首页 / 专利库 / 商业 / 自动售货机 / Automatic vending machine for serving beverage in cup

Automatic vending machine for serving beverage in cup

阅读:636发布:2024-02-28

专利汇可以提供Automatic vending machine for serving beverage in cup专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To surely prevent spray stuck on an opening/closing door of a commodity take-out port and to normally maintain the opening/closing door hygienic so as to make it possible to comfortably utilize a machine.
SOLUTION: In this automatic vending machine, a vend stage 11 is provided facing a commodity take-out port 7, an opening/closing door 9 is provided at the take-out port 7, a liquid pouring part for pouring specified liquid such as hot water or cold water is provided at an upper part of the vend stage 11, and a specified beverage is prepared by pouring the liquid into a cup inside the vend stage 11 from the liquid pouring part. The machine is provided with a shielding body 86 between the cup arranged on the vend stage 11 and the commodity take-out port 7, and a solenoid for driving this shielding body 86. When the liquid is poured into the cup from the liquid pouring part on the vend stage 11, a space between an upper part of the cup and the commodity take-out port 7 is shielded by the shielding body 86, the shielding body 86 is driven by the solenoid after the liquid is poured, and the space between the upper part of the cup and the commodity take-out port 7 is released.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Automatic vending machine for serving beverage in cup专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】自動販売機の機体内に商品取出口と対向してベンドステージが設けられ、前記商品取出口にはその開閉用の開閉扉が設けられ、前記ベンドステージの上部には、少なくとの複数のノズルを用いて熱湯や冷水等の所定の液体を注入する液体注入部が設けられ、前記ベンドステージの内側に配置するカップ内に前記液体注入部から液体を注入して所定の飲料を調合するカップ式飲料自動販売機において、 前記ベンドステージに配置するカップと前記商品取出口との間に設けられた遮蔽体と、この遮蔽体を駆動する駆動装置とを具備し、少なくともベンドステージで液体注入部からカップ内に液体を注入するときに、そのカップの上部と商品取出口との間を遮蔽体で遮断し、液体注入後に遮蔽体を前記駆動装置で駆動してカップの上部と商品取出口との間を開放させることを特徴とするカップ式飲料自動販売機。
  • 【請求項2】自動販売機の機体内に商品取出口と対向してベンドステージが設けられ、前記商品取出口にはその開閉用の開閉扉が設けられ、前記ベンドステージの上部には、少なくとの複数のノズルを用いて熱湯や冷水等の所定の液体を注入する液体注入部が設けられ、前記ベンドステージの内側に配置するカップ内に前記液体注入部から液体を注入して所定の飲料を調合するカップ式飲料自動販売機において、 前記ベンドステージの上部に前記液体注入部を囲むように設けられた遮蔽枠と、前記ベンドステージに配置するカップを昇降させる昇降機構と、この昇降機構を駆動する駆動装置とを具備し、少なくともベンドステージで液体注入部からカップ内に液体を注入するときに、前記駆動装置により前記昇降機構を駆動しカップを上昇させてその上部を前記遮蔽枠内に進入させ、液体注入後に前記駆動装置により前記昇降機構を駆動してカップを当初のレベルの位置にまで下降させることを特徴とするカップ式飲料自動販売機。
  • 【請求項3】昇降機構による昇降のストローク幅は、カップのサイズに応じて調整されることを特徴とする請求項2に記載のカップ式飲料自動販売機。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】この発明は、コーヒー、ココア、紅茶あるいはシロップ等の各種の粉末原料や液体原料と熱湯、冷、氷粒等とをカップ内で撹拌混合して所定の飲料を調合し、この調合した飲料をカップを介して販売するカップ式飲料自動販売機に関する。

    【0002】

    【従来の技術】この種の飲料自動販売機においては、前面が開放する箱形状の機体内に、カップを保持するカップ保持ユニットおよびこのカップ保持ユニットを所定の各ポジションに巡回搬送する搬送装置、前記カップ保持ユニットに各種のサイズのカップを供給するカップ供給装置、そのカップ内に各種の粉末の原料を供給する原料供給装置、カップ内に希釈用の湯や水を供給する湯水供給装置、カップ内に氷粒を供給する氷粒供給装置、カップ内の内容物を撹拌する撹拌装置等が設けられている。

