Anti-theft device for wheel and wrench for removing it

申请号 JP2002119793 申请日 2002-04-22 公开(公告)号 JP2003312202A 公开(公告)日 2003-11-06
申请人 Minoru Sasaki; 稔 佐々木; 发明人 SASAKI MINORU;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an anti-theft device for a wheel which can be broadly applied to bolt and nut of different length and shape for attaching a wheel.
SOLUTION: The anti-theft device is provided with an engagement part 10 engaged with a head 4a of the bolt 4 for attaching the wheel 3 to an axle of an automobile 2 and a key part 12 having specially arranged key mechanisms 18, 20 on its upper surface. A through hole 14 is bored in the engagement part 10 for inserting a set screw 16 which is inserted in the head 4a of the bolt 4.
COPYRIGHT: (C)2004,JPO
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動車の車軸にホイールを取り付けるための取付部材のヘッド部に嵌合する嵌合部と、 特殊配置のキー機構を上面に有するキー部とを備えたことを特徴とするホイール盗難防止器具。 【請求項2】 前記取付部材はボルト又はナットであることを特徴とする請求項1に記載のホイール盗難防止器具。 【請求項3】 前記嵌合部には、前記取付部材のヘッド部に食い込ませる補助部材を挿入する貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のホイール盗難防止器具。 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のホイール盗難防止器具のキー機構に係合する係合部を備えたことを特徴とするレンチ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ホイール盗難防止器具及び該器具を取り外すためのレンチに係り、特に自動車の車軸に取り付けられたホイールの盗難を防止するホイール盗難防止器具及び該器具を取り外すためのレンチに関するものである。 【0002】 【従来の技術】自動車のホイールはボルトやナットを使って車軸に取り付けられている。 近年、このボルトやナットを取り外してホイールが盗まれる事件が多発している。 このようなホイールの盗難を防止するために、ボルトやナットのヘッド部に特殊形状のキー溝を形成し、専用のソケット以外では緩めることができないようにした盗難防止ボルトや盗難防止ナットが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホイール取付用のボルト(又はナット)は、自動車の種類によって長さや形状等が異なっているため、多種類の盗難防止ボルトを用意しなければならず、また、自動車の所有者も多種類の盗難防止ボルトから自己の自動車のホイールに適合した盗難防止ボルトを適切に選択しなければならない。 更に、このような従来の盗難防止ボルトは、ボルトとキー溝とを一体に形成して製造されており、製造コストも高くなってしまうという問題があった。 【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、ホイール取付用のボルトやナットの長さや形状が異なる場合においても、幅広く対応することができる安価なホイール盗難防止器具を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】このような従来技術における問題点を解決するために、本発明の第1の態様は、
