Support assembly

申请号 JP2008299877 申请日 2008-11-25 公开(公告)号 JP2009125594A 公开(公告)日 2009-06-11
申请人 Dyson Technology Ltd; ダイソン テクノロジー リミテッド; 发明人 CRAWFORD TOM VALLANCE HAMILTON; SAUNDERS MICHAEL ANTHONY;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a support assembly for a surface treating head or a surface treating appliance, such as a vacuum cleaner, being that the tire(s) may become disconnected from the roller. SOLUTION: A support assembly (5) for a surface treating appliance includes a roller (17) having one or more tires (9), wherein the one or more tires are fused to the roller. COPYRIGHT: (C)2009,JPO&INPIT
权利要求
  • 表面処理用電気器具の支持組立体であって、1本又は2本以上のタイヤを備えたローラを有し、前記1本又は2本以上のタイヤは、前記ローラに融着されている、支持組立体。
  • 前記ローラは、ポリマーで構成されている、請求項1記載の支持組立体。
  • 前記ポリマーは、ポリプロピレンを含む、請求項2記載の支持組立体。
  • 前記ポリプロピレンは、ガラス繊維入りの耐衝撃性改良コポリマーから成る、請求項3記載の支持組立体。
  • 前記ガラス繊維入り耐衝撃性改良コポリマーは、20%ガラス繊維入り耐衝撃性改良コポリマーである、請求項4記載の支持組立体。
  • 前記1本又は2本以上のタイヤは、熱可塑性エラストマーで構成されている、請求項1〜5のうちいずれか一に記載の支持組立体。
  • 前記熱可塑性エラストマーは、改質ポリマーから成る、請求項6記載の支持組立体。
  • 前記改質ポリマーは、ポリプロピレンとエチレンプロピレンジエンモノマーの混合物から成る、請求項7記載の支持組立体。
  • 前記熱可塑性エラストマーは、Aスケールで測定したデュロメータ硬度が55〜95である、請求項6〜8のうちいずれか一に記載の支持組立体。
  • 前記熱可塑性エラストマーは、Aスケールで測定したデュロメータ硬度が70〜79である、請求項9記載の支持組立体。
  • 熱可塑性エラストマーは、Aスケールで測定したデュロメータ硬度が80〜95である、請求項9記載の支持組立体。
  • 前記ローラは、実質的に連続した転動支持面を備えている、請求項1〜11のうちいずれか一に記載の支持組立体。
  • 前記1本又は2本以上のタイヤは、断面が長方形又は実質的に長方形である、請求項1〜12のうちいずれか一に記載の支持組立体。
  • 複数本のタイヤを有する、請求項1〜13のうちいずれか一に記載の支持組立体。
  • 前記タイヤは、互いに平行に又は実質的に平行に延びている、請求項14記載の支持組立体。
  • 前記タイヤは、等間隔を置いて設けられている、請求項14又は15記載の支持組立体。
  • 請求項1〜16のうちいずれか一に記載の支持組立体を有する表面処理用電気器具。
  • 前記ローラは、前記電気器具のコンポーネントを収容した領域を画定する、請求項17記載の表面処理用電気器具。
  • 真空掃除機の形態をした請求項17又は18記載の表面処理用電気器具。
  • 表面処理用電気器具のための支持組立体又は支持組立体の一部分を製造する方法であって、a)第1の融点を有する第1の材料で作られたローラ又はローラの一部分を複合成形用金型内に配置するステップと、b)第2の材料を溶融状態で前記複合成形用金型内に導入することにより1本又は2本以上のタイヤを前記ローラ又は前記ローラの一部分上に複合成形するステップと、c)第2の材料を凝固させるステップと、d)前記支持組立体又は前記支持組立体の一部分を前記複合成形用金型から分離するステップとを有する方法であって、
    前記第2の材料を前記第1の融点よりも高い温度状態で前記複合成形用金型内に導入する、方法。
  • 前記ステップa)の実施前に、ローラ又はローラの一部分を形成するステップx)を更に有する、請求項20記載の方法。
  • 前記ステップx)において、前記第1の材料をローラ又はローラの一部分の形状に射出成形することにより前記ローラ又は前記ローラの一部分を形成する、請求項21記載の方法。
  • 前記ステップb)において、前記第2の材料を溶融状態で前記ローラ又は前記ローラの一部分と前記複合成形用金型との間に形成された1つ又は複数のチャネル内に導入することにより前記1本又は2本以上のタイヤを前記ローラ又は前記ローラの一部分上に複合成形する、請求項20〜22のうちいずれか一に記載の方法。
  • ステップx)において、前記ローラ又は前記ローラの一部分の外面に1本又は2本以上のチャネルを形成する、請求項20〜23のうちいずれか一に記載の方法。
  • 前記複合成形用金型は、1本又は2本以上のチャネルを有する、請求項20〜24のうちいずれか一に記載の方法。
  • 前記第1の材料は、ポリマーを含む、請求項20〜25のうちいずれか一に記載の方法。
  • 前記ポリマーは、ポリプロピレンを含む、請求項26記載の方法。
  • 前記ポリプロピレンは、ガラス繊維入りの耐衝撃性改良コポリマーから成る、請求項27記載の方法。
  • 前記ガラス繊維入り耐衝撃性改良コポリマーは、20%ガラス繊維入り耐衝撃性改良コポリマーである、請求項28記載の方法。
  • ステップx)において、前記第1の材料を230〜270℃の状態で射出成形する、請求項22〜29のうちいずれか一に記載の方法。
  • 前記1本又は2本以上のタイヤは、熱可塑性エラストマーで構成されている、請求項20〜29のうちいずれか一に記載の方法。
  • 前記熱可塑性エラストマーは、改質ポリマーから成る、請求項31記載の方法。
  • 前記改質ポリマーは、ポリプロピレンとエチレンプロピレンジエンモノマーの混合物から成る、請求項32記載の方法。
  • 前記熱可塑性エラストマーは、Aスケールで測定したデュロメータ硬度が55〜95である、請求項31〜33のうちいずれか一に記載の方法。
  • 前記熱可塑性エラストマーは、Aスケールで測定したデュロメータ硬度が70〜79である、請求項34記載の方法。
  • 熱可塑性エラストマーは、Aスケールで測定したデュロメータ硬度が80〜95である、請求項35記載の方法。
  • ステップb)において、前記第2の材料を200〜230℃の温度状態で前記複合成形用金型内に導入する、請求項20〜36のうちいずれか一に記載の方法。
  • ステップb)において、前記第2の材料を210〜215℃の温度状態で前記複合成形用金型内に導入する、請求項37記載の方法。
  • 说明书全文