    【0003】そして機体の前面の開放部にベンドステージが設けられ、また機体の前面に開閉ドアが取り付けられ、この開閉ドアに前記ベンドステージに対向して合致する商品取出口が形成され、この取出口に開閉扉が設けられている。

    【0004】そしてベンドステージの上部に、カップ内に熱湯を注入するノズル、冷水を注入するノズル、シロップを注入するノズル、氷粒を投入するノズル等の各種のノズルが集約して配設され、これらノズルにより液体注入部が構成されている。 さらにこの液体注入部には昇降可能なインペラを備える撹拌装置が設けられている。

    【0005】飲料の販売時には、まず搬送装置を介してカップ保持ユニットがカップ供給装置の下方に搬送され、このポジションでカップ供給装置から所定のサイズのカップがカップ保持ユニットに排出される。

    【0006】次に、カップを保持したカップ保持ユニットが原料供給装置の下方に搬送され、このポジションで前記カップ内に所定の原料が供給される。 この後、カップ保持ユニットがベンドステージのポジションに搬送され、このポジションにおいてカップ内に前記ノズルを通して熱湯や冷水あるいは氷粒等が供給され、さらに撹拌装置のインペラにより撹拌混合され、これにより所定のホット飲料やコールド飲料が調合される。 そしてこのカップを自動販売機の利用者が商品取出口の開閉扉を開いて取り出すようになっている。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】このように、ベンドステージにカップが搬送されたときには、このカップ内にノズルを通して熱湯や冷水あるいは氷粒等が供給されるが、この際その供給の勢いでカップ内の液体が飛沫となってカップの周囲に飛散し、この飛散した飛沫が取出口の開閉扉の内面に付着してしまうという問題がある。

    【0008】また、カップ内の内容物の撹拌時には、撹拌装置のインペラが下降してカップ内に進入し、撹拌後にインペラが上昇するが、このインペラの上昇時にこれに付着した液体が飛散して取出口の開閉扉の内面に付着してしまうこともある。

    【0009】さらに、撹拌装置のインペラを上昇させたときに、そのインペラに向けて洗浄液をノズルを通して流しかけるようにしたものもあるが、この場合もその洗浄液が飛散して取出口の開閉扉の内面に付着してしまうことがある。

    【0010】このように従来においては、取出口の開閉扉の内面にカップ内の液体やインペラの洗浄液が飛沫となって付着し、このため開閉扉が汚れ、自動販売機の利用者が開閉扉を開いてベンドステージ内のカップを取り出すときにその利用者に不衛生感や不快感を与えてしまうという問題がある。

    【0011】この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、商品取出口の開閉扉に対する飛沫の付着を確実に防止し、開閉扉を常に綺麗に衛生的に保って快適に利用することができるカップ式飲料自動販売機を提供することにある。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】このような目的を達成するために、請求項1の発明は、自動販売機の機体内に商品取出口と対向してベンドステージが設けられ、前記商品取出口にはその開閉用の開閉扉が設けられ、前記ベンドステージの上部には、少なくとの複数のノズルを用いて熱湯や冷水等の所定の液体を注入する液体注入部が設けられ、前記ベンドステージの内側に配置するカップ内に前記液体注入部から液体を注入して所定の飲料を調合するカップ式飲料自動販売機において、前記ベンドステージに配置するカップと前記商品取出口との間に設けられた遮蔽体と、この遮蔽体を駆動する駆動装置とを具備し、少なくともベンドステージで液体注入部からカップ内に液体を注入するときに、そのカップの上部と商品取出口との間を遮蔽体で遮断し、液体注入後に遮蔽体を前記駆動装置で駆動してカップの上部と商品取出口との間を開放させることを特徴とし、請求項2の発明は、自動販売機の機体内に商品取出口と対向してベンドステージが設けられ、前記商品取出口にはその開閉用の開閉扉が設けられ、前記ベンドステージの上部には、少なくとの複数のノズルを用いて熱湯や冷水等の所定の液体を注入する液体注入部が設けられ、前記ベンドステージの内側に配置するカップ内に前記液体注入部から液体を注入して所定の飲料を調合するカップ式飲料自動販売機において、前記ベンドステージの上部に前記液体注入部を囲むように設けられた遮蔽枠と、前記ベンドステージに配置するカップを昇降させる昇降機構と、この昇降機構を駆動する駆動装置とを具備し、少なくともベンドステージで液体注入部からカップ内に液体を注入するときに、前記駆動装置により前記昇降機構を駆動しカップを上昇させてその上部を前記遮蔽枠内に進入させ、液体注入後に前記駆動装置により前記昇降機構を駆動してカップを当初のレベルの位置にまで下降させることを特徴としている。

