Rescue car for cable railway

申请号 JP28626895 申请日 1995-11-02 公开(公告)号 JPH08207750A 公开(公告)日 1996-08-13
申请人 Garaventa Holding Ag; ガラヴェンタ ホルディング アー ゲー; 发明人 ERUNSUTO EEGURII; MOORISU ANDORII;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a rescue car for a cable railway capable of speedily moving all passengers of each passenger car to the rescue car at the time when an emergency takes place on the cable railway. SOLUTION: This rescue car is furnished with a rescue cabin 3 to be operated at an operating position F above a passenger car by at least one cable 4, a hanging pulley 5 suspended on the cable 4 like a pendulum and connected to the rescue cabin 3 by at least three hanging-down cables 6 and a cable winch drive 7 to pull down and wind up the cable so as to transfer passengers of the failed passenger car to the rescue car by lowering the rescue cabin 3 down to a position near the failed car and to bring them to a terminal station by drawing up the cabin 4 by the hanging pulley 5 to a connecting point thereafter.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 連続的に連なったケーブルウェイの客車(2)用救助車(1)であって、 a) 少なくとも1本のケーブル(4)によって、客車の上方にある運行位置(F)で運行される救助キャビン(3)と、 b) 前記ケーブルに振り子の態様で懸架され、三角に配した少なくとも3本の吊り降ろしケーブル(6)によって救助キャビンに連結された吊り滑車(5)と、 c) 立ち往生した客車のそばの位置にまで救助キャビンを下降させて該客車の乗客を救助キャビンに乗り移らせ、その後吊り滑車でキャビンを接合点まで引き上げてこれを終着駅まで運ぶため、ケーブルを同期して引き降ろすとともに巻き上げるケーブルウインチドライブ(7)と、を備えてなるケーブルウェイ用救助車。
  • 【請求項2】 前記ケーブルウインチドライブが、救助車のキャビンの屋根に固定された中間フレーム(10)
    に確実に設置された請求項1記載の救助車。
  • 【請求項3】 前記ケーブルウインチドライブは、中間フレームにウインチシャフト(7 1 )を備えるとともに、そのシャフトに連結された少なくとも3つのウインチ(7 11から7 13 )を備え、当該ウインチ(7 11から7
    13 )は、三角に配した方向転換ローラ(7 21から7 23
    を介して救助キャビンを吊り下げる前記巻き上げケーブル(6 1から6 3 )を個々に巻き上げる請求項2記載の救助車。
  • 【請求項4】 3本の巻き上げケーブル(6 1から6 3
    と、救助キャビンの屋根の片方の端に設けられたウインチシャフト(7 1 )とを備え、前記中央のウインチ(7
    12 )の巻き上げケーブル(6 2 )は、当該救助キャビンの屋根の反対側に配設された方向転換ローラ(7 22 )によって方向転換されてなる請求項1記載の救助車。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、連続的に連なったケーブルウェイの客車の救助車に関するものであり、少なくとも一本のケーブルによって客車の上方の位置まで運ばれるとともに、前記ケーブルに懸架され、運行位置において吊り滑車によりしっかりと設置された救助キャビンを備えた救助車に関する。

    【0002】

    【従来の技術】国際的な規則によると、ケーブルウェイには、緊急時、例えば、ケーブルが軌道から脱線した場合、横断するのが困難な荒れた土地で、乗客がケーブルからロープを伝わって救助されることが困難である場合には、立ち往生した車から乗客を救出するために、救助車を備えつける必要がある。 今日一般的にケーブルウェイの運行上の安全性が高度に達成されたおかげで、緊急事態が一般的には起こらないことにより、救助車の装置はほとんど使われることはない。 しかし、規則によって、救助車は常に準備され緊急時に使用できるようにしておかねばならず、年に1回救助車をテストすることが規定されており、それらの使用時の容易性及び機能上の能が判定され検査される。