    本発明は、表面処理用ヘッド又は支持組立体を含む表面処理用電気器具、例えば真空掃除機のための支持組立体及び表面処理用電気器具のための支持組立体又は支持組立体の一部分を製造する方法に関する。

    表面処理用電気器具、例えば真空掃除機や電動床磨き機が周知である。 真空掃除機の大部分は、「直立」形か「筒」形かのいずれかであり、国によってはキャニスタ又はたる(バレル)形掃除機と呼ばれている。 ダイソン・リミテッド(Dyson Limited)社製の直立形真空掃除機の一例は、DC15という名称で市販されているものである(“DC15”は、ダイソン・リミテッド社の商標である)。 DC15は、真空掃除機の主要なコンポーネントを収容した本体を有し、かかるコンポーネントは、汚れ、ほこり及び他のくずをモータ駆動ファンにより吸い込まれた汚れ空気流から分離する分離装置を含む。 掃除機ヘッドが本体の下端部に取り付けられている。

    また、本体の下端部には、たる形ローラの形態をした支持組立体が設けられている。 ローラにより、掃除機を容易に操縦することができる。 使用にあたり、ユーザは、真空掃除機の本体を傾け、次に、掃除機の本体に固定された取っ手を押したり引いたりする。 真空掃除機は、ローラで床面に沿って転動し、ユーザが取っ手をその長手方向軸線回りにひねることにより真空掃除機をかじ取りすることができる。 この掃除機は、車輪を採用している従来型掃除機よりも操縦性が非常に高い。 掃除機の種々のコンポーネントは、省スペース手段としてローラ内に収納される。 ローラには複数本のタイヤが機械的に固定され、これらタイヤは、ローラを摩耗しにくくすると共にかじ取りを容易にするのに役立つ。

