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Liquid discharge head and liquid discharge recording apparatus

阅读:914发布:2024-02-04

专利汇可以提供Liquid discharge head and liquid discharge recording apparatus专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To enhance the user's convenience of a liquid discharge recording apparatus by providing a sound input sensor for selectively detecting a sound as pressure vibration from the outside of a liquid discharge head and a circuit part for converting the detected pressure vibration to a sound signal on a substrate.
SOLUTION: A sensor driving circuit 47 for driving a sound input sensor 43, a drive signal control circuit 46 for monitoring the output from the sound input sensor 43 to control the energy applied to a heating element 2 corresponding to the monitored result and a memory 49' for storing the output value data detected by the sensor 43 or the code value ranked from the output value of the senosr 43 and the preliminarily measured liquid discharge amt. characteristics by the heating element 2 to output them to the drive signal control circuit 46 are provided to a top plate or element substrate 3. By providing the sound input sensor to a liquid discharge head, the formation of an image based on sound input or the formation of an image using sound input as a trigger signal can be started.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Liquid discharge head and liquid discharge recording apparatus专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 液体を吐出する複数の吐出口の各々と連通する複数の液流路を構成するために互いに接合された第1の基板および第2の基板内に、前記吐出口から液体を吐出する吐出エネルギーを発生させるために前記各液流路内に配された複数のエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子の駆動条件を制御するための、機能が異なる複数の素子あるいは電気回路とを備えた液体吐出ヘッドにおいて、 前記第1の基板又は前記第2の基板に選択的に、液体吐出ヘッド外部から音声を圧力振動として検出する音声入力センサと、該音声入力センサで検出した圧力振動を音声信号に変換する回路部とが備えられたことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  • 【請求項2】 液体を吐出する複数の吐出口の各々と連通する複数の液流路を構成するために互いに接合された第1の基板および第2の基板内に、前記吐出口から液体を吐出する吐出エネルギーを発生させるために前記各液流路内に配された複数のエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子の駆動条件を制御するための、機能が異なる複数の素子あるいは電気回路とを備えた液体吐出ヘッドにおいて、 前記第1の基板又は前記第2の基板に選択的に、液体吐出ヘッドによる液体吐出時の音響を検出するための音響センサと、該音響センサで検出した音響波を予め記憶してある音響波と比較する回路部とが備えられたことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  • 【請求項3】 請求項1に記載の液体吐出ヘッドを用いた液体吐出記録装置において、前記回路部の音声信号に基づいて画像を形成し記録することを特徴とする液体吐出記録装置。
  • 【請求項4】 請求項2に記載の液体吐出ヘッドを用いた液体吐出記録装置において、前記回路部の比較結果に基づいて前記液体吐出ヘッドのエネルギー発生素子の駆動条件を変更したり、前記液体吐出ヘッドの吐出回復処理を行ったり、前記液体吐出ヘッドの交換を使用者に報知することを特徴とする液体吐出記録装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、液体吐出ヘッドおよび該ヘッドを備えた記録装置の制御に関する。

    【0002】

    【従来の技術】液体吐出記録装置、特にインクジェット式記録装置は、現代のビジネスオフィスやその他の事務処理部門において広汎に使用されている。

    【0003】このような記録装置に備わるヘッド(インクジェット記録ヘッドと言う)は、インク等の記録液を吐出する複数の微細な穴(オリフィス)、各オリフィスにそれぞれ連通する複数の液流路および各液流路内に位置付けられた吐出エネルギー発生素子を備えている。 この吐出エネルギー発生素子に記録情報に対応した駆動信号を印加し、吐出エネルギー発生素子の位置する液流路内の記録液に吐出エネルギーを付与することによって、
    記録液をオリフィスから飛翔液滴として吐出させて記録を行なうように構成されている。

    【0004】この種のインクジェット記録ヘッドは例えば図10に示すように、高精度にオリフィスが形成されたオリフィスプレート100と、そのオリフィスにそれぞれ連通する複数の液流路溝を持つ天板101と、表面に複数の吐出エネルギー発生素子102が形成されたS
    基板からなる素子基板103とから構成される。 オリフィスプレート100のオリフィス104、天板101
    の液流路溝、素子基板103上の吐出エネルギー発生素子102がそれぞれ対応するように位置決めし、ばね等の付勢手段あるいは接着剤により接合され、素子基板1
    03の電気配線の端部に位置し、本体装置から駆動信号などの電気信号を受けるパッドを有する配線基板(不図示)と共に、ベースプレート105上に固定される。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】このようなインクジェット記録装置は、使い勝手が良い、保守点検が比較的容易、或いはメンテナンスフリーである等のユーザ要求に答えられるように開発、研究が図られている。