    【0013】

    【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。

    【0014】図1ないし図8には第1の実施形態を示してあり、図1は自動販売機の外観を示す正面図、図2は自動販売機の機体内の構成を示す正面図、図3は自動販売機の機体内の構成を示す平面図である。

    【0015】この自動販売機の機体1は前面が開放する箱形状をなし、この機体1の例えば向かって左側の一側縁にヒンジ2を介して開閉ドア3が回動自在に枢着され、この開閉ドア3により機体1の前面の開放部が開閉されるようになっている。

    【0016】開閉ドア3の前面には、購入用のコインを投入する投入口4、その釣り銭を返却する返却口5、購入する飲料の種類や内容を選択する複数のセレクションボタン6、購入したカップ入りの飲料を取り出す商品取出口7等が設けられている。

    【0017】そして商品取出口7にはヒンジ8を介して例えばアクリル樹脂等からなる透明または不透明な開閉扉9が取り付けられている。 この開閉扉9はスプリング(図示せず)による弾性で取出口7を常閉するように付勢されていて、この開閉扉9を機体1の手前側に引いてヒンジ8を支点に回動させることにより取出口7を開放することができるようになっている。

    【0018】機体1の前面の開放部には、図2に示すように、その右側から中央寄りに位置した部分において、
    ほぼ垂直に延びる支柱10が機体1の天井部から底板部に渡って架設されている。 そしてこの支柱10の上下のほぼ中間部にベンドステージ11が取り付けられている。 このベンドステージ11は支柱10の左側に取り付けられていて、このベンドステージ11の前端部に商品取出口7が対向して配置している。

    【0019】機体1の内部には、前記支柱10を境とする左側における奥方の上部に、原料供給装置としての複数のキャニスタ12が横に並列して設けられている。 そして各キャニスタ12内にコーヒー、ココア、紅茶、砂糖、クリーム等の各種の粉末原料がそれぞれ収容されている。

    【0020】また、各キャニスタ12の前方側の下方の空間部には、カップ保持ユニット13およびこのカップ保持ユニット13を水平なXY方向に移動させて所定の各ポジションに巡回搬送する搬送装置14が設けられている。

    【0021】この搬送装置14は、図4に示すように、
    機体1の左右方向に沿う一対の固定レール15,15
    と、これら固定レール15,15間に掛け渡され、固定レール15,15の長手方向(X方向)に沿って移動する可動レール16とを備え、前記可動レール16の上にカップ保持ユニット13が設けられ、このカップ保持ユニット13が可動レール16の長手方向(Y方向)に沿って移動するようになっている。

    【0022】カップ保持ユニット13は、駆動機器(図示せず)を収納したケース30を備え、このケース30
    の前面から一対のハンドアーム31,31とカップステージ32とが突出し、ハンドアーム31,31の上方からカップが供給されたときに、そのカップの底部が前記カップステージ32で支持されるとともに、前記一対のハンドアーム31,31が前記駆動機器による駆動で左右に開閉してそのカップの上部の両側を囲んで保持するようになっている。 そしてカップステージ32は供給されるカップのサイズに応じて上下に昇降していずれのサイズのカップであってもその上端のレベルの位置が同一の位置となるように調整するようになっている。

    【0023】前記支柱10の上部にはヒンジ35を介してカップ供給装置36が取り付けられ、このカップ供給装置36内に各種のサイズの多数のカップが収納されている。 このカップ供給装置36はヒンジ35を支点にして垂直軸回り方向に回動可能に支持され、この回動動作でカップ供給装置36が機体1内における各キャニスタ12の前方で、かつ搬送装置14の上方となる空間部に配置する図3に示す格納状態と、この格納状態からカップ供給装置36を機体1の前方側に引き出して配置させる引き出し状態とに変位させることができるようになっている。 なお、カップ供給装置36の背部には複数のキャニスタ37が取り付けられ、これらキャニスタ37内に粉末原料が収容されている。

