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Method for processing soybean hypocotyl, processed soybean hypocotyl and its utilization

阅读:947发布:2024-01-13

专利汇可以提供Method for processing soybean hypocotyl, processed soybean hypocotyl and its utilization专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To inexpensively and readily obtain the soybean hypocotyl processed product capable of wholly utilizing the soybean hypocotyl massively by-produced in a skin-removing process for the production of soybean processed beverages or foods and useful for improving and preventing hepatic function disorders and for maintaining health. CONSTITUTION:The soybean hypocotyl is thermally treated preferably at >=115 deg.C. Concretely, for example, the soybean hypocotyl is boiled in boiling water for a long time or closed in a heated pressure container and subsequently subjected to a wet thermal treatment with steam. When the soybean hypocotyl is thermally treated, the coexistence of an edible organic acid such as acetic acid or citric acid is preferable for the improvement in the hepatic function disorder-inhibiting effect.,下面是Method for processing soybean hypocotyl, processed soybean hypocotyl and its utilization专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 大豆胚軸を加熱処理することを特徴とする大豆胚軸の加工法。
  • 【請求項2】 大豆胚軸を食用有機酸の共存下で加熱処理することを特徴とする大豆胚軸の加工法。
  • 【請求項3】 加熱処理の温度は、略100℃以上、好ましくは、約115℃以上である請求項1又は2記載の大豆胚軸の加工法。
  • 【請求項4】 加熱処理されて成る加工大豆胚軸。
  • 【請求項5】 該加工大豆胚軸全体を単独で或いは飲食品や飼料に添加してヒトまたは家畜の肝機能改善予防用その他保健用として利用するようにしたことを特徴とする利用法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、大豆を原料とする大豆加工の飲食品における脱皮工程で大量に副産され、これまで廃棄処分されてきた大豆胚軸をヒトまたは家畜の肝機能の改善予防ばかりでなく保健用として有効に利用できるようにした大豆胚軸の加工法並に加工大豆胚軸並にその利用法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、大豆胚軸は、豆乳などの大豆を原料とする各種飲食品を製造するに当たり、脱皮工程において大量に副産されるが、これまで利用価値がないものとして廃棄処分されていた。 一方、特開昭64−683
    18号公報、特開平2−200640号公報、特開平3
    −31296号公報などにより、マメ科植物その他の植物の各部に含まれているサポニンは、肝機能障害の改善または予防に有効であることが知られて居り、そのサポニン成分を有機溶剤により抽出し、その抽出液を種々の精製工程を経て、その有効成分を単離してこれを肝機能障害の改善または予防剤としてすることが知られている。 従って、これに倣って、大豆胚軸からサポニンを有機溶剤で抽出し、その精製サポニンを動物にマウスに与えてその肝機能障害の改善予防を試験する試みはなされてきた。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、大豆を原料とし、脱皮工程を経て豆乳その他の飲食品を製造する大豆加工産業から廃棄処分される大豆胚軸の量は、全国的にみて極めて莫大な量に達し、吾国産業上の見地から見て莫大な損失であり、極めて不経済であるばかりでなく、またその廃棄処分による河川などを汚染する環境汚染の問題も引き起こしている。 上記の従来技術に倣い、大豆胚軸から有機溶剤でサポニンを抽出し、更にその抽出液に対し多くの精製工程を施し、精製し、これを肝機能障害治療または予防剤として利用することは、その精製に多大の労と製造コストの増大をもたらし、従って、大量生産による実用化には適さず、高価な製品となる一方、抽出処理後の大豆胚軸の大半を占める残滓は、いわゆる滓として従来と同様に廃棄処分されるので、その量は、極めて莫大な量に達するばかりでなく、環境汚染の問題も解決されない。 省みるに、大豆胚軸は、肝機能障害の改善予防に有効なサポニンばかりでなく、蛋白質、脂肪、糖質、無機質、ビタミンB,Eなどを多量に含み、更には、抗コレステロール、抗脂血、
    酸化、整腸作用などに有効なレシチン、繊維、オリゴ糖など各種の有用な機能性物質などを含むので、そのサポニン成分ばかりでなく、これらの有用成分の全てを利用する有効利用を計り、産業上の莫大な利益をもたらし、又、これにより従来廃棄処分により経済的な莫大損失の解消と環境汚染の問題が解決されることゝなる。 この点に徴し、上記のように大豆胚軸からサポニンを溶剤で抽出し、その抽出液を更に多数の精製工程を経て目的とするサポニンを単離することは、その精製工程で大量の上記の各種の有用物質が溶失し、またその廃棄された残滓もいわゆる滓ではなく、多種の有用物質が廃棄されていることになり、大きな問題である。 そこで発明者は、副産された大豆胚軸をそのまゝ粉砕し、これを家畜に給与してみた所、消化不良、下痢を起こし、却って問題を生じた。 その原因は、飼料が生であるために消化性が劣るばかりでなく、トリプシンインヒビターなどの有害物質により蛋白質類の消化が邪げられるからであると推測される。 而も、大豆胚軸全体を粉砕した粉砕物やこれを溶剤で溶出したサポニン抽出液の濃縮、乾燥物とその残滓の粉砕物とを夫々飼料とし、その夫々を肝機能障害をもつ6週令のddy系雄性マウスに与え、常法によって、その抑制効果を試験した所、そのいずれの飼料にも殆ど抑制効果は認められなかった。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を解消し、副産される大豆胚軸全体を利用可能にし、容易且つ安価な加工手段により肝機能障害に対し抑制効果があるばかりでなく、ヒトや家畜の健康食品として有効な加工大豆胚軸の加工法を提供するもので、大豆胚軸を加熱処理することを特徴とする。

