Apparatus for connecting a plurality of iso containers

【発明の詳細な説明】 複数のＩＳＯコンテナを接続するための装置 本発明は、ＩＳＯ型貨物運送コンテナを、特許請求項１および６の序文で記述されるように接続するための装置に関する。 背景 単に「コンテナ」と呼ばれる貨物運送コンテナは、異なる種類の品目の、民間用および軍事用の保管および／または船、列車、コンテナトラックまたは航空機などによる輸送の両方に関して広範囲に使用されている。 コンテナは、平坦なまたは外形を造られたプレートの床、側壁、および屋根を有する鋼の骨組によって構築される。 通常、コンテナには、短い端の内の一方に開戸が具備される。 軍事用途では、コンテナは、武器、衣料、ツールなどの設備の、倉庫から、必要なときにコンテナが積み降ろされて、廃棄される戦闘地域への輸送に使用される。 このようなコンテナをさらに利用しようとして、ドア、窓、および類似物を設けるために、コンテナの壁に開口部を形成するための努力がなされてきた。 しかしながら、この解決策は以下の複数の理由から満足ではない。 まず第１に、気体に対して十分な密封を確立することができず、第２に、コンテナがその二次的な役割を果たした後にかなりの修復が実行されない限り、コンテナはその元の目的には適さなくなるだろう。 米国特許第３、０６１、１３４号は、単独使用のための、および端と端が接続される２つのコンテナユニットの組み合わせとして使用するための構造を有するコンテナを記述する。 これは、コンテナユニットの端面に、コンテナユニットの前面ドア２１の開口を囲むリボン型の密封手段３５を提供することによって得られる。 さらに、前面ドアは、密封手段に対応する伸張部を有する抑制手段３６を示し、密封手段３５に対する圧搾負荷を減少させ、取り付けられた状態と自立している状態の両方で後者を機械的な負荷から保護する。 接続された状態で、実質的には相応して整形された第２コンテナユニットは第１コンテナユニットに向かって誘導され、そのそれぞれの密封手段３５と抑制手段３６の間に表面接触を確立する。 コンテナユニットは、開口の角に配置されるロック手段４２によるこのような表面対表面の接触で一緒に保たれ、その中でそれぞれのロック手段４２は、一般的に、前面ドアの縁にある穴を通って伸張する棒４３と、棒４３をロック状態から開放状態、および逆にするためのレバー５６ を含む、穴の中でボルトをロックするためのロックピン６１とを備える。 この構造の中では（比較的に狭い）密封３５は、各コンテナユニットの接触面だけで確立される。 抑制手段３６と組み合わされるこの設計は、接続手順においてコンテナユニットを正確に位置決めすることを必要とする。 さらに、密封３５ と抑制手段３６を組み合わせても、内部コンテナ空間内で十分な超過圧力または不足圧力を確立するほど十分な密封効果を発揮するとは考えられていない。 この従来の技術による構造と本発明の間のもう一つの実質的な相違点とは、ロック手段つまり締付け手段４２が、比較的に長い物理的な伸張部を示し、そのため部分的に、接続後に確立される開口の中まで伸張するという点である。 したがって、 この種の設計は、例えば接続されたコンテナを通る自由な通路を確立する可能性を強力に制限するだろう。 さらに、従来の技術による構造は、３つ以上のコンテナ間のどのような形での接続にもまったく適していないだろう。 目的 本発明の目的とは、この種のコンテナを便利にかつ低価格で接続し、その結果接続されたコンテナが、内部コンテナ空間と周辺大気の間での気体／液体の抑制されない交換から密封されるための装置を提供することである。 本発明の別の目的とは、コンテナをその建物として使用する前後に輸送コンテナ装置として使用できるようにする装置を提供することである。 発明 以上の目的は、特許請求項１および６の特徴部分に従った装置により達成される。 有利な特徴は、それぞれ独立した請求項から現れる。 本発明は、２以上のＩＳＯ型コンテナを水平平面または垂直平面で接続するための装置に関し、前記装置は、 −接続されるコンテナ間の開口を取り囲み、ランド部表面に対して配置される、 実質的にはリボン型をした弾性密封手段と、 −密封手段をランド部表面に、およびコンテナ間の開口に押しやるための締付け手段と、 を備える。 