Facility of aerial cableway or article transporting system for detecting improper positioning of conveyance cable

申请号 JP2009124890 申请日 2009-05-25 公开(公告)号 JP2009286392A 公开(公告)日 2009-12-10
申请人 Innova Patent Gmbh; インノヴァ・パテント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング; 发明人 LUGER PETER; GISLER JOSEF;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To timely detect the improper positioning or derailment of a conveyance cable. SOLUTION: In a stand with a groove 3 for arranging the conveyance cable, devices 18, 19 for detecting the improper positioning of the conveyance cable are arranged. A part 7 of the stand is movable, and the devices 18, 19 are configured to detect the movement of the part 7 of the stand. By this, the improper positioning of the cable causing displacement of the part 7 can be detected timely even before the complete derailment of the cable in the part 7. COPYRIGHT: (C)2010,JPO&INPIT
权利要求
  • 搬送ケーブル(4)が配置される溝(3)を有する台(2)において、前記搬送ケーブル(4)の不適切な位置取りを検出する空中ケーブルまたは物品運搬システムの設備であって、
    前記搬送ケーブル(4)の不適切な位置取りを検出するための装置(18、19)を備え、前記台(2)の一部分(7)が可動であり、前記搬送ケーブル(4)の不適切な位置取りを検出するための前記装置(18、19)は前記台(2)の前記部分(7)の動きを検出することを特徴とする設備。
  • 前記装置(18、19)は前記台(2)の可動部分(7)と機械的に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の設備。
  • 前記装置(18、19)は遮断ロッド(18)を有し、前記台(2)の前記可動部分(7)の位置変化が所定の値を超えた時に、前記遮断ロッド(18)が前記台(2)の前記可動部分(7)から遮断されることを特徴とする請求項1または2に記載の設備。
  • 前記装置(18、19)は遮断ロッド(18)を有し、前記台(2)の前記可動部分(7)の位置変化が所定の値を超えた時に、前記遮断ロッド(18)は、前記台(2)の前記可動部分(7)に接続されたレバー(13)から遮断されることを特徴とする請求項2に記載の設備。
  • 前記装置が前記台(2)の前記可動部分(7)と電気的または電磁気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の設備。
  • 前記装置が前記台(2)の前記可動部分(7)と光学的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の設備。
  • 前記台(2)の前記可動部分(7)は回転軸に対して枢動可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の設備。
  • 前記回転軸は、前記搬送ケーブル(4)の長手方向を向いており、据付位置において前記溝(3)の下に配置されることを特徴とする請求項7に記載の設備。
  • 前記台(2)の前記可動部分(7)は摺動面(10、11)に沿って変位可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の設備。
  • 前記摺動面(10、11)が湾曲していることを特徴とする請求項9に記載の設備。
  • 前記摺動面(10、11)が円筒部分によって形成されることを特徴とする請求項10に記載の設備。
  • 前記摺動面(10、11)の湾曲の軸は、据付位置において前記溝(3)の湾曲の軸の垂直下方に位置することを特徴とする請求項10または11に記載の設備。
  • 前記台(2)の前記可動部分(7)は、前記台(2)の一端(5)から離間していることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の設備。
  • 前記台(2)の前記可動部分(7)は、前記台(2)の一端(5)と前記搬送ケーブル(4)用のクランプ(6)との間に配置されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の設備。
  • 請求項1〜14のいずれか1項に記載の設備が搬送ケーブルのシューに配置されていることを特徴とする空中ケーブルの搬送ケーブル(4)のためのシュー。
  • 说明书全文

    本発明は、搬送ケーブルの不適切な位置取り(incorrect positioning)を検出する装置を有すると共に、搬送ケーブルが配置される溝を備えた台(mount)における搬送ケーブルの不適切な位置取りを検出する空中ケーブルまたは物品運搬システムの設備に関する。

