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Automatic vending machine controller

阅读:981发布:2024-02-11

专利汇可以提供Automatic vending machine controller专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To set addresses to respective terminal control parts without using a control line for address setting notice and further to detect which terminal control part is exchanged when the terminal control part is replaced after an automatic vending machine is installed.
SOLUTION: Concerning respective button control parts 4-1 to 6-3, a peculiar number is written in a non-volatile memory and concerning a main control part 1, a column address corresponding table for writing the peculiar numbers of the button control parts 4-3, 5-3 and 6-3 at the end of respective columns by pressing the final buttons of respective columns are held in a non-volatile memory. The main control part sets the addresses to the respective terminal control parts while designating the column of terminal control parts on the basis of the column address corresponding table. When the power source of the automatic vending machine is turned on, the replacing conditions of respective button control parts are detected by receiving the respective peculiar numbers from the button control parts while designating the column on the basis of the column address corresponding table.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Automatic vending machine controller专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 自動販売機各部をそれぞれ制御する複数の端末制御部と、それら端末制御部との間で通信を行いながらそれらを統括して制御する主制御部と、該主制御部と前記複数の端末制御部との間の通信を行うための信号ラインと、前記主制御部が前記端末制御部の動作を制御するためのコントロールラインとを有し、前記端末制御部は、一つまたは複数の端末制御部よりなる複数の列に分けられ、前記信号ラインは、前記主制御部と端末制御部とを共通に接続し、前記コントロールラインは、前記主制御部から各列の端末制御部をそれぞれ直列に接続した自動販売機制御装置であって、前記主制御部及び端末制御部は、不揮発メモリを具えていて、端末制御部の不揮発メモリには、予め各端末制御部毎に異なる固有番号が書き込まれており、前記主制御部の不揮発メモリには、前記各列に対応させて各列の最後尾の端末制御部の前記固有番号が書き込まれる列アドレス対応テーブルが保持されていて、主制御部は、前記各端末制御部にアドレスを設定する際に、前記列アドレス対応テーブルに基づいて前記端末制御部の列を指定し、指定された列においては、列の最後尾の端末制御部からアドレスを設定していき、アドレス設定が終了した端末制御部は、前記コントロールラインを介して順次一つ前の端末制御部をアドレス設定が可能な状態にしながらアドレス設定を行うことを特徴とする自動販売機制御装置。
  • 【請求項2】 前記複数の端末制御部よりなる列を構成する端末制御部は、それぞれ、商品選択ボタンの制御を行うボタン制御部であり、該ボタン制御部の各列は、それぞれ、自動販売機前面に各段横一列に複数段設けられている商品選択ボタンの各段に対応し、前記列アドレス対応テーブルは、前記各段の最終端の商品選択ボタンを押すことにより、該商品選択ボタンを制御するボタン制御部から前記固有番号を取り込んで設定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機制御装置。
  • 【請求項3】 前記複数の端末制御部よりなる列を構成する端末制御部は、それぞれ、商品搬出機構の制御を行う販売制御部であり、該販売制御部の各列は、それぞれ、商品収納コラムの各列に対応し、前記列アドレス対応テーブルは、各商品収納コラム列の最終コラムに商品を投入することにより、該最終コラムの商品搬出機構を制御する販売制御部から前記固有番号を取り込んで設定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機制御装置。
  • 【請求項4】 自動販売機の電源投入時に、前記主制御部は、前記列アドレス対応テーブルに基づいて前記端末制御部の列を指定し、指定された列においては、列の最後尾の端末制御部から前記固有番号を主制御部に送信し、固有番号の送信が終わった端末制御部は、前記コントロールラインを介して順次一つ前の端末制御部に固有番号の送信を指示し、主制御部は、各端末制御部から受信したそれぞれの固有番号に基づいて、端末制御部の取替状況を検知するようにしたことを特徴とする請求項1,2又は3記載の自動販売機制御装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機各部をそれぞれ制御する端末制御部と、それら端末制御部との間で通信を行いながらそれらを統括して制御する主制御部とからなる自動販売機制御装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】従来の一般的な自動販売機制御装置では、自動販売機の内部を表示機構,販売機構,硬貨処理機構等の部分に分け、それらを各部分毎に端末制御部で制御し、それら端末制御部を主制御部で統括制御するようにしていた。