    【0024】前記搬送装置14の下方には、図2に示すように水平にドレンパン38が設けられ、さらにこのドレンパン38の下方には冷却水槽39が設けられ、この冷却水槽39内にシロップタンク40が設けられ、このシロップタンク40内にシロップ原液が収容されている。 また機体1の前面の開放部に炭酸ボンベ41が配設されている。

    【0025】機体1内の奥方上部のほぼ中央部には氷粒を製造する製氷器42が、また機体1の奥方上部の右端部には温水タンク43がそれぞれ設けられている。 さらに、機体1内における支柱10を境とする右側のスペースには、レギュラーコーヒーの製造装置48が設けられている。

    【0026】このレギュラーコーヒーの製造装置48
    は、一対のキャニスタ49,49と、これらキャニスタ49,49の下方に配置したコーヒーミル50と、このコーヒーミル50の下方に配置したブルワー51とで構成され、前記各キャニスタ49,49内に品種の異なるコーヒー豆が収容されている。 そして所定の信号に基づいてそのいずれか一方のキャニスタ49内のコーヒー豆がシュート52を介してコーヒーミル50内に供給され、このコーヒーミル50によりコーヒー豆が挽かれて挽き粉となり、この挽き粉がブルワー51内に供給される。

    【0027】さらにブルワー51内には前記温水タンク43から熱湯が供給され、この熱湯により挽き粉が煎じられてコーヒー液となり、このコーヒー液がペーパーフィルタ53を通して抽出されるものである。

    【0028】なお、前記ペーパーフィルタ53は、ロール状に巻かれていて、その必要な長さだけ順次引き出されて使用され、使用済の部分がブルワー51の下方に配置したカスバケツ54内に順次廃棄されるようになっている。

    【0029】支柱10に取り付けられた前記ベンドステージ11は、図5および図6に示すように、両側板58
    aおよび底板58bを有する前後面が開放するほぼボックス状をなし、このベンドステージ11における底板5
    8bの後縁部には前記カップ保持ユニット13におけるカップステージ32に対応するほぼU字形の切欠部59
    が形成されている。

    【0030】そして、搬送装置14によりカップ保持ユニット13がベンドステージ11の背部のベンドポジションに搬送されたときに、カップ保持ユニット13のカップステージ32が前記切欠部59内に進入して合致し、そのカップステージ32の上のカップがベンドステージ11の内部に配置するようになっている。

    【0031】支柱10には、ベンドステージ11の上方部に位置するように撹拌装置60が取り付けられている。 この撹拌装置60は、下端が開口したケース61
    と、このケース61内に設けられた第1のモータ62
    と、この第1のモータ62に駆動されて回転するエンドレスベルト63と、このエンドレスベルト63に連動して上下に昇降する第2のモータ64と、この第2のモータ64に取り付けられた上下に長いインペラシャフト6
    5と、このインペラシャフト65の下端に一体的に設けられたインペラ66とで構成されている。 そして前記ケース61が複数のねじ67…を介して支柱10の側面に取り付けられている。

    【0032】撹拌装置60の下端部にはノズル取付板6
    9および氷ホッパー70が取り付けられている。 ノズル取付板69は撹拌装置60の下部側外周に取り付けられている。 氷ホッパー70はほぼロート状をなし、この氷ホッパー70の側面に前記製氷器42から導出されたホース74が接続されている。

    【0033】前記氷ホッパー70の下端部は、ベンドステージ11の上面からその内側に突出していて、ベンドステージ11内に配置するカップの開口部に対向するようになっている。 そして前記撹拌装置60のインペラシャフト65が第2のモータ64と一体に下降したときに、その下端のインペラ66が前記氷ホッパー70の内部を通過してベンドステージ11に配置するカップ内に進入するとともに、このインペラ66が第2のモータ6
    4に駆動されて回転し、この回転でカップ内の内容物が撹拌されるようになっている。

