えば、固体活性成分を粉砕し、篩にかけ、および/または圧縮することによって、助剤の非存在下で、および例えば、活性成分を、1つまたは複数の助剤と均質混合し、および/または粉砕することによって、少なくとも1つの助剤の存在下で、それ自体公知の方法で調製される。この組成物の調製のためのこれらの方法およびこれらの組成物の調製のための化合物Iの使用も本発明の主題である。

この組成物のための施用方法、すなわち、噴霧、霧化(atomizing)、散布、はけ塗り(brushing on)、粉衣(dressing)、拡散(scattering)または注ぎかけ(pouring)(これらは、一般的な状況における意図される目的に合わせて選択されるべきである)などの、上記のタイプの有害生物を防除する方法および上記のタイプの有害生物を防除するための組成物の使用が、本発明の他の主題である。典型的な濃度の比率は、0.1〜1000ppm、好ましくは、0.1〜500ppmの活性成分である。ヘクタール当たりの施用量は、一般に、ヘクタール当たり1〜2000gの活性成分、特に、10〜1000g/ha、好ましくは、10〜600g/haである。

作物保護の分野における施用の好ましい方法は、植物の茎葉への施用(葉面施用)であり、該当する有害生物による寄生の危険性に合わせて施用頻度および施用量を選択することができる。あるいは、活性成分は、植物の生息地に液体組成物を潅注することによって、または固体形態の活性成分を、植物の生息地、例えば土壌中に、例えば粒剤の形態で導入すること(土壌施用)によって、根系(全身作用)を介して植物に到達することができる。水稲植物の場合、このような粒剤は、水田に計量供給され得る。

本発明の化合物およびその組成物は、上記のタイプの有害生物からの、植物繁殖材料、例えば、果実、塊茎または穀粒などの種子、または苗の保護にも好適である。繁殖材料は、植え付けの前にこの化合物で処理され得、例えば、種子は、種まきの前に処理され得る。あるいは、この化合物は、種子仁を液体組成物に浸漬することによって、または固体組成物の層を塗布することによって、種子仁に塗付され得る(コーティング)。繁殖材料が施用の場所に植え付けられる場合、この組成物を、例えば、ドリルまき(drilling)の際に畝間に施用することも可能である。植物繁殖材料のためのこれらの処理方法およびこのように処理された植物繁殖材料は、本発明のさらなる主題である。典型的な処理率は、植物および防除される有害生物/真菌に応じて決まり、一般に、100kgの種子当たり1〜200グラム、好ましくは、100kgの種子当たり5〜150グラム(100kgの種子当たり10〜100グラムなど)である。

種子という用語は、真正種子(true seed)、種子片、吸枝、トウモロコシ粒(corn)、鱗茎、果実、塊茎、穀粒、根茎、挿し木、挿し芽(cut shoot)などを含むがこれらに限定されないあらゆる種類の種子および植物の珠芽を包含し、好ましい実施形態において、真正種子を意味する。

本発明は、式Iの化合物で被覆または処理されるかあるいはそれを含有する種子も含む。「で被覆または処理されるかおよび/またはそれを含有する」という用語は、一般に、活性成分が、ほとんどの場合、施用時に種子の表面上にあるが、施用方法に応じて、成分の一部が、程度の差はあるが、種子材料中に浸透し得ることを示す。前記種子製品が(再度)植え付けられるとき、活性成分を吸収し得る。一実施形態において、本発明は、式(I)の化合物が付着された植物繁殖材料を利用可能にする。さらに、これによって、式(I)の化合物で処理された植物繁殖材料を含む組成物が利用可能になる。

種子処理は、種子粉衣、種子コーティング、種子散布、種子浸漬および種子ペレッティング(pelleting)などの、当該技術分野において公知の全ての好適な種子処理技術を含む。式(I)の化合物の種子処理適用は、種まきの前または種まき/種子の植え付けの際に噴霧または種子を散布することなどによる、任意の公知の方法によって行われ得る。

生物学的実施例: 実施例B1:タバココナジラミ(Bemisia tabaci)(ワタコナジラミ)に対する活性: ワタ葉片を、24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に、コナジラミ成虫を外寄生させた。インキュベーションの6日後、試料を死亡率について調べた。