    【0003】ヨーロッパ特許第399413号に開示されているように、上記の特徴を備えた救助車として、吊り滑車に固定され、はずれないようになっているとともに、客車のキャビンと同等の収容能力を備えた救助キャビンがある。 救助車のキャビンの上には、追加の救助装置が両側に取り付けられており、その救助バスケットはウインチでケーブルを引き降ろすことにより各客車に届くように下降できる。 各救助バスケットは、2人の人間が立つことができる面積を備えており、進行時の折り畳まれた位置と、救助作業時に歩行するため下に広げられた位置とに自在に変化するプラットホームを有し、救助車及び各客車に乗り込むためにしっかり固定できるものである。

    【0004】この公知の救助車により、各客車の全ての乗客を救助車に乗せるためには、何回かの救助作業が必要となる。 さらに、救助車は乗客を移動させるための各救出過程毎に、2回互いに固定されなければならない。
    すなわち、救助装置のバスケットを客車に固定することと、救助車のキャビンに固定することである。

    【0005】「インターナショナル ケーブル レイルウェイ レビュー( Internationalen Seibahnrundscha
    u (International Cable Railway Review)」1992年8月号、24〜25ページに掲載されている例の中に、
    ディーゼルモータで動く圧ドライバ及び単一の救助装置を有し、一対のウォームギヤを用いたハンドクランクによって、各々の場合に応じて吊り滑車に対して90度回転できるクレーンのような公知の救助車が開示されている。 これは、各客車の2つの運転軌道の距離を近づけることになり、2人の人間を乗せた救助バスケットが、
    ガスで動くモータにより、客車の高さまで降下することができる。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の救助車は、各客車の全ての乗客を救助車に速やかに移動させることが困難であるという問題がある。

    【0007】本発明は、運行位置から客車の救助位置まで、同期して動く少なくとも3つの巻き上げケーブルからなるサスペンションにより、吊り滑車から開放され、
    下降し、再度吊り滑車に巻き上げられることが可能な救助キャビンを備えることによって、このような従来の問題点を解決するものである。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、本発明は、連続的に連なったケーブルウェイの客車(2)用救助車(1)であって、a)少なくとも1本のケーブル(4)によって、客車の上方にある運行位置(F)で運行される救助キャビン(3)と、b)前記ケーブルに振り子の態様で懸架され、少なくとも3本の吊り降ろしケーブル(6)によって救助キャビンに連結された吊り滑車(5)と、c)立ち往生した客車のそばの位置にまで救助キャビンを下降させて該客車の乗客を救助車に乗り移らせ、その後吊り滑車でキャビンを接合点まで引き上げてこれを終着駅まで運ぶため、ケーブルを引き降ろすとともに巻き上げるケーブルウインチドライブ(7)と、を備えてなるケーブルウェイ用救助車を提供するものである。

    【0009】また、前記ケーブルウインチドライブが、
    救助車のキャビンの屋根に固定された中間フレーム(1
    0)にしっかりと据え付けられた救助車を提供するものである。

    【0010】そしてまた、前記ケーブルウインチドライブは、中間フレームにウインチシャフト(7 1 )を備えるとともに、そのシャフトに連結された少なくとも3つのウインチ(7 11から7 13 )を備え、当該ウインチ(7
    11から7 13 )は、三に配した方向転換ローラ(7 21から7 23 )を介して救助キャビンを吊り下げる前記巻き上げケーブル(6 1から6 3 )を個々に巻き上げる救助車を提供するものである。

    【0011】さらに、3本の巻き上げケーブル(6 1から6 3 )と、救助キャビンの屋根の片方の端に設けられたウインチシャフト(7 1 )とを備え、前記中央のウインチ(7 12 )の巻き上げケーブル(6 2 )は、当該救助キャビンの屋根の反対側に配設された方向転換ローラ(7 22 )によって方向転換されてなる救助車を提供するものである。

    【0012】具体的には、救助車は客車の上方の運行位置に運ばれる。 救助車の運行軌道は、走行ギヤによって運搬される1本の運搬ケーブルか、又は2本の運搬ケーブルと、それとは別の1本の牽引ケーブルからなるか、
    又は2本の牽引ケーブルを備える。 救助車の牽引ケーブルはケーブルウインチに巻き上げられるか、又は循環させることができる。 例えば、振り子型ケーブルウェイの場合では、救助車の運行軌道は、同時に客車の運行軌道としての役割も持つ。 しかし、例えば、客車が連続的に連なったケーブルウェイの場合は、救助車専用の1本の運行軌道が、客車の運行軌道の間に敷かれる。