本発明に従って、装置は、 −各コンテナに、および別のコンテナに接続されるコンテナ内の各開口に配置され、各コンテナに固定されるか、各コンテナと一体化し、コンテナの間の開口を取り囲み、それぞれのコンテナの内部空間に面するランド部表面を確立するサポート手段であって、前記密封手段が、細長く、かつ２つのコンテナを通る壁セクションの幅より広く、互いに背を向けて配置され、よって連続密封を確立し、この連続密封が、密封の横方向断面で見られると、第１コンテナの第１ランド部表面から、コンテナ間の開口を横切って、他方（第２）コンテナの他方のランド部表面まで、コンテナ間の開口の周囲全体に沿って伸張するサポート手段と、 −それぞれが一体化した実質的にはフレーム型の手段、つまり少なくとも実質的には水平の表面を有し、それぞれ第１ランド部表面と第２ランド部表面に対して配置される密封手段の細長い縁に対して密封して持ちこたえるように整形される別個の細長い手段を備える、第１締付け手段および第２締付け手段と、 −前記第１締付け手段および第２締付け手段をそれぞれのランド部表面に向かって押しやり、保持し、締付け手段のそれぞれとランド部表面の間、つまり第１コンテナと第２コンテナの間に液密および気密な接続を確立するように配置される締め手段と、 も備える。 このようにして、２以上のコンテナのコンテナブロックを、理論的に無制限の規模で単純な手段で確立し、コンテナを、本発明に従ったアセンブリで使用した後に、その意図された使用分野に使用できるようにすることが可能である。 本発明に従った装置は、民間用途および軍事用途の両方に適用することができる。 本発明によって、この型のコンテナの組立て、および例えば実際に無制限の規模の病院、作業場または中央司令部を設置することが可能になる。 また、コンテナの組立て原則は、建築用ブロック全体内で超過圧力を確立し、よって無菌の濾過された空気を、コンテナブロック内のまたはコンテナブロックと接続しているファン／フィルタ装置を経由して手術室に供給することを可能にする。 それと反対に、コンテナブロックに、付随するファン／空気フィルタ装置によって不足圧力を提供することができる。 このようにして、例えば、感染した人物などの感染源を単純にかつ低価格で流行病の地域から遠ざけておくために独房を設置することができる。 この種の隔離されたブロックとの間で感染した患者を交換することは、本発明に従って整形され、類似した密封接続装置を使って整形されたコンテナブロックと接続されたロックシステムを介して接続するとき、および切り離すときに、コンテナ内で不足圧力を確立するために別個のファン／フィルタ装置を具備された単一貨物運送コンテナを使って便利に行うことができる。 意図された用途のためにコンテナのグループ化および組立てを容易にするために、コンテナは、通気／排気、信号、および電源本線等用に導管セクションを取り付けることによって、事前に、組み合わされた用途に備えられるのが好ましい。 これらの構成要素パーツは、好ましくはさまざまな種類のモジュールの標準化されたパターンに従って取り付けられ、各コンテナ壁のそれぞれの端で、電源と信号供給の本線および導管本線を近接したコンテナ内の対応するセグメントに迅速に接続することができるようにするプラグ、ソケットなどのさまざまな連結手段を具備する。 これらの導管セクションは、隣接するコンテナ内の密封された開口を通して伸張するように配置される。 その最初に意図された用途、つまり輸送にコンテナを使用するために、例えば、引き裂かれにくい耐圧画布から成る暫定的な壁が、使用後の問題のコンテナの開放された壁セクションに接続されることがある。 以下において、本発明は、好まれる実施の形態に関して、図によってさらに詳細に説明される。 図１は、建設用ブロックに接続されるコンテナの一般的な略図である。 図２は、壁と壁で配置され、ドア用の凹部が上から透視図で示される２つのコンテナのコンテナ壁セクションを示す。 図３は、図２に対応するが、本発明に従って密封手段付きの図である。 図４は、図３に対応し、密封手段に、構造を密封するためのプレス／締付け手段が具備される図である。 図５は、図２から図４を通して示される接続の詳細を示す断面図である。 図６は、本発明に従ったリボン型密封手段の代替実施の形態の断面図である。 図７ａは、２つから４つの輸送コンテナを接続するための上から示される接続装置を示す。 図７ｂは、２つのコンテナを接続する状況にある、図７ａの接続装置を断面で示す。 図１は、合計９つの貨物運送コンテナ１０１、１０２、１０３、１０４、１０ ５、１０６、１０７、１０８、および１０９から形成される本発明に従った装置の手段によって組み立てられる想像上の建物用ブロックを示す図であり、その中ではコンテナ１０９が建設用ブロックの入口セクションを構成する。 図１から明らかとなるように、部屋のグループ化は任意に選択することができ、図１では４ つのコンテナ（１０２、１０３、１０５および１０６）から成る１つの大きなコンパートメント、２つのコンテナ（１０４と１０７）から成る幾分小さい１つのコンパートメントが設置されているが、残りのコンテナはそれぞれ１つの単一コンパートメントを形成する。 コンパートメントのそれぞれへの入室は、ドアによって提供される。 この実施の形態においては、建設用ブロックにはコンテナ１０ ９内の１つの入ロドアだけが具備され、外部環境への窓は具備されていない。 