    【0006】本発明者らは鋭意研究の結果、上述の要求に答えられる記録装置を提供するために外部からの音声信号を検出して記録ヘッドを駆動するヘッド構成を新規に見い出した。 また、ヘッドによる記録液吐出時の音響を検知することで記録ヘッドの不具合を判断することができる新規な構成をも見い出した。

    【0007】そこで本発明の第1の目的は、装置の利便性を向上することができる記録ヘッドおよび記録装置を提供することにある。

    【0008】また本発明の第2の目的、ヘッドの不具合を容易に検知することができる液体吐出ヘッドおよび液体吐出記録装置を提供することにある。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、液体を吐出する複数の吐出口の各々と連通する複数の液流路を構成するために互いに接合された第1の基板および第2の基板内に、前記吐出口から液体を吐出する吐出エネルギーを発生させるために前記各液流路内に配された複数のエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子の駆動条件を制御するための、機能が異なる複数の素子あるいは電気回路とを備えた液体吐出ヘッドにおいて、前記第1の基板又は前記第2の基板に選択的に、液体吐出ヘッド外部から音声を圧振動として検出する音声入力センサと、該音声入力センサで検出した圧力振動を音声信号に変換する回路部とが備えられたことを特徴とする。

    【0010】このような液体吐出ヘッドを用いた液体吐出記録装置は、前記電気制御部の音声信号に基づいて画像を形成し記録することを特徴とする。

    【0011】また本発明は、液体を吐出する複数の吐出口の各々と連通する複数の液流路を構成するために互いに接合された第1の基板および第2の基板内に、前記吐出口から液体を吐出する吐出エネルギーを発生させるために前記各液流路内に配された複数のエネルギー発生素子と、該エネルギー発生素子の駆動条件を制御するための、機能が異なる複数の素子あるいは電気回路とを備えた液体吐出ヘッドにおいて、前記第1の基板又は前記第2の基板に選択的に、液体吐出ヘッドによる液体吐出時の音響を検出するための音響センサと、該音響センサで検出した音響波を予め記憶してある音響波と比較する回路部とが備えられたことを特徴とする。

    【0012】この液体吐出ヘッドを用いた液体吐出記録装置は、前記電気制御部の比較結果に基づいて前記液体吐出ヘッドのエネルギー発生素子の駆動条件を変更したり、前記液体吐出ヘッドの吐出回復処理を行ったり、前記液体吐出ヘッドの交換を使用者に報知することを特徴とする。

    【0013】上記のような発明では、液体吐出ヘッドに音声センサを設けたことにより、音声入力に基づいた画像形成もしくは、音声入力をトリガ信号とした画像形成の開始を行うことが可能である。 また、液体吐出ヘッドに液体吐出時の音響波を検出するセンサを設けたことにより、正常なヘッドにおける音響波と比較してヘッドの不具合およびノズル不良を判断することが可能になる。

    【0014】なお、本発明の説明で用いる「上流」「下流」とは、液体の供給源から気泡発生領域(または可動部材)を経て、吐出口へ向かう液体の流れ方向に関して、またはこの構成上の方向に関しての表現として用いられる。

    【0015】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

    【0016】図1は、本発明の一実施形態である液体吐出ヘッドの液流路方向に沿った断面図である。

    【0017】図1に示すように、この液体吐出ヘッドは、液体に気泡を発生させるための熱エネルギーを与える複数個(図1では1つのみ示す)の発熱体2が並列に設けられた素子基板1と、この素子基板1上に接合された天板3と、素子基板1および天板3の前端面に接合されたオリフィスプレート4と、素子基板1と天板3とで構成される液流路7内に設置された可動部材6と、外部からの音声を検知する音声センサ(不図示)および液体吐出時の音響を検知する音響センサ(不図示)の両方又はいずれか一方とを有する。

    【0018】素子基板1は、シリコン等の基板上に絶縁および蓄熱を目的としたシリコン酸化膜または窒化シリコン膜を成膜し、その上に、発熱体2を構成する電気抵抗層および配線をパターニングしたものである。 この配線から電気抵抗層に電圧を印加し、電気抵抗層に電流を流すことで発熱体2が発熱する。

    【0019】天板3は、各発熱体2に対応した複数の液流路7および各液流路7に液体を供給するための共通液室8を構成するためのもので、天井部分から各発熱体2
    の間に延びる流路側壁9が一体的に設けられている。 天板3はシリコン系の材料で構成され、液流路7および共通液室9のパターンをエッチングで形成したり、シリコン基板上にCVD等の公知の成膜方法により窒化シリコン、酸化シリコンなど、流路側壁9となる材料を堆積した後、液流路7の部分をエッチングして形成することができる。