以下の化合物:B2、A1、A2、A3、A8、A10、A12、A14、A31、A33、A34、A35、A36およびA47は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。A1、A2、A3、A8、A10、A14およびA12。

実施例B2:ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)(トウモロコシハムシ)に対する活性: 24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天層上に置かれたトウモロコシの芽を、噴霧により、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートに、L2幼虫(ウェル当たり6〜10匹)を外寄生させた。外寄生の4日後、試料を死亡率について評価した。

以下の化合物:A1、A2、B2、B3、B4、B5、A1、A2、A3、A4 A5、A6、A7、A8、A10、A11、A12、A13、A14、A15、A16、A19、A21、A22、A23、A25、A28、A29、A30、A31、A32、A33、A34、A35、A36、A37、A38、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A45、A46、A47、A48、A49、A51、A54、A56、A57、A59、A60、A61、A62、A63、A65、A66、A67、A68、A69、A70、A72およびA73は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B3:ユースキスツス・ヘロス(Euschistus heros)(ネオトロピカルチャイロカメムシ(Neotropical Brown Stink Bug))に対する活性: 24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のダイズの葉に、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉に、N−2若虫を外寄生させた。外寄生の5日後、試料を死亡率について評価した。

以下の化合物:A1、B2、B3、B4、B5、A1、A2、A3、A6、A8、A10、A11、A12、A14、A16、A17、A19、A20、A21、A22、A23、A25、A28、A29、A30、A31、A33、A34、A35、A36、A37、A38、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A45、A46、A47、A48、A49、A51、A53、A54、A56、A57、A58、A60、A62、A63、A65、A66、A67、A68、A69、A70、A71、A72およびA73は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B4:ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)(ミカンキイロアザミウマ)に対する活性: ヒマワリ葉片を、24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000DMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に、様々な齢数のアザミウマ個体群を外寄生させた。外寄生の7日後、試料を死亡率について評価した。

以下の化合物:A1、A10、A12、A19、A23、A34、A46、A47、A67およびA68は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B5:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)に対する活性: ヒマワリ葉片を、24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に、様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させた。外寄生の6日後、試料を死亡率について評価した。

以下の化合物:B1、B2、B3、B4、A1、A2、A6、A8、A10、A11、A12、A14、A16、A17、A19、A20、A21、A22、A23、A30、A31、A34、A35、A36、A38、A39、A40、A41、A42、A44、A46、A47、A48、A49、A51、A53、A54、A56、A58、A59、A60、A66、A67、A68、A71およびA73は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B6:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)に対する活性: 様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させたエンドウマメの苗の根を、10’000DMSOストック溶液から調製された試験水溶液に直接入れた。苗を試験溶液に入れた6日後、試料を死亡率について評価した。

以下の化合物:B2、A1、A8、A11、A12、A14、A17、A23、A34、A57およびA73は、24ppmの試験量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B7:モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)に対する活性: 10’000ppmのDMSOストック溶液からの試験化合物を、ピペットによって、24ウェルマイクロタイタープレートに適用し、スクロース溶液と混合した。プレートを伸張したパラフィルムで閉じた。24個の穴を開けたプラスチックステンシルをプレート上に置き、外寄生させたエンドウマメの苗を、直接パラフィルム上に置いた。外寄生させたプレートをゲル吸取紙および別のプラスチックステンシルで閉じ、次に、上下を逆にした。外寄生の5日後、試料を死亡率について評価した。以下の化合物:B1、B2、A4、A7、A8、A10、A11、A12、A30およびA32は、12ppmの試験量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B8:コナガ(Plutella xylostella)(コナガ)に対する活性 人工飼料の入った24ウェルマイクロタイタープレートを、ピペットにより10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートに、L2幼虫(ウェル当たり10〜15匹)を外寄生させた。外寄生の5日後、試料を、非処理の試料と比較した死亡率および成長阻害について評価した。

以下の化合物:B3、B4、A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A10、A11、A14、A15、A16、A17、A18、A19、A21、A22、A23、A25、A28、A29、A30、A31、A32、A33、A34、A35、A36、A37、A38、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A45、A46、A47、A48、A49、A50、A51、A52、A53、A54、A56、A57、A58、A60、A61、A62、A63、A64、A65、A66、A67、A68、A69、A70、A71、A72およびA73は、200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率または成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を示した。

