Travelling gera mechanism for conveying means on aerial ropeway system

申请号 JP2001146572 申请日 2001-05-16 公开(公告)号 JP2002046596A 公开(公告)日 2002-02-12
申请人 Innova Patent Gmbh; インノヴァ・パテント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング; 发明人 MEINDL BERND;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To maintain emergency drive characteristics required for a clamp coupling operation when a travelling roller is damaged.
SOLUTION: This is a travelling gear mechanism for a conveying means provided with drive rollers 2 and a coupling mechanism 3 on an aerial cable system. In this invention, a joint foot part 5 stretching below at least one of the travelling rollers 2 and stretching into a guide rail 20 is provided. When the travelling rollers 2 are disrupted, the joint foot 5 stretching into the guide rail 20 performs as a liner sliding in the guide rail 20. Emergency travelling characteristics required for a clamp coupling operation, thereby is achieved.
COPYRIGHT: (C)2002,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 空中ケーブルシステムにおける走行ローラ(2)及びカップリング機構(3)が設けられた搬送手段用走行歯車機構において、 該走行ローラ(2)が設けられた部分に、下方に延出してガイドレール(20)に延入する少なくとも1つの継ぎ脚部(5)を設けたことを特徴とする走行歯車機構(図1)。
  • 【請求項2】 上記少なくとも1つの継ぎ脚部(5)が上記走行ローラ(2)用の荷重支持部材(1)から延出することを特徴とする請求項1記載の走行歯車機構。
  • 【請求項3】 上記少なくとも1つの継ぎ脚部(5)が上記走行ローラ(2)がなす平面内に設けられることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項記載の走行歯車機構。
  • 【請求項4】 上記継ぎ脚部(5)を走行歯車機構の2
    つの外側走行ローラ(2)の外側に各々1つずつ2つ設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の走行歯車機構。
  • 【請求項5】 上記2つの継ぎ脚部(5)を走行ローラ(2)と密に衝合するよう配置し、かつ該2つの継ぎ脚部(5)の断面が走行ローラ(2)から遠ざかる方向に小さくなることを特徴とする請求項4記載の走行歯車機構。
  • 【請求項6】 上記少なくとも1つの継ぎ脚部(5)をその自由端部が上記走行ローラ(2)の走行面の僅か上方に終端するような長さとしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の走行歯車機構。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、空中ケーブルシステムにおける走行ローラ及びカップリング機構が設けられた搬送手段用走行歯車機構に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】空中ケーブルシステムの場合にあっては、搬送手段は、一つには、それによって搬送手段を索引ケーブルにクランプすることができるクランプ、もう一つには、クランプが開かれた後それによって搬送手段を駅区域内のガイドレール沿いに移動させることができる走行歯車機構と併せて設計することは知られている。
    これらの周知の空中ケーブルシステムの場合、索引ケーブルは約8m/秒の速度で循環走行状態に保たれる。 駅では、搬送手段は索引ケーブルから切り離され、乗客が乗り降りできるような速度でガイドレールに沿って駅区域内を通過する。

    【0003】ここで、走行ローラは金属材料で製造されるということは知られている。 しかしながら、このような周知の走行ローラは、同様に金属で製造されるガイドレールに沿っての走行によって非常に顕著で大きな騒音が発生するという欠点がある。 また、走行騒音をできるだけ低いレベルに保つために、走行歯車機構のローラをプラスチック材料製とすることも知られている。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このようなプラスチック製の走行ローラは、金属製の走行ローラの場合よりも破壊する危険性が著しく大きいという短所がある。 走行ローラが破壊すると、運行に重大な混乱を来すことが起こり得る。 特に、搬送手段が索引ケーブルに接続される部分では、索引ケーブルがクランプによって把持されない危険性があり、その結果、搬送手段が駅から離れる際に下方に墜落することが起こり得る。

    【0005】このような危険をなくすために、たとえ走行ローラが破壊しても索引ケーブルがクランプによって確実に把持されるようにするための追加のガイドレールを設けることは周知である。 しかしながら、このような追加のガイドレールは、さらに高準の設計関連費用が発生し、またクランプの正しい機能発揮が確保されることもないので、現在の要求を満たすものではない。 従って、本発明の目的は、従来の走行歯車機構の欠点を解消した走行歯車機構を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】この目的を達成するため、本発明は、走行歯車機構の走行ローラがある部分に、下方に延出してガイドレールに延入する少なくとも1つの継ぎ脚部を設けたものである。 走行ローラが破壊した場合には、ガイドレールに延入する継ぎ脚部がガイドレール中を摺動するランナーの機能を果たし、これによってクランプのカップリング動作時に必要な緊急時走行特性が達成される。