    本発明を使用可能な、人間を移送するための空中ケーブルおよび資材を運搬するための空中ケーブル、または物品運搬システム(例えば特許文献1)の搬送ケーブルは、従来技術において、例えば上向きに開放された溝を備えた台に配置されるサドルおよび/または搬送ケーブルシューを介して支持材上で案内される。 ゴンドラ(car)または運搬ベルトといった輸送手段は、単数または複数の搬送ケーブルに沿って移動する。 溝において、搬送ケーブルは、サドルの長さに応じて、脱線しないように1個以上のクランプに締結されている。 これらのクランプの上流および下流の領域において、搬送ケーブルが無荷重状態であり、時として全く配置されない場合や、また搬送ケーブルが例えばゴンドラ等の輸送手段による荷重を受けている状態であり、搬送ケーブルが溝に緩く位置しているにすぎない場合、搬送ケーブルは、例えば風により横方向に偏らされることによって脱線を被るかもしれず、この場合には搬送ケーブルが溝から持ち上げられて、台の傍らに位置するという結果になる。 搬送ケーブルがサドルと完全に分離するのを防ぐために、いわゆる搬送ケーブルインタセプタが台に装着されている。 これらは、脱線した搬送ケーブルを検出してシステムをオフにするための検出器を備えるか、またはこれに接続可能である。

    搬送ケーブルがいかなる荷重も受けない限り、すでに脱線した搬送ケーブルは多くの場合搬送ケーブルインタセプタまたは検出器とは接触していない。 その場合、搬送ケーブルの位置取りが不適切であることは、搬送ケーブルが相対的に近い輸送手段の重量を既に受けて搬送ケーブルインタセプタの上に乗り、検出器が搬送ケーブルの不適切な位置取りを検出する程度まで下方に押しやられた場合にのみ検出されるにすぎない。

    しかしこの状況では、輸送手段を空中ケーブルシステムの駅に移送し戻して、乗客を安全に降ろし搬送ケーブルをサドルに正しく再配置することは、大抵すでに困難である。 また、搬送ケーブルまたはサドルはすでに損傷している可能性がある。 さらに、この状況では事故が起こる可能性がある。

    欧州特許出願公開第1538112号明細書

    従って、本発明の目的は、搬送ケーブルの不適切な位置取りを適時に検出できるようにするケーブルシューのための設備を提供することである。

    この目的は、請求項1の特徴を有する装置によって達成される。

    本発明の場合、搬送ケーブルが配置される溝を有する台の一部は移動可能である。 この場合、その部分の変位を招く搬送ケーブルの不適切な位置取りは、その部分の搬送ケーブルが完全に脱線する前であっても適時に検出されることができる。

    台の可動部分の動きおよび/または位置の変化の検出は、種々の方法で行うことができる。 例えば、計測目的のための、位置、圧または力の変化を検出する電気工学における既知のあらゆる装置を使用することができる。 単純な選択肢の例としては、搬送ケーブルの不適切な位置取りを検出するための装置と電磁気的または光学的に結合される部分のものがあるだろう。

    しかし、本発明の文脈内では、搬送ケーブルの不適切な位置取りを検出するための装置を、台の可動部分と機械的に接続することが好ましい。 これは、すでに試行および試験された解決策であって、極めて頑丈であると共に難しい気象条件下でも機能するため好ましい。

    本発明の発展において、搬送ケーブルの不適切な位置取りを検出するための装置は、台の可動部分の位置変化が所定の値を超えた時に、台の可動部分と接続されたレバーから遮断される遮断ロッドを有していてもよい。 しかし、遮断ロッドが可動部分自体から遮断されてもよい。

    台の可動部分が動けるようにするため、台の可動部分は回転軸に対して枢動可能である。 台の可動部分は、摺動面に沿って変位可能であってもよい。 本発明の特に好ましい実施形態において、摺動面が円筒部分によって形成された場合、台の可動部分は最終的には摺動面の湾曲の中心点と一致する軸に対して枢動する。 しかしながら、台の可動部分に対して単一の枢動軸を規定しないような、他の形態の湾曲摺動面を有することもまた考えられる。

    本発明によれば、台の可動部分は、台の一端およびクランプの双方から離間した領域に配置されるのが好ましく、特に、台の一端と搬送ケーブル用クランプとの間の領域に配置されるのが好ましい。 その理由は、無荷重状態の搬送ケーブルは溝において台の端に接触しない場合がほとんどであり、このような場合には、搬送ケーブルの不適切な位置取りを検出することもできないからである。 しかしながら、特に台が複数の可動部分を備える場合、可動部分を台の端にも設けることができるのは当然である。