    【0003】図5は、第1従来例の制御ブロック図である。 硬貨処理制御部8は、硬貨処理機構の制御を行い、
    販売制御部9は、商品搬出機構等の販売機構の制御を行う。 また、表示制御部18は、金額表示器12の表示制御、商品選択ボタン15のスイッチ検知及び商品選択ボタンに付設されている販売可,売切ランプの点滅制御を行い、さらに、リモコン式の入装置19と主制御部1
    との間のデータの受渡しを行う。

    【0004】そのような自動販売機制御装置では、1台の自動販売機で販売する商品の品数が多くなると、例えば、表示制御部18から商品選択ボタン15や販売可ランプ,売切ランプ等へ接続するハーネスの本数が数百本にもなってしまい、配線作業に手間がかかる上、コスト高になるということが問題になる。

    【0005】そこで、表示機構を商品毎に商品選択スイッチ,販売可ランプ,売切ランプでユニット化し、それらのユニット毎に端末制御部を設け、それらの端末制御部と主制御部との間でシリアル通信を行いながら制御を行うことにより、ハーネス数を削減するようにした自動販売機制御装置も提案されている。 そのような自動販売機制御装置では、端末制御部の数が数十にもなる。 次に、そのような従来例について説明する。

    【0006】図6は、第2従来例の制御ブロック図である。 端末制御部21−1,21−2,・・・は、商品選択スイッチ,販売可ランプ,売切ランプ等をユニットとし、それぞれ一つの端末制御部として構成したものを含んでいる。 各端末制御部21−1,21−2,・・・
    は、主制御部1との間で信号ライン22を通してシリアル信号により交信しながら制御を行う。 その際、交信は、各端末制御部21−1,21−2,・・・に設定したアドレスを使って行われる。 そのアドレスを各端末制御部21−1,21−2,・・・に設定するために、アドレス設定モード通知ライン23が、主制御部1から各端末制御部21−1,21−2,・・・,21−Nに直列に接続される。 そして、直列に接続された最後の端末制御部21−Nから主制御部1には、アドレス設定通知ライン24が接続される。

    【0007】アドレスの設定は、主制御部1の中にあるアドレス設定スイッチ(図示せず)を押すことにより実行される。 アドレス設定スイッチが押されると、主制御部1からアドレス設定モード通知ライン23を介して、
    1番目の端末制御部21−1にアドレス記憶モードの信号を出力し、1番目の端末制御部21−1のみをアドレス記憶モードにする。 その状態で、主制御部1は、信号ライン22を介して所定のアドレス番号を出力する。 そのアドレス番号は、アドレス記憶モードになっている1
    番目の端末制御部21−1のみが受け取って記憶する。
    1番目の端末制御部21−1は、アドレス番号を記憶したら、信号ライン22を介して応答信号を主制御部1に返す。

    【0008】一方、1番目の端末制御部21−1は、アドレス設定モード通知ライン23を介して、2番目の端末制御部21−2にアドレス記憶モードの信号を出力し、2番目の端末制御部21−2のみをアドレス記憶モードにする。 その状態で、主制御部1は、信号ライン2
    2を介して先のアドレス番号に+1した番号を出力する。 そのアドレス番号は、アドレス記憶モードになっている2番目の端末制御部21−2のみが受け取って記憶する。 2番目の端末制御部21−2は、アドレス番号を記憶したら、信号ライン22を介して応答信号を主制御部1に返す。

    【0009】以下同様にして、順次、異なるアドレスが端末制御部21−1,21−2,・・・に設定されていく。 そして、最後の端末制御部21−Nがアドレス番号を記憶したら、アドレス設定通知ライン24を介して主制御部1に対して、アドレス設定完了を通知することにより、アドレス設定動作が完了する。

    【0010】このようにすれば、図5のもののように、
    表示制御部18から商品選択ボタン15や販売可ランプ,売切ランプ等へ数百本ものハーネスを接続する必要がなくなって、ハーネス本数を大幅に削減することができ、また、多数の端末制御部21−1,21−2,・・
    ・,21−Nへのアドレス設定も自動的に行うことができる。

    【0011】なお、このような自動販売機制御装置に関連する従来の文献としては、例えば、特開平4-211890号公報(G07F 5/22) がある。

    【0012】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記した第2従来例のものでは、主制御部1から全ての端末制御部21−1,21−2,・・・,21−Nをアドレス設定モード通知ライン23で直列に接続し、さらに最後の端末制御部21−Nから主制御部1へアドレス設定通知ライン24を接続する必要があって、そのための配線スペースと接続作業が必要になるという問題点があった。 また、自動販売機設置後に、故障や仕様変更等により端末制御部が取り替えられても、主制御部1はそのことを検知できず保守管理上問題があった。