    この支持組立体に見られる場合のある問題は、タイヤがローラから切り離し状態になる場合があるということにある。

    本発明の第1の観点は、表面処理用電気器具の支持組立体であって、1本又は2本以上のタイヤを備えたローラを有し、1本又は2本以上のタイヤは、ローラに融着されていることを特徴とする支持組立体を提供する。

    本明細書で用いられる「融着され」という用語は、ローラと1本又は2本以上のタイヤが互いに機械的に連結されるのではなく互いに結合されることを意味するものと理解されたい。 これは、有利には、1本又は2本以上のタイヤが時間の経過につれてローラから分離するのを阻止するのを役立つ。 これは又、有利には、タイヤを構成するのに必要な材料の量を減少させることができ、しかも、支持組立体を製造する際に要する費用を減少させることができるので有利である。

    好ましい実施形態では、ローラと1本又は2本以上のタイヤは、少なくともこれらを部分的に溶融させてこれらを互いに凝固させることにより互いに融着される。
    ローラは、ポリマー、例えばポリプロピレンで構成されるのが良い。 特定の実施形態では、ポリプロピレンは、ガラス繊維入り耐衝撃性改良コポリマー、例えば20%ガラス繊維入り耐衝撃性改良コポリマーで構成されるのが良い。

    1本又は2本以上のタイヤは、熱可塑性エラストマー、例えば改質ポリマーで構成されるのが良い。 特定の例では、改質ポリマーは、ポリプロピレンとエチレンプロピレンジエンモノマーの混合物、例えばSantoprene(登録商標)という商標名で販売されている改質ポリマーから成るのが良い。

    熱可塑性エラストマーは、Aスケールで測定したデュロメータ硬度が55〜95であるのが良い。 より好ましくは、熱可塑性エラストマーは、Aスケールで測定したデュロメータ硬度が70〜79であるのが良い。 変形例として、熱可塑性エラストマーは、Aスケールで測定したデュロメータ硬度が80〜95、例えば90であっても良い。

    ローラは、好ましくは、実質的に連続した転動支持面を備える。 特定の実施形態では、1本又は2本以上のタイヤは、断面が長方形又は実質的に長方形である。 変形例として、1本又は2本以上のタイヤは、断面が正方形又は実質的に正方形であっても良い。 特定の実施形態では、外方に向いた1本又は2本以上のタイヤの表面は、湾曲しているのが良い。 ローラは、好ましくは、複数本のタイヤを有する。 タイヤは、互いに平行に又は実質的に平行に延びるのが良い。 好ましい実施形態では、タイヤは、等間隔を置いて設けられるのが良い。 1本又は2本以上のタイヤは、直径が3、5、7、10、又は12、から、14、16、18又は20mmであるのが良い。

    一実施形態では、支持組立体は、単一ユニットであるのが良い。 変形実施形態では、支持組立体は、任意適当な仕方で互いに固定される多数個の部品で形成されていても良い。

    本発明の第2の観点は、上述した支持組立体を有する表面処理用電気器具を提供する。 好ましい実施形態では、ローラは、電気器具のコンポーネントを収容した領域を画定する。 特に好ましい実施形態では、表面処理用電気器具は、真空掃除機であるのが良い。

    本発明の第3の観点は、表面処理用電気器具のための支持組立体又は支持組立体の一部分を製造する方法であって、a)第1の融点を有する第1の材料で作られたローラ又はローラの一部分を複合成形用金型内に配置するステップと、b)第2の材料を溶融状態で複合成形用金型内に導入することにより1本又は2本以上のタイヤをローラ又はローラの一部分上に複合成形するステップと、c)第2の材料を凝固させるステップと、d)支持組立体又は支持組立体の一部分を複合成形用金型から分離するステップとを有する方法であって、

    第2の材料を第1の融点よりも高い温度状態で複合成形用金型内に導入することを特徴とする方法を提供する。

    この本発明は、ステップa)の実施前に、ローラ又はローラの一部分を形成するステップx)を更に有するのが良い。 第1の材料をローラ又はローラの一部分の形状に射出成形することによりローラ又はローラの一部分を形成するのが良い。