    【0034】前記ノズル取付板69には、前記温水タンク43にホース76を介して連通した熱湯ノズル77
    と、水源(図示せず)にホース78を介して連通した冷水ノズル79と、前記シロップタンク40にホース80
    を介して連通したシロップノズル81と、前記ブルワー51にホース82を介して連通したコーヒーノズル83
    とが、前記撹拌装置60におけるインペラ66を中心とする外周に配置するようにそれぞれ取り付けられ、前記ノズル77,79,81,83により液体注入部が構成されている。

    【0035】そしてこれらノズル77,79,81,8
    3の先端部はベンドステージ11の内部に向かって斜めに突出し、その向きがベンドステージ11内のカップの開口部に向くように支持されている。

    【0036】前記撹拌装置60と、ノズル取付板69
    と、氷ホッパー70と、各ノズル77,79,81,8
    3は、予め一体的なユニット品として組み立てられていて、このユニット品が所定の位置に位置決めされてねじ67を介して支柱10に取り付けられ、この取り付け後に、各ノズル77,79,81,83の後端部にそれぞれホース76,78,80,82が接続されている。

    【0037】ベンドステージ11の両側板58a間にはその上部において図7および図8に示すようにシャフト85が回転自在にかつ水平に架設され、このシャフト8
    5に板状の遮蔽体86が取り付けられている。

    【0038】この遮蔽体86はベンドステージ11内に配置するカップと開閉ドア3に形成された商品取出口7
    との間に介在するように前記シャフト85を介して支持されている。 シャフト85にはスプリング87が設けられ、このスプリング87によりシャフト85が図8における反時計方向に弾性的に付勢され、この付勢力で通常時に遮蔽体86がほぼ垂直に起立する姿勢に保持されている。

    【0039】ベンドステージ11の一方の側板の外面にはシャフト85を駆動する駆動装置としてソレノイド8
    8が設けられ、このソレノイド88によりシャフト85
    を前記スプリング87に抗して回動して遮蔽体86を垂直の状態から水平の状態に変換することができるようになっている。

    【0040】遮蔽体86が垂直の姿勢にあるときには、
    その上端がベンドステージ11内に配置するカップの上端より上方に、下端がカップの上端と同じかそれより下方に配置するようになっている。 カップとしては種々のサイズのものが使用されるが、その最も小さいサイズのカップのときでも、遮蔽体86の下端はそのカップの上端と同じ位置となるように設定されている。 そしてこの垂直の姿勢の遮蔽体86がシャフト85を中心に上方に回動することによりカップと販売口7との間が開放され、この開放でベンドステージ11内のカップの取り出しが可能となる。

    【0041】一方、開閉ドア3の内面の上部には操作パネル90が設けられ、この操作パネル90内にマイクロコンピュータ(図示せず)を内蔵した制御部91が設けられている。

    【0042】次に、このカップ式飲料自動販売機の作用について説明する。 飲料の販売待機時においては、図2
    および図3に示すように、カップ保持ユニット13がベンドステージ11の背部のベンドポジションに配置している。

    【0043】自動販売機の利用者が所望の飲料に対応するセレクションボタン6を選択して操作すると、その選択信号に基づいて搬送装置14を介してカップ保持ユニット13がカップ供給装置36の下方のカップ受け入れポジションに搬送される。 そしてカップ供給装置36内の所定のサイズのカップがカップ保持ユニット13に供給され、このカップがカップステージ32の上に支持されるとともに、一対のハンドアーム31,31でその上部両側が囲まれる。

    【0044】カップ供給装置36からカップ保持ユニット13にカップが供給されたときにはそのカップのサイズの信号が制御部91に送られる。 そしてこの信号に基づいてカップステージ32が上下に昇降し、いずれのサイズのカップであってもその上端の位置が同一のレベルとなるように制御される。

    【0045】こののち、カップ保持ユニット13が所定の飲料の原料が収容されているキャニスタ12の下方のポジションに搬送され、このポジションにおいてカップ内に所定の飲料の粉末原料が供給される。