    自動車の車軸にホイールを取り付けるための取付部材のヘッド部に嵌合する嵌合部と、特殊配置のキー機構を上面に有するキー部とを備えたことを特徴とするホイール盗難防止器具である。 【0006】このような構成により、ホイール盗難防止器具を取付部材に取り付けることによって、取付部材がホイール盗難防止器具に覆われ、特殊配置のキー機構が外部に露出することとなる。 したがって、汎用的な工具を用いてホイール盗難防止器具及び取付部材を緩めることができなくなり、ホイールの盗難を防止することが可能となる。 また、本発明に係るホイール盗難防止器具は、自動車の種類によって取付部材の長さや形状が異なる場合においても、嵌合部の寸法さえ合えば、既存の取付部材に取り付けることができる。 したがって、それほど多種類のホイール盗難防止器具を用意する必要がなく、また、自己の自動車のホイールに適合したホイール盗難防止器具の選択も容易になる。 また、本発明に係るホイール盗難防止器具は、ホイールを取り付けるための取付部材とは別に形成されるものであるため、従来の盗難防止器具に比べて安価に製造でき、盗難防止のためのコストを低減することができる。 【0007】本発明の好ましい一態様は、上記取付部材はボルト又はナットであることを特徴としている。 【0008】本発明の好ましい一態様は、上記嵌合部には、上記取付部材のヘッド部に食い込ませる補助部材を挿入する貫通孔を形成したことを特徴としている。 このような構成により、取付部材のヘッド部を強固に嵌合部に固着することができる。 【0009】本発明の第2の態様は、上記ホイール盗難防止器具のキー機構に係合する係合部を備えたことを特徴とするレンチである。 このようなレンチを用いれば、
    上記ホイール盗難防止器具を取り外すことが可能となる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係るホイール盗難防止器具(以下、ホイールロックという)の実施形態について図1乃至図11を参照して詳細に説明する。 なお、図1乃至図11において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。 【0011】図1は、本発明の一実施形態におけるホイールロック1の取付状態を説明するための斜視図である。 図1に示すように、自動車2の車軸(図示せず)に取り付けられるホイール3には複数のボルト穴3aが形成されている。 このボルト穴3aにホイール取付用のボルト(取付部材)4を挿入し、このボルト4を車軸に締結することによって、ホイール3が車軸に取り付けられる。 このホイール取付用のボルト4の頂部4aには、本発明に係るホイールロック1が取り付けられる。 【0012】図2は図1に示すホイールロック1をホイール取付用のボルト4とともに示す斜視図、図3は図2
    に示すホイールロック1の平面図、図4は図3のA−A
    線断面図、図5は図3の側面図、図6は図3の底面図である。 図2乃至図6に示すように、ホイールロック1
    は、下方に開口する収容空間Sを内部に有する円筒状の嵌合部10と、嵌合部10の上方に位置するキー部12
    とを備えている。 【0013】図4及び図6に示すように、嵌合部10の内部の収容空間Sは、ボルト4の頂部に設けられた六柱状のヘッド部4aに対応した形状となっており、収容空間Sの内部でボルト4のヘッド部4aと嵌合部10とが嵌合するようになっている。 この収容空間Sにはボルト4のヘッド部4aを圧入し、ボルト4とホイールロック1とを固着する。 圧入だけでなく、接着材、磁気、あるいはろう付けなど他の固着手段を用いてボルト4とホイールロック1とを固着してもよい。 【0014】図4及び図5に示すように、嵌合部10には、嵌合部10の周壁を貫通する貫通孔14が形成されている。 この貫通孔14には例えば円筒状の止めねじ(補助部材)16が挿入され、この止めねじ16を収容空間Sの内部のボルト4のヘッド部4aに食い込ませることによって、ボルト4のヘッド部4aを強固に固着することができる。 また、この止めねじ16をボルト4のヘッド部4aに食い込ませた後、貫通孔14に接着材を流し込んで接着すれば、ボルト4のヘッド部4aを更に強固に固着することができる。 【0015】ホイールロック1のキー部12の上面には複数の円形溝18が形成されている。 これらの円形溝1
    8には、図4に示すように、ピン20が圧入される。 本実施形態では、図3に示すように、同一円周上の所定箇所に4つの円形溝18が形成されており、これらの円形溝18とピン20により特殊配置のキー機構が構成されている。 ホイールロック1をボルト4に取り付けることによって、ボルト4がホイールロック1に覆われ、上述した特殊配置のキー機構が外部に露出することとなる。
    したがって、汎用的な工具を用いてホイールロック1及びボルト4を緩めることができなくなり、ホイール3の盗難を防止することが可能となる。 【0016】また、このようなホイールロック1は、自動車の種類によってボルト4の長さや形状が異なる場合においても、嵌合部10の寸法さえ合えば、既存のボルト4に取り付けることができる。 したがって、それほど多種類のホイールロックを用意する必要がなく、また、