    【0013】救助車の運搬ケーブルは、また同時に牽引ケーブルであり、自在に旋回できるように取り付けられている。 この場合、運搬ケーブルは循環しており、また、客車用の2本の運行軌道の間に、前記救助車専用の運行軌道がある。 また、2本の運搬用牽引ケーブルを敷くことも可能である。

    【0014】救助車が立ち往生した客車まで運ばれる運行位置おいては、救助キャビンは吊り滑車に強固に固定されている。 客車の所で、救助車は吊り滑車から開放され、同期して巻き上げ又は引き降ろすことが可能な少なくとも3つのケーブルで、救助ポジションまで降下する。 吊り滑車からの救助キャビンの吊り下げは、確実に固定され、重心は吊り下げ領域内に配されている。 また、4つの巻き上げケーブルを、救助車の各コーナーに1つずつ設置することも可能である。

    【0015】客車が連続的に連なったケーブルウェイの場合、救助車の運搬能力は1つの客車の半分であることが好ましい。 しかし、また、基本的に1つの客車全体の運搬能力に対応させることも可能である。 さらに、救助車には2人の救助隊員の搭乗が可能である。 好ましくは、ケーブルウインチドライブは、救助キャビンの上方であって、キャビンに固定された中間フレーム上に装備される。 このようにして、救助キャビンが吊り滑車から開放された場合、救助隊員がケーブルウインチドライブを操作することができる。

    【0016】本発明のさらなる利点としては、ケーブルウインチドライブが、中間フレーム上に位置するウインチシャフトと、ねじれないようにウインチシャフトに取り付けられた少なくとも3つのウインチからなっていることが挙げられ、これによって、多くの巻き上げケーブルが、方向転換ローラにより、各コーナーで救助車をつり上げることができる。 対応するケーブルを反対方向に巻きつけることによって、シャフトを回転させることで、ケーブルを前方向及び後ろ方向に、同時に巻くことができる。 本発明の他の形態としては、サスペンションが3つの巻き上げケーブルからなり、ウインチシャフトが救助キャビンの屋根の片側の端に位置しており、中央のウインチの巻き上げケーブルのみが、救助キャビンの屋根の上の反対側の第三の角に配設された方向転換ローラによって方向転換される。 両方の外側のウインチの巻き上げケーブルは、いずれも対応するウインチに直接つながっている。

    【0017】

    【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施の形態について説明する。

    【0018】図1に示すように、DMC(ドゥオ モノ ケーブル)連続ケーブルウェイは、2つの運搬牽引装置、又は山側の方向(矢印Bの方向)と谷側の方向(矢印Tの方向)の運搬範囲の中で、同じ高さで並行に張られた運搬ケーブルを有している。 各々2本の同時運搬ケーブルは、運搬車の幅よりも広い山軌道B又は谷軌道T
    を形成しており、そこに客車がケーブルクランプで吊られており、そのクランプは終着駅ではずせるようになっている。 山側に運ばれる客車を2 Bといい、谷側に運ばれる客車を2 Tという。 図に表れていないケーブルの支柱を越えて、谷側に運ばれる運搬車2 B又は2 Tの重荷が異なることにより、客車2 B又は2 Tが互いに運行する時に、支柱と支柱の間に異なるたるみが生じる。 例えば、
    山軌道Bと谷軌道Tの運搬ケーブルに図1に示すようなたるみΔDが生じる。 客車の山軌道と谷軌道の間の真ん中に、救助軌道としての救助ケーブル4がある。 これにより、救助車1が客車の運行軌道B又はTの上方を運ばれる。

    【0019】救助車1は、救助ケーブル4に5 1の所で旋回できるように取り付けられた吊り滑車5と救助キャビン3を有する。 その輸送能力は、客車の輸送能力に2
    人の救出員の重さを加えたものに相当する。 吊り滑車5
    と救助キャビン3の間に位置する救助キャビン3の屋根に、ケーブルウインチドライブ7が取り付けられている。 これによって、ウインチドライブ7に沿ってキャビン3が、吊り滑車5に固定されている運行位置Fから開放されることができる。 そして、3つの引き降ろしケーブル6によって、吊り滑車5から、客車2 B (又は2 T
    の高さに等しい救助位置Rにまで下降させることができる。