    特定の実施形態では、ステップb)において、第2の材料を溶融状態でローラ又はローラの一部分と複合成形用金型との間に形成された1つ又は複数のチャネル内に導入することにより1本又は2本以上のタイヤをローラ又はローラの一部分上に複合成形するのが良い。

    好ましい実施形態では、ステップx)において、ローラ又はローラの一部分の外面に1本又は2本以上のチャネルを形成するのが良い。 代替的に又は追加的に、複合成形用金型は、1本又は2本以上のチャネルを有しても良い。

    第1の材料は、好ましくは、ポリマー、例えばポリプロピレンを含む。 ポリプロピレンは、ガラス繊維入り耐衝撃性改良コポリマー、例えば20%ガラス繊維入り耐衝撃性改良コポリマー、例えば、融点が約167℃又は167℃の20%ガラス繊維入り耐衝撃性改良コポリマーから成るのが良い。 好ましくは、ステップx)において、第1の材料を220℃、225℃、230℃、235℃、又は240、から245℃、250℃、255℃、260℃、265℃又は270℃の温度状態で射出成形する。 好ましい実施形態では、ステップx)において、第1の材料を230〜270℃の状態で射出成形する。

    第2の材料は、熱可塑性エラストマー、例えば改質ポリマーを含むのが良い。 好ましい実施形態では、改質ポリマーは、ポリプロピレンとエチレンプロピレンジエンモノマーの混合物、例えば、融点が約150℃又は150℃の市販の熱可塑性エラストマーSantoprene(登録商標)から成るのが良い。

    ステップb)においてAスケールで測定したデュロメータ硬度が55〜95又は70〜79の熱可塑性エラストマーを用いて1本又は2本以上のタイヤを形成する。 特に好ましい実施形態では、熱可塑性エラストマーは、デュロメータAスケール硬度が75又は90であるのが良い。

    好ましい実施形態では、ステップb)において、第2の材料を170℃、175℃、180℃、185℃、190℃、195℃、又は200℃、から、205℃、210℃、215℃、220℃、225℃又は230℃、好ましくは210〜215℃の温度状態で複合成形用金型内に導入する。 第2の材料は、第1の融点よりも高い温度状態で複合成形用金型内に導入されるので、第1の材料は、第2の材料に接触して溶け、それにより第1の材料と第2の材料は接触箇所において少なくとも僅かに混ざり合う。

    「表面処理用電気器具」という用語は、広い意味を有することが意図されており、表面を何らかの仕方で掃除し又は処理するよう表面上を走行するヘッドを備えた広範な機械を含む。 かかる表面処理用電気器具としては、とりわけ、吸引を表面に及ぼして物質を表面から吸引する機械、例えば真空掃除機(乾式、湿式及び湿/乾式)並びに物質を表面に付着させ又は塗る機械、例えば研磨/ワックス仕上げ機、圧力洗浄機、地面マーク付け機及び洗剤利用洗浄機が挙げられる。 表面処理用電気器具は又、芝刈り機及び他の切断機を含む。

    「ローラ」という用語の使用は、車輪及び一般的に転動面を含むことが意図されている。

    次に、添付の図面を参照して本発明を例示的に説明する。

    明細書全体を通じて同一の参照符号は同一の部分を示している。

    図1を参照すると、真空掃除機の形態をした表面処理用電気器具が示されており、この表面処理用電気器具は、全体が参照符号1で示されている。 真空掃除機1は、本体2、掃除機ヘッド4及び全体が符号5で示されていて、掃除機1を床面に沿って転動させる転動支持組立体を有している。 転動支持組立体5は、吸引空気流(この図では見えない)を生じさせるファン付きモータを収容している。 本体2は、汚れ、ほこり及び他のくずをファン付きモータにより掃除機1内に吸い込まれた汚れ空気流から分離する分離装置3を収容している。

