Coil spring type of rail brake spring caging mechanism

申请号 JP2014513009 申请日 2011-05-30 公开(公告)号 JP2014515333A 公开(公告)日 2014-06-30
申请人 ヒルマー インダストリーズ リミテッド; 发明人 ダブリュ. ボウヒル、イアン;
摘要 レールブレーキは剛性の筐体を含み、剛性の筐体はクレーン下部に取り付けられ、それによって筐体の基端部をレール上に隣接して配設する。 ばねの台座は筐体内を垂直に移動するために取り付けられる。 ばねはばねの台座と筐体上部との間に取り付けられ、それによってばねの台座が上昇するときに、ばねは圧縮される。 ブレーキシューは、台座下部に取り付けられる。 アクチュエータは、ばねの台座と筐体の基端部との間に取り付けられる。 アクチュエータが伸長するとばねが圧縮され、ブレーキシューがレールから上昇する。 後退によって、ばねはブレーキシューをレールに対して駆動可能となる。 ブレーキシューの上昇によって、ブレーキシューの側部と筐体下部の対応するチャンネル壁との間で一対のスプライン結合が整列される。 取り外し可能な細長いキーは、一対のスプライン結合におけるロッキングスプラインを提供する。
【選択図】図9
权利要求
  • レールブレーキ用ばねケージング機構であって、前記レールブレーキはレールブレーキ筐体を含み、前記レールブレーキ筐体は少なくとも1つのばねを収容し、前記少なくとも1つのばねは前記レールブレーキ筐体の下部に取り付けられるブレーキシューに対して下方に作用して、前記レールブレーキがレール上に配置されるときに、前記ブレーキシューを前記レールに対して付勢する機構であって、
    前記ばねケージング機構はケージング枠と、一対の細長いキーとを備え、
    前記ケージング枠は前記レールブレーキ筐体から下方に依存し、前記レールブレーキ筐体下部に取り付けられて前記レールブレーキ筐体の前記少なくとも1つのばねに結合する前記ブレーキシューを囲み、前記ケージング枠は、その間にブレーキシューチャンネルを画定する一対の略平行な壁を含み、前記ブレーキシューチャンネルは、前記ブレーキシューが前記ブレーキシューチャンネル内で上昇位置と下降位置との間で垂直に移動するように、前記ブレーキシューが前記ブレーキシューチャンネル内でぴったりと懸架されるような大きさであり、前記上昇位置と前記下降位置はそれぞればねケージング位置とレール係合位置とに対応し、
    前記平行な壁の対向する内壁は、対応する一対の対向する第1の溝を含み、
    対向して配設される一対の第2の溝は、前記ブレーキシューの対向して配設される外面に形成され、前記ブレーキシューが前記上昇位置にあるとき、前記第1および第2の溝は隣接するように配置され、集合的に、前記ブレーキシューが上昇位置にあるとき、前記ブレーキシューの反対側で一対のキー受容穴を形成するように整列され、
    前記細長いキーは、前記一対のキー受容穴内に、および前記一対のキー受容穴に沿って滑り嵌めするような大きさであり、前記キーが前記穴内で移動するとき、前記ブレーキシューは上昇位置で解除可能にロックされ、それによって前記少なくとも1つのレールブレーキばねを前記レールブレーキ筐体に収容する、
    レールブレーキ用ばねケージング機構。
  • 前記一対のキー受容穴と、前記第1および第2の溝は略水平である、請求項1に記載の機構。
  • 前記一対の第1の溝および前記一対の第2の溝はそれぞれ、対応する略水平面において整列される、請求項2に記載の機構。
  • 前記第1および第2の溝は対応するチャンネルとして形成され、それによって前記穴は略正方形の断面を有する、請求項3に記載の機構。
  • 前記レールブレーキが前記レール上に配置されるとき、前記ブレーキシューチャンネルは前記レールに対して略垂直になるように整列される、請求項1に記載の機構。
  • 前記ケージング枠はさらに、前記平行な壁と当接し、前記平行な壁から離れて延在する、対向して配設される強化部材を備える、請求項5に記載の機構。
  • 前記強化部材は、前記壁と前記レールブレーキ筐体との間で延在するように取り付けられる、少なくとも一対の対向して配設されるフランジを含む、請求項6に記載の機構。
  • 前記一対の細長いキーは一対の個別の線形キーである、請求項1に記載の機構。
  • 前記一対の細長いキーはその1端部で結合し、略U字型を形成し、前記U字型の足は前記一対の細長いキーを提供する、請求項1に記載の機構。
  • 说明书全文