    【0007】好ましくは、少なくとも1つの継ぎ脚部は走行ローラ用の荷重支持部材から延出させる。 本発明のもう一つの実施例によれば、少なくとも1つの継ぎ脚部は走行ローラがなす平面内に置かれる。

    【0008】好ましくは、走行歯車機構の2つの外側走行ローラの外側に2つの継ぎ脚部を設ける。 この場合、
    上記の2つの継ぎ脚部は走行ローラと密に衝合するよう配置することができ、またこれら2つのローラは、走行ローラから遠ざかる方向に断面が小さくなる。 さらに、
    少なくとも1つの継ぎ脚部は、好ましくは、その自由端部が走行ローラの走行面の僅か上方に終端するような長さとする。

    【0009】以下、本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。

    【0010】空中ケーブルシステムにおけるキャビンあるいは椅子のような搬送手段用の図1に示す走行歯車機構は、2つの走行ローラ2用の荷重支持部材1を具備する。 さらに、図示走行歯車機構には、クランプ機構3、
    及びこのクランプ機構と連係動作する制御装置4が設けられている。 これらの機構や装置は従来技術より周知であり、これ以上の説明は省略する。 走行ローラ2は、駅区間内ではガイドレール20があてがわれ、索引ケーブルから切り離された搬送手段は乗客が乗り降りできるような速度でこのガイドレールに沿って駅区間内を通過する。

    【0011】走行ローラ2用の荷重支持部材1には、図1で見て2つの走行ローラ2の横方向外側に位置して下方に延出する継ぎ脚部5が設けられ、この継ぎ脚部は、
    走行ローラ2の間近に横付け状に配置され、かつガイドレール20の走行面のほんの僅か上方に終端するような長さを有する。

    【0012】これらの継ぎ脚部5の役割は、走行ローラ2が破壊した場合にガイドレール20中でランナーとして働き、結果的に、カップリング動作に必要な緊急時走行特性が確保されるように、破壊した走行ローラの機能を引き受けることにある。

    【0013】この機能を果たすために、継ぎ脚部5はガイドレール20中に可能な限り深く延入させなければならず、これによって、走行ローラが破壊した場合でも、
    走行歯車機構は、確実に、機能的に完全な走行ローラ2
    の場合とほぼ同じ垂直方向位置に保持される。 さらに、
    確実に必要な横方向位置を保って案内されるようにするために、継ぎ脚部5は走行ローラ2の幅とほぼ同じ幅でなければならない。 しかしながら、走行歯車機構がカーブを確実にうまく通り抜けることができるようにするために、継ぎ脚部5は水平断面で概ね三形状とすることも必要である。 この点に関しては、図2を参照すること。

    【0014】次に、継ぎ脚部5が設けられた走行ローラ2用の荷重支持部材1について、図3、4及び5を参照してより詳細に説明する。 この荷重支持部材1は鋼板製の細長い部材として設計されおり、走行ローラ2用のボルトを差し込むことができる穴12が設けられた2枚のプレート11を有する。 さらに、荷重支部材1には、走行ローラ2の平面内に、2つの斜め下方に延出し、ガイドレール中に延入する継ぎ脚部5が設けられている。 これらの各継ぎ脚部5は、対応する走行ローラが破壊した場合、ガイドレール内を摺動するランナーとして働き、
    その結果、必要な緊急時走行特性が達成される。 また、
    荷重支持部材1には、クランプ機構を荷重支持部材に固定するために使用される穴13が設けられている。 さらに、荷重支持部材1には、搬送ホイールが接触する摩擦面を固定するために使用される穴14が設けられている。

    【0015】

    【発明の効果】本発明による空中ケーブルシステムの搬送手段用走行歯車機構は、走行ローラが設けられた部分に、下方に延出してガイドレールに延入する少なくとも1つの継ぎ脚部を設けた構成を有しているので、走行ローラが破壊した場合に、ガイドレールに延入する継ぎ脚部が、ガイドレール中を摺動するランナーの機能を果たし、これによってクランプのカップリング動作時に必要な緊急時走行特性が達成されると言った効果を奏する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の一実施例における空中ケーブルシステムの搬送手段の走行歯車機構の側面図を示す。

    【図2】 図1の走行歯車機構のA−A断面矢視図である。

    【図3】 図1に示す走行歯車機構の走行ローラ用の荷重支持材の側面図である。

    【図4】 図1に示す走行歯車機構の走行ローラ用の荷重支持材の平面図である。

    【図5】 図1に示す走行歯車機構の走行ローラ用の荷重支持材の端面図である。

    【符号の説明】

    1…荷重支持部材 2…走行ローラ 3…カップリング機構 4…制御装置 5…継ぎ脚部

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