    この実施形態では、分離装置3は、汚れ及びほこりを高速回転により空気流から分離するサイクロン式のものである。 サイクロン分離装置3は、互いに直列に配置された2つのサイクロン分離段を有している。 第1の段は、円筒壁付きチャンバ10であり、第2の段は、互いに並列に配置された1組のテーパした実質的に切頭円錐形のチャンバ11である。 空気流は、チャンバ10の上方部分内に接線方向に差し向けられる。 大きなくず及び粒子は、チャンバ10の下方部分内に除去されて集められる。 次に、空気流は、シュラウド12を通って1組の小さな切頭円錐形サイクロンチャンバ11に進む。 細かいほこりは、これらチャンバ11によって分離され、分離されたほこりは、共通収集領域(この図では見えない)内に集められる。

    掃除機1は、清浄になった空気流中の細かい粒子を捕捉するフィルタ(この図では見えない)を更に収容している。 これらフィルタは、分離装置3では空気流から取り除けなかったほこりの細かい粒子を除去する。 モータ前置フィルタと呼ばれる第1のフィルタが、ファン付きモータの前に配置されている。 モータ後置フィルタと呼ばれる第2のフィルタが、ファン付きモータの後ろに配置されている。 吸引ファンを駆動するモータが炭素ブラシを有する場合、モータ後置フィルタは、ブラシによって放出された炭素粒子を捕捉するのにも役立つ。 次に、清浄になった空気は、大気中に放出される。

    掃除機ヘッド4は、本体2の下端部に枢動可能に取り付けられており、この掃除機ヘッドは、使用中、床面を処理するのに役立つ。

    転動支持組立体5により、掃除機1を床面に沿って操縦することができる。 本体2が垂直位置にあるとき、掃除機1の余分の支持体を提供するために、スタンド(この図では見えない)を設けるのが良い。

    ユーザにより操作可能なワンド取っ手6が、本体2の後部から上方に延びている。 ワンド取っ手6を解除してホース・ワンド組立体として使用することができる。 本体2に設けられた切換弁(この図では見えない)が、ほこり分離装置3をホース・ワンド組立体に自動的に連結して掃除機1を床よりも上方の部分を掃除するための筒モードで使用することができるようになっている。 空気がワンドの端部を通って掃除機1内に吸い込まれ、このワンドは、適当な操作を行えるよう掃除機1から取り外すことができる。 掃除機ヘッド4の入口は、自動的に閉鎖される。

    掃除機1を従来の直立モードで用いようとする場合、ユーザは、本体2を傾ける。 切換弁は、ワンド取っ手6の遠位端部のところの空気入口を部分的に閉鎖し、ほこり分離装置3を掃除機ヘッド4の入口に連結する。

    掃除機ヘッド4は、本体2を広範な作動位置で操縦しているとき、例えば、端から端に動かしたとき又は本体2をその長手方向軸線8回りにひねったときであっても、掃除機ヘッド4が床面と接触状態のままであるような仕方で真空掃除機1の本体2に連結されている。 ヨーク13の形態をしたリンク装置が、本体2と掃除機ヘッド4との間の連結部を形成している。 ヨーク13は、2つの回転軸線14,15を備えるよう成形されたシェルを有する。 シェルの側部を横切って延びる第1の軸線14により、本体2は、これが直立モードで掃除可能に傾けたときにヨーク13に対して枢動することができる。 シェルの前部から垂下した第2の軸線15により、ヘッド4は、掃除機が床面に沿ってかじ取りされているとき、ヨーク13に対して回ることができる。 2つの軸線14,15は、互いに横方向に向いている。 この構成により、掃除機1を伝統的な真空掃除機よりも容易に操縦することができる。

    図2及び図4に示すような支持組立体は、細長く且つたる形のローラ17を有している。 この形状は、安定性と操作性の両方を提供するのに役立つ。 複数本のタイヤ9が、支持組立体5を形成するようローラ17の周囲に沿って融着されている。 タイヤ9は、支持組立体5を処理されるべき表面に沿って転動させているときに余分のグリップを提供する。 ローラ17とタイヤ9は、これらを溶融させて互いに凝固させることにより互いに融着される。 支持組立体5は、図2に示すように単一品であるのが良いが、変形例として、図4に示すように多数の部分18から成っていても良い。