しかしながら、要求および特殊用途での保安要件に応じて外部環境への窓を確立することは完全に可能である。 図２は、第１、１０１のおよび第２、１０２の近接コンテナから成る１つのセクションを示す。 第１コンテナ１０１と第２コンテナ１０２の間に通路を確立するために、壁の中の凹部１０が提供される。 凹部は、例えば、もっとも短いコンテナの壁、もっとも長いコンテナの壁、またはコンテナのセグメント内に形成することができ、それによって向かい合ったコンテナが類似した大きさを有する凹部とともに形成される。 それぞれのコンテナ内の床は第１コンテナ１０１に関しては１０１ａで、第２コンテナ１０２に関しては１０２ａで示される。 コンテナの間の開放された領域は２０で示され、本発明に従った措置によりすっかり覆われ、密封されなければならない近接コンテナの間の空隙を表す。 凹部１０には、 第１コンテナ１０１内の開口１０の水平下部に配置されるサポート手段４０１、 および第２コンテナ１０２内の開口１０の水平下部にある対応するサポート手段４５１が具備される。 サポート手段の下部、つまりコンテナドア下枠の一部を構成するサポート手段の部分は、好ましくはコンテナの床の中に円錐形に広げられ、コンテナ平面とコンテナの床の間に開口を設置する。 サポート手段は、それぞれのコンテナ１０１、１０２の壁と実質的に平行に伸張する、それぞれ、実質的な垂直表面４０２および４５２のそれぞれを示し、図３および図４に関して以下にさらに詳細に明らかになるように、適切なコンテナの内部セクションに向かう方向で密封手段に対するランド部表面を確立することを目的とする。 類似したサポート手段は、開口の側縁で、およびここでは――簡略にするために――第１コンテナ１０１の開口の上部にある数字参照４１１によってだけ示される開口の上部で配置され、サポート手段は、密封される開口を取り囲む内部フレームを形成する。 サポート手段は、別個のモジュールによって形成されるか、矩形または正方形の一体化したフレームとして形成され、ボルト、ねじ、または溶接によってなどの任意の適切な方法でコンテナに接続することができる。 図３は、リボン型をした密封手段２０１が、それぞれのコンテナ１０１と１０ ２間の開口１０内の接合セクション上に配置されるという点を除き、図２に類似する。 密封手段２０１は、第１の細長い縁２０１ａおよび第２の細長い縁２０１ ｂを示し、ここで、第１の細長い縁は、第１コンテナ１０１の開口の角の回りで折り畳まれる。 密封手段の第２の細長い縁２０１ｂは、同様に、第２コンテナ１ ０２の開口の角の回りで折り畳まれ、したがって、密封手段２０１の中央セクションは、コンテナ間の開口１０の断面表面を覆う。 図から明らかであるように、 密封手段２０１の第１の細長い縁２０１ａは、サポート手段４０１の垂直表面４ ０２にもたれかかる。 サポート手段のそれぞれは、好ましくは、密封手段に対する損傷を防ぐために、それぞれの細長い縁に対し、密封手段２０１の中央セクションにサポート表面を確立する、水平表面４０３、４５３を含む。 したがって、 接続された状態では、密封手段は、両方のコンテナの中に戸口を完全に埋め込むだろう。 簡略にするために図が部分的な断面を示していることに注意しなければならない。 図４は、図３に示される密封手段の取付けを示し、それぞれ、例えば山形鋼から形成される矩形フレーム３０１を備える第１締付け手段３０１および第２締付け手段３５１が、戸口のそれぞれの面の中に押し込まれている。 したがって、フレームの主要平面と平行に伸張するフレーム輪郭内の１つの山形鋼セグメントによって形成されるプレス表面３０２は、密封手段の細長い縁２０１ａ（図４に図示されていない）にもたれかかり、フレームの主要平面に垂直に伸張するフレーム輪郭の第２山形鋼セグメント３０３によって形成される保護表面は、コンテナ間の接合領域の中心に伸張する。 保護表面３０３は、コンテナ１０１と１０２間の開口１０の幅の約半分の幅を示すのが好ましい。 その場合、対応する締付け手段３５１が密封手段の向かい合う細長い縁２０１ｂに近接して配置されると、締付け手段３０１と３５１の間の開口は可能な限り小さくなり、損傷および貫通から密封手段２０１を保護する。 必要な場合、カバープレート（図示されていない）を、それぞれの保護表面３０３と３５３の下面に、および差し込まれた密封手段２０１の外側にある締付け手段３０１と３５１の間の開放領域に差し込むことができる。 第１保持手段（図示されていない）内に固定された締め手段６００は、それぞれ第１締付け手段および第２締付け手段を互いに向かって押しやるように配置され、それによって密封手段は、戸口の片側で、コンテナ壁と締付け手段の間に押し込まれる。 