    【0020】オリフィスプレート4には、各液流路7に対応しそれぞれ液流路7を介して共通液室8に連通する複数の吐出口5が形成されている。 オリフィスプレート4もシリコン系の材料からなるものであり、例えば、吐出口5を形成したシリコン基板を10〜150μm程度の厚さに削ることにより形成される。 なお、オリフィスプレート4は本発明には必ずしも必要な構成ではなく、
    オリフィスプレート4を設ける代わりに、天板3に液流路7を形成する際に天板3の先端面にオリフィスプレート4の厚さ相当の壁を残し、この部分に吐出口5を形成することで、吐出口付きの天板とすることもできる。

    【0021】可動部材6は、液流路7を吐出口5に連通した第1の液流路7aと、発熱体2を有する第2の液流路7bとに分けるように、発熱体2に対面して配置された片持梁状の薄膜であり、窒化シリコンや酸化シリコンなどのシリコン系の材料で形成される。

    【0022】この可動部材6は、液体の吐出動作によって共通液室8から可動部材6を経て吐出口5側へ流れる大きな流れの上流側に支点6aを持ち、この支点6aに対して下流側に自由端6bを持つように、発熱体2に面した位置に発熱体2を覆うような状態で発熱体2から所定の距離を隔てて配されている。 この発熱体2と可動部材6との間が気泡発生領域10となる。

    【0023】上記構成に基づき、発熱体2を発熱させると、可動部材6と発熱体2との間の気泡発生領域10の液体に熱が作用し、これにより発熱体2上に膜沸騰現象に基づく気泡が発生し、成長する。 この気泡の成長に伴う圧力は可動部材6に優先的に作用し、可動部材6は図1に破線で示されるように、支点6aを中心に吐出口5
    側に大きく開くように変位する。 可動部材6の変位もしくは変位した状態によって、気泡の発生に基づく圧力の伝搬や気泡自身の成長が吐出口5側に導かれ、吐出口5
    から液体が吐出する。

    【0024】つまり、気泡発生領域10上に、液流路7
    内の液体の流れの上流側(共通液室8側)に支点6aを持ち下流側(吐出口5側)に自由端6bを持つ可動部材6を設けることによって、気泡の圧力伝搬方向が下流側へ導かれ、気泡の圧力が直接的に効率よく吐出に寄与することになる。 そして、気泡の成長方向自体も圧力伝搬方向と同様に下流方向に導かれ、上流より下流で大きく成長する。 このように、気泡の成長方向自体を可動部材によって制御し、気泡の圧力伝搬方向を制御することで、吐出効率や吐出力または吐出速度等の根本的な吐出特性を向上させることができる。

    【0025】一方、気泡が消泡工程に入ると、可動部材6の弾性力との相乗効果で気泡は急速に消泡し、可動部材6も最終的には図1に実線で示した初期位置に復帰する。 このとき、気泡発生領域10での気泡の収縮体積を補うため、また、吐出された液体の体積分を補うために、上流側すなわち共通液室8側から液体が流れ込み、
    液流路7への液体の充填(リフィル)が行われるが、この液体のリフィルは、可動部材6の復帰作用に伴って効率よく合理的かつ安定して行われる。

    【0026】また、本実施形態の液体吐出ヘッドは、発熱体2を駆動したりその駆動を制御するための回路や素子を有する。 これら回路や素子は、その機能に応じて素子基板1または天板3に分担して配置されている。 また、これら回路や素子は、素子基板1および天板3がシリコン材料で構成されていることから、半導体ウェハプロセス技術を用いて容易かつ微細に形成することができる。

    【0027】以下に、半導体ウェハプロセス技術を用いて形成された素子基板1の構造について説明する。

    【0028】図2は、図1に示す液体吐出ヘッドに用いられる素子基板の断面図である。 図2に示すように、本実施形態の液体吐出ヘッドに用いられる素子基板1では、シリコン基板301の表面に、蓄熱層としての熱酸化膜302および、蓄熱層を兼ねる層間膜303がこの順番で積層されている。 層間膜303としては、SiO
    2膜またはSi 34膜が用いられている。 層間膜303
    の表面に部分的に抵抗層304が形成され、抵抗層30
    4の表面に部分的に配線305が形成されている。 配線305としては、Alまたは、Al−Si,Al−Cu
    などのAl合金配線が用いられている。 この配線30
    5、抵抗層304および層間膜303の表面に、SiO
    2膜またはSi 34膜から成る保護膜306が形成されている。 保護膜306の表面の、抵抗層304に対応する部分およびその周囲には、抵抗層304の発熱に伴う化学的および物理的な衝撃から保護膜306を守るための耐キャビテーション膜307が形成されている。 抵抗層304表面の、配線305が形成されていない領域は、抵抗層304の熱が作用する部分となる熱作用部3
    08である。