実施例B9:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)に対する活性: ワタ葉片を、24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に、5匹のL1幼虫を外寄生させた。外寄生の3日後、試料を、非処理の試料と比較した死亡率、摂食阻害効果、および成長阻害について評価した。試験試料によるエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除は、死亡率、摂食阻害効果、および成長阻害のうちの少なくとも1つが、非処理の試料より高い場合である。

以下の化合物:B3、B4、B5、A1 A2、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A10、A11、A12、A13、A14、A15、A16、A17、A18、A19、A21、A22、A23、A25、A26、A27、A28、A30、A31、A32、A33、A34、A35、A36、A38、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A45、A46、A47、A48、A49、A50、A51、A52、A53、A54、A55、A56、A57、A59、A60、A61、A62、A63、A64、A65、A66、A67、A68、A69、A70、A71、A72およびA73は、200ppmの施用量で少なくとも80%の防除をもたらした。

実施例B10:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)に対する活性: 試験化合物を、ピペットによって、10’000ppmのDMSOストック溶液から24ウェルプレートへと適用し、寒天と混合した。レタス種子を、寒天上に置き、マルチウェルプレートを、同様に寒天を含む別のプレートによって閉じた。7日後、根が化合物を吸収しており、レタスは蓋プレート中へと成長していた。ここで、レタス葉を切り取って、蓋プレート中に入れた。スポドプテラ属(Spodoptera)の卵を、プラスチックステンシルを介して、湿ったゲル吸取紙上にピペットで取り、プレートをこの吸取紙で閉じた。外寄生の6日後、試料を、非処理の試料と比較した死亡率、摂食阻害効果および成長阻害について評価した。

以下の化合物:A1、A6、A8、A11、A24、A21、A22、A30、A28、A31、A41、A42、A43、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A46、A47、A49、A51、A57、A60、A66、A67およびA73は、12.5ppmの試験量で、3つのカテゴリー(死亡率、摂食阻害、または成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を示した。

実施例B11:エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)に対する活性、全身活性: 試験化合物を、ピペットによって、10’000ppmのDMSOストック溶液から24ウェルプレートへと適用し、寒天と混合した。レタス種子を、寒天上に置き、マルチウェルプレートを、同様に寒天を含む別のプレートによって閉じた。7日後、根が化合物を吸収しており、レタスは蓋プレート中へと成長していた。ここで、レタス葉を切り取って、蓋プレート中に入れた。スポドプテラ属(Spodoptera)の卵を、プラスチックステンシルを介して、湿ったゲル吸取紙上にピペットで取り、プレートをこの吸取紙で閉じた。外寄生の6日後、試料を死亡率について評価した。

以下の化合物:A1、A8、A14、A17、A21、A22、A23、A28、A31、A34、A35、A36、A39、A40、A41、A42、A43、A44、A46、A47、A49、A51、A57、A60、A66、A67およびA73は、12.5ppmの試験量で少なくとも80%の死亡率の効果を示した。

実施例B12:ハダニ(Tetranychus urticae)(ナミハダニ)に対する活性:摂食/接触活性: 24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のインゲンマメ葉片に、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に、様々な齢数のダニ個体群を外寄生させた。試料を、外寄生の8日後の混合個体群(可動状態)における死亡率について評価した。

以下の化合物:A20およびA48は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B13:ネギアザミウマ(Thrips tabaci)(ネギアザミウマ)に対する活性、摂食/接触活性: ヒマワリ葉片を、24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に、様々な齢数のアザミウマ個体群を外寄生させた。外寄生の6日後、試料を死亡率について評価した。

以下の化合物:A1、A12、A15、A46およびA54は、200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした。

実施例B14:ネッタイシマカ(Aedes aegypti)(黄熱病蚊)に対する活性: 10〜15匹のネッタイシマカ(Aedes)の幼虫(L2)を、栄養混合物と一緒に、96ウェルマイクロタイタープレートに入れた。試験化合物をピペットによりウェルに入れた。2日間のインキュベーションの後、この昆虫を、死亡率および成長阻害について評価した。