締め手段は、２つの別個の物体をいっしょに固定するための偏心ロックまたは類似物などの２つの品目を互いに関して押しつけ、保持するための本質的には既知の種類となり、好ましくは締付け手段の各角に配置されるか、締付け手段の周辺部に沿って均等に分散される。 ただし、締め手段は、保持手段を互いに対して押しやる必要はなく、下にある密封手段をそれぞれのランド部表面に向かって押しやるためにプレス表面に押しつける締付け手段を使用することも考えられる。 その場合、密封手段は、サポート４０１の垂直表面４０２（ ランド部表面）と締付け手段３０１のプレス面３０２の間に押し込まれる。 このようにして、気密構造が、単純な手段によって達成される。 図５は、図４の線５−５に沿って取られる断面図であり、第１コンテナ１０１ の床１０１ａおよび第２コンテナ１０２の床１０２ａを示す。 山形セクション４ ０１および４５１は、それぞれのコンテナ１０１および１０２の床に固定するように接続され、密封手段２０１に対するサポートを確立する。 この実施の形態でのそれぞれのサポートのランド部表面４０２と４５２の下部は、実線で描かれる継ぎ目によってそれぞれ前記第１コンテナと第２コンテナの床１０１ａおよび１ ０２ａに溶接される。 ただし、サポートは、ボルトやねじのような別の装置によって固定することもできる。 後者の代替策では、気体／液体に対する十分な密封がサポートとコンテナの間のジョイント内に確立されなければならないだろう。 構造に関するさらなる説明は、以下に行われる。 図６は密封手段２０１の代替実施の形態の断面を示し、それぞれの細長い縁２ ０１ａおよび２０１ｂは、コンテナの間の密封を容易にするために意図される、 それぞれ厚くされたセクション２０２ａおよび２０２ｂと形成される。 密封手段の中心に向かってそれぞれ厚くされたセクションの内側には、それぞれサポート４０１と４５１の回りで密封手段を折り畳むことを容易にする切り口２０３ａおよび２０３ｂが設置される。 代わりに、密封手段が、サポートの外部ジオメトリーに適応されたＵ型の断面で形成されることがある。 密封手段は別個に提供されるか、サポートまたは締付け手段と一体化することが可能であり、密封される開口に適応される寸法を有する閉鎖されたループとして形成することができるか、 あるいは密封手段のサポートへの組立て手順での加硫のようなそれ以降の接合のために希望の長さに切断することができる。 組立てを容易にし、特にコンテナをでこぼこした土台の上でいっしよに保つために、本発明は、サポートプレートも備える。 図７ａは、プレート５０１の中心の回りに配置される４つの突出部５１１、５１２、５１３および５１４が具備される、この実施の形態では正方形の、実質的には水平なサポートプレートを示す。 突出部は、実質的には矩形の断面、好ましくは尖った端を示す。 図７ｂは、２ つのコンテナ１０１と１０２の下に配置された、使用中のサポートプレート５０ １を示す。 突出部５１３および５１４は、それぞれのコンテナ１０１と１０２の角の下面に形成される凹部１０１ｂおよび１０２ｂの中に少なくとも部分的に伸張する。 使用中、サポートプレート５０１は、第１コンテナの角の下面の凹部１ ０１ｂの中に伸張するその突出部５１１の内の１つを有する、第１コンテナの４ つの角のそれぞれの下に位置する。 第２コンテナの組立てでは、突出部５１４は、 最初に、それ以降のコンテナをサポートプレート上に下方に、既存のコンテナに逆らって誘導するための誘導手段又は制御装置として役立つ。 それ以降のコンテナが既存のコンテナを背にして位置し、突出部上に引き下げられると、突出部は、コンテナの安定した位置決めを保証するサポートまたは保持手段として役立つ。 本発明は、したがって、周辺大気に対する不足圧力または超過圧力を提供される、より大きな建設用ブロックを急速かつ低価格で確立できるようにする装置を提供する。 近接したコンテナの間の柔軟な密封接続は、この種の建設用ブロックをでこぼこの基部の上に設立することも可能にする。

【手続補正書】特許法第１８４条の４第４項【提出日】平成９年１２月２２日（１９９７．１２．２２） 【補正内容】 ３． 前記リボン型の密封手段（２０１）か、加硫可能ゴム材から形成されることを特徴とする、請求項１に記載の装置。 ４． 前記密封手段（２０１）が、それぞれ前記第１の細長い縁と第２の細長い縁にある連続する縦方向の厚くなった部分を具備することを特徴とする、請求項１ または３に記載の装置。 ５． 前記締め手段が、偏心ロックであることを特徴とする、請求項１に記載の装置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ， ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，Ｍ Ｘ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