    本発明はレールブレーキの分野に関し、具体的には、特に、ばねアセンブリをケージに入れるための改良されたアクセスを提供する、改良されたコイルばね式のレールブレーキ用ばねケージング機構に関する。

    先行技術として出願人は様々なレールブレーキの設計を認識している。 具体的には、出願人は以下の米国特許を認識している。

    1897年4月27日にDavisに対して発行されたレールブレーキに関する特許文献1は、レバーバーに固定されたコイルばねの使用を開示している。 コイルばねをレバーバーに固定することで、レバーバーとその下に取り付けたブレーキシューを、線路のレールから離間して保持する。

    1931年1月27日にDownに対して発行された磁気ブレーキ装置に関する特許文献2は、磁気ブレーキシューを開示している。 磁気ブレーキシューは、通常はレールから離間して懸架状態で保持されるが、通電時にはレールに引きつけられてブレーキとして作用する。 コイルばねはチャンバ内に配設され、ピストンに作用することで、通常はレール上の懸架位置にブレーキシューを維持する。

    1975年4月22日にIgnatoweiczに対して発行された磁気レールブレーキの搭載装置に関する特許文献3は、従来のじゃばらにおける空気圧を低減することで、ばね緩衝器によってじゃばらが低位置で止まるまでじゃばらを下方に圧縮することを開示している。 その低位置では、ブレーキ磁石に通電してレールに引きつけることができ、それによって、ばね緩衝器をさらに圧縮する。 じゃばらに圧をかけることによって磁気ユニットを高位置まで上昇させ、これによって、磁気ブレーキユニットの垂直方向の設定が修正される。 こうして、レール上の磁気ユニットの高さを調整することができる。

    米国特許第581,270号

    米国特許第1,790,202号

    米国特許第3,878,925号

    レールブレーキは剛性の筐体を含み、剛性の筐体は上端部と、上端部に対向してしっかりと取り付けられる反対側の基端部とを有する。 上端部はレール搭載型機械、たとえばクレーンの下部に取り付けられるように適合され、これによって、筐体の基端部はレールの上部に隣接して配置される。

    レールブレーキの一実施形態では、上板は筐体の上端部の下部に取り付けられ、筐体の上端部に対して離間して、かつ略平行に配置され、上板と筐体の上端部との間の隙間を画定する。 本実施形態ではこのような上板は任意であり、上板を使用しない実施形態では、下記で詳細に説明するばねは筐体の上端部を押し上げてもよく、下記の説明において、説明がそれにしたがって修正されることが意図される。

    ばねの台座は筐体内で垂直移動をするために、上板または筐体の上端部の下部に、上昇位置と下降位置との間で取り付けられる。 少なくとも1つのばねは、ばねの台座に取り付けられ、それによって、ばねの台座が上昇位置にあるときには、ばねは圧縮され、ばねの台座が下降位置にあるときには、ばねは減圧される。 少なくとも1つのブレーキシューは、ばねの台座の下部に取り付けられ、それによって、ばねに対して台座の反対側に配設される。 ばねは、上板または筐体の上端部に作用して、ブレーキシューを下に駆動し、レールと接触させる。

    少なくとも1つの選択的に作動可能なアクチュエータは、対向する端部を支持するために、ばねの台座と筐体の基端部との間にそれぞれ取り付けられる。 アクチュエータは伸長位置と後退位置との間で作動可能である。 伸長位置では、ばねの台座は上昇位置にあり、ブレーキシューは対応してレールとの接触から上方に後退している。 後退位置では、ばねの台座は下降位置にあり、ブレーキシューは対応して下降位置にあり、ばねによって付勢されてレールと摩擦係合する。