    【0029】この素子基板1上の膜は半導体の製造技術によりシリコン基板301の表面に順に形成され、シリコン基板301に熱作用部308が備えられている。

    【0030】図3は、図2に示す素子基板1の主要素子を縦断するように素子基板1を切断した模式的断面図である。

    【0031】図3に示すように、P導電体であるシリコン基板301の表層にはN型ウェル領域422およびP
    型ウェル領域423が部分的に備えられている。 そして、一般的なMosプロセスを用いてイオンプラテーションなどの不純物導入および拡散によって、N型ウェル領域422にP−Mos420が、P型ウェル領域42
    3にN−Mos421が備えられている。 P−Mos4
    20は、N型ウェル領域422の表層に部分的にN型あるいはP型の不純物を導入してなるソース領域425およびドレイン領域426や、N型ウェル領域422の、
    ソース領域425およびドレイン領域426を除く部分の表面に厚さ数百Åのゲート絶縁膜428を介して堆積されたゲート配線435などから構成されている。 また、N−Mos421は、P型ウェル領域423の表層に部分的にN型あるいはP型の不純物を導入してなるソース領域425およびドレイン領域426や、P型ウェル領域423の、ソース領域425およびドレイン領域426を除く部分の表面に厚さ数百Åのゲート絶縁膜4
    28を介して堆積されたゲート配線435などから構成されている。 ゲート配線435は、CVD法により堆積した厚さ4000Å〜5000Åのポリシリコンから成るものである。 これらのP−Mos420およびN−M
    os421からC−Mosロジックが構成されている。

    【0032】P型ウェル領域423の、N−Mos42
    1と異なる部分には、電気熱変換素子駆動用のN−Mo
    sトランジスタ430が備えられている。 N−Mosトランジスタ430も、不純物導入および拡散などの工程によりP型ウェル領域423の表層に部分的に備えられたソース領域432およびドレイン領域431や、P型ウェル領域423の、ソース領域432およびドレイン領域431を除く部分の表面にゲート絶縁膜428を介して堆積されたゲート配線433などから構成されている。

    【0033】本実施形態では、電気熱変換素子駆動用のトランジスタとしてN−Mosトランジスタ430を用いたが、複数の電気熱変換素子を個別に駆動できる能力を持ち、かつ、上述したような微細な構造を得ることができるトランジスタであれば、このトランジスタに限られない。

    【0034】P−Mos420とN−Mos421との間や、N−Mos421とN−Mosトランジスタ43
    0との間などの各素子間には、5000Å〜10000
    Åの厚さのフィールド酸化により酸化膜分離領域424
    が形成されており、その酸化膜分離領域424によって各素子が分離されている。 酸化膜分離領域424の、熱作用部308に対応する部分は、シリコン基板301の表面側から見て一層目の蓄熱層434としての役割を果たす。

    【0035】P−Mos420、N−Mos421およびN−Mosトランジスタ430の各素子の表面には、
    厚さ約7000ÅのPSG膜またはBPSG膜などから成る層間絶縁膜436がCVD法により形成されている。 熱処理により層間絶縁膜436を平坦化した後に、
    層間絶縁膜436およびゲート絶縁膜428を貫通するコンタクトホールを介して第1の配線層となるAl電極437により配線が行われている。 層間絶縁膜436およびAl電極437の表面には、厚さ10000Å〜1
    5000ÅのSiO 2膜から成る層間絶縁膜438がプラズマCVD法により形成されている。 層間絶縁膜43
    8の表面の、熱作用部308およびN−Mosトランジスタ430に対応する部分には、厚さ約1000ÅのT
    aN 0.8,he x膜から成る抵抗層304がDCスパッタ法により形成されている。 抵抗層304は、層間絶縁膜4
    38に形成されたスルーホールを介してドレイン領域4
    31の近傍のAl電極437と電気的に接続されている。 抵抗層304の表面には、各電気熱変換素子への配線となる第2の配線層としての、Alの配線305が形成されている。

    【0036】配線305、抵抗層304および層間絶縁膜438の表面の保護膜306は、プラズマCVD法により形成された厚さ10000ÅのSi 34膜から成るものである。 保護膜306の表面に形成された耐キャビテーション膜307は、厚さ約2500ÅのTaなどの膜から成るものである。

    【0037】次に、図1のように素子基板1に可動部材6及び流路側壁9を設けた場合の、可動部材及び流路側壁の形成工程の一例について、図4及び図5を参照して説明する。 なお、図4及び図5は、図3に示した、可動部材及び流路側壁が形成される素子基板の液流路方向と直交する方向に沿った断面を示している。