    図2及び図4並びに図5の拡大図に示す実施形態では、タイヤ9は、断面が実質的に長方形であり、湾曲した縁部を有していることが理解できる。 変形例として、これらタイヤは、正方形又は卵形であっても良い。 図2及び図4に示す実施形態では、6本のタイヤ9が互いに平行に延びると共に互いに等間隔を置いて位置していることが理解できる。 タイヤ9の本数は、様々であって良いが、好ましくは、偶数である。

    特定の実施形態では、ローラ17は、融点が167℃の20%ガラス繊維入りポリプロピレンで作られ、タイヤ9は、融点が150℃のSantoprene(登録商標)で作られる。 Santoprene(登録商標)の2つの等級、即ち、75デュロA(Aスケールデュロメータ硬度が75)及び90デュロA(Aスケールデュロメータ硬度が90)が、特に好ましい。

    図3に示すローラ17は、好ましくは、射出成形により形成される。 230℃〜270℃の温度状態の20%ガラス繊維入りポリプロピレンを、ローラ17又はローラ17の一部分を形成する金型(図示せず)内に注入する。 すると、ポリプロピレンは、凝固し、次に形成されたローラ又はローラ17の形成された部分を金型から分離する。

    次に、ローラ17又はローラ17の一部分を複合成形用金型23(図6参照)内に配置する。 次に、溶融状態のSantoprene(登録商標)をローラ17又はローラ17の一部分と複合成形用金型23との間に形成された複数本のチャネル20内に導入することにより1本又は2本以上のタイヤ9をローラ17又はローラ17の一部分上に成形する。 好ましくは、Santoprene(登録商標)を200℃〜230℃、好ましくは210℃〜215℃の温度状態でチャネル20内に導入する。 この温度状態では、Santoprene(登録商標)が接触したポリプロピレンは、溶融し始めることになる。

    好ましい実施形態では、図3で理解できるように、ローラ17又はローラ17の一部分は、一体チャネル20を備えている。 これらチャネル20は、好ましくは、ローラ17又はローラ17の一部分を複合成形用金型23内に配置したときに曲がる可撓性先端部21を有し、先端部21は、複合成形用金型23に接触する。 これら可撓性先端部21は、複合成形用金型23に対してシールを形成し、その結果、溶融状態のSantoprene(登録商標)がチャネル20内に導入されると、これが漏れず、したがって、チャネル壁22によって画定される均一なタイヤ9を形成するようになっている。

    Santoprene(登録商標)を複合成形用金型23に追加した後、これを放冷させる。 いったん冷えると、形成された支持組立体5又は支持組立体5の部分18を複合成形用金型23から取り出すのが良い。

    支持組立体5の部分18を形成する場合、部分18を互いに接合してタイヤ9の複合成形後、完全な状態の支持組立体5を形成するのが良い。

    変形例として、ローラの部分を互いに接合して完全な状態のローラ17を形成し、その後にタイヤ9をこのローラ上に成形して支持組立体5となるようにしても良い。

    さらに、本発明を真空掃除機1用の支持組立体5に関して説明したが、本発明は、かかる掃除機1用のツールのための転動支持組立体5に利用できる。

    図示の実施形態は、ダクトが空気流を運ぶ真空掃除機1を示しているが、本発明は、他の流体、例えばや洗剤を運ぶ真空掃除機1並びに他の表面処理用電気器具に利用できることは理解されよう。

    本発明の支持組立体を有する真空掃除機の概略斜視図である。

    本発明の支持組立体の略図である。

    本発明のローラの一部分の概略斜視図である。

    支持組立体の概略分解組立て図である。

    本発明のタイヤ及びローラの概略拡大図である。

    本発明の複合成形用金型内に位置決めされたローラの一部分の概略拡大図である。

    符号の説明

    1 真空掃除機 2 本体 3 サイクロン分離装置 4 掃除機ヘッド 5 回転支持組立体 6 ワンド取っ手 9 タイヤ 12 シュラウド 17 ローラ 20 チャネル 21 先端部 22 チャネル壁 23 複合成形用金型

    QQ群二维码
    意见反馈