    【0013】本発明は、そのような問題点を解決し、最後の端末制御部21−Nから主制御部1へアドレス設定完了を通知するためのアドレス設定通知用の制御ラインがなくてもアドレス設定ができるようにすることを目的とするものである。 さらに、自動販売機設置後に端末制御部が取り替えられたとき、どの端末制御部が取り替えられたかを検知できるようにすることを目的とするものである。

    【0014】

    【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため、請求項1に記載の自動販売機制御装置は、自動販売機各部をそれぞれ制御する複数の端末制御部と、それら端末制御部との間で通信を行いながらそれらを統括して制御する主制御部と、該主制御部と前記複数の端末制御部との間の通信を行うための信号ラインと、前記主制御部が前記端末制御部の動作を制御するためのコントロールラインとを有し、前記端末制御部は、一つまたは複数の端末制御部よりなる複数の列に分けられ、前記信号ラインは、前記主制御部と端末制御部とを共通に接続し、
    前記コントロールラインは、前記主制御部から各列の端末制御部をそれぞれ直列に接続した自動販売機制御装置であって、前記主制御部及び端末制御部は、不揮発メモリを具えていて、端末制御部の不揮発メモリには、予め各端末制御部毎に異なる固有番号が書き込まれており、
    前記主制御部の不揮発メモリには、前記各列に対応させて各列の最後尾の端末制御部の前記固有番号が書き込まれる列アドレス対応テーブルが保持されていて、主制御部は、前記各端末制御部にアドレスを設定する際に、前記列アドレス対応テーブルに基づいて前記端末制御部の列を指定し、指定された列においては、列の最後尾の端末制御部からアドレスを設定していき、アドレス設定が終了した端末制御部は、前記コントロールラインを介して順次一つ前の端末制御部をアドレス設定が可能な状態にしながらアドレス設定を行うことを特徴とする。 このようにすると、アドレス設定通知用の制御ラインを設けずに各端末制御部にアドレス設定を行わなくても、多数の端末制御部と論理番号との対応づけができて、端末制御部の区別が可能になる。

    【0015】そして、請求項2に記載の自動販売機制御装置は、前記複数の端末制御部よりなる列を構成する端末制御部は、それぞれ、商品選択ボタンの制御を行うボタン制御部であり、該ボタン制御部の各列は、それぞれ、自動販売機前面に各段横一列に複数段設けられている商品選択ボタンの各段に対応し、前記列アドレス対応テーブルは、前記各段の最終端の商品選択ボタンを押すことにより、該商品選択ボタンを制御するボタン制御部から前記固有番号を取り込んで設定するようにしたことを特徴とする。 このようにすると、ボタン制御部列を有する自動販売機制御装置の列アドレス対応テーブルの設定が容易になる。

    【0016】また、請求項3に記載の自動販売機制御装置は、前記複数の端末制御部よりなる列を構成する端末制御部は、それぞれ、商品搬出機構の制御を行う販売制御部であり、該販売制御部の各列は、それぞれ、商品収納コラムの各列に対応し、前記列アドレス対応テーブルは、各商品収納コラム列の最終コラムに商品を投入することにより、該最終コラムの商品搬出機構を制御する販売制御部から前記固有番号を取り込んで設定するようにしたことを特徴とする。 このようにすると、販売制御部列を有する自動販売機制御装置の列アドレス対応テーブルの設定が容易になる。

    【0017】さらに、請求項4に記載の自動販売機制御装置は、自動販売機の電源投入時に、前記主制御部は、
    前記列アドレス対応テーブルに基づいて前記端末制御部の列を指定し、指定された列においては、列の最後尾の端末制御部から前記固有番号を主制御部に送信し、固有番号の送信が終わった端末制御部は、前記コントロールラインを介して順次一つ前の端末制御部に固有番号の送信を指示し、主制御部は、各端末制御部から受信したそれぞれの固有番号に基づいて、端末制御部の取替状況を検知するようにしたことを特徴とする。 このようにすると、自動販売機設置後に端末制御部が取り替えられたら、どの端末制御部が取り替えられたかを検知できるようになる。