    【0038】まず、図4(a)では、素子基板1の発熱体2側の面全体に、発熱体2との電気的な接続を行うための接続用パッド部分を保護するための第1の保護層として、不図示のTiW膜をスパッタリング法によって厚さ約5000Å形成する。 この素子基板1の発熱体2側の面に、間隙形成部材71を形成するためのAl膜をスパッタリング法によって厚さ約4μm形成する。 形成されたAl膜を、周知のフォトリソグラフィプロセスを用いてパターニングし、図1に示した発熱体2と可動部材6との間の気泡発生領域10に対応する位置に、素子基板1と可動部材6との間の間隙を形成するための、Al
    膜からなる間隙形成部材71を複数形成する。 それぞれの間隙形成部材71は、後述する図5(b)の工程において、可動部材6を形成するための材料膜であるSiN
    膜72がエッチングされる領域まで延在されている。

    【0039】間隙形成部材71は、後述するようにドライエッチングにより液流路7および可動部材6を形成する際のエッチングストップ層として機能する。 これは、
    素子基板1におけるパッド保護層としてのTiW層や、
    耐キャビテーション膜としてのTa膜、および抵抗体上の保護層としてのSiN膜が、液流路7を形成するために使用するエッチングガスによりエッチングされてしまうからであり、これらの層や膜のエッチングが間隙形成部材71により防止される。 そのため、ドライエッチングにより液流路7を形成する際に素子基板1の発熱体2
    側の面や、素子基板1上のTiW層が露出しないように、それぞれの間隙形成部材71における液流路7の流路方向と直行する方向の幅は、後述する図5(b)の工程で形成される液流路7の幅よりも広くなっている。

    【0040】さらに、ドライエッチング時には、CF 4
    ガスの分解によりイオン種およびラジカルが発生し、素子基板1の発熱体2や機能素子にダメージを与えることがあるが、Alからなる間隙形成部材71は、これらイオン種やラジカルを受け止めて素子基板1の発熱体2や機能素子を保護するものとなっている。

    【0041】次に、図4(b)では、間隙形成部材71
    の表面、および素子基板1の間隙形成部材71側の面上に、プラズマCVD法を用いて、可動部材6を形成するための材料膜である厚さ約4.5μmのSiN膜72
    を、間隙形成部材71を被覆するように形成する。

    【0042】次に、図4(c)では、SiN膜72の表面に、スパッタリング法によりAl膜を厚さ約6100
    Å形成した後、形成されたAl膜を、周知のフォトリソグラフィプロセスを用いてパターニングし、SiN膜7
    2表面の、可動部材6に対応する部分、すなわちSiN
    膜72表面の可動部材形成領域に第2の保護層としてのAl膜73を残す。 Al膜73は、ドライエッチングにより液流路7を形成する際の保護層(エッチングストップ層)となる。

    【0043】次に、図5(a)では、SiN膜72およびAl膜73の表面に、流路側壁9を形成するためのS
    iN膜74を、マイクロ波CVD法を用いて厚さ約50
    μm形成する。 ここで、マイクロ波CVD法によるSi
    N膜74の成膜に使用するガスとしては、モノシラン(SiH 4 )、窒素(N 2 )およびアルゴン(Ar)を用いた。 そのガスの組み合わせとしては、上記以外にも、
    ジシラン(Si 26 )やアンモニア(NH 3 )などとの組み合わせや、混合ガスを用いてもよい。 また、周波数が2.45[GHz]のマイクロ波のパワーを1.5[k
    W]とし、ガス流量としてはモノシランを100[scc
    m]、窒素を100[sccm]、アルゴンを40[sccm]
    でそれぞれのガスを供給して、圧力が5[mTorr]の高真空下でSiN膜74を形成した。 また、ガスのそれ以外の成分比でのマイクロ波プラズマCVD法や、RF電源を使用したCVD法などでSiN膜74を形成してもよい。 そして、SiN膜74の表面全体にAl膜を形成した後に、形成されたAl膜を、フォトリソグラフィなどの周知の方法を用いてパターニングして、SiN膜7
    4の表面の、液流路7に対応する部分を除く部分にAl
    膜75を形成する。 前述したように、それぞれの間隙形成部材71における液流路7の流路方向と直行する方向の幅は、次の図5(b)の工程で形成される液流路7の幅よりも広くなっているので、Al膜75の側部が間隙形成部材71の側部の上方に配置されている。