以下の化合物:A1、A2、A19、A22、A23、A28、A31、A34、A39、A41、A42、A43、A46、A47、A48、A49、A70およびA73は、5ppmの試験量で2つのカテゴリー(死亡率または成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を示した。 本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。 〔1〕式I

(式中、 Aが、CH、NまたはCRを表し;ここで、Rが、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、シアノ、ニトロまたはハロゲンであり; Xが、S、SOまたはSO2であり; R1が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、または、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されたC3〜C6シクロアルキルであるか;またはR1が、ハロゲン、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されたC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか; または R1が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニルまたはC2〜C6アルキニルであり; R2aおよびR2bが、互いに独立して、水素、ハロゲン、シアノ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、または、ヒドロキシル、メトキシおよびシアノからなる群から選択される1つまたは2つの置換基で置換されたC1〜C6ハロアルキルであるか;または R2aおよびR2bが、互いに独立して、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、O(C1〜C4ハロアルキル)、または−C(O)C1〜C4ハロアルキルであるか;または R2aおよびR2bが、互いに独立して、ハロゲン、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキルまたはC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または R3が、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルおよびシアノからなる群から選択される置換基で一置換または多置換されるC3〜C6シクロアルキルであるか;または R3が、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルであるか;または R3が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニルまたはC2〜C6ハロアルキニルであるか;または R3が、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルコキシ、−C(O)C1〜C4ハロアルキル、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルフィニルまたはC1〜C6アルキルスルホニルであるか;または R3が、置換基G3を備える環に窒素原子を介して連結された5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであるか;または R3が、置換基G3を備える環に炭素原子を介して連結された5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであり; R8が、ハロゲンおよびC1〜C2アルキルスルフィニルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC1〜C4アルキルであり; G1がNR4であり、かつG2がC(Y)であるか;または G1がC(Y)であり、かつG2がNR5であり; Yが、OまたはSであり; G3が、NまたはCR9であり; R4が、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルであるか;または R4が、R7で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または R4が、R10で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または R4が、シアノ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、C3〜C6シクロアルキルで、または、それ自体がハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルで置換されたC1〜C4アルキルであるか; R4が、R11で置換されたC2〜C6アルケニル、または、R11で置換されたC2〜C6アルキニルであるか;または R4が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニルまたはヒドロキシルであるか;または R4が、5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであり; R5が、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキルであるか;または R5が、R7で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであるか;または R5が、R10で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルであるか;または R5が、シアノ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、C3〜C6シクロアルキルで、または、それ自体がハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルで置換されたC1〜C4アルキルであるか;または R5が、R11で置換されたC2〜C6アルケニル、または、R11で置換されたC2〜C6アルキニルであるか;または R5が、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルスルファニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルファニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニルまたはヒドロキシルであるか;または R5が、5員〜6員の、芳香族の、部分的に飽和または完全に飽和した環系であり、前記環系は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得;かつ前記環系は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含有し、前記環系は、2個以上の酸素原子を含有することができず、2個以上の硫黄原子を含有することができないものであり; R6およびR9が、互いに独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C6シクロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、またはC1〜C4ハロアルキルであり; R7およびR10が、互いに独立して、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルであり; R11が、ニトロ、シアノ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、または、それ自体がハロゲン、C1〜C4アルキル、シアノ、C1〜C4ハロアルキルおよびC1〜C4アルコキシからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るフェニルである) の化合物、ならびに式Iの前記化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体およびN−オキシド。 〔2〕式I−1

(式中、置換基X、A、R1、R2a、R3、R4およびR8が、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりである) の化合物によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔3〕Aが、C−HまたはNであり; R1が、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり; R2aが、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノ、または、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり; R4が、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキルであり;そして XおよびR8が、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりである、前記〔2〕に記載の式I−1の化合物。 〔4〕Aが、C−HまたはNであり; R1が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり; R2aが、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、または、シアノで一置換され得るシクロプロピルであり; R3が、水素またはトリフルオロメチルであり; R4が、メチルまたはエチルであり;そして XおよびR8が、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりである、前記〔2〕に記載の式I−1の化合物。 〔5〕Aが、C−HまたはNであり; R1が、エチルであり; R2aが、トリフルオロメチルであり; R3が、水素またはトリフルオロメチルであり; R4が、メチルであり;そして XおよびR8が、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりである、前記〔2〕に記載の式I−1の化合物。 〔6〕式(I−2)