    【0005】

    【作用】このように副産される大豆胚軸を加熱処理することにより、ヒトや家畜に供して無害となり、而も消化性が向上すると共に、肝機能障害予防の抑制効果を発揮し、大豆胚軸全体を健康食品としても利用できる加工大豆胚軸が容易且つ安価に得られる。

    【0006】尚、該大豆胚軸を食用有機酸の共存下で加熱処理するときは、肝機能障害の抑制効果が更に向上する。

    【0007】この場合の加熱処理の温度は、略100℃
    以上、好ましくは115℃以上である。 これにより顕著な肝機能障害改善予防の著しい向上と無害且つ消化性の確実な加工品をもたらす。 本発明によれば、このように得られた加工大豆胚軸は、その全体を単独でまたは添加剤としてヒトまたは家畜の肝機能障害予防や健康保持に利用し、大豆胚軸全体の有効利用が達成され、従来の廃棄処分による莫大な損失及びこれに伴う環境汚染の問題が解消され、逆に産業経済上極めて大きな利益をもたらす。

    【0008】

    【実施例】次に本発明の実施例を詳述する。 従来、大豆を原料とする加工飲食品製造において、副産される大豆胚軸は廃棄処分とされていたが、本発明は、これを下記の如き簡単な加工手段で、その全体を肝機能改善予防ばかりでなく、健康食品として有効に利用できるものに改質し、上記従来利用価値なく廃棄処分された全国的にみて極めて莫大な経済的損失をなくすと共に、むしろ有用な物質に転換し得るようにすると同時に、従来のかゝる廃棄に伴う河川の環境汚染の問題をなくすことができるようにした。 即ち、上記の大豆の脱皮工程で副産される大量の大豆胚軸、即ち、大豆胚軸マスは、そのまゝ或いは少量含まれる子葉部の細粒の一部または全部を除去後、これを少なくとも100℃前後の高温で好ましくは115℃以上で所望時間加熱処理することにより、消化性が向上し、消化不良を起こさない食用に適する而も肝機能障害に対し抑制効果を有する加工大豆胚軸マスに改質することができ、更には、該加工大豆胚軸に含まれる蛋白質、糖質、その他の栄養成分の他、抗コレステロール、抗酸化、その他循環器などの生理的機能に有効に働く各種機能性物質により、いわゆる健康食品として利用でき、有利である。