    自己の自動車のホイールに適合したホイールロックの選択も容易になる。 また、ホイールロック1は、ボルト4
    とは別に形成されるものであるため、従来の盗難防止器具に比べて安価に製造でき、盗難防止のためのコストを低減することができる。 【0017】ここで、上述したホイールロック1は、キー部12のキー機構18,20に係合する係合部を備えた専用のレンチにより緩めることができる。 図7は上記ホイールロック1を取り外すためのレンチを示す平面図、図8は図7のB−B線断面図、図9は図7の側面図、図10は図7の底面図である。 図7乃至図10に示すように、上記ホイールロック1を取り外すためのレンチ5は、六角柱状のレンチ部50と、ホイールロック1
    のキー部12のピン20に係合する係合部52とを備えている。 【0018】係合部52には、ホイールロック1のキー部12の突部12a(図2乃至図5参照)が嵌入される凹部54と、ホイールロック1のキー部12のピン20
    が嵌入される凹部56とが形成されている。 この凹部5
    6は、上述したキー部12の円形溝18及びピン20に対応する位置に配置されており、レンチ5をホイールロック1に取り付けたときに、ホイールロック1のピン2
    0が凹部56に正しく係合するようになっている。 したがって、汎用的なレンチを用いてレンチ部50を回転させることにより、ホイールロック1及びボルト4を緩めることができる。 【0019】上述の実施形態では、ホイールロック1をホイール取付用のボルト4に取り付けた例について説明したが、図11に示すように、ホイールロック1をホイール取付用のナット6に取り付けることもできる。 図1
    1においては、ホイール取付用のナット6のヘッド部6
    aがホイールロック1の嵌合部10の収容空間Sに収容され、ナット6とホイールロック1とが固着される。 【0020】上述の実施形態では、ホイールロック1のキー機構が円形溝18とピン20とにより構成される例を説明したが、これに限られるものではない。 例えば、
    ホイールロック1のキー機構として上述した円形溝18
    のみを設け、レンチ5の係合部52の凹部56にピン2
    0を圧入してもよい。 【0021】これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。 【0022】 【発明の効果】上述したように、本発明によれば、ホイール盗難防止器具を取付部材に取り付けることによって、取付部材がホイール盗難防止器具に覆われ、特殊配置のキー機構が外部に露出することとなる。 したがって、汎用的な工具を用いてホイール盗難防止器具及び取付部材を緩めることができなくなり、ホイールの盗難を防止することが可能となる。 また、本発明に係るホイール盗難防止器具は、自動車の種類によって取付部材の長さや形状が異なる場合においても、嵌合部の寸法さえ合えば、既存の取付部材に取り付けることができる。 したがって、それほど多種類のホイール盗難防止器具を用意する必要がなく、また、自己の自動車のホイールに適合したホイール盗難防止器具の選択も容易になる。 また、
    本発明に係るホイール盗難防止器具は、ホイールを取り付けるための取付部材とは別に形成されるものであるため、従来の盗難防止器具に比べて安価に製造でき、盗難防止のためのコストを低減することができる。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態におけるホイール盗難防止器具の取付状態を説明するための斜視図である。 【図2】図1に示すホイール盗難防止器具をホイール取付用のボルトとともに示す斜視図である。 【図3】図2に示すホイール盗難防止器具の平面図である。 【図4】図3のA−A線断面図である。 【図5】図3の側面図である。 【図6】図3の底面図である。 【図7】図2に示すホイール盗難防止器具を取り外すためのレンチを示す平面図である。 【図8】図7のB−B線断面図である。 【図9】図7の側面図である。 【図10】図7の底面図である。 【図11】本発明の他の実施形態におけるホイール盗難防止器具をホイール取付用のナットとともに示す斜視図である。 【符号の説明】 S 収容空間1 ホイールロック(ホイール盗難防止器具) 2 自動車3 ホイール4 ボルト(取付部材) 4a ヘッド部5 レンチ6 ナット(取付部材) 6a ヘッド部10 嵌合部12 キー部14 貫通孔16 止めねじ(補助部材) 18 円形溝20 ピン50 レンチ部52 係合部54,56 凹部

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