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Multiple embryo transfer device

阅读:529发布:2024-02-11

专利汇可以提供Multiple embryo transfer device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且(57)【要約】 【目的】 複数の胚を 家畜 の子宮内に注入し、移植の操作を容易にするとともに、人手を要さず高い受胎率を得ることができる複数胚移植器具。 【構成】 ストロー8の後の栓体9側を所定の深さまで先端から挿入される管状の注入器本体2と、このストロー8が取付けられた注入器本体が挿入され、先端に胚を排出する射出口が設けられている。 鞘管7と、上記 注射器 本体に挿入され、先部分が上記ストローの栓体9押圧してこれを移動させる押棒とを有し、1本の移植器具で2回、胚を排出できる複数胚移植器具。,下面是Multiple embryo transfer device专利的具体信息内容。

【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】 後端に栓体が配置され、長さ方向のほぼ中央より先側および後側にそれぞれ受精卵が1個以上充填されたストローの上記先側および後側の受精卵をそれぞれ別個に排出せしめる複数胚移植器具であって、 上記ストローの後の栓体側を所定の深さまで先端から挿入される管状の注入器本体と、このストローが取付けられた注入器本体が挿入され、先端に受精卵を排出する射出口が設けられている鞘管と、上記注入器本体に挿入され、先部分が上記ストローの栓体を押圧してこれを移動せしめて、受精卵を押出す押棒とを有し、 上記押棒は、先端部が上記ストローに挿入可能な太さで、中間部は太く、後部分は細く形成され、上記後の細い部分には、移動自在なストッパが取付けられ、このストッパを中間の太い部分の後端に当接して注入器本体の後端まで押すと、栓体はストローの中央に達し、さらに押棒の後端を注入器本体の後端まで押すと、栓体はストローの先端に達するように各部の長さ寸法が決められていることを特徴とする複数胚移植器具。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】

    本考案は、複数の受精卵(以下胚という)を家畜の子宮内に注入して、高い受 胎率を得ることができ、かつ、双子生産率が高く、しかも移植する操作が容易な 複数胚移植器具に関する。

    【0002】

    【従来の技術】

    従来この種の胚移植器具としては、例えば図6ないし図11に示す構造のもの が知られており、図において符号1は家畜の胚移植器具である。 胚移植器具1は、金属製でほぼ円筒状の注入器本体2と、この注入器本体2に 進退可能に挿通された金属製で円柱状の押棒3を有している。

    【0003】 上記注入器本体2は、家畜の子宮内に挿入される円筒状の挿入管4と、この挿 入管4の後端に配設された固定部5と、固定部5の後端に配設された柄部6とか らなるものであり、柄部6の後端面6aから、挿入管4の先端面4aに通じる孔 を有する。

    【0004】 ここで固定部5は、挿入管4に外挿される鞘管7を固定するためのものである 。 また押棒3は、挿入管4と鞘管7とに内挿されたストロー8の栓体9を押圧移 動させるためのもので、これによってストロー8内に培養液10とともに収容さ れている胚11が排出される。

    【0005】 このような構造の胚移植器具1を用い、予め胚11を収容したストロー8内の 胚を雌等の家畜の子宮内に注入するには、まず押棒3を柄部6の後端面6aよ り注入器本体2内に挿入し、その先端をストロー8の栓体9に当接する以前の、 適宜な位置にとどめた状態で、ストロー8の栓体9側を挿入管4の先端面4a側 から挿入装填する。 この場合ストロー8は挿入管4内に形成された、ストロース トッパ12によって挿入管4内の所定の位置にとどめられる。

    【0006】 次いで、このストロー8が取付けられた挿入管4に鞘管7を外挿するとともに 、固定部5により鞘管を固定する。 するとストロー8は、その先端部8aが鞘管 7に内挿され、また先端部8aが鞘管7のテーパ部7aに押圧され挟持されるこ とによって固定される。 鞘管7を装着したこの胚移植器具1を家畜の子宮に入れ、押棒3を押圧してス トロー8の栓体9を挿入管4の先端面4a方向に移動させ、ストロー8内の胚1 1を鞘管7の射出口7bより排出し子宮内に注入し受胎せしめる。

    【0007】

    【考案が解決しようとする課題】

    ところで、家畜に受胎させる場合、当然のことながら単子より双子の方が生産 効率がよい。 例えば牛を代表例として説明すると、上記従来の胚移植器具1は、 通常、胚1個を移植するのに用いられている。