    本発明のさらなる特徴および有利な点は、図面を参照すると、本発明の好ましい典型的な実施形態の以下の説明から推察することができる。

    空中ケーブルの搬送ケーブルのためのサドルの一部の平面図を示し、搬送ケーブルが部分的に脱線している。

    図1のサドルの部分の側面からの斜視図を示す。

    非リリース状態にある搬送ケーブル用台の可動部分のみの斜視図を示す。

    リリース状態にある図3の部分を示す。

    図1は、サドルの一部の平面図を例示している。 溝3を有する台2を見ることができ、溝3は、据付位置において上向きに開いていて搬送ケーブル4が配置されている。 図2が示す通り、搬送ケーブル4は、無荷重状態にあり、溝3で台2の端5に接触しておらず、中心領域だけに位置している。 図1および2において、いわゆる不適切な位置にある搬送ケーブル4を例示するために4'が使用される。 搬送ケーブル4'は部分的に脱線しており、すなわちもはや溝3内かつ/またはその上に正しく位置していない。

    クランプ6および搬送ケーブルインタセプタが台2に取り付けられているが、これらが必ずしも存在しなくてもよいのはもちろんである。 中心領域のクランプ6は、台からの搬送ケーブル4のさらなる脱線を防止する。 搬送ケーブルインタセプタは、悪条件により台2の端5とクランプ6との間で脱線した搬送ケーブル4'となってしまう時に、搬送ケーブル4を食い止める働きをする。

    台2の端5とクランプ6との間には台2の可動部分7が配置されている。 これは図3および4において単独で例示されており、搬送ケーブル4が正しく位置取りされている場合には図3に例示された姿勢を取り、そして搬送ケーブル4'が不適切に位置取りされている場合には図4に例示された姿勢を取る。

    図3および4に例示された台2の部分7は、台2の他の部分と本質的に同じ断面形状を有するが、据付板に固定されておらず、連結板8に可動式に締結されている。 例示された典型的実施形態では、連結板に配置され可動部分7に向けられた摺動面10を有するリブ9により、可動部分7の動く能力がもたらされる。 摺動面10は円筒部分の幾何形状を有しており、可動部分7の嵌合面11も同様である。 可動部分7はリブ9の両側で間隙12によって連結板8から離間されており、可動部分7は摺動面10、11に沿って側方に連結板8に当接するまで変位することができる。 可動部分7の動きの回転点または回転軸は、摺動面10、11の幾何学的中心点にある。

    部分7が連結板8のリブ9で摺動する代わりに、例えば、部分7自体を長手方向に分割し、部分7の頂部が底部上で摺動してもよい。 しかしながら、また、連結ピンおよび2個以上のベアリングブッシングを有する連結板8と部分7との間で完全に従来通りの連結を使用することも可能であり、これらの連結の軸は搬送ケーブルの軸と本質的に平行に延びる。

    図1および2に例示されたように、搬送ケーブル4が外力により溝3から滑脱し始めると、可動部分7は、搬送ケーブル4が可動部分7の領域で溝3から滑脱するにつれてますます側方に傾く。 可動部分7にはレバー13が締結されており、例示された典型的な実施形態において、レバー13は2本のねじ14を用いてねじ留めされており、その自由端15の領域に二叉を有する。 2つの指16、17の間には、U形状に曲げられた遮断ロッド18が収容されている。 これは、いわゆる遮断ロッドスイッチ19の形態である、搬送ケーブル4の不適切な位置取りを検出するための装置に取り付けられている。 遮断ロッド18には電流が流れており、遮断ロッド18が破壊されると電流が遮断される。

    可動部分7が搬送ケーブル4の不適切な位置取りによって一方または他方の側に動かされると、締結されているレバー13もまた側方へ動かされる。 指16、17と遮断ロッド18との間に小さな間隙が存在しており、この間隙の大きさにより可動部分7の許容可能な位置のずれを規定することができる。 この許容可能な位置のずれを超えた場合、遮断ロッド18は2つの指16または17の一方によって片側に曲げられ、弾性変形のある特定のレベルを超えると破壊される。 これにより電流の流れが遮断され、遮断ロッドスイッチ19は可動部分7の位置の安全−固有変化(safety-specific change)を検出し、空中ケーブルシステムの中央制御手段に対応する信号を送る。 これにより、中央制御手段は、安全規則に従って輸送手段の運行速度を減じるか、または停止させる。

    従来技術とは対照的に、本発明による設備は、ケーブルシューと近接する必要のある輸送手段がなくても、搬送ケーブル4の不適切な位置取りを検出するために使用可能であるので、完全な脱線を防止し、結果として特定の状態において起こり得る損害を回避することが可能である。

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