    【0018】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本発明の一実施形態の制御ブロック図である。 従来、表示制御部により制御されていた入力装置,金額表示器及び商品選択ボタン関係等の機能を表示制御部から切り離して、それぞれ独立した端末制御部としての、入力制御部2,金額表示制御部3及びボタン制御部4−1〜6−3を設けている。

    【0019】また、図2は、自動販売機の外観図である。 図2において、10は硬貨投入口、11は紙幣投入口、12は金額表示器、13は返却レバー、14は返却口、15は商品選択ボタン、16は商品サンプル、17
    は商品取出口である。

    【0020】各ボタン制御部4−1〜6−3は、それぞれ複数の商品選択ボタン及び販売可ランプ,売切ランプの制御を分担している。 例えば、図2に示すような、商品選択ボタン15が3段に配列されている自動販売機の場合、ボタン制御部4−1には、最下段のボタン群15
    −1の3個の商品選択ボタン15及びそれらに付設されている販売可ランプ,売切ランプの制御を分担させる。
    同様に、ボタン制御部4−2には、ボタン群15−2の3個の商品選択ボタン15及びそれらに付設されている販売可ランプ,売切ランプの制御を分担させている。 以下同様に、ボタン制御部4−3〜6−3に、それぞれ各段の商品選択ボタン15及びそれらに付設されている販売可ランプ,売切ランプの制御を分担させている。 そして、各ボタン制御部4−1〜6−3には、それぞれが分担している商品選択ボタン及び販売可ランプ,売切ランプの個数を記憶させておくか、あるいは、個数を検知する機能を持たせている。

    【0021】各端末制御部は、一つ又は複数の端末制御部により複数の列を形成している。 列を形成している各ボタン制御部4−1〜4−3,5−1〜5−3,6−1
    〜6−3は、全て同じプログラムで動作する。 そして、
    主制御部1と各端末制御部は、信号ライン7により共通接続されており、主制御部1は、特定の端末制御部を指定して通信を行いながら制御を行う。

    【0022】したがって、自動販売機の使用を開始するに当たって、主制御部1が各端末制御部を個別に指定できるようにしておく必要がある。 その際、本発明の自動販売機制御装置では、図6に示す従来のものにあった、
    アドレス設定通知ライン24のようなアドレス設定完了通知用の制御ラインを用いずに行う。

    【0023】入力制御部2や金額表示制御部3のように、1台の自動販売機の中にそれぞれ1個ずつしかない端末制御部については、予め所定のアドレスを書き込んでおけばよい。 しかしながら、ボタン制御部4−1,4
    −2,・・・のように、同じ種類の端末制御部が多数あって、しかも取り付け位置と対応させながらアドレスを設定する必要があるものについては、予め所定のアドレスを書き込んでおくと、取り付ける際に、取り付ける位置に対応したアドレスが書き込まれたものを選んで取り付けなければならず、手間がかかりすぎる。

    【0024】そこで、本発明の自動販売機制御装置では、ボタン制御部4−1,4−2,・・・にフラッシュメモリのような不揮発メモリを設け、制御部基板の製造段階で、制御プログラムをメモリに書き込む際に、一意的に決まる固有番号を一緒に書き込む。 固有番号の付け方としては、基板毎に異なるようにすれば、どのように付けてもよく、例えば、製造番号として製造順に0から+1ずつ番号を大きくしながら書き込むようにしてもよいし、書込時の時刻データ(年,月,日,時,分,秒)
    を、「990405134612」のように書き込むようにしてもよい。

    【0025】そして、そのようにして固有番号を書き込んだ基板を自動販売機に組み込み、自動販売機の電源を投入後、自動販売機前面に各段横一列に複数段配置した商品選択ボタンの内、各段の最終端の商品選択ボタンを押すことにより、該最終ボタンを制御するボタン制御部から前記固有番号を取り込んで、図3に示すような列アドレス対応テーブルを設定する。 列アドレス対応テーブルは、主制御部1の内部の不揮発メモリに保持しておく。 そして、該列アドレス対応テーブルに保持している固有番号をボタン制御部の列を指定するための列アドレスとして用い、コントロールライン8を使って、各端末制御部にアドレスを設定する。 次に、各端末制御部へのアドレスの設定手順について説明する。

    【0026】主制御部1はコントロールライン8のレベルをH(ハイ)にし、各端末制御部に対して応答の確認を行う。 その際、前記列アドレス対応テーブルから1番目の固有番号を読み取り、該固有番号を有するボタン制御部4−3に応答させる。