    【0009】この場合、下記の対比試験で明らかにするように、注目すべきは、副産される生の大豆胚軸には、
    従来より肝機能障害に対する抑制効果を有すると考えられているサポニンやイソフラボノイドを含んでいるにも拘らず、生の大豆胚軸のまゝ、或いはその抽出液及びその残滓では殆どその効果が発揮されないが、本発明の高温における加熱処理を施されたときは、その抑制効果が明らかに認められ、その加熱条件によっては、特に11
    5℃以上ではその効果が著しく増大すると言うことが分った。 その理由は現在のところ充分明らかでないが、該大豆胚軸を高温加熱処理することにより、肝機能障害に対する抑制作用を含する新たな物質が生成するからであろうと推察している。

    【0010】本発明における高温での加熱処理とは、大豆胚軸マス(以下単に大豆胚軸と言う)を沸騰で長時間蒸煮したり、加熱加圧容器内に密閉し、蒸気で約11
    5℃以上、好ましくは、115℃以上の温度で10〜3
    0分程度で湿式加熱処理したり、或いは焙焼器やオートクレーブ内で上記の高温で乾式加熱処理することである。 尚、トリプリシンインヒビターなどの有害物質を失活させるには、115〜150℃の加熱処理が好ましい。 かくして、大豆胚軸を加熱処理することにより、その蛋白質などの熱変質により消化性が良くなり、また、
    トリプシンインヒビターなどの消化を妨げる酵素の失活を行うことができ、無害な食用に適した大豆胚軸に変質する。 かくして、理由は明らかでないが、この粒状物のまゝで、或いは下記の具体的な実施例で示すように、加工大豆胚軸に水または有機溶剤で抽出した抽出液の乾固物やその残滓のいずれの状態でも、肝機能障害に対し抑制効果を発揮する。 従って、従来のように、マメか植物に含まれるサポニンの見に注目し、その抽出液からサポニンを単離する面倒な而も製造コストの増大する精製作業を行う必要と他の有効成分のロスを生ずる不都合を解消し、従来に比し著しく簡単な製造工程で安価に肝機能障害の改善予防品を大量に生産できる。

    【0011】尚、本発明の加熱処理において、加工すべき大豆胚軸に適当量の酢酸、くえん酸などの所望の食用有機酸の少なくとも1種を添加して、その共存下で、上記のように加熱処理するときは、肝臓障害の抑制効果の更に向上した加工大豆胚軸が得られる。

    【0012】このように加熱処理により得られた加工大豆胚軸は、上記のように、各種の有効成分、栄養成分を含有するので、これをそのまゝヒトや家畜(ペットを含む)に単独で、または飲食品や試料に添加して供給するときは、肝機能障害改善防止ばかりでなく、同時に蛋白質、資質、ビタミン、ミネラルなどの栄養並に機能性物質の補給をもたらし、健康の保持、成人病などの予防など健康を保持するに役立つ。

    【0013】尚、本発明の加工大豆胚軸は、それ自体としてばかりでなく、これに水またはエタノール、含水エタノール、その他の所望の有機溶剤で抽出した抽出液及びその残留固形物(いわゆる残滓)の両者の夫々も、いずれも肝臓機能障害に対する抑制効果を有することが分った。 この点からも、肝機能障害を抑制する有効成分は、サポニンに必ずしも関係しない別異の物質によるものと思われ、かゝる物質が本発明の高温加熱処理により生成したものと推察している。

    【0014】従って、本発明によれば、その加工大豆胚軸の使用の形態は、その粒子のまゝ、或いはこれを粉砕した粉末の状態で、或いはその抽出液のまゝ或いはその濃縮物、或いはその乾固物の状態で、或いはその残滓またはその粉砕物として使用する。 尚、その粉末は、特定の大きさ形状に加圧成形され、顆粒、錠剤などの成形物として、或いはカプセル状などとして使用しても良く、
    その抽出液や濃縮物もカプセル状としても良い。