    【0008】 牛において子宮は図12に示すように子宮体16の先が2つに分かれ、左右の 子宮14,14となっており、膣13部分に連続して、子宮頸管15が存在す る。 子宮頸管15は、発情期にはゆるくなるが、胚移植時は発情期でないので、 固く閉じ、胚移植器具1が挿入しにくい状態となっている。 なお、17は卵巣で ある。

    【0009】 上記従来の胚移植器具1を用いて、複数の胚の移植を行なうには、片側の子宮 14にのみ移植する方法と、左右の子宮角14,14に分けて移植する方法とが あり、前者の方法では上記従来の胚移植器具1を用いることができるが、受胎後 の流産が多発する欠点がある。

    【0010】 また、後者の方法を用いることにより、流産の発生率は低下するが、胚移植器 具1を用いてこれを実施するには、胚の入ったストローを装着した胚移植器具を 2本準備し、左右の子宮にそれぞれ胚を注入するので、移植する操作を2回繰返 えさなければならない。

    【0011】 移植操作の繰返えしは、膣内に常在する生物が子宮内に持込まれる機会が増 加し受胎率が低下したり、固く閉じた子宮頸管に無理して胚移植器具を通す回数 が増加し、牛に悪影響を与え、さらには移植技術者の他に補助員等の人手を要す る不都合があった。

    【0012】 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、移植技術者以外の人手を要さ ず、受胎率を低下させずに複数の胚の移植が能率的に行うことができる複数胚移 植器具を提供することを目的とする。

    【0013】

    【課題を解決するための手段】

    本考案の複数胚移植器具においては、後端に栓体が配置され、長さ方向の中央 より先側および後側にそれぞれ受精卵が1個以上充填されたストローの上記先側 および後側の受精卵をそれぞれ別個に排出せしめる複数胚移植器具であって、上 記ストローの後の栓体側を所定の深さまで先端から挿入される管状の注入器本体 と、このストローが取付けられた注入器本体が挿入され先端に受精卵を排出する 射出口が設けられている鞘管と、上記注入器本体に挿入され、先部分が上記スト ローの栓体を押圧してこれを移動せしめて受精卵を押出す押棒とを有し、上記押 棒は、先端部が上記ストローに挿入可能な太さで、中間部は太く、後部分は細く 形成され、上記後の細い部分には移動自在なストッパが取付けられ、このストッ パを中間の太い部分の後端に当接して注入器本体の後端まで押すと、栓体はスト ローの中央に達し、さらに押棒の後端を注入器本体の後端まで押すと、栓体はス トローの先端に達するように各部の長さ寸法が決められていることを問題解決の 手段とした。

    【0014】

    【作用】

    本考案の複数胚移植器具は上記の構成となっており、ストローに収納した胚を 1個ずつ排出させることができるので、器具を子宮頸管から抜くことなく、先端 をやや後退させて一方の子宮角から他方の子宮角に移して少し挿入するのみで、 左右の子宮角に胚を注入することができる。

    【0015】

    【実施例】

    図1および図2は、本考案に係る複数胚移植器具21の一実施例を示すもので 、従来公知の胚移植器具1を基本としたものである。 複数胚移植器具21と胚移植器具1においては注入器本体2、鞘管7は同じも のが用いられるが、この考案に用いられる押棒22の形状が異る。 従来の押棒3 は、先端がストローに挿入され、栓体9をストローの後端より先端に移動させる 部分が形成されていればよい。 しかし本考案の複数胚移植器具21に用いられる 押棒22は、先端がストロー8に挿通可能な、ほぼストローと同じ長さの小径部 23となっており、小径部23の後部は、小径部より太く、挿入管4の内径より 小さい外径の大径部24となっており、その後部は大形部24より細い基部小径 部25となっている。 この基部小径部25には、穿設された中央の孔が挿通され 、長さ方向に移動自在なストッパ26が取付けられている。 また、上記押棒22の長さは従来の押棒3と同じ長さであるが、小径部23の 長さはストロー8の長さ、基部小径部25の長さはストロー8の長さのほぼ1/ 2となっている。

    【0016】 次に上記構成の複数胚移植器具21の使用方法を説明する。 図3ないし図5は本考案に係る器具の注入器本体2、押棒22、ストロー8の 操作における位置関係を、鞘管7を省略するとともにわかり易いように並列に示 したものである。 先ず、図3に示すように、ストロー8の中央から先側および後側に胚11を培 養液10とともにそれぞれ充填し、このストローを挿入管4の先端よりストロー ストッパ12の位置まで入れる。 このストロー8を取付けた注入管本体2の後端 面6aより押棒を挿入し、先端22aを栓体9の近くに位置させる。 この際押棒 22の大径部24はストロー8の1/2の長さ、注入管本体2の後端面6aより 突出させるとともに鞘管7を取付けこの先端を子宮頸管を介して牛の一方の子宮 に入れる。