    【0046】例えば飲料としてホットコーヒーが選択された場合においては、カップ内にコーヒーの粉末原料が供給される。 そしてこの後、カップ保持ユニット13がベンドステージ11の背部のベンドポジションに搬送され、カップ保持ユニット13のカップステージ32がベンドステージ11の切欠部59内に嵌合し、カップがベンドステージ11の内部に配置する。

    【0047】ついで、ベンドステージ11に配置しているカップ内に温水タンク43から熱湯ノズル77を通して所定量の熱湯が注入され、これに引き続いて撹拌装置60の第1のモータ62が駆動されてインペラシャフト65が下降し、その下端のインペラ66がカップ内に進入するとともに、第2のモータ64の駆動でインペラ6
    6が回転し、この回転でカップ内の内容物が撹拌され、
    ホットコーヒーが調合され、この後、インペラシャフト65が上昇して当初の位置に戻る。

    【0048】また、飲料としてアイスコーヒーが選択された場合においては、カップ内にコーヒーの粉末原料が供給され、このカップがベンドポジションに搬送されてベンドステージ11内に配置した後に、まずカップ内に温水タンク43から熱湯ノズル77を通して粉末原料の溶解に必要な少量の熱湯が注入される。 これに引き続いて、撹拌装置60のインペラシャフト65が下降し、その下端のインペラ66がカップ内に進入し、このインペラ66の回転でカップ内の内容物が撹拌される。

    【0049】さらにこの撹拌中において、カップ内に水源からの冷水が冷水ノズル76を通して注入されるとともに、製氷器42から氷ホッパー70を通して氷粒が投入される。 そしてこれらの内容物がインペラ66で撹拌され、この撹拌でアイスコーヒーが調合され、この後、
    インペラシャフト65が上昇して当初の位置に戻る。

    【0050】飲料としてシロップが選択された場合には、カップ保持ユニット13がカップの受け入れポジションにおいてカップを保持した後に、このカップ保持ユニット13がカップと共にベンドポジションに戻り、カップがベンドステージ11内に配置する。 そしてこのカップ内にシロップタンク40からシロップノズル81を通してシロップ原液が所定量注入されるとともに、水源から冷水ノズル76を通して冷水が注入され、あるいは炭酸ボンベ41内の炭酸ガスに基づいて生成された炭酸入りの冷水が冷水ノズル76を通して注入される。

    【0051】なお、レギュラーコーヒーが選択された場合には、カップ保持ユニット13がカップの受け入れポジションにおいてカップを保持した後に、このカップ保持ユニット13がベンドポジションに戻ってカップがベンドステージ11内に配置し、またブルワー51によりレギュラーコーヒーが抽出され、このレギュラーコーヒーがコーヒーノズル83を通してベンドステージ11のカップ内に注入される。

    【0052】このようにベンドステージ11内に配置したカップ内には熱湯や冷水、あるいは氷粒が注入されるが、この際、その注入の勢いでカップ内の液体が飛沫となってカップの上端の開口部からその周囲に飛散することがある。

    【0053】ここで、カップの上部と取出口7との間には遮蔽体86が介在しており、このためカップの周囲に飛沫が飛散したときに、取出口7に向う飛沫は遮蔽体8
    6に当って遮断され、取出口7へ達することがなく、したがって取出口7の開閉扉9に対する飛沫の付着が確実に防止される。

    【0054】また、インペラ66がカップ内から上昇するときにも、このインペラ66の回転遠心力で液体がカップの周囲に飛散することがあるが、この飛沫も遮蔽体86により遮断され、開閉扉9への付着が防止される。

    【0055】さらに、インペラ66が上昇する際に、このインペラ66に洗浄液が流しかける構成の場合においても、その洗浄液の飛沫が遮蔽体86により遮断され、
    開閉扉9への付着が防止される。

    【0056】カップ内での飲料の調合が終了したのちには、制御部91による制御でソレノイド88が駆動され、この駆動により遮蔽体86がシャフト85を中心に回動して垂直の状態から水平の状態にその姿勢が変換され、これによりカップと販売口7との間が開放され、この開放に応じて自動販売機の利用者に対して調合完了の報知が表示ランプや音声により行なわれる。

    【0057】これに従って自動販売機の利用者は、開閉扉9を開き、取出口7に手を差し込んでベンドステージ11内のカップを取り出す。 この際、開閉扉9の内面に飲料の飛沫等の液体が付着していることがなく、したがって自動販売機の利用者に不衛生感や不快感を与えるようなことがない。