    【0015】また、本発明の加工大豆胚軸のヒトや家畜に対する供給形態は、上記の任意の使用状態で、単独で直接供給するか、飲食品の製造において、任意の段階で添加し、或いは配合飼料に添加して保健用飲食品または保健用試料として作製し、間接的に供給する。

    【0016】このようにして、本発明の加工大豆胚軸は、製造簡単で安価に大量生産でき、肝臓機能障害の改善や予防ばかりでなく、同時に各種の機能性食品として利用され有利である。

    【0017】次に、本発明の更に具体的な実施例につき、比較例と共に詳述する。 実施例1 加工処理すべき大豆胚軸150gをオートクレーブ内に収容し、これに10倍量の水を加え、一夜浸漬して大豆胚軸を膨潤せしめた。 次で、この膨潤した大豆胚軸を該オートクレーブ内の沸騰水中で30分加熱した。 次で、
    かくして得られた加工大豆胚軸を冷却後、減圧乾燥器に入れ乾燥した。 次で該乾燥物を粉砕機にて粉砕し、粉体98gを得た。 これを試料1とした。 実施例2 加工処理すべき大豆胚軸200gをオートクレーブ内に収容し、これに水600mlを加え、一夜浸漬して大豆胚軸を膨潤せしめた。 次で、該膨潤した大豆胚軸を該オートクレーブにて110℃、10分加熱処理した。 次で、かくして得られた加工大豆胚軸を冷却後、減圧乾燥器で乾燥した。 次で該乾燥物を粉砕機で粉砕し、粉体1
    74gを得た。 これを試料2とした。 実施例3 加工処理すべき大豆胚軸200gをオートクレーブ内に収容し、これに10倍量の水を加え、一夜浸漬して大豆胚軸を膨潤せしめた。 次で、該膨潤した大豆胚軸を該オートクレーブにて115℃、10分処理した。 次で、かくして得られた加工大豆胚軸を水切り後、減圧乾燥器で乾燥した。 次で該乾燥物を粉砕機にて粉砕し、粉体10
    4gを得た。 これを試料3とした。 実施例4 加工処理すべき大豆胚軸200gをオートクレーブ内に収容し、これに10倍量の水を加え、一夜浸漬して大豆胚軸を膨潤せしめた。 次で、酢酸2.7mlを加え、該オートクレーブにて115℃、10分加熱処理した。 次で、かくして得られた加工大豆胚軸を水切り後、減圧乾燥器で乾燥した。 次で該乾燥物を粉砕機にて粉砕し、粉体124gを得た。 これを試料4とした。 実施例5 加工処理すべき大豆胚軸300gをオートクレーブ内に収容し、これに10倍量の水を加え、一夜浸漬して大豆胚軸を膨潤せしめた。 次で、該オートクレーブにて12
    1℃、15分加熱処理した。 次で、かくして得られた加工大豆胚軸を水切り後、減圧乾燥器で乾燥した。 該乾燥物を粉砕機にて粉砕し、粉体182gを得た。 これを試料5とした。 実施例6 加工処理すべき大豆胚軸400gをオートクレーブ内に収容し、これに10倍量の水を加え、一夜浸漬して大豆胚軸を膨潤せしめた。 次で、酢酸5.4mlを加えた後、該オートクレーブにて121℃、15分加熱処理した。 次で、かくして得られた加工大豆胚軸を水切り後、
    減圧乾燥器で乾燥した。 次で、該乾燥物を粉砕機にて粉砕し、粉体248gを得た。 これを試料6とした。 実施例7 大豆胚軸300gを乾熱器に収容し、180℃、30分加熱処理した。 即ち、焙焼加熱処理した。 次で、かくして得られた加工大豆胚軸を冷却後、粉砕機にて粉砕し、
    粉体268gを得た。 これを試料7とした。 実施例8 実施例7の加熱処理により得た加工大豆胚軸600gに4倍量の70%エタノールを加え、80℃、3時間加熱し抽出処理した。 次で、これを濾過し、抽出液を得た。
    更に、同様の抽出処理を2回行った。 このようにして得られた3回分の抽出液を減圧濃縮して乾燥物179gを得た。 これを試料8とした。 一方、上記の濾過により該抽出液と分離した該加工大豆胚軸の残滓を減圧乾燥し、
    乾燥物419gを得た。 これを試料9とした。 対照例 副産された大豆胚軸600gに実施例8で行ったと同様に抽出処理を3回行い、このようにして得られた3回分の抽出液を減圧濃縮して乾燥物159gを得た。 これを試料10とした。 一方、濾過により該抽出液と分離した残滓を減圧乾燥し、乾燥物395gを得た。 これを飼料11とした。