    【0020】ケーブルウインチドライブ7は、救助キャビン3の屋根の上に、図2及び図3のように位置している。 3つのケーブルウインチ7 11 、7 12 、7 13は、共通のウインチシャフト7 1に取り付けられている。 ウインチシャフト7 1は、進行方向の向きに延び、救助キャビン3の屋根の上の中央に位置している。 各ウインチ7 11
    乃至7 13に、3つの引き降ろしケーブル6 1乃至6 3が巻かれている。 中央のウインチ7 12は、前と後ろの2つのウインチ7 11及び7 13とは逆向きに巻かれている。 ウインチシャフト7 1の回転方向によって、3つの引き降ろしケーブル6 1乃至6 3が同時に巻き上げられ又は巻き降ろされる。 ケーブルを平行から垂直に方向転換させるローラが、各巻き降ろしケーブル6 1 、6 2及び6 3に配置されている。 2つの方向転換ローラ7 21と7 23が、救助キャビン3の横隅に据え付けられている。 3つ目の方向転換ローラは、キャビンの屋根の反対側の真ん中に据え付けられている。 3つの方向転換ローラによって、救助キャビン3は3点で静的につりあげられ、そのつり上げ範囲内に重心がある。 概略が描かれた駆動装置7 3は、
    ウインチシャフト7 1を駆動させるための水圧伝動装置を備えたディーゼルモータや、水圧モータ及び水圧ポンプを有する。 ケーブルウインチドライブ7は、救助キャビンの内部で、コントロール装置7 4によってコントロールされる。

    【0021】図4に示されるケーブルウインチドライブ7の異なる形態においては、ウインチシャフトは救助キャビン3の屋根の片方に位置しており、中央の巻き降ろしケーブル6 2は、方向転換ローラ7 22によって、救助キャビン3の反対側で垂直に方向転換している。 他の2
    本の巻き降ろしケーブル(図3の6 1及び6 3 )は、その対応するウインチ7 11及び7 13に直接設置されている。
    これにより、図3に示された2個の方向転換ローラ7 21
    及び7 23が不要となる。 ここでも、水圧駆動装置が装備されている。 すなわち、水圧ポンプを含む駆動装置が7
    31として示されており、また、ウインチシャフト7 1に取り付けられた、減速ギアーを含む水圧モータが7 32として示されている。

    【0022】救助過程において、救助ケーブル4上の救助車1は、故障した客車の上方、Fの位置に運ばれる。
    そして、救助キャビン3が、後に詳述するが、コントロール装置7 4によって、吊り滑車から開放され、救助ポジションR、すなわち、乗客を乗り移らせるために、客車2 Bに相当する高さまで下降する。 救助キャビン3
    は、両側にちょうつがい式に開くプラットホーム8を有しており、また、2本のケーブル9 1及び9 2によって、
    客車の吊り滑車にしっかり接続される。 その後、全ての乗客が乗り移ることができる。 救助活動が成功した後、
    キャビン3がコントロール装置7 4によって再び運行位置Fにまで引き上げられ、吊り滑車5に接触し、そこで固定される。 それから、図5に示されるように、ケーブルウェイの山側の駅に運ばれ(又は、もしより近いのであれば、谷側の駅に運ばれ)、そこで乗客は、着陸地1
    4上の駅のプラットホーム(図には示されていない)上の救助車1から出て、プラットホームに降り立つ。 山側の駅の屋根裏には、ケーブルサドル13に吊り下がった状態で、あまり目立たないように救助車1が格納され、
    いつでも使用が可能となっている。