    筐体は、上端部と基端部との間に延在する側部を含む。

    本発明の対象ではない従前の実施形態では、ばねの台座はまた、細長いケージング部材を含んでいてもよい。 この実施形態では、ケージング部材は対向する第1の端部と第2の端部とを含む。 ケージング部材はその第1の端部でばねの台座に取り付けられ、ばねに対して略平行に延在する。 ケージング部材の第2の端部は上板の開口部を貫通して上方に伸びて、隙間内を自由に垂直移動し、ばねの台座はこれに対応して筐体内を移動し、ケージング部材と同時にかつ対応して移動する。 ケージング部材の第2の端部は、ばねの台座が上昇位置にあるとき、隙間内のばねのケージング位置に突出する。 本発明において、ケージング枠は筐体の底端部から下方に延在する。 ケージング枠は、筐体から下方に依存する平行に離間した一対の壁を提供し、ブレーキシューチャンネルをその間に画定する。 ブレーキシューチャンネルはレールと垂直になるように整列され、ブレーキシューがレール上の中央に整列するように配置される。 ブレーキシューはシューロッドまたは別の支持構造に取り付けられ、シューロッドまたは別の支持構造はばねの台座の底部に取り付けられる。 ブレーキシューはブレーキシューチャンネル内でケージング枠の一対の平行な壁の間に配置される。 ブレーキシューは、チャンネルに滑り嵌めするが、垂直に自由に移動し続ける。

    一対の対向する略平な溝は、ブレーキシューチャンネルを画定する一対の壁の内側に、かつ内側に沿って形成される。 それに対応して対向して配設される一対の溝は、ブレーキシューの側部に形成される。 ブレーキシューがレールから上昇して上昇位置にあるとき、ブレーキシューの側部の溝はチャンネル壁の溝と整列する。 このように溝が整列されると、スプライン結合の様式で整列した溝に滑り嵌めする大きさである細長いキーは、整列した溝によって形成される結合部キー受容穴に滑り込み(細長いキーがスプラインである)、整列した溝によって形成される結合部キー受容穴の長さに沿う。 少なくとも1つのキーを使用して上昇位置にあるブレーキシューをロックするが、好ましくはこのような2つのキーをブレーキシューの両側に1つずつ用いて、1または複数のばねをレールブレーキハウジングに収容する。

    好ましい実施形態では、ばねの台座はまた、アクチュエータが軸受部材を支持するように、アクチュエータ上面の位置に対応する軸受部材を含む。 軸受部材は、アクチュエータに対して直に延在する、一対の略対向して配設される軸受部材を含んでいてもよい。 アクチュエータは、ばねに略平行に延在する、対応する一対のアクチュエータであってもよい。

    台座は上昇位置と下降位置との間のブレーキ設定距離を移動し、アクチュエータは、その伸長位置と後退位置との間の対応する作動距離を作動させる。 アクチュエータはまた、選択的にばねの台座を、台座の上昇位置よりもさらに高い位置である固定解除位置まで上昇させ、それによって、整列した溝によって形成される結合穴内に取り付けられるとき、キーに印加されるばね荷重を解除する。 ばね力が解除されると、各キーは整列した溝の対応する対から取り外すことができる。

    キーは個別のロッドの対であってもよく、または2重歯のフォークとして形成されてもよい。

    本明細書で請求されるように、本開示によるレールブレーキ用ばねケージング機構において、レールブレーキはレールブレーキ筐体を含む。 レールブレーキ筐体は、レールブレーキ筐体下部に取り付けられるブレーキシューに対して下方に作動する少なくとも1つのばねを収容する。 それによって、レールブレーキがレール上に配置されるとき、ブレーキシューをレールに対して付勢する。 本開示によるレールブレーキ用ばねケージング機構は、一態様においてケージング枠を含むことを特徴としてもよい。 ケージング枠はレールブレーキ筐体に取り付けられ、レールブレーキ筐体から下方に依存し、それによってブレーキシューを囲む。 ブレーキシューは筐体下部に取り付けられ、筐体内の1または複数のばねに結合する。 ケージング枠は、その間にブレーキシューチャンネルを画定する一対の略平行な壁を含む。 チャンネルは、チャンネル内の上昇位置と下降位置との間でブレーキシューが垂直移動するために、ブレーキシューがチャンネル内でぴったりと懸架するような大きさである。 上昇位置と下降位置は、それぞれ、ばねケージング位置およびレール係合位置に対応する。 チャンネル壁の対向する内壁は、対応する一対の対向する第1の溝を含む。 対抗して配設される一対の第2の溝は、対向して配設されるブレーキシューの外面に形成される。 ブレーキシューが上昇位置にあるとき、第1および第2の溝が隣接して整列され、上昇位置にあるときのブレーキシューの反対側に一対のキー受容穴を集合的に形成するように、第2の溝は配置される。 一対の細長いキーは、一対のキー受容穴に滑り嵌めし、かつ一対のキー受容穴内に沿うような大きさである。 キーが穴内で移動するとき、ブレーキシューは上昇位置で解除可能にロックされ、それによって1または複数のレールブレーキばねをレールブレーキ筐体に収容する。