    【0027】それに対して、ボタン制御部4−3は、信号ライン7を通し、主制御部1に対して、自己の固有番号を通知する。 それを受信した主制御部1は、その固有番号を、図4に示すような端末番号対応テーブルの1段目,第3端末の欄に書き込む。 なお、端末番号対応テーブルは、前記不揮発メモリに保持している。 また、ボタン制御部4−3は、固有番号通知と同時に、一つ手前のボタン制御部4−2との間に接続されているコントロールライン8をL(ロー)レベルに切り換えて、ボタン制御部4−2を動作可能にする。 なお、当然ながら、その他の端末制御部は、何も応答せず、コントロールライン8はLのままである。

    【0028】主制御部1は、再び応答確認を行う。 それに対して、その時応答可能な状態になっているボタン制御部4−2のみが、信号ライン7を通し、主制御部1に対して、自己の固有番号を通知する。 それを受信した主制御部1は、その固有番号を、前記端末番号対応テーブルの1段目,第2端末の欄に書き込む。 また、ボタン制御部4−2は、固有番号通知と同時に、一つ手前のボタン制御部4−1との間に接続されているコントロールライン8をLレベルに切り換えて、ボタン制御部4−1を動作可能にする。

    【0029】同様にして、ボタン制御部4−1の固有番号が端末番号対応テーブルに書き込まれ、主制御部1
    は、ボタン制御部4−1によりコントロールライン8がLにされたことにより、その列のアドレス設定が完了したことを確認する。 したがって、列の最後尾の端末制御部から主制御部1へ通知するためのラインは必要なくなる。

    【0030】次に、前記列アドレス対応テーブルから2
    番目の固有番号を読み取り、該固有番号を有するボタン制御部5−3に応答させ、以下同様にして全ての端末制御部の固有番号を端末番号対応テーブルに書き込んでいく。 そのようにして、全ての端末制御部の固有番号の端末番号対応テーブルへの書き込みが完了したら、それをもって各端末制御部へのアドレスの設定が完了する。

    【0031】その後、自動販売機が設置されて営業運転に入った後、主制御部1は、端末番号対応テーブルに基づいて論理的なボタン番号と各商品選択ボタンとの対応を取りながら制御を行う。 すなわち、ボタン番号1は、
    端末番号対応テーブルの第1欄の固有番号のボタン制御部4−1の1番目のボタンであると認識し、ボタン番号2は、同じく2番目のボタンであると認識する。 また、
    ボタン番号5は、端末番号対応テーブルの第2欄の固有番号のボタン制御部4−2の2番目のボタンであると認識する。

    【0032】また、自動販売機設置後、端末制御部の入替えがあったか否かをチェックするため、主制御部1
    は、電源が投入される度毎に、前記アドレス設定時と同様にして、各端末制御部から順次固有番号の通知を受けて、それと製造時に設定した前記端末番号対応テーブルの内容とを比較する。 その結果、番号が異なっていたら、その端末制御部が入れ替わっていると認識するとともに、新しい固有番号を端末番号対応テーブルの該当する番号と入れ替える。

    【0033】なお、上記実施形態では、端末番号対応テーブルに基づいて論理的なボタン番号と各商品選択ボタンとの対応を取りながら制御を行うようにしたが、前記列アドレス対応テーブルを使って、各ボタン制御部に直接論理的なアドレスを設定し、それを使って制御を行うようにしてもよい。 次に、その場合の各ボタン制御部へのアドレスの設定の仕方を説明する。

    【0034】自動販売機の電源投入後、主制御部1はコントロールライン8のレベルをH(ハイ)にし、各端末制御部に対して応答の確認を行う。 その際、前記列アドレス対応テーブルから1番目の固有番号を読み取り、該固有番号を有するボタン制御部4−3に応答させる。

    【0035】それに対して、ボタン制御部4−3は、信号ライン7を通し、主制御部1に対して、自己のアドレスが1であることと、自己が持っているボタン数NB3
    を伝える。 同時に、一つ手前のボタン制御部4−2との間に接続されているコントロールライン8をL(ロー)
    レベルに切り換えて、ボタン制御部4−2を動作可能にする。 なお、当然ながら、その他の端末制御部は、何も応答せず、コントロールライン8はLのままである。