    【0044】次に、図5(b)では、誘電結合プラズマを使ったエッチング装置を用いてSiN膜74およびS
    iN膜72をパターニングして流路側壁9および可動部材6を同時に形成する。 そのエッチング装置では、CF
    4とO 2の混合ガスを用いて、Al膜73,25および間隙形成部材71をエッチングストップ層すなわちマスクとして、SiN膜74がトレンチ構造となるようにSi
    N膜74およびSiN膜72のエッチングを行う。 このSiN膜72をパターニングする工程では、図1に示したように可動部材6の支持固定部が素子基板1に直接固定されるようにSiN膜72の不要な部分を除去する。
    可動部材6の支持固定部と素子基板1との密着部の構成材料には、パッド保護層の構成材料であるTiW、および素子基板1の耐キャビテーション膜の構成材料であるTaが含まれる。

    【0045】その後、他方の素子基板3である天板側には、電気的な接続用パッドが形成された表面上に、金バンプ等を形成し、凸電極部を形成する。

    【0046】そして、図示しないが、天板側の凸電極と、素子基板1側の凹電極間で、金属の共晶を利用した接合を行った。 この際、両側の金属種は、同種金属を採用した方が接合時の温度・圧力を低減でき、かつ、接合強度を高めることができる。

    【0047】次に、エキシマレーザを用いて、フェイス全面に設置したコンタクトマスクを介して、オリフィス5を形成した。

    【0048】最後に、図5(c)では、酢酸、りん酸および硝酸の混酸を用いてAl膜73および75を加温エッチングすることで、Al膜73および75や、Al膜からなる間隙形成部材71を溶出して除去し、素子基板1上に可動部材6および流路側壁9を作り込む。 その後、過酸化素を用いて、素子基板1に形成したパッド保護層としてのTiW膜の、気泡発生領域10およびパッドに対応する部分を除去する。 素子基板1と流路側壁9との密着部にも、パッド保護層の構成材料であるTi
    W、および素子基板1の耐キャビテーション膜の構成材料であるTaが含まれている。 以上のようにして、図1
    に示した液体吐出ヘッドを作製した。

    【0049】図6は、音声入力センサで検出した音声信号を演算して、発熱体への印加エネルギーを制御する素子基板1および素子基板3の回路構成の一例を示している。

    【0050】図6(a)では、素子基板1には、一列に配列された発熱体2と、ドライバとして機能するパワートランジスタ41と、パワートランジスタ41の駆動を制御するためのAND回路39と、パワートランジスタ41の駆動タイミングを制御するための駆動タイミング制御ロジック回路38と、シフトレジスタおよびラッチ回路で構成される画像データ転送回路42とが形成されている。

    【0051】駆動タイミング制御ロジック回路38は、
    装置の電源容量を少なくする目的で、全ての発熱体2を同時に通電するのではなく発熱体2を分割駆動して時間をずらして通電するためのものであり、この駆動タイミング制御ロジック回路38を駆動するイネーブル信号は、外部コンタクトパッドであるイネーブル信号入力端子45k〜45nから入力される。

    【0052】また、素子基板31に設けられる外部コンタクトパッドとしては、イネーブル信号入力端子45k
    〜45nの他に、発熱体2の駆動電源の入力端子45
    a、パワートランジスタ41の接地端子45b、発熱体2を駆動するエネルギーを制御するために必要な信号用の入力端子45c〜45e、ロジック回路の駆動電源端子45f、接地端子45g、画像データ転送回路42のシフトレジスタに入力されるシリアルデータの入力端子45iおよびこれに同期するシリアルクロック信号の入力端子45h、ラッチ回路に入力されるラッチクロック信号の入力端子45jがある。

    【0053】一方、図6(b)に示すように、天板である素子基板3には、音声入力センサ43を駆動するためのセンサ駆動回路47と、音声入力センサ43からの出力をモニタしその結果に応じて発熱体2への印加エネルギーを制御するための駆動信号制御回路46と、センサ43で検出された出力値データあるいは出力値からランク分けされたコード値、および予め測定されている各発熱体2による液体吐出量特性(一定温度で、所定のパルス印加における液体吐出量)をヘッド情報として記憶し駆動信号制御回路46に出力するメモリ49とが形成されている。

    【0054】また、接続用コンタクトパッドとして、素子基板31および天板32には、センサ43とセンサ駆動回路47とを接続する端子44g,44h,48g,
    48h、外部から上記発熱体2を駆動するエネルギーを制御するために必要な信号用の入力端子45c〜45e
    と駆動信号制御回路46とを接続する端子44b〜44
    d,48b〜48d、駆動信号制御回路46の出力をA
    ND回路39の一方の入力端子に入力させるための端子48a等が設けられている。

    【0055】なお、図6に示した例では、音声入力センサ43を素子基板1に設けているが、これに代えて図6
    (b)のセンサ200のように素子基板3に設けてあってもよい。 いずれにしても音声入力センサの位置は入力される音声を圧力振動に変換するのに有効であって、各素子を接続する配線が効率よく形成できる場所であれば特に限定されない。