    一実施形態では一対のキー受容穴と、第1および第2の溝は略水平である。 有利には、一対の第1の溝および一対の第2の溝は、それぞれレール上部と平行に画定される対応する略水平面で整列する。 限定を目的とするものではない例示実施形態では、第1および第2の溝は対応した形状のチャンネルとして形成される。 それによってキー受容穴は略正方形の断面を有する。 さらに有利には、レールブレーキがレール上に配置されるとき、ブレーキシューチャンネルはレールに略垂直となるように整列される。

    ケージング枠はさらに、平行な壁に当接し、平行な壁から延在する、対向して配設される強化部材を備えていてもよい。 たとえば、強化部材は、少なくとも1つの一対の対向して配設されるフランジを含んでいてもよい。 フランジはレールブレーキ筐体またはハウジングの壁と基部との間に延在するように取り付けられる。

    本明細書の一部を形成する図面において、同様の符号は各図の対応する部分を示す。

    コイルばね式のレールブレーキの一実施形態の、部分断面側面図である。

    図laのレールブレーキの正面図である。

    図laのレールブレーキの平面図である。

    図laのレールブレーキの部分断面側面図であり、一対のらせん状のコイルばねを取り除き、レールブレーキハウジングを示す。

    図2aのレールブレーキの正面図である。

    図2aのレールブレーキの平面図である。

    別の実施形態によるレールブレーキの第1の側面図であり、ブレーキシューは上昇し、上昇位置でロックされ、それによってレールブレーキばねをケージに入れる。

    図3の側面図に対向する第2の側面図である。

    図3のレールブレーキの正面図である。

    図3のレールブレーキの底面図である。

    図3のレールブレーキの上面図である。

    図3のレールブレーキの底面、背面、第2の側面の斜視図である

    図3のレールブレーキの底面、正面、第1の側面の斜視図である。

    ブレーキシューを取り除いた、図3のレールブレーキの底面、背面、第2の側面の斜視図である。

    図6のレールブレーキの底面、側面の斜視図である。

    図6のレールブレーキの側面図である。

    1つのブレーキシューロッキングキーの斜視図である。

    図6のレールブレーキの上面斜視図の部分分解組立図であり、筐体ハウジングから取り除かれたばね、ばねの台座、およびブレーキシューロッドを示し、ハウジング下部のケージング枠から取り除いたブレーキシューロッキングキーを示す。

    図8aの底面斜視図である。

    図3aの線9−9に沿った断面図である。

    図に示すレールブレーキ10は、クレーン10aなどのレール搭載型機械の下部に取り付けられる。 クレーンとレールとの間には空間が存在し、その空間に剛性レールブレーキ筐体26が取り付けられる。 筐体の上板はクレーンの底面にボルト止めされ、それによってブレーキが適用されるレールに隣接して筐体の底部を配置する。 モジュール式ばねおよびアクチュエータ機構は筐体に収容される。 アクチュエータは、筐体に取り付けられ、ばね機構に作用する一対のアクチュエータであってもよい。 ばね機構は、一対のらせん状のコイルばね12を含んでいてもよい。 一実施形態では、一対のらせん状のコイルばね12は、公称470キロニュートンの下向きの力を行使し、ばね機構下部に取り付けられた1または複数のブレーキシュー14を下方に駆動する。 具体的には、シューロッド16に取り付けられるブレーキシュー14は下方に駆動され、レール18の上面と摩擦係合する。 たとえば図3、図3aおよび図3bに示すように、レール18はブレーキシュー14のすぐ下にあり、ブレーキシューチャンネル54と垂直に整列する。 ブレーキシュー14は、金属クリップ16bの穴を貫通して係合するボルト16aによって、シューロッド16に取り付けられる。

    図1a−図2cに示す従前の実施形態では、ばね機構内部において、コイルばね12は剛性の支持部によって、離間して平行に整列するように維持される。 剛性の支持部は、ばねの上部および底部を含有するように取り付けられ、具体的にはばね保持部20がばねの底部を支持し、上板アセンブリ22がばねの上面を支持する。 ばね保持部20は、ばね12の底部を囲むように形成された壁20aと、壁20aが画定する空洞内部で上方に延在する、垂直に直立するガイド20bとを含んでおり、ばね12がばね保持部20に設置された状態で、ガイド20bはばねのらせん状のコイルの中央を通って上方に延在する。 ガイド20bの上面は、後で詳しく説明するように、ばね12が完全に圧縮されると、上板アセンブリ22の底面に隣接する。 中央ガイド部材20cは、ばねの間で上方に延在し、上板アセンブリ22に対して係止部として機能してばねの過剰圧縮を防ぐ。 これは、ばねの過剰圧縮がばねを損傷することもあるためである。 中央ガイド部材20cの上部は、上板と組み合わせてスペーサとして作用し、この過剰圧縮を防ぐ。