    【0018】次に、これら試料1〜11につき、肝機能障害に対する抑制効果を検べるため、下記の通り動物実験を行った。 実験例 6週令のddy系雄性マウスを通常食(日本クレア(株)製CE−2)で1週間予備飼育した後、各群10
    匹とし、通常食に前記各飼料を10%添加した群、及び飼料無添加の群を設け、夫々1週間飼育した。 飼育1週間後、オリーブ油に懸濁した2%(W/W)四塩化炭素を3.3ml/Kg腹腔内に投与し、この後、24時間目に胸部切開後、心臓より採血し、遠心分離にて血清を分離し、血清中のGOT及びGPT活性をPOP・TO
    OS法(和光純薬工業(株)製トランスアミナーゼ測定用キット)にて測定し、下記数式から抑制率を求めた。

    【0019】

    【数1】

    【0020】上記数式において、正常群とは通常食のみで飼育し、四塩化炭素を投与しない群、対照群とは通常食のみで飼育した後、四塩化炭素を投与した群、試料群とは通常食に各試料を添加したもので飼育した後、四塩化炭素を投与した群を夫々意味する。 その結果は、下記表1に示す通りであった。

    【0021】

    【表1】

    【0022】表1の群種の欄の試料1、試料2、…試料11は、夫々通常食に試料1を添加した試料で飼育した試料群、通常食に試料2を添加した試料で飼育した試料群、…通常食に試料11を添加した試料で飼育した試料群を夫々意味する。

    【0023】上記の表1から明らかなように、対照例の未加工の大豆胚軸からの試料10及び試料11を与えた場合は、抑制効果がないが、加熱処理温度が約100℃
    以上の高温で処理された本発明の加工大豆胚軸である実施例の試料1乃至9を夫々与えた場合は、肝機能障害に対し抑制効果を発揮することが分る。 また、加熱処理温度を115℃以上とするときは、その抑制率は向上し、
    加熱温度が高いほど抑制率が増大し、特に、酸を共存させて加熱処理したとき、或いは乾式加熱であるときは、
    その抑制率が著しく向上することが認められた。 このことは、大豆胚軸の加熱処理により、肝機能障害の抑制効果は、サポニンのみに限らず、その抑制効果を発揮する何等かの物質が生成し、その加熱処理温度を上昇と共に多量に生成するように思われ、新しい興味ある重大な事実を知見した。 尚、全般的に、115℃での加熱でもよいが、特に、120℃以上の加熱が好ましく、また15
    0℃以上の加熱では、大豆胚軸中の有害物質を不活性化し、消化性を向上すると共に肝機能障害の改善、予防効果が更に向上することが認められた。

    【0024】

    【発明の効果】このように本発明によるときは、副産される生の大豆胚軸を加熱処理することにより、容易且つ安価に、肝機能抑制効果を有する有用物質に変り、消化性も良く、ヒトや家畜に供給して、肝機能障害の予防、
    改善効果をもたらすばかりでなく、その含有する各種の栄養成分並に機能性物質が供給されるので、いわゆる健康食品として利用することができ、飲食品や飼料に添加して健康食品または健康飼料としてその製品価値を高めることができる等の効果をもたらす一方、従来、廃棄処分されていた大豆胚軸の莫大な損失を解消し、逆に、経済的に有効に利用でき、産業経済上の大きな利益をもたらし、更には、従来廃棄処分に伴う環境汚染の問題を解消し得る等の大きな効果をもたらす。

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