    【0056】以上の構成において、まず、前記音声入力センサの断面を概略的に示したのが、図7である。 このセンサは、シリコンベースのダイヤフラム202を用い、その一部に拡散法によってピエゾ抵抗(シリコンひずみゲージ)200を作り込み、そのセンサ周辺に演算増幅部(例えばPNPトランジスタ201)を構成する電気回路を集積化したものである。 回路機能としては、
    出力の増幅度調整、温度特性(零点、感度)の補償、零点の調整などの機能が備えられており、それらの調整をとるために不図示の薄膜抵抗を個々にレーザトリミングする機能を付加してもよい。

    【0057】図8は、素子基板3内にシリコンひずみゲージ200を使った音声入力センサの概略構成図である。 ここで、採用したシリコンひずみゲージは、人間が発声する際に、喉骨が振動する骨振動を検出する目的に用いられる。 通常の音声認識は、マイクロホンで検知した音声の入力、周波数領域への変換、長さや調子を標準化してから認識を行う。 しかし、この音声入力センサでは、シリコンの高いピエゾ抵抗効果を利用し、高感度(通常、シリコンのゲージファクタは、約200程度)
    に圧力波振動を検知することができる。 この音声入力センサから検出された圧力振動波による歪みを電気信号に変換し、形成した音声入力信号を画像データに演算し、
    素子基板1内に設置した画像データ転送回路42(図6
    (a)参照)に入力することも可能である。 また、前記音声入力信号をトリガー信号に見立てて、後述の液体吐出記録装置の記録開始信号としてもよい。

    【0058】以上では素子基板1又は3に設けたセンサによってヘッド外部からの入力音を検知することで、この入力音に基づいて画像を形成したり、あるいは画像の記録を開始したりする構成を示した。

    【0059】本発明は、このような構成に限らず、記録液吐出時の音響波をセンサで捕らえて、ヘッドまたはノズル毎の善し悪しを判断してもよい。 つまり、ヘッドに音響センサを配置し、ヘッドのメカ的な不具合、ノズルの不揃いによる画像ムラ、ヒータの状態、経時変化、印字中の不吐出などの様々な状態を音響検知することで、
    正常な状態にフィードバック制御する。

    【0060】この場合の制御方法の一例を図6の回路図を用いて説明する。 本例の場合もセンサは素子基板1又は3の何れにあっても良く、センサ構成は図7と同じである。 このような構成において、良品ヘッドをノズル毎に順次に液体吐出駆動し、この連続した良好状態の音響波形をメモリ49に記憶しておく。 その後の出荷検査時や印字の際の予備吐出時にノズル毎に順次に駆動して音響波を検出し、この検出波と記憶しておいた音響波とを比較する。 これにより、ノズル毎の吐出状況を判断し、
    吐出滴量の補正やノズルの吸引回復処理などの制御を行える情報を駆動信号制御回路46や後述するインク吸引手段の制御部に送出する。

    【0061】例えば、前記の検出波が、良好状態の音響波形に対して全ノズルで出力低下している場合は、共通液室に泡だまりが発生していると判断してヘッドの吸引回復操作を行う。 また、前記の検出波の出力において全体または一部がゼロである場合は全ノズルまたは一部ノズルが不吐出状態であるので、この場合もヘッドの吸引回復操作を行う。 また、前記の検出波において出力低下が1ノズルの場合は、そのノズルについて吐出量特性を補正する。 また、前記の検出波が高周波成分の異常を含む場合は素子基板1及び3の接合が不具合であるので、
    出荷検査時にはヘッドを排除したり、ユーザ側での記録時にはヘッド交換をユーザに報知する。 (その他の実施の形態)図9は、上述したインクジェット記録ヘッドを装着して適用することのできる液体吐出記録装置の一例であるインクジェット記録装置を示す斜視図である。 図9に示されるインクジェット記録装置6
    00に搭載されたヘッドカートリッジ601は、上述したセンサを有する液体吐出ヘッドと、その液体吐出ヘッドに供給される液体を保持する液体容器とを有するものである。 ヘッドカートリッジ601は、図9に示すように、駆動モータ602の正逆回転に連動して駆動力伝達ギヤ603および604を介して回転するリードスクリュー605の螺旋溝606に対して係合するキャリッジ607上に搭載されている。 駆動モータ602の動力によってヘッドカートリッジ601がキャリッジ607ともとにガイド608に沿って矢印aおよびbの方向に往復移動される。 インクジェット記録装置600には、ヘッドカートリッジ601から吐出されたインクなどの液体を受ける被記録媒体としてのプリント用紙Pを搬送する被記録媒体搬送手段(不図示)が備えられている。 その被記録媒体搬送手段によってプラテン609上を搬送されるプリント用紙Pの紙押さえ板610は、キャリッジ607の移動方向にわたってプリント用紙Pをプラテン609に対して押圧する。