    【0036】主制御部1は、再び応答確認を行う。 それに対して、その時応答可能な状態になっているボタン制御部4−2のみが応答する。 そして、主制御部1は、応答があったボタン制御部4−2に対して、そのアドレスがボタン制御部4−3のアドレス「1」にボタン制御部4−3のボタン数NB3 を加えた数(1+NB3 )であることを通知する。 それに対して、ボタン制御部4−2
    は、通知された番号を自己のアドレスとして保持するとともに、自己が持っているボタン数NB2 を伝え、さらに、一つ手前のボタン制御部4−1との間に接続されているコントロールライン8をLレベルに切り換えて、ボタン制御部4−1を動作可能にする。

    【0037】同様にして、ボタン制御部4−1にアドレスが設定され、そのコントロールライン8がLになったことにより、主制御部1は、その列のアドレス設定が完了したことを確認する。

    【0038】次に、前記列アドレス対応テーブルから2
    番目の固有番号を読み取り、該固有番号を有するボタン制御部5−3に応答させ、以下同様にして全ての端末制御部のアドレス設定を行っていく。 そのようにして、全ての端末制御部のアドレス設定が完了したら、通常の運転に入る。

    【0039】なお、上記実施形態のように、ボタン制御部をそれぞれ独立した端末制御部とする以外に、販売制御部も各商品収納コラム毎にそれぞれ独立の端末制御部とし、それらの端末制御部と主制御部との間でシリアル通信を行いながら制御を行うことにより、販売制御部のハーネス数を削減することもできる。 そのような場合には、それぞれの販売制御部にも予め固有番号を書き込んでおいて、実装後に、上記列アドレス対応テーブルと端末番号対応テーブルとにより、固有番号と論理番号(コラム番号)との対応をとることになる。 また、列アドレス対応テーブルは、各商品収納コラム列の最終コラムに商品を投入することにより、該最終コラムの商品搬出機構を制御する販売制御部から前記固有番号を取り込んで設定する。

    【0040】

    【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果を奏する。 すなわち、請求項1に記載の自動販売機制御装置は、端末制御部の不揮発メモリに、予め各端末制御部毎に異なる固有番号を書き込んでおき、主制御部の不揮発メモリに、各端末制御部列に対応させて各列の最後尾の端末制御部の固有番号が書き込まれる列アドレス対応テーブルを保持し、主制御部は、各端末制御部にアドレスを設定する際に、前記列アドレス対応テーブルに基づいて端末制御部列を指定し、指定された列毎に順次端末制御部のアドレス設定を行うようにした。 その結果、アドレス設定通知用の制御ラインを設けずに各端末制御部にアドレス設定を行わなくても、多数の端末制御部と論理番号との対応づけができて、端末制御部の区別が可能になる。

    【0041】そして、請求項2に記載の自動販売機制御装置は、ボタン制御部列を有する自動販売機制御装置において、各段の最終端の商品選択ボタンを押すことにより、該商品選択ボタンを制御するボタン制御部から前記固有番号を取り込んで前記列アドレス対応テーブルを設定するようにしたので、ボタン制御部列を有する自動販売機制御装置の列アドレス対応テーブルの設定が容易になる。

    【0042】また、請求項3に記載の自動販売機制御装置は、販売制御部列を有する自動販売機制御装置において、各商品収納コラム列の最終コラムに商品を投入することにより、該最終コラムの商品搬出機構を制御する販売制御部から前記固有番号を取り込んで前記列アドレス対応テーブルを設定するようにしたので、販売制御部列を有する自動販売機制御装置の列アドレス対応テーブルの設定が容易になる。

    【0043】さらに、請求項4に記載の自動販売機制御装置は、自動販売機の電源投入時に、前記列アドレス対応テーブルに基づいて前記端末制御部の列を指定し、指定された列において順次端末制御部に固有番号を送信し、主制御部は、各端末制御部から受信したそれぞれの固有番号に基づいて、端末制御部の取替状況を検知するようにした。 その結果、自動販売機設置後に端末制御部が取り替えられたら、どの端末制御部が取り替えられたかを検知できるようになる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施形態の制御ブロック図である。

    【図2】自動販売機の外観図である。

    【図3】列アドレス対応テーブルの一例を示す図である。

    【図4】端末番号対応テーブルの一例を示す図である。

    【図5】第1従来例の制御ブロック図である。

    【図6】第2従来例の制御ブロック図である。

    【符号の説明】

    7…信号ライン 8…コントロールライン 10…硬貨投入口 11…紙幣投入口 12…金額表示器 13…返却レバー 14…返却口 15…商品選択ボタン 16…商品サンプル 17…商品取出口

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