    図1a−図2cに示す従前の実施形態では、ケージングピン24はガイド20bの上端部にしっかりと取り付けられ、ガイド20bの上方に垂直に突出する。 ピン24の軸部24aは、上板アセンブリ22に形成された対応する開口部22aを貫通するので、ばね12を圧縮、または伸長させると、ガイド20bに取り付けられたケージングピン24は上板アセンブリ22に対してそれぞれ上昇または下降する。 ばね12と、ばね保持部20などのばねの台座が提供するばねの支持部はすべて、剛性の筐体26内に取り付けられる。 筐体26はクレーン10aの底面などのレール搭載型機械の底面に対して、機械底面とレール18との間の空間に取り付けられる。 上板アセンブリ22は筐体26の天板26aの下部に取り付けたスペーサ22bにボルト止めされる。 筐体26は天板26aと、側壁または支持枠組み26b(以降、総称して壁と称する)と、天板26aの下部に壁によってしっかりと支持されている剛性の基部26cとを含む。 ばねアセンブリは、一対のばね12と、ばね保持部20と、筐体26内に取り付けられる上板アセンブリ22からなる。

    従前の実施形態では、空洞または空間28は、スペーサ22bによって、上板アセンブリ22と筐体26の天板26aとの間に維持される。 空間28があることによって、ケージングピン24、つまりケージング部材の上端部は垂直移動ができる。 上板アセンブリ22は天板26aにスペーサ22bを介してボルト30によってボルト止めされているため、ばねアセンブリは筐体26内部に懸架し、ばね12の圧縮および伸長に対応する。

    図3以降に示す本実施形態では、ばね12'が伸長すると、ばね保持部20は下方に押され、その結果、ブレーキシュー14を下方に付勢してレール18に摩擦係合させる。 一対のアクチュエータ32は油圧アクチュエータ32'であってもよく、筐体の基部26cと軸受部材との間に取り付けられるか、または筐体の基部26cと軸受部材との間で作用する。 軸受部材は、たとえば、図8aに示すように、ばね保持部20の周囲に環状に延在する、カンチレバーまたはその他の方法で形成された剛性のフランジ20cなどである。 アクチュエータ32'を伸長するため作動すると、アクチュエータ32'はばね保持部20を上方に駆動する。 これによってばね12'を完全に圧縮された位置まで圧縮し、ブレーキシュー14をレール18より上の上昇位置まで上昇させる。 ばねが圧縮されて、ブレーキシューが上昇するため、ばねは後述するようにケージに入れられてもよい。

    従前の実施形態では、ばね保持部20が上昇して、ケージングピン24も上昇するため、頭部24bは軸部24a上に隆起し、上板アセンブリ22の対応する上面より上の空間28内に入る。 ばねがアクチュエータによって完全に圧縮されると、たとえばアクチュエータピストンの行程がおよそ10mmとすると、頭部24bも同じ行程だけ上板アセンブリ22の対応する上面より上の空間28内で上昇する。 たとえば、行程距離と略同一の厚さを有するフォーク34などのラッチ部材を含むロックまたはラッチを、横方向に摺動移動するように水平に取り付け、フォークの歯34aをケージングピンの頭部24bの環状の縁の下部に配置する。 頭部24bを、フォークの歯と係合するための環状の縁、リムまたはカラーを含むように形成してもよい。 フォーク34をたとえばハンドルまたはピン34bを用いて手動で作動させてもよい。 ばね12が完全に圧縮されるとき、ピン34bは水平に押され、フォーク34を頭部24bの下部に挿入する。 フォーク34の歯34aを頭部24bの下部に挿入することによって、ばね12がケージに入り、ブレーキシューをレール18上の上昇位置に停止させる。 次に、ブレーキシューを検査、保守または交換のために取り外してもよい。 ブレーキシューを隆起した停止位置から解除するために、アクチュエータを完全に伸長させ、ばね12を固定解除位置までさらに少し圧縮する。 たとえば、10mmの公称ピストン行程からさらに2mm圧縮することによって、頭部24bをフォーク34より少し持ち上げて、フォーク34から受けるばね荷重を解除する。 それから、フォーク34を頭部24b下部から抜き取ってもよい。 次にアクチュエータピストンを後退させ、ばね12をピストン行程距離だけ伸長させて、ブレーキシューをレールに対して係合させてもよい。