    【0023】救助車1の好適実施態様は、図7、図8及び図9に詳細に示されている。 救助車は、2本の運搬ケーブル4 1及び4 2に沿って、8個の車輪の走行ギア11
    によって運搬される。 走行ギア11は、連結部5 1によって、振り子様式で吊り滑車5を保持している。 ケーブルウインチドライブ7を有する救助キャビン3は、吊り滑車5にぶらさがっている。 救助キャビンは、中間フレーム10に固定されており、その上にケーブルウインチドライブ7が据え付けられている。 ウインチシャフト7
    1は、キャビン3の端に配置されており、運行水圧モータ7 32は、進行方向Bに向けられており、2個のシャフトベアリング7 14によって、走行可能に配置されている。 中央のウインチ7 12の引き降ろしケーブル6 2は、
    2個の外側のウインチ7 11又は7 13と反対方向に回転し、方向転換ローラ7 22によって、キャビン3の反対側の端の真ん中で垂直に方向転換している。 他の2本の引き降ろしケーブル6 1及び6 3は、対応するウインチ7 11
    及び7 13に直接設置されている。 3本の引き降ろしケーブル6 1 、6 2及び6 3は、3個の吊り下げられたケーブルディスク6 11 、6 21 、6 31の回りを何回も巻きつけらることにより、吊り滑車に連結されており、末端の付属品6 12 、6 22及び6 32の所で吊り滑車5に留められている。

    【0024】ウインチシャフト7 1は、水圧ドライバ7 3
    によって、運行される。 水圧モータを有するディーゼル装置は、7 31として示され、ポンプ装置7 32と水圧でつながっている。 ポンプ装置7 32の中には、減速ギアと制動装置7 33が入っている。 2枚のブレーキディスク7 34
    が、ウインチシャフトにしっかりと据え付けられており、2個のはさみパッド7 35によって、それぞれ制動される。 コントロール装置7 4のケーブルは、スプリングリール7 41に巻かれる。 最後に、救出員用の入口及び出口10 1及び10 2が、両側の中間フレーム10に装備される。

    【0025】救助キャビン3は、掛けがね12によって、吊り滑車5に固定され保持される。 キャビンの中では、てこ棒12 1のハンドル12 11が備えられ、それによって、図10及び図11に詳細に示されるように、吊り滑車に締め付けて留められる。 吊り上げるとき、救助キャビン3は、2個の吊り下げられたエンドスイッチ1
    3に押しつけられ、これによってケーブルウインチドライブ7を切り放す。 ハンドル12 11は、中間フレーム10にある、ひざレバーデバイス(点線で示されている)に旋回可能に設置された2個の掛けがね12 12のスロットにある棒の端に掛かっている。 これにより、(破線で示されるように)前記のようにスロットに掛ける際に広げられた位置に引っ張ることができる。 この際に、
    2個の掛けがね12 12が、各吊るしピン5 2のつば5 21
    と係合し、キャビン3を降下させた後、2本のピン5 2
    に連結する。 救助キャビンは、中間フレームに取り付けられた3つの調整可能な吸収緩衝装置12 2によって、
    吊り滑車5に3点で依然保持されている。 これにより、
    進行方向Fの方への、救助キャビン3と吊り滑車5の間の振動を比較的少なく抑えることができる。

    【0026】

    【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれば、ケーブルウェイに緊急事態が発生した際に、各客車の全ての乗客を速やかに救助車に移動させることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施の形態に係る救助車が、客車用の2本の運行軌道の間を運行する状態を示す図である。

    【図2】下降した客車に連結した救助キャビンを使った救助の様子を示す正面図である。

    【図3】図2のIIb−IIbの線に沿った平面図である。

    【図4】他のケーブルウインチドライブを示す図である。

    【図5】待機状態の救助車がケーブルサドルによって軌道に入っているケーブルウェイの山駅の側面図である。

    【図6】図5の平面図である。

    【図7】図4に基づく他の救助車の正面図である。

    【図8】図7の側面図である。

    【図9】図7のV−Vの線に沿った平面拡大図である。

    【図10】吊り滑車によって固定した救助キャビンを示す正面図である。

    【図11】図10の側面図である。

    【符号の説明】

    1 救助車 2 客車 3 救助キャビン 4 ケーブル 5 吊り滑車 6 吊り降ろしケーブル 7 ケーブルウインチドライブ 10 中間フレーム

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