    【0058】なお、飲料の調合時にカップ内の周囲に飛散して遮蔽体86の内面やベンドステージ11の内壁面に付着した液体は、飲料の販売待機時や原料補給時等において自動洗浄機構により、あるいはインペラ66の洗浄用の洗浄液を用いて洗浄されてその衛生が保たれる。

    【0059】図9および図10にはこの発明の第2の実施形態を示してあり、この第2の実施形態においては、
    ベンドステージ11の内側上部に筒形状の遮蔽枠101
    が着脱可能に取り付けられている。 この遮蔽枠101は各サイズのカップの上部外径より大きな口径をもつ筒形状をなし、この遮蔽枠101により液体注入部を構成する各ノズル77,79,81,83および氷ホッパー7
    0の下端部が囲まれている。

    【0060】また、カップ保持ユニット13におけるカップステージ32は、図10に示すように各サイズのカップの底部外径より小さな幅の短冊状に形成されている。 そしてカップステージ32の内側下部にはリフトベース102が水平に設けられている。 このリフトベース102はこれを上下に昇降させる駆動装置103に支持されているとともに、前記短冊状のカップステージ32
    に対応する切欠部104が形成されている。 そしてカップ保持ユニット13がベンドステージ11のポジションに配置したときには、このカップ保持ユニット13のカップステージ32が前記リフトベース102と同じかそれより僅かに高いレベルを保って前記切欠部104内に介入するようになっている。

    【0061】この第2実施形態の場合には、自動販売機の利用者が所望の飲料に対応するセレクションボタン6
    を選択して操作すると、第1の実施形態の場合と同様に、その選択信号に基づいて搬送装置14を介してカップ保持ユニット13がカップ供給装置36の下方のカップ受け入れポジションに搬送され、このポジションで所定のサイズのカップがカップ保持ユニット13に供給される。

    【0062】こののち、カップ保持ユニット13が所定の飲料の原料が収容されているキャニスタ12の下方のポジションに搬送され、このポジションにおいてカップ内に所定の飲料の粉末原料が供給される。

    【0063】そしてこのカップ保持ユニット13がベンドステージ11の背部のベンドポジションに搬送され、
    カップ保持ユニット13のカップステージ32がベンドステージ11内のリフトベース102の切欠部104内に嵌合し、この嵌合でカップステージ32の上に配置しているカップの底面の両側部がリフトベース102の上面と対向する位置関係となる。

    【0064】こののち、駆動装置103による駆動でリフトベース102が上昇し、このリフトベース102によりカップステージ32の上のカップが押し上げられ、
    このカップの上部が遮蔽枠101内に挿入される。

    【0065】この際、リフトベース102の上昇のストローク幅は、カップステージ32の上に配置しているカップのサイズに応じて制御部91による制御で調整され、いずれのサイズのときでも常にそのカップの上部が遮蔽枠101内に進入するようにリフトベース102が駆動装置103を介して駆動される。 すなわち、この種の自動販売機においては、6.5オンス、8オンス、9
    オンス、12オンス、16オンスのサイズのカップが一般に用いられ、それぞれその高さの寸法が異なっているが、その高さに応じてリフトベース102の上昇のストローク幅が調整され、その高さに関わらずいずれのサイズのカップであってもその上部が遮蔽枠101内に挿入される。

    【0066】そしてこの状態のもとで、ホットコーヒーのときにはカップ内に温水タンク43から熱湯ノズル7
    7を通して所定量の熱湯が注入され、これに引き続いて撹拌装置60の第1のモータ62が駆動されてインペラシャフト65が下降し、その下端のインペラ66がカップ内に進入するとともに、第2のモータ64の駆動でインペラ66が回転し、この回転でカップ内の内容物が撹拌され、ホットコーヒーが調合され、この後、インペラシャフト65が上昇して当初の位置に戻る。

    【0067】また、飲料としてアイスコーヒーが選択された場合においては、カップ内に温水タンク43から熱湯ノズル77を通して粉末原料の溶解に必要な少量の熱湯が注入され、これに引き続いて、撹拌装置60のインペラシャフト65が下降し、その下端のインペラ66がカップ内に進入し、このインペラ66の回転でカップ内の内容物が撹拌される。