    【0062】リードスクリュー605の一端の近傍には、フォトカプラ611および612が配設されている。 フォトカプラ611および612は、キャリッジ6
    07のレバー607aの、フォトカプラ611および6
    12の領域での存在を確認して駆動モータ602の回転方向の切り換えなどを行うためのホームポジション検知手段である。 プラテン609の一端の近傍には、ヘッドカートリッジ601の吐出口のある前面を覆うキャップ部材614を支持する支持部材613が備えられている。 また、ヘッドカートリッジ601から空吐出などされてキャップ部材614の内部に溜まったインクを吸引するインク吸引手段615が備えられている。 このインク吸引手段615によりキャップ部材614の開口部を介してヘッドカートリッジ601の吸引回復が行われる。

    【0063】インクジェット記録装置600には本体支持体619が備えられている。 この本体支持体619には移動部材618が、前後方向、すなわちキャリッジ6
    07の移動方向に対して直な方向に移動可能に支持されている。 移動部材618には、クリーニングブレード617が取り付けられている。 クリーニングブレード6
    17はこの形態に限らず、他の形態の公知のクリーニングブレードであってもよい。 さらに、インク吸引手段6
    15による吸引回復操作にあたって吸引を開始するためのレバー620が備えられており、レバー620は、キャリッジ607と係合するカム621の移動に伴って移動し、駆動モータ602からの駆動力がクラッチ切り換えなどの公知の伝達手段で移動制御される。 ヘッドカートリッジ601に設けられた発熱体に信号を付与したり、前述した各機構の駆動制御を司ったりするインクジェット記録制御部は記録装置本体側に設けられており、
    図9では示されていない。

    【0064】上述した構成を有するインクジェット記録装置600では、前記の被記録媒体搬送手段によりプラテン609上を搬送されるプリント用紙Pに対して、ヘッドカートリッジ601がプリント用紙Pの全幅にわたって往復移動しながら記録を行う。

    【0065】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明は、液体吐出ヘッドに音声センサを設けたことにより、音声入力に基づいた画像形成もしくは、音声入力をトリガ信号とした画像形成の開始を行うことが可能である。 また、液体吐出ヘッドに液体吐出時の音響波を検出するセンサを設けたことにより、正常なヘッドにおける音響波と比較してヘッドの不具合およびノズル不良を判断することができる。

    【0066】また、上記のセンサおよび制御回路が一つの基板に集中していないので、基板の歩留りが向上し、
    結果的にヘッドの製造コストを下げることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施形態である液体吐出ヘッド構造を説明するための、液流路方向に沿った断面図である。

    【図2】図1に示した液体吐出ヘッドに用いられる素子基板の断面図である。

    【図3】図2に示した素子基板の主要素子を縦断するように素子基板を切断した模式的断面図である。

    【図4】図3に示した素子基板上に可動部材及び流路側壁を形成する方法を説明するための図である。

    【図5】図3に示した素子基板上に可動部材及び流路側壁を形成する方法を説明するための図である。

    【図6】図1に示した液体吐出ヘッドの回路構成を説明するための図であり、同図(a)は素子基板の平面図、
    同図(b)は天板の平面図である。

    【図7】本発明の液体吐出ヘッドに備わるセンサの構成例を示す断面図である。

    【図8】図7に示したシリコン歪みゲージを使った音声入力センサを素子基板内に形成したときの概略構成図である。

    【図9】本発明の液体吐出ヘッドを備えた液体吐出記録装置の一例を示す概略斜視図である。

    【図10】従来のインクジェット記録ヘッドを一部切り欠いて見た斜視図である。

    【符号の説明】

    1 素子基板 2 発熱体 3 天板 4 オリフィスプレート 5 吐出口 6 可動部材 6a 支点 6b 自由端 7 液流路 8 共通液室 9 流路側壁 10 気泡発生領域 71 間隙形成部材 72、74 SiN膜 73、75 Al膜 200 ピエゾ抵抗(ひずみゲージ抵抗) 201 電気回路部(PNPトランジスタ) 202 ダイヤフラム 301 シリコン基板 302 熱酸化膜 303 層間膜 304 抵抗層 305 配線 306 保護層 307 耐キャビテーション膜 308 熱作用部

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今仲 良行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 石永 博之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF93 AG12 AG76 AL02 AL40 AP02 AP14 AP82 BA03 BA13

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