    上記の例は限定を目的とするものではなく、公称ピストン行程距離が10mmである場合、ばねを10mmの行程距離だけ圧縮してから、さらに圧縮可能な距離、たとえば2mmをさらに圧縮することが可能であり、それによってフォーク34をケージングピンの頭部24bの下部から解除する。 同様に、ばねがたとえば10mmの行程距離だけ伸長すると、ばねはまた、たとえばさらに2mm伸長することができるはずであり、筐体26の上昇に対するレール18の上昇における変動を調整できる。 したがって、機械がレールに沿って移動しないように十分なブレーキ機能を提供するだけの下向きの力をレールに維持したまま、ブレーキシューは、たとえば上下2mmの範囲において、垂直移動を行えるはずである。 限定を目的とするものではなく、ばねが行使する力の一例を示すために、各ばねは公称270キロニュートンの力を持ち、最大約300キロニュートンの力を持っていてもよい。 したがって、対のばねは公称540キロニュートンの力を提供する。 したがって2つのばねに対して、2つのアクチュエータがばねを圧縮するために上方に行使するために必要な力は、公称540キロニュートンであり、最大約600キロニュートンである。 ばねの最大圧縮は、ばねアセンブリのブレーキ解除位置に対応する。 ブレーキ解除位置では、ブレーキシューはレールから10mm上昇し、ばねは、330mmのばねの長さに対して10mmのピストン行程だけ、つまりほとんど最大まで圧縮される。

    図3以降に示す本実施形態では、ケージング枠50はレールブレーキ筐体26の底端部26cから下方に延在する。 ケージング枠50は、筐体から下方に依存する平行に離間した一対の壁52を提供し、ブレーキシューチャンネル54をその間に画定する。 壁52は、フランジ52bなどの対向する対の強化部材によって横方向に支持される。 ブレーキシューチャンネル54は、レール18と垂直になるように整列され、ブレーキシュー14がレール上で中心となるように配置される。 ブレーキシュー14はシューロッド16または別の支持構造に取り付けられ、シューロッド16または別の支持構造はばねの台座の底部に取り付けられる(図9に示す)。 ブレーキシュー14は、ブレーキシューチャンネル54内に、ケージング枠50の平行な対の壁52の間に配置される。 ブレーキシュー14は、チャンネル54に滑り嵌めするが、図3に示すように、方向Aにおいて垂直に自由に移動し続ける。 ブレーキシューがブレーキシューチャンネル内で滑り嵌めすることによって、ブレーキシューはブレーキシューの偏位に対して壁52によって支持される。 ブレーキシューの偏位は、ブレーキシューがレールに沿ったクレーンの運動に抵抗してレール18と係合することによって生じる。

    一対の対向する略水平な溝56は、一対の壁52の内側52a内に、内側52aに沿って形成される。 対応する一対の溝58は、ブレーキシュー14の側部に形成される。 ブレーキシュー14が図3に示すような上昇位置にあるとき、つまり、レール18より上にあるとき、ブレーキシュー14上の溝58はケージング枠50のチャンネル壁52の溝56と整列する。 溝56、58がこのように整列してキー受容穴を形成すると、細長いキー60は、整列した溝56、58によって形成されるキー受容穴内に方向Bに滑り込み、キー受容穴内の長さに沿う。 細長いキー60は、整列した溝56、58にスプライン結合様式で滑り嵌めする大きさである(各キー60が結合内でスプラインとして作用する)。 少なくとも1つのキー60、好ましくは例示するように一対のキー60を用いて、ブレーキシュー14を上昇位置にロックすることによって、1または複数のばねをレールブレーキハウジング内に収容する。 ここでも、好ましくはこのような2つのキー60を、ブレーキシュー14の両側に1つずつ用いる。 引き上げアイボルト60aを、キー60の端部に取り付けて提供してもよい。 キー60は個別のロッドであってもよく、または単一のツール(不図示)、たとえば歯(U字型の足)がキーである二重歯またはU字型フォークとして形成されてもよい。

    当業者には明らかであるように、上記開示に照らして、多くの変形および修正が、本発明の精神または範囲を逸脱せずに、本発明の実施において可能である。 したがって、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲が規定する事項にしたがって、解釈されるべきである。

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