    【0068】さらにこの撹拌中において、カップ内に水源からの冷水が冷水ノズル76を通して注入されるとともに、製氷器42から氷ホッパー70を通して氷粒が投入される。 そしてこれらの内容物がインペラ66で撹拌され、この撹拌でアイスコーヒーが調合され、この後、
    インペラシャフト65が上昇して当初の位置に戻る。

    【0069】このようにカップ内に熱湯や冷水、あるいは氷粒が注入されるが、この際、その注入の勢いでカップ内の液体が飛沫となってカップの上端の開口部からその周囲に飛散することがあるが、カップの上部は遮蔽枠101で囲まれており、このためカップの周囲にカップ内の液体が飛散したときに、その飛沫が遮蔽枠101の内周面に当って遮断され、したがって取出口7へ達することがなく、取出口7の開閉扉9に対する飛沫の付着が確実に防止される。

    【0070】また、インペラ66がカップ内から上昇するときにも、このインペラ66の回転遠心力で内溶液がカップの周囲に飛散することがあるが、この飛沫も遮蔽枠101により遮断され、開閉扉9への付着が防止される。

    【0071】さらに、インペラ66が上昇する際に、このインペラ66に洗浄液が流しかけられる構成の場合においても、その洗浄液の飛沫が遮蔽枠101により遮断され、開閉扉9への付着が防止される。

    【0072】カップ内での飲料の調合が終了したのちには、制御部91による制御で駆動装置103が駆動され、この駆動によりリフトベース102がカップと一体的に当初の所定のレベルの位置にまで下降する。 そしてリフトベース102が当初の所定のレベルの位置にまで下降したときに、自動販売機の利用者に対して調合完了の報知が表示ランプや音声により行なわれる。

    【0073】これに従って自動販売機の利用者は、開閉扉9を開き、取出口7に手を差し込んでベンドステージ11内のカップを取り出す。 この際、開閉扉9の内面に飲料の飛沫等の液体が付着していることがなく、したがって自動販売機の利用者に不衛生感や不快感を与えるようなことがない。

    【0074】飲料の調合時にカップ内の周囲に飛散して遮蔽体86の内面やベンドステージ11の内壁面に付着した液体は、飲料の販売待機時や原料補給時等において自動洗浄機構により、あるいはインペラ66の洗浄用の洗浄液を用いて洗浄されてその衛生が保たれる。

    【0075】なお、前記各実施形態においては、商品取出口の開閉扉を手動式としたが、安全性やいたずら防止の観点から飲料の調合時やその待機時には開閉扉を施錠してその開放を不能とし、飲料の調合が完了したときに、開閉扉を自動的に開放させるような構成を採用することも可能である。

    【0076】

    【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
    商品取出口の開閉扉に対する飛沫の付着を確実に防止でき、したがって開閉扉を常に綺麗に衛生的に保ち、利用者に不衛生感や不快感を与えることなく、快適な利用を実現させることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明の第1の実施形態に係る自動販売機の外観を示す正面図。

    【図2】その自動販売機の機体内の構成を示す正面図。

    【図3】その自動販売機の機体内の構成を示す平面図。

    【図4】その自動販売機におけるカップ保持ユニットの搬送装置を示す斜視図。

    【図5】その自動販売機におけるベンドステージにカップ保持ユニットが接続したときの状態を示す平面図。

    【図6】その自動販売機におけるベンドステージの周辺部分の構成を示す正面図。

    【図7】その自動販売機における遮蔽体の取り付け部分の構成を示す正面図。

    【図8】同じく断面図。

    【図9】この発明の第2の実施形態に係る自動販売機におけるベンドステージの周辺部分の構成を示す正面図。

    【図10】同じく平面図。

    【符号の説明】

    1…機体 7…商品取出口 9…開閉扉 11…ベンドステージ 13…カップ保持ユニット 77,79,81,83…ノズル(液体注入部) 86…遮蔽体 88…ソレノイド(駆動装置) 101…遮蔽枠 102…リフトベース 103…駆動装置

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