    【0017】 次いで、ストッパ26を大径部24の後端に当接するとともに柄部6の後端面 6aまで押すと、図4に示すように栓体9はストロー8の中央に押されて移動し 1個の胚14は子宮内に射出される。

    【0018】 次いで複数胚移植器具21を子宮頸管15から抜かず、先端を他方の子宮に移 し換えて挿入し図5に示すように押棒3の端部を柄部6の後端面6aまで押圧す ると、押棒3はさらに栓体9を押してストロー先端まで移動させ他方側の子宮角 に胚11を射出する。 なお、この複数胚移植器具は、従来のものと同様に1個の胚のみを移植するこ とも可能である。

    【0019】 このように、本考案に係る複数胚移植器具は1本の移植器具を用いて1回の子 宮頸管への挿入操作後、左右の子宮角内に挿入し、それぞれ1個の胚あるいは複 数の胚を移植することができ、移植操作が大幅に簡易化される。 さらに、挿入操 作が1回で済むため、移植器挿入時の膣内における器具の微生物汚染および子宮 内への微生物の持ち込みの可能性が軽減され、受胎率の向上が期待される。

    【0020】 次に、本考案に係る複数胚移植器具を用いた2個の胚移植による受胎率と従来 の胚移植器具を用いた場合の受胎率について説明する。 実施例1 本考案に係る複数胚移植器具を用いて、牛13頭の左右子宮角に胚をそれぞれ 注入し、受胎頭数、受胎率を調査した。 比較例1 従来の胚移植器具を用い、子宮内に2回挿入する方法によって牛50頭に胚を 注入し、受胎頭数、受胎率を調査した。 実施例1、比較例1の結果を表1に示す。

    【0021】

    【表1】

    【0022】 実施例2 本考案に係る複数胚移植器具を用いて胚移植し、受胎した牛についての頭数、 流産した頭数、単子、双子の別の分娩頭数、双子の割合を調べた。 比較例2 従来の胚移植器具を用いて2回繰返えす従来の方法によって胚移植し、実施例 2と同様の調査をした。 実施例2、比較例2の結果を表2に示す。

    【0023】

    【表2】

    【0024】

    【考案の効果】

    以上説明したように、本考案の複数胚移植器具を使用することは、2個の胚を 左右の子宮角に1個ずつ移植することが他の人手を要することなく移植技術者の みによって容易に行なうことが出来るようになり、また移植による受胎率や産子 生産率を高めることができるなど多くの利点がある。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】図1は本考案に係る複数胚移植器具の側面図である。

    【図2】本考案に係る複数胚移植器具に用いる押棒の側面図である。

    【図3】家畜の子宮に挿入して胚を排出する前における注入器本体、ストロー、押棒の位置的関係を示す図である。

    【図4】ストローの先側の胚を排出した場合における注入器本体、ストロー、押棒の位置的関係を示す図である。

    【図5】全部の胚を排出させた場合における注入器本体、ストロー、押棒の位置的関係を示す図である。

    【図6】従来用いられている公知の胚移植器具の側面図である。

    【図7】公知の胚移植器具に用いられる胚が充填されたストローの側面図である。

    【図8】公知の胚移植器具に用いられる注入器本体の図である。

    【図9】注入器本体にストローを取付け状態を示す側面図である。

    【図10】公知の胚移植器具に使用される押棒の側面図である。

    【図11】公知の胚移植器具に使用される鞘管の側面図である。

    【図12】牛の子宮の略図である。

    【符号の説明】

    1 胚移植器具 2 注入器本体 3 押棒 4 挿入管 4a 先端面 5 固定部 6 柄部 6a 後端面 7 鞘管 7a テーパー部 7b 射出口 8 ストロー 8a 先端部 9 栓体 10 培養液 11 胚 12 ストローストッパ 13 膣 14 子宮角 15 子宮頸管 16 子宮体 17 卵巣 21 複数胚移植器具 22 押棒 22a 先端 23 小径部 24 大径部 25 基部小径部 26 ストッパ

    フロントページの続き (72)考案者 小暮 福次 群馬県前橋市金丸町312 社団法人家畜改 良事業団 家畜改良技術センター内

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