(式中、置換基X、A、R1、R2a、R3、R5およびR8が、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりである) の化合物によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔7〕Aが、C−HまたはNであり; R1が、C1〜C4アルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり; R2aが、ハロゲン、C1〜C4ハロアルキル、シアノ、または、ハロゲン、シアノおよびC1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基で一置換または多置換され得るC3〜C6シクロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキルであり; R5が、C1〜C4アルキルまたはC1〜C4ハロアルキルであり;そしてXおよびR8が、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりである、前記〔6〕に記載の式I−2の化合物。 〔8〕Aが、C−HまたはNとしてであり; R1が、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはシクロプロピルメチルであり; R2aが、ハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、または、シアノで一置換され得るシクロプロピルであり; R3が、水素またはトリフルオロメチルであり; R5が、メチルまたはエチルであり;そしてXおよびR8が、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりである、前記〔6〕に記載の式I−2の化合物。 〔9〕式(I−1a)

(式中、 Aが、NまたはCHであり; R1が、C1〜C4アルキルであり; R2aが、C1〜C4ハロアルキルであり; R3が、水素、ハロゲン、C2〜C6アルケニル、C1〜C4ハロアルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであるか;または R3が、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキシおよびC1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基で一置換または二置換され得るフェニルであるか;または R3が、C1〜C4ハロアルキルで一置換され得るピラゾリルであるか;または R3が、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキルおよびハロゲンからなる群から選択される置換基で一置換または二置換され得るピリジニルであるか;または R3が、C1〜C4アルコキシで一置換され得るピリミジニルであり; R4が、C1〜C6アルキルまたはC1〜C6ハロアルキル、好ましくは、1,1,1−トリフルオロエチルであるか; R4が、シアノ、C1〜C4アルキルスルファニル、フェニル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルコキシC1〜C4アルコキシまたはC3〜C6シクロアルキルで一置換されるC1〜C4アルキルであるか;または R4が、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニルであるか;または R4が、フェニルで置換されるC2〜C6アルケニルであるか; R4が、C1〜C4アルコキシで一置換され得るベンジルであり; R8が、C1〜C4アルキル;好ましくは、メチルであり;および Xが、SまたはSO2である) の化合物によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔10〕式I−2a

(式中、 Aが、NまたはCHであり; R1が、C1〜C4アルキルであり; R2aが、水素、ハロゲンまたはC1〜C4ハロアルキルであり; R3が、C1〜C4ハロアルキル、フェニル、または、C1〜C4ハロアルキルで置換されたフェニルであり; R5が、C1〜C4アルキルであり; R8が、C1〜C4アルキルであり;そして Xが、SまたはSO2である) の化合物によって表される、前記〔1〕に記載の式Iの化合物。 〔11〕式Z−1

(式中、G1、G2、R2a、およびR2bが、前記〔1〕中の式Iで定義されるとおりであり; Rxが、NO2またはNH2であり; Ryが、水素であり、そして Rzが、C1〜C4アルキルである) の化合物。 〔12〕活性成分として、それぞれ遊離形態または農芸化学的に利用可能な塩形態における、前記〔1〕に記載の式Iの少なくとも1つの化合物または必要に応じてその互変異性体と、少なくとも1つの助剤とを含む、殺有害生物組成物。 〔13〕有害生物を防除するための方法であって、前記〔12〕に記載の組成物を、前記有害生物またはその環境に適用する工程を含むが、手術または治療による人または動物の身体の治療のための方法および前記人または動物の身体において実施される診断方法を除くことを特徴とする、方法。 〔14〕有害生物による攻撃から植物繁殖材料を保護するための方法であって、前記繁殖材料または前記繁殖材料が植えられた場所を、前記〔12〕に記載の組成物で処理する工程を含むことを特徴とする、方法。 〔15〕前記〔12〕に記載の組成物を含む不織布および織物